JPH1155853A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH1155853A
JPH1155853A JP9207856A JP20785697A JPH1155853A JP H1155853 A JPH1155853 A JP H1155853A JP 9207856 A JP9207856 A JP 9207856A JP 20785697 A JP20785697 A JP 20785697A JP H1155853 A JPH1155853 A JP H1155853A
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忠仁 池田
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機中のように動作していない時には回路系
での電力供給を削減することにより低消費電力とした電
気機器を提供する。 【解決手段】 電気機器は、負荷RLと、負荷RLを駆
動制御する制御手段9と、制御手段9に電力を供給する
電源回路1〜6とを備えている。制御手段9では、負荷
9に電力を供給する通常動作モードと、負荷RLへの電
力供給を制限する節電モードとを有しており、所定の条
件により通常動作モードと節電モードとの変更を行って
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ等の電気
機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器、例えば電子レンジで
は、差込プラグを電源コンセントに差し込んでいる状態
では、加熱調理に使用していない間であっても、常に電
源トランス及び動作制御回路等に電源電圧が印加されて
いるため、この電源トランスを介して内部制御回路にお
けるCPU、各種センサー、表示管等に電源電流が供給
される回路構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記回路構成
の電子レンジでは、調理に使用されていない動作待機中
であっても、常に電源トランス及び動作制御回路等に電
流が供給されるため、鉄損、銅損等の損失が起こるとと
もにCPU等の回路系で10W近い電力が消費されると
いう欠点を有していた。
【0004】本発明は上記問題点に着眼してなされたも
のであり、待機中のように電気機器を使用していない時
には回路系への電力供給を削減することにより、低消費
電力とした電気機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の第1の構成では、負荷と、該負荷を駆動制御す
る制御手段と、前記負荷及び前記制御手段に電力を供給
する電源回路とを備えた電気機器において、前記制御手
段は前記負荷に定格の電力を供給する通常動作モード
と、前記負荷への電力供給を制限する節電モードとを有
し、所定の条件により通常動作モードもしくは節電モー
ドを設定するようにしている。
【0006】このような構成では、例えば制御手段によ
って開閉制御されるリレーを用いることにより、電子レ
ンジの場合にはマグネトロン等の負荷に対しての電力供
給を制御している。また、電気機器は通常動作モードで
は画面表示を行う表示部等に電力を供給する。一方、電
気機器にキー操作入力がなく待機中となった場合には、
制御手段によって例えば表示部等への電力供給を停止す
る。これにより、電気機器の節電がなされる。
【0007】また、本発明の第2の構成では、上記第1
の構成において、加熱調理器の調理メニュー選択画面表
示中は通常動作モードに自動設定されるようにしてい
る。これにより調理メニュー選択中に表示が消えること
のないようにしている。
【0008】また、本発明の第3の構成では、上記第1
の構成において、上記電源回路は、交流電源を整流する
整流回路と、該整流回路の出力を平滑し上記負荷に電力
を供給するための負荷用平滑コンデンサと、上記節電モ
ードでは前記負荷及び前記負荷用平滑コンデンサへの電
力供給を制限するスイッチ手段とからなっている。
【0009】このような構成によると、電気機器は商用
電源等の交流電源をダイオードブリッジ等の整流回路で
直流化し、さらに負荷用平滑コンデンサで平滑してか
ら、リレーや表示部等の負荷及びCPU動作電源回路等
に電源供給をしている。そして、例えば負荷用平滑コン
デンサに直列となるように、スイッチ動作をするトラン
ジスタが挿入されており、このトランジスタを制御手段
によってオン/オフ制御することにより、整流回路から
の直流電圧を負荷用平滑コンデンサに供給することの制
御をしている。節電モードとなると、電気機器は制御手
段によって負荷用平滑コンデンサへの電力供給を遮断す
るとともにリレーや表示部等の各種回路負荷への電源供
給を停止する。これにより、大容量の負荷用コンデンサ
に通電することによる無駄な消費電力及び負荷通電によ
る消費電力をカットすることができる。
【0010】また、本発明の第4の構成では、上記第1
の構成において、上記制御手段は複数の処理項目を有し
ており、上記節電モードでは実行処理項目を減らすよう
にしている。
