JPH11509824A - 硫酸カルシウムベースの粉体原料の処理方法及びその設備、ならびに新しい水硬性結合材(バインダ) - Google Patents

硫酸カルシウムベースの粉体原料の処理方法及びその設備、ならびに新しい水硬性結合材(バインダ)

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JPH11509824A
JPH11509824A JP8532219A JP53221996A JPH11509824A JP H11509824 A JPH11509824 A JP H11509824A JP 8532219 A JP8532219 A JP 8532219A JP 53221996 A JP53221996 A JP 53221996A JP H11509824 A JPH11509824 A JP H11509824A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、水硬性結合材を調製するための、硫酸カルシウムベースの粉体原料の処理方法に関する。この方法は、次のような2つの連続的処理段階を組み合わせることから成る:(a) α種の硫酸カルシウムを大部分として形成するための適切な条件下で220℃〜360℃の間にほぼ含まれている温度まで粉体原料を焼成トンネル(1)内で加熱する段階;(b) かくして加熱した原料に対し、α無水物を安定化させ、もう1つの結晶学的変種に向かうその変化を遮断する目的で低音乾燥ガスを用いて冷却装置(2)内で熱焼入れを施す段階。この方法は、耐火性及び強度の改善された特性をもつ35%以上の重量割合のα無水物を含む新しい水硬性結合材を得ることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 硫酸カルシウムベースの粉体原料の処理方法及びその設備、 ならびに新しい水硬性結合材(バインダ) 本発明は、新しい水硬性結合材を調製するための、天然(石こう)又は合成( スルホジプサム、ホスホジプサム及び同じタイプのその他の副産物)の硫酸カル シウムベースの粉体原料の処理方法に関する。本発明は、方法の利用を可能にす る設備、ならびにこの方法により製造される可能性のある水硬性結合材にも拡大 される。 プラスタを調製するため、複数のタイプの硫酸カルシウム処理方法が提案され てきた。特に、ひとたび硬化した時点で、一般的プラスタに比べはるかに高い機 械特性を示す改良型プラスタ(特として「αプラスタ」と呼ばれる)を調製する ことはすでに可能である。処理の間に起こる現象はほとんど知られておらず、一 般に機械的性能の改善は得られた製品の中に結晶学的α変種が存在することに起 因するものとされているが、それでもこれらの製品中におけるこの変種の割合並 びにそれを安定かつ再現性ある形で得るための条件は正確にわかっていない。 従来、これらの改良型プラスタは、オートクレーブでの湿式焼成段階そしてそ の後に乾燥高温空気流による乾燥高温段階に付すことによって石こうから製造さ れる。焼成は、約10時間約5〜10バールの圧力で飽和蒸気雰囲気内で行なわ れる。 従来の改良型プラスタ製造のこの方法がもつ欠点(使用コストが極めて高い、 再現性が不確実)を補正しようとして、実際に従来の方法の本質的な条件(湿式 焼成とそれに続く高温空気による乾燥)を異なる手段及び技術を利用して再現し ようとするその他の方法が提案されてきた(フランス特許第2.389.855 号、2.445.940号、2.572.721号、米国特許第2.269.5 80号、3.145.980号)。 本発明は、ひとたび硬化した時点で特に、完全浸漬状態での機械的強度及び耐 火性といった顕著な性能の恩恵を受ける、特徴が完全に明らかにされた新しい水 硬性結合材をもたらす新たな処理方法を提供することを目的とする。 本発明のもう1つの目的は、経済的な条件下でこの方法を使用できるようにす る設備を提供することにある。 