JP2557352Y2 - 直動形圧力制御弁 - Google Patents

直動形圧力制御弁

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JP2557352Y2
JP2557352Y2 JP8335490U JP8335490U JP2557352Y2 JP 2557352 Y2 JP2557352 Y2 JP 2557352Y2 JP 8335490 U JP8335490 U JP 8335490U JP 8335490 U JP8335490 U JP 8335490U JP 2557352 Y2 JP2557352 Y2 JP 2557352Y2
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valve
valve body
diaphragm
nut
pressure
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JP8335490U
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JPH0441174U (ja
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辰男 鈴木
守 佐藤
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Venn Co Ltd
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Venn Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は一次側または二次側の流体圧力を感知して動
作する駆動部材と流路を開閉する弁体とが弁棒およびね
じ手段によって連結され一体に動作して流体圧力を制御
する直動形圧力制御弁に関するものである。
[従来の技術] 流体管路に直接設置されて二次側圧力の変動に応じて
開閉動作し二次側圧力を一定に調整する減圧弁や、流体
管路に直接またはバイパスに設置されて一次側圧力の変
動に応じて開閉動作し一次側圧力を一定に調整する圧力
調整弁などにおいて、流体圧力を感知して動作する駆動
部材と流路を開閉する弁体とを直結して一体に動作させ
る形式のものは周知である。
第8図は直動形の減圧弁の従来例を示すものであっ
て、流体の入口路52と出口路53および弁座54、案内部55
を有する弁本体51の上に駆動部材であるダイヤフラム56
とばねケース57とが周縁部を止ねじ58により固定して配
置されており、二次側から弁座54に着座する弁体59とダ
イヤフラム56とは筒状の案内部55に密嵌したピストン部
61を有する弁棒60の両端のねじ部62、63にねじ込んだナ
ット64、65によって一体に動作するように連結されてい
る。
弁本体51とダイヤフラム56とに囲まれた圧力室66に導
通孔67によって導入される出口路53側即ち二次側の流体
圧力が高くなると調節ばね68のばね荷重にうち勝ってダ
イヤフラム56が押上げられ、弁体59が弁座54に着座す
る。二次側の流体圧力が低くなると調節ばね68のばね荷
重によってダイヤフラム56が押下げられ、弁体59が弁座
54から離れる。
このような減圧弁において、流体中の砂などの固形異
物が弁体59に噛付いて閉弁不良となった場合や、二次側
圧力の異常上昇によってダイヤフラム56が破損した場合
などには、分解してこれらの故障部品を交換しなければ
ならない。
分解は止ねじ58を外してばねケース57を除去するとと
もに弁本体51のプラグ69を外してナット64、65を露出さ
せ、交換側の部品を固定しているナットを緩め抜取るこ
とによって行なうが、ピストン部61は案内部55を回転自
由に貫通しているのでもう一方のナットを固定しておく
必要がある。即ち、二つのナット64、65をスパナなどの
締付け工具でそれぞれ挟み、一方を固定してもう一方を
緩め方向へ回転させなければならないので面倒である。
また、交換側のナットを回転させても反対側のナットが
緩んでしまうことがあり、この場合は交換を要しない部
品を外してから弁棒60と交換を要する部品とを弁本体51
から上方または下方へ抜出し、改めて弁棒60を締付け工
具などで固定し交換側のナットを緩め抜取っている。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、直動形圧力制御弁
の故障部品を交換するとき弁棒の両端のナットをそれぞ
れ締付け工具で挟まなければならず、しかも交換を要し
ない側のナットが緩むことがあって交換作業がきわめて
面倒である、という点である。
即ち、本考案は交換側のナットのみを締付け工具で挟
んで緩めることにより簡単に交換作業が行なえる手段を
もった直動形圧力制御弁を提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 一次側または二次側の流体圧力を感知して動作する駆
動部材と流路を開閉する弁体とが弁棒およびその両端の
ねじ部にねじ込んだナットによって連結された直動形圧
力制御弁がもっている前記課題を解決するために、本考
案は弁本体に設けられて弁棒を直線往復動可能に貫通さ
せた案内部と弁棒とに互いに係合する凹凸部を設けた。
尚、凹凸部は常に互いに係合している構成に限らず、
開弁または閉弁のいずれかの位置のときにのみ互いに係
合する構成であってもよい。
[作用] 弁体および駆動部材のいずれかに交換の必要が生じた
とき、交換側の部品を弁棒に固定しているナットを露出
させて締付け工具により緩め方向へ回す。このとき、弁
棒は弁本体に凹凸部の係合によって回転不能にされるこ
とにより、交換側のナットのみが緩み抜取られることと
なる。
