JPH11509979A - 粒子による汚染を軽減するプラズマ処理システム - Google Patents

粒子による汚染を軽減するプラズマ処理システム

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JPH11509979A JP8536843A JP53684396A JPH11509979A JP H11509979 A JPH11509979 A JP H11509979A JP 8536843 A JP8536843 A JP 8536843A JP 53684396 A JP53684396 A JP 53684396A JP H11509979 A JPH11509979 A JP H11509979A
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Abstract

(57)【要約】 プラズマ処理システム(10)は、基板(20)が配設された処理空間(18)を有する処理チャンバ(12)を備える。電気素子(22)は、処理空間(18)に電気的エネルギを供給し、プラズマを発生させることができ、さらに処理の終了後にエネルギの供給を停止してプラズマを消滅させることができる。チャンバ内に設けられた電極(24)は、基板(20)に導電可能に結合し、また、DCバイアス電源に接続され、DCバイアス電源(30)は、電極(24)にDC電力を選択的に供給して基板(20)にバイアスを印加する。DCバイアス電源(30)に接続されたDCバイアス制御回路(40)は、基板へのバイアスを選択的に制御し、プラズマを発生させる電力の供給が停止されるのと略同時に電極(24)及び基板(20)に短時間DC電力を供給し、基板(20)を短時間バイアスして、プラズマ内を浮遊する帯電した汚染因子となる粒子をバイアスした基板(20)から反発させ、基板(20)の汚染を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 粒子による汚染を軽減するプラズマ処理システム 技術分野 本発明は、基板のプラズマ処理に関し、特にプラズマ処理において、粒子によ る汚染を軽減する装置及び方法に関する。 背景技術 半導体ワークピース又は基板の処理において、励起されたガスプラズマが多く 用いられている。例えば、スパッタエッチングでは、基板表面から不要な物質の 層を除去するためにプラズマが使用され、一方、スパッタ蒸着では、基板上に層 を堆積させるためにプラズマとターゲットが使用される。 広く知られたスパッタエッチングにおいては、励起されたガスプラズマのイオ ン化した粒子が基板の表面に衝突し、基板表面から基板の粒子を「スパッタ」す なわち叩き出す。スパッタエッチング処理においては、プラズマガスが処理チャ ンバ内に導入され、この処理チャンバは、好ましくは真空密閉されており、一般 的に石英、セラミック或いはその他の誘電性材料からなる。スパッタエッチング される基板は、処理チャンバ内で帯電されたベース又は電極により支持されてお り、これにより基板に電位又はバイアスが印加される。 プラズマガスは真空チャンバ内で電圧が印加された基板の表面に対向して導入さ れ、例えば石英製の処理チャンバを取り巻き、処理チャンバのチャンバ壁を介し て誘導的にエネルギを結合する誘導コイルにより、プラズマガスにエネルギが供 給される。電磁誘導により生じる電界のエネルギは、ガス粒子をイオン化させ、 バイアスされた基板の電荷と反対の極性の実効電荷を有する粒子を含むプラズマ 又はプラズマ雲を形成する。プラズマ内のイオン化された粒子は、基板表面に引 き寄せられ、基板表面に衝突し、基板から材料の粒子を叩き出し、又はエッチン グする。 スパッタ蒸着においては、処理チャンバ内に、通常基板に対向して、バイアス されたターゲット材料が配設される。プラズマ粒子は、ターゲットに衝突し、タ ーゲット材料の粒子を叩きだし、叩き出された粒子は基板表面に蒸着して材料の 層を形成する。 プラズマ処理に伴って望ましくない汚染粒子が発生する。このような粒子は、 プラズマの化学的性質、プラズマ又は処理チャンバ内のアーク放電及び/又は処 理チャンバ内面の蒸着物の堆積及び剥離等を原因として発生する。さらに、汚染 因子となる粒子は、プラズマエッチングやプラズマスパッタ蒸着処理によっても 発生する。汚染因子となる粒子は、通常、処理中に発生されたプラズマ内を浮遊 する。しかしながら、プラズマへのエネルギの供給を停止し、これによりプラズ マが消滅すると、汚染因子となる粒子は解放され、一部の粒子が基板の表面に付 着し、これにより基板が不可逆的に汚染される。粒子による汚染は、超大規模集 積回路(VLSI)素子のプラズマ処理において歩留りの限界の主な要因の1つ となっている。 本発明は、VLSI素子のプラズマエッチングやプラズマスパッ タ蒸着等のプラズマ処理における生産性の向上を目的とする。 具体的には、本発明はプラズマ処理において、粒子による汚染の軽減を目的と する。 さらに、本発明はプラズマが消滅して解放された汚染因子となる粒子が基板表 面に付着することを防止することを目的とする。 発明の開示 本発明に係るプラズマ処理システムは、従来のプラズマシステムが抱える問題 点に注目し、消滅したプラズマから解放された汚染因子となる粒子が基板表面に 付着することを防いでVLSIの歩留りを向上させる。この目的を達成するため 、本発明に係るプラズマ処理システムは、処理空間を内部に有する処理チャンバ を備える。処理チャンバは、プラズマガスを導入する導入口と、プラズマガスに エネルギを供給して処理空間にプラズマを生成する誘導コイル等の適切な電気素 子を備える。チャンバ内には、電極であるベースが配設されて処理される基板を 支持している。 本発明の一実施の形態において、ベース電極は、RF電極を供給するRF電源 に接続され、プラズマ処理中に基板にバイアスを印加する。本発明の変形例では 、電極は処理の間基板を接地するために接地電位に接続されている。 