JPH06233888A - 家庭用電気機器の制御回路 - Google Patents

家庭用電気機器の制御回路

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JPH06233888A
JPH06233888A JP5019863A JP1986393A JPH06233888A JP H06233888 A JPH06233888 A JP H06233888A JP 5019863 A JP5019863 A JP 5019863A JP 1986393 A JP1986393 A JP 1986393A JP H06233888 A JPH06233888 A JP H06233888A
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JP
Japan
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microcomputer
circuit
display
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JP5019863A
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English (en)
Inventor
Tsunehiro Soma
倫弘 相馬
Shoichi Ito
正一 伊東
Naoki Yokoyama
直樹 横山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】トランス1の二次側巻線3に、電源電圧変動分
を検知する抵抗9を接続し、その出力変化をマイコン1
7のアナログ・チャンネル・ポート18に取り込み、あ
らかじめ設定したしきい値と比較して、表示部への適切
な出力をする。 【効果】表示機器としての品質レベルを維持しながら、
コントローラの異常な温度上昇を自動的にしかも未然に
防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用電気機器におけ
る、マイコンを主体とする制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用電気機器の制御を電子化すると、
入出力信号は、直流(以下、DCという。)で処理され
るものであり、その制御の中心となるマイコンなどのI
C素子は、DCで駆動される。
【0003】たとえば、マイコン駆動の電源として、D
C5Vが使用される。
【0004】この場合、交流(以下、ACという。)1
00Vをトランスで降圧し、整流回路,平滑回路,定電
圧回路によりDC化し、制御回路全体に供給するもので
ある。
【0005】一般的には、AC100V系のモータやコ
イル等の負荷の制御には、3端子双方向サイリスタ等の
スイッチング素子を介することにより、DCかつ小電力
で負荷を駆動させる方式があるが、表示部の制御に関し
ては、マイコンからのダイレクト・ドライブか、あるい
は、表示駆動用ICを介した方式がとられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、入力電源A
C100Vに、数Vの電圧変動が生じた場合、トランス
の二次側にも電圧変化が現われる。すると、スイッチン
グ素子を介さずに、直接、電源を供給している表示器、
あるいは、その駆動回路部にも影響を及ぼし、表示輝度
の変化及び、それに伴う電力消費量の変化が生じる場合
がある。
【0007】更に、たとえば、蛍光表示管を表示パネル
とした洗濯機では、コントローラは、ほぼ密閉された非
常に狭い空間に位置される上に、蛍光表示管自身が発熱
体であるため、電力消費量の増加による雰囲気温度の上
昇が懸念される。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、トランス,整流器,平滑回路,定電圧回
路及び表示器の電気部品を有し、前記電気部品を制御す
るためのマイコン及び、それを主体とする制御装置を備
えた家庭用電気機器において、前記トランスの二次巻線
側に、電圧変化分の検知可能なセンサ回路を設け、ある
いは、前記表示部での温度変化検知可能なセンサ回路を
設け、センサからの出力変化により、自動的に表示部へ
の出力を制御することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、トランスの二次巻線側に、電源電圧
変動分の検知可能なセンサ回路を設け、あるいは、表示
部での温度変化検知可能なセンサ回路を設けることによ
り、発生電圧変動分または、発生温度変化分等の大きさ
を、センサからの出力変化分としてマイコンのアナログ
・チャンネルに取り込み、自動的に表示部への出力を制
御する。それによって、常に視認性を考慮し、表示機器
としての品質レベルを維持しながら、表示器への適切な
電力供給が可能となる。さらに、入力電源における電圧
