JP2829802B2 - フィルタープレスの操業方法 - Google Patents
フィルタープレスの操業方法Info
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- JP2829802B2 JP2829802B2 JP3276758A JP27675891A JP2829802B2 JP 2829802 B2 JP2829802 B2 JP 2829802B2 JP 3276758 A JP3276758 A JP 3276758A JP 27675891 A JP27675891 A JP 27675891A JP 2829802 B2 JP2829802 B2 JP 2829802B2
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- JP
- Japan
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- filter press
- stock solution
- press
- injection
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- Treatment Of Sludge (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はフィルタープレスの操
業方法に係り、詳しくは、脱水の対象となる原液中に含
まれる沈澱スラッジ(SS)などの濃度が変動しても、
その濃度に応じた最も効果的な効率で運転できるフィル
タープレスの操業方法に係る。
業方法に係り、詳しくは、脱水の対象となる原液中に含
まれる沈澱スラッジ(SS)などの濃度が変動しても、
その濃度に応じた最も効果的な効率で運転できるフィル
タープレスの操業方法に係る。
【0002】
【従来の技術】 泥漿中に含まれる液のみをフィルター
といわれる濾材を通過させることによって、泥漿中に含
まれる不溶解な粒状または繊維状物質を濾滓(すなわ
ち、ケーキ)として分離させる。このことを濾過といっ
て、この濾過を加圧して行なうものをフィルタープレス
(圧濾器)といっている。フィルタープレスは濾過面積
が大きく、高圧で使用できるため、処理能力が大きく、
各種の泥漿の濾過に使用され、ちなみに、製鉄鋼工場に
おける各種表面処理排水中の沈澱スラッジの濾過のため
に使用されている。すなわち、これら排水は、化1に示
される金属などの陽イオンならびに陰イオンを含有して
いる。このため、これらイオンを含んだままでは排水で
きないため、消石灰等のアルカリ剤を添加して金属水酸
化物を生成させ、これを沈澱スラッジとして沈澱槽で沈
澱させる。
といわれる濾材を通過させることによって、泥漿中に含
まれる不溶解な粒状または繊維状物質を濾滓(すなわ
ち、ケーキ)として分離させる。このことを濾過といっ
て、この濾過を加圧して行なうものをフィルタープレス
(圧濾器)といっている。フィルタープレスは濾過面積
が大きく、高圧で使用できるため、処理能力が大きく、
各種の泥漿の濾過に使用され、ちなみに、製鉄鋼工場に
おける各種表面処理排水中の沈澱スラッジの濾過のため
に使用されている。すなわち、これら排水は、化1に示
される金属などの陽イオンならびに陰イオンを含有して
いる。このため、これらイオンを含んだままでは排水で
きないため、消石灰等のアルカリ剤を添加して金属水酸
化物を生成させ、これを沈澱スラッジとして沈澱槽で沈
澱させる。
【0003】 Fe2+、Fe3+、Zn2+、Ni2+、Cr6+、PO4 3−
【0004】
【0005】 この沈澱スラッジ(SS)を含む原液の
含水率は99〜95%であって、これをフィルタープレ
スで含水率を50〜70%に低減できるようにすると、
それに応じて容積も低減し、脱水された脱水ケーキは再
資源化ないし埋立処分される。
含水率は99〜95%であって、これをフィルタープレ
スで含水率を50〜70%に低減できるようにすると、
それに応じて容積も低減し、脱水された脱水ケーキは再
資源化ないし埋立処分される。
【0006】 図1は後記のとおり本発明方法を実施す
る工程のフローシートを示すが、一部の原液流量の積算
計3や処理能力演算器5を除いて、フィルタープレスの
操業は、図1に示す工程を経て、1サイクルが完了し、
脱水ケーキが得られる。なお、図1において符号1は沈
