JPH1153843A - 情報の記録方法、再生方法及び再生装置、及びそれに用いる情報記録媒体 - Google Patents
情報の記録方法、再生方法及び再生装置、及びそれに用いる情報記録媒体Info
- Publication number
- JPH1153843A JPH1153843A JP15416198A JP15416198A JPH1153843A JP H1153843 A JPH1153843 A JP H1153843A JP 15416198 A JP15416198 A JP 15416198A JP 15416198 A JP15416198 A JP 15416198A JP H1153843 A JPH1153843 A JP H1153843A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- sector
- code
- error correction
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
コンピュ−タ用ユ−ザ−デ−タをセクタ単位で記録する
システムにおいて、セクタ単位での再生を速やかにかつ
容易にすることを目的とする。 【構成】記録するデ−タをある単位で分割しC1符号を
付加するC1ブロックを構成、複数のC1ブロックで1
セクタとすると共に各ブロックにセクタアドレスを付加
する。さらに、ある複数のC1ブロックのデ−タすべて
に対し完結するようにC2符号を付加し記録を行う。
Description
ディアに、圧縮されたビデオ、オーディオ信号もしくは
コンピュ−タ応用デ−タを記録し、再生する方法、装置
及びそれに用いる情報記録媒体に関する。
「林謙二編著、CD−オーディオからパソコンへ、19
90年7月25日コロナ社発行」に詳しく述べられてい
る。又、ビデオ、オーディオ信号の圧縮に関しては、
「藤原洋監修、最新MPEG教科書、1994年8月1
日アスキ−出版局発行」に詳しく述べられている。前者
の文献では、デ−タが連続的に書き込まれている、CD
の誤り訂正符号の付加方法として、第1の訂正符号と第
2の訂正符号を付加し、その間でデ−タ毎に遅延量を変
えて配置変換を行う斜交非完結のインタ−リ−ブを行う
CDの誤り訂正方法についてや、オ−ディオ信号を記録
するをデ−タ応用に用いたCD−ROMの信号記録形式
について述べられている。又、後者の文献では、ビデ
オ、オーディオ信号の圧縮方法及びその多重化方法につ
いて述べられている。しかし、圧縮したビデオ、オ−デ
ィオ信号を記録しても、デ−タ応用としてコンピュ−タ
用のユ−ザ−デ−タを記録してもメディアに効率的に記
録する方法については述べられていなかった。
らパソコンへ」に述べられているように、CDプレ−ヤ
では、ディスクから再生されたデ−タに対し、第1の訂
正符号による誤り訂正を行い、デ−タごとに遅延量を変
えて配置変換を行う斜交非完結インタ−リ−ブを行い、
第2の訂正符号による誤り訂正を行い、デ−タを出力す
る。従って、インタ−リ−ブにより訂正能力が向上され
るほか、ディスク上の連続した個所で誤りが発生し、且
つ訂正ができなかった場合にも、デ−タを出力する順序
が異なるため、出力デ−タの誤りは分散され、オ−ディ
オデ−タならば前後のデ−タから補間することも可能で
あった。しかし、圧縮された映像デ−タが記録される場
合、前後関係から補間することができず、反って、出力
デ−タに誤りが発生する範囲が広がるだけである。これ
に対しては、第1の訂正符号の系列の順でディスクに記
録されているデ−タに対し、第1の訂正符号による誤り
訂正を行い、斜交非完結インタ−リ−ブを行い、第2の
訂正符号による誤り訂正を行い、第1の訂正符号の系列
の順で、デ−タを出力すると符号化前のデ−タの時系列
と同じ順序で出力できるように記録時に符号化すれば良
い。しかし、コンピュ−タ等のためのデ−タ応用として
用いた場合、再生したい特定のデ−タブロックに対し、
C2符号による誤り訂正を行うためインタ−リ−ブのわ
たっている範囲のデ−タブロックのデ−タはすべて再生
する必要がある。この範囲のデ−タを再生するに要する
時間は、符号長が短ければ、極めて小さくアクセス時間
に対する影響は無視できる範囲であるが、符号の冗長度
を下げるために、符号長を長くした場合、デ−タに対す
るアクセス時間に悪影響を与える。
問題点は、時系列で入力されるデ−タを同一個数ずつに
分割し付属デ−タを付加し、同期符号を付加するSYN
Cブロックを構成し、このSYNCブロックをn個集め
(n:自然数)訂正ブロックを構成し、訂正ブロック内
でC1デ−タブロック及びC2デ−タブロックへの分割
を行い、第1及び第2の誤り訂正符号を付加することで
解決される。また、SYNCブロック毎に、セクタの番
号を示すセクタアドレスを付加することで、目的とする
デ−タの再生を容易にする。
ブロックのデ−タを再生すれば目的とするセクタのデ−
タはすべて再生することができる。
る。図1は、本発明の一実施例である記録方法による記
録フォ−マットであり、1訂正ブロックのデ−タ配列を
示したものである。図1において、SYNCはSYNC
ブロックの先頭を示す同期信号、SAはセクタの番号を
示すセクタアドレス、付属DATAは主DATAに付加
された主DATAの特徴などを示す付属的な情報、主D
ATAは主たる記録情報であり、C2は付属デ−タ及び
主デ−タに付加された第2の誤り訂正符号(以後C2符
号と記す)であり、C1は付属デ−タ及び主デ−タ及び
C2符号に付加された第1の誤り訂正符号(以後C1符
号と記す)である。時系列的に入力された主デ−タを1
28バイト単位(図1上128Bと記す)に分割して、
2バイト(図1上2Bと記す)の付属デ−タを付加し1
列ずつ128列(図1上128ブロックと記す)並べ
る。各列の130バイトのデ−タから同位置のデ−タを
1バイトずつ集め、14バイトのC2符号を付加し、C
2ブロックを構成する。C2ブロックに付加された14
バイトのC2符号は矢印101の方向に沿って配置され
る。配置されたC2符号は130バイトずつ14列(図
1上14ブロックと記す)を構成する。こうして構成さ
れた130バイトずつの142列の各列に対し、8バイ
トのC1符号を付加しC1ブロック(矢印102)を構
成する。こうして、2×128バイトの付属デ−タと1
28×128バイトの主デ−タに対し130のC2ブロ
ックと、142のC1ブロックを構成する。さらに、連
続する16個のC1ブロックで1セクタを構成する。従
って、1セクタの主デ−タは2048バイトとなる。デ
ィスクに記録するデ−タの全てのセクタには固有の番号
(セクタアドレス)をつける。3バイトのセクタアドレ