DCバイアス電源は、基板にDCバイアスを印加するベース電極に接続されて DC電力を選択的に供給する。DCバイアス制御回路は、DCバイアス電源に接 続され、基板表面に汚染因子となる粒子が付着しないように、基板に選択的にバ イアスを印加するような制 御を行う。特に、DCバイアス制御回路により、通常、プラズマ発生中は、ベー ス電極及び基板へのDC電力の供給を中止することができる。なお、DCバイア ス制御回路は、ある特定の処理において必要であれば、ベース電極にDC電力を 供給するようにしてもよい。いずれの場合においても、DCバイアス電源が例え ばプラズマエッチングやプラズマスパッタ蒸着等のプラズマ処理に悪影響を及ぼ さないようにされる。 プラズマ処理が完了し、プラズマを励起する電気的なエネルギの供給が停止さ れると、さらにDCバイアス制御回路は、直ちにDC電力制御回路を制御して電 極及び基板にDC電力を供給させ、プラズマが消滅すると基板にはDCバイアス が短時間印加される。プラズマに含まれる汚染因子となる粒子は通常帯電してい る。プラズマが消滅すると、基板に短時間DCバイアスが印加され、基板に付着 する畏れのある汚染因子となる帯電した粒子と基板とが反発して基板の汚染が防 がれる。 近年の研究によれば、プラズマシステムにおいて発生する粒子は通常負に帯電 している。したがって、本発明の好ましい一実施の形態において、電極及び基板 はDCバイアス電源の負極端子に接続される。負極端子は、DC制御回路に制御 される整流スイッチを介して接続されている。DCバイアス電源は、整流スイッ チが閉じられた状態でベース電極に接続し、ベース電極に電力が供給されて基板 に負のバイアス電位が印加される。DCバイアス制御回路は、プラズマ処理が終 了すると直ちに数秒間整流スイッチを閉じ、続いてDCバイアス制御回路は整流 スイッチを開いてDCバイアス電源とベース電極との接続を切断し、基板へのD C電力の供給を停止する。 DCバイアス電源は、好ましくは最大電流10mA、電圧を50乃至1000V の範囲で可変できるものである。DC電源の正極端子はプラズマ処理チャンバと 同電位のグラウンドに接続される。 本発明の実施の形態においては、プラズマ処理中、基板にRF電力をバイアス するためにRFプラズマ電源を用い、さらに本発明は、RF整合回路を備え、R F整合回路の出力端子は、RFプラズマ電源及びDCバイアス電源から供給され る電力のいずれをも蓄積するのに十分な定格電圧を有する出力コンデンサを備え ている。 一方、ベース電極を接地する場合は、第2の整流スイッチが接地電位とベース 電極の間に接続される。第2の整流スイッチは、DCバイアス制御回路に接続さ れており、それによって制御され、プラズマ処理が行われている間は、閉状態と なり、ベース電極及び基板を接地する。一方、DCバイアス整流スイッチは、常 開とする。プラズマ処理が終了すると、第2の整流スイッチが開かれ、ベース電 極と基板を接地する経路が切断され、一方、DCバイアスを供給する整流スイッ チが閉じられ、基板に負のバイアス電位が印加されて汚染が防止される。 次のプラズマ処理が開始されるまでの期間であってプラズマが消滅している間 の数秒間、処理チャンバを高真空に排気するとともに、基板は、例えば負のバイ アスが印加された電位に保たれる。短時間のDCバイアスの印加は、従来より必 要とされた次の処理の準備期間内に行われるので、DCバイアスを印加する僅か な時間は、処理チャンバの能力に影響しない。 幾つかのプラズマ処理においては、基板は、電圧に弱い素子を有し、基板と汚 染因子となる粒子とを反発させるのに必要な高いDC バイアス電圧を印加することができない。本発明の原理に従った別の実施の形態 においては、電極を基板に接触することなく基板の近傍に配置する。電極にDC バイアスを印加している間、基板には高いDCバイアス電位を印加することなく 、基板の上方の空間に短時間電場が形成され、帯電した汚染因子となる粒子が基 板の表面から反発される。これにより、構造的に破損しやすい基板が保護される とともに、汚染が軽減される。 本発明によれば、基板の汚染が軽減され、プラズマ処理システムの生産性が向 上し、特にVLSI素子の歩留りが向上する。さらに、1回の処理終了後の僅か な時間のみ基板にDCバイアスを印加するため、プラズマ処理システムの一連の 処理全体に要する時間は増加しない。 本発明の上述及びその他の目的及び効果は、添付の図面及びその説明により明 らかとなる。 図面の簡単な説明 添付の図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部をなすものであり、本 発明の実施の形態を図によって示すものであり、上述の発明の開示及び以下に述 べる発明を実施するための最良の形態の説明と共に本発明の原理を説明するため のものである。 図1は、本発明を適用したプラズマ処理システムの概略を示す図である。 図2は、DCバイアス制御回路の動作を示すタイミングチャート である。 図3は、本発明を適用したプラズマ処理システムの変形例の概略を示す図であ る。 図4は、本発明を適用したプラズマ処理システムの他の変形例を示す概略図で ある。 発明を実施するための最良の形態 図1は、本発明に係るプラズマ処理システムの一実施の形態を示す図である。 プラズマ処理システム10は、ベース14とカバー16を有する処理チャンバ1 2を中心に構成される。カバー16とベース14は、密閉シール17を介して結 合されており、処理チャンバ12内部の処理空間18は、例えばプラズマスパッ タエッチングやプラズマスパッタ蒸着等の特定のプラズマ処理のために排気され る。本発明は、特にプラズマスパッタエッチングやスパッタ蒸着に有用であるが 、例えばプラズマ気相成長(PVD)やプラズマエンハンスド化学的気相成長( PECVD)等の他のプラズマ処理に本発明を適用してもよい。処理チャンバ1 2の一部は、シールド13に包囲されている。 