JPH1154404A - アライメント方法 - Google Patents

アライメント方法

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JPH1154404A
JPH1154404A JP9208999A JP20899997A JPH1154404A JP H1154404 A JPH1154404 A JP H1154404A JP 9208999 A JP9208999 A JP 9208999A JP 20899997 A JP20899997 A JP 20899997A JP H1154404 A JPH1154404 A JP H1154404A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いスループットを保ちつつ高精度のチップ
内アライメントを実現できるアライメント方法を提供す
ること。 【解決手段】 投影露光装置によりマスク上のパターン
を半導体基板上に転写するときにマスク上のパターンと
半導体基板上のパターンとをアライメントするアライメ
ント方法において、アライメントに用いる全チップを複
数のグループに分け、各グループについてそれぞれ異な
るチップ内位置に存在するマークをアライメントに用い
る。さらに、各グループについてのアライメントにより
求めたオフセット量から、チップ内のスケーリング量及
びローテーション量の値を算出し、チップ内の重ね合わ
せずれの補正に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置製造用
の投影露光装置で適用するアライメント方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体基板に塗布したレジストにマスク
(あるいは拡大寸法マスクであるレチクル)パターンを
露光する工程において、半導体基板上のパターンとマス
クパターンとの位置合わせ(アライメント)を行う必要
がある。半導体集積回路のパターン寸法の微細化にとも
ない、各マスク層間のアライメント精度に対する要求も
非常に厳しくなってきている。一般に、アライメント精
度は最小設計寸法の1/4ないし1/3程度必要である
といわれている。これを代表的な半導体集積回路である
ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)にあ
てはめると、64MDRAM(最小寸法0.35μm)
では0.10μm、256MDRAM(0.25μm)
では0.07μm、1GDRAM(0.18μm)では
0.05μmとなり極めて厳しい。
【0003】ところで、アライメント精度に影響を与え
る要因は多々あり、その要因の分類の仕方も様々である
が、一つの分類の方法として、チップ間(ショット配
列)アライメントにおける要因と、チップ内アライメン
トにおける要因とを区別する方法がある。
【0004】図2はショット配列アライメントを説明す
るための平面模式図である。図2に示すように、ショッ
ト配列アライメントは、マスク上の複数個選択されたチ
ップに該当するエリア内に一点に設けられた計測点(ア
ライメントマーク)と、半導体基板21の基板上ショッ
トマップ22に上記アライメントマークに対応して設け
られているアライメントマーク23とを正確に重ね合わ
せることを対象としたアライメント方法であり、同一エ
リア内に存在する他の点が正確に重ね合わされているか
どうかを必ずしも問題とするものではない。
【0005】一方、図3はチップ内アライメントを説明
するための平面模式図である。図3に示すように、チッ
プ内アライメントは、マスク上の複数個選択されたチッ
プに該当するエリア内のあらゆる点あるいは少なくとも
複数設けられた計測点(アライメントマーク)と、半導
体基板21の基板上ショットマップ32に上記アライメ
ントマークに対応して設けられているアライメントマー
ク33とを正確に重ね合わせることを対象としたアライ
メント方法である。
【0006】ショット配列アライメントのアライメント
精度は、主に露光装置のアライメントセンサの精度やス
テージ精度の影響を受ける。一方、チップ内アライメン
トのアライメント精度は、主にプロセスによるウェハの
伸縮、レンズディストーションおよびレチクロ(マス
ク)ローテーションなどの影響を受ける。
【0007】ショット配列およびチップ内アライメント
精度の向上はいずれも重要な問題として従来から検討さ
れてきたが、256MDRAMの高集積度メモリを製造
するに当たって、特にチップ内アライメント精度の向上
が極めて重要な問題として注目されつつある。この理由
は、一定の倍率ないし回転量の誤差成分がチップ内に存
在する場合、チップサイズが大型化するほどチップ内ア
ライメントずれ量も増加するためである。
【0008】次に図4を用いて、一般的なアライメント
の方法を説明する。図4は一般的なアライメントの方法
を実施するための露光装置の断面をブロック化して示し
たものである。なお、図4中の一点鎖線は光の進行方向
を表している。
【0009】半導体基板410は、ウェハホルダー41