スを各C1ブロックに付加し、さらに同期信号SYNC
を付加し、SYNCブロックを構成する。こうして、主
デ−タにたいし128×128バイトでC1,C2の訂
正処理の完結する訂正ブロックを構成する。媒体には、
図1の最上のSYNCブロックから、最下のSYNCブ
ロックの順で記録される。なお、各SYNCブロック内
では左から右の順に記録する。本実施例によれば、ディ
スク上の目的とするセクタを再生するとき、目的とする
セクタを含んだ訂正ブロックを再生すれば良いため、目
的とするデ−タの復号処理を行い速やかに出力すること
ができる。又、SYNCブロック毎に、セクタアドレス
が付加されているため、目的とするセクタの検出を速や
かかつ容易に行えるため、目的とするセクタのデ−タの
出力をさらに速やかに行うことを可能とする。また、時
系列的に連続した入力デ−タを分割しただけで、順序を
崩さずにC1ブロックを構成しているため、再生時にC
1符号による訂正を行い、そのまま出力することで、記
録時の入力デ−タと同じ順で出力することができる。こ
れにより、C2符号による誤り訂正を行う場合に比べ
て、速やかにデ−タを出力することが可能となり、可変
速再生等の特殊再生の実現を容易とする効果を持つ。な
お、本実施例の説明において、主デ−タに対し、付属デ
−タ、C1符号、C2符号、セクタアドレス、同期信号
を付加する手順を示したが、各符号の関係が図1に示す
関係と同じになるならば、手順は異なっても同一の効果
が得られる。又、付属デ−タにはC1符号を付加し、セ
クタアドレスにはC1符号を付加しなかったが、付属デ
−タおよびセクタアドレスのC1符号の付加の有無が異
なっても、同じ効果が得られる。また、付属デ−タは主
デ−タの左側に配置したが、間に配置しても、右側に配
置しても効果は変わらない。C1符号の位置も、主デ−
タの右側に配置されているものを、間もしくは左側に変
更しても効果は変わらない。C2符号の含まれるC1ブ
ロックは、1訂正ブロックの中の最後の14ブロックに
配置したが、他の128個のC1ブロックの前に配置し
ても、間に配置しても効果は変わらない。又、図1に示
されたバイト数、ブロック数、セクタ数の数値はこれと
異なるものを用いても、同じ効果が得られる。次に、本
発明の第2の実施例を図2を用いて説明する。図2は、
図1に示した1訂正ブロックのデ−タ配列のうちの1セ
クタ分を示したものである。図2においてSYNC、S
A、C1、付属デ−タは図1と同様である。又、C2符
号も第1図と同じように付加されている。TSパケット
は、圧縮符号化された映像信号等のデ−タから構成され
る固定長(188バイト)のトランスポ−トパケットで
ある。図2は主デ−タがトランスポ−トパケットの場合
を示す。図1に示された付属デ−タは1セクタ即ち16
ブロックで32バイトとなるが、このうち、図2で示さ
れる6ブロック分の12バイトのエリアは入力によらな
い、共通の付属デ−タのエリアとし、残りの10ブロッ
ク分20バイトのエリアは入力により付属デ−タもしく
は主デ−タを記録するエリアとし、主デ−タがトランス
ポ−トパケットの構成を取るときは、主デ−タを記録
し、主デ−タがトランスポ−トパケットの構成を取らな
い時はさらに付属デ−タを記録する。以上、本実施例に
よれば、主デ−タがトランスポ−トパケットの構成を取
るときは、主デ−タの記録できるエリアは式1を満たす
ようになり、整数個のトランスポ−トパケットがちょう
ど記録できる。また、主デ−タの形式によらない共通の
付属デ−タの記録エリアを持つため、主デ−タがトラン
スポ−トパケットの構成を取るか取らないかによらず、
効率良く記録媒体に記録できる。又、図2に示した共通
の付属デ−タのエリアに主デ−タがトランスポ−トパケ
ットの構成を取るかを示すコ−ドを記録すると、どちら
のデ−タ構成を取るディスクも正しく再生可能である
し、同一ディスク上でセクタごとにデ−タ構成が変わっ
ても正しく再生できる。なお、本実施例に示した数値を
変えても、式1を満たせば同じ効果が得られる。次に、
本発明の第3の実施例を図3を用いて説明する。図3
は、図1に示した1訂正ブロックのデ−タ配列のうちの
6SYNCブロック分を示したものである。図3におい
てSYNC、SA、C1、付属デ−タは図1と同じもの
である。又、C2符号も第1図と同じように付加されて
いる。又、TSパケットは図2と同様のトランスポ−ト
パケットである。本実施例では、トランスポ−トパケッ
トを記録するときは、n(n:自然数,本実施例では
3)SYNCブロック毎に、m(m:自然数,本実施例
では2)トランスポ−トパケットを主デ−タエリアに記
録し、主デ−タエリアの端数8バイト分は意味をなさな
いダミ−デ−タを記録する。本実施例によれば、主デ−
タがトランスポ−トパケットの構成を取るか取らないか
によらず、効率良く記録媒体に記録できる。また、付属
デ−タのエリアに主デ−タがトランスポ−トパケットの
構成を取るかを示すコ−ドを記録すると、構成によらず
正しく再生できる。また、nSYNCブロック周期を検
出する必要があるが、タイミング情報をダミ−デ−タの
位置に記録しても良いし、セクタアドレスや付属DAT
Aの一部として記録しても良い。又、本実施例の数値は
式2を満たせば他の数値でも構わない。次に、本発明の
第4の実施例を図4を用いて説明する。図4はS0,S
1以外はすべて図3と同じく構成要素である。図4にお
いて、S0,S1は異なるパタ−ンを持つ同期信号であ
る。各SYNCブロック毎に同期信号S0,S1が付加
され、nSYNCブロック毎に同期信号はS0のパタ−
ンを取る。従って、訂正等の復号処理も、トランスポ−
トパケットの検出も正しく行える。次に、本発明の第5
の実施例を図5を用いて説明する。図5は図1のSYN
C,SAについて詳しく示したものであり、付属DAT
A、主DATA、C1符号、C2符号は、図1と同様で
ある。SAu、SAm、SAlはセクタアドレスを示
し、3バイトのセクタアドレスのSAuは上位、SAm
は中位、SAlは下位であり、各セクタごとに、8回多
重書きされている。図5は第n番目のセクタから第n+
7番目のセクタまでを示し、SAlに付記された括弧内
の数字はSAu、SAm、SAlで示される番号を記
す。BAは訂正ブロック内の各SYNCブロックの番号
を示すものである。付記された括弧内の数値は2ブロッ
クに1ブロックアドレスを与えた場合の数値例である。
C2符号が記録されるSYNCブロックに付加するセク
タアドレスは、主デ−タすべてに与えられたセクタアド
レスと異なる値ならば取り方は自由である。図5では全
てのC2符号を含むSYNCブロックにたいし、特定の
自然数kを与えている。又、ブロックアドレスをつける
変わりに訂正ブロックの先頭のSYNCブロックを判別
