JPH1152257A - 照明光学系 - Google Patents
照明光学系Info
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- JPH1152257A JPH1152257A JP9207445A JP20744597A JPH1152257A JP H1152257 A JPH1152257 A JP H1152257A JP 9207445 A JP9207445 A JP 9207445A JP 20744597 A JP20744597 A JP 20744597A JP H1152257 A JPH1152257 A JP H1152257A
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- light guide
- illumination
- optical system
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
- A61B1/07—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements using light-conductive means, e.g. optical fibres
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00096—Optical elements
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- Veterinary Medicine (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 視野内の照明効率を良好に保ったたままで、
その外径がライトガイドや面発光光源などの照明光源の
外径とほぼ同程度まで細径化された照明光学系を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明による照明光学系は、照明光を導
光する導光手段の出射端面に、微少形状を有し透明な多
数の略球状部材と、屈折率が空気よりも大きく前記略球
状部材とは異なる値を有し前記略球状部材を保持する透
明媒質とからなる光拡散部材を設けた。
その外径がライトガイドや面発光光源などの照明光源の
外径とほぼ同程度まで細径化された照明光学系を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明による照明光学系は、照明光を導
光する導光手段の出射端面に、微少形状を有し透明な多
数の略球状部材と、屈折率が空気よりも大きく前記略球
状部材とは異なる値を有し前記略球状部材を保持する透
明媒質とからなる光拡散部材を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライトガイドや面
発光光源などの指向性のある照明光の配光を、効率よく
変えることができる照明光学系に関する。
発光光源などの指向性のある照明光の配光を、効率よく
変えることができる照明光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より内視鏡などの照明光学系には、
ライトガイドが広く用いられている。内視鏡は、その仕
様により様々な視野角があるが、一般的には広角であ
り、およそ100度から140度の視野角を有するもの
が主流である。一方、内視鏡の照明光学系に用いられる
ライトガイドは、NAがおよそ0.6前後のものが良く
使われる。これは画角にするとおよそ70度程度である
ため、内視鏡の視野角に対して照明光の照射角度のほう
が小さいことになる。そのため、多くの内視鏡にはライ
トガイドからの照明光の照射角度を広げるためにライト
ガイドの出射端面に様々な光学部材を配置している。
ライトガイドが広く用いられている。内視鏡は、その仕
様により様々な視野角があるが、一般的には広角であ
り、およそ100度から140度の視野角を有するもの
が主流である。一方、内視鏡の照明光学系に用いられる
ライトガイドは、NAがおよそ0.6前後のものが良く
使われる。これは画角にするとおよそ70度程度である
ため、内視鏡の視野角に対して照明光の照射角度のほう
が小さいことになる。そのため、多くの内視鏡にはライ
トガイドからの照明光の照射角度を広げるためにライト
ガイドの出射端面に様々な光学部材を配置している。
【0003】例えば、特開昭63−239415号公報
や特開平8−122661号公報には、照明光の照射角
度を広げる光学部材として凹レンズがライトガイドの出
射端に配置されている。また、特開平1−198717
号公報には、別の光学部材としてすりガラスが使用され
ている。さらに、特開昭55−136031号公報に
は、円柱レンズや球レンズをライトガイドの出射端面前
方に並べる光学系が開示されている。
や特開平8−122661号公報には、照明光の照射角
度を広げる光学部材として凹レンズがライトガイドの出
射端に配置されている。また、特開平1−198717
号公報には、別の光学部材としてすりガラスが使用され
ている。さらに、特開昭55−136031号公報に
は、円柱レンズや球レンズをライトガイドの出射端面前
方に並べる光学系が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−239415号公報や特開平8−122661号
公報における照明レンズは凹レンズであるため、レンズ
周辺部まで十分に光束を通過させるためにはレンズの厚
みを大きく取らなければならない。その結果、レンズの
外径が大きくなってしまい、内視鏡の細径化を阻んでい
た。更に、レンズの形状が円形もしくはそれに近い形に
限定されるため、ライトガイドの出射端面の形状もレン
ズにあわせて円形にせざるを得ない。このため、リング
状や三日月状の形状を有するライトガイドには、このよ
うな照明レンズを配置することが困難であった。
63−239415号公報や特開平8−122661号
公報における照明レンズは凹レンズであるため、レンズ
周辺部まで十分に光束を通過させるためにはレンズの厚
みを大きく取らなければならない。その結果、レンズの
外径が大きくなってしまい、内視鏡の細径化を阻んでい
た。更に、レンズの形状が円形もしくはそれに近い形に
限定されるため、ライトガイドの出射端面の形状もレン
ズにあわせて円形にせざるを得ない。このため、リング
状や三日月状の形状を有するライトガイドには、このよ
