JP3381628B2 - 情報の記録方法及び再生方法 - Google Patents
情報の記録方法及び再生方法Info
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Description
ディアに、圧縮されたビデオ、オーディオ信号もしくは
コンピュ−タ応用デ−タを記録し、再生する方法に関す
る。
「林謙二編著、CD−オーディオからパソコンへ、19
90年7月25日コロナ社発行」に詳しく述べられてい
る。又、ビデオ、オーディオ信号の圧縮に関しては、
「藤原洋監修、最新MPEG教科書、1994年8月1
日アスキ−出版局発行」に詳しく述べられている。
まれている、CDの誤り訂正符号の付加方法として、第
1の訂正符号と第2の訂正符号を付加し、その間でデ−
タ毎に遅延量を変えて配置変換を行う斜交非完結のイン
タ−リ−ブを行うCDの誤り訂正方法についてや、オ−
ディオ信号を記録するをデ−タ応用に用いたCD−RO
Mの信号記録形式について述べられている。又、後者の
文献では、ビデオ、オーディオ信号の圧縮方法及びその
多重化方法について述べられている。しかし、圧縮した
ビデオ、オ−ディオ信号を記録しても、デ−タ応用とし
てコンピュ−タ用のユ−ザ−デ−タを記録してもメディ
アに効率的に記録する方法については述べられていなか
った。
らパソコンへ」に述べられているように、CDプレ−ヤ
では、ディスクから再生されたデ−タに対し、第1の訂
正符号による誤り訂正を行い、デ−タごとに遅延量を変
えて配置変換を行う斜交非完結インタ−リ−ブを行い、
第2の訂正符号による誤り訂正を行い、デ−タを出力す
る。従って、インタ−リ−ブにより訂正能力が向上され
るほか、ディスク上の連続した個所で誤りが発生し、且
つ訂正ができなかった場合にも、デ−タを出力する順序
が異なるため、出力デ−タの誤りは分散され、オ−ディ
オデ−タならば前後のデ−タから補間することも可能で
あった。しかし、圧縮された映像デ−タが記録される場
合、前後関係から補間することができず、反って、出力
デ−タに誤りが発生する範囲が広がるだけである。これ
に対しては、第1の訂正符号の系列の順でディスクに記
録されているデ−タに対し、第1の訂正符号による誤り
訂正を行い、斜交非完結インタ−リ−ブを行い、第2の
訂正符号による誤り訂正を行い、第1の訂正符号の系列
の順で、デ−タを出力すると符号化前のデ−タの時系列
と同じ順序で出力できるように記録時に符号化すれば良
い。しかし、コンピュ−タ等のためのデ−タ応用として
用いた場合、再生したい特定のデ−タブロックに対し、
C2符号による誤り訂正を行うためインタ−リ−ブのわ
たっている範囲のデ−タブロックのデ−タはすべて再生
する必要がある。この範囲のデ−タを再生するに要する
時間は、符号長が短ければ、極めて小さくアクセス時間
に対する影響は無視できる範囲であるが、符号の冗長度
を下げるために、符号長を長くした場合、デ−タに対す
るアクセス時間に悪影響を与える。
問題点は、セクタアドレスの先頭が存在する同期ブロッ
クの同期信号パターンを、該セクタ内の他の同期ブロッ
クの同期信号パターンと異なり、かつ、各セクタ間で同
一の同期信号パターンとし、該セクタを構成する複数の
同期ブロックを最上位から最下位の順で光学式ディスク
に記録することで解決される。
の同期信号パターンと、該セクタ内の他の同期ブロック
の同期信号パターンとの違いに基づいて、セクタアドレ
スの先頭が存在する同期ブロックを検出し、検出された
同期ブロックを元に前記セクタアドレスを検出し、該セ
クタアドレスに従って、必要なセクタの主データをする
ことで、必要なセクタを識別して出力することができ
る。
る。図1は、本発明の一参考例である記録方法による記
録フォ−マットであり、1訂正ブロックのデ−タ配列を
示したものである。図1において、SYNCはSYNC
ブロックの先頭を示す同期信号、SAはセクタの番号を
示すセクタアドレス、付属DATAは主DATAに付加
された主DATAの特徴などを示す付属的な情報、主D
ATAは主たる記録情報であり、C2は付属デ−タ及び
主デ−タに付加された第2の誤り訂正符号(以後C2符
号と記す)であり、C1は付属デ−タ及び主デ−タ及び
C2符号に付加された第1の誤り訂正符号(以後C1符
号と記す)である。時系列的に入力された主デ−タを1