新しい水硬性結合材を調製するべく硫酸カルシウムベースの粉体原料を処理す るための本発明に従った方法は (a)大半をα種の硫酸カルシウムとして形成するために適切な条件下で水蒸気 の存在下で220℃〜360℃の間にほぼ含まれている温度まで粉体原料を加熱 する段階、 (b)かくして加熱した原料に対し、その中心部において加圧下で射出された低 温乾燥ガスを用い15分未満の時間で150℃だけ冷却することから成る熱焼入 れをほどこす段階、 という2つの連続する段階を組合わせることを特徴とする。 「低温乾燥ガス」というのは、その温度が約50℃未満(好ましくは約20℃ 〜30℃の周囲温度又はそれよりも低い温度)でありかつ水蒸気含有量(ガスの 全質量に対する蒸気質量の割合)が約5%未満好ましくは1%未満であるガスの ことである。 本発明の方法は、硫酸カルシウムを通常の方法で処理して「改良型プラスタ」 を得る場合、得られた製品は実際には、まさにα無水物を含んではいるもののこ の変種がなお少数でありかつもう1つの形の無水物(γ無水物)又は水和物(半 水和物、二水和物)に混合されているような混合物である、という観察事実から 出発して考案されたものである。当該発明人の研究から、これが基本的に、α無 水物のみならずその他の形態をももたらす焼成、そして特に再水和によるその部 分的変換を伴う焼成後の製品の変化、という2つの要因に由来するものであると いうことがわかった。本発明の方法をもたらした基本的な考え方は、既知の改良 型プラスタ内に含有されているものよりもはるかに高いα無水物の重量割合を含 む安定した最終製品を作り出すこと、そしてそのために、熱焼入れによって焼成 終了時に得られた化合物の構造を固まらせることにある。かくして焼成によって 形成されたα無水物のその後の変換が著しく制限されることになる。 焼入れ作業は、焼成によって加熱された原料を6〜12分の時間で100℃未 満の温度まで導くような形で実施される。焼入れ作業は、動いている原料の中の 複数の場所で射出される低温乾燥圧縮空気を用いて実施でき、空気流量は、適切 な冷却速度を得るように調整される。 本発明の好ましい実施形態に従うと、焼成作業の終了時点で、加熱された原料 は上部レベルからそれが振動によって層状に前進させられる下部レベルまで雨の ように送られ、焼入れ作業は、一方では上部レベルと下部レベルの間で雨のよう に落ちる原料カーテン上に第1の低温乾燥空気流束を送ることによって、又他方 では下部レベルへと前進中の材料層の中心部で低温乾燥空気流束を射出すること によって実施される。 前述の方法によって得られる新しい水硬性結合材は、α無水物の重量割合が3 5%以上で特に40%と65%の間に含まれている硫酸カルシウムのα無水物と バッサナイトの安定した混合物であり、この混合物は、α無水物をきわめてわず かしか又は全く含んでいない。 この混合物の組成及びそのα無水物の高い割合は、特に以下のような、結合材 凝固により得られる製品の顕著な特性を条件づけしている:すなわち、 ―耐火性:NF規格P92−507に従ってカテゴリMOに分類される可燃性、 ―圧縮強度:250〜300バール ―曲げ強度:55〜70バール。 これらの性能は、その一部分が、α無水物の可溶性と結合材の使用に際して急 速かつ均等な沈殿をもたらすこの変種で得られるさらに高い比表面積(6m2/ g前後)に起因する。又、本発明に従った結合材に従来の充てん材を混入するこ とによって得られる製品が、既知の改良型プラスタで得られる類似製品よりもは るかに高い、水中浸漬状態での顕著な機械強度を呈することがわかる、という点 にも留意すべきである。 従って、本発明の基本的な発明性ある概念は、製品のα無水物の割合を増大す ることであり、利用された基本的手段は、焼入れを用いて、焼成後の製品の変化 を制限することから成るものであった。このα無水物の割合をさらに増大させる ために、当該発明人は、焼成後にこの変種ができるかぎり多く得られるような形 で焼成作業を最適化することに専念した。 