JPH11511080A - 水分のない印刷板 - Google Patents
水分のない印刷板Info
- Publication number
- JPH11511080A JPH11511080A JP9509527A JP50952797A JPH11511080A JP H11511080 A JPH11511080 A JP H11511080A JP 9509527 A JP9509527 A JP 9509527A JP 50952797 A JP50952797 A JP 50952797A JP H11511080 A JPH11511080 A JP H11511080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing plate
- radiation
- radiation absorbing
- absorbing layer
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/10—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
- B41C1/1008—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials
- B41C1/1033—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials by laser or spark ablation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/10—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
- B41C1/1008—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by removal or destruction of lithographic material on the lithographic support, e.g. by laser or spark ablation; by the use of materials rendered soluble or insoluble by heat exposure, e.g. by heat produced from a light to heat transforming system; by on-the-press exposure or on-the-press development, e.g. by the fountain of photolithographic materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C2210/00—Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
- B41C2210/02—Positive working, i.e. the exposed (imaged) areas are removed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C2210/00—Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
- B41C2210/16—Waterless working, i.e. ink repelling exposed (imaged) or non-exposed (non-imaged) areas, not requiring fountain solution or water, e.g. dry lithography or driography
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C2210/00—Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
- B41C2210/20—Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation characterised by inorganic additives, e.g. pigments, salts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C2210/00—Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
- B41C2210/22—Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation characterised by organic non-macromolecular additives, e.g. dyes, UV-absorbers, plasticisers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C2210/00—Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation
- B41C2210/24—Preparation or type or constituents of the imaging layers, in relation to lithographic printing forme preparation characterised by a macromolecular compound or binder obtained by reactions involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. acrylics, vinyl polymers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S430/00—Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
- Y10S430/145—Infrared
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
印刷板が、疎水性で、実質的に放射線を吸収しないフィルム層と支持体との間に位置付けられた放射線吸収層から作られている、乾式現像のための印刷板。このような板は典型的にはレーザーを使用して露光される。
Description
【発明の詳細な説明】
水分のない印刷板
発明の分野
本発明は、全体として、水分のない印刷板(waterless print
ing plate)としても知られている、乾式現像のための印刷板に関する
。特に、本発明は、疎水性フィルムと支持体との間に位置付けられた放射線吸収
層を有する水分のない印刷板に関する。本発明はまた、前記の水分のない印刷板
を現像するための方法に向けられる。
発明の背景
水分のない印刷(時々ドリオグフィー(driography)として知られ
ている)は、印刷機上の湿らせるシステム又はインクだめ溶液に頼ることなく高
品質複写を与える印刷方法である。水に誘発されるインク乳化の問題なしで、印
刷物は、印刷作業の間を通じて濃度の変動が殆どない、より鮮明なドット及び良
好な色合いの階調を示す。これらの改善は、印刷速度又はコストを犠牲にするこ
となく達成される。
