JPH11513549A - 改良ズーム式ビデオカメラ - Google Patents

改良ズーム式ビデオカメラ

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JPH11513549A
JPH11513549A JP9514446A JP51444697A JPH11513549A JP H11513549 A JPH11513549 A JP H11513549A JP 9514446 A JP9514446 A JP 9514446A JP 51444697 A JP51444697 A JP 51444697A JP H11513549 A JPH11513549 A JP H11513549A
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Abstract

(57)【要約】 非常に速い倍率変化を得るためにビデオカメラ20が操作される。倍率の目標値は、像信号処理回路28によって与えられる電子ズーム係数の急速な変化で達成される。電子ズーム係数変化の前後において、電子ズーム係数及び機械ズーム係数の同時的相殺変化がカメラの光学系22によって実行される。2つのズーム係数の同時的相殺変化は、カメラ光学系に対する機械的駆動構成成分の実際の操作と一致した速度で発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 改良ズーム式ビデオカメラ 発明の分野 本発明はビデオカメラに関し、特に電子ズーム能力を有するビデオカメラに関 する。発明の背景 カメラによって捕えられる像の倍率を選択することによって、カメラのオペレ ータが興味のある対象を『ズームイン』(拡大・縮小)させる、可変焦点距離を 有するビデオカメラを提供することは周知である。概してズーム能力は、ズーム ボタンを作動させることによって操作され、ボタンによりズームレンズモータが カメラの光軸に沿ってズームレンズを駆動させ、それによってカメラ光学系の焦 点距離が変化すると共に像の倍率が増減するようにされる。一般的に利用できる ビデオカメラは、最大10×又は12×の倍率をもつズーム能力を与える。 いわゆる『電子ズーム』能力を与えることによってビデオカメラの有効ズーム 範囲を拡張することも知られている。『電子ズーム』は、信号の縮尺、即ち、倍 率を増大させるようにカメラで生じた像信号を処理することによって行われ、そ れによってカメラ信号がモニタ又は電子距離計に表示される時見られる像を拡大 している。 ビデオカメラが安全監視システムで用いられる時には、警急の場合において関 心のある場面にズームインするか若しくは一連の先決監視場面において一場面か ら他の場面へ急速に変化させるために、カメラのズーム状態が非常に早く変えら れ得ることがしばしば望ましい。しかし、光学系の焦点距離を変えるためにズー ムレンズを機械的に駆動することによってズーム状態を変える場合には、拡大率 を変化させ得る速度には実際的な制限が存在する。例えば、最低倍率の位置から 最大倍率の位置までズームレンズを移動するために1秒程度の時間間隔を要する であろう。この時間間隔を減らすためには、より強力なモータ、頑丈な機械要素 、複雑なソフトウエアフィードバックアルゴリズムを用いることが考えられる。 しかし、この様な改変はカメラのコストを増大させると共にズーム調節速度の点 で 依然として重大な制約がある。さらに光学系成分を高速で駆動することは装置の 有効寿命を低減させる傾向がある。また焦点距離の急速な変化はカメラの自動焦 点能力を超えて不安定な像若しくは品質の悪い像に帰着する可能性がある。 倍率を変えるために光学系を機械的に駆動する代わりに電子ズーム能力を用い ることも考えられる。しかし、電子ズームの使用では表示される像の分解能が低 下し、ズームレンズを駆動することによって一般的に与えられる倍率の全範囲に 亘って電子ズームが用いられる場合には、分解能の喪出が非常に重要になる。発明の目的及び概要 それゆえ本発明の目的は、非常に速いズーム調節及び高倍率で十分な解像度を 有するビデオカメラを提供することである。 本発明の第1面によると、ビデオカメラの操作方法が与えられる。同ビデオカ メラは、像を形成する光学系、光学系によって形成される像を表す像ピックアッ プ信号を発生させる像ピックアップ装置、光学系の焦点距離を変えるために機械 的に光学系を駆動する機械ズーム装置及び電子ズーム回路であって、像ピックア ップ信号を処理すると共に光学系の焦点距離と、電子ズーム回路によって行われ る処理とに依存する倍率特性を有する処理済像信号を出力する電子ズーム回路要 素を含む。同操作方法は、光学系の焦点距離が変わるように光学系を駆動し、光 学系の駆動から結果的に生じる焦点距離の変化を補償するために電子ズーム回路 要素により像ピックアップ信号を同時に処理し、処理される像信号の倍率特性が 光学系の駆動中実質的に変化しないようにすることを含む。 さらに本発明のこの面によると、光学系はその焦点距離を増加させる方向に駆 動されることが可能で、焦点距離が増加するにつれて電子ズーム回路素子は電子 ズーム回路素子によって像ピックアップ信号に与えられる倍率の度合を低下させ る。その代わりに、光学系はその焦点距離を減少させる方向に駆動されることが 可能で、焦点距離が減少するにつれて電子ズーム回路素子は電子ズーム回路素子 によって像ピックアップ信号に与えられる倍率の度合を増加させる。 さらに同方法は、処理される像信号に存在する像要素を検出し、検出される像 要素のサイズを監視し、検出される像要素の監視されるサイズの変化に応答して 機械ズーム機構及び電子ズーム回路要素の少なくとも1つを制御することをさら に含む。 