1に真空吸引によって保持されてウェハステージ412
に搭載される。ウェハステージ412は制御ユニット4
04に制御されて、X方向、Y方向、回転、上下に移動
できる。これにより、半導体基板410とレチクル40
8間の相互位置を調整する。
【0010】初めに、レチクル合せ光学系(図示せず)
を用いてレチクル408を露光軸に合わせておく。次
に、投影光学系の外に設けら露光軸に対して定まった位
置にあるオフアクシス(off-axis)光学系407を用い
て、半導体基板410の位置合わせを行う。具体的に
は、まずウェハステージ412をオフアクシス光学系4
07の下に移動させ、He−Neレーザ401から照射
されるアライメント入射光416を反射ミラー405、
オフアクシス光学系407を介して半導体基板410上
に形成されたアライメントマーク(図示せず)に照射
し、回析光417を反射ミラー406を介してディテク
タ403で検出することにより位置情報を得る。この位
置情報はアライメント信号処理ユニット402に処理さ
れ、制御ユニット404はアライメント信号処理ユニッ
ト402からの信号に基づいてウェハステージ412の
動作を制御する。従って、オフアクシス光学系407を
用いてウエハステージ412を移動させることによって
間接的にアライメントを行い、その後半導体基板410
を搭載したウェハステージ412を露光位置に移動さ
せ、レチクル408のパターンを半導体基板410に露
光する。なお、このようにオフアクシスの光学系を用い
ずに、露光用の光学系を用い、アライメント入射光とし
て露光光415を投影レンズ409を通過させてアライ
メントを行ってもよい。また、アライメント入射光とし
て広帯域波長光を用いてアライメントマークの画像を検
出してもよい。
【0011】アライメントマークは各チップに最低1個
配列されており、ショット配列アライメントはその中か
ら複数個のチップを用いて、それらのチップに配列され
ている1個の同じ位置にあるアライメントマークの位置
情報を得ることによって行う。一例として、以下に「S.
Slonaker, et al., SPIE 922 (1988)73p」 に記載されて
いる内容について図4を参照しながら説明する。
【0012】各チップにアライメントマークが一個ずつ
配置されているとき、半導体基板410上の10チップ
以上のマークの位置情報により、シフト、スケーリン
グ、回転、直交度が求められる。これらのパラメータを
露光時に半導体基板410を保持するウェハステージ4
12の移動動作にフィードバックすることによりショッ
ト配列のアライメントを精度よく行うことができる。
【0013】また、各チップにアライメントマークが複
数個配置されているとき、各チップ内のマークの位置情
報により、チップスケーリング(倍率)、チップローテ
ーションが求められる。X、Y両方向に対してこれらの
パラメータを求めるためには、チップ内に最低3個、精
度を考慮した場合は4個以上のアライメントマークの位
置を測定する必要がある。各々のアライメントマークは
チップ内で分散した位置に存在することが望ましい。こ
れらのパラメータを露光時に、レンズ投影倍率、レチク
ル408の回転方向、ないし半導体基板410を保持す
るウェハステージ412の移動動作へフィードバックす
ることにより、チップ内のアライメントを精度良く行う
ことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のアライメント方
法では、以下のような問題がある。
【0015】まず、ショット配列アライメントでは、チ
ップ内の1個のアライメントマークの位置情報によりア
ライメントを行うので、この位置情報からはチップ単体
自体の倍率および回転情報、すなわちチップスケーリン
グ(倍率)、チップローテーションを算出することがで
きない。
【0016】特に、アライメントマークが通常チップの
端部に配置されることから生ずる問題を図5(a)、
(b)を参照して説明する。図5(a)に示すように、
現工程チップ51と前工程チップ52との間にチップス
ケーリングが存在する場合、チップ内の1点、すなわち
○印で示すアライメントマーク53、54の位置情報に
基づいてのみアライメントを行うのであるから、チップ
スケ一リングが存在することが判別できない。従って、
○印で示すアライメントマーク53、54を重ねること
によってアライメントを行うと、×印で示すチップ重心
にオフセット(偏り)が生じてしまう。また、図5
(b)に示すように、現工程チップ57と前工程チップ
58との間にチップローテーションが存在する場合、チ
ップ内の1点、すなわち○印で示すアライメントマーク
59、60の位置情報に基づいてのみアライメントを行
うのであるから、チップスケ一リングが存在することが
判別できない。従って、○印で示すアライメントマーク
59、60を重ねることによってアライメントを行う
と、×印で示すチップ重心にオフセット(偏り)が生じ
てしまう。
【0017】一方、チップ内アライメントの場合は、チ
ップ内の複数個のアライメントマークの位置情報により
アライメントを行うので、上述した問題は生じないが、