水分のないシステムの主な利点は、撮像が露光だけを要求しそして引き続く湿
式現像ステップを要求しないことである。これは、露光システムが印刷それ自体
の中に含まれることを可能にし、その結果、露光された板を現像のために取り出
す必要性なしに、板を装填し、露光しそして直接にインク着けすることができる
。
印刷板は、アナログ又はデジタル様式で、熱及びレーザー放射線を含む種々の
種類の放射線によって露光させることができる。(一般的には、
Kirk−Othmer Encyclopedia of Chemical
Technology、19巻、1982、110〜163頁を参照せよ)。
印刷板を露光するためのレーザーの使用は当業者には知られていて、そして本明
細書中で後で述べる本発明の板をレーザー放射線によって露光させることは好ま
しい。
水分のない印刷における使用のための印刷板に対する多くの改変が過去におい
て提案されてきたが、すべてが湿式現像を要求する。加湿溶液を要求しない、水
分のない即ち乾いた板に関する最近の仕事は、キノンジアジドを含む光感光性層
に接着されるインク反発層としてオルガノポリシロキサンを用いた(C.Ich
ijo及びM.Asano、日本特許出願第62−161154号、7/17/
87を参照せよ)。Kawabeら、日本特許公告第2−61730号、12/
20/90による他の仕事は、UV光を吸収する、顔料又は染料を含まない光感
光性樹脂層、及びシリコーンゴムから作られたトップ層を述べている。しかしな
がら、アナログ露光の後で、この印刷板は湿式現像される。
T.Taguchi及びK.Ueyamaは、日本特許出願第63−2268
7号、1/30/88中で、トップに不均一なフッ素化層を有する多層の水分の
ない板を開示している。このフッ素化物質は、本発明において述べるような溶液
の中よりはむしろ、分散液の形態の中にある。また、画像は、露光の間には表面
から物質を除去することを含まない、熱いニブ(nib)の熱ラインプリンター
によって作られる。
ヨーロッパ特許第0 306 932 B1(6/29/94)は、ポリテト
ラフルオロエチレンを含む単一層印刷板を開示している。この板は凸版印刷のた
めに使用され、そして光重合の後で、可溶性である残
りの重合されなかった物質は除去される。
明らかに、先行技術の問題及び欠陥の幾つかを克服する、水分のない印刷板及
びこれらの板を現像する方法が必要とされる。本発明のその他の目的及び利点は
、本明細書中で後に続く図面及び詳細な説明を参照すると当業者には明らかにな
るであろう。
発明の要約
本発明は、
(a)繰り返し使用を可能にするための構造的完全性(structural
integrity)を与えるのに十分な厚さの支持体、
(b)(i)130℃〜360℃の範囲の分解温度を有するポリマー、及び、
(ii)放射線を吸収するための手段
を含んで成る、前記支持体と隣接する放射線吸収層、並びに
(c)疎水性で、放射線吸収層と比較して実質的に放射線を吸収しないフィル
ム[このフィルムはフッ素化溶媒中に可溶性であり、そして前記放射線吸収層と
隣接していて、そして前記フィルムは実質的に均一な表面及び約2.0μm未満
の厚さを有する]
を含んで成る印刷板を提供する。
好ましくは、放射線吸収層及び疎水性フィルム層は約0.1〜2.0μmの間
の厚さを有する。更に好ましくは、放射線吸収層は約0.3〜1.0μmの間の
厚さを有し、そして疎水性フィルム層は約0.2〜0.6μmの間の厚さを有す
る。更にまた、放射線吸収層中に使用されるポリマーは好ましくは約150℃〜
300℃の間の分解温度を有する。このポリマーはまた比較的疎水性である。
本発明の一つの実施態様においては、放射線吸収手段は、その吸収が一般にレ
ーザーである選ばれた放射線ソースの波長とマッチする染料又は顔料を含んで成
る。
もう一つの実施態様においては、放射線吸収手段は、放射線吸収層を構成する
ポリマーと疎水性フィルムとの間か、又は支持体と放射線吸収層を構成するポリ
マーとの間のどちらかに位置付けられた、一般には金属又は金属酸化物の別の層
を含んで成るが、前者が好ましい。
上で述べた放射線吸収手段の組み合わせもまた用いることができることが理解
されるであろう。言い換えると、別々に使用されることに加えて、染料又は顔料
は、適切な放射線吸収を与えるために金属又は金属酸化物と組み合わせて使用す
ることができる。
もう一つの面においては、本発明は、
(A)(1)繰り返し使用を可能にするための構造的完全性を与えるのに十分
な厚さの支持体、
(2)(a)130℃〜360℃の範囲の分解温度を有するポリマー、及び
、
(b)放射線を吸収するための手段
を含んで成る、前記支持体と隣接する放射線吸収層、
並びに
(3)疎水性で、放射線吸収層と比較して実質的に放射線を吸収しないフィ
ルム[このフィルムはフッ素化溶媒中に可溶性であり、そして前記放射線吸収層
と隣接していて、そして前記フィルムは実質的に均一な表面及び約2.0μm未
満の厚さを有する]
を含んで成る印刷板を、疎水性フィルムのあるパターン化された領域が
除去されそれによって放射線吸収層を露光させるようにして、放射線ソースに露
光させるステップ、
並びに
(B)印刷インクが、疎水性フィルムが除去された場所の露光された放射線吸
収層にだけは接着するが、疎水性フィルムが除去されなかった場所の未露光領域
には接触しないようにして、印刷インクを付与するステップ
を含んで成る、印刷板を現像するための方法から成る。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の印刷板のある種の実施態様の略図を示す。
図1Aは、放射線吸収層がポリマー、及び放射線を吸収する作用をする染料又
は顔料を含んで成る実施態様を示す。
図1Bは、染料又は顔料が放射線吸収層のポリマーから省略されるが、代わり
にポリマーと疎水性フィルム層との間に別の放射線吸収層を含む実施態様を示す
。
図1Cは、染料又は顔料が放射線吸収層のポリマーから省略されるが、代わり
にポリマーと支持体との間に別の放射線吸収層を含む実施態様を示す。
図1Dは、放射線吸収層が、ポリマー、及び染料又は顔料、及び、加えて、ポ
リマーと疎水性フィルム層との間の別の放射線吸収層を含んで成る実施態様を示
す。
図2は、本発明の印刷板の幾つかを製造するために使用されるパイロットコー
ターの略図を示す。図2Aは側面図であり、そして図2Bは正面図である。
図3A及び3Bは、レーザーによる露光の前と後の図1Aの印刷板を示す。
好ましい実施態様の詳細な説明
3つの基本的な層、即ち支持体と隣接している比較的親水性の放射線吸収層の
上に位置付けられ、そして今度はそれと隣接している疎水性の層から成る、水分
のない印刷板が開発された。
“フッ素化溶媒”とは、それらの中の水素原子がフッ素によって置換された炭
化水素から作られた溶媒と類似の溶媒を意味する。
“フルオロポリマー”とは、それらの中の水素原子がフッ素によって置換され
た炭化水素から作られたポリマーと類似のポリマー(コポリマーも含む)を意味
する。
“実質的に均一な表面”とは、水に関する接触角の差(後退(recedin
g)対前進(advancing))が約30度未満であることを意味するが、
接触角を測定する方法は、その内容を参照によって本明細書中に加入する、S.
Wu、“ポリマーインターフェイス及び接着”(Marcel Dekker,
Inc.,NY−ISBN 0−8247−1533−9)、260〜261頁
中に述べられている。これはまた、30度未満のヒステリシスを有する前進接触
角とも呼ぶことができるであろう。これは、非常に滑らかでかつ均一なフィルム
表面を指示するであろう。
