JPH0993185A - 間欠受信装置 - Google Patents

間欠受信装置

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JPH0993185A
JPH0993185A JP7250634A JP25063495A JPH0993185A JP H0993185 A JPH0993185 A JP H0993185A JP 7250634 A JP7250634 A JP 7250634A JP 25063495 A JP25063495 A JP 25063495A JP H0993185 A JPH0993185 A JP H0993185A
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JP
Japan
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timing
timer
clock signal
time
reception
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Application number
JP7250634A
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English (en)
Inventor
Haruhiro Shiino
玄博 椎野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイマが形成する次の受信タイミングに、送
受信局間のクロック周波数のずれに応じた大きな余裕を
持たせなければならない。 【解決手段】 タイマ7に計数するクロック数を設定
し、タイマがその設定クロック数を計数し終えたタイミ
ングで、タイミング同期回路2を含むデジタル信号の受
信構成2〜4に受信起動をかける間欠受信装置に関す
る。そして、タイミング同期回路が得た自局のクロック
信号と送信局のクロック信号との周波数ずれ情報に応じ
て、タイマの計時時間を補正する計時時間補正手段6を
設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間欠受信動作を行
なうデジタル通信方式の間欠受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の移動通信システムにおける
移動局は、電池で長時間動作させるために、できるだけ
電源を無駄なく使用し、平均消費電力を小さく押さえる
ことが望ましい。
【0003】例えば、デジタル移動通信システムの移動
局では、平均消費電力を削減する方法として間欠受信を
採用している。すなわち、基地局から移動局へは、図2
(A)に示すように、制御用チャネルPの情報がL個の
フレーム毎に間欠的に送出されてくるが、移動局は、電
源投入後、位置登録等所定の手続き終了した後は、着信
待機中に入って、例えば、図2(B)に示すように、そ
の制御用チャネル情報のk個毎に受信動作を起動して、
自己宛ての着呼があるか否かを監視している。このよう
に、k・Lフレーム毎に制御チャネル情報を監視する以
外の時間は、動作不要な回路をパワーダウンし、着信待
機中の消費電力を最小限にする。
【0004】以上のような間欠受信は、従来において
は、次の受信タイミングまでの時間をタイマに設定して
クロック信号に基づいて計時動作させることにより、実
行できるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】タイマは、上述したよ
うに、移動局が搭載しているクロック源(時計)からの
クロック信号によって計数動作する。このような移動局
が搭載しているクロック源の発振周波数は、基地局にお
けるクロック源の発振周波数と設計上は同じに選定され
ているが、クロック源の製品ばらつきによって、製品と
して許容できる範囲内で、周波数が多少ずれることは避
けられない。
【0006】そのため、図2(B)に示すように、移動
局が制御用チャネルを受信するためにタイマの計時(計
時開始時点はt0 )によって再起動する時刻t1 が、実
際に制御用チャネルの情報が移動局に到来するタイミン
グt2 からずれてしまうことを避けられない。
【0007】この点を考慮すると、移動局のクロック信
号の許容精度から計算される最大のずれ分に相当する時
間だけ前に、移動局の次の間欠受信動作を起動する必要
がある。すなわち、移動局及び基地局のクロック源のば
らつきを考慮した時間的な余裕を持たせて、次の間欠受
信動作を起動する必要がある。このような余裕時間は、
間欠受信動作を採用している目的からはない方が好まし
く、間欠受信による消費電力の低減効果を損なうもので
ある。
【0008】ところで、例えばTDMA方式を採用して
いる移動通信システムの場合、SYNCワード(同期ワ
ード)を検出することにより制御用チャネルを受信する
