JPH115252A - ベルマウスの成形方法 - Google Patents

ベルマウスの成形方法

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JPH115252A
JPH115252A JP16115997A JP16115997A JPH115252A JP H115252 A JPH115252 A JP H115252A JP 16115997 A JP16115997 A JP 16115997A JP 16115997 A JP16115997 A JP 16115997A JP H115252 A JPH115252 A JP H115252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bell mouth
front panel
discharge port
integrally
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP16115997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Miyashita
隆夫 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP16115997A priority Critical patent/JPH115252A/ja
Publication of JPH115252A publication Critical patent/JPH115252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時間的にもコストの面でも効率よくベルマウ
ス13を成形する。前面パネル10とベルマウス13を
容易に一体成形する。吐出グリル12を含めたパネルを
容易に成形する。 【構成】 ベルマウス13を最初から湾曲した形に成形
せずに、前面パネル10に垂直な複数の切り込み13
a′のある円筒状リブ13′にプラスチックで一体成形
する。成形後、このリブ13′は熱せられたベルマウス
状の治具20を使用して湾曲した形に押し広げられ、ベ
ルマウス13となる。このことで、前面パネル10とベ
ルマウス13が容易に一体成形できるようになる。さら
に、吐出グリル12を含めたパネルの成形が可能にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分離型空気調和機
の屋外ユニットに設けられる前面パネルの空気吐出口周
囲にベルマウスを一体形成するベルマウスの成形方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】分離型空気調和機の屋外ユニットでは、
プロペラファンによりユニット内に吸い込んだ空気をユ
ニット外に吐出するために、空気吐出口を備えた前面パ
ネルが使用される。図3は分離型空気調和機の屋外ユニ
ットに使用される従来の前面パネル及びその周辺部材の
斜視図、図4は図3のY−Y線矢視図である。
【0003】図3に示されるように、屋外ユニットの前
面パネル1には、円形の空気吐出口2が設けられてい
る。ユニット内のプロペラファンは、この空気吐出口2
に臨み、図示されない吸気口から空気を吸い込み、熱交
換後の空気を空気吐出口2からユニット外へ強制的に排
出する。そして、ここにおける整流等を目的として、空
気吐出口2の周囲には、裏面側へ円筒状に突出するベル
マウス3が設けられている。なお図中、4は前面パネル
1の前方に設けられる吐出グリル、5はトップパネルで
ある。
【0004】ベルマウス3はその機能上前面パネル1と
一体化した構造になっているが、図4に示されるよう
に、その形状が円筒形でしかも空気吐出口2の外周側に
向かって湾曲しているので、前面パネル2と一体成形す
ることが困難である。このため、通常はベルマウス3を
別に成形して後、ねじ止めなどにより前面パネル1と一
体化している。もし、前面パネル1にベルマウス3を一
体形成しようとすると、特殊な治具を用いた複雑な作業
が必要になる。
【0005】また、ベルマウス3を前面パネル1に一体
化すると共に、その前面パネル1に吐出グリル4を一体
化することが考えられているが(特開平7−77341
号公報)、前面パネル1にベルマウス3を一体形成する
ことさえ困難な現状では、仮にこれが可能であったとし
ても多大のコストがかかる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のベ
ルマウスの成形方法においては、ベルマウスが前面パネ
ルから分離している場合は、そのベルマウスを前面パネ
ルに取り付けるのに手間がかかる。特殊な治具を用いて
ベルマウスを一体成形するにしても、手間と経費がかか
る。このため、時間的にもコストの面でも非生産的であ
った。
【0007】また、前面パネルにベルマウスと吐出グリ
ルを一体化することは、現状では採算を度外視しなけれ
ば不可能な技術と考えられる。
【0008】本発明の目的は、前面パネルにベルマウス
を簡単に一体形成でき、更には、その前面パネルに吐出
グリルをも簡単に一体化できるベルマウスの成形方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るベルマウス
の成形方法は、分離型空気調和機の屋外ユニットに設け
られる前面パネルの空気吐出口周囲にベルマウスを一体
形成する方法であって、空気吐出口の周囲に、前面パネ
ルの裏面側へほぼ直角に突出し且つ突出方向先端から基
端へ向かう複数の切り込みが周方向に間隔をあけて設け
られた円筒状のリブを一体形成し、しかる後にこのリブ
を、先端に向かって外周側へ傾斜した形状に押し広げて
ベルマウスとなすことを特徴とする。
【0010】本発明に係るベルマウスの成形方法では、
ベルマウスを最初から湾曲した形に成形せずに、前面パ
ネルに垂直な複数の切り込みのある円筒状リブに成形す
る。これにより、簡易な金型成形が可能になり、また金
型成形後に、ベルマウスに対応した形状の治具を加熱し
て裏面側からリブ内に押し込むだけで、リブが割れ等を
生じることなく外周側へ広がってベルマウスとなる。ま
た、前面パネルの表面に吐出グリルが一体形成されてい
る場合にも、表面側の吐出グリルは裏面側から押し込ま