うな照明レンズを配置することが困難であった。
【0005】また、特開平1−198717号公報の方
法では、拡散により視野外を照明する光量が増え、逆に
視野内を照明する光量が減るという現象が生じ照明効率
の点で問題があった。
法では、拡散により視野外を照明する光量が増え、逆に
視野内を照明する光量が減るという現象が生じ照明効率
の点で問題があった。
【0006】また、特開平1−198717号公報の光
学系では、円柱レンズや球レンズはその屈折力が強すぎ
るため、特開平1−198717号公報と同じように視
野外を照明する光量が増えるという問題が生じる。さら
に、円柱レンズや球レンズの保持方法の問題や、円柱レ
ンズや球レンズの出射側(照明光が出射するレンズ面)
の形状が凹凸になっているため、液体やごみが付着しや
すく照明効率や配光特性を劣化させるという問題があっ
た。
学系では、円柱レンズや球レンズはその屈折力が強すぎ
るため、特開平1−198717号公報と同じように視
野外を照明する光量が増えるという問題が生じる。さら
に、円柱レンズや球レンズの保持方法の問題や、円柱レ
ンズや球レンズの出射側(照明光が出射するレンズ面)
の形状が凹凸になっているため、液体やごみが付着しや
すく照明効率や配光特性を劣化させるという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであり、視野内の照明効率を良好に保ったた
ままで、その外径がライトガイドや面発光光源などの照
明光源の外径とほぼ同程度まで細径化された照明光学系
を提供することを目的としている。また、円形形状はも
ちろん、その他様々な出射端面の形状を有するライトガ
イドや面発光光源に適用可能な照明光学系を提供するこ
とを目的としている。
されたものであり、視野内の照明効率を良好に保ったた
ままで、その外径がライトガイドや面発光光源などの照
明光源の外径とほぼ同程度まで細径化された照明光学系
を提供することを目的としている。また、円形形状はも
ちろん、その他様々な出射端面の形状を有するライトガ
イドや面発光光源に適用可能な照明光学系を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の照明光学系は、照明光を導光する
導光手段の出射端面に、微少形状を有し透明な多数の略
球状部材と、屈折率が空気よりも大きく前記略球状部材
とは異なる値を有し前記略球状部材を保持する透明媒質
とからなる光拡散部材を設けたことを特徴としている。
め、請求項1に記載の照明光学系は、照明光を導光する
導光手段の出射端面に、微少形状を有し透明な多数の略
球状部材と、屈折率が空気よりも大きく前記略球状部材
とは異なる値を有し前記略球状部材を保持する透明媒質
とからなる光拡散部材を設けたことを特徴としている。
【0009】このような構成により、ライトガイドや面
発光光源などの導光手段を出射した時の照明光の角度は
略球状部材と透明媒質で屈折されるため、照明光の広が
りが適度に押さえられ視野外に射出される照明光の割合
を減らすことができる。また、光拡散部材は微少な大き
さを有し透明な略球状部材の集合体であるため、光拡散
部材の厚みを薄くすることができる。また、この光拡散
部材をライトガイドの射出端面の直近に置けば、光拡散
部材ライトガイドの直径をほぼ同じにすることができる
ので内視鏡の細径化に大きく寄与する。また、同様の理
由から光拡散部材の形状も自由に成形することができ、
様々な形状を有するライトガイドへの使用が可能にな
る。
発光光源などの導光手段を出射した時の照明光の角度は
略球状部材と透明媒質で屈折されるため、照明光の広が
りが適度に押さえられ視野外に射出される照明光の割合
を減らすことができる。また、光拡散部材は微少な大き
さを有し透明な略球状部材の集合体であるため、光拡散
部材の厚みを薄くすることができる。また、この光拡散
部材をライトガイドの射出端面の直近に置けば、光拡散
部材ライトガイドの直径をほぼ同じにすることができる
ので内視鏡の細径化に大きく寄与する。また、同様の理
由から光拡散部材の形状も自由に成形することができ、
様々な形状を有するライトガイドへの使用が可能にな
る。
【0010】請求項2に記載の照明光学系は、前記透明
媒質の屈折率が前記略球状部材の屈折率よりも低いこと
を特徴としている。このような構成により、ライトガイ
ドを出射した照明光のうち、略球状部材に入射する照明
光の角度が大きくても全反射を起こすことがない。その
ため、全反射によって照明光が視野外に到達することを
防ぐことができる。
媒質の屈折率が前記略球状部材の屈折率よりも低いこと
を特徴としている。このような構成により、ライトガイ
ドを出射した照明光のうち、略球状部材に入射する照明
光の角度が大きくても全反射を起こすことがない。その
ため、全反射によって照明光が視野外に到達することを
防ぐことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態を図1乃
至図13に示す。図1は内視鏡システムの構成を示して
おり、生体内等の空洞内に挿入するための細い挿入部1
と操作部2及び接続部3より構成された内視鏡と、光源
4とライトガイドケーブル5とから構成されている内視
鏡照明装置とからなる。ライトガイドケーブル5の一方
は光源4に接続され、他方は内視鏡の接続部3に接続さ
れる。これによって、光源4からの光はライトガイドケ
ーブル5及び内視鏡内に配置されている図示しない導光
手段であるライトガイドによって挿入部1の先端まで伝
送される。
至図13に示す。図1は内視鏡システムの構成を示して
おり、生体内等の空洞内に挿入するための細い挿入部1
と操作部2及び接続部3より構成された内視鏡と、光源
4とライトガイドケーブル5とから構成されている内視
鏡照明装置とからなる。ライトガイドケーブル5の一方
は光源4に接続され、他方は内視鏡の接続部3に接続さ
れる。これによって、光源4からの光はライトガイドケ
ーブル5及び内視鏡内に配置されている図示しない導光
手段であるライトガイドによって挿入部1の先端まで伝
送される。
【0012】図2(A)、(B)は挿入部1の先端部分
の様子を示しており、観察光学系6と照明光学系7とが
配置され、前述のように光源4からの光は導光手段であ
るライトガイド8により伝送され照明光学系7を介して
観察対象物を照明する。照明された観察対象物の観察は
観察光学系6によって行われる。又、挿入部1には用途
によって処置具類を挿入できるように鉗子口9が設けら
れている。なお、10は挿入部外枠である。
の様子を示しており、観察光学系6と照明光学系7とが
配置され、前述のように光源4からの光は導光手段であ
るライトガイド8により伝送され照明光学系7を介して
観察対象物を照明する。照明された観察対象物の観察は
観察光学系6によって行われる。又、挿入部1には用途
によって処置具類を挿入できるように鉗子口9が設けら
れている。なお、10は挿入部外枠である。
【0013】図3は本実施の形態の照明光学系を詳細に
示した図である。挿入部1には照明光を導くライトガイ
ド8を配置するために、挿入部1の長手方向にライトガ
イド8の直径に合わせたライトガイド用の穴10aが挿
入部外枠10に形成されている。また、挿入部1の先端
面1aからは、後述するライトガイド口金11の外径に
合わせて、ライトガイド8よりも大きい直径で一定の深
さを有する、ライトガイド口金用の穴10bがライトガ
イド用の穴10aに続いて形成されている。
示した図である。挿入部1には照明光を導くライトガイ
ド8を配置するために、挿入部1の長手方向にライトガ
イド8の直径に合わせたライトガイド用の穴10aが挿
入部外枠10に形成されている。また、挿入部1の先端
面1aからは、後述するライトガイド口金11の外径に
合わせて、ライトガイド8よりも大きい直径で一定の深
さを有する、ライトガイド口金用の穴10bがライトガ
イド用の穴10aに続いて形成されている。
【0014】一方、ライトガイド8の出射端部8aには
ライトガイド口金11がライトガイド8の周囲に巻かれ
ている。前述のように、ライトガイド口金の外径11a
とライトガイド口金用の穴10bの直径とは等しくなっ
ているため、ライトガイド8を挿入部1に配置すると、
ライトガイド口金の端面11bが段差部分10cに突き
当たりライトガイド8の位置が決まる。なお、図3では
説明の都合上、ライトガイド口金11の外径11aと穴
10bの間、及びライトガイド口金の端面11bと段差
部分10cの間には隙間があるようになっているが、実
際にはほぼ一致している。
ライトガイド口金11がライトガイド8の周囲に巻かれ
ている。前述のように、ライトガイド口金の外径11a
とライトガイド口金用の穴10bの直径とは等しくなっ
ているため、ライトガイド8を挿入部1に配置すると、
ライトガイド口金の端面11bが段差部分10cに突き
当たりライトガイド8の位置が決まる。なお、図3では
説明の都合上、ライトガイド口金11の外径11aと穴
10bの間、及びライトガイド口金の端面11bと段差
部分10cの間には隙間があるようになっているが、実
際にはほぼ一致している。
【0015】また、ライトガイド口金11の長さは穴1
0bの深さよりも短くなっているため、ライトガイド8
の出射端面8bから先端面1aまでの間に空間が形成さ
れることになる。この空間には、板状の光拡散部材12
が配置されている。光拡散部材12は、透明で微少な大
きさを有する略球状部材13を多数有し、その周囲を透
明媒質14で包囲して略球状部材13を保持したもので
ある。ここで、略球状部材13は例えば球レンズが用い
られ、透明媒質14は透明な樹脂などが用いられる。
0bの深さよりも短くなっているため、ライトガイド8
の出射端面8bから先端面1aまでの間に空間が形成さ
れることになる。この空間には、板状の光拡散部材12
が配置されている。光拡散部材12は、透明で微少な大
きさを有する略球状部材13を多数有し、その周囲を透
明媒質14で包囲して略球状部材13を保持したもので
ある。ここで、略球状部材13は例えば球レンズが用い
られ、透明媒質14は透明な樹脂などが用いられる。
【0016】略球状部材13は、ライトガイド8の出射
端面8b上に密にアレイ状に配列されており、場合によ
っては2層もしくは3層などのように多層構造を有して
いる。また、隣り合う略球状部材13の空間は透明媒質
14で充填されており、透明媒質14によって各々の略
球状部材13の位置が固定され一つの板状の光拡散部材
12になっている。また、光拡散部材12の厚みは、ラ
イトガイド8の出射端面8bから先端面1aまでの距離
に等しくなっており、挿入部1の先端面1aの表面は凹
凸の少ない滑らかな平面となっている。
端面8b上に密にアレイ状に配列されており、場合によ
っては2層もしくは3層などのように多層構造を有して
いる。また、隣り合う略球状部材13の空間は透明媒質
14で充填されており、透明媒質14によって各々の略
球状部材13の位置が固定され一つの板状の光拡散部材
12になっている。また、光拡散部材12の厚みは、ラ
イトガイド8の出射端面8bから先端面1aまでの距離
に等しくなっており、挿入部1の先端面1aの表面は凹
凸の少ない滑らかな平面となっている。
【0017】光拡散部材12は、ライトガイド8の出射
端面8b上に略球状部材13をアレイ状に配列した後、
シリコン系やフッ素系の樹脂・接着剤などの透明媒質1
4を流し込み、その後加熱処理や紫外線照射によって透
明媒質14を硬化させることで容易に製作することがで
きる。この場合は、ライトガイド8と光拡散部材12は
一体形成されているが、光拡散部材12を単体で作製し
た後、片方の端面をライトガイド8の出射端面8bに接
触させるか接着剤によって接着しても良い。そのため、
一体形成の場合、略球状部材13はライトガイド8の射
出端面8bに接しているが、別成形の場合はわずかにラ
イトガイドの射出端面8bから離れていることになる。
端面8b上に略球状部材13をアレイ状に配列した後、
シリコン系やフッ素系の樹脂・接着剤などの透明媒質1
4を流し込み、その後加熱処理や紫外線照射によって透
明媒質14を硬化させることで容易に製作することがで
きる。この場合は、ライトガイド8と光拡散部材12は
一体形成されているが、光拡散部材12を単体で作製し
た後、片方の端面をライトガイド8の出射端面8bに接
触させるか接着剤によって接着しても良い。そのため、
一体形成の場合、略球状部材13はライトガイド8の射
出端面8bに接しているが、別成形の場合はわずかにラ
イトガイドの射出端面8bから離れていることになる。
【0018】次に、光拡散部材12の作用について図4
を用いて説明する。図4(A)は本実施の形態における
光拡散部材12の一部を拡大したもので、略球状部材1
3の周囲を透明媒質14で包囲し保持した場合における
照明光の屈折の様子を示しており、図4(B)は略球状
部材13の周囲が空気の場合における照明光の屈折の様
子を示している。ライトガイド8の出射端面8bから出
射された照明光は、ライトガイド8の開口数で決まる照
明光の出射角度(配光角)で出射するが、略球状部材1
3を包囲している透明媒質14に入射する時に屈折作用
によってライトガイド8の配向角よりも大きな角度で屈
折する。したがって、ライトガイド8のみの場合に比べ
てより広い範囲を照明することができる。ただし、透明
媒質14によって屈折する角度が抑えられているため、
空気の場合に比べると必要以上に大きく屈折されること
はない。
を用いて説明する。図4(A)は本実施の形態における
光拡散部材12の一部を拡大したもので、略球状部材1
3の周囲を透明媒質14で包囲し保持した場合における
照明光の屈折の様子を示しており、図4(B)は略球状
部材13の周囲が空気の場合における照明光の屈折の様
子を示している。ライトガイド8の出射端面8bから出
射された照明光は、ライトガイド8の開口数で決まる照
明光の出射角度(配光角)で出射するが、略球状部材1
3を包囲している透明媒質14に入射する時に屈折作用
によってライトガイド8の配向角よりも大きな角度で屈
折する。したがって、ライトガイド8のみの場合に比べ
てより広い範囲を照明することができる。ただし、透明
媒質14によって屈折する角度が抑えられているため、
空気の場合に比べると必要以上に大きく屈折されること
はない。
【0019】次に、照明光は略球状部材に入射するが、
この時、略球状部材13と透明媒質14の屈折率差によ
る屈折作用で、ライトガイド8の出射端面8bから出射
した時の角度よりもさらに大きく曲がる。このため、ラ
イトガイド8の開口数で決まる照明光の出射角度(配光
角)よりも大きな照明角度が得られる。
この時、略球状部材13と透明媒質14の屈折率差によ
る屈折作用で、ライトガイド8の出射端面8bから出射
した時の角度よりもさらに大きく曲がる。このため、ラ
イトガイド8の開口数で決まる照明光の出射角度(配光
角)よりも大きな照明角度が得られる。
【0020】略球状部材13内部を通過した照明光は再
び透明媒質14に向かって出射するが、略球状部材13
から直接空気中に出射する場合(図4(B))に比べる
と、略球状部材13と周囲の屈折率差が小さいため略球
状部材13の屈折力が弱まり、出射角度が小さく抑えら
れ必要以上に照明光は曲げられない。この結果、観察光
学系の視野外を照明する照明光の割合を減らすことがで
き、効率の高い照明が実現できる。
び透明媒質14に向かって出射するが、略球状部材13
から直接空気中に出射する場合(図4(B))に比べる
と、略球状部材13と周囲の屈折率差が小さいため略球
状部材13の屈折力が弱まり、出射角度が小さく抑えら
れ必要以上に照明光は曲げられない。この結果、観察光
学系の視野外を照明する照明光の割合を減らすことがで
き、効率の高い照明が実現できる。
【0021】光拡散部材12を構成する各部材の屈折率
は、略球状部材13は通常の光学材料の中から屈折率が
およそ1.5から2.0のものが用いられ、透明媒質1
4は、シリコン系やフッ素系の樹脂・接着剤で、屈折率
がおよそ1.3から1.6のものが用いられる。
は、略球状部材13は通常の光学材料の中から屈折率が
およそ1.5から2.0のものが用いられ、透明媒質1
4は、シリコン系やフッ素系の樹脂・接着剤で、屈折率
がおよそ1.3から1.6のものが用いられる。
【0022】略球状部材13と透明媒質14の屈折率
は、上記範囲から異なる屈折率の組み合わせが用いられ
る。ここで、略球状部材13の屈折率が透明媒質14の
屈折率より高い場合は正の屈折力になり、逆に低い場合
は負の屈折力になるが、何れの場合でもライトガイド8
の配光角よりも大きい角度で照明することができる。
は、上記範囲から異なる屈折率の組み合わせが用いられ
る。ここで、略球状部材13の屈折率が透明媒質14の
屈折率より高い場合は正の屈折力になり、逆に低い場合
は負の屈折力になるが、何れの場合でもライトガイド8
の配光角よりも大きい角度で照明することができる。
【0023】ただし、略球状部材13の屈折率が透明媒
質14の屈折率よりも低い場合、略球状部材13に入射
する照明光のうち入射角度が大きい照明光は全反射を起
こし、この全反射した光が観察光学系の視野外に達する
場合がある。また、略球状部材13の屈折率がおよそ
1.5から2.0の範囲であることを考慮すると、略球
状部材13の屈折率が透明媒質14の屈折率よりも低い
場合では、材料選択の幅が狭くなる。したがって、透明
媒質14の屈折率は略球状部材13の屈折率よりも低い
ほうが望ましい。
質14の屈折率よりも低い場合、略球状部材13に入射
する照明光のうち入射角度が大きい照明光は全反射を起
こし、この全反射した光が観察光学系の視野外に達する
場合がある。また、略球状部材13の屈折率がおよそ
1.5から2.0の範囲であることを考慮すると、略球
状部材13の屈折率が透明媒質14の屈折率よりも低い
場合では、材料選択の幅が狭くなる。したがって、透明
媒質14の屈折率は略球状部材13の屈折率よりも低い
ほうが望ましい。
【0024】略球状部材13として球レンズを用いた場
合、照明光の照射範囲はライトガイド8の開口数、球レ
ンズの屈折率、透明媒質の屈折率のみで決まり、球レン
ズの大きさには依存しないため任意の直径の球レンズを
選択することができる。一方、光拡散部材12の厚みは
球レンズの大きさに依存する。よって、直径の小さい球
レンズを選択することにより非常に厚みの薄い光拡散部
材12にすることができる。このように、本実施の形態
の照明光学系は、光拡散部材12という微少領域内にあ
る略球状部材13と透明媒質14の組み合わせによって
生じる複数回の屈折を利用し、小さい発散角の光を大き
な発散角に変換するとともに、所定の範囲において中心
部と周辺部の光量差が小さくなるような照明を実現して
いる。
合、照明光の照射範囲はライトガイド8の開口数、球レ
ンズの屈折率、透明媒質の屈折率のみで決まり、球レン
ズの大きさには依存しないため任意の直径の球レンズを
選択することができる。一方、光拡散部材12の厚みは
球レンズの大きさに依存する。よって、直径の小さい球
レンズを選択することにより非常に厚みの薄い光拡散部
材12にすることができる。このように、本実施の形態
の照明光学系は、光拡散部材12という微少領域内にあ
る略球状部材13と透明媒質14の組み合わせによって
生じる複数回の屈折を利用し、小さい発散角の光を大き
な発散角に変換するとともに、所定の範囲において中心
部と周辺部の光量差が小さくなるような照明を実現して
いる。
【0025】なお、現在、球レンズは数ミクロン程度の
大きさのものが製作されており、これらの球レンズを使
用するれば小型化の面で有利である。しかしながら、そ
れよりも大きい直径の球レンズ、例えば200ミクロン
程度の直径の球レンズを使用しても問題ない。すなわ
ち、光拡散部材13に使用された球レンズが200ミク
ロン程度の球レンズであっても、ライトガイド8にはラ
イトガイド口金11が付属しているので、光拡散部材1
2の外径をライトガイド口金11の外径とほぼ同じにす
れば、ライトガイド口金11の部分にも球レンズが配置
されることになる。このため、ライトガイド8の周辺部
から出射する照明光も、ライトガイド口金11の部分に
配置された球レンズによってけられることなく全て被写
体に向かって進む。したがって、が200ミクロン程度
の球レンズを使用したとしても、従来から用いられてい
る照明レンズに比べると光拡散部材12の外径を小さく
することができる。
大きさのものが製作されており、これらの球レンズを使
用するれば小型化の面で有利である。しかしながら、そ
れよりも大きい直径の球レンズ、例えば200ミクロン
程度の直径の球レンズを使用しても問題ない。すなわ
ち、光拡散部材13に使用された球レンズが200ミク
ロン程度の球レンズであっても、ライトガイド8にはラ
イトガイド口金11が付属しているので、光拡散部材1
2の外径をライトガイド口金11の外径とほぼ同じにす
れば、ライトガイド口金11の部分にも球レンズが配置
されることになる。このため、ライトガイド8の周辺部
から出射する照明光も、ライトガイド口金11の部分に
配置された球レンズによってけられることなく全て被写
体に向かって進む。したがって、が200ミクロン程度
の球レンズを使用したとしても、従来から用いられてい
る照明レンズに比べると光拡散部材12の外径を小さく
することができる。
【0026】以上のように、本実施の形態の照明光学系
は光拡散部材12を上記のように構成しているので、照
明光の広角化に伴う照明光学系の外径(直径、厚み)の
増大化という従来の問題を生じることなく、ライトガイ
ド8の配光角以上の広い範囲でなお且つ観察光学系の視
野に適した範囲を照明することができるようになる。ま
た、照明光学系の小型化によって内視鏡の挿入部の細径
化ができるため、体内に内視鏡を挿入する時の苦痛が低
減される点で効果がある。
は光拡散部材12を上記のように構成しているので、照
明光の広角化に伴う照明光学系の外径(直径、厚み)の
増大化という従来の問題を生じることなく、ライトガイ
ド8の配光角以上の広い範囲でなお且つ観察光学系の視
野に適した範囲を照明することができるようになる。ま
た、照明光学系の小型化によって内視鏡の挿入部の細径
化ができるため、体内に内視鏡を挿入する時の苦痛が低
減される点で効果がある。
【0027】本実施の形態では、略球状部材13を密に
アレイ状に配列しているが、その配列を図5に示すよう
に六方稠密状に配列することが望ましい。これは六方稠
密状に配列することによって、略球状部材13を通過す
るライトガイド8からの照明光の割合が増えるため、よ
り多くの照明光が屈折され配光角を効率よく広げること
ができるからである。図5において略球状部材13は互
いに接しているが、配光特性を劣化させない範囲であれ
ば互いに離して配置することもできる。
アレイ状に配列しているが、その配列を図5に示すよう
に六方稠密状に配列することが望ましい。これは六方稠
密状に配列することによって、略球状部材13を通過す
るライトガイド8からの照明光の割合が増えるため、よ
り多くの照明光が屈折され配光角を効率よく広げること
ができるからである。図5において略球状部材13は互
いに接しているが、配光特性を劣化させない範囲であれ
ば互いに離して配置することもできる。
【0028】また、略球状部材の配列を光軸方向に重ね
て多層配列にしても良い。図6は略球状部材を2層に配
列した様子を示すものである。略球状部材を2層に重ね
て配列することによって、第1層の略球状部材13で強
く屈折され過ぎた照明光を、第2層の略球状部材13’
によって逆方向に屈折させることもできるため、観察光
学系の視野外に達する照明光の割合を減少させ照明光を
高効率で広く配光することができる。また、第1層の略
球状部材13の隙間を抜ける照明光があったとしても、
第2層の略球状部材13’でも屈折することになるた
め、照明光を広く配光することができる。
て多層配列にしても良い。図6は略球状部材を2層に配
列した様子を示すものである。略球状部材を2層に重ね
て配列することによって、第1層の略球状部材13で強
く屈折され過ぎた照明光を、第2層の略球状部材13’
によって逆方向に屈折させることもできるため、観察光
学系の視野外に達する照明光の割合を減少させ照明光を
高効率で広く配光することができる。また、第1層の略
球状部材13の隙間を抜ける照明光があったとしても、
第2層の略球状部材13’でも屈折することになるた
め、照明光を広く配光することができる。
【0029】図7及び図8は、略球状部材を2層に配列
する場合の、各層の平面配列の様子を示したものであ
る。略球状部材13、13’を密に配列するためには、
前述のように六方稠密状に配列するのが良い。ただし、
図7のように各層を各々六方稠密に配列して2層にした
場合、各層の位置関係によっては隙間が発生し2層にし
た効果を十分に発揮することができないことがある。そ
のため、略球状部部材を2層に配列する際は、図8に示
すように各層の配列を四方稠密に配列し、第1層の隣り
合う略球状部材13によって生じる隙間の上に第2層の
略球状部材13‘が重なるように配置するのがより望ま
しい。図8のような配列であれば、第1層の略球状部材
13の隙間を抜けた照明光は必ず第2層の略球状部材1
3’を通過するため、略球状部材13及び略球状部材1
3’を通過しない照明光の割合が減少し、逆により多く
の照明光が屈折され照明光をより高効率で広く配光する
ことができる。
する場合の、各層の平面配列の様子を示したものであ
る。略球状部材13、13’を密に配列するためには、
前述のように六方稠密状に配列するのが良い。ただし、
図7のように各層を各々六方稠密に配列して2層にした
場合、各層の位置関係によっては隙間が発生し2層にし
た効果を十分に発揮することができないことがある。そ
のため、略球状部部材を2層に配列する際は、図8に示
すように各層の配列を四方稠密に配列し、第1層の隣り
合う略球状部材13によって生じる隙間の上に第2層の
略球状部材13‘が重なるように配置するのがより望ま
しい。図8のような配列であれば、第1層の略球状部材
13の隙間を抜けた照明光は必ず第2層の略球状部材1
3’を通過するため、略球状部材13及び略球状部材1
3’を通過しない照明光の割合が減少し、逆により多く
の照明光が屈折され照明光をより高効率で広く配光する
ことができる。
【0030】前述のように略球状部材13は透明媒質1
4によって包囲された状態で保持されているため、空気
中に略球状部材13を配置し保持する場合に比べて略球
状部材13の保持方法が容易である。また、略球状部材
13は透明媒質14で包囲され板状に形成されているた
め、光拡散部材12の表面は平らになっている。よっ
て、ごみや液体の付着や残留が少なく、たとえ付着して
も清掃が容易である。ただし、光拡散部材の表面は完全
に平面である必要はなく、図9に示すように、略球状部
材13のほとんどを透明媒質14で包囲し、略球状部材
13の表面を透明媒質14よりもわずかに突出させて光
拡散部材15としても良い。このような場合でも、略球
状部材13は透明媒質14で十分保持されており構造上
問題はなく、ごみの付着も少なくまた照明光の配光にも
支障をきたさない。
4によって包囲された状態で保持されているため、空気
中に略球状部材13を配置し保持する場合に比べて略球
状部材13の保持方法が容易である。また、略球状部材
13は透明媒質14で包囲され板状に形成されているた
め、光拡散部材12の表面は平らになっている。よっ
て、ごみや液体の付着や残留が少なく、たとえ付着して
も清掃が容易である。ただし、光拡散部材の表面は完全
に平面である必要はなく、図9に示すように、略球状部
材13のほとんどを透明媒質14で包囲し、略球状部材
13の表面を透明媒質14よりもわずかに突出させて光
拡散部材15としても良い。このような場合でも、略球
状部材13は透明媒質14で十分保持されており構造上
問題はなく、ごみの付着も少なくまた照明光の配光にも
支障をきたさない。
【0031】また、光拡散部材の形状については例えば
図10に示すように、光拡散部材16の表面をわずかに
湾曲した形状にしてもよい。このように湾曲させること
によって、湾曲面による屈折作用を利用して照明光の配
光を良くすることもできる。
図10に示すように、光拡散部材16の表面をわずかに
湾曲した形状にしてもよい。このように湾曲させること
によって、湾曲面による屈折作用を利用して照明光の配
光を良くすることもできる。
【0032】これまでの説明では、略球状部材は球レン
ズであったが、図11に示すように光拡散部材17を、
楕円状レンズ18と透明媒質14とで構成しても、球レ
ンズと同じように照明光の配光を良好にすることができ
る。
ズであったが、図11に示すように光拡散部材17を、
楕円状レンズ18と透明媒質14とで構成しても、球レ
ンズと同じように照明光の配光を良好にすることができ
る。
【0033】また、光拡散部材は微少な大きさの略球状
部材の集合体で構成されているため、光拡散部材を様々
な形状に成形することができる。そのため、従来の照明
用レンズが円形の断面形状のライトガイドにしか用いら
れなかったことに比べると、本実施の形態の光拡散部材
は、円形はもちろん、リング状、楕円状、三日月状等の
様々な断面形状のライトガイドに使用することができ
る。したがって、ライトガイド以外の導光手段、例えば
面発光光源を用いる場合でも、その発光面の形状に合わ
せて光拡散部材を容易に製作することができる。
部材の集合体で構成されているため、光拡散部材を様々
な形状に成形することができる。そのため、従来の照明
用レンズが円形の断面形状のライトガイドにしか用いら
れなかったことに比べると、本実施の形態の光拡散部材
は、円形はもちろん、リング状、楕円状、三日月状等の
様々な断面形状のライトガイドに使用することができ
る。したがって、ライトガイド以外の導光手段、例えば
面発光光源を用いる場合でも、その発光面の形状に合わ
せて光拡散部材を容易に製作することができる。
【0034】図12は硬性鏡の挿入部19の先端を示し
ている。硬性鏡では、観察光学系と照明光学系のみとい
うのが一般的な構成で、挿入部19は中心に観察光学系
20が配置されている。そのため、照明光学系21は観
察光学系20を取り巻くようにリング状になっており、
従来の照明レンズを配置することが困難であった。しか
しながら、本実施の形態の照明光学系に用いられる光拡
散部材であれば、ライトガイドに合わせて光拡散部材の
形状を形成することができるため、硬性鏡においても配
光角を効率よく広げることができる。なお、図12で
は、同じ直径の略球状部材22を用いてリング状の照明
光学系21を構成している。
ている。硬性鏡では、観察光学系と照明光学系のみとい
うのが一般的な構成で、挿入部19は中心に観察光学系
20が配置されている。そのため、照明光学系21は観
察光学系20を取り巻くようにリング状になっており、
従来の照明レンズを配置することが困難であった。しか
しながら、本実施の形態の照明光学系に用いられる光拡
散部材であれば、ライトガイドに合わせて光拡散部材の
形状を形成することができるため、硬性鏡においても配
光角を効率よく広げることができる。なお、図12で
は、同じ直径の略球状部材22を用いてリング状の照明
光学系21を構成している。
【0035】図13は、照明光学系23が楕円状の場合
を示したもので、同一直径の略球状部材のみを使用する
と周辺部で隙間が発生するため、直径の異なる略球状部
材24,25で照明光学系23の光拡散部材を構成し、
比較的大きい直径の略球状部材24の隙間を比較的小さ
い直径の略球状部材25で埋めるようにしている。
を示したもので、同一直径の略球状部材のみを使用する
と周辺部で隙間が発生するため、直径の異なる略球状部
材24,25で照明光学系23の光拡散部材を構成し、
比較的大きい直径の略球状部材24の隙間を比較的小さ
い直径の略球状部材25で埋めるようにしている。
【0036】以下、実施例に基づいてより具体的に説明
する。
する。
【0037】
【実施例】本発明の照明光学系による実施例を以下に示
す。なお各実施例では、直径30ミクロン、コア径27
ミクロンの単ファイバーを数百本束ね、外径が1ミリ前
後になっているライトガイドを使用している。また、各
実施例における配光特性を、図14及び図15に示す。
す。なお各実施例では、直径30ミクロン、コア径27
ミクロンの単ファイバーを数百本束ね、外径が1ミリ前
後になっているライトガイドを使用している。また、各
実施例における配光特性を、図14及び図15に示す。
【0038】
【第1実施例】本発明の第1実施例の照明光学系は、開
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径100ミクロン、屈折率1.51633の球
レンズを六方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質で
ある屈折率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。
この時の配光特性は図14に点線(1)で示されている。
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径100ミクロン、屈折率1.51633の球
レンズを六方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質で
ある屈折率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。
この時の配光特性は図14に点線(1)で示されている。
【0039】
【第2実施例】本発明の第2実施例の照明光学系は、開
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径100ミクロン、屈折率1.6の球レンズを
六方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質である屈折
率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。この時の
配光特性は図14に点線(2)で示されている。
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径100ミクロン、屈折率1.6の球レンズを
六方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質である屈折
率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。この時の
配光特性は図14に点線(2)で示されている。
【0040】
【第3実施例】本発明の第3実施例の照明光学系は、開
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径50ミクロン、屈折率1.7の球レンズを六
方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質である屈折率
1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。この時の配
光特性は図14に点線(3)で示されている。
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径50ミクロン、屈折率1.7の球レンズを六
方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質である屈折率
1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。この時の配
光特性は図14に点線(3)で示されている。
【0041】
【第4実施例】本発明の第4実施例の照明光学系は、開
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径50ミクロン、屈折率1.8の球レンズを六
方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質である屈折率
1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。この時の配
光特性は図14に一点鎖線(4)で示されている。
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径50ミクロン、屈折率1.8の球レンズを六
方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質である屈折率
1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。この時の配
光特性は図14に一点鎖線(4)で示されている。
【0042】
【第5実施例】本発明の第5実施例の照明光学系は、開
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径100ミクロン、屈折率1.51633の球
レンズを六方稠密に2層配列し、その周囲を透明媒質で
ある屈折率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。
この時の配光特性は図15に破線(5)で示されている。
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径100ミクロン、屈折率1.51633の球
レンズを六方稠密に2層配列し、その周囲を透明媒質で
ある屈折率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。
この時の配光特性は図15に破線(5)で示されている。
【0043】
【第6実施例】本発明の第6実施例の照明光学系は、開
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径100ミクロン、屈折率1.62004の球
レンズを六方稠密に2層配列し、その周囲を透明媒質で
ある屈折率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。
この時の配光特性は図15に破線(6)で示されている。
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径100ミクロン、屈折率1.62004の球
レンズを六方稠密に2層配列し、その周囲を透明媒質で
ある屈折率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。
この時の配光特性は図15に破線(6)で示されている。
【0044】
【第7実施例】本発明の第7実施例の照明光学系は、開
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径50ミクロン、屈折率1.698の球レンズ
を六方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質である屈
折率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。この時
の配光特性は図15に破線(7)で示されている。
口数0.66のライトガイド出射端面上に、略球状部材
として直径50ミクロン、屈折率1.698の球レンズ
を六方稠密に1層配列し、その周囲を透明媒質である屈
折率1.41のシリコン系透明樹脂で包囲した。この時
の配光特性は図15に破線(7)で示されている。
【0045】図14は第1実施例乃至第4実施例におけ
る配光特性であって、略球状部材を1層配列した場合で
ある。また、図15は第5実施例乃至第7実施例におけ
る配光特性を示しており、略球状部材を2層配列した場
合である。なお、図14、図15において、実線(0)は
ライトガイド単体での配光特性である。
る配光特性であって、略球状部材を1層配列した場合で
ある。また、図15は第5実施例乃至第7実施例におけ
る配光特性を示しており、略球状部材を2層配列した場
合である。なお、図14、図15において、実線(0)は
ライトガイド単体での配光特性である。
【0046】図14から明らかなように、本発明の実施
例では、実線(0)のライトガイド単体の場合に比べ、中
心付近の光量比は多少小さくなっている(相対的に暗く
なっている)が、角度の大きい領域においては光量比が
大きくなっており(相対的に明るくなっている)、観察
視野の周辺部の照明性能が向上していることが分かる。
また、図15においても同様な結果となっているが、特
に実施例7では、観察視野全域において光量比が大きく
なっており、全体的な照明性能が著しく向上しているこ
とが分かる。
例では、実線(0)のライトガイド単体の場合に比べ、中
心付近の光量比は多少小さくなっている(相対的に暗く
なっている)が、角度の大きい領域においては光量比が
大きくなっており(相対的に明るくなっている)、観察
視野の周辺部の照明性能が向上していることが分かる。
また、図15においても同様な結果となっているが、特
に実施例7では、観察視野全域において光量比が大きく
なっており、全体的な照明性能が著しく向上しているこ
とが分かる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の照明光学系は照
明光学系の外径を大きくすることなく、ライトガイドの
開口数で決まる照射範囲よりも広い範囲を観察光学系の
視野に合わせて効率よく照明することができる。また、
光拡散部材の形状を照明光学系の導光手段の形状に合わ
せて容易に製作することができるため、様々な外形形状
の照明光学系に使用することができる。
明光学系の外径を大きくすることなく、ライトガイドの
開口数で決まる照射範囲よりも広い範囲を観察光学系の
視野に合わせて効率よく照明することができる。また、
光拡散部材の形状を照明光学系の導光手段の形状に合わ
せて容易に製作することができるため、様々な外形形状
の照明光学系に使用することができる。
【図1】内視鏡の構成を示す図である。
【図2】内視鏡の挿入部の様子を示す図である。
【図3】照明光学系の様子を示す図である。
【図4】略球状部材の周囲が透明媒質で包囲されている
場合の照明光の様子を示す図(A)、及び略球状部材の
周囲が空気場合の照明光の様子を示す図(B)である。
場合の照明光の様子を示す図(A)、及び略球状部材の
周囲が空気場合の照明光の様子を示す図(B)である。
【図5】略球状部材を六方稠密状に配列した様子を示す
図である。
図である。
【図6】略球状部材を2層に配列した様子を示す図であ
る。
る。
【図7】略球状部材を六方稠密状に2層に配列した様子
を示す図である。
を示す図である。
【図8】略球状部材を四方稠密状に2層に配列した様子
を示す図である。
を示す図である。
【図9】光拡散板の表面がわずかに凹凸している様子を
示す図である。
示す図である。
【図10】光拡散板の表面がわずかに湾曲している様子
を示す図である。
を示す図である。
【図11】略球状部材として楕円状レンズを用いた場合
を示す図である。
を示す図である。
【図12】光拡散部材がリング状に形成されている様子
を示す図である。
を示す図である。
【図13】光拡散部材が楕円状に形成されている様子を
示す図である。
示す図である。
【図14】第1実施例乃至第4実施例の照明光学系の配
光特性を示す図である。
光特性を示す図である。
【図15】第5実施例乃至第7実施例の照明光学系の配
光特性を示す図である。
光特性を示す図である。
1 挿入部 1a 挿入部の先端面 2 操作部 3 接続部 4 光源 5 ライトガイドケーブル 6、20 観察光学系 7、21、23 照明光学系 8 ライトガイド 8a ライトガイドの先端部 8b ライトガイドの出射端面 9 鉗子口 10 挿入部外枠 10a ライトガイド用の穴 10b ライトガイド口金用の穴 10c 段差部分 11 ライトガイド口金 11a ライトガイド口金の外径 11b ライトガイド口金の端面 12、15、16、17 光拡散部材 13、13’、22,24,25 略球状部材 14 透明媒質 18 楕円状レンズ 19 硬性鏡の挿入部
Claims (9)
- 【請求項1】 照明光を導光する導光手段の出射端面
に、微少形状を有し透明な多数の略球状部材と、屈折率
が空気よりも大きく前記略球状部材とは異なる値を有し
前記略球状部材を保持する透明媒質とからなる光拡散部
材を設けたことを特徴とする照明光学系。 - 【請求項2】 前記透明媒質の屈折率が前記略球状部材
の屈折率よりも低いことを特徴とする、請求項1に記載
の照明光学系。 - 【請求項3】 前記略球状部材は、少なくとも一つの層
状に前記導光手段の出射端面に密に配置されていること
を特徴とする請求項1,2に記載の照明光学系。 - 【請求項4】 前記略球状部材は、前記導光手段の出射
端面上に密に配置された第1の層と、前記第1の層に重
なって密に配置された第2の層からなることを特徴とす
る請求項3に記載の照明光学系。 - 【請求項5】 前記導光手段の出射端面上に前記略球状
部材が密に配置された時の配置形状は、六方稠密である
ことを特徴とする請求項3、4に記載の照明光学系。 - 【請求項6】 前記略球状部材は球レンズであることを
特徴とする、請求項1、2、3に記載の発明 - 【請求項7】 前記球レンズはその外径が200μm以
下であることを特徴とする、請求項6に記載の照明光学
系。 - 【請求項8】 前記光拡散部材は板状であることを特徴
とする請求項1、2、3に記載の照明光学系。 - 【請求項9】 所定の範囲において中心部と周辺部の光
量差を減少させるように、微少領域における複数回の屈
折によって小さい発散角の光を大きな発散角に変換する
ことを特徴とする照明光学系。
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