JPH11508024A - 高温安定性を有する振動減衰及び/又は振動遮断加硫ゴム - Google Patents

高温安定性を有する振動減衰及び/又は振動遮断加硫ゴム

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JPH11508024A
JPH11508024A JP9509286A JP50928697A JPH11508024A JP H11508024 A JPH11508024 A JP H11508024A JP 9509286 A JP9509286 A JP 9509286A JP 50928697 A JP50928697 A JP 50928697A JP H11508024 A JPH11508024 A JP H11508024A
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Abstract

(57)【要約】 機械的装置より生じる振動を減衰するのに適する加硫ゴム部品が開示される。その部品は、ジオレフィンポリマー、例えば天然ゴム、C4乃至C7イソモノオレフィン、例えばイソブチレン、とp-アルキルスチレンのハロゲン化コポリマーの1つ又は混合物、充填剤及び硬化系を含む硬化された組成物に基づいている。その加硫された部品は、改良された耐老化性及び耐高熱性並びに高温に長時間さらされた後の動的特性の低減された劣化を示す。

Description

【発明の詳細な説明】 高温安定性を有する振動減衰及び/又は振動遮断加硫ゴム技術的分野 本発明は、機械的装置により生じる振動を減衰する及び/又は遮断するのに有 用な加硫ゴム部品に関する。背景 自動車のエンジン、トラックのエンジン又はジェットエンジン、圧縮機並びに 工業用空気調和装置、自動車用排気装置及び同様の動的装置のような機械は、操 作中に振動を生じる。その振動は、その動的装置が据え付けられている又は連結 されている支持構造、例えば、自動車の又は航空機のフレーム、圧縮機のフレー ム又は床あるいは屋根に直接伝わる。動的装置を操作することによる振動の連結 している支持構造への伝達を最小にするために、すなわち、振動を遮断するため に、通常、動的装置と連結している支持構造との間に振動減衰及び/又は遮断手 段を挿入する。そのような、振動減衰及び/又は遮断手段の例は、エンジンを自 動車又はトラックのフレームにボルト締めにするのに用いられるブラケットの間 に設置する、振動を吸収するエラストマーの自動車の又はトラックのエンジンマ ウント、排気装置吊手(exhaust hangers)、空気調和装置又は圧縮機とフレー ム又は床等の間にに挿入されたパッドである。 本技術分野で公知の振動減衰及び/又は遮断物質には、加硫された造形品、例 えば、加硫ゴムから製造された正方形造形品、長方形造形品又は円筒形造形品が 含まれる。それらの減衰及び/又は遮断装置は、固体ゴム、発泡ゴム又は、流体 含有キャビティーを包封する固体ゴムであることができる。そのような用途に今 まで用いられている適するゴムには、ハロゲン化及び非ハロゲン化ブチルゴム( イソブチレンと10重量%以下のイソプレンとのコポリマー)、天然ゴム並びにブ タジエンの合成エラストマーポリマー及びコポリマーが含まれる。 その他に、欧州特許出願公開第0533746 号には、C4乃至C7イソモノオレフィ ンとp-アルキルスチレンのハロゲン化コポリマー、カーボンブラック、可塑剤油 及び硬化系を含有する加硫された混合物に基づく振動減衰物質が開示されている 。 天然ゴムは、その優れた動的特性、すなわち、良好な引張、モジュラス及びば ね速度(応力/歪)特性ゆえにある用途には特別に優れたエラストマーであるが 、天然ゴムの加硫体に基づく硬化部品の耐老化及び耐高温性が乏しく、従って、 そのような部品の有効寿命を制限してしまう。例えば、近代のエンジンに連結さ れたエンジンマウントは、現代の予測される自動車の基準に合うために、動的特 性の大きな損失がなく、150 ℃もの高い温度に1,000 乃至5,000 時間耐えること がてぎなくてはならない。