JPH11514147A - プラグ・ソケット装置のためのロック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 プラグ・ソケット装置のためのロック装置（４０）が、入江状部（６０）を有する少なくとも１つの脚部（５０）を有し、同入江状部（６０）が口（６２）及び閉鎖端（６４）を有し、前記プラグ・ソケット装置の軸部（２０）の１部分を収容するよう構成され、前記脚部（５０）に取付けられているか又は取付け可能である取付部材（３０）が設けられている。前記ロック装置（４０）は更に、前記取付部材（３０）の閉じ部分（３４）が前記軸部（２０）と前記入江状部（６０）の前記口（６２）との間で横に延びて同入江状部（６０）に到達して同入江状部（６０）を閉じるか、又は前記取付部材（３０）が前記入江状部（６０）の両側で前記脚部（５０）に取付けられているように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 プラグ・ソケット装置のためのロック装置 本発明はそれぞれ請求項１又は４の前提部に記載の、プラグ・ソケット装置(p lug-and-socket device)のためのロック装置(locking strap)と、請求項１２に 記載のコネクタとに関する。 ドイツ特許発明明細書（旧法）第３００７９７８号から公知の、プラグ・ソケ ット装置のためのロック装置は、入江状部を有する脚部を有し、同入江状部は口 及び閉鎖端を有し、前記プラグ・ソケット装置の軸部の１部分を収容でき、同ロ ック装置には取付部材が設けられ、同取付部材は前記脚部に取付け可能であり、 閉じ部分を有する。前記取付部材の閉じ部分は前記軸部と前記入江状部の口との 間で横切り方向に入江状部の全幅にわたって、入江状部を完全に閉じている。前 記取付部材は、前記脚部の前記入江状部を前記軸部の外側にスライドさせて嵌め 込むと初めて同脚部に取付けできる。 このタイプのロック装置はヨーロッパ特許出願公開明細書第０４０５１６８号 からも公知である。このものにおいては、抜け止めばねの形の取付部材が設けら れ、この取付部材はそれが製造される間にロック装置の脚部にしっかりと連結さ れる。同取付部材の一端はホルダの中に挿入され、他端にはＷ形ばねフォークが 設けられ、このフォークは組み付けハウジングの軸部を包囲することが可能であ り、この軸部は旋回軸として働く。 ドイツ特許発明明細書（旧法）第２６３２３３８号から多極電気コネクタのた めのハウジングハーフカバーが公知である。このコネクタはＵ形閉鎖装置（U-sh aped closing strap）を有し、この装置の２つの脚部はそれぞれ１つのおさえ込 み部分を有し、同おさえ込み部分はハウジングにおける軸部に沿ってスライド することができる。それぞれの軸部に対向する位置に長穴が形成され、同長穴は 前記Ｕ形閉鎖装置の旋回中心を形成する。それぞれの軸部を中心にして回転でき るようにＵ字形の閉鎖装置を保持して、Ｖ字形の湾曲ワイヤばねがそれぞれの横 部分の内側において旋回可能に取付けられている。この目的のために前記のＵ字 形の閉鎖装置の前記横部分における取付け点には、打抜き金属板製突起が設けら れ、この突起は、それぞれのワイヤばねにおいて曲げて形成された目を貫通し、 管状リベット方式でそれぞれのワイヤばねにリベット留めされている。 ドイツ特許発明明細書（旧法）第２９１４９２９号から電気コネクタのための 同様のロック装置が公知であり、このものにおいては、ばねの一端はフック状端 部として形成され、閉鎖装置の中にフック係合され、他端はばねの緊張状態の下 に軸部に接触している。この構造の場合にはワイヤばねを閉鎖装置に、例えばリ ベット留めにより取付けることは不要である。 いくつかの問題が従来のロック装置の場合に存在する。