JPH11512424A - 活性化合物投与用賦形剤として使用するためのマイクロエマルジョン - Google Patents

活性化合物投与用賦形剤として使用するためのマイクロエマルジョン

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JPH11512424A JP9511878A JP51187897A JPH11512424A JP H11512424 A JPH11512424 A JP H11512424A JP 9511878 A JP9511878 A JP 9511878A JP 51187897 A JP51187897 A JP 51187897A JP H11512424 A JPH11512424 A JP H11512424A
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Abstract

(57)【要約】 水および場合により等張性状態にするための剤、および極性相の極性を調整する1種またはそれ以上の成分(調整剤)を含有する極性相;界面活性剤フイルム調整剤;少なくとも1種の医薬的に許容し得る油状物からなる非極性相;および全マイクロエマルジョンの15重量%までの、親油性界面活性剤と親水性界面活性剤との混合物(ここで親油性界面活性剤はシチン、スフィンゴ脂質およびガラクト脂質からなる群より選択される)を含有する、水中での溶解度が低い1種またはそれ以上の活性化合物を投与するための賦形剤としての無毒性の水中油型または二連続性のマイクロエマルジョン。

Description

【発明の詳細な説明】 活性化合物投与用賦形剤として使用するための マイクロエマルジョン技術分野 本発明は1種またはそれ以上の活性化合物を非経口投与、また経口および経皮 投与する場合に医薬的に許容し得る賦形剤(vehicles)として使用するマイクロ エマルジョン並びに該マイクロエマルジョンの調製方法および使用に関する。 本発明の目的は無毒性であると同時に、水中での溶解度が低い化合物の溶解性 を増加させる賦形剤を提供することである。発明の背景および従来技術 今日製造される医薬的に活性な新規物質の多くは、水中での溶解度が極めて低 い。これは投与の場合、特にある物質を非経口的に例えば静脈内、腹膜内、動脈 内、筋肉内または皮下に投与する場合に問題となりうる。これらの場合には活性 化合物の溶解性を増加させる賦形剤が必要とされる。投与に適切な容量にするに はこの水中での溶解度を1000倍〜10000倍増加しなければならないことが多い。 今日使用される系としては − 水と混合可能な溶剤例えばプロピレングリコール、ポリエチレングリコール 、エタノール等; − 不溶性物質が溶解され得る凝集物形成性界面活性剤、例えばエトキシル化ヒ マシ油、レシチン+胆汁酸塩の混合ミセル; − ソルビタンモノエステル、ソルビタンジエステルおよびソルビタントリエス テルのポリエチレンオキシド誘導体; − 錯化剤例えばシクロデキストリン類;および − エマルジョン例えばダイズ油+卵レシチン がある。 これら全ての系には種々の欠点がある。水と混合可能な溶媒は、有効であるに は高濃度を必要とする。界面活性剤および錯化剤の可溶化能力はしばしば不十分 である。エマルジョンは熱力学的に不安定であり、また不透明で、そのために活 性物質が完全に溶解しているか否かの決定を困難にしている。逆に、マイクロエ マルジョンは外部エネルギー例えば機械的撹拌、加熱、超音波等のいずれかを加 えなくても自生的に形成される熱力学的に安定な混合物である。マイクロエマル ジョンはまた透明でもあり、そのために医薬活性化合物投与用賦形剤として使用 するのに通常のエマルジョンより優れている。 本発明の1つの目的は、1種またはそれ以上の医薬活性化合物の非経口並びに 経口および経皮投与用に適した賦形剤として使用する界面活性剤の最少量を用い るマイクロエマルジョンを提供することである。 マイクロエマルジョンに関する利点は可溶化能力が高いことであり、そして熱 力学的に安定かつ半透明であるということにある。EP 2 112 58号には非経口投 与用の“水中油型マイクロエマルジョン”と云われる製剤が記載されているが、 それは水性相中の医薬的に許容し得る脂質、親油性薬物およびそれらの混合物並 びにリン脂質乳化剤からなる。