JPH11536A - 血液透析装置の洗浄方法 - Google Patents

血液透析装置の洗浄方法

Info

Publication number
JPH11536A
JPH11536A JP9171172A JP17117297A JPH11536A JP H11536 A JPH11536 A JP H11536A JP 9171172 A JP9171172 A JP 9171172A JP 17117297 A JP17117297 A JP 17117297A JP H11536 A JPH11536 A JP H11536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dialysate
hemodialysis
cleaning
flow path
blood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9171172A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ishizaki
允 石崎
Takenori Yoshizako
武則 吉迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Medical Co Ltd
Original Assignee
Toray Medical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Medical Co Ltd filed Critical Toray Medical Co Ltd
Priority to JP9171172A priority Critical patent/JPH11536A/ja
Publication of JPH11536A publication Critical patent/JPH11536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間の洗浄により透析液中のエンドトキシ
ン濃度を大幅に低下させる。 【解決手段】 透析膜とその一方側に形成された血液流
路とその他方側に形成された透析液流路とを有する血液
透析要素と、該血液透析要素の透析液流路に透析液供給
路を介して透析液を供給するとともに、血液透析要素の
透析液流路から透析液排出路を介して透析液を排出する
透析液供給・排出装置と、前記血液透析要素の透析液流
路と前記透析液供給路および透析液排出路とをそれぞれ
接続するカプラと、を有する血液透析装置を洗浄液を用
いて洗浄するに際し、該洗浄液による洗浄の前に、前記
カプラを、強酸性水を収容した超音波洗浄器中で洗浄す
ることを特徴とする、血液透析装置の洗浄方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液透析装置の洗
浄方法に関し、とくに透析液を用いて洗浄する方法にお
いて、エンドトキシン等の濃度を驚異的なレベルまで低
減できる血液透析装置の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】血液透析装置として、たとえば特開平8
−80346号公報に記載されているような装置が知ら
れている。血液透析には、透析膜を内蔵した血液透析要
素(ダイアライザー)が用いられ、この血液透析要素
は、通常、透析液を供給、排出する血液透析装置本体
(透析液供給・排出装置)に対して交換自在に設計され
ており、血液透析要素と透析液供給・排出装置との接続
部には、ワンタッチで着脱可能なカプラを設けることが
多い。
【0003】たとえば図1に示すように、透析膜2とそ
の一方側に形成された血液流路3と他方側に形成された
透析液流路4とを有する血液透析要素1の血液流路3
に、血液流入管路5aと血液流出管路5bからなる血液
循環路5が接続され、透析液流路4には、透析液供給・
排出装置30の透析液供給路6と透析に供された使用済
透析液を排出するための透析液排出路7とが接続され、
透析が行われる。
【0004】この血液透析要素1と透析液供給・排出装
置30との接続部、より具体的には透析液供給・排出装
置30の透析液供給路6と透析液排出路7との接続部
に、カプラ31が設けられる。また、透析待機中、ある
いは透析者毎に血液透析要素1を交換する際に、血液透
析要素1から取り外したカプラ31を入口側、出口側に
それぞれ接続しておくバイパスコネクタ32を設けてお
き、このバイパス流路に洗浄液、たとえば、次亜塩素酸
ナトリウム溶液等の消毒液を流して透析液流路を洗浄す
ることも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な洗浄液を用いた従来の洗浄方法では、透析液流路中の
とくにエンドトキシンの濃度を大幅に低下させることが
困難である。これは、カプラ31部の構造がたとえば図
2に示すように、被接続部材(図示例ではバイパスコネ
クタ32)に対し、Oリング33等によってシールでき
る構造となっており、このシール部、あるいは両部材の
嵌合部に、洗浄のために流す洗浄液の淀み部または滞留
部が生じやすく、それらの部位でエンドトキシンが増加
するためと考えられる。このため、洗浄液による洗浄を
30分〜1時間程度行っても、とくに管理状態が悪い場
合に、次に透析を行う際の出口側透析液中のエンドトキ
シンの濃度が下がらないばかりか、逆に大幅に増大した
