JPH1155453A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH1155453A
JPH1155453A JP9205116A JP20511697A JPH1155453A JP H1155453 A JPH1155453 A JP H1155453A JP 9205116 A JP9205116 A JP 9205116A JP 20511697 A JP20511697 A JP 20511697A JP H1155453 A JPH1155453 A JP H1155453A
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JP
Japan
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film
holder
original
guide groove
light
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Withdrawn
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JP9205116A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Inoue
将利 井上
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH1155453A publication Critical patent/JPH1155453A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】写真プリント等の反射原稿やシート状のフィル
ム等の透過原稿が引っ掛かることなくスムーズに給送で
きるようにするとともに、ラインセンサ等の撮像素子に
対して原稿の位置決めを容易かつ確実に行える画像入力
装置を提供すること。 【解決手段】透過原稿または反射原稿や、該透過原稿ま
たは反射原稿を保持可能なホルダを所定の湾曲形状に規
定するガイド溝を設け、このガイド溝に透過原稿、反射
原稿またはホルダを装填してこれらに光を照射し、該透
過原稿、反射原稿またはホルダを駆動しつつラインセン
サによって画像情報を取り込めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ラインセンサによって透過原
稿または反射原稿から画像情報を取り込む画像入力装置
に関し、詳しくは取り込んだ画像情報をパソコンやモニ
タテレビ等に出力可能な画像入力装置に関する。
【0002】
【従来技術】ラインセンサ等により長尺状の現像済スチ
ル写真フィルムから画像情報を取り込み、その画像情報
をパソコン等に出力する画像入力装置は既に知られてい
る。例えば、特開平7−143396号公報には、現像
済スチル写真フィルムの後方から光を照射して該写真フ
ィルムから画像情報をラインセンサによって取り込む画
像入力装置において、ローディング時は固定して設けら
れた透明な湾曲状ガイド部材に向かって上記写真フィル
ムを一定の速度で給送し、湾曲状ガイド部材と該写真フ
ィルムとが接触したローディング後は一定の速度且つ一
定の張力で給送する画像入力装置が記載されている。上
記画像入力装置によれば、ラインセンサによって写真フ
ィルムから画像情報を取り込む際に写真フィルムの幅方
向の巻きぐせを矯正した状態とすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−143396号公報は、静止している湾曲状ガイド
部材に給送中のフィルムを接触させる構成となっている
ため、カートリッジから送り出されたフィルムの先端部
が湾曲状ガイド部材に引っ掛かってフィルムの給送自体
がスムーズにいかなくなるという問題点があった。ま
た、特開平7−143396号公報には、写真プリント
等の反射原稿の画像やシート状のフィルム等の透過原稿
を用いた際の原稿の位置決めや給送についての記載はな
く、このような原稿から画像を入力することはできなか
った。
【0004】本願は上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、写真プリント等の反射原稿やシート状のフ
ィルム等の透過原稿が引っ掛かることなくスムーズに給
送できるようにするとともに、ラインセンサ等の撮像素
子に対して原稿の位置決めを容易かつ確実に行える画像
入力装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本願発明の第1の画像入力装置は、装填された透過
原稿または反射原稿を所定の湾曲形状に規定して画像情
報を確実に取り込めるようにするガイド溝と、上記ガイ
ド溝によって所定の湾曲形状に規定された透過原稿また
は反射原稿に光を照射する光照射手段と、光を照射され
た上記透過原稿または反射原稿から画像情報を取りむラ
インセンサと、を具備したことを特徴とする。
【0006】上記の目的を達成するために本願発明の第
2の画像入力装置は、装填された透過原稿または反射原
稿を所定の湾曲形状に規定して画像情報を確実に取り込
めるようにするガイド溝と、上記ガイド溝によって所定
の湾曲形状に規定された透過原稿または反射原稿に光を
