JPH1152302A - 眼鏡レンズ及び眼鏡レンズの製造装置 - Google Patents

眼鏡レンズ及び眼鏡レンズの製造装置

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JPH1152302A
JPH1152302A JP9208011A JP20801197A JPH1152302A JP H1152302 A JPH1152302 A JP H1152302A JP 9208011 A JP9208011 A JP 9208011A JP 20801197 A JP20801197 A JP 20801197A JP H1152302 A JPH1152302 A JP H1152302A
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JP
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spectacle
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lens
shape
inputting
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JP9208011A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Kato
一寿 加藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】左右の眼鏡レンズの処方やレイアウトの違いに
より、眼鏡に枠入れした状態での左右の鼻パットに掛か
る重量が不均衡になり不快感が生じる。眼鏡の左右の鼻
パットに掛かる重量が均等になるようレンズの重量を調
節し、掛け心地の良い眼鏡を提供する。 【解決手段】眼鏡枠に枠入れした左右2つの眼鏡レンズ
であって、眼鏡枠の垂直2等分線から右眼用レンズの重
心位置G1までの距離L1と右眼用レンズの重量W1と
の積M1と、眼鏡枠の垂直2等分線から左眼用レンズの
重心位置G2までの距離L2と左眼用レンズの重量W2
との積M2とが式(1)を満たすことを特徴とする眼鏡
レンズ。 |M1−M2|≦0.00005[Kg・m] (1)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズを最適
な形状に加工し、掛け心地の良い眼鏡を提供するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】眼鏡は、一般的に左右2枚のレンズを眼
鏡枠に枠入れして用いる。このとき、左右レンズの処方
値および枠入れ基準値(以下ではレイアウトと呼ぶ)が
等しければ、眼鏡枠に枠入れした後の左右重量が等しく
なり、眼鏡枠の鼻パットに均等な加重が加わるため、掛
け心地の良い眼鏡となる。しかしながら、人間の左右眼
は必ずしも同じとは限らず、特に左右の処方値が異なる
場合が多々ある。このため、左右のレンズは異なった重
量となり、眼鏡がずれやすく掛け心地の悪い眼鏡とな
る。
【0003】これを解決するため、従来は左右の処方値
が異なる場合、左右レンズの厚みを調整し、左右のレン
ズ重量を等しくする方法が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人間の
左右眼は処方値が異なるだけでなく、瞳孔距離に代表さ
れるレイアウト値が異なる場合も多い。この場合、単に
左右のレンズ重量を同じにしても、枠入れ後に鼻パット
にかかる加重は同じにはならない。なぜなら、鼻パット
にかかる加重はレンズの重量と鼻パットからレンズ重心
までの距離との積、すなわち回転モーメントによって決
まるからである。仮に左右レンズの重量が同じだとして
も、鼻パットから左右のレンズの重心までの距離が異な
れば、左右の回転モーメントが非平衡となり、左右どち
らか一方により多くの加重が加わることになる。したが
って、単に左右レンズの重量を同じにするだけでは、掛
け心地の良い眼鏡を提供することはできない。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の眼鏡レンズは、眼鏡枠に枠入れした左右2
つの眼鏡レンズであって、眼鏡枠の垂直2等分線から右
眼用レンズの重心位置G1までの距離L1と右眼用レン
ズの重量W1との積M1と、眼鏡枠の垂直2等分線から
左眼用レンズの重心位置G2までの距離L2と左眼用レ
ンズの重量W2との積M2とが式(1)を満たすことを
特徴とする。
