JPH1154951A - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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JPH1154951A
JPH1154951A JP9203119A JP20311997A JPH1154951A JP H1154951 A JPH1154951 A JP H1154951A JP 9203119 A JP9203119 A JP 9203119A JP 20311997 A JP20311997 A JP 20311997A JP H1154951 A JPH1154951 A JP H1154951A
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small electronic
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徹也 田村
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淳 藤本
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正志 谷
Tomoya Terasawa
知也 寺澤
Nobuhiro Iwano
信弘 岩野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 増設・バージョンアップ等の回路基板を簡単
に取り付けることができ、廃棄時は容易に分離分解を行
うことができる。 【解決手段】 小型電子機器において、機能部品別に分
離してユニットとし、組み合わせて相互に接続する。ま
た、ユニットは、機能部品及び機能部品を覆う筐体で構
成され、筐体は、電源コネクタ、及び機能部品の取り付
け取り外し可能なスナップフィットを有し、筐体のコネ
クタが設けられている面及び操作が必要な部品のある面
以外の全ての表面には、他のユニットと物理的に結合す
るための多数の突起物からなる接続固定具を有し、接続
固定具に他のユニットの接続固定具を押し付けることに
よって自由な位置にユニットが固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製や合成樹脂
製の筐体内部に、回路部品が実装された複数の回路基板
と、ブラウン管、液晶ディスプレイ、オーディオ・ビデ
オテープ駆動装置あるいはハードディスク駆動装置の様
な各種機能部品を有し、家庭用電源により動作可能な小
型電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日常生活で使用されている従来の小型電
子機器には、テレビ、ビデオ、パーソナルコンピュー
タ、ラジオ、ビデオカメラ、オーディオステレオ、携帯
用カセットプレイヤー、携帯用CDプレイヤーなどがあ
る。例えばパーソナルコンピュータは、CPUが実装さ
れた回路基板とフロッピーディスク駆動装置、ハードデ
ィスク駆動装置、CD−ROM駆動装置、電源、アン
プ、拡張基板を挿入するための拡張ケージ、CRTモニ
ター、液晶ディスプレイ、スピーカー、等の機能部品か
ら構成されている。従来のパーソナルコンピュータは、
これらの機能部品を一個のベースフレームもしくは、一
個の筐体に実装されている製品がほとんどである。接続
には、形状や寸法、材質の異なるネジ、ボルト・ナッ
ト、スナップフィット、接着など各種機械的接合方法が
用いられている。また電気的接続に関しては、その目的
に応じて結合する部品間で形状の異なるコネクタを使用
している。
【0003】例えばオーディオ用ステレオは、電源、ア
ンプ、ラジオチューナー、テレビチューナー、CDプレ
イヤー、MDプレイヤー、テーププレイヤー、スピーカ
ーなどの機能部品から構成されている。コンポタイプの
ステレオの場合、これらの機能部品はそれぞれの機能部
品別に一個のベースフレーム、もしくは一個の筐体に実
装されたユニットで構成されている。接続には、これら
のユニットを積み重ねただけの構造と、システムラック
に挿入してネジなどの機械的接続方法で固定される方法
などが採用されている。電気的接続に関しては、それぞ
れユニット間で共通したコネクタを使用している。
【0004】同様にカーオーディオに関しても、コンポ
タイプのステレオと同じ実装構造が採用されている。
【0005】また最近販売されている一体型のステレオ
の場合、これらの機能部品は、一体型パーソナルコンピ
ュータと同様に一個のベースフレームもしくは、一個の
筐体に実装されている。また接続方法についても一体型
パーソナルコンピュータと同様に形状や寸法、材質の異
なるネジ、ボルト・ナット、スナップフィット、接着な
ど各種機械的接合方法が用いられている。また電気的接
続に関しても、その目的に応じて結合する部品間で形状
の異なるコネクタを使用している。
【0006】ところで、従来の小型電子機器のうちパー
ソナルコンピュータは、オペレータが使用しようとする
アプリケーションソフトや機器によっては、コンピュー
タの環境をアプリケーションソフトや機器に合った状態
に変更するため、回路基板上または拡張ケージに回路部
品を増設したり、各種記憶媒体の駆動装置を増設した
り、新たなバージョンアップ用の回路部品と交換する作
業が頻繁に生じる。そこでこの対策として、筐体を簡単
に取り外すためにベースフレームと接続するためのネジ