照射する光照射手段と、上記ガイド溝に沿って上記ガイ
ド溝に装填された透過原稿または反射原稿を所定方向に
駆動する駆動手段と、上記ガイド溝に沿って駆動されて
いる上記透過原稿または原稿から画像情報を取り込むラ
インセンサと、を具備したことを特徴とする。
【0007】上記の目的を達成するために本願発明の第
3の画像入力装置は、透過原稿または反射原稿を保持す
るとともに該透過原稿または反射原稿に光を照射するた
めの開口部を有するホルダと、上記ホルダが装填可能で
あって、装填された該ホルダを所定の湾曲形状に規定し
て上記透過原稿または反射原稿から画像情報を確実に取
り込めるようにするガイド溝と、上記ガイド溝に装着さ
れた上記ホルダ開口部内の原稿に光を照射する光照射手
段と、光を照射された上記原稿から画像情報を取り込む
ラインセンサと、を具備したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本願発明の第1の画像入力装置は、ガイド溝に
透過原稿または反射原稿を装填することにより、上記透
過原稿または反射原稿原稿がラインセンサによって画像
情報が確実に取り込む所定の湾曲形状に位置決めされ
る。
【0009】本願発明の第2の画像入力装置は、ガイド
溝に透過原稿または反射原稿を装填することにより、上
記透過原稿または反射原稿原稿がラインセンサによって
画像情報が確実に取り込む所定の湾曲形状に位置決めさ
れる。その後、駆動手段により装填された原稿を副走査
駆動しつつ、上記原稿に照射された光を画像情報として
ラインセンサで取り込む。
【0010】本願発明の第3の画像入力装置は、透過原
稿または反射原稿を保持するホルダを、ラインセンサと
光照射手段との間に設けられたガイド手段に装填する。
そして、上記ガイド手段に装着された上記ホルダ開口部
内の原稿に照射された光を画像情報としてラインセンサ
が取り込む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本願発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1から図6は
第1の実施の形態を説明するための図で、図1は画像入
力装置の概略構成を示した全体斜視図であり、図2は画
像入力装置の一部を構成するアダプタの全体斜視図であ
る。又、図3及び図4は図1の画像入力装置を説明する
ための断面図で、図5は給送ローラとフイルムの関係を
説明するための図を、図6は給送ローラの形状を説明す
るための現像済みフイルムの状態図を、それぞれ示して
いる。
【0012】図1に示すように、本願発明の画像入力装
置は本体1とこの本体1に着脱自在なアダプタ2とから
構成されている。上記本体1には画像入力装置をon/
offする電源スイッチ3が設けられていて、上記アダ
プタ2には現像済みの135フィルム(以下、135フ
ィルムという)等の原稿4を装填する装填開口部5aと
撮像された原稿4を排出するための排出開口部5bが設
けられている。尚、本実施形態では原稿4の例として1
35フィルムを使用し、原稿4を135フィルム4と規
定する。
【0013】図2は、本体1に着脱自在なアダプタ2の
全体斜視図である。このアダプタ2は光透過型のシート
状のフイルムから画像情報を得るシートフイルム用のア
ダプタで、該アダプタ2には上述したシート状の135
フイルム4を装填する装填開口部5a(図では見えな
い)及びそれを排出する排出開口部5bと、本体1と係
合するための凹部6とアパーチャ部7とが設けられてい
る。尚、後述するが、本体1にはベース8及びこのベー
ス8に設けられた光源10が配置されており、上記凹部
6はこれらの構成を避けるような位置に設けられてい
る。
【0014】次に、図3及び図4を用いて第1の実施形
態における画像入力装置内部の構成について説明する。
図3は図1のA−A’断面図で、アダプタ2を本体1に
装着後、ローラによって所定量給送され、135フィル
ム4から画像情報を読み取ることが可能な状態を示して
いる。また、図4は図1のB−B’断面図で、画像入力
装置の内部構成を説明するための図である。
【0015】図3に示すように、本体1はベース8と画
像処理装置9とから構成されていて、該ベース8のアダ
プタ2側先端部には光源10が配置され、その他端側に
はリニアCCDラインセンサ11が配置されている。
又、このリニアCCDラインセンサ11と光源10との
間には、装填された135フイルム4に照射された光線
をリニアCCDラインセンサ11に結像させるレンズ1
2が設けられている。
【0016】一方、本体1に装着されたアダプタ2に
は、装填開口部5aから装填された135フイルム4が
弓状の湾曲形状となるように支持するガイド溝13と、
装填された135フイルム4をこのガイド溝13に沿っ
て送り出す1組の給送ローラ14が設けられている。
【0017】図4は図1のB−B’断面図で、本体1に
アダプタ2が装着された状態における、画像入力装置の
内部構成を示した図である。図において本体1には光源
10と接続するリード線15(16)が設けられてい
て、アダプタ2が本体1に装着され、電源スイッチ3が
onされると本体1に設けられたインバータユニット1
7から光源10に電源が供給されるようになっている。
このインバータユニット17は、アダプタ2に設けられ
た給送ローラ14を駆動するモータ(不図示)にも電源
