JPH11511270A - 割引きクーポン券の選択配布のための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 注文を精算カウンター（１２、１３）で処理している顧客の現在及び過去の購買行動の予め選定した組み合わせを条件として、小売り店舗内で割引きクーポン券又は証明書を自動的に配布するためのシステム。印刷可能な割引きクーポン券を、顧客識別データベース（２２、２４）から得られる顧客提供データと、以前の顧客来店時に収集したデータから導出された過去の購買活動と、現在の顧客の注文中で識別された品目に依って明示される現在の購買活動との間の所要の組み合わせに依って、作成することが出来る。クーポン券生成のための予め選定した条件が全て満たされると、クーポン券が生成され、精算スタンド（１２、１３）で印刷される。

Description

【発明の詳細な説明】 割引きクーポン券の選択配布のための方法及び装置 関連出願のクロスリファレンス 本出願は、米国特許出願第０７／４６５，４７８号「割引きクーポン券を自動 発行するための方法及び装置」に関係している。発明の背景本発明は一般には、 販売業務を記録するために小売店で使用する種類の販売時点情報管理コンピュー タシステムに関する。更に詳しくは、本発明は割引きクーポン券を処理できる販 売時点情報管理システムに関する。販売時点情報管理システムは、その殆どが各 製品の包装上に印刷されたコードを読み取ることが出来、従ってまた店舗の管理 者が取り扱うことの出来る内部ファイルから価格を決定出来る端末装置を有して いる。製品は、万国製品コードとして知られている協定に従って一連の並列に配 列された線に依ってコード化される。 食料雑貨品店の顧客が周知であるように、多くの製造業者が自社の割引きクー ポン券を、郵送するか、新聞若しくは雑誌に印刷するか、又は類似乃至は関連し た製品の包装内に同封して、配布している。顧客がクーポンに該当する製品を購 入する時に食料雑貨品店に割引きクーポン券を提出すると、その店の端末装置を 操作している レジ係りが通常そのクーポン額を打ち込んで、割引き額を顧客への請求額から差 し引く様になっている。 この方法は、屡々顧客が購入した品物が実際には割引き可能な品物でないのに クーポン券と誤って引き換えてしまう様な欠点を持っている。更に別の欠点は、 顧客の立場からのものであって、クーポン券を集めて店に持って行くことが不便 であって、配布されたクーポン券を必要とする様な販売促進の方法に加わらない 顧客の多いことである。このことは、クーポン券を配布する製造業者や小売業者 にとってかなりの損失となっている。クロスリファレンスの特許出願及び米国の 関連特許第４，９１０，６７２号及び第４，７２３，２１２号には、１種以上の 「引き金」となる製品を購入した時に精算カウンターで印字可能な割引きクーポ ン券を発行するためのシステムが開示されている。この時顧客は次回の来店の際 に使用するための割引きクーポン券を受け取ることが出来る。この様な処理方法 は、選別された製品や製品群の購入に応じて単一の割引きクーポン券を配布する のには非常に都合の良いことが認められているが、その他の、販売業者にとって 重要な販売目標には利用出来ない。 食料雑貨品及びその他の消費者向けの製品の小売業者及び製造業者は、これま で長い間対象顧客を選択的に絞り込むことの出来る販売計画及び販売促進計画の 必要性を感じてきた。商品の割引きを行なう販売促進計画は、 殆どがクーポン券を非常に多くの人々に配布することを必要としているが、その 人々の多くは提供された割引きの機会を利用していない。販売促進計画の重要な 目標の１つは、割引きクーポン券の償還率を上げることであるが、この目標は過 去に於て可能であったよりも更に選択的に販売促進計画を絞り込むために、別の 方策が工夫されない限り達成出来ない。この様な計画の中枢をなす特徴の１つが 店舗内で割引きクーポン券を印刷することにあることは、既に認められていると ころであり、引き金商品が購入される毎にクーポン券を印刷することは、顧客目 標型に特有の手法の１つである。併しここで更に必要となるものは、販売促進計 画を具体的に受け入れる様に顧客を動機付けるための更に一般的な技術であって 、単に一回の引き金購入に基ずくものではない。本発明は以下の要約から理解さ れる様に、この目標を志向するものである。 発明の要約 本発明は、小売店で印刷可能な割引きクーポン券を発行するための方法及び装 置に関するものであって、顧客の特徴と過去及び現在の顧客の購買活動との予め 選択した若干の組み合わせに依るものである。装置に関しては、本発明は顧客の 精算場所にあって各々顧客の注文する購入品目についての製品コードを読み取る ための手段を有している複数の端末装置と、その端末装置に接続され、 価格その他の各製品の品目に関する情報を含んだ品目記録ファイルを利用する店 舗管理装置と、顧客が割引きの適用を受けられる様な割引扱いの品目と条件を記 憶するための手段と、注文を精算処理している特定の顧客が顧客に関して予め選 択した条件を満たしている時にのみ、顧客を特定して識別するための手段とを有 することを特徴としている。 