ことになる。一般に、SYNCワードの検出は、この検
出が全ての処理の基準になるため、その全ビットではな
く、所定数のSYNCワードのビットを検出したときに
検出できたとするようにしている。このような状況にお
いて、上述したように、移動局及び基地局のクロック周
波数のずれを考慮して間欠受信動作させる期間を増大さ
せると、SYNCワードを構成しない制御用チャネルの
他のデータ部分で誤って、SYNCワードを検出したと
する危険が増えてしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、タイマに計数するクロック数を
設定し、タイマがその設定クロック数を計数し終えたタ
イミングで、タイミング同期回路を含むデジタル信号の
受信構成に受信起動をかける間欠受信装置において、タ
イミング同期回路が得た自局のクロック信号と送信局の
クロック信号との周波数ずれ情報に応じて、タイマの計
時時間を補正する計時時間補正手段を設けたことを特徴
とする。
【0010】このように、タイマの計時時間を変更させ
る計時時間補正手段を設けたので、次の受信タイミング
の直近で正確に受信動作を再起動することができ、再起
動タイミングに大きな余裕を持たせることが不要とな
り、従来より、電力消費を削減できる。また、次のタイ
ミングでの受信信号の探索期間に余裕期間をほとんど設
ける必要がなく、次のタイミングでの受信信号の開始位
置等(SYNCワード等)の誤検出を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明による間欠受信装置の第1の実施形態を図
面を参照しながら詳述する。ここで、図1が、第1の実
施形態の要部構成を示すブロック図である。なお、この
第1の実施形態は、移動通信システムの移動局に適用さ
れているものとする。
【0012】図1において、入力信号(例えばPSK変
調波信号やASK変調波信号等)に対する受信構成は、
一般的な構成とほぼ同様である。すなわち、クロック源
1、タイミング同期回路2、アナログ/デジタル変換器
(A/D変換器)3及びデジタル復調器4を備えてい
る。
【0013】クロック源1からの周波数f0 の原クロッ
ク信号は、タイミング同期回路2によって分周されて周
波数fS を有するサンプリングクロック信号に変換され
てA/D変換器3に与えられる。A/D変換器3は、入
力信号をこのサンプリングクロック信号によってデジタ
ル信号に変換してデジタル復調器4に与え、デジタル復
調器4は、このデジタル信号系列を処理して各データ期
間の符号を識別してデータを再生し、再生データを、当
該受信装置の全体制御等を司る制御部5に与える。この
ような再生データは、タイミング同期回路2にも与えら
れ、タイミング同期回路2は、再生データに基づいて、
基地局及び移動局とが同期するように、原クロック信号
に対する分周比等を制御して、再生データの位相を最適
化する。すなわち、入力信号に関するアイパタン上で最
も目が開いているタイミングでデジタル復調器4が符号
の識別を行なうようにタイミングを調整する。
【0014】このようなタイミング同期回路2の構成
は、既存のいかなる構成のものを適用しても良い(例え
ば、文献『トリケップス出版部編集、「ディジタルPL
Lの基礎と応用」、1990年7月株式会社トリケップ
ス発行、pp.86-90』参照)。
【0015】いずれの構成をとるものであっても、大き
くは、再生データにおける現状のタイミングを抽出する
(クロックを再生する)と共に、その自局のクロック信
号(再生データにおける現状のタイミング)と送信側
(基地局)のクロック信号(再生データの本来のタイミ
ング)とのずれを抽出するタイミング抽出手段(例えば
クロック再生手段)10と、そのずれ量を平均化するこ
とにより雑音やジッタによる変動分を抑圧してタイミン
グの制御量を得るタイミング制御量計算手段11と、そ
のタイミングの制御量に基づいてタイミングを実際に制
御するタイミング制御手段12とから構成されている。
【0016】なお、タイミング制御量計算手段11にお
ける平均操作は、例えば、ハードウェアで実現する場合
はランダムウォークフィルタを用いることでできる。ま
た、プロセッサでのソフトウェアで実現する場合は、相
加平均や重み付け平均等の平均演算やLPF演算により
行なうことができる。
【0017】図3は、タイミング制御手段12の一例を
示すものである。図3に示すタイミング制御手段12
は、分周比を1/(M−1)、1/M、1/(M+1)
の3段階で可変可能な可変分周器12aと、その分周信
号をさらに分周する固定分周比1/Nを有する分周器1
2bと、タイミング制御量計算手段11からのタイミン
グの進遅(UP/DW)を示すデータとそのデータ値を
とる期間を示すデータ値とでなるタイミング制御値をラ
ッチする制御レジスタ12cとからなっている。そし
て、サンプリングクロック信号の本来の周波数fS のM
・N倍の周波数f0(f0 =M・N・fS )を有するク