【0011】制御手段で処理すべき項目として、例えば
電子レンジでは、食品の加熱状況を絶対湿度センサー等
からの信号を集めて解析する項目と、その解析結果に基
づいて表示部等に信号を出力する項目と、操作パネルか
らキー入力を取り込む項目等がある。通常動作モードで
は、マグネトロンの発振によるノイズの影響を考慮して
これらの項目は商用電源の零クロス点に基づいて所定の
順番で処理が行われる。一方、節電モードでは、例えば
解析や表示等が不要となるので処理項目を省略し、制御
手段の処理を軽くして消費電力の低減ができる。
【0012】また、本発明の第5の構成では、上記第3
の構成において、上記電気機器が加熱調理器であって、
上記スイッチ手段で電力供給を制限された自己加熱型発
熱素子利用の湿度センサーに微少電流を流す回路を設け
ている。
【0013】このような構成では、電気機器は、節電モ
ード中において、自己加熱型発熱素子を用いた湿度セン
サーに微少電流を流してアイドリング温度に保つので、
通常動作モードに復帰するときにそのセンサーの動作を
早期に安定させることができる。
【0014】また、本発明の第6の構成では、上記第1
の構成において、上記節電モードに手動設定するための
表示をメニュー選択画面に設け、前記表示を選択するこ
とにより上記制御手段は節電モードを設定するようにし
ている。
【0015】このような構成によると、メニュー選択画
面を用いて節電モードの手動設定ができる。すなわち、
この表示を見ながら使用者が例えばメニュー画面操作を
行ってモード設定の変更を行うことができる。
【0016】また、本発明の第7の構成では、負荷と、
該負荷を駆動制御する制御手段と、前記制御手段に電力
を供給する電源回路とを備えた電気機器において、前記
制御手段への電力供給を制御する第1のスイッチと、該
第1のスイッチと並列に接続された第2のスイッチとを
備え、前記制御手段は前記第1のスイッチによる電力を
受けてオンした第2のスイッチを制御している。
【0017】このような構成では、電気機器として例え
ば電子レンジの場合、第1のスイッチは扉の開閉に応じ
てオン/オフするもので、扉の開成時にオンし、閉成時
にオフする。扉が開くことにより第1のスイッチがオン
すると、電子レンジは保持回路もしくは制御手段でもっ
て第2のスイッチをオンする。その後、使用者が扉を閉
じても第2のスイッチがオンしているので電源供給が続
けられる。そして、加熱等の動作を行った後に、電子レ
ンジが待機状態となれば、制御手段によって第2のスイ
ッチをオフする。そして、再び扉が開成すれば第1のス
イッチがオンするので動作が復帰する。
【0018】また、本発明の第8の構成では、上記第7
の構成において、上記第1のスイッチとして単投2極の
3端子スイッチを採用して、前記2極の一方を電源回路
に接続し他方を上記制御手段への入力回路に接続して、
前記第1のスイッチを上記第2のスイッチがオンした後
における前記制御手段への入力手段としている。
【0019】このような構成では、第1のスイッチが三
端子スイッチとなっており、このスイッチの他方の端子
がホトカプラに接続されている。そして、ホトカプラの
出力が制御手段に入力されるようになっている。これに
より、第1のスイッチと電源をオンするスイッチと、電
源オン後に制御手段に取消し、ストップ等の指示を与え
る入力キーとを兼用することができる。
【0020】また、本発明の第9の構成では、第7の構
成において、上記第2のスイッチとしてオン/オフ状態
を保持するラッチングリレーを採用するようにしてい
る。
【0021】このような構成によると、動作中に、例え
ば電気機器の電源プラグがコンセントよりはずれたとき
のように電源電圧が低下して電源の供給が中断してもラ
ッチングリレーは閉じたままである。これにより、再び
電源プラグを入れたとき第1のスイッチを入れなくても
商用電源が制御手段等の各部に供給されて直ちに電気機
器は復帰する。
【0022】また、本発明の第10の構成では、上記第
7の構成において、前記制御手段では、前記電源電圧が
所定の範囲にないときには前記制御手段では前記第2の
スイッチをオフするようにしている。
【0023】このような構成によると、電気機器は電源
電圧を制御手段に取り込んでいる。例えば商用電源が2
00V等のように所定の範囲外に電圧があるときには、
制御手段はすぐに第2のスイッチをオフして電気機器が
動作しないようにしている。
【0024】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>本発明を電子レンジに適用した第1
の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る動
作待機時の低消費電力回路を備えた電子レンジの電気的
回路図である。図1において、1は商用電源への差込プ
ラグ、2は差込プラグとコンセントの差込状態を判別す
るコンセント差込判定回路である。
【0025】3は電源トランスであり、電源プラグ1か
ら取り込んだ商用電源の電圧を低下させている。4は全
波整流回路であり、例えばダイオードブリッジによって
構成されている。そして、全波整流回路4で全波整流さ
