JPH11514080A - 直線走査式高温スポット検出装置 - Google Patents

直線走査式高温スポット検出装置

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JPH11514080A
JPH11514080A JP10504233A JP50423398A JPH11514080A JP H11514080 A JPH11514080 A JP H11514080A JP 10504233 A JP10504233 A JP 10504233A JP 50423398 A JP50423398 A JP 50423398A JP H11514080 A JPH11514080 A JP H11514080A
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preheater
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JP10504233A
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タデック カシミール ブリジッタ
バリー エドワード キャンベル
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エービービー エア プレヒーター インコーポレイテッド
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F27/00Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F28F27/006Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus specially adapted for regenerative heat-exchange apparatus

Abstract

(57)【要約】 回転再生式空気予熱器(10)は、直線走査式高温スポット検出装置(38)を有する。この直線走査式高温スポット検出装置(38)は、ロータ(14)の空どうの中央部から外周部まで大体延びる直線レールアセンブリ(44)を有する。このレールアセンブリ(44)は、好適には、ふたつのキャリッジアセンブリ(54)を支持してその上を直線運動せしめる。空気予熱器(10)の外部壁に設けられた駆動機構(58)は、キャリッジ(54)をロータ(14)の空どうの中央部分と外周部分との間を往復運動させる。各キャリッジアセンブリ(54)は、空気予熱器ロータ(14)の高温スポットを検出する単一の赤外線センサアセンブリヘッド(66)を支持する。ふたつのキャリッジ(54)の直線往復運動は、回転する空気予熱器ロータ(14)のための完全な検出範囲を作る。

Description

【発明の詳細な説明】 直線走査式高温スポット検出装置 発明の背景 本発明は、回転再生式空気予熱器の高温スポットの検出に関する。より詳細に は、本発明は高温スポット検出を改善せしめる走査機構に関する。 回転再生式空気予熱器は、一般に、炉を出た煙道ガスからの熱を入来する燃焼 用空気に伝達するために用いられている。このような空気予熱器においては、火 災が多くの場合しばしば常温始動中または高温待機に続く始動中に発生する。こ れらの火災は、不燃焼により生じる燃料の不充分な燃焼のため又は煙道ガス中の 部分燃焼燃料が空気予熱器の熱伝達要素上に凝縮して堆積するため発生するもの である。すなわち、空気予熱器に入る温度が増大すると、堆積物は焼き付いて硬 いニス様物質を形成する。この焼き付きは205〜260℃(400〜500℃ )の温度範囲で生じ、上記の堆積物は温度が315〜350℃(600〜700 °F)の範囲に増大すると発火する。 この発火は通常堆積物の小さな区域で始まり、プラントオペレータは火災が発 生していることにしばしば気づかないものである。すなわち、発火の初期段階中 は外部的な兆候があらわれないものである。そして、堆積物は典型的にガス又は 空気の流れを制限し、その結果火災により発生した過剰の熱の少しが運ばれ去る 。更に、流体の下流混合は外部的な兆候を最小にし、火災の発生を気付かないま まとする。その上、発生した熱は火災場所における金属製の熱伝達要素により吸 収されてしまう。したがって、実際の温度増大は比較的ゆっくりである。もし高 温スポットを早く検出できる場合には、空気予熱器の熱伝達要素を発火温度以下 に冷たくするのに必要とされる水の量は多くならない。しかしながら、もし検出 が早くない場合には、空気予熱器の熱伝達要素表面は温度を金属それ自体が発火 する点まで増大し続けるであろう。これは約705℃(1300°F)で発生し 、それから温度はすぐに1650℃(3000°F)にまで急速に増大する。こ のような金属の火災は、持続し、温度を適度のレベルにまで降下するためには大 量の 水を必要とする。水以外の消火剤、例えば炭酸ガス及び同種のものはこのような 火災の場合には効力がないものである。