本装置には、また割引きクーポン券を顧客に直接配布するためにクーポン券を 印刷する手段を含めることも出来る。更に本装置には印刷した割引きクーポン券 を以後の顧客の注文時に回収処理し、且つ割引き品目が購入される時に顧客の以 後の注文時に割引きを行なうための手段、及び印刷した割引きクーポン券と、回 収した累積割引きクーポン券の経過記録を保持するための手段とを有することも 出来る。 更に詳しくは、本発明は更に顧客の注文する引き金製品が現在有効なクーポン 、又は将来有効になる予定のクーポンの扱いの条件に合っているか、製品を識別 するための手段と、将来のクーポンの扱いを有効とすべきかどうかを決定する場 合に使用するために、顧客の購入に関するデータを記憶するための顧客購入ファ イルを有することを特徴としている。印刷可能な割引きクーポン券を自動的に発 行するために手段には、顧客購入ファイルから、顧客が過去の顧客活動に関する 全てのクーポン扱い 条件に合っているかどうかを決定するための手段と、顧客購入ファイルから顧客 が現在の顧客活動に関する全てのクーポン扱い条件に合っているかどうかを決定 するために手段とを有する。印刷可能なクーポン券は、顧客が必要な全ての過去 及び現在の顧客活動要件に適合している場合にのみ発行される。この活動要件は 、特殊なクーポン扱いに望まれる場合にのみ選定することが出来る。例えば、顧 客が所定の期間内にある一定の品目を購入しているが、現在の精算では特定品目 を購入していない場合にクーポン券を生成することが出来る。 本発明の１つの形態に於ては、クーポン券を発行する前に満たすべき唯一の条 件は、顧客の年令、居住地域、又は収入水準等の要因によって特定することの出 来る予め選定した顧客の目標群中に顧客が入っていることである。 １つの方法に依れば、本発明は少なくとも１回の割引きクーポン券の扱いの期 限と諸条件を記憶する段階と、注文を精算処理している顧客を特定的であるとし て確認する段階と、確認した顧客が割引きクーポンの全ての条件を満たしている かどうかを決定する段階と、この条件が全て満たされているときに、印刷可能な 割引きクーポン券を自動的に発行する段階とを有することを特徴としている。 本発明の１つの形態に於ては、確認した顧客が割引き クーポンの全ての条件を満たしているかを決定する段階には、顧客が事前に提示 した情報に基づいて予め選定した顧客の目標グループ内にその顧客が入るかどう かを決定することが含まれている。本発明の別の形態では、確認した顧客が割引 きクーポン券扱いの全ての条件を満たしているかどうかを決定する段階には、顧 客の過去及び現在の購入活動が予め選択した条件を満たすかどうかを決定するこ とが含まれる。 更に詳しくは、本方法にはそのほかに現在有効な割引き扱い又は後に有効にな る割引き扱いの条件に夫々関係している引き金製品を予め選択する段階と、顧客 の注文中に引き金製品が購入されていることを検出する段階と、引き金製品の購 入に関する顧客購入データを保管する段階とが含まれている。顧客の過去及び現 在の購買活動が予め選定した条件を満たしているかどうかを決定する段階には、 店舗に前に来店した時に保管した顧客購入データを精査することが含まれている 。 上記より、本発明が割引きクーポン券を小売店で印刷することが出来る販売時 点情報管理システムの分野での重要な進歩であると評価されよう。特に、本発明 に於ては顧客から得られた情報と顧客の現在及び過去の購買活動との組み合わせ から選択することに依り、販売促進用の割引きクーポン券についての顧客を将来 、極く特定範囲の顧客に絞り込むことが出来る様になる。本発明のそ の他の側面及び利点は、添付図面との関連に於て行なった以下の説明から明らか になるであろう。 図面の簡単な説明 図１は、小売店で使用するための本発明を具体化する販売時点情報管理コンピ ュータシステムの装置を示す簡略化したブロック図である。図２は、本発明の方 法に従って、一般的な待ち状態処理ループ中で実行される機能を示す流れ図であ る。 図３は、本発明の方法に従って入力データを処理し、また印刷可能な割引き証 明を発行する場合に実行される機能を示す流れ図である。 図３a 及び図４b は、図３の判断ブロック７２’及び７２の更に詳細を示す流 れ図である。 図４は、本発明の方法に従って出力データを処理する場合に実行される機能を 示す流れ図である。 好適な実施態様の説明 概要 添付した説明図に示した様に、本発明は割引きクーポン券又は割引き証明に関 連する販売業務を記録するための販売時情報管理システムに関する。斯かるシス テムの構成要素の概略を図１に示す。