JPH1151117A - マウント用ブラケット - Google Patents

マウント用ブラケット

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JPH1151117A
JPH1151117A JP21094897A JP21094897A JPH1151117A JP H1151117 A JPH1151117 A JP H1151117A JP 21094897 A JP21094897 A JP 21094897A JP 21094897 A JP21094897 A JP 21094897A JP H1151117 A JPH1151117 A JP H1151117A
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JP
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stopper
bracket
mount
mounting bracket
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JP21094897A
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English (en)
Inventor
Rentaro Kato
錬太郎 加藤
Takashi Yoshida
吉田  隆
Shingo Nagamine
晋吾 永峰
Kuniko Nakagawa
久仁子 中川
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Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マウント本体に装着されて、ストッパ機能と
ブラケット機能を付与せしめるマウント用ブラケット
を、アルミニウム合金の押出成形材によって実現するこ
と。 【解決手段】 マウント本体12に取り付けられる固着
部80と、マウント本体12に形成されたストッパ部4
0への当接によりストッパ機能を発揮する当接部86,
94を備えた第一の押出部材76と、防振連結される一
方の部材に取り付けられる取付部を備えた第二の押出部
材78を、それぞれアルミニウム合金材で別個に押出成
形し、溶着することによって、ストッパ機能とブラケッ
ト機能を併せ備えたマウント用ブラケットを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、自動車用エンジンマウント等の
マウント装置に採用されて、マウント本体を防振連結さ
れる一方の部材に連結固定せしめるマウント用ブラケッ
トに係り、特に、防振連結される部材間の相対的変位量
を制限するストッパ機構を付与せしめ得るマウント用ブ
ラケットに関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装される防振連結体の一種として、実公平5−378
9号公報や実開平6−73488号公報,特開平7−3
01280号公報等に記載されているように、それぞれ
防振連結されるべき部材に取り付けられる第一の取付金
具と第二の取付金具を、振動入力方向に離隔配置すると
共に、本体ゴム弾性体によって弾性連結せしめてなる構
造の非筒形のマウント装置が知られており、自動車用エ
ンジンマウント等として用いられている。また、このよ
うなマウント装置では、一般に、本体ゴム弾性体の変形
量を制限し、被連結部材の相対的変位量を制限するため
に、ストッパ機構が設けられる。かかるストッパ機構
は、例えば、前記公報にも記載されているように、第二
の取付金具に対して外方に突出するストッパ部を形成す
る一方、第一の取付金具から第二の取付金具側に向かっ
て延び出し、ストッパ部に対して振動入力方向に離隔し
て対向位置せしめられる当接部を設けたストッパ金具
を、第一の取付金具に装着することによって、実現され
る。
【0003】ところで、従来では、このようなストッパ
金具が、鉄鋼製のプレス成形品等によって構成されてい
たが、近年、マウント装置の軽量化や固有振動数の高周
波域化等の要求に対処するために、アルミニウム合金製
のストッパ金具の採用が検討されている。しかしなが
ら、一般的なアルミニウム合金のダイキャスト製品でス
トッパ金具を構成すると、材質やコスト等に関して、要
求を充分に達成することが難しいという問題があった。
【0004】なお、材質やコスト等を考慮して、ストッ
パ金具をアルミニウム合金の押出形材を利用して形成す
ることも考えられるが、押出形材の場合では、ストッパ
金具の形状や長さ等が制約を受けるために、未だ、押出
成形品からなる実用的なストッパ金具は、実現されてい
なかった。特に、第一の取付金具の被連結部材に対する
取付位置をオフセットする場合には、実公平5−378
9号公報に記載されているように、別体の取付用ブラケ
ット金具を装着するよりも、実開平6−73488号公