れた直流電圧はCPU動作電源回路6で平滑等により安
定な直流電圧となり、CPU9に供給される。この直流
電圧は、高電圧側がCPU9のポート(VCC)に、低
電圧側がポート(VSS)に入力される。
【0026】5は節電動作制御回路であって、CPU9
のポート(PD)からの信号に応じて電子レンジに設け
れている各種回路負荷への電源供給を制御する。前記各
種回路負荷には、代表として操作パネル10を図示して
いるが、その他にも図示しない調理情報検出回路やリレ
ー回路等がある。このリレー回路はマグネトロン(図示
せず)への電力供給を制御するのに用いられている。操
作パネルはCPU9からの信号により、画面表示部19
で調理メニュー等の表示を行い、回転つまみ16や操作
キー17、18からの信号をCPU9に送信する。以上
の回路1〜6が電源回路である。
【0027】また、7はAHセンサー微少電流回路であ
り、電子レンジのAHセンサー(絶対湿度センサー)R
Aと、AHセンサーRAに微少電流を供給する抵抗R2
及び平滑コンデンサC3とから成る。8は電源同期信号
発生回路であり、電源プラグ1より入力される交流電源
の零クロス点を全波整流回路4の入力側から検出し、そ
の零クロス点に同期した信号をCPU9へ出力する。ま
た、11はCPU9の入出力ポート(KS、Ki)に接
続されたモード切り換えキーである。なお、ポート(K
i)は電圧を揃えるために抵抗R12を介してポート
(Vss)と等しい電圧のラインに接続されている。
【0028】CPU9は演算処理を行う制御手段であっ
て、ポート(Vcc)及び(Vss)にCPU動作電源
回路6から電源が供給されることにより動作する。CP
U9の内部にはスイッチSW)が設けられていて、通常
動作モードのときはオンしてポート(PD)の出力をハ
イレベルとし、一方、節電モードのときはスイッチSW
Pをオフしてロウレベルとする。
【0029】上述の各部についてさらに詳述する。CP
U動作電源回路6において、全波整流回路4によって全
波整流された直流電圧の高電圧側は整流ダイオードD5
及び電流制限抵抗R1を介して平滑コンデンサC2の一
端に接続される。平滑コンデンサC2のもう一端は全波
整流回路4の低電圧側に接続される。これにより、全波
整流された直流電圧は平滑され、さらに、レギュレータ
IC(Integrated Circuit)15によって安定化されて
CPU9に供給される。
【0030】なお、レギュレータIC15の出力側に接
続されているコンデンサC4は、レギュレータIC15
の出力側の負荷変動による過渡特性を改善するためのも
のである。以上のようにCPU9への電源供給はレギュ
レータIC15を用いたシリーズドロップ電源供給方式
とすることにより電源ロスの抑制を図っている。
【0031】節電動作制御回路5においては、NPN型
トランジスタQ1のベースが抵抗R3を介してCPU9
のポート(PD)に接続され、また、トランジスタQ1
のベースとエミッタには抵抗R4を介して接続されてい
る。トランジスタQ1のコレクタはこれと直列に接続さ
れた抵抗R5、R6を介して全波整流回路4の高電圧側
に接続される。抵抗R5、R6の接続中点がPNP型ト
ランジスタQ2のベースに接続される。
【0032】トランジスタQ2のエミッタは前記高電圧
側に接続され、コレクタは負荷用平滑コンデンサC1の
一端に接続される。コンデンサC1のもう一端は全波整
流回路4の低電圧側に接続される。CPU9のポート
(PD)よりハイレベルの信号が出力されると、トラン
ジスタQ1、Q2がオンするので、負荷用平滑コンデン
サC1で全波整流された直流電圧を平滑し、各種回路負
荷RLに電源供給をする。
【0033】一方、ポート(PD)よりロウレベルの信
号が出力されると、トランジスタQ1、Q2がオフする
ので、逆方向に接続されたダイオードD8により負荷用
コンデンサC1が全波整流回路4と遮断されるととも
に、各種回路負荷RLへの電力供給が遮断される。
【0034】AHセンサー微少電流回路7では、全波整
流回路4からの全波整流電圧を電流制限用の抵抗R2を
介して平滑コンデンサC3で平滑し、AHセンサーRA
へ微少電流の供給を行っている。AHセンサーRAは2
個の自己加熱型サーミスタの一方を密封型、他方を開放
型にしてあるもので、両方の素子を約150℃に安定に
保つことにより両サーミスタの抵抗値によって湿度を検
出する仕組みとなっている。前述した調理情報検出回路
(図示せず)は、AHセンサーRAからの信号に基づい
て電子レンジの加熱によって食品等から発生する蒸気を
検出する回路である。
【0035】AHセンサー微少電流回路7と節電動作制
御回路5とが抵抗R11で接続されているのは、通常動
作モードでの安定動作を図るためである。
【0036】節電モードでは、コンデンサC1はオフ状
態となるが、回路5とは別個に設けられている抵抗R2
及び平滑コンデンサC3によってAHセンサーRAには
微少電流が供給され、AHセンサーRAはアイドリング
温度を保持する。これにより、節電モードでAHセンサ
ーRAによる消費電力の低減を図り、節電モードから通
常動作モードに復帰した時のAHセンサーRAの動作の
早期安定化を図っている。
【0037】電源同期信号発生回路8においては、電源