なぜなら、水以外の消火剤は十分な冷却 効力に欠けるからである。 火災が発生するのを防止するために、過熱状態(高温スポット)を検出して警 報器を始動せしめる装置が開発されている。これらの検出装置は、好適には、赤 外線検出器又はセンサを使用する。なぜなら、赤外線センサは背景温度の小さな 変化に対しての応答時間及び感度が敏速であるからである。赤外線センサの感度 は調整可能であり、煙道ガス入口温度以上の95〜150℃(200〜300° F)の高温スポットが検出されたときに警報器を始動させるようにセットするこ とができる。 現在の高温スポット検出装置は、一般に、空気予熱器ロータの高温スポットを 監視するために多数の赤外線センサを有する。これらのセンサは、空気予熱器ロ ータの全体を横切る温度を測定するようにセンサを動かすセンサ駆動アセンブリ に取付けられている。このセンサ駆動アセンブリは、空気予熱器の中央部分から 外周部分にまで大体延びている。そして、複数の、典型的には2〜4個の等しい 間隔を置いたスイングアームが駆動アセンブリから延びている。赤外線センサは 、高温スポットを検出するために各スイングアームに取付けられている。スイン グアーム及びセンサの所要数は、一般に、空気予熱器の寸法に関係して直接変わ る。各スイングアームは、それぞれのセンサを約180°のアーチ通路に動かし 、これによりロータの半径の全範囲を得る。センサ及びセンサ駆動アセンブリ構 成部品(駆動モータ及びセンサ駆動アセンブリのポートを包含する)は、典型的 に、空気予熱器のコールドエンドセンターセクション側を通して設けられる。 センサ駆動アセンブリに必要とされる駆動機構、レバー、リンケージ及びスイ ングアームは空気予熱器の内部に相当大きな空間をとる。従来のセンサ駆動アセ ンブリに必要とされる空間は、例えば空気ダクト用のパイプブレースのような種 々の構造部材と干渋する。この干渋は、空気予熱器の熱伝達要素に関してのセン サの最適な間隔を小さくするものである。すなわち、センサを熱伝達要素(加熱 要素)に最も接近できる距離は、駆動機構が設けられるセンターセクションの高 さに依存して約30〜40インチ(約76〜102cm)である。 また、センサを支持して駆動するための駆動モータ、ホース及びポートは、空 気予熱器のセンターセクションに設けられている。しかし、これらの構成要素が センターセクションに設けられていることは、狭い作業条件を作り、センサ駆動 アセンブリ及びセンサヘッドを修理するときに困難をもたらすものである。 更に、現在の高温スポット検出装置は、幾つかの作動的欠点を有する。すなわ ち、センサのスイーピングアーチ軌道はロータ表面を横切って無駄な運動を生じ させる。その上、センサを全ロータ範囲にわたって動かすために必要とされる駆 動装置、リンケージ及びスイングアームの数が、現在の高温スポット検出装置の 信頼性の減少を導いている。 発明の概要 簡単に述べれば、本発明の直線走査式高温スポット検出装置はロータの空どう の中央部から外周部にまで大体延びている直線レールアセンブリを有する。この レールアセンブリは、好適には、その上を2つのキャリッジアセンブリを直線運 動させるように支持する。空気予熱器の外部壁に設けられている駆動機構は、こ れらのキャリッジアセンブリをロータ空どうの中央部分と外周部分との間で往復 運動させる。各キャリッジアセンブリは、空気予熱器のロータの高温スポットを 検出するための単一の赤外線センサアセンブリを支持する。2つのキャリッジア センブリの直線往復運動は、回転している空気予熱器のロータのための完全な検 出範囲を作る。 本発明の直線走査式高温スポット検出装置は、空気予熱器の全体寸法の完全な 走査範囲のために2つのみのセンサアセンブリを必要とするだけである。そして 、レールアセンブリの長さを変えることにより、追加の又は異なるセンサアセン ブリ又は駆動装置部品を必要とすることなしに、検出装置を異なる寸法の空気予 熱器に用いることができる。本発明の高温スポット検出装置は、必要とされる機 械部品を簡単にし、それ故コストを減少せしめると共に検出装置の信頼性を増大 せしめるものである。 駆動モータと、減速機と、水、空気及び電気接続用ポートと、他の構成部品と は、空気予熱器のケーシングの外部に設けられている。このように構成部品を外 部に設けることで、すべてのメンテナンスを空気予熱器の外側で改善された安全 な作業環境の中で行うことができる。したがって、直線走査式高温スポット検出 装置の保守及び修繕は簡単とされる。 更に他の改善として、走査ヘッドは、駆動アセンブリの低プロフィルによって 高温スポット検出を改善するために空気予熱器の熱伝達要素に接近して設けられ ている。レールアセンブリ及び駆動機構は、ケーシングの内部に大体水平の方位 を有し、高温スポット検出装置の高さを減少せしめる。そして、たとえば駆動ア センブリのような垂直の方位の構成部品は、ケーシングの外側に設けられている 。 作用において、本発明の高温スポット検出装置の往復直線運動は、従来の高温 スポット検出装置と比較してロータ表面にわたっての走査ヘッドの無駄な運動を 減少せしめる。 