JP4446709B2 - 眼鏡の重量バランス調整方法、眼鏡の重量バランス調整システム及び、眼鏡の製造方法 - Google Patents

眼鏡の重量バランス調整方法、眼鏡の重量バランス調整システム及び、眼鏡の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、眼鏡の重量バランス調整方法、及び、重量バランスを調整した眼鏡のオーダーメードシステムに関するものである。
眼鏡の重さは鼻と耳で支えているが、鼻にかかる荷重が大きいと、汗をかいたときのずり落ちの原因になり、装用感が悪くなる。そこで、テンプルの後端にカウンタバランスウェイトを設けて、眼鏡の重心位置を耳側に近づけることで、装用感を良くすることが行われている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。また、テンプルの後端側を伸縮自在に構成し、その先端に錘を設けることにより、重心位置を任意に調整できるようにした眼鏡もある(例えば、特許文献4参照)。
また、眼鏡の左右のレンズの重量に大きな差がある場合には、左右の重量バランスが崩れて、やはり装用感が悪くなる。そこで、レンズ受注からレンズ加工にかけて、重量調整(例えば、レンズ中心厚さを変える、レンズ素材を変える、レンズ周縁部の面取の大きさを変える、等により重量を調整)を行い、左右バランスを改善する提案もある(例えば、特許文献5、特許文献6参照)。
特開昭59−219718号公報 実開昭64−43328号公報 特開平9−90287号公報 特開昭54−82250号公報 特開平2003−140095号公報 特開平11−52302号公報
ところで、従来技術では、単に眼鏡の重心位置を耳側に近づけることで装用感を向上させることとしている。しかし、本発明者らの研究により、単に眼鏡の重心位置を耳側に近づけるだけでは必ずしも装用感は向上しないことが、多くのサンプル調査の結果から分かってきた。さらに、従来のバランスウェイトによる重心位置の調整は、眼鏡の前後方向の重心位置については考慮されているが、左右方向の重心位置については考慮されていなかったため、左右のレンズに重量差がある場合には、前後方向の重心位置の調整だけでは装用感の向上に限界があることも分かってきた。
また、実際に矯正レンズを眼鏡フレームに枠入れすると、予め眼鏡フレームに枠入れされているデモレンズと、新たに枠入れされた矯正レンズとの重量差の影響で重心位置が移動する。このため、装用者が眼鏡フレーム選択の際に、デモレンズが装着されたフレームでは装用感が良くても、実際に矯正レンズが枠入れされた状態では、良好な装用感が得られない場合があった
また、装用者の左右眼球の矯正度合いに大きな差がある場合には、左右レンズに大きな重量差が生じ、当該レンズを眼鏡フレームに枠入れした際に眼鏡の左右バランスが崩れることがある。そこで、従来では、それに対処するために、レンズの製造・加工段階で重量調整を行っている。しかし、レンズの製造・加工段階で左右の重量バランスの調整を行うと、軽い方のレンズの重さを重い方のレンズの重さと同じ、若しくは近づけるように調整するため、どうしても左右のレンズの総重量が増える方向になってしまうという問題がある。
また、装用者の鼻と耳にかかる眼鏡の荷重を計算するには、装用者の鼻や耳の位置、フレームの形状や重さ、レンズの形状や重さなどさまざまな要因を考慮しなければならず、正確な値を算出することは大変困難である。しかも、レンズの重さは処方値、レンズの種類(材質、屈折面の形状)、レンズ加工形状などによりかわるため、個々の装用者により異なる。このため、装用者が店頭でフレームを選定する段階ではレンズの重量は決まっておらず、従来は、レンズ枠入れ前にウェイトバランス調整を行なうことはできなかった。
そこで従来技術では、装用者の鼻にかかる荷重を最適な状態に設定するため、錘の耳からの位置を可変可能な構造にしたり、錘の重さを増減可能な構造にし、装用者が、レンズが枠入れされた眼鏡を実際にかけた状態で調整できる眼鏡も考えられた。しかし、このような錘の位置や重さを可変にするための構造は眼鏡後端部の外形上を変化させる必要があり、その構造が邪魔になったり、美観上好ましくない場合があった。
本発明は、上記事情を考慮し、眼鏡の全体の重量増を抑えながら、実際に装填するレンズの重さを考慮して、最適な重量バランスを実現することのできる眼鏡の重量バランス調整方法、及び、その方法の実施に使用する眼鏡の重量バランス調整システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明に係る眼鏡の重量バランス調整方法は、