澱スラッジなどの泥漿から成る原液を供給する原液槽、
2は原液槽1から原液をフィルタープレス4に圧送する
給泥ポンプ、4はポンプから送られる原液を加圧濾過す
るフィルタープレスであり、フィルタープレス4におい
ては圧搾ポンプ7によって加圧される。 1、圧入工程;まず、原液はフィルタープレス4に給泥
ポンプ2によって2〜4kg/cm2で圧入する。 2、圧搾工程;フィルタープレス4において圧搾ポンプ
7によって7〜15kg/cm2で圧搾し、このように
原液を加圧濾過することによって脱水し、脱水ケーキと
濾液を分離する。 3、雑工程;脱水ケーキを払出し、その後、フィルター
の瀘布を洗浄し、次の圧入工程の準備に入る。
る工程のフローシートを示すが、一部の原液流量の積算
計3や処理能力演算器5を除いて、フィルタープレスの
操業は、図1に示す工程を経て、1サイクルが完了し、
脱水ケーキが得られる。なお、図1において符号1は沈
澱スラッジなどの泥漿から成る原液を供給する原液槽、
2は原液槽1から原液をフィルタープレス4に圧送する
給泥ポンプ、4はポンプから送られる原液を加圧濾過す
るフィルタープレスであり、フィルタープレス4におい
ては圧搾ポンプ7によって加圧される。 1、圧入工程;まず、原液はフィルタープレス4に給泥
ポンプ2によって2〜4kg/cm2で圧入する。 2、圧搾工程;フィルタープレス4において圧搾ポンプ
7によって7〜15kg/cm2で圧搾し、このように
原液を加圧濾過することによって脱水し、脱水ケーキと
濾液を分離する。 3、雑工程;脱水ケーキを払出し、その後、フィルター
の瀘布を洗浄し、次の圧入工程の準備に入る。
【0007】 このようなフィルタープレスによる加圧
濾過においては、従来では、機種によって決まり機種が
同じであれば一定である雑時間とともに、圧入時間なら
びに圧搾時間を一定として制御している。しかし、一例
をあげると、図2に示すように、原液の濃度(図2のS
S%は原液中の沈澱スラッジ濃度)が変ると、それに応
じてフィルタープレスへの原液の圧入量が変化すること
もあって、原液濃度が変化するときでも、フィルタープ
レスへの原液圧入時間を一定にとることは、一定に設定
した圧入時間の中には無駄な時間が含まれ、かえって、
これによってフィルタープレスの能力が低下しているこ
とになる。
濾過においては、従来では、機種によって決まり機種が
同じであれば一定である雑時間とともに、圧入時間なら
びに圧搾時間を一定として制御している。しかし、一例
をあげると、図2に示すように、原液の濃度(図2のS
S%は原液中の沈澱スラッジ濃度)が変ると、それに応
じてフィルタープレスへの原液の圧入量が変化すること
もあって、原液濃度が変化するときでも、フィルタープ
レスへの原液圧入時間を一定にとることは、一定に設定
した圧入時間の中には無駄な時間が含まれ、かえって、
これによってフィルタープレスの能力が低下しているこ
とになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は上記問題点
の解決を目的とし、具体的には、例えば、沈澱スラッジ
などの濃度が変化する系において、その濃度変化に応じ
て最高の処理能力を示すようにフィルタープレスを操業
できる方法を提案する。また、一方において、本発明に
おいては、処理能力が原液濃度に応じて理論的に必要と
される処理能力に相当するコンパクトなものとして構成
されるフィルタープレスを提供することにもある。
の解決を目的とし、具体的には、例えば、沈澱スラッジ
などの濃度が変化する系において、その濃度変化に応じ
て最高の処理能力を示すようにフィルタープレスを操業
できる方法を提案する。また、一方において、本発明に
おいては、処理能力が原液濃度に応じて理論的に必要と
される処理能力に相当するコンパクトなものとして構成
されるフィルタープレスを提供することにもある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明方法は、濾過す
べき原液を給泥ポンプによりフィルタープレスに圧入
し、この原液をフィルタープレスで濾過する際に、この
原液の圧入量積算値を求める一方、この積算値にもとず
いて、次の(1)式によって演算される単位時間当りの
処理量又は能力Aが最大となるよう、原液の圧入時間を
求め、この圧入時間のもとでフィルタープレスの運転を