報や特開平7−301280号公報に記載されているよ
うに、ストッパ金具を利用して、第一の取付金具を被連
結部材に連結固定するブラケットを構成することが、部
品点数の削減や軽量化、製作性向上等の点から望ましい
が、そのように、ストッパ金具に対して被連結部材に対
する取付部を設けようとすると、より複雑な形状が要求
されることとなるために、形状等が大幅に制限される押
出形材を利用して形成することが、一層困難であるとい
う問題があったのである。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、マウント本体に装着されることにより、第
一の取付金具と第二の取付金具の相対的変位量を制限す
るストッパ機構を実現すると共に、第一の取付金具を被
連結部材に対して連結固定せしめ得る、アルミニウム合
金製の押出材からなるマウント用ブラケットを提供する
ことにある。
【0006】
【解決手段】そして、このような課題を解決するため
に、本発明の特徴とするところは、防振連結される一方
の部材に取り付けられる第一の取付部材と他方の部材に
取り付けられる第二の取付部材が、振動入力方向に離間
して配されて、本体ゴム弾性体により弾性的に連結され
ると共に、該第二の取付部材から外方に突出するストッ
パ部が形成されてなるマウント本体に装着されるマウン
ト用ブラケットであって、前記第一の取付部材に固定的
に取り付けられる固着部と、該固着部から前記本体ゴム
弾性体を跨いで前記第二の取付部材側に延び出し、前記
ストッパ部に対して振動入力方向に離隔して対向位置せ
しめられ、該ストッパ部への当接に基づいて前記第一の
取付部材と前記第二の取付部材の相対的変位量を制限す
る当接部とを、一体的に備えたアルミニウム合金製の第
一の押出部材に対して、前記防振連結される一方の部材
に固定的に取り付けられる取付部を備えたアルミニウム
合金製の第二の押出部材が組み合わされて溶着せしめら
れ、前記マウント本体に装着されることにより、該第一
の取付部材を前記防振連結される一方の部材に連結固定
せしめるマウント用ブラケットにある。
【0007】このような本発明に従う構造とされたマウ
ント用ブラケットにおいては、第一の押出部材と第二の
押出部材からなる二つの押出部材を用いたことによっ
て、ダイキャスト品に比べて優れた部材強度と材質を高
い信頼性をもって得ることが出来、支持荷重やストッパ
荷重に対する耐強度性能が有利に確保され得ると共に、
形状設計自由度も有利に確保され得て、ストッパ機構を
備えたブラケットが容易に実現可能となるのである。
【0008】特に、第一の押出部材によって形成される
固着部や当接部と、第二の押出部材によって形成される
取付部とを、互いに制約を受けることなく、大きさ等を
充分な自由度をもって設定することが出来るのであり、
それ故、マウント本体の形状や被連結部材の形状等に対
する対応性に優れると共に、大きな部材強度を効率的に
設定することが出来るといった利点もある。
【0009】しかも、かかるマウント用ブラケットにお
いては、第一の押出部材と第二の押出部材の何れも、押
出形材を押出方向に一定長さで切断して切り出すことに
よって形成されることから、製作が容易であり、特に量
産性とコスト性に優れている。
【0010】なお、第一の押出部材と第二の押出部材の
溶着は、融接や圧接等が何れも採用可能であり、一般的
なアーク溶接等の他、接合部分において母材どうしを溶
かしながら混合するようにして溶着する方法等も採用さ
れ得る。また、その際、第一の押出部材に対して、第二
の押出部材の接合部分が嵌め込まれる切欠部や段差部等
を形成して、接合面積の増大や接合強度の向上等を図る
ことも有効である。
【0011】また、第二の押出部材の取付部には、必要
に応じて、ブラケットを被連結部材の一方に固定するた
めのボルト孔等が形成される。更にまた、第一の押出部
材は、例えば、固着部が、第一の取付部材の外面に重ね
合わされる板形状とされると共に、該固着部から軸直角
方向に延び出し、更にその延び出した先端部から屈曲し
て第二の取付部材側に向かって軸方向に延びると共に、
第二の取付部材側の先端部分に当接部が一体形成されて
なる、略逆L字形状をもって形成されることとなり、よ
り好適には、その隅角部を補強する斜材が一体形成され
る。また、このように補強用の斜材を設ける場合には、
該斜材を、マウント本体に形成されたストッパ部に対向
位置せしめることにより、斜材を利用して当接部を形成
することも可能である。
【0012】更にまた、第一及び第二の取付部材や本体
ゴム弾性体の具体的形状等も限定されることなく、各種
の形状が任意に設定される得るが、例えば、本体ゴム弾
性体が円錐台形状とされて、その小径側端面に板形状の
第一の取付部材が固着されると共に、大径側端部外周面
に対して、第二の取付部材に設けられた筒状部が固着さ
れ、該筒状部の開口周縁部を周上の一箇所で軸直角方向
外方に屈曲させて突出させることにより、外周面上に突
出するストッパが第二の取付部材に対して一体形成され
てなる構造等が、好適に採用される。また、より好適に