マーク数が増える分アライメントに要する時間が増大
し、結果としてスループット(処理能力)が低下する。
例えば、チップ内4個のアライメントマークでアライメ
ントを行う場合、1個で行うのに比べてアライメントに
かかる時間は4倍になる。その結果として、8インチ基
板で256MDRAMサイズのチップを露光する場合の
スループットは、チップ内アライメントマーク1個では
55枚/hであるのに対し、チップ内アライメントマー
ク4個では26枚/hに低下する。
【0018】本発明はかかる問題点にかんがみてなされ
たものであり、その目的は高いスループットを保ちつつ
高精度のチップ内アライメントを実現できるアライメン
ト方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、投影露光装置によりマスク上のパ
ターンを半導体基板上に転写するときにマスク上のパタ
ーンと半導体基板上のパターンとをアライメントするア
ライメント方法において、アライメントに用いる全チッ
プを複数のグループに分け、各グループについてそれぞ
れ異なるチップ内位置に存在するマークをアライメント
に用いることを特徴とする。
【0020】この方法によれば、従来のショット配列ア
ライメントと同数のマークを用いることによって、従来
のショット配列アライメントと同等の精度でアライメン
トを行うことができる。
【0021】この方法において、各グループに属するチ
ップの半導体基板上での位置を分散させ、かつチップ内
位置に存在するマークの位置を各グループについてチッ
プ内で分散させれば、より精度の高いアライメントを行
うことができる。
【0022】さらに、各グループについてのアライメン
トにより求めたオフセット量から、チップ内のスケーリ
ング量及びローテーション量の値を算出し、チップ内の
重ね合わせずれの補正に用いることによって、高いスル
ープットを保ちつつ、チップスケーリング、チップロー
テーションを補正することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明では、アライメントに用い
る全チップを複数のグループに分け、各々のグループに
ついて各々異なる位置に存在するアライメントマークを
ショット配列アライメントに用いることを特徴とする。
また、各々のグループについてのショット配列アライメ
ントにより求められたオフセット量より、チップ内のス
ケーリング量及びローテーション量の値を算出し、チッ
プ内重ね合わせずれの補正に用いることを特徴とする。
【0024】以下、図面を参照しながら、より具体的な
実施例について説明する。
【0025】
【実施例】実施例1 図1に本発明のアライメント方法による、アライメント
マークの選択方法の第1の実施例を示す。図1に示すよ
うに、半導体基板11上の全チップの内、何割かをアラ
イメントに用いるが、それらのチップをさらに、A、
B、Cの3つのグループに分けるものとする。各チップ
にはアライメントマークが3個それぞれ同じ位置に配置
されているが、グループA、B、C、は各々そのグルー
プについて1個のアライメントマークの位置情報を得る
ものとする。すなわち、図1において、Aグループに属
するチップでは○印で示す位置のアライメントマーク1
3から位置情報を得るものとし、Bグループに属するチ
ップでは△印で示す位置のアライメントマーク14から
位置情報を得るものとし、Cグループに属するチップで
は×印で示す位置のアライメントマーク15から位置情
報を得るものとする。各々のグループで位置情報を得る
アライメントマーク13、14、15は従来例と同様、
同一チップ内で分散した位置にあることが望ましい。ま
た、各グループに属するチップも、半導体基板11上で
それぞれ分散した位置にあることが望ましい。
【0026】各々のグループのアライメントマークの位
置情報から、各グループについて、スケーリング、回
転、直交度が求められる。これらのパラメータは各グル
ープについて理想的にはまったく同等の値であり、実際
には各グループについての測定結果の平均の値を露光時
にフィードバックさせればよい。この動作は従来例と同
様である。すなわち、従来例では、アライメントに用い
る複数のチップ内の同一の位置にあるアライメントマー
クを用いてショット配列アライメントを行っていたが、
本発明では、アライメントに用いる全チップを複数のグ
ループに分け、各々のグループについて異なる位置に存
在するマークをショット配列アライメントに用いてい
る。
【0027】また、アライメントマークの位置情報によ
り、各々のグループについてのオフセット量(アライメ
ントマークにおけるシフト量)も求められる。チップシ
フト量は、チップ中心におけるオフセット量と同義であ
るので、チップスケーリングないしチップローテーショ
ンが存在する場合にはオフセット量はグループによって
異なる。各グループのオフセット量と、チップシフト量
とチップスケーリングとチップローテーションとの間に
は以下の数1のような関係が成り立つ。
【0028】
【数1】 ij:オフセット量=アライメントマーク位置における
