JPH11508976A - 強化、粒子充填、およびフィブリル化されたptfeウエブ - Google Patents

強化、粒子充填、およびフィブリル化されたptfeウエブ

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JPH11508976A JP9505799A JP50579997A JPH11508976A JP H11508976 A JPH11508976 A JP H11508976A JP 9505799 A JP9505799 A JP 9505799A JP 50579997 A JP50579997 A JP 50579997A JP H11508976 A JPH11508976 A JP H11508976A
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ブイ. バルシモ,ウイリアム
アール. ホワイト,ロイド
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 強化スクリムを部分的に内部に埋没させた粒子充填フィブリル化ポリテトラフルオロエチレンウエブを含む複合物品が説明される。強化されたウエブは、機械的応力に対する優れた強度を示す。

Description

【発明の詳細な説明】 強化、粒子充填、およびフィブリル化されたPTFEウエブ 発明の背景 A.発明の分野 本発明は、強化不織布スクリムが少なくとも部分的に内部に埋め込まれた多孔 質の、粒子充填およびフィブリル化されたポリテトラフルオロエチレンウエブを 説明する。強化されていない非強化ウエブと比べて、この強化ウエブは、変形も 起こさずにより大きな圧力降下に耐えることができ、様々な機械的応力に対して より大きな強度を示す。 B.従来技術 不織布繊維のウエブが、圧縮、融解、溶融押し出し、エアーレイド、スパンボ ンド、機械的にプレスされる、または相分離工程から得ることができる粒子充填 された不織布繊維の物品は、分離科学に有用なものとして開示されている。吸着 粒子を内部に分散させた不織布ウエブのウエブ製品は、例えば、人工呼吸装置、 保護衣類、流体保持物品、油および/または水を拭くもの、およびクロマトグラ フィおよび分離物品として有用であるとして開示されている。被覆無機酸化粒子 も、このようなウエブの網目に絡まされている。リガンド(生物的活性材料を含 む)と共有反応性のある粒子を絡ませたこのようなウエブも、最近開発されてい る。 粒子材料を充填、または閉じこめたPTFEの多数の例が、多くの分野で知ら れている。導電性材料で充填したPTFEの数多くの用途が知られている。これ らには、回路基盤、油漏れセンサ、絶縁体、半浸透性ウエブ、および様々なタイ プの電極を含む。その他の このような組み合わせは、ガスケット、または密封材料、および湿式摩擦材料と して使用されている。その他は、構造的要素および電子的要素としての用途での 高強度PTFEフィルム、およびウエブを製造するために使用されている。この 粒子が、触媒特性を有する場合、このタイプの組み合わせは、都合良く扱うこと ができる形となる。米国特許第4,153,661号は、中でも、絶縁体や半浸 透性ウエブで有用となる絡み合ったPTFE小繊維群の母材に分配された様々な 粒子を開示する。 金属がPTFE母材内に閉じこめられないPTFEおよび金属の数多くの組み 合わせも知られている。これらには、金属、および金属の孔にフィブリル化され たPTFE網を有する金属母材で完全に、または部分的に被覆されたPTFEウ エブを含む。金属充填材を有するPTFEパウダーは、バッテリ電極として、青 銅軸受上に被覆された自己潤滑層として(ペースト状で)使用されている。金属 フィルムや、板上に被覆されたPTFEフィルムもまた知られている。 フィブリル化されたPTFEウエブを準備する方法は、例えば、米国特許第4 ,153,661号、4,460,642号、および5,071,610号で説 明されている。 但し、このような粒子充填およびフィブリル化されたPTFEウエブの物理的 特性は、若干制限されるものである。