プラズマ処理チャンバ12は、処理空間18内で基板20に所望のプラズマ処 理を施すために、適切なプラズマガス供給源23、真空ポンプ27及び温度調節 装置(図示せず)に連結されており、またそれら装置との連結に必要なポートを 備えている。 例えば誘導コイル22等の電気素子が、処理チャンバ12周囲の適切な位置に 配設され、カバー16を介して処理空間18に電気的 エネルギを供給し、これによりプラズマガスが励起されてプラズマ又はプラズマ 雲が発生される。コイル11は、適切なプラズマ電源25に接続されている。 基板20は、処理空間18内において、本発明の後述する目的のため、DC電 極として機能する基板支持部又はベース電極24に支持されている。このため、 ベース電極24は、導電性を有している。処理チャンバ12は必要な箇所で接地 電位26に接地されている。ベース電極24は、DCバイアス電源30に接続さ れており、また望ましくは、開状態と閉状態を切り換える整流スイッチを介して DCバイアス供給源の負極端子32に接続されている。図1に示す本発明の実施 の形態においては、DC電源の正極端子36は、接地されており、この接地電位 は望ましくは処理チャンバ12に用いる接地電位26に等しい。DCバイアス制 御回路40は、整流スイッチ34に接続されており、整流スイッチ34を制御し て選択的にベース電極24及び基板20にDCバイアスを印加する。 次に、本発明に係るプラズマ処理システムの動作について説明する。基板20 をプラズマにより処理するため、処理チャンバ12内の処理空間18にプラズマ ガスが導入され、誘導コイル22から処理空間18内に電力が供給され、プラズ マガスからプラズマが励起され、プラズマガスが活性化される。また、処理空間 18にエネルギを供給してプラズマを発生するために、この誘導コイル22に代 えて別の手段を用いることもできる。図2のタイミングチャートにおいて、プラ ズマガスが線42に示すように導入される。この図では、プラズマガスの供給を オンとして示している。その直後に誘導コイル22に接続された電源が、線44 に示すように、オンにされ、 誘導コイル22から処理空間18にエネルギが供給されてプラズマが生成される 。図1に示すように、ベース電極24は、適切なRF整合回路48を介してRF 電源46に接続されている。プラズマ処理が行われている間、RF電力は、ベー ス電極24に供給され、基板20にバイアスを印加する。発生されたプラズマは 、スパッタエッチング処理においては、基板20をエッチングし、PVD又はP ECVDにおけるスパッタ処理においては、ターゲット(図示せず)に衝突して ターゲットの粒子を叩きだし、蒸着処理をそれぞれ行い又は助長する。 プラズマ処理が行われている間、RF電力が基板20に供給され、整流スイッ チ34は、DCバイアス制御回路40に制御されてオフにされ、DCバイアス電 源30からの電力がベース電極24に供給されないようにする。DCバイアス供 給源30は、このように処理チャンバ12及びプラズマ処理から切り離される。 プラズマ処理が終了すると、誘導コイル22への電力の供給は、図2のタイミン グチャートの線44に示すようにオンからオフへ遷移する。この直後に処理空間 18へのプラズマガスの供給が、図2の線42に示すように、オンからオフへ遷 移する。 誘導コイル22への電力供給が停止されると、プラズマが消滅し、その直後に DCバイアス制御回路40は、整流スイッチ34をオンにしてDCバイアス電源 30の負極端子32とベース電極24を接続する。これにより、基板20には、 直ちに負のDCバイアス電位が印加され、消滅したプラズマから解放されて基板 20の表面21に蒸着又は付着する可能性のある汚染因子となる粒子を反発する 。実験によれば、プラズマ処理チャンバ内の処理空間18において生 成される汚染因子となる粒子は、通常負に帯電している。したがって、負のDC バイアス電位を印加された基板20は、それらの粒子を反発させる。一方、粒子 が正に帯電しているときは、ベース基板を支持するベース電極24を本発明の原 理に従ってDCバイアス電源30の正極端子36に接続し、正に帯電した汚染因 子となる粒子を基板20から反発させるようにすればよい。 図2は、プラズマ電力の供給が停止されると整流スイッチ34が短時間閉じら れ、基板20にDCバイアスが短時間印加されることを示している。なお、整流 スイッチ34をプラズマ電力の供給を停止する前に閉じるようにしてもよく、プ ラズマ電力の供給を停止した暫く後に閉じるようにしてもよい。基板20へのD Cバイアスの印加は、DCバイアスが処理に悪影響を及ぼすことなく、且つプラ ズマの消滅により基板に付着する可能性のある粒子を反発するのに間に合う限り 、プラズマ電力の供給の停止から前後しても良い。 汚染因子となる粒子に対する十分な反発力を生じさせるには、例えばDC電流 を最大10mAとし、50乃至1000Vの範囲内で電圧を印加すればよい。こ れによりベース電極24と基板20にプラズマ処理終了後の数秒間のみ負のバイ アス電位が印加されるようにする。図2の線50に示すように、DCバイアス制 御回路40は短時間整流スイッチ34を閉じてDCバイアスをオンにした後、再 び整流スイッチ34を開いてDCバイアスをオフにしてDCバイアス電源30と 基板20の接続を断つ。DCバイアスは、プラズマガス供給源23とプラズマ電 源25をそれぞれ示すタイミング線42、42の変化点43、45(図2)に示 すように、次の処理工程が開始されるまでの数秒間供給される。したがって、プ ラズマ処理工程 終了後のDCバイアスは、プラズマ処理チャンバ12の基板処理能力全体に対し ては影響を及ぼさない。それに加えて、基板20と汚染因子となる粒子とを反発 させることにより、処理チャンバ12の歩留りは向上する。 図3に示す本発明の変形例においては、ベース電極24は、RF電源46から バイアスが印加されておらず、また電気的にフローティングしておらず、代わり にDCバイアス制御回路40に接続された整流スイッチ54を介して正極となる 接地電位52に接続されている。