は、ストッパ部の当接部に対する対向面上には、緩衝ゴ
ム層が形成されることとなる。
【0013】また、本発明に係るマウント用ブラケット
において、第一の押出部材と第二の押出部材の具体的形
状やそれらの組合せ構造等は、特に限定されるものでな
く、マウント本体や被連結部材におけるマウント取付部
位の構造等に応じて適宜に設定されるものであるが、例
えば、請求項2に記載されているように、前記第一の押
出部材と前記第二の押出部材が、それぞれの押出方向が
互いに直交するように組み合わされて溶着されており、
該第一の押出部材の押出方向が振動入力方向に略直角と
なり、且つ該第二の押出部材の押出方向が振動入力方向
に略平行となるように前記マウント本体に装着されるよ
うにした構造等が、好適に採用される。
【0014】このような請求項2に記載の構造を採用す
れば、第一の取付部材を被連結部材の一方に対してオフ
セット取り付けすることの出来るブラケットが、有利に
実現され得る。また、第一の押出部材の押し出し方向に
おける切り出し長さを調節することによって、固着部や
当接部の大きさを任意に設定出来ると共に、第二の押出
部材の断面形状を調節することによって、取付部の大き
さを任意に設定することが出来るのであり、マウント本
体の構造や被連結部材における取付部位の形状、或いは
作用荷重の大きさ等に対して有利且つ容易に適応するこ
とが出来るのである。
【0015】さらに、本発明に係るマウント用ブラケッ
トにおいて、ストッパ部と当接部の対向方向は、マウン
ト装置に対する入力荷重の大きさや入力方向等を考慮し
て、少なくとも振動が入力される一方向で対向するよう
に、適宜に設定されるものであり、限定されるものでな
いが、好ましくは、請求項3に記載されているように、
前記第一の押出部材における当接部が、前記ストッパ部
に対して、振動入力方向両側にそれぞれ離隔して対向位
置せしめられるリバウンド方向当接部とバウンド方向当
接部を含んで構成される。バウンド方向当接部は、パワ
ーユニット等のマウント装置による支持荷重の入力方向
に過大な荷重が入力された際にストッパ部に当接して、
第一の取付部材と第二の取付部材の相対的変位量を制限
するものであり、リバウンド方向とは、支持荷重の入力
方向とは反対向きに過大な荷重が入力された際にストッ
パ部に当接して、第一の取付部材と第二の取付部材の相
対的変位量を制限するものであって、このようにバウン
ド方向当接部とリバウンド方向当接部を設ければ、一つ
のブラケットにより、バウンドとリバウンドの両方向の
ストッパ機構が、一層簡略な構造をもって有利に実現さ
れ得る。
【0016】なお、本発明に係るマウント用ブラケット
は、専ら本体ゴム弾性体の弾性特性に基づいて防振効果
を発揮し得るマウント装置の他、非圧縮性流体が封入さ
れた流体室を備え、振動入力時に生ぜしめられる流体の
共振作用等の流動作用に基づいて発揮される防振効果を
利用する流体封入式のマウント装置等にも適用可能であ
り、また、パワーユニット等の支持荷重が第一の取付部
材と第二の取付部材を接近させる方向に入力される圧縮
タイプのマウント装置の他、第一の取付部材と第二の取
付部材を離隔させる方向に支持荷重が入力される吊下げ
タイプのマウント装置等にも、本発明に係るマウント用
ブラケットが、有利に適用され得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に具体的に明ら
かにするために、本発明の一実施形態について、図面を
参照しつつ、詳細に説明する。
【0018】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
形態としてのブラケット10を備えた自動車用エンジン
マウントの具体例が示されている。かかるエンジンマウ
ントにおいて、ブラケット10が装着されたマウント本
体12は、第一の取付金具14と第二の取付金具16が
本体ゴム弾性体18によって弾性的に連結された構造と
されており、第二の取付金具16が、自動車のボデー側
部材19に対して直接的に固定される一方、第一の取付
金具14が、ブラケット10を介して、パワーユニット
側部材20に固定されて取り付けられ、それによって、
パワーユニットをボデーに対して防振支持せしめるよう
になっている。なお、本実施形態のマウント本体12に
おいては、自動車への装着状態下、パワーユニット荷重
が及ぼされることにより、本体ゴム弾性体18が圧縮変
形して、第一の取付金具14と第二の取付金具16が接
近する方向に所定量だけ相対変位せしめられると共に、
防振すべき主たる振動が、略マウント軸方向となる、第
一の取付金具16と第二の取付金具14が相対的に接近
/離隔する方向に入力されるようになっている。
【0019】より詳細には、マウント本体12を構成す
る第一の取付部材としての第一の取付金具14は、円板
形状を有しており、中央部分には、上方に向かって突出
する取付ボルト22が固設されている。また、下面中央
部分には、下方に向かって突出する中空の略逆円錐台形