トランス4の入力側から交流電圧を抵抗R7及びR8で
分圧を行い、NPNトランジスタQ3のベースに入力さ
れるようにしている。また、トランジスタQ3のベース
とエミッタの間には、ノイズ等を逃がすためのバイパス
コンデンサC5が接続されている。
【0038】トランジスタQ3のコレクタは抵抗R9を
介してレギュレータIC15の高電圧の出力側に接続さ
れ、さらに過渡特性の改善のために抵抗R9と並列とな
るようにコンデンサC6が接続されている。これによ
り、トランジスタQ3は商用電源に同期してオン/オフ
動作し、零クロス点の検出をする。この検出結果がトリ
ガとしてトランジスタQ3のコレクタ側からCPU9の
割り込みポート(INT)に入力される。
【0039】CPU9では前述したように、入出力ポー
ト(Ki、KS)が設けられている。ポート(KS)か
らダイオードD9を介してリクエスト信号が出力される
ようになっており、ポート(Ki)ではそのリクエスト
信号の入力を受けるようになっている。
【0040】切り換えキー11がオンしているときに、
ポート(KS)より出力されたリクエスト信号がポート
(Ki)にそのまま入力されることになる。一方、切り
換えキー11がオフしているときには前記リクエスト信
号はポート(Ki)で受けることができない。これを用
いて、CPU9では節電モードが有効に作動するか否か
を判断することができる。例えば、切り換えキー11が
開成の場合には節電モードを有効にし、閉成の場合には
節電モードにならないものとする。
【0041】また、ポート(INT)では電源同期信号
発生回路8からのトリガ信号を受ける。さらに、CPU
9は操作パネルや調理情報検出回路(図示せず)と信号
の入出力を行う。CPU9はポート(INT)にトリガ
信号が入力されると、リクエスト信号をポート(KS)
より送出し、そして、リクエスト信号をポート(Ki)
でチェック完了後、節電モードの場合には、CPU9の
内部の処理動作を節電モードに切り換える。
【0042】コンセント差し込み判定回路2は電源プラ
グ1と電源トランス3の間にあって、電源プラグ1の両
端に逆電圧防止用のダイオードD6、D7が直列にカソ
ードを向き合うように接続されている。そして、ダイオ
ードD7と並列となるように電流制限抵抗R10及び発
光ダイオードLDを直列に接続したものが接続されてい
る。これにより、電源プラグ1がコンセントに挿入さ
れ、電源が供給されるようになると、発光ダイオードL
Dが発光するようになっている。
【0043】コンセント差込判定回路2では、発光ダイ
オードLDの発光により電源プラグ1の差し込み状態を
知ることができるので、電子レンジの修理等において電
源プラグ1の差し込み状態を修理する者に対して注意を
喚起することができ、感電等の防止をすることができ
る。
【0044】なお、その差し込み状態を操作パネル10
にある表示部19で画面表示をすることも可能である
が、電子レンジの故障のために表示が消えている状態で
修理をする場合には、修理する者が表示部19を見ても
電源が入っているか否か判断することができない。これ
に対し、本実施形態のように、CPU9等での処理を介
さずに直接差し込み状態を知らせるようになっているの
で安全面では優れている。
【0045】次に、本実施形態のCPU9の処理につい
て説明する。図2はその処理を示すフローチャートであ
る。差込プラグ1が電源のコンセントに差し込まれると
電子レンジの各回路に電源が供給されて処理がスタート
する。まず、CPU9は入力ステップS10で回転つま
み16やセットキー17からの信号のキー入力処理を行
う。
【0046】そして、ステップS15で、加熱キー18
によって加熱指示があったか否かを判定する。指示があ
った場合にはステップS20で調理メニュー等で設定さ
れた加熱時間等の条件に従って加熱制御をする。そし
て、加熱制御終了後にステップS25に進む。一方、ス
テップS15で加熱指示がなかった場合にはステップS
25に直接進む。上記加熱制御には加熱運転終了後のセ
ンサーや高温部の冷却運転制御を含む。
【0047】ステップS25では、CPU9はポート
(KS、Ki)でリクエスト信号を見ることにより節電
モードに設定されているか否か判断する。節電モードで
ない場合には、ステップS10に処理が戻る。一方、節
電モードである場合にはステップS30に進み、CPU
9はポート(PD)よりパワーダウンを指示するハイレ
ベルの信号を出力する。これにより、節電動作制御回路
5では操作パネル10の各種回路負荷RLへの電力供給
を停止する。
【0048】その後、CPU9のポート(INT)に商
用電源の零クロス点を表すトリガが入力されると(ステ
ップS35)、ステップS40の通常動作復帰待ち受け
処理を行う。この処理は操作パネル10からの信号を読
み取ってキー入力の有無を判断するものである。そし
て、キー入力があって通常動作モードに復帰する場合に
は、ステップS10に戻る。一方、キー入力がなく通常
動作モードに復帰しない場合には、節電モード(ステッ
プS50)を継続し、ステップS35に戻る。
【0049】節電モード及び通常動作モード時のCPU
9における処理の違いを図3に示す。図3(a)にはC