本発明の目的は、複雑さが少なくかつ信頼性が高い高温スポット検出装置を提 供することにある。 本発明の他の目的は、空気予熱器の外側からメンテナンスをすることができる 高温スポット検出装置を提供することにある。 本発明の更に他の目的は、高温スポットの検出を改善するために空気予熱器の 熱伝達要素により接近して設けることができる高温スポット検出装置を提供する ことにある。 本発明の更に他の目的は、高温スポットを検出するために必要とされる走査ヘ ッドの数が減少される高温スポット検出装置を提供することにある。 本発明の更に他の目的は、異なる直径の空気予熱器に広く適用できる高温スポ ット検出装置を提供することにある。 本発明の上記及び他の目的は、以下に述べる説明及び添付図面から容易に明ら かになるであろう。 図1は、本発明の直線走査式高温スポット検出装置を用いている空気予熱器の 概略側面断面図である。 図2は、図1の直線走査式高温スポット検出装置の一部断面平面図であって、 一部分が想像線で示されている。 図3は、図2の直線走査式高温スポット検出装置の線3−3に沿う一部断面端 面図である。 図4は、図2の直線走査式高温スポット検出装置の線4−4に沿う側面図であ って、一部分が想像線で示されている。 図5は、図2の直線走査式高温スポット検出装置の線5−5に沿う端面図であ って、一部分が想像線で示されている。 図6は、図2のキャリッジ、検出器ヘッド及びレールの線6−6に沿う拡大部 分側面図であって、一部分が想像線で示されている。 図7は、図5の駆動スプロケットアセンブリの線7−7に沿う拡大部分断面図 であって、一部分が切断して示されている。 図8は、図2のレール装置の内方端の拡大部分平面図であって、一部分が切断 して示されている。 好適な実施例の説明 回転再生式空気予熱器は符号10により総括的に示されている。空気予熱器1 0は、内部ケーシング容積13と外部表面21とを画成する円筒形のハウジング 又はケーシング12を有する。ロータ14は、ケーシング12内に回転可能に設 けられている。ロータ14は、通常の熱伝達用熱交換要素を有する(図1参照) 。ロータ14は、更に、ロータ14を回転のために支持するシャフト18を有す る。このシャフト18は、ホットエンドセンターセクション31及びコールドエ ンドセンターセクション33を通して延びている。 ケーシング12は、更に、煙道ガス入口ダクト20、煙道ガス出口ダクト22 、空気入口ダクト24及び空気出口ダクト26を画成する。ブレース50は、ケ ーシング12の構造的支持を増強するために、入口及び出口ダクト20、22、 24、26を横切って設けられている(図2参照)。セクタ板28及び30は、 ロータ14の上面及び下面に隣接してケーシング12を横切って延び、空気予熱 器10を空気側11と煙道ガス側15とに分割する。図1の矢印は、空気予熱器 10を通過する空気及び煙道ガスの流れの方向を示す。煙道ガス入口ダクト20 を通して入る高温の煙道ガスは、ロータ14が連続して回転するにつれて熱を空 気予熱器内の熱交換要素に伝達する。この加熱された空気予熱器内の熱交換要素 は、それから、空気予熱器10の空気側11内へ回転し、ここで熱が空気入口の ダクト24を通して入ってきた燃焼用空気の流れに伝達される。 直線走査式高温スポット検出装置38は、ケーシング12の空気入口ダクト2 4内に設けられている(図1参照)。この直線走査式高温スポット検出装置38 は、好適には、空気予熱器のロータ14の高温スポットを検出するために空気入 口ダクト24でロータ14の下に設けられる。検出装置38は、ケーシング12 の中心部とケーシング12の外周部との間に大体延びている。直線走査式高温ス ポット検出装置38は、空気入口ダクト24でケーシング12を横切って半径方 向及び水平方向に大体延びている直線レールアセンブリ44を有する。このレー ルアセンブリ44の内方端46は、ケーシング12の中心部に大体接近してケー シング12に取付けられている(図2参照)。一方、レールアセンブリ44の外 方端48は、ケーシング12の外周部でケーシング12に取付けられている。な お、検出装置38は高温スポットの検出のために入口又は出口ダクト20、22 、24、26のいずれかに設けることができることを認識すべきである。 レールアセンブリ44は、一対のキャリッジ54を支持するための一対の平行 に間隔を置いて離れている直線レール52を有する(図3及び図6参照)。これ らのレール52は、ケーシング12に設けられていると共に、空気予熱器のセン ターセクションの近くに取付けられている。レール52は、更に、レール52及 びブレース50に固定したブラケット49により支持することができる。各レー ル52は、大体“I”形の断面を有する。各レール52の上方フランジ39及び 下方フランジ40は、外側レール閉口53及び内側レール開口55を画成する。 キャリッジ54は、上方フランジ39を越えてレール開口53、55の正面に延 びるU形のキャリッジフレーム36を有する。