状の保持金具24が溶着されており、この保持金具24
の下端面に対して、軸直角方向に広がる傘金具26がボ
ルト固定されている。
【0020】また、第二の取付部材としての第二の取付
金具16は、大径円筒形状を有する上側筒金具28に対
して、大径の段付円筒形状を有する下側筒金具30が、
軸方向に組み付けられた構造とされている。上側筒金具
28は、軸方向上端部が外方に向かって拡開するテーパ
部32とされていると共に、テーパ部32の開口周縁部
には、軸直角方向外方に広がるフランジ状部34が一体
形成されている。また、フランジ状部34は、軸直角方
向で対向位置する二箇所において、それぞれ、外方に大
きく突出されていると共に、取付用ボルト孔36が穿孔
されており、それによって、一対のボデー側取付部3
8,38が形成されている。更にまた、フランジ状部3
4は、ボデー側取付部38,38間に位置する周上の一
箇所において、外方に向かって突出されており、それに
よって、軸直角方向に広がる略矩形板状のストッパ部4
0が、上側筒金具28に一体的に形成されている。
【0021】そして、かかる上側筒金具28は、第一の
取付金具14の軸方向下方に所定距離を隔てて略同一軸
上に配設されており、これら第一の取付金具14と上側
筒金具28の対向面間に、本体ゴム弾性体18が介装さ
れている。即ち、本体ゴム弾性体18は、略円錐台形状
を有しており、その小径側端面に第一の取付金具14の
下面が加硫接着される一方、大径側端部外周面に上側筒
金具28のテーパ部32が加硫接着されることにより、
第一の取付金具14と上側筒金具28が本体ゴム弾性体
18によって弾性的に連結されている。これにより、上
側筒金具28の軸方向上側開口部が、本体ゴム弾性体1
8によって流体密に覆蓋されている。なお、上側筒金具
28の内周面と、軸方向下部の外周面には、それぞれ、
薄肉のシールゴム層41が、本体ゴム弾性体18と一体
的に形成されている。また、上側筒金具28に形成され
たストッパ部40の表面には、上下両面を含む全体を覆
うようにして、緩衝ゴム層39が、本体ゴム弾性体18
と一体的に形成されている。更にまた、第一の取付金具
14に固着された保持金具24は、本体ゴム弾性体18
の内部を軸方向に貫通して配設されて加硫接着されてお
り、保持金具24によって支持された傘金具26が、上
側筒金具28内において本体ゴム弾性体18の下方に位
置せしめられている。
【0022】また一方、下側筒金具30は、軸方向中間
部分に形成された段差部42を挟んで、上側部分が大径
部44とされると共に、下側部分が小径部46とされて
いる。そして、下側筒金具30は、大径部44におい
て、上側筒金具28の軸方向下部に外挿され、絞り加工
等が施されることにより、上側筒金具28の外周面に対
して、シールゴム層41を挟んで、流体密に嵌着固定さ
れている。
【0023】また、下側筒金具30の小径部46には、
薄肉の碗形状を有するゴム弾性膜48の外周縁部が加硫
接着されており、このゴム弾性膜48によって、下側筒
金具30の小径部46側の開口部が流体密に閉塞されて
いる。これにより、上下筒金具28,30からなる第二
の取付金具16が、軸方向両側の開口部を本体ゴム弾性
体18とゴム弾性膜48によって流体密に閉塞せしめら
れ、第二の取付金具16の内部において、非圧縮性流体
が封入された流体室50が形成されている。
【0024】さらに、流体室50には、全体として略円
板形状を有する仕切部材52が収容されており、外周縁
部を上側筒金具28の軸方向下端面と下側筒金具30の
段差部42の間で挟持されることにより、第二の取付金
具16の軸方向中間部分に固定的に取り付けられてい
る。そして、この仕切部材52によって、流体室50が
軸方向上側部分と下側部分とに二分されており、以て、
仕切部材52の上側には、壁部の一部が本体ゴム弾性体
18で構成されて振動入力時に圧力変化が生ぜしめられ
る受圧室54が画成されている一方、仕切部材52の下
側には、壁部の一部がゴム弾性膜48で構成されて容積
変化が容易に許容される平衡室56が画成されている。
【0025】また、仕切部材52は、それぞれ略薄肉の
円板形状を有する上板金具58と下板金具60が軸方向
に重ね合わされることによって形成されている。そし
て、仕切部材52の外周縁部には、それら上下板金具5
8,60間を周方向に延び、両端部が受圧室54と平衡
室56の各一方に連通されることによって、それら両室
54,56を相互に連通するオリフィス通路62が形成
されている。また、仕切部材52の中央部分には、円板
形状のゴム弾性板64が、外周縁部を上下板金具58,
60間で挟持されることによって配設されており、この
ゴム弾性板64の上下両面が、上下板金具58,60に
形成された透孔66,68を通じて、受圧室54と平衡
室56の各一方に晒されることにより、ゴム弾性板64
の上下面に対して、受圧室54と平衡室56の内圧が及
ぼされるようになっている。
【0026】そして、第一の取付金具14と第二の取付
金具16の間に振動が入力された際、受圧室54と平衡
