JPH11507651A - N−アリール−1,2,4−トリアゾリン−5−オン - Google Patents
N−アリール−1,2,4−トリアゾリン−5−オンInfo
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- JPH11507651A JPH11507651A JP9502550A JP50255097A JPH11507651A JP H11507651 A JPH11507651 A JP H11507651A JP 9502550 A JP9502550 A JP 9502550A JP 50255097 A JP50255097 A JP 50255097A JP H11507651 A JPH11507651 A JP H11507651A
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- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
- A01N43/90—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having two or more relevant hetero rings, condensed among themselves or with a common carbocyclic ring system
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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-
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、式(I)(式中、A、R1、R2、R3、R4およびR5は明細書中に記載した意味を有する)の一部周知のN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンの、有害生物を駆除するための方法に関する。
Description
【発明の詳細な説明】
N- アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オン
本発明は、農業で、森林で、生産物および原料の貯蔵の保護で、ならびに衛生
現場で遭遇する、動物の有害生物、特に昆虫、蛛形類および線虫を防除するため
の新規および既知のN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンの使用に関する。
ある種の置換されたN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オン誘導体が、除草特
性を有することは既に知られている(欧州特許出願公開第0 610 733号および同第
0 617 026号明細書を参照にされたい)。欧州特許出願公開第0 617 026号明細書
から公知の化合物の殺虫活性については知られていない。欧州特許出願公開第0
610 733号から公知の化合物は、適切な施用率でコノハムシおよびコナダニに対
して活性を有すると特許請求されている。しかしこれら化合物の殺虫活性は、特
に低い施用率および濃度では、必ずしも満足できるものではない。
したがって本発明は、式(I)
式中、
Aは、窒素または基CRを表し、
Rは、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、場合によってはハロ
ゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されて
もよいアルキル、場合によっては置換されてもよ
いシクロアルキルまたは基-CX-NY1Y2を表し、
R1は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シア
ノ−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキ
ルもしくはアルコキシ、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは
基-CX-NY1Y2を表し、
R2は、水素、ハロゲン、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、
アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキル、または場合に
よっては置換されてもよいシクロアルキルを表し、
R3は、ニトロ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシまたは基-S(O)nR6を
表し、
R4は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シア
ノ−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキ
ルもしくはアルコキシを表し、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、ヒ
ドロキシル、メルカプト、各々が場合によっては置換されてもよいシクロアルキ
ルもしくはシクロアルキルアルキル、各々が場合によっては置換されてもよいア
リール、アリールオキシアルキルもしくはアラルキルまたは基-S(O)nR6を表し、
R5は、水素、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ
−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルもしくはア
ルコキシ、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、アルキニルオキシ、各
々が場合によっては置換されてもよいシクロアルキルもしくはシクロアルキルア
ルキル、各々が場合によっては置換されてもよいアリールもしくはアラルキルま
たは
基-S(O)nR6、-NR7R8もしくは-N=CR9R10の1つを表し、
R6は、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ−もし
くはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルケニル、アルカンジ
エニル、アルキニル、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは場
合によっては置換されてもよいアリールを表し、
R7は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ
−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルケニル、アル
キニル、アルコキシ、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは場
合によっては置換されてもよいアリールを表し、
R8は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ
−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルケニル、アル
キニル、アルコキシ、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは場
合によっては置換されてもよいアリールを表すか、あるいは
R7およびR8は、結合している窒素原子と一緒に、場合によっては1個以上の
さらなるヘテロ原子を含むことができ、場合によっては置換されてもよい複素環
を表し、
R9は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ
−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルコキシ、場合
によっては置換されてもよいシクロアルキル、または各々が場合によっては置換
されてもよいアリールもしくはヘテロサイクリルを表し、
R10は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ
−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルコキシ、場合
によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは各々が場合によっては置換さ
れてもよいアリールもしくはヘテロサイクリルを表し、
Xは、酸素または硫黄を表し、
Y1は、水素またはアルキルを表し、
Y2は、水素またはアルキルを表し、そして
nは、0、1または2の数の1つを表す、
の新規および既知のN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンを提供し、これらは
動物の有害生物、特に昆虫、蛛形類および線虫を防除するために大変適する。
置換基の性質に依存して、式(I)の化合物は、幾何学的および/もしくは光
学的異性体または種々の組成の異性体混合物として存在できる。本発明は、純粋
な異性体および異性体混合物の両方に関する。
驚くべきことには、本発明に従い使用されるN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-
5-オンは、構成的にほとんど同じ従来技術の化合物よりも、動物有害生物に対し
て、かなりより良い活性を有する。
式(I)は、本発明に従い使用できるN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オン
の一般的定義を提供する。
これまでに、またはこれから述べる式において、好適な置換基および基の範囲
は、以下に説明するものである。
Aは好ましくは、窒素または基CRを表し、
Rは好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、ヒド
ロキシル、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−もしくはC1
−C2-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4-アルキル、場合によって
はフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、
C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置
換されてもよいC3−C6-シクロアルキルを表すか、または基-CONH2、-CSNH2、-
CO-NH-C1-C4-アルキル、-CS-NH-C1-C4-アルキル、-CO-N(C1-C4-アルキル)2もし
くは-CS-N(C1-C4-アルキル)2の1つを表す。
R1は好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、各々が場合によっ
てはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−もしくはC1−C2-アルコキシ−に
より置換されてもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシ、場合に
よってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキ
シ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−に
より置換されてもよいC3−C6-シクロアルキルを表すか、または基-CONH2、-CS
NH2、-CO-NH-C1-C4-アルキル、-CS-NH-C1-C4-アルキル、-CO-N(C1-C4-アルキル)2
もしくは-CS-N(C1-C4-アルキル)2の1つを表す。
R2は好ましくは、水素、フッ素、塩素、C1−C4-アルキルまたはC1−C4-
ハロゲノアルキルを表す。
R3は好ましくは、ニトロ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノ
アルコキシまたは基-S-C1-C4-ハロゲノアルキル、-SO-C1-C4-ハロゲノアルキル
もしくは-SO2-C1-C4-ハロゲノアルキルの1つを表す。
R4は好ましくは、ハロゲン、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはフッ素
−、塩素−、シアノ−、ニトロ−、C1−C4-アルコキシ−もしくはアミノ−に
より置換されてもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシを表し、
C3−C6-アルケニル、C3−C6-アルケニルオキシ、C3−C6-アルキニル、ヒ
ドロキシル、メルカプト、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1
−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−も
しくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロ
アルキルもしくはC3−C6-シクロアルキル-C1−C4-アルキルを表し、各々が
場合によってはハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アル
コキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロ
ゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロゲ
ン−もしくはC1−C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置換
されてもよいフェニル、フェニルオキシ-C1−C4-アルキルもしくはフェニル-
C1−C4-アルキルを表すか、または基-S(O)nR6を表す。
R5は好ましくは、水素、シアノ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、
シアノ−、ニトロ−、C1−C4-アルコキシ−もしくはアミノ−により置換され
てもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシを表し、C3−C6-ア
ルケニル、C3−C6-アルケニルオキシ、C3−C6-アルキニル、C3−C6-アル
キニルオキシ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-ア
ルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1
−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアル
キルもしくはC3−C6-シクロアルキル-C1−C4-アルキル、場合によってはハ
ロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4
-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、
C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロゲン−もしくはC1−
C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置換されてもよいフェニ
ルを表し、C1−C4-アルキル−により置換されたベンジルまたは基-S(O)nR6、-
NR7R8もしくは-N=CR9R10の1つを表す。
R6は好ましくは、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−もしくはニト
ロ−により置換されてもよいC1−C4-アルキルを表し、C3−C6-アルケニル、
C3−C6-アルカンジエニル、C3−C6-アルキニル、場合によってはフッ素−、
塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハ
ロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されても
よいC3−C6-シクロアルキル、または場合によってはハロゲン、シアノ、ニト
ロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−
