JPH11513514A - 色分類されたｐｏｓステーション店員業務評価装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 関連するＰＯＳステーション店貨(16−22)の業務能力を評価する際に用いる方法を提供する。その方法は、ＰＯＳステーション店員を様々な基準に従ってグループ化する工程と、各分類に対し特有の視覚的表示特徴(50)を選択する工程と、すべての関連するＰＯＳステーション店員(52)を個々の異なる識別にしたがって表示する工程と、表示を適合化(30)して選択された視覚的表示特徴を明示する工程と、店負ＩＤを持つすべての関連するＰＯＳステーション店員からの取引き情報を蓄積する工程と、使用者と適合化された表示との間の対話を通じて取引き情報を表示する工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 色分類されたＰＯＳステーション店員業務評価装置および方法発明の技術分野 本発明は、小売店で見られるようないわゆる「ＰＯＳ」（売り場(Ｐoint of Ｓa le)）システムに関し、特に、ＰＯＳステーションに関連して用いられる店員の 業務評価装置および方法に関する。発明の背景 今日の小売業経営では、店舗の出口にチェックアウトカウンターを設置し、そ れぞれに店員により操作されるＰＯＳステーションが配置されており、それによ り、バーコード走査によって商品のチェックアウトを行ない、商品のバーコード と交差的に相関関係にある商品価格を含む記憶ユニットから商品価格を検索し、 各商品の勘定を客に示し、そして、選択された商品の価格を集計し、さらに、そ のＰＯＳステーションによって、商品を購入したときに客に取引明細を渡すとい うことは通常行われている。 商取引情報は概略各ＰＯＳステーションの親レベルのコンピュータに送られて 、在庫調べおよび店員の評価の目的のために記憶される。その評価パラメータは 、この目的のために指定された管理者によって与えられるもので、時間や店員の 不正（怠慢）に伴って低い取引高となるような店員の業務能率について店が関心 を持つであろう事項を含む。 店員評価を目的として親レベルのコンピュータで行われているような現在知ら れている店員評価は、一般に、個々の関連するＰＯＳステーションごとに評価レ ベルの記憶されているデータのプリントアウトを審査することを含むようなもの で、評価者にとって大変労力のいる作業であることは明らかである。発明の概要 本発明の主たる目的は、複数のステーションＰＯＳ配置において店員評価のた めのより高度な装置および方法を提供する点にある。 本発明のより特別な目的は、ＰＯＳステーションの店員評価において分類化お よび集合化の段階分けを行なうことができるようにすることで、ホストコンピュ ータを操作する評価者の能率を高める点にある。 前述及びその他の目的達成のため、本発明は、ＰＯＳステーションの店員の業 務評価に用いる方法を提供する。その方法は、ＰＯＳステーションの店員を種々 の分類基準に従ってグループに類別する工程と、各分類に対する視覚的表示特徴 を選択する工程と、店員のそれぞれの識別にしたがって、関連するすべてのＰＯ Ｓステーションの店員を表示する工程と、その表示を、選択された視覚的表示特 徴を明示するために適合化する工程と、すべての関連するＰＯＳステーションか らの取引き情報を店員の識別とともに蓄積する工程と、適合化された表示とユー ザーとの対話を通じて取り引き情報を表示する工程とを備える。 その方法の一つの特定の実施例においては、店員の識別データは各店員の名前 で構成することができ、はじめは、適合化されていない表示が評価レベルでの店 員の名前の平面表示の画面に映し出される。その表示には、複数の色の表示も含 まれ、それらの色は、色を選択することによって店員の名前に割り当てることが でき、それにより、店員の名前を、その名前に対する背景となるようなその色と 対照的に表示することができる。一つの分類の例として、店員の業務経験年数を 基に店員を類別することもでき、その場合には、表示適合化工程は、例えば１０ 年又はそれ以上の年数の店員には赤色を割り当て、５年又はそれ以上の経験者に はグレーを割り当て、一年未満の経験者には、青色を割り当てるというようにす る。