れる治具の障害にならないないので、吐出グリルを含め
たパネルの一体成形も可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係るベ
ルマウスの成形方法の具体的手順を示す前面パネルの横
断面図で、図2のX−X線矢視図に相当する。図2は同
成形方法を用いて製造された前面パネルの斜視図であ
る。
【0012】前面パネル10は、図1(b)及び図2に
示されるように、円形の空気吐出口11aが設けられた
平板状の本体11と、本体11の表面に一体形成された
吐出グリル12と、空気吐出口11aの周囲に一体形成
されたベルマウス13とをプラスチックにて一体成形し
たものである。
【0013】吐出グリル12は、複数本の横部材12a
及び縦部材12bを組み合わせた構造になっている。ま
たベルマウス13は、空気吐出口11aの周囲から裏面
側へ円筒形状に突出し、且つ先端に向かって外周側へ湾
曲傾斜した形状になっている。そして、このベルマウス
13には、先端から基端へ向かう複数の切り込み13a
が周方向に等間隔で設けらている。
【0014】次に、本発明の実施形態に係るベルマウス
の成形方法を用いた前面パネル10の成形方法につい
て、図1(a)(b)を参照して説明する。
【0015】まず、図1(a)に示すプラスチックの半
製品10′を金型により一体成形する。この半製品1
0′は、製品である前面パネル10と同様に、空気吐出
口11aが設けられた平板状の本体11と、本体11の
表面に一体形成された吐出グリル12とを有している。
空気吐出口11の周囲には、本体11の裏面側へほぼ直
角に突出した円筒状のリブ13′が一体形成されてい
る。このリブ13′には、先端から基端へ向かう複数の
切り込み13a′が周方向に等間隔で設けられている。
【0016】この半製品10′は、本体11の裏面側へ
突出する円筒状のリブ13′を有するものの、リブ1
3′は本体11の裏面にほぼ直角であるため、金型成形
ににより簡単に製造することができる。
【0017】半製品10′が製造されると、治具20を
加熱してリブ13′内に裏面側から押し込む。治具20
の外周面形状は、製品である前面パネル10のベルマウ
ス13の内周面形状と同一であるので、これをリブ1
3′内に押し込むことにより、リブ13′は外周側へ押
し広げられ、その外周側へ湾曲傾斜することにより、ベ
ルマウス13となる〔図1(b)参照〕。
【0018】このとき、リブ13′には複数の切り込み
13a′が設けられ、治具20の押し込みに伴ってその
隙間が大きく広がるので、リブ13′が割れるおそれは
ない。また、本体11の裏面側から治具20を押し込む
ので、本体11の表面側に一体形成された吐出グリル1
2が、その押し込みの障害になるおそれもない。従っ
て、ベルマウス13及び吐出グリル12が一体化された
前面パネル10が簡単に且つ高品質に成形される。
【0019】なお、上記実施形態では、前面側に吐出グ
リル12が一体化された前面パネル10を成形したが、
図3に示すような吐出グリル分離型の前面パネルにも本
発明を適用できることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るベル
マウスの成形方法は、複数の切り込みのある直角なリブ
を経由してベルマウスを一体形成するするため、極めて
容易にベルマウスが成形でき、そのため手間とコストを
削減出来る。ベルマウスと前面パネルとが一体成形する
ことが容易になり、組み立て工程を節減出来る。さら
に、ベルマウスと前面パネルと吐出グリルとが一体成形
出来て、工程が大幅に削減出来る。
【0021】従って、本発明に係るベルマウスの成形方
法は、前面パネルの製造コスト低減、ひいては屋外ユニ
ットのコスト低減に大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明の実施形態に係るベルマ
ウスの成形方法の具体的手順を段階的に示す前面パネル
の横断面図で、図2のX−X線矢視図に相当する。
【図2】同成形方法を用いて製造された前面パネルの斜
視図である。
【図3】従来の前面パネル及びその周辺部材の斜視図で
ある。
【図4】図3のY−Y線矢視図である。
【符号の説明】
10 前面パネル(製品) 11 本体 11a 空気吐出口 12 吐出グリル 13 ベルマウス 13a 切り込み 10 ′ 半製品 13′ リブ 13a′ 切り込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分離型空気調和機の屋外ユニットに設け
    られる前面パネルの空気吐出口周囲にベルマウスを一体
    形成する方法であって、空気吐出口の周囲に、前面パネ
    ルの裏面側へほぼ直角に突出し且つ突出方向先端から基
    端へ向かう複数の切り込みが周方向に間隔をあけて設け
    られた円筒状のリブを一体形成し、しかる後にこのリブ
    を、先端に向かって外周側へ傾斜した形状に押し広げて
    ベルマウスとなすことを特徴とするベルマウスの成形方
    法。
  2. 【請求項2】 前面パネルの空気吐出口周囲に円筒状の
    リブを一体形成する時に、その前面パネルの表面に吐出
    グリルを一体形成することを特徴とする請求項1に記載
    のベルマウスの成形方法。
JP16115997A 1997-06-18 1997-06-18 ベルマウスの成形方法 Pending JPH115252A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2165121A2 (en) * 2007-07-05 2010-03-24 Lg Electronics Inc. Outdoor unit of air conditioner
WO2017086125A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 日本電産テクノモータ株式会社 ファンユニットおよび室外機
US10648681B2 (en) 2016-07-19 2020-05-12 Mitsubishi Electric Corporation Heat source unit and refrigeration cycle apparatus

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