PU9のポート(INT)に入力されるトリガ信号を示
す。この信号は前述のように商用電源の零クロス点に同
期した一定周期の信号である。図3(b)には、節電モ
ード時のCPU9の動作状態を示す。
【0050】時間t1でトリガ信号が入力されると、節
電モードでは、20に示すようにCPU9はキー入力操
作処理となり、扉の開成やキー入力操作等の信号から判
断する。このとき、入力操作がなく通常動作モードに復
帰しないときにはCPU9はその他の処理を行わず、次
のトリガ信号が入力されるまで待機する。そして、再び
同様の処理を通常動作モードに復帰するまで上記処理を
繰り返す。
【0051】図3(c)には、通常動作モードにおける
CPU9の処理の動作を示す。時間t1でトリガが入力
されると、まず21に示す期間では、上述の調理情報検
出回路(図示せず)でAHセンサーRA等からの情報を
検出して解析する。次に、22に示す期間では、前記解
析結果等に基づいて操作パネル10の表示回路19等へ
の信号出力を行う。そして、23に示す期間では、キー
操作入力信号の入力を行い、動作を停止する。そして、
節電モードに変更されない限りトリガの入力のたびに上
記動作を繰り返す。
【0052】このように処理項目をいくつかに分けてト
リガに基づいて処理するようにしているのは、マグネト
ロン(図示せず)の発振によるノイズが商用電源の零ク
ロス点付近にあるときに小さくなることを考慮したため
である。つまり、ノイズによる影響を低減するために商
用電源の零クロス点付近で各種センサーからの情報を解
析し、それから画面表示等の信号を出力する順で行うよ
うにしている。
【0053】以上説明した実施形態では、特別に設けら
れた切り換えキー11(図1参照)によってモードを切
り換えるようにしていたが、切り換えを行わずに常に節
電モードとなるように設定されていてもよい。また、次
に説明するような方法によってモード設定を行うように
してもよい。
【0054】すなわち、電子レンジの使用開始の際には
初期設定画面で時刻の設定等を行うが、このときに、節
電モードの設定を行う。図4に表示部19での表示画面
の一例を示す。図4(a)には初期設定画面となったと
きの画面状態を示している。このときに回転つまみ16
を回すことによりカーソルが移動するので、「節電・時
計」を選び、セットキー17を押す。
【0055】これにより、画面が図4(b)に示すよう
に節電設定画面となる。そして、回転つまみ16を回す
ことによりカーソルが移動し、50に示す「切(節
電)」を選択してセットキー17を押すことにより節電
モードの設定が行われる。これにより、電子レンジが節
電状態となれば、画面表示が切られるようになる。
【0056】また、電子レンジの待機中に51に示す
「メニュー」を選択したときには、図5に示すようなメ
ニュー画面が表示され、通常動作モードとなる。また、
52に示す「時計」を選択したときにも現在時刻を表示
し、通常動作モードとなる。
【0057】このようにして、節電モードの設定を行う
ことができる。また、電子レンジの調理物や加熱時間を
設定する場合に用いられる調理メニュー画面においても
図5に示すように回転つまみ16を回すことによって
「節電」を選択して節電モードを設定することができ
る。
【0058】以上説明したように本実施形態によれば、
電子レンジの待機中では動作処理が節電モードとなる
と、CPU9とAHセンサーRAを除く各種の負荷RL
には電力が供給されなくなるので、消費電力が低減され
ることとなる。また、図2にも示すように、本実施形態
では、節電モードに移行するのにタイマー等を用いた判
断をしていないので、表示画面のバックライトによって
使用者がキー入力を誤ってしまう等の問題がない。な
お、本実施形態では電子レンジを例として説明したが、
その他様々な電気機器でも待機中となったときに節電モ
ードに移行するようにすれば消費電力が低減される。
【0059】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について図6及び図7を用いて説明する。本実施形態
は電子レンジ等のように交流電源から直流電圧を生成し
て制御手段であるCPU38等を動作させるものであ
る。図6において、電源プラグ31はコンセントに挿入
され、スイッチSW1をオンすることにより商用電源が
電源トランス32の一次巻線41に供給される。
【0060】スイッチSW1は、電子レンジの場合には
扉の開閉に連動して動作するスイッチで、扉が開いてい
るときにはオン、扉が閉じているときにオフする。スイ
ッチSW1は手動により動作する電源スイッチとするこ
とも可能であるが、その場合には使用者によって押され
ている間はオンし、その手が離れるとオフするように動
作するスイッチとする。
【0061】電源トランス32の一次巻線41に商用電
源が供給されると、二次巻線42から低下された電圧が
出力される。これはダイオードブリッジ等で構成された
全波整流器34で整流される。そして、平滑用のコンデ
ンサ35で平滑を行い、抵抗R1、R2で分圧されて、
抵抗R1、R2の接続中点にベースが接続されているN
PNトランジスタQ1をオンする。
【0062】トランジスタQ1のコレクタ側に直列とな
