JP2003028462A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
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- JP2003028462A JP2003028462A JP2001219066A JP2001219066A JP2003028462A JP 2003028462 A JP2003028462 A JP 2003028462A JP 2001219066 A JP2001219066 A JP 2001219066A JP 2001219066 A JP2001219066 A JP 2001219066A JP 2003028462 A JP2003028462 A JP 2003028462A
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- Japan
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- air conditioner
- outdoor unit
- heat exchanger
- mounting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送風機を構成するファンモータ用のモータ取
付台の構造を簡素化した空気調和機の室外機を提供す
る。 【解決手段】 モータ取付台７の上下端部に、上位固定
部10および下位固定部11を夫々設けると共に、前記上位
固定部10に対応して、熱交換器６の伝熱管５に係脱可能
に係止される左右の係止爪12と、同左右の係止爪12を接
続して前記熱交換器６のフィン４の端部に当接する当接
板13と、同当接板13の前部に隣接する取付部14とを備え
た係止部材15を設け、前記下位固定部11をベース上に固
定する一方、前記上位固定部10を前記係止部材15の取付
部14に係合し固定した。
付台の構造を簡素化した空気調和機の室外機を提供す
る。 【解決手段】 モータ取付台７の上下端部に、上位固定
部10および下位固定部11を夫々設けると共に、前記上位
固定部10に対応して、熱交換器６の伝熱管５に係脱可能
に係止される左右の係止爪12と、同左右の係止爪12を接
続して前記熱交換器６のフィン４の端部に当接する当接
板13と、同当接板13の前部に隣接する取付部14とを備え
た係止部材15を設け、前記下位固定部11をベース上に固
定する一方、前記上位固定部10を前記係止部材15の取付
部14に係合し固定した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
機に係わり、より詳細には、送風機を構成するファンモ
ータ用のモータ取付台の構造を簡素化した構造に関す
る。
機に係わり、より詳細には、送風機を構成するファンモ
ータ用のモータ取付台の構造を簡素化した構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外機は、例えば図
６と、図７（Ａ）および図７（Ｂ）とで示すように、本
体内をベース１上に立設した仕切板２により圧縮機室と
熱交換器室とに区画し、前記圧縮機室に圧縮機３を設け
ると共に、前記熱交換器室に等間隔で平行に並べられた
多数のフィンと、これに直交する伝熱管とで構成された
熱交換器６と、これに対向して前記ベース１上に立設し
たモータ取付台７に取り付けられるファンモータ８およ
び送風ファン９からなる送風機とを設け、前記送風ファ
ン９に対応するベルマウスａを設け、本体前面に、前記
ベルマウスａを臨ませた吹出グリルｃを備えた前面パネ
ルｂを、両側面に側面パネルｄを、上面に上面パネルｅ
を夫々装着すると共に、背面に前記熱交換器６を臨ませ
た保護網ｆを装着してなる構成であった。
６と、図７（Ａ）および図７（Ｂ）とで示すように、本
体内をベース１上に立設した仕切板２により圧縮機室と
熱交換器室とに区画し、前記圧縮機室に圧縮機３を設け
ると共に、前記熱交換器室に等間隔で平行に並べられた
多数のフィンと、これに直交する伝熱管とで構成された
熱交換器６と、これに対向して前記ベース１上に立設し
たモータ取付台７に取り付けられるファンモータ８およ
び送風ファン９からなる送風機とを設け、前記送風ファ
ン９に対応するベルマウスａを設け、本体前面に、前記
ベルマウスａを臨ませた吹出グリルｃを備えた前面パネ
ルｂを、両側面に側面パネルｄを、上面に上面パネルｅ
を夫々装着すると共に、背面に前記熱交換器６を臨ませ
た保護網ｆを装着してなる構成であった。
【０００３】しかしながら、前記モータ取付台７は、そ
の上端部に設けられた上位固定部10は、後端部が前記熱