を特殊な工具を必要としない例えばコインネジなどを使
用したり、拡張ケージ用のユニットを設け、筐体を取り
外さずに挿入口の蓋だけを取り外すことで、回路基板を
本体内に増設できるような製品が開発されている。特開
平3−30007号公報に記載のパーソナルコンピュー
タは、パックユニットをオプションモジュールとして任
意選択的に収納し回路接続できる構造を備えている。さ
らに特開平6−110579号公報に記載の小型電子機
器では、複数の回路基板を上下方向に積み重ね、回路基
板の上面に、増設用回路部品を装着できる増設予定部を
予め設け、基板ユニットを筐体から取り外したり、基板
ユニットを分解することなく回路部品の増設や交換が行
える小型電子機器を提供している。特開平6−0214
28号公報に記載の小型電子機器では、各機能部品をユ
ニット化し、これらのユニットを共通するコネクタと工
具を使わない接続方法で、機器の長寿命化と廃棄時の分
解分離容易性および小型化を実現できる小型電子機器を
提供している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように日常使用さ
れている小型電子機器、例えばパーソナルコンピュータ
やオーディオステレオ、テレビ、ビデオ等の電子機器に
実装されている機能部品は、それぞれの製品毎に物理的
な接続、電気的な接続が行われている。しかし、パーソ
ナルコンピュータ、オーディオステレオ、テレビ、ビデ
オ、ビデオカメラ、カーステレオなどの小型電子機器に
は、同じ機能をもつ共通する機能部品が多く含まれてい
る。例えば、オーディオステレオで使用されているCD
プレイヤーは、カーステレオ、カーナビゲーションシス
テム、携帯用CDプレイヤー、パーソナルコンピュータ
に使用されている。例えば、液晶モニターは、テレビ、
ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、カーテレビ、
カーナビゲーションシステムに使用されている。また電
源やスピーカーにいたっては、テレビ、ビデオ、パーソ
ナルコンピュータ、ラジオ、オーディオステレオ、カー
ステレオ、携帯用カセットプレイヤー、携帯用CDプレ
イヤー等ほとんど全てに使用されている。
【0008】しかしこれらの電気部品は、同時に使用す
ることがほとんど無いにもかかわらず、各機能部品が簡
単に脱着でき、他の小型電子機器に容易に電気的接続が
できないために、同じ機能部品を複数台所有されている
のがほとんどである。このような使用方法は、地球環境
への影響を考慮すると、個々の小型電子機器の環境負荷
を小さくしても、廃棄物を増加させる原因になりトータ
ルでの環境負荷は非常に大きくなるといった問題があ
る。実開昭62−152557号公報に記載のワイヤレ
スリモートコントローラでは、家電機器において共通す
る機能を共通しない機能を分離して相互に接続可能な複
数のユニットを組み合わせたリモートコントロール装置
を提供している。この装置は、リーモーとコントロール
のみに有効で、家電製品本体の環境負荷低減については
解決されていない。
【0009】また、1つのベースフレーム上に全ての回
路基板、回路部品、駆動装置などが接続されており、さ
らに1つの筐体で覆われている従来のパーソナルコンピ
ュータや一体型ステレオでは、故障時の回路部品、回路
基板、駆動装置などの交換、製品を廃棄する時の解体を
行う際は、必ず筐体を取り外すとともに、それぞれ接合
様式が異なる部品を分離せねばならず多大な手間と労力
を要し、さらに必要のない基板や部品、製品本体まで交
換や廃棄を行ってしまうことになり、パーソナルコンピ
ュータやステレオの使用寿命を短くしてしまうといった
問題がある。
【0010】本発明は、これらの問題を解消し、工具を
用いて筐体を取り外したり、回路基板や、部品を分解す
ることなく、機能部品を分離交換でき、増設予定部をあ
らかじめ本体内に設けることなく、必要時には増設やバ
ージョンアップ用の機能部品を簡単に取り付けられ、こ
れにより機器の長寿命化を図ることができ、廃棄時は容
易に分離分解を行え、必要最小限の機能部品で小型電子
機器の機能を実現できることを特徴とする小型電子機器
の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明の第1の発明は、電子機器を構成する回路
基板と各種機能部品が機能別に個々の筐体に格納された
複数のユニットからなる小型電子機器であって、前記各
ユニットは電源用のコネクタ以外に、前記ユニット間の
前記回路接続のための出力コネクタ1個または入力コネ
クタ1個もしくは両方のコネクタをそれぞれ1個具備
し、前記コネクタにより任意の前記ユニット同志が接続
され組合わされて構成されることを特徴とする小型電子
機器である。
【0012】第2の発明は、電子機器を構成する回路基
板と各種機能部品が機能別に個々のユニットに格納さ
れ、複数の前記ユニットが接続され組み合わされて構成
される小型電子機器であって、前記ユニットは、前記回
路基板と前記各種機能部品および前記回路基板と前記各
種機能部品を覆う筐体と蓋から構成され、前記筐体は、
電源用コネクタと、他のユニットと電気的に結合するた
めの前記コネクタと、前記回路基板と前記各種機能部品
との固定および取り外し可能な接続固定具と、前記蓋と
の接続が可能なガイドレールとを有し、前記蓋は、前記
筐体との固定及び取り外しが可能な接続固定具を有し、
