JPH1155821A - 配線用器具の取付具 - Google Patents

配線用器具の取付具

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JPH1155821A
JPH1155821A JP9204824A JP20482497A JPH1155821A JP H1155821 A JPH1155821 A JP H1155821A JP 9204824 A JP9204824 A JP 9204824A JP 20482497 A JP20482497 A JP 20482497A JP H1155821 A JPH1155821 A JP H1155821A
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piece
plate portion
hole
screw
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JP9204824A
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Takeshi Taji
武 田路
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Maruwa Co Ltd
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Maruwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】配線用器具の取付具によれば、ビスで取付板に
仮繋ぎした取付具を石膏ボードの方形孔から裏側に回り
込ませ、取付板とで締め付けているため、方形孔への挿
入及び位置決め作業が面倒で、又、取付具と石膏ボード
との接触面積が比較的少ないため、締め付けが不十分に
なったり、締め付け力が集中してボードが傷付く。 【解決手段】配線用器具5をボード壁1の方形孔1aに
嵌め込み・固定するための取付具であって、コ字形内縁
を有し、側片部間の寸法が方形孔1aの幅寸法Vに対応
し、側片部間を繋ぐ頂片部にネジ孔11dが設けられた
平板部11と、平板部11の各側片部の内縁から垂直方
向に延び、その延在寸法がボード壁の厚さWに対応した
垂直部12と、各垂直部12の先端から屈曲して延びて
平板部11の各側片部と対向した対向片部13とを備
え、2個一対として平板部11と対向片部13とで方形
孔1aに仮止めし、頂片部のネジ孔11dに配線用器具
5をネジ固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石膏ボード等のボ
ード壁にコンセントやスイッチ等の配線用器具を取り付
けるための取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンセントやスイッチ等の配線用器具を
室内壁面に取り付けるには、取付壁面に穿設した方形孔
に配線用器具を嵌入して孔周囲の壁面に固定するが、壁
面が石膏ボードの場合、直接、壁面にネジ止めしても必
要な固定力が得られない。そこで、石膏ボードに穿設し
た方形孔に嵌め込み・固定された取付具を介して配線用
器具を石膏ボードに間接的に取り付けており、その取付
具の従来例を図9(a)(b)を参照して次に示す。図
9(a)において(1)は石膏ボード、(2)は配線用
器具としてのコンセント(5)の取付板、(3)は化粧
板、(4)はコンセント用取付具である。
【0003】上記石膏ボード(1)は所定位置にコンセ
ント取付用方形孔(1a)が穿設された室内の取付壁面
である。取付板(2)は所定位置に穿設した方形開口
(2a)…にコンセント(5)…が裏側から嵌め込まれ
て一体的に取り付けられ、且つ、開口(2a)…の上下
にネジ孔(2b)…と貫通孔(2c)…と引っ掛け孔
(2d)…が穿設される。化粧板(3)は所定位置に穿
設された方形開口(3a)…と貫通孔(3b)…を有
し、裏側からコンセント(5)…を方形開口(3a)…
に嵌め込んで表側から貫通孔(3b)…にビスを挿通し
て取付板(2)のネジ孔(2b)…にねじ込み、取付板
(2)にネジ止め固定されて被覆・保護を兼ねて外観を
良好にする。
【0004】取付具(4)は、縦断面く字状に屈曲した
弾性屈曲片(4a)の上下各端縁に押圧片(4b)と取
