JPH1151245A - グランドパッキンの応力緩和防止構造 - Google Patents

グランドパッキンの応力緩和防止構造

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JPH1151245A
JPH1151245A JP21222197A JP21222197A JPH1151245A JP H1151245 A JPH1151245 A JP H1151245A JP 21222197 A JP21222197 A JP 21222197A JP 21222197 A JP21222197 A JP 21222197A JP H1151245 A JPH1151245 A JP H1151245A
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packing
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gland packing
bolt
valve shaft
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Takashi Shinozaki
隆司 篠崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グランドパッキンへの押力を長期に持たせる
ことができるグランドパッキンの応力緩和防止構造を提
供する。 【解決手段】 パッキンボックス1a内に上下動可能に
挿入された弁軸2と、パッキンボックス1aと弁軸2と
の間に介装されたグランドパッキン6と、このグランド
パッキン6の上方に配置されたパッキンホロア15と、
弁軸通し穴及び複数のボルト通し穴を有する弓なりの板
バネ19と、この板バネ19をパッキンホロア15上に
複数枚介してグランドパッキン6を押さえるボルト部材
16,18とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は工場、プラントな
どの配管に組み込まれる玉形弁、仕切弁あるいはバタフ
ライ弁等の一般弁に用いて好適なグランドパッキンの応
力緩和防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば実公平1−24465公報
に示された従来のグランドパッキンの応力緩和防止構造
を示す図であり、図において、1は弁箱、1aは弁箱1
の上半部を構成するパッキンボックス、2はパッキンボ
ックス1a内に上下動可能に挿入された弁軸、6はパッ
キンボックス1aと弁軸2との間に介装されたグランド
パッキン、7はグランドパッキン6の上面に配設された
パッキンフランジ、11はパッキンボックス1a内のグ
ランドパッキン6の下部にコイルバネ受け12a,12
bに挟まれて配設されたコイルバネである。
【0003】次に動作について説明する。このようなコ
イルバネ方式の構造においては、コイルバネ11の反発
力によって常時グランドパッキン6が押圧されることに
なる。
【0004】図6は上記実公平1−24465公報に示
された他のグランドパッキンの応力緩和防止構造を示す
図であり、図において、1は弁箱、1aはパッキンボッ
クス、2は弁軸、6はグランドパッキン、7はパッキン
フランジ、13はパッキンフランジ7の貫通穴を介して
弁箱1に螺合された複数の押えボルト、14はパッキン
フランジ7と押えボルト13の頭部との間に介装された
皿バネである。
【0005】次に動作について説明する。このような皿
バネ方式の構造においては、複数の押えボルト13を締
めつけることによりパッキンフランジ7が下降してグラ
ンドパッキン6が押圧されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のグランドパッキ
ンの応力緩和防止構造は以上のように構成されているの
で、コイルバネ方式ではコイルバネ11の反発力が小さ
くグランドパッキン6の締め付け力が不足するなどの課
題があった。
【0007】また、皿バネ方式では皿バネ14の反発力
は十分であるが変位量が小さいためグランドパッキン6
自体の経年変化に対応できないなどの課題があった。
【0008】また、皿バネ方式のように押えボルト(六
角ナット)13の下にバネを介在させ、その下にパッキ
ンフランジ7がある場合、1つ1つの押えボルト13を
締めてゆくと2点の支点ができるのでパッキンフランジ
7に傾き(モーメント)が生じるなどの課題があった。
【0009】上記のような構造の場合に、バネ力を強く
するには、後からバネを追加するが、この場合、押えボ
ルト13を全部外さなくてはならず手間がかかるなどの
課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、グランドパッキンへの押力を長期