前記筐体のコネクタが設けられている面及び操作が必要
な部品のある面以外の全ての表面及び前記蓋の表面に
は、他のユニットと物理的に結合するための多数の突起
物からなる固定具を有し、前記固定具に他のユニットの
固定具を押し付けることによって自由な位置に前記ユニ
ットが固定されることを特徴とする小型電子機器であ
る。
【0013】第3の発明は、前記ユニットの出力コネク
タおよび入力コネクタにおいて、光通信可能な送信装置
および受信装置をそれぞれ前記出力コネクタおよび入力
コネクタに内蔵し、前記コネクタによる光通信で接続さ
れることを特徴とする第1の発明に記載の小型電子機器
である。
【0014】第4の発明は、前記ユニット同志が、ケー
ブルの両端に前記コネクタに接続可能なコネクタを有す
る光ファイバーケーブルにより接続されることを特徴と
する第1の発明に記載の小型電子機器である。
【0015】第5の発明は、前記コネクタにおいて、光
送信装置および光受信装置のうち、両方、もしくはどち
らか一方が受信方向や送信方向が変更できるようにコネ
クタの方向を自由に変更できる固定具で固定されること
を特徴とする第1の発明に記載の小型電子機器である。
【0016】第6の発明は、前記ユニットにおいて、接
続する全てのユニット形状の幅、長さ、高さの寸法が、
各々ユニットに実装される前記回路基板と前記各種機能
部品によって寸法が異なることを特徴とする第1の発明
に記載の小型電子機器である。
【0017】第7の発明は、パーソナルコンピュータ本
体及びオーディオ、ステレオ、テレビ、ビデオ、カーオ
ーディオにおいて構成する回路基板と各種機能部品が機
能別に少なくとも複数の部分に分割され、前記複数の部
分が筐体に格納されたユニットをそれぞれ構成し、前記
ユニットは相互に電気的に接続可能であることを特徴と
する小型電子機器である。
【0018】第8の発明は、前記ユニットにおいて、前
記回路基板と前記各種機能部品および前記回路基板と前
記各種機能部品を覆う筐体と蓋から構成され、前記筐体
は、電源用のコネクタと、他のユニットと電気的に結合
するための前記コネクタと、前記回路基板と前記各種機
能部品との固定および取り外し可能な接続固定具と、前
記蓋との接続が可能なガイドレールとを有し、前記蓋
は、前記筐体との固定及び取り外しが可能な接続固定具
を有し、前記筐体のコネクタが設けられている面及び操
作が必要な部品のある面以外の全ての表面及び前記蓋の
表面には、他のユニットと物理的に結合するための多数
の突起物からなる固定具を有し、前記固定具に他のユニ
ットの固定具を押し付けることによって自由な位置に前
記ユニットが固定されることを特徴とする第7の発明に
記載の小型電子機器である。
【0019】第9の発明は、前記ユニットの出力コネク
タおよび入力コネクタにおいて、光通信可能な送信装置
および受信装置をそれぞれ前記出力コネクタおよび入力
コネクタに内蔵し、前記コネクタによる光通信で接続さ
れることを特徴とする第7の発明に記載の小型電子機器
である。
【0020】第10の発明は、前記ユニット同志が、ケ
ーブルの両端に前記コネクタに接続可能なコネクタを有
する光ファイバーケーブルにより接続されることを特徴
とする第7の発明に記載の小型電子機器である。
【0021】第11の発明は、前記コネクタにおいて、
光送信装置および光受信装置のうち、両方、もしくはど
ちらか一方が受信方向や送信方向が変更できるようにコ
ネクタの方向を自由に変更できる固定具で固定されるこ
とを特徴とする第7の発明に記載の小型電子機器であ
る。
【0022】第12の発明は、前記ユニットにおいて、
接続する全てのユニット形状の幅、長さ、高さの寸法
が、各々ユニットに実装される前記回路基板と前記各種
機能部品によって寸法が異なることを特徴とする第7の
発明に記載の小型電子機器である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0024】(実施例1)図1は、実施例1のオーディ
オステレオ10のブロック図である。このオーディオス
テレオ10は、電源ユニット11、アンプ及びスピーカ
ーユニット12、CDプレイヤーユニット13、MDプ
レイヤーユニット14、テレビ・ラジオチューナーユニ
ット15、バッテリーパック17から構成されている。
実施例1で使用したCDプレイヤーユニット13につい
ては、パーソナルコンピュータで使用されるCD−RO
Mプレイヤーとしても使用することができる。またMD
プレイヤーユニット14については、パーソナルコンピ
ュータのMDドライブとしても使用することができる。
オーディオステレオ10の場合、アンプとスピーカーは
同時に使用する場合がほとんどであるため、1個のユニ
ットで構成したが、使用方法が異なる場合にはアンプ及
びスピーカーユニット12は、アンプユニットとスピー
カーユニットに分離してもかまわない。電源ユニット1
1以外の各ユニットには、それぞれの機能部品を駆動す
るための電源用コネクタが2個設けられている。電源ユ
ニット11以外の各ユニットは、12ボルトの直流電流
によって駆動する。電源ユニット11は家庭用電源の1
00ボルトを12ボルトに変圧し、1個の電源ユニット
11で各ユニットに最大120ワットまで送電すること
ができる。図2は、実施例1の電源配線図を示してい
る。電源ユニット11は、接続するすべてのユニットを
駆動するのに必要な電源容量を有しており、電源ユニッ
ト11から各ユニットへ並列で接続することができる。
