JPH05284404A - ビデオカメラ - Google Patents
ビデオカメラInfo
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- JPH05284404A JPH05284404A JP4076584A JP7658492A JPH05284404A JP H05284404 A JPH05284404 A JP H05284404A JP 4076584 A JP4076584 A JP 4076584A JP 7658492 A JP7658492 A JP 7658492A JP H05284404 A JPH05284404 A JP H05284404A
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- Japan
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- zoom
- magnification
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- zoom magnification
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電子ズームを用いて瞬時にズーム倍率が変化
し、しかも電子ズームの信号補間による解像度劣下が一
定期間しか生じない手段を提供する。 【構成】電子ズームとレンズズームを組み合わせて、電
子ズームで瞬時にズーム倍率を変化させ、その後、電子
ズーム倍率とレンズズーム倍率の積を一定に保持しなが
ら電子ズーム倍率を減少させるとともにレンズズーム倍
率を増大させる。 【効果】電子ズームで瞬時にズーム倍率が変化し、その
後一定期間でレンズズームに置き替わるので、解像度劣
下が生じなくなる。
し、しかも電子ズームの信号補間による解像度劣下が一
定期間しか生じない手段を提供する。 【構成】電子ズームとレンズズームを組み合わせて、電
子ズームで瞬時にズーム倍率を変化させ、その後、電子
ズーム倍率とレンズズーム倍率の積を一定に保持しなが
ら電子ズーム倍率を減少させるとともにレンズズーム倍
率を増大させる。 【効果】電子ズームで瞬時にズーム倍率が変化し、その
後一定期間でレンズズームに置き替わるので、解像度劣
下が生じなくなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像素子を用いたビデ
オカメラに係り、特に電子的なズームを瞬時に行なう機
能を有するビデオカメラに関する。
オカメラに係り、特に電子的なズームを瞬時に行なう機
能を有するビデオカメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビデオカメラの普及に伴い、小
型、軽量化と高性能化の開発が進んでいる。高性能化の
一つに高ズーム倍率化があり、この高ズーム倍率化をズ
ームレンズのみで進めようとするとズームレンズが大型
になり、小型化が阻害されてしまう。
型、軽量化と高性能化の開発が進んでいる。高性能化の
一つに高ズーム倍率化があり、この高ズーム倍率化をズ
ームレンズのみで進めようとするとズームレンズが大型
になり、小型化が阻害されてしまう。
【０００３】この高ズーム倍率化と小型化を両立させる
ために、信号処理で映像信号を電子的に拡大する電子ズ
ームとズームレンズを併用する方式のビデオカメラが製
品化されている。上記電子ズームの倍率をＭＥ、上記ズ
ームレンズの倍率をＭＬとすると、ビデオカメラのズー
ム倍率はＭＥ×ＭＬとなり、電子ズームの倍率だけズー
ムレンズの倍率を小さくすることができる。電子ズーム
は、例えば森村他「純電子式画像揺れ補正システム」
（テレビジョン学会技術報告ＶＯＬ.１５,Ｎｏ.７，第
４３頁〜第４８頁，１９９１年１月）に記載されている
ように、ＬＳＩなどの少数の電子部品で実現できる。
