JPH1153051A - 時刻修正システム - Google Patents
時刻修正システムInfo
- Publication number
- JPH1153051A JPH1153051A JP9211082A JP21108297A JPH1153051A JP H1153051 A JPH1153051 A JP H1153051A JP 9211082 A JP9211082 A JP 9211082A JP 21108297 A JP21108297 A JP 21108297A JP H1153051 A JPH1153051 A JP H1153051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- dial
- error
- tendency
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 計時用発振器の周波数の調整を不要とし、ま
た時刻合わせのための通信回数を減少可能とした時刻修
正システムを提供する 【解決手段】 システム立ち上げ時に、時刻修正要求部
15からダイヤル部16へダイヤル要求を生成し、NT
T時報サービス部1へダイヤルする。この時刻案内サー
ビスの応答を音声認識部11で認識し、内蔵時計の時刻
修正を行うと共に、そのときの時刻誤差を時刻誤差算出
部13で算出する。この時刻誤差に従って時刻狂い予測
部14で狂いの傾向を予測し、この狂いの傾向に従って
定期的に時刻修正を行う。この様に、システム立ち上げ
時のみにNTT時報サービスとの通信をおなうのみで、
後は内部で自動的に時刻修正を定期的に行うので、通信
費用が大幅に削減可能である。
た時刻合わせのための通信回数を減少可能とした時刻修
正システムを提供する 【解決手段】 システム立ち上げ時に、時刻修正要求部
15からダイヤル部16へダイヤル要求を生成し、NT
T時報サービス部1へダイヤルする。この時刻案内サー
ビスの応答を音声認識部11で認識し、内蔵時計の時刻
修正を行うと共に、そのときの時刻誤差を時刻誤差算出
部13で算出する。この時刻誤差に従って時刻狂い予測
部14で狂いの傾向を予測し、この狂いの傾向に従って
定期的に時刻修正を行う。この様に、システム立ち上げ
時のみにNTT時報サービスとの通信をおなうのみで、
後は内部で自動的に時刻修正を定期的に行うので、通信
費用が大幅に削減可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時刻修正システムに
関し、特に内蔵時計を有するパーソナルコンピュータ
(以下、単にパソコンと称す)における時刻修正システ
ムに関するものである。
関し、特に内蔵時計を有するパーソナルコンピュータ
(以下、単にパソコンと称す)における時刻修正システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかるパソコンにおいては、内蔵時計が
正確な計時を行うことが要求されており、そのために、
計時用の発振器の発振周波数の調整を製造時に行った
り、また他の方法としてパソコンの動作中に必要に応じ
て時刻合わせを行う様になっている。すなわち、ある程
度時刻がずれたときに誤差量を算出してそれを元に時刻
補正を行う方式が提案されており、特開平6−1971
76号公報、特開平5−130262号公報、特開平1
−165987号公報等に開示されている。
正確な計時を行うことが要求されており、そのために、
計時用の発振器の発振周波数の調整を製造時に行った
り、また他の方法としてパソコンの動作中に必要に応じ
て時刻合わせを行う様になっている。すなわち、ある程
度時刻がずれたときに誤差量を算出してそれを元に時刻
補正を行う方式が提案されており、特開平6−1971
76号公報、特開平5−130262号公報、特開平1
−165987号公報等に開示されている。
【0003】かかる提案によれば、NTT(電信電話株
式会社)による時刻案内サービスを自動的にかつ定期的
に利用して時刻修正をなすというものである。
式会社)による時刻案内サービスを自動的にかつ定期的
に利用して時刻修正をなすというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】発振周波数の調整を製
造時に行う方法では、発振器にバラツキがあるためにそ
のコストに見合った正確さでしか計時を行うことができ
ないという欠点がある。また、NTTの時刻案内サービ
スによる時刻修正方法では、時計の計時誤差をできるだ
け少なくするために時刻を定期的に補正する様になって
おり、よって時刻案内サービスを呼び出すべく通信が定
期的に必要となって通信経費の増大を招来する。
造時に行う方法では、発振器にバラツキがあるためにそ
のコストに見合った正確さでしか計時を行うことができ
ないという欠点がある。また、NTTの時刻案内サービ
スによる時刻修正方法では、時計の計時誤差をできるだ
け少なくするために時刻を定期的に補正する様になって
おり、よって時刻案内サービスを呼び出すべく通信が定
期的に必要となって通信経費の増大を招来する。
【0005】本発明は、かかる従来技術の欠点を解決す
べくなされたものであって、その目的とするところは、
従来必要であった計時用発振器の周波数の調整を不要と
し、また時刻合わせのための通信回数を減少可能とした
時刻修正システムを提供することにある。
べくなされたものであって、その目的とするところは、
従来必要であった計時用発振器の周波数の調整を不要と