付片(4c)をそれぞれ一体形成して取付片(4c)に
ネジ孔(4d)を穿設し、且つ、取付片(4c)の端縁
に側方に引っ掛け片(4e)…を一体形成したもので、
上下用に一対用意される。
【0005】上記構成において、取付板(2)に一体固
定されたコンセント(5)を石膏ボード(1)に取り付
ける際、まず各引っ掛け片(4e)…側を対向させて一
対の取付具(4)…を上下対称に対向配置し、各引っ掛
け片(4e)…を取付板(2)の引っ掛け孔(2d)…
に引っ掛け、貫通孔(2c)…から長めのビス(6)…
{図9(b)を参照}を挿通して取付具(4)のネジ孔
(4d)…に浅くねじ込み、取付具(4)と取付板
(2)とをビス(6)…で仮繋ぎする。
【0006】その後、上記仮繋ぎ状態で取付具(4)…
を石膏ボード(1)の方形孔(1a)に挿入してボード
裏側(1b)に入り込ませ、押圧片(4b)…と表側の
取付板(2)とで方形孔(1a)の周囲の石膏ボード
(1)を挟む。そこで、改めてビス(6)…を深くねじ
込むと、図9(b)に示すように、取付板(2)と取付
具(4)とが石膏ボード(1)を表裏両面から締め付け
て固定される。そして、化粧板(3)を取付板(2)に
被せて開口(3a)…に裏側からコンセント(5)…を
嵌め込み、表側からビス(7)…を挿通して取付板
(2)のネジ孔(2b)…にネジ止めして固定する。
【0007】次に、コンセント用取付具の他の従来例を
図10(a)(b)(c)を参照して示す。図9と同一
部分には同一参照符号を付してその説明を省略する。図
10(a)において(8)はコ字型平板状金具からなる
コンセント用取付具で、コ字型両端部にネジ孔(8a)
…を有する取付片(8b)…を互いに対向させて一体形
成する。
【0008】そして、上記同様、取付板(2)に一体固
定されたコンセント(5)…を石膏ボード(1)に取り
付ける際、まず取付板(2)の上又は下の一方の貫通孔
(2c)から長めのビス(6)…{図10(b)を参
照}を挿通して取付具(8)の対応する一方のネジ孔
(8a)に浅くねじ込み、取付具(8)と取付板(2)
とをビス(6)で仮繋ぎする。
【0009】その後、上記仮繋ぎ状態で取付具(8)を
ビス(6)で繋がれていない側から石膏ボード(1)の
方形孔(1a)に挿入してボード裏側(1b)に入り込
ませ、表側の取付板(2)とで方形孔(1a)の周囲の
石膏ボード(1)を挟む。そこで、改めてビス(6)…
を深くねじ込むと、図10(b)に示すように、取付板
(2)と取付具(8)とが石膏ボード(1)を表裏両面
から締め付けて固定される。そして、化粧板(3)を取
付板(2)に被せて開口(3a)…に裏側からコンセン
ト(5)…を嵌め込み、表側からビス(7)…を挿通し
て取付板(2)のネジ孔(2b)…にネジ止めして固定
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記コンセント用取付
具(4)(8)によれば、予め取付板(2)と取付具
(4)(8)をビスで仮繋ぎした後、取付具(4)
(8)を石膏ボード(1)の方形孔(1a)内に挿入し
て裏側に入り込ませ、取付板(2)とで挟み付けて石膏
ボード(1)に締め付け固定している。その際、ビスに
よる仮繋ぎにより取付具(4)(8)や取付板(2)が
ぐらついて方形孔(1a)への挿入及び位置決め作業が
面倒で、作業性が低下し、又、取付具(4)(8)と石
膏ボード(1)との接触面積が比較的少ないため、締め
付けが不十分になったり、締め付け力が特定領域に集中
してボードが傷付くという不具合がある。
【0011】本発明の目的は、コンセント等の配線用器
具の取付作業を簡便にし、又、確実で安定した取付状態
が得られる取付具を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、配線用器具を
ボード壁の方形孔に嵌め込み・固定するための取付具で
あって、コ字形内縁を有し、相対向した側片部間の寸法
が上記方形孔の幅寸法に対応し、側片部間を繋ぐ頂片部
にネジ孔が設けられた平板部と、平板部の各側片部の内
縁からそれぞれ垂直方向に延び、その延在寸法が上記ボ
ード壁の厚さに対応した垂直部と、各垂直部の先端から
それぞれ屈曲して延びて、平板部の各側片部と対向した
対向片部とを備え、2個一対として、それぞれの平板部
を上記方形孔を通して上記ボード壁の裏面に組み入れる
と共に、それぞれのコ字形内縁を相対向させ、平板部と