ために、信号処理で映像信号を電子的に拡大する電子ズ
ームとズームレンズを併用する方式のビデオカメラが製
品化されている。上記電子ズームの倍率をＭＥ、上記ズ
ームレンズの倍率をＭＬとすると、ビデオカメラのズー
ム倍率はＭＥ×ＭＬとなり、電子ズームの倍率だけズー
ムレンズの倍率を小さくすることができる。電子ズーム
は、例えば森村他「純電子式画像揺れ補正システム」
（テレビジョン学会技術報告ＶＯＬ.１５,Ｎｏ.７，第
４３頁〜第４８頁，１９９１年１月）に記載されている
ように、ＬＳＩなどの少数の電子部品で実現できる。
【０００４】ビデオカメラの操作の一例として、図８と
図９に示すように、ズームレンズの倍率を選択するＴ／
Ｗ（テレ／ワイド）スイッチで電子ズーム倍率も選択す
る方法がある。図８において５１はズームレンズ、５２
は撮像素子、５３は信号処理回路、５４はズームレンズ
駆動回路、５５は電子ズーム処理回路、５６はズーム倍
率制御回路、５７はＴ／Ｗスイッチである。撮像素子５
２から読み出された信号は信号処理回路５３でガンマ処
理やホワイトバランスなどの処理を施される。また、信
号処理回路５３からの信号は電子ズーム処理回路５５で
信号補間等により拡大され、信号処理回路５３に戻され
る。一方、ズーム倍率制御回路５６はズームレンズ駆動
回路５４にレンズズーム倍率ＭＬを、電子ズーム処理回
路５５に電子ズーム倍率ＭＥを送り、図９に示すように
ズーム倍率を制御する。
図９に示すように、ズームレンズの倍率を選択するＴ／
Ｗ（テレ／ワイド）スイッチで電子ズーム倍率も選択す
る方法がある。図８において５１はズームレンズ、５２
は撮像素子、５３は信号処理回路、５４はズームレンズ
駆動回路、５５は電子ズーム処理回路、５６はズーム倍
率制御回路、５７はＴ／Ｗスイッチである。撮像素子５
２から読み出された信号は信号処理回路５３でガンマ処
理やホワイトバランスなどの処理を施される。また、信
号処理回路５３からの信号は電子ズーム処理回路５５で
信号補間等により拡大され、信号処理回路５３に戻され
る。一方、ズーム倍率制御回路５６はズームレンズ駆動
回路５４にレンズズーム倍率ＭＬを、電子ズーム処理回
路５５に電子ズーム倍率ＭＥを送り、図９に示すように
ズーム倍率を制御する。
【０００５】図９において横軸は時間を表し、縦軸はカ
メラの倍率を表す。時刻ＴＳでＴ／Ｗスイッチによって
テレが選択されたとすると、まずズームレンズで倍率が
上がる。時刻ＴＬＥでズームレンズがテレ端になり、更
にＴ／Ｗスイッチによってテレが選択されていた場合に
は、電子ズームによって徐々に倍率を上げる。
メラの倍率を表す。時刻ＴＳでＴ／Ｗスイッチによって
テレが選択されたとすると、まずズームレンズで倍率が
上がる。時刻ＴＬＥでズームレンズがテレ端になり、更
にＴ／Ｗスイッチによってテレが選択されていた場合に
は、電子ズームによって徐々に倍率を上げる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記ビデオカメラの操
作の例は、レンズズームの倍率変化と同様に電子ズーム
の倍率変化も徐々に行なうものであり、しかもズームレ
ンズがテレ端になって初めて電子ズーム動作が開始され
る。したがって、電子ズームを用いれば瞬時にズーム倍
率を変えられるにもかかわらず、連続的な倍率変化しか
制御できない。また、単純に電子ズームによって瞬時の
倍率変化を与えると、画質、特に解像度が劣下した映像
信号を出力し続けることになってしまうという問題点が
ある。この解像度劣下は小松他「固体カメラ用任意電子
ズームの画質評価」（テレビジョン学会全国大会予稿集
第２９頁〜第３０頁，１９９０年）に記載されているよ
うに、主流となっている２行混合の信号読み出しの撮像
素子を用いているからである。
作の例は、レンズズームの倍率変化と同様に電子ズーム
の倍率変化も徐々に行なうものであり、しかもズームレ
ンズがテレ端になって初めて電子ズーム動作が開始され