停止することを特徴とする。 ここで、圧入時間(C):フィルタープレスへ原液を圧入させている時間 圧搾時間(D):脱水ケーキの含水率をある値以下にするために 決めているフィルタープレスの圧搾時間 雑時間 (E):脱水ケーキの払落しの時間、瀘布の洗浄時間及 び次の圧入の準備時間であって、機種毎に決ま っている一定の時間
べき原液を給泥ポンプによりフィルタープレスに圧入
し、この原液をフィルタープレスで濾過する際に、この
原液の圧入量積算値を求める一方、この積算値にもとず
いて、次の(1)式によって演算される単位時間当りの
処理量又は能力Aが最大となるよう、原液の圧入時間を
求め、この圧入時間のもとでフィルタープレスの運転を
停止することを特徴とする。 ここで、圧入時間(C):フィルタープレスへ原液を圧入させている時間 圧搾時間(D):脱水ケーキの含水率をある値以下にするために 決めているフィルタープレスの圧搾時間 雑時間 (E):脱水ケーキの払落しの時間、瀘布の洗浄時間及 び次の圧入の準備時間であって、機種毎に決ま っている一定の時間
【0010】 以下、この手段たる構成ならびにその作
用について図面によって、詳しく説明すると、つぎの通
りである。
用について図面によって、詳しく説明すると、つぎの通
りである。
【0011】 なお、図1は本発明方法を実施する際に
用いられる装置の一例を示すフローシートであり、図2
は沈澱スラッジ(SS)濃度の異なる原液をフィルター
プレスで処理する際の原液の圧入時間と原液圧入量の積
算値との関係を示すグラフであり、図3は沈澱スラッジ
(SS)濃度の異なる原液の圧入時間と(1)式で計算
した単位時間当りの処理量又は処理能力との関係を示す
グラフである。図1において、すでに示したとおり、符
号1は原液槽、2は給泥ポンプ、4はフィルタープレ
ス、6は水槽、7は圧搾ポンプを示し、このほかに、本
発明方法を実施するために、給泥ポンプ2とフィルター
プレス4との間に原液の圧入量積算計を介在させ、この
値を処理能力演算器5に入力させる。そこで、この演算
器5において、後記の(1)式にしたがって適切な原液
のフィルタープレスへの圧入時間を求め、それに達した
ときに給泥ポンプ2を停止する。
用いられる装置の一例を示すフローシートであり、図2
は沈澱スラッジ(SS)濃度の異なる原液をフィルター
プレスで処理する際の原液の圧入時間と原液圧入量の積
算値との関係を示すグラフであり、図3は沈澱スラッジ
(SS)濃度の異なる原液の圧入時間と(1)式で計算
した単位時間当りの処理量又は処理能力との関係を示す
グラフである。図1において、すでに示したとおり、符
号1は原液槽、2は給泥ポンプ、4はフィルタープレ
ス、6は水槽、7は圧搾ポンプを示し、このほかに、本
発明方法を実施するために、給泥ポンプ2とフィルター
プレス4との間に原液の圧入量積算計を介在させ、この
値を処理能力演算器5に入力させる。そこで、この演算
器5において、後記の(1)式にしたがって適切な原液
のフィルタープレスへの圧入時間を求め、それに達した
ときに給泥ポンプ2を停止する。
【0012】 そこで、図1によってこれらのところを
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0013】 まず、沈澱スラッジ(SS)を含有した
原液は原液槽1に貯留される。その後、給泥ポンプ2で
フィルタープレス4に圧入される。この圧入量は、原液
流量積算計3によって圧入開始後から積算する。この原
液の圧入量積算値は処理能力演算器5に入力され、次に
示す(1)式によって単位時間当りの処理能力Aを求
め、この単位時間当りの処理能力が下降しはじめた段
階、つまり、そのときの圧入時間で給泥ポンプ2を停止
する。なお、この停止によって単位サイクル当りのフィ
ルタープレス操業は終了し、次工程に入る。
原液は原液槽1に貯留される。その後、給泥ポンプ2で
フィルタープレス4に圧入される。この圧入量は、原液
流量積算計3によって圧入開始後から積算する。この原
液の圧入量積算値は処理能力演算器5に入力され、次に
示す(1)式によって単位時間当りの処理能力Aを求
め、この単位時間当りの処理能力が下降しはじめた段
階、つまり、そのときの圧入時間で給泥ポンプ2を停止
する。なお、この停止によって単位サイクル当りのフィ
ルタープレス操業は終了し、次工程に入る。
【0014】 ここで、圧入時間(C):フィルタープレスへ原液を圧入させている時間 圧搾時間(D):脱水ケーキの含水率をある値以下にするために 決めているフィルタープレスの圧搾時間 雑時間 (E):脱水ケーキの払落しの時間、瀘布の洗浄時間及 び次の圧入の準備時間であって、機種毎に決ま っている一定の時間