処理の間、処理空間18内にプラズマが発生さ れ、整流スイッチ54は、DCバイアス制御回路40により閉じられてベース電 極24を接地する。同時に、整流スイッチ34が開かれ、ベース電極24とDC バイアス電源30との接続を切断する。プラズマの発生及びプラズマ処理が終了 すると、プラズマは消滅し、DCバイアス制御回路40は、整流スイッチ34を 閉じてベース電極24にバイアスを印加し、整流スイッチ54を開いてベース電 極24と接地電位52との接続を切断する。上述したように、DCバイアスは、 ベース電極24及び基板20に短時間印加され、負に帯電した汚染因子となる粒 子を基板20の表面21から反発させる。 本発明は、例えばニューヨーク州オレンジバーグのマテリアルズリサーチコー ポレーション(Materials Reserch Corp.:MRC)から入手可能なエクリプス マークII集積VLSIエッチング・スパッタリングシステム(Eclipse-MarkII i ntegrated VLSI etching sputtering system)等に用いて好適である。本発明に は、例えば (州、都市名)の から入手可能な 等の適切な如何なる整 流スイッチを用いてもよい。 図1乃至図3に示す実施の形態は、基板20を支持するベース電極24にDC バイアスを印加するものである。しかしながら、ある種の基板は壊れやすい構造 又は素子を備えており、DCバイアスによってそれらが破損する畏れがある。図 4に示す本発明の変形例では、電極60を基板に近接して配設し、整流スイッチ 34を介して適切なDCバイアス電源30及びDCバイアス制御回路40に接続 して基板近辺に電界を誘起するようにしている。図4は、基板20を取り囲む電 極60を示している。電極60によって基板20周囲に発生した電界は、消滅し たプラズマから生じる負に帯電した汚染因子となるあらゆる粒子を電気的に反発 させる。すなわち、電極60は、上述したベース電極24と同様に制御される。 本発明の原理に従って、汚染因子となる粒子を反発させるために、他の形状の電 極を用いてもよい。 本発明を様々な実施の形態を用いて詳細に説明してきたが、添付の特許請求の 範囲をそれらの詳細事項によって制限し若しくは何らかの限定を加えることは、 出願人の意図するところではない。当業者にとって更なる効用及び変形の想到は 容易である。したがって、本発明は広く解釈されるべきであり、特定の詳細、例 示された装置及び方法及び図示し、説明した実施例によって限定されるものでは ない。 したがって、本出願人の意図する発明の概念の範囲を逸脱することなく、細部 を種々変更することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年4月1日 【補正内容】 プラズマガスは真空チャンバ内で電圧が印加された基板の表面に対向して導入さ れ、例えば石英製の処理チャンバを取り巻き、処理チャンバのチャンバ壁を介し て誘導的にエネルギを結合する誘導コイルにより、プラズマガスにエネルギが供 給される。電磁誘導により生じる電界のエネルギは、ガス粒子をイオン化させ、 バイアスされた基板の電荷と反対の極性の実効電荷を有する粒子を含むプラズマ 又はプラズマ雲を形成する。プラズマ内のイオン化された粒子は、基板表面に引 き寄せられ、基板表面に衝突し、基板から材料の粒子を叩き出し、又はエッチン グする。 スパッタ蒸着においては、処理チャンバ内に、通常基板に対向して、バイアス されたターゲット材料が配設される。プラズマ粒子は、ターゲットに衝突し、タ ーゲット材料の粒子を叩きだし、叩き出された粒子は基板表面に蒸着して材料の 層を形成する。 プラズマ処理に伴って望ましくない汚染粒子が発生する。このような粒子は、 プラズマの化学的性質、プラズマ又は処理チャンバ内のアーク放電及び/又は処 理チャンバ内面の蒸着物の堆積及び剥離等を原因として発生する。さらに、汚染 因子となる粒子は、プラズマエッチングやプラズマスパッタ蒸着処理によっても 発生する。汚染因子となる粒子は、通常、処理中に発生されたプラズマ内を浮遊 する。しかしながら、プラズマへのエネルギの供給を停止し、これによりプラズ マが消滅すると、汚染因子となる粒子は解放され、一部の粒子が基板の表面に付 着し、これにより基板が不可逆的に汚染される。粒子による汚染は、超大規模集 積回路(VLSI)素子のプラズマ処理において歩留りの限界の主な要因の1つ となっている。 米国特許番号US−A−5,332,441号は、基板に継続的に負のDCバ イアス電位を印加し、プラズマが消滅しても基板にDCバイアスを印加し続ける ことにより負に帯電した汚染因子が基板に引き寄せられないようにするプラズマ 処理技術を開示している。 ヨーロッパ公開特許出願番号EP−A−0,425,419は、 プラズマ処理技術において、例えばプラズマパルスや機械的な攪拌等の、粒子の 汚染を軽減する様々な方法を開示している。 本発明は、VLSI素子のプラズマエッチングやプラズマスパッタ蒸着等のプ ラズマ処理における生産性の向上を目的とする。 具体的には、本発明はプラズマ処理において、粒子による汚染の軽減を目的と する。 さらに、本発明はプラズマが消滅して解放された汚染因子となる粒子が基板表 面に付着することを防止することを目的とする。 発明の開示 本発明に係るプラズマ処理システムは、従来のプラズマシステムが抱える問題 点に注目し、消滅したプラズマから解放された汚染因子となる粒子が基板表面に 付着することを防いでVLSIの歩留りを向上させる。この目的を達成するため 、本発明に係るプラズマ処理システムは、処理空間を内部に有する処理チャンバ を備える。処理チャンバは、プラズマガスを導入する導入口と、プラズマガスに エネルギを供給して処理空間にプラズマを生成する誘導コイル等の適切な電気素 子を備える。チャンバ内には、電極であるベースが配設されて処理される基板を 支持している。 本発明の一実施の形態において、ベース電極は、RF電極を供給するRF電源 に接続され、プラズマ処理中に基板にバイアスを印加する。