C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアル
キルチオまたは場合によってはハロゲン−もしくはC1−C4-アルキル−により
置換されてもよいフェニルにより置換されてもよいフェニルを表す。
nは好ましくは0、1または2の1つの数を表す。
R7は好ましくは、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニト
ロ−、アミノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4
-アルキルを表し、C3−C6-アルケニル、C3
−C6-アルキニルもしくはC1−C4-アルコキシ、場合によってはフッ素−、塩
素−、臭素−、C1−C4-アルキル−C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲ
ノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよい
C3−C6-シクロアルキル、または場合によってはハロゲン、シアノ、ニトロ、
C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-
ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアルキル
チオまたは場合によってはハロゲン−もしくはC1−C4-アルキル−により置換
されてもよいフェニルにより置換されてもよいフェニルを表す。
R8は好ましくは、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニト
ロ−、アミノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4
-アルキルを表し、C3−C6-アルケニル、C3−C6-アルキニルもしくはC1−
C4-アルコキシ、場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキ
ル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4
-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキル、また
は場合によってはハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-ア
ルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハ
ロゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロ
ゲン−もしくはC1−C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置
換されてもよいフェニルを表すか、あるいは
R7およびR8は好ましくは、結合している窒素原子と一緒に、場合に
よってはハロゲン−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−もしくはC1
−C4-アルキルチオ−により置換されてもよく、窒素原子に加えて、窒素、酸
素および硫黄から成る群から選択される同一もしくは異なる2もしくは3個のヘ
テロ原子を有する飽和の5−から7−員の複素環を表す。
R9は好ましくは、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニト
ロ−、アミノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4
-アルキルを表すか、またはC1−C4-アルコキシを表す。
R10は好ましくは、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニト
ロ−、アミノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4
-アルキルを表すか、またはC1−C4-アルコキシを表す。
Aは特に好ましくは、窒素もしくは基CRを表す。
Rは特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、ヒドロキ
シル、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、メトキシメチル、トリフルオ
ロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチ
ルを表すか、または基-CONH2、-CSNH2、-CONHCH3、-CSNHCH3、-CON(CH3)2もしく
は-CSN(CH3)2の1つを表す。
R1は特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、メチル、エチ
ル、n-もしくはi-プロピル、メトキシメチル、トリフルオロメチル、ジフルオ
ロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロメ
トキシ、ジフルオロメトキシ、トリフ
ルオロエトキシ、または基-CONH2、-CSNH2、-CONHCH3、-CSNHCH3、-CON(CH3)2お
よび-CSN(CH3)2の1つを表す。
R2は特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、メチルまたはトリフルオロメチ
ルを表す。
R3は特に好ましくは、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフ
ルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシ、クロロジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルスルフェニル、トリフ
ルオロメチルスルフィニルまたはトリフルオロメチルスルホニルを表す。
R4は特に好ましくは、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、メチル、エチル、n-も
しくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n-も
しくはi-プロポキシ、n-、i-、s-もしくはt-ブトキシ、メトキシメチル、メトキ
シエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、トリフルオロメチル、ジフルオロ
メチル、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロエチ
ル、テトラフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、フルオロプロピル、トリフ
ルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ジクロロフ
ルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ、テトラフルオロエトキシ、ペンタフル
オロエトキシ、シアノメチル、アリル、アリルオキシ、プロパルギル、ヒドロキ
シル、メルカプト、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−
、エチル−、メトキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ
−により置換されてもよいシクロプロピル、シクロプロピルメチル、シクロペン
チル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルもしくはシクロヘキシル
メチルを表し、各々が場合によってはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフ
ルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、
ニトロまたは場合によってはフッ素−、塩素−もしくはメチル−により置換され
てもよいフェニルにより置換されてもよいフェニル、フェノキシメチルもしくは
ベンジルを表すか、または基-S(O)nR6を表す。