その表示適合化工程は、分類が要求されるときに、色を明らかに１より多く の店員に割り当てることになる。 その色の割当ては、個々の店員の能力情報の場合と同様に、デジタルルックア ップテーブルの店員の識別と交差的に関連するであろう。評価者は、色に基づい てその適合化された表示と対話を行なう。つまり、１０年勤続の店員の能力を調 べるためには、評価者は、その適合化された表示から単純に赤色の表示区域を選 ぶだけでいいのである。 分類のための他の基礎として、店員の不正を用いることができるであろう。店 員ごとの不正を行なう傾向の段階も適合化された表示において同様に色で対応す ることができる。 高い不正傾向のある店員のグループの能力を調べるために、評価者に、店員不 正傾向の高い店員のグループに割り当てられた色のみに関して、適合された表示 と対話を行なうことが要求される。 察知されるように、ＰＯＳステーション店員評価を説明したが、それは、本発 明の色対応の情報検索例に過ぎない。 前述の方法を実行する装置ついては以下に説明する。 本発明の前述のおよびその他の目的および特徴は、以下の本発明の詳細な説明 および図面から更に理解されることとなろう。図面においては、全体を通して、 同様な構成部分は共通の参照番号で表している。図面の簡単な説明 図１は、本発明に係る装置の機能ブロックダイヤグラムである。 図２は、本発明に係る図１の装置によって実行される方法のフローチャートで ある。 図３は、本発明に係るビデオ画面表示を示す。望ましい実施例の詳細な説明 図１を参照すると、装置１０はＰＯＳレベル１２を含んでおり、それは、ＰＯ Ｓ ＳＴＡ1、ＰＯＳ ＳＴＡ２、ＰＯＳ ＳＴＡ３およびＰＯＳ ＳＴＡＮと図示 されているように、複数のＰＯＳステーションを備える。ＰＯＳ ステーション の出力データは、取引きデータおよび店員の識別(ID)を含むもので、ライン１６ 、１８、２０および２２を経由して、親コンピュータレベル１４に蓄積される。 ライン１６、１８、２０および２２は、双方向通信可能なラインで、ＰＯＳレベ ル１２に親コンピュータ１４から選択的な質問を提供することができる。 親コンピュータレベル１４には、「店員ＩＤ及びデータメモリ」２４、「ＣＰＵ」 ２６、表示ユニット２８、「表示適合化装置」３０および「表示駆動装置」３２が 含まれる。 メモリ２４は、ライン３４を経由して蓄積された制御ＣＰＵ入力によってＣＰ Ｕ２６によって選択的に読み出され、また、店貞の識別（ＩＤ）データをライン ３６を経由してＣＰＵ２６に提供し、さらに、ＰＯＳ取引きデータをライン３８ を経由してＣＰＵ２６に提供する。 ＣＰＵ２６は、ライン４０からの入力によって表示適合化装置３０を制御し、 ライン４２からの入力によって表示駆動装置３２を制御する。表示適合化装置３ ０は、ライン４４を経由して表示駆動装置３２に入力を行ない、さらに、表示駆 動装置３２は、ライン４６を経由して表示ユニット２８に入力を行なう。 ＣＰＵ２６は、ライン４８を経由して、表示ユニット２８に入力を行ない、ま た、それから入力を受けたりする。表示ユニット２８は、上部にある横方向の表 示区域５０を備えており、それは、個々の表示部分 Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ，Ｆ及 びＧを含むように示されており、また、その表示ユニットは、縦方向の表示区域 ５２を持っており、それは、個々の表示部分 店員１、店員２、店員３および店 員ｎというように図示されている。 装置１０の操作においては、ＣＰＵ２６は、表示区域５０の表示部分Ａ−Ｇに 様々な色を表示する間に最初のセットアップ作業を開始し、システム作動の間を 通じてその表示を維持する。これに関し、そのＣＰＵは、その結果、ビデオおよ び色信号を表示駆動装置３２に供給し、それはそれからライン４６を経由して連 続して供給される信号によって表示区域５０を制御する。 装置を利用する際には、ＣＰＵ２６は、ＰＯＳステーションを管理して、店員 の識別および取引き情報をメモリ２４に伝達し、そのメモリは、店員の識別情報 と交差的に関連する取引き情報を記憶する。