交換器６の上端部に係合し、前端部が前記前面パネルｂ
に係合する取付部材によって取り付けられる一方、下端
部に設けられた下位固定部11は、前記ベース１上に固定
される構成であることから、構造が大型化したり複雑化
して、コスト的に不利になってしまうという問題点を有
していた。
の上端部に設けられた上位固定部10は、後端部が前記熱
交換器６の上端部に係合し、前端部が前記前面パネルｂ
に係合する取付部材によって取り付けられる一方、下端
部に設けられた下位固定部11は、前記ベース１上に固定
される構成であることから、構造が大型化したり複雑化
して、コスト的に不利になってしまうという問題点を有
していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、送風機を構成するファンモータ用の
モータ取付台の構造を簡素化した空気調和機の室外機を
提供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、送風機を構成するファンモータ用の
モータ取付台の構造を簡素化した空気調和機の室外機を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、本体内をベース上に立設した仕切板により
圧縮機室と熱交換器室とに区画し、前記圧縮機室に圧縮
機を設けると共に、前記熱交換器室に等間隔で平行に並
べられた多数のフィンと、これに直交する伝熱管とで構
成された熱交換器と、これに対向して前記ベース上に立
設したモータ取付台に取り付けられるファンモータおよ
び送風ファンからなる送風機とを設けてなる空気調和機
の室外機において、前記モータ取付台の上下端部に、上
位固定部および下位固定部を夫々設けると共に、前記上
位固定部に対応して、前記熱交換器の伝熱管に係脱可能
に係止される左右の係止爪と、同左右の係止爪を接続し
て前記熱交換器のフィンの端部に当接する当接板と、同
当接板の前部に隣接する取付部とを備えた係止部材を設
け、前記下位固定部が前記ベース上に固定される一方、
前記上位固定部が前記係止部材の取付部に係合し固定さ
れた構成となっている。
決するため、本体内をベース上に立設した仕切板により
圧縮機室と熱交換器室とに区画し、前記圧縮機室に圧縮
機を設けると共に、前記熱交換器室に等間隔で平行に並
べられた多数のフィンと、これに直交する伝熱管とで構
成された熱交換器と、これに対向して前記ベース上に立
設したモータ取付台に取り付けられるファンモータおよ
び送風ファンからなる送風機とを設けてなる空気調和機
の室外機において、前記モータ取付台の上下端部に、上
位固定部および下位固定部を夫々設けると共に、前記上
位固定部に対応して、前記熱交換器の伝熱管に係脱可能
に係止される左右の係止爪と、同左右の係止爪を接続し
て前記熱交換器のフィンの端部に当接する当接板と、同
当接板の前部に隣接する取付部とを備えた係止部材を設
け、前記下位固定部が前記ベース上に固定される一方、
前記上位固定部が前記係止部材の取付部に係合し固定さ
れた構成となっている。
【０００６】また、前記係止部材の取付部が、前記当接
板に平行な取付板からなる一方、前記上位固定部が、前
記モータ取付台の上端部に連続形成され、前記取付板に
その上方から係止するＬ字爪からなる構成となってい
る。
板に平行な取付板からなる一方、前記上位固定部が、前
記モータ取付台の上端部に連続形成され、前記取付板に
その上方から係止するＬ字爪からなる構成となってい
る。
【０００７】また、前記Ｌ字爪は、その両側の少なくと
も基端部が前記左右の係止爪に挟持されるように形成さ
れた構成となっている。
も基端部が前記左右の係止爪に挟持されるように形成さ
れた構成となっている。
【０００８】また、前記係止部材の取付部が、前記当接
板に平行な取付板と、同取付板に設けられたねじ孔とか
らなる一方、前記上位固定部が、前記モータ取付台の上
端部に連続形成され、前記ねじ孔に対応する挿通孔を有
して前記取付板に当接する当接部を備えたＬ字板からな
り、前記挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して固
定されるようにした構成となっている。
板に平行な取付板と、同取付板に設けられたねじ孔とか
らなる一方、前記上位固定部が、前記モータ取付台の上
端部に連続形成され、前記ねじ孔に対応する挿通孔を有
して前記取付板に当接する当接部を備えたＬ字板からな
り、前記挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して固
定されるようにした構成となっている。
【０００９】また、前記係止部材の取付部が、前記当接
板に垂直な取付板と、同取付板に設けられたねじ孔とか