ひとつのキャリッジ54は、ひと つのレール12に移動可能に取付けられている。キャリッジ54は、上方フラン ジ39を越えてレール開口53、55の正面に延びるU形のキャリッジフレーム 36を有する。このキャリッジフレーム36に回転可能に取付けた複数対のフラ ンジ付きキャリッジホイール41は、レール52のレール開口53、55の内側 で下方フランジ40に回転可能に係合する。各キャリッジフレーム36に同様に 回転可能に取付けた一対のロータ45は、各下方フランジ40の下面に回転可能 に係合し、レール52上のなめらかな直線運動のためにキャリッジフレーム36 をレール52上に維持する。レール52は、長手方向軸線A及びこの長手方向軸 線Aに大体直角の横軸線Bを画成する。高温スポット検出装置38は、長手方向 動線Aを横切って大体対称である。 駆動アセンブリ58は、キャリッジ54をレール52に沿って対向する直線往 復運動で動かす。この駆動アセンブリ58は、各レール52の内側レール開口5 5に沿って延びていると共にねじ切りした調節可能なチェーンマウント42によ り各キャリッジフレーム36に取付けられている単一のチェーン57を有する( 図6参照)。ワイヤケーブル又はロープ56は、各レールの内側レール開口55 に沿って延びていると共に、ねじ切りした調節可能なロープマウント37により 各キャリッジに取付けられている(図6参照)。チェーン57、ワイヤロープ5 6及びキャリッジ54は、したがって、連続ループを画成する。単一のチェーン 57は、駆動されると、両キャリッジ54をレールアセンブリ44上で長手方向 軸線Aに沿って対向する方向に同時に動かす。一対のプーリホイール59は、レ ールアセンブリ44の内方端46でプーリマウント51に回転可能に取付けられ 、ワイヤロープ56を一方のレール52の内側レール閉口53から他方のレール 52の内側レール開口53へ案内する(図8参照)。 レールアセンブリ44の外方端48で、チェーン57は、ケーシング12に再 び入る前にケーシング12及びこのケーシング12の外部表面21に取付けられ ている駆動アセンブリ58を通過する。この駆動アセンブリ58は、チェーン5 7をレール52の内側レール開口53に案内するための一対のアイドラスプロケ ット61を有する。これらのアイドラスプロケットは、レールアセンブリ48の 外方端48及びケーシング12に固定されているスプロケットマウント47に回 転自在に取付けられている(図7参照)。ワイヤロープ56のターンバックル3 7は、ワイヤロープ56及びチェーン57の十分な引張りを維持するように回転 可能に調整され、それ故チェーン57及びワイヤロープ56がレール52のフラ ンジ39、40上にたれたり、こするのを防止する(図6参照)。 回転可能な駆動スプロケット63は、チェーン57に係合し、チェーン57及 びそれ故キャリッジ54をレールアセンブリ44上で動かす。二段減速装置62 を通して作動する可逆モータ60は、交互回転運動で駆動シャフト65を介して 駆動スプロケット63を駆動する。したがって、一対のキャリッジ54は対向 する直線方向に進み、一方のキャリッジ54がレールアセンブリ44の内方端4 6であるときには、他方のキャリッジ54はレールアセンブリ44の外方端48 である。駆動スプロケット63は、ケーシング12の外部に取付けられている駆 動ハウジング69内に設けられている。駆動シャフト65は、この駆動ハウジン グ69を通して延びて、駆動スプロケット63を回転せしめる。四カムリミット スイッチ64は、キャリッジ位置に基づいて人為的にセットされて、モータ60 の逆転を制御し、一対のキャリッジ54の連続して対向する直線往復運動を生じ させる(図5参照)。 作用において、モータ60による駆動スプロケット63の回転は、チェーン5 7の一端を引張り、それ故一方のキャリッジ54をレールアセンブリ44の外方 端44に向かって引張る。このチェーン57の引張りは、上記一方のキャリッジ 54を通してワイヤロープ56に伝達され、プーリ59を回転させて、他方のキ ャリッジ54をレールアセンブリ44の内方端46に向かって引張る。駆動スプ ロケット63の回転の逆転は、チェーンの他端を引張り、それ故上記他方のキャ リッジ54をレールアセンブリ44の外方端48に向かって及び上記一方のキャ リッジ54をレールアセンブリ44の内方端46に向かって引張る。 各キャリッジ54には、センサアセンブリ66が取付けられている。これらの センサアセンブリ66は、好適には、空気予熱器のロータ14の高温スポットを 検出するための赤外線センサを用いる。しかし、センサアセンブリ66は、選択 的に、ロータ14の熱差を検出するために熱電対、種々のサーミスタ及び紫外線 検出器を用いることができる。各センサアセンブリ66は、好適には、レール5 2上のキャリッジ54及びセンサアセンブリ66の均衡運動を改善するためにそ れぞれのレール52及びそれぞれのキャリッジフレーム36上に中心を置かれる 。 一組の水、空気及び電気ケーブル67は各センサアセンブリ66に接続され、 センサアセンブリ66からセンサディスプレイ(図示せず)への信号の伝送を許 す。