これらは、変形を起こさずに高圧力降下に 耐えず、例えば、流体流、張力、機械的衝撃、および摩擦によって起きる機械的 応力に対する強度に乏しい。 発明の開示 ある態様では、本発明は、複合物品、好ましくは内部に閉じこめられた粒子、 およびウエブ内に少なくとも部分的に埋め込まれた不織布スクリムを有する多孔 質のフィブリル化されたポリテトラフル オロエチレン(PTFE)ウエブを含む分離科学媒体を提供する。このウエブ、 スクリム、および物品全体はすべて浸透性である。 他の態様では、本発明は、内部に閉じこめた粒子を含むフィブリル化されたP TFEウエブを提供し、強化手段(すなわちスクリム)が少なくとも部分的にウ エブ内に埋め込まれるように不織布スクリムをウエブに圧縮接合させるステップ から成るこの物品の製造方法を提供する。 特に指示されない限り、次の定義をここでは適用する。 「スクリム」は、その繊維群が規則的な形状パターンのものではなく、重合体 、ガラス、および金属製などである不織布ウエブを意味する。 「部分的に埋め込まれた」(強化手段と関連して使用される場合)、強化手段 は、(a)強化ウエブが、縁から見たときに強化手段の95%まで、好ましくは 90%まで、さらに好ましくは75%まで、最も好ましくは50%までしか見せ ないように、強化手段が圧縮接合されるウエブ内に少なくとも部分的に押し込ま れ、(b)少なくとも部分的にウエブに機械的に絡ませられることを意味する。 例えば、このような強化ウエブは、折曲げることができるが、非強化ウエブの場 合は、折曲げが行われると破滅的な損傷を受ける。 フィブリル化されたPTFEウエブ内に強化手段が埋め込まれると、機械的強 度と、ウエブに圧力降下がかけられた場合の変形に対する耐性とをウエブに持た せる。このような強化手段を使用することによって、達成するのが不可能でない 限り、かって難しかった構造にでもウエブが形成されるようにすることができる 。 本発明の複合物品で使用される強化手段は、少なくとも若干多孔性、好ましく は非常に多孔性(すなわち、少なくとも50%のボイド)であるので、フィブリ ル化されたPTFEウエブの多孔性をあ まり妨げない。この強化手段は、フィブリル化されたPTFEウエブ内に少なく とも部分的に埋め込まれる。PTFEのフィブリルは、強化手段に実際に接着す る、またはそれと機械的に絡まった状態となるようである。これは、次の図を参 照することによってさらに示される。 図面の簡単な説明 第1図は、重合体スクリーンで強化され、フィブリル化されたPTFEウエブ の走査型電子顕微鏡写真(SEM)である。 第2図は、スクリーンをウエブから部分的に取り去った第1図の強化ウエブの SEMである。 第3図は、第2図の強化ウエブをより拡大した図を提供するSEMである。 第4図は、第3図の強化ウエブの1本のスクリーンの糸のSEMである。 第5図は、重合体スクリムで強化され、フィブリル化されたPTFEウエブの SEMである。 第6図は、スクリムをウエブから部分的に取り去った第5図の強化ウエブのS EMである。 第7図は、第6図の強化ウエブをより拡大した図を提供するSEMである。 第8図は、第7図の強化ウエブの1本のスクリム繊維のSEMである。 発明を実施するための最良の形態 第1図は、スクリーン14が部分的に内部に埋め込まれた粒子充填フィブリル 化PTFEウエブ12から成る強化ウエブ10のSE M(60倍)を示す。この特定の実施例では、フィブリル化されたPTFEウエ ブ12は、活性炭粒子を閉じ込める。形状に関係なく、不織布重合体ウエブ内に 閉じ込めることができる任意の粒子が、本発明の強化されて、フィブリル化され たPTFEウエブに使用できる。有用な粒子の典型例には、米国特許第4,15 3,661号、4,460,642号、5,071,610号、5,209,9 67号、および5,354,603号で記載されたものを含む。特に有用な粒子 材料には、活性炭、シリカ、誘導シリカ、ジルコニア、誘導ジルコニア、ポリ( スチレン−ジビニルベンゼン、ガラスのビーズ、およびバブル、キチン等を含む 。