に持たせることができるグランドパッキンの応力緩和防
止構造を得ることを目的とする。
【0011】また、この発明は、グランドパッキンの組
み付け後にもバネ力を容易に強くすることができるグラ
ンドパッキンの応力緩和防止構造を得ることを目的とす
る。
【0012】さらに、この発明は、グランドパッキン締
め付け後に生じるパッキン押圧部材にかかるモーメント
を無くすことができるグランドパッキンの応力緩和防止
構造を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るグランドパッキンの応力緩和防止構造は、パッキン収
容手段内に上下動可能に挿入された弁軸と、パッキン収
容手段と弁軸との間に介装されたグランドパッキンと、
このグランドパッキンの上方に配置されたパッキン押さ
え手段と、弁軸通し穴及び複数のボルト通し穴を有する
弓なりの板バネと、この板バネをパッキン押さえ手段上
に1枚以上介してグランドパッキンを押さえるボルト部
材とを備えたものである。
【0014】請求項2記載の発明に係るグランドパッキ
ンの応力緩和防止構造は、板バネに、ボルト通し穴に代
え、ボルト部材の一部が係合する第1切り溝を備えたも
のである。
【0015】請求項3記載の発明に係るグランドパッキ
ンの応力緩和防止構造は、板バネが、弁軸通し穴のみを
備え、板バネの端がボルト部材の一部に係合して固定さ
れる形状となっているものである。
【0016】請求項4記載の発明に係るグランドパッキ
ンの応力緩和防止構造は、板バネが、弁軸通し穴及びボ
ルト通し穴に代え、弁軸に係合する第2切り溝と、ボル
ト部材に係合し、第2切り溝と同一方向または逆方向を
向いた第3切り溝とを備えたものである。
【0017】請求項5記載の発明に係るグランドパッキ
ンの応力緩和防止構造は、板バネと、ボルト部材の板バ
ネ係合部分との間に、プレートを介装したものである。
【0018】請求項6記載の発明に係るグランドパッキ
ンの応力緩和防止構造は、板バネのボルト通し穴が設け
られた箇所が平面となるように折り曲げられたものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1のグラン
ドパッキンの応力緩和防止構造を示す図である。図にお
いて、1は弁箱、1aは弁箱1の上半部を構成するパッ
キンボックス(パッキン収容手段)、2はパッキンボッ
クス1a内に上下動可能に挿入された弁軸、6はパッキ
ンボックス1aと弁軸2との間に介装されたグランドパ
ッキン、15はグランドパッキン6の上方に配置され、
グランドパッキン6を押さえるためのパッキンホロア
(パッキン押さえ手段)、16は板バネ19の貫通穴を
介して弁箱1の上部の螺子穴に螺合された2本のスタッ
ドボルト(ボルト部材)、18はスタッドボルト17の
上端部に螺合された六角ナット(ボルト部材)、19は
パッキンホロア15と六角ナット18との間に介装され
た側面形状が弓なりに反った板バネである。
【0020】次に動作について説明する。上記のような
構造を組み立てる場合、グランドパッキン6、パッキン
ホロア15を貫通する穴、もしくは切り溝に弁軸2を通
し、スタッドボルト17の先端螺子部を弁箱1の上部螺
子穴に螺合した後、弁軸2及びスタッドボルト17に必
要枚数の板バネ19を重ねて通すことによりパッキンホ
ロア15上に配置し、上から六角ナット18で締めつけ
る。
【0021】このように弓なりの板バネ19をパッキン
ホロア15の上に載置し、更に板バネ19の上から六角
ナット18で締め付けるので、板バネ19のバネ圧がパ
ッキンホロア15を介してグランドパッキン6に伝わ
り、グランドパッキン6が強い力で押圧される。また、
弓なりになっているため、複数の六角ナット18で締め
付けても、締め付け応力が弁軸2に近くなり、パッキン
ホロア15にモーメントがかからなくなる。更に、板バ
ネ19を複数枚重ねて用いることによって、従来必要と
していたパッキンフランジが不要となる。
【0022】更に、板バネ19の形状は、基本的に図2
に示す板バネ19aのように平面形状が長方形で、弁軸
2とスタッドボルト17を通す貫通穴(弁軸通し穴、ボ
ルト通し穴)21,22、もしくは板バネ19b,19
cのように切り溝23,24があればよいが、同図2に
示す板バネ19のように本来あるべきパッキンフランジ
と概略同形状としてもよい。
【0023】また、板バネ19b,19cのように、ス
タッドボルト17を通す箇所を切り溝(第1切り溝)2
4とすることによって小型軽量のものとなる。更に、板
バネ19fのように、弁軸2用の切り溝の両側の一部が
六角ナット18にかかって固定される形状としても軽量
となる。
【0024】更に、板バネ19d,19eのように弁軸
2用の切り溝(第2切り溝)23a,23bとスタッド
ボルト17用の切り溝(第3切り溝)24a,24bを
同方向もしくは互いに逆方向に向けることによって、弁