各組のケーブル67は、ケーシング12のケーブルポート68を通して空気 予熱器10に入る。これらの各組の空気、水及び電気ケーブル67は、レールア センブリ44の下に設けられている傾斜した剛性ケーブルハウジング70を通し て延びている。この剛性ケーブルハウジングは、レールアセンブリ44の長さの ほぼ半分であり、レールアセンブリ44のほぼ中間部に固定されているケーブル マウント75で終わっている。各組のケーブル67は、それから、別個のフレキ シブルなセグメントケーブルハウジング72を通して連続して延びる。このフレ キシブルなセグメントケーブルハウジング72は、その一端でケーブルマウント 75にまたその他端でキャリッジ54のひとつに取付けられている。そして、こ のフレキシブルなセグメントケーブルハウジング72は、キャリッジ54がレー ルアセンブリ44に沿って動くときにレール52間に移動U形通路を画成する。 レール52間に取付けられて各レール52の下方フランジ40からの大体U形の ケーブルトレー71は、フレキシブルなケーブルハウジング72を垂直に支持す る。このケーブルトレー71は、キャリッジ54がレール52に沿って動くとき にフレキシブルなケーブルハウジング72をレール52に平行関係に維持するた めの長手方向ケーブルガイド73を有する(図3参照)。 アクセスポート24は、各キャリッジ54及びセンサアセンブリ66に接近し て保守及び修繕するためにケーシング12に形成されている。各アクセスポート 74は、キャリッジ54のひとつの走行通路と大体整列して設けられている。そ して、ポートカバー80は各アクセスポート74に密封係合し、空気予熱器10 の作動中ケーシング12を密封する。フランジ76は、各キャリッジ54から延 び、それぞれのキャリッジ54がレールアセンブリ44の外方端48で運動制限 されているときに各アクセスポート74の内側のガスケット78に密封係合する 。キャリッジ54が運動制限されているときに、キャリッジ54上のセンサ66 はアクセスポート74内に延びている。ポートカバー80は、それから、センサ の保守及び修繕のために取り除くことができる。 作用において、ロータ14の回転運動と結合する直線走査式高温スポット検出 装置38の対向する直線往復運動は、空気予熱器ロータ14の高温スポット検出 範囲の完全な走査を生じさせる。検出装置38の低プロフィルは、高温スポット 検出の改善のために検出装置38をロータ14から及び空気入口ダクト24を支 持するブレース50の上方に約21インチ(53.34cm)に最適に設けるこ とを許容する。 以上本発明の好適な実施例について詳細に説明してきたけれども、当業者であ れば上記実施例に対して多くの変形及び変更をできることを容易に認識すべきで ある。したがって、次の請求の範囲は本発明の精神及び範囲内にあるすべての及 びいかなる変形をも包含するとされている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年6月26日 【補正内容】 の水を必要とする。水以外の消化剤、例えば炭酸ガス及び同種のものはこのよう な火災の場合には効力がないものである。なぜなら、水以外の消化剤は十分な冷 却効力に欠けるからである。 火災が発生するのを防止するために、過熱状態(高温スポット)を検出して警 報器を始動せしめる装置が開発されている。これらの検出装置は、好適には、赤 外線検出器又はセンサを使用する。なぜなら、赤外線センサは背景温度の小さな 変化に対しての応答時間及び感度が敏速であるからである。赤外線センサの感度 は調整可能であり、煙道ガス入口温度以上の95〜150℃(200〜300° F)の高温スポットが検出されたときに警報器を始動させるようにセットするこ とができる。 空気予熱器ロータの“高温スポット”を検出するために、非移動検出器を用い る装置が提案されている。その一例が、ウイッソン等に対して特許が付与された 米国特許第3,730,259号に開示されている。この例においては、検出器 36がその上にリフレクタ38により反射された赤外線を検出する。このリフレ クタ38は、回転式熱交換器の端に隣接するダクト28内に設けられていると共 に検出器36と整列され、それから発せられる赤外線を熱交換器の本体内に反射 させる。そして、熱交換器の本体内の“高温スポット”が赤外線をリフレクタ3 8によって検出器38に反射せしめ、これにより高温スポットが検出される。 他の装置、すなわち、高温環境(この中で例えば“高温スポット”のようなこ とに関連する温度が検出される)に関して動くことができる検出器を用いる装置 が提案されている。日本の特許公報JP−A−62 030914は、レールに 設けられて高温環境内をレールに沿って走行する検査キャリッジ8を開示してい る。そして、このキャリッジ8に設けられている温度センサ23及び他のセンサ が高温環境の外側のコンピュータ及び他の装置と連絡している。 日本の特許公報JP−A−02 170025は、空気予熱器1に連通するダ クト6に出し入れ可能なパイプ24を開示している。