しかし、ここでのマイクロ乳化(microemulsifica tion)は機械的エネルギー入力、例えばマイクロ流動化による小滴サイズ縮小に より成就される。これはマイクロエマルジョンについての通常の定義、すなわち “マイクロエマルジョンは水、油および両親媒性化合物からなり、光学的に等方 性でかつ熱力学的に安定な単一の脂質溶液である系として定義される”(Daniel son,I.,Lindman,B.,Colloids and Surfaces,1981,3,p.391)によればマイ クロエマルジョンではない。FR 2 553 661号には非経口投与用の水中油型マ イクロエマルジョンが記載されている。このマイクロエマルジョンはイオン界面 活性剤、および補助界面活性剤としての少なくとも4個の炭素原子を有する脂肪 族ポリオールまたは芳香族アルコールを含有する。この明細書の実施例では脂油 性相:界面活性剤の比は1:1である。WO 92/18147号には水性流体の添加により 容易に水中油型エマルジョンまたマイクロエマルジョンに変換する油中水型マイ クロエマルジョンが記載されている。このマイクロエマルジョンは親水性の水溶 性活性物質を含有する。しかし、界面活性剤の量を少なくするためにある種の界 面活性剤調整剤を必要とすることから請求項に記載のような少ない量の界面活性 剤を用いることはほとんど不可能である。さらにUS 4 712 239号には医薬製剤に 使用する多成分系が記載されているが、その系は油状物、親水性親油性バランス が8以上である非イオン界面活性剤およびポリヒドロキシアルコールと(C6 〜22) 脂肪アルコールまたは(C6 〜22)脂肪酸との部分エーテルまたはエステルである補 助界面活性剤からなる。場合により水性相が使用されることもあり、治療剤は親 油性または親水性であることができる。このような系は高められた経皮デリバリ ー特性を付与すると云われている。実施例1では製剤XおよびXIはそれら製剤を 非経口投与に不適切なものにするイソプロパノールを含有する。さらに、実施例 1の製剤Iでは中鎖トリグリセリド対カプリル−カプリン酸グリセロール部分エ ステルの比が1:1.5であるという点に注目すべきである。さらに、WO 93/0266 4号にはマイクロエマルジョンが記載されているが、しかしそれは油中水型マイ クロエマルジョンの形態である。とりわけそれは水溶性治療剤を含む。EP 334 7 77号には1つの極性および1つの脂質相からなり、そしてポリエチレングリコー ルおよびポリグリセロールをベースとする界面活性剤の混合物を用いる化粧品ま たは医薬の非経口または経口投与用マイクロエマルジョンが開示されている。 界面活性剤の量は、前記定義によるマイクロエマルジョンを得るには15重量%よ り多くなければならない。 従来技術の文書には、水中油型マイクロエマルジョンまたは二連続性(biconti nous)マイクロエマルジョンの形態のいずれかでありかつまた調製が容易である ような、水中での溶解度が低い物質の非経口投与に適した無毒性マイクロエマル ジョンは全く開示されていない。すなわち、上記特性を有する新規賦形剤が必要 とされている。発明の簡単な記載 本発明の目的は、水中での溶解度の低い化合物の溶解性を増加させる医薬的に 許容し得る賦形剤を提供することである。ここでその賦形剤は安定で、半透明で ありそして1種またはそれ以上の活性化合物を非経口、経口および経皮投与する のに適しているマイクロエマルジョンの形態である。 該マイクロエマルジョンは請求項1に定義されており、本発明のさらに好まし い実施態様は請求項2〜18に開示されている。発明の詳細な記載 本発明により、1種またはそれ以上の活性化合物を非経口、経口および経皮投 与するのに適したマイクロエマルジョンが開示される。意外なことに、本発明に よれば少なくとも2種のタイプの調整剤を用いることにより界面活性剤の量を最 小にすることができそしてそれ故に毒性が最小になるということが見いだされた 。 本発明のマイクロエマルジョンは − 水および場合により等張性状態にするための剤、および極性調整用の1種ま たはそれ以上の成分(調整剤)を含有する極性相、 − 界面活性剤フイルム調整剤、 − 少なくとも1種の医薬的に許容し得る油状物からなる非極性相およ び − 全マイクロエマルジョンの15重量%までの、好ましくは4〜12重量%の親水 性と親油性の界面活性剤混合物 からなる。 前記極性相は水および場合により等張性状態にするための剤、例えばNaClまた はグリセロール溶液を含む。