【0006】 |M1−M2|≦0.00005[Kg・m] (1) さらに、上記眼鏡レンズを製造するために本発明の製造
装置は眼鏡装用者の処方値情報を入力する手段(1)と
眼鏡枠の形状情報を入力する手段(2)と眼鏡レンズの
レイアウト情報を入力する手段(3)と前記3つの手段
(1)、(2)、及び(3)により入力された入力情報
を記憶する手段(4)と眼鏡レンズの形状情報を記憶す
る手段(5)と前記2つの記憶手段(4)及び(5)に
記憶された情報から請求項1の眼鏡レンズの完成形状を
演算する手段(6)と前記演算結果を出力する手段
(7)とを有する。
【0007】または、眼鏡装用者の処方値情報を入力す
る手段(1)と眼鏡枠の形状情報を入力する手段(2)
と眼鏡レンズのレイアウト情報を入力する手段(3)と
眼鏡枠に枠入れするためのヤゲン形状を入力する手段
(8)と前記4つの手段(1)、(2)、(3)及び
(8)により入力された入力情報を記憶する手段(4)
と眼鏡レンズの形状情報を記憶する手段(5)と前記2
つの記憶手段(4)及び(5)に記憶された情報から請
求項1の眼鏡レンズの完成形状を演算する手段(6)と
前記演算結果を出力する手段(7)とを有する。
【0008】または、眼鏡装用者の処方値情報を入力す
る手段(1)と眼鏡枠の形状情報を入力する手段(2)
と眼鏡レンズのレイアウト情報を入力する手段(3)と
前記3つの手段(1)、(2)及び(3)により入力さ
れた入力情報を記憶する手段(4)と前記記憶手段
(4)に記憶された情報を電話回線(9)を使って送信
する手段(10)と前記送信手段(10)により送信さ
れた情報を受信する手段(11)と前記受信手段により
受信された情報を記憶する手段(12)と眼鏡レンズの
形状情報を記憶する手段(5)と前記2つの記憶手段
(5)及び(12)に記憶された情報から請求項1の眼
鏡レンズの完成形状を演算する手段(6)と前記演算結
果を出力する手段(7)とを有する。
【0009】または、眼鏡装用者の処方値情報を入力す
る手段(1)と眼鏡枠の形状情報を入力する手段(2)
と眼鏡レンズのレイアウト情報を入力する手段(3)と
眼鏡枠に枠入れするためのヤゲン形状を入力する手段
(8)と前記4つの手段(1)、(2)、(3)及び
(8)により入力された入力情報を記憶する手段(4)
と前記記憶手段(4)に記憶された情報を電話回線
(9)を使って送信する手段(10)と前記送信手段
(10)により送信された情報を受信する手段(11)
と前記受信手段により受信された情報を記憶する手段
(12)と眼鏡レンズの形状情報を記憶する手段(5)
と前記2つの記憶手段(5)及び(12)に記憶された
情報から請求項1の眼鏡レンズの完成形状を演算する手
段(6)と前記演算結果を出力する手段(7)とを有す
る。
【0010】さらに前記製造装置は、前記演算手段
(6)は前記記憶手段(4)に記憶された入力情報を基
に、前記記憶手段(5)に記憶された眼鏡レンズの形状
情報の中から所定の眼鏡レンズ形状情報を選択するとと
もに、枠入れ後の眼鏡レンズ予想形状を計算し、右レン
ズ及び左レンズのの重量(W1、W2)と重心の位置
(G1、G2)とを計算し、眼鏡枠の垂直2等分線から
重心位置(G1、G2)までの距離(L1、L2)と重
量(W1、W2)との積(M1、M2)を計算し、前記
M1およびM2が請求項1の式(1)の条件を満たすか
否かを判断し、条件を満たさない場合は左右どちらか一
方または両方の眼鏡レンズの厚みを調整することを特徴
とする。
【0011】または、前記演算手段(6)は前記記憶手
段(12)に記憶された入力情報を基に、前記記憶手段
(5)に記憶された眼鏡レンズの形状情報の中から所定
の眼鏡レンズ形状情報を選択するとともに、枠入れ後の
眼鏡レンズ予想形状を計算し、右レンズおよび左レンズ
の重量(W1、W2)と重心の位置(G1、G2)とを
計算し、眼鏡枠の垂直2等分線から重心位置(G1、G
2)までの距離(L1、L2)と重量(W1、W2)と
の積(M1、M2)を計算し、前記M1およびM2が請
求項1の式(1)の条件を満たすか否かを判断し、条件
を満たさない場合は左右どちらか一方または両方の眼鏡
レンズの厚みを調整することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の眼鏡レンズの概念
図を示す。右眼用眼鏡レンズ(A1)および左眼用眼鏡
レンズ(A2)は眼鏡枠(F)に枠入れされている。眼
鏡枠(F)の垂直2等分線(C)から左右レンズ(A
1、A2)のそれぞれの重心の位置(G1、G2)まで
の水平距離をそれぞれL1およびL2、レンズの重量を
それぞれW1、W2とすると、垂直2等分線(C)を中
心に左右それぞれM1=L1×W1、M2=L2×W2