ロック源1からのクロック信号を可変分周器12aによ
ってそのときの進遅データ値に応じた分周比で分周した
後、固定分周器12bでさらに分周してタイミングを調
整する。なお、可変分周器12aからの出力は、制御レ
ジスタ12cに与えられて、期間を示すデータ値を1デ
クリメントさせる。なお、制御レジスタ12cに進遅を
示すデータ値が設定されていない場合は、可変分周器1
2aは中間の分周比1/Mを適用する。
【0018】以上のような受信構成は、着信待機中等で
は間欠受信動作する。以上のような受信構成に間欠受信
動作をさせるための制御構成として、タイマ時間設定手
段6、タイマ7、インバータゲート8が設けられてお
り、また、上述したクロック源1、制御部5及びタイミ
ング制御量計算手段11も、上述の受信構成に間欠受信
動作をさせるための制御構成として機能する。
【0019】この実施形態においても、タイマ7がクロ
ック源1からのクロック信号に基づいて計数動作して、
次の受信起動タイミングを捕らえるものである。そし
て、タイマ7からの割込みにより受信起動タイミングを
認識した制御部5が、インバータゲート8を介して受信
動作を指示する制御信号を受信構成2〜4に与えること
により間欠受信を実行させる(タイマ時間設定手段6も
間欠動作する)。なお、インバータゲート8を介する前
の制御信号は、タイマ7に与えられるようになされてお
り、受信構成が受信している期間(タイマに対する設定
動作を行なっている期間)での計時動作を禁止するよう
にしている。
【0020】この第1の実施形態における最も大きな特
徴は、タイマ7に設定する次の受信起動タイミングまで
の時間情報が固定ではなく、可変し得るようにしている
点である。すなわち、基地局及び移動局のクロック源
(時計)からのクロック信号の周波数ずれに応じて、タ
イマ7に設定する次の受信起動タイミングまでの時間情
報を可変し得るようにしている点に特徴がある。
【0021】このような特徴を実現する構成が、タイミ
ング制御量計算手段11及びタイマ時間設定手段6であ
る。
【0022】タイミング制御量計算手段11において
は、上述したように、自局のクロック信号と送信側(基
地局)のクロック信号のずれ情報が得られる。従って、
タイミング制御量計算手段11が得た情報を反映させて
タイマ7の計時時間を設定したならば、移動局が制御用
チャネルを受信するために再起動する時刻(受信側での
タイミング)と、実際に制御用チャネルの情報が移動局
に到来するタイミング(送信側でのタイミング)とを一
致させることができる。
【0023】タイミング制御量計算手段11に内蔵され
た修正量演算部11aは、タイミング制御量として求め
られた自局のクロック信号と送信側(基地局)のクロッ
ク信号とのずれ量を、タイマ7の計時時間を修正できる
形式の修正データに変換するものである。ここでは、1
フレーム当りのずれ時間をクロック源1からのクロック
信号の個数に換算した値Δtを修正データとしたとす
る。
【0024】このような修正データΔtがタイマ時間設
定手段6に与えられる。このタイマ時間設定手段6に
は、制御部5から次の受信起動タイミングまでの後述す
るような本来の計時時間情報も与えられている。タイマ
時間設定手段6は、本来の計時時間情報を、修正データ
Δtに基づいて修正してタイマ7に設定する。これによ
り、自局のクロック信号と送信側(基地局)のクロック
信号との周波数がずれていても、次の受信起動を適切な
タイミングでできるようになる。
【0025】なお、タイマ7への計時開始指令は、信号
線は省略しているが、例えば、制御部5が入力された再
生データから受信していた制御用チャネルのデータが終
了したことを認識したときに行なう。
【0026】因に、従来においては、タイマ7に対し
て、制御部5が本来の計時時間情報を直接設定してお
り、タイマ時間設定手段6は設けられていない。
【0027】図4は、タイマ時間設定手段6の内部構成
例を2例について示すブロック図である。
【0028】図4(A)は、本来の計時時間情報とし
て、1フレーム当りのクロック数f0・Tframe (Tfra
me は1フレーム時間)と、計時動作するフレーム数
(k・L−1)とが与えられる場合の構成を示してお
り、1フレーム当りのクロック数f0 ・Tframe から1
フレーム当りの修正クロック数Δtを減算器6aで減算
し、1フレーム当りのクロック数を修正した後、その修
正後の1フレーム当りのクロック数に計時動作するフレ
ーム数(k・L−1)を乗算器6bで乗算することでタ
イマ7に対する設定時間(計数するクロック数)を形成
している。
【0029】図4(B)は、本来の計時時間情報とし
て、計時時間(k・L−1)・f0 ・Tframe と、計時
動作するフレーム数(k・L−1)とが与えられる場合
の構成を示しており、1フレーム当りの修正クロック数
Δtに計時動作するフレーム数(k・L−1)を乗算器
6cで乗算して全体としての修正クロック数を得た後、