28バイト単位(図1上128Bと記す)に分割して、
2バイト(図1上2Bと記す)の付属デ−タを付加し1
行ずつ128行(図1上128ブロックと記す)並べ
る。各行の130バイトのデ−タから同位置のデ−タを
1バイトずつ集め、14バイトのC2符号を付加し、C
2ブロックを構成する。C2ブロックに付加された14
バイトのC2符号は矢印101の方向に沿って配置され
る。配置されたC2符号は130バイトずつ14行(図
1上14ブロックと記す)を構成する。こうして構成さ
れた130バイトずつの142行の各行に対し、8バイ
トのC1符号を付加しC1ブロック(矢印102)を構
成する。こうして、2×128バイトの付属デ−タと1
28×128バイトの主デ−タに対し130のC2ブロ
ックと、142のC1ブロックを構成する。さらに、連
続する16個のC1ブロックで1セクタを構成する。従
って、1セクタの主デ−タは2048バイトとなる。デ
ィスクに記録するデ−タの全てのセクタには固有の番号
(セクタアドレス)をつける。3バイトのセクタアドレ
スを各C1ブロックに付加し、さらに同期信号SYNC
を付加し、SYNCブロックを構成する。こうして、主
デ−タにたいし128×128バイトでC1,C2の訂
正処理の完結する訂正ブロックを構成する。媒体には、
図1の最上のSYNCブロックから、最下のSYNCブ
ロックの順で記録される。なお、各SYNCブロック内
では左から右の順に記録する。
るセクタを再生するとき、目的とするセクタを含んだ訂
正ブロックを再生すれば良いため、目的とするデ−タの
復号処理を行い速やかに出力することができる。又、S
YNCブロック毎に、セクタアドレスが付加されている
ため、目的とするセクタの検出を速やかかつ容易に行え
るため、目的とするセクタのデ−タの出力をさらに速や
かに行うことを可能とする。また、時系列的に連続した
入力デ−タを分割しただけで、順序を崩さずにC1ブロ
ックを構成しているため、再生時にC1符号による訂正
を行い、そのまま出力することで、記録時の入力デ−タ
と同じ順で出力することができる。これにより、C2符
号による誤り訂正を行う場合に比べて、速やかにデ−タ
を出力することが可能となり、可変速再生等の特殊再生
の実現を容易とする効果を持つ。なお、本参考例の説明
において、主デ−タに対し、付属デ−タ、C1符号、C
2符号、セクタアドレス、同期信号を付加する手順を示
したが、各符号の関係が図1に示す関係と同じになるな
らば、手順は異なっても同一の効果が得られる。又、付
属デ−タにはC1符号を付加し、セクタアドレスにはC
1符号を付加しなかったが、付属デ−タおよびセクタア
ドレスのC1符号の付加の有無が異なっても、同じ効果
が得られる。また、付属デ−タは主デ−タの左側に配置
したが、間に配置しても、右側に配置しても効果は変わ
らない。C1符号の位置も、主デ−タの右側に配置され
ているものを、間もしくは左側に変更しても効果は変わ
らない。C2符号の含まれるC1ブロックは、1訂正ブ
ロックの中の最後の14ブロックに配置したが、他の1
28個のC1ブロックの前に配置しても、間に配置して
も効果は変わらない。又、図1に示されたバイト数、ブ
ロック数、セクタ数の数値はこれと異なるものを用いて
も、同じ効果が得られる。
て説明する。図2は、図1に示した1訂正ブロックのデ
−タ配列のうちの1セクタ分を示したものである。図2
においてSYNC、SA、C1、付属デ−タは図1と同
様である。又、C2符号も第1図と同じように付加され
ている。TSパケットは、圧縮符号化された映像信号等
のデ−タから構成される固定長(188バイト)のトラ
ンスポ−トパケットである。図2は主デ−タがトランス
ポ−トパケットの場合を示す。図1に示された付属デ−
タは1セクタ即ち16ブロックで32バイトとなるが、
このうち、図2で示される6ブロック分の12バイトの
エリアは入力によらない、共通の付属デ−タのエリアと
し、残りの10ブロック分20バイトのエリアは入力に
より付属デ−タもしくは主デ−タを記録するエリアと
し、主デ−タがトランスポ−トパケットの構成を取ると
きは、主デ−タを記録し、主デ−タがトランスポ−トパ
ケットの構成を取らない時はさらに付属デ−タを記録す
る。
ンスポ−トパケットの構成を取るときは、主デ−タの記
録できるエリアは式1を満たすようになり、整数個のト