を供給するようになっている。
【0018】図5は上述した1組の給送ローラ14と1
35フイルム4の関係を説明するための図である。図に
示すように、上記1組の給送ローラ14は、135フイ
ルム4を挟んで第1給送ローラ14aと第2給送ローラ
14bとからなり、それぞれの形状はダンベル形状をし
ている。上記ダンベル形状をした第1及び第2の給送ロ
ーラ14a、14bは、それぞれ、135フイルム4の
両側部と接する2つの円柱状の車輪14cとこの車輪1
4c間を連結する軸14dとによって構成されている。
【0019】上記第1及び第2の給送ローラ14a、1
4bの各軸14dには不図示のバネが設けられていて、
このバネは第1の給送ローラ14aと第2の給送ローラ
14bとを互いに引寄与せる方向に付勢することによ
り、車輪14cの外周面が上記135フイルム4の両側
に当接し、135フイルム4を押圧している。又、上記
第1の給送ローラ14aにはモータ(不図示)からの駆
動力を伝達する伝達手段(不図示)が連結されていて、
この駆動力が135フイルム4との摩擦力となって第2
の給送ローラ14bに伝達されることによりフイルムが
給送される。尚、矢印はフィルムの送り方向である。
【0020】図6は現像済みフイルムを示した図で、給
送ローラ14の形状をダンベル形状とした理由を説明す
るための図である。一般に現像済みの135フィルム4
はパーフォレーション4a、4bと撮影画面4cが形成
されており、図に示したように隣接する撮影画面4c間
のクリアランスLは非常に狭いため、上記パーフォレー
ション4a、4b間において第1及び第2の給送ローラ
14a、14bを1つの円柱とすると撮影画像4cの一
部がこの円柱によってけられてしまう恐れがある。従っ
て、フイルムとの接地面積の小さい車輪14cとし、2
つの車輪14c間をこの車輪14cよりも径の小さい1
4軸dで連結することでこのけられを回避している。
【0021】次に、第1の実施の形態の動作について説
明する。画像入力装置の本体1にアダプタ2を装着し、
本体に設けられた電源スイッチ3をONにする。電源ス
イッチ3がONされるとインバータユニット17からア
ダプタ2に電源が供給され、光源10が発光するととも
にリニアCCDラインセンサ11の撮像ドライブ回路
(不図示)がON状態となる。
【0022】画像入力装置が起動したら、アダプタ2の
装填開口部5aから135フイルム4を装填していく。
135フイルム4の先端部が給送ローラ14の手前の所
定位置にきたことをセンサ(不図示)によって検出され
ると、不図示の制御手段により給送ローラ14が回転さ
せられ、135フイルムの自動給送を開始する。そし
て、初期位置として1駒目の撮影画面のエッジがセンサ
(不図示)によって検出されると給送が停止する。
【0023】135フイルム4の第1駒のエッジが検出
されて給送が停止すると、リニアCCDラインセンサ1
1の撮像ドライブ回路(不図示)によって主走査が開始
され、次に135フィルム4を副走査駆動するために、
再度、給送ローラ14が駆動される。その後はリニアC
CDラインセンサ11で主走査しつつ、給送ローラ14
によって副走査駆動を行うことで第1駒全体の走査が行
われる。そして、走査情報が画像処理装置9でA/D変
換された後、パソコンのモニタ上に出力される。
【0024】尚、本実施形態では第1駒から走査を行っ
たが、パソコン等によって制御することにより、任意の
駒から行っても良い。又、第1駒から任意の駒へ走査を
行っても良い。
【0025】以上、第1の実施形態について説明した
が、本実施形態によれば、装填されたフィルムを所定の
湾曲形状に規定するガイド溝を設けたので、フィルムの
長手方向及びこれと垂直な方向のたわみが発生しない状
態でフィルムの位置決めを容易にかつ確実にすることが
できる。また、これにより、フイルムの位置とラインC
CDリニアセンサとの位置が定まり、取込む画像の精度
が向上する。さらに、ガイド溝に沿ってフイルムをスム
ーズに給送することができる。
【0026】次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、第1の実施形態の画像入力装置本体
1に設けられている光源をアダプタ内に設けて、写真プ
リント等の反射原稿から画像を入力可能とした実施形態
である。以下、同じ構成には同じ符号を用いるとともに
第1の実施形態とは異なる所のみ説明する。
【0027】図7は、第1の実施形態の透過原稿用アダ
プタ2を反射原稿用に変形したもので、図1のA−A断
面図に相当する断面図である。図において、写真プリン
ト用アダプタ20には、写真プリント21を装填する装
填開口部22、装填された写真プリント21を弓状の湾
曲形状となるように支持するガイド溝23、装填された
写真プリント21をガイド溝23に沿って送り出す1組
の給送ローラ24及び写真プリント21を照明する光源
25が設けられている。上記光源25は、写真プリント
用アダプタ20を本体1に装着した状態における、上記
ガイド溝23と撮影レンズ12との間であって、上記ア
ダプタ20内の凹部(図2の6参照)近傍に形成された
光源設置穴26内に配置されている。
【0028】次に、第2の実施の形態の動作について説
明する。画像入力装置の本体1に写真プリント用アダプ
タ20を装着し、本体に設けられた電源スイッチ3をO
Nにする。電源スイッチ3がONされるとインバータユ