以下のような使用条件が最良の結果を提供すると思われる:すなわち予め原料 の含水率を制御し、場合によってはこの率をほぼ12%〜25%の間の値に調整 する;このとき、焼成作業は、原料により放出された水蒸気の少なくとも一部分 を含有する封じ込められた気体雰囲気内で撹拌された層状に前進させるべく粉体 原料を導くこと及び原料層の上の気体温度を400℃と500℃の間の値まで上 昇させ材料の中心部における平均温度を250℃以上300℃未満の値にするの に適した条件下で全体を加熱することにより実施される。特に、加熱は原料層の 上に配置された赤外線放熱体を用いて行なわれ、かかる放熱体の発熱出力は、層 の上の気体温度及び原料の中心部の温度の適切な値を得るために原料層の前進速 度との相関関係にて調節されている。 これらの使用条件は、長い間にわたる試行錯誤及び試験の後、実践的な形で規 定されたものである。これらの作動条件のおかげで最高の結果が得られる理由は 、以下の点にある:すなわち、その他の変種の不在下でα無水物を生成するため には、原料層の中心部の温度が250℃〜300℃であることが理想的である; 抽出された水蒸気は、温度がその臨界点(365℃)よりも高いさらに高温の大 気内での原料層の上に、抽出水蒸気が放出される:すなわち、この水蒸気はきわ めて急速に超臨界圧に達し、そのため、原料の再水和及び表面変化が回避され( 又は制限され)かくして焼成の終了時点でα無水物の割合はひじょうに高くなる( ただし、焼入れ前の採取物は直ちに変化することから精確な割合を示すことはで きない)。最終的水硬性結合材内で観察されるバッサナイトの割合は、基本的に 、焼入れの始めに発生するα無水物の或る程度の変換に由来する;この現象は、 処理中の温度プロフィールを検討することによって実証できた:すなわち、実際 に、α無水物からバッサナイトへの発熱変換反応によってしか説明のつかない焼 入れ当初の原料の温度のわずかな上昇(15℃〜20℃)が観察される;しかし ながら、この変換は、α無水物を安定化する焼入れによってきわめて急速に阻止 される。その上、焼入れは、α無水物からγ無水物(不溶性又はわずかに可溶性 )への変化を完全に阻止すると思われ、γ無水物は最終製品中に微量状態でしか 見い出されない(この変種を高い割合で有する既知の結合材とは異なる)。 本発明は、前述の方法を使用できるようにする設備にも適用されている。この 設備は、組合わせた形で、上流端及び下流端をもつ焼成トンネル、前記焼成トン ネルの上流端の原料供給手段、焼成トンネル内に並置され原料を収納できる長手 方向シュート、シュート内に挿入され、その中に含まれた原料ブロックを分割す るように適合された形の熱伝導材料製コーム、上流端から下流端に向かって原料 を前進させるように適合された前記シュートの振動用の調節可能な手段、焼成ト ンネル内のシュートの上に位置づけされた出力調節可能な加熱手段特に放熱体、 上流端及び下流端をもち焼成トンネルに対し下位レベルにある冷却装置、原料を 収納するため冷却装置内に延びている細長い形の槽上流端から下流端に向かって 原料を前進させるように適合された前記槽の振動用の調節可能な手段、焼成トン ネルの下流端から冷却装置の上流端内への重力による原料通過用手段、前記通過 手段のレベルでの乾燥低温圧縮空気の射出手段(21)、冷却装置内への乾燥低 温圧縮空気の射出手段、及び冷却装置の下流端での原料排出手段を含んで成る。 本発明のその他の特徴、目的及び利点は、添付図面を参考にした以下の記述か ら明らかになると思われる: ―図1は、本発明に従った処理設備の実施形態の概略的斜視図である。 ―図2は、その側面図である。 ―図3は、その平面AA’を通る横断面図である。 ―図4は、平面BB’を通る焼成トンネルの1段の横断面図である。 ―図5は、折れ線に沿った焼成トンネルの1段の縦断面図である。 ―図6は、焼成トンネルの1段から下位段への通過手段の詳細斜視図である。 ―図7は、焼成トンネルから冷却装置への重力による材料の通過を可能にする手 段及び低温乾燥圧縮空気の射出手段の詳細図である。 ―図8は、特に冷却装置及びその圧縮空気射出用傾斜路を示す部分縦断面図であ る。 