ランスポ−トパケットがちょうど記録できる。また、主
デ−タの形式によらない共通の付属デ−タの記録エリア
を持つため、主デ−タがトランスポ−トパケットの構成
を取るか取らないかによらず、効率良く記録媒体に記録
できる。又、図2に示した共通の付属デ−タのエリアに
主デ−タがトランスポ−トパケットの構成を取るかを示
すコ−ドを記録すると、どちらのデ−タ構成を取るディ
スクも正しく再生可能であるし、同一ディスク上でセク
タごとにデ−タ構成が変わっても正しく再生できる。な
お、本参考例に示した数値を変えても、式1を満たせば
同じ効果が得られる。
て説明する。図3は、図1に示した1訂正ブロックのデ
−タ配列のうちの6SYNCブロック分を示したもので
ある。図3においてSYNC、SA、C1、付属デ−タ
は図1と同じものである。又、C2符号も第1図と同じ
ように付加されている。又、TSパケットは図2と同様
のトランスポ−トパケットである。本参考例では、トラ
ンスポ−トパケットを記録するときは、n(n:自然
数,本参考例では3)SYNCブロック毎に、m(m:
自然数,本参考例では2)トランスポ−トパケットを主
デ−タエリアに記録し、主デ−タエリアの端数8バイト
分は意味をなさないダミ−デ−タを記録する。本参考例
によれば、主デ−タがトランスポ−トパケットの構成を
取るか取らないかによらず、効率良く記録媒体に記録で
きる。また、付属デ−タのエリアに主デ−タがトランス
ポ−トパケットの構成を取るかを示すコ−ドを記録する
と、構成によらず正しく再生できる。また、nSYNC
ブロック周期を検出する必要があるが、タイミング情報
をダミ−デ−タの位置に記録しても良いし、セクタアド
レスや付属DATAの一部として記録しても良い。又、
本参考例の数値は式2を満たせば他の数値でも構わな
い。
て説明する。図4はS0,S1以外はすべて図3と同じ
く構成要素である。図4において、S0,S1は異なる
パタ−ンを持つ同期信号である。各SYNCブロック毎
に同期信号S0,S1が付加され、nSYNCブロック
毎に同期信号はS0のパタ−ンを取る。従って、訂正等
の復号処理も、トランスポ−トパケットの検出も正しく
行える。
する。図5は図1のSYNC,SAについて詳しく示し
たものであり、付属DATA、主DATA、C1符号、
C2符号は、図1と同様である。SAu、SAm、SA
lはセクタアドレスを示し、3バイトのセクタアドレス
のSAuは上位、SAmは中位、SAlは下位であり、
各セクタごとに、8回多重書きされている。図5は第n
番目のセクタから第n+7番目のセクタまでを示し、S
Alに付記された括弧内の数字はSAu、SAm、SA
lで示される番号を記す。BAは訂正ブロック内の各S
YNCブロックの番号を示すものである。付記された括
弧内の数値は2ブロックに1ブロックアドレスを与えた
場合の数値例である。C2符号が記録されるSYNCブ
ロックに付加するセクタアドレスは、主デ−タすべてに
与えられたセクタアドレスと異なる値ならば取り方は自
由である。図5では全てのC2符号を含むSYNCブロ
ックにたいし、特定の自然数kを与えている。又、ブロ
ックアドレスをつける変わりに訂正ブロックの先頭のS
YNCブロックを判別可能とするような符号をつけても
良いし、先頭のSYNCブロックのみ特殊なパタ−ンの
同期信号にしても良い。パリティはSAuとBAもしく
は、SAmとSAlに付加されたパリティ符号である。
S0とS1は各SYNCブロックの先頭を示す同期信号
である。S0とS1は異なるパタ−ンを持ち、SAuと
BAもしくは、SAmとSAlが記録されたSYNCブ
ロックの判別を可能とする。
情報がC1符号の復号をすることなく、早く正確に検出
できるため、デ−タのアクセス性が向上される。なお、
本実施例では、セクタアドレスは3バイト、ブロックア
ドレスは1バイトとし、2ブロックに1回ずつ記録した
がこの数値に限定されるものではない。また、ブロック
アドレスにもパリティが付加されているため、ブロック
アドレスによって示される位置情報の精度が向上し、セ
クタアドレスの検出精度や、C2符号による訂正の精度
なども向上できる。さらに、時系列的に連続した入力デ
−タを分割しただけで、順序を崩さずにC1ブロックを
構成しているため、再生時にC1符号による訂正を行
い、そのまま出力することで、記録時の入力デ−タと同