(「誘導」は、化学的成分が粒子に共有結合されていることを意味する。この特 定の実施例では、スクリーン14は、NitexTM37ナイロン(イリノイ州、 ローリングメドウズ市、TETKO,Inc.社)である。任意の多孔質のスク リーンが強化手段として使用できるが、非常に目の細かいものは、ウエブの多孔 性を妨げ、流れおよびチャネリングに対する好ましくない抵抗の原因となる。ス クリーン14は、当業者には周知の標準加圧接合技術によって、随意に上昇温度 下で、ウエブ12内に押し込むことができる。 第2図は、スクリーン14を部分的に取り去ったフィブリル化されたPTFE ウエブ12のSEM(15倍)を示す。このスクリーンパターンは、ウエブ12 内にはっきりと見ることができる。 第3図は、第2図に示されたものをさらに拡大したSEM(35倍)を示す。 再度、スクリーン14のパターンは、ウエブ12内にはっきりと見ることができ る。 第4図は、スクリーン14がウエブ12から部分的に取り去られた後もスクリ ーン14に接合されているウエブ12(第1〜3図の)のPTFEのフィブリル のSEM(500倍)を示す。このフィブ リル群16は、スクリーン14の糸に機械的に絡まった、または接着した状態と なるが、スクリーン14はウエブ12内に埋め込まれていることは容易に分かる 。 第5図は、スクリム24を部分的に内部に埋め込んだ粒子充填フィブリル化P TFEウエブ22から成る強化ウエブ20のSEM(250倍)を示す。本実施 例では、フィブリル化されたPTFEウエブ22は、シリカを閉じ込めるが、上 述のように、様々な他の粒子が使用できる。本実施例では、スクリム24は、例 えば、AMOCO Fabrics & Fibers Co.社(ジョージア 州、アトランタ市)から入手できる不織布ポリプロピレンウエブである。但し、 任意の多孔質スクリムが、強化手段として使用できる。 第6図は、スクリム24が部分的にそれから引き離されたフィブリル化された PTFEウエブ22のSEM(35倍)を示す。このスクリムパターンは、ウエ ブ22内ではっきり見ることができる。 第7図は、第6図に示されたものをより拡大したSEM(150倍)を示す。 PTFEフィブリル群26は、スクリム24がウエブから取り外されるときウエ ブから引き離された状態で見ることができる。 第8図は、第7図で示されたものをより拡大したSEM(330倍)を示す。 フィブリル群26内に閉じ込められたシリカ粒子28は、はっきり見える。再度 、このウエブ群26は、スクリム24の繊維群に機械的に絡まった、または接合 した状態となるが、スクリム24は、ウエブ22内に埋め込まれていることは容 易に分かる。 意外にも、我々は、フィブリル化されたPTFEウエブが分離科学媒体として 使用される場合、不織布スクリムがこのようなウエブ の優れた強化手段となることを発見した。これは、スクリーンと違って、スクリ ムは、チャネリングに都合の良い、規則的な通路を提供しないので、本当である と思われる。さらに、スクリムそれ自体は、スクリーンが埋め込まれるのと同じ ぐらいの深さまでフィブリル化されたPTFEウエブ内に埋没しない。故に、大 部分のウエブは、スクリムの外部表面下にある。このようなスクリム保護ウエブ は、ひだとり機に固執することなく折曲がることが観察されているので、スクリ ーン保護ウエブのようには、容易に破れない。 活性粒子が内部に閉じ込められるウエブを製造するためには、水性PTFE分 散液から始める。この白濁分散液は、水中に浮遊させた約20%から70%(重 量で)までの範囲の微小PTFE粒子を含む。これらのPTFE粒子の主要部分 は、0.05から約0.5μmまでの大きさの範囲にある。市販の水性PTFE 分散液には、継続した懸濁を促進する界面活性剤や安定剤などの他の成分を含有 しても良い。このような市販分散液の例には、TeflonTM30、30B、お よび42(デラウエア州、ウイルミントン市のDuPon de Nemour s Chemical Corp.社)を含む。