の量の回転モーメントが互いに逆方向に掛かる。これら
の回転モーメントは、眼鏡枠(F)に取り付けられた左
右2つの鼻パット(B1、B2)を通して眼鏡装用者の
鼻に掛けられる。M1=M2の場合は互いに逆向きの回
転モーメントが打ち消し合って、左右の鼻パット(B
1、B2)には均等に荷重が加わるため、安定して眼鏡
を装用できる。しかしながらM1≠M2の場合には回転
モーメントのバランスが崩れ、左右どちらか一方の鼻パ
ットにより多くの荷重が加わることになり、眼鏡がズレ
易く装用感が悪くなる。
【0013】本発明者の研究によれば、片方の鼻パット
に10グラム(g)多く荷重が掛かると、眼鏡装用者は
鼻の痛みを訴えることがわかった。左右の鼻パットは眼
鏡枠の垂直2等分線から約5mm程度の位置にあるの
で、この場合、10(g)×5(mm)=50(g・m
m)=0.00005(Kg・m)の回転モーメントが
片方の鼻パットに余分に掛かっていることになる。した
がって、左右の鼻パットに掛かる回転モーメントの差
を、0.00005(Kg・m)以下にしないと、眼鏡
装用者は不快感を感ずる。
【0014】実際の眼鏡では、眼鏡枠自体は垂直2等分
線に対して、左右ほぼ均等にできており、回転モーメン
ト量の差は左右の眼鏡レンズの重量および重心の位置の
違いによって生じる。眼鏡枠は鼻パットの他に耳でも重
量を支える構造になっているため、鼻パットに掛かる回
転モーメント量を厳密に求めることは困難であるが、M
1およびM2の差が鼻パットに掛かる回転モーメント量
の差と考えて良い。従って、M1とM2の差|M1−M
2|を0.00005(Kg・m)以下に抑えることに
より、装用感の良い眼鏡を提供できる。
【0015】前述したとおり、左右の眼鏡レンズによる
回転モーメント量M1およびM2は、重心の位置(G
1、G2)とレンズの重量(W1、W2)の積によって
決まるので、重心の位置と重量のどちらかあるいは両方
を調節することにより、回転モーメント(M1、M2)
の差を少なくすることができる。実際には、眼鏡レンズ
の形状は前述した処方値および眼鏡枠形状および枠入れ
のレイアウト情報によりほとんど規定されてしまい、比
較的自由に調節可能な眼鏡レンズ中心厚を変えることで
レンズ重量を調節することになる。
【0016】表1に従来レンズの組み合わせと本発明の
実施例の組み合わせとを示す。
【0017】従来レンズでは、左右の処方値の違い及び
レイアウト情報の違いにより、枠入れした際の左右の回
転モーメントは、右左それぞれ0.000168(Kg
・m)及び0.000270(Kg・m)であり、左右
差は0.000102(Kg・m)となっている。鼻パ
ットには約20g程度の重量差が掛かる計算となる。
【0018】本実施例では、右レンズの中心厚を1.0
mmから1.4mmへと0.4mm厚くすることで、右
レンズの重量を7.0gとし、回転モーメントを0.0
00231(Kg・m)に変えることで、左右差を0.
000039(Kg・m)に押さえてある。鼻パットに
掛かる重量差は約8gへと改善できた。右レンズの厚み
をさらに厚くして、回転モーメントを左右で合わせるこ
とも可能であるが、見た目の厚さが大きくなり外観が悪
くなるので、中心厚1.4mmで制作した。
【0019】
【表1】
【0020】図2は、本発明の眼鏡レンズの製造装置の
概念図である。処方値情報入力手段(1)から眼鏡使用
者の処方値を入力する。眼鏡枠形状情報入力手段(2)
から、眼鏡枠の寸法・種類等を入力する。レイアウト情
報入力手段(3)から、眼鏡レンズを枠入れする際のア
イポイント位置等の情報を入力する。入力された上記3
種類の情報は記憶手段(4)に一旦記憶し、後述する演
算手段で使用する。眼鏡レンズ情報記憶手段(5)に
は、眼鏡レンズの凸面曲率やレンズ径・素材の特性等の
基本情報があらかじめ入力・保持されている。演算手段
(6)は、記憶手段(4)に記憶された処方値情報を基
に、眼鏡レンズ情報記憶手段(5)に記憶されているレ
ンズ情報から該当する情報を選択する。さらに、記憶手
段(4)に記憶されている眼鏡枠形状情報やレイアウト
情報から、枠入れした後のレンズの厚さ・重量および回
転モーメントを計算し、左右レンズの回転モーメント差
が0.00005(Kg・m)以下になるように、レン
ズの中心厚を補正する。最終的に決定されたレンズ中心
厚は、出力手段(7)に出力される。レンズを発注する
者は、この出力手段(7)の出力値を見て、適切な厚み
のレンズを発注することができる。あるいは、出力手段
(7)がレンズ加工場と直結されている場合は、演算手
段(6)によって決定された中心厚で、レンズの加工に