状態(たとえば入口側透析液(つまり、未使用の新しい
透析液)中のエンドトキシン濃度に対し10〜100倍
程度に増加した濃度状態)が持続されてしまうおそれが
あるという問題がある。これは、前述のような淀み部や
滞留部で増加したエンドトキシンが次々と流出してくる
ことによる。
【0006】また、エンドトキシンに関する問題の他に
も、透析液をくり返し使用していると、透析液中から炭
酸カルシウムが析出し、それが前述の淀み部や滞留部に
おいて堆積し、白くこびりついてしまうという問題が生
じることもある。
【0007】本発明の課題は、このような血液透析装置
の洗浄における問題点に着目し、短時間の洗浄によりと
くに透析の際の透析液中のエンドトキシンの濃度を大幅
に低下させることができる、血液透析装置の洗浄方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の血液透析装置の洗浄方法は、透析膜とその
一方側に形成された血液流路とその他方側に形成された
透析液流路とを有する血液透析要素と、該血液透析要素
の透析液流路に透析液供給路を介して透析液を供給する
とともに、血液透析要素の透析液流路から透析液排出路
を介して透析液を排出する透析液供給・排出装置と、前
記血液透析要素の透析液流路と前記透析液供給路および
透析液排出路とをそれぞれ接続するカプラと、を有する
血液透析装置を洗浄液を用いて洗浄するに際し、該洗浄
液による洗浄の前に、前記カプラを、強酸性水を収容し
た超音波洗浄器中で洗浄することを特徴とする方法から
なる。
【0009】また、本発明に係る血液透析装置の洗浄方
法は、透析膜とその一方側に形成された血液流路とその
他方側に形成された透析液流路とを有する血液透析要素
と、該血液透析要素の透析液流路に透析液供給路を介し
て透析液を供給するとともに、血液透析要素の透析液流
路から透析液排出路を介して透析液を排出する透析液供
給・排出装置と、前記血液透析要素の透析液流路と前記
透析液供給路および透析液排出路とをそれぞれ接続する
カプラと、血液非透析時に両カプラを血液透析要素から
外し入口側、出口側にそれぞれ接続するバイパスコネク
タと、を有する血液透析装置において、前記バイパスコ
ネクタに両カプラを接続した状態で洗浄液を流して血液
透析装置を洗浄するに際し、該洗浄液による洗浄の前
に、少なくとも前記カプラを、強酸性水を収容した超音
波洗浄器中で洗浄することを特徴とする方法からなる。
この方法においては、バイパスコネクタも強酸性水を収
容した超音波洗浄器中で洗浄することが好ましい。
【0010】上記超音波洗浄器に用いる強酸性水とは、
ごく微量の食塩を添加した水を電気分解し、特定の浸透
膜の存在下に強酸性水と強アルカリイオン水とに分離す
ることによって生成されるもので、その生成装置は、た
とえば、三浦電子(株)製の「オキシライザ」として知
られている。生成される強酸性水は、pH4以下、とく
にpH2.7以下の強酸性水となり、本発明においても
このようなpH値の強酸性水を用いることが好ましい。
【0011】なお、上記の洗浄方法においては、カプラ
部分の洗浄に際し、血液透析に供される透析液のエンド
トキシン濃度を低下させるためには、基本的には血液透
析要素あるいはバイパスコネクタへの入口側のカプラを
洗浄すればよいが、透析液流路の系全体におけるエンド
トキシン濃度を低下させる観点から、出口側のカプラお
よびバイパスコネクタも同様の方法で洗浄することが好
ましい。
【0012】このような本発明に係る血液透析装置の洗
浄方法においては、強酸性水による洗浄によって透析の
際の透析液中のエンドトキシン濃度が大幅に低下し、か
つ、超音波洗浄によってとくにカプラ部分に発生してい
た高濃度のエンドトキシンが洗い出され、短時間の洗浄
でもって、次の透析の際の透析液中のエンドトキシンの
濃度が大幅に低下する。その結果、これら強酸性水と超
音波洗浄との相乗効果により、透析液中のエンドトキシ
ン濃度は驚異的なレベルにまで低下し、しかも、所望の
洗浄がごく短時間のうちに完了する。
【0013】また、上記強酸性水は、炭酸カルシウム溶
解特性も有するので、従来問題となっていた炭酸カルシ
ウムの付着、堆積も同時に解消される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明方法の望ましい実
施の形態を、図面を参照しながら説明する。まず、従来
方法の説明にも用いた図1を参照して、血液透析装置の
代表的な構成について説明する。血液透析要素1、カプ
ラ31、バイパスコネクタ32部の構成(図1、図2)
は前述した通りである。透析液供給・排出装置30に
は、透析液濾過要素8と、透析液供給源としての計量チ
ャンバ13が設けられている。
【0015】透析液濾過要素8は、透析液濾過膜9によ
って、濾過済透析液室10と未濾過透析液室11とに画
成されている。透析液濾過膜9は、たとえば高精度高濾
過性能を有する濾過膜からなる、多数の中空糸から構成
されている。この透析液濾過膜9は、透析液中の不純
物、とくにエンドトキシンを高精度に濾過できるもので
あり、濾過済の透析液は、生理食塩水と同等のエンドト
キシン濃度にまで清浄化されている。
【0016】透析液濾過要素8の濾過済透析液室10に
は濾過済透析液供給路6が接続されている。未濾過透析
液室11は、未濾過透析液供給管路12を介して、透析
液供給源としての計量チャンバ13と接続されている。
【0017】使用済透析液排出路7は、計量チャンバ1