TeflonTM30および30 B分散液は、約59%から61%(重量で)までの範囲のPTFE固体と、約5 .5%から6.5%(PTFE樹脂の重量に基づく重量で)までの範囲の非イオ ン湿潤剤、典型的にはオクチルフェニル・ポリオキシエチレン、またはノニルフ ェニル・ポリオキシエチレンとを含む。 TeflonTM42分散液には、約3 2%から35%(重量で)までの範囲のPTFE固体を含み、湿潤剤を含まない (但し、蒸発を防止するための有機溶剤の表面層を含む)。 粒子充填フィブリル化PTFEウエブは、パテ状稠度を尚も維持しつつも固体 の収着容量に接近、または好ましくは上回るのに十分 な油剤内で、所望の反応性粒子を水性PTFE懸濁液に混合することによって、 米国特許第4,153,661号、4,460,642号、および5,071, 610号のいずれかに記載された方法で準備されるのが好ましい。このパテ状固 まりは、次に好ましくは40℃と1,000℃との間の温度で激しく混合されて 、PTFE粒子の初期フィブレル化を起こさせる。その結果として得られるパテ 状固まりは、次に、剪断作用がPTFEをフィブリル化させて、粒子を網の目に 絡ませ、所望の厚みの層が得られるまで、ローラ間のギャップを徐々に狭くして (少なくとも水分を維持しながら)、反復的および二軸方向に圧延される。ウエ ブ物品の形成後に有機溶剤抽出法によって、または水洗浄によって残留界面活性 剤、または湿潤剤を除去することが、一般に望まれる。その結果、得られるウェ ブは、次に乾燥される。このようなウエブは、好ましくは0.1から0.5mm までの範囲の厚みを有する。一般に0.05から10mmまでの範囲の厚みを有 するウエブ物品が有用である。 複数枚の粒子層を有するウエブ物品が望まれる場合、成分層それら自体は、互 いに積層されて、独立した層のPTFEフィブリル群が隣接ウエブの境界面で絡 み合わされる一体の複合物を形成するまで圧延される。これらの多層ウエブは、 粒子の隣接層間での境界混合をほとんど示さない。多層物品は、好ましくは0. 1から10mmまでの範囲の厚みを有する。 このようなウエブ物品内のボイドの大きさおよび体積は、米国特許第5,07 1,610号で説明されるように製造時に油剤レベルを調節することによって制 御できる。ボイドの大きさおよび体積の両方とも、製造時に存在する油剤量に比 例して変化するので、様々な大きさの粒子を閉じ込めることができるウエブが可 能である。例えば、油剤量を、少なくとも3%(重量で)から200%(重量で ) までの粒子の油剤収着容量を上回る点まで増すと、少なくとも90%のボイドが 3.6μm未満の大きさとなる0.3μmから5.0μmまでの範囲の平均ボイ ドサイズを提供することができる。この方法は、内部の網目に絡ませた複数種の 反応性粒子を有するウエブ物品を製造するのに使用できる。粒子がその内部に閉 じ込められるウエブを形成するPTFEは、PTFEおよび油剤がもうすでに予 備混合されている(例えば、DuPont de Nemoursから入手でき るTeflonTM30、または30B)樹脂懸濁液の形で得ることができる。こ の懸濁液に、水、アルコール水溶液などの水をベースにした溶剤、またはケトン 、エステル、およびエーテルなどの容易に除去できる有機溶剤の形で追加的油剤 を添加して、上述の所望割合の油剤および粒子を得ることができる。 本発明で有用な活性粒子(すなわち、溶質との化学反応、または収着、または 伝導などの機能を果たすもの)には、不織布繊維母材内に固定されることができ る任意の粒子を含む。典型的な収着粒子には、これらに限定されるものではない が、活性炭、シリカ、誘導シリカ、ジルコニア、誘導ジルコニア、イオン交換樹 脂、内位添加スチレンジビニルベンゼン、およびキチンを含む。銀被覆ガラス球 などの伝導粒子も使用できる。粒子材料は、規則的(平面状、球状、立体状、棒 状、または繊維状など)、または不規則的な形状のものでも良い。有用な粒子の 平均径は、0.1から100μmまでの範囲内、好ましくは0.1から50μm までの範囲内、最も好ましくは1から10μmまでの範囲内である。そのような 粒子は、ウエブ物品に直に組み込むことができる。 