らなる一方、前記上位固定部が、前記モータ取付台の上
端部に連続形成され、前記ねじ孔に対応する挿通孔を有
して前記取付板に当接する当接部を備えた水平板からな
り、前記挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して固
定されるようにした構成となっている。
板に垂直な取付板と、同取付板に設けられたねじ孔とか
らなる一方、前記上位固定部が、前記モータ取付台の上
端部に連続形成され、前記ねじ孔に対応する挿通孔を有
して前記取付板に当接する当接部を備えた水平板からな
り、前記挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して固
定されるようにした構成となっている。
【００１０】また、前記Ｌ字板または前記水平板の当接
部が、前記取付板の左右全幅にわたって当接するように
形成されると共に、前記取付板のねじ孔と、これに対応
する前記挿通孔とが夫々複数づつ設けられた構成となっ
ている。
部が、前記取付板の左右全幅にわたって当接するように
形成されると共に、前記取付板のねじ孔と、これに対応
する前記挿通孔とが夫々複数づつ設けられた構成となっ
ている。
【００１１】また、前記左右の係止爪が、前記多数のフ
ィン間から挿入され、前記熱交換器の隣り合う上下の伝
熱管に夫々係止する上下の爪部からなる構成となってい
る。
ィン間から挿入され、前記熱交換器の隣り合う上下の伝
熱管に夫々係止する上下の爪部からなる構成となってい
る。
【００１２】また、前記上下の爪部は、前記熱交換器の
隣り合う上下の伝熱管同志の間から挿入されると共に、
前記上位の伝熱管の背面部と、前記下位の伝熱管の上面
部とに順次係止するように円弧状に形成された構成とな
っている。
隣り合う上下の伝熱管同志の間から挿入されると共に、
前記上位の伝熱管の背面部と、前記下位の伝熱管の上面
部とに順次係止するように円弧状に形成された構成とな
っている。
【００１３】更に、前記上下の爪部は、その先端縁が少
許薄肉状に形成された構成となっている。
許薄肉状に形成された構成となっている。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１は本発明
による空気調和機の室外機の分解斜視図であり、図２は
本発明による空気調和機の室外機の要部分解斜視図であ
り、図３は本発明による空気調和機の室外機の要部斜視
図であり、図４は本発明による空気調和機の室外機の第
一の実施例を示す要部断面図で、（Ａ）は分解図、
（Ｂ）は係止部材を熱交換器に係止する状態を示す図、
（Ｃ）は熱交換器に係止された係止部材にモータ取付台
の上位固定部を係合固定した状態を示す図であり、図５
は本発明による空気調和機の室外機の要部断面図で、
（Ａ）は第二の実施例を示す分解図、（Ｂ）は第三の実
施例を示す分解図である。
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１は本発明
による空気調和機の室外機の分解斜視図であり、図２は
本発明による空気調和機の室外機の要部分解斜視図であ
り、図３は本発明による空気調和機の室外機の要部斜視
図であり、図４は本発明による空気調和機の室外機の第
一の実施例を示す要部断面図で、（Ａ）は分解図、
（Ｂ）は係止部材を熱交換器に係止する状態を示す図、
（Ｃ）は熱交換器に係止された係止部材にモータ取付台
の上位固定部を係合固定した状態を示す図であり、図５
は本発明による空気調和機の室外機の要部断面図で、
（Ａ）は第二の実施例を示す分解図、（Ｂ）は第三の実
施例を示す分解図である。
【００１５】本発明による空気調和機の室外機は、図で
示すように、本体内をベース１上に立設した仕切板２に
より圧縮機室と熱交換器室とに区画し、前記圧縮機室に
圧縮機３を設けると共に、前記熱交換器室に等間隔で平
行に並べられた多数のフィン４と、これに直交する伝熱
管５とで構成された熱交換器６と、これに対向して前記
ベース１上に立設したモータ取付台７に取り付けられる
ファンモータ８および送風ファン９からなる送風機とを
設けた構成となっている。
示すように、本体内をベース１上に立設した仕切板２に
より圧縮機室と熱交換器室とに区画し、前記圧縮機室に
圧縮機３を設けると共に、前記熱交換器室に等間隔で平
行に並べられた多数のフィン４と、これに直交する伝熱
管５とで構成された熱交換器６と、これに対向して前記
ベース１上に立設したモータ取付台７に取り付けられる
ファンモータ８および送風ファン９からなる送風機とを
設けた構成となっている。
【００１６】前記送風ファン９に対応してベルマウスａ
が設けられ、本体前面には、前記ベルマウスａを臨ませ