“放射線吸収層”とは、約130℃〜360℃の間の分解温度を有するポリマ
ーを含んで成る層を意味し、そして幾らかは、放射線を吸収し、そして放射線の
ソース、例えば、レーザーによって生成される放射線を吸収し、そしてそれを熱
として外に表すために選ばれているポリマー、
例えば染料又は顔料を分解するのに十分な熱を生成させることを意味する。その
代わりに、染料又は顔料を省略することができ(それを省略しなければならない
ことはないけれども)、そして別の薄いコーティング又は層、一般には金属又は
金属酸化物を、ポリマーのどちらかの表面の上に堆積させることができる。この
別の層を、以下の金属、例えば、アルミニウム、クロム、アンチモン、チタン、
ビスマス、ジルコニウム、ニッケル、ストロンチウム、インジウム、亜鉛及びス
テンレススチール、並びにそれらの酸化物及び合金から選ぶことが好ましい。
本発明のポリマーは、放射線エネルギーが吸収された後で、それが劣化し又は
分解し、そしてそれがその上に位置付けられている支持体の表面から完全に又は
部分的に除去され、それによってまた、それの上にコートされた疎水性フィルム
物質を除去するように選ばれる。好ましいポリマーは、ポリ塩化ビニル(PVC
)、ニトロセルロース、塩素化ポリ塩化ビニル(CPVC)、ポリ(ブチルメタ
クリレート)、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリ(プロピレンカーボネート)
及びポリ(メチルメタクリレート)を含む。
“実質的に放射線を吸収しないフィルム”とは、放射線吸収フィルムと比較し
て、フィルムによって吸収された放射線が実質的に存在しないことを意味する。
一般に、これは、放射線を吸収しないフィルム層は、放射線吸収層によって吸収
される放射線の約0.1%よりも多くは吸収することができないことを意味する
。
“分解温度”とは、ポリマーが、より簡単な単位、例えばモノマー又はその他
の劣化生成物に分解する温度を意味する。それはまた、当該技術においては“劣
化温度”として知られていて、そしてTdによって表
される。
使用においては、本発明の印刷板は、放射線吸収層における局部加熱及びポリ
マー分解を引き起こす放射線ソースに露光される。印刷板は、好ましくは、73
0〜850nmのスペクトル領域中の波長の赤外ダイオードレーザーか又は強力
空気冷却ダイオード励起Nd−YAG又はNd−YLFレーザーを使用してデジ
タル的に露光させることができる。これらの特別なレーザー及び波長は本発明に
おいて有用であることが見い出されたけれども、多くのその他のものもまた、サ
イズ及びコストの考慮に依存して使用することができる。特に、吸収層の放射線
吸収物質とマッチしそして十分な熱エネルギーを生み出すであろうすべての波長
を使用することができる。その他の非限定的な露光技術は、熱的ヘッド(the
rmal head)露光及び可視レーザー露光を含む。
本発明は何ら特別な理論又は操作の説明によって限定されないけれども、本発
明の印刷板(図1Aを参照せよ)の操作の示唆されたそして現在のところ好まし
い形態は、支持体10と疎水性フィルム30との間に位置付けられた放射線吸収
層20によるレーザー放射線の吸収である。この板を疎水性フィルムを通して露
光し、そしてエネルギーを、ポリマー状放射線吸収層26内に含まれる顔料例え
ばカーボンブラック、又は染料24によって吸収する。一つのこのような好まし
い染料は、その構造を以下に示すTic−5C、即ち2−[2−[2−クロロ−
3−[2−(1,3−ジヒドロ−1,2,2−トリメチル−2H−インドール−
2−イリデン)エチリデン]−1−シクロペンテン−1−イル]エテニル]−1
,3,3−トリメチル−3H−インドリウム、トリフルオロメタンスルホネート
塩(E.I.du Pont de Nemours
and Company,Wilmington,DE)である。この染料は
、約730〜850nmの範囲の上で述べたレーザーからの放射線を吸収する。
本発明における利用性が見い出される他の染料は、E.I.du pont d
e Nemours and Company,Wilmington,DEか
ら商業的に入手できるSQS(チオピリリウム、4−[[3−[[2,6−ビス
(1,1−ジメチルエチル)−4H−チオピラン−4−イリデン]メチル]−2
−ヒドロキシ−4−オキソ−2−シクロブテン−1−イリデン]メチル]−2,
6−ビス(1,1−ジメチルエチル)−、内部塩;登録番号88878−49−
3)、及び1,1’,3,3,3’,3’−ヘキサメチルインドトリカルボシア
ニンヨウ化物(HITC,Kodak,Rochester,NY)を含む。こ
れらの染料の構造もまた以下に示す。
入射放射線は急速に熱に転換され、そして放射線吸収層中のポリマーを局部的
に分解させる。放射線吸収層中のポリマーは低い分解温度を有し、そしてその分
解は、ポリマー崩壊、及び隣接する疎水性フィルムの除去のための推進力を与え
るガス状生成物の生成を導く。表1は、本発明において使用することができる種
々の非限定のポリマー及びそれらの対応する分解温度を表示している。
分解温度は、その内容を参照によって本明細書中に加入する、Bil
lmeyerら、“ポリマー科学のテキストブック”第二版、122〜123頁
中に一般的に述べられたTGA法に従って測定した。
もう一つの実施態様においては、染料又は顔料を放射線吸収層から省略するこ
とができ、そして代わりに、放射線吸収物質の別の層28、一般には金属又は金
属酸化物を、放射線吸収層20のポリマー26と支持体10との間(図1Cを参
照せよ)か、又は放射線吸収層のポリマー26と疎水性フィルム層30との間(
図1Bを参照せよ)のどちらかに位置付けることができる。(前に記したように
、これはまた染料又は顔料と組み合わせて起こることができ、その結果染料又は
顔料は省略されない(図1Dを参照せよ))。この別の層は、薄い金属層を供給
するための任意の良く知られた技術、例えばスパッター、化学蒸着又は電子ビー
ムを使用して付与することができる。疎水性フィルム層は、放射線吸収層のトッ
プの上に位置付けられる(典型的にはコートされる)。使用においては、入射放
射線は、丁度、染料又は顔料が使用される時のように、金属層によって吸収され
、そしてポリマーの隣の領域の分解を導く熱に転換される。
放射線ソースに対する露光の後で、各々の上で述べた実施態様においては、本
発明の印刷板は、疎水性フィルムが無い露光された領域40及び疎水性フィルム
がそのまま残っている未露光領域50を含む(図1Aの実施態様のための図3A
(露光前)及び図3B(露光後)を参照せよ)。板が水ベースのインク分散液に
よってインク塗りされる時には、インクは、放射線吸収層20の露光された比較
的親水性の領域40に接着し、一方それは、疎水性フィルム30の未露光領域5
0からははじかれる。これらの板をオイルベースのインクと共に使用するために
は、トッ
プの疎水性フィルムを、改質剤、例えば、少なくとも一個のCF3基を含むフル
オロポリマー、フッ素化シリコーン又はフッ素化アクリレートの添加によって改
質することができるが、これらの改質剤は、この疎水性フィルムがそれから作ら
れている材料を、本明細書中で述べるフッ素化溶媒中になお可溶性に留めること
を可能にするであろう。
フッ素化溶媒中に可溶性である疎水性フィルム層における使用のための材料の
例は、ポリテトラフルオロエチレンとビス−2,2−トリフルオロメチル−4,
5−ジフルオロ−1,3−ジオキソールのコポリマー(テフロン AF1601(R)
、E.I.du Pont de Nemours and Compan
y,Wilmington,DE)及びヘキサフルオロプロピレン(HFP)と