また各ユニットには、電源入力用コネクタと電源出力用
コネクタが2個設けられているため、設置スペースやユ
ニットのレイアウト方法にあわせて、電源ユニット11
を始点に直列で各ユニットを接続することができる。
【0025】また全てのユニットは、12ボルトの直流
電流によって駆動するため、電源を自動車のバッテリー
から供給することで、実施例1のオーディオステレオ1
0は、カーオーディオとして使用する事ができる。また
各ユニットは、オーディオステレオ10とカーオーディ
オで共通するユニットが多いため、相互に組み合わせて
使用することができる。
【0026】さらに電源ユニット11には、バッテリー
パック17に実装されている12ボルトのリチウムイオ
ン乾電池18を充電する機能を有している。電源上部に
設けられた専用のアダプタにバッテリーパック17を装
着することで充電を行なうことができる。バッテリーパ
ック17に実装される乾電池は、リチウムイオン乾電池
18以外にもニッカド乾電池、ニッケル水素乾電池等で
も使用することが可能である。バッテリーパック17に
は、各ユニットに設けられた電源用コネクタに接続可能
なコネクタを有しており、各々のユニットに一個づつ接
続することができる。すべてのユニットは、共通な電源
コネクタと、共通な使用電源電圧12ボルトで駆動でき
るように設計されているため、全てのユニット間で共有
して使用することが可能となっている。ただし個々のユ
ニットでは使用電力量が異なるため、実施例1のオーデ
ィオステレオ10では、5ワット10ワット、30ワッ
トの3種類のバッテリーパック17を用意し、接続する
ユニットの使用電力にあわせてバッテリーパック17を
選択できるようにした。
【0027】図3は、実施例1の電気信号のブロック図
を示している。全てのユニット間の電気信号は、赤外線
で送受信を行なう。送受信を行なう方法としては、赤外
線以外の光通信でもかまわない。赤外線の送受信装置
は、市販されているオーディオ用赤外線通信装置等を用
いて実装することもできる。実施例1で送受信を行なう
ことができる電気信号は、左右の音声信号、テレビ、ビ
デオなどの画像信号の他に、パーソナルコンピュータの
電気信号も送受信することができる。
【0028】MDプレイヤーユニット14は、音声の再
生、録音が可能であるため、赤外線送受信装置が実装さ
れている。その他CDプレイヤーユニット13、テレビ
・ラジオチューナーユニット15は、赤外線送信装置の
み、アンプ及びスピーカーユニット12は、赤外線受信
装置のみユニット内に実装されている。
【0029】例えば、CDを再生する場合の接続図を図
4に示す。電源は最低CDプレイヤーユニット13、ア
ンプ及びスピーカーニット12、だけに接続するだけ
で、CDを再生することができる。したがってこれら2
個のユニット以外には電源を通電する必要が無いため、
従来のオーディオステレオのように全ての機能部品やユ
ニットに通電する必要が無く、簡単に省電力化を実現す
ることができる。CDプレイヤーユニット13で再生さ
れた音声信号は、赤外線通信によってアンプ及びスピー
カーユニット12に搬送され、好みのボリュームに増幅
され、スピーカーで再生される。音声信号の搬送は、赤
外通信を使用しているため、ユニット間の電気的接続
は、コードレスで行なうことができる。したがって赤外
線通信が可能な範囲であれば、接続するユニットは自由
に設置やレイアウトを行なうことができる。また従来の
ステレオのように複雑なケーブルの接続作業を必要とし
ないため、ユニットのレイアウト変更、交換、修理、廃
棄を簡単に行なうことができる。またCDプレイヤーユ
ニット13にバッテリーパック17とステレオヘッドホ
ンを接続することで、携帯用CDプレイヤーとして使用
することができる。
【0030】例えば、ラジオの放送をMDで録音する場
合の接続図を図5に示す。電源は、最低MDプレイヤー
ユニット14、アンプ及びスピーカーユニット12、テ
レビ・ラジオチューナーユニット15に接続する必要が
ある。またMDプレイヤーユニット14や、テレビ・ラ
ジオチューナーユニット15にバッテリーパック17と
ステレオヘッドホンを接続することで、携帯用MDプレ
イヤー、携帯用ラジオとして使用することができる。テ
レビ・ラジオチューナーユニット15で受信したラジオ
放送は、音声信号としてMDプレイヤーユニット14に
赤外線通信によって搬送され録音される。同時にMDプ
レイヤーユニット14に赤外線通信によって搬送さた音
声信号は、アンプ及びスピーカーユニット12に送信さ
れ、好みのボリュームに増幅され、スピーカーで再生さ
れる。
【0031】この場合、テレビ・ラジオチューナーユニ
ット15からの音声信号とMDプレイヤーユニット14
からの音声信号が同時に送信されるため、混信する可能
性がある。この混信を避けるため、各ユニットの送受信
装置は、全て指向性を有する赤外線送受信装置50を設
置した。この装置は限られた範囲の方向にだけ赤外線を
送受信することができるもので、この送受信できる範囲
も任意に設定することができる。この赤外線送受信装置
50を使用し、各送受信装置を接続するユニットの送受
信装置に方向をあわせることにより、混信を簡単に防止
することができる。
【0032】さらに同時に複数の信号を送受信する場
合、実施例1の赤外線送受信装置50を用いても混信す
る可能性があるときは、必要に応じて光ファイバーを用
いたコネクターケーブル70を用いて接続することもで
