JPH1152746A - 中間転写体の製造方法 - Google Patents

中間転写体の製造方法

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JPH1152746A
JPH1152746A JP20457697A JP20457697A JPH1152746A JP H1152746 A JPH1152746 A JP H1152746A JP 20457697 A JP20457697 A JP 20457697A JP 20457697 A JP20457697 A JP 20457697A JP H1152746 A JPH1152746 A JP H1152746A
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稔 下條
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弘行 長田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディッピングまたはスプレーによって被覆層
を塗布した場合、端部の膜厚を中央部と同じ値に制御す
るのは困難であり、端部の被覆層膜厚不安定域よりリー
クが発生し、画像欠陥を起こす恐れがある。 【解決手段】 画像形成装置において、第1の画像担持
体上に形成された画像を第2の画像担持体上にさらに転
写する中間転写体を製造する方法であって、弾性層およ
びこれを被覆する被覆層を形成し、ついで端部の被覆層
膜厚不安定域で被覆層および弾性層を切断除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた画像形成装置、特に第1の画像担持体上に形成され
たトナー像を、一旦中間転写体に転写させた後にさらに
転写材に転写させて画像形成物を得る電子写真画像形成
装置に用いられる中間転写体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】中間転写体を使用した画像形成装置は、
カラー画像情報や多色画像情報の複数の成分色画像を順
次積層転写してカラー画像や多色画像を合成再現した画
像形成物を出力するカラー画像形成装置や多色画像形成
装置、またはカラー画像形成機能や多色画像形成機能を
具備させた画像形成装置として有効である。
【0003】中間転写体として中間転写ベルトを用いた
画像形成装置の一例の概略図を図1に示す。図1は電子
写真プロセスを利用したカラー画像形成装置(複写機あ
るいはレーザービームプリンター)である。中間転写ベ
ルト20には中抵抗の弾性体を使用している。
【0004】図1において、符号1は第1の画像担持体
として繰り返し使用される回転ドラム型の電子写真感光
体(以下「感光ドラム」と記す)であり、矢示の反時計
方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転
駆動される。
【0005】感光ドラム1はその回転過程で、1次帯電
器2により所定の極性・電位に一様に帯電処理され、次
いで不図示の像露光手段(カラー現行画像の色分解・結
像露光光学系、画像情報の時系列電気デジタル画素信号
に対応して変調されたレーザービームを出力するレーザ
ースキャナによる走査露光系等)による画像露光3を受
けることにより、目的のカラー画像の第1の色成分像
(たとえばイエロー色成分像)に対応した静電潜像が形
成される。
【0006】次いで、その静電潜像が、第1の現像器
(この例ではイエロー色現像器41)により、第1色で
あるイエロートナーYにより現像される。この時、第2
〜第4の現像器(マゼンタ色現像器42、シアン色現像
器43、ブラック色現像器44)の各現像器は作動OF
Fになっていて感光ドラム1には作用せず、上記第1色
のイエロートナー画像は第2〜第4の現像器により影響
を受けない。
【0007】ベルト状中間転写体20は、2つのローラ
61,61および後述する2次転写対向ローラ64間に
張設され、時計方向に感光ドラム1と同じ周速度をもっ
て回転駆動されている。
【0008】感光ドラム1上に形成担持された第1色の
イエロートナー画像が、感光ドラム1とベルト状中間転
写体20とのニップ部を通過する過程で、1次転写ロー
ラ62からベルト状中間転写体20に印加される1次転
写バイアスにより形成される電界により、ベルト状中間
転写体20の外周面に順次中間転写(1次転写)されて
いく。
【0009】ベルト状中間転写体20に対応する第1色
のイエロートナー画像の転写を終えた感光ドラム1の表
面は、クリーニング装置13により清掃される。
【0010】以下同様にして、第2色のマゼンタトナー
画像、第3色のシアントナー画像、第4色のブラックト
ナー画像が順次ベルト状中間転写体20上に重ね合わせ
て転写され、目的のカラー画像に対応した合成カラート
ナー画像が形成される。
【0011】63は2次転写ローラで、2次転写対向ロ
ーラ64に対向して平行に軸支され、ベルト状中間転写
体20の下面部に離間可能な状態に配設してある。
【0012】感光ドラム1からベルト状中間転写体20
への第1〜第4色のトナー画像の順次重畳転写のための
1次転写バイアスは、トナーとは逆極性(+)でバイア
ス電源29から印加される。その印加電圧はたとえば+