本来の計時時間(k・L−1)・f0 ・Tframe から全
体としての修正クロック数を減算器6dで減算すること
でタイマ7に対する設定時間を形成している。
【0030】以上の構成において、制御用チャネルが終
了して間欠受信動作における待機期間に入ると(図2の
時点t0 参照)、この時点から、制御部5は、A/D変
換器3、デジタル復調器4、タイミング同期回路2等を
パワーダウンすると共に、クロック源1からのクロック
信号を入力とするタイマ7をスタートさせ、制御部5自
身もタイマ7からの割込み信号を待つアイドル状態に入
る。このとき、タイマ7には、タイマ時間設定手段6に
よって、上述したように、自局のクロック信号と基地局
のクロック信号との周波数ずれを考慮した計時時間が設
定されている。従って、タイマ7がその時間を計時し終
えて割込み信号を制御部5に与えたときには、所望の次
の制御用チャネルの開始タイミングに精度良く一致して
おり、制御部5がそのタイミングでA/D変換器3、デ
ジタル復調器4、タイミング同期回路2等をパワーアッ
プすることにより、次の制御用チャネルを無駄なく受信
できる。
【0031】以上のように、上記第1の実施形態によれ
ば、タイミング同期回路が得た自局のクロック信号と基
地局のクロック信号との周波数ずれ情報に応じて、次の
間欠受信タイミングの起動時点を形成するタイマへの設
定時間を修正するようにしたので、制御用チャネルの直
近で正確に受信動作を再起動することができ、再起動タ
イミングに大きな余裕を持たせることが不要となり、従
来より、電力消費を削減できる。
【0032】また、次の制御用チャネルの探索期間に余
裕期間をほとんど設ける必要がないので、制御用チャネ
ルの開始位置等の誤検出を防止することができる。
【0033】(B)第2の実施形態 次に、本発明による間欠受信装置の第2の実施形態を図
面を参照しながら詳述する。ここで、図5が、第2の実
施形態の要部構成を示すブロック図であり、上述した第
1の実施形態に係る図1との同一、対応部分には同一符
号を付して示している。
【0034】この第2の実施形態は、図5及び図1の比
較から明らかなように、タイマ時間設定手段6に代え
て、クロック周期可変手段9を設けたものである。この
クロック周期可変手段9には、クロック源1からのクロ
ック信号の周期を、タイミング制御量計算手段11に内
蔵されている修正量演算部11bからの周期情報に基づ
いて変更させてタイマ7に与えるものである。クロック
周期可変手段9は、例えば、上述した図3に示したタイ
ミング制御手段12の内部構成と同様な構成で実現する
ことができ、このような構成した場合、修正量演算部1
1bは、分周比の段階やその期間を指示するものとな
る。
【0035】この第2の実施形態の場合、タイマ7に
は、制御部5から固定の計時時間(計数するクロック
数)が設定される。
【0036】間欠受信の待機中に入ると、この時点か
ら、制御部5は、A/D変換器3、デジタル復調器4、
タイミング同期回路2等をパワーダウンすると共に、ク
ロック源1からのクロック信号を入力とするタイマ7を
スタートさせ、制御部自身もタイマ7からの割込み信号
を待つアイドル状態に入る。このとき、タイマ7には、
クロック周期可変手段9によって、自局のクロック信号
と基地局のクロック信号との周波数ずれを考慮した周期
を有するクロック信号が入力され、このクロック信号に
よって計時動作する。従って、タイマ7が固定設定時間
を計時し終えて割込み信号を制御部5に与えたときに
は、所望の次の制御用チャネルの開始タイミングに精度
良く一致しており、制御部5がそのタイミングでA/D
変換器3、デジタル復調器4、タイミング同期回路2等
をパワーアップすることにより、次の制御用チャネルを
無駄なく受信できる。
【0037】すなわち、第1の実施形態が、タイマ7が
受信待機中にカウントするクロック数自体を可変するこ
とで受信起動タイミングを最適化するものであったのに
対して、この第2の実施形態は、タイマ7に受信待機中
に入力するクロック信号の周期を可変することで受信起
動タイミングを最適化するものである。
【0038】以上のように、上記第2の実施形態によれ
ば、タイミング同期回路が得た自局のクロック信号と基
地局のクロック信号との周波数ずれ情報に応じて、次の
間欠受信タイミングの起動時点を形成するタイマへ入力
するクロック周期を修正するようにしたので、制御用チ
ャネルの直近で正確に受信動作を再起動することがで
き、再起動タイミングに大きな余裕を持たせることが不
要となり、従来より、電力消費を削減できる。
【0039】また、次の制御用チャネルの探索期間に余
裕期間をほとんど設ける必要がないので、制御用チャネ
ルの開始位置等の誤検出を防止することができる。
【0040】(C)他の実施形態 本発明は、上述した第1及び第2の実施形態のものに限
定されるものではないことは勿論であり、他の実施形態
を数例挙げれば以下の通りである。