粒子は、一般に、ウエブ物品内に均一に分配されるが、粒子の組み合わせを含 む母材が、準備されることも可能である。代わりに、異なる粒子を含む層は、粒 子の性質の異なる複数の薄層を有する1 枚の母材に圧延することができる。このような多層複合物品は、最小の境界混合 (粒子の性質の異なる様々な薄層間での)を示し、各層を通じて良好な均一性を 維持する。異種であっても、同種であっても、この種の物品は、これらのウエブ がクロマトグラフィ、または分離用途で使用される流体から除去されるべき1つ 以上の化学種を選択的に吸着、またはそれらと反応させることができる。 ウエブ物品の総粒子含有量は、約97%(重量で)までの範囲を変化させるこ とができるが、80から95%(重量で)までの範囲の粒子量が、より安定した ウエブ物品となる傾向がある。網目に絡ませるフィブリル群は、閉じ込め、また は接着によって、母材内に、絡み合わされた粒子を保持し、それらの絡み合わさ れた粒子が脱落するのを防ぐ。 本発明のウエブ物品は、好ましくは少なくとも10%(重量で)の量の活性粒 子を含み、より好ましくは少なくとも50%(重量で)の量の活性粒子を含み、 最も好ましくは少なくとも80%(重量で)の量の活性粒子を含む。高活性粒子 を充填することは、基材の収着容量、または化学的活性度を最大限に発揮させる のに望ましいことである。 活性粒子に対して先に掲げられたものと同範囲の平均径を有する非活性補助粒 子も、包含できる。ウエブ物品内に組み込むことができる有用補助剤の典型例に は、ガラスビーズ、および/またはバブルなどの改質剤、ガラスビーズ、または バブル以外のガラス物品、ExpancelTM微小球(スウェーデン、サンズバ ル”Sundvall”のNobel Industries社)などのエネル ギー膨張可能な中空重合体物品、およびマイカを含む。組み込まれる場合には、 そのような非活性物品は、ウエブ物品の0から95%(重量で)までの範囲以上 から、好ましくは0から50%(重量で) までの範囲以上から、最も好ましくは0から10%(重量で)までの範囲以上か ら構成されることができる。 上記方法で強化されている粒子充填フィブリル化PTFEウエブは、膨らみ、 および/または裂け、および収縮に対する耐性の改善が見られる。これは、ウエ ブが、それを通過する流体流に起因する圧力降下に耐えねばならない、または形 状的寸法安定性を示さねばならない用途では非常に望ましい。(非強化フィブリ ル化PTFEウエブは、それらが最後に機械加工される方向に収縮する傾向があ る。)強化されたウエブはまた、通常に使用される場合、より扱い易くなり、損 傷される可能性もより少なくなる。 必要ならば、粒子を内部に閉じ込めたフィブリル化されたPTFEウエブは、 両面を強化することもできる。つまり、強化手段をウエブの両面に部分的に埋め 込むことができる。これは、上述の不都合な特性に対する複合物品の耐性を増す ことができる。さらに、多層ウエブ/強化手段の複合物品も製造できる。これは 、各ウエブが異種粒子を含有する場合に望ましい。 本発明の強化粒子充填フィブリル化PTFEウエブは、たとえ非強化粒子充填 フィブリル化PTFEウエブが有用であるところでも、特に分離科学(例えば、 抽出だけでなくクロマトグラフィックおよびその他の分離)において使用できる 。これらは、そのようなウエブが、同一人に譲渡された欧州特許EP−A−66 2 340号に記載されたように、折曲げられる場合には特に有用である。 本発明の目的や利点は、次の例によってさらに説明される。これらの例で列挙 される他の条件および詳細だけでなく、特定の材料およびそれらの量は、本発明 を不当に限定するものとして使用されるべきものではない。 例 例1 ここで説明される粒子充填フィブリル化PTFEウエブは、米国特許第4,1 53,661号の第2頁の左欄から第3頁の右欄に記載された手順に従って主に 行われた。 次の材料が一緒に添加され、その混合物は、38℃、30rpmで45秒間R ossTMミキサ(ニューヨーク州、ハウページ市のCharles Ross & Son Co.