じ順で出力することができる。これにより、セクタアド
レスが速やか且つ正確に検出できることに加えて、デ−
タ自身もC2符号による誤り訂正を行う場合に比べて、
速やかにデ−タを出力することが可能となり、可変速再
生等の特殊再生の実現を容易とする効果を持つ。
て説明する。図6は図1のSYNC,SAについて詳し
く示したものであり、S0、S1、SA、BA、パリテ
ィ以外は図5と同様である。SAはセクタアドレスを示
し、各セクタごとに、16回多重書きされている。図6
は第n番目のセクタから第n+7番目のセクタまでを示
し、SAに付記された括弧内の数字はSAで示される番
号を記す。BAは訂正ブロック内の各SYNCブロック
の番号を示すものである。BAは訂正ブロック内の各S
YNCブロックの番号を示すものである。付記された括
弧内の数値は1ブロックに1ブロックアドレスを与えた
場合の数値例である。C2符号が記録されるSYNCブ
ロックに付加するセクタアドレスは、主デ−タすべてに
与えられたセクタアドレスと異なる値ならば取り方は自
由である。図5では全てのC2符号を含むSYNCブロ
ックにたいし、特定の自然数kを与えている。パリティ
はSA(3バイト)とBA(1バイト)に付加されたパ
リティ符号である。S0とS1は各SYNCブロックの
先頭を示す同期信号である。S0とS1は異なるパタ−
ンを持ち、S0は、訂正ブロックの先頭を示す。
情報がC1符号の復号をすることなく、早く正確に検出
できるため、デ−タのアクセス性が向上される。又、同
期信号と、ブロックアドレスにより、高い信頼度で、訂
正ブロックの先頭を検出できる。なお、本変形例では、
セクタアドレスは3バイト、ブロックアドレスは1バイ
トとしたがこの数値に限定されるものではない。本変形
例では、同期信号の種類で、訂正ブロックの先頭を判別
できるので、ブロックアドレスを省いても同様な効果を
得られる。又、逆にブロックアドレスがあれば訂正ブロ
ックの先頭は検出できるので、同期信号をS0、S1に
区別しなくても、同様な効果を得られる。また、ブロッ
クアドレスにもパリティが付加されているため、ブロッ
クアドレスによって示される位置情報の精度が向上し、
セクタアドレスの検出精度や、C2符号による訂正の精
度なども向上できる。さらに、時系列的に連続した入力
デ−タを分割しただけで、順序を崩さずにC1ブロック
を構成しているため、再生時にC1符号による訂正を行
い、そのまま出力することで、記録時の入力デ−タと同
じ順で出力することができる。これにより、セクタアド
レスが速やか且つ正確に検出できることに加えて、デ−
タ自身もC2符号による誤り訂正を行う場合に比べて、
速やかにデ−タを出力することが可能となり、可変速再
生等の特殊再生の実現を容易とする効果を持つ。
て説明する。図7は、本発明の一変形例である記録方法
による記録フォ−マットによる、1訂正ブロックのデ−
タ配列を示したものである。図7においては、図1と同
じく、SYNCはブロックの先頭を示す同期信号、SA
はセクタの番号を示すセクタアドレス付属DATAは、
主DATAに付加された主DATAの特徴などを示す付
属的な情報、主DATAは、主たる記録情報であり、C
1は付属デ−タ及び主デ−タに付加された第1の誤り訂
正符号(以後C1符号と記す)であり、C2は付属デ−
タ及び主デ−タに付加された第2の誤り訂正符号(以後
C2符号と記す)である。本変形例では、C1符号及
び、C2符号の付加の仕方のみが図1と異なるため、他
の説明は省略する。C1符号及びC2符号は、図1と同
じように1訂正ブロック内のデ−タのみから、C1訂正
ブロック及びC2訂正ブロックを構成するが、デ−タの
集め方が異なる。以下、C1,C2各訂正ブロックの構
成の仕方を説明する。図1と同様に配置された付属デ−
タと主デ−タに対してp個(p:自然数,pは1行の付
属デ−タと主デ−タの合計130バイトと異なる)ずつ
遅延させたデ−タを集めてC2訂正ブロックを構成し、
14バイトのC2符号を付加する。例えば、あるn番目
のC2訂正ブロックは矢印701で示される。又、矢印
702のように図7上で左端から右端へとならず下端に
達する場合は上端側に折り返し矢印703を続きとし、
矢印702,703に沿ってデ−タを集めC2訂正ブロ
ックを構成する。このあと、各行ごとに8バイトのC1
符号を付加しC1訂正ブロックを構成する。各C1ブロ