[実施例] 本考案を減圧弁に実施した例を図面に基いて説明す
る。
第1図において、流体の入口路2と出口路3および下
向きの弁座4とその上方に同心に配置した円筒状の案内
部5を有する弁本体1の上に駆動部材であるダイヤフラ
ム6とばねケース7とが周縁部を止ねじ8により固定し
て配置されている。弁体9は二次側に装入されて弁座4
に着座するように配置され、ダイヤフラム6と弁棒10に
よって連結されている。即ち、弁棒10は両端部にフラン
ジ11、13とねじ部12、14とを有し、弁体9が下方のねじ
部12にねじ込んだナット15によって下方のフランジ11に
押付けられるとともに、ダイヤフラム6とダイヤフラム
受17とが上方のねじ部14にねじ込んだナット16によって
上方のフランジ13に押付けられることによってダイヤフ
ラム6と弁体9とを一体に動作させ、且つ上方のフラン
ジ13の下方に連続形成したピストン部18が案内部5に密
着している。
弁本体1とダイヤフラム6とに囲まれた圧力室19は導
通孔20によって出口路3と連通し、またばねケース7に
は位置可調節のばね受21とダイヤフラム受17との間に圧
入した調節ばね22が装入されている。
二次側の流体圧力が高くなるとダイヤフラム6が圧力
室19の流体圧力によって押上げられて弁体9を弁座4に
着座させ、流体圧力が低くなるとダイヤフラム6が調節
ばね22のばね荷重によって押下げられて弁体9を弁座4
から離間させ、この動作により二次側圧力を一次側圧力
よりも低い一定値に制御することは従来と同じである。
本考案による弁棒10の回り止め手段は第2、3図を参
照して案内部5の圧力室19に突出した上面部分と上方の
フランジ13の下面部分とに対向させて形成した凹凸部に
よって構成されている。即ち、案内部5の上面部分に一
つの直径上に対向して二つの上向きの溝からなる凹部23
が設けられているとともに、フランジ13の下面に凹部23
に対向して二つの下向きの突起からなる凸部24が設けら
れており、これらは弁体9が半開乃至全開の範囲で互い
に係合する。
このような構成の本実施例において、流体中の砂、ご
みなどの固形異物が弁体9に噛付いて閉弁不良となり交
換の必要を生じたときは、弁本体1の弁座4の下方を塞
いだプラグ25を外して弁体9およびナット15を露出させ
る。このとき、調節ばね22のばね荷重によって弁体9は
全開とされ、凹部23に凸部24が係合しているので弁棒10
は回転不能となっている。そして、プラグ25を外した開
口からスパナ26を差込んでナット15を挟み緩め方向へ回
して抜取ることにより弁体9を交換し再び弁棒10に固定
する(第6図参照)。
また、二次側圧力の異常上昇によってダイヤフラム6
が破損し交換の必要を生じたときは、止ねじ8を外しば
ねケース7と調節ばね22とを除去してダイヤフラム6お
よびナット16を露出させ、ダイヤフラム6または弁棒10
を押下げて凹部23に凸部24を係合させた状態でスパナ26
でナット16を挟み緩め方向へ回して抜取ることによりダ
イヤフラム6を交換する(第7図参照)。
第4、5図は弁棒10の回り止め手段の異なる実施例で
あって、案内部5の上面部分に平面正六角形の上向きの
くぼみからなる凹部27が設けられているとともに、上方
のフランジ13の下面部分に平面正六角形の下向きの突起
からなる凸部28が設けられており、これらを弁体9の全
閉乃至全開の範囲で互いに係合させられている。
この構成の実施例の凹部27、凸部28は弁棒10の案内と
して働くと同時にナット15、16を回すときの弁棒10の回
り止めとして働く。
尚、凹凸部は案内部5と弁棒10とが互いに係合し回り
止めとして働く平面非円形であれば目的を達成でき、そ
の形状は前記のものに限定されない。
[考案の効果] 本考案によると、弁棒が回転しないのでこれに固定し
た弁棒と駆動部材の内で交換を要する側のナットのみを
回せばよく、全体を分解して両側で挟み持つ必要がない
とともに交換を要しない側のナットが緩むという不都合
を伴わずにきわめて簡単に交換作業が行なえるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は第1図の
拡大部分図、第3図は第2図のX−X線に沿う断面図、
第4図は本考案の異なる実施例の縦断面部分図、第5図
は第4図のY−Y線に沿う断面図、第6図および第7図
は分解状況を示す説明図、第8図は従来例の縦断面図で
ある。 1……弁本体、2……入口路、3……出口路、4……弁
座、5……案内部、6……ダイヤフラム、9……弁体、
10……弁棒、12、14……ねじ部、15、16……ナット、2
3、27……凹部、24、28……凸部、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次側または二次側の流体圧力を感知して
    動作する駆動部材と流路を開閉する弁体とが弁棒および
    その両端のねじ部にねじ込んだナットによって連結され
    た直動形圧力制御弁において、弁本体に設けられて前記
    弁棒を直線往復動可能に貫通させた案内部と前記弁棒と
    に互いに係合する凹凸部が設けられている直動形圧力制
    御弁。
JP8335490U 1990-08-06 1990-08-06 直動形圧力制御弁 Expired - Lifetime JP2557352Y2 (ja)

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JP2010534802A (ja) * 2007-07-23 2010-11-11 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー 弁棒を弁体に接続するための装置

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