取りかかることができる。
【0021】図3は本発明の製造装置の別の実施例で、
上記第1の実施例にヤゲン形状入力手段(8)を付加し
ている。ヤゲンとは、レンズを枠入れするためにレンズ
周縁部に施す加工のことで、例えばメタルフレームやセ
ルフレーム等のフルリムフレームに枠入れする場合は山
形の形状に加工する。あるいは、リムレスフレームでは
周縁部を平面に加工する。このヤゲンの形状によって、
レンズの重量が変わってくるため、左右レンズの回転モ
ーメントを精密に均等化するためには、ヤゲン形状を指
定することが有効となる。
【0022】図4は本発明の製造装置の第3の実施例で
ある。処方値情報入力手段(1)、眼鏡枠形状情報入力
手段(2)、レイアウト情報入力手段(3)、記憶手段
(4)までは第一の実施例と同じであるが、本実施例で
は記憶手段(4)の後に送信手段(10)を設け、情報
の移動を可能にした。送信手段(10)から送られた情
報は、電話回線(9)を介して受信手段(11)で受信
される。受信された情報は記憶手段(12)に記憶さ
れ、第1の実施例と同じくレンズの厚み計算に使用され
る。本実施例の特長は、情報入力部(13)と演算部
(14)とが別々の場所にあっても良いところにある。
即ち、情報入力部(13)を眼鏡店等に設置し、演算部
(14)をレンズ製造工場等に設置し、両者を一般的な
電話回線で接続することができる。これにより、眼鏡店
等多数の設置が必要な場所には情報入力部(13)だけ
を置けるので装置のコストを低減できる。また、比較的
高価な演算部(14)はレンズ製造工場に1台あれば全
ての注文に対応できるので、コスト低減が図れる。さら
に、眼鏡レンズ情報記憶手段(5)がレンズ製造工場に
あるため、レンズの仕様が変更になったり、新製品が追
加された場合にも、情報の保守・管理が容易にしかも一
元管理できるため信頼性が向上する。なお、以上の説明
では電話回線(9)は一般的な電話回線として説明した
が、専用の回線を使ってもなんら問題ないばかりか、高
速な回線が使用できれば情報の伝達時間が短縮され、仕
事が効率的になる。
【0023】図5は本製造装置の第4の実施例で、上記
第3の実施例にヤゲン形状入力手段(8)が付加され
て、第2の実施例と同じく、左右レンズの回転モーメン
トを精密に均等化するのに効果を発揮する。
【0024】
【発明の効果】本発明は、レンズ重心位置とレンズ重量
の両方を調整することにより、左右の回転モーメントが
平衡になり、鼻パットに均等に加重がかかる掛け心地の
よい眼鏡を提供できる。
【0025】本発明によれば、左右レンズの処方や枠入
れレイアウトが異なる場合でも、鼻パットに掛かる重量
を左右均等にすることができ、装用感の良い眼鏡を提供
できる。また、本発明の製造装置を使えば、枠入れの状
態でのレンズ形状や重量等があらかじめ計算でき、枠入
れしたときに左右のバランスの良い眼鏡レンズを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼鏡レンズの概念図。
【図2】本発明の製造装置の第1の実施例の概念図。
【図3】本発明の製造装置の第2の実施例の概念図。
【図4】本発明の製造装置の第3の実施例の概念図。
【図5】本発明の製造装置の第4の実施例の概念図。
【符号の説明】
A1・・・右目用眼鏡レンズ A2・・・左目用眼鏡レンズ F・・・・眼鏡枠 C・・・・眼鏡枠の垂直2等分線 G1・・・右目用眼鏡レンズの重心 G2・・・左目用眼鏡レンズの重心 L1・・・右目用眼鏡レンズの重心と眼鏡枠の垂直2等
分線との距離 L2・・・左目用眼鏡レンズの重心と眼鏡枠の垂直2等
分線との距離 B1・・・右鼻パット B2・・・左鼻パット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼鏡枠に枠入れした左右2つの眼鏡レンズ
    であって、 眼鏡枠の垂直2等分線から右眼用レンズの重心位置G1
    までの距離L1と右眼用レンズの重量W1との積M1
    と、眼鏡枠の垂直2等分線から左眼用レンズの重心位置
    G2までの距離L2と左眼用レンズの重量W2との積M
    2とが式(1)を満たすことを特徴とする眼鏡レンズ。 |M1−M2|≦0.00005[Kg・m] (1)
  2. 【請求項2】眼鏡装用者の処方値情報を入力する手段
    (1)と眼鏡枠の形状情報を入力する手段(2)と眼鏡
    レンズのレイアウト情報を入力する手段(3)と前記3
    つの手段(1)、(2)及び(3)により入力された入
    力情報を記憶する手段(4)と眼鏡レンズの形状情報を
    記憶する手段(5)と前記2つの記憶手段(4)及び