シフト量(単位:nm) Fi :チップシフト量(nm) Si :チップスケーリング(ppm) Ri :チップローテーション(μrad) aij:アライメントマークのチップ内座標(nm) (i=X or Y, j=A or B or C) ここでチップローテーションの定義は時計回りを正とし
た。また、X軸の回転量(RY )をチップローテショ
ン、Y軸の回転量とX軸の回転量との差(Rx −RY
をチップ直交度と呼ぶことが多いが、ここでは各々の軸
についての回転量を求めそれぞれをチップローテーショ
ンと定義した。さらに、チップスケーリング、チップロ
ーテーションの値は各グループについて全く同じ値であ
るという状態を仮定した。
【0029】aijは定数であり、fijは各グループのア
ライメントにより求められる。よって数1により、Fi
ii も求められる。よって、これらのパラメータを
露光時にレンズ投影倍率、レチクルの回転方向、ないし
半導体基板を保持するステージの移動動作へフィードバ
ックすることにより、チップ内のアライメントを精度良
く行うことができる。また、半導体基板上でアライメン
トに用いるアライメントマークの総数が従来でチップ内
にアライメントマークを1個配置した場合と同数であれ
ば、ショット配列アライメントも同等の精度で行うこと
ができる。
【0030】次に、このアライメント方法を256MD
RAMを想定して、実際に数値を用いて説明する。チッ
プ面積が16mm×24mmであり、A、B、C、の各
グループのアライメントマーク3個がそれぞれチップの
端部(A:左上、B:右上、C:左下、図1参照)に存
在するものとする。アライメントマークA、B、Cのチ
ップ内座標aijとオフセット量fijが次のような値であ
る場合を考える。 aXA=−8 aYA=12 aXB=8 aYB=12 aXC=−8 aYC=−12(単位 nm) fXA=90 fYA=14 fXB=42 fYB=−3
4 fXC=18 fYC=134 (単位 nm) このとき、数1よりチップシフト量Fi 、チップスケー
リングSi 、チップローテーションRi の値は次のよう
に求められる。
【0031】 FX =30 FY =50 (単位 nm) SX =−3 SY =−5 (単位 ppm) RX =3 RY =3 (単位 μrad) ここで、チップ内のただ1個のアライメントマーク、例
えばグループAのアライメントマーク13(図1参照)
の位置情報だけでアライメントを行った場合、アライメ
ントマーク13の位置においてアライメントずれ量は0
となるが、チップ中心におけるアライメントずれ量M
i 、チップ右下(アライメントマーク13の対称点)に
おけるアライメントずれ量M' iは次のようになる。
【0032】 MX =FX −fXA=30−90=−60nm MY =FY −fYA=50−14= 36nm M' X=2×MX =−120nm M' Y=2×MY = 72nm 特に、チップ右下におけるアライメントずれ量は、先に
説明した256MDRAMの許容アライメントずれ量
0.07μm=70nmを大幅に越えてしまうことがわ
かる。
【0033】実施例2 次に、アライメントマークの選択方法の第2の実施例に
ついて説明する。半導体基板上の全チップの内何割かを
アライメントに用いるが、それらのチップをさらに4つ
以上のグループに分けるものとする。各チップに配置さ
れているアライメントマークの数も同数であり、各々の
グループについてそれぞれ1個の位置情報を得るものと
する。各々のアライメントマークは従来例と同様、チッ
プ内で分散した位置にあることが望ましい。また、各グ
ループに属するチップも半導体基板上に分散しているこ
とが望ましい。
【0034】第1の実施例と同様、各々のグループのア
ライメントマークの位置情報より半導体基板自体のスケ
ーリング、回転、直交度が求められるので、各グループ
についてこれらの値の平均値を露光時にフィードバック
すればよい。また、例えばA、B、C、Dの4つのグル
ープのアライメントマークの位置情報aij(i=Xor
Y, j=A or B or C or D)を用
いる場合、各グループのオフセット量fijと、チップシ
フト量Fi 、チップスケーリングSi 、チップローテー
ションRi との間には以下の数2のような関係が成り立
つ。
【0035】
【数2】 これは過剰方程式に他ならないが、実際のアライメント
においては、測定誤差が入るため通常は共通解は存在し
ない。この場合には、補正後のfijの絶対値が最小とな
るようなFi 、Si 、およびRi の値を統計処理により
求めればよい。
【0036】第1の実施例と同様、これらのパラメータ
を露光時にレンズ投影倍率、レチクルの方向、ないし半
導体基板を保持するウェハステージの移動動作にフィー
ドバックすることにより、チップ内のアライメントを精
度よく行うことができる。ただし、第1の実施例に比較
して、チップ内の測定マーク数が多いためチップ内のア
ライメント精度は向上する。また、半導体基板上でアラ
イメントに用いるアライメントマークの総数が従来例で
チップ内にアライメントマークを1個配置した場合と同
数であれば、ショット配列アライメントも同等の精度で
行うことができる。