対向片部とで上記ボード壁を表裏両面側から挟持するこ
とによって、それぞれを上記方形孔の上方縁部分と下方
縁部分とに仮止めし、相対向した頂片部のネジ孔に上記
配線用器具をネジで固定することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明をコンセント用取付具に適
用した場合の実施の形態を図1〜図8を参照して以下に
説明する。図9及び図10に示す部分と同一部分には同
一参照符号を付してその説明を省略する。図1において
(10)は第1の実施の形態に係る取付具で、平板部
(11)と垂直部(12)と対向片部(13)とを具備
し、上下一対用意される。各取付具(10)は、図2
(a)(b)に示す形状の平板(11’)と(13’)
とを結合一体化することにより製作される。
【0014】上記平板(11’)は、図2(a)に示す
ように、例えば金属板からプレス加工により一対の第
1、第2各側片部(11a)(11b)を第1頂片部
(11c)で繋ぐコ字型内縁を有する平板状に成形し、
第1頂片部(11c)の上縁中間位置にネジ孔(11
d)を穿設したもので、各側片部(11a)(11b)
間の寸法が方形孔(1a)の幅寸法(V)に対応してい
る。各側片部(11a)(11b)と頂片部(11c)
の各内縁からそれぞれ三方内向きに爪片(12a)〜
(12c)が延在しており、それらの延在寸法(W)は
石膏ボード厚(W)に略等しい。各爪片(12a)〜
(12c)はそれぞれ垂直に折曲加工される。
【0015】平板(13’)は、図2(b)に示すよう
に、例えば金属板からプレス加工により一対の第3、第
4各側片部(13a)(13b)を第2頂片部(13
c)で繋ぐコ字型内縁を有する平板状に成形し、第2頂
片部(13c)の上縁略中央位置に切り欠き(13d)
を形成したものである。各側片部(13a)(13b)
と頂片部(13c)の各内縁からそれぞれ三方内向きに
爪片(12a’)〜(12c’)が延在しており、それ
らの延在寸法(W)は石膏ボード厚(W)に略等しい。
各爪片(12a’)〜(12c’)はそれぞれ垂直に折
曲加工される。
【0016】そして、図2(c)(d)に示すように、
平板(11’)と平板(13’)を突き合わせ、折曲加
工された爪片(12a)と(12a’)、(12b)と
(12b’)、(12c)と(12c’)を相互に重ね
合せてスポット溶接等により接合し、本発明に係るコン
セント用取付具(10)を形成する。この時、平板(1
1’)と平板(13’)のコ字型内縁は揃っており、
又、平板(13’)の側板部(13a)(13b)の各
先端部(12aa)(12ba)はそれぞれ平板(1
1’)との対向領域からコ字型開放側へ突出している。
平板(11’)が図1に示す平板部(11)、爪片(1
2a)と(12a’)、(12b)と(12b’)の重
合部分が図1に示す垂直部(12)、平板(13’)の
各側片部(13a)(13b)が図1に示す対向片部
(13)になる。
【0017】上記構成に基づき本発明の動作を次に説明
する。まず図1に示すように、2個の取付具(10)
(10)を一対として、それぞれのコ字形内縁を横に向
けた状態で平板部(11)(11)を方形孔(1a)を
通して石膏ボード(1)の裏面に組み入れる。更に、そ
れぞれを平面方向に略90°回転させることによってコ
字型各内縁を相対向させ、且つ、平板部(11)と表側
の対向片部(13)とで石膏ボード(1)を表裏面側か
ら挟持させる。
【0018】その後、対向片部(13)(13)の先端
部(12aa)(12ba)の端面を他方のそれらと突
き合わして位置決めする。このようにして一対の取付具
(10)(10)はそれぞれ方形孔(1a)の上方縁部
分と下方縁部分とに仮止めされる。この時、各取付具
(10)(10)のネジ孔(11d)の相互間のピッチ
はコンセント取付板(2)の貫通孔(2c)のピッチと
一致し、且つ、ネジ孔(11d)は方形孔(1a)の開
口内に位置する。そして、図1及び図3(a)に示すよ
うに、取付板(2)の貫通孔(2c)…から長ビス
(6)を挿通し、対向片部(13)の切り欠き(13
d)…を通してネジ孔(11d)に嵌め、ねじ込む。
【0019】そうすると、取付板(2)と対向片部部
(13)と平板部(11)の三者が締め付けられ、取付
板(2)が取付具(10)に取り付け固定される。この
時、平板部(11)が石膏ボード(1)の裏面に密着