3に接続されており、途中に移送ポンプ14が設けられ
ている。、計量チャンバ13の内部は、可撓性の膜17
(たとえばゴム製の膜)によって未濾過透析液貯留室1
3aと、使用済透析液貯留室13bとに画成されてお
り、両室は連通されていない。計量チャンバ13の未濾
過透析液貯留室13aから、未濾過透析液供給管路1
2、透析液濾過要素8、濾過済透析液供給路6、血液透
析要素1の透析液流路4、使用済透析液排出路7を通し
て使用済透析液貯留室13bに至る経路は、実質的に閉
回路に構成されている。但し、透析膜2を通して透析さ
れてきた血液からの水分(たとえば尿成分)は、この閉
回路内に流入するが、流入した分と同等の量の使用済透
析液が、流路7から分岐された排出管路16を通して除
水ポンプ15によって適当な排出系、たとえば排水槽1
8(たとえば計量可能なメスシリンダ)に排出されるよ
うになっている。ただし、排水槽18を設けずに、直接
外部に排出してもよい。
【0018】計量チャンバ13は、移送ポンプ14によ
る使用済透析液の使用済透析液貯留室13bへの圧送に
より、可撓性の膜17を未濾過透析液貯留室13aに膨
出させて該室13a内の未濾過透析液を押し出すことが
できるようになったものである。未濾過透析液貯留室1
3aには、調製済の透析液を供給する調製済透析液供給
装置19から管路20、バルブ21を介して新しい透析
液が適宜補充される。使用済透析液貯留室13bから
は、管路22、バルブ23を介して、使用済の透析液が
適宜排出されるようになっている。但し、バルブ21、
23は、通常は閉じられ、前述の実質的な閉回路を形成
し、透析液入替時にバルブ24、25を閉じてバルブ2
1、23を開くようになっている。
【0019】上記のような血液透析装置においては、血
液透析時には、被血液透析者の体内から血液が血液循環
路(血液流入管路)5aを通って血液透析要素1の血液
流路3内へと流入する、また、計量チャンバ13から未
濾過透析液が未濾過透析液供給管路12を通って透析液
濾過要素8へと供給される。未濾過透析液は、透析液濾
過要素8の透析液濾過膜9を通過し、濾過される。そし
て、濾過済透析液が濾過済透析液供給路6から、血液透
析要素3の透析液流路4内へと供給される。
【0020】そして、血液流路3内を流れる血液と、透
析液流路4内を流れる濾過済透析液との間で透析膜2を
介して透析が行われ、血液流路3内を流れる血液中から
尿毒素成分と水分が透析液流路4側へ移行し、血液透析
が行われる。透析が行われた血液は、血液循環路(血液
流出管路)5bから被血液透析者の体内へと戻される。
また、透析に供された、上記尿毒素成分を含む使用済透
析液は、使用済透析液排出路7を通り、該使用済透析液
排出路7から分岐された排出管路16の除水ポンプ15
により、血液からこの回路内に流入したと同量だけ回路
外へ排出される。移送ポンプ14は、使用済透析液を圧
送するが、この圧送量のうち上記回路外への排出分を差
し引いた量が、計量チャンバ13の貯留室13b内に溜
められる。チャンバ13の総容量は一定であるから、貯
留室13bに流入した分、貯留室13aから未濾過透析
液が押し出される。
【0021】このような血液透析装置において、血液透
析を停止している際に、あるいは血液透析要素1を被血
液透析者毎に交換する際に、透析液流路の洗浄が行われ
る。この洗浄は、とくにエンドトキシンの濃度低下を狙
ったものであり、前述の如くエンドトキシン濃度の増加
の原因となっているカプラ31やバイパスコネクタ32
部分を効果的に洗浄する必要がある。
【0022】本発明方法においては、両カプラ31をバ
イパスコネクタ32の入口側、出口側に接続して洗浄液
を流すことにより洗浄する前に、図3に示すように、強
酸性水41を収容した超音波洗浄器42中でカプラ31
が、好ましくはバイパスコネクタ32も、洗浄される。
超音波洗浄器42は、超音波発振装置43を備えてお
り、たとえばコンセント44を介して商用交流電源から
の電力が供給されるようになっている。
【0023】ただしこの超音波発振装置43への給電
は、直接商用電源から給電する以外に、たとえば図4に
示すように、図4に示すように、充電可能な蓄電電源4
6(バッテリ)から直流を給電し、それをインバータ4
7で交流に変換し、これらにより無停電電源45を構成
して給電するようにしてもよい。とくに蓄電電源46を
有する装置構成とすれば、超音波洗浄器42全体を容易
に移動できるようになり、透析装置が複数配設されてい
る場合に、洗浄対象となる透析装置の位置へ容易に移動
できるので極めて便利である。
【0024】また、図3に示したように、超音波洗浄器
42に、強酸性水41のタンク51、供給ポンプ52、
バルブ53等を有する強酸性水41の供給系と、排水タ
ンク54、バルブ55等を備えた使用済強酸性水の排水
系とを付設または接続できるようにしておけば、超音波
洗浄器42への強酸性水41の供給、超音波洗浄器42
からの排水を適切にかつ任意に行うことができる。
【0025】
【実施例】上記のような強酸性水41を収容した超音波
洗浄器42を用いて、カプラ31およびバイパスコネク
タ32の洗浄を行ったところ、以下のようにエンドトキ
シンの濃度を驚異的なレベルにまで低下させることがで
きた。なお、表1に示すエンドトキシン濃度の単位EU
/lは、洗浄後に測定した透析液1リットル当たりのエ
ンドトキシンカウント数である。また、入口側濃度は、