た吹出グリルｃを備えた前面パネルｂが、両側面には側
面パネルｄが、上面には上面パネルｅが夫々装着される
と共に、背面には前記熱交換器６を臨ませた保護網ｆが
装着された構成となっている。
が設けられ、本体前面には、前記ベルマウスａを臨ませ
た吹出グリルｃを備えた前面パネルｂが、両側面には側
面パネルｄが、上面には上面パネルｅが夫々装着される
と共に、背面には前記熱交換器６を臨ませた保護網ｆが
装着された構成となっている。
【００１７】そして、上記従来技術に記載された問題点
を解決して前記モータ取付台７の構造を簡素化して小型
化すると共に、容易に組立できるようにするため、第一
の実施例として図２と、図３と、図４（Ａ）乃至図４
（Ｃ）とで示すように、前記モータ取付台７の上下端部
に、上位固定部10および下位固定部11を夫々設けると共
に、前記上位固定部10に対応して、前記熱交換器６の伝
熱管５に係脱可能に係止される左右の係止爪12と、同左
右の係止爪12を接続して前記熱交換器６のフィン４の端
部に当接する当接板13と、同当接板13の前部に隣接する
取付部14とを備えた係止部材15を設け、前記下位固定部
11が前記ベース１上に固定される一方、前記上位固定部
10が前記係止部材15の取付部14に係合し固定されるよう
にした構成となっている。
を解決して前記モータ取付台７の構造を簡素化して小型
化すると共に、容易に組立できるようにするため、第一
の実施例として図２と、図３と、図４（Ａ）乃至図４
（Ｃ）とで示すように、前記モータ取付台７の上下端部
に、上位固定部10および下位固定部11を夫々設けると共
に、前記上位固定部10に対応して、前記熱交換器６の伝
熱管５に係脱可能に係止される左右の係止爪12と、同左
右の係止爪12を接続して前記熱交換器６のフィン４の端
部に当接する当接板13と、同当接板13の前部に隣接する
取付部14とを備えた係止部材15を設け、前記下位固定部
11が前記ベース１上に固定される一方、前記上位固定部
10が前記係止部材15の取付部14に係合し固定されるよう
にした構成となっている。
【００１８】前記係止部材15は、合成樹脂製で金型によ
って成形されてなり、とくに前記左右の係止爪12には弾
性をもたせた構成となっているので、前記熱交換器６の
伝熱管５に係脱可能に係止する際、弾性変形を利用して
容易に、且つ正確に係止できると共に、係止後は、前記
左右の係止爪12が前記熱交換器６の伝熱管５を押圧した
ままで強固な係止状態を維持できる。
って成形されてなり、とくに前記左右の係止爪12には弾
性をもたせた構成となっているので、前記熱交換器６の
伝熱管５に係脱可能に係止する際、弾性変形を利用して
容易に、且つ正確に係止できると共に、係止後は、前記
左右の係止爪12が前記熱交換器６の伝熱管５を押圧した
ままで強固な係止状態を維持できる。
【００１９】前記係止部材15の取付部14が、前記当接板
13に平行な取付板14a からなる一方、前記上位固定部10
が、前記モータ取付台７の上端部に連続形成され、前記
取付板14a にその上方から容易に、且つ正確に係止する
Ｌ字爪10a からなり、同Ｌ字爪10a は、その両側の少な
くとも基端部が前記左右の係止爪12に挟持されることに
より、前記モータ取付台７を位置決めした状態で前記下
位固定部11を前記ベース１上に正確に固定できるように
なると共に、前記左右の係止爪12に挟持された前記Ｌ字
爪10a にガタつきが生じない。
13に平行な取付板14a からなる一方、前記上位固定部10
が、前記モータ取付台７の上端部に連続形成され、前記
取付板14a にその上方から容易に、且つ正確に係止する
Ｌ字爪10a からなり、同Ｌ字爪10a は、その両側の少な
くとも基端部が前記左右の係止爪12に挟持されることに
より、前記モータ取付台７を位置決めした状態で前記下
位固定部11を前記ベース１上に正確に固定できるように
なると共に、前記左右の係止爪12に挟持された前記Ｌ字
爪10a にガタつきが生じない。
【００２０】次に、第二の実施例として図５（Ａ）で示
すように、前記係止部材15の取付部14が、前記当接板13
に平行な取付板14b と、同取付板14b に設けられたねじ
孔16とからなる一方、前記上位固定部10が、前記モータ
取付台７の上端部に連続形成され、前記ねじ孔16に対応
する挿通孔17を有して前記取付板14b に当接する当接部
を備えたＬ字板10b からなり、前記挿通孔17を通したね
じを前記ねじ孔16に螺着して固定されるようにした構成
となっている。
すように、前記係止部材15の取付部14が、前記当接板13
に平行な取付板14b と、同取付板14b に設けられたねじ
孔16とからなる一方、前記上位固定部10が、前記モータ
取付台７の上端部に連続形成され、前記ねじ孔16に対応