テトラフルオロエチレン(TFE)のコポリマー[ここで、TFEの重量%は約
20%〜約60%の範囲であり、そしてHFPの重量%は約80%〜約40%の
範囲である]を含む。一般に、全フッ素化コポリマーが好ましい。
テフロン AF1601(R)及びHFP/TFEコポリマーに関しては、前進
及び後退接触角は、それぞれ約120°及び102°である。この開示の目的の
ためには、HFP/TFEコポリマーは、TFExHFP1-x[式中、0.2<x
<0.6]として示される。このコポリマーの合成は、2/6/95に出願され
た米国特許出願第08/384,068号(Anolickら)中に開示されて
いる。
支持体は、十分な厚さでは、構造的完全性を与えそして繰り返し使用を可能に
する任意の材料から作ることができる。適切な材料の例は、陽極酸化アルミニウ
ム、アルミニウム処理されたポリエステル、ポリエステル、及びアルミニウム処
理されたステンレススチールを含む。
本発明の特に好ましい実施態様は、繰り返し使用のために必要な構造的完全性
を与えるのに十分な厚さのアルミニウム支持体、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩
化ビニル、又はニトロセルロース、約10重量%のレベルでのTic−5cを含
んで成り約0.1〜約2.0μmの厚さを有する放射線吸収層、約0.2〜約0
.6μmの厚さを有する、TFExHFP1-x[式中、0.2<x<0.6、最も
好ましくはx=0.59]から成るトップの疎水性フィルムを含んで成る。
*NC=ニトロセルロース
Tic=Tic−5c
PMMA=ポリ(メチルメタクリレート)
QPAC−40=ポリ(プロピレンカーボネート)
PVC=ポリ塩化ビニル
TFE/HFP=TFE0.59HFP0.41、テトラフルオロエチレンとヘキサフ
ルオロプロピレンのコポリマー
疎水性フィルムは、フッ素化溶媒例えばFC−75(Fluorinert(R )
FC−75、C8F16O環状エーテル、主にペルフルオロ−2−n−ブチルテト
ラヒドロフラン、3M Co.,St.Paul,MN)中に、好ましくは約1
〜30重量%の程度まで、可溶性である。
本発明の好ましい実施態様においては、疎水性フィルム層は、均一で滑らかな
表面を有するペルフルオロコポリマーを含んで成る。上で述べたように、均一で
滑らかな表面とは、水に関する前進と後退接触角との間に約30度未満の差があ
るに過ぎないことを意味する(種々の実施例に関しては表2を参照せよ)。
使用に際しては、印刷板を、好ましくは、レーザー放射線に露光させ、そして
下に横たわる放射線吸収ポリマー状層が分解し、疎水性フィルムを奇麗に除去す
るのに十分なガスを生成させ、かくして更なる清掃ステップが必要ではないよう
に、疎水性フィルムを露光された領域から除去する。すると、覆われていない放
射線吸収層は、引き続いて付与される印刷(プリント)インクを受け入れるため
に利用可能である。水ベースのインクは、残っている疎水性層によってはじかれ
る。
“感光度”、又は“影響度(fluence)”とは、ある量の物質
を除去するために必要とされるエネルギーの量の尺度を意味し、そしてそれは典
型的にはmJ/cm2に換算して報告される。
“光学密度”(OD)は、
OD=−log(R/Ro)
[式中、
Rは、インク塗布された(inked)板の反射率であり、そして Roは、
インク塗布前の板の反射率である]
として定義される。
後続の実施例においては、本発明の印刷板を作るために、“スキムパン(sk
im pan)”法を使用した。この方法においては、製造されるフィルム厚さ
はコーティング速度によって決定され、速度が遅ければ遅いほどそれだけより薄
いフィルムを導く。使用に際しては、コーティング溶液をスキムパンの中に入れ
、そしてローラーに対して保持されたフィルムは、図2中に示したように、液体
/空気界面において溶液に接触する。パンに対する相対的なフィルムの移動は、
界面で液体を運び、吸収層の上にフィルムをコートする。
実施例
以下の非限定的な実施例においては、Creo Plotter(R)(Cre
o Corp.,Vancouver,BC)、即ち多数の赤外ダイオードレー
ザーを使用して画像を露光する外部ドラムシステムを使用して板を撮像した。レ
ーザーヘッドは、赤外スペクトル領域中の830mnにおいて発光する32のダ
イオードレーザーから成っていた。パルス幅を3マイクロセカンドに調節する。
板を露光するために、疎水性フィルムをドラム表面から離して位置付けそして支
持体をドラムの表
面に直接接触させて、板をドラム表面の上に真空保持する。ビームサイズを5.
8、8.7又は10ミクロンに調節し、そしてドラム速度を100から400R
PMに変える。レーザー影響度、即ち感光度を、レーザー出力及びドラム速度を
基にして計算した。この関係は、以下の等式:
phi=P/(dx(RPM/60)xπxD)
[式中、
“phi”は、mJ/cm2でのレーザー影響度であり、
“p”は、mJ/secでのレーザー出力(一個よりも多いレーザーが使用さ
れる場合には、それはその数を掛けなければならない)であり、
“d”は、cmでのフィルムにおけるビームの径であり、
“D”は、cmでのドラムの径であり、そして
“RPM/60”は、1秒あたりの回転数である]
によって表すことができる。
ドラム速度の関数としてのインク濃度を、Macbeth濃度計(モデルTR
−927、Macbeth Process Measurements Co
.,Newburgh,NY)によって測定した。ABDick Press(
ABDick Co.,Chicago,IL)を使用して、板にインク塗布し
た。
以下の実施例においては、溶媒であるMEK(メチルエチルケトン)及びシク
ロヘキサノンを、放射線吸収ポリマー層の製造に際して乾燥除去させる。以下の
実施例においては、以下の略号を使用する:
MAA - メタクリル酸
BZMA - ベンジルメタクリレート
DMAEMA - β−ジメチルアミノエチルメタクリレート
ETEGMA - エチルチオエチレングリコールメタクリレート
以下の実施例は、以下に述べるような実施態様を基にして実施した。
特記しない限り、すべてのパーセントは重量による。
実施例1
放射線手段として使用される金属層
板は、ニトロセルロース(Hercules,Inc.,Wilmingto
n,DE)によってコートされた、2ミル厚さの金属蒸着Mylar(R)ポリエ
ステルベース(E.I.du Pont de Nemours and Co
mpany,Wilmington,DE,タイプ200D)から成っていた。
前に述べそして図2中に示したようなスキムパン法を使用して、1ミクロンのニ
トロセルロース層をコートした。コーティング速度は15ft/minであり、
そしてドライヤー温度はそれぞれ47℃、61℃及び60℃で保持した。光吸収
及び引き続く加熱のために使用した薄いCr層を、ニトロセルロース層の上に6
0Å(60x10-10m)の厚さまでスパッター付着させた(Flex Pro
ducts,Inc.,Santa Rosa,CAによる)。金属厚さは、石
英結晶を使用してそして633nmでの透過率(40%)を測定することによっ
てその場でモニターした。
E.I.du Pont de Nemours and Company,
Wilmington,DEによって製造された、疎水性フィルム、TFExH
FP1-xペルフルオロコポリマー[式中、x=0.59]を、#3ワイヤロッド
を使用して0.3ミクロンの厚さまでCr層の上に周囲温度でFC−75(Fl
uorinert,3M Co.,St.