この様な本発明を利用する各店舗には、参 照番号１０で示した店舗用販売時点情報管理装置と、複数の精算用端末装置であ って、これと組み合わせた光学式走査器を夫々有する精算装置１２と がある。この店舗用管理装置１０は、これに関連した多数のファイルを有してお り、その１つは１４で示した品目記録ファイルであり、またこれらのファイルは 端末装置１２に情報を提供するために店舗用管理装置により使用される。品目記 録ファイル１４には、店舗内で販売された各製品についての記録が含まれており 、また価格その他の製品に関する情報を呼び出すために使用される。 代表的な店舗設備に於ては、端末装置１２及び店舗管理装置が、１６で示した 端末処理ループとして知られている環状母線構成で相互に接続されている。店舗 管理装置１０と端末装置１２との間の通信は、端末処理ループ１６を通して行な われる。 これまで説明した構成要素は、店舗管理装置１０、端末装置１２、品目記録フ ァイル１４、及び端末処理ループ１６を含めて、共に従来の小売り販売時点情報 管理システムを構成しているものである。本発明に従えば、端末装置で発生する 販売業務はモニターされ、予め選定された引き金製品を検出し、また印字可能な 累積割引き証明が要求に応じて発行される。本発明は、主として回線２１で示し た様、店舗管理装置１０に対して別の端末装置である様な方法で、端末処理ルー プ１６に連結されたパーソナルコンピュータ２０内でソフトウエアの形式で提供 される。 品目記録ファイル１４は、１ビットフィールドのトリ ガーフラグを追加的に含んでいる以外は、販売時点情報管理システム中で使用さ れる標準の価格ファイルである。このファイルの記録形式は、クロスリファレン スの特許出願中に更に詳細に示されている。クーポン券作成中は、ファイル１４ は今購入されつつある製品が引き金製品であるかどうかを決定するためにアクセ スされる。若しそうであれば、それに対応する記録が精算用の直接データベース ２４から検索される。次いで、これにより、その特定製品に対して有効な割引き 扱いについての情報、具体的には割引き額が示される。割引きクーポン券は、米 国特許第４，９１０，６７２号及び第４，７２３，２１２号中に記載されている システムに於ける様に、引き金品目の購入の結果として印刷することも出来、ま たこの明細書に記載されている様に顧客を特定の販売促進プログラムの目標とす る時には、引き金製品の購入なしに印刷することも出来る。パーソナルコンピュ ータ２０に関連して２つのファイルシステムがある。１つは顧客購買ファイル２ ２であり、他の１つは精算用直接データベースとして挙げたデータベース２４で ある。作動中、パーソナルコンピュータ２２は端末装置１２での引き金製品の購 入を検知し、精算用直接データベース２４から各割引き扱いの条件を検索し、引 き金製品のリストを作成し、その顧客業務の最後にこのリスト中の品目について ファイルされている顧客の購買を更新する。顧客購買ファイ ルは、精算用の直接クーポン券を印刷すべきかどうかを決定するための問い合わ せを受ける。パーソナルコンピュータ２０はまた、各端末装置１２のプリンタに 接続されたプリンタ出力母線２６を介して累積割引き証明書の印字を制御する。 プリンタの１つを２８で示す。 パーソナルコンピュータ２０はまた回線３２で示した様に、流通用ホストコン ピュータ３０に連結される。回線３２は電話回線でもよく、またその他の通信リ ンクであってもよい。流通用ホストコンピュータ３０は、その小売り企業の夫々 の店舗内の全ての店舗管理装置との通信を制御し、また３４で示した様に各種の 会計報告書を生成する責任を持っている。流通用ホストコンピュータ３０は小売 り企業の全店舗の運営に関する各種のファイルの関連データベース３６を有する 。 本発明によれば、パーソナルコンピュータ２０は、顧客購買ファイル内に各顧 客の購買実績から選んだ特徴のトラックを保持しており、またクーポン券の印刷 は過去の実績と現在の購買行動との何らかの望ましい組み合わせに依り条件付け られる。クーポン券の印刷もまた人口統計的因子に依って条件付けることも出来 る。従って、有効顧客のリストは、パーソナルコンピュータ又は顧客識別子の選 別リストをパーソナルコンピュータに提供するオフライン装置のいずれかに於て 、人口統計的選別にかけることも出来る。例えば、販売促進計画を、特定の 年齢層や、地域や所得範囲内の顧客に限定することも出来る。 クーポン券または証明書の配布を過去の購買行動に依って条件付けることは、 何らかの興味ある販売上の選択の自由を小売り企業や製造業者のために広げるこ とになる。例えば、ヘアシャンプー用のクーポン券を、同一の製品又は異なる製 品でさえも、前に購入した時から予め選択した期間印刷して、前に購入したもの を殆ど使い切った時に割引き製品を購入する機会を顧客に提供することも出来る 。そのほか、或る期間購入されている種類や銘柄に基づいて家庭用品を目標とす ることも出来る。 