可能とするような符号をつけても良いし、先頭のSYN
Cブロックのみ特殊なパタ−ンの同期信号にしても良
い。パリティはSAuとBAもしくは、SAmとSAl
に付加されたパリティ符号である。S0とS1は各SY
NCブロックの先頭を示す同期信号である。S0とS1
は異なるパタ−ンを持ち、SAuとBAもしくは、SA
mとSAlが記録されたSYNCブロックの判別を可能
とする。以上、本実施例によれば、セクタアドレス情報
がC1符号の復号をすることなく、早く正確に検出でき
るため、デ−タのアクセス性が向上される。なお、本実
施例では、セクタアドレスは3バイト、ブロックアドレ
スは1バイトとし、2ブロックに1回ずつ記録したがこ
の数値に限定されるものではない。また、ブロックアド
レスにもパリティが付加されているため、ブロックアド
レスによって示される位置情報の精度が向上し、セクタ
アドレスの検出精度や、C2符号による訂正の精度など
も向上できる。さらに、時系列的に連続した入力デ−タ
を分割しただけで、順序を崩さずにC1ブロックを構成
しているため、再生時にC1符号による訂正を行い、そ
のまま出力することで、記録時の入力デ−タと同じ順で
出力することができる。これにより、セクタアドレスが
速やか且つ正確に検出できることに加えて、デ−タ自身
もC2符号による誤り訂正を行う場合に比べて、速やか
にデ−タを出力することが可能となり、可変速再生等の
特殊再生の実現を容易とする効果を持つ。次に、本発明
の第6の実施例を図6を用いて説明する。図6は図1の
SYNC,SAについて詳しく示したものであり、S
0、S1、SA、BA、パリティ以外は図5と同様であ
る。SAはセクタアドレスを示し、各セクタごとに、1
6回多重書きされている。図6は第n番目のセクタから
第n+7番目のセクタまでを示し、SAに付記された括
弧内の数字はSAで示される番号を記す。BAは訂正ブ
ロック内の各SYNCブロックの番号を示すものであ
る。BAは訂正ブロック内の各SYNCブロックの番号
を示すものである。付記された括弧内の数値は1ブロッ
クに1ブロックアドレスを与えた場合の数値例である。
C2符号が記録されるSYNCブロックに付加するセク
タアドレスは、主デ−タすべてに与えられたセクタアド
レスと異なる値ならば取り方は自由である。図5では全
てのC2符号を含むSYNCブロックにたいし、特定の
自然数kを与えている。パリティはSA(3バイト)と
BA(1バイト)に付加されたパリティ符号である。S
0とS1は各SYNCブロックの先頭を示す同期信号で
ある。S0とS1は異なるパタ−ンを持ち、S0は、訂
正ブロックの先頭を示す。以上、本実施例によれば、セ
クタアドレス情報がC1符号の復号をすることなく、早
く正確に検出できるため、デ−タのアクセス性が向上さ
れる。又、同期信号と、ブロックアドレスにより、高い
信頼度で、訂正ブロックの先頭を検出できる。なお、本
実施例では、セクタアドレスは3バイト、ブロックアド
レスは1バイトとしたがこの数値に限定されるものでは
ない。本実施例では、同期信号の種類で、訂正ブロック
の先頭を判別できるので、ブロックアドレスを省いても
同様な効果を得られる。又、逆にブロックアドレスがあ
れば訂正ブロックの先頭は検出できるので、同期信号を
S0、S1に区別しなくても、同様な効果を得られる。
また、ブロックアドレスにもパリティが付加されている
ため、ブロックアドレスによって示される位置情報の精
度が向上し、セクタアドレスの検出精度や、C2符号に
よる訂正の精度なども向上できる。さらに、時系列的に
連続した入力デ−タを分割しただけで、順序を崩さずに
C1ブロックを構成しているため、再生時にC1符号に
よる訂正を行い、そのまま出力することで、記録時の入
力デ−タと同じ順で出力することができる。これによ
り、セクタアドレスが速やか且つ正確に検出できること
に加えて、デ−タ自身もC2符号による誤り訂正を行う
場合に比べて、速やかにデ−タを出力することが可能と
なり、可変速再生等の特殊再生の実現を容易とする効果
を持つ。次に、本発明の第7の実施例を図7を用いて説
明する。図7は、本発明の一実施例である記録方法によ
る記録フォ−マットによる、1訂正ブロックのデ−タ配
列を示したものである。図7においては、図1と同じ
く、SYNCはブロックの先頭を示す同期信号、SAは
セクタの番号を示すセクタアドレス付属DATAは、主
DATAに付加された主DATAの特徴などを示す付属
的な情報、主DATAは、主たる記録情報であり、C1
は付属デ−タ及び主デ−タに付加された第1の誤り訂正
符号(以後C1符号と記す)であり、C2は付属デ−タ
及び主デ−タに付加された第2の誤り訂正符号(以後C
2符号と記す)である。本実施例では、C1符号及び、
C2符号の付加の仕方のみが図1と異なるため、他の説
明は省略する。C1符号及びC2符号は、図1と同じよ
うに1訂正ブロック内のデ−タのみから、C1訂正ブロ
ック及びC2訂正ブロックを構成するが、デ−タの集め
方が異なる。以下、C1,C2各訂正ブロックの構成の
仕方を説明する。図1と同様に配置された付属デ−タと
主デ−タに対してp個(p:自然数,pは1列の付属デ
−タと主デ−タの合計130バイトと異なる)ずつ遅延
させたデ−タを集めてC2訂正ブロックを構成し、14
バイトのC2符号を付加する。例えば、あるn番目のC
2訂正ブロックは矢印701で示される。又、矢印70
2のように図7上で左端から右端へとならず下端に達す
る場合は上端側に折り返し矢印703を続きとし、矢印
702,703に沿ってデ−タを集めC2訂正ブロック
を構成する。このあと、各列ごとに8バイトのC1符号
を付加しC1訂正ブロックを構成する。各C1ブロック
に図1と同様にセクタアドレス同期信号を付加し1訂正
ブロックを構成する。媒体への記録順序は図1と同様で
ある。本実施例によれば、図1と同様に目的とするセク
タの再生を速やかに行える。さらに、図1の場合より符
号の冗長度を下げることが可能となる。さらに、時系列
的に連続した入力デ−タを分割しただけで、順序を崩さ
ずにC1ブロックを構成しているため、再生時にC1符
号による訂正を行い、そのまま出力することで、記録時
の入力デ−タと同じ順で出力することができる。これに
より、セクタアドレスが速やか且つ正確に検出できるこ
とに加えて、デ−タ自身もC2符号による誤り訂正を行
う場合に比べて、速やかにデ−タを出力することが可能
となり、可変速再生等の特殊再生の実現を容易とする効
果を持つ。なお、図2−図6で示した各実施例は、本実
施例に対しても適用可能である。次に、本発明の第8の
実施例を図8と図11を用いて説明する。図8は、本発
明の一実施例であるディスクの再生方法を示したフロ−