るようにリレーコイル45が接続されているので、トラ
ンジスタQ1がオンするとリレーコイル45に電流が供
給される。これにより、リレー接点RY1が閉じるの
で、スイッチSW1の開閉に関係なく常時商用電源が電
源トランス32に供給されるようになる。
【0063】また、コンデンサ35により平滑された直
流電圧は負荷駆動用リレー36等に供給される。負荷駆
動用リレー36によって加熱用のマグネトロン(図示せ
ず)への電源供給が制御される。また、コンデンサ35
で平滑された電圧は三端子レギュレータ37で安定化さ
れてCPU38に供給される。
【0064】CPU38はロウレベルの信号S1をトラ
ンジスタQ1のベースに出力することによってトランジ
スタQ1をオフすることができる。そのため、電子レン
ジの待機中においては、スイッチSW1がオフしている
ときにCPU38がリレーRY1をオフするようにする
と、電源トランス32には商用電源が入力されなくなる
ので、回路に電流が流れず消費電力を0Wとすることが
できる。
【0065】また、コンデンサ35によって平滑された
電圧を抵抗R3、R4にて分圧してCPU38に入力す
るようにしている。これにより、CPU38ではAD変
換等により電源電圧が正常であるか否かを判断すること
ができるようになる。例えば、電源100Vの製品であ
るにも拘らず、間違って200V電源に接続したときに
は、すぐにリレーRY1をオフすることができるので安
全である。
【0066】上記直流電圧により電力供給され、CPU
38によって制御を受ける回路の一つに例えば操作パネ
ル55がある。操作パネル55は時刻表示を行う時刻表
示部57と、加熱スタートキー56と、後述するモード
切り換えを行うモード切り換えキー58等を備えてい
る。
【0067】以下その動作をCPU38の制御フローを
示す図7を参照して説明する。先ず、使用者により差込
プラグ31を電源コンセントに差し込む。ステップK5
で扉が開成されると前述したようにリレーコイル45が
通電し、リレー接点RY1がオンする(ステップK1
0)。これにより、以降扉を閉成してスイッチSW1を
オフしてもリレー接点RY1を介して電源トランス32
に電源が供給されるので、CPU38等への電源電圧の
供給を維持することができる。
【0068】次に、ステップK15で待機時節電モード
が切り換えキー58により設定されているか否か判定す
る。待機時節電モードが設定されている場合は、ステッ
プK20へ進んで、CPU38に内臓のタイマーによる
所定の時間(例えば1分)が経過したか否か判定し、経
過していればステップK45に進んでリレーRY1接点
をオフになす。なお、リレー接点RY1のオフはCPU
38が駆動信号S1をロウレベルとすることによりトラ
ンジスタQ1がオフすることで実現される。
【0069】前記ステップK20で所定時間が経過して
いない場合には、ステップK25へ進み、ここで加熱条
件の指示(この指示は加熱キー56によってなされる)
を待つ。しかる後、ステップK30で加熱スタート指示
があったか否かを判定し、あればリレー36を作動させ
て加熱制御をする(ステップK35)。指示がなければ
ステップK20へ戻る。前記ステップK35で加熱制御
し、ステップK40で加熱が終了すると、ステップK4
5へ進んで、リレーRY1をオフに成す。
【0070】上記ステップK15で待機時節電モードが
なされていないときは、ステップK50〜K75のルー
チン(通常動作モードのルーチン)を実行し、ステップ
K15へ戻る。このルーチンが節電モードのルーチン
(K20〜K40)と顕著に異なる点は時刻表示部57
に時刻表示(ステップK55)が行われる点と、最後の
ステップK75を実行するとステップK15へ戻る点で
ある。
【0071】上記実施形態において、リレーRY1接点
を半導体スイッチ回路で構成してもよい。その場合には
リレーコイル45は不要となる。また、マグネトロン
(図示せず)とCPU38の電源を別々の電源とすると
きはCPU38の電源として電池を用いてもよい。
【0072】以上説明したように本実施形態によれば、
加熱制御終了後、一定時間経過すれば待機モードとなっ
てリレーRY1接点をオフするので、図6に示す回路網
の消費電力が0Wとなる。また、リレー36や操作パネ
ル55の構成を変えることによって様々な電気機器に本
発明を適用することが可能である。
【0073】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形
態について図8を用いて説明する。本実施形態では、電
源プラグ31と一次巻線との間に挿入されているスイッ
チSW2は単純な開閉動作をするものでなく、ノーマル
クローズ(以下「NC」という)、ノーマルオープン
(以下「NO」という)及びコモン(以下「C」とい
う)の3端子構成としている。電子レンジの場合では、
通常の扉の開閉に従ってNCとNOに接続が変更され
る。通常は扉が閉じたNC状態であり、リレーRY1の
開閉によって電源トランス32への電力供給を制御する
ことができる。
【0074】スイッチSW2がNC端子に接続される
と、電流制限用の抵抗R5を介してホトカプラPT1の