いくつかの場合には、 ロック装置は恒久的にプラグ・ソケット装置において組立てられ取付けられ、従 ってロック装置を交換したり、選択的にロック装置をプラグ・ソケット装置の２ つのハウジング（プラグハウジング又はソケットハウジング）のうちの１つに取 付けることは不可能である。ヨーロッパ特許出願公開明細書第０４０５１６８号 から公知のような交換可能なロック装置は時々、ロック装置をプラグ・ソケット 装置に高い信頼性で保持することができない。更に、ロック装置の製造はしばし ばコストが大きい、何故ならば、例えばロック装置は複雑な形状を有したり、大 きいゲージ（番手）であり従って加工困難なばねワイヤから成ったり、或は、ロ ック装置の脚部でコストのかかる方法で締結されなければならないからである。 本発明は、経済的に製造でき、プラグ・ソケット装置に容易に取付けられ、か つ、交換でき、プラグ・ソケット装置に高い信頼性をもって固定できるロック装 置を提供する目的をその基礎にしている。 本発明によりこの目的は、それぞれ請求項１又は４の特徴部分に記載の特徴に より達成される。 請求項１に記載の本発明の態様は、製造中に既にロック装置に取付けられるの ではなく、ロック装置がプラグ・ソケット装置に取付けられた後に初めてロック 装置に押し付けられる取付部材が使用されると、プラグ・ソケット装置へのロッ ク装置の高信頼性を伴う取付けが可能となるとの基本的知見を基礎にしている。 次いで取付部材が挿入され、これにより軸部をロック装置の脚部の入江状部又は 切欠き溝の中に高い信頼性を以て閉じ込めることができる。この文脈において「 閉じ」或は「閉じ込め」という用語は、脚部の入江状部が、軸部が入江状部の中 に押込まれるか又は入江状部から取外されるかと無関係に、軸部の貫通を完全に 防止されていることを意味する。 本発明のロック装置の構成では取付部材は、例えばヨーロッパ特許出願公開明 細書第０４０５１６８号に記載のばねフォークの場合とは異なり、プラグ・ソケ ット装置の軸部のためのスナップ機能或はスナップ止め保持機能を有することは 不要である。従ってロック装置が（例えば運送の間に）プラグ・ソケット装置か ら意図せずに外れるというリスクが無い。更に本質的に剛性の取付部材が、例え ばプラスチック射出成形された部品として特に経済的に製造されることが可能で ある。 取付部材は、好ましくは（例えばクリップ止めのような）適当な係合方法でロ ック装置の脚部に取付け可能であり、ロック装置が交換できるように取外し可能 である。取付部材は幾度か再使用可能であるか、又はロック装置を取外すために は破壊されなければならない使い捨て部品として設計されることが可能である。 好ましくはプラスチック材料から成る取付部材は好ましくはディスク状であり 、軸部の一部のための穴を有する。このように取付部材は閉じ機能だけを有する 必要はなく、軸部のためのベアリング（支承部材）としても働く。この場合、ロ ッ ク装置の脚部の入江状部は比較的大きい寸法公差を有することが可能である。こ のことにより、通常は金属から成る脚部の機械加工が容易になる。好ましくはプ ラスチック材料から成る取付部材は、例えば射出成形プロセスにより製造され、 従って取付部材は、所望の摩擦を伴って軸部を収容するために充分に小さい公差 が本来的に与えられる。 請求項４に記載の本発明の別の１つの態様は、取付部材がロック装置の脚部に おいて入江状部の片側だけでなく両側において締結されると、取付部材の製造及 びロック装置へのその取付けが簡単化されるとの基本的知見を基礎にしている。 本明細書において入江状部の「両側において」締結するとは、図７に示されてい る脚部の方向づけを基礎にして入江状部の右側及び左側に締結することを意味す る。 本発明のこの態様では取付部材は正確に位置決めされる必要がない。というよ りは、取付部材を２つの目状の端部分の中に比較的ルーズに引掛けるだけで充分 である。このことにより取付けが簡単化される。前述の、両側での取付けに起因 して取付部材は、特に強固なように寸法決めされる必要がなく、従って金属から でさえも経済的に製造されることが可能である。