概要 本発明は、機械的装置により生じる振動を遮断しそして減衰するのに有用な、 固体の、発泡されたまたは流体が充填されたゴム造形部品を提供する。より特定 すると、本発明は、熱及び/又は振動を生じる動的手段、例えば、自動者のエン ジン、電動機及び、それらの動的手段を支持する固定用構造物、例えば自動車の フレーム、そして例えばフレーム及びエンジンが取り付けられているブラケット 同士をボルト締めされることにより、それらの動的手段に連結している固定用構 造物を含み、その連結部分でその動的手段と固定用構造物との間に挿入された、 加硫ゴムの振動遮断及び/又は減衰部品、例えば、エンジンとフレームブラケッ トとの間に挟まれた1つ以上の円盤形のゴム部品を有する機械的装置を提供する 。本発明により提供される改良は、 1.エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマー 2.混合物の10乃至35重量%のエラストマー含量を有する、C4乃至C7イソモノ オレフィンとp-アルキルスチレンの、エラストマーのハロゲン含有コポリマー 3.粒状の充填剤及び 4.それらの組成物のための硬化系 の混合物を含む、造形された加硫された組成物の前記ゴム部品としての使用を含 む。 エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマーは、モノオレフィン又はジ オレフィンから誘導され得る。その加硫された組成物から製造される成形された 又は造形された部品は、高温及び低温における優れた振動遮断及び振動減衰並び に、増大された耐熱老化性の両方を示し、それにより、高温に対する長期の暴露 を伴う用途に特に適するものにする。記載 本発明の硬化性組成物中に存在するハロゲン含有エラストマーは、C4乃至C7 イソモノオレフィンとp-アルキルスチレンの、塩素化又は臭素化インターポリマ ーである。 イソブチレンのようなC4乃至C7イソモノオレフィンと、p-メチルスチレンの ようなp-アルキルスチレンに基づいたハロゲン化インターポリマーは、その完全 な開示が参考として本明細書に組み込まれる、米国特許第5,162,445 号により明 示されているように本技術分野で知られている。 好ましい物質は、スチレンモノマー単位に存在するアルキル置換基の少なくと もいくつかがハロゲンを含む、イソブチレンのようなC4乃至C7イソモノオレフ ィンとp-アルキルスチレンコモノマーのランダムコポリマーのハロゲン化生成物 である。好ましい物質は、ポリマー鎖に沿ってランダムに間隔をとった下記のモ ノマー単位: (式中、ポリマー鎖に存在するコモノマー単位の少なくとも約5%が、式2の構 造を有し、R及びR´は、個々に水素又はC1乃至C4のアルキルであり、R”は 個々に水素、C1乃至C4のアルキル又はXであり、Xは臭素又は塩素である) を有するイソブチレンインターポリマーとして特徴付けられ、そうでなければ、 イソブチレンインターポリマーはポリマー鎖においてハロゲンを実質的に含まな い。 イソオレフィンコモノマーとしてのイソブチレンでは、それらのインターポリ マーは、 1.イソブチレンと、式2(式中、R”は水素又はC1乃至C4アルキルである) の構造を有するモノマーから成るコポリマー、例えば、イソブチレンとモノハロ 置換p-アルキルスチレンのコポリマー; 2.イソブチレンと、式1及び式2(式中、R”は水素又はC1乃至C4アルキル である)の構造を有するモノマーの混合物を含むターポリマー、例えば、イソブ チレン、モノハロ置換p-アルキルスチレン及びジハロ置換p-アルキルスチレンの ターポリマー; 3.イソブチレンと、式2の構造を有するモノマーの混合物を含むターポリマー (多割合の式2のモノマーでは、R”は水素又はC1乃至C4アルキルであり、少 割合の式2のモノマーでは、R”は臭素又は塩素である)、例えば、イソブチレ ン、p-アルキルスチレン及びジハロ置換p-アルキルスチレンのターポリマー 4.