100V〜+2kVの範囲である。
【0013】感光ドラム1からベルト状中間転写体20
への第1〜第3色のトナー画像の1次転写工程におい
て、2次転写ローラ63、およびバイアス電源26が接
続された中間転写体クリーナ8は、ベルト状中間転写体
20から離間することも可能である。
【0014】ベルト状中間転写体20上に転写された合
成カラートナー画像の第2の画像担持体である転写材P
への転写は、2次転写ローラ63がベルト状中間転写体
20に当接されると共に、給紙ローラ11からガイド1
0を経てベルト状中間転写体20と2次転写ローラ63
との当接ニップに所定のタイミングで転写材Pが給送さ
れ、2次転写バイアスがバイアス電源28から2次転写
ローラ63に印加されることにより行われる。この2次
転写バイアスにより、ベルト状中間転写体20から第2
の画像担持体である転写材Pへ合成カラートナー画像が
転写(2次転写)され、この画像を受けた転写材Pは、
定着器15へ導入されて加熱定着される。
【0015】転写材Pへの画像転写終了後、ベルト状中
間転写体20にはクリーニング用帯電部材8が当接さ
れ、感光ドラム1とは逆極性のバイアスを印加すること
により、転写材Pに転写されずにベルト状中間転写体2
0上に残留しているトナー(転写残トナー)に、感光ド
ラム1と逆極性の電荷が付与される。
【0016】転写残トナーは、感光ドラム1とのニップ
部およびその近傍において感光ドラム1に静電的に転写
され、これによりベルト状中間転写体20がクリーニン
グされる。
【0017】前述の中間転写体を用いた画像形成装置を
有するカラー電子写真装置は、従来の技術である、転写
ドラム上に転写材を張り付けまたは吸着させ、そこへ第
1の画像担持体上から画像を転写する画像形成装置を有
するカラー電子写真装置、たとえぱ特開昭63−301
960号公報中で述べられているような転写装置と比較
すると、第2の画像担持体である転写材にになんら加
工、制御(たとえばグリッパーに把時する、吸着する、
曲率をもたせる等)を必要とせずに、中間転写ベルトか
ら画像を転写することができるため、封筒、ハガキ、ラ
ベル紙等、薄い紙(40g/m2紙)から厚い紙(20
0g/m2紙)まで、幅の広狭、長さの長短、あるいは
厚さの厚簿によらず、第2の画像担持体を多種多様に選
択することができるという利点を有している。このよう
な利点のため、すでに市場においては、中間転写体を用
いたカラー複写機、カラープリンター等が稼働し始めて
いる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】中間転写体において
は、表面離型性、電気抵抗制御性、耐圧性を目的とし
て、弾性層の表面に被覆層を設ける場合が多い。被覆層
の塗布は、主にディッピングまたはスプレーによって行
われるが、いずれの方法においても、端部の膜厚を中央
部と同じ値に制御するのは困難である。すなわち塗工方
向端部において膜厚の不安定域を形成しやすい。
【0019】ディッピングの場合は、塗工中に塗料のダ
レが起き、ワークの上部塗り始め部分が薄膜となりやす
い。またスプレーの場合は、塗工装置のワーク置き台、
駆動部等の塗料汚れ防止対策として、ワーク下端部にお
ける塗料吐出量ダウン、あるいはマスキング用治具の設
置等が行われるが、その結果としてワーク下端部の膜厚
は薄くなる。
【0020】上記のように被覆層の端部が薄膜である中
間転写体にバイアスを印加した場合、端部の被覆層膜厚
不安定域よりリークが発生し、画像欠陥を起こす恐れが
ある。
【0021】本発明は、前述の問題を解決した中間転写
体の製造方法を提案するものである。すなわち、中間転
写体被覆層の端部まで膜厚が均一に塗布できない場合に
おいても、端部からのリークを防止できる中間転写体の
製造方法を提供するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、中間転写
体において被覆層形成後に端部の膜厚不安定域部を切断
除去することにより解決される。すなわち本発明は、第
1の画像担持体上に形成された画像を中間転写体上に転
写した後、第2の画像担持体上にさらに転写する画像形
成装置に用いられる中間転写体を製造する方法におい
て、弾性層およびこれを被覆する被覆層を形成し、つい
で端部の被覆層膜厚不安定域で前記被覆層および前記弾
性層を切断除去することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に用いる中間転写体の弾性
層に使用されるゴム、エラストマーとして、たとえぱ、
スチレン・プタジエンゴム、ハイスチレンゴム、ブタジ
エンゴム、イソプレンゴム、エチレン・プロピレン共重
合体、二トリルプタジエンゴム、クロロプレンゴム、プ
チルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ニトリルゴ
ム、ウレタンゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリン
ゴムおよびノルボルネンゴム等が挙げられる。
【0024】弾性層の膜厚は0.5mm以上、さらには
1mm以上、特には1mm〜10mmであることが好ま
しい。また、被覆層の膜厚は、下層の弾性層の柔軟性を
さらにその上の上層あるいは感光体表面に伝えるために