一般に、本発明に於て利用する過去の顧客行動データは既存のデータベースか ら引き出すことが出来るが、本発明の装置に依って収集することも出来る。小売 り企業は、顧客照合カードを備えていれば、或る期間内の部門別販売記録、購買 頻度及び注文規模に関して顧客行動を解析することが出来る。この様な因子に基 づいて、小売業者は顧客目標リストを特定の販売促進計画用に作成することが出 来る。例えば、或る店舗が新たに調理済み食品部門を開こうとしたとすると、こ うした食品を使用していない顧客をその後に識別して、その顧客を特別割引に依 る販売促進の目標とすることもできる筈である。その他の顧客行動データを使用 し得る水準としては、行動データの収集とその使用が挙げられる。或る１つの選 ば れた品目部門又は複数の品目部門の販売を或る一定期間、恐らく数箇月の間監視 し、その結果を顧客購買ファイル２２に蓄積する。ファイル中のデータは、販売 計画に於て選ばれた品目部門での過去の購買行動が或る希望する基準に合致する 顧客を識別し、目標化するために使用することが出来る。例えば、或る特定の銘 柄のコーヒーについて割引きクーポン券を配布する販売促進計画に於て、その標 的を最近数箇月間に他の銘柄を購入した顧客とすることが出来る。別の販売促進 としては、購買行動に於て特定の銘柄の製品に限って購入していると認められる 顧客に謝恩サービスするために使用することも出来る。 上記の全ての事例に於て、割引きクーポン券又は証明の配布は、顧客のその店 内での現在の取引規模と性質に依って決定される様に、顧客の現在の行動に基づ いて条件付けることも出来る。クーポン券を印刷するための条件は、注文の規模 、特殊品目の購入、又は１つの品目の特定規模又は特定数量の購入であることも 出来る。 証明書の作成と回収 本発明の装置に依って実行されるクーポン券作成機能を図２、３、３a 、３b 及び４に示す。図２はパーソナルコンピュータ２０の実行する、任意の特定の処 理タスクを実行する必要があるかどうかを決定するための周期的検査を含む、処 理の「一般待ち状態」の説明図である。或る段階に対して処理が開始されると、 以下に説明する 様に、一般待ち状態に復帰する。説明のために、本発明に依り実行される処理工 程は、単一の端末装置での販売業務を含むものとして描かれている。併し、パー ソナルコンピュータ２０は全ての端末装置に対しての処理を同時に効果的に行な うことが出来るが、複数の端末装置に対する処理を説明することが流れ図を著し く複雑にすることは理解されよう。 図２に示した一般待ち状態処理ループには、一連の４つの判断ブロック４０〜 ４３が含まれる。ブロック４０に於て、コンピュータ２０は処理すべき入力デー タがあるか否かを判断する。入力データは端末装置のバーコード・スキャナ（図 示されていない）からか、又は端末措置のキーボード（図示されていない）から 入力される。処理すべき入力があると、コンピュータ２０は４４で示した様に、 また図３に更に詳細に示した様に、入力処理に入る。ブロック４１では、コンピ ュータは処理すべき出力があるか否かについて判断する。もしあれば、ブロック ４６に示した様に、また図４に更に詳細に示した様に、出力処理シーケンスに入 る。 一般待ち状態処理ループ中のブロック４２では、ファイルにアクセスするため に店舗管理装置１０に対してなされた先行要求から何らかの応答を得ているか否 かを判断する。以上の説明から明らかになる様に、コンピュータ２０はファイル にアクセスするために多数の要求を行 なうが、併しファイルにアクセスするためには比較的長い時間を要するために、 処理は要求に対する応答を受け取るまで継続して一般待ち状態ループ中にある。 次いで、４８で示した様に応答返答を行なうが、これは単にファイルへのアクセ スの要求を行なったプログラム中の或る点まで管理が送り戻されることを意味す るものであって、従ってプログラムはその正規のシーケンスを継続することが出 来る。最後に一般待ち状態ループ中の判断ブロック４３で、タイムアウトが完成 したか否かが判断される。販売時点情報管理システムには、累積割引き証明書の 印刷をそのための完全に分離したプリンタ無しに行なうことの出来るものがある 。証明書を印刷するための個別の印刷機構もあるが、他の印刷機能、例えば顧客 向け受領書の印刷等と印字ヘッドを共有させることも出来る。この場合他の印刷 機能を不可能にするほど多数の割引きクーポン券（及び多くの場合別の種類の割 引きクーポン券）を印刷することを避けることの必要となることがある。従って 、割引き証明の印刷又はその証明の実質的部分の印刷に続いて、タイムアウトを 要求することに依って、他の印刷機能を再びプリンタにアクセスさせることが出 来る。ブロック４３で決定した様にタイムアウトが完了するまで、処理は一般待 ち状態ループ内に残る。タイムアウトが完了すると、ブロック５０に示されてい る様にタイムアウト復帰が行なわれ、タイムアウトが要求され た時点の処理を継続する。 