この極性相はさらに、極性相の極性を減少させる化 合物も含む。このために界面活性剤の量は少なくて済むことになる。これらの化 合物は調整剤と称する。調整剤の例としてはポリエチレングリコール400(PEG 40 0)、ポリエチレングリコール300(PEG 300)、ポリエチレングリコール200(PEG 20 0);プロピレングリコール;グルコフロール(ポリエチレングリコール テトラ ヒドロフルフリルエーテル);グリセロール;ソルビトール;マンニトール;単 糖類;二糖類;ジメチルアセトアミド;ソルケタール;メチルピロリドン;1− ヒドロキシエチル−2−ピロリドンまたはヒドロキシエチルラクトアミドを挙げ ることができる。好ましい調整剤はポリエチレングリコール400(PEG 400)、ポリ エチレングリコール300(PEG 300)、ポリエチレングリコール200(PEG 200);プロ ピレングリコール;グルコフロール;グリセロール;ソルビトール;マンニトー ル;単糖類;二糖類の1種またはそれ以上である。より好ましい調整剤はポリエ チレングリコール400(PEG 400)、ポリエチレングリコール300(PEG 300)、ポリエ チレングリコール200(PEG 200);プロピレングリコール;グルコフロールおよび グリセロールの1種またはそれ以上である。最も好ましい調整剤は化合物のPEG 400である。 前記界面活性剤フイルム調整剤は界面活性剤フイルムの極性部分に部分的に付 加され、それにより脂質極性先端基当たりの面積が増加し、各脂質相の自生湾曲 が水の方に若干カーブしている状態から、より平面的になる かまたは油の方にカーブするようになる状態に変化し、そしてまた層状の液体結 晶相の安定性は減少する。好ましい界面活性剤フイルム調整剤はエタノールであ るが、C3−アルコールも経皮投与の場合には有用であることがある。 前記非極性相は、4〜18個の炭素原子を有する脂肪酸を含有するトリグリセリ ド;4〜18個の炭素原子を有する脂肪酸を含有するプロピレングリコールのジエ ステル;1〜5個の炭素原子からなるアルコール部分および8〜22個の炭素原子 を有する脂肪酸部分を含有する脂肪酸のモノエステルおよびそれらの混合物であ り得る少なくとも1種の医薬的に許容し得る油状物からなる。 この非極性相は、少なくとも70%の8〜10個の炭素原子を有する脂肪酸を含有 するトリグリセリド;少なくとも70%の8〜10個の炭素原子を有する脂肪酸を含 有するプロピレングリコールのジエステル;または脂肪酸のモノエステル例えば イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテートもしくはエチルオレエー トまたはそれらの混合物からなるのが好ましい。より好ましい非極性相は、少な くとも70%の8〜10個の炭素原子を有する脂肪酸を含有するトリグリセリド;少 なくとも70%の8〜10個の炭素原子を有する脂肪酸を含有するプロピレングリコ ールのジエステルまたはイソプロピルミリステートからなる。最も好ましい非極 性相は、少なくとも70%の8〜10個の炭素原子を有する脂肪酸を含有するトリグ リセリドまたはイソプロピルミリステートのいずれかからなる。 前記親油性界面活性剤はレシチン、スフィンゴ脂質およびガラクト脂質の1種 である。最も好ましい親油性界面活性剤は少なくとも90%のホスファチジルコリ ンからなる精製ダイズレシチンである。非イオンの親水性界面活性剤はエトキシ ル化ヒマシ油;エトキシル化脂肪エステル;スクロー ス脂肪エステル;ソルビトールおよびソルビタンおよびそれらのポリオキシエチ レン誘導体のモノエステル、ジエステルおよびトリエステル;アルキルグルコシ ドまたはアルキルポリグルコシド;エトキシル化モノヒドロキシステアリン酸お よび胆汁酸塩であることができる。親油性界面活性剤はポリエチレングリコール (15)−12−ヒドロキシステアレート、アルキルマルトシド、胆汁酸塩またはそれ らの混合物であるのが好ましい。 本発明は水中油型マイクロエマルジョンおよび二連続性エマルジョンの双方を 提供する。極性相と非極性相との割合およびまた極性相中で水と混合する調整剤 の量を変えることにより、水中油型タイプまたは二連続性タイプのいずれかのマ イクロエマルジョンを得ることが可能である。本発明のマイクロエマルジョンは 静脈内、腹膜内または動脈内投与のために活性化合物を可溶化するのに用いるこ とができる。