ニット17から写真プリント用アダプタ20に電源が供
給され、光源部21が発光するとともにリニアCCDラ
インセンサ11の撮像ドライブ回路(不図示)がON状
態となる。
【0029】画像入力装置が起動したら、写真プリント
用アダプタ20の装填開口部22から写真プリント21
を装填していく。写真プリント21の先端部が給送ロー
ラ24の手前の所定位置にきたことをセンサ(不図示)
によって検出されると、不図示の制御手段により給送ロ
ーラ24が回転させられ、自動給送を開始する。そし
て、初期位置として、撮影駒の1駒目のエッジがセンサ
(不図示)によって検出されると給送が停止する。
【0030】第1駒のエッジが検出されて給送が停止す
ると、撮像ドライブ回路(不図示)によって光源25か
ら写真プリント21に向かって照射された光線の反射光
に基づいてリニアCCDラインセンサ11の主走査が開
始され、次に写真プリント21を副走査駆動するため
に、再度、給送ローラ24が駆動される。その後はリニ
アCCDラインセンサ11で主走査しつつ、給送ローラ
24で副走査駆動を行うことにより第1駒全体の走査が
行われる。尚、走査情報は画像処理装置9でA/D変換
され、パソコンのモニタ上に表示される。
【0031】このように、第2の実施の形態によれば、
写真プリント用のアダプタ内に光源を配置したので、第
1の実施の形態の効果に加えて写真プリント等の反射原
稿の画像情報も得ることができる。
【0032】図8から図10は第3の実施形態を説明す
るための図である。第3の実施形態は、第1の実施形態
に使用したシート状の135フイルム等を保持すること
が可能なフイルムホルダに装着し、フイルムホルダに装
填されたシート状の135フィルム等の原稿が該ホルダ
を介してガイド溝に装着されるようにしたものである。
尚、アダプタ内に設けられたフイルム用ガイド溝もフイ
ルムホルダに合わせてた大きさとなっている。以下、第
1の実施形態と同じ構成には同じ符号を用いるとともに
異なる所のみ説明する。
【0033】図8はシート状の135フィルムを保持す
るフィルムホルダ30の展開図で、図9はフィルムホル
ダ30を閉じた際の状態を示した斜視図である。また、
図10はフィルムホルダ30が装着されたアダプタ40
を画像入力本体1に装着した状態を示した図で、図1の
AーA断面図に相当する。図8の如く、フィルムホルダ
30は2枚の薄い弾性の板30a,30b及びこれらを
開閉自在に連結する軸30cによって構成されていて、
上記薄い弾性の板30a,30bは、ゴムやプラスチッ
ク等、弾性を有するものでできているため、図9の
(a)及び(b)に示す様に閉じた状態でも自由自在に
撓ませることができる。
【0034】図8において、弾性の板30aにはシート
状の135フィルム4を装填し、これを固定するための
凹部30dが構成されており、この凹部30dには撮影
駒に対応したホルダ開口部30eが複数個設けられてい
る。又、弾性の板30bには、ホルダ開口部30eに対
応する位置にホルダ開口部30e’と、フイルムホルダ
30を閉じた際に上記弾性の板30aの凹部30dに装
填されたシート状の135フィルム4の位置を保持する
保持面30fと、が設けられている。
【0035】図10は、フイルムホルダ30が装填され
たホルダ用アダプタ40を本体1に装着した状態を示し
たもので、図1のA−A断面図に相当する図である。ホ
ルダ用アダプタ40には、フイルムホルダ30を装填す
る装填開口部41、装填された弾性のフイルムホルダ3
0を弓状の湾曲形状となるように支持するガイド溝42
及び装填されたフイルムホルダ30を弓状のガイド溝4
2に沿って送り出す1組の給送ローラ43が設けられて
いる。この給送ローラ43は、フイルムホルダ30を給
送するため、フイルムホルダ30と接する部分の車輪表
面が、第1の実施形態で説明した給送ローラ14よりも
摩擦力の大きいゴム等でできている。
【0036】次に、第3の実施の形態の動作について説
明する。先ず、弾性のフイルムホルダ30を図8のよう
に開いて135フイルム4を凹部30dに装填し、図9
に示したように閉じた状態にしておく。そして、ホルダ
用アダプタ40を画像入力装置本体1に装着し、本体1
に設けられた電源スイッチ3をONにする。電源スイッ
チ3がONされるとインバータユニット17からホルダ
用アダプタ40に電源が供給され、光源10が発光する
とともにリニアCCDラインセンサ11の撮像ドライブ
回路(不図示)がON状態となる。
【0037】画像入力装置が起動したら、フイルムが装
填されたフイルムホルダ30をホルダ用アダプタ40の
装填開口部41から装填していく。フイルムホルダ30
の先端部が給送ローラ43の手前の所定位置にきたこと
をセンサ(不図示)によって検出されると、不図示の制
御手段により給送ローラ43が回転させられ、自動給送
を開始する。そして、1つ目のホルダ開口部30eのエ
ッジが初期位置としてセンサ(不図示)によって検出さ
れると、給送が停止する。
【0038】1つ目のホルダ開口部30eのエッジが検
出されて給送が停止すると、フイルムを透過してきた透
過光線に基づいて撮像ドライブ回路(不図示)によって
リニアCCDラインセンサ11の主走査が開始され、次
にフイルムホルダ30を副走査駆動するために、再度、
給送ローラ43が駆動される。その後はリニアCCDラ
インセンサ11によって主走査しつつ、給送ローラ43