する挿通孔17を有して前記取付板14b に当接する当接部
を備えたＬ字板10b からなり、前記挿通孔17を通したね
じを前記ねじ孔16に螺着して固定されるようにした構成
となっている。
【００２１】前記Ｌ字板10b は、前記取付板14b に対面
するように下方から上方に向けて立ち上がるように折曲
形成されているので、前記挿通孔17を通したねじを前記
ねじ孔16に容易に螺着できるようになっている。
するように下方から上方に向けて立ち上がるように折曲
形成されているので、前記挿通孔17を通したねじを前記
ねじ孔16に容易に螺着できるようになっている。
【００２２】また、第三の実施例として図５（Ｂ）で示
すように、前記係止部材15の取付部14が、前記当接板13
に垂直な取付板14c と、同取付板14c に設けられたねじ
孔16とからなる一方、前記上位固定部10が、前記モータ
取付台７の上端部に連続形成され、前記ねじ孔16に対応
する挿通孔17を有して前記取付板14c に当接する当接部
を備えた水平板10c からなり、前記挿通孔17を通したね
じを前記ねじ孔16に螺着して固定されるようにした構成
となっている。
すように、前記係止部材15の取付部14が、前記当接板13
に垂直な取付板14c と、同取付板14c に設けられたねじ
孔16とからなる一方、前記上位固定部10が、前記モータ
取付台７の上端部に連続形成され、前記ねじ孔16に対応
する挿通孔17を有して前記取付板14c に当接する当接部
を備えた水平板10c からなり、前記挿通孔17を通したね
じを前記ねじ孔16に螺着して固定されるようにした構成
となっている。
【００２３】なお、上記に説明した第二の実施例および
第三の実施例において、前記上位固定部10の固定状態が
強固な状態になるように、前記Ｌ字板10b または前記水
平板10c の当接部が、前記取付板14b および14c の左右
全幅にわたって当接するように形成されると共に、前記
取付板14b および14c のねじ孔16と、これに対応する前
記挿通孔17とが夫々複数づつ設けられた構成となってい
る。
第三の実施例において、前記上位固定部10の固定状態が
強固な状態になるように、前記Ｌ字板10b または前記水
平板10c の当接部が、前記取付板14b および14c の左右
全幅にわたって当接するように形成されると共に、前記
取付板14b および14c のねじ孔16と、これに対応する前
記挿通孔17とが夫々複数づつ設けられた構成となってい
る。
【００２４】また、前記左右の係止爪12は、その先端縁
が少許薄肉状（シャープエッジ）に形成されて前記多数
のフィン４同志の間から円滑に挿入されるようになって
いる。
が少許薄肉状（シャープエッジ）に形成されて前記多数
のフィン４同志の間から円滑に挿入されるようになって
いる。
【００２５】そして、前記左右の係止爪12は、前記熱交
換器６の隣り合う上下の伝熱管５に夫々係止する上下の
爪部12' からなり、同上下の爪部12' は、図４（Ｂ）お
よび図４（Ｃ）で示すように、前記熱交換器６の隣り合
う上下の伝熱管５同志の間から挿入されると共に、前記
上位の伝熱管５の背面部と、前記下位の伝熱管５の上面
部とに順次係止するように円弧状に形成された構成とな
っている。
換器６の隣り合う上下の伝熱管５に夫々係止する上下の
爪部12' からなり、同上下の爪部12' は、図４（Ｂ）お
よび図４（Ｃ）で示すように、前記熱交換器６の隣り合
う上下の伝熱管５同志の間から挿入されると共に、前記
上位の伝熱管５の背面部と、前記下位の伝熱管５の上面
部とに順次係止するように円弧状に形成された構成とな
っている。
【００２６】また、前記上下の爪部12' のうち、上位の
爪部12' はその先端が円弧状に形成される一方、下位の
爪部12' はその先端底部を切除して傾斜させることによ
り、該箇所で前記下位の伝熱管５をガイドしながら円滑
に係止できるようになっている。
爪部12' はその先端が円弧状に形成される一方、下位の
爪部12' はその先端底部を切除して傾斜させることによ
り、該箇所で前記下位の伝熱管５をガイドしながら円滑
に係止できるようになっている。
【００２７】これによって、前記熱交換器６の伝熱管５
に前記上下の爪部12' を容易に、且つ正確に係止するの
と同時に、前記当接板13を前記熱交換器６のフィン４の
端部に当接することにより、前記係止部材15を強固に係
止できるようになると共に、前記上位固定部10を正確に
係合し強固に固定できるようになる。
に前記上下の爪部12' を容易に、且つ正確に係止するの
と同時に、前記当接板13を前記熱交換器６のフィン４の
端部に当接することにより、前記係止部材15を強固に係
止できるようになると共に、前記上位固定部10を正確に