洗浄後の血液透析要素1の入口側またはバイパスコネク
タ32の入口側で測定した透析液中のエンドトキシン濃
度(つまり、供給されてくる新しい透析液のエンドトキ
シン濃度)であり、出口側濃度は、洗浄後の血液透析要
素1の出口側またはバイパスコネクタ32の出口側で測
定した透析液中のエンドトキシン濃度である。さらに超
音波洗浄は1分間行った。
【0026】
【表1】
【0027】表1に示す結果から明らかなように、超音
波洗浄と、強酸性水を使用した洗浄とは、それぞれエン
ドトキシン濃度を大幅に低下させる効果があり、超音波
洗浄と強酸性水の使用とを組み合わせた洗浄は、さらに
驚異的なレベルまでエンドトキシン濃度を低下させる効
果があることが判る。また、この優れた効果は、僅か1
分間程度の洗浄によって得られ、従来の30分〜1時間
の洗浄に比べ、極めて短時間で極めて優れた洗浄効果が
得られる。
【0028】また、強酸性水は炭酸カルシウム溶解能を
有しているので、本発明に係る洗浄を行ったカプラ31
やバイパスコネクタ32には、炭酸カルシウムの付着や
堆積は全く見られなかった。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の血液透析
装置の洗浄方法によれば、洗浄後の透析液中のエンドト
キシンの濃度を驚異的なレベルにまで低下させることが
でき、しかもその優れた洗浄効果を極めて短時間の洗浄
によって得ることができる。
【0030】また、強酸性水を用いて炭酸カルシウムを
溶解できるので、上記洗浄を行うことにより、同時に炭
酸カルシウムの付着、堆積の問題も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る血液透析装置の概略
構成図である。
【図2】図1の装置のカプラおよびバイパスコネクタ部
分の概略拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施態様に係る洗浄方法を示す概略
構成図である。
【図4】超音波洗浄器の構成例を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 血液透析要素 2 透析膜 3 血液流路 4 透析液流路 5 血液循環路 5a 血液流入管路 5b 血液流出管路 6 濾過済透析液供給路 7 使用済透析液排出路 8 透析液濾過要素 9 透析液濾過膜 10 濾過済透析液室 11 未濾過透析液室 12 未濾過透析液供給管路 13 透析液供給源としての計量チャンバ 13a 未濾過透析液貯留室 13b 使用済透析液貯留室 14 移送ポンプ 15 除水ポンプ 16 排出管路 17 膜 18 排水槽 19 調製済透析液供給装置 20、22 管路 21、23、24、25 バルブ 30 透析液供給・排出装置 31 カプラ 32 バイパスコネクタ 33 Oリング 41 強酸性水 42 超音波洗浄器 43 超音波発振装置 44 コンセント 45 無停電電源 46 蓄電電源 47 インバータ 51 強酸性水のタンク 52 供給ポンプ 53、55 バルブ 54 排水タンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透析膜とその一方側に形成された血液流
    路とその他方側に形成された透析液流路とを有する血液
    透析要素と、該血液透析要素の透析液流路に透析液供給
    路を介して透析液を供給するとともに、血液透析要素の
    透析液流路から透析液排出路を介して透析液を排出する
    透析液供給・排出装置と、前記血液透析要素の透析液流
    路と前記透析液供給路および透析液排出路とをそれぞれ
    接続するカプラと、を有する血液透析装置を洗浄液を用
    いて洗浄するに際し、該洗浄液による洗浄の前に、前記
    カプラを、強酸性水を収容した超音波洗浄器中で洗浄す
    ることを特徴とする、血液透析装置の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 透析膜とその一方側に形成された血液流
    路とその他方側に形成された透析液流路とを有する血液
    透析要素と、該血液透析要素の透析液流路に透析液供給
    路を介して透析液を供給するとともに、血液透析要素の
    透析液流路から透析液排出路を介して透析液を排出する
    透析液供給・排出装置と、前記血液透析要素の透析液流
    路と前記透析液供給路および透析液排出路とをそれぞれ
    接続するカプラと、血液非透析時に両カプラを血液透析
    要素から外し入口側、出口側にそれぞれ接続するバイパ
    スコネクタと、を有する血液透析装置において、前記バ
    イパスコネクタに両カプラを接続した状態で洗浄液を流
    して血液透析装置を洗浄するに際し、該洗浄液による洗
    浄の前に、少なくとも前記カプラを、強酸性水を収容し
    た超音波洗浄器中で洗浄することを特徴とする、血液透
    析装置の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記バイパスコネクタも、強酸性水を収
    容した超音波洗浄器中で洗浄する、請求項2の血液透析
    装置の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 pH4以下の強酸性水を用いる、請求項
    1ないし3のいずれかに記載の血液透析装置の洗浄方
    法。