一例として図に表わされた処理設備は、硫酸カルシウムベースの粉体原料から 改良型水硬性結合材を調製することを可能にする。 この設備は基本的に、一方では2つの連続段の間で下に向かう垂直方向のずれ を伴って互いに続いて配置された複数の段1a、1bから成る上部焼成トンネル 1を、そして他方では下部冷却装置2を含んで成る。 焼成トンネルの各段は、トンネルを側面、下面そして前方では2つの段の間で 閉じている3といったような耐熱性ある絶縁壁により構成されている(図3、4 、5)。これらの壁は管状フレーム4により支持されている。 粉体原料を収納し焼成トンネルの上流端(その上部部分に対応する)からその 下流端(その下部部分に対応する)まで原料を誘導するために、トンネルの中に は長手方向シュート5が配置されている。これらの並置されたシュートは、バネ 式システム7といったような弾性手段上に取りつけられこれらのシュートに対し て調節可能な振幅及び振動数の振動を伝達することを可能にする調節可能な振動 手段に連結されたサポート6によって支持されている。 例として、調節可能な振幅及び振動数を持つタイプの振動装置8が、「サイレ ントブロック」タイプの弾性ブロックを介してフレーム4上に側方に固定されて いるトラス枠材9に結びつけられている。振動装置は、枠材9、サポート6、シ ュート5のアセンブリに振動を加え、振動による粉体原料の前進を確保する。2 つの段の間で、シュート5は、1つのシュート段から下位段へ原料を重力により 通過させる手段の役目を果たす、垂直な又は非常に傾斜した部分11によって延 長されている。 当然のことながら、その他のあらゆる振動システムを具備することが可能であ り、特にシュート6のサポートに直接振動を加えるための(枠材9が無い場合) 焼成トンネルに沿って分布した複数の振動装置が考えられる。 シュートは、原料ブロックを局所的に分割し伝導により原料の中心部に熱をも たらす目的で、熱伝導性材料でできた12といったようなコームを内含している 。シュートに沿って分布したこれらのコームは、側方シュートの側板上に固定さ れた横架材13によって支持されている。シュートの上段1aにはコームを備え なくても良い。 さらに、焼成トンネルは、各々シュートの幅全体を照射する形でシュートの上 に横方向に配置されている14といった赤外線加熱用放熱体を含んでいる。互い の近くに設置されたこれらの放熱体は、焼成トンネルの中に配置された従来のタ イプの(図示せず)温度プローブに結びつけられた発熱出力調節手段に連結した 電源を備えている。シュートの下位段1eは放熱体を有していない。放熱体の数 及びその出力は、トンネル内のガスの温度を400℃〜500℃の間の値まで高 めそれを維持できるようにし、かつ原料の中心部の平均温度を250℃〜300 ℃の間の値にするような形で規定される。望ましい温度の精確な調節は、原料の 前進速度と相関関係をもたせて放熱体の発熱出力を調節することによって得るこ とができる。 焼成トンネルの上流端の上には、この上流端の近くでトンネル内の高温ガスを 採取し、それをホッパー内に収納された原料に向かって移送することのできる手 段によって予熱される原料供給用ホッパ15が具備されている。例としては、こ れらの手段は、非常に単純に、ホッパー15内に通じかつトンネルの上位段1a に沿って分布した3つの口を通ってこの上位段で高温ガスを採取する導管16で 構成されている。 なお、冷却装置2は、上述の焼成トンネルの下に配置されている。 この装置は、バネ式システム19といったような弾性手段を介して横架材18 により支持されている細長い形の槽17を含んで成る。これらの横架材18は、 フレーム4と一体化されている。これらの手段は、槽がその上流端17aから下 流端17bに向かってわずかに傾斜するような形で配置されている。振動装置8 と同じタイプの振動装置20により、振幅及び振動数を調節できる状態で槽に振 動を加えることができる。 槽17の上流端は、粉体原料が傾斜路26の上で前記シュートから槽の中に落 ちるような形で焼成トンネルの段1eのシュートを超えて延長させられている。 