によって該フイルムホルダ30を副走査駆動することに
より第1駒全体の走査が行われる。走査情報は画像処理
装置9でA/D変換され、パソコンのモニタ上に出力さ
れる。また、この副走査駆動によって、フイルムホルダ
30はホルダ用アダプタ40に設けられたガイド溝42
の弓状の湾曲形状に沿って移動する。
【0039】このように、第3の実施の形態によれば、
弾性のフイルムホルダにフイルムを装填して、この弾性
のフイルムホルダをホルダ用アダプタに設けられた湾曲
状ガイド溝に対して着脱自在としたので、ホルダ内のフ
イルムを確実に保持しつつ、スムーズにフイルムホルダ
を副走査駆動すことができる。又、複数のフイルムホル
ダを用意しておけば手軽に異なる画像情報をすぐに得る
ことができる。
【0040】図11から図14は第4の実施形態を説明
するための図である。第4の実施形態は、第3の実施形
態に使用するフイルムホルダを硬性の材料で所定の湾曲
形状に形成し、その表面に被駆動部としてラックを設け
た硬性のフイルムホルダとしたもので、この硬性のフイ
ルムホルダはラックがアダプタ内に設けられたギヤで駆
動されることにより駆動される。以下、第3の実施形態
と同じ構成には同じ符号を用いるとともに異なる所のみ
説明する。
【0041】図11及び図12はシート状の135フィ
ルムを保持する保持部と被駆動部とを有する硬性の湾曲
したフィルムホルダ50を説明するための外観斜視図
で、図13はフィルムホルダ50をアダプタ60に装着
し、それを画像入力本体1に装着した状態を示した図で
ある。又、図14はフィルムホルダ50とアダプタ60
と本体1との関係を説明するための断面図である。
【0042】図11において、フィルムホルダ50は互
いに嵌合する2枚の硬性湾曲板51,52によって構成
されていて、該硬性湾曲板51,52の各々にはホルダ
開口部51a(52a)〜51f(52f)が該板5
1,52が嵌合した際の位置が合うように設けられてい
る。また、上記硬性湾曲板52のホルダ開口部の上部表
面にはフィルムホルダ50を副走査駆動するためのラッ
ク部53がフィルムホルダ50の湾曲形状に沿って形成
されている。さらに、上記硬性湾曲板51,52の両端
部にはこれらが嵌合した際に両者を固定する固定部5
4、55が形成されている。尚、硬性湾曲板51,52
は少なくとも自己の湾曲形状を維持できる程度の硬さを
有したゴムやプラスチック等からできているが、変形で
きない程固く構成しても良い。
【0043】図12は図11のC−C’断面図で、硬性
湾曲板52に形成されている凹部56に135フィルム
4を装填し、硬性湾曲板51と硬性湾曲板52とを嵌合
させた状態を示している。図に示すように、135フィ
ルム4は硬性湾曲板51と硬性湾曲板52とによって形
成された間隙(フイルム固定部)に固定される。
【0044】図13は、フイルムホルダ50が装填され
たホルダ用アダプタ60を、本体1に装着した状態を示
したもので、図1のA−A断面図に相当する図である。
ホルダ用アダプタ60には、硬性のフイルムホルダ50
を装填する装填開口部61、装填された硬性のフイルム
ホルダ50を弓状の湾曲形状のまま支持するガイド溝6
2及び装填された硬性のフイルムホルダ50に設けられ
たラック53と噛合して該フイルムホルダ50を弓状の
ガイド溝62に沿って送り出すギヤ63が設けられてい
る。
【0045】図14は図13のD−D断面図で、図1の
B―B断面に相当する。図において、現像済みの135
フイルムが硬性のフイルムホルダ50に装着され、この
フイルムホルダ50がホルダ用アダプタ60に固定さ
れ、さらに、このホルダ用アダプタ60が本体1に配置
された状態を示していて、ベース8の先端部に設けられ
た光源10からの出射光がフイルムホルダ50内の現像
済みの135フイルムを透過する状態を示している。
【0046】次に第4の実施形態の動作の説明をする。
先ず、図12に示す硬性湾曲板51の凹部56に135
フイルム4を装填し、硬性湾曲板51に硬性湾曲板52
を嵌合させて両者を固定部54、55によって嵌合固定
して、硬性の湾曲したフイルムホルダ50を作ってお
く。
【0047】次に、ホルダ用アダプタ60を画像入力装
置本体1に装着し、本体1に設けられた電源スイッチ3
をONにする。電源スイッチ3がONされてインバータ
ユニット17からホルダ用アダプタ40に電源が供給さ
れると、光源10が発光し、リニアCCDラインセンサ
14の撮像ドライブ回路(不図示)がON状態となると
ともにホルダ用アダプタ60のギヤ63が所定の速度で
回転を始める。
【0048】画像入力装置が起動したら、上記硬性のフ
イルムホルダ50をホルダ用アダプタ60の装填開口部
61から装填する。硬性のフイルムホルダ50表面に設
けられたラック部53がホルダ用アダプタ60のギヤ6
3と噛合して、1つ目のホルダ開口部51a(52a)
のエッジが初期位置としてセンサ(不図示)によって検
出されると、ギヤ63の回転が止まって硬性のフイルム
ホルダ50の移動が停止しする。
【0049】1つ目のホルダ開口部51a(52a)の
エッジが検出されて硬性のフイルムホルダ50の移動が
停止すると、撮像ドライブ回路(不図示)によって駆動
されるリニアCCDラインセンサ11の主走査が開始さ
れ、フイルムを透過してきた透過光線を1ライン検出す
る。次にフイルムホルダ50を副走査駆動するために、