軸2及びスタッドボルト17を取り外さなくとも、スタ
ッドボルト17をゆるめるだけで、板バネ19d,19
eを重ねて追加できるので、組み立て後にも容易にバネ
力を強くすることができる。
【0025】更に、図3に示すように、板バネ19と六
角ナット18の間に、平面状のプレート26を介装する
ことによって、六角ナット18を締め付けた際に、六角
ナット18の座面の一部が板バネ19の端と接触して六
角ナット18の締め付けが容易に行えなかったり、或い
は行えなかったりすることを防止できる。
【0026】更に、図4に示すように、板バネ19gの
スタッドボルト17の貫通穴が形成される箇所が平面と
なるように折り曲げることでも、六角ナット18を締め
付けた際に、六角ナット18の座面の一部が板バネ19
gの端と接触して六角ナット18の締め付けが容易に行
えなかったり、或いは行えなかったりすることを防止で
きる。
【0027】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、弓なりの板バネ19をパッキンフランジ7の上に載
置し、板バネ19の上から六角ナット18で締め付ける
ように構成したので、板バネ19のバネ圧でパッキンフ
ランジ7を介してグランドパッキン6を強い力で締め付
けることができる効果が得られる。
【0028】また、板バネ19を複数枚重ねて用いるこ
とによって、従来必要としていたパッキンフランジが不
要となる効果が得られる。
【0029】更に、板バネ19が弓なりになっているた
め、複数の六角ナット18で締め付けても、締め付け応
力が弁軸2に近くなり、パッキンホロア15に傾きがな
くなり、これによってグランドパッキン6の押さえに傾
きが生じることがなくなる効果が得られる。
【0030】更に、板バネ19b,19cを、スタッド
ボルト17を通す箇所が切り溝24となった極力小型の
ものとすることによって、軽量とすることができる効果
が得られる。
【0031】更に、板バネ19fのように、弁軸2用の
切り溝の両側の一部が六角ナット18にかかって固定さ
れる形状としても軽量となる効果が得られる。
【0032】更に、板バネ19d,19eに、弁軸2用
とスタッドボルト17用の切り溝を同方向もしくは互い
に逆方向に向けることによって、スタッドボルト17を
取り外さなくとも、スタッドボルト17をゆるめるだけ
で、板バネ19d,19eを重ねて追加できるので、組
み立て後にも容易にバネ力を強くすることができる効果
が得られる。
【0033】更に、板バネ19と六角ナット18の間
に、平面状のプレート26を介装することによって、六
角ナット18を締め付けた際に、六角ナット18の座面
の一部が板バネ19の端と接触して六角ナット18の締
め付けが容易に行えなかったり、或いは行えなかったり
することを防止できる効果が得られる。
【0034】更に、板バネ19gのスタッドボルト17
の貫通穴が形成される箇所が平面となるように折り曲げ
ることでも、六角ナット18を締め付けた際に、六角ナ
ット18の座面の一部が板バネ19gの端と接触して六
角ナット18の締め付けが容易に行えなかったり、或い
は行えなかったりすることを防止できる効果が得られ
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、パッキン収容手段内に上下動可能に挿入された弁
軸と、パッキン収容手段と弁軸との間に介装されたグラ
ンドパッキンと、このグランドパッキンの上方に配置さ
れたパッキン押さえ手段と、弁軸通し穴及び複数のボル
ト通し穴を有する弓なりの板バネと、この板バネをパッ
キン押さえ手段上に1枚以上介してグランドパッキンを
押さえるボルト部材とを備えて構成したので、板バネの
バネ圧でパッキン押さえ手段を介してグランドパッキン
を強い力で締め付けることができる効果が得られる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、板バネに、
ボルト通し穴に代え、ボルト部材の一部が係合する第1
切り溝を備えて構成したので、極力小型のものとするこ
とによって、軽量とすることができる効果が得られる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、板バネが、
弁軸通し穴のみを備え、板バネの端がボルト部材の一部
に係合して固定される形状となっているように構成した
ので、軽量とすることができる効果が得られる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、板バネに、
弁軸に係合する第2切り溝と、ボルト部材に係合し、第
2切り溝と同一方向または逆方向を向いた第3切り溝と
を備えて構成したので、ボルト部材を取り外さなくと
も、ボルト部材をゆるめるだけで、板バネを重ねて追加
できるので、組み立て後にも容易にバネ力を強くするこ
とができる効果が得られる。