このレベルで、装置には、槽の中に雨のように落ちる原料カーテンに向って、低 温乾燥圧縮空気の射出手段21が備わっている。この原料カーテンが、焼成トン ネルの高温空気を遮断し冷却装置内へのこの空気の通過を回避するのに充分な栓 を生み出しているという点に留意されたい。逆に、高温空気は、下流から上流へ の焼成トンネルの上昇幾何形状、下位段の中のさらに低い温度そして上位段1e でのガスの採取が有利に作用する状態で、自然のドラフト効果によって、焼成ト ンネルの中をその下流端からその上流端まで再上昇する傾向をもつ。かくして、 焼成トンネルの中で、ガスは粉体原料との関係において、逆方向に循環し、この ため、固体/気体の交換が増大することになる。 冷却装置内を通過する際に粉体原料が受ける熱焼入れは、槽17内で動く原料 層内に低温乾燥空気流束を射出することによって完成する。 このため、図8に示されているように、圧縮空気射出用傾斜路22が原料層の 中心部まで下降するような形で槽の中に配置されている。これらの傾斜路は、原 料の移動方向に傾斜し、原料を動かすのに寄与する(低温空気流内の粒子の或る 種の懸濁を導く現場での撹拌、上流から下流への全体の前進)。これらの傾斜路 は、共通の圧縮空気供給源に連絡された導管網23により供給を受けている。 前述の射出手段は、空気/固体の優れた熱交換及び優れた焼入れ効率を得るこ とを可能にする。実際には、低温乾燥圧縮空気の流量は、焼成トンネルの出口の 250℃〜300℃の間の値から冷却トンネルの出口での100℃未満の値まで 原料を冷却できるように調整され、冷却時間は約6分〜10分の間である。 抽出用スクリューコンベア25が備わったホッパー24といった排出手段によ り、処理後の原料の収集が可能となる。 記述した設備は、焼成トンネルの中で硫酸カルシウムのα無水物の形成を優先 させ(γ形態はここではほとんど存在していない)冷却装置内で実施される熱焼 入れのおかげで焼成からくる製品の変化を制限することによって、硫酸カルシウ ムから新しい水硬性結合材を製造することを可能にする。 以下の実施例においては、原料は、0.5mm未満の粒度の粉末を提供するよう に粉砕されたモロッコ産のホスフォジプサムであった。この粉末は、20%の含 水率を呈していた。 焼成トンネルの放熱体14の出力及び振動装置8の振動定格は、焼成トンネル 内で粉末が約12分滞留しガスの平均温度が約480℃で原料中心部の平均温度 が250℃となるように調節される。この熱処理により、原料の脱水、そして放 出水蒸気の一部分を含む加熱された気体雰囲気中では前記原料の大部分の硫酸カ ルシウムα無水物への変換が確保される。 一方では焼成トンネルから冷却装置内へ落ちる粉末カーテン上に射出された、 そして他方では傾斜路22を通って射出された圧縮空気は、1%未満の湿度及び 25℃の温度を呈していた。空気流量は、焼成トンネルの出口にある粉末が10 分以内に冷却装置内で周囲温度まで冷却されるような形で調整された。 温度プロフィールを分析すると、製品の或る種の発熱性再水和作用に起因する (冷却トンネルの始めでの)約20℃の温度上昇を確認することができる。しか しながら、この再水和作用は焼入により非常に急速に遮断され、冷却装置の出口 において、製品は以下のような組成を示す: ― 硫酸カルシウムα無水物(可溶性無水物):50重量%、 ― バッサナイト:50重量%、 ― 硫酸カルシウムγ無水物(不溶性無水物):微量のみ。 この組成は、重量熱分析、回折計分析、X線分析、赤外線分光測定法といった 分析により実証された。 製品の比表面積は窒素吸着(B.E.T.法)により測定され、読取り値は5.9 6m2/gである(約1m2/gであるセメントのものと比較のこと)。 火力発電所の脱硫生成物から製造されたドイツ産の既知の改良型プラスタの標 本についても同じ分析を行なった。これらの改良型プラスタについて得られた結 果は以下のとおりである: ― 硫酸カルシウムα無水物:8% ― バッサナイト:37重量% ― 硫酸カルシウムγ無水物:55% 測定された比表面積は、3.64m2/gであった。 