Paul,MN)中の1%溶液からハンドコートした。Cr層の完全な被覆を顕
微鏡によって確証した。5.8ミクロンピッチで100〜275RPMの範囲の
多数の異なるドラム速度で1x5cmの充実(solid)領域を転写する(書
く)こと(writing)によって、調製物を評価した。次に、露光された領
域を、ピペットを使用して手によってインク塗布しそして空気乾燥させた。ドラ
ム速度の関数としてのインク濃度を、反射Macbeth濃度計によって測定し
たが、これらを表3中に記録する。インクの組成並びにポリマー状層の組成は以
下の通りであった:ポリマー状層
:
ニトロセルロース 283.75g
ジブチルフタレート 31.32g
MEK 3319.33g
シクロヘキサノン 1000.00gインク[(E77300)]
:
インクのためのポリマー状バインダーは、MAA、BZMA、DMAEMA及
びETEGMA、MAA/BZMA/DMAEMA/ETEGMA 12/15
/3/14のブロックコポリマーである。顔料:Regal 660カーボンブ
ラック(Cabot Corp.,Billerica,MA);2:1の顔料
対ポリマー比でもって15%の顔料負荷量。
実施例2及び3
染料又は顔料を含む放射線手段
2ミル厚さのMylar(R)ポリエステルベースを、入射放射線を吸収するた
めの吸収染料又は顔料又は染料と顔料の組み合わせ物と組み合わせた、分解性バ
インダーとしてのニトロセルロースから成る吸収層によってコートした。吸収層
を、#4ワイヤロッドを使用して0.7ミクロンの厚さまでハンドコートした。
TFE0.59HFP0.41トップ層を、#3ワイヤロッドを使用して0.3ミクロン
の厚さまで吸収層の上に周囲温度でFC−75中の1%溶液からハンドコートし
た。10.0ミクロンピッチで25RPMの増分で100〜275RPMの範囲
の多数の異なるドラム速度で1x5cmの充実領域を転写することによって、調
製物を評価した。次に、露光された領域を、ピペットを使用して実施例1におけ
るのと同じインク組成物によってインク塗布しそして空気乾燥
させた。ドラム速度の関数としてのインク塗布された板の濃度を、反射濃度計に
よって測定して、表4中に表示する。これらのデータは、実施例2の板は200
RPM及び210mJ/cm2でインク塗布して1.49のODを与えることが
できるけれども、実施例2の放射線吸収染料を含まない実施例3の板はそのよう
な低い影響度又は感光度では全く転写することができないことを示す。それ故、
実施例2の板は、実施例3の板よりもかなり高速撮影のものである。
分解/吸収層の組成を以下に表示する:実施例2
:放射線吸収層
:
ニトロセルロース 7.0g
Tic−5C 1.5g
黒い分散液 6.0g
MEK 53.47g放射線吸収層中の黒い分散液
:
カーボンブラック(Regal 660) 70g
メタクリレートポリマー
(AB1030,E.I.du Pont de Nemours
and Company,Wilmington,DE) 30g
MEK/シクロヘキサノン(60/40) 300g
顔料/分散剤/%固体 70/30/25実施例3
:放射線吸収層
:
ニトロセルロース 8.5g
黒い分散液 6.0g
MEK 53.47g
実施例4〜6
放射線吸収層の厚さの変化
2ミル厚さのMylar(R)ポリエステルベースを、以下に表示する調製物の
吸収層によって0.7、1及び2ミクロンの厚さまでコートした。0.3ミクロ
ンのTFE0.59HFP0.41トップ層を、#3ワイヤロッドを使用して分解層の上
に周囲温度でFC−75中の1%溶液からハンドコートした。8.7ミクロンピ
ッチで100〜400RPMの範囲の多数の異なるドラム速度で1x5cmの充
実領域を転写することによって、調製物を評価した。次に、露光された領域を、
#6ワイヤロッドによって露光された表面の上にインクを転がすことによって手
でインク塗布した。以下に示すような水溶性の黒いインク分散液[(E7705
3−5)]を使用して板にインク塗布しそして空気乾燥させた。伝導濃度計によ
って測定した、ドラム速度及び放射線吸収層厚さの関数としてのインク塗布され
た板の濃度を、表5中に表示する。実施例4、5及び6はすべてほぼ同じODを
示すけれども、層の厚さがそれぞれ0.7及び1.0μmである実施例4及び5
は、実施例6よりも大きなODを示し、そしてこれは、約2μm未満の放射線吸
収層厚さが好ましいことを示す。インク及び分解/吸収層の組成を以下に表示す
る:放射線吸収層
:
Carboset 526(BF Goodrich, 1.5g
Cleveland,OHから商業的に入手できる
アルカリ可溶性アクリルコポリマー)
ニトロセルロース 1.5g
Tic−5C 0.45g
MEK 17.00g
実施例4: 0.7ミクロン厚さのフィルムのために#4ロッドに
よってコートされた
実施例5: 1.0ミクロン厚さのフィルムのために#6ロッドに
よってコートされた
実施例6: 2.0ミクロン厚さのフィルムのために#10ロッド
によってコートされた[E77053−5]水溶性の黒いインク分散液
:
顔料/バインダーの比 2:1
Degussa FW−18/カーボンブラック - NH4OHによって中和され
た15%固体(Degussa Corp.,Ridgefield Park
,NJ)
実施例7〜10
放射線吸収層のポリマーの含量の変化
実施例7、8及び9中の板は、それぞれ実施例4、5及び6中の板と同一であ
る。実施例10中の板は、以下に表示する放射線吸収層の組成においてだけ実施
例7中の板とは異なる。10.0ミクロンピッチで100〜275RPMの範囲
の多数の異なるドラム速度で1x5cmの充実領域を転写することによって、調
製物を評価した。次に、露光された領域を、#6ワイヤロッドによって露光され
た表面の上にインクを転がすことによって手でインク塗布した。実施例1中で述
べたような水溶性の黒い分散液を使用して板にインク塗布しそして空気乾燥させ
た。ドラム速度の関数としてのインク塗布された板の濃度を、表6中に表示する
。Carboset 526の添加なしのニトロセルロースの使用は、試験した
すべての速度及び感光度に関して良好なODを与える。放射線吸収層
:
ニトロセルロース 3.0g
Tic−5C 0.45g
MEK 17.0g
0.7ミクロンのフィルム厚さのために#4ロッドによってコートされた
実施例11〜16
放射線吸収層のポリマーの含量に関する板感光度
及びペルフルオロコポリマーの比較
実施例11から16まては、放射線吸収層中で使用される多数の異なるポリマ
ー、又はバインダーに関する板の感光度を示し、そして疎水性保護被覆としての
TFE0.59HFP0.41及びテフロンAF1601(R)を比較する。表7は、各々
の実施例においてどのバインダーが3gの量で使用されたかを示す。各々の実施
例において、0.45gのTic−5Cを染料として使用して。実施例11、1
3、14、15及び16においては、17gのMEKを溶媒として使用した。実
施例12においては、10.2gのMEKと6.8gのシクロヘキサノンの溶媒
ブレンドを使用した。各々の実施例は、トップ層としてTFE0.59HFP0.41を
有する“a”板、そしてトップ層としてテフロンAF1601(R)を有する“b
”板でもって、“a”及び“b”として行った。10ミクロンピッチで100〜
400RPMの範囲の多数の異なるドラム速度で1x5cmの充実領域を転写す
ることによって、調製物を評価した。次に、露光された領域を、#6ワイヤロッ
ドによって露光された表面の上にインクを転がすことによって手でインク塗布し
た。これらの板を、DuPont−Howsonインク(カタログ番号12C2
7−8H70071、DuPont−Howson,Leeds,Englan
d)を使用してインク塗布しそして空気乾燥させた。ドラム速度の関数としての
インク塗布された板の濃度を、表8中に表示する。TFE0.59HFP0.41及びテ
フロンAF1601の両方が良く効くことが示されている。
実施例17〜20
放射線吸収層中の染料及びポリマー状バインダーの変化
以下の二つの層システムは、放射線吸収層中の多数の異なるポリマー状バイン
ダーと組み合わせた二つの異なる染料に関する板の感光度を示す。各々の場合に
おいて、TFE0.59HFP0.41を疎水性トップコートとして使用した。各々の実
施例において、“a”の板は染料として0.45gのSQSを含み、そして“b
”の板は染料としてKodak HITC 14086を含んでいた。表9は、