チャ−トであり、図11は本実施例で用いる斜交インタ
−リ−ブの一例を示すフォ−マット図である。図8にお
いて802は付加されたC1符号にしたがって誤り訂正
を行うC1誤り訂正処理を示し、803は、単数あるい
は複数のブロックごとに付加された、ヘッダ−情報の検
出を示す。ヘッダ−情報は例えば付属デ−タもしくはセ
クタアドレスの一部として記録される。なお、ヘッダ−
情報は、記録された信号のインタ−リ−ブ方式を示すコ
−ドを含む。804はヘッダ−情報からインタ−リ−ブ
形式が直交完結型か斜交非完結型かを判定する処理であ
り、805は斜交非完結デインタ−リ−ブ処理であり、
807は斜交完結デインタ−リ−ブ処理であり、806
及び808は付加されたC2符号にしたがって誤り訂正
を行うC2誤り訂正処理を示す。809は再生の終了を
判定する処理である。直交完結型のインタ−リ−ブ処理
の一例は、図1に示した様にC2符号を付加するものが
挙げられる。斜交非完結型のインタ−リ−ブの一例は図
11に示す。図11はC2訂正ブロックの構成の仕方が
異なるだけであとはすべて図7と共通である。図7と同
様に配置された付属デ−タと主デ−タに対してp個
(p:自然数,pは1列の付属デ−タと主デ−タの合計
130バイトと異なる)ずつ遅延させたデ−タを集めて
C2訂正ブロックを構成し、14バイトのC2符号を付
加する。しかし、矢印702、矢印703のように折り
返しは行わない。従って、図11では、図1や図7のよ
うにC1ブロック、C2ブロックともに完結する訂正ブ
ロックは存在しない点が異なる。従って、必要とするセ
クタのデ−タを復号するためには、出力する必要のない
デ−タもC2訂正を行うために再生する必要が生じる
が、図7のような折り返し処理を必要としない。80
6,808のC2訂正はそれぞれ805,807のデイ
ンタ−リ−ブ処理によって集められた各C2ブロックの
デ−タに対して誤り訂正を行う。C1誤り訂正処理のル
−プと、デインタ−リ−ブとC2誤り訂正処理のル−プ
は同時的もしくは順次的に行われる。又、両インタ−リ
−ブ方式で、C1訂正処理802は基本的に共通の処理
であるが、ブロックのデ−タのバイト数に変化があれ
ば、対応した処理の切り替えを行う。以上、本実施例に
よれば、連続的再生する圧縮された映像信号等に対して
は、斜交非完結インタ−リ−ブ処理を行い、コンピュ−
タ等のためのデ−タ応用に対してはセクタ単位でのデ−
タのアクセスが速い直交完結インタ−リ−ブ処理を行っ
ても、共に再生可能である。なお、図11で説明した記
録フォ−マットは、本実施例で示したように、直交完結
方式と併用して用いず、単独の方式として用いても、ま
た、図2から図6をもって説明した実施例との組み合わ
せにおいて、即ち図2から図6において訂正符号の付加
のみ図11に示す形で行っても有効である。又、斜交イ
ンタ−リ−ブの方法として、図11に示されるものの変
わりに、図13に示されるものでも構わない。図13は
矢印に示されるC2訂正ブロックにC1符号を含めてい
る点が図11と異なるのみであり、あとは図11と共通
である。また、本実施例による再生方法では、どちらの
インタ−リ−ブ方式を選択しても、C1符号による訂正
を行い、そのまま出力することで、記録時の入力デ−タ
と同じ順で出力することができる。これにより、セクタ
アドレスが速やか且つ正確に検出できることに加えて、
デ−タ自身もC2符号による誤り訂正を行う場合に比べ
て、速やかにデ−タを出力することが可能となり、可変
速再生等の特殊再生の実現を容易とする効果を持つ。ま
た、斜交インタ−リ−ブの方式として、図13を一部変
更して、入力デ−タがC2訂正ブロックの列にしたがっ
て、時系列に並ぶように修正しても、上記のC1訂正の
みで再生可能とする効果は失うが、本実施例に応用可能
であるし、図2から図6をもって説明した実施例との組
み合わせにおいてセクタの検出性やトランスポ−トパケ
ット構成のデ−タの記録効率性等の点において有効とな
る。次に、本発明の第9の実施例を図9を用いて説明す
る。図9は、本発明の一実施例である再生装置を示すブ
ロック図である。本実施例においては、直交完結インタ
−リ−ブは図1のフォ−マットを又斜交非完結インタ−
リ−ブは図11のフォ−マットに従うとして説明する。
901入力処理手段であり、902はヘッダ−検出手段
であり、903はRAMであり、904は再生デ−タラ
イトアドレス生成手段であり、905はC1誤り訂正用
のリ−ドアドレス及びライトアドレス生成手段であり、
906は切り替え手段であり、907は直交完結デイン
タ−リブ処理を行うC2誤り訂正用のリ−ドアドレス及
びライトアドレス生成手段であり、908は斜交非完結
デインタ−リブ処理を行うC2誤り訂正用のリ−ドアド
レス及びライトアドレス生成手段であり、909はC
1,C2の各誤り訂正を行う誤り訂正手段であり、91
0は出力デ−タリ−ドアドレス生成手段であり、911
は出力処理手段である。入力処理手段901は入力され
た信号にたいし、復調処理や同期検出処理やRAM90
3へのライト処理を行う。このときのライトアドレスは
再生デ−タライトアドレス生成手段904で生成する。
また、902はヘッダ−を検出し、ヘッダ−情報から、
907もしくは908を選択する。アドレス生成手段9
05はRAM903から誤り訂正手段909へのデ−タ
の読みだし、及び誤り訂正手段909からRAM903
へのデ−タの書き込みのアドレスを生成する。なお、2
種類のインタ−リ−ブ方式において、C1ブロックの構
成は基本的に共通であるため、905によって生成され
るアドレスはモ−ドによる切り替えはないが、バイト数
に変化がある場合は対応した処理に切り替えを行う。9
07,908はデ−タの読みだし順及び書き込み順を制
御することで図1もしくは図11に示されるC2ブロッ
ク単位で誤り訂正処理を909に行わせ、それぞれのデ
インタ−リ−ブ処理を実現する。切り替え手段906は
902からの切り替え信号によって、907もしくは9
08からのアドレスを選択させる。C2誤り訂正処理が
行われたのち、910にしたがって、モ−ドによらず共
通の順序でRAM903から911にデ−タは読みださ
れ、911で出力処理が行われて出力される。以上、本
実施例によれば、第8の実施例で説明した再生方法を実
現する再生装置を実現する。次に、本発明の第10の実
施例を図10を用いて説明する。図10は、本発明の一
実施例であるディスクの再生方法を示したフロ−チャ−
トである。図10はインタ−リ−ブ方式の検出に関する
部分1001−1003が異なる以外は、図8と同一で
ありこの部分のみ説明する。1001はセクタテ−ブル
リ−ド処理であり、ディスクの特定エリアに記録された