きる。コネクターケーブル70は、光ファイバーの両端
にコネクタ71及びコネクタ72が設けられている。コ
ネクタ71は、ユニットに設けられた赤外線送受信装置
50の送信部51に接続が可能なコネクタで、特別な工
具等を使用すること無く、簡単に挿抜することができ
る。コネクタ72は、ユニットに設けられた赤外線送受
信装置50の受信部52に接続が可能なコネクタで、特
別な工具等を使用すること無く、簡単に挿抜することが
できる。音声信号を送受信するユニット間にこのコネク
ターケーブル70を使用し接続することにより、赤外線
の散乱や反射を防止することができ、混信することなく
音声信号を送受信することができる。
【0033】また赤外線送受信装置50は、赤外線で左
右の音声信号、テレビ、ビデオなどの画像信号を同時に
送受信できるため、コネクターケーブル70を使用し接
続する場合、1本のコネクターケーブルで全ての信号を
送信または、受信することができる。従来のオーディオ
ステレオでは、左右の音声信号、テレビ、ビデオなどの
画像信号を同時に送信または受信する場合、3本のケー
ブルが必要であったが実施例1のオーディオステレオで
は、これを1本のケーブルで接続することができるた
め、従来のステレオのように複雑なケーブルの接続作業
を必要としないため、ユニットのレイアウト変更、交
換、修理、廃棄を簡単に行なうことができる。
【0034】図6は、実施例1のMDプレイヤーユニッ
ト14を示している。MDプレイヤーユニット14は、
リサイクルが可能なABSプラスチック製の筐体14
1、ABSプラスチック製の蓋142、MD機能部品1
43から構成されている。筐体141および蓋142に
使用されている材料は、ABS樹脂以外のプラスチック
材料例えばポリカーボネートやポリスチレン、金属材料
ではアルミニウム、マグネシウム合金などを使用しても
かまわない。
【0035】図7は、MDプレイヤーユニット14の断
面図を示している。機能部品143は、修理やアップグ
レード、リサイクル、リユース、廃棄時の分解が簡単に
行なえるように、筐体141に設けられたスナップフィ
ット144によって固定されている。スナップフィット
144以外には、ネジを使用してもかまわない。また蓋
142は、筐体141の上部内側に設けられたスライド
ガイド145に挿入されている。スライドガイド145
に挿入された蓋142は筐体141の前後にスライドす
ることができるため、工具を使用しないで簡単に筐体1
41から取り外すことができる。また筐体141に固定
された機能部品143も、蓋142をスライドすること
で簡単にユニットから取り出すことができる。機能部品
143を取り外した筐体141、および蓋142は、A
BS樹脂以外の材料でできた部品が接続または接着され
ていないので、ABS材料として簡単にリサイクル、リ
ユースを実行することができる。その他のユニットにつ
いてもMDプレイヤーユニット14と同じ構造様式で構
成されている。また実装する機能部品143は大きさが
異なるため、各ユニットの筐体141および蓋142の
寸法は、ユニット毎で異なる。
【0036】全てのユニットの筐体141と蓋142に
は、接続するユニットを相互に固定するための接続固定
具90が設けられている。この接続固定具90は、蓋1
42の表面全面と筐体141の底面、右側面、左側面の
全面に設けられている。筐体141の前面にはユニット
操作ボタンおよび制御スイッチなど、後面には、赤外線
送受信装置50が設けられているため、接続固定具90
は設けられていない。
【0037】図8にユニットの接続固定具90を示す。
接続固定具90は、直径2.5mm、高さ3mmの円筒
形の突起物91を約3.53mm間隔で配列したもので
ある。円筒形上部の直径は、円筒形下部の直径より約
0.4mmほど小さくなっている。ユニットどうしを固
定する場合、固定されるユニットに設けられた突起物9
1の間に固定するユニットの突起物91が隙間なく挿入
されるため、摩擦により固定することができる。実施例
1の固定具90は、筐体141や蓋142と同じ材料の
ABS樹脂からできている。また固定力を調節するため
に、固定具の材料を弾性変形が起こりやすい硬質ゴムや
シリコン樹脂等を用いて成形してもかまわない。さらに
突起物の形状についても、円筒形の上端部のかどを削り
落としたり、球形や楔状にしてもかまわない。この固定
具90を用いてユニットを固定する場合、お互いのユニ
ットに固定具90がある面であれば、自由な位置と方向
にユニットを固定することができる。また固定するスペ
ースがあいていれば、1個のユニットで複数個のユニッ
トを固定することができる。固定具90を挿抜する際
は、工具を必要としないため簡単にユニットを脱着する
ことができる。
【0038】図9にMDプレイヤーユニット14に実装
された赤外線送受信装置50を示す。赤外線送受信装置
50は、送信部51と受信部52とそれを制御する回路
基板から構成されている。
【0039】送信部51には、赤外線を送信するための
発光ダイオード53が1個設置されている。送信距離が
長い場合の使用が多い時は、2個から4個程度の複数個
の発光ダイオード53を使用してもかまわない。また送
信方向は、発光ダイオード53の先端を中心に上下左右
約10度の範囲内で赤外線を送信することができる。ま
た赤外線が届く範囲は送信部51から受信部52で最大
5m程度である。送信する場合、送信部51から送信で
きる赤外線には指向性があるため、ユニットから自由な