各々の実施例において3gの量でどれが使用されたかを示す。実施例17、19
及び20においては、17gのMEKを溶媒として使用し、そして実施例18に
おいては、10.2gのMEK及び6.8gのシクロヘキサノンをブレンドしそ
して使用した。10ミクロンピッチで100〜400RPMの範囲の多数の異な
るドラム速度で1x5cmの充実領域を転写することによって、調製物を評価し
た。次に、露光された領域を、#6ワイヤロッドによって露光された表面の上に
インクを転がすことによって手でインク塗布した。これらの板を、ABDick
プレス中でDuPont−Howsonインクを使用してインク塗布しそして空
気乾燥させた。ドラム速度の関数としてのインク塗布された板の濃度を、表10
中に表示する。
実施例21及び22
支持体物質の変化
実施例21及び22においては、放射線吸収層を、トップで0.3ミクロンの
TFE0.59HFP0.41層によってコートした。実施例21においては、2ミルの
厚さのMylar(R)ポリエステルベースを、8.5gのニトロセルロース、5
7.97gのMEK及び1.5gのTic−5cを含む吸収層によって0.7ミ
クロンの厚さまでハンドコートした。実施例22においては、同一の組成の吸収
層を、陽極酸化されたアルミニウムの上にコートした。TFE0.59HFP0.41フ
ィルムを、#3ワイヤロッドを使用して0.3ミクロンの厚さまで吸収層の上に
周囲温度でFC−75中の1%溶液からハンドコートした。調製物を、ABDi
ckプレスでToyoインク(Toyo King Hyplus,MZ bl
ack 20515952、Toyo Ink Mfg Co.Ltd.,Ja
pan)によってインク塗布した。25RPM増分で125から275RPMへ
の範囲の速度で150行/インチでドット目標を使用して前に述べたようにして
、板を露光させた。インク塗布前の両方の板に関する解像度目標は0.39〜9
8%ドットであり、そしてインク塗布された板は2%〜98%のドット解像度を
有していた。露光後には、板の上に潜像が見られたので、顕微鏡下で、最小の露
光されたドットのサイズそしてかくして解像度を決定することができる。
本発明の特別な実施態様を上述の説明において述べてきたけれども、本発明は
、本発明の精神又は必須の属性から逸脱することなく多数の改質、置換及び再配
列が可能であることが当業者によって理解されるであろう。本発明の範囲を指示
する時には、上述の明細書よりもむしろ添付
の請求の範囲を参照しなければならない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. (a)繰り返し使用を可能にするための構造的完全性を与えるのに十分 な厚さの支持体、 (b)(i)130℃〜360℃の範囲の分解温度を有するポリマー、及び、 (ii)放射線を吸収するための手段 を含んで成る、前記支持体と隣接する放射線吸収層、並びに (c)疎水性で、放射線吸収層と比較して実質的に放射線を吸収しないフィル ム[このフィルムはフッ素化溶媒中に可溶性であり、そして前記放射線吸収層と 隣接していて、そして前記フィルムは実質的に均一な表面及び約2.0μm未満 の厚さを有する] を含んで成る印刷板。 2. 放射線吸収層が約0.1〜2.0μmの間の厚さを有する、請求の範囲 第1項に記載の印刷板。 3. 疎水性フィルム層が約0.2〜0.6μmの間の厚さを有する、請求の 範囲第1項に記載の印刷板。 4. 前記ポリマーが約150℃〜300℃の間の分解温度を有する、請求の 範囲第1項に記載の印刷板。 5. 前記ポリマーが、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル、ニトロセル ロース、ポリ(ブチルメタクリレート)、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリ( プロピレンカーボネート)、及びポリ(メチルメタクリレート)から成る群から 選ばれる、請求の範囲第1項に記載の印刷板。 6. 前記放射線吸収手段が染料又は顔料を含んで成る、請求の範囲第1項に 記載の印刷板。 7. 顔料がカーボンブラックであり、そして染料が、1,1’,3,3,3 ’,3’−ヘキサメチルインドトリカルボシアニンヨウ化物、4−[[3−[[ 2,6−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4H−チオピラン−4−イリデン] メチル]−2−ヒドロキシ−4−オキソ−2−シクロブテン−1−イリデン]メ チル]−2,6−ビス(1,1−ジメチルエチル)−、内部塩、及び2−[2− [2−クロロ−3−[2−(1,3−ジヒドロ−1,2,2−トリメチル−2H −インドール−2−イリデン)エチリデン]−1−シクロペンテン−1−イル] エテニル]−1,3,3−トリメチル−3H−インドリウム、トリフルオロメタ ンスルホネート塩から成る群から選ばれる、請求の範囲第6項に記載の印刷板。 8. 前記放射線吸収手段が、支持体と前記放射線吸収層のポリマーとの間か 又は疎水性フィルム層と前記放射線吸収層のポリマーとの間のどちらかに位置付 けられた別の層を含んで成る、請求の範囲第1項に記載の印刷板。 9. 前記の別の層が、アルミニウム、クロム、アンチモン、チタン、ビスマ ス、ジルコニウム、ニッケル、インジウム、ストロンチウム、ステンレススチー ル及び酸化チタンから成る群から選ばれる、請求の範囲第8項に記載の印刷板。 10. 前記支持体が、陽極酸化アルミニウム、アルミニウム処理されたポリ エステル、ポリエステル、及びアルミニウム処理されたステンレススチールから 成る群から選ばれた材料を含んで成る、請求の範囲第1項に記載の印刷板。 11. 前記疎水性フィルムが、ポリテトラフルオロエチレンとビス −2,2−トリフルオロメチル−4,5−ジフルオロ−1,3−ジオキソールの コポリマー、及びヘキサフルオロプロピレンとテトラフルオロエチレンのコポリ マー[ここで、テトラフルオロエチレンの重量%は約20%〜約60%の範囲で あり、そしてヘキサフルオロプロピレンの重量%は約80%〜約40%の範囲で ある]から成る群から選ばれ、そして前記フィルムが約0.2μm〜約0.6μ mの厚さである、請求の範囲第1項に記載の印刷板。 12. 前記疎水性フィルムが、少なくとも一個のCF3基を含むフルオロポ リマー、フッ素化シリコーン、又はフッ素化アクリレートの添加によって改質さ れている、請求の範囲第1項に記載の印刷板。 13. 前記支持体がアルミニウムから成り、前記放射線吸収層がニトロセル ロース、及びニトロセルロースの量に対して10%のレベルでの2−[2−[2 −クロロ−3−[2−(1,3−ジヒドロ−1,2,2−トリメチル−2H−イ ンドール−2−イリデン)エチリデン]−1−シクロペンテン−1−イル]エテ ニル]−1,3,3−トリメチル−3H−インドリウム、トリフルオロメタンス ルホネート塩から成り、そして前記疎水性フィルムがヘキサフルオロプロピレン とテトラフルオロエチレンのコポリマーであって、ここでテトラフルオロエチレ ンの重量%が約20%〜約60%の範囲にありそしてヘキサフルオロプロピレン の重量%が約80%〜約40%の範囲にある、請求の範囲第1項に記載の印刷板 。 14. 前記支持体がアルミニウムであり、放射線吸収層のポリマーがポリ塩 化ビニル及び塩素化ポリ塩化ビニルから成る群から選ばれ、染料が2−[2−[ 2−クロロ−3−[2−(1,3−ジヒドロ−1,2, 3−トリメチル−2H−インドール−2−イリデン)エチリデン]−1−シクロ ペンテン−1−イル]エテニル]−1,3,3−トリメチル−3H−インドリウ ム、トリフルオロメタンスルホネート塩であり、そして疎水性フィルムがヘキサ フルオロプロピレンとテトラフルオロエチレンのコポリマーであって、ここでテ トラフルオロエチレンの重量%が約20%〜約60%の範囲にありそしてヘキサ フルオロプロピレンの重量%が約80%〜約40%の範囲にある、請求の範囲第 6項に記載の印刷板。 15. (A)(1)繰り返し使用を可能にするための構造的完全性を与える のに十分な厚さの支持体、 (2)(a)130℃〜360℃の範囲の分解温度を有するポリマー、及び 、 (b)放射線を吸収するための手段 を含んで成る、前記支持体と隣接する放射線吸収層、 並びに (3)疎水性で、放射線吸収層と比較して実質的に放射線を吸収しないフィ ルム[このフィルムはフッ素化溶媒中に可溶性であり、そして前記放射線吸収層 と隣接していて、そして前記フィルムは実質的に均一な表面及び約2.0μm未 満の厚さを有する] を含んで成る印刷板を、疎水性フィルムのある領域が除去されそれによって下に 横たわる放射線吸収層を露光させるようにして、放射線ソースに露光させるステ ップ、 並びに (B)印刷インクが、疎水性フィルムが除去された場所の露光された 放射線吸収層にだけは接着するが、疎水性フィルムが除去されなかった場所の未 露光領域には接着しないようにして、印刷インクを付与するステップ を含んで成る、印刷板を現像する方法。 16. 放射線ソースがレーザーである、請求の範囲第15項に記載の方法。 17. 印刷インクが水ベースのインクである、請求の範囲第15項に記載の 方法。 18. 前記疎水性フィルムが、少なくとも一個のCF3基を含むフルオロポ リマー、フッ素化シリコーン又はフッ素化アクリレートの添加によって改質され ている、請求の範囲第15項に記載の方法。 19. 印刷インクがオイルベースのインクである、請求の範囲第18項に記 載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US256695P | 1995-08-21 | 1995-08-21 | |