セクタアドレスとインタリ−ブ処理モ−ドの対応テ−ブ
ルを読み込む。1002はセクタアドレスの検出処理を
示し、1003は1001で読み込んだテ−ブルと検出
したセクタアドレスにしたがってインタ−リ−ブ処理を
選択する。他の処理は、図8と共通である。以上、本実
施例によれば、前もってディスク上のエリアごとのイン
タ−リ−ブ方式を認識できるので、図8と同じ効果をよ
り容易に達成できる。次に、本発明の第11の実施例を
図12を用いて説明する。図12は、本発明の一実施例
であるディスクの記録方法を示したフロ−チャ−トであ
る。本実施例の説明においては、直交完結インタ−リ−
ブの例として図1を、斜交非完結インタ−リ−ブの例と
して図11を例に用いて説明する。図12において、1
101は斜交非完結型のインタ−リ−ブ処理を取るか、
直交完結型の処理を取るかを設定によって切り替える処
理であり、1104は斜交非完結インタ−リ−ブを行う
処理であり、1102は直交完結インタ−リ−ブを行う
処理であり、1105及び1103はC2符号を付加す
る処理であり、1106はヘッダ−を付加する処理であ
り、1107はC1符号を付加する処理である。110
1の処理は例えば、記録デ−タが圧縮されたビデオ及び
オーディオ信号ならば斜交完結処理を選択し、例えば、
コンピュ−タ等用の記憶デ−タならば、直交完結処理を
選択する。1101の処理によって、斜交非完結処理と
決定されれば、1104により、図11に示すようにC
2ブロックを構成し1105の訂正処理を行うことで、
斜交非完結インタ−リ−ブを実現する。また、直交完結
処理と決定されれば、1102により、図1に示すよう
にC2ブロックを構成し1103の訂正処理を行うこと
で、直交完結インタ−リ−ブを実現とする。1106の
ヘッダ−付加処理では、各セクタが斜交インタ−リ−ブ
を取るかもしくは直交インタ−リ−ブを取るか示す符号
をヘッダ−として付加する。C1符号付加処理1107
は、基本的には共通の処理であるが各インタ−リ−ブ
で、C1ブロックのバイト数が異なれば合わせて処理は
切り替える。なお、C1符号付加の処理ル−プとC2符
号付加の処理ル−プは同時的もしくは順次的に行われ
る。1106はヘッダ−を図1及び図11のSAのよう
にC2符号が付加しない場合は、図12のようである
が、付属デ−タとしてC2符号をして記録する場合は、
処理1106は1101の直後に行う処理となる。本実
施例によれば、目的とするセクタのデ−タを速やかに再
生でき、かつ圧縮された映像信号なども再生する装置を
実現できるほか、圧縮された映像信号などだけならば、
簡単な構造で再生装置を実現可能とする記録が可能とな
る。次に、本発明の第12の実施例を図14を用いて説
明する。本実施例は、入力信号が固定長のトランスポ−
トパケット構成を取り、図2もしくは図3もしくは図4
にしめす方法で記録するかを示す識別符号を付加する例
を示すものである。図14は入力信号がトランスポ−ト
パケット構成を取るかを示す識別符号とセクタアドレス
を示したものである。図5及び図6において、3バイト
即ち24ビットで示したセクタアドレスを23ビットで
表し、最上位ビットをトランスポ−トパケット構成を取
るかを示す識別符号に割り当てることを示す。識別符号
は、例えば、0は「トランスポ−トパケット構成を取
る」を示し、1は「トランスポ−トパケット構成を取ら
ない」をしめす。なお、訂正ブロックにおける位置は、
図5、図6のセクタアドレスの位置に割り当てる。本実
施例によれば、再生装置は識別符号により記録形式を判
別できるので、正しく再生を行うことができる。又、本
実施例においては、トランスポ−トパケット構成を取る
かを示す識別符号をセクタアドレスのエリア一部を用い
て表したが、同様に図5、図6のブロックアドレスの一
部を用いて表しても構わない。
索が容易に行えかつ、セクタ単位の復号処理が速やかに
行えるという効果を持つ。また、C1訂正を行うだけで
出力することで、デ−タを入力と同じ順序で出力するこ
とが可能であり、特殊再生を容易にする。
ト図。
ト図。
ト図。
ト図。
ト図。
ト図。
ト図。
−ト。
図。
ャ−ト。
ット図。
ャ−ト。
ット図。
ット図。
ク、701…C2訂正ブロック、803…ヘッダ−検出
処理、805…斜交非完結インタ−リ−ブ処理、806
…直交完結インタ−リ−ブ処理、902…ヘッダ−検出
手段、906…切り替手段
Claims (24)
- 【請求項1】時系列に入力されたデ−タをnバイト
(n;自然数)ごとに分割し、該nバイトで1行をな
し、該行をq個(q;自然数)並べてq行n列のマトリ
ックスを構成し、該マトリックスの各列それぞれにaバ
イト(a;自然数)の第2の誤り訂正符号を付加し、さ
らに、該第2の誤り訂正符号の付加されたマトリックス
の各行それぞれにbバイト(b;自然数)の第1の誤り
訂正符号を付加し、前記第1、第2の誤り訂正符号の付
加されたマトリックスのc個(c;自然数)の行でセク
タを構成し、さらにp個(p;自然数)のセクタで訂正
ブロックを構成して媒体に記録することを特徴とする記
録方法。 - 【請求項2】請求項1記載の記録方法において、前記時
系列に入力されたデ−タの順序を変えずに媒体に記録す
ることを特徴とする記録方法。 - 【請求項3】デ−タをnバイト(n;自然数)ごとに分
割し、該nバイトで1行をなし、該行をq個(q;自然
数)並べてq行n列のマトリックスを構成し、該マトリ
ックスの各列それぞれにaバイト(a;自然数)の第2
の誤り訂正符号を付加し、さらに、該第2の誤り訂正符
号の付加されたマトリックスの各行それぞれにbバイト
(b;自然数)の第1の誤り訂正符号を付加し、前記第
1、第2の誤り訂正符号の付加されたマトリックスのc
個(c;自然数)の行でセクタを構成し、さらにp個
(p;自然数)のセクタで訂正ブロックを構成して、前
記セクタのデータはセクタ毎に異なるセクタ番号をs行
毎(s;自然数)にその先頭行に含み、各行のセクタの
識別を可能とする符号は、s個の該行毎に付加されてお
りs周期の先頭位置を示すことを特徴とする記録方法。 - 【請求項4】請求項3記載のセクタの識別を可能とする
符号は、同期信号でもあり、該同期信号は複数のパター
ンをもち、前記s周期の先頭である行の同期パターンは
他の行の同期パターンと識別可能とする特定のパターン
であることを特徴とする記録方法。 - 【請求項5】時系列に入力されたデ−タをnバイト
(n;自然数)ごとに分割し、該nバイトで1行をな
し、該行をq個(q;自然数)並べてq行n列のマトリ
ックスを構成し、該マトリックスの各行の該入力デ−タ
をm(≠n)バイトずつ遅延させてたデータを集めてその
データに対してaバイト(a;自然数)の第2の誤り訂
正符号を付加し、該第2の誤り訂正符号の追加されたマ