薄層にすることが好ましく、具体的には3mm以下、さ
らには2mm以下、特には20μm〜1mmであること
が好ましい。
【0025】本発明の被覆層に使用されるバインダーと
しては、たとえぱポリウレタン樹脂、ポリスチレン、ク
ロロポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレ
ン−プタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合
体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイ
ン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体
(スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−ア
クリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル
共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体およ
びスチレン−アクリル酸フェニル共重合体等)、スチレ
ン−メタクリル酸エステル共重合体(スチレン−メタク
リル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル
共重合体、スチレン−メタクリル酸フェニル共重合体
等)、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合
体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル
共重合体等のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン
置換体を含む単重合体または共重合体)、塩化ビニル樹
脂、スチレン−酢酸ビニル共重合体、ロジン変性マレイ
ン酸樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステ
ル樹脂、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレ
ン、アイオノマー樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、
エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹
脂、フッ素樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂およびこれらの共重合体や混
合物等の樹脂があげられる。また、ウレタンゴム、スチ
レン−ブタジエンゴム、ハイスチレンゴム、ブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレン共重合
体、ニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチ
ルゴム、シリコ−ンゴム、フッ素ゴム、ニトリルゴム、
アクリルゴム、エビクロロヒドリンゴムおよびノルボル
ネンゴム等のゴム類も挙げることができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例について説明する。
【0027】(実施例1) (弾性層用コンパウンドの調整)EPDM100重量
部、酸化亜鉛5重量部、高級脂肪酸1重量部、導電性カ
ーボンプラック5重量部、パラフィンオイル10重量
部、硫黄2重量部、加硫促進剤(MBT)1重量部、加
硫促進剤(TMTD)1.5重量部、および加硫促進剤
(ZnMDC)1.5重量部を、2本ロールにて冷却し
ながら20分間混合し、コンパウンドを作成した。
【0028】(被覆層用塗料の調整)ポリウレタンエラ
ストマー100重量部、導電性酸化チタン40重量部、
分散助剤12重量部、四フッ化エチレン樹脂粉体(粒径
0.3μm)400重量部、およびDMF1200重量
部を混合し、被覆層用塗科を調整した。
【0029】(中間転写体の作成、評価)直径182m
m、長さ350mm、厚み5mmのアルミニウミ製円筒
状ローラー表面において、弾性層用コンパウンドを金型
を用いてトランスファー成形および加硫することによ
り、弾性層を有するゴムベルトを得た。
【0030】このゴムベルト上に、被覆層用塗科で中心
膜厚7.0μmのスプレー塗布を行い、弾性層と被覆層
からなる中間転写体を得た。
【0031】被覆層の膜厚を測定したところ、塗布方向
下端部より12mmまでが中心膜厚の90%に満たない
不安定域であった。
【0032】温度23℃、湿度65%RHの環境下で、
中間転写体の中央部を2枚のアルミニウム板に挟んで接
触させ、アルミニウム板間に高圧電源から1KVの電圧
を印加し、電源と直列につないだ1KΩの抵抗体の前後
の電位差を測定して電流値に換算し、さらに印加電圧
(1KV)とこの電流値から中間転写体中央部の抵抗値
を求めたところ、1.0×l09Qであった。また、中
間転写体の下端部より10mm位置の抵抗値を同様に求
めたところ、1.0×105Ωであった。
【0033】この中間転写体の下端部20mmを切断除
去した後に、切断部より10mm位置の抵抗値を同様に
求めたところ、1.0×109Ωであった。