方向に赤外線が送信できるように、筐体141に取り付
けられたフレキシブルアーム54の先端に発光ダイオー
ド53を取り付けた。このフレキシブルアーム54は、
金属製で長さが約10cmあり、手で自由に変形させる
ことができるため、好みの方向に赤外線を送信すること
ができる。また受信するユニットの受信部52の方向に
送信部51を向けることで受信ユニットを選択できるた
め、従来のオーディオステレオに含まれるセレクターの
機能をフレキシブルアーム54と先端に取り付けられた
発光ダイオード53で実現することができる。フレキシ
ブルアーム54以外にも、筐体141と発光ダイオード
53をユニバーサルジョイントなどを用いて、接続して
もかまわない。
【0040】受信部52には、赤外線を受信するための
フォトトランジスタ55が1個設置されている。フォト
トランジスタ55の前面には、できるだけ広い範囲から
受信が行なえるようにレンズ56を設置した。このレン
ズ56を用いることにより、レンズ56を中心に左右約
40度、上下約15度の範囲で赤外線を受信することが
できる。受信部52についても、送信部51と同様に、
フレキシブルアーム54やユニバーサルジョイントの先
端にフォトトランジスタ55を設置してもかまわない。
その他のユニットについても同様の送信部および受信部
が各ユニットに実装されている。
【0041】図10にコネクターケーブル70を示す。
コネクターケーブル70は、樹脂材料で被覆された長さ
約30cmの光ファイバー73と両端に設置されたコネ
クタ71およびコネクタ72から構成されている。光フ
ァイバー73は、接続距離が比較的短いため、樹脂など
で被覆されてなくてもかまわない。コネクタ71は送信
部51の発光ダイオード53にコネクタ72は、受信部
52のフォトトランジスタ55に接続することができ
る。接続は、発光ダイオード53とフォトトランジスタ
55にコネクタをかぶせるだけの簡単な構造で誤って抜
けるのを防止するための、爪74がコネクタ71および
コネクタ72に設けられている。実施例1の発光ダイオ
ード53の形状とフォトトランジスタ55の形状は異な
るため、コネクタ71およびコネクタ72の大きさも異
なっている。発光ダイオード53とフォトトランジスタ
55の形状が同じ場合は、コネクタ71とコネクタ72
は同じ物でもかまわない。
【0042】(実施例2)図11は、実施例2のパーソ
ナルコンピュータ80のブロック図である。このパーソ
ナルコンピュータ80は、電源ユニット11、CPUユ
ニット81、CD−ROMユニット13、液晶ディスプ
レイユニット83、アンプおよびスピーカーユニット1
2から構成されている。また大容量のバッテリーパック
ユニット17をCPUユニット81に接続し、他のユニ
ットへはCPUユニット81を経由して直列で接続する
ことにより携帯用のパーソナルコンピュータとして使用
することができる。また自動車のカーバッテリーからも
電源を供給することができるため自動車内での使用や、
GPSアンテナを接続することによりカーナビゲーショ
ンシステムとしても使用することができる。
【0043】CPUユニット81は、マザーボード、C
PU、メモリ、ハードディスクドライブから構成されて
いる。CPUは、インテル製Pentium200メガ
ヘルツを使用した。またマザーボードは、インテル製P
entium200Mzが実装可能な市販のボードを使
用した。メモリは、合計64メガバイトを実装し、ハー
ドディスクは2ギガバイトの記憶容量を有する市販のも
のを用いた。液晶ディスプレイユニット83は、広視野
角、ハイレゾリューションタイプの14インチTFTカ
ラー液晶表示板を用いた。また入力信号は、アナログR
GBとビデオ信号の2系統の信号が受信可能で、パソコ
ン用モニターもしくはテレビとして使用することができ
る。
【0044】図12に実施例2のCPUユニット81を
示す。CPUユニット81は、実施例1のMDプレイヤ
ーユニット14やその他のユニットと同じ構造様式で構
成されている。更に液晶ディスプレイユニット83につ
いても同じ構造様式で構成されている。また接続固定具
90、赤外線送受信装置50についても実施例1と同じ
ものをCPUユニット81と液晶ディスプレイユニット
83に実装した。
【0045】したがって、実施例2のパーソナルコンピ
ュータ80でCPUユニット81に接続する電源ユニッ
ト11、CD−ROMユニット13、アンプおよびスピ
ーカーユニット12は、オーディオステレオ10と共通
する機能部品を有するユニットであるため実施例1のユ
ニットを共有して使用することができる。
【0046】(実施例3)図13は、実施例3のテレビ
200のブロック図である。このテレビ200は、電源
ユニット11、テレビ・ラジオチューナーユニット1
5、ビデオデッキユニット19、液晶ディスプレイユニ
ット83、アンプおよびスピーカーユニット12から構
成されている。ビデオデッキユニット19、液晶ディス
プレイユニット83にバッテリーパックを接続すること
で、携帯用テレビ、携帯用ビデオカメラとして使用する
ことができる。またカーバッテリーから電源を供給する
ことでカーテレビとしても使用することができる。
【0047】ビデオデッキユニット19は、実施例1の
MDプレイヤーユニット14や実施例2のCPUユニッ
ト83と同じ構造様式で構成されている。また接続固定
具90、赤外線送受信装置50についても実施例1及び
実施例2と同じものをビデオデッキユニット19に実装