本発明の他の面によると、ビデオカメラからの像信号出力によって示される倍 率の度合を、第1の倍率レベルから第1の倍率レベルより大きい第2の倍率レベ ルへ増加させる方法であって、出力像信号によって示される倍率の度合が、カメ ラの光学系によって与えられる機械ズーム係数と、カメラの電子像処理回路によ って与えられる電子ズーム係数との組合せの結果から生じる方法が提供される。 同方法は、倍率の度合を第1レベルから第2レベルまで増加させるように電子像 処理回路によって与えられる電子ズーム係数を増加させ、電子ズーム係数の増加 後電子像処理回路によって与えられる電子ズーム係数を減少させ、倍率の度合を 実質的に第2レベルに維持するために光学系によって与えられる機械ズーム係数 を同時に増加させることを含む。電子ズーム係数の増加は10分の1秒未満の期 間内に行うことが可能であり、例えば、電子ズーム係数の増加は13分の1秒の 期間(標準ビデオフレーム期間)以内に行い得る。 本発明のこの面による方法では、倍率の非常に速い初期増加が得られ、その後 増加した倍率レベルはある時間期間(1秒の範囲で)に亘って維持され、その間 機械ズーム係数の補償増加が起こると同時に電子ズーム係数を低下させることに よって像解像度が改良される。 本発明のさらなる面によると、ビデオカメラからの像信号出力によって示され る倍率の度合を、第1の倍率レベルから第1の倍率レベルより低い第2の倍率レ ベルへ低下させる方法であって、出力像信号によって示される倍率の度合が、カ メラの光学系によって与えられる機械ズーム係数と、カメラの電子像処理回路に よって与えられる電子ズーム係数との組合せの結果から生じる方法が提供される 。同方法は、倍率の度合を第1レベルから第2レベルまで低下させるように電子 像処理回路によって与えられる電子ズーム係数を低下させ、電子ズーム係数の低 下後電子像処理回路によって与えられる電子ズーム係数を増加させ、倍率の度合 を実質的に第2レベルに維持するために光学系によって与えられる機械ズーム係 数を同時に減少させることを含む。 本発明のさらに別の面によると、ビデオカメラからの像信号出力によって示さ れる倍率の度合を、第1倍率レベルから第1倍率レベルより低い第2倍率レベル へ低下させる方法であって、出力像信号によって示される倍率の度合が、カメラ の光学系によって与えられる機械ズーム係数と、カメラの電子像処理回路によっ て与えられる電子ズーム係数との組合せにの結果から生じる方法が提供される。 同方法は、電子像処理回路によって与えられる電子ズーム係数を増加させ、その 間倍率度合を実質的に第1レベルに維持するために光学系によって与えられる機 械ズーム係数を同時に低下させ、機械ズーム係数の同時的減少と共に行われる電 子ズーム係数の増加後、第1レベルから第2レベルへ倍率の度合を低下させるよ うに電子ズーム係数を低下させることを含む。 本発明のさらなる面によると可変ズームビデオカメラが提供される。同可変ズ ームビデオカメラは、像を形成する光学系と、光学系によって形成される像を表 す像ピックアップ信号を発生させる像ピックアップ装置と、処理された像信号を 形成するために像ピックアップ信号を処理する電子像信号処理回路であって、処 理された像信号が、光学系によって与えられる機械ズーム係数及び電子像信号処 理回路によって与えられる電子ズーム係数の組合せから結果的に生じる倍率度合 を表す電子像信号処理回路と、光学系の焦点距離を変えるように光学系を駆動し 、それによって光学系によって与えられる機械ズーム係数を変える機械ズーム機 構と、光学系の焦点距離を変えるために機械ズーム機構を制御すると共に、焦点 距離の変化によって生じる光学系により与えられる機械ズーム係数の変化を補償 しかつ焦点距離の変化にかかわらず処理された像信号により示される倍率の度合 をほぼ一定レベルに維持するような方法で、電子像信号処理回路によって与えら れる電子ズーム係数を変えるように電子像信号処理回路を選択的かつ同時に制御 する制御回路要素とを含む。 さらに本発明の後者の面によると、制御回路要素は、光学系の焦点距離を増加 させる方向に光学系を駆動するために機械ズーム機構を制御し、同時に焦点距離 の増加につれて電子ズーム係数が減少するように電子像信号処理回路を制御する ことができる。 その代わりに、制御回路要素は、光学系の焦点距離を減少させる方向に光学系 を駆動するために機械ズーム機構を制御し、同時に焦点距離の減少につれて電子 ズーム係数が増加するように電子像信号処理回路を制御することができる。 さらに本発明のこの面によると、ビデオカメラは、処理された像信号内に存在 する像要素を検出する検出回路と、検出回路によって検出される像要素のサイズ の変化を検出する監視回路とを含み、監視回路によって検出される像要素のサイ ズの変化により機械ズーム機構及び電子像信号処理回路の少なくとも1つを制御 するために、制御回路要素が監視回路要素に応答すようにされ得る。検出回路及 び監視回路は共に適切なプログラムが作られた制御装置により構成され、制御装 置がまた制御回路要素を構成するようにし得る。図面の簡単な説明 図1は、本発明が適用されるビデオカメラの構成図である。 図2は、本発明の第1実施形態で用いられるズームイン技術を例示するグラフ である。 図3は、本発明の第1実施形態で用いられるズームアウト技術を例示するグラ フである。 図4は、本発明の第2実施形態で用いられるズームイン技術を例示するグラフ である。 図5は、本発明の第2実施形態で用いられるズームアウト技術を例示するグラ フである。 図6は、本発明の第3実施形態で用いられるズームイン技術を例示するグラフ である。 図7は、本発明の第3実施形態で用いられるズームアウト技術を例示するグラ フである。 図8は、図2のズームイン技術を行うソフトウエアルーチンのフローチャート である。 図9は、図3のズームアウト技術を行うソフトウエアルーチンのフローチャー トである。 図10は、図4のズームイン技術を行うソフトウエアルーチンのフローチャー トである。 図11は、図4のズームアウト技術を行うソフトウエアルーチンのフローチャ ートである。 