本発明は、割引きクーポン券又は割引き証明の選択的印刷に関係する多数の機 能を実行するが、その全てに於て各顧客が何らかの方法で夫々識別可能でなけれ ばならないと言うことを除いて、積極的な顧客の関与を必要としない。現在、顧 客を識別する最も一般的な方法は小売り企業の発行する識別カード（ＩＤカード ）に依るものである。顧客はＩＤカードを取得してパーソナルチェックに依り支 払いをしやすくする様に勧められるが、カードはまた顧客の行動を固有の顧客又 は所帯と関連付ける手段となる。本明細書に於て、ＩＤカードはこの関連付けを 行なうために使用される道具である。典型的には、顧客ＩＤカードは精算カウン ターでの読み出しに便利なバーコード又は磁気ストリップを用いて、その上に固 有の識別番号が符号化されている。併しその他の顧客識別手段も可能であって、 本発明の範囲内にある。例えば、機械読み取り可能な運転免許証若しくは銀行カ ード、又は指紋走査手段に依っても、斯かる方法が技術的に適当なコストで利用 可能であれば、顧客を識別することが出来る。 図３には、入力処理シーケンス４４を更に詳細に示す。先ずブロック５２で入 力データを調べて、それが償還データであるか否かを決定する。印刷した各割引 き証明には、精算カウンターで読み取ることの出来る特別のバー コードが付けられており、製品を識別する統一製品コードおよびＩＤカード上の その他のコードから区別される。入力が償還データでないときは、ブロック５３ で検査されて、有効顧客識別データであるか否かを決定する。入力が償還データ でなく、また有効顧客識別データでもなければ、次にブロック５４で検査され、 統一製品コード（ＵＰＣ）データであるかを決定する。もしそうであれば、入力 データ中のＵＰＣに対応する記録が品目記録ファイル（１４）から検索され（図 １）、ブロック５６に示した様に、その品目が累積割引き証明の生成をトリガー するものであるか否かを決定するために検査される。その品目が証明の生成をト リガーする様に予め選択されているものでない時には、その品目についてはそれ 以上の処理は必要ではなく、５８に示した様に一般待ち状態に復帰する。その品 目が引き金品目であると、ブロック６０に示した様に、対応する記録が精算直接 データベース２４（図１）から検索される。以後の処理段階に於て現在処理中の 顧客発注についての選択的ＵＰＣリストが生成される。このリストには、その顧 客が購入した引き金品目のみが含まれている。本発明に関しては、引き金品目は 割引き扱いの条件に影響する品目として定義される。例えば、或る引き金品目を 購入することが割引きクーポン券の印刷を開始するための唯一の基準となること もあり、或いは又１種類以上の引き金品目を購入するこ とが、顧客がそれより前の買い物に依って資格を得た割引きクーポン券について その顧客を適格とする条件となることもある。判断ブロック６２で決定される様 に、処理中の品目がそれ迄のリスト中にない時は、ブロック６４に示した様に、 その品目はリストに加えられる。もしその品目が既にリスト中に在る時は、この 品目の購入数が増加される。ブロック５４〜６６で、購入された品目に対応する データを繰返して処理すると、引き金品目のＵＰＣリストが生成され、その結果 クーポン券又は証明書を印刷することもできる。このリストは、精算キーボード の「支払提示」状態に依り示される様に、顧客業務の終了までコンピュータ２０ 中に内部記憶される。 顧客が注文にたいする支払いを提示した時、オペレーターは「支払提示」キー を作動させて、精算カウンタの現金引出し機を開ける。支払提示キーの作動は判 断ブロック６８に示した様に検出される。このキーを作動させる前に、５８に示 した様に、ブロック６８から一般待ち状態ループへ処理を進める。支払提示キー が検出されていると、累積割引きリストが精査され、品目が含まれているか否か が決定される。リストに１種以上の品目が含まれていると、その品目がブロック ７１に示した様に顧客購入ファイルに加えられる。これは、発生する可能性のあ る以後の解析のために、引き金品目の購入を記録する主要なデータ収集段階であ る。本発明の最も進んだ形 態では、顧客が購入したものは全て引き金品目であることが出来、その購入デー タは必ず収集され、以後に特定の販売促進計画に顧客を絞り込むために使用され る。明らかに、「買い物篭に一杯」の品目についての購入データを収集するには 、顧客購入ファイル２３用に非常に大きな記憶容量を必要とするが、併しここに 説明したと同じ原理を用いている。 顧客購入ファイルを更新した後、ブロック７２に示した様に、割引きクーポン 券又は証明を印刷すべきか否かについて決定を行なう。この決定は、顧客購入フ ァイル中に記憶されるが、図３ｂを参照して更に説明する。基準に適合しない時 には、ブロック７４に示した様に、業務用のＵＰＣリストをクリアし、ブロック ５８を経て一般待ち状態処理ループに戻る。