【0041】次の受信起動タイミングを最適化するため
の構成として、第1の実施形態で説明した計時時間(計
数するクロック数)の可変構成と、第2の実施形態で説
明したタイマへのクロック信号の周期の可変構成とを併
用するようにしても良い。
【0042】タイマ7へのクロック信号の周波数にもよ
るが、クロック周期可変手段9として、タイミング制御
手段12を兼用するようにしても良い。なお、この場合
には、受信待機中においても、タイミング制御手段12
は動作させることを要する。
【0043】本発明は、移動通信システムの移動局に限
定されるものでないことは勿論であり、間欠受信を行な
う装置であれば広く適用できる。従って、間欠受信の対
象チャネルも制御用チャネルに限定されず、通信システ
ムによっては通話チャネルであっても良い。また、伝送
路も無線に限らず有線であっても良い。
【0044】上記実施形態では、受信構成に起動をかけ
る構成部が制御部であるものを示したが、タイマが直接
起動をかけるようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、タイミ
ング同期回路が得た自局のクロック信号と送信局のクロ
ック信号との周波数ずれ情報に応じて、タイマの計時時
間を補正する計時時間補正手段を設けたので、次の受信
タイミングの直近で正確に受信動作を再起動することが
でき、再起動タイミングに大きな余裕を持たせることが
不要となり、従来より電力消費を削減でき、また、次の
タイミングでの受信信号の探索期間に余裕期間をほとん
ど設ける必要がなく、次のタイミングでの受信信号の開
始位置等(SYNCワード等)の誤検出を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図2】間欠受信チャネルの説明図である。
【図3】第1の実施形態のタイミング制御手段の構成を
示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態のタイマ時間設定手段の構成を
示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態の要部構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1…クロック源、2…タイミング同期回路、3…A/D
変換器、4…デジタル復調器、5…制御部、6…タイマ
時間設定回路、7…タイマ、8…インバータゲート、9
…クロック周期可変手段、11…タイミング制御量計算
手段、11a、11b…修正量演算部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイマに計数するクロック数を設定し、
    上記タイマがその設定クロック数を計数し終えたタイミ
    ングで、タイミング同期回路を含むデジタル信号の受信
    構成に受信起動をかける間欠受信装置において、 上記タイミング同期回路が得た自局のクロック信号と送
    信局のクロック信号との周波数ずれ情報に応じて、上記
    タイマの計時時間を補正する計時時間補正手段を設けた
    ことを特徴とする間欠受信装置。
  2. 【請求項2】 上記計時時間補正手段が、周波数ずれ情
    報に応じて、上記タイマに設定するクロック数を可変す
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の間欠受
    信装置。
  3. 【請求項3】 上記計時時間補正手段が、周波数ずれ情
    報に応じて、上記タイマに入力するクロック信号の周期
    を可変するものであることを特徴とする請求項1に記載
    の間欠受信装置。
JP7250634A 1995-09-28 1995-09-28 間欠受信装置 Pending JPH0993185A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160407A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線装置、間欠受信方法、及び、間欠受信プログラム
JP2008205805A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 間欠受信装置
WO2010143721A1 (ja) * 2009-06-12 2010-12-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 生体内情報取得システムおよび受信装置
US9807689B2 (en) 2014-12-11 2017-10-31 Fujitsu Limited Communication device, method and communication system

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