図12は、ソフトウエアルーチンを例示するフローチャートであり、機械及び 電子的な補償ズーム操作を行うと同時にフィードバックを与えるために本発明に 従って用い得る。望ましい実施形態の説明 先ず図1を参照して本発明の望ましい実施形態につき説明する。 図1では、参照番号20は概してビデオカメラを示す。ビデオカメラ20は、 多数のレンズから成る光学系22を含む。レンズは、像ピックアップ要素24に よって捕らえられるべき像内への入射光を形成する。像ピックアップ要素24は CCDでよい。像ピックアップ要素24は、光学系22によって形成される像を 表す像信号26を出力する。像ピックアップ信号26は、像信号処理回路28に 供給される。 制御回路30は、電子ズーム制御信号32を発生させ、同制御信号は像信号処 理回路28に供給される。電子ズーム制御信号32によると、像信号処理回路2 8は、電子ズーム係数ZEを像ピックアップ信号に適用するために像ピックアッ プ信号26に従来の電子ズーム処理を施す。その結果、像信号処理回路からの処 理された像信号34出力は、電子ズーム係数に相当するある度合の倍率を示す。 電子ズームに加えて、像信号処理回路28はまた従来ビデオカメラに与えられ る他の像信号処理機能を行うこともできる。 ズームモータ36及び焦点モータ38は、光学系22と連携される。制御回路 30によって与えられる信号の制御下で、ズームモータ36は光学系22に含ま れる少なくとも1つのレンズを駆動して光学系22の焦点距離を変えるようにさ せる。それによって像ピックアップ要素24で捕らえられる像に与えられる倍率 の度合を変える。 光学系22によって与えられる倍率の度合は、本明細書では時には機械ズーム 係数MZと称する。処理されたビデオ信号34を表示することによって形成され る像で示される倍率Mの総合的度合は、機械係数及び電子ズーム係数の乗積であ ることが理解されよう。即ち、M=ZM・ZE 焦点モータ38もまた、光学系22の焦点条件を変えるために制御回路30の 制御下で作動する。制御回路30から与えられるそれぞれの制御信号に応答して 、 パンモータ40及びティルティングモータ42は、ビデオカメラ20の視野の方 向を変えるために作動する。 構成要素22、24、28、36、38、40及び42の各々は、従来の構成 のものでよい。制御回路30は、本発明により提供されるソフトウエア命令の制 御下で操作される従来のマイクロ制御装置、即ち、マイクロプロセッサで構成さ れ得る。別に示してないが、制御回路30の操作を制御するソフトウエアを記憶 するためにプログラムメモリが与えられることは理解されるであろう。 制御回路30の機能に加えて単一マイクロプロセッサが像信号処理回路28の 少なくとも若干の機能を提供することも考慮されている。 制御回路30は、本出願の譲受人から入手可能なTOUCHTRACKERカ メラのような、使用者操作制御装置(図示せず)から従来の方法で与えられる入 力制御指令44を受け取る。その代わりに、入力制御指令44は、先決の移動予 定及び標的捕捉に応じてそのパン、ティルティング及びズーム状態を変えるため にカメラを方向づける外部装置(図示せず)によって発生されてもよい。他の代 わりとして、カメラ自体が記憶されたプログラムを含み、それに応じて一連の標 的又は光景を得るためにパン、ティルティング及びズーム状態を変えるようにし てもよい。 本発明の第1実施形態では、本発明により行われる急速ズーム調節操作中を除 き、出力ビデオ信号(処理された像信号34)の最適解像度を維持することが望 ましいことが仮定されるであろう。従って、この実施形態において維持すべき正 常、即ち、『ホーム』状態は、電子ズーム係数が1(即ち、ZE=1)に保たれ ることである。 本発明の第1実施形態で行われる操作につき図2及び8を参照して説明する。 同操作より出力ビデオ信号によって示される倍率の度合は、5×から8×まで急 速に増加される。上記仮定により、操作前には、電子ズーム係数ZEは1(ZE= 1)の値を有し、機械ズーム係数の値は5であった。図2を参照すると、曲線4 6は1から10×までの機械ズーム係数の範囲を表す。曲線48は、対応するZ Mの各値につきM=5を達成するために与えられるべき電子ズーム係数ZEの各値 を表す。特に、曲線48上の各点は、倍率5×を与えるのに必要な適切なZE の値に対応する。その所与の各値ZMは、曲線48上のそれぞの点の垂直上方に ある。同様に、曲線50は対応するZMのそれぞれの値に対し倍率8×を与える のに必要なZEの値を表す。 本発明によると、倍率Mが5×から8×まで増加されるべき時においては、図 2の矢印A1で示す通り、電子ズーム係数ZEが1から1.6まで急速に増加され るように、制御回路30が像信号処理回路28に信号32を出力する。電子ズー ム係数ZEの増加は、事実上瞬間的に、即ち、出力ビデオ信号の1フレーム(3 0分の1秒に相当する)以内で行い得る。電子ズーム係数ZEのこの増加の結果 、解像度の若干の低下はあるが、出力ビデオ信号によって表される倍率Mの総合 的度合は5×から8×まで増加される。その後、出力ビデオ信号の解像度を所望 の度合の高解像度に戻すために、ズームモータ36の適切な操作に従った速度で 機械ズーム係数ZMが5から8まで増加され、それと同時に電子ズーム係数ZEが 1.6から1まで低下される。機械ズーム係数の増加は図2の矢印A2で例示さ れ、電子ズーム係数の補償的低下が矢印A3で例示される。矢印A3で例示され る電子ズーム係数の低下は、矢印A1で表される操作で電子ズーム係数が先に増 加された速度より遥かに低い速度で行われることが理解されるであろう。さらに 、それぞれ矢印A2及びA3で示される操作は、倍率M=ZM×ZEが値8におい て維持されるように行われる。 こんな風に、本発明の第1実施形態は、光学系の焦点距離を変えることによっ て実際的に行われるより遥かに速くズーム状態を変えることが可能である。