眼鏡フレームのテンプルにバランスウエイトを付加することで、眼鏡の重量バランスを調整する方法であって、
前記眼鏡フレームに取付けられる左右レンズの重量を算出する第1の工程と、
前記左右レンズの重量の算出結果を利用して、これらレンズが眼鏡フレームに取付けられたと仮定した場合に、眼鏡の重心位置が所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲内になるような前記バランスウェイトの重量を算出する第2の工程と、
前記算出された重量のバランスウェイトをテンプルに付加する第3の工程と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の眼鏡の重量バランス調整方法であって、
前記第2の工程は、前記第1の工程における左右レンズの重量の算出結果を利用して、これらレンズが眼鏡フレームに取付けたとした場合の眼鏡の重心位置を求める工程と、この工程により算出された重心位置が前記所定の重心位置範囲内に入っているか否かを判定し、入っていない場合には、所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲内に入るような前記バランスウェイトの重量を算出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、眼鏡フレームのテンプルにバランスウェイトを付加することで、眼鏡の重量バランスを調整する方法において、
前記眼鏡フレームに取付けられる左右レンズの重量を算出する工程と、
前記算出された左右レンズの重量の合計に対して、眼鏡の前後方向の重心位置が所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲内になるような前記バランスウェイトの左右の重量の合計を算出する工程と、
前記左右の眼鏡レンズの重量比率に応じて前記左右のバランスウェイトの重量の合計を配分する工程と、
前記配分された重量のバランスウェイトを、重いレンズ側のテンプルには軽いバランスウェイトを、軽いレンズ側のテンプルには重いバランスウェイトを、付加する工程と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に記載の眼鏡の重量バランス調整方法であって、
前記所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲は、前後方向の重心位置を異ならせた複数のサンプル眼鏡を装用者に掛けさせることで、装用者に装用感の優れたものを選択させ、その選択結果により装用者にとっての最適な重心位置の範囲を決定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3に記載の眼鏡の重量バランス調整方法であって、
前記所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲は、眼鏡の前面から15mm〜55mmの範囲内に設定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5に記載の眼鏡の重量バランス調整方法であって、
前記バランスウェイトの重量は、モダンもしくはテンプルによってもたらされることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、装用者の選択した眼鏡フレームの情報とその眼鏡フレームに取付けられるレンズの製造または加工に必要な情報とを発注データとして送信する注文用端末と、通信手段を介して前記注文用端末から送られてくる情報を受信するコンピュータとを備え、
前記コンピュータにはレンズの形状を計算する機能と、その算出した形状のレンズの重量を算出する機能を有しており、
前記眼鏡フレームに取付けられる左右レンズの重量を算出する工程と、
前記左右レンズの重量の算出結果を利用して、これらレンズが眼鏡フレームに取付けられたと仮定した場合に、眼鏡の重心位置が所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲内になるような前記バランスウェイトの重量を算出する工程と、
を実行することを特徴とする眼鏡の重量バランス調整システムである。
請求項8に記載の発明は、装用者の選択した眼鏡フレームの情報とその眼鏡フレームに取付けられるレンズの製造または加工に必要な情報とを発注データとして送信する注文用端末と、通信手段を介して前記注文用端末から送られてくる情報を受信するコンピュータとを備え、