本発明の変形例では 、電極は処理の間基板を接地するために接地電位に接続されている。 DCバイアス電源は、基板にDCバイアスを印加するベース電極に接続されて DC電力を選択的に供給する。DCバイアス制御回路は、DCバイアス電源に接 続され、基板表面に汚染因子となる粒子が付着しないように、基板に選択的にバ イアスを印加するような制 成される汚染因子となる粒子は、通常負に帯電している。したがって、負のDC バイアス電位を印加された基板20は、それらの粒子を反発させる。一方、粒子 が正に帯電しているときは、ベース基板を支持するベース電極24を本発明の原 理に従ってDCバイアス電源30の正極端子36に接続し、正に帯電した汚染因 子となる粒子を基板20から反発させるようにすればよい。 図2は、プラズマ電力の供給が停止されると整流スイッチ34が短時間閉じら れ、基板20にDCバイアスが短時間印加されることを示している。なお、整流 スイッチ34をプラズマ電力の供給を停止する前に閉じるようにしてもよく、プ ラズマ電力の供給を停止した暫く後に閉じるようにしてもよい。基板20へのD Cバイアスの印加は、DCバイアスが処理に悪影響を及ぼすことなく、且つプラ ズマの消滅により基板に付着する可能性のある粒子を反発するのに間に合う限り 、プラズマ電力の供給の停止から前後しても良い。 汚染因子となる粒子に対する十分な反発力を生じさせるには、例えばDC電流 を最大10mAとし、50乃至1000Vの範囲内で電圧を印加すればよい。こ れによりベース電極24と基板20にプラズマ処理終了後の数秒間のみ負のバイ アス電位が印加されるようにする。図2の線50に示すように、DCバイアス制 御回路40は短時間整流スイッチ34を閉じてDCバイアスをオンにした後、再 び整流スイッチ34を開いてDCバイアスをオフにしてDCバイアス電源30と 基板20の接続を断つ。DCバイアスは、プラズマガス供給源23とプラズマ電 源25をそれぞれ示すタイミング線42、42の変化点43、45(図2)に示 すように、次の処理工程が開始されるまでの数秒間供給される。したがって、プ ラズマ処理工程 終了後のDCバイアスは、プラズマ処理チャンバ12の基板処理能力全体に対し ては影響を及ぼさない。それに加えて、基板20と汚染因子となる粒子とを反発 させることにより、処理チャンバ12の歩留りは向上する。 図3に示す本発明の変形例においては、ベース電極24は、RF電源46から バイアスが印加されておらず、また電気的にフローティングしておらず、代わり にDCバイアス制御回路40に接続された整流スイッチ54を介して正極となる 接地電位52に接続されている。処理の間、処理空間18内にプラズマが発生さ れ、整流スイッチ54は、DCバイアス制御回路40により閉じられてベース電 極24を接地する。同時に、整流スイッチ34が開かれ、ベース電極24とDC バイアス電源30との接続を切断する。プラズマの発生及びプラズマ処理が終了 すると、プラズマは消滅し、DCバイアス制御回路40は、整流スイッチ34を 閉じてベース電極24にバイアスを印加し、整流スイッチ54を開いてベース電 極24と接地電位52との接続を切断する。上述したように、DCバイアスは、 ベース電極24及び基板20に短時間印加され、負に帯電した汚染因子となる粒 子を基板20の表面21から反発させる。 本発明は、例えばニューヨーク州オレンジバーグのマテリアルズリサーチコー ポレーション(Materials Reserch Corp.:MRC)から入手可能なエクリプス マークII集積VLSIエッチング・スパッタリングシステム(Eclipse-MarkII i ntegrated VLSI etching sputtering system)等に用いて好適である。本発明に は、適切な如何なる整流スイッチを用いてもよい。 図1乃至図3に示す実施の形態は、基板20を支持するベース電極24にDC バイアスを印加するものである。しかしながら、ある種の基板は壊れやすい構造 又は素子を備えており、DCバイアスによってそれらが破損する畏れがある。図 4に示す本発明の変形例では、電極60を基板に近接して配設し、整流スイッチ 34を介して適切なDCバイアス電源30及びDCバイアス制御回路40に接続 して基板近辺に電界を誘起するようにしている。図4は、基板20を取り囲む電 極60を示している。電極60によって基板20周囲に発生した電界は、消滅し たプラズマから生じる負に帯電した汚染因子となるあらゆる粒子を電気的に反発 させる。すなわち、電極60は、上述したベース電極24と同様に制御される。 本発明の原理に従って、汚染因子となる粒子を反発させるために、他の形状の電 極を用いてもよい。 本発明を様々な実施の形態を用いて詳細に説明してきたが、添付の特許請求の 範囲をそれらの詳細事項によって制限し若しくは何らかの限定を加えることは、 出願人の意図するところではない。当業者にとって更なる効用及び変形の想到は 容易である。したがって、本発明は広く解釈されるべきであり、特定の詳細、例 示された装置及び方法及び図示し、説明した実施例によって限定されるものでは ない。 請求の範囲 1. プラズマにより処理される基板(20)を配設する処理空間(18)を有 する処理チャンバ(12)と、 上記処理空間の少なくとも一部に電気的エネルギを供給して上記基板を処理す るためにプラズマを発生させ、上記処理空間への電気的エネルギの供給を停止し てプラズマを消滅させる電気素子(22)と、 上記電気素子にエネルギを供給してプラズマを発生させ、上記電気素子へのエ ネルギの供給を停止してプラズマを消滅させるプラズマエネルギ源(25)と、 上記処理チャンバ内に配設され、上記基板に電気的に接続する電極(24)と 、 上記電極に接続されたDC電源(30)と を備え、 上記DC電源は、上記電極に選択的にDC電力を供給して上記基板にバイアス を印加し、 DCバイアス制御回路(40)が上記DC電源に接続され、一連のプラズマ処 理の間に上記基板へのバイアスの印加を選択的に制御し、上記電気素子によって エネルギの供給が停止される時と略同時に上記電極及び上記基板にDC電力を短 時間供給して基板に短時間バイアスを印加し、プラズマが消滅してプラズマ内に 浮遊する汚染因子となる帯電した粒子をバイアスが印加された基板から反発させ て基板の汚染を軽減することを特徴とするプラズマ処理装置。 