更に取付部材は（例えばヨーロ ッパ特許出願公開明細書第０４０５１６８号から公知のＷ形ばねフォークと異な り）「鋭角的な」曲げが比較的僅かしか必要でないか全く必要でない。 金属製止めばねとして形成されている取付部材は、好ましくは、入江状部に対 して横断方向に延びたばね部分、すなわち図７に示されている脚部の方向づけに おいてほぼ水平に配置されている部分を有する。このばね部分は、接触部分が入 江状部の方向に弾力性を有して軸部と接触するようにする。従って、軸部が入江 状部の中に弾性的に保持され、一方、接触部分は入江状部の閉鎖端から間隔を置 いて配置されなければならない。 好ましくはロック装置は、２つの共働するハウジングから成るプラグ・ソケッ ト装置に取付けられるように形成される。これらのハウジングのうちの１つが組 み付けハウジングであってよい。好ましくは同一の軸部が双方のハウジングに設 けられ、それぞれの軸部が選択的にロック装置のためのベアリングとして働くか 、又はハウジングを互いにロックするためにロック装置の止め開口或は同入江状 部に係合する止め部材として働く。この態様ではロック装置を選択的に２つのハ ウジングのうちの１つに取付けることが可能である。 次に本発明の２つの実施形態が、概略的な図面を参照しながら、より詳細に説 明される。 図１は第１の実施形態における、組立てられたロック装置を有する組み付けハ ウジング（mounting housing）の前面図、図２は組立てられていない状態での図 １のロック装置の脚部の前面図、図３は図１に示される取付部材を拡大して示す 前面図、図４は図３のＡ−Ａ断面を示す断面図、図５は前記の組立てられたロッ ク装置を有する、図１に示される組み付けハウジングの側面図、図６は本発明の 第２の実施形態による組立てられたロック装置を有する組み付けハウジングの側 面図、図７は本発明の第２の実施形態による２つのロック装置が取付けられてい る、図６の組み付けハウジングの前面図、図８は図７に示される取付部材を詳細 に示す前面図である。 本発明のロック装置のためのコネクタの、図１に示されている組み付けハウジ ング１０は下部フランジ１２を有し、同フランジ１２の中に設けられている取付 け穴１４を介してベース１６にねじで取付けられる。フランジ１２に対向して位 置する、組み付けハウジング１０の側面に、ゴムガスケット１８が設けられてい る。プラグインハウジング（plug-in housing。図示せず）が組み付けハウジン グ１０に取付けられ、ゴムガスケット１８により密封されている。 組み付けハウジング１０は軸部２０を有し、同軸部２０は、細いネック２２（ 図５）と太い円筒形ヘッド２４（図５）とを有するきのこ形の形状を有する。 プラスチック材料から成り図３及び図５に詳細に示されている取付部材３０は 、閉じ部分３４と中央穴３６とを有するディスク３２を有する。中央穴３６の直 径は軸部２０のヘッド２４（図５）の外径にほぼ等しい。ディスク３２から垂直 に突出している２つの湾曲壁が抜け止めフック３８として形成されている。取付 部材３０は色分けされてもよい。 ロック装置４０はハンドル部分７０を有し、同ハンドル部分７０は図１におい て図面に対して垂直方向で観察者から遠ざかるように延びており、ハンドル部分 ７０のそれぞれの端部にはそれぞれ１つの脚部５０がハンドル部分７０に対して 直角に設けられている。プラグインハウジング（図示せず）を組み付けハウジン グ１０に確実に保持するために、脚部５０にはおさえ込み部分５２、鼻状突部５ ４及び抜け止め開口５６が設けられている。プラグインハウジング（図示せず） の抜け止め部材は抜け止め開口５６に係合させられる。 脚部５０は更に、開放口６２と閉鎖端６４とを有する入江状部６０を有する。 入江状部６０は長穴の形状を有し、図２の実施形態ではほぼ１／４円の形状にな るように湾曲している。 