前記コンピュータにはレンズの形状を計算する機能と、その算出した形状のレンズの重量を算出する機能を有しており、
前記眼鏡フレームに取付けられる左右レンズの重量を算出する工程と、
前記算出された左右レンズの重量の合計に対して、眼鏡の前後方向の重心位置が所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲内になるような前記バランスウェイトの左右の重量の合計を算出する工程と、
前記左右の眼鏡レンズの重量比率に応じて前記左右のバランスウェイトの重量の合計を配分する工程と、
前記配分された重量のバランスウェイトを、重いレンズ側のテンプルには軽いバランスウェイトを、軽いレンズ側のテンプルには重いバランスウェイトを、付加する工程と、
を実行することを特徴とする眼鏡の重量バランス調整システムである。
本発明の眼鏡の重量バランス調整方法及び重量バランス調整システムによれば、枠入れしようとする左右レンズの重量を算出し、それを考慮して付加すべきバランスウエイトの重量を求めるので、実際にレンズを嵌めた完成品の眼鏡の重心位置を適正な範囲に調整することができ、装用感の良好な眼鏡を提供することができる。特に、左右レンズの重量のアンバランスを、左右のテンプルの後端に付加するカウンタウエイトの重量配分によって調整することにより、全体の重量増を招かずに、左右バランスの調整を行うことができるので、装用感の一段の向上が図れる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
この実施の形態は、本発明の眼鏡の重量バランス調整方法を利用した眼鏡重量バランス調整システムであって、眼鏡店からのオーダに対して眼鏡製造工場にて眼鏡を製造し、完成品を発注元に送付する場合の例である。
図1は、本実施の形態に係る眼鏡重量バランス調整システムの内容を説明するためのブロック図、図2は、眼鏡店の注文用端末による、眼鏡発注までのフローチャート、図3、図4は工場側での受注および眼鏡出荷までのフローチャート、図7は、眼鏡の概略正面図である。
まず、眼鏡重量バランス調整システムの構成について図1を参照して説明する。
図1では、発注側の例として眼鏡店100を、眼鏡製造側の例として眼鏡メーカの工場200を示している。これらは通信媒体300を介して接続されている。通信媒体300としては例えば公衆通信回線、専用回線、インターネットなどがある。また、通信媒体300には途中に中継局を設けるようにしても良い。なお、以下発注側は眼鏡店100の場合で説明するが、これに限定するものではなく、例えば眼科医、個人、あるいは眼鏡メーカの営業所等であっても良い。また、図1では発注側は、一つしか示していないが、実際には通信媒体300を介して多数接続されている。
眼鏡店100には、オンライン注文用端末101としてのコンピュータが設置されている。注文用端末101はキーボードやマウス等の入力装置やCRT等の画面表示装置を備えている。また通信手段を有し通信媒体300を介して工場200側と接続可能になっている。注文用端末101は眼鏡を注文するために必要な情報を送受信するための端末であり、専用の端末でもよいし汎用のパソコンにレンズ注文用のソフトウェアがインストールされたものでもよい。また、工場200側のネットワーク中や中継局にWWW(World Wide Web)を設け、このWWWサーバに登録されている注文用のドキュメントを注文用端末101のWWWブラウザーで画面表示させて注文できるようにしても良い。
工場200には注文用端末101と通信を行い注文用端末101からの注文を受注するとともに、眼鏡の重量バランス調整や眼鏡製造に必要な情報を算出する各種プログラムがインストールされているコンピュータであるメインサーバ210と、このメインサーバ210にインストールされている各種プログラムに必要なデータや、この各種プログラムが作成したデータを記憶するデータサーバ220と、前記各種プログラムによって算出され各種情報に基いてレンズ製造、フレーム製造、眼鏡組み立て等を行なう各種眼鏡製造装置を制御するための制御用コンピュータ230と、これら制御用コンピュータによって制御される各種製造装置231とが備えられている。
メインサーバ210には受注システムプログラム211、レンズ加工設計プログラム212、左右レンズ重量バランス設計プログラム213、レンズ重量計算プログラム214、眼鏡重心位置計算プログラム215、バランスウェイト重量計算プログラム216、錘パーツ選定プログラム217などがインストールされている。