【0039】請求項5記載の発明によれば、板バネとボ
ルト部材の板バネ係合部分との間に、プレートを介装し
て構成したので、ボルト部材を締め付けた際に、ボルト
部材の一部が板バネの端と接触してボルト部材の締め付
けが容易に行えなかったり、或いは行えなかったりする
ことを防止できる効果が得られる。
【0040】請求項6記載の発明によれば、板バネのボ
ルト通し穴を設けられた箇所を平面となるように折り曲
げて構成したので、ボルト部材を締め付けた際に、ボル
ト部材の一部が板バネの端と接触してボルト部材の締め
付けが容易に行えなかったり、或いは行えなかったりす
ることを防止できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるグランドパッキ
ンの応力緩和防止構造を示す図である。
【図2】板バネの平面形状を示す図である。
【図3】六角ナットと板バネとの間に介装されるプレー
トを示す図である。
【図4】板バネのスタッドボルト貫通穴の形成箇所を平
面形状に折り曲げた様子を示す図である。
【図5】従来のコイルバネ方式によるグランドパッキン
の応力緩和防止構造を示す図である。
【図6】従来の皿バネ方式によるグランドパッキンの応
力緩和防止構造を示す図である。
【符号の説明】
1a パッキンボックス(パッキン収容手段) 2 弁軸 6 グランドパッキン 15 パッキンホロア(パッキン押さえ手段) 16 スタッドボルト(ボルト部材) 18 六角ナット(ボルト部材) 19 板バネ 21 貫通穴(弁軸通し穴) 22 貫通穴(ボルト通し穴) 23a,23b 切り溝(第2切り溝) 24 切り溝(第1切り溝) 24a,24b 切り溝(第3切り溝)
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1のグラン
ドパッキンの応力緩和防止構造を示す図である。図にお
いて、1は弁箱、1aは弁箱1の上半部を構成するパッ
キンボックス(パッキン収容手段)、2はパッキンボッ
クス1a内に上下動可能に挿入された弁軸、6はパッキ
ンボックス1aと弁軸2との間に介装されたグランドパ
ッキン、15はグランドパッキン6の上方に配置され、
グランドパッキン6を押さえるためのパッキンホロア
(パッキン押さえ手段)、16は板バネ19の貫通穴を
介して弁箱1の上部の螺子穴に螺合された2本のスタッ
ドボルト(ボルト部材)、18はスタッドボルト16
上端部に螺合された六角ナット(ボルト部材)、19は
パッキンホロア15と六角ナット18との間に介装され
た側面形状が弓なりに反った板バネである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】次に動作について説明する。上記のような
構造を組み立てる場合、グランドパッキン6、パッキン
ホロア15を貫通する穴、もしくは切り溝に弁軸2を通
し、スタッドボルト16の先端螺子部を弁箱1の上部螺
子穴に螺合した後、弁軸2及びスタッドボルト16に必
要枚数の板バネ19を重ねて通すことによりパッキンホ
ロア15上に配置し、上から六角ナット18で締めつけ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】更に、板バネ19の形状は、基本的に図2
に示す板バネ19aのように平面形状が長方形で、弁軸
2とスタッドボルト16を通す貫通穴(弁軸通し穴、ボ
ルト通し穴)21,22、もしくは板バネ19b,19
cのように切り溝23,24があればよいが、同図2に
示す板バネ19のように本来あるべきパッキンフランジ
と概略同形状としてもよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、板バネ19b,19cのように、ス
タッドボルト16を通す箇所を切り溝(第1切り溝)2
4とすることによって小型軽量のものとなる。更に、板
バネ19fのように、弁軸2用の切り溝の両側の一部が
六角ナット18にかかって固定される形状としても軽量
となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】更に、板バネ19d,19eのように弁軸
2用の切り溝(第2切り溝)23a,23bとスタッド
ボルト16用の切り溝(第3切り溝)24a,24bを
同方向もしくは互いに逆方向に向けることによって、弁
軸2及びスタッドボルト16を取り外さなくとも、スタ
ッドボルト16をゆるめるだけで、板バネ19d,19
eを重ねて追加できるので、組み立て後にも容易にバネ
力を強くすることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】更に、図4に示すように、板バネ19gの
スタッドボルト16の貫通穴が形成される箇所が平面と
なるように折り曲げることでも、六角ナット18を締め
付けた際に、六角ナット18の座面の一部が板バネ19