R5は特に好ましくは、水素、シアノ、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピ
ル、n-、i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n-もしくはi-プロポ
キシ、n-、i-、s-もしくはt-ブトキシ、メトキシメチル、メトキシエチル、エト
キシメチル、エトキシエチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ジ
クロロフルオロメチル、トリフルオロエチル、フルオロプロピル、ジフルオロメ
トキシ、クロロジフルオロメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ、シアノメチル
、アリル、アリルオキシ、プロパルギル、プロパルギルオキシ、ブチニルオキシ
、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、メト
キシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−により置換され
てもよいシクロプロピル、シクロプロピルメチル、シクロペンチル、シクロペン
チルメチル、シクロヘキシルもしくはシクロヘキシルメチルを表し、場合によっ
てはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメト
キシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、シアノ、ニトロまたは場合によっ
てはフッ素−、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよいフェニルにより
置換されてもよいフェニルを表し、場合によってはメチル−、エチル−、n−も
しくはi-プロピル−、n-、i-、s-もしくはt
-ブチル−により置換されてもよいベンジルを表すか、または基-S(O)nR6、-NR7R8
もしくは-N=CR9R10の1つを表す。
R6は特に好ましくは、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-
もしくはt-ブチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロ
メチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロエチル、テトラフルオロエチル
、ペンタフルオロエチル、フルオロプロピル、アリル、アレニル、プロパルギル
、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、メト
キシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−により置換され
てもよいシクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシル、または場合
によってはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオ
ロメトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、シアノ、ニトロまたは場合
によってはフッ素−、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよいフェニル
により置換されてもよいフェニルを表す。
nは特に好ましくは0、1または2の1つの数を表す。
R7は特に好ましくは、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、
i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシもしくはシクロプロピルを表す。
R8は特に好ましくは、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、
i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシまたはシクロプロピルを表すか、
あるいは
R7およびR8は特に好ましくは、結合している窒素原子と一緒に、各々が場合
によってはメチル−、エチル−、メトキシ−もしくはエトキ
シ−により置換されてもよいピペリジニル、ピペラジニルもしくはモルホリニル
を表す。
R9は特に好ましくは、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i
-、s-もしくはt-ブチル、メトキシまたはエトキシを表す。
R10は特に好ましくは、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、
i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシまたはエトキシを表す。
式(I)の化合物の中には周知のものもある(例えば、欧州特許出願公開第0 6
17 026号明細書を参照にされたい)。
上記の基の定義、または一般的もしくは好適な範囲で述べた説明は、最終生成
物に、ならびに対応して、出発材料および中間体にも適用される。これらの基の
定義は、所望により互いに組み合わせることができ、すなわち各々の好適範囲の
間で組み合わせることができる。
本発明により、好適であると上述した意味の組み合わせで存在する式(I)の
化合物を使用することが好ましい。
本発明により、特に好適であると上述した意味の組み合わせで存在する式(I
)の化合物を使用することが特に好ましい。
これまで、そして今後述べる基の定義において、アルキルまたはアルケニルの
ような炭化水素基は、各々の場合で可能なかぎりの直鎖または分枝であり、ヘテ
ロ原子を共に含むことができる(例えばアルコキシまたはアリールチオ)。
本発明に従い使用できる新規N-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンは、式(
Ia)
式中、
A1は、窒素または基CR0を表し、
R0は、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、場合によってはハ
ロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換され
てもよいアルキル、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは基-C
X1-NY11Y12を表し、
R11はハロゲン、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ
−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキル
もしくはアルコキシ、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは基
-CX1-NY11Y12を表し、
R12は、水素、ハロゲン、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、
アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルまたは場合によ
っては置換されてもよいシクロアルキルを表し、
R13は、ニトロ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシまたは基-S(O)n1R16
を表し、
R14は、ハロゲン、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニ
トロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルもしく
はアルコキシを表し、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、ヒドロキシ
ル、メルカプト、各々が場合によっては置換されてもよいシクロアルキルもしく
はシクロアルキルアルキル、各々が場合によっては置換されてもよいアリール、
アリールオキシアルキルもしくはアラルキルまたは基-S(O)n1R16を表し、