データサーバ220には、レンズ製造に必要な各種レンズの情報(仕様や設計データなど)であるレンズ情報データ222、各種フレームに関する情報(仕様や設計データなど)であるフレーム情報データ223、各種錘パーツに関する情報(錘パーツの種類、重量など)である錘パーツ情報データ224などが予め記憶手段に記憶されている。また、受注した内容は受注データ221として記憶され、前記レンズ加工設計プログラムにより計算された加工後のレンズ形状に関するデータはレンズ加工データ225として記憶手段に記憶される。
なお、工場側200のネットワーク構成は本実施例に限定せず、上記各種コンピュータが有する機能をネットワーク上のコンピュータやネットワーク機器に適宜統合、分散させても良い。
次に、発注元が眼鏡を注文してから、ウェイトバランス調整された眼鏡を受け取るまでの流れについて、図1、図2〜4に示すフローチャート、および図7を参照して説明する。
まず、図1に示すように、装用者(購入者)は眼鏡店100の店頭に並べられている眼鏡フレームをもとに好みのものを決定する。このとき玉型種類やフレームサイズ(フロント部のサイズやテンプル長など)も決定する。また、装用者の処方値(S度数、C度数、乱視軸角度、プリズム、加入度など)やレイアウト情報(瞳孔距離、近用瞳孔距離、SEGMENT小玉位置、アイポイント位置など)を適宜測定して決定する。また、購入するレンズのレンズ種(製品識別記号、レンズ材質、屈折率、レンズ表裏面の光学設計、レンズ外径、レンズカラー、コーティングなど)やレンズ加工指示内容(レンズ厚さ、コバ厚さ、偏心、縁摺りヤゲン加工の有無、ヤゲンの立て方など)を決定する。
さらに、当該装用者にとっての、眼鏡の最適重心位置(X0,Y0)を決定する。この当該装用者にとっての眼鏡の最適重心位置の決定は、例えば、異なる重心位置を持つサンプルフレームをいくつか用意し、その中から装用者が最適と感じるものを選択してもらいその重心位置を眼鏡の最適重心位置としても良いし、比較的多くの人にとって装用感が良いと感じる位置を一般値として、その値を最適重心位置として使用しても良い。
ここで眼鏡の最適重心位置について、図7を用いてさらに説明する。図7は眼鏡の概略平面図であり、眼鏡フレーム10は、左右の眼鏡レンズ20L、20Rを保持するフロント11と、左右一対のテンプル12L、12Rとを有する。また符号13L、13Rは
テンプル12L、12Rの後端部に加えられる重さ(荷重)である。さらに、XYは座標軸であり、フロント11に沿ってY軸が設定され、フロント11の中央部に直交してX軸が設定されている。本XY座標においては、Y軸の正側を右側(R)、負側を左側(L)としている。また、(X02,Y02)は、眼鏡の重心位置の座標であり、符号30は、最適重心位置の許容範囲を示している。
本発明者らは、装着者が最適と感じる眼鏡の重心位置について多くのサンプル調査を行った。その結果、眼鏡の左右方向(Y軸方向)においては中心(即ち、X軸上)で、前後方向(X軸方向)においては眼鏡の前面から15〜55mmの範囲内に最適と感じる重心位置を持つ人が多く、特に25〜45mmの範囲内に重心位置があるのが好ましいと感じる人が多かった。そして、その中でも特に35mm近傍に重心位置があるのを好ましいと判断する人が多いことを発見した。
そこで、当該知見に基づき、本実施の形態では、前記眼鏡の重心位置の一般値としては左右方向(Y軸方向)においては中心(即ち、X軸上)で、前後方向(X軸方向)においては眼鏡の前面から35mmとした。本発明においては矯正レンズが取付けられた状態で、眼鏡の重心位置が、前記最適重心位置になるようにあるいは近づくように調整するが、その調整方法としては、左右のテンプル12L、12Rの後端部(耳より後ろ)の重さ(荷重)を調節することにより行なう。このテンプル12L、12Rの後端部に加えられる重さ(荷重)13L、13Rの変更の具体的方法は、テンプルやモダンなどのフレーム構成部品を重さの異なるもの(外形状は変わらない)に交換したり、別途、錘をテンプル後端部に取り付けたりすることにより行なう(以下、これら眼鏡の重心位置を変えるためのパーツ(テンプル、モダン、錘など)を錘パーツともよぶ)。