ックに図1と同様にセクタアドレス同期信号を付加し1
訂正ブロックを構成する。媒体への記録順序は図1と同
様である。
るセクタの再生を速やかに行える。さらに、図1の場合
より符号の冗長度を下げることが可能となる。さらに、
時系列的に連続した入力デ−タを分割しただけで、順序
を崩さずにC1ブロックを構成しているため、再生時に
C1符号による訂正を行い、そのまま出力することで、
記録時の入力デ−タと同じ順で出力することができる。
これにより、セクタアドレスが速やか且つ正確に検出で
きることに加えて、デ−タ自身もC2符号による誤り訂
正を行う場合に比べて、速やかにデ−タを出力すること
が可能となり、可変速再生等の特殊再生の実現を容易と
する効果を持つ。なお、図2−図6で示した各参考例、
実施例及び変形例は、本変形例に対しても適用可能であ
る。
1を用いて説明する。図8は、本発明の一応用例である
ディスクの再生方法を示したフロ−チャ−トであり、図
11は本応用例で用いる斜交インタ−リ−ブの一例を示
すフォ−マット図である。図8において802は付加さ
れたC1符号にしたがって誤り訂正を行うC1誤り訂正
処理を示し、803は、単数あるいは複数のブロックご
とに付加された、ヘッダ−情報の検出を示す。ヘッダ−
情報は例えば付属デ−タもしくはセクタアドレスの一部
として記録される。なお、ヘッダ−情報は、記録された
信号のインタ−リ−ブ方式を示すコ−ドを含む。804
はヘッダ−情報からインタ−リ−ブ形式が直交完結型か
斜交非完結型かを判定する処理であり、805は斜交非
完結デインタ−リ−ブ処理であり、807は斜交完結デ
インタ−リ−ブ処理であり、806及び808は付加さ
れたC2符号にしたがって誤り訂正を行うC2誤り訂正
処理を示す。809は再生の終了を判定する処理であ
る。直交完結型のインタ−リ−ブ処理の一例は、図1に
示した様にC2符号を付加するものが挙げられる。斜交
非完結型のインタ−リ−ブの一例は図11に示す。図1
1はC2訂正ブロックの構成の仕方が異なるだけであと
はすべて図7と共通である。図7と同様に配置された付
属デ−タと主デ−タに対してp個(p:自然数,pは1
行の付属デ−タと主デ−タの合計130バイトと異な
る)ずつ遅延させたデ−タを集めてC2訂正ブロックを
構成し、14バイトのC2符号を付加する。しかし、矢
印702、矢印703のように折り返しは行わない。従
って、図11では、図1や図7のようにC1ブロック、
C2ブロックともに完結する訂正ブロックは存在しない
点が異なる。従って、必要とするセクタのデ−タを復号
するためには、出力する必要のないデ−タもC2訂正を
行うために再生する必要が生じるが、図7のような折り
返し処理を必要としない。806,808のC2訂正は
それぞれ805,807のデインタ−リ−ブ処理によっ
て集められた各C2ブロックのデ−タに対して誤り訂正
を行う。C1誤り訂正処理のル−プと、デインタ−リ−
ブとC2誤り訂正処理のル−プは同時的もしくは順次的
に行われる。又、両インタ−リ−ブ方式で、C1訂正処
理802は基本的に共通の処理であるが、ブロックのデ
−タのバイト数に変化があれば、対応した処理の切り替
えを行う。
圧縮された映像信号等に対しては、斜交非完結インタ−
リ−ブ処理を行い、コンピュ−タ等のためのデ−タ応用
に対してはセクタ単位でのデ−タのアクセスが速い直交
完結インタ−リ−ブ処理を行っても、共に再生可能であ
る。なお、図11で説明した記録フォ−マットは、本応
用例で示したように、直交完結方式と併用して用いず、
単独の方式として用いても、また、図2から図6をもっ
て説明した参考例、実施例及び変形例との組み合わせに
おいて、即ち図2から図6において訂正符号の付加のみ
図11に示す形で行っても有効である。又、斜交インタ
−リ−ブの方法として、図11に示されるものの変わり
に、図13に示されるものでも構わない。図13は矢印
に示されるC2訂正ブロックにC1符号を含めている点
が図11と異なるのみであり、あとは図11と共通であ
る。また、本応用例による再生方法では、どちらのイン
タ−リ−ブ方式を選択しても、C1符号による訂正を行
い、そのまま出力することで、記録時の入力デ−タと同
じ順で出力することができる。これにより、セクタアド
レスが速やか且つ正確に検出できることに加えて、デ−