判断ブロック７２で決定するとき、 所要の基準に適合すれば、適当な精算直接クーポン券がブロック７８に示したよ うに生成され、リストをクリアしてブロック５８を経て一般待ち状態ループに戻 る前に、印刷待ち行列内に置かれる。 本発明の関連側面の１つは、ブロック５３に於て有効な顧客ＩＤ要求が検出さ れると、これに応答して印刷可能なクーポン券又は証明書が生成されることにあ る。クーポン扱いのなかには現在の顧客業務に関するデータの使用を要求せず、 従ってブロック５３に於て顧客ＩＤ要求が検出されると直ちに処理出来るものが ある。この顧 客に対してクーポン券を生成すべきか否かはブロック７２内で決定される。生成 すべきであれば、ブロック７６’に示した様にクーポン券が生成されて、ブロッ ク７８’に示した様に印刷待ち行列内に置かれる。生成すべきでなければ、５８ に示した様に一般待ち状態に置かれる。 クーポン券又は証明書の印刷は、図４に詳細を示した様に、出力処理の段階で 行なわれる。基本的には、出力処理には３つの段階が含まれる。即ち、ブロック ８０に示した様に、印字待ち行列から証明書を印刷する段階と、証明書が印刷さ れるとこれに対応して印刷待ち行列から入力項目を減らす段階（ブロック８２） 、及び累積割引き証明記録ファイル２２（図１）に証明書の印刷を記録する段階 である。次いでブロック５８を経て、一般待ち状態処理ループに戻る。もし別の 証明が印刷対象として残っていると、印刷待ち行列から検索され、次いで夫々の 出力処理段階へ戻る。 上記で未だ論じていない本発明の唯一の一般的側面は、証明書に対する償還で ある。印刷された各累積割引き証明書は、それ以後にその店舗に来店した時に償 還される。証明書が提出されると、精算カウンターのオペレータが証明書のバー コードを走査し、この作業に依ってパーソナルコンピュータ２０への入力を生成 する（図１）。償還に関する入力データは、判断ブロック５２に示した様 に、認識され（図３）、償還は図３のブロック８４に示した様に記録される。償 還の記録には、２つの基本的な機能、既に償還されている証明書の累積記録をフ ァイル２２中に保持すること（図１）、顧客の注文に割引を適用することである 。 クーポン券生成の条件付け 図３の説明中に示した様に、印刷可能な割引きクーポン券又は割引き証明書を 生成すべきか否かの決定は出力処理での２段階のいずれか一方又は両方に於て行 なわれる。そのうちの１つの段階では、有効顧客ＩＤ要求が認識されているが、 併し現在の取引の詳細はこの決定には考慮されない。もう１つの、ブロック７２ で示した段階は、精算カウンターの店員が顧客取引の終りに支払提示キーを作動 させた後に発生する。７２’及び７２での決定の更に詳細な処理を図３ａ及び３ ｂに夫々図示した。 図３ａ中のブロック８５に示した様に、クーポン生成決定プロセスで提起され る最初の質問は、クーポン扱いが現在行なわれているか否かと言うことである。 若し行なわれていなければ、直ちに一般待ち状態５８に戻る。若し行なわれてい る時は、クーポン扱いの詳細は、８６に示した様に精算管理データベースから検 索される。基本的には、これらの詳細に依り、各クーポン扱いの期限と条件が、 割引きを適用する１種以上の品目又は製品の種類、割引きの再効期日、及び適格 条件を含めて、定義 される。適格条件の１つには、顧客ＩＤ要求が目標とする顧客グループ内に入ら なければならないと言うことがあり得る。次のブロック８８での処理に提起され る質問は、現在の顧客ＩＤ要求がこの特定の割引きクーポン扱いの目標対象群に 該当するか否かである。積算管理データベース２４は、クーポン取扱いについて の顧客ＩＤ要求リストを含むことが出来、或いはまたこのリストを含む別のデー タベースファイルに対する基準を含むことも出来る。如何なる場合に於ても、決 定プロセスでは現在の顧客ＩＤ要求が目標対象群内に入ることが要求される。こ の対象群は、所要の単一の人口統計的な属性について選択することが出来、ある いは又は年令、居住地域、所得水準、子供数などの属性の組合わせであってもよ い。 顧客ＩＤ要求がこれらの目標対象の１つでなければ、一般待ち状態へ出て、クー ポン券は生成されない。 顧客ＩＤ要求がこれらの目標対象の１つである時には、クーポン券の生成前に 更に別の条件を満たさなければならないこともあり、これらの条件はブロック９ ０で検査される。クーポン扱いの中には、追加の条件を満たす必要のない場合が ある。例えば、年令６０才を超える全ての顧客にビタミン補給剤用のクーポン券 を生成するために、１回限りのクーポン扱いを行なうことも出きる。併し、その 他の割引き扱いを、顧客購入ファイル２２に記録されているそれ以前の顧客行動 に条件付けることも出 きる。例えば、クーポン扱いを過去１箇月間に顧客が購入した最低総額に条件付 けることも、また過去１箇月間にその店の特定の部門から或る品目を購入してい ない顧客に条件付けることも出きる。