次い で、急速なズーム操作後、機械ズーム係数に補償増加を与えると同時に電子ズー ム係数を1に低下させる(共に光学系の焦点距離を変える機械構成要素の操作上 の実際的制限を考慮した速度で)ことによって出力信号の解像度が回復される。 図2のズームイン操作を実行するために与えられるソフトウエアルーチンは、 図8にフローチャートの形で例示される。図8のルーチンは、段階52で始まり 、そこで倍率Mを現レベルMOLDから所望の新レベルMNEW>MOLDへ増加させる 時が来たかどうかが決定される。段階52のような確認決定は、実時間で発生さ れる入力信号に応答して操作員によるか又は警急状態を検出するセンサ装置によ るかのいずれかによってなされるか、若しくはカメラによって捕捉されるべき場 面 を変える先決のプログラムの結果であってもよい。いかなる場合においても、倍 率を増加すべき時が来ると、段階54が段階52に続く。段階54は、図2の矢 印A1で示されるZEの急速な増加に相当する。段階54に続く段階56は、相 殺操作(矢印A2及びA3)に相当し、それによってZMが増加されると同時に ZEが減少され、倍率は目標レベルMNEWに維持される。段階56に続く段階58 は決定ブロックであり、そこでは機械ズーム係数ZMが目標倍率レベルMNEWに達 したかどうかが決定される。もし達成されないなら、段階56が継続する。さも なければ、段階60が段階58に続く。段階60では、機械ズーム係数ZMが目 標MNEW(これは勿論ZE=1の所望のホーム状態に相当する)に達したので相殺 ズーム調節操作が終了される。 図3は、本発明の第1実施形態で行われるズームアウト操作を例示する。図か ら分かるように、図3のズームアウト操作は、倍率の低下が何時起こるべきかに ついての予備知識を必要とし、従って、予告できない操作員入力又は警急信号に 応答して行うことはできない。むしろ、図3の操作は、記憶されるプログラムの 制御下で指示される視界の変化の一部としての先決タイミングで行われる。 図3の操作において、倍率Mの度合を8×から5×まで低下させるのが望まし い。倍率の度合を低下させるのが望ましい時に先立つ先決時点で開始し、図3の 矢印B3で示す通り、電子ズーム係数ZEが1の値(ZE=1)から1.6の値ま で増加され、矢印B1で示す通り、同時に機械ズーム係数ZMの8から5までの 相殺低下が起こる。電子ズーム係数の増加及び機械ズーム係数の低下の双方は、 光学系の機械構成要素が実際に移動可能な速度を考慮した十分長い時間に亘って 行われる。また、矢印B1及びB2で示される相殺操作の開始間の時間間隔と、 ズームアウト操作が起こるべき時とは相殺操作に要する時間期間に対応すべきで ある。さらに、総合倍率Mがほぼ8×に維持されるように、電子ズーム係数の増 加及び機械ズーム係数の低下が整合される。 電子ズーム係数の増加につれて解像度の損失が起こることが理解されるであろ う。しかし、電子ズーム係数の増加は、カメラの視界方向の先決変化と時間的に 重複され、その場合解像度の損失はそれ程目立たないであろう。とにかく、それ ぞれ矢印B2及びB1で示される電子ズーム係数の増加及び機械ズーム係数の低 下の終了後には、矢印B3で示す通り、電子ズーム係数は極短時間(例えば、1 フレーム期間)以内に1.6から1まで低下される。その結果、倍率Mの総合度 合が8×から5×まで急速に低下されて最適像解像度が回復される。 図3の操作を実行するソフトウエアルーチンが図9のフローチャートに例示さ れる。図9のルーチンは、段階62で開始し、そこでは倍率の低下が起こるべき 時より前に先決時間であるかどうかが決定される。この時間が到来すると段階6 4が起こる。段階64では、矢印B1及びB2で示される操作が起こる。次の段 階66では、矢印B1及びB2で示される操作が完了されるかどうかが決定され る。完了されるなら、段階68が続き、そこで矢印B3で示される電子ズーム係 数の低下が起こる。 図4、5、10及び11を参照して本発明の第2実施形態につき説明する。第 2実施形態においては、電子ズーム係数に対する遊び値、即ち、ホーム値が1よ り高いレベルに維持され、ある程度まで、第2実施形態で殆ど瞬間的にズームイ ンのみならずズームアウトができるようにされる。特に、第2実施形態では、電 子ズーム係数ZEに対するホーム値が倍率Mの現総合度合の平方根になるように 設定される。 図4は、総合倍率を5×から8×Mまで増加させるのに要する操作を例示する 。図4では、それぞれ矢印C1、C2及びC3で表される操作が、図2の矢印A 1、A2及びA3で示される操作に対応すが、矢印C1で示される操作では、電 子ズーム係数ZEが値√5から値8÷√5まで(図2の1から1.6まで増加する よりはむしろ)増加される点で異なる。矢印C1で示される操作中機械ズーム係 数が√5の値に維持されるので、結果的にC1が倍率の総合レベルで5×から8 ×まで非常に急速に増加することが理解されるであろう。対応的に、矢印C3で 示されるその後の電子ズーム係数ZEの低下は、値8÷√5から√8までであり 、同時に機械ズーム係数ZMは、矢印C2で示す通り、√5から√8まで増加さ れる。図2に示す通り、図4の矢印C2及びC3で示される操作は、光学系22 が実際に駆動され得る速度を考慮した速さで実行される。 図5は、電子ズーム係数の予備的増加(図3の操作で必要とされたような)を 行うことなく、倍率の度合を非常に急速にに低下させるために本発明の第2実施 形態が操作され得ることをを例示する。特に、図5では、矢印D1で表されるよ うに、電子ズーム係数ZEを√8から5÷√8まで低下させることによって、8 ×から5×までの非常に急速な総合倍率の低下を実施している。矢印D1で表さ れる操作に続いて、機械ズーム係数ZMは、矢印D2で示す通り、√8から√5 まで低下され、同時に電子ズーム係数ZEは5÷√8から√5(矢印D3で表さ れるように)まで相殺的に増加され、総合倍率Mが5×に維持されるようにされ る。