変動分のみならず、何らかの原因により、表示器あるい
は、その周辺素子に過剰なバイアスが加えられたり、他
の原因により、雰囲気温度の異常な上昇が発生した場合
にも、温度変化検知可能なセンサ回路を設けることによ
り、温度上昇分の大きさを、センサからの出力変化分と
してマイコンのアナログ・チャンネルに取り込み、自動
的に表示部への出力を制御する。これによって、コント
ローラ自身の過剰な温度上昇をも抑えることが可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明の洗濯機についての実施例
を示す制御回路ブロック図である。この図1において、
トランス1の二次側巻線3に接続された整流器6と、そ
の出力側に平滑回路7,レギュレータ10を介し、マイ
コン17への安定した直流電源を供給している。
【0012】洗濯機の表示方法として、発光ダイオード
や、液晶パネル等の小電力な表示器を用いた場合は、こ
のマイコン駆動用の直流電源のみで駆動可能であった
が、蛍光表示管を用いた場合には、この回路に加え、二
次側巻線4,整流器11,平滑回路12及び、安定化回
路13を介し、蛍光表示管駆動回路16へ、より高圧の
直流電源を供給する必要がある。更に、二次側巻線5を
介し、蛍光表示管15内部のフィラメントへも直接交流
電源を供給する必要がある。
【0013】図2は全自動洗濯機の概略図である。ここ
で、表示パネル24は視認性,操作性の面から、一般的
には上面パネル22の前面に位置することになるため、
コントローラ23は、上面パネル22内部の、非常に狭
く、限られた空間に置かれる。特に、洗濯機は高湿度の
場所に置かれることが多いため、コントローラ23は、
耐湿性に優れていなければならず、ほぼ密閉された空間
に設置される。そのため、雰囲気温度は常に上昇しやす
い傾向にある。
【0014】通常、入力電源は図3に示すAC100V
30であるが、たとえば、電源電圧変動により、AC1
10V31の電源が入力された場合、その影響は二次側
巻線4および二次側巻線5にも現れる。さらには、表示
部へも影響を及ぼす為、温度上昇の要因となりやすい。
しかも、表示パネル24に蛍光表示管15を用いた場合
には、それ自身が発熱体であることから、電力消費量の
増加に伴い雰囲気温度が上昇してしまう。
【0015】ここで具体的に、蛍光表示管コントローラ
の動作タイミングを、図4で説明する。
【0016】蛍光表示管15を制御するには、通常、表
示セグメントを選択する表示モード・レジスタ、表示桁
(ディジット信号)を選択するディジット・セレクト・
レジスタ、ディジット信号のカット幅を選択するディマ
ー・セレクト・レジスタが内蔵されたマイコンを用い
る。
【0017】実際に蛍光表示管を駆動する表示タイミン
グと、キー・スキャンを行なうタイミングにより、1サ
イクル41が構成される。
【0018】表示タイミングでは、蛍光表示管コントロ
ーラが、表示データ・メモリに書き込まれているデータ
を順次読み出してセグメント端子19aに出力する。
【0019】表示モードは、ディジット・セレクト・レ
ジスタにより、桁(ディジット)数を設定したディジッ
ト信号出力42aと、表示モード・レジスタによりセグ
メント数を設定した、セグメントデータ出力信号43と
の組み合わせで決定する。
【0020】本来、ディマー・セレクト・レジスタは、
表示もれ発光防止やディマー(輝度調整)のためにディ
ジット信号のカット幅44を指定するレジスタである。
【0021】たとえば、図1において、一次巻線側2へ
の電源電圧増加に対し、自動的に表示器の消費電力を抑
制するために、平滑回路7の出力側に電圧変動を検知す
る抵抗9を接続し、その出力変化をマイコン17のアナ
ログ・チャンネル・ポート(AD0 )18より、AD0
変換レジスタに取り込む。また、マイコン17に内蔵さ
れたディマー・セレクト・レジスタには、あらかじめし
きい値を設定しておく。
【0022】図5において、しきい値を、たとえば$
1,$2,$3,$4,$5($1>$2>$3>$4
>$5)と設定しておく。そして、あらかじめ設定した
これらのしきい値と、AD0 変換レジスタに格納したデ
ータとを比較し、最適なディマー・パルス幅τを出力さ
せる。このとき、通常状態の図4.42aと比較する
と、ディマー・パルス幅τが図4.42aから42bに
変化することにより、蛍光表示管駆動回路16への出力
を抑制し、蛍光表示管15における消費電力を自動的に
低減することが可能となる。
【0023】また、図1において、蛍光表示管15のフ
ィラメント部へホトトライアック14を接続する。この
ホトトライアック14のオン,オフを繰り返すことによ
り、位相制御を行ない、これを利用して蛍光表示管15
のフィラメントへの印加電圧を制御することができる。
【0024】たとえば、トランス17の二次側巻線5に
は、図6の様な正弦波が出力されると、通常この電圧が
蛍光表示管15のフィラメントへ直接印加される。これ
に、ホトトライアック14を介し、その導通時間を制御
することで、ホトトライアック14の両端には図7.7