本発明に従った結合材の高い比表面積及びその可溶性α無水物の大きい割合は (充てん材の不在下又は存在下での)この結合材の凝固により製造される製品に 対し、顕著な機械的長所及び耐火性を与える。 かくして、以上で記した本発明に従った結合材の凝固により得られた製品(充 てん材無し)は、NF規格P92−507に従った可燃性試験に付された(0. 30m/0.40mの供試体を一定した熱源の放射に付した)。この規格に規定 されている4つの指数(引火指数、発達指数、最大炎長指数、燃焼力指数)を測 定することにより、規格が定めている6つのカテゴリのうちの最も性能の高いカ テゴリMO内に製品を分類することが可能となった。 さらに、規格に従った強度試験は、以下のような結果を示した: ― 圧縮強度:280バール ― 曲げ強度:65バール その上、浸漬状態での定性試験は、製品がこの状態で優れた強度品質を保つこ とを示した。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. α無水物の重量割合が35%を超えるα無水物とバッサナイトの安定した 混合物を含む水硬性結合材を調製するための、天然又は合成硫酸カルシウムベー スの粉体原料の処理方法において、 (a) α種の硫酸カルシウムを大半として形成するための適切な条件下で水蒸 気の存在下で220℃〜360℃の間にほぼ含まれている温度まで粉体原料を加 熱する段階、 (b) かくして加熱した原料に対し、その中核部で加圧下で射出された低温乾 燥ガスを用い15分未満の時間で150℃だけ冷却することから成る熱焼入れを ほどこす段階、 という2つの連続する処理段階を組合わせることを特徴とする方法。 2. 焼入れ作業(b)は、原料で6〜12分の間の時間で100℃未満の温度 に導くような形で実施されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の処理方 法。 3. 焼入れ作業(b)は、移動中の原料内の複数の場所に射出される低温で乾 燥した圧縮空気を用いて行われ、空気流量は、適当な冷却速度を得るように調整 されていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項のいずれか1項に記載 の処理方法。 4. 作業(a)の終了時点で、加熱された原料は上部レベルからそれが振動に よって層状に前進させられる下部レベルまで雨のように送られ、焼入れ作業(b )は、一方では上部レベルと下部レベルの間で雨のように落ちる原料カーテン上 に第1の低温乾燥空気流束を送ることによって、又他方では下部レベルへと前進 中の材料層の中心部で低温乾燥空気流束を射出することによって実施されること を特徴とする請求の範囲第3項に記載の処理方法。 5. 予め原料の含水率を制御し、場合によってはこの率をほぼ12%〜25% の間の値に調整すること、そして焼成作業(a)は、原料により放出された水蒸 気の少なくとも一部分を含有する封じ込められた気体雰囲気内で撹拌された層状 に前進させるべく粉体原料を導くこと及び原料層の上の気体の温度を400℃と 500℃の間に含まれた値まで上昇させ材料の中心部における平均温度を250 ℃以上300℃未満の値にするのに適した条件下で全体を加熱することにより実 施されることを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の処 理方法。 6. 作業(a)の加熱が原料層の上に配置された赤外線放熱体を用いて行われ 、かかる放熱体の発熱出力は、一方では層の上の気体温度又他方では原料の中心 部の温度の適切な値を得るために原料層の前進速度との相関関係にて調節されて いることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の処理方法。 7. 