し、長ビス(6)による締め付け力を負荷するので、締
め付け状態が安定し、又、締め付け力が分散することに
より、石膏ボード(1)の傷付きが防止される。又、対
向片部(13)により方形孔(1a)の切り口端面が隠
されて外観が良好になる。そして、化粧板(3)の方形
開口(3a)…に裏側からコンセント(5)…を嵌め込
みつつ貫通孔(3b)…にビスを挿通して取付板(2)
のネジ孔(2b)…にねじ込み固定し、化粧板(3)を
取付板(2)に被せて保護する。
【0020】次に、本発明の他の実施の形態を図4〜図
6を参照して示す。図9及び図10に示す部分と同一部
分には同一参照符号を付してその説明を省略する。図4
において(14)は第2の実施の形態に係る取付具で、
第1平板部(15)と第2平板部(16)とを具備す
る。
【0021】上記第1平板部(15)は、図5(a)に
示すように、相対向する一対の側片部(15a)(15
b)を一対の頂片部(15c)(15d)で繋ぎ、方形
孔(1a)に対応した方形内縁を有する方形枠板であ
る。そして、図5(b)(c)(d)に示すように、各
側片部(15a)(15b)及び頂辺部(15c)(1
5d)の内縁から内向きに延在させた舌片(17a)〜
(17d)を図示点線で垂直に折曲加工して各側片部
(15a)(15b)に垂直方向に延びた第1垂直部
(17)と、頂片部(15c)(15d)にそれぞれ設
けられたネジ孔(15e)(15e)とを有し、舌片
(17a)(17b)の中間部にV字形切り込み(17
e)(17e)を設ける。この時、ネジ孔(15e)の
相互間のピッチは、コンセント取付板(2)の貫通孔
(2c)のピッチと一致する。
【0022】第2平板部(16)は、図6(a)に示す
ように、相対向する一対の側片部(16a)(16b)
を一対の頂片部(16c)(16d)で繋ぎ、方形孔
(1a)に対応した方形内縁を有する方形枠板である。
そして、図6(b)(c)(d)に示すように、各側片
部(16a)(16b)及び頂辺部(16c)(16
d)の内縁から内向きに延在させた舌片(18a)〜
(18d)を図示点線で垂直に折曲加工して各側片部
(16a)(16b)に垂直方向に延びた第2垂直部
(18)と、舌片(18a)(18b)の先端からそれ
ぞれ延びた折曲自在の爪片(19)…とを有し、頂片部
(16c)(16d)の上下縁部中間に切り欠き(16
e)(16e)を設ける。
【0023】上記構成によれば、まず第1平板部(1
5)を方形孔(1a)に通して石膏ボード(1)の裏面
側に組み入れる。この時、内装前のコンクリート壁と石
膏ボード(1)との隙間が十分に広く、石膏ボード
(1)を通った第1平板部(15)がコンクリート壁に
つかえなければ、そのまま第1平板部(15)を回転さ
せて石膏ボード(1)の裏面側に組み入れる。一方、内
装前のコンクリート壁と石膏ボード(1)との隙間が狭
く、石膏ボード(1)を通った第1平板部(15)がコ
ンクリート壁につかえる場合、予め第1平板部(15)
を切り込み(17e)(17e)を軸に「く」字状に屈
曲させて方形孔(1a)に通し、石膏ボード(1)の裏
面側に回り込ませつつ組み入れる。
【0024】同時に、その第1垂直部(17)を方形孔
(1a)の両側縁にあてがい、その後、第2平板部(1
6)の第2垂直部(18)を表面側から第1平板部(1
5)の第1垂直部(17)の内側に組み入れる。そし
て、爪片(19)を折曲して第1平板部(15)に係合
させることによって、第1平板部(15)と第2平板部
(16)とを係合一体として方形孔(1a)の縁部分に
仮止めする。
【0025】そうすると、ネジ孔(15e)がコンセン
ト取付板(2)の貫通孔(2c)…と重なり、且つ、ネ
ジ孔(15e)が方形孔(1a)の開口内に位置する。
そこで、上記同様、図1及び図3(b)に示すように、
取付板(2)の貫通孔(2c)…から長ビス(6)を挿
通し、第2平板部(16)の切り欠き(16e)…を通
してネジ孔(15e)…に嵌め、ねじ込む。
【0026】そこで、取付板(2)と第1、第2平板部
(15)(16)の三者が締め付けられ、取付板(2)
が取付具(14)に取り付け固定される。この時、第1
平板部(15)が石膏ボード(1)の裏面に密着し、長
ビス(6)による締め付け力を負荷するので、締め付け
状態が安定し、又、締め付け力が分散することにより、
石膏ボード(1)の傷付きが防止される。又、第2平板