イソブチレンと、式1及び2の構造を有するモノマーの混合物を含むテトラ ポリマー(多割合の式2のモノマーでは、R”は水素又はC1乃至C4アルキルで あり、少割合の式2のモノマーでは、R”は臭素又は塩素である)、例えば、イ ソブチレン、p-アルキルスチレン、モノハロ置換p-アルキルスチレン及びジハロ 置換p-アルキルスチレンのテトラポリマー を包含する。 上記のように、それらのハロゲン化インターポリマーは、C4乃至C7イソオレ フィンとハロゲン化基体としてのp-アルキルスチレンのコポリマーを用いて製造 される。上記の組成(a)、(b)、(c)又は(d)を有するインターポリマーは、ハロゲ ン化反応の過酷さの程度により製造される。例えば、緩和なハロゲン化では、(b )の特徴を有するインターポリマーが生成し、より強力なハロゲン化では、(a)又 は(d)の特徴を有するインターポリマーが生成し、最も強力なハロゲン化では、( c)の特徴を有するターポリマーが生成する。 本発明の組成物において用いられる最も好ましいエラストマーは、イソブチレ ンとp-メチルスチレン(PMS)を含み、約0.5 乃至約20重量%のPMS、より 好ましくは約2乃至約15重量%のPMSを含み、PMSモノマー単位の約65%が モノブロモメチル基を含有する、エラストマーの臭素化ランダムターポリマーで ある。それらのエラストマーのコポリマーは、一般的に、約50,000乃至約250,00 0 、より好ましくは約80,000乃至約180,000 の範囲の数平均分子量を示す。ター ポリマーの総PMSモノマー含量の約5乃至65%がモノブロモメチル基を含有し 、ポリマー主鎖に又は芳香環に生じる臭素化は本質的に有しない。それらのター ポリマーの臭素含量は、一般的に約0.1 乃至約5モル%の範囲である。 本発明の組成物の主なエラストマー成分は、オレフィンポリマー又はコポリマ ーである。好ましいジオレフィンポリマーは、天然ゴム、合成ポリイソプレン、 ポリブタジエンのような共役ジエンのポリマー、エチレン、プロピレン及び非共 役ジエンのエラストマーターポリマー(EPDMゴム)並びにブタジエンと約35 重量%以下のスチレン及び/又はアクリロニトリルのエラストマーコポリマー並 びにそれらのエラストマーの2つ以上の混合物である。好ましいジオレフィンポ リマーは、天然ゴムであり、なぜなら、硬化された天然ゴムは、優れた振動減衰 及び動的物理的特性を示すからである。好ましいモノオレフィンコポリマーは、 モノオレフィンが3乃至16の炭素原子、好ましくは3乃至8の炭素原子、最も好 ましくは3又は4の炭素原子を有するエチレンモノオレフィンコポリマーである 。 ハロゲン含有ポリマーの含量は、組成物の総エラストマー含量の約10乃至35重 量%、より好ましくは組成物の総エラストマー含量の約15乃至30重量%から成る ような含量である。 適する硬化系には、硫黄のような硬化剤及び、硫黄と、チウラムスルフィド、 ジチオカーバメート、チオ尿素、チアゾール、スルファンアミド(sulfanamides )、クアニジン(quanidine)及び同様の物質のような硫黄含有促進剤との混合 物が含まれる。硬化系は、又、フェノール樹脂、臭素化フェノール樹脂等のよう な樹脂硬化剤を含み得る。組成物に添加されるそのような硬化剤の量は、一般的 には、約1乃至6phr、より好ましくは約1.5 乃至4phrの範囲である。 好ましい硬化剤には、硫黄と、ベンゾチアジルジスルフィド、N-オキシジエチ レンベンゾチアゾール-2-スルホンアミド、2-メルカプトベンゾチアゾール、ア ルキルフェノールジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、m-フェニ レンビスマレイミド、N,N'-ジアリールグアニジン及び同様の公知の物質のよう な促進剤との混合物が含まれる。 硫黄硬化系は、好ましくは、酸化亜鉛又はその等価物、例えば、塩化亜鉛、臭 化亜鉛又は塩化第二鉄も含有する硬化系における助硬化剤(cocurative)として 用いられる。酸化亜鉛は、通常、エラストマーの100 重量部当り約0.2 乃至約7 重量部の量でそのような硬化系において用いられる。