    (5)に記憶された情報から請求項1の眼鏡レンズの完
    成形状を演算する手段(6)と前記演算結果を出力する
    手段(7)とを有する眼鏡レンズの製造装置。
  3. 【請求項3】眼鏡装用者の処方値情報を入力する手段
    (1)と眼鏡枠の形状情報を入力する手段(2)と眼鏡
    レンズのレイアウト情報を入力する手段(3)と眼鏡枠
    に枠入れするためのヤゲン形状を入力する手段(8)と
    前記4つの手段(1)、(2)、(3)及び(8)によ
    り入力された入力情報を記憶する手段(4)と眼鏡レン
    ズの形状情報を記憶する手段(5)と前記2つの記憶手
    段(4)及び(5)に記憶された情報から請求項1の眼
    鏡レンズの完成形状を演算する手段(6)と前記演算結
    果を出力する手段(7)とを有する眼鏡レンズの製造装
    置。
  4. 【請求項4】眼鏡装用者の処方値情報を入力する手段
    (1)と眼鏡枠の形状情報を入力する手段(2)と眼鏡
    レンズのレイアウト情報を入力する手段(3)と前記3
    つの手段(1)、(2)及び(3)により入力された入
    力情報を記憶する手段(4)と前記記憶手段(4)に記
    憶された情報を電話回線(9)を使って送信する手段
    (10)と前記送信手段(10)により送信された情報
    を受信する手段(11)と前記受信手段により受信され
    た情報を記憶する手段(12)と眼鏡レンズの形状情報
    を記憶する手段(5)と前記2つの記憶手段(5)及び
    (12)に記憶された情報から請求項1の眼鏡レンズの
    完成形状を演算する手段(6)と前記演算結果を出力す
    る手段(7)とを有する眼鏡レンズの製造装置。
  5. 【請求項5】眼鏡装用者の処方値情報を入力する手段
    (1)と眼鏡枠の形状情報を入力する手段(2)と眼鏡
    レンズのレイアウト情報を入力する手段(3)と眼鏡枠
    に枠入れするためのヤゲン形状を入力する手段(8)と
    前記4つの手段(1)、(2)、(3)及び(8)によ
    り入力された入力情報を記憶する手段(4)と前記記憶
    手段(4)に記憶された情報を電話回線(9)を使って
    送信する手段(10)と前記送信手段(10)により送
    信された情報を受信する手段(11)と前記受信手段に
    より受信された情報を記憶する手段(12)と眼鏡レン
    ズの形状情報を記憶する手段(5)と前記2つの記憶手
    段(5)及び(12)に記憶された情報から請求項1の
    眼鏡レンズの完成形状を演算する手段(6)と前記演算
    結果を出力する手段(7)とを有する眼鏡レンズの製造
    装置。
  6. 【請求項6】請求項2又は3に記載の眼鏡レンズ製造装
    置において、 前記演算手段(6)は前記記憶手段(4)に記憶された
    入力情報を基に、前記記憶手段(5)に記憶された眼鏡
    レンズの形状情報の中から所定の眼鏡レンズ形状情報を
    選択するとともに、枠入れ後の眼鏡レンズ予想形状を計
    算し、右レンズ及び左レンズの重量(W1、W2)と重
    心の位置(G1、G2)とを計算し、眼鏡枠の垂直2等
    分線から重心位置(G1、G2)までの距離(L1、L
    2)と重量(W1、W2)との積(M1、M2)を計算
    し、前記M1およびM2が請求項1の式(1)の条件を
    満たすか否かを判断し、条件を満たさない場合は左右ど
    ちらか一方または両方の眼鏡レンズの厚みを調整するこ
    とを特徴とする眼鏡レンズの製造装置。
  7. 【請求項7】請求項4又は5の眼鏡レンズ製造装置にお
    いて、 前記演算手段(6)は前記記憶手段(12)に記憶され
    た入力情報を基に、前記記憶手段(5)に記憶された眼
    鏡レンズの形状情報の中から所定の眼鏡レンズ形状情報
    を選択するとともに、枠入れ後の眼鏡レンズ予想形状を
    計算し、右レンズおよび左レンズの重量(W1、W2)
    と重心の位置(G1、G2)とを計算し、眼鏡枠の垂直
    2等分線から重心位置(G1、G2)までの距離(L
    1、L2)と重量(W1、W2)との積(M1、M2)
    を計算し、前記M1およびM2が請求項1の式(1)の
    条件を満たすか否かを判断し、条件を満たさない場合は
    左右どちらか一方または両方の眼鏡レンズの厚みを調整
    することを特徴とする眼鏡レンズの製造装置。
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