2. 上記DCバイアス制御回路は、さらにプラズマが発生しているときは上記 電極及び上記基板に供給されるDC電力の供給を停止することを特徴とする請求 の範囲第1項記載のプラズマ処理装置。 3. 上記電極に接続され、プラズマが発生しているときは、上記基板にRF電 力を供給し、プラズマが消滅しているときは、上記RF電力の供給を停止するR F電源(46)を備えることを特徴とする請求の範囲第1項記載のプラズマ処理 装置。 4. 上記電極と接地電位との間に接続され、プラズマが発生している間上記電 極を接地するスイッチ(54)を備え、 上記DCバイアス制御回路は、上記電極が上記DC電源から短時間バイアスを 印加されているときは、上記スイッチを開いて上記電極と接地電位間の接続を切 断することを特徴とする請求の範囲第1項記載のプラズマ処理装置。 5. 上記電極と上記DCバイアス電源との間に接続されたスイッチ(34)を 備え、上記DCバイアス制御回路は、プラズマが消滅しているときは、上記スイ ッチを閉じて上記基板に短時間バイアスを印加することを特徴とする請求の範囲 第1項記載のプラズマ処理装置。 6. 上記DCバイアス制御回路は、プラズマが発生しているときは、上記スイ ッチを開いて上記基板へのDC電力の供給を停止することを特徴とする請求の範 囲第5項記載のプラズマ処理装置。 7. 上記電極は、上記DCバイアス電源の負極端子に接続され、上記基板に負 のバイアス電位を印加して汚染因子となる負に帯電した粒子を反発させることを 特徴とする請求の範囲第1項記載のプラズマ処理装置。 8. 上記DCバイアス供給源は上記基板にDC略50乃至100 0ボルトのバイアスを印加する請求の範囲第1項記載のプラズマ処理装置。 9. プラズマにより処理される基板(20)を配設する処理空間(18)を有 する処理チャンバ(12)と、 上記処理空間の少なくとも一部に電気的エネルギを供給して上記基板を処理す るためにプラズマを発生させ、上記処理空間への電気的エネルギの供給を停止し てプラズマを消滅させる電気素子(22)と、 上記電気素子にエネルギを供給してプラズマを発生させ、上記電気素子へのエ ネルギの供給を停止してプラズマを消滅させるプラズマエネルギ源(25)と、 上記処理チャンバ内に配設された電極(60)と、 上記電極に接続されたDC電源(30)と を備え、 上記電極は上記基板に近接して、物理的に接触しないように配設され、 上記DC電源は、上記電極に選択的にDC電力を供給して上記基板近傍に電界 を形成し、 DC電力制御回路(40)が上記DC電源に接続されて、一連のプラズマ処理 の間に上記電極へのバイアスの印加を選択的に制御し、上記電気素子によってエ ネルギの供給が停止される時と略同時に上記電極及び上記基板にDC電力を短時 間供給し、上記基板近傍に上記電界を形成し、プラズマが消滅してプラズマ内に 浮遊する汚染因子となる帯電した粒子を基板から反発させて基板の汚染を防止す ることを特徴とするプラズマ処理装置。 10. 上記DCバイアス制御回路は、さらにプラズマが発生しているときは上 記電極に供給されるDC電力の供給を停止して上記電 界を消滅させることを特徴とする請求の範囲第9項記載のプラズマ処理装置。 11. 上記電極と上記DCバイアス電源との間に接続されるスイッチ(34) を備え、上記バイアス制御回路は、プラズマが消滅しているときは、上記スイッ チを閉じて上記電極に短時間バイアスを印加することを特徴とする請求の範囲第 9項記載のプラズマ処理装置。 12. 上記DCバイアス制御回路は、プラズマが発生しているときは、上記ス イッチを開いて上電極板に供給されるDC電力の供給を停止することを特徴とす る請求の範囲第11項記載のプラズマ処理装置。 13. 上記電極は、上記DCバイアス電源の負極端子に接続され、上記基板に 負のバイアス電位を印加して汚染因子となる負に帯電した粒子を反発させること を特徴とする請求の範囲第9項記載のプラズマ処理装置。 14. 上記基板(20)をプラズマにより処理する基板処理方法であって、 基板を処理チャンバ(12)内の処理空間(18)に、上記チャンバ内に配設 された電極(24)に電気的に接続するように装着する工程と、 上記処理空間にプラズマガスを導入する工程と、 上記処理空間の一部及びプラズマガスにエネルギを供給し、プラズマを発生し て上記基板を処理し、プラズマ処理が終了すると続いてエネルギの供給を停止し てプラズマを消滅させる工程と、 上記電極をDC電源に接続する工程とを有し、 DC電力により上記基板にDCバイアスを選択的に印加し、 上記発生されたプラズマへのエネルギの供給の停止と略同時に短時間DC電力 を上記電極及び上記基板に供給し、プラズマが消滅してプラズマ内に浮遊する汚 染因子となる帯電した粒子をバイアスした基板から反発させることを特徴とする 基板処理方法。 15. プラズマが発生され上記基板が処理されているときは上記電極及び基板 へのDC電力の供給を停止することを特徴とする請求の範囲第14項記載の基板 処理法方。 16. プラズマを発生させて上記基板を処理するときは、基板にRF電力を供 給し、プラズマが消滅したときは上記RF電力の供給を停止し、RF電力の供給 を停止している間、上記基板に短時間バイアスを印加することを特徴とする請求 の範囲第14項記載の基板処理方法。 17. プラズマを発生させて上記基板を処理するときは、上記電極を接地し、 上記基板が上記DCバイアス電源によってバイアスされているときは、上記電極 を接地電位から切り離すことを特徴とする請求の範囲第14項記載の基板処理方 法。 18. 