gの端と接触して六角ナット18の締め付けが容易に行
えなかったり、或いは行えなかったりすることを防止で
きる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】更に、板バネ19b,19cを、スタッド
ボルト16を通す箇所が切り溝24となった極力小型の
ものとすることによって、軽量とすることができる効果
が得られる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】更に、板バネ19d,19eに、弁軸2用
とスタッドボルト16用の切り溝を同方向もしくは互い
に逆方向に向けることによって、スタッドボルト16
取り外さなくとも、スタッドボルト16をゆるめるだけ
で、板バネ19d,19eを重ねて追加できるので、組
み立て後にも容易にバネ力を強くすることができる効果
が得られる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】更に、板バネ19gのスタッドボルト16
の貫通穴が形成される箇所が平面となるように折り曲げ
ることでも、六角ナット18を締め付けた際に、六角ナ
ット18の座面の一部が板バネ19gの端と接触して六
角ナット18の締め付けが容易に行えなかったり、或い
は行えなかったりすることを防止できる効果が得られ
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるグランドパッキ
ンの応力緩和防止構造を示す縦断面図である。
【図2】各形状の板バネを示す平面図である。
【図3】六角ナットと板バネとの間に介装されるプレー
トを示す側面図である。
【図4】板バネのスタッドボルト貫通穴の形成箇所を平
面形状に折り曲げた様子を示す側面図である。
【図5】従来のコイルバネ方式によるグランドパッキン
の応力緩和防止構造を示す縦断面図である。
【図6】従来の皿バネ方式によるグランドパッキンの応
力緩和防止構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】 1a パッキンボックス(パッキン収容手段) 2 弁軸 6 グランドパッキン 15 パッキンホロア(パッキン押さえ手段) 16 スタッドボルト(ボルト部材) 18 六角ナット(ボルト部材) 19 板バネ 21 貫通穴(弁軸通し穴) 22 貫通穴(ボルト通し穴) 23a,23b 切り溝(第2切り溝) 24 切り溝(第1切り溝) 24a,24b 切り溝(第3切り溝)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッキン収容手段内に上下動可能に挿入
    された弁軸と、上記パッキン収容手段と上記弁軸との間
    に介装されたグランドパッキンと、このグランドパッキ
    ンの上方に配置されたパッキン押さえ手段と、弁軸通し
    穴及び複数のボルト通し穴を有する弓なりの板バネと、
    この板バネを上記パッキン押さえ手段上に1枚以上介し
    て上記グランドパッキンを押さえる複数のボルト部材と
    を備えたグランドパッキンの応力緩和防止構造。
  2. 【請求項2】 上記板バネに、上記ボルト通し穴に代
    え、上記ボルト部材の一部が係合する第1切り溝を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のグランドパッキンの
    応力緩和防止構造。
  3. 【請求項3】 上記板バネが、上記弁軸通し穴のみを備
    え、板バネの端が上記ボルト部材の一部に係合して固定
    される形状であることを特徴とする請求項1記載のグラ
    ンドパッキンの応力緩和防止構造。
  4. 【請求項4】 上記板バネが、上記弁軸通し穴と上記ボ
    ルト通し穴に代え、上記弁軸に係合する第2切り溝と、
    上記ボルト部材に係合し、上記第2切り溝と同一方向又
    は逆方向を向いた第3切り溝とを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のグランドパッキンの応力緩和防止構
    造。
  5. 【請求項5】 上記板バネと、上記ボルト部材の板バネ
    係合部分との間に、プレートを介装したことを特徴とす
    る請求項1記載のグランドパッキンの応力緩和防止構
    造。
  6. 【請求項6】 上記板バネのボルト通し穴が設けられた
    箇所が平面となるように折り曲げられたことを特徴とす
    る請求項1記載のグランドパッキンの応力緩和防止構
    造。
JP21222197A 1997-08-06 1997-08-06 グランドパッキンの応力緩和防止構造 Expired - Fee Related JP3414990B2 (ja)

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