ＣＰＵ２６は、はじめにメモリから 識別情報を読み出し、それを表示区域５２に表示するが、それは、同様に、ライ ン４６を経由して表示駆動装置３２から供給された信号によって行われる。４つ の関連するＰＯＳステーションが図示されているが、本システムは、必要に応じ て、追加のＰＯＳステーションを表示するようにスクロールすることができる。 操作者又は利用者が表示区域５０および５２と対話を行なうときには、アイコ ン、例えば、ブラシの表示を使用し、それは、矢印キー又はマウスでいずれかの 色Ａ−Ｇを持つ選択されたレジストリに動かすことができ、その結果、Ｅnterキ ーの操作又はマウスのダブルクリックにより、ＣＰＵ２６に使用者が選んだ色を 伝えることができる。 色Ｃに対応する色を選んだ場合には、ＣＰＵは、色Ｃを、表示適合化のための 即座に有効な色として扱い、ライン４０を経由する入力によって表示適合化装置 にその旨を通知する。ＣＰＵは、その結果、使用者による選択色への店員の割り 当てを待つ。その使用者は、アイコンを１又は２以上の表示された店員のレジ ストリに移動し、要望に応じて、それらの店員は色Ｃを持つように分類されるで あろう。使用者がそのようにして店員１および店員３を指定すると、ＣＰＵには そのように通知されるが、それは、再度、アイコンをそれらの表示領域のレジス トリに移動し、使用者の指定によって使用者がＥnterキーを押すか又はマウスを ダブルクリックすることで行われる。その結果、ＣＰＵ２６は、表示区域５２の 表示位置の表示適合化装置３０に、どの部分が含まれているのかを伝え、そして 、その表示適合化装置は、その結果、表示駆動装置３２に店員１および店良３を 色Ｃで塗るよう指示する。残りの関連するＰＯＳステーションに対し、その他の 色の割当ても同様に行われる。 ＣＰＵ２６は、従って、アイコンを表示区域５２のいずれかの所定の領域に動 かすことに応答し、例えば、ある所定の領域でのマウスのシングルクリックをす ると、図１の表示画面の代わりに、所定の領域の色と共通する色の割当てを持つ 関連する店員に関するすべてのＰＯＳ取引き情報を表示する。それに代えて、図 １の表示はそのまま残し、その色分類に関する取引き情報および店員識別から適 当なプリントアウトを作ることができる。 図１の装置で実行される方法は、上記で論じたように、図２に述べられている 工程を含むことがわかるであろう。その図を参照すると、工程Ｓ1「ＰＯＳ店員を 分類基準に従ってグループ分けする」と、工程Ｓ2「各分類に対し特有の視覚的表 示特徴を選択する」とは、使用者が色選択を行ない、かつ、個々の異なる分類に おいて関連するＰＯＳ店員のグループを識別することにより実行される。 工程Ｓ3、それは工程Ｓ1およびＳ2より前に実行されるもので、その工程「関連 するＰＯＳ店員をそれぞれ異なる識別表記で表示する」では、ＣＰＵがアウトセ ットと個々の識別に関連する店員の最初でかつ連続的な表示とを行なう。 工程Ｓ4「表示を適合して選択された視覚的表示の特徴を明示する」では、Ｃ ＰＵが、上で論じたように、表示適合化装置３０を作動して、それに色および領 域の指定を行う。 工程Ｓ5「識別表記と交差的に関連する関連ＰＯＳ店員からの取り引き情報を 蓄積する」では、工程Ｓ１、Ｓ２およびＳ４より前に、最初の工程として同様に 実行される。 工程Ｓ6「使用者と適合表示との対話を通じてＰＯＳ取り引き情報を表示する 」では、ＣＰＵが、使用者がいずれかの所定の表示領域上でマウスのシングルク リックを行なうことに応じて、上で述べたような表示（印刷）をするが、その結 果としての取引き情報の表示又は印刷は、選択された色分類内においてＰＯＳ店 員に対し特有のものとなる。 図３は、本発明のビデオ画面表示を示すもので、そこでは、店員が、オペレー タ名、オペレータ番号および指定した色によって識別されている。好ましいグラ フィック構成では、本発明は、図３表示の上部にペイント缶として示すように、 選択可能な色を表示することと、色選択および店員の分類の間、アイコンをペイ ントブラシ（図示せず）とすることと、選択されたペイント缶が使用者のほうに 傾き、一定量の色がペイントブラシの上にこぼれることと、ペイントを含んだブ ラシが、表示された店員のレジストリに移動して所望のようにそれに色を塗るこ ととは予定するものである。 