US60/002,566 | 1995-08-21 | ||
PCT/US1996/013354 WO1997006956A1 (en) | 1995-08-21 | 1996-08-15 | Waterless printing plates |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11511080A true JPH11511080A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=21701374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9509527A Ceased JPH11511080A (ja) | 1995-08-21 | 1996-08-15 | 水分のない印刷板 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6066434A (ja) |
EP (1) | EP0846060B1 (ja) |
JP (1) | JPH11511080A (ja) |
CA (1) | CA2229125A1 (ja) |
DE (1) | DE69620614T2 (ja) |
ES (1) | ES2173311T3 (ja) |
WO (1) | WO1997006956A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1452312A1 (en) | 1997-10-17 | 2004-09-01 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | A positive type photosensitive image-forming material for an infrared laser and a positive type photosensitive composition for an infrared laser |
US6430810B1 (en) * | 1997-10-28 | 2002-08-13 | Uniax Corporation | Mechanical scribing methods of forming a patterned metal layer in an electronic device |
US6352811B1 (en) * | 1998-06-23 | 2002-03-05 | Kodak Polychrome Graphics Llc | Thermal digital lithographic printing plate |
US6534238B1 (en) | 1998-06-23 | 2003-03-18 | Kodak Polychrome Graphics, Llc | Thermal digital lithographic printing plate |
US6352812B1 (en) * | 1998-06-23 | 2002-03-05 | Kodak Polychrome Graphics Llc | Thermal digital lithographic printing plate |
US6358669B1 (en) * | 1998-06-23 | 2002-03-19 | Kodak Polychrome Graphics Llc | Thermal digital lithographic printing plate |
US6132933A (en) * | 1999-07-30 | 2000-10-17 | American Dye Source, Inc. | Thermal waterless lithographic printing plates |
US6740464B2 (en) * | 2000-01-14 | 2004-05-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Lithographic printing plate precursor |
US6378432B1 (en) * | 2000-05-03 | 2002-04-30 | Presstek, Inc. | Lithographic imaging with metal-based, non-ablative wet printing members |
US6482571B1 (en) * | 2000-09-06 | 2002-11-19 | Gary Ganghui Teng | On-press development of thermosensitive lithographic plates |
US20040023160A1 (en) * | 2002-07-30 | 2004-02-05 | Kevin Ray | Method of manufacturing imaging compositions |
US6849372B2 (en) * | 2002-07-30 | 2005-02-01 | Kodak Polychrome Graphics | Method of manufacturing imaging compositions |
US20070275181A1 (en) | 2003-05-16 | 2007-11-29 | Carcia Peter F | Barrier films for plastic substrates fabricated by atomic layer deposition |
US8187794B2 (en) * | 2007-04-23 | 2012-05-29 | Eastman Kodak Company | Ablatable elements for making flexographic printing plates |
US8187793B2 (en) * | 2007-04-23 | 2012-05-29 | Eastman Kodak Company | Ablatable elements for making flexographic printing plates |
CN105437813A (zh) * | 2014-09-28 | 2016-03-30 | 杭州健培科技有限公司 | 一种激光医用胶片及其制法 |
US20170136799A1 (en) * | 2015-11-18 | 2017-05-18 | Kevin Ray | Dry lithographic imaging and printing with printing members having aluminum substrates |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3859090A (en) * | 1973-05-17 | 1975-01-07 | Eastman Kodak Co | Repellent compositions and elements containing the same |
US3975352A (en) * | 1974-08-13 | 1976-08-17 | Eastman Kodak Company | Repellent compositions and elements containing the same |