る。したがって、電子ズームを用いれば瞬時にズーム倍
率を変えられるにもかかわらず、連続的な倍率変化しか
制御できない。また、単純に電子ズームによって瞬時の
倍率変化を与えると、画質、特に解像度が劣下した映像
信号を出力し続けることになってしまうという問題点が
ある。この解像度劣下は小松他「固体カメラ用任意電子
ズームの画質評価」（テレビジョン学会全国大会予稿集
第２９頁〜第３０頁，１９９０年）に記載されているよ
うに、主流となっている２行混合の信号読み出しの撮像
素子を用いているからである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
手段として、ズームレンズと、該ズームレンズにより結
像された光学像を映像信号に変換する撮像素子と、該撮
像素子から読み出された映像信号を水平方向および垂直
方向に拡大する電子ズーム処理回路と、上記ズームレン
ズのズーム倍率を変化させるズームレンズ駆動回路と、
該ズームレンズ駆動回路および上記電子ズーム処理回路
を制御し、上記ズームレンズのズーム倍率と上記電子ズ
ーム処理回路の電子ズーム倍率を制御するズーム倍率制
御回路とを設け、上記ズーム倍率制御回路は、上記電子
ズーム倍率が瞬時に変化し、しかも上記電子ズーム倍率
の最小変化幅の少なくとも２倍以上変化するように上記
電子ズーム処理回路を制御し、しかる後、上記電子ズー
ム倍率と上記ズームレンズのズーム倍率との積がほぼ一
定になる条件で、上記電子ズーム倍率を徐々に下げると
ともに上記ズームレンズのズーム倍率を上げるように上
記電子ズーム処理回路および上記ズームレンズ駆動回路
を制御する。
手段として、ズームレンズと、該ズームレンズにより結
像された光学像を映像信号に変換する撮像素子と、該撮
像素子から読み出された映像信号を水平方向および垂直
方向に拡大する電子ズーム処理回路と、上記ズームレン
ズのズーム倍率を変化させるズームレンズ駆動回路と、
該ズームレンズ駆動回路および上記電子ズーム処理回路
を制御し、上記ズームレンズのズーム倍率と上記電子ズ
ーム処理回路の電子ズーム倍率を制御するズーム倍率制
御回路とを設け、上記ズーム倍率制御回路は、上記電子
ズーム倍率が瞬時に変化し、しかも上記電子ズーム倍率
の最小変化幅の少なくとも２倍以上変化するように上記
電子ズーム処理回路を制御し、しかる後、上記電子ズー
ム倍率と上記ズームレンズのズーム倍率との積がほぼ一
定になる条件で、上記電子ズーム倍率を徐々に下げると
ともに上記ズームレンズのズーム倍率を上げるように上
記電子ズーム処理回路および上記ズームレンズ駆動回路
を制御する。
【０００８】
【作用】電子ズームで瞬時に倍率を変えた後、電子ズー
ム倍率とズームレンズのズーム倍率との積がほぼ一定に
なる条件で、電子ズーム倍率を徐々に下げるとともに上
記ズームレンズのズーム倍率を上げるようにすれば、電
子ズームによる解像度劣下は一定期間生じるだけで、そ
の後は解像度劣下のない瞬時ズームを実現することがで
きる。
ム倍率とズームレンズのズーム倍率との積がほぼ一定に
なる条件で、電子ズーム倍率を徐々に下げるとともに上
記ズームレンズのズーム倍率を上げるようにすれば、電
子ズームによる解像度劣下は一定期間生じるだけで、そ
の後は解像度劣下のない瞬時ズームを実現することがで
きる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いながら説明
する。
する。
【００１０】図１に、本発明の一実施例のブロック図
を、図２に制御方法を示す。図１において１はズームレ
ンズ、２は撮像素子、３は信号処理回路、４はズームレ
ンズ駆動回路、５は電子ズーム処理回路、６はズーム倍
率制御回路、７はＴ／Ｗ（テレ／ワイド）スイッチ、８
は瞬時ズームスイッチである。
を、図２に制御方法を示す。図１において１はズームレ
ンズ、２は撮像素子、３は信号処理回路、４はズームレ
ンズ駆動回路、５は電子ズーム処理回路、６はズーム倍