した。したがって、実施例3のテレビ200でビデオデ
ッキユニット19に接続する電源ユニット11、テレビ
・ラジオチューナーユニット15、液晶ディスプレイユ
ニット83、アンプおよびスピーカーユニット12は、
オーディオステレオ10、パーソナルコンピュータ80
と共通する機能部品を有するユニットであるため実施例
1及び実施例2のユニットを共有して使用することがで
きる。
【0048】(実施例4)例えば、実施例1のオーディ
オステレオ10、実施例2のパーソナルコンピュータ8
0、実施例3のテレビを所有した場合のブロック図を図
14に示す。共通する機能部品を搭載したユニットにつ
いては相互に接続が簡単にできるため、それぞれの電子
機器間で共有して組み合わせることが可能となる。例え
ば電源ユニット11とアンプおよびスピーカーユニット
12の場合、全ての電子機器で使用するため、共有接続
することで3個の電源ユニット11、アンプおよびスピ
ーカーユニット12を所有する必要が無くなり、無駄な
ユニットを購入する必要が無くなる。例えば、CDプレ
イヤーユニット13は、実施例1のオーディオステレオ
10でも、実施例2のパーソナルコンピュータ80でも
使用することが可能である。また液晶ディスプレイユニ
ット83は、実施例2のパーソナルコンピュータ80、
実施例3のテレビで使用が可能である。上記のように家
庭や日常生活で用いられる複数の小型電子機器におい
て、機能別に分離したユニットを組み合わせて接続する
ことにより必要最低限の機能部品で小型電子機器を実現
することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、各ユニットごとに回路
基板や機能部品を覆う筐体を有するため、バージョンア
ップや故障時の回路部品、回路基板、駆動装置などの交
換や、製品を廃棄する時の解体は、交換や解体が必要な
ユニットを外すだけの簡単な作業で、交換作業や解体作
業を行うことができ、装置の長寿命化を図れる。また、
機能拡張についてもユニットを取り付けるだけの簡単な
作業で行うことが出来、さらに装置の長寿命化を図れ
る。
【0050】さらに本発明は、共通するユニットを組み
合わせて接続することにより、家庭や日常生活で用いら
れる複数の小型電子機器を必要最低限の機能部品で実現
することができ、無駄な廃棄物を減少することができ電
子機器全体の環境負荷を低減することができる。
【0051】また必要最小限のユニットで日常生活で用
いられる複数の小型電子機器を実現できるため、本体の
小型化を実現することが出来る。
【0052】自由な位置にユニット同士を固定すること
ができるため、レイアウトの自由度が高く、省スペース
化と装置の長寿命化を図れる。
【0053】また必要最小限のユニットに通電するだけ
で、日常生活で用いられる複数の小型電子機器を実現で
きるため、本体の省電力化を実現することが出来る。
【0054】赤外線送受信装置によって各ユニットを接
続することにより、ケーブルやコード類を削減し、その
スペースを省くことができ、更なる本体の省スペース化
をと環境負荷の低減を実現することが出来る。
【0055】機能部品の大きさにあわせてユニットの寸
法が異なるため、本発明の小型電子機器を設置するスペ
ースの占有面積を小さくすることができ、本体の省スペ
ース化を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のオーディオステレオのブロック図
【図2】実施例1のオーディオステレオの電源配線図
【図3】実施例1のオーディオステレオ電気信号ブロッ
ク図
【図4】実施例1のCD再生時の接続図
【図5】実施例1のラジオ録音時の接続図
【図6】実施例1のMDプレイヤーユニット図
【図7】実施例1のMDプレイヤー断面図
【図8】実施例1の接続固定具図
【図9】実施例1のMDプレイヤーに実装された赤外線
送受信装置の図
【図10】実施例1のコネクターケーブルの図
【図11】実施例2のパーソナルコンピュータブロック
【図12】実施例2のCPUユニット図
【図13】実施例3のテレビブロック図
【図14】実施例4のオーディオステレオ、パーソナル
コンピュータ、テレビのブロック図
【符号の説明】
10 オーディオステレオ 11 電源ユニット 12 アンプ及びスピーカーユニット 13 CDプレイヤーユニット 14 MDプレイヤーユニット 15 テレビ・ラジオチューナーユニット 17 バッテリーパックユニット 18 リチウムイオン乾電池 19 ビデオデッキユニット 50 赤外線送受信装置 51 送信部 52 受信部 53 発光ダイオード 54 フレキシブルアーム 55 フォトトランジスタ 56 レンズ 70 コネクターケーブル 71 コネクタ 72 コネクタ 73 光ファイバー 74 爪 80 パーソナルコンピュータ 81 CPUユニット 83 液晶ディスプレイユニット 90 接続固定具 141 筐体 142 蓋 143 機能部品 144 スナップフィット 145 スライドガイド 200 テレビ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺澤 知也 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 岩野 信弘 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器を構成する回路基板と各種機能部