追加条件が満たされない時には、一般待ち 状態に出る。追加条件が満たされている時には、処理は継続して印刷可能な割引 きクーポン券又は証明書の生成が行なわれる。 ブロック７２の決定の処理（図３）は、図３ｂ中に図示したと同様の方法で進 行する。提示される最初の質問は、有効なクーポン扱いがあるか否かである。若 しあれば、取扱の詳細が精算データベース２４から検索される。若しなければ、 一般待ち状態に出る。処理中のこの時点では、顧客ＩＤ要求は、必要ならば要因 とすることも出きるが、更に注意を払うことはない。基本的には、印刷可能なク ーポン券を生成する決定を行なう前に、２回の一般検査を通らなければならない 。最初の検査はブロック９６にあって、何らかの指定された過去の活動条件が満 たされているか否かを決定することであり、第２の検査はブロック９８にあって 、現在の何らかの活動条件が満たされているか否かを決定することである。両検 査を通過すると、適正な印刷可能クーポン券が生成されるが、通過しない時は一 般待ち状態へ戻る。 過去の活動条件は、それについての情報が顧客購入ファイル中で利用可能であ ることも出来る。例えば、或る 指定期間の枠内で特別の製品を顧客が予め購入することを条件とすることも出来 る。更に詳しくは、顧客が１箇月前に練り歯磨きを購入した場合の練り歯磨きの 割引きを挙げることが出来、また同一製品を殆ど売り尽くすことが出来る。この 様な扱いは更に顧客が現在の取引で練り歯磨きを購入しない場合や、何らかの望 ましい組み合わせで購入した時を条件とすることも出来る。基本的には、過去の 活動率検査には、時間的要素を含む顧客行動に関係させることも出来る。更に別 の例では、或る品目又は或る種類の品目の購入頻度に関する条件がある。現在の 活動条件が、購入した品目又は購入しない品目の何らかの望ましい組み合わせや 、金額の限界値であることも出来る。 各クーポン扱いは、顧客が選定製品を購入した時に割引額を印刷することに依 って或る銘柄のみを常に購入する顧客を報償するためや、その店の特定の部門で の購入を促進したり、或いは又、或る製品が顧客が必要としていると思われる時 にタイムリーな割引きを提供するため等の、望ましい目的のために企画すること も出来る。 ハードウエア及びソフトウエアの概要 前に述べた様に、パーソナルコンピュータ２０はＩｎｔｅｌ ８０３８６ 等 のマイクロプロセッサを用いたパーソナルコンピュータである。上述の機能を実 行するためにソフトウエアは、斯かるコンピュータ用の従来の オペレーティングシステム、例えばマイクロソフト・オペレーティングシステム （ＭＳ ＤＯＳ）に依って作動することが出来る。上で説明した機能は所望の方 法又は言語でプログラムすることが出来る。ハードウェアの細部には販売時点情 報管理のハードウエアに依存するものもあり、端末処理ループ（図１の１６）か らデータを得る時に、ソフトウエアはこのハードウェアとインタフェースしなけ ればならない。本発明をＩＢＭ、データチェッカー、ＮＣＲ、又はスウェーダの 販売時点情報管理システムのいずれかによる操作に適用するためには、明らかに 異なるインタフェースプログラムを必要とする。 特徴の要約 本発明により、顧客が店内にいる間にその顧客の現在及び過去の購買活動の或 る選ばれた組合わせを条件として、印刷可能な割引きクーポン券を生成すること が出来る。クーポン券を生成する前に満たすべき条件は、単に年令、住所又はそ の他の人口統計的要因に依って予め選択した目標対象群に該当する場合から更に 複雑な、それ以前の選ばれた品目又は選ばれた種類の品目を購入する（又は購入 しない）場合、を含めた購買活動と現在の購買との組み合わせまでに及ぶことが 出来る。 本発明の実施態様を図に依る説明を目的として詳細に述べてきたが、本発明の 精神と範囲から逸脱することたく種々の変更を行なうことの出来ることも又理解 される であろう。従って、本発明は付属の特許の範囲に依る以外の制限を受けるもので はない。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オフ，ジョージ ダブリュ. アメリカ合衆国カリフォルニア州、ニュー ポート、ビーチ、シー、アイランド、ドラ イブ、65 (72)発明者 チェルニー，チモシー エル. アメリカ合衆国カリフォルニア州、フラー トン、アームステッド、レーン、1373