JP9171172A 1997-06-13 1997-06-13 血液透析装置の洗浄方法 Pending JPH11536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9171172A JPH11536A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 血液透析装置の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9171172A JPH11536A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 血液透析装置の洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11536A true JPH11536A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15918342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9171172A Pending JPH11536A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 血液透析装置の洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11536A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017018590A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 ビー.ブラウン アビタム アーゲーB. Braun Avitum Ag 統合消毒ケース付き体外血液処理システム
JP2018103128A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 三菱ケミカル・クリンスイ株式会社 精製水製造装置内蔵カウンターおよびそのメンテナンス方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017018590A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 ビー.ブラウン アビタム アーゲーB. Braun Avitum Ag 統合消毒ケース付き体外血液処理システム
JP2018103128A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 三菱ケミカル・クリンスイ株式会社 精製水製造装置内蔵カウンターおよびそのメンテナンス方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4091873B2 (ja) 透析装置
JP3695506B2 (ja) 透析装置および洗浄プライミング方法
TW407059B (en) Dlalyzer precleaning system
TW200301144A (en) Automatic hemodialyzer and priming method using such atuomatic hemodialyzer
JP3189034B2 (ja) ダイアライザーの再生方法及び再生装置
US7935258B2 (en) Process and an apparatus for filling and/or rinsing an extracorporeal blood circuit
JP5399218B2 (ja) 血液浄化装置
JP2008012210A (ja) 血液透析装置のプライミング方法および装置
JP4613831B2 (ja) 血液浄化装置及びその血液循環路の自動プライミング方法
JPH11536A (ja) 血液透析装置の洗浄方法
JP3892921B2 (ja) 血液透析装置
US8449686B2 (en) Methods for cleaning a drain line of a dialysis machine
JP2826654B2 (ja) 血液透析装置の洗浄消毒装置
JPH0880346A (ja) 血液透析方法および装置
JPH08126700A (ja) 血液フィルターへの血流方向の切替装置と方法
JPH11226121A (ja) 体外循環治療装置の維持方法及び維持装置
JP4188276B2 (ja) 血液透析システムの洗浄・殺菌方法および同システム用洗浄・殺菌装置
JP7249147B2 (ja) 血液浄化装置
JP3261511B2 (ja) 透析濾過装置
JP3069839U (ja) 体外循環回路
JP2008062000A (ja) 人工透析における流路の回路機構及び人工透析における透析液の一時貯留方法
KR100419552B1 (ko) 전기 이온수 발생에 의한 혈액 투석 필터 세척기 및 그세척방법
CN217746518U (zh) 一种水处理装置及净水设备
US12023427B2 (en) System and method to efficiently clean a blood filter
CN219585873U (zh) 超滤设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060324