入江状部６０の閉鎖端６４は半円形状を有し、前記ネック２２の外径にほぼ同 一の直径を有し、従って閉鎖端６４は部分的に軸部２０のための支承部材として 働く。閉鎖端６４の近傍に、かつ、入江状部６０の両側に２つのアーク状抜け止 め開口６６が設けられ、同開口６６の中に取付部材３０の抜け止めフック３８が 入る。 図５はロック装置４０と２つの脚部５０とを示し、脚部５０はそれぞれハンド ル部分７０のそれぞれの一端に設けられている。二つの脚部５０は互いに距離を 置き互いにほぼ平行に配置され、組み付けハウジング１０のそれぞれの側に位置 するそれぞれ１つの軸部２０に係合する。それぞれの脚部５０の入江状部６０は 当該軸部のネック２２を包囲し、一方、前記軸部２０のヘッド２４は当該取付部 材３０の穴３６の中に配置される。取付部材３０のディスク３２は脚部５０の１ つの側面に接触し、抜け止めフック３８は抜け止め開口６６を貫通して脚部５０ の他方の側に出て、この他方の側で抜け止め開口６６の背後で同開口６６に係合 する。 ロック装置４０を組み付けハウジング１０に取付けるために脚部５０はまず初 めに軸部２０の外側に脚部５０の入江状部６０を介して押し付けられ、その際、 入江状部６０はリンクガイドとして働く。次いで初めて、プラスチッククリップ として形成されている取付部材３０が脚部５０に取付けられる。取付部材３０の 閉じ部分３４が入江状部６０を閉じるので、ロック装置は組み付けハウジング１ ０から外れることが不可能となる。更に、取付部材３０の穴３６は、軸部２０の ヘッド２４のためのベアリングとして働く。取付部材３０のプラスチック材料が 軸部２０に密接し、ヘッド２４の周表面との充分な摩擦を提供するので、ロック 装置は容易に動かされることができ、緩すぎることもきつすぎることもなく嵌合 している。 前記プラグインハウジング（図示せず）は、同プラグインハウジングが組み付 けハウジング１０に、ロック装置４０（図１）を上方へ向かって旋回させて取付 けられた後にロックされる、すなわち、固定状態にされる。このことによりプラ グインハウジング（図示せず）の抜け止め部材（図示せず）はまず初めに脚部５ ０のおさえ込み部分５２に接触し、次いで、鼻状突部５４により形成されている スナップポイント（snap point）を越し、最後に抜け止め入江状部５６に係合す る。おさえ込み部分５２の湾曲した表面に起因して同プラグインハウジング（図 示せず）は、ロック装置４０の、上方への旋回運動の間に組み付けハウジング１ ０に向かって押される。ゴムガスケット１８の弾性効果によりロック装置４０は その係合位置にしっかりと座する。 ロック装置４０を取外すには、取付部材３０が、まず初めに取り外される。こ のことによってのみ、ロック装置４０が組み付けハウジング１０から取外しされ ることが可能となる。 図６ないし８に示された、本発明の第２の実施形態では、ロック装置４０の脚 部５０の入江状部６０は直線的な長穴として形成され、この長穴は口６２の領域 ほぼ直角方向に開いている。入江状部６０の、端部６４により終っている領域は 、適合するように、均一の内径を有する長穴として形成され、軸部２０のネック ２２のためのガイドとして働く。入江状部６０の両側（図７において右側及び左 側）において脚部５０はそれぞれ１つの取付けピン８０又は８２を有する。 この第２の実施形態では、図８に示されている取付部材３０は抜け止めばねと して形成され、例えば、円形断面を有するばね線材から曲げられて形成される。 取付部材３０は目状湾曲端部分９０を有し、同部分９０には図７の向きで見て、 ほぼ水平又は僅かに下方へ傾斜しているばね部分９２が後続する。ばね部分９２ に継続して、湾曲した抜け止め部分９４が抜け止め鼻状突部を形成し、この鼻状 突部は部分的に入江状部６０の中に突出している。１／４円に曲げられている部 分９６は、軸部２０のネック２２を約９０°にわたり包囲し、直線的であり下方 へ傾斜している接触部分９８に移行する。