R15は、水素、シアノ、アミノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ−
、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルも
しくはアルコキシを表し、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、アルキ
ニルオキシ、各々が場合によっては置換されてもよいシクロアルキルもしくはシ
クロアルキルアルキル、各々が場合によっては置換されてもよいアリールもしく
はアラルキルまたは基-S(O)n1R16、NR17R18もしくは-N=CR19R20の1つを表し、
R16は、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ−もし
くはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルケニル、アルカンジ
エニル、アルキニル、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルもしくは
場合によっては置換されてもよいアリールを表し、
R17およびR18は、結合している窒素原子と一緒に、場合によっては1つ以上
のさらなるヘテロ原子を含むことができる、場合によっては置換されてもよい複
素環を表し、
R19は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ
−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルコキシ、場合
によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは各々が場合によっては置換さ
れてもよいアリールもしくはヘテロサイクリルを表し、
R20は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ
−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルコキシ、場合
によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは各々が場合によっては置換さ
れてもよいアリールもしくはヘテロサ
イクリルを表し、
X1は、酸素または硫黄を表し、
Y11は、水素またはアルキルを表し、
Y12は、水素またはアルキルを表し、そして
nは0、1または2の数の1つを表す、
を有する。
置換基の性質に依存して、式(Ia)の化合物は、幾何学的および/または光
学異性体あるいは異なる組成の異性体混合物として存在できる。本発明は、純粋
な異性体および異性体混合物の両方に関する。
さらに、
a)式(Ia)
式中、
R11、R12、R13、R14、R15およびA1は、それぞれ上記定義の通りである
、
のN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンは、式(II)
式中、
R14およびR15は上記定義の通りである、
の1H-トリアゾリノンを、式(III)
式中、
R11、R12、R13およびA1は、それぞれ上記定義の通りであり、そして
Halはハロゲンを表す、
のハロゲン誘導体と、適当ならば希釈剤および適当ならば反応助剤の存在下で反
応させる時に得られるか、あるいは
b)式(Ib)
式中、
R11、R12、R13およびA1は、それぞれ上記定義の通りであり、そして
R14-1は、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、
アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルもしくはアコキ
シを表し、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、各々が場合によっては
置換されてもよいシクロアルキルもしくはシクロアルキルアルキル、または各々
が場合によっては置換されてもよいアリール、アリールオキシアルキルもしくは
アラルキルを表す、
のN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンは、式(IV)
式中、
R11、R12、R13およびA1は、それぞれ上記定義の通りである、のヒドラジ
ン誘導体を、式(V)
式中、
R14-1は上記定義の通りであり、そして
R21およびR22は互いに独立して、アルキル(好ましくはC1−C8-アルキル)
を表す、
のイミノカルボン酸エステルと、希釈剤の存在下で反応させる時に得られ、ある
いは
c)式(Ic)
式中、
R11、R12、R13、R14およびA1は、それぞれ上記定義の通りであり、そし
て
R15-1は、シアノ、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−
、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アル
ケニル、アルケニル、各々が場合によっては置換されてもよいシクロアルキルお
よびシクロアルキルアルキル、または場合によっては置換されてもよいアリール
を表す、
のN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンは、式(Id)
式中、
R11、R12、R13、R14およびA1は、それぞれ上記定義の通りである、
のN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンを、式(VI)
式中、
R15-1は上記定義の通りであり、そして
Eは、電子〜求引性脱離基を表す、
のアルキル化剤と、適当であれば希釈剤の存在下で、そして適当であれば反応助
剤の存在下で反応させる時に得られることが見いだされた。
本発明の新規N-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンの一般的定義は、式(I
a)により与えられる。
これまでに、または今後述べる式において掲げる好適な置換基および基の範囲
は、以下に説明するものである。
A1は好ましくは、窒素または基CR0を表す。
R0は好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、ヒドロキシ
ル、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−もしくはC1−C2-
アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4-アルキル、場合によってはフッ
素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−
C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換さ
れてもよいC3−C6-シクロアルキルを表すか、または基-CONH2、-CSNH2、-CO-N
H-C1-C4-アルキル、-CS-NH-C1-C4-アルキル、-CO-N(C1-C4-アルキル)2もしくは-
CS-N(C1-C4-アルキル)2の1つを表す。
R11は好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、各々が場合によっ
てはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−もしくはC1−C2-アルコキシ−に
より置換されてもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシ、場合に
よってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキ
シ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−に
より置換されてもよいC3−C6-シクロアルキルを表すか、または基-CONH2、-CS
NH2、-CO-NH-C1-C4-アルキル、-CS-NH-C1-C4-アルキル、-CO-N(C1-C4-アルキル)2
もしくは-CS-N(C1-C4-アルキル)2の1つを表す。