例えば錘パーツがモダンの場合は、モダンを形成する樹脂材料の中に異なる重さの錘を埋め込んだり、樹脂材料に金属粉末を混入し、その混入割合を変えたりするなどして外形上が同じで異なる重さのモダンを複数種類作成し、これらモダンを付け替えられるようにすると良い。なお、前記店頭に展示されているフレームについても、前記重心位置の一般値と同じ重心位置にしておくと、店頭で展示されてフレームと完成した眼鏡の重心位置が同じもしくは近い位置になることから、装用感も近いものになり、装用者がフレーム選択に当たり装用感も考慮することができることからより好ましい。なおデモレンズの重量は通常軽いので、軽い錘パーツを使用して所定の重心位置に調整される。
次に、決定したフレーム情報(製品識別記号、フレームサイズ、フレーム素材、色、形状、玉型種類など)、レンズ情報(製品識別記号、レンズ種、レンズ加工指示内容など)、処方値、レイアウト情報、眼鏡最適重心位置を注文用端末101から入力する。すなわち眼鏡店100に設置されている注文用端末101の注文用プログラムが起動されると、注文用端末101は工場200側と接続され、オーダエントリ画面が注文用端末101の画面表示装置に表示される。工場200側のメインサーバには眼鏡受注システムプログラム211が備えられており、このプログラムにより注文用端末101に注文可能な眼鏡レンズ情報、眼鏡フレーム情報、その他注文に必要な情報が送られる。眼鏡店100の注文用端末操作者は、それらの情報を参考にオーダエントリ画面を見ながら注文用端末101の入力装置により注文する眼鏡レンズの情報、眼鏡フレームの情報、処方値、レイアウト情報、眼鏡最適重心位置などを入力する。
この眼鏡店100の注文用端末操作者が行う操作例のフローチャートを、図2に示す。
注文用端末操作者は、処方値・レイアウト情報の指定S1、レンズ情報の指定S2、フレーム情報の指定S3、眼鏡最適重心位置の指定S4を行い、工場側へ発注S5を行う。
ここで、図1に戻り、眼鏡店100にて注文内容を確定し、発注の操作をすると、これら情報が通信媒体300を介して工場200側へ送られ眼鏡が組み立てられるが、この工程について、図3、4のフローチャートも参照しながら説明する。
まず、工場側メインサーバが注文用端末101から注文情報を受け取る(図3に示すS10)と、受注システムプログラム211は、受注を確定し、その受注内容をデータサーバ220の受注データ221に記憶する。続いて眼鏡レンズ加工設計プログラム212が起動し、受注データとこの受注データから参照されるレンズ情報データ、フレーム情報データを基にヤゲン形状を含めた所望のレンズ加工形状が演算される(図3に示すS11)。演算結果が出ると、その結果はデータサーバのレンズ加工データに記憶される。続いてレンズ重量計算プログラム214が起動し、レンズ受注データ221とレンズ加工データ225から必要なデータ(例えばレンズ材質、加工後の形状データなど)を参照し、レンズ加工後の左右のレンズの重量を計算する(図3に示すS12)。この算出された左右のレンズ重量と受注されたフレームの情報(材質、形状)をもとに、このレンズが枠入れされたときの眼鏡の重心位置(X1,X1)を眼鏡重心位置算出プログラム215により算出する(図3に示すS13)。続いて、この算出した重心位置(X1,Y1)を、最適重心位置(X0、Y0)に補正するために必要なバランスウェイトの重量(後端荷重)L、Rをバランスウェイト重量計算プログラム216により算出する(図3に示すS14)。そして、この算出したバランスウェイトの重量に最も近い荷重が得られる錘パーツの種類、重量を錘パーツ選定プログラム217により決定する(図3に示すS15)。この選定された錘パーツにより補正される重心位置(X2,Y2)が最適重心位置の許容範囲内にあるかどうかを判定し、許容の範囲内にあれば、次の工程へと進む。本実施例の場合は、最適重心位置が(35mm,0mm)であり、許容範囲はこの最適重心位置から半径10mmの円内30に設定している。
なお、レンズの左右の重量差が大きい場合など、この許容範囲内に重心を設定できない場合は、左右レンズ重量バランス設計プログラム213を起動し、左右重量差をある程度少なくするように重量バランス設計(軽い方のレンズの中心厚さを厚くするなど)をして(図3に示すS16)、再度、図3に示すS11からS14のステップを行なうようにしても良い。
このように最適重心位置の許容範囲内に重心位置を設定できることが確認できたら、受注データやレンズ加工データに従って、レンズ製造および加工を行なう(図4に示すS20)。また、その一方で、フレームの製造・加工を行なう(図4に示すS21)。なお、フレームにストックがある場合は製造・加工の工程は適宜省略できる。眼鏡フレームにはS15で選定された錘パーツが取付けられる。例えば錘パーツがモダンの場合は、選定されたモダンをテンプルの後端部に装着する。また、錘パーツがテンプルの場合は、その選定されたテンプルを取付ける。また、別途錘をつける場合は、その選定された錘をテンプル後端部に取り付ける。