【0034】この中間転写体を、図1に示されるような
フルカラー電子写真装置に装着し、感光体としてのOP
Cドラムの非画像域端部に直径0.5mmの穴を基材が
見えるまであけたものを用いて、1次転写電圧+3KV
を印加して転写したところ、ピンホールリークは発生せ
ず、安定した画像が得られた。
【0035】(実施例2) (弾性層用コンパウンドの調整)NBR100重量部、
酸化亜鉛5重量部、高級脂肪酸1重量部、導電性カーボ
ンブラック5重量部、パラフィンオイル10重量部、硫
黄2重量部、加硫促進剤(MBT)1重量部、加硫促進
剤(TMTD)1.5重量部、および加硫促進剤(Zn
MDC)1.5重量部を2本ロールにて冷却しながら2
0分間混合し、コンパウンドを作成した。
【0036】(被覆層用塗料の調整)実施例1と同じ。
【0037】(中間転写体の作成、評価)直径182m
m、長さ350mm、厚み5mmのアルミニウム製円筒
状ローラー表面において、弾性層用コンパウンドを金型
を用いてトランスファー成形および加硫することにより
ゴムローラーを得た。
【0038】このゴムベルト上に、被覆層用塗料で中心
膜厚7.0μmのデイップ塗布を行い、弾性層と被覆層
からなる中間転写体を得た。
【0039】被覆層の膜厚を測定したところ、上端部よ
り10mmまでが中心膜厚の90%に満たない不安定域
であった。
【0040】温度23℃、湿度65%RHの環境下で、
アルミニウム板上に中間転写体の転写側中央部を接触さ
せて置き、中間転写体内面とアルミニウム板との間に高
圧電源から1KVの電圧を印加し、電源と直列につない
だ1KΩの抵抗体の前後の電位差を測定して電流値に換
算し、さらに印加電圧(1KV)とこの電流値から中間
転写体中央部の抵抗値を求めたところ、1.0×108
Ωであった。また、中間転写体の上端部より10mm位
置の抵抗値を同様に求めたところ、1.0×105Ωで
あった。
【0041】この中間転写体の上端部15mmを切断除
去した後、切断部より10mm位置の低抗値を同様に求
めたところ、l.0×108Ωであった。
【0042】この中間転写体を、図1に示されるような
フルカラー電子写真装置に装着し、感光体としてのOP
Cドラムの非画像域端部に直径0.5mmの穴を基材が
見えるまであけたものを用いて1次転写電圧+3KVを
印加して転写したところ、ビンホールリークは発生せ
ず、安定した画像が得られた。
【0043】(比較例1) (弾性層用コンパウンドの調整)実施例1と同じ。
【0044】(被覆層用塗科の調整)実施例1と同じ。
【0045】(中間転写体の作成、評価)実施例1と同
様にスプレー塗布して得られた中間転写体の端部被覆層
膜厚不安定域を切断除去せずに、そのまま図1に示され
るようなフルカラー電子写真装置に装着し、感光体とし
てのOPCドラムの非画像域端部に直径0.5mmの穴
を基材が見えるまであけたものを用いてl次転写電圧+
3KVを印加して転写したところ、ピンホールリークが
発生した。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、中間転写
体の製造時において被覆層塗布後に端部の膜厚不安定域
を切断除去することにより、そこからのリークを防止で
き、安定した画像が得ることが可能な中間転写体を製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中間転写体として中間転写ベルトを用いた画像
形成装置の一例を示す概略的縦断面図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 1次帯電器 3 像露光手段 10 転写材ガイド 11 給紙ローラ 13 感光ドラムのクリーニング装置 15 定着器 20 中間転写体 22 繊維 23 中間転写ベルトに1次転写された現像剤 25 転写ローラ 26 バイアス電源 27 バイアス電源 28 バイアス電源 29 バイアス電源 41 イエロー色現像装置 42 マゼンタ色現像装置 43 シアン色現像装置 44 ブラック色現像装置 61 ローラ 62 1次転写ローラ 63 2次転写ローラ 64 2次転写対向ローラ 65 中間転写ベルト支持ローラ 66 中間転写ベルト支持ローラ 67 転写ベルト P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 弘行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田中 篤志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像担持体上に形成された画像を
    中間転写体上に転写した後、第2の画像担持体上にさら
    に転写する画像形成装置に用いられる中間転写体を製造
    する方法において、弾性層およびこれを被覆する被覆層
    を形成し、ついで端部の被覆層膜厚不安定域で前記被覆
    層および前記弾性層を切断除去することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】前記被覆層の電気抵抗値が、前記弾性層の
    電気低抗値より100倍以上高い請求項1に記載の方
    法。
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