赤外線検出器25は、この パイプ24内に収容されて、パイプによりダクト6内の位置に動かされ、この位 置で赤外線検出器が温度を監視することができる。そして、ケーブル36が赤外 線検出器25から延びて、赤外線検出器からの温度信号をパイプ24の外側の装 置に伝送する。 現在の高温スポット検出装置は、一般に、空気予熱器ロータの高温スポットを 環視するために多数の赤外線センサを有する。これらのセンサは、空気予熱器ロ ータの全体を横切る温度を測定するようにセンサを動かすセンサ駆動アセンブリ に取付けられている。このセンサ駆動アセンブリは、空気予熱器の中央部分から 外周部分にまで大体延びている。そして、複数の、典型的な2〜4個の等しい間 隔を置いたスイングアームが駆動アセンブリから延びている。赤外線センサは、 高温スポットを検出するために各スイングアームに取付けられている。スイング アーム及びセンサの所要数は、一般に、空気予熱器の寸法に関係して直接変わる 。各スイングアームは、それぞれのセンサを約180°のアーチ通路に動かし、 これによりロータの半径の全範囲を得る。センサ及びセンサ駆動アセンブリ構成 部品(駆動モータ及びセンサ駆動アセンブリのオポートを包含する)は、典型的 に、空気予熱器のコールドエンドセンターセクション側を通して設けられる。 センサ駆動アセンブリに必要とされる駆動機構、レバー、リンケージ及びスイ ングアームは空気予熱器の内部に相当大きな空間をとる。従来のセンサ駆動アセ ンブリに必要とされる空間は、例えば空気ダクト用のパイプグレースのような種 々の構造部材と干渋する。この干渋は、空気予熱器の熱伝達要素に関してのセン サの最適な間隔を小さくするものである。すなわち、センサを熱伝達要素(加熱 要素)に最も接近できる距離は、駆動機構が設けられるセンターセクションの高 さに依存して約30〜40インチ(約76〜102cm)である。 請求の範囲 18 回転再生式予熱器に(10)おいて、 内部ケーシング容積(13)と外部表面(21)とを画成し、前記内部ケーシ ング容積(13)が中央部分と外周部分とを有しているケーシング(12)と、 このケーシング(12)内に回転可能に設けられ、熱を煙道ガス流れから空気 流れに伝達するロータ装置(14)と、 前記ケーシング容積(13)の前記外周部分と前記中央部分との間に延びる単 一の直線レールを包含するレール装置(52)と、 前記ロータ装置(14)の高温スポットを検出するセンサ装置(66)と、 このセンサ装置(66)を収容するキャリッジ装置(54)と、 このキャリッジ装置(54)に接続され、このキャリッジ装置(54)を前記 レール装置(52)上で前記ケーシング容積(13)の前記中央部分と前記外周 部分との間に動かす駆動装置(38)と、 前記センサ装置(66)に接続され、それからの信号を伝送するケーブル装置 (67)と、 前記キャリッジ装置(54)に接続されている一端を有するフレキシブルな部 分(72)を包含するケーブルハウジング装置と、 前記ケーシング容積(13)の前記外周部分と前記中央部分との中間である中 間位置で前記ケーブル装置を支持する装置(75)と、 前記ケーシング容積(13)の前記外周部分と前記中央部分との間に延びてい る前記レール装置(52)に沿って前記キャリッジ装置(54)を往復運動させ る装置(58)と、 を包含し、前記ケーシング装置(67)が前記ケーシングハウジング装置を通 して前記ケーシング(12)の前記外部表面から前記キャリッジ装置(54)に 収容されている前記センサ装置(66)まで延びており、また、前記キャリッジ 装置(54)と前記中間位置との間の前記ケーブルハウジング装置の大きさを一 定のままにしながら、前記ケーブルハウジング装置の前記フレキシブルな部分( 72)がその動きを前記中間位置での前記キャリッジ装置(54)と前記ケーブ ルハウジング支持装置(75)との間の間隔に適合するようにフレキシブルに動 き、これにより、前記キャリッジ装置(54)が前記レール装置(52)に沿う その動き中前記中間位置に関してその一方の側からその他方の側へ動くことがで きるようにした回転再生式予熱器。 19 請求項18記載の回転再生式予熱器(10)において、前記駆動装置(5 8)が、スプロケット駆動アセンブリ(61)と、前記キャリッジ装置(54) に固定されて前記スプロケット駆動アセンブリ(61)に係合するチェーン(5 9)とを包含する回転再生式予熱器。 20 請求項18記載の回転再生式予熱器(10)において、更に、前記駆動装 置(58)に接続され、前記キャリッジ装置(54)を前記レール装置(52) 上で前記中央部分と前記外周部分との間に動かすチェーン(57)を包含する回 転再生式予熱器。 21 請求項20記載の回転再生式予熱器において、前記チェーンと前記キャリ ッジ装置とが連続ループを画成し、かつ前記駆動装置(58)が更に前記外部表 面に設けられて前記チェーン(57)を駆動するスプロケット駆動アセンブリ( 61)を包含する回転再生式予熱器。 22 請求項18記載の回転再生式予熱器において、前記センサ装置(66)が 赤外線センサを包含する回転再生式予熱器。 