SE7710739L (sv) * | 1976-09-30 | 1978-03-31 | Gestetner Ltd | Planografisk tryckplat |
DE3269231D1 (en) * | 1981-11-12 | 1986-03-27 | Daikin Ind Ltd | Use of polyacrylic or methacrylic esters of fluorine-containing alcohols as ink repellant agent |
JPS59125752A (ja) * | 1983-01-07 | 1984-07-20 | Minolta Camera Co Ltd | 水不要性平版印刷用版材およびその使用方法 |
JPH0789219B2 (ja) * | 1986-01-10 | 1995-09-27 | 東レ株式会社 | 水なし平版印刷用原板 |
JPS6322687A (ja) * | 1986-07-16 | 1988-01-30 | Toppan Printing Co Ltd | 平版印刷版 |
DE3730193A1 (de) * | 1987-09-09 | 1989-03-23 | Bonner Zeitungsdruckerei | Druckform, insbesondere druckplatte und hochdruckverfahren |
JPH0261730A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-01 | Hitachi Denshi Service Kk | サービスプロセッサ訓練用シミュレータ |
EP0471483A1 (en) * | 1990-08-03 | 1992-02-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Surface reforming method, process for production of printing plate, printing plate and printing process |
GB9214304D0 (en) * | 1992-07-06 | 1992-08-19 | Du Pont Uk | Improvements in or relating to image formation |
-
1996
- 1996-08-15 DE DE69620614T patent/DE69620614T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-15 US US09/011,638 patent/US6066434A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-15 ES ES96928227T patent/ES2173311T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-15 CA CA002229125A patent/CA2229125A1/en not_active Abandoned
- 1996-08-15 WO PCT/US1996/013354 patent/WO1997006956A1/en active IP Right Grant
- 1996-08-15 EP EP96928227A patent/EP0846060B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-15 JP JP9509527A patent/JPH11511080A/ja not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1997006956A1 (en) | 1997-02-27 |
US6066434A (en) | 2000-05-23 |
DE69620614T2 (de) | 2002-11-07 |
ES2173311T3 (es) | 2002-10-16 |
DE69620614D1 (de) | 2002-05-16 |
EP0846060B1 (en) | 2002-04-10 |
EP0846060A1 (en) | 1998-06-10 |
CA2229125A1 (en) | 1997-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11511080A (ja) | 水分のない印刷板 | |
JP2828405B2 (ja) | リトグラフ印刷部材 | |
EP0652483B1 (en) | Lithographic printing plates | |
CN1182958C (zh) | 可红外线激光成像的平版印刷元件以及这种印刷元件的制作和成像方法 | |
US5605780A (en) | Lithographic printing plate adapted to be imaged by ablation | |
JPH0852948A (ja) | アブレイティブ記録要素 | |
JP2001519262A (ja) | 光熱変換物質を具備する改善された平版印刷版 | |
JPH091917A (ja) | ダイレクトレーザー製版用印刷版 | |
JPH103164A (ja) | 平版印刷版及びそれを用いる画像形成方法 | |
JP2001523181A (ja) | 非融除性、熱作動リソグラフイメージング方法及び装置 | |
EP0511374A1 (en) | THERMAL IMAGE FORMATION MEDIUM. | |
JP2007536113A (ja) | プライマー層を有する石版印刷部材及び該部材をイメージングする方法 | |
JP3720441B2 (ja) | 熱転写材料 | |
US6105501A (en) | High resolution lithographic printing plate suitable for imaging with laser-discharge article and method | |
US6632584B1 (en) | Laser-imageable printing members and methods for wet lithographic printing | |
EP0924065B1 (en) | A heat sensitive non-ablatable wasteless imaging element for providing a lithographic printing plate | |
EP0882583B1 (en) | A heat sensitive imaging element and a method for producing lithographic plates therewith | |
JP4044661B2 (ja) | 水なし平版印刷原版 | |
JP2001270252A (ja) | アブレーション画像の形成方法 | |
WO1998040212A1 (en) | Lithographic printing plates with a sol-gel layer | |
JPH11235883A (ja) | 光熱変換材料 | |
DE69805613T2 (de) | Verfahren zur bebilderung von lithographischen druckplatten mittels hochintensität-laser | |
JP2004520963A (ja) | 画像形成レーザーの焦点を調節するためのドナー要素 | |
JP2001047593A (ja) | 感熱性融蝕可能画像形成要素の融蝕による平版印刷版の作製方法 | |
JPH09104173A (ja) | 単色像の形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060905 |
|
A313 | Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313 Effective date: 20070129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070227 |