上記DCバイアス電源は、上記電極にスイッチ(34)を介して接続さ れ、プラズマが消滅したときは上記スイッチを閉じて上記基板にバイアスを印加 することを特徴とする請求の範囲第14項記載の基板処理方法。 19. プラズマが発生されて上記基板が処理されているときは、上記スイッチ を開いて上記基板へのDC電力の供給を停止することを特徴とする請求の範囲第 18項記載の基板処理方法。 20. 上記DCバイアス電源の負極端子を上記電極に接続し、上記基板に負の バイアス電位を印加し、負に帯電した汚染因子となる粒子を反発することを特徴 とする請求の範囲第14項記載の基板処理方法。 21. 上記基板に印加されるバイアス電圧はDC略50乃至1000Vの範囲 内であることを特徴とする請求の範囲第14項記載の基板処理方法。 22. 基板(20)をプラズマにより処理する基板処理方法であって、 基板を処理チャンバ(12)内の処理空間(18)に配設する工程と、 上記処理空間にプラズマガスを導入する工程と、 上記処理空間の一部及びプラズマガスにエネルギを供給し、プラズマを発生さ せて上記基板を処理し、プラズマ処理が終了すると続いてエネルギの供給を停止 してプラズマを消滅させる工程と、 上記電極をDC電源に接続する工程とを有し、 上記基板は、上記電極の近傍に該電極に接触しないよう配設され、 上記電極にDC電力を選択的に供給して上記基板近傍に電界を形成し、 上記発生されたプラズマへのエネルギの供給の停止と略同時にDC電力を上記 電極に短時間供給し、プラズマが消滅してプラズマ内に浮遊する汚染因子となる 帯電した粒子をバイアスした基板から反発させ、基板に直接DCバイアスを印加 することによる有害な影響から基板を保護することを特徴とする基板処理方法。 23. プラズマが発生され上記基板が処理されているときは上記 電極へのDC電力の供給を停止し、上記電界を消滅させることを特徴とする請求 の範囲第22項記載の基板処理方法。 24. 上記DCバイアス電源の出力端子にスイッチ(34)を接続し、プラズ マが消滅したときは上記スイッチを閉じて上記電極に短時間バイアスを印加する ことを特徴とする請求の範囲第22項記載の基板処理方法。 25. プラズマを発生するときは上記スイッチを開いて上記電極へのDC電力 の供給を停止することを特徴とすることを特徴とする請求の範囲第24項記載の 基板処理方法。 26. 上記DCバイアス電源の負極端子を上記電極に接続し、上記電極に負の バイアス電位を印加し、負に帯電した汚染因子となる粒子を反発させることを特 徴とする請求の範囲第22項記載の基板処理方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05H 1/46 H05H 1/46 L // C23C 14/54 C23C 14/54 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. プラズマにより処理される基板を配設する処理空間を有する処理チャンバ と、 上記処理空間の少なくとも一部に電気的エネルギを供給して上記基板を処理す るためにプラズマを発生させ、上記処理空間への電気的エネルギの供給を停止し てプラズマを消滅させる電気素子と、 上記電気素子にエネルギを供給してプラズマを発生させ、上記電気素子へのエ ネルギの供給を停止してプラズマを消滅させるプラズマエネルギ源と、 上記処理チャンバ内に配設され、上記基板に電気的に接続する電極と、 上記電極に接続され上記電極に選択的にDC電力を供給し、上記基板にバイア スを印加するDC電源(30)と、 上記DC電源に接続され、一連のプラズマ処理の間に上記基板へのバイアスの 印加を選択的に制御し、上記電気素子によってエネルギの供給が停止される時と 略同時に上記電極及び上記基板にDC電力を短時間供給して基板に短時間バイア スを印加し、プラズマが消滅してプラズマ内に浮遊する汚染因子となる帯電した 粒子をバイアスが印加された基板から反発させて基板の汚染を軽減するDCバイ アス制御回路(40)と を備えるプラズマ処理システム。 2. 上記DCバイアス制御回路は、さらにプラズマが発生してい るときは上記電極及び上記基板に供給されるDC電力の供給を停止することを特 徴とする請求の範囲第1項記載のプラズマ処理システム。 3. 上記電極に接続され、プラズマが発生しているときは、上記基板にRF電 力を供給し、プラズマが消滅しているときは、上記RF電力の供給を停止するR F電源を備えることを特徴とする請求の範囲第1項記載のプラズマ処理システム 。 4. 上記電極と接地電位との間に接続され、プラズマが発生している間上記電 極を接地するスイッチを備え、 上記DCバイアス制御回路は、上記電極が上記DC電源から短時間バイアスを 印加されているときは、上記スイッチを開いて上記電極と接地電位間の接続を切 断することを特徴とする請求の範囲第1項記載のプラズマ処理システム。 5. 上記電極と上記DCバイアス電源との間に接続されたスイッチを備え、上 記DCバイアス制御回路は、プラズマが消滅しているときは、上記スイッチを閉 じて上記基板に短時間バイアスを印加することを特徴とする請求の範囲第1項記 載のプラズマ処理システム。 6. 上記DCバイアス制御回路は、プラズマが発生しているときは、上記スイ ッチを開いて上記基板へのDC電力の供給を停止することを特徴とする請求の範 囲第5項記載のプラズマ処理システム。 7. 上記電極は、上記DCバイアス電源の負極端子に接続され、上記基板に負 のバイアス電位を印加して汚染因子となる負に帯電した粒子を反発させることを 特徴とする請求の範囲第1項記載のプラズマ処理システム。 8. 上記DCバイアス供給源は上記基板にDC略50乃至1000ボルトのバ イアスを印加する請求の範囲第1項記載のプラズマ処理システム。 