発光ダイオード43側に電流が流れるので、ホトカプラ
PT1のトランジスタ44がオンされる。これにより、
ホトカプラPT1よりロウレベルの信号がCPU38a
に出力される。一方、スイッチSW2がNO端子に接続
されている場合には、抵抗R5には電流が流れず、トラ
ンジスタ44がオフするのでプルアップ抵抗R6を介し
て接続されている電源電圧によってハイレベルの信号が
CPU38aに入力される。
【0075】これにより、スイッチSW2にて電源スイ
ッチと電源投入状態での入力スイッチ(例えば取消しキ
ー)の役割を兼ね備えることが可能となる。なお、図7
においてその他の部分では上記第2の実施形態と同一で
あり、図6と同一部分について同一符号を付して説明を
省略する。
【0076】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形
態について図9を用いて説明する。電源プラグ31と電
源トランス32との間に挿入されているスイッチSW1
についてこれに並列となるようにラッチングリレーRY
2が接続された構成としている。ラッチングリレーRY
2の構成は、例えば、内部にセットコイル60及びリセ
ットコイル61が設けられていて、図9に示すようにセ
ットコイル60のスイッチ47に対して短期間ハイレベ
ルとすることによりリレーRY2の接点が閉じ、逆にリ
セットコイル61のスイッチ48に対して短期間ハイレ
ベルとするとリレーRY2の接点が開くようになってい
るものである。
【0077】このような特性を有するラッチングリレー
RY2を利用するすることにより電気機器の初期設定で
はリレーRY2を閉じた状態とすることができる。この
ようにすると、電源プラグ2がコンセントに接続された
ときに直ちに電力が一次巻線41に供給され、すぐに電
気機器は動作可能となる。
【0078】本実施形態では、上記第2の実施形態と同
様に、待機状態となるとリレーRY2を開いて消費電力
の低減を図る。また、二次巻線42の一方と、全波整流
回路34及びコンデンサ35によって平滑された直流電
圧のグランド側との両端に抵抗R7、R8で分圧された
電圧がCPU38bに入力されるようになっており、動
作中に電源プラグが抜かれたときや停電のときには、リ
レーRY2が閉じた状態となっているので、再び電源プ
ラグ31がコンセントに入れられたときや停電から復帰
したときには、すぐに電源トランス32に電源が送ら
れ、CPU38b等を動作させることができる。
【0079】上記第2の実施形態(図6)では、電気機
器を駆動するためには電源プラグ31をコンセントに接
続してからさらに電源スイッチSW1をオンする必要が
あるが、本実施形態では、電源プラグ31をコンセント
に接続すればすぐに駆動することが可能となる。また、
待機中にはラッチングリレーRY2の開閉をCPU38
bにて制御しているので消費電力が0Wとなる。その他
の部分に関しては上記第2の実施形態と同様であるの
で、図6と同一部分については同一符号を付して説明を
省略する。
【0080】
【発明の効果】
<請求項1の効果>通常動作モードでの運転終了後に節
電モードとなってマグネトロン等の負荷への電力供給を
制限するので待機中での電気機器の消費電力を低減する
ことができる。
【0081】<請求項2の効果>加熱調理器の選択画面
表示中は通常モードに自動設定されるので調理メニュー
の選択中に表示が消えてしまうことがない。そのため、
使用者がキー入力を誤ってしまう等の問題がない。
【0082】<請求項3の効果>交流電源を整流し、そ
れを負荷用平滑コンデンサで平滑することにより直流電
圧を得ている場合において、節電モードのときには負荷
用平滑コンデンサを動作させないようにしているので、
大容量の負荷用コンデンサに通電することによる無駄な
消費電力をカットするとともに、負荷への電源供給を停
止することができる。
【0083】<請求項4の効果>節電モードでは、通常
モードで行われる解析や表示等の処理が不要となるの
で、これらの項目を省略することにより、消費電力を低
減することができる。
【0084】<請求項5の効果>節電モードにおいて、
湿度センサーには微少電流の供給を行うことができるの
で、湿度センサーをアイドリング温度に保つことによ
り、通常動作モードに復帰したときにそのセンサーの動
作を早期に安定させることができる。
【0085】<請求項6の効果>使用者はメニュー選択
画面を見ながら手動操作でモード設定を行うことができ
る。
【0086】<請求項7の効果>第1のスイッチがオン
することにより、電気機器はこれを受けて第2のスイッ
チがオンするようになっている。この第2のスイッチを
制御手段で制御しているので、電子機器が待機状態とな
ったときに第2のスイッチをオフするようにすると消費
電力を低減することができる。
【0087】<請求項8の効果>3端子スイッチを採用
しているので、電源のオン/オフ用のスイッチとしてだ
けでなく、電源オン後には接点のオン/オフを制御手段
で見ることができるため、取消し、ストップ等の入力キ
ーとしても用いることができる。
【0088】<請求項9の効果>運転動作中に電源プラ
グがコンセントから抜かれた場合等のように、処理が途
中で切れてしまってもラッチングリレーは閉じたままで