このようにしてできたレンズとフレームを組み上げウェイトバランスが調整された眼鏡が完成する(図4に示すS22)。完成したフレームは、必要により重心位置が所定の位置にあるかどうか検査し(図4に示すS23)、出荷される(図4に示すS24)。
次に、図5を参照しながら第2の実施の形態について説明する。図5は、上述した、眼鏡店100の発注を受け、当該発注が工場200側へ送られ、眼鏡が組み立てられる際の、錘パーツ選定可後の、第2の実施の形態に係るフローチャートである。
この実施の形態は、加工済みのレンズと重心位置を補正するための錘パーツを発注元に送り、発注元において、レンズの枠入れと錘パーツの取り付けを行なう場合の例である。錘パーツの選定(図3に示すS15)までは第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。レンズは受注データやレンズ加工データに従って、製造・加工し(図5に示すS30)、また、錘パーツ選定プログラムによって選定された錘パーツを用意し(図5に示すS31)、できたレンズと錘パーツを発注元に出荷する(図5に示すS32)。発注元では、レンズを枠入れし、送られてきた錘パーツを取り付けて眼鏡が完成する。
次に、図6を参照しながら第3の実施の形態について説明する。図6は、図5と同様に、眼鏡店100の発注を受け、当該発注が工場200側へ送られ、眼鏡が組み立てられる際の、錘パーツ選定可後の、第3の実施の形態に係るフローチャートである。
この実施の形態は、異なる重さの錘パーツが眼鏡店にストックされており、使用する錘パーツの指定だけを眼鏡店に対して行なう場合の例である。
この場合も、錘パーツ選定までは第1の実施の形態と同じなので、説明を省略する。
第3の実施の形態の場合も、レンズについては第2実施の形態と同様に製造・加工する(図6に示すS40)が、錘パーツについては、錘パーツ選定プログラムにより選定された錘パーツの種類・重量が記載された指示書を用意し、製造・加工されたレンズを出荷するときにその指示書を添付する(図6に示すS41)。
眼鏡店では、レンズがフレームに枠入れされ(図6に示すS42)、添付の指示書に従いストックされている錘パーツの中から所定のパーツを選び出し取付ける(図6に示すS43)。なお、所望によりこの添付指示書には最適重心位置以外の重心位置にする場合に必要な錘パーツも示すようにしても良い。この場合、眼鏡店側で好みの重心位置になるように錘パーツを選択することができる。
次に第4の実施の形態について説明する。この実施の形態は、第1の実施の形態において説明した、眼鏡重心位置算出(図3に示すS13)のステップとバランスウェイト重量算出(図3に示すS14)のステップを簡略化し処理スピードを向上させた例である。
この実施の形態では、予めフレームの種類ごとに左右のレンズ重量合計に対する重心位置補正に必要な左右の後端荷重の合計を測定しデータ化しておく。当該データ化の例を、図9に示す。図9の表は、レンズ重量と重心位置とから、後端荷重が特定できるようにしたものであり、左右レンズの合計重量を0〜LW1、LW1〜LW2、LW2〜LW3、LW3〜LW4、LW4〜LW5の5段階、重心位置をフロントから30mm、35mm、40mmの3段階とするとき、付加すべき後端荷重ΔWを見出すためのものである。例えば、左右レンズ重量算出(図3に示すS12)により得られて左右のレンズ重量の合計が、LW2より大きくLW3以下の場合で、最適重心位置が前方から35mmの場合は、後端荷重はΔW23となる。左右のレンズの重量が同じ場合には、得られた後端荷重の1/2を左右のバランスウェイト重量とする。
左右のレンズ重量が異なる場合にはその重量比率で後端荷重を配分し、重いレンズ側のテンプルには軽い後端荷重を、軽いレンズ側のテンプルには重い後端荷重を、各々テンプルの例えば後端部に付加する。例えば左右のレンズ重量の合計が20グラム(左側のレンズが8g、右側のレンズが12g)、後端荷重2gの場合、右側のレンズに対する左側のレンズの重量比は0.4であり、後端荷重の配分は0.8gと1.2gとなり、左側のテンプルの後端部に1.2gを荷重し、右側テンプルの後端部に0.8を荷重する。なお、このような後端荷重の配分計算は、左右レンズ重量差が所定の値以上の場合のみ行なうようにしても良い。