9. プラズマにより処理される基板を配設する処理空間を有する処理チャンバ と、 上記処理空間の少なくとも一部に電気的エネルギを供給して上記基板を処理す るためにプラズマを発生させ、上記処理空間への電気的エネルギの供給を停止し てプラズマを消滅させる電気素子と、 上記電気素子にエネルギを供給してプラズマを発生させ、上記電気素子へのエ ネルギの供給を停止してプラズマを消滅させるプラズマエネルギ源と、 上記処理チャンバ内に、上記基板に近接するとともに物理的に接触しないよう に配設された電極と、 上記電極に接続され、上記電極に選択的にDC電力を供給して上記基板近傍に 電界を形成するDC電源と DC電力制御回路が上記DC電源に接続されて、一連のプラズマ処理の間に上 記電極へのバイアスの印加を選択的に制御し、上記電気素子によってエネルギの 供給が停止される時と略同時に上記電極及び上記基板にDC電力を短時間供給し 、上記基板近傍に上記電界 を形成し、プラズマが消滅してプラズマ内に浮遊する汚染因子となる帯電した粒 子を基板から反発させて基板の汚染を防止するDC電力制御回路と、 を備えるプラズマ処理システム。 10. 上記DCバイアス制御回路は、さらにプラズマが発生しているときは上 記電極に供給されるDC電力の供給を停止して上記電界を消滅させることを特徴 とする請求の範囲第9項記載のプラズマ処理システム。 11. 上記電極と上記DCバイアス電源との間に接続されるスイッチを備え、 上記バイアス制御回路は、プラズマが消滅しているときは、上記スイッチを閉じ て上記電極に短時間バイアスを印加することを特徴とする請求の範囲第9項記載 のプラズマ処理システム。 12. 上記DCバイアス制御回路は、プラズマが発生しているときは、上記ス イッチを開いて上電極板に供給されるDC電力の供給を停止することを特徴とす る請求の範囲第11項記載のプラズマ処理システム。 13. 上記電極は、上記DCバイアス電源の負極端子に接続され、上記基板に 負のバイアス電位を印加して汚染因子となる負に帯電した粒子を反発させること を特徴とする請求の範囲第9項記載のプラズマ処理システム。 14. 上記基板をプラズマにより処理する基板処理方法であって、 基板を処理チャンバ内の処理空間に、上記チャンバ内に配設された電極に電気 的に接続するように装着する工程と、 上記処理空間にプラズマガスを導入する工程と、 上記処理空間の一部及びプラズマガスにエネルギを供給し、プラズマを発生し て上記基板を処理し、プラズマ処理が終了すると続いてエネルギの供給を停止し てプラズマを消滅させる工程と、 上記電極をDC電源に接続するしてDC電力を上記基板に選択的に印加する工 程と、 上記発生されたプラズマへのエネルギの供給の停止と略同時に短時間DC電力 を上記電極及び上記基板に供給し、プラズマが消滅してプラズマ内に浮遊する汚 染因子となる帯電した粒子をバイアスした基板から反発させる工程と、 を有する基板処理方法。 15. プラズマが発生され上記基板が処理されているときは上記電極及び基板 へのDC電力の供給を停止することを特徴とする請求の範囲第14項記載の基板 処理法方。 16. プラズマを発生させて上記基板を処理するときは、基板にRF電力を供 給し、プラズマが消滅したときは上記RF電力の供給を停止し、RF電力の供給 を停止している間、上記基板に短時間バイアスを印加することを特徴とする請求 の範囲第14項記載の基板処理方法。 17. プラズマを発生させて上記基板を処理するときは、上記電極を接地し、 上記基板が上記DCバイアス電源によってバイアスされているときは、上記電極 を接地電位から切り離すことを特徴とする請求の範囲第14項記載の基板処理方 法。 18. 上記DCバイアス電源は、上記電極にスイッチを介して接続され、プラ ズマが消滅したときは上記スイッチを閉じて上記基板にバイアスを印加すること を特徴とする請求の範囲第14項記載の基板処理方法。 19. プラズマが発生されて上記基板が処理されているときは、上記スイッチ を開いて上記基板へのDC電力の供給を停止することを特徴とする請求の範囲第 18項記載の基板処理方法。 20. 上記DCバイアス電源の負極端子を上記電極に接続し、上記基板に負の バイアス電位を印加し、負に帯電した汚染因子となる粒子を反発することを特徴 とする請求の範囲第14項記載の基板処理方法。 21. 上記基板に印加されるバイアス電圧はDC略50乃至1000Vの範囲 内であることを特徴とする請求の範囲第14項記載の基板処理方法。 22. 基板(20)をプラズマにより処理する基板処理方法であって、 基板を処理チャンバ(12)内の処理空間(18)に、電極に接触させずに電 極の近傍に配設する工程と、 上記処理空間にプラズマガスを導入する工程と、 上記処理空間の一部及びプラズマガスにエネルギを供給し、プラズマを発生さ せて上記基板を処理し、プラズマ処理が終了すると続いてエネルギの供給を停止 してプラズマを消滅させる工程と、 上記電極にDC電力を選択的に供給して上記基板近傍に電界を形成する工程と 、 上記発生されたプラズマへのエネルギの供給の停止と略同時にDC電力を上 記電極に短時間供給し、プラズマが消滅してプラズマ内に浮遊する汚染因子とな る帯電した粒子をバイアスした基板から反発させ、基板に直接DCバイアスを印 加することによる有害な影響から基板を保護する工程と、 を有する基板処理方法。 23. プラズマが発生され上記基板が処理されているときは上記電極へのDC 電力の供給を停止し、上記電界を消滅させることを特徴とする請求の範囲第22 項記載の基板処理方法。 24. 上記DCバイアス電源の出力端子にスイッチを接続し、プラズマが消滅 したときは上記スイッチを閉じて上記電極に短時間バイアスを印加することを特 徴とする請求の範囲第22項記載の基板処理方法。 25. プラズマを発生するときは上記スイッチを開いて上記電極へのDC電力 の供給を停止することを特徴とすることを特徴とする 請求の範囲第24項記載の基板処理方法。 26. 上記DCバイアス電源の負極端子を上記電極に接続し、上記電極に負の バイアス電位を印加し、負に帯電した汚染因子となる粒子を反発させることを特 徴とする請求の範囲第22項記載の基板処理方法。
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