【0015】 すなわち、沈澱スラッジが含まれる原液
を圧入して行くと、フィルタープレス4のフィルターが
詰ってくるにしたがって、フィルタープレス4に圧入で
きる原液の量は減少する。ついに、原液はフィルターを
流れなくなって、原液の圧入量の積算値はそれ以上増え
なくなって、飽和する。
を圧入して行くと、フィルタープレス4のフィルターが
詰ってくるにしたがって、フィルタープレス4に圧入で
きる原液の量は減少する。ついに、原液はフィルターを
流れなくなって、原液の圧入量の積算値はそれ以上増え
なくなって、飽和する。
【0016】 (1)式において、圧搾時間(D)は脱
水ケーキの含水率がある値以下になるまで加圧濾過する
時間であって、事前に予め一定の時間として与えること
ができるため、この圧搾時間Dは雑時間Eとともに一定
にとることができる。一方、原液の圧入量は圧入時間C
と共に増加し、変数となる。原液圧入量の積算値Bは圧
入の開始からどんどん増加し、原液の沈澱スラッジ濃度
によって異なるが、ある時点に達すると、それ以上増え
なくなり、それに対応する圧入時間が求められる。従っ
て、フィルタープレスの単位時間当りの処理能力Aも、
ある値までは上昇するが、原液圧入量の積算値B
(m3)の増加率はある値からは下降することになる。
この変化点を、原液の圧入量積算値Bやそれにもとずい
て(1)式によって求められる単位時間当りの処理能力
として捕えて、処理能力演算器5から指令を送って給泥
ポンプ2による原液の圧入を停止すると、常にフィルタ
ープレス4ではその単位時間当りの処理能力A最大の値
が得られるように操業できる。
水ケーキの含水率がある値以下になるまで加圧濾過する
時間であって、事前に予め一定の時間として与えること
ができるため、この圧搾時間Dは雑時間Eとともに一定
にとることができる。一方、原液の圧入量は圧入時間C
と共に増加し、変数となる。原液圧入量の積算値Bは圧
入の開始からどんどん増加し、原液の沈澱スラッジ濃度
によって異なるが、ある時点に達すると、それ以上増え
なくなり、それに対応する圧入時間が求められる。従っ
て、フィルタープレスの単位時間当りの処理能力Aも、
ある値までは上昇するが、原液圧入量の積算値B
(m3)の増加率はある値からは下降することになる。
この変化点を、原液の圧入量積算値Bやそれにもとずい
て(1)式によって求められる単位時間当りの処理能力
として捕えて、処理能力演算器5から指令を送って給泥
ポンプ2による原液の圧入を停止すると、常にフィルタ
ープレス4ではその単位時間当りの処理能力A最大の値
が得られるように操業できる。
【0017】 すなわち、本発明方法において、図1に
示すフローシートにしたがって、沈澱スラッジ(SS)
濃度が3%と1%との原液圧入量の積算値Bをフィルタ
ープレスへの圧入時間(分)と関連させて求めたとこ
ろ、図2に示すとおりの関係が求められた。図2から明
らかなように、圧入開始から原液は圧力時間とともに圧
入されるが、沈澱スラッジ(SS)濃度3%のときは圧
入時間8分で原液圧入量の積算値Bは圧入時間8分で最
高値に達し、それ以後は増加せず、一定になる。また、
沈澱スラッジ(SS)濃度1%の場合は、原液圧入量の
積算値Bは圧入時間14分で最高値に達し、それ以後は
略々一定になっている。この図2に示す結果に基づい
て、(1)式により単位時間当りの処理能力Aを求めた
ところ、図3に示すとおりであり、その最高効率点は沈
澱スラッジ(SS)濃度3%で圧入時間8分であり、圧
入時間を13〜14分まで延長すると、かえって、単位
時間当りの処理能力Bは最高値よりかえって10%前後
低下し、沈澱スラッジ(SS)1%濃度で圧入時間13
分であった。
示すフローシートにしたがって、沈澱スラッジ(SS)
濃度が3%と1%との原液圧入量の積算値Bをフィルタ
ープレスへの圧入時間(分)と関連させて求めたとこ
ろ、図2に示すとおりの関係が求められた。図2から明
らかなように、圧入開始から原液は圧力時間とともに圧
入されるが、沈澱スラッジ(SS)濃度3%のときは圧
入時間8分で原液圧入量の積算値Bは圧入時間8分で最
高値に達し、それ以後は増加せず、一定になる。また、
沈澱スラッジ(SS)濃度1%の場合は、原液圧入量の
積算値Bは圧入時間14分で最高値に達し、それ以後は