再度、ギヤ63が駆動される。
【0050】このように、リニアCCDラインセンサ1
1によって硬性のフイルムホルダ50内の第1駒を主走
査しつつ、ギヤ63によって該フイルムホルダ50を副
走査駆動することにより第1駒全体の走査を行う。そし
て、上記第1駒全体の走査情報は画像処理装置9でA/
D変換され、パソコンのモニタ上に出力される。第1駒
目の走査終了後、2駒以降の走査または第n駒の走査を
も行う場合には、ギヤ63によってフイルムホルダ50
を副走査駆動して所定の駒をセットし、第1駒と同様に
走査を行う。尚、ガイド溝62は硬性のフイルムホルダ
50の湾曲形状に対応して形成されているので、該フイ
ルムホルダ50は副走査駆動の際に、ホルダ用アダプタ
60に設けられたガイド溝62の弓状の湾曲形状に沿っ
て移動する。
【0051】このように、第4の実施の形態によれば、
硬性のフイルムホルダにラック部を設けて、ホルダ用ア
ダプタに設けられたギヤでこの硬性のフイルムホルダを
所定位置に駆動するようにしたので、第3の実施の形態
の効果に加え、ホルダをホルダ用アダプタ内でより確実
に且つスムーズに副走査駆動することができる。
【0052】図15及び図16は第5の実施形態を説明
するための図である。第5の実施形態は、アダプタに設
けられたガイド溝で原稿の給送形状を規定するだけでな
く、該原稿の厚さに応じてガイド溝の幅を変えられるよ
うにしたものである。これにより、様々な透過原稿に対
応してガイド溝の幅を変えることができるので、原稿の
装填が容易となるとともに原稿の厚さに左右されずに画
像情報を取り込める。尚、今までの実施形態と同様に、
同じ構成には同じ符号を用いるとともに異なる構成であ
るアダプタについて特に詳説する。
【0053】図15は、フイルムアダプタ70を本体1
に装着した状態を示したもので、図1のA−A断面図に
相当する図である。又、図16は図15のE―E断面図
でフイルムアダプタ70に設けられた移動部材の駆動部
周辺を示した図である。
【0054】図15において、フイルムアダプタ70に
は、135フイルム4を装填する装填開口部71及び弓
状の湾曲壁72が形成された湾曲開口部73が形成され
ていて、この湾曲開口部73内には湾曲壁72の方向に
移動して、湾曲壁72とともにフイルム給送路を形成す
る位置と該湾曲壁72から待避する位置とに移動可能な
移動部材74が配置されている。
【0055】上記移動部材74のラインセンサ側には被
駆動突起部74a、74bが延出していて、フイルムア
ダプタ70の本体75には該被駆動突起部74a、74
bと係合することにより該移動部材74の位置決めを行
う係合部75a、75bが設けられている。尚、図示し
ないが上記移動部材74は、ばね等の弾性部材によって
湾曲壁72から離れる方向に付勢されており、フイルム
4が装填されない状態では、上記ばねによって被駆動突
起部74a、74bと上記係合部75a、75bは係合
している。従って、この状態では湾曲開口部73が最大
になっている。
【0056】アダプタ70の本体には、移動部材74を
湾曲壁72側へ移動させるプランジャ76が配置されて
いる。このプランジャ76はパソコン等の制御手段(不
図示)に入力されたフイルムの種類に基づいて、フイル
ム給送時のガイド溝幅が適正値となるように上記移動部
材74の移動量を制御する。又、画像入力装置本体1の
湾曲壁72と移動部材74とによって形成されたフイル
ム給送路の途中の光源10の近傍には、フイルムを給送
するための給送ローラ14が配置されている。
【0057】図16は、図15のE―E断面図で、プラ
ンジャ76によって移動部材74が移動された状態を示
した図である。図において、プランジャ76の先端部に
はコの字型の可動部76aが一体で構成されていて、移
動部材74に設けられたフック部74cと係合してい
る。即ち、プランジャ76がコの字型可動部76aを光
軸方向に駆動し、このコの字型可動部76aを介してフ
ック部74cが光軸方向に駆動されると、移動部材74
が湾曲壁72方向に移動するように構成されている。
【0058】次に、第5の実施の形態の動作について説
明する。画像入力装置の本体1にアダプタ70を装着
し、本体に設けられた電源スイッチ3をONにする。電
源スイッチ3がONされるとインバータユニット17か
らアダプタ70に電源が供給され、本体1の光源10が
発光するとともにリニアCCDラインセンサ11の撮像
ドライブ回路(不図示)がON状態となる。尚、この画
像入力装置の起動状態では、ばね(不図示)により移動
部材74は湾曲壁72に対して離れた位置にあり、フイ
ルム給送路を形成していない。従って、湾曲開口部73
及び装填開口部71が広くなっているので135フィル
ム4を挿入しやすい。
【0059】画像入力装置が起動したら、アダプタ70
の装填開口部71から135フイルムを装填していく。
135フイルムの先端部が給送ローラ14の手前の所定
位置にきたことをセンサ(不図示)によって検出される
と、不図示の制御手段により給送ローラ14が回転させ
られ、次にプランジャ76に電源が供給されて、被駆動
突起部74a、74bが係合部75a、75bに沿って
移動することにより、移動部材74が最終的にフイルム
の厚さに応じた位置に移動する。
【0060】この移動部材74の移動の後、1組の駆動
ローラ14a及び14bはフイルムを挟んで自動給送を