なお、図9に示した表を作成するためにレンズ重量に対して必要な後端部荷重を測定するには、例えば、図8に示すような方法を採ることができる。
図8(a)(b)は、枠入れされるレンズ重量に対して必要な後端部荷重を測定する際の、模式的な測定方法である。図8(a)は、眼鏡の前面図であり、(b)は眼鏡の側面図である。図8(a)(b)において、符号11はフロント、符号12R、Lは左右のテンプル、符号15はブリッジ、符号50は糸、Xは重心位置、Aは耳側の支点位置、Wは眼鏡フレームの全体重量、W1は、釣り合い状態(テンプルを水平)でのA=100mmの位置での重量、ΔWは適正な重心範囲を得るために必要な後端荷重を示す。
まず、眼鏡フレーム10の全体重量Wを測定する。次に、図8(a)に示すように、フロント11のブリッジ15の中心を糸50で吊り下げ、図8(b)に示すように、耳側の支点位置(ここでは吊り下げ位置からA=100mmの位置としている)で釣り合い状態(テンプルを水平)を作り、A=100mmの位置での重量W1を測定する。そうすると、釣り合い条件(W×X=100×W1)より重心位置Xを算出することができる。処方レンズの重さを実現するため、フロント11に重りを付加し、重心変化を測定する。次に各々のレンズ重量(左右合計)LWに対して、適正な重心範囲を得るために必要な後端荷重ΔWを、同様な方法により測定し、図9の形式でデータ化しておく。この実施の形態の場合、眼鏡重心位置を算出が不要となるため、錘パーツ選定のための計算時間を短縮することができる。
さらに、図10を参照しながら第5の実施の形態について説明する。
図10は、図3と同様に、眼鏡店100の発注を受け、当該発注が工場200側へ送られ、眼鏡が組み立てられる際の、第5の実施の形態に係るフローチャートである。
第5の実施の形態は、第1の実施の形態において説明した図3において、S12とS13の間、および、S13とS14の間に重量バランス調整が不要な場合を判定する段階を設けた例である。第1の実施の形態と同じ処理を行なうステップについては、同じ番号を付与し、その説明を省略する。
図10において、S12とS13との間では、S12で算出した左右レンズ重量の重量差を算出し、予め左右レンズ重量差に対して重量バランス調整を行う上限値と下限値とを決めておき、下限値より小さい場合(重量差0の場合も含む)は、重量バランス調整が不要として、上述した、図4のフローに進む(ただし、錘パーツの取付けは不要)。
また、S12で算出した左右レンズ重量の重量差が上限値より大きい場合は、錘パーツだけでは重量バランス調整が難しい可能性が高い場合なので、左右レンズ重量バランス設計のステップ(図10に示すS16)に進む。この結果、無用なS13〜15の工程を省略出来るので、処理の負荷を低減できる。
また、S13とS14との間には、S13で算出した眼鏡重心位置が、予め決めてある最適重心範囲内にあるか否かを判定する。そして、眼鏡重心位置が最適重心範囲内にある場合は、以下のステップが不要なので、図4のフローに進む(ただし、錘パーツの取付けは不要)。他方、眼鏡重心位置が最適重心範囲外にあるときはS14に進む。この操作によって、無用なS14〜15の工程を省略できるので、処理の負荷を低減できる。
本発明の眼鏡の重量バランス調整方法を使用した眼鏡重量バランス調整システムのブロック図である。 発注元から眼鏡を発注するまでのフローチャートである。 受注から錘パーツ選定までのフローチャートである。 錘パーツ選定後出荷までのフローチャートである。 第2の実施の形態の錘パーツ選定後出荷までのフローチャートである。 第3の実施の形態の錘パーツ選定後出荷までのフローチャートである。 眼鏡の概略正面図である。 眼鏡の重心位置の測定方法の例を示す図である。 レンズ重量に対する後端荷重の値をまとめた表である。 第5の実施の形態の受注から錘パーツ選定までのフローチャートである。
符号の説明
10 眼鏡フレーム
12L,12R 左右一対のテンプル
20L,20R 左右の眼鏡レンズ

Claims (7)

  1. 眼鏡フレームのテンプルの後端部にバランスウエイトを付加することで、眼鏡の重量バランスを調整する方法において、
    前記眼鏡フレームに取付けられる左右レンズの重量を算出する工程と、
    前記算出された左右レンズの重量の合計に対して、眼鏡の前後方向の重心位置が所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲内になるような前記バランスウェイトの左右の重量の合計を算出する工程と、