23 請求項18記載の回転再生式予熱器において、前記直線レールがレール開 口(53、55)を画成する“I”形断面を有し、前記キャリッジ装置(54) が前記レール開口(53、55)に設けられて前記レールに回転係合するホイー ル(41)を包含する回転再生式予熱器。 24 請求項18記載の回転再生式予熱器において、前記ケーブルハウジング装 置が更に剛性ハウジング部分(70)を包含する回転再生式予熱器。 【手続補正書】 【提出日】1998年12月28日 【補正内容】 請求の範囲 1 回転再生式予熱器に(10)おいて、 内部ケーシング容積(13)と外部表面(21)とを画成し、前記内部ケーシ ング容積(13)が中央部分と外周部分とを有しているケーシング(12)と、 このケーシング(12)内に回転可能に設けられ、熱を煙道ガス流れから空気 流れに伝達するロータ装置(14)と、 前記ケーシング容積(13)の前記外周部分と前記中央部分との間に延びる単 一の直線レールを包含するレール装置(52)と、 前記ロータ装置(14)の高温スポットを検出するセンサ装置(66)と、 このセンサ装置(66)を収容するキャリッジ装置(54)と、 このキャリッジ装置(54)に接続され、このキャリッジ装置(54)を前記 レール装置(52)上で前記ケーシング容積(13)の前記中央部分と前記外周 部分との間に動かす駆動装置(38)と、 前記センサ装置(66)に接続され、それからの信号を伝送するケーブル装置 (67)と、 前記キャリッジ装置(54)に接続されている一端を有するフレキシブルな部 分(72)を包含するケーブルハウジング装置と、 前記ケーシング容積(13)の前記外周部分と前記中央部分との中間である中 間位置で前記ケーブル装置を支持する装置(75)と、 前記ケーシング容積(13)の前記外周部分と前記中央部分との間に延びてい る前記レール装置(52)に沿って前記キャリッジ装置(54)を往復運動させ る装置(58)と、 を包含し、前記ケーシング装置(67)が前記ケーシングハウジング装置を通 して前記ケーシング(12)の前記外部表面から前記キャリッジ装置(54)に 収容されている前記センサ装置(66)まで延びており、また、前記キャリッジ 装置(54)と前記中間位置との間の前記ケーブルハウジング装置の大きさを一 定のままにしながら、前記ケーブルハウジング装置の前記フレキシブルな部分( 72)がその動きを前記中間位置での前記キャリッジ装置(54)と前記ケーブ ルハウジング支持装置(75)との間の間隔に適合するようにフレキシブルに動 き、これにより、前記キャリッジ装置(54)が前記レール装置(52)に沿う その動き中前記中間位置に関してその一方の側からその他方の側へ動くことがで きるようにした回転再生式予熱器。 2 請求項1記載の回転再生式予熱器(10)において、前記駆動装置(58) が、スプロケット駆動アセンブリ(61)と、前記キャリッジ装置(54)に固 定されて前記スプロケット駆動アセンブリ(61)に係合するチェーン(59) とを包含する回転再生式予熱器。 3 請求項1記載の回転再生式予熱器(10)において、更に、前記駆動装置( 58)に接続され、前記キャリッジ装置(54)を前記レール装置(52)上で 前記中央部分と前記外周部分との間に動かすチェーン(57)を包含する回転再 生式予熱器。 4 請求項3記載の回転再生式予熱器において、前記チェーンと前記キャリッジ 装置とが連続ループを画成し、かつ前記駆動装置(58)が更に前記外部表面に 設けられて前記チェーン(57)を駆動するスプロケット駆動アセンブリ(61 )を包含する回転再生式予熱器。 5 請求項1記載の回転再生式予熱器において、前記センサ装置(66)が赤外 線センサを包含する回転再生式予熱器。 6 請求項1記載の回転再生式予熱器において、前記直線レールがレール開口( 53、55)を画成する“I”形断面を有し、前記キャリッジ装置(54)が前 記レール開口(53、55)に設けられて前記レールに回転係合するホイール( 41)を包含する回転再生式予熱器。 7 請求項1記載の回転再生式予熱器において、前記ケーブルハウジング装置が 更に剛性ハウジング部分(70)を包含する回転再生式予熱器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転再生式予熱器において、 内部ケーシング容積と外部表面とを画成し、前記内部ケーシング容積が中央部 分と外周部分とを有しているケーシングと、 このケーシング内に回転可能に設けられ、熱を煙道ガス流れから空気流れに伝 達するロータ装置と、 前記外周部分と前記中央部分との間に延びる単一の直線レールを包含するレー ル装置と、 このレール装置に移動可能に設けられたキャリッジ装置と、 このキャリッジ装置に設けられ、前記ロータ装置の高温スポットを検出するセ ンサ装置と、 前記キャリッジ装置に接続され、前記キャリッジ装置を前記レール装置上で前 記中央部分と前記外周部分との間に動かす駆動装置と、 を包含する回転再生式予熱器。 