本発明は、エラストマーの 100 重量部当り約0.5 乃至約3.5 重量部の範囲の比較的少量で存在する特に良好 な低い硬化戻りを提供する。 加硫性組成物は又、カーボンブラック又はシリカのような充填剤、安定剤、抗 酸化剤、可塑剤、プロセス油、顔料、難燃剤、及び本技術分野で公知である同様 の添加剤を含む本技術分野で公知の従来の他の添加剤も含み得る。 充填剤の例には、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、タルク、クレ ー及び金属粉末のような無機充填剤並びに、高スチレン樹脂、クマロン- インデ ン樹脂、フェノール樹脂、リグニン、改質メラミン樹脂及び石油樹脂のような有 機充填剤が含まれる。好ましい充填剤は、ブレンドの総エラストマー含量の100 重量部当り約10乃至65重量部、より好ましくは約20乃至60重量部の量で存在する 強化級カーボンブラックである。 潤滑剤の例には、油、パラフィン及び流動パラフィンのような石油系潤滑剤、 コールタール及びコールタールピッチのようなコールタール系潤滑剤、蜜蝋、カ ルナウバ蝋及びラノリンのような脂肪油系潤滑剤、リノール酸、パルミチン酸、 ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム及びラウリン酸亜鉛のような脂 肪酸及び脂肪酸塩並びに石油樹脂のような合成ポリマー物質が含まれる。 適する可塑剤油には、本技術分野で公知であるようなパラフィン系石油、芳香 族系石油又はナフテン系石油が含まれる。それらは、組成物中に組成物の0乃至 約20重量%、より好ましくは組成物の約1乃至10重量%の量で存在し得る。 本発明の組成物は、約40乃至80重量%、好ましくは約55乃至約65重量%の範囲 の量の総混合エラストマー含量、約10乃至約30重量%、好ましくは約20乃至約25 重量%の範囲の量のカーボンブラック、0より多く約20重量%、好ましくは約1 乃至約10重量%の可塑剤油、0より多く約10重量%、好ましくは約3乃至約5重 量%の範囲の量の他の充填剤と添加剤の合計量並びに約1乃至5重量%、好まし くは約1乃至2重量%の範囲の量の硬化剤を含む(すべてのパーセント割合は、 総組成物の重量に基づいている)。 加硫性組成物は、2本ロール機、密閉式ミキサー(ブラベンダープラスチコー ダー)、バンバリーミキサー、ニーダー又は類似の混合装置のような適する混合 装置を用いて調製しそしてブレンドし得る。ブレンド温度及びブレンド時間は、 それぞれ約100 ℃乃至180 ℃そして約1乃至10分間の範囲であることができる。 混合の順序、混合の時間及び用いる温度は、硬化剤を除く、組成物のすべての成 分の均質な分散が最初に達成されるようなものである。 有用な混合操作はバンバリーミキサーが用いられ、その中で、エラストマーポ リマー、充填剤及びプロセス油が添加され、その組成物が望ましい時間又は、成 分の適する分散を得るのに特定の温度まで、混合される。代替的には、ゴムと一 部の充填剤(例えば、3分の1又は3分の2の)を短時間(例えば約1乃至3分 間)混合し、続いて、その残りの充填剤と油を混合する。混合を高回転速度で約 5乃至10分間続け、その時間の間に、混合された化合物は約160 ℃の好ましい温 度に達する。冷却後、その化合物を第二段階で硬化剤と混合し、比較的低い温度 、例えば、約80乃至約120 ℃で硬化剤を分散させる。混合操作の変形は、当業者 に容易に明らかであろうし、本発明は、特定の混合操作により限定されない。混 合は、組成物のすべての成分を完全にそして均質に分散させるために行われる。 成形物品例えば、モーターマウントの加硫は、当業者によく知られた条件下で 加熱プレスにおいて行われ得る。加硫は、約140乃至約250℃の温度で約2乃至約 60分間行われる。硬化時間は、物品の厚さ及び硬化剤の濃度及びタイプ並びにハ ロゲン化ポリマーの初期のハロゲン含量により影響される。