室56の間に生ぜしめられる相対的な圧力差に基づい
て、オリフィス通路62を通じての流体流動が生ぜしめ
られるようになっており、この流体の共振作用等の流動
作用に基づいて、所定の防振効果が発揮されるようにな
っている。なお、オリフィス通路62は、その長さや断
面積が調節されることにより、内部を流動せしめられる
流体の流動作用に基づいて、シェイク等の低周波振動に
対して有効な減衰効果を発揮し得るようにチューニング
されている。また一方、オリフィス通路62の流通抵抗
が著しく大きくなるアイドリング振動等の中周波数域の
振動入力時には、受圧室54と平衡室56の間におい
て、ゴム弾性板64の弾性変形に基づいて透孔66,6
8を通じての流体流動が許容されることにより、受圧室
54の圧力上昇が吸収,緩和されて高動ばね化が回避さ
れ、有効な防振効果が発揮されるようになっている。更
にまた、ゴム弾性板64による液圧吸収効果も低下す
る、こもり音等の高周波数域の振動入力時には、受圧室
54内で傘金具26が軸方向に変位せしめられることに
より、傘金具26の周囲に形成された環状の狭窄流路7
0を通じて流動せしめられる流体の共振作用等の流動作
用に基づいて、低動ばね化による良好な防振効果が発揮
されるようになっている。
【0027】このような構造とされたマウント本体12
は、上側筒金具28に形成された一対のボデー側取付部
38,38が、それぞれ、取付ボルト72によって自動
車のボデー側部材19に固定されることによって、第二
の取付金具16がボデー側に取り付けられる一方、第一
の取付金具14が、ブラケット10を介して、パワーユ
ニット側部材20に対して、取付ボルト74によって固
定されることとなり、それによって、パワーユニットを
ボデーに対して防振支持せしめるようにされる。
【0028】ここにおいて、ブラケット10は、それぞ
れアルミニウム合金製の第一の押出部材76と第二の押
出部材78が、一体的に溶着されることによって形成さ
れている。
【0029】先ず、第一の押出部材76は、第一の取付
金具14の上面に重ね合わされる矩形平板形状の固着部
80を有していると共に、固着部80から第一の取付金
具14を外れてマウント軸直角方向外方に向かって延び
出す側方延出部82と、該側方延出部82の延び出した
先端部分から下方に略直角に屈曲し、本体ゴム弾性体1
8の外方を跨いで第二の取付金具16に向かってマウン
ト軸方向下方に延びる下方延出部84が一体的に形成さ
れており、更に、下方延出部84の延び出した下端部分
が、マウント軸直角方向内方に向かって略直角に屈曲さ
れることによって、矩形平板形状を有するリバウンド当
接部86が一体形成されている。それにより、かかる第
一の押出部材76は、全体に亘って幅寸法:Bが一定と
された略逆L字形の断面形状をもって形成されている。
また一方、第二の押出部材78は、略矩形の平板形状を
有しており、且つ厚さ寸法:Tが、全体に亘って一定と
されていると共に、長手方向両側部分には、それぞれ、
ボルト挿通孔100が、板厚方向に貫通して形成されて
いる。
【0030】そして、このように断面形状が一定とされ
た第一の押出部材76は、対応した略逆L字形のダイス
を用いたアルミニウム合金の押出成形によって製作する
ことが出来る。即ち、先ず、適当なダイスを用いた押出
成形によって、図3に示されているように、略逆L字形
の一定断面形状を有する第一の押出成形品87を形成
し、この得られた第一の押出成形品87を、図中に仮想
線で示されているように、目的とする幅寸法(B)で順
次切断することにより、複数の第一押出部材76を切り
出して得ることが出来るのである。また、第二の押出部
材78も、厚さ寸法(T)が一定とされていることか
ら、対応した矩形のダイスを用いたアルミニウム合金の
押出成形によって製作することが出来る。即ち、先ず、
適当なダイスを用いた押出成形によって、図4に示され
ているように、略矩形の一定断面形状を有する第二の押
出成形品88を形成し、この得られた第二の押出成形品
88を、図中に仮想線で示されているように、目的とす
る厚さ寸法(T)で順次切断することにより、複数の第
二の押出部材78を切り出して得ることが出来るのであ
る。なお、第二の押出部材78におけるボルト挿通孔1
00,100は、押出方向となる板厚方向に貫通して形
成されていることから、第二の押出成形品88の成形と
同時に形成することが出来る。また、これら第一及び第
二の押出部材76,78の押出成形に際しては、一般的
なアルミニウム合金の冷間押出法等、公知の各種の押出
成形方法が採用され得る。
【0031】また、第一の押出部材76には、その固着
部80において、側方延出部82と反対側の端縁部から
切り込まれた切欠部89が、切削加工等によって形成さ
れており、かかる切欠部89に対して、マウント本体1
2の取付ボルト22が挿通されてボルト固定されること
により、第一の取付金具14が、固着部80に対して固
定的に取り付けられている。なお、切欠部89には、第