開始する。所定量の給送後、図示しないセンサ等が13
5フィルム4の1駒目のエッジを検出し、初期位置と判
断してモータを停止させ、フィルムの給送が停止する。
【0061】135フイルム4の第1駒のエッジが検出
されて給送が停止すると、リニアCCDラインセンサ1
1の撮像ドライブ回路(不図示)によって主走査が開始
され、次に135フィルム4を副走査駆動するために、
再度、給送ローラ14が駆動される。そして、主走査し
つつ、副走査駆動を行って第1駒の全走査が行われる。
必要に応じて、2駒目以降最終駒までの画像取り込み走
査または所定の駒の画像取り込み走査が終了すると、制
御手段からの信号に基づいて、プランジャ76の電源が
カットされ、図示しないばねにより移動部材74が元の
位置に移動される。尚、走査された走査情報は、画像処
理装置9でA/D変換され、パソコンのモニタ上に出力
される。
【0062】以上、第5の実施形態について説明した
が、本実施形態によれば、装填されたフィルムの湾曲形
状を規定するだけでなく、ガイド溝の幅を変えられるよ
うにしたので、フィルムが装填し易くなり、フィルムの
長手方向及びこれと垂直方向のたわみを確実に防止する
ことができる。また、透過原稿の厚さに応じてガイド溝
の幅を適正に補正できるのでフィルムとは厚さの異なる
透過原稿を使用することができる。
【0063】以上、本実施形態について説明したが本願
によれば以下の如き構成を得ることができる。 (1)透過原稿または反射原稿に光を照射する光照射手
段と、光を照射された上記原稿から画像情報を取り込む
ラインセンサと、上記ラインセンサと上記光照射手段と
の間に形成されていて、装填された上記原稿を所定の湾
曲形状に規定するガイド溝と、を具備したことを特徴と
する画像入力装置。 (2)透過原稿に光を照射する光照射手段と、光を照射
された上記透過原稿から画像情報を取り込むラインセン
サと、上記ラインセンサと上記光照射手段との間に設け
られていて、装填された透過原稿を所定の湾曲形状に規
定するとともに該透過原稿の平面と該ラインセンサへ結
像する光線と上記とをクロスさせるガイド溝と、上記ガ
イド手段に装填された透過原稿を副走査駆動する駆動手
段と、を具備したことを特徴とする画像入力装置。 (3)上記駆動手段は、1組の駆動ローラであることを
特徴とする(2)記載の画像入力装置。 (4)上記駆動ローラは、上記現像済み写真フィルム又
は写真プリントの長手方向両側側部と接する2つの接触
部とこの接触部を連結する連結手段とからなることを特
徴とする(3)記載の画像入力装置。 (5)上記駆動ローラの形状は、ダンベル形状であるこ
とを特徴とする(5)または(4)記載の画像入力装置。 (6)透過原稿または反射原稿を保持する弾性のホルダ
と、上記ホルダを着脱自在に装填可能な溝部を有してい
て、該装填されたホルダを所定の湾曲形状に規定するガ
イド溝と、上記ホルダに保持された原稿に光を照射する
光照射手段と、光を照射された上記原稿から画像情報を
取り込むラインセンサと、を具備したことを特徴とする
画像入力装置。 (7)上記原稿は、現像済み写真フィルム又は写真プリ
ントであることを特徴とする(1)、(2)または(6)記載の
画像入力装置。 (8)上記ガイド手段は、上記ラインセンサと上記光照
射手段との間に形成されていることを特徴とする(6)記
載の画像入力装置。 (9)上記ガイド溝に装填されたホルダを副走査駆動す
る駆動手段をさらに有していることを特徴とする(6)記
載の画像入力装置。 (10)上記ガイド溝及び駆動手段は、上記画像入力装
置に着脱自在なアダプタ手段に設けられていることを特
徴とする(9)記載の画像入力装置。 (11)装填された透過原稿または反射原稿を保持する
保持部と被駆動部とを有するホルダと、上記ホルダが着
脱自在なガイド溝と、上記ホルダ内の原稿に光を照射す
る光照射手段と、光を照射された上記原稿から画像情報
を取り込むラインセンサと、上記ガイド溝に装填された
ホルダの被駆動部と結合して該ホルダを副走査駆動する
駆動手段と、を具備したことを特徴とする画像入力装
置。 (12)上記ガイド溝は、上記ラインセンサと上記光照
射手段との間に設けられていて、装填した上記ホルダを
所定の湾曲形状に規定することを特徴とする(11)記載の
画像入力装置。 (13)上記ホルダは予め定められた湾曲形状をしてい
て、上記ガイド溝は該ホルダと略同じ湾曲形状をしてい
ることを特徴とする(11)記載の画像入力装置。 (14)透過原稿または反射原稿を保持する保持部と被
駆動ギヤ部とを有していて、所定の湾曲形状をしている
保持手段と、上記保持手段が着脱自在なガイド部と該ガ
イド部に装着された保持手段を副走査駆動する駆動ギヤ
手段とが設けられたアダプタと、上記アダプタが着脱自
在なアダプタ装着部と、透過原稿または反射原稿から画
像情報を取り込むラインセンサと、該透過原稿または反
射原稿に光を照射する光照射手段と、上記アダプタに設
けられた駆動ギヤ手段に駆動力を供給する駆動力供給手
段とを有する本体と、を具備したことを特徴とする画像
入力装置。 (15)原稿に光を照射する光照射手段と、光を照射さ
れた原稿から画像情報を取り込むラインセンサと、上記
ラインセンサと上記光照射手段との間で、該ラインセン
サへ結像する光線と上記原稿の平面とをクロスさせると
ともに装填された原稿を所定の湾曲形状に規定するガイ
ド壁と、上記ガイド壁とともに上記原稿の厚さに応じた