しかし、加硫のパラ メーターは、例えば、本技術分野でよく知られた実験室特性装置、モンサント・ オセレーティング・ディスク・キュア・レオメーター(Monsanto Oscillating D isc Cure Rheometer)[アメリカン・ソサイエティー・フォー・テスティング ・アンド・マタリアルス、スタンダード(American Society for Testing and M aterials,Standard)ASTM D2084に詳細に記載されている]を用いるいく つかの実験により容易に確立され得る。 代替的には、硬化性組成物は、射出成形されて、造形品を形成し、硬化され造 形された物品を形成するのに十分な時間、型の中に保持される。 本発明の組成物はモーター、エンジン等からの振動の効果を遮断するか又は低 減するために、本振動減衰及び/又は振動遮断部品を製造するのに用いられ得る 。本発明の組成物は、振動の制御のためのエラストマー取付物、例えば自動車の 車体及びエンジンマウント、自動車の排気装置吊手、動的アブソーバー(例えば ショックアブソーバー)、軸受、自動車の吊りバンパー(automotive suspensio n bumpers)等の製造における使用に特に適している。その組成物は、約150 ℃ 以下の高い操作温度に付される自動車エンジンマウントの集成部品において特に 有用である。そのような用途では、モーターと自動車フレームをしっかり締める ためにブラケットを一緒にボルト締めする前にモーターと自動車フレームブラケ ットの間に円盤の形態の成形部品を挟む。特に高い質の遮断では、ヒドロマウン ト(hydromounts)の使用、すなわち、流体を包封したゴムの使用が望ましい。 その包封された液体は、一般的に高沸点である。典型的には、液体は、エチレン グリコール及びプロピレングリコールのようなグリコール類から選ばれる。 下記の実施例は、本発明の例示である。表において略書された、種々の配合物 の調製に用いられた物質は、以下の通りである。MDX90-10 7.5 重量%のp-メチルスチレン、2.0 重量%の臭素(1.2 モル% )、0.07重量%のカルシウム(カルシウムステアレートとして)、0.04重量%の フェノール抗酸化剤を含有し、45+5 までの125 ℃におけるムーニー粘度ML( 1+8)を有する、イソブチレンとp-メチルスチレンのランダム臭素化コポリマー 。SMR-5 天然ゴム(標準マレーシアゴム、グレード数5) アロマ(Aroma)790 芳香族プロセスオイルCBS N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミドバルタック(Vultac)#5 アルキルフェノールジスルフィド[ペンウォルト・ コーポレーション(Pennewalt Corp.)]実施例1乃至3 表1に示されたエラストマー、充填剤及び他の添加剤を実験室用バンバリーミ キサー中で混合することにより表1に記載された一連の配合物を調製した。その 混合物を80℃乃至160 ℃の温度に約6分間加熱し、その後に、マスターバッチ組 成物をミキサーから取り出した。 このマスターバッチの一部を、表1Aに示された硫黄加硫促進剤と他の硬化剤 との硬化剤混合物と配合した。この配合物は、硬化剤混合物をゴム配合素材に添 加し、その混合物を2本ロール機で50℃において約7分間練ることにより得た。 その硬化性混合物の加硫活性度を、モンサント・オセレーティング・ディスク ・キュア・レオメーターを用いてASTM D-2084により評価し、次に、表2 に示された種々の硬化条件下で試験パッドを加硫することにより、下記: ムーニー粘度‐ ASTM D-1646 ムーニースコーチ -ASTM D-1646 引張特性‐ ASTM D-3182からD-3192 引張特性‐ ASTM D-412 耐オゾン性‐ ASTM D-3395-86(方法A) *混合条件及び硬化を包含する。 **引張試験及び引張特性を包含する。 のような標準ASTM実験室試験を行なって加硫物の物理的特性を評価した。 硬化された配合物についての物理的特性データーを表2に示す。 実施例1乃至3の硬化された配合物の動的特性を150 ℃において、0乃至210 時間に及ぶ時間、貯蔵後、24℃において評価した。