再び、勿論、矢印D2及びD3で示される操作は、光学系を機械的に駆動す る構成要素によって実際的に支持され得る速度で実施される。 図4及び5の操作を実行するそれぞれのソフトウエアルーチンは、図10及び 11に例示される。段階70−78から成る図10のルーチンは、それぞれ図8 の段階52−60と同様なので詳細な説明は不要である。ただし、段階76では 機械ズーム係数ZMの目標値が倍率の目標度合の平方根(図8のルーチンのよう に、目標倍率それ自体よりはむしろ)として設定されている点で異なる。 段階80−88から成る図11は、本質的に図10のルーチンの鏡像であり、 従って、これ以上説明することなく容易に理解されると確信する。 第2実施形態は、ある一定範囲において倍率を非常に急速に低下させる能力に 対する妥協的解決として理解され得る。第2実施形態における電子ズーム係数Z Eのホーム値は、現倍率(遊び状態に対してZE=√M)に依存して変化するので 、解像度も変化することが理解されるであろう。 図6及び7に例示する本発明の第3実施形態では、急速なズームアウト操作能 力を得るために本質的に同一の妥協がなされているが、遊び又はホーム解像度は 電子ズーム係数の固定ホーム値は、ZE=2のように、1より大きく選択するこ とによって固定される。従って、図6に示す通り、倍率が5×から8×まで急速 に増加させなければならない時には、矢印E1で示すように、電子ズーム係数Z Eは、2から2.3まで急速に増加される。電子ズーム係数ZEが3.2からその目 標値2まで逆に相殺的に減少されるにつれて(矢印E2で示すように)で示すよ うに機械ズーム係数ZMはその後2.5から4まで(矢印E2で示すように)増 加される。 図7は、倍率を8×から5×まで急速に減少させる第3実施例の操作を例示す る。最初に、矢印F1で示すように、倍率を急速に減少させるために電子ズーム 係数ZEは2から1.25まで急速に減少される。次いで機械ズーム係数ZMは、 矢印F2で示すように、4から2.5まで勾配をなして下降され、同時に電子ズ ーム係数ZEは1.25からその目標値2まで勾配をなして相殺的に上昇(矢印F 3)される。図6及び7の操作を実行するために与えられるソフトウエアルーチ ンは、それぞれ図10及び11に示すものと同一であるが、ZMの目標値(段階 76及び86に示す)は、√MNEWよりはむしろMNEW÷2であろう。 機械及び電子ズーム係数の相殺変化(段階56、64、74及び84)はルー プ制御下で行うことが考慮されている。その代わりに、総合的倍率Mが不変に維 持されるように機械及び電子ズーム係数の変化の適切な整合を確保するためにフ ィードバック信号を供給することが考慮されている。この目的のために、図1の 参照番号90で示すように、像信号処理回路から出力される処理された像信号3 4は、制御回路30の入力信号として供給することができる。 処理された像信号34がフィードバック信号として制御回路30によって用い られることは、図12にフローチャートの形で例示される。最初に、段階92で 制御回路30は、従来の像分析技術により信号34内の像要素を検出する。例え ば、段階92で行われる分析は、エッジ抽出アルゴリズムのような既知の特性抽 出アルゴリズムを含み得る。次いで段階94が段階92に続く。段階94で、制 御回路30は検出される像要素のサイズが変わったかどうかを決定する。もし変 わっているなら、次に続く段階96で制御回路30は、電子ズーム係数が変更さ れる速度又は機械ズーム係数が変更される速度の少なくとも1つを調節する。こ んな風に、電子及び機械ズーム係数の同時相殺調節の間それらの適切な整合を維 持するために制御回路30は処理された像信号を用いる。 図12に示すフィードバック技術は、既にに述べた段階56、64、74及び 84の一部として実行されることを理解すべきである。 図2−7に示すMの初期及び目標値は、本発明の上記実施形態で実行できる多 くのズームイン及びズームアウト操作の単なる例に過ぎないことを理解すべきで ある。さらに、上記実施形態で示すような値、即ち、1、2又は√M以外の代わ りの電子ズーム係数ZEの遊び又はホーム値を提供することが考慮されている。 本発明は安全監視システムで用いられるビデオカメラの関係で記載されている る。それにもかかわらず、本発明が、消費者カムコーダ等その他の用途で用いら れることも考慮され、そこでは延長された時間期間に亘って不当に像解像度の妥 協を行うことなく、非常に急速なズーム操作を可能にすることが望まれる。 さらに、上記実施形態はパン及びティルティング能力を備えるカメラの関係で 記載されているが、手に持つか又は視野方向に固定されるカメラに本発明を適用 することも考慮されている。 本発明から逸脱することなく、上記ビデオカメラ装置の各種の他の変更及び上 記実施例の修正が導入され得る。従って、特殊の望ましい方法及び装置は例示を 目的とするものであって限定の意味ではない。本発明の真の要旨及び範囲は以下 あの請求項に規定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月6日 【補正内容】 請求の範囲 1 像を形成する光学系と、該光学系によって形成される像を表す像ピックアッ プ信号を発生させる像ピックアップ装置と、該光学系の焦点距離を変えるために 機械的に該光学系を駆動する機械ズーム装置と、電子ズーム回路であって、該像 ピックアップ信号を処理すると共に該光学系の焦点距離及び該電子ズーム回路に よって行われる処理に依存する倍率特性を有する処理された像信号を出力する電 子ズーム回路要素とから成る、ビデオカメラの操作方法であって、 該光学系の焦点距離が変わるように該光学系を駆動し、 該光学系の前記駆動から結果的に生じる焦点距離の前記変化を補償するため に該電子ズーム回路要素により像ピックアップ信号を前記駆動段階と同時に処理 し、該処理される像信号の倍率特性が前記駆動中実質的に変化しないようにし、 前記駆動及び信号処理段階と同時に、該処理される像信号に存在する像要素 を検出し、該検出される像要素のサイズを監視し、該検出される像要素の該監視 されるサイズの変化に応答して該処理される像信号の倍率特性を実質的に不変に 維持するために該機械ズーム装置及び該電子ズーム装置の少なくとも1つを制御 することから成るビデオカメラ操作方法。 