あるので、電源プラグをコンセントに再び入れたときに
電源が制御手段等に供給されるのですぐに動作の復帰が
可能となる。
【0089】<請求項10の効果>供給される電源電圧
の値を抵抗分圧等を利用して制御手段に取り込み、例え
ば交流100Vで動作する電気機器に交流200Vの電
圧が供給された場合のように動作範囲外の入力があった
ときには第2のスイッチを切って電力の供給を停止して
安全を確保する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の電気機器の回路
図。
【図2】 その電気機器の処理のフローチャート。
【図3】 その電気機器における通常動作モードと節電
モードでのCPUの動作の違いを説明するための一例の
波形図。
【図4】 その電気機器の画面表示部の初期設定画面の
一例を示す図。
【図5】 その画面表示部のメニュー画面の一例を示す
図。
【図6】 本発明の第2の実施形態の電気機器の回路
図。
【図7】 その電気機器の処理のフローチャート。
【図8】 本発明の第3の実施形態の電気機器の回路
図。
【図9】 本発明の第4の実施形態の電気機器の回路
図。
【図10】 その電気機器のラッチングリレーの特性
図。
【符号の説明】
1 電源プラグ 2 コンセント差し込み判定回路 3 電源トランス 4 全波整流回路 5 節電動作制御回路 6 CPU動作電源回路 7 AHセンサー微少電流回路 8 電源同期信号発生回路 9 CPU 10 操作パネル 11 モード切り換えキー RA AHセンサー LD ホトダイオード PT1 ホトカプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05B 6/68 320 H05B 6/68 320R

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷と、該負荷を駆動制御する制御手段
    と、前記負荷及び前記制御手段に電力を供給する電源回
    路とを備えた電気機器において、 前記制御手段は前記負荷に定格の電力を供給する通常動
    作モードと、前記負荷への電力供給を制限する節電モー
    ドとを有し、所定の条件により通常動作モードもしくは
    節電モードを設定することを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 上記電気機器が加熱調理器であって、上
    記所定の条件が調理メニュー選択画面表示時であれば通
    常動作モードを設定する請求項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 上記電源回路は、交流電源を整流する整
    流回路と、該整流回路の出力を平滑し上記負荷に電力を
    供給するための負荷用平滑コンデンサと、上記節電モー
    ドでは前記負荷及び前記負荷用平滑コンデンサへの電力
    供給を制限するスイッチ手段とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は複数の処理項目を有して
    おり、上記節電モードでは実行処理項目を減らしたこと
    を特徴とする請求項1記載の電気機器。
  5. 【請求項5】 上記電気機器が加熱調理器であって、上
    記スイッチ手段で電力供給を制限された自己加熱型発熱
    素子利用の湿度センサーに電流を流す回路を設けたこと
    を特徴とする請求項3記載の電気機器。
  6. 【請求項6】 上記節電モードに手動設定するための表
    示をメニュー選択画面に設け、前記表示を選択すること
    により上記制御手段は節電モードを設定する請求項1記
    載の電気機器。
  7. 【請求項7】 負荷と、該負荷を駆動制御する制御手段
    と、前記制御手段に電力を供給する電源回路とを備えた
    電気機器において、 前記制御手段への電力供給を制御する第1のスイッチ
    と、該第1のスイッチと並列に接続された第2のスイッ
    チとを備え、前記制御手段は前記第1のスイッチによる
    電力を受けてオンした第2のスイッチを制御することを
    特徴とする電気機器。
  8. 【請求項8】 上記第1のスイッチとして単投2極の3
    端子スイッチを採用して、前記2極の一方を電源回路に
    接続し他方を上記制御手段への入力回路に接続して、前
    記第1のスイッチを上記第2のスイッチがオンした後に
    おける前記制御手段への入力手段としたことを特徴とす
    る請求項7記載の電気機器。
  9. 【請求項9】 上記第2のスイッチとしてオン/オフ状
    態を保持するラッチングリレーを採用したことを特徴と
    する請求項7記載の電気機器。
  10. 【請求項10】 上記電源回路に供給される電源電圧を
    検知する検知手段を設け、上記制御手段は検知された電
    源電圧が所定電圧範囲外のとき上記第2のスイッチをオ
    フにすることを特徴とする請求項7記載の電気機器。
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