タ自身もC2符号による誤り訂正を行う場合に比べて、
速やかにデ−タを出力することが可能となり、可変速再
生等の特殊再生の実現を容易とする効果を持つ。また、
斜交インタ−リ−ブの方式として、図13を一部変更し
て、入力デ−タがC2訂正ブロックの列にしたがって、
時系列に並ぶように修正しても、上記のC1訂正のみで
再生可能とする効果は失うが、本応用例に応用可能であ
るし、図2から図6をもって説明した参考例、実施例及
び変形例との組み合わせにおいてセクタの検出性やトラ
ンスポ−トパケット構成のデ−タの記録効率性等の点に
おいて有効となる。
て説明する。図9は、本発明の一応用例である再生装置
を示すブロック図である。本応用例においては、直交完
結インタ−リ−ブは図1のフォ−マットを又斜交非完結
インタ−リ−ブは図11のフォ−マットに従うとして説
明する。901入力処理手段であり、902はヘッダ−
検出手段であり、903はRAMであり、904は再生
デ−タライトアドレス生成手段であり、905はC1誤
り訂正用のリ−ドアドレス及びライトアドレス生成手段
であり、906は切り替え手段であり、907は直交完
結デインタ−リブ処理を行うC2誤り訂正用のリ−ドア
ドレス及びライトアドレス生成手段であり、908は斜
交非完結デインタ−リブ処理を行うC2誤り訂正用のリ
−ドアドレス及びライトアドレス生成手段であり、90
9はC1,C2の各誤り訂正を行う誤り訂正手段であ
り、910は出力デ−タリ−ドアドレス生成手段であ
り、911は出力処理手段である。入力処理手段901
は入力された信号にたいし、復調処理や同期検出処理や
RAM903へのライト処理を行う。このときのライト
アドレスは再生デ−タライトアドレス生成手段904で
生成する。また、902はヘッダ−を検出し、ヘッダ−
情報から、907もしくは908を選択する。アドレス
生成手段905はRAM903から誤り訂正手段909
へのデ−タの読みだし、及び誤り訂正手段909からR
AM903へのデ−タの書き込みのアドレスを生成す
る。なお、2種類のインタ−リ−ブ方式において、C1
ブロックの構成は基本的に共通であるため、905によ
って生成されるアドレスはモ−ドによる切り替えはない
が、バイト数に変化がある場合は対応した処理に切り替
えを行う。907,908はデ−タの読みだし順及び書
き込み順を制御することで図1もしくは図11に示され
るC2ブロック単位で誤り訂正処理を909に行わせ、
それぞれのデインタ−リ−ブ処理を実現する。切り替え
手段906は902からの切り替え信号によって、90
7もしくは908からのアドレスを選択させる。C2誤
り訂正処理が行われたのち、910にしたがって、モ−
ドによらず共通の順序でRAM903から911にデ−
タは読みだされ、911で出力処理が行われて出力され
る。
説明した再生方法を実現する再生装置を実現する。
いて説明する。図10は、本発明の一応用例であるディ
スクの再生方法を示したフロ−チャ−トである。図10
はインタ−リ−ブ方式の検出に関する部分1001−1
003が異なる以外は、図8と同一でありこの部分のみ
説明する。
り、ディスクの特定エリアに記録されたセクタアドレス
とインタリ−ブ処理モ−ドの対応テ−ブルを読み込む。
1002はセクタアドレスの検出処理を示し、1003
は1001で読み込んだテ−ブルと検出したセクタアド
レスにしたがってインタ−リ−ブ処理を選択する。他の
処理は、図8と共通である。
ク上のエリアごとのインタ−リ−ブ方式を認識できるの
で、図8と同じ効果をより容易に達成できる。
いて説明する。図12は、本発明の一応用例であるディ
スクの記録方法を示したフロ−チャ−トである。本応用
例の説明においては、直交完結インタ−リ−ブの例とし
て図1を、斜交非完結インタ−リ−ブの例として図11
を例に用いて説明する。図12において、1101は斜
交非完結型のインタ−リ−ブ処理を取るか、直交完結型
の処理を取るかを設定によって切り替える処理であり、
1104は斜交非完結インタ−リ−ブを行う処理であ
り、1102は直交完結インタ−リ−ブを行う処理であ
り、1105及び1103はC2符号を付加する処理で
あり、1106はヘッダ−を付加する処理であり、11
07はC1符号を付加する処理である。1101の処理
は例えば、記録デ−タが圧縮されたビデオ及びオーディ
オ信号ならば斜交完結処理を選択し、例えば、コンピュ