2 前記光学系はその焦点距離を増加させる方向に駆動され、前記焦点距離が増 加するにつれて前記電子ズーム装置は該電子ズーム装置によって該像ピックアッ プ信号に与えられる倍率の度合が低下される、請求項1の方法。 3 前記光学系はその焦点距離を減少させる方向に駆動され、前記焦点距離が減 少するにつれて前記電子ズーム装置は該電子ズーム装置によって該像ピックアッ プ信号に与えられる倍率の度合が増加される、請求項1の方法。 4 前記検出段階が該処理された像信号に関してエッジ抽出アルゴリズムを行う ことを含む、請求項1の方法。 5 ビデオカメラからの像信号出力によって示される倍率の度合を変化させる方 法において、前記出力像信号によって示される前記倍率の度合が、該カメラの光 学系によって与えられる機械ズーム係数と、該カメラの電子像処理回路によ って与えられる電子ズーム係数との組合せの結果から生じる方法であって、 前記倍率の度合を前記第1レベルから前記第2レベルまで増加させるように 該電子像処理回路によって与えられる該電子ズーム係数を増加させ、 前記電子ズーム係数の増加後該電子像処理回路によって与えられる該電子ズ ーム係数を減少させ、前記倍率の度合を実質的に前記第2レベルに維持するため に該光学系によって与えられる該機械ズーム係数を同時に増加させ、 該電子ズーム係数が実質的に1より大きいレベルに維持されるように前記減 少段階を終了させ、 該電子ズーム係数を実質的に1より大きい前記レベルに維持した後該機械ズ ーム係数を変えることなく前記倍率の度合を前記第2レベルから減少させるため に、該電子ズーム係数を実質的に1より大きい前記レベルから減少させることか ら成るビデオカメラの倍率度合増加方法。 6 前記電子ズーム係数の増加は10分の1秒未満の期間内に行われる、請求項 5の方法。 7 前記電子ズーム係数の増加は30分の1秒の期間以内でに行われる、請求項 6の方法。 8 ビデオカメラからの像信号出力によって示される倍率の度合を、第1の倍率 レベルから前記第1の倍率レベルより低い第2の倍率レベルへ低下させる方法で あって、前記出力像信号によって示される前記倍率の度合が、該カメラの光学系 によって与えられる機械ズーム係数と、該カメラの電子像処理回路によって与え られる電子ズーム係数との組合せの結果から生じる方法であって、 前記倍率の度合を前記第1レベルから前記第2レベルまで低下させるように 該電子像処理回路によって与えられる該電子ズーム係数を低下させ、 前記電子ズーム係数の低下後該電子像処理回路によって与えられる該電子ズ ーム係数を増加させ、前記倍率の度合を実質的に前記第2レベルに維持するため に該光学系によって与えられる該機械ズーム係数を同時に減少させることから成 るビデオカメラ倍率度合減少方法。 9 ビデオカメラからの像信号出力によって示される倍率の度合を、第1の倍率 レベルから前記第1の倍率レベルより低い第2の倍率レベルへ低下させる方法 であって、前記出力像信号によって示される前記倍率の度合が、該カメラの光学 系によって与えられる機械ズーム係数と、該カメラの電子像処理回路によって与 えられる電子ズーム係数との組合せにの結果から生じる方法であって、 該電子像処理回路によって与えられる該電子ズーム係数を増加させ、その間 前記倍率度合を実質的に前記第1レベルに維持するために該光学系によって与え られる該機械ズーム係数を同時に低下させ、 該機械ズーム係数の減少と共に行われる該電子ズーム係数の前記増加後、前 記第1レベルから前記第2レベルまで前記倍率の度合を低下させるように該電子 ズーム係数を低下させることから成るビデオカメラ倍率度合減少方法。 10 前記電子ズーム係数の減少は10分の1秒未満の期間内に行われる、請求項 9の方法。 11 前記電子ズーム係数の減少は30分の1秒の期間以内でに行われる、請求項 10の方法。 12 該電子ズーム係数を増加させる前記段階の直前では該電子ズーム係数が実質 的に1である、請求項9の方法。 13 前記減少段階の間に該電子ズーム係数が実質的に1まで減少される、請求項 9の方法。 14 像を形成する光学系と、 該光学系によって形成される像を表す像ピックアップ信号を発生させる像ピ ックアップ装置と、 処理された像信号を形成するために該像ピックアップ信号を処理する電子像 信号処理回路であって、前記処理された像信号が、前記光学系によって与えられ る機械ズーム係数及び該電子像信号処理回路によって与えられる電子ズーム係数 の組合せから結果的に生じる倍率度合を表す電子像信号処理回路と、 前記光学系の焦点距離を変えるように該光学系を駆動し、それによって該光 学系によって与えられる機械ズーム係数を変える機械ズーム装置と、 該光学系の焦点距離を変えるために前記機械ズーム装置を制御すると共に、 焦点距離の変化によって生じる該光学系により与えられる該機械ズーム係数の変 化を補償しかつ焦点距離の変化にかかわらず前記処理された像信号により示 される倍率の度合をほぼ一定レベルに維持するような方法で、前記電子像信号処 理回路によって与えられる電子ズーム係数を変えるように該電子像信号処理回路 を選択的かつ同時に制御する制御装置と、 該処理された像信号内に存在する像要素を検出する検出装置と、 前記検出回路によって検出される該像要素のサイズの変化を検出する監視装 置とから成り、 前記監視回路によって検出される該像要素のサイズの変化により前記機械ズ ーム装置及び前記電子像信号処理装置の少なくとも1つを制御するために、前記 制御装置が該監視回路要素に応答すようにされ、同時に前記該処理された像信号 によって表される倍率の度合を実質的に一定に維持することを含む可変ズームビ デオカメラ。 