またそれは皮下、筋肉内または経皮投与のために水中での溶解度が 低い活性化合物の製剤用にも用いることができる。マイクロエマルジョンのさら に別の使用は、経口投与の場合における水中での溶解度が低い活性化合物の可溶 化および吸収促進のためである。 活性化合物は例えばプロトンポンプ阻害剤、カルシウムチャンネル遮断剤、ベ ータ遮断剤、麻酔薬、ステロイド、抗酸化剤、レニン阻害剤、アルカロイド、細 胞増殖抑止剤、抗凝固剤、脂質調整剤、抗うつ剤、抗精神病薬、免疫抑制剤、免 疫調整剤、抗生物質および抗炎症剤であることができる。調製 本発明のマイクロエマルジョンは前記の各成分を特定の順序ではなく一緒に混 合し、その混合物を典型的には2または3日間放置して平衡状態にすることによ り調製することができる。この平衡化操作は混合物を約40℃ で温和に加熱し、撹拌することにより、または混合物を規則的な間隔で振盪する ことにより短縮することができる。調整剤の最適濃度は、ダイズレシチンの種々 のバッチおよびまた種々の活性化合物に関して最適化されなければならない。 以下に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。 実施例1 以下の各成分をガラス瓶中で一緒に混合した。 1Epicuron 200は、Lucas Meyer社(ドイツ)で製造された精製ダイズレシチンで ある。 2Soluthol HS15は、BASF社(ドイツ)で製造されたポリオキシエチレングリコー ル(15)−12−ヒドロキシステアレートである。 3PEG 400は、平均分子量400g/モルを有するポリエチレングリコールである 。 4Miglyol 810は、生産者によれば脂肪酸の中鎖分布:C6:0=2%max,C8:0=7 0−80%,C10:0=18−28%,C12:0=2%maxを有するトリグリセリドである。 ガラス瓶を密閉し、渦巻ミキサーを用いて一定の分時間混合物を振盪し 次いで2日間37℃の一定温度を維持しつつ水浴中に保持した。そのガラス瓶を渦 巻ミキサーで1日に2または3回振盪した。2日後にその混合物は透明で、僅か に粘稠性の1つの相の液体として現れた。その混合物を1週間25℃に保持したと ころ、それは相分離の兆候を全く示さなかった。液体の各結晶性相のいずれもの 兆候を検出するためにその試料を視覚による外観によりおよび干渉偏波フィルタ ーを使用することにより試験した。温度を37℃に上昇し、2日後に前記と同一の 操作を用いてその試料を調査したが、相分離の兆候はなかった。次いでその試料 を室温に保持し、一定の間隔で調査したところ、その安定性は少なくとも6カ月 であった。 実施例2 以下の各成分をガラス瓶中で一緒に混合した。 混合物を実施例1の方法に従って平衡化し、次いで2日後にその混合物は透明 で、僅かに粘稠性の1つの相の液体として現れた。その混合物を1 週間25℃に保持したところ、それは相分離の兆候を全く示さなかった。液体の各 結晶性相のいずれもの兆候を検出するためにその試料を視覚による外観によりお よび干渉偏波フィルターを使用することにより試験した。温度を37℃に上昇し、 2日後に前記と同一の操作を用いてその試料を調査したが、相分離の兆候はなか った。 実施例3 実施例1のマイクロエマルジョンを調製し、ほとんど溶解しない2種の物質すな わちフェロジピン(エチル メチル 4−(2,3−ジクロロフェニル)−1,4−ジヒド ロ−2,6−ジメチル−3,5−ピリジンジカルボキシレート)およびシス−4b,5,9b,1 0−テトラヒドロ−4b,7,9,9b−テトラメチル−8−エトキシ−インデノ(1,2-b) −インドール(以下インデノインドールと称する)を試験した。ガラス瓶に入れた 各マイクロエマルジョンの1ml試料に種々の量の上記各物質を加えた。試料を48 時間回転して、その固形物質を完全に湿らせた。次いでこれらの試料を25℃の水 浴中で少なくとも1週間保持してから調査した。試料はいずれもの固形物質また は相分離について調査し、そして最大溶解度はいずれか痕跡の固形物または相分 離のない各系中の最後の試料と残留および未溶解物質または相分離のある最初の 試料との間の値域として定義された。 実施例4 対照として塩水を用いて、意識のあるラットで種々の薬理学的パラメータに及 ぼす実施例1aのマイクロエマルジョンの効果を50%PEG 400/水の溶液について 比較した。