部(16)により方形孔(1a)の切り口端面が隠され
て外観が良好になる。そして、化粧板(3)の方形開口
(3a)…に裏側からコンセント(5)…を嵌め込みつ
つ貫通孔(3b)…にビスを挿通して取付板(2)のネ
ジ孔(2b)…にねじ込み固定し、化粧板(3)を取付
板(2)に被せて保護する。
【0027】又、本発明の更に他の実施の形態を図7
(a)(b)を参照して次に示す。図7(a)(b)に
おいて(20)は第3平板部、(21)は第4平板部で
ある。上記第3平板部(20)は、図7(a)に示すよ
うに、方形孔(1a)に対応した方形内縁を有する方形
枠板状で、各側片部(20a)(20b)及び頂片部
(20c)(20d)の内縁から内向きに延在させた舌
片(22a)〜(22d)を図示点線で垂直に折曲加工
して各側片部(20a)(20b)に垂直方向に延びた
第1垂直部(22)と、頂片部(20c)(20d)に
それぞれ設けられたネジ孔(20e)(20e)とを有
し、舌片(22a)(22b)の中間部にV字形切り込
み(22e)(22e)を設ける。尚、上記各舌片(2
2a)〜(22d)は、図7(a)に示すように、方形
開口の各コーナ部をそれぞれ斜めに切削して形成した切
れ目(Pa)…により区分けされる。
【0028】第4平板部(21)は、図7(b)に示す
ように、方形孔(1a)に対応した方形内縁を有する方
形枠板状で、各側片部(21a)(21b)及び頂片部
(21c)(21d)の内縁から内向きに延在させた舌
片(23a)〜(23d)を図示点線で垂直に折曲加工
して各側片部(21a)(21b)に垂直方向に延びた
第3垂直部(23)と、舌片(23a)(23b)の先
端からそれぞれ延びた折曲自在の爪片(24)…とを有
し、頂片部(21c)(21d)の上下縁部中間に切り
欠き(21e)(21e)を設ける。尚、上記各舌片
(23a)〜(23d)は、図7(b)に示すように、
方形開口の各コーナ部をそれぞれ斜めに切削して形成し
た切れ目(Pb)…によって区分けされる。
【0029】又、図8(a)(b)に示す本発明の実施
の形態は、石膏ボード(1)の方形孔を横に拡張して横
に複数列(図示例ではダブル)に並べたコンセント取付
板を組み入れるために図7の第3、第4各平板部(2
0)(21)を変形したもので、(25)(26)は第
5、第6各平板部、(25a)〜(25d)は第5平板
部(25)の側片部と頂片部、(26a)〜(26d)
は第6平板部(26)の側片部と頂片部、(27a)〜
(27d)は側片部(25a)(25b)と頂片部(2
5c)(25d)の各舌片、(28a)〜(28d)は
側片部(26a)(26b)と頂片部(26c)(26
d)の各舌片、(25e)…は第5平板部(25)のネ
ジ孔、(27e)…は第5平板部(25)の切り込み、
(28e)…は第6平板部(26)の切り欠き、(2
9)…は第6平板部(26)の爪片である。尚、爪片
(29)…は4枚の舌片(28a)〜(28d)のそれ
ぞれに設けられる。又、各舌片(27a)〜(27d)
と(28a)〜(28d)は、図8(a)(b)に示す
ように、方形開口の各コーナ部をそれぞれ斜めに切削し
て形成した切れ目(Pc)…及び(Pd)…によってそ
れぞれ区分けされ、垂直に折曲加工される。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、石膏ボードの方形孔に
配線用器具の取付具を嵌め込み・固定する際、方形孔に
対応した内縁を有する平板部を方形孔に通してボード壁
の裏側に組み入れ、表側の対向片部又は平板部とでボー
ド壁を表裏面側から挟持して仮止めし、コンセント取付
板を表側の対向片部又は平板部に被せて裏側の平板部に
締め付け固定したから、方形孔への挿入及び位置決め作
業が簡便になって作業性が向上し、又、平板部とボード
壁との接触面積が大きくなるため、締め付けが十分にな
り、且つ、締め付け力が広範囲に分散してボードの傷付
きを防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】石膏ボードとコンセント取付板と化粧板と本発
明に係るコンセント用取付具の実施の形態を示す斜視
図。
【図2】(a)(b)は図1のコンセント用取付具の平
板の各展開図。(c)(d)は図1のコンセント用取付
具の側面図と上面図。
【図3】(a)は石膏ボードへ嵌め込み・固定した図1
のコンセント用取付具の一部断面側面図。(b)は石膏