焼成作業(a)中、原料は振動により並列されたシュート(5)の中を前 進するように導かれ、これらのシュート内には、原料層を分割し、この材料の中 心部における伝導により熱の供給を確保する目的で熱伝導材料製のコーム(12 )が挿入されていることを特徴とする請求の範囲第5項又は第6項のいずれか1 項に記載の処理方法。 8. 焼成作業(a)中に、シュート内を前進する原料は、何度もシュートの一 つの段から下位シュートの1つの段まで雨のように落ちるように導かれ、高温気 体の一部分は原料の予熱に役立つよう高い部分で回収されることを特徴とする請 求の範囲第7項に記載の処理方法。 9. 水硬性結合材を調製するために請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項 に記載の方法を利用するための、天然又は合成の硫酸カルシウムといった粉体の 形を呈する原料の処理用の設備において、組合わせた形で、上流端及び下流端を もつ焼成トンネル(1)、前記焼成トンネルの上流端の原料供給手段(15)、 焼成トンネル内に並置され原料を収納できる長手方向シュート(5)、シュート 内に挿入されその中に含まれた原料ブロックを分割するように適合された形の熱 伝導材料製コーム(12)、上流端から下流端に向かっての原料の前進を生み出 すように適合された前記シュートの振動用の調節可能な手段(8、9)、焼成ト ンネル内のシュートの上に位置づけされた調節可能な出力の加熱手段(14)、 上流端及び下流端をもち焼成トンネルに対し下位レベルにある冷却装置(2)、 原料を収納するため冷却装置内に延びている細長い形の槽(17)、上流端から 下流端に向かっての原料の前進を生み出すように適合された前記槽の振動用の調 節可能な手段(20)、焼成トンネルの下流端から冷却装置の上流端内への重力 による原料通過用手段(26)、前記通過手段のレベルでの乾燥低温圧縮空気の 射出手段(21)、冷却装置内への乾燥低温圧縮空気の射出手段(22、23) 、及び冷却装置の下流端での原料排出手段(24、25)、を含んで成ることを 特徴とする設備。 10. 焼成トンネルが複数のシュート段(1a−1e)及び、1つのシュート 段から下位シュート段まで原料を重力により通過させる手段(11)を含んで成 ることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の設備。 11. シュート(5)は、弾性手段(7)上に取りつけられ調節可能な振動振 幅及び振動数をもつタイプの振動手段に連結されたサポート(6)によって支持 されていることを特徴とする請求の範囲第9項又は第10項のいずれか1項に記 載の設備。 12. 焼成トンネル手段には、この焼成トンネル内に配置された温度プローブ に結びつけられた発熱出力調節手段に連結された電源をもつ赤外線放熱体(14 )が含まれていることを特徴とする請求の範囲第9項、10項又は11項のいず れか1項に記載の設備。 13. 焼成トンネルの上流端近くに、予熱を目的として供給手段(15)の中 に収納された原料に向かって気体を移送する手段に結びつけられた気体採取手段 (16)が含まれていることを特徴とする請求の範囲第9項、11項又は12項 のいずれか1項に記載の設備。 14. 冷却装置内への圧縮空気射出手段には、前記槽内に配置された空気射出 傾斜路(22)が含まれていることを特徴とする請求の範囲第9項〜第13項の いずれか1項に記載の設備。 15. α無水物の重量割合が35%を上回る、α無水物とバッサナイトの安定 した混合物を含んで成ることを特徴とする、硫酸カルシウムベースの水硬性結合 材。 16. α無水物の重量割合が40%と65%の間に含まれていることを特徴と する請求の範囲第15項に記載の水硬性結合材。 17. 凝固後に、 ― 耐火性:NF規格P92−507に従ってカテゴリMOに分類される可燃性 、 ― 圧縮強度:250〜300バール ― 曲げ強度:55〜70バール といった特性を導く、請求の範囲第16項に記載の水硬性結合材。
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