一の取付金具14の上面に突設された位置決め突起90
が入り込んで位置せしめられており、この位置決め突起
90が切欠部89の内周面に当接することによって、ブ
ラケット10のマウント本体12に対する中心軸回りの
位置決めが為されるようになっている。
【0032】また、側方延出部82は、パワーユニット
側部材20における取付ボルト74によるマウント取付
位置に対して、マウント本体12の第一の取付金具14
における取付ボルト22による取付位置を、マウント軸
方向および軸直角方向にそれぞれ所定量ずつオフセット
するように、第一の取付金具14から軸直角方向外方に
向かって斜め上方に傾斜せしめられている。更に、側方
延出部82と下方延出部84の屈曲隅部には、側方延出
部82の固着部80側端部と下方延出部84の中間部分
との間に跨がって延びる斜材部92が一体形成されてお
り、この斜材部92によって、応力の集中し易い側方延
出部82と下方延出部84の屈曲隅部が補強されてい
る。換言すれば、側方延出部82と下方延出部84の屈
曲部分が、トラス形状とされており、それによって、軽
量化と高剛性化の両立が図られているのである。
【0033】特に本実施形態では、斜材部92における
下方延出部84との連結部位が、リバウンド当接部86
に対してマウント軸方向で対向位置する部分において、
マウント軸直角方向に延びるバウンド当接部94とされ
ており、これらリバウンド当接部86とバウンド当接部
94によって、マウント軸方向で所定距離を隔てて対向
位置するリバウンド当接面96とバウンド当接面98が
形成されている。また、これらリバウンド当接部86と
バウンド当接部94は、何れも、第一の押出部材76の
幅方向全長に亘って連続して形成されており、且つ、そ
の幅方向長さ、換言すれば第一の押出部材76の幅寸法
が、マウント本体12の第二の取付金具16に形成され
たストッパ部40の幅寸法と略同一に設定されている。
【0034】また一方、矩形平板形状の第二の押出部材
78は、一方の長辺部の中央部分において、第一の押出
部材76における側方延出部82と下方延出部84の連
接部位、換言すれば第一の押出部材76における屈曲部
位に対して、溶着固定されて一体的に接合されている。
なお、本実施形態では、第一の押出部材76における屈
曲部位の外面に、第二の押出部材78の肉厚に対応した
深さの連結用切欠102が設けられており、この連結用
切欠102に第二の押出部材78が嵌め込まれることに
より、第二の押出部材78が、第一の押出部材76にお
ける側方延出部82の延出先端部から更にマウント軸直
角方向外方に向かって延び出して広がる状態で位置決め
され、かかる位置決め状態下で、第一の押出部材76と
第二の押出部材78が溶着されている。また、第一の押
出部材76と第二の押出部材78の溶着方法は、マウン
ト入力荷重に対向し得る充分な強度を安定して得られる
ものであれば限定されるものでないが、作業性や製造サ
イクル等を考慮して、適当な融着方法や圧着方法等が採
用され得る。
【0035】そこにおいて、第二の押出部材78は、第
一の押出部材76における側方延出部82の延び出し方
向に直角な方向の幅寸法:Bが、該側方延出部82の幅
寸法:Wよりも大きく設定されており、特に本実施形態
では、第二の押出部材78の幅寸法:Wが第一の押出部
材76の幅寸法:Bの2倍以上の大きさで形成されてい
る。それによって、ブラケット10全体の大型化を伴う
ことなく、ブラケット10のパワーユニット側部材20
に対する取付面積や取付強度等が有利に確保され得るよ
うになっている。
【0036】そして、第二の押出部材78が、パワーユ
ニット側部材20の上面に重ね合わされ、上下方向に貫
設されたボルト挿通孔100,100に挿通された取付
ボルト74,74によってパワーユニット側部材20に
固着されることにより、ブラケット10がパワーユニッ
ト側部材20に対して固定的に取り付けられ、それによ
って、マウント本体12における第一の取付金具14
が、ブラケット10を介して、パワーユニット側部材2
0に取り付けられるようになっている。なお、このこと
から明らかなように、本実施形態では、ボルト挿通孔1
00,100が形成された第二の押出部材78の長手方
向両側部分によって、ブラケット10をパワーユニット
側部材20に取り付ける取付部が構成されている。
【0037】また、このような取付状態下、マウント本
体12における第二の取付金具16に形成されたストッ
パ部40が、ブラケット10に形成されたリバウンド当
接部86とバウンド当接部94の間に入り込んで位置せ
しめられており、パワーユニット荷重が及ぼされた装着
時には、図1に仮想線で記載されているように、ストッ
パ部40が、リバウンド当接部86とバウンド当接部9
4の何れからも離隔し、マウント軸方向において、それ
らリバウンド当接部86とバウンド当接部94の中間部
分に位置せしめられるようになっている。それによっ
て、ストッパ部40は、主たる振動入力方向両側におい
て、ブラケット10に形成されたリバウンド当接面96