給送路を形成する給送路形成手段と、上記ガイド手段に
装填された原稿を副走査駆動する駆動手段と、を具備し
たことを特徴とする画像入力装置。 (14)上記給送路形成手段は、上記ガイド壁に対して
移動可能な移動部材と、該移動部材を駆動する駆動手段
とからなることを特徴とする(13)記載の画像入力装
置。
【0064】
【発明の効果】本願発明によれば、装填された写真プリ
ント等の反射原稿やシート状フィルム等の透過原稿の湾
曲形状を規定するガイド溝を設けたので、写真プリント
等の反射原稿やシート状フィルム等の透過原稿が引っ掛
かることなくスムーズに給送する画像入力装置を提供す
ることができる。又、上記原稿を撮像素子等に対して容
易かつ確実に位置決めすることができる画像入力装置の
提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における画像入力装置の外観斜
視図。
【図2】第1の実施形態に使用するアダプタの全体斜視
図。
【図3】第1の実施形態において、画像入力装置を構成
するアダプタと本体機構の内部構成を説明するための断
面図。
【図4】第1の実施形態における、画像入力装置の内部
構成を説明するための断面図。
【図5】第1、第2及び第5の実施形態に使用する給送
ローラとフイルムの関係を説明するための図。
【図6】第1、第2及び第5の実施形態に使用する給送
ローラの形状を説明するための現像済みフイルムを示し
た図
【図7】図1のA−A断面図に相当する第2の実施形態
を説明するための断面図。
【図8】第3の実施形態において、シート状フィルムを
保持するフィルムホルダの展開図。
【図9】第3の実施形態において、フィルムホルダが閉
じた状態を説明するための斜視図。
【図10】第3の実施形態において、フィルムホルダが
装着されたアダプタを画像入力本体に装着した状態を説
明するための図。
【図11】第4の実施形態において、シート状フィルム
を保持する保持部と被駆動部とを有するフィルムホルダ
を説明するための図。
【図12】第4の実施形態において、フィルムホルダを
説明するための図11のC―C断面図。
【図13】図1のA−A断面図に相当する第4の実施形
態を説明するための断面図で、アダプタにフィルムホル
ダを装着し、それをさらに画像入力本体に装着した状態
を説明するための図。
【図14】図1のB−B断面図に相当する第4の実施形
態を説明するための断面図で、フィルムホルダを装着し
たアダプタと本体1との関係を説明するための断面図。
【図15】図1のA−A断面図に相当する第5の実施形
態を説明するための断面図で、移動部材を有するアダプ
タを画像入力本体に装着した状態を説明するための図。
【図16】第5の実施形態を説明するための断面図、図
15のE−E断面に相当する断面図。
【符号の説明】
1 画像入力装置本体 2、20、40、60、70 アダプタ 8 ベース 9 画像処理装置 10 光源 11 リニアCCDラインセンサ 13、42、62 ガイド溝 14、43 給送ローラ 17 インバータユニット 30、50 フイルムホルダ 53 ラック部 63 ギヤ 73 湾曲開口部 74 移動部材 76 プランジャ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填された透過原稿または反射原稿を所
    定の湾曲形状に規定して画像情報を確実に取り込めるよ
    うにするガイド溝と、上記ガイド溝によって所定の湾曲
    形状に規定された透過原稿または反射原稿に光を照射す
    る光照射手段と、光を照射された上記透過原稿または反
    射原稿から画像情報を取りむラインセンサと、を具備し
    たことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 装填された透過原稿または反射原稿を所
    定の湾曲形状に規定して画像情報を確実に取り込めるよ
    うにするガイド溝と、上記ガイド溝によって所定の湾曲
    形状に規定された透過原稿または反射原稿に光を照射す
    る光照射手段と、上記ガイド溝に沿って上記ガイド溝に
    装填された透過原稿または反射原稿を所定方向に駆動す
    る駆動手段と、上記ガイド溝に沿って駆動されている上
    記透過原稿または原稿から画像情報を取り込むラインセ
    ンサと、を具備したことを特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 過原稿または反射原稿を保持するととも
    に該透過原稿または反射原稿に光を照射するための開口
    部を有するホルダと、上記ホルダが装填可能であって、
    装填された該ホルダを所定の湾曲形状に規定して上記透
    過原稿または反射原稿から画像情報を確実に取り込める
    ようにするガイド溝と、上記ガイド溝に装着された上記
    ホルダ開口部内の原稿に光を照射する光照射手段と、光
    を照射された上記原稿から画像情報を取り込むラインセ
    ンサと、を具備したことを特徴とする画像入力装置。
JP9205116A 1997-07-31 1997-07-31 画像入力装置 Withdrawn JPH1155453A (ja)

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