率制御回路、７はＴ／Ｗ（テレ／ワイド）スイッチ、８
は瞬時ズームスイッチである。
【００１１】ズームレンズ１によって撮像素子２の受光
面上に結像された被写体像は光電変換されて読みださ
れ、信号処理回路３でガンマ処理やホワイトバランスな
どの処理を施される。また、信号処理回路３からの信号
は電子ズーム処理回路５で信号補間等により拡大され、
信号処理回路３に戻される。一方、ズーム倍率制御回路
６はズームレンズ駆動回路４にレンズズーム倍率ＭＬ
を、電子ズーム処理回路５に電子ズーム倍率ＭＥを送
り、図２に示すようにズーム倍率を制御する。
面上に結像された被写体像は光電変換されて読みださ
れ、信号処理回路３でガンマ処理やホワイトバランスな
どの処理を施される。また、信号処理回路３からの信号
は電子ズーム処理回路５で信号補間等により拡大され、
信号処理回路３に戻される。一方、ズーム倍率制御回路
６はズームレンズ駆動回路４にレンズズーム倍率ＭＬ
を、電子ズーム処理回路５に電子ズーム倍率ＭＥを送
り、図２に示すようにズーム倍率を制御する。
【００１２】図２において横軸は時間を表わし、縦軸は
ズーム倍率を表わす。また、破線は電子ズーム倍率の時
間変化を、一点鎖線はレンズズーム倍率の時間変化を、
実線はカメラのトータルの倍率すなわちレンズズーム倍
率と電子ズーム倍率の積を表わす。
ズーム倍率を表わす。また、破線は電子ズーム倍率の時
間変化を、一点鎖線はレンズズーム倍率の時間変化を、
実線はカメラのトータルの倍率すなわちレンズズーム倍
率と電子ズーム倍率の積を表わす。
【００１３】時刻ＴＳで瞬時ズームスイッチ８によって
瞬時ズームが選択されたとすると、まず電子ズーム倍率
が所定の倍率まで瞬時に上がる。その後、時刻ＴＥまで
レンズズーム倍率を徐々に上げ、電子ズーム倍率を徐々
に下げる。
瞬時ズームが選択されたとすると、まず電子ズーム倍率
が所定の倍率まで瞬時に上がる。その後、時刻ＴＥまで
レンズズーム倍率を徐々に上げ、電子ズーム倍率を徐々
に下げる。
【００１４】マイコンを用いて上記ズーム倍率制御回路
６を構成すれば、上記した所定の瞬時ズーム倍率変化を
２倍にする、あるいは３倍にするなどの設定を容易に行
なうことができる。また、図８と図９で説明したよう
に、Ｔ／Ｗスイッチ７を用いてレンズズーム倍率と電子
ズーム倍率を徐々に変化させることもできる。
６を構成すれば、上記した所定の瞬時ズーム倍率変化を
２倍にする、あるいは３倍にするなどの設定を容易に行
なうことができる。また、図８と図９で説明したよう
に、Ｔ／Ｗスイッチ７を用いてレンズズーム倍率と電子
ズーム倍率を徐々に変化させることもできる。
【００１５】次に複数回瞬時ズームが選択された場合の
制御例を図３と図４に示す。図３、図４において破線、
一点鎖線、実線は図２と同様にそれぞれ電子ズーム倍
率、レンズズーム倍率、トータルのカメラの倍率の時間
変化を表わす。
制御例を図３と図４に示す。図３、図４において破線、
一点鎖線、実線は図２と同様にそれぞれ電子ズーム倍
率、レンズズーム倍率、トータルのカメラの倍率の時間
変化を表わす。
【００１６】図３において時刻ＴＳ１で瞬時ズームスイ
ッチ８によって瞬時ズームが選択され、電子ズーム倍率
が瞬時に変化してトータルのズーム倍率がＭ１からＭ２
に変化する。その後、トータルのズーム倍率をＭ２に保
持しながら時刻ＴＥ１まで電子ズーム倍率を徐々に小さ
くし、同時にレンズズーム倍率を徐々に大きくする。そ
の後の時刻ＴＳ２で再び瞬時ズームが選択されると、電
子ズーム倍率が再び瞬時に変化してトータルのズーム倍
率がＭ２からＭ３に変化する。更にその後、トータルの
ズーム倍率をＭ３に保持しながら時刻ＴＥ２まで電子ズ
ーム倍率を徐々に小さくし、同時にレンズズーム倍率を
徐々に大きくする。
ッチ８によって瞬時ズームが選択され、電子ズーム倍率
が瞬時に変化してトータルのズーム倍率がＭ１からＭ２
に変化する。その後、トータルのズーム倍率をＭ２に保
持しながら時刻ＴＥ１まで電子ズーム倍率を徐々に小さ