し、また時刻合わせのための通信回数を減少可能とした
時刻修正システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、計時手
段の時刻修正システムであって、時刻修正要求に応答し
て時刻案内サービスへダイヤルをなすダイヤル手段と、
この時刻案内サービスからの応答に従って現在時刻の認
識を行う認識手段と、前記現在時刻を参照して前記計時
手段の計時誤差を検出して時刻の狂いの傾向を算出する
手段と、この時刻の狂いの傾向に従って前記計時手段の
狂いを予測する予測手段と、前記現在時刻に従って前記
計時手段の時刻修正を行うと共に前記予測手段の予測結
果に従って前記計時手段の時刻修正をなす修正手段とを
含むことを特徴とする時刻修正システムが得られる。
段の時刻修正システムであって、時刻修正要求に応答し
て時刻案内サービスへダイヤルをなすダイヤル手段と、
この時刻案内サービスからの応答に従って現在時刻の認
識を行う認識手段と、前記現在時刻を参照して前記計時
手段の計時誤差を検出して時刻の狂いの傾向を算出する
手段と、この時刻の狂いの傾向に従って前記計時手段の
狂いを予測する予測手段と、前記現在時刻に従って前記
計時手段の時刻修正を行うと共に前記予測手段の予測結
果に従って前記計時手段の時刻修正をなす修正手段とを
含むことを特徴とする時刻修正システムが得られる。
【0007】そして、前記認識手段は前記時刻案内サー
ビスからの応答を認識する音声認識手段を有することを
特徴としており、また前記ダイヤル手段はシステム立ち
上げ時に動作する様にしたことを特徴とする。
ビスからの応答を認識する音声認識手段を有することを
特徴としており、また前記ダイヤル手段はシステム立ち
上げ時に動作する様にしたことを特徴とする。
【0008】本発明の作用を述べる。例えば、パソコン
のシステム立ち上げ時に、時刻案内サービスに対してダ
イヤルを行い、この時刻案内の応答を認識して時刻修正
を行うが、このとき、時刻のずれを検出して時計の狂い
の傾向を判断する。そして、この時刻の狂いの傾向に従
って定期的に時計の修正を行うものである。
のシステム立ち上げ時に、時刻案内サービスに対してダ
イヤルを行い、この時刻案内の応答を認識して時刻修正
を行うが、このとき、時刻のずれを検出して時計の狂い
の傾向を判断する。そして、この時刻の狂いの傾向に従
って定期的に時計の修正を行うものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例につき図面を参照
しつつ説明する。
しつつ説明する。
【0010】図1は本発明の実施例のシステム構成図で
ある。図1を参照すると、パソコン内の時刻修正装置1
0とNTT時報サービス部1とは電話回線にて接続され
ているものとする。時刻修正装置10の音声認識部11
はNTT時報サービス部1からの時刻案内を認識する。
時刻修正部12は図示せぬ時計(計時手段)の時刻修正
を行うものである。
ある。図1を参照すると、パソコン内の時刻修正装置1
0とNTT時報サービス部1とは電話回線にて接続され
ているものとする。時刻修正装置10の音声認識部11
はNTT時報サービス部1からの時刻案内を認識する。
時刻修正部12は図示せぬ時計(計時手段)の時刻修正
を行うものである。
【0011】時刻誤差算出部13は時計の時刻と音声認
識部11による認識時刻との差を算出するものであり、
時刻狂い予測部14はこの誤差によって当該時計の狂い
の傾向を予測するものである。
識部11による認識時刻との差を算出するものであり、
時刻狂い予測部14はこの誤差によって当該時計の狂い
の傾向を予測するものである。
【0012】時刻修正要求部15はシステム立ち上げ時
に時刻修正要求をダイヤル部16へ送出する。ダイヤル
部16は時刻修正要求部15からの要求に従ってNTT
時報サービス部1へダイヤルするダイヤル機能を有す
る。
に時刻修正要求をダイヤル部16へ送出する。ダイヤル
部16は時刻修正要求部15からの要求に従ってNTT
時報サービス部1へダイヤルするダイヤル機能を有す
る。
【0013】かかる構成において、システム立ち上げ時
に、時刻修正要求部15からダイヤル部16へダイヤル
要求が生成され、これに応答してダイヤル部16はNT
T時報サービス部1へダイヤルをなす。NTT時報サー
ビス部1からの時刻案内の「ただいまから何時何分何秒
をお知らせします。」という音声が音声認識部11にて
認識され、それに続く「ピッピッピッピー」という時報
を認識すると、時刻修正部12にて時刻修正がなされ
る。
に、時刻修正要求部15からダイヤル部16へダイヤル
要求が生成され、これに応答してダイヤル部16はNT
T時報サービス部1へダイヤルをなす。NTT時報サー
ビス部1からの時刻案内の「ただいまから何時何分何秒
をお知らせします。」という音声が音声認識部11にて
認識され、それに続く「ピッピッピッピー」という時報
を認識すると、時刻修正部12にて時刻修正がなされ
る。
【0014】時刻誤差算出部13では、時刻修正前の時
計の時刻と時報サービスによる正確な現在時刻とにより
誤差を算出する。時刻狂い予測部14では、この時刻誤
差算出部13で算出された誤差に基づき時計の狂いの傾
向がある程度予測できるので、この傾向を予測する。こ
の場合、時計の狂いの傾向を知るには、少なくとも2回
の誤差算出が必要となり、よって、システム立ち上げ時
の最初の時報サービスと、それから一定時間おいた後の
時報サービスとによる2回の時刻合わせ時の時刻誤差を