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 小売り店内で印刷可能な割引きクーポン券を生成するためのシステムで あって、そのシステムが、 顧客精算場所に於ける複数の端末装置であって、夫々顧客の注文する購入品目 上の製品コードを読み取るための手段を有する端末装置と、 前記端末装置と通信出来る店舗管理装置であって、価格その他の各製品品目に ついての情報を含む品目記録ファイルにアクセスする店舗管理装置と、 顧客が適格であり得る割引き扱いの条件を記憶する手段と、 印刷可能な割引きクーポン券を自動的に生成する手段であるが、併し予め選定 した顧客に関する条件が、注文の処理されている特定の顧客に依り満たされてい る時にのみ、クーポン券を生成する手段とを、 有することを特徴とするシステム。 ２． 請求項１記載のシステムであって、更に 直接顧客に配布するための割引き証明を印刷する手段を有することを、特徴と するシステム。 ３． 請求項１記載のシステムであって、更に 印刷された割引きクーポン券の償還処理を、以後の顧客の注文時に行ない、ま た顧客のその注文時に割引き品目が購入されたときは、割引きをその注文に適用 するた めの手段を有することを、特徴とするシステム。 ４． 特許請求１記載のシステムであって、更に 印刷された割引きクーポン券と償還した累積割引きクーポン券の経過記録を保 持するための手段を有することを、特徴とするシステム。 ５． 請求項１記載のシステムであって、更に、 顧客の注文中の引き金製品であって現在有効なクーポン扱い又は将来有効とな るクーポン扱いの条件に適合する引き金製品を、識別する手段と、 顧客の引き金製品購入に関するデータを、将来のクーポン扱いが有効であるか 否かを決定する際に使用するために記憶するための顧客購入ファイル手段とを、 有することを特徴とするシステム。 ６． 請求項５記載のシステムに於て、印刷可能な割引きクーポン券を自動的 に生成するための手段が、 顧客が過去の顧客活動に関する全てのクーポン扱い条件を満たしているか否か を顧客購入ファイルから決定するための手段と、 顧客が現在の顧客活動に関する全てのクーポン扱い条件を満たしているか否か を顧客購入ファイルから決定するための手段とを有し、 顧客が所要の過去および現在の顧客活動要件の全てを満たしている時に、印刷 可能なクーポンを生成することを特徴とするシステム。 ７． 請求項１記載のシステムであって、更に 注文の処理を行なっている顧客が予め選定した目標顧客群内に入るか否かを決 定するための手段を有し、 これに依り顧客が目標顧客群である時にのみ、印刷可能なクーポン券を生成す ることを特徴とするシステム。 ８． 複数の端末装置を顧客精算場所に有し、その各々が顧客の注文中の購入 品目上の製品コードを読み取るための手段を有する小売店販売時点情報管理シス テムに於て使用するために、印刷可能な割引きクーポン券を生成する方法であっ て、前記方法が 少なくとも１回の割引きクーポン扱いの期限と条件を記憶する段階と、 注文の処理を行なってる顧客を特定的に識別する段階と、 識別した顧客が割引きクーポン扱いの全ての条件を満たしているか否かを決定 する段階と、 全ての条件が満たされている時に印刷可能な割引きクーポン券を自動的に生成 する段階とを、 有することを特徴とする方法。 ９． 請求項８記載の方法に於て、識別された顧客が割引きクーポン扱いの全 ての条件を満たすか否かを決定する段階が、 前記顧客が予め選定した目標顧客群に該当するか否かを、予め顧客より提供さ れた情報に基づいて決定するこ とを含むことを特徴とする方法。 １０． 請求項８記載の方法に於て、識別された顧客が割引クーポン扱いの全 ての条件を満たしているか否かを決定する段階が、 顧客の過去及び現在の購買活動が予め選定した条件を満たすか否かを決定する ことを含むことを特徴とする方法。 １１． 請求項１０記載の方法に於て、前記方法が更に、 夫々現在有効な割引き扱い又は以後に有効となる割引き扱いの条件に関係する 引き金製品を予め選定する段階と、 顧客の注文中の引き金製品の購入を検出する段階と、 引き金製品の購入に関 する顧客購入データを保管する段階とを備え、 顧客の過去及び現在の購買活動が予め選定した条件を満たすか否かを決定する ステップが、小売り店に以前におとずれたときの記録された顧客購買データを調 べることを含んでいることを特徴とする方法。 １２． 請求項１０記載の方法に於て、顧客の注文中の引き金製品の購入を検 出する段階が、 各記入項目が顧客の注文中で検出された種々の引き金製品に対応するリストを 作成することと、 リストに未だ記入されていない引き金製品が検出され た時に、リストに加えることと、 既にリストに記入されている引き金製品が検出された時にリスト中の品目計数 を１だけ増加させることとを、 含むことを特徴とする方法。 １３． 請求項８記載の方法であって、更に 生成された割引きクーポン券を印刷する段階と、 印刷された割引き証明の経過記録を保持する段階とを、 有することを特徴とする方法。 １４． 請求項１３記載の方法であって、更に 割引きクーポン券の償還処理を行なう段階を有することを特徴とする方法。 １５． 請求項１４記載の方法に於て、償還処理を行なう段階が 償還処理されたクーポン券の経過記録を保持することと、 クーポン券中の割引き額を顧客の注文に割当てることとを、 含むことを特徴とする方法。