くし、同時にレンズズーム倍率を徐々に大きくする。そ
の後の時刻ＴＳ２で再び瞬時ズームが選択されると、電
子ズーム倍率が再び瞬時に変化してトータルのズーム倍
率がＭ２からＭ３に変化する。更にその後、トータルの
ズーム倍率をＭ３に保持しながら時刻ＴＥ２まで電子ズ
ーム倍率を徐々に小さくし、同時にレンズズーム倍率を
徐々に大きくする。
【００１７】図４は電子ズーム倍率がもとに戻らないう
ちに瞬時ズームが選択された場合の制御例である。時刻
ＴＳ１で瞬時ズームが選択され、電子ズーム倍率が瞬時
に変化してトータルのズーム倍率がＭ１からＭ２に変化
した後、トータルのズーム倍率をＭ２に保持しながら電
子ズーム倍率を徐々に小さくし、同時にレンズズーム倍
率を徐々に大きくしている途中の時刻ＴＳ２で、再び瞬
時ズームが選択されたとする。この場合、電子ズームの
倍率を、時刻ＴＳ２の直前の倍率からＭ３÷Ｍ２倍だけ
変化させ、トータルのズーム倍率をＭ２からＭ３に瞬時
に変化させる。その後、トータルのズーム倍率をＭ３に
保持しながら時刻ＴＥ２まで電子ズーム倍率を徐々に小
さくし、同時にレンズズーム倍率を徐々に大きくする。
ちに瞬時ズームが選択された場合の制御例である。時刻
ＴＳ１で瞬時ズームが選択され、電子ズーム倍率が瞬時
に変化してトータルのズーム倍率がＭ１からＭ２に変化
した後、トータルのズーム倍率をＭ２に保持しながら電
子ズーム倍率を徐々に小さくし、同時にレンズズーム倍
率を徐々に大きくしている途中の時刻ＴＳ２で、再び瞬
時ズームが選択されたとする。この場合、電子ズームの
倍率を、時刻ＴＳ２の直前の倍率からＭ３÷Ｍ２倍だけ
変化させ、トータルのズーム倍率をＭ２からＭ３に瞬時
に変化させる。その後、トータルのズーム倍率をＭ３に
保持しながら時刻ＴＥ２まで電子ズーム倍率を徐々に小
さくし、同時にレンズズーム倍率を徐々に大きくする。
【００１８】図５に、本発明の別の実施例のブロック図
を示す。図５において９はズームレンズ、１０は撮像素
子、１１は信号処理回路、１２はズームレンズ駆動回
路、１３は電子ズーム処理回路、１４はズーム倍率制御
回路、１５はＴ／Ｗ（テレ／ワイド）スイッチ、１６は
瞬時ズームスイッチ、１７はズーム倍率検出回路であ
る。ズームレンズ駆動回路１２は図１のズームレンズ駆
動回路４と異なり、レンズズーム倍率を上げるか下げる
かというＵ／Ｄ（アップ／ダウン）信号で制御される。
この場合、レンズズーム倍率が何倍になっているかをズ
ーム倍率検出回路１７で検出し、検出したズーム倍率を
ズーム倍率制御回路１４にフィ−ドバックすることによ
り、図２から図４に示す制御を行なうことができる。
を示す。図５において９はズームレンズ、１０は撮像素
子、１１は信号処理回路、１２はズームレンズ駆動回
路、１３は電子ズーム処理回路、１４はズーム倍率制御
回路、１５はＴ／Ｗ（テレ／ワイド）スイッチ、１６は
瞬時ズームスイッチ、１７はズーム倍率検出回路であ
る。ズームレンズ駆動回路１２は図１のズームレンズ駆
動回路４と異なり、レンズズーム倍率を上げるか下げる
かというＵ／Ｄ（アップ／ダウン）信号で制御される。
この場合、レンズズーム倍率が何倍になっているかをズ
ーム倍率検出回路１７で検出し、検出したズーム倍率を
ズーム倍率制御回路１４にフィ−ドバックすることによ
り、図２から図４に示す制御を行なうことができる。
【００１９】図６に、本発明の更に別の実施例のブロッ
ク図を示す。図６において１８はズームレンズ、１９は
撮像素子、２０は信号処理回路、２１はズームレンズ駆
動回路、２２は電子ズーム処理回路、２３はズーム倍率
制御回路、２４はＴ／Ｗ（テレ／ワイド）スイッチ、２
５は瞬時ズームスイッチ、２６は垂直電子ズーム処理回
路、２７は水平電子ズーム処理回路である。電子ズーム
処理回路２２は信号補間で映像信号を拡大するので、垂
直方向のズームと水平方向のズームを独立して施すこと
ができる。したがって、本実施例では垂直方向のズーム