社)内で混合された。 2,000から3,000m2/gの表面積と、3.9から200μmまでの 範囲に及ぶ30μmの平均粒子サイズとを有する400gのスーパー活性炭(日 本、尼崎市のKansai Coke and Chemicals Co.L td.社) 312gのFLUONTMPTFE懸濁液、22.6%のPTFE水溶液(デラ ウエアー州、ウィルミントン市のICI Americas,Inc.社)、お よび894gの脱イオン水。 この混合物は、捏粉状塊を呈した。 この捏粉状塊は、初期ギャップを3.81mmに設定した2ロールミル間に通 過された。最初に数回通過させると、自重を支えるほど十分な強度を持たないウ エブであったが、さらに数回通過させると、そのウエブは、さらにミル間に通す ために3層に折曲げて、90°回転させることができるように、その一体性を維 持するほど十分に強くなった。この二軸圧延は、合計10回行われた。その後、 ギャップは、2.54mmから1.27mm、さらに0.64mmへと調整され て(各ギャップにウエブが通され)、1枚の長いウエブが生成された。 上記3回の通過後、ウエブは8層に折曲げられて、90°回転された。ギャッ プは2.54mmから、1.90mm、1.27mm さらに0.76mmへと調整された(各ギャップにウエブが通された)。この工 程は、ベルト炉を通過させることによって乾燥された1.14mmの厚みのフィ ブリル化PTFEウエブを生成した。 このウエブは、2層のNaltexTMLWS濾過網(テキサス州、オースチン 市のNalle Plastics,Inc.社)間に配置し、2ロールミル( ギャップ=0.89mm、ロール速度=7.6cm/sec)間にこの複合物品 を通過させることによって強化された。引張試験機(ペンシルベニア州、フィラ デルフィア市のThwing−Albert Instrument Co.社 )でウエブから離れる方向へ濾過網を引っ張ることによって測定されたウエブ/ 濾過網接合の引張強さは、0.18N/cmであった。 例2 粒子充填PTFEウエブは、最終のウエブの厚みが0.76mmであることを 除いて、例1と同じように準備された。このウエブは、強化時のギャップ幅が0 .51mmであることを除いて、例1と同じように強化された。このウエブ/濾 過網接合の引張強さは、0.33N/cmであった。 例3 粒子充填PTFEウエブは、最終のウエブの厚みが1.52mmであることを 除いて、例1と同じように準備された。このウエブは、強化時のギャップ幅が1 .14mmであることを除いて、例1と同じように強化された。このウエブ/濾 過網接合の引張強さは、0.21N/cmであった。 例4 粒子充填PTFEウエブは、余分の圧延が0.38mmの最終のウエブ厚みに したことを除いて、例1と同じように準備された。このウエブは、25g/m2 の基本重量のポリエチレン不織布ウエブの2層間で挟まれ、この複合物品は、0 .25mmのギャップを有する2ロールミル間に通された。このウエブ/不織布 ウエブ接合の引張強さは、0.035N/cmであった。 例5 粒子充填強化PTFEウエブは、45g/m2の基本重量を有するポリエステ ル不織布ウエブが使用されたことを除いて、例4と同じように準備された。この ウエブ/不織布ウエブ接合の引張強さは、0.14N/cmであった。 例6 粒子充填強化PTFEウエブは、強化の層が1枚のみしか使用されず、圧延時 のギャップの厚みは0.64mmであったことを除いて、例5と同じように準備 された。 この強化ウエブと、同様の非強化ウエブとは、1)汎用ベースの吸収手段とし て使用、2)引張強さ、および3)収縮率から成る、3つの方法で評価された。 汎用ベースでの使用:インライン濾過ホルダ用汎用ベースは、紙、または紙状ウ エブのために設計されたものである。これらは、Gelman Co.社(ミシ ガン州、アナーバー市)およびNalgene Co.社(ニューヨーク州、ロ チェスター市)などの広範囲の様々な商業的供給源から入手できる。非強化ウエ ブは、柔らかくて、汎用ベースの外形に馴染んだ。