15 前記制御装置は、前記光学系の焦点距離を増加させる方向に該光学系を駆動 するために前記機械ズーム装置を制御し、同時に前記焦点距離の増加につれて前 記電子ズーム係数が減少するように前記電子像信号処理回路を制御する、請求項 14のビデオカメラ。 16 前記制御装置は、前記光学系の焦点距離を減少させる方向に該光学系を駆動 するために前記機械ズーム装置を制御し、同時に前記焦点距離の減少につれて前 記電子ズーム係数が増加するように前記電子像信号処理装置を制御する、請求項 14のビデオカメラ。 17 前記検出装置が該処理された像信号に関してエッジ抽出アルゴリズムを行う 装置を含む、請求項14のビデオカメラ。 18 前記制御装置は、該処理された像信号によって表される倍率の度合を第1倍 率レベルから前記第1倍率レベルより高い第2倍率レベルまで増加させるよう作 動し、前記倍率度合を前記第1レベルから前記第2レベルまで増加させるように 該電子ズーム係数を増加させるために初めに該像信号処理装置を制御し、次いで 該電子ズーム係数を減少させるために該電子像信号処理装置を制御し、同時に前 記倍率度合を実質的に前記第2レベルに維持するために該機械ズーム係数を増加 させるように機械ズーム装置を制御する、請求項14のビデオカメラ。 19 前記制御装置は、該処理された像信号によって表される倍率の度合を第1倍 率レベルから前記第1倍率レベルより低い第2倍率レベルまで減少させるよう作 動し、前記倍率度合を前記第1レベルから前記第2レベルまで減少させるように 該電子ズーム係数を減少させるために初めに該像信号処理装置を制御し、次いで 該電子ズーム係数を増加させるために該電子像信号処理装置を制御し、同時に前 記倍率度合を実質的に前記第2レベルに維持するために該機械ズーム係数を減少 させるように機械ズーム装置を制御する、請求項14のビデオカメラ。 20 前記制御装置は、該処理された像信号によって表される倍率の度合を第1倍 率レベルから前記第1倍率レベルより低い第2倍率レベルまで減少させるよう作 動し、該電子ズーム係数を減少させるために初めに該像信号処理装置を制御し、 同時に前記倍率度合を実質的に前記第1レベルに維持するために該機械ズーム係 数を減少させるように機械ズーム装置を制御し、次いで前記倍率度合を前記第1 レベルから前記第2レベルまで減少させるように該電子ズーム係数を減少させる ために該電子像信号処理装置を制御する、請求項14のビデオカメラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 像を形成する光学系と、該光学系によって形成される像を表す像ピックアッ プ信号を発生させる像ピックアップ装置と、該光学系の焦点距離を変えるために 機械的に該光学系を駆動する機械ズーム装置と、電子ズーム回路であって、該像 ピックアップ信号を処理すると共に該光学系の焦点距離及び該電子ズーム回路に よって行われる処理に依存する倍率特性を有する処理された像信号を出力する電 子ズーム回路要素とから成る、ビデオカメラの操作方法であって、 該光学系の焦点距離が変わるように該光学系を駆動し、 該光学系の前記駆動から結果的に生じる焦点距離の前記変化を補償するため に該電子ズーム回路要素により像ピックアップ信号を前記駆動段階と同時に処理 し、該処理される像信号の倍率特性が前記駆動中実質的に変化しないようにする ことから成るビデオカメラ操作方法。 2 前記光学系はその焦点距離を増加させる方向に駆動され、前記焦点距離が増 加するにつれて前記電子ズーム装置は該電子ズーム装置によって該像ピックアッ プ信号に与えられる倍率の度合が低下される、請求項1の方法。 3 前記光学系はその焦点距離を減少させる方向に駆動され、前記焦点距離が減 少するにつれて前記電子ズーム装置は該電子ズーム装置によって該像ピックアッ プ信号に与えられる倍率の度合が増加される、請求項1の方法。 4 該処理される像信号に存在する像要素を検出し、 該検出される像要素のサイズを監視し、 該検出される像要素の該監視されるサイズの変化に応答して該機械ズーム装 置及び該電子ズーム装置の少なくとも1つを制御することをさらに含む、請求項 1の方法。 5 前記検出段階が該処理された像信号に関してエッジ抽出アルゴリズムを行う ことを含む、請求項4の方法。 6 ビデオカメラからの像信号出力によって示される倍率の度合を、第1の倍率 レベルから前記第1の倍率レベルより大きい第2の倍率レベルへ増加させる方法 であって、前記出力像信号によって示される前記倍率の度合が、該カメラの 光学系によって与えられる機械ズーム係数と、該カメラの電子像処理回路によっ て与えられる電子ズーム係数との組合せの結果から生じる方法であって、 前記倍率の度合を前記第1レベルから前記第2レベルまで増加させるように 該電子像処理回路によって与えられる該電子ズーム係数を増加させ、 前記電子ズーム係数の増加後該電子像処理回路によって与えられる該電子ズ ーム係数を減少させ、前記倍率の度合を実質的に前記第2レベルに維持するため に該光学系によって与えられる該機械ズーム係数を同時に増加させることから成 るビデオカメラの倍率度合増加方法。 7 前記電子ズーム係数の増加は10分の1秒未満の期間内に行われる、請求項 6の方法。 8 前記電子ズーム係数の増加は30分の1秒の期間以内でに行われる、請求項 7の方法。 9 該電子ズーム係数を増加させる前記段階の直前では該電子ズーム係数が実質 的に1である、請求項6の方法。 10 前記減少段階の間に該電子ズーム係数が実質的に1まで減少される、請求項 9の方法。 