トリックスの各行それぞれにbバイト(b;自然数)の
第1の誤り訂正符号を付加し、前記第1、第2の誤り訂
正符号の付加されたマトリックスのc個(c;自然数)
の行でセクタを構成し、さらにp個(p;自然数)のセ
クタで訂正ブロックを構成して、さらに各行に同期信号
を付加して記録した信号を再生する方法であって、第1
の誤り訂正符号に従って誤り訂正を行った後、第2の誤
り訂正符号に従った誤り訂正を行わずに、再生デ−タと
して出力するモ−ドを備えたことを特徴とする再生方
法。 - 【請求項6】デ−タをnバイト(n;自然数)ごとに分
割し、該nバイトで1行をなし、該行をq個(q;自然
数)並べてq行n列のマトリックスを構成し、該マトリ
ックスの各列それぞれにaバイト(a;自然数)の第2
の誤り訂正符号を付加し、さらに、該第2の誤り訂正符
号の付加されたマトリックスの各行それぞれにbバイト
(b;自然数)の第1の誤り訂正符号を付加し、前記第
1、第2の誤り訂正符号の付加されたマトリックスのc
個(c;自然数)の行でセクタを構成し、さらにp個
(p;自然数)のセクタで訂正ブロックを構成して、前
記セクタのデータはセクタ毎に異なるセクタ番号をs行
毎にその先頭行に含み、複数のパターンを持ちs行周期
の先頭位置がある行は他の行と識別可能な特定パターン
を持つ同期信号を付加し媒体に記録した信号を再生する
装置であって、 s行周期に付加される特定の同期信号からセクタ番号の
先頭位置を検出する手段と、検出された該位置情報を元
にセクタ番号を検出する手段と、該セクタ番号に従って
必要なデータを識別して出力する手段を具備したことを
特徴とする再生装置。 - 【請求項7】時系列に入力されたデ−タをnバイト
(n;自然数)ごとに分割し、該nバイトで1行をな
し、該行をq個(q;自然数)並べてq行n列のマトリ
ックスを構成し、該マトリックスの各列それぞれにaバ
イト(a;自然数)の第2の誤り訂正符号を付加し、さ
らに、該第2の誤り訂正符号の付加されたマトリックス
の各行それぞれにbバイト(b;自然数)の第1の誤り
訂正符号を付加し、前記第1、第2の誤り訂正符号の付
加されたマトリックスのc個(c;自然数)の行でセク
タを構成し、さらにp個(p;自然数)のセクタで訂正
ブロックを構成して、前記時系列に入力されたデ−タの
順序を変えずに媒体に記録した信号を再生する再生装置
であって、前記媒体から読み出したデ−タを記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータを前記第1
の誤り訂正符号に従って第1の誤り訂正を行う第1の誤
り訂正手段と、前記第1の誤り訂正手段によって誤り訂
正されたデータを前記第2の誤り訂正符号に従って第2
の誤り訂正を行う手段と、前記第2の誤り訂正手段によ
って誤り訂正されたデータを前記媒体から再生装置が読
み出すデ−タの順序と同じ順序で、かつ、前記セクタ単
位で再生出力が可能な出力手段と、を有することを特徴
とする再生装置。 - 【請求項8】時系列に入力されたデ−タを所定バイトご
とに分割し、分割したデータ列で1行をなし、複数行で
セクタを構成し、該セクタ内にセクタの識別を可能とす
る符号を付加し、さらに各該行に同期信号を付加し、前
記セクタの識別を可能とする符号の先頭が存在する前記
行の同期信号パターンを他の行の同期信号パターンと異
ならせて、時系列に入力されたデ−タの順序を変えずに
情報記録媒体に記録することを特徴とする記録方法。 - 【請求項9】時系列に入力されるデータに従って、第1
及び第2の誤り訂正符号の第1及び第2の付加方法を切
り換える記録方法であって、第1の付加方法は、時系列
に入力されたデータを等分割して、行をなし、該行を集
めてマトリックスを構成し、該マトリックスの各列それ
ぞれに第2の誤り訂正符号を付加し、さらに、該第2の
誤り訂正符号の付加されたマトリックスの各行それぞれ
に第1の誤り訂正符号を付加し、第2の付加方法は、時
系列に入力されたデータを等分割して、行をなし、該行
を集めてマトリックスを構成し、該マトリックスの各行
の該入力データをmバイトずつ遅延させたデータを集め
てそのデータに対して第2の誤り訂正符号を付加し、該
第2の誤り訂正符号の追加されたマトリックスの各行そ
れぞれに第1の誤り訂正符号を付加する方法であり、上
記第1の付加方法もしくは上記第2の付加方法による訂
正符号の付加後、前記第1、第2の誤り訂正符号の付加
されたマトリックスの複数行でセクタを構成し、さらに
複数のセクタで訂正ブロックを構成して、該訂正ブロッ
ク内に選択した前記第1もしくは第2の付加方法の識別
符号を付加し、該セクタ内にセクタの識別を可能とする
符号を付加し、記録することを特徴とする記録方法。 - 【請求項10】同期信号を付加した同期ブロックを複数
個並べて構成されたセクタを格納した情報媒体から、前
記セクタを識別する為の符号を備えた同期ブロックを、
同期信号の違いによって検出し、検出した同期ブロック
の前記セクタを識別する為の符号に従って、必要なセク
タを識別して再生することを特徴とする再生方法。 - 【請求項11】複数の同期ブロックからなるセクタデー
タと、該同期ブロック毎に付加された同期信号と、該セ
クタデータ内にセクタデータの識別を可能とする符号
と、該セクタデータの識別を可能とする符号の先頭が存
在する前記同期ブロックと、その他の同期ブロックとで
前記同期信号パターンが異なっている前記同期信号が記
録された情報記録媒体からの信号を再生する再生方法で
あって、前記セクタの識別を可能とする符号の先頭が存
在する前記同期ブロックが他の同期ブロックと異なるパ
ターンを持つ同期信号パターンから前記セクタデータの
識別を可能とする符号の先頭位置を検出し、検出された
位置情報を元にセクタデータの識別を可能とする符号を
検出し、該セクタデータの識別を可能とする符号に従っ
て、必要なデータを識別して出力することを特徴とする
再生方法。 - 【請求項12】時系列に入力されたデータを等分割し
て、行をなし、該行を集めてマトリックスを構成し、該
マトリックスの各列それぞれに第2の誤り訂正符号を付
加し、さらに、該第2の誤り訂正符号の付加されたマト
リックスの各行それぞれに第1の誤り訂正符号を付加す
る第1の付加方法と、時系列に入力されたデータを等分
割して、行をなし、該行集めてマトリックスを構成し、
該マトリックスの各行の該入力データをmバイトずつ遅
延させたデータを集めてそのデータに対して第2の誤り
訂正符号を付加し、該第2の誤り訂正符号の追加された
マトリックスの各行それぞれ第1の誤り訂正符号を付加
する第2の付加方法のいずれかにより、前記第1、第2
の誤り訂正符号の付加後、前記マトリックスの複数行で