2 請求項1記載の回転再生式予熱器において、前記駆動装置が、スプロケット 駆動アセンブリと、前記キャリッジ装置に固定されて前記スプロケット駆動アセ ンブリに係合するチェーンとを包含する回転再生式予熱器。 3 請求項1記載の回転再生式予熱器において、更に、前記レール装置に移動可 能に設けられていると共に前記駆動装置に接続され、前記レール装置上で前記中 央部分と前記外周部分との間を動く第2のキャリッジ装置を包含する回転再生式 予熱器。 4 請求項3記載の回転再生式予熱器において、前記チェーンと前記キャリッジ 装置とが連続ループを画成し、かつ前記駆動装置が更に前記外部表面に設けられ て前記チェーンを駆動するスプロケット駆動装置を包含する回転再生式予熱器。 5 請求項1記載の回転再生式予熱器において、前記センサ装置が赤外線センサ を包含する回転再生式予熱器。 6 請求項1記載の回転再生式予熱器において、前記直線レールがレール開口を 画成する“I”形断面を有し、前記キャリッジ装置が前記レール開口に設けられ て前記レールに回転係合するホイールを包含する回転再生式予熱器。 7 請求項1記載の回転再生式予熱器において、更に、前記センサ装置に給電す るケーブル装置と、フレキシブルなハウジング部分を有するケーブルハウジング 装置とを包含し、前記フレキシブルなハウジング部分内の前記ケーブル装置と前 記フレキシブルなハウジング部分とが可変U形通路を画成する回転再生式予熱器 。 8 請求項7記載の回転再生式予熱器において、前記ケーブルハウジング装置が 更に剛性ハウジング部分を包含する回転再生式予熱器。 9 回転再生式予熱器において、 内部ケーシング容積と外部表面とを画成し、前記内部ケーシング容積が中央部 分と外周部分とを有しているケーシングと、 前記内部ケーシング容積内に回転可能に設けられ、熱を煙道ガス流れから空気 流れに伝達するロータ装置と、 前記外周部分と前記中央部分との間に延びる複数の直線レールを包含するレー ル装置と、 各々が前記レールのひとつに移動可能に設けられている複数のキャリッジ装置 と、 これらの各キャリッジ装置に設けられ、前記ロータ装置の高温スポットを検出 するセンサ装置と、 前記外部表面に設けられた駆動手段を包含し、前記キャリッジ装置を前記レー ル装置上で前記中央部分と前記外周部分との間に動かす駆動装置と、 を包含する回転再生式予熱器。 10 請求項9記載の回転再生式予熱器において、更に、前記内部容積内のケー ブルハウジング装置と、ケーブル装置とを包含し、このケーブルハウジング装置 が剛性のケーブルハウジング部分とフレキシブルなケーブルハウジング部分とを 有し、前記剛性のケーブルハウジング部分が前記ケーシングに設けられていると 共に、前記フレキシブルなケーブルハウジング部分が前記キャリッジ装置に設け られ、かつ前記ケーブル装置が前記外部表面から前記ケーブルハウジング装置を 通して前記キャリッジ装置にまで延びている回転再生式予熱器。 11 請求項9記載の回転再生式予熱器において、前記直線レールがチャンネル 開口を画成する“I”形断面を有する回転再生式予熱器。 12 請求項11記載の回転再生式予熱器において、前記キャリッジ装置が前記 レール開口に設けられて前記直線レールに回転係合するホイールを包含する回転 再生式予熱器。 13 請求項9記載の回転再生式予熱器において、前記センサ装置が赤外線セン サを包含する回転再生式予熱器。 14 回転再生式予熱器の高温スポットを検出する高温スポット検出装置におい て、 一対の隣接して設けられた平行レールを包含するレール装置と、 前記レールの一方に移動自在に設けられた第1のキャリッジ装置と、 前記レールの他方に移動自在に設けられた第2のキャリッジ装置と、 前記キャリッジ装置の各々に設けられて高温スポットを検出する検出装置と、 前記第1及び第2のキャリッジ装置をそれぞれの前記レール上で対向する往復 直線運動で動かす駆動装置と、 を包含する高温スポット検出装置。 15 請求項14記載の高温スポット検出装置において、前記駆動装置が、チェ ーンと、前記キャリッジ装置の各々を前記チェーンに固定する装置と、前記チェ ーンを駆動するスプロケット駆動装置とを包含する高温スポット検出装置。 16 請求項15記載の高温スポット検出装置において、前記駆動装置が更に前 記第1及び第2のキャリッジ装置に固定されたフレキシブルなロープを包含し、 前記チェーンと、前記第1及び第2のキャリッジ装置と、前記ロープとが連続す るループを形成する高温スポット検出装置。 17 請求項14記載の高温スポット検出装置において、更に、前記センサ装置 に給電するケーブルハウジング装置と、ケーブル装置とを包含し、このケーシン グハウジング装置が剛性のハウジング部分とフレキシブルなケーブルハウジング 部分とを包含し、前記フレキシブルなケーブルハウジング部分が前記キャリッジ 装置に設けられ、かつ前記ケーブル装置が前記剛性のケーブルハウジング部分及 び前記フレキシブルなケーブルハウジング部分を通して延びている高温スポット 検出装置。
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