略々一定になっている。この図2に示す結果に基づい
て、(1)式により単位時間当りの処理能力Aを求めた
ところ、図3に示すとおりであり、その最高効率点は沈
澱スラッジ(SS)濃度3%で圧入時間8分であり、圧
入時間を13〜14分まで延長すると、かえって、単位
時間当りの処理能力Bは最高値よりかえって10%前後
低下し、沈澱スラッジ(SS)1%濃度で圧入時間13
分であった。
【0018】 このような結果からみると、仮に、沈澱
スラッジ(SS)濃度1%の原液のために運転している
処理系において、沈澱スラッジ濃度3%の原液を圧入し
たとするときは、濃度1%の原液では圧入時間Cが13
分か14分に設定されているために、圧入時間13分の
条件で濃度3%の原液を加圧濾過すると、圧入時間が長
すぎることもあって、圧入時間8分のときの値より10
%程度低下し、フィルタープレスはこのような能力不足
のもとで運転されていることになる。なお、この処理条
件は、圧搾時間15分、雑時間10分、沈澱スラッジ
(SS)の成分はCa12%、Zr30%、Ni9%で
あり、フィルタープレスの濾材の濾過面積100m2で
あった。
スラッジ(SS)濃度1%の原液のために運転している
処理系において、沈澱スラッジ濃度3%の原液を圧入し
たとするときは、濃度1%の原液では圧入時間Cが13
分か14分に設定されているために、圧入時間13分の
条件で濃度3%の原液を加圧濾過すると、圧入時間が長
すぎることもあって、圧入時間8分のときの値より10
%程度低下し、フィルタープレスはこのような能力不足
のもとで運転されていることになる。なお、この処理条
件は、圧搾時間15分、雑時間10分、沈澱スラッジ
(SS)の成分はCa12%、Zr30%、Ni9%で
あり、フィルタープレスの濾材の濾過面積100m2で
あった。
【0019】
【発明の効果】 以上詳しく説明した通り、本発明方法
は、濾過すべき原液を給泥ポンプによりフィルタープレ
スに圧入し、この原液をフィルタープレスで濾過する際
に、この原液の圧入量積算値を求める一方、この積算値
にもとずいて、次の(1)式によって演算される単位時
間当りの処理量又は能力Aが最大となるよう、原液の圧
入時間を求め、この圧入時間のもとでフィルタープレス
の運転を停止することを特徴とする。 ここで、圧入時間(C):フィルタープレスへ原液を圧入させている時間 圧搾時間(D):脱水ケーキの含水率をある値以下にするために 決めているフィルタープレスの圧搾時間 雑時間 (E):脱水ケーキの払落しの時間、瀘布の洗浄時間及 び次の圧入の準備時間であって、機種毎に決ま っている一定の時間
は、濾過すべき原液を給泥ポンプによりフィルタープレ
スに圧入し、この原液をフィルタープレスで濾過する際
に、この原液の圧入量積算値を求める一方、この積算値
にもとずいて、次の(1)式によって演算される単位時
間当りの処理量又は能力Aが最大となるよう、原液の圧
入時間を求め、この圧入時間のもとでフィルタープレス
の運転を停止することを特徴とする。 ここで、圧入時間(C):フィルタープレスへ原液を圧入させている時間 圧搾時間(D):脱水ケーキの含水率をある値以下にするために 決めているフィルタープレスの圧搾時間 雑時間 (E):脱水ケーキの払落しの時間、瀘布の洗浄時間及 び次の圧入の準備時間であって、機種毎に決ま っている一定の時間
【0020】 このようにフィルタープレスを操業する
と、原液の圧入量を積算した積算量を求め、この積算量
やそれにもとずいて求めた単位時間当りのフィルタープ
レスの処理能力から、この単位時間当りの処理能力が最
高となるように、原液の圧入時間を調整できるため、フ
ィルタープレスによる処理が最も高い効率で行なうこと
ができる。また、フィルタープレスの処理が最も高い効
率であることから、フィルタープレスそのものの寸法や
構造は必要最少限のものとしてコンパクト化を図ること
ができる。
と、原液の圧入量を積算した積算量を求め、この積算量
やそれにもとずいて求めた単位時間当りのフィルタープ
レスの処理能力から、この単位時間当りの処理能力が最
高となるように、原液の圧入時間を調整できるため、フ
ィルタープレスによる処理が最も高い効率で行なうこと
ができる。また、フィルタープレスの処理が最も高い効
率であることから、フィルタープレスそのものの寸法や
構造は必要最少限のものとしてコンパクト化を図ること
ができる。
【図1】 本発明方法を実施する際に用いられる装置の