故に、青色の食品彩色溶液が 非強化ウエブ内に通されると、流れは、ウエブがベースと直接接触しなかったこ れらの区域で制限され、その染料は、これらの区域でのみ吸収された(すなわち 、チャネリングが起こった)。同一の染料溶液が汎用ベースで支持された強化ウ エブに通されると、そのような順応性は観察されず、その染料溶液もそのウエブ 全体を通じて均一に分配された(すなわち、チャネリング、漏れ、および/また は漏出は観察されなかった)。 引張強さ:強化ウエブの引張強さは、少なくともより大きな程度のものとなった 。様々な強化ウエブの引張強さが以下の表Iで示される。 収縮率:機械的刺激によってと、熱への長期暴露とによって誘発される両方の収 縮率が試験された。 強化されたウエブおよび非強化されたウエブのディスク(47mmの径)は、 振動篩機(オハイオ州、メンター市のC.E.Tyler Co.社)で二軸方 向に約60分間振り動かされた。非強化されたディスクは、約42mmの短軸の 楕円形に収縮した(すなわち、約10%の収縮率)。強化されたディスクに関して は実質上何の収縮も観察されなかった。 強化されたウエブの2枚のディスク(47mmの径)は、71℃の炉内に51 日間置かれた。何の収縮も観察されなかった。同一条件下で、非強化されたウエ ブは、少なくとも10%は収縮していたであろう。 例7 粒子充填フィブリル化PTFEウエブは、例1で説明されたものと同手順を利 用して準備された。但し、活性炭の代わりに、その粒子は、C18ー誘導シリカ( ニュージャージー州、フィリップスバー グ市のJ.T.Baker Co.社)であった。このウエブは90%(重量で )粒子であった。 NaltexTMLWS濾過網の層は、2枚のこれらのウエブ間に挟まれた。こ の層状複合物は、2ロールミル(ギャップ=1.27mm)間に通された。 この強化ウエブの50平方ミリメートルのサンプルは、支持スクリーンを本体 から取り外した状態で47mmのマニフォルド真空装置(マサチューセッツ州、 ベドフォード市のMillipore Corp.社)内に配置された。1滴の 青色食品彩色染料を加えた1リットルの水が、強化されたウエブ内に通された。 その溶液から染料を除去する間、強化されたウエブは、膨らんだり、裂けたりせ ず、その真空フラスコ内に引き入れられなかった。 例8 閉じこめられた粒子としてC18を有する大きなウエブが、例1と同手順を利用 して準備された。このウエブの部分は、様々な強化材料で強化され、これらの強 化されたウエブは、比較の非強化ウエブに対して試験された。それらの結果は、 以下の表Iに要約される。 NITEXTMナイロンスクリーンは、TETKO,Inc.社(イリノイ州、 ローリングメドウズ市)によって製造される。MonodurTM Nylon4 75および850スクリーンは、Industrial Fabrics Co rp.社(ミネソタ州、ミネアポリス市)製である。NaltexTM濾過網は、 Nalle Plastics,Inc.社(テキサス州、オースチン市)製で ある。CelestraTMおよびPBNIITM不織布ウエブは、Fiberwe b Inc.社(フロリダ州、ペンサコラ市)製である。BrookingsTM 不織布ウエブは、Minnesota Mining and Manufacturing Co.社(ミネソタ州、 セントポール市)製である。TyparTMおよび4dpfTMStraight不 織布ウエブは、Reemay,Inc.社(テネシー州、オールドヒッコリー市 )製である。CoverstockTM不織布ウエブは、Bonar Fabri cs社(サウスカロライナ州、グリーンヴィル市)製である。RFXTM不織布ウ エブは、AMOCO Fibers and Fabrics,Inc.社(ジ ョージア州、アトランタ市)製である。 No.1以外の全サンプルは、強化された。強化手段の応力および歪の値のみ は示されないが、対応する強化されたウエブに関するかぎり同程度の大きさのも のである。 