部分９８には、ほぼ鉛直に上に延びた 部分１００が後続し、同部分１００には目状湾曲端部分１０２が後続する。 前記取付部材３０の２つの部分９０及び１０２はそれぞれ、前記脚部５０の取 付けピン８０又は８２により取付けられ、同ピン８０及び８２はリベットとして 形成されている。 図７に示されているように、ロック装置４０が組み付けハウジング１０に取付 けられていることにより軸部２０の下側が接触部分９８に接触し、軸部２０は湾 曲部分９６により横方向で包囲され、抜け止め部分９４により上方から入江状部 ６０の中に係止される。プラグインハウジング（図示せず）を組み付けハウジン グ１０に載せてロックするに際し、ハンドル部分７０が図７において上方へ引張 られる。軸部２０が入江状部６０の閉鎖端６４に接触せず、接触部分９８に接触 するので、脚部５０の上方運動が可能であり、その際、取付部材３０の、入江状 部６０に対して横方向に延びたばね部分９２が主にばね作用を行う。 取付部材３０のばね力は、第一にロック装置４０が高い信頼性で（抜け止め部 分９４により形成されている抜け止め鼻状突部の作用により）軸部２０に保持さ れ、第二にロック装置４０が工具を用いずに取外し及び取換えされることが可能 であり、第三に前述のばね作用が、プラグインハウジング（図示せず）を組み付 けハウジング１０上に安全にロックすることを可能にするのに充分であるように 、選択される。従って、取付部材３０を取付けピン８０及び８２に、すなわち２ 箇所で支持することにより、過剰に強い抜け止めばねは、この目的のためには必 要でない。 最後に、図７から２つ（又は２つ以上）のロック装置４０が１つの単一プラグ ・ソケット装置に設けられることが可能であることがわかる。 本発明の、２つの図示されている前記実施形態は、組み合わせることができる 。なかんずく、入江状部の２つの形状のそれぞれは、取付部材３０の２つの形状 のそれぞれの場合に使用できる。本発明のロック装置は図示の２つの取付部材を 有することもあり、請求の範囲における２つの独立項の特徴を有する１つの取付 部材を有することもある。 本発明は、前記２種のロック装置のうちの１つを備えたコネクタにも関する。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベーレンス，シュテファン ドイツ連邦共和国、デー 71394 ケルネ ン・イー・エル、ウーラントシュトラーセ 11 (72)発明者 ツィンク，マルクス ドイツ連邦共和国、デー 70372 シュト ゥットガルト、ダイムラーシュトラーセ 18アー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 入江状部（６０）を有する少なくとも１つの脚部（５０）を具備した 、プラグ・ソケット装置のためのロック装置であって、 前記入江状部（６０）が口（６２）及び閉鎖端（６４）を有し、前記プラグ ・ソケット装置の軸部（２０）の１つの部分を収容するよう構成され、 取付部材（３０）が設けられ、前記取付部材（３０）が前記脚部（５０）に 取付け可能であり、閉じ部分（３４）を有し、 前記取付部材（３０）の前記閉じ部分（３４）が前記軸部（２０）と前記入 江状部（６０）の前記口（６２）との間で前記入江状部（６０）を横方向に越え て前記入江状部（６０）を完全に閉じ、 前記取付部材（３０）が、前記脚部（５０）の前記入江状部（６０）を前記 軸部（２０）の外側にスライドしてはめ込みすると初めて前記脚部（５０）に取 付けられるように構成されている、プラグ・ソケット装置のためのロック装置（ ４０）において、 前記取付部材（３０）がプラスチック材料から成り、 前記取付部材（３０）が抜け止めフック（３８）を有し、前記抜け止めフッ ク（３８）が前記脚部（５０）の抜け止め開口（６６）に係合し、 前記取付部材（３０）が、前記軸部（２０）の一部分を収容する中央穴（３ ６）を有するディスク状の形状を有することを特徴とする、プラグ・ソケット装 置のためのロック装置（４０）。 ２． 取付部材（３０）が外側から脚部（５０）に取付けられ得ることを特 徴とする、請求項１に記載の、プラグ・ソケット装置のためのロック装置（４０ ）。 ３． 前記軸部（２０）がネック（２２）及びこれより太いヘッド（２４） を有し、前記ネック（２２）が前記脚部（５０）の前記入江状部（６０）の中に 配置され、前記ヘッド（２４）が前記取付部材（３０）の前記中央穴（３６）の 中に配置されていることを特徴とする、請求項１に記載の、プラグ・ソケット装 置のためのロック装置（４０）。 ４． 入江状部（６０）を有する少なくとも１つの脚部（５０）を具備した 、プラグ・ソケット装置のためのロック装置であって、前記入江状部（６０）が 口（６２）及び閉鎖端（６４）を有し、前記プラグ・ソケット装置の軸部（２０ ）の１つの部分を収容するよう構成され、 取付部材（３０）が設けられ、前記取付部材（３０）が前記脚部（５０）に 取付けられ、前記取付部材（３０）が、前記軸部（２０）と前記入江状部（６０ ）の前記閉鎖端（６４）との間で前記入江状部（６０）を横方向に越えている接 触部分（９８）と、前記軸部（２０）と前記入江状部（６０）の前記口（６２） との間で前記入江状部（６０）の中に突出している抜け止め部分（９４）とを有 する、プラグ・ソケット装置のためのロック装置において、 前記取付部材（３０）が前記入江状部（６０）の両側で前記脚部（５０）に 締結されていることを特徴とする、プラグ・ソケット装置のためのロック装置（ ４０）。 ５． 前記取付部材（３０）が抜け止めばねとして形成されていることを特 徴とする、請求項４に記載の、プラグ・ソケット装置のためのロック装置（４０ ）。 ６． 前記取付部材（３０）が第１及び第２の目状端部分（９０，１０２） を有し、前記第１及び第２の目状端部分（９０，１０２）が前記入江状部（６０ ）の各側部でそれぞれ１つの取付けピン（８０，８２）に取付けられていること を特徴とする、請求項４又は５に記載の、プラグ・ソケット装置のためのロック 装置（４０）。 ７． 前記取付部材（３０）が、第１の端部分（９０）から横に延びて前記 入江状部（６０）に到達するばね部分（９２）と、第２の端部分（１０２）から ほぼ入江状部（６０）に向かって延びている部分（１００）とを有することを特 徴とする、請求項４ないし請求項６のうちのいずれかに記載の、プラグ・ソケッ ト装置のためのロック装置（４０）。 ８． 前記取付部材（３０）が、前記抜け止め部分（９４）と前記接触部分 （９８）との間に、前記軸部（２０）を約９０°にわたり包囲する湾曲部分（９ ６）を有することを特徴とする、請求項４ないし請求項７のうちのいずれかに記 載の、プラグ・ソケット装置のためのロック装置（４０）。 ９． 前記プラグ・ソケット装置が、前記軸部（２０）を有する組み付けハ ウジング（１０）と、前記脚部（５０）の抜け止め入江状部（５６）に係合でき る抜け止め部材を有するプラグインハウジングとを有することを特徴とする、請 求項１ないし請求項８のうちのいずれかに記載の、プラグ・ソケット装置のため のロック装置（４０）。 １０． 前記プラグインハウジングの前記抜け止め部材が前記組み付けハウジ ング（１０）の前記軸部（２０）に類似の形状に形成されていることを特徴とす る、請求項９に記載の、プラグ・ソケット装置のためのロック装置（４０）。 １１． 前記ロック装置（４０）がハンドル部分（７０）及び２つの脚部（５ ０）を有し、前記脚部（５０）が前記ハンドル部分（７０）の両端に前記ハンド ル部分（７０）に対してほぼ直角に取付けられていることを特徴とする、請求項 １ないし請求項１０のうちのいずれかに記載の、プラグ・ソケット装置のための ロック装置（４０）。 １２． 請求項１ないし請求項１１のうちの１つ又は複数の請求項に記載の特 徴を有するロック装置を備えたコネクタ。