求めるようにする。
計の時刻と時報サービスによる正確な現在時刻とにより
誤差を算出する。時刻狂い予測部14では、この時刻誤
差算出部13で算出された誤差に基づき時計の狂いの傾
向がある程度予測できるので、この傾向を予測する。こ
の場合、時計の狂いの傾向を知るには、少なくとも2回
の誤差算出が必要となり、よって、システム立ち上げ時
の最初の時報サービスと、それから一定時間おいた後の
時報サービスとによる2回の時刻合わせ時の時刻誤差を
求めるようにする。
【0015】そのために、時刻修正要求部15からは、
最初とそれから一定時間おいた後の2回、ダイヤル部1
6へ時刻修正要求を生成するようにすれば良い。この2
回の時報サービスによる時計の時刻誤差から、遅れか進
みか、何秒か等の狂いの傾向が予測できる。よって、時
刻狂い予測部14では、この狂いの傾向に従って時計の
狂いを予測して時刻修正部5で定期的に時刻修正を行う
のである。
最初とそれから一定時間おいた後の2回、ダイヤル部1
6へ時刻修正要求を生成するようにすれば良い。この2
回の時報サービスによる時計の時刻誤差から、遅れか進
みか、何秒か等の狂いの傾向が予測できる。よって、時
刻狂い予測部14では、この狂いの傾向に従って時計の
狂いを予測して時刻修正部5で定期的に時刻修正を行う
のである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、システム立ち上げ時の
最初に時報サービスを受けるだけで、後は内部で自動的
に定期的に時刻修正を行うことができるので、計時用の
発振器のコスト削減が可能となり、また通信回数が減少
し、よって通信費の削減が可能となるという効果があ
る。
最初に時報サービスを受けるだけで、後は内部で自動的
に定期的に時刻修正を行うことができるので、計時用の
発振器のコスト削減が可能となり、また通信回数が減少
し、よって通信費の削減が可能となるという効果があ
る。
【0017】更に、モニター用の電池のコストをも削減
することができる。その理由は、出荷後初めてパソコン
を立ち上げて時計の機能が動作しない場合に、モニター
用電池を新規のものに交換するのみで、自動的に時刻合
わせを行うので、工場出荷時にはモニター用電池は寿命
の短いものでも良いことになるからである。
することができる。その理由は、出荷後初めてパソコン
を立ち上げて時計の機能が動作しない場合に、モニター
用電池を新規のものに交換するのみで、自動的に時刻合
わせを行うので、工場出荷時にはモニター用電池は寿命
の短いものでも良いことになるからである。
【図1】本発明の実施例のシステムブロック図である。
1 NTT時報サービス部 10 時刻修正装置 11 音声認識部 12 時刻修正部 13 時刻誤差算出部 14 時刻狂い予測部 15 時刻修正要求部 16 ダイヤル部
Claims (3)
- 【請求項1】 計時手段の時刻修正システムであって、
時刻修正要求に応答して時刻案内サービスへダイヤルを
なすダイヤル手段と、この時刻案内サービスからの応答
に従って現在時刻の認識を行う認識手段と、前記現在時
刻を参照して前記計時手段の計時誤差を検出して時刻の
狂いの傾向を算出する手段と、この時刻の狂いの傾向に
従って前記計時手段の狂いを予測する予測手段と、前記
現在時刻に従って前記計時手段の時刻修正を行うと共に
前記予測手段の予測結果に従って前記計時手段の時刻修
正をなす修正手段とを含むことを特徴とする時刻修正シ
ステム。 - 【請求項2】 前記認識手段は前記時刻案内サービスか
らの応答を認識する音声認識手段を有することを特徴と
する請求項1記載の時刻修正システム。 - 【請求項3】 前記ダイヤル手段はシステム立ち上げ時
に動作する様にしたことを特徴とする請求項1または2
記載の時刻修正システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9211082A JPH1153051A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 時刻修正システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9211082A JPH1153051A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 時刻修正システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1153051A true JPH1153051A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16600123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9211082A Pending JPH1153051A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 時刻修正システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1153051A (ja) |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP9211082A patent/JPH1153051A/ja active Pending
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