セクタを構成し、さらに複数のセクタで訂正ブロックを
構成して、該訂正ブロック内に選択した誤り訂正符号の
付加方法の識別符号を付加し、該セクタ内にセクタの識
別を可能とする符号を付加し、記録されたデータの再生
方法であって、記録されたデータの第1及び第2の誤り
訂正符号の第1及び第2の付加方法をディスクに記録さ
れた前記識別符号から検出する処理と、第1の誤り訂正
符号に従って第1の誤り訂正を行う処理と、データの配
置変換を行う第1のデインターリーブ処理と、データの
配置変換を行う第2のデインターリーブ処理と、前記識
別符号から第1の訂正処理後に行う第1のデインターリ
ーブ処理もしくは第2のデインターリーブ処理を選択す
る処理と、デインターリーブ処理後に行う第2の誤り訂
正符号に従って第2の誤り訂正を行う処理を含むことを
特徴とする再生方法。 - 【請求項13】同期信号を付加した同期ブロックを複数
個並べて構成されたセクタを格納した情報媒体から、前
記セクタを識別する為の符号を備えた同期ブロックの同
期信号を、他の同期信号との違いによって検出するよう
に構成した事を特徴とする再生装置。 - 【請求項14】同期信号を付加した同期ブロックを複数
個並べて構成されたセクタを格納した情報媒体から、デ
ータを読み取る手段と、前記セクタを識別する為の符号
を備えた同期ブロックを、同期信号との違いによって検
出する手段と、検出した同期ブロックの前記セクタを識
別する為の符号に従って、前記読み取り手段を制御する
制御手段を具備した事を特徴とする再生装置。 - 【請求項15】複数の同期ブロックからなるセクタデー
タと、該同期ブロック毎に付加された同期信号と、該セ
クタデータ内にセクタデータの識別を可能とする符号
と、該セクタデータの識別を可能とする符号の先頭が存
在する前記同期ブロックと、その他の同期ブロックとで
前記同期信号が異なっている前記同期信号が記録された
情報記録媒体からの信号を再生する再生装置であって、
前記セクタデータの識別を可能とする符号の先頭が存在
する前記同期ブロックが他の同期ブロックと異なる同期
信号から前記セクタデータの識別を可能とする符号の先
頭位置を検出する手段と、検出された位置情報を元にセ
クタデータの識別を可能とする符号を検出する手段と、
該セクタデータの識別を可能とする符号に従って必要な
データを識別して出力する手段と、を具備したことを特
徴とする再生装置。 - 【請求項16】時系列に入力されたデータを等分割し
て、行をなし、該行を集めてマトリックスを構成し、該
マトリックスの各列それぞれに第2の誤り訂正符号を付
加し、さらに、該第2の誤り訂正符号の付加されたマト
リックスの各行それぞれに第1の誤り訂正符号を付加す
る第1の付加方法と、時系列に入力されたデータを等分
割して、行をなし、該行集めてマトリックスを構成し、
該マトリックスの各行の該入力データをmバイトずつ遅
延させたデータを集めてそのデータに対して第2の誤り
訂正符号を付加し、該第2の誤り訂正符号の追加された
マトリックスの各行それぞれ第1の誤り訂正符号を付加
する第2の付加方法のいずれかにより、前記第1、第2
の誤り訂正符号の付加後、前記マトリックスの複数行で
セクタを構成し、さらに複数のセクタで訂正ブロックを
構成して、該訂正ブロック内に選択した誤り訂正符号の
付加方法の識別符号を付加し、該セクタ内にセクタの識
別を可能とする符号を付加し、記録されたデータの再生
装置であって、記録されたデータの第1及び第2の誤り
訂正符号の第1及び第2の付加方法をディスクに記録さ
れた前記識別符号から検出する手段と、第1の誤り訂正
符号に従って第1の誤り訂正を行う手段と、データの配
置変換を行う第1のデインターリーブ手段と、データの
配置変換を行う第2のデインターリーブ手段と、前記識
別符号から第1の訂正処理後に行う第1のデインターリ
ーブ処理もしくは第2のデインターリーブ処理を選択す
る手段と、デインターリーブ処理後に行う第2の誤り訂
正符号に従って第2の誤り訂正を行う手段と、を有する
ことを特徴とする再生装置。 - 【請求項17】同期信号を付加した同期ブロックを複数
個並べてセクタを構成し、該セクタを識別するための符
号を備えた同期ブロックの同期信号を、他の同期ブロッ
クの同期信号とは異ならせて格納したことを特徴とする
情報媒体。 - 【請求項18】複数の同期ブロックからなるセクタデー
タと、少なくとも該同期ブロック毎に付加された同期信
号と、該セクタデータ内にセクタデータの識別を可能と
する符号と、が記録された情報媒体であって、 前記同期信号は、前記セクタデータの識別を可能とする
符号の先頭が存在する前記同期ブロックと、その他の同
期ブロックとで異なっている同期信号であることを特徴
とする情報媒体。 - 【請求項19】nバイト(n;自然数)で1行をなし、
該行をq個(q;自然数)並べてq行n列のマトリック
スを構成し、該マトリックスの各列それぞれにaバイト
(a;自然数)の第2の誤り訂正符号を付加し、さら
に、該第2の誤り訂正符号の付加されたマトリックスの
各行それぞれにbバイト(b;自然数)の第1の誤り訂
正符号を付加し、前記第1、第2の誤り訂正符号の付加
されたマトリックスのc個(c;自然数)の行でセクタ
を構成し、さらにp個(p;自然数)のセクタで訂正ブ
ロックを構成しており、さらに、前記セクタ内にセクタ
の識別を可能とする符号を付加し、少なくとも前記各行
に同期信号が付加されており、前記セクタの識別を可能
とする符号の先頭が存在する前記行の同期信号は、その
他の行と異なるように記録されていることを特徴とする
情報媒体。 - 【請求項20】請求項19記載の情報媒体において、少
なくとも前記c行のデータは、情報媒体上に連続的に配
置され記録されていることを特徴とする情報媒体。 - 【請求項21】請求項20記載の情報媒体において、前
記c行のデータは、情報媒体上の内周から外周に向かっ
て連続的に配置され記録されていることを特徴とする情
報媒体。 - 【請求項22】nバイト(n;自然数)で1行をなし、
該行をq個(q;自然数)並べてq行n列のマトリック
スを構成し、該マトリックスの各列それぞれにaバイト
(a;自然数)の第2の誤り訂正符号を付加し、さら
に、該第2の誤り訂正符号の付加されたマトリックスの
各行それぞれにbバイト(b;自然数)の第1の誤り訂
正符号を付加し、前記第1、第2の誤り訂正符号の付加
されたマトリックスのc個(c;自然数)の行でセクタ
を構成し、さらにp個(p;自然数)のセクタで訂正ブ
ロックを構成しており、前記セクタのデータはセクタ毎
に異なるセクタ番号をs行毎(s;自然数)にその先頭
行に含み、該セクタ番号の識別を可能とする符号がs行
にわたって付加されており、該セクタ番号の識別を可能