生物学的作用 実験操作および材料 動物 デンマークからの大人の雄性スプラグーダウレー(Sprague-Dawley)ラ を手術前に少なくとも1週間順化させた。それらを調整した温度(20〜22℃)、 湿度(50〜70%)および12/12時間の明/暗サイクルを有する部屋中のポプラチ ップの敷き藁を敷いたラット用標準ケージに保持した。各動物はペレットおよび 瓶からの水道水を自由に摂取した。手術 実験の前の日に、各動物にメトヘキシタール(Methohexital)ナトリウム(Br ietal,Lilly,Indianapolis,Ind,USA)60mg/kgを腹腔内投与して麻酔をかけ 、カテーテルを右頸静脈(薬物の静脈注射用のPE 25)および後部動脈(血圧記録 用のPE 90に接続した長さ8cmのPE 10)中に挿入した。その動脈カテーテルの先 端を腎動脈下の腹部大動脈中に入れた。ECG電極を心臓頂部および右肩にわたる 皮膚下に入れ、接地電極を腰部脊椎上に入れた。これはCR−記録に対応する。手 術処置後に動物を単独で、調整した湿度、温度および明/暗サイクルを有する部 屋のゲージ中に入れた。各ラットはまた、動脈圧ラインを介して1時間当たり1. 0mlの塩水を送達するスイベルラインに接続した。血流力学的およびECG記録 急性外科処置後の日に、自分のケージに住む意識のあるラットを用いて実験を 実施した。後部動脈カテーテルをスイベルを介して接続し、動物をかなり自由に 動かせた。動脈圧カテーテルを圧変換器に接続した。動脈圧ラインの側管を介し て毎時1.0mlのNaClを徐々に注入することによりカテーテルを開放状態に保持し た。側管は高い内部抵抗を有する長さ60cmのPE10カテーテルであった。従って、 側管は動脈の脈搏を減衰させない。心搏度数(HR)を計数率計を用いて減衰され ない動脈圧シグナルから測定し、そして電子フィルタリングにより平均動脈圧(M AP)を得た。4匹の動物からのパラメータはグラスポリグラフ(Grass Polygraph) (model 7D)上に同時に表示された。ECG電極をグラス(7P6)ECGプリアンプに断続 的に接続した。ECGを目盛りの定められたシーメンスエレマインクジェット(Siem ens Elema Inkjet)記録器に記録した。 前記の平均動脈圧および心搏度数の各シグナルをCompaq 386SXコンピュータ中 に搭載のデータトランスレーション(DT2801)ADコンバータ中に入れた。コンピ ュータプログラムPC-LAB(Jan AxenborgおよびIka Hirschに び心搏度数の各値を繰り返しサンプリングした。そのプログラムは動脈圧および 心搏度数を20秒間サンプリングし、4.5時間の実験中1分毎に1回の割合で各20 秒間の平均値を計算した(同時に3〜4匹のラットからの個々のパラメータについ ての285個の値に関するファイルを作成した)。 さらに、PC-LABプログラムは全体で4匹のラットから実験の進行中8回ECGを サンプリングした(図1参照)。ECGシグナルを800Hzで4秒間サンプリングした 。すなわち各ラットから約20のECGサイクルをコンピュータメモリーに保存した 。次いで4匹のラットからのサンプルのこのアレイをAB Astra Hassle社のVAX− コンピュータに移し、PC-LABプログラム(Jan Axenborgにより書かれたもの)で分析した。このPC-LABプログラムは約20のサイ クルから平均ECGを計算した。第2サイクルはトリガサイクルであり、全ての計 算に使用する。この平均ECGから、本発明者等はミリ秒表示のPQ−時間およびQRS −期間を計算した。実験操作 実験操作は図1に説明されている。その実験は3種の相異なる賦形剤で実施した 。 基本の血流力学的パラメータを30分間記録した(図1参照)。次に各動物に5 分間で投与する賦形剤を3回注入した。容量は塩水およびPEG 400に関しては0.3 、1および3ml/kgであり、そしてマイクロエマルジョンに関しては0.15、0.5 および1.5ml/kgであった。これらの注入は60分毎になされた。 酸塩基バランスおよび血中ガス測定のために血液試料を2回(最初の投与の前 および実験の終了時)を得た。 いくつかの間隔で得られたECGは図1に示すとおりである。 