ボードへ嵌め込み・固定した図4及び図5のコンセント
用取付具の一部断面側面図。
【図4】石膏ボードとコンセント取付板と化粧板と本発
明に係るコンセント用取付具の他の実施の形態を示す斜
視図。
【図5】(a)(b)(c)(d)は図4の取付具の第
1平板部の展開図と平面図と側面図と上面図。
【図6】(a)(b)(c)(d)は図4の取付具の第
2平板部の展開図と平面図と側面図と上面図。
【図7】(a)(b)は本発明に係るコンセント用取付
具の他の実施の形態を示す第3、第4平板部の各展開
図。
【図8】(a)(b)は本発明に係るダブルのコンセン
ト用取付具の実施の形態を示す第5、第6平板部の各展
開図。
【図9】(a)は従来のコンセント用取付具の一例と石
膏ボードとコンセント取付板と化粧板の各斜視図。
(b)は石膏ボードへ嵌め込み・固定した(a)の取付
具の一部断面側面図。
【図10】(a)は従来のコンセント用取付具の他の一
例と石膏ボードとコンセント取付板と化粧板の各斜視
図。(b)は石膏ボードへ嵌め込み・固定した(a)の
取付具の一部断面側面図。
【符号の説明】 1 石膏ボード 10 配線用器具の取付具 11 平板部 12 垂直部 13 対向片部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線用器具をボード壁の方形孔に嵌め込み
    ・固定するための取付具であって、 コ字形内縁を有し、相対向した側片部間の寸法が上記方
    形孔の幅寸法に対応し、側片部間を繋ぐ頂片部にネジ孔
    が設けられた平板部と、 平板部の各側片部の内縁からそれぞれ垂直方向に延び、
    その延在寸法が上記ボード壁の厚さに対応した垂直部
    と、 各垂直部の先端からそれぞれ屈曲して延びて、平板部の
    各側片部と対向した対向片部とを備え、 2個一対として、それぞれの平板部を上記方形孔を通し
    て上記ボード壁の裏面に組み入れると共に、それぞれの
    コ字形内縁を相対向させ、平板部と対向片部とで上記ボ
    ード壁を表裏両面側から挟持することによって、それぞ
    れを上記方形孔の上方縁部分と下方縁部分とに仮止め
    し、 相対向した頂片部のネジ孔に上記配線用器具をネジで固
    定することを特徴とする配線用器具の取付具。
  2. 【請求項2】配線用器具をボード壁の方形孔に嵌め込み
    ・固定するための取付具であって、 上記方形孔に対応した方形内縁を有し、各側片部の内縁
    からそれぞれ垂直方向に延びた第1垂直部と、側片部間
    を繋ぐ各頂片部にそれぞれ設けられたネジ孔とを有する
    第1平板部と、 上記方形孔に対応した方形内縁を有し、各側片部の内縁
    からそれぞれ垂直方向に延びた第2垂直部と、各第2垂
    直部の先端からそれぞれ延びた爪片とを有する第2平板
    部とを備え、 第1平板部を上記方形孔を通して上記ボード壁の裏面に
    組み入れると共に、その第1垂直部を上記方形孔の両側
    縁にそれぞれあてがい、その後、第2平板部の第2垂直
    部を表面側から第1平板部の第1垂直部の内側に組み入
    れ、その爪片を折曲させて第1平板部に係合させること
    によって、第1平板部と第2平板部とを係合一体として
    上記方形孔の縁部分に仮止めし、 第1平板部の相対向した頂片部のネジ孔に上記配線用器
    具をネジで固定することを特徴とする配線用器具の取付
    具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012129268A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Nec Infrontia Corp 機器取付具
JP2013191878A (ja) * 2013-05-31 2013-09-26 Nec Infrontia Corp 機器取付具

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JP2012129268A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Nec Infrontia Corp 機器取付具
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