−タ等用の記憶デ−タならば、直交完結処理を選択す
る。1101の処理によって、斜交非完結処理と決定さ
れれば、1104により、図11に示すようにC2ブロ
ックを構成し1105の訂正処理を行うことで、斜交非
完結インタ−リ−ブを実現する。また、直交完結処理と
決定されれば、1102により、図1に示すようにC2
ブロックを構成し1103の訂正処理を行うことで、直
交完結インタ−リ−ブを実現とする。1106のヘッダ
−付加処理では、各セクタが斜交インタ−リ−ブを取る
かもしくは直交インタ−リ−ブを取るか示す符号をヘッ
ダ−として付加する。C1符号付加処理1107は、基
本的には共通の処理であるが各インタ−リ−ブで、C1
ブロックのバイト数が異なれば合わせて処理は切り替え
る。なお、C1符号付加の処理ル−プとC2符号付加の
処理ル−プは同時的もしくは順次的に行われる。110
6はヘッダ−を図1及び図11のSAのようにC2符号
が付加しない場合は、図12のようであるが、付属デ−
タとしてC2符号をして記録する場合は、処理1106
は1101の直後に行う処理となる。
−タを速やかに再生でき、かつ圧縮された映像信号など
も再生する装置を実現できるほか、圧縮された映像信号
などだけならば、簡単な構造で再生装置を実現可能とす
る記録が可能となる。
いて説明する。本応用例は、入力信号が固定長のトラン
スポ−トパケット構成を取り、図2もしくは図3もしく
は図4にしめす方法で記録するかを示す識別符号を付加
する例を示すものである。図14は入力信号がトランス
ポ−トパケット構成を取るかを示す識別符号とセクタア
ドレスを示したものである。図5及び図6において、3
バイト即ち24ビットで示したセクタアドレスを23ビ
ットで表し、最上位ビットをトランスポ−トパケット構
成を取るかを示す識別符号に割り当てることを示す。識
別符号は、例えば、0は「トランスポ−トパケット構成
を取る」を示し、1は「トランスポ−トパケット構成を
取らない」をしめす。なお、訂正ブロックにおける位置
は、図5、図6のセクタアドレスの位置に割り当てる。
より記録形式を判別できるので、正しく再生を行うこと
ができる。又、本応用例においては、トランスポ−トパ
ケット構成を取るかを示す識別符号をセクタアドレスの
エリア一部を用いて表したが、同様に図5、図6のブロ
ックアドレスの一部を用いて表しても構わない。
索が容易に行えかつ、セクタ単位の復号処理が速やかに
行えるという効果を持つ。
示すフォーマット図。
示すフォーマット図。
示すフォーマット図。
示すフォーマット図。
ォーマット図。
示すフォーマット図。
示すフォーマット図。
示すフローチャート。
示すブロック図。
を示すフローチャート。
を示すフォーマット図。
を示すフローチャート。
法を示すフォーマット図。
を示すフォーマット図。
ク、701…C2訂正ブロック、803…ヘッダー検出
処理、805…斜交非完結インターリーブ処理、806
…直交完結インターリーブ処理、902…ヘッダー検出
手段、906…切り替手段
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも主データと同期信号からなる同
期ブロックで構成されるデータを光学式ディスクに記録
する情報の記録方法であって、 前記同期ブロックをC個(C:自然数)集めてセクタが
構成され、該セクタはセクタ固有の番号をもつセクタア
ドレスをそれぞれのセクタの先頭の同期ブロック内に少
なくとも有し、該セクタをP個(P>1)集めて訂正ブ
ロックが構成されており、 前記セクタ内のセクタアドレスの先頭が存在する同期ブ
ロックの同期信号パターンは、該セクタ内の他の同期ブ
ロックの同期信号パターンと異なり、かつ、他のセクタ
のセクタアドレスの先頭が存在する同期ブロックの同期
信号パターンと同一であり、さらに、それぞれの同期信
号パターンは全ての同期ブロックにおいて同じデータ長
を有し、 該セクタを構成する前記C個の同期ブロックを1番目か
らC番目への順で光学式ディスクに記録することを特徴
とする情報の記録方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の情報の記録方法におい
て、 前記同期ブロックは、前記セクタアドレスに付加された
パリティ符号をさらに有することを特徴とする情報の記