とする符号のs周期の先頭位置を示す符号は他と異なっ
ているように記録されたことを特徴とする情報媒体。 - 【請求項23】請求項22記載の情報媒体において、少
なくとも前記c行のデータは、情報媒体上に連続的に配
置され記録されていることを特徴とする情報媒体。 - 【請求項24】請求項23記載の情報媒体において、前
記c行のデータは、情報媒体上の内周から外周に向かっ
て連続的に配置され記録されていることを特徴とする情
報媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15416198A JP3381628B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 情報の記録方法及び再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15416198A JP3381628B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 情報の記録方法及び再生方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7045245A Division JP2882302B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-03-06 | 情報の記録方法及び再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1153843A true JPH1153843A (ja) | 1999-02-26 |
JP3381628B2 JP3381628B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=15578174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15416198A Expired - Lifetime JP3381628B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 情報の記録方法及び再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3381628B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335438B1 (ko) * | 1999-03-22 | 2002-05-04 | 윤종용 | 고밀도 디스크를 위한 에러 정정 코드 블록 구조와 그 에러 정정방법 |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP15416198A patent/JP3381628B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335438B1 (ko) * | 1999-03-22 | 2002-05-04 | 윤종용 | 고밀도 디스크를 위한 에러 정정 코드 블록 구조와 그 에러 정정방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3381628B2 (ja) | 2003-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2882302B2 (ja) | 情報の記録方法及び再生方法 | |
EP0146639A1 (en) | Method and apparatus for recording digital data signal | |
JPS62217468A (ja) | デイジタル情報の記録/再生方法及び装置 | |
JPH05282785A (ja) | ディスクプレーヤの再生データ処理回路 | |
JP3568984B2 (ja) | 情報の再生方法、再生装置、出力方法及び出力装置 | |
JPH1153843A (ja) | 情報の記録方法、再生方法及び再生装置、及びそれに用いる情報記録媒体 | |
CA2022024C (en) | Decoder apparatus | |
JPS59117713A (ja) | デイジタルオ−デイオ信号の伝送装置 | |
JP2702950B2 (ja) | Pcm信号記録再生装置 | |
JPS6338897B2 (ja) | ||
KR100239238B1 (ko) | 정보기록매체 및 재생장치 | |
JPH0783275B2 (ja) | エラ−訂正符号の復号装置 | |
JPH0697543B2 (ja) | Pcmデ−タの記録装置 | |
JP3740256B2 (ja) | 誤り訂正符号復号化装置及び誤り訂正符号復号化方法 | |
JPS61267416A (ja) | エラ−訂正符号の復号装置 | |
JP3716849B2 (ja) | データ記録再生方法およびデータ記録再生装置 | |
JP3768640B2 (ja) | 再生装置 | |
JP3308427B2 (ja) | 情報再生装置 | |
JPH07107785B2 (ja) | 再生ビデオデータの処理装置 | |
JPS60247866A (ja) | デイジタルテ−プレコ−ダ | |
JPH1097767A (ja) | ディジタル情報記録方式及び記録装置 | |
JP2006040514A (ja) | データ記録再生方法およびデータ記録再生装置 | |
JP2006012407A (ja) | データ記録再生方法およびデータ記録再生装置 | |
JP2006277925A (ja) | データ記録再生方法およびデータ記録再生装置 | |
JPH10116476A (ja) | ディジタル情報記録方式及び記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071220 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091220 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121220 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131220 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131220 Year of fee payment: 11 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |