JPH1151988A - 電子式電力量計 - Google Patents
電子式電力量計Info
- Publication number
- JPH1151988A JPH1151988A JP9212056A JP21205697A JPH1151988A JP H1151988 A JPH1151988 A JP H1151988A JP 9212056 A JP9212056 A JP 9212056A JP 21205697 A JP21205697 A JP 21205697A JP H1151988 A JPH1151988 A JP H1151988A
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- JP
- Japan
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- liquid crystal
- crystal display
- display
- polarizing plate
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、偏光板が直射日光等で変色、劣化
して表示内容が判読しにくくなった場合、表示手段を交
換するという繁雑な作業及び表示手段が接続されるプリ
ント配線板等の熱による劣化を回避することを目的とす
る。 【解決手段】 偏光板２ｂを備えた銘板２を有し、偏光
板２ｂを表示手段１の前面に位置させるように構成した
ことを特徴とする。
して表示内容が判読しにくくなった場合、表示手段を交
換するという繁雑な作業及び表示手段が接続されるプリ
ント配線板等の熱による劣化を回避することを目的とす
る。 【解決手段】 偏光板２ｂを備えた銘板２を有し、偏光
板２ｂを表示手段１の前面に位置させるように構成した
ことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式電力量計に
関し、特に電力量計量値等を表示する表示部の改良に関
する。
関し、特に電力量計量値等を表示する表示部の改良に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子式電力量計としては、例えば
図５乃至図７に示すようなものがある。電子式電力量計
は通常、屋外に設置されており、電力量計量値等を表示
する表示手段として液晶表示器が用いられている。図７
は、この液晶表示器３３の断面図である。対向した２枚
のガラス板６，７、その外側に配置された２枚の偏光板
８，３５、反射板９、複数の電極１０，１１，１２，
…、複数のコネクタピン２０，２１，…、液晶材３０及
びシール材３１で構成されている。図５及び図６は、上
記液晶表示器３３が実装された電子式電力量計の構造を
示している。液晶表示器３３はプリント配線板３に実装
され、複数のコネクタピン２０，２１，…は半田付けに
よりプリント配線板３に接続されている。３４は銘板で
あり、液晶表示器３３の大きさに対応した孔が開口され
ており、支持柱４，５により液晶表示器３３との位置関
係が決まり、図５に示すように、上記孔の部分から液晶
表示器３３の表示が見える構造になっている。
図５乃至図７に示すようなものがある。電子式電力量計
は通常、屋外に設置されており、電力量計量値等を表示
する表示手段として液晶表示器が用いられている。図７
は、この液晶表示器３３の断面図である。対向した２枚
のガラス板６，７、その外側に配置された２枚の偏光板
８，３５、反射板９、複数の電極１０，１１，１２，
…、複数のコネクタピン２０，２１，…、液晶材３０及
びシール材３１で構成されている。図５及び図６は、上
記液晶表示器３３が実装された電子式電力量計の構造を
示している。液晶表示器３３はプリント配線板３に実装
され、複数のコネクタピン２０，２１，…は半田付けに
よりプリント配線板３に接続されている。３４は銘板で
あり、液晶表示器３３の大きさに対応した孔が開口され
ており、支持柱４，５により液晶表示器３３との位置関
係が決まり、図５に示すように、上記孔の部分から液晶
表示器３３の表示が見える構造になっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電子式電力量計は屋外
に設置されて直射日光が当たるため、液晶表示器３３の
表面側の偏光板３５が変色、劣化し、液晶表示器３３の
表示が判読しにくくなる。電子式電力量計では検定終了
後等修理し再利用する場合、変色、劣化し、判読しにく
くなった液晶表示器３３を交換することになる。このと
き、プリント配線板３に接続されている複数のコネクタ
ピンとの半田を除去し、変色、劣化した液晶表示器３３
を取り外し、新しい液晶表示器を実装し、プリント配線
板３に半田付けにて接続するという複雑な作業が伴う。
また半田除去及び半田付け接続するとき、プリント配線
板３に熱を加えることにより、配線板のパターンはがれ
等、熱による劣化が発生し、電子式電力量計の品質を損
なうことになる。
に設置されて直射日光が当たるため、液晶表示器３３の
表面側の偏光板３５が変色、劣化し、液晶表示器３３の
表示が判読しにくくなる。電子式電力量計では検定終了
後等修理し再利用する場合、変色、劣化し、判読しにく
くなった液晶表示器３３を交換することになる。このと
き、プリント配線板３に接続されている複数のコネクタ
ピンとの半田を除去し、変色、劣化した液晶表示器３３
を取り外し、新しい液晶表示器を実装し、プリント配線
板３に半田付けにて接続するという複雑な作業が伴う。
また半田除去及び半田付け接続するとき、プリント配線
板３に熱を加えることにより、配線板のパターンはがれ
等、熱による劣化が発生し、電子式電力量計の品質を損
なうことになる。
【０００４】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
偏光板が直射日光等で変色、劣化して表示内容が判読し
にくくなった場合、計器内に配置された表示手段を交換
するという繁雑な作業及び表示手段が接続されるプリン
ト配線板等の熱による劣化を回避することができる電子
式電力量計を提供することを目的とする。
偏光板が直射日光等で変色、劣化して表示内容が判読し
にくくなった場合、計器内に配置された表示手段を交換
するという繁雑な作業及び表示手段が接続されるプリン
ト配線板等の熱による劣化を回避することができる電子
式電力量計を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、表示側の偏光板を持たない
液晶表示器と、該液晶表示器の前面に位置する偏光板が
設けられた銘板とを有し、前記偏光板を通して前記液晶
表示器の表示が行われるように構成してなることを要旨
とする。この構成により、銘板に設けられた偏光板と、
偏光板を持たない液晶表示器とが一体となって、電力量
計量値等の所要の表示が行われる。偏光板が直射日光等
で変色、劣化して表示内容が判読しにくくなった場合、
銘板を交換することで、液晶表示器の表示内容が元通り
に判読できるようになる。
に、請求項１記載の発明は、表示側の偏光板を持たない
液晶表示器と、該液晶表示器の前面に位置する偏光板が
設けられた銘板とを有し、前記偏光板を通して前記液晶
表示器の表示が行われるように構成してなることを要旨
とする。この構成により、銘板に設けられた偏光板と、
偏光板を持たない液晶表示器とが一体となって、電力量
計量値等の所要の表示が行われる。偏光板が直射日光等
で変色、劣化して表示内容が判読しにくくなった場合、
銘板を交換することで、液晶表示器の表示内容が元通り
に判読できるようになる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
乃至図４に基づいて説明する。なお、図２及び図３にお
いて前記図６及び図７における部材等と同一ないし均等
のものは、前記と同一符号を以って示し、重複した説明
を省略する。まず、電子式電力量計の構成を説明する
と、本実施の形態では、図３に示すように、電子式電力
量計を構成している液晶表示器１は、前記図７に示した
従来の電子式電力量計を構成している液晶表示器と比べ
ると、表面側の偏光板を具えていない。また、図４に示
すように、銘板２は、銘板本体２ａと、偏光板２ｂと、
その銘板本体２ａと偏光板２ｂとを接合している接着テ
ープ３２とで構成されており、偏光板２ｂは銘板本体２
ａの液晶表示器１の表示が位置する孔を覆うように接合
されている。図１及び図２において、液晶表示器１はプ
リント配線板３に実装され、複数のコネクタピン２０，
２１，…は半田付けによりプリント配線板３に接続され
ている。銘板２は支持柱４，５により液晶表示器１との
位置関係が決まり、図１に示すように、液晶表示器１の
表示が偏光板２ｂに覆われた銘板２の孔から見える構造
になっている。
乃至図４に基づいて説明する。なお、図２及び図３にお
いて前記図６及び図７における部材等と同一ないし均等
のものは、前記と同一符号を以って示し、重複した説明
を省略する。まず、電子式電力量計の構成を説明する
と、本実施の形態では、図３に示すように、電子式電力
量計を構成している液晶表示器１は、前記図７に示した
従来の電子式電力量計を構成している液晶表示器と比べ
ると、表面側の偏光板を具えていない。また、図４に示
すように、銘板２は、銘板本体２ａと、偏光板２ｂと、
その銘板本体２ａと偏光板２ｂとを接合している接着テ
ープ３２とで構成されており、偏光板２ｂは銘板本体２
ａの液晶表示器１の表示が位置する孔を覆うように接合
されている。図１及び図２において、液晶表示器１はプ
リント配線板３に実装され、複数のコネクタピン２０，
２１，…は半田付けによりプリント配線板３に接続され
ている。銘板２は支持柱４，５により液晶表示器１との
位置関係が決まり、図１に示すように、液晶表示器１の
表示が偏光板２ｂに覆われた銘板２の孔から見える構造
になっている。
【０００７】次に、上述のように構成された電子式電力
量計の作用を説明する。銘板２に設けられた偏光板２ｂ
と、表面側の偏光板を持たない液晶表示器１とが一体と
なって電力量計量値の表示が行われる。使用時間の経過
に伴って液晶表示器１の表面側の偏光板となる銘板２に
接合されている偏光板２ｂが直射日光等で変色、劣化
し、液晶表示器１の表示が判読できなくなった場合、銘
板２を交換するという容易な作業で液晶表示器１の表示
が判読できるようになる。
量計の作用を説明する。銘板２に設けられた偏光板２ｂ
と、表面側の偏光板を持たない液晶表示器１とが一体と
なって電力量計量値の表示が行われる。使用時間の経過
に伴って液晶表示器１の表面側の偏光板となる銘板２に
接合されている偏光板２ｂが直射日光等で変色、劣化
し、液晶表示器１の表示が判読できなくなった場合、銘
板２を交換するという容易な作業で液晶表示器１の表示
が判読できるようになる。
【０００８】上述したように、本実施の形態によれば、
電子式電力量計の液晶表示器１の表面側の偏光板となる
銘板２に備えられた偏光板２ｂが直射日光等で変色、劣
化し、液晶表示器１の表示が判読しにくくなった場合で
も、液晶表示器１を交換するという繁雑な作業及び液晶
表示器１の交換の際に発生するプリント配線板３の熱に
よる劣化を回避し、再び液晶表示器１の表示が判読でき
るようになる。
電子式電力量計の液晶表示器１の表面側の偏光板となる
銘板２に備えられた偏光板２ｂが直射日光等で変色、劣
化し、液晶表示器１の表示が判読しにくくなった場合で
も、液晶表示器１を交換するという繁雑な作業及び液晶
表示器１の交換の際に発生するプリント配線板３の熱に
よる劣化を回避し、再び液晶表示器１の表示が判読でき
るようになる。
【０００９】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で変形し
てもよい。
れるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲で変形し
てもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明によれば、表示側の偏光板を持たない液晶表示器と、
該液晶表示器の前面に位置する偏光板が設けられた銘板
とを有し、前記偏光板を通して前記液晶表示器の表示が
行われるようにしたため、偏光板が直射日光等で変色、
劣化して表示内容が判読しにくくなった場合、銘板を交
換することで、液晶表示器の表示内容が元通りに判読で
きるようになるので、計器内に配置された液晶表示器を
交換するという繁雑な作業及び液晶表示器を交換すると
きのプリント配線板等の熱による劣化を回避することが
できる。
明によれば、表示側の偏光板を持たない液晶表示器と、
該液晶表示器の前面に位置する偏光板が設けられた銘板
とを有し、前記偏光板を通して前記液晶表示器の表示が
行われるようにしたため、偏光板が直射日光等で変色、
劣化して表示内容が判読しにくくなった場合、銘板を交
換することで、液晶表示器の表示内容が元通りに判読で
きるようになるので、計器内に配置された液晶表示器を
交換するという繁雑な作業及び液晶表示器を交換すると
きのプリント配線板等の熱による劣化を回避することが
できる。
【図１】本発明に係る電子式電力量計の実施の形態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】上記実施の形態において液晶表示器が組み込ま
れた部分の断面図である。
れた部分の断面図である。
【図３】上記実施の形態における液晶表示器の断面図で
ある。
ある。
【図４】上記実施の形態における銘板の構成を示す平面
図である。
図である。
【図５】従来技術の電子式電力量計の正面図である。
【図６】上記従来技術において液晶表示器が組み込まれ
た部分の断面図である。
た部分の断面図である。
【図７】上記従来技術における液晶表示器の断面図であ
る。
る。
１ 液晶表示器 ２ 銘板 ２ａ 銘板本体 ２ｂ 偏光板 ３ プリント配線板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｇ０２Ｆ 1/13 ５０５ Ｇ０２Ｆ 1/13 ５０５
Claims (1)
- 【請求項１】 表示側の偏光板を持たない液晶表示器
と、該液晶表示器の前面に位置する偏光板が設けられた
銘板とを有し、前記偏光板を通して前記液晶表示器の表
示が行われるように構成してなることを特徴とする電子
式電力量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9212056A JPH1151988A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 電子式電力量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9212056A JPH1151988A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 電子式電力量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151988A true JPH1151988A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16616142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9212056A Withdrawn JPH1151988A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 電子式電力量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151988A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006023116A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Toshiba Corp | 電子式電力量計 |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP9212056A patent/JPH1151988A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006023116A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Toshiba Corp | 電子式電力量計 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050121 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050907 |