係合し強固に固定できるようになる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送風機を構成するファンモータ用のモータ取付台の構造
を簡素化し小型化させ、製作用の金型費用を節約してコ
ストダウンをはかり組立の作業性を大幅に改善できるよ
うにした空気調和機の室外機となる。同時に、前記モー
タ取付台を小型化したことで、該箇所を通過する空気流
に対する抵抗を軽減できるようになる。
送風機を構成するファンモータ用のモータ取付台の構造
を簡素化し小型化させ、製作用の金型費用を節約してコ
ストダウンをはかり組立の作業性を大幅に改善できるよ
うにした空気調和機の室外機となる。同時に、前記モー
タ取付台を小型化したことで、該箇所を通過する空気流
に対する抵抗を軽減できるようになる。
【図１】本発明による空気調和機の室外機の分解斜視図
である。
である。
【図２】本発明による空気調和機の室外機の要部分解斜
視図である。
視図である。
【図３】本発明による空気調和機の室外機の要部斜視図
である。
である。
【図４】本発明による空気調和機の室外機の第一の実施
例を示す要部断面図で、（Ａ）は分解図であり、（Ｂ）
は係止部材を熱交換器に係止する状態を示す図であり、
（Ｃ）は熱交換器に係止された係止部材にモータ取付台
の上位固定部を係合固定した状態を示す図である。
例を示す要部断面図で、（Ａ）は分解図であり、（Ｂ）
は係止部材を熱交換器に係止する状態を示す図であり、
（Ｃ）は熱交換器に係止された係止部材にモータ取付台
の上位固定部を係合固定した状態を示す図である。
【図５】本発明による空気調和機の室外機の要部断面図
で、（Ａ）は第二の実施例を示す分解図であり、（Ｂ）
は第三の実施例を示す分解図である。
で、（Ａ）は第二の実施例を示す分解図であり、（Ｂ）
は第三の実施例を示す分解図である。
【図６】従来例による空気調和機の室外機の分解斜視図
である。
である。
【図７】従来例による空気調和機の室外機の要部説明図
で、（Ａ）は熱交換器とモータ取付台と送風機とを示す
斜視図であり、（Ｂ）はモータ取付台と送風機とを示す
分解斜視図である。
で、（Ａ）は熱交換器とモータ取付台と送風機とを示す
斜視図であり、（Ｂ）はモータ取付台と送風機とを示す
分解斜視図である。
１ ベース
２ 仕切板
３ 圧縮機
４ フィン
５ 伝熱管
６ 熱交換器
７ モータ取付台
８ ファンモータ
９ 送風ファン
10 上位固定部
10a Ｌ字爪
10b Ｌ字板
10c 水平板
11 下位固定部
12 係止爪
12' 爪部
13 当接板
14 取付部
14a ，14b ，14c 取付板
15 係止部材
16 ねじ孔
17 挿通孔
Claims (9)
- 【請求項１】 本体内をベース上に立設した仕切板によ
り圧縮機室と熱交換器室とに区画し、前記圧縮機室に圧
縮機を設けると共に、前記熱交換器室に等間隔で平行に
並べられた多数のフィンと、これに直交する伝熱管とで
構成された熱交換器と、これに対向して前記ベース上に
立設したモータ取付台に取り付けられるファンモータお
よび送風ファンからなる送風機とを設けてなる空気調和
機の室外機において、 前記モータ取付台の上下端部に、上位固定部および下位
固定部を夫々設けると共に、前記上位固定部に対応し
て、前記熱交換器の伝熱管に係脱可能に係止される左右
の係止爪と、同左右の係止爪を接続して前記熱交換器の
フィンの端部に当接する当接板と、同当接板の前部に隣
接する取付部とを備えた係止部材を設け、前記下位固定
部が前記ベース上に固定される一方、前記上位固定部が
前記係止部材の取付部に係合し固定されてなることを特
徴とする空気調和機の室外機。 - 【請求項２】 前記係止部材の取付部が、前記当接板に
平行な取付板からなる一方、前記上位固定部が、前記モ
ータ取付台の上端部に連続形成され、前記取付板にその
上方から係止するＬ字爪からなることを特徴とする請求
項１に記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項３】 前記Ｌ字爪は、その両側の少なくとも基
端部が前記左右の係止爪に挟持されるように形成されて
なることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の
空気調和機の室外機。 - 【請求項４】 前記係止部材の取付部が、前記当接板に
平行な取付板と、同取付板に設けられたねじ孔とからな
る一方、前記上位固定部が、前記モータ取付台の上端部
に連続形成され、前記ねじ孔に対応する挿通孔を有して
前記取付板に当接する当接部を備えたＬ字板からなり、
前記挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して固定さ