とバウンド当接面98に対して、それぞれ所定距離を隔
てて対向位置せしめられている。
【0038】従って、上述の如き構造とされたブラケッ
ト10が装着されたマウント本体12においては、パワ
ーユニット側部材20に対して、第一の取付金具14
が、有利にオフセット装着され得るのであり、そのよう
な装着状態下、マウント軸方向に荷重が入力されると、
マウント本体12のストッパ部40がブラケット10の
リバウンド当接面96またはバウンド当接面98に当接
するまでのストローク長においては、マウント本体12
本来の防振性能が有効に発揮される一方、過大な荷重が
入力された場合には、マウント本体12のストッパ部4
0が、ブラケット10のリバウンド当接面96またはバ
ウンド当接面98に対して、緩衝ゴム層39を介して当
接することによって第一の取付金具14と第二の取付金
具16の相対的変位ひいてはボデーに対するパワーユニ
ットの相対的変位が規制されて、バウンド及びリバウン
ドの両方向において、有効なストッパ機能が発揮され得
るのである。
【0039】また、かかるブラケット10は、アルミニ
ウム合金の押出成形品によって形成されていることか
ら、従来の鉄鋼製のものに比して、軽量化が有利に達成
されると共に、ダイキャスト製のものに比して、製作性
とコスト性が飛躍的に向上されて、優れた量産性が発揮
されるのであり、更に、固有振動数を防振的に問題とな
らない程に高周波側に移行させることも可能となるので
ある。特に、本実施形態では、曲げ応力の集中し易い屈
曲部に対して、補強用の斜材部92が、押出成形によっ
て一体形成されていることから、部材厚の増加を抑えつ
つ、強度の向上や固有振動数の更なる高周波数域化等
が、特別な部品点数や製造工程数の増加等を伴うことな
く、一層有利に達成されるといった大きな利点がある。
【0040】更にまた、かかるブラケット10は、二つ
の押出成形品によって構成されており、パワーユニット
側部材20に取り付けられる取付部が、ストッパ機構を
構成する第一の押出部材76とは別体の第二の押出部材
78によって構成されていることから、ストッパとブラ
ケットの両機能を実現するために、複雑な形状にも容易
に対処することが出来るのであり、ストッパ機能とブラ
ケット機能が共に有利に実現され得るのである。特に、
本実施形態では、第二の押出部材78の幅寸法:Wが、
第一の押出部材76の幅寸法:Bよりも大きく設定され
ていることにより、ブラケット10の全体の大型化を回
避しつつ、パワーユニット側部材20に対する取付部位
の面積や強度等を有利に確保することが出来るのであ
る。
【0041】以上、本発明の一実施形態について詳述し
てきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、
かかる実施形態に関する具体的な記載によって、何等限
定的に解釈されるものではない。
【0042】例えば、リバウンド側の当接部とバウンド
側の当接部の何れか一方だけを備えたブラケットに対し
ても、本発明は、同様に適用可能である。
【0043】また、第一の押出部材と第二の押出部材
を、それぞれの押出成形方向が互いに同一となるように
組み合わせてブラケット10を形成することも可能であ
り、その場合にも、第一の押出部材の幅寸法(切出し長
さ)と第二の押出部材の幅寸法を、互いに独立して設定
することが出来、上述の実施形態と同様な効果が有効に
発揮され得る。
【0044】さらに、第一の押出部材や第二の押出部材
の具体的形状や、それらのマウント本体や被連結体に対
する取り付け構造等は、装着されるマウント本体や被連
結体の構造や形状等に応じて適宜に設定されるものであ
り、何等、限定されるものではない。また、第二の押出
部材に対してボルト挿通孔を形成する場合に、押出材か
ら切り出された第二の押出部材に対して、後加工によ
り、ボルト挿通孔を形成するようにしても良い。
【0045】加えて、本発明に従う構造とされたブラケ
ットが装着されるマウント本体は、何等限定されるもの
でなく、従来から公知の各種のマウント装置に適用可能
である。例えば、第二の取り付け金具16に形成された
ストッパ部の構造は、何等限定されるものでなく、ま
た、装着状態下で静的な支持荷重等が及ぼされない防振
連結体としてのマウント装置等にも、本発明に従う構造
とされたブラケットが有利に適用され得る。
【0046】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされたマウント用ブラケットにおいては、
防振連結される一方の部材に取り付けられる取付部が、
ストッパ機構を構成する第一の押出部材とは別体の第二
の押出部材によって構成されていることから、ストッパ
とブラケットの両機能を実現するために、複雑な形状に
も容易に対処することが出来るのであり、それ故、スト
ッパ機能とブラケット機能が共に有利に発揮され得るマ
ウント用ブラケットが、アルミニウム合金の押出成形品
によって有利に実現されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのブラケットを装着