    品が機能別に個々の筐体に格納された複数のユニットか
    らなる小型電子機器であって、前記各ユニットは電源用
    のコネクタ以外に前記ユニット間の前記回路接続のため
    の出力コネクタ1個または入力コネクタ1個もしくは両
    方のコネクタをそれぞれ1個具備し、前記コネクタによ
    り任意の前記ユニット同志が接続され組合わされて構成
    されることを特徴とする小型電子機器。
  2. 【請求項2】電子機器を構成する回路基板と各種機能部
    品が機能別に個々のユニットに格納され、複数の前記ユ
    ニットが接続され組み合わされて構成される小型電子機
    器であって、前記ユニットは、前記回路基板と前記各種
    機能部品および前記回路基板と前記各種機能部品を覆う
    筐体と蓋から構成され、前記筐体は、電源コネクタと他
    のユニットと電気的に結合するための前記コネクタと、
    前記回路基板と前記各種機能部品との固定および取り外
    し可能な接続固定具と、前記蓋との接続が可能なガイド
    レールとを有し、前記蓋は、前記筐体との固定及び取り
    外しが可能な接続固定具を有し、前記筐体のコネクタが
    設けられている面及び操作が必要な部品のある面以外の
    全ての表面及び前記蓋の表面には、他のユニットと物理
    的に結合するための多数の突起物からなる固定具を有
    し、前記固定具に他のユニットの固定具を押し付けるこ
    とによって自由な位置に前記ユニットが固定されること
    を特徴とする小型電子機器。
  3. 【請求項3】前記ユニットの出力コネクタおよび入力コ
    ネクタにおいて、光通信可能な送信装置および受信装置
    をそれぞれ前記出力コネクタおよび入力コネクタに内蔵
    し、前記コネクタによる光通信で接続されることを特徴
    とする請求項1記載の小型電子機器。
  4. 【請求項4】前記ユニット同志が、ケーブルの両端に前
    記コネクタに接続可能なコネクタを有する光ファイバー
    ケーブルにより接続されることを特徴とする請求項1記
    載の小型電子機器。
  5. 【請求項5】前記コネクタにおいて、光送信装置および
    光受信装置のうち、両方、もしくはどちらか一方が受信
    方向や送信方向が変更できるようにコネクタの方向を自
    由に変更できる固定具で固定されることを特徴とする請
    求項1記載の小型電子機器。
  6. 【請求項6】前記ユニットにおいて、接続する全てのユ
    ニット形状の幅、長さ、高さの寸法が、各々ユニットに
    実装される前記回路基板と前記各種機能部品によって寸
    法が異なることを特徴とする請求項1記載の小型電子機
    器。
  7. 【請求項7】パーソナルコンピュータ本体及びオーディ
    オ、ステレオ、テレビ、ビデオ、カーオーディオにおい
    て構成する回路基板と各種機能部品が機能別に少なくと
    も複数の部分に分割され、前記複数の部分が筐体に格納
    されたユニットをそれぞれ構成し、前記ユニットは相互
    に電気的に接続可能であることを特徴とする小型電子機
    器。
  8. 【請求項8】前記ユニットにおいて、前記回路基板と前
    記各種機能部品および前記回路基板と前記各種機能部品
    を覆う筐体と蓋から構成され、前記筐体は、電源コネク
    タと、他のユニットと電気的に結合するための前記コネ
    クタと、前記回路基板と前記各種機能部品との固定およ
    び取り外し可能な接続固定具と、前記蓋との接続が可能
    なガイドレールとを有し、前記蓋は、前記筐体との固定
    及び取り外しが可能な接続固定具を有し、 前記筐体のコネクタが設けられている面及び操作が必要
    な部品のある面以外の全ての表面及び前記蓋の表面に
    は、他のユニットと物理的に結合するための多数の突起
    物からなる固定具を有し、前記固定具に他のユニットの
    固定具を押し付けることによって自由な位置に前記ユニ
    ットが固定されることを特徴とする請求項7記載の小型
    電子機器。
  9. 【請求項9】前記ユニットの出力コネクタおよび入力コ
    ネクタにおいて、光通信可能な送信装置および受信装置
    をそれぞれ前記出力コネクタおよび入力コネクタに内蔵
    し、前記コネクタによる光通信で接続されることを特徴
    とする請求項7記載の小型電子機器。
  10. 【請求項10】前記ユニット同志が、ケーブルの両端に
    前記コネクタに接続可能なコネクタを有する光ファイバ
    ーケーブルにより接続されることを特徴とする請求項7
    記載の小型電子機器。
  11. 【請求項11】前記コネクタにおいて、光送信装置およ
    び光受信装置のうち、両方、もしくはどちらか一方が受
    信方向や送信方向が変更できるようにコネクタの方向を
    自由に変更できる固定具で固定されることを特徴とする
    請求項7記載の小型電子機器。
  12. 【請求項12】前記ユニットにおいて、接続する全ての
    ユニット形状の幅、長さ、高さの寸法が、各々ユニット
    に実装される前記回路基板と前記各種機能部品によって
    寸法が異なることを特徴とする請求項7記載の小型電子
    機器。
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