弾性ばね速度(K´‐N/mm )、減衰係数(C-N-秒/mm)並びに、15、100 及び200 Hzの振動数における 接線デルタ(減衰効率の尺度)のような特性における老化の影響を表3に示す。 表3におけるデーターは、単独のエラストマーとして天然ゴムを含有する実施 例1の配合物と比較した、0乃至210 時間の老化時間に及ぶ実施例2及び3の配 合物に関するK´、C及び接線デルタ特性の変化における注目すべき低減を示し ている。このことは、天然ゴムの熱老化特性の増大と天然ゴムの通常良好な動的 特性の劣化速度の低減を示している。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年7月8日 【補正内容】 翻訳文1頁下から2行から4頁2行の補正 その他に、欧州特許出願公開第0533746 号には、C4乃至C7イソモノオレフィ ンとp-アルキルスチレンのハロゲン化コポリマー、カーボンブラック、可塑剤油 及び硬化系を含有する加硫された混合物に基づく振動減衰物質が開示されている 。 米国特許第4,391,942号には、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、 スチレン-ブタジエンゴム、ハロゲン化ブチルゴムから成る群から選ばれる少な くとも1つのゴム、50%以上のスチレン含量を有するコポリマー、カーボンブラ ック及び芳香族プロセスオイルを含む振動減衰ゴム組成物が開示されている。し かし、米国特許第4,391,942号にはC4乃至C7イソモノオレフィンとp-アルキル スチレンのエラストマーのハロゲン含有コポリマーは開示されていない。 天然ゴムは、その優れた動的特性、すなわち、良好な引張、モジュラス及びば ね速度(応力/歪)特性ゆえにある用途には特別に優れたエラストマーであるが 、天然ゴムの加硫体に基づく硬化部品の耐老化及び耐高温性が乏しく、従って、 そのような部品の有効寿命を制限してしまう。例えば、近代のエンジンに連結さ れたエンジンマウントは、現代の予測される自動車の基準に合うために、動的特 性の大きな損失がなく、150℃もの高い温度に1,000 乃至5,000 時間耐えること がてぎなくてはならない。概要 本発明は、機械的装置により生じる振動を遮断しそして減衰するのに有用な、 固体の、発泡されたまたは流体が充填されたゴム造形部品を提供する。より特定 すると、本発明は、熱及び/又は振動を生じる動的手段、例えば、自動者のエン ジン、電動機及び、それらの動的手段を支持する固定用構造物、例えば自動車の フレーム、そして例えばフレーム及びエンジンが取り付けられているブラケット 同士をボルト締めされることにより、それらの動的手段に連結している固定用構 造物を含み、その連結部分でその動的手段と固定用構造物との間に挿入された、 加硫ゴムの振動遮断及び/又は減衰部品、例えば、エンジンとフレームブラケッ トとの間に挟まれた1つ以上の円盤形のゴム部品を有する機械的装置を提供する 。本発明により提供される改良は、 1.エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマー 2.混合物の10乃至35重量%のエラストマー含量を有する、C4乃至C7イソモノ オレフィンとp-アルキルスチレンの、エラストマーのハロゲン含有コポリマー 3.粒状の充填剤及び 4.それらの組成物のための硬化系 の混合物を含む、造形された加硫された組成物の前記ゴム部品としての使用を含 む。 エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマーは、モノオレフィン又はジ オレフィンから誘導され得る。その加硫された組成物から製造される成形された 又は造形された部品は、高温及び低温における優れた振動遮断及び振動減衰並び に、増大された耐熱老化性の両方を示し、それにより、高温に対する長期の暴露 を伴う用途に特に適するものにする。記載 本発明の硬化性組成物中に存在するハロゲン含有エラストマーは、C4乃至C7 イソモノオレフィンとp-アルキルスチレンの、塩素化又は臭素化インターポリマ ーである。 