サンプル2〜4は、変則的に切断されたので、それらの応力および歪の値は、 30%まで正しくない可能性があるが、これらの数字は、表Iから導くことがで きる全体の結論を、すなわち、強化の種類に関係なく、強化されたウエブが、ウ エブ横方向およびウエブ縦方向の両方で別の同一非強化ウエブよりも少なくとも 強い程度の大きさのものであることを立証し易くしている。 例9 粒子充填ウィブリル化PTFEウエブは、複合物の最終の厚みが0.63mm となるように、1枚層のNaltexTMLWS濾過網(0.38mmの厚み)お よび1枚のPTFEウエブ(0.50mmの厚み)だけが層状に重ねられ、最終 の2ロールミル間に通されたことを除いて、例7と同じように準備された。47 mmの径のディスクがこのウエブから切り取られた。 染料試験溶液は、8滴の青色食品彩色液と1リットルの水とを組み合わせて、 次に5mlのその染料溶液を1リットルの水と混合することによって準備された 。1リットルの試験溶液は、例7で説明されたように47mmのマニフォルド真 空装置内に、スクリーン面を下にして配置された47mmのディスクに通された 。染料漏出が幾つかの濾過網格子線に沿って観察された。 この例は、スクリーン強化フィブリル化PTFEウエブがチャネリングさせる ことを示す。故に、スクリム強化ウエブは、そのウエブが分離科学媒体として使 用されるべき用途では好ましい。 本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく様々な修正および変 形が実施可能であることは、当業者には明白となろう。本発明は、ここで詳述さ れた説明を目的とした実施例に不当に限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ホワイト,ロイド アール. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ピー.オー.ボックス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流体から1つ以上の溶質を除去するための液体浸透性分離科学媒体であっ て、 a)1つ以上の前記溶質に対して化学的に反応性のある、または収着性のある 粒子を内部に閉じ込めた多孔質の液体浸透性であるフィブリル化されたポリテト ラフルオロエチレンウエブと、 b)前記ウエブ内に少なくとも部分的に埋め込まれた液体浸透性不織布スクリ ムと、 を含む分離科学媒体。 2.第2のフィブリル化されたポリテトラフルオロエチレンウエブをさらに含 む、請求の範囲第1項に記載の分離科学媒体。 3.少なくとも1枚のフィブリル化されたポリテトラフルオロエチレンウエブ によって第1の前記スクリムから隔離されている第2のスクリムをさらに含む、 請求の範囲第1項に記載の分離科学媒体。 4.前記粒子は、活性炭、シリカ、誘導シリカ、ジルコニア、誘導ジルコニア 、内位添加スチレンジビニルベンゼン、イオン交換樹脂、またはキチンである、 請求の範囲第1項に記載の分離科学媒体。 5.前記粒子は活性炭である、請求の範囲第1項に記載の分離科学媒体。 6.前記粒子はシリカである、請求の範囲第1項に記載の分離科学媒体。 7.前記粒子は誘導シリカである、請求の範囲第1項に記載の分離科学媒体。 8.前記粒子はジルコニアである、請求の範囲第1項に記載の分離科学媒体。 9.前記粒子は誘導ジルコニアである、請求の範囲第1項に記載 の分離科学媒体。 10.流体から1つ以上の溶質を除去することができる多孔質液体浸透性の、 強化され、粒子充填されたフィブリル化ポリテトラフルオロエチレンウエブ物品 を製造する方法であって、 a)1つ以上の前記溶質に対して化学的に反応性、または収着性のある粒子を 内部に閉じ込めた多孔質液体浸透性の、フィブリル化されたポリテトラフルオロ エチレンウエブを用意するステップと、 b)前記ウエブ内に少なくとも部分的に埋め込まれる液体浸透性スクリムを前 記ウエブに圧力接合するステップと、を含み、 前記圧力接合ステップは、前記ウエブの多孔性および液体浸透性を事実上変化さ せない、方法。
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