【0037】実施例3 次に、本発明におけるアライメントマークの選択方法の
第3の実施例について説明する。半導体基板上の全チッ
プの内何割かをアライメントに用いるが、それらのチッ
プをさらに2つのグループ(A、B)に分けるものとす
る。各チップに配置されているアライメントマーク数も
同数であり、各々のグループについてそれぞれ1個のア
ライメントマークの位置情報を得るものとする。また、
各グループに属するチップは基板上に分散して配置して
いることが望ましい。
【0038】本実施例はシフト量、チップスケーリン
グ、チップローテーションの3つのパラメータの内少な
くとも1つは微少量であり補正の必要がない場合に適用
される。ここではチップローテーションの値がほぼ0で
ある場合を考える。
【0039】第1の実施例と同様、A、Bの各々のグル
ープのアライメントマークの位置情報よりスケーリン
グ、回転、直交度が求められるので、各グループについ
てこれらの値の平均値を露光時にフィードバックすれば
よい。また、アライメントマークの位置情報aij(i=
X or Y, j=A or B)を用いる場合、各
グループのオフセット量fijとシフト量Fi 、チップス
ケーリングSi の間には以下の数3のような関係が成り
立つ。これは数1において、aij=0,Ri =0(i=
X or Y, j=C)とした場合と同義である。
【0040】
【数3】 数3よりFi 、Si の値が求められる。第1の実施例と
同様、これらのパラメータを露光時にレンズ投影倍率な
いし半導体基板を保持するウェハステージの移動動作に
フィードバックすることにより、チップ内のアライメン
トを精度良く行うことができる。また、半導体基板上で
アライメントに用いるアライメントマークの総数は従来
例でチップ内にアライメントマークを1個配置した場合
と同数であれば、ショット配列アライメントも同等の精
度で行うことができる。
【0041】本実施例においてはチップ内の測定マーク
数を2個まで減らしているため、アライメントマークを
測定するチップ総数が同じであれば第1、第2の実施例
に比較してスループットは向上する。また、一般にアラ
イメントマークの占有面積は100μm2 以上と非常に
大きいが、チップ内の測定マーク数を減らすことによ
り、アライメントマークのチップ内に占める面積を減少
することができるため、デバイスの高集積化も可能とな
る。
【0042】なお、補正量が微少(〜0)であるパラメ
ータがシフト量あるいはチップスケーリングである場合
も同様である。また、シフト量、チップスケーリング、
チップローテーションの内2つが微少である場合、ある
いはX、Y成分の内一方が微少である場合等は第2の実
施例に準ずる。
【0043】
【発明の効果】本発明によるアライメント方法を半導体
装置を製造する際の投影露光の工程に適用することによ
り、高いスループットを保ちつつチップスケーリング、
チップローテーションを補正することが可能となり、半
導体装置の製造工程における、信頼性の向上、生産性の
向上につながる。また、本発明を適用しない場合と比較
してアライメントマージンを少なくすることが可能とな
り、チップサイズの小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例におけるアライメン
トマークの選択方法を示す図である。
【図2】ショット配列アライメントを示す平面模式図で
ある。
【図3】チップ内アライメントを示す平面模式図であ
る。
【図4】一般的なアライメント方法を実施する露光装置
のブロック図である。
【図5】(a)、(b)は前工程・現工程間でチップス
ケーリングないしチップローテーションが存在する場合
にチップ重心のオフセットが生じることを説明する図で
ある。
【符号の説明】
11、21、31 半導体基板 12、22、32 基板上ショットマップ 13、14、15 アライメントマーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影露光装置によりマスク上のパターン
    を半導体基板上に転写するときにマスク上のパターンと
    半導体基板上のパターンとをアライメントするアライメ
    ント方法において、 アライメントに用いる全チップを複数のグループに分
    け、各グループについてそれぞれ異なるチップ内位置に
    存在するマークをアライメントに用いることを特徴とす
    るアライメント方法。
  2. 【請求項2】 前記各グループに属するチップの半導体
    基板上での位置を分散させ、かつ前記各グループについ
    てチップ内位置に存在するマークの位置をチップ内で分
    散させた、請求項1に記載のアライメント方法。
  3. 【請求項3】 前記各グループについてのアライメント
    により求めたオフセット量から、チップ内のスケーリン
    グ量及びローテーション量の値を算出し、チップ内の重
    ね合わせずれの補正に用いることを特徴とする請求項1
    に記載のアライメント方法。
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