イソブチレンのようなC4乃至C7イソモノオレフィンと、p-メチルスチレンの ようなp-アルキルスチレンに基づいたハロゲン化インターポリマーは、米国特許 第5,162,445号により明示されているように本技術分野で知られている。 好ましい物質は、スチレンモノマー単位に存在するアルキル置換基の少なくと もいくつかがハロゲンを含む、イソブチレンのようなC4乃至C7イソモノオレフ ィンとp-アルキルスチレンコモノマーのランダムコポリマーのハロゲン化生成物 である。好ましい物質は、ポリマー鎖に沿ってランダムに間隔をとった下記のモ ノマー単位: (式中、ポリマー鎖に存在するコモノマー単位の少なくとも約5%が、式2の構 造を有し、R及びR´は、個々に水素又はC1乃至C4のアルキルであり、R”は 個々に水素、C1乃至C4のアルキル又はXであり、Xは臭素又は塩素である) を有するイソブチレンインターポリマーとして特徴付けられ、そうでなければ、 イソブチレンインターポリマーはポリマー鎖においてハロゲンを実質的に含まな い。 請求の範囲請求項9乃至13の補正 9.前記ジオレフィンポリマーが天然ゴムであり、前記ハロゲン化コポリマーが 、混合物の約15乃至30重量%のエラストマー含量を含有する、請求項5に記載の 装置。 10.改良が、 a)エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマー、 b)混合物の約10乃至35重量%のエラストマー含量を有する、C4乃至C7イソ モノオレフィンとp-アルキルスチレンの、エラストマーのハロゲン含有コポリマ ー、 c)粒状の充填剤及び d)それらの組成物のための硬化系 を含む混合物を用いることを含む、モーターマウント又はエンジンマウント。 11.前記マウントが固体である、請求項10に記載のマウント。 12.前記マウントが流体を含有している、請求項10に記載のマウント。 13.前記マウントが発泡されている、請求項10に記載のマウント。 【手続補正書】 【提出日】1998年8月27日 【補正内容】 1.請求の範囲を以下の通り訂正する。 「1.熱及び/又は振動を生じる動的手段、それらの動的手段を支持し、それら の動的手段に連結される固定用構造物を含み、その連結部分でその動的手段と固 定用構造物との間に挿入された、加硫ゴム部品を有する機械的装置であって、前 記加硫ゴム部品が、 a)エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマー、 b)混合物のエラストマー含量の約10乃至35重量%である、C4乃至C7イソ モノオレフィンとp-アルキルスチレンの、エラストマーのハロゲン含有コポリマ ー、 c)粒状の充填剤及び d)それらの組成物のための硬化系 の混合物を含む、造形された加硫された組成物である、装置。 2.オレフィンポリマーがジオレフィンコポリマーである、請求項1に記載の 装置。 3.オレフィンポリマーがジオレフィンポリマーである、請求項1に記載の装 置。 4.前記ハロゲン含有コポリマーが、約20重量%以下のp-メチルスチレンを含 有するイソブチレンの臭素化コポリマーである、請求項1に記載の装置。 5.ジオレフィンポリマーが天然ゴムである、請求項3に記載の装置。 6.前記動的手段が自動車のエンジンであり、前記固定用構造物が自動車のフ レームであり、前記ゴム部品がモーターマウントである、請求項1に記載の装置 。 7.前記組成物が可塑剤油も含有する、請求項1に記載の装置。 8.前記粒状の充填剤がカーボンブラックである、請求項1に記載の装置。 9.前記ジオレフィンポリマーが天然ゴムであり、エラストマーのハロゲン含 有コポリマーが、混合物のエラストマー含量の約15乃至30重量%である、請求項 5に記載の装置。 10.a)エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマー、 b)混合物のエラストマー含量の約10乃至35重量%である、C4乃至C7イソ モノオレフィンとp-アルキルスチレンの、エラストマーのハロゲン含有コポリマ ー、 c)粒状の充填剤及び d)それらの組成物のための硬化系 の混合物を含む、造形された加硫された組成物である、加硫されたゴム部品 。 