計算および統計動脈血圧および心搏度数のデータ 各動物についてのデータ(n=5であるPEG 400(50%)についての心搏度数デ ータ以外の全実験ではn=6)を、最初3個のデータポイントの平均を基線とし て用いて標準化し、その基線からの各データポイントに関する偏差値を計算した 。2種の賦形剤を、各賦形剤(PEG 400(50%)またはマイクロエマルジョン)と対 照(塩水)との間の平均差を計算することにより比較した。各注入直後に、プー ルした可変数およびデータポイントに関するボンフェロニ(Bonferoni)技法によ る連続測定用に補正したt−分布を用いて95%信頼区間を計算した。ECG 、酸塩基バランス、血中ガスおよび血漿電解質 結果は平均値として提供され、変化性はSEM(n=6)として表示されている。 結果および結論 実施例1aのマイクロエマルジョンを、静脈投与に用いることが多い助溶媒であ るPEG 400の50%水溶液と比較した。塩水は対照として用いた。結果は表1〜3 に示されている。そのデータは酸塩基バランス、血中ガス、血漿電解質、心搏度 数またはPQ値に何ら有意の作用をもたらさずに、0.5ml/kgまでの実施例1aの マイクロエマルジョンを意識のあるラットに静脈注入により投与することが可能 であるということを示している。第2投与直後には動脈血圧の有意だが、極めて 小さな減少があるが、これは生物学的関係は全くないもと考えられる。 最大投与量、1.5ml/kg(マイクロエマルジョン)および3.0ml/kg(PEG400(50 %))では、マイクロエマルジョンおよびPEG 400溶液の結果は非常に似ている。 マイクロエマルジョンだけの場合には動脈血圧の小さな増加 があり、そして両賦形剤の場合にはPQ時間の一時的延長とともに中程度の徐脈作 用がある。 実施例3で用いたフェロジピンおよびインデノインドールのPEG 400(50%)中 における溶解度はそれぞれ0.7mg/mlおよび0.2mg/mlである。マイクロエマルジ ョンを用いると、50%PEG 400溶液と比較して5倍より多いフェロジピンおよび1 00倍以上のインデノインドールを投与することができる。意外なことに、このマ イクロエマルジョンはPEG 400溶液と比較して、水中での溶解度が低い化合物の 可溶化および投与用に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 47/16 A61K 47/16 N 47/18 47/18 H 47/24 47/24 H 47/32 47/32 N (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD, MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.- 水および場合により等張性状態にするための剤、および極性相の極性を調 整する1種またはそれ以上の成分(調整剤)を含有する極性相、 - 界面活性剤フイルム調整剤、 - 少なくとも1種の医薬的に許容し得る油状物からなる非極性相および - 全マイクロエマルジョンの15重量%までの、親油性界面活性剤と親水性界 面活性剤との混合物、ここで親油性界面活性剤はレシチン、スフィンゴ脂質およ びガラクト脂質からなる群より選択される、 を含有する、水中での溶解度が低い1種またはそれ以上の活性化合物を投与 するための賦形剤としての無毒性の水中油型または二連続性のマイクロエマルジ ョン。 2.極性相の極性を調整する成分が1種またはそれ以上の a)ポリエチレングリコール、すなわちポリエチレングリコール200、ポリエ チレングリコール300またはポリエチレングリコール400;プロピレングリコール ;グルコフロール;グリセロール;または1種またはそれ以上の b)ソルビトール;マンニトール;単糖類;二糖類;または1種またはそれ以 上の c)ジメチルアセトアミド;ソルケタール;メチルピロリドン;1−ヒドロキ シエチル−2−ピロリドンまたはヒドロキシエチルラクトアミド であることを特徴とする請求項1記載のマイクロエマルジョン。 3.極性相の極性を調整する成分が1種またはそれ以上の a)ポリエチレングリコール;プロピレングリコール;グルコフロール;グリ セロール;または1種またはそれ以上の b)ソルビトール;マンニトール;単糖類または二糖類 であることを特徴とする請求項2記載のマイクロエマルジョン。 4.極性相の極性を調整する成分がポリエチレングリコール400であることを特 徴とする請求項2または3に記載のマイクロエマルジョン。 5.