を行なう垂直電子ズーム処理回路２６に垂直方向の電子
ズーム倍率ＭＥＶを供給し、水平方向のズームを行なう
水平電子ズーム処理回路２７に水平方向の電子ズーム倍
率ＭＥＨを供給する。
ク図を示す。図６において１８はズームレンズ、１９は
撮像素子、２０は信号処理回路、２１はズームレンズ駆
動回路、２２は電子ズーム処理回路、２３はズーム倍率
制御回路、２４はＴ／Ｗ（テレ／ワイド）スイッチ、２
５は瞬時ズームスイッチ、２６は垂直電子ズーム処理回
路、２７は水平電子ズーム処理回路である。電子ズーム
処理回路２２は信号補間で映像信号を拡大するので、垂
直方向のズームと水平方向のズームを独立して施すこと
ができる。したがって、本実施例では垂直方向のズーム
を行なう垂直電子ズーム処理回路２６に垂直方向の電子
ズーム倍率ＭＥＶを供給し、水平方向のズームを行なう
水平電子ズーム処理回路２７に水平方向の電子ズーム倍
率ＭＥＨを供給する。
【００２０】図７に制御例を示す。まず、垂直の電子ズ
ーム倍率は１倍に、水平の電子ズーム倍率はＭＨ倍に選
択され、カメラのトータルのズーム倍率が垂直Ｍ１Ｖ倍
に、水平Ｍ１Ｈ＝Ｍ１Ｖ×ＭＨ倍に選択されているもの
とする。時刻ＴＳで瞬時ズームスイッチ２５によって瞬
時ズームが選択されると、垂直の電子ズーム倍率はＭＶ
倍に、水平の電子ズーム倍率はＭＨ×ＭＶ倍に瞬時に変
化し、カメラのトータルのズーム倍率は垂直Ｍ２Ｖ＝Ｍ
１Ｖ×ＭＶ倍に、水平Ｍ２Ｈ＝Ｍ１Ｈ×ＭＶ倍に瞬時に
変化する。その後、カメラのトータルのズーム倍率は垂
直Ｍ２Ｖ倍に、水平Ｍ２Ｈ倍に保持しながら、時刻ＴＥ
まで電子ズーム倍率を徐々に小さくし、同時にレンズズ
ーム倍率を徐々に大きくする。本実施例によると、任意
のアスペクト比を選択しながら瞬時ズームを行なうこと
ができる。
ーム倍率は１倍に、水平の電子ズーム倍率はＭＨ倍に選
択され、カメラのトータルのズーム倍率が垂直Ｍ１Ｖ倍
に、水平Ｍ１Ｈ＝Ｍ１Ｖ×ＭＨ倍に選択されているもの
とする。時刻ＴＳで瞬時ズームスイッチ２５によって瞬
時ズームが選択されると、垂直の電子ズーム倍率はＭＶ
倍に、水平の電子ズーム倍率はＭＨ×ＭＶ倍に瞬時に変
化し、カメラのトータルのズーム倍率は垂直Ｍ２Ｖ＝Ｍ
１Ｖ×ＭＶ倍に、水平Ｍ２Ｈ＝Ｍ１Ｈ×ＭＶ倍に瞬時に
変化する。その後、カメラのトータルのズーム倍率は垂
直Ｍ２Ｖ倍に、水平Ｍ２Ｈ倍に保持しながら、時刻ＴＥ
まで電子ズーム倍率を徐々に小さくし、同時にレンズズ
ーム倍率を徐々に大きくする。本実施例によると、任意
のアスペクト比を選択しながら瞬時ズームを行なうこと
ができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、ズーム倍率が瞬時に変
化し、しかも解像度劣下が一定期間しか生じないビデオ
カメラを提供することができる。
化し、しかも解像度劣下が一定期間しか生じないビデオ
カメラを提供することができる。
【図１】本発明の実施例のブロック図である。
【図２】本発明の制御方法の実施例を示す図である。
【図３】本発明の制御方法の実施例を示す図である。
【図４】本発明の制御方法の実施例を示す図である。
【図５】本発明の実施例のブロック図である。
【図６】本発明の実施例のブロック図である。
【図７】本発明の制御方法の実施例を示す図である。
【図８】ズーム倍率制御の従来例のブロック図である。
【図９】ズーム倍率制御方法の従来例を示す図である。
１…ズームレンズ、 ２…撮像素子、 ３…信号処理回路、 ４…ズームレンズ駆動回路、 ５…電子ズーム処理回路、 ６…ズーム倍率制御回路、 ７…Ｔ／Ｗスイッチ、 ８…瞬時ズームスイッチ、 ９…ズームレンズ、 １０…撮像素子、 １１…信号処理回路、 １２…ズームレンズ駆動回路、 １３…電子ズーム処理回路、 １４…ズーム倍率制御回路、 １５…Ｔ／Ｗスイッチ、 １６…瞬時ズームスイッチ、 １７…ズーム倍率検出回路、 １８…ズームレンズ、 １９…撮像素子、 ２０…信号処理回路、 ２１…ズームレンズ駆動回路、 ２２…電子ズーム処理回路、 ２３…ズーム倍率制御回路、 ２４…Ｔ／Ｗスイッチ、 ２５…瞬時ズームスイッチ、 ２６…垂直電子ズーム処理回路、 ２７…水平電子ズーム処理回路、 ＭＬ…レンズズーム倍率制御信号、 ＭＥ…電子ズーム倍率制御信号、 ＭＥＶ…垂直電子ズーム倍率制御信号、 ＭＥＨ…水平電子ズーム倍率制御信号。