一例を示すフローシートである。
一例を示すフローシートである。
【図2】 沈澱スラッジ(SS)濃度の異なる原液をフ
ィルタープレスで処理する際の原液の圧入時間と原液圧
入量の積算値との関係を示すグラフである。
ィルタープレスで処理する際の原液の圧入時間と原液圧
入量の積算値との関係を示すグラフである。
【図3】 沈澱スラッジ(SS)濃度の異なる原液の圧
入時間と(1)式で計算した単位時間当りの処理量又は
処理能力との関係を示すグラフである。
入時間と(1)式で計算した単位時間当りの処理量又は
処理能力との関係を示すグラフである。
1 原液槽 2 給泥ポンプ 3 原液流量積算計 4 フィルタープレス 5 処理能力演算器 6 水槽 7 圧搾ポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 濾過すべき原液を給泥ポンプによりフィ
ルタープレスに圧入し、この原液をフィルタープレスで
濾過する際に、この原液の圧入量積算値を求める一方、
この積算値にもとずいて、次の(1)式によって演算さ
れる単位時間当りの処理量又は能力Aが最大となるよ
う、原液の圧入時間を求め、この圧入時間のもとでフィ
ルタープレスの運転を停止することを特徴とするフィル
タープレスの操業方法。 ここで、圧入時間(C):フィルタープレスへ原液を圧入させている時間 圧搾時間(D):脱水ケーキの含水率をある値以下にするために 決めているフィルタープレスの圧搾時間 雑時間 (E):脱水ケーキの払落しの時間、瀘布の洗浄時間及 び次の圧入の準備時間であって、機種毎に決ま っている一定の時間
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3276758A JP2829802B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | フィルタープレスの操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3276758A JP2829802B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | フィルタープレスの操業方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584404A JPH0584404A (ja) | 1993-04-06 |
| JP2829802B2 true JP2829802B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=17573941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3276758A Expired - Lifetime JP2829802B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | フィルタープレスの操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829802B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5684532A (en) * | 1995-10-06 | 1997-11-04 | Sensormatic Electronics Corporation | Video camera with improved zoom capability |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5325968A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-10 | Kubota Ltd | Automatic control device for filter press |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3276758A patent/JP2829802B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0584404A (ja) | 1993-04-06 |
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