1の様な波形の電圧が現れる。このとき、位相角αと負
荷電圧ED の関係は、
【0025】
【数1】
【0026】で表わされる。
【0027】従って、ディマー・セレクト・レジスタに
てあらかじめ設定したしきい値$1,$2,$3,$
4,$5($1>$2>$3>$4>$5)と、AD0
変換レジスタに格納したデータとを比較し、図7におけ
る最適な位相角αを出力させることによって蛍光表示管
15における消費電力を自動的に低減することが可能と
なる。
【0028】さらに図8は、温度変化検知可能なセンサ
回路を設け、表示部の温度変化を直接的に検知すること
により、自動的に表示部への出力を制御する回路を示し
た図である。
【0029】たとえば、電源電圧変動により、一次側巻
線に通常よりも高い電圧が入力された場合、蛍光表示管
は消費電力の増加に伴い雰囲気温度が上昇してしまう。
あるいは、コントローラ付近に直射日光が当たる等の高
温な場所に置かれた場合にも、かなりの温度上昇が予想
される。
【0030】それに対し、図8に示す温度検知回路80
を接続することにより、蛍光表示管の温度を直接感知
し、その出力電圧をマイコン17のアナログ・チャンネ
ル・ポート(AD0 )18より、AD0 変換レジスタに
取り込む。
【0031】あとは、あらかじめ設定したしきい値、$
1,$2,$3,$4,$5($1>$2>$3>$4
>$5)とAD0変換レジスタに格納したデータとを比較
し、最適なディマー・パルス幅τを出力させる。このと
き、通常状態の図4.42aと比較し、ディマー・パル
ス幅τを42bのように変化させることにより、蛍光表
示管駆動回路16への出力を抑制し、蛍光表示管15に
おける消費電力を自動的に低減することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、表示機器としての品質
レベルを維持しながら、なおかつ、以前より懸念されて
いた、表示部を中心としたコントローラの異常な温度上
昇を、自動的にしかも未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御ブロック図。
【図2】全自動洗濯機の斜視図。
【図3】一般家庭用電源電圧をあらわす正弦波形図。
【図4】蛍光表示管コントローラの動作タイミングを表
わすタイミング・チャート。
【図5】本発明に関するレジスタの動作を表わすフロー
・チャート。
【図6】蛍光表示管のフィラメントへの印加電圧特性
図。
【図7】ホトトライアックにより位相制御された波形
図。
【図8】本発明の第二の実施例を示す制御ブロック図。
【符号の説明】
1…トランス、6,11…整流器、7,12…平滑回
路、9…電圧変化検知用抵抗器、10…レギュレータ、
15…蛍光表示管、16…蛍光表示管駆動回路、17…
マイコン、80…温度変化検知回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランス,整流器,平滑回路,定電圧回路
    及び表示器の電気部品を有し、前記電気部品を制御する
    ためのマイクロコンピュータ及び、それを主体とする制
    御装置を備えた家庭用電気機器において、前記トランス
    の二次巻線側に、電源電圧変化検知可能なセンサ回路を
    設け、前記センサ回路からの出力変化により、自動的に
    表示部への出力を制御することを特徴とする家庭用電気
    機器の制御回路。
  2. 【請求項2】トランス,整流器,平滑回路,定電圧回路
    及び表示器の電気部品を有し、前記電気部品を制御する
    ためのマイクロコンピュータ及び、それを主体とする制
    御装置を備えた家庭用電気機器において、前記表示器部
    での温度変化を検知可能なセンサ回路を設け、前記セン
    サ回路からの出力変化により、自動的に表示部への出力
    を制御することを特徴とする家庭用電気機器の制御回
    路。
JP5019863A 1993-02-08 1993-02-08 家庭用電気機器の制御回路 Pending JPH06233888A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09117589A (ja) * 1995-09-18 1997-05-06 Samsung Electronics Co Ltd 洗濯機の自動照明装置及びその制御回路
JPH09164296A (ja) * 1995-11-09 1997-06-24 Samsung Electronics Co Ltd 自動ドア開閉装置を設けた洗濯機の電源装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09117589A (ja) * 1995-09-18 1997-05-06 Samsung Electronics Co Ltd 洗濯機の自動照明装置及びその制御回路
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