したエンジンマウントの具体例を示す縦断面説明図であ
って、図2におけるI−I断面に相当する図である。
【図2】図1に示されたエンジンマウントの平面図であ
る。
【図3】図1に示されたブラケットを構成する第一の押
出部材の製作工程を示す説明図である。
【図4】図1に示されたブラケットを構成する第二の押
出部材の製作工程を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ブラケット 12 マウント本体 14 第一の取付金具 16 第二の取付金具 18 本体ゴム弾性体 40 ストッパ部 76 第一の押出部材 78 第二の押出部材 80 固着部 82 側方延出部 84 下方延出部 86 リバウンド当接部 94 バウンド当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永峰 晋吾 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 中川 久仁子 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防振連結される一方の部材に取り付けら
    れる第一の取付部材と他方の部材に取り付けられる第二
    の取付部材が、振動入力方向に離間して配されて、本体
    ゴム弾性体により弾性的に連結されると共に、該第二の
    取付部材から外方に突出するストッパ部が形成されてな
    るマウント本体に装着されるマウント用ブラケットであ
    って、 前記第一の取付部材に固定的に取り付けられる固着部
    と、該固着部から前記本体ゴム弾性体を跨いで前記第二
    の取付部材側に延び出し、前記ストッパ部に対して振動
    入力方向に離隔して対向位置せしめられ、該ストッパ部
    への当接に基づいて前記第一の取付部材と前記第二の取
    付部材の相対的変位量を制限する当接部とを、一体的に
    備えたアルミニウム合金製の第一の押出部材に対して、
    前記防振連結される一方の部材に固定的に取り付けられ
    る取付部を備えたアルミニウム合金製の第二の押出部材
    が組み合わされて溶着せしめられ、前記マウント本体に
    装着されることにより、該第一の取付部材を前記防振連
    結される一方の部材に連結固定せしめることを特徴とす
    るマウント用ブラケット。
  2. 【請求項2】 前記第一の押出部材と前記第二の押出部
    材が、それぞれの押出方向が互いに直交するように組み
    合わされて溶着されており、該第一の押出部材の押出方
    向が振動入力方向に略直角となり、且つ該第二の押出部
    材の押出方向が振動入力方向に略平行となるように前記
    マウント本体に装着される請求項1に記載のマウント用
    ブラケット。
  3. 【請求項3】 前記第一の押出部材における当接部が、
    前記ストッパ部に対して、振動入力方向両側にそれぞれ
    離隔して対向位置せしめられるリバウンド方向当接部と
    バウンド方向当接部を有している請求項1又は2に記載
    のマウント用ブラケット。
JP21094897A 1997-08-05 1997-08-05 マウント用ブラケット Pending JPH1151117A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6793207B2 (en) 2001-10-26 2004-09-21 Tokai Rubber Industries, Ltd. Liquid-confined vibration isolator
KR100488669B1 (ko) * 2003-08-22 2005-05-16 현대자동차주식회사 차량의 엔진 마운팅 브래킷 구조
US8348007B2 (en) 2008-01-17 2013-01-08 Anvis Deutschland Gmbh Device for elastically mounting an engine transmission unit on a motor vehicle body
JP2015083849A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 東洋ゴム工業株式会社 防振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6793207B2 (en) 2001-10-26 2004-09-21 Tokai Rubber Industries, Ltd. Liquid-confined vibration isolator
KR100488669B1 (ko) * 2003-08-22 2005-05-16 현대자동차주식회사 차량의 엔진 마운팅 브래킷 구조
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