R12は好ましくは、水素、フッ素、塩素、C1−C4-アルキルまたはC1−C4-
ハロゲノアルキルを表す。
R13は好ましくは、ニトロ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノ
アルコキシ−または基-S-C1-C4-ハロゲノアルキル、-SO-C1-C4-ハロゲノアルキ
ルもしくは-SO2-C1-C4-ハロゲノアルキルの1つ
を表す。
R14は好ましくは、ハロゲン、シアノ、各々が場合によってはフッ素−、塩素
−、シアノ−、ニトロ−、C1−C4-アルコキシ−もしくはアミノ−により置換
されてもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシを表し、C3−C6
-アルケニル、C3−C6-アルケニルオキシ、C3−C6-アルキニル、ヒドロキシ
ル、メルカプト、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-
アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1
−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキル
もしくはC3−C6-シクロアルキル-C1−C4-アルキルを表し、各々が場合によ
ってはハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、
C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアル
コキシ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロゲン−もし
くはC1−C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置換されても
よいフェニル、フェニルオキシ-C1−C4-アルキルもしくはフェニル-C1−C4-
アルキルを表すか、または基-S(O)n1R16を表す。
R15は好ましくは、水素、シアノ、アミノ、各々が場合によってはフッ素−、
塩素−、シアノ−、ニトロ−、C1−C4-アルコキシ−もしくはアミノ−により
置換されてもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシを表し、C3
−C6-アルケニル、C3−C6-アルケニルオキシ、C3−C6-アルキニル、C3−
C6-アルキニルオキシ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1
−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もし
くは
C1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキ
ルもしくはC3−C6-シクロアルキル-C1−C4-アルキルを表し、場合によって
はハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1
−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキ
シ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロゲン−もしくは
C1−C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置換されてもよい
フェニルを表し、場合によってはC1−C4-アルキル−により置換されてもよい
ベンジルまたは基-S(O)n1R16、-NR17R18もしくは-N=CR19R20の1つを表す。
R16は好ましくは、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−もしくはニト
ロ−により置換されてもよいC1−C4-アルキルを表し、C3−C6-アルケニル、
C3−C6-アルカンジエニル、C3−C6-アルキニル、場合によってはフッ素−、
塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハ
ロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されても
よいC3−C6-シクロアルキル、または場合によってはハロゲン、シアノ、ニト
ロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−
C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアル
キルチオ、または場合によってはハロゲン−もしくはC1−C4-アルキル−によ
り置換されてもよいフェニルにより置換されてもよいフェニルを表す。
n1は好ましくは0、1または2の1つの数を表す。
R17およびR18は好ましくは、結合している窒素原子と一緒に、場合
によってはハロゲン−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−もしくは
C1−C4-アルキルチオ−により置換されてもよく、窒素原子に加えて、窒素、
酸素および硫黄から成る群から選択される同一もしくは異なる2もしくは3個の
ヘテロ原子を有する飽和の5−から7−員の複素環を表す。
R19は好ましくは、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニト
ロ−、アミノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4
-アルキルを表すか、またはC1−C4-アルコキシを表す。
R20は好ましくは、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニト
ロ−、アミノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4
-アルキルを表すか、またはC1−C4-アルコキシを表す。
A1は特に好ましくは、窒素または基CR0を表す。
R0は特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、ヒドロ
キシル、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、メトキシメチル、トリフル
オロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメ
チルを表すか、または基-CONH2、-CSNH2、-CONHCH3、-CSNHCH3、-CON(CH3)2もし
くは-CSN(CH3)2の1つを表す。
R11は特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、メチル、エチ
ル、n-もしくはi-プロピル、メトキシメチル、トリフルオロメチル、ジフルオ
ロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロメ
トキシ、ジフルオロメトキシ、トリフ
ルオロエトキシ、または基-CONH2、-CSNH2、-CONHCH3、-CSNHCH3、-CON(CH3)2お
よび-CSN(CH3)2の1つを表す。
R12は特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、メチルまたはトリフルオロメチ
ルを表す。
R13は特に好ましくは、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフ
ルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメ
トキシ、クロロジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルスルフェニル、トリフ
ルオロメチルスルフィニルまたはトリフルオロメチルスルホニルを表す。
R14は特に好ましくは、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、n-もしくはi
-プロピル、n-、i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi
-プロポキシ、n-、i-、s-もしくはt-