Claims (2)
- 【請求項１】ズームレンズと、該ズームレンズにより結
像された光学像を映像信号に変換する撮像素子と、該撮
像素子から読み出された映像信号を水平方向および垂直
方向に拡大する電子ズーム処理回路と、上記ズームレン
ズのズーム倍率を変化させるズームレンズ駆動回路と、
該ズームレンズ駆動回路および上記電子ズーム処理回路
を制御し、上記ズームレンズのズーム倍率と上記電子ズ
ーム処理回路の電子ズーム倍率を制御するズーム倍率制
御回路とを有し、上記ズーム倍率制御回路は、上記電子
ズーム倍率が瞬時に変化し、しかも上記電子ズーム倍率
の最小変化幅の少なくとも２倍以上変化するように上記
電子ズーム処理回路を制御し、しかる後、上記電子ズー
ム倍率と上記ズームレンズのズーム倍率との積がほぼ一
定になる条件で、上記電子ズーム倍率を徐々に下げると
ともに上記ズームレンズのズーム倍率を上げるように上
記電子ズーム処理回路および上記ズームレンズ駆動回路
を制御することを特徴とするビデオカメラ。 - 【請求項２】上記電子ズーム処理回路は水平方向の電子
ズーム倍率と、該水平方向の電子ズーム倍率とは異なる
垂直方向の電子ズーム倍率を有し、上記ズーム倍率制御
回路は、上記水平方向の電子ズーム倍率および垂直方向
の電子ズーム倍率が瞬時に変化し、しかも上記水平方向
の電子ズーム倍率あるいは垂直方向の電子ズーム倍率の
最小変化幅の少なくとも２倍以上変化するように上記電
子ズーム処理回路を制御し、しかる後、上記水平方向の
電子ズ−ム倍率と上記ズームレンズのズーム倍率との積
および上記垂直方向の電子ズーム倍率と上記ズームレン
ズのズーム倍率との積がほぼ一定になる条件で、上記水
平方向の電子ズーム倍率と上記垂直方向の電子ズーム倍
率を徐々に下げるとともに上記ズームレンズのズーム倍
率を上げるように上記電子ズーム処理回路および上記ズ
ームレンズ駆動回路を制御することを特徴とする請求項
１記載のビデオカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4076584A JPH05284404A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4076584A JPH05284404A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ビデオカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05284404A true JPH05284404A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13609336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4076584A Pending JPH05284404A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ビデオカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05284404A (ja) |
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-
1992
- 1992-03-31 JP JP4076584A patent/JPH05284404A/ja active Pending
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