11.モーターマウント又はエンジンマウントである、請求項10に記載の加硫さ れたゴム部品。 12.モーターマウント又はエンジンマウントが固体である、請求項11に記載の 加硫されたゴム部品。 13.モーターマウント又はエンジンマウントが流体を含有している、請求項11 に記載の加硫されたゴム部品。 14.モーターマウント又はエンジンマウントが発泡されている、請求項11に記 載の加硫されたゴム部品。」 2.明細書、1頁下から10行「間にに」を「間に」に訂正する。 3.同、4頁10乃至11行「モノハロ置換p-アルキルスチレン及びジハロ置換p-ア ルキルスチレン」を「p-アルキルスチレン及びモノハロ置換p-アルキルスチレン 」に訂正する。 4.同、5頁3行「約65%が」を「約65%以下が」に訂正する。 5.同、7頁2行「約20重量%、」を「約20重量%まで、」に訂正する。 6.同、同頁3行「約10重量%、」を「約10重量%まで、」に訂正する。 7.同、8頁下から2行「アロマ(Aroma)790」を「アロマ(Aroma)790」に訂 正する。 8.1997年7月8日付け提出の補正書の翻訳文(平成10年2月16日付け提出 )、1頁下から12行「てぎなくてはならない。」を「できなくてはならない。」 に訂正する。 9.同、同頁下から5行「ボルト締めされる」を「ボルト締めする」に訂正する 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.熱及び/又は振動を生じる動的手段、それらの動的手段を支持し、それらの 動的手段に連結される固定用構造物を含み、その連結部分でその動的手段と固定 用構造物との間に挿入された、加硫ゴム部品を有する機械的装置において、 a)エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマー、 b)混合物の約10乃至35重量%のエラストマー含量を有する、C4乃至C7イソ モノオレフィンとp-アルキルスチレンの、エラストマーのハロゲン含有コポリマ ー、 c)粒状の充填剤及び d)それらの組成物のための硬化系 の混合物を含む、造形された加硫された組成物の前記ゴム部品としての使用を 含む改良。 2.オレフィンポリマーがジオレフィンコポリマーである、請求項1に記載の装 置。 3.オレフィンポリマーがジオレフィンポリマーである、請求項1に記載の装置 。 4.前記ハロゲン含有コポリマーが、約20重量%以下のp-メチルスチレンを含有 するイソブチレンの臭素化コポリマーである、請求項1に記載の装置。 5.ジオレフィンポリマーが天然ゴムである、請求項3に記載の装置。 6.前記動的手段が自動車のエンジンであり、前記固定用構造が自動車のフレー ムであり、前記ゴム部品がモーターマウントである、請求項1に記載の装置。 7.前記組成物が可塑剤油も含有する、請求項1に記載の装置。 8.前記粒状の充填剤がカーボンブラックである、請求項1に記載の装置。 9.前記ジオレフィンポリマーが天然ゴムであり、前記ハロゲン化コポリマーが 、混合物の約15乃至30重量%のエラストマー含量を含有する、請求項5に記載の 装置。 10.a)エラストマーのオレフィンポリマー又はコポリマー、 b)混合物の約10乃至35重量%のエラストマー含量を有する、C4乃至C7イソ モノオレフィンとp-アルキルスチレンの、エラストマーのハロゲン含有コポリマ ー、 c)粒状の充填剤及び d)それらの組成物のための硬化系 の混合物を含む、モーターマウント又はエンジンマウント。 11.前記マウントが固体である、請求項10に記載のマウント。 12.前記マウントが流体を含有している、請求項10に記載のマウント。 13.前記マウントが発泡されている、請求項10に記載のマウント。
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