れるようにしてなることを特徴とする請求項１に記載の
空気調和機の室外機。 - 【請求項５】 前記係止部材の取付部が、前記当接板に
垂直な取付板と、同取付板に設けられたねじ孔とからな
る一方、前記上位固定部が、前記モータ取付台の上端部
に連続形成され、前記ねじ孔に対応する挿通孔を有して
前記取付板に当接する当接部を備えた水平板からなり、
前記挿通孔を通したねじを前記ねじ孔に螺着して固定さ
れるようにしてなることを特徴とする請求項１に記載の
空気調和機の室外機。 - 【請求項６】 前記Ｌ字板または前記水平板の当接部
が、前記取付板の左右全幅にわたって当接するように形
成されると共に、前記取付板のねじ孔と、これに対応す
る前記挿通孔とが夫々複数づつ設けられてなることを特
徴とする請求項４または請求項５に記載の空気調和機の
室外機。 - 【請求項７】 前記左右の係止爪が、前記多数のフィン
間から挿入され、前記熱交換器の隣り合う上下の伝熱管
に夫々係止する上下の爪部からなることを特徴とする請
求項１に記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項８】 前記上下の爪部は、前記熱交換器の隣り
合う上下の伝熱管同志の間から挿入されると共に、前記
上位の伝熱管の背面部と、前記下位の伝熱管の上面部と
に順次係止するように円弧状に形成されてなることを特
徴とする請求項７に記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項９】 前記上下の爪部は、その先端縁が少許薄
肉状に形成されてなることを特徴とする請求項７または
請求項８に記載の空気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001219066A JP2003028462A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001219066A JP2003028462A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 空気調和機の室外機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003028462A true JP2003028462A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19053140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001219066A Pending JP2003028462A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003028462A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006177620A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和装置の室外機 |
| EP2952822A1 (en) * | 2014-06-06 | 2015-12-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Outdoor unit for air-conditioning apparatus |
| WO2016098159A1 (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外機 |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001219066A patent/JP2003028462A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006177620A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和装置の室外機 |
| EP2952822A1 (en) * | 2014-06-06 | 2015-12-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Outdoor unit for air-conditioning apparatus |
| WO2016098159A1 (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室外機 |
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