等張性状態を得るための剤がNaClまたはグリセロールの溶液であることを特 徴とする請求項1記載のマイクロエマルジョン。 6.界面活性剤フイルム調整剤が2〜3個の炭素原子を有するアルコールである ことを特徴とする請求項1記載のマイクロエマルジョン。 7.界面活性剤フイルム調整剤がエタノールであることを特徴とする請求項6記 載のマイクロエマルジョン。 8.非極性相中の医薬的に許容し得る油状物が4〜18個の炭素原子を有するトリ グリセリド;4〜18個の炭素原子を有する脂肪酸を含有するプロピレングリコー ルのジエステル;1〜5個の炭素原子からなるアルコール部分または8〜22個の 炭素原子を有する脂肪酸部分を含有する脂肪酸のモノエステルまたはそれらの混 合物であることを特徴とする請求項1記載のマイクロエマルジョン。 9.非極性相中の医薬的に許容し得る油状物が、少なくとも70%の8〜10個の炭 素原子を有する脂肪酸を含有するトリグリセリド;少なくとも70%の8〜10個の 炭素原子を有する脂肪酸を含有するプロピレングリコールのジエステル;イソプ ロピルミリステート、イソプロピルパルミテートもしくはエチルオレエートのよ うなモノエステルまたはそれらの混合物であることを特徴とする請求項8記載の マイクロエマルジョン。 10.非極性相中の医薬的に許容し得る油状物が、少なくとも70%の8〜10 個の炭素原子を有する脂肪酸を含有するトリグリセリド;イソプロピルミリステ ートまたはそれらの混合物であることを特徴とする請求項9記載のマイクロエマ ルジョン。 11.親油性界面活性剤が、少なくとも90%のホスファチジルコリンからなる精製 ダイズレシチンであることを特徴とする請求項1記載のマイクロエマルジョン。 12.親水性界面活性剤が、エトキシル化ヒマシ油;エトキシル化脂肪エステル; スクロース脂肪エステル;ソルビトールまたはソルビタンおよびそれらのポリオ キシエチレン誘導体のモノエステル、ジエステルおよびトリエステル;アルキル グルコシドまたはアルキルポリグルコシド;エトキシル化モノヒドロキシステア リン酸または胆汁酸塩であることことを特徴とする請求項1記載のマイクロエマ ルジョン。 13.親油性界面活性剤がポリエチレングリコール(15)-12-ヒドロキシステアレー ト、アルキルマルトシド、胆汁酸塩またはそれらの混合物であることを特徴とす る請求項12記載のマイクロエマルジョン。 14.界面活性剤の量が、全マイクロエマルジョンの15重量%までであることを特 徴とする請求項1記載のマイクロエマルジョン。 15.界面活性剤の量が、全マイクロエマルジョンの4〜12重量%であることを特 徴とする請求項1記載のマイクロエマルジョン。 16.水中油型マイクロエマルジョンであることを特徴とする請求項1記載のマイ クロエマルジョン。 17.活性化合物が医薬であることを特徴とする請求項1記載のマイクロエマルジ ョン。 18.活性化合物がプロトンポンプ阻害剤、カルシウムチャンネル遮断剤、ベータ 遮断剤、麻酔薬、ステロイド、抗酸化剤、レニン阻害剤、アルカ ロイド、細胞増殖抑止剤、抗凝固剤、脂質調整剤、抗うつ剤、抗精神病薬、免疫 抑制剤、免疫調整剤、抗生物質および抗炎症剤であることを特徴とする請求項17 記載のマイクロエマルジョン。 19.各成分を特定の順序ではなく一緒に混合し、その混合物を典型的には1また は2日間放置して平衡状態にし、その際この平衡化操作は混合物を約40℃に温和 に加熱し、そして混合物を規則的な間隔で撹拌または振盪することにより短縮す ることができることを特徴とする請求項1記載のマイクロエマルジョンの調製方 法。 20.1種またはそれ以上の活性化合物の有効量をそのような活性化合物を必要と する宿主に投与するための請求項1〜18のいずれか1項に記載のマイクロエマル ジョンの使用。 21.1種またはそれ以上の活性化合物の有効量をそのような活性化合物を必要と する宿主に非経口投与するための請求項20記載のマイクロエマルジョンの使用。 22.1種またはそれ以上の活性化合物の有効量をそのような活性化合物を必要と する宿主に経口投与するための請求項20記載のマイクロエマルジョンの使用。 23.1種またはそれ以上の活性化合物の有効量をそのような活性化合物を必要と する宿主に経皮投与するための請求項20記載のマイクロエマルジョンの使用。
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