特に開示した装置装置およびシステムへの様々な変更を、本発明の範囲を逸脱 することなく取り入れることができることは明らかである。例えば、多様な陰影 をつける表示方法を種々の色の代わりに用いることができることは明らかである 。従って、本発明の特に開示し説明した望ましい実施例は、一つの例示であり、 限定的な意味合いはないことを認識すべきである。本発明の真の意図および範囲 は、以下の請求の範囲に説明されている。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．関連するＰＯＳステーション店員の業務能力を評価する際に用いる方法であ って、 (a) 前記ＰＯＳステーション店員を様々な分類基準に従ってグループ化する工 程と、 (b) 各分類に対し特有の視覚的表示特徴を選択する工程と、 (c) すべての関連するＰＯＳステーション店員をその個々の異なる識別表記に したがって表示する工程と、 (d) 前記選択された視覚的表示特徴を明示するように前記表示を適合化する工 程と、 (e) 異なる店員の識別表記と交差的に関連するすべての関連するＰＯＳステー ションからの取引き情報を蓄積する工程と、 (f) 使用者と前記適合された表示との間での対話を通じてＰＯＳ取引き情報を 表示する工程とを備える方法。 ２．請求項１の方法において、前記視覚的表示特徴はそれぞれ異なる色となるよ うに選択されることを特徴とする方法。 ３．請求項１の方法において、前記視覚的表示特徴はそれぞれ異なる陰影となる ように選択されることを特徴とする方法。 ４．請求項１の方法において、前記すべての関連するＰＯＳステーション店員を その個々の異なる識別表記にしたがって表示する工程は、店員の名前を表示する ことによって実行されることを特徴とする方法。 ５．請求項４の方法において、前記ＰＯＳステーション店員を様々な分類基準に 従ってグループ化する工程は、前記店員のそれぞれの異なる経験年数を示す分類 を与えることによって実行されることを特徴とする方法。 ６．請求項４の方法において、前記ＰＯＳステーション店員を様々な分類基準に 従ってグループ化する工程は、前記店員のそれぞれの不正を働く傾向を示す分類 を与えることによって実行されることを特徴とする方法。 ７．請求項１の方法において、前記各分類に対し特有の視覚的表示特徴を選択す る工程は、前記特徴を共通してスクリーンに表示し、さらに、該スクリーン から表示の特徴を選択することによって実行される方法。 ８．請求項１の方法において、前記すべての関連するＰＯＳステーション店員を その個々の異なる識別表記にしたがって表示する工程は、店員の名前をスクリー ンの第１の部分に表示することによって実行され、さらに、前記各分類に対し特 有の視覚的表示特徴を選択する工程は、前記特徴を前記スクリーンの第１の部分 とは異なる位置にあるスクリーンの第２の部分に共通して表示することによって 一部が実行されることを特徴とする方法。 ９．請求項８の方法において、前記各分類に対し特有の視覚的表示特徴を選択す る工程は、前記スクリーンから表示特徴を選択することによってさらに一部が実 行される方法。 10．請求項８の方法において、前記第１のスクリーンの部分は概略中央スクリー ンの部分であり、前記第２のスクリーンの部分は前記スクリーンの周辺部分であ ることを特徴とする方法。 11．請求項９の方法において、前記第１のスクリーン部分は概略中央スクリーン の部分であり、前記第２のスクリーンの部分は前記スクリーンの周辺部分である ことを特徴とする方法。 12．請求項７の方法において、前記スクリーンから表示特徴を選択する工程は、 移動自在なアイコンをスクリーンに配置し、さらに、前記アイコンを前記表示特 徴を持つレジストリに移動させることによって実行されることを特徴とする方法 。 13．請求項 12 の方法において、前記選択された視覚的表示特徴を明示するよう に前記表示を適合化する工程は、前記アイコンを前記表示された関連するＰＯＳ ステーション店員のレジストリに移動することによって実行されることを特徴と する方法。 14．請求項 12 の方法において、前記表示特徴の表示は、ペイント缶のイメージ で表現することと、前記表示されたペイント缶にそれぞれ異なる色を与えること とによって実行されることを特徴とする方法。