録方法。 - 【請求項3】少なくとも主データと同期信号からなる同
期ブロックが記録された光学式ディスクからの信号を再
生する情報の再生方法であって、 前記同期ブロックをC個(C:自然数)集めてセクタが
構成され、該セクタはセクタ固有の番号をもつセクタア
ドレスをそれぞれのセクタの先頭の同期ブロック内に少
なくとも有し、該セクタをP個(P>1)集めて訂正ブ
ロックが構成されており、 前記セクタ内のセクタアドレスの先頭が存在する同期ブ
ロックの同期信号パターンは、該セクタ内の他の同期ブ
ロックの同期信号パターンと異なり、かつ、他のセクタ
のセクタアドレスの先頭が存在する同期ブロックの同期
信号パターンと同一であり、さらに、それぞれの同期信
号パターンは全ての同期ブロックにおいて同じデータ長
を有し、 該セクタを構成する前記C個の同期ブロックを1番目か
らC番目の順で光学式ディスクに記録されており、 前記セクタアドレスの先頭が存在する同期ブロックの同
期信号パターンと、該セクタ内の他の同期ブロックの同
期信号パターンとの違いに基づいて、セクタアドレスの
先頭が存在する同期ブロックを検出し、検出された同期
ブロックを元に前記セクタアドレスを検出し、該セクタ
アドレスに従って、必要なセクタの主データを再生し、
出力することを特徴とする情報の再生方法。 - 【請求項4】請求項3に記載の情報の再生方法におい
て、 前記同期ブロックは、前記セクタアドレスに付加された
パリティ符号をさらに有しており、該パリティ符号によ
りセクタアドレスの誤り検出を行い、該セクタアドレス
に基づき情報の再生を行なうことを特徴とする情報の再
生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15416198A JP3381628B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 情報の記録方法及び再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15416198A JP3381628B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 情報の記録方法及び再生方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7045245A Division JP2882302B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-03-06 | 情報の記録方法及び再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1153843A JPH1153843A (ja) | 1999-02-26 |
JP3381628B2 true JP3381628B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=15578174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15416198A Expired - Lifetime JP3381628B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 情報の記録方法及び再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3381628B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100335438B1 (ko) * | 1999-03-22 | 2002-05-04 | 윤종용 | 고밀도 디스크를 위한 에러 정정 코드 블록 구조와 그 에러 정정방법 |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP15416198A patent/JP3381628B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1153843A (ja) | 1999-02-26 |
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