11 ビデオカメラからの像信号出力によって示される倍率の度合を、第1の倍率 レベルから前記第1の倍率レベルより低い第2の倍率レベルへ低下させる方法で あって、前記出力像信号によって示される前記倍率の度合が、該カメラの光学系 によって与えられる機械ズーム係数と、該カメラの電子像処理回路によって与え られる電子ズーム係数との組合せの結果から生じる方法であって、 前記倍率の度合を前記第1レベルから前記第2レベルまで低下させるように 該電子像処理回路によって与えられる該電子ズーム係数を低下させ、 前記電子ズーム係数の低下後該電子像処理回路によって与えられる該電子ズ ーム係数を増加させ、前記倍率の度合を実質的に前記第2レベルに維持するため に該光学系によって与えられる該機械ズーム係数を同時に減少させることから成 るビデオカメラ倍率度合減少方法。 12 ビデオカメラからの像信号出力によって示される倍率の度合を、第1の倍率 レベルから前記第1の倍率レベルより低い第2の倍率レベルへ低下させる方法 であって、前記出力像信号によって示される前記倍率の度合が、該カメラの光学 系によって与えられる機械ズーム係数と、該カメラの電子像処理回路によって与 えられる電子ズーム係数との組合せにの結果から生じる方法であって、 該電子像処理回路によって与えられる該電子ズーム係数を増加させ、その間 前記倍率度合を実質的に前記第1レベルに維持するために該光学系によって与え られる該機械ズーム係数を同時に低下させ、 該機械ズーム係数の減少と共に行われる該電子ズーム係数の前記増加後、前 記第1レベルから前記第2レベルまで前記倍率の度合を低下させるように該電子 ズーム係数を低下させることから成るビデオカメラ倍率度合減少方法。 13 前記電子ズーム係数の減少は10分の1秒未満の期間内に行われる、請求項 12の方法。 14 前記電子ズーム係数の減少は30分の1秒の期間以内でに行われる、請求項 13の方法。 15 該電子ズーム係数を増加させる前記段階の直前では該電子ズーム係数が実質 的に1である、請求項12の方法。 16 前記減少段階の間に該電子ズーム係数が実質的に1まで減少される、請求項 12の方法。 17 像を形成する光学系と、 該光学系によって形成される像を表す像ピックアップ信号を発生させる像ピ ックアップ装置と、 処理された像信号を形成するために該像ピックアップ信号を処理する電子像 信号処理回路であって、前記処理された像信号が、前記光学系によって与えられ る機械ズーム係数及び該電子像信号処理回路によって与えられる電子ズーム係数 の組合せから結果的に生じる倍率度合を表す電子像信号処理回路と、 前記光学系の焦点距離を変えるように該光学系を駆動し、それによって該光 学系によって与えられる機械ズーム係数を変える機械ズーム装置と、 該光学系の焦点距離を変えるために前記機械ズーム装置を制御すると共に、 焦点距離の変化によって生じる該光学系により与えられる該機械ズーム係数の変 化を補償しかつ焦点距離の変化にかかわらず前記処理された像信号により示 される倍率の度合をほぼ一定レベルに維持するような方法で、前記電子像信号処 理回路によって与えられる電子ズーム係数を変えるように該電子像信号処理回路 を選択的かつ同時に制御する制御装置とを含む可変ズームビデオカメラ。 18 前記制御装置は、前記光学系の焦点距離を増加させる方向に該光学系を駆動 するために前記機械ズーム装置を制御し、同時に前記焦点距離の増加につれて前 記電子ズーム係数が減少するように前記電子像信号処理回路を制御する、請求項 17のビデオカメラ。 19 前記制御装置は、前記光学系の焦点距離を減少させる方向に該光学系を駆動 するために前記機械ズーム装置を制御し、同時に前記焦点距離の減少につれて前 記電子ズーム係数が増加するように前記電子像信号処理装置を制御する、請求項 17のビデオカメラ。 20 該処理された像信号内に存在する像要素を検出する検出装置と、 前記検出回路によって検出される該像要素のサイズの変化を検出する監視装 置とを含み、 前記監視回路によって検出される該像要素のサイズの変化により前記機械ズ ーム装置及び前記電子像信号処理装置の少なくとも1つを制御するために、前記 制御装置が該監視回路要素に応答すようにされる、請求項17のビデオカメラ。 21 前記検出装置が該処理された像信号に関してエッジ抽出アルゴリズムを行う 装置を含む、請求項20のビデオカメラ。 22 前記制御装置は、該処理された像信号によって表される倍率の度合を第1倍 率レベルから前記第1倍率レベルより高い第2倍率レベルまで増加させるよう作 動し、前記倍率度合を前記第1レベルから前記第2レベルまで増加させるように 該電子ズーム係数を増加させるために初めに該像信号処理装置を制御し、次いで 該電子ズーム係数を減少させるために該電子像信号処理装置を制御し、同時に前 記倍率度合を実質的に前記第2レベルに維持するために該機械ズーム係数を増加 させるように機械ズーム装置を制御する、請求項17のビデオカメラ。 23 前記制御装置は、該処理された像信号によって表される倍率の度合を第1倍 率レベルから前記第1倍率レベルより低い第2倍率レベルまで減少させるよう作 動し、前記倍率度合を前記第1レベルから前記第2レベルまで減少させるように 該電子ズーム係数を減少させるために初めに該像信号処理装置を制御し、次いで 該電子ズーム係数を増加させるために該電子像信号処理装置を制御し、同時に前 記倍率度合を実質的に前記第2レベルに維持するために該機械ズーム係数を減少 させるように機械ズーム装置を制御する、請求項17のビデオカメラ。 24 前記制御装置は、該処理された像信号によって表される倍率の度合を第1倍 率レベルから前記第1倍率レベルより低い第2倍率レベルまで減少させるよう作 動し、該電子ズーム係数を減少させるために初めに該像信号処理装置を制御し、 同時に前記倍率度合を実質的に前記第1レベルに維持するために該機械ズーム係 数を減少させるように機械ズーム装置を制御し、次いで前記倍率度合を前記第1 レベルから前記第2レベルまで減少させるように該電子ズーム係数を減少させる ために該電子像信号処理装置を制御する、請求項17のビデオカメラ。
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