    前記左右の眼鏡レンズの重量比率に応じて前記算出された左右のバランスウェイトの重量の合計を、重いレンズ側のテンプルには軽いバランスウェイトを、軽いレンズ側のテンプルには重いバランスウェイトを、付加するように配分する工程と、
    前記配分された左右の重量のバランスウェイトに基づいて錘パーツを選定する工程と、を備えることを特徴とする眼鏡の重量バランス調整方法。
  2. 請求項1に記載の眼鏡の重量バランス調整方法であって、
    前記バランスウェイトの左右の重量の合計を算出する工程は、
    予め、フレームの種類ごとに、左右のレンズ重量合計と眼鏡の前後方向重心位置とに対する左右のバランスウェイト重量合計を段階的に決めておき、
    それに基づいて、前記左右レンズの重量を算出する工程により得られた左右のレンズ重量合計と、前記所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲とから左右のバランスウェイト重量合計を特定することを特徴とする眼鏡の重量バランス調整方法。
  3. 請求項1に記載の眼鏡の重量バランス調整方法であって、
    前記所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲は、前後方向の重心位置を異ならせた複数のサンプル眼鏡を装用者に掛けさせることで、装用者に装用感の優れたものを選択させ、その選択されたサンプル眼鏡の重心位置と同じ重心位置又は重心位置範囲により決定することを特徴とする眼鏡の重量バランス調整方法。
  4. 請求項1に記載の眼鏡の重量バランス調整方法であって、前記所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲は、眼鏡の前面から25mm〜45mmの範囲内に設定することを特徴とする眼鏡の重量バランス調整方法。
  5. 請求項1〜4に記載の眼鏡の重量バランス調整方法であって、前記バランスウェイトの重量は、モダンもしくはテンプル、または、テンプル後端部に取り付けられる錘によってもたらされることを特徴とする眼鏡の重量バランス調整方法。
  6. 装用者の選択した眼鏡フレームの情報とその眼鏡フレームに取付けられるレンズの製造または加工に必要な情報とを発注データとして送信する注文用端末と、通信手段を介して前記注文用端末から送られてくる情報を受信するコンピュータとを備え、前記コンピュータにはレンズの形状を計算する機能と、その算出した形状のレンズの重量を算出する機能を有しており、
    前記眼鏡フレームに取付けられる左右レンズの重量を算出する工程と、
    前記算出された左右レンズの重量の合計に対して、眼鏡の前後方向の重心位置が所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲内になるように前記眼鏡フレームのテンプルの後端部に付加されるバランスウェイトの左右の重量の合計を算出する工程と、
    前記左右の眼鏡レンズの重量比率に応じて前記算出された左右のバランスウェイトの重量の合計を、重いレンズ側のテンプルには軽いバランスウェイトを、軽いレンズ側のテンプルには重いバランスウェイトを、付加するように配分する工程と、
    前記配分された左右の重量のバランスウェイトに基づいて錘パーツを選定する工程と、を実行することを特徴とする眼鏡の重量バランス調整システム。
  7. 左右で重量が異なる眼鏡レンズが装着される眼鏡フレームのテンプルの後端部にバランスウエイトを付加することで、重量バランスが調整された眼鏡を製造する方法において、
    前記眼鏡フレームに取付けられる前記左右レンズの重量を算出する工程と、
    前記算出された左右レンズの重量の合計に対して、眼鏡の前後方向の重心位置が所定の重心位置もしくは所定の重心位置範囲内になるような前記バランスウェイトの左右の重量の合計を算出する工程と、
    前記左右の眼鏡レンズの重量比率に応じて前記算出された左右のバランスウェイトの重量の合計を、重いレンズ側のテンプルには軽いバランスウェイトを、軽いレンズ側のテンプルには重いバランスウェイトを、付加するように配分する工程と、
    前記配分された左右の重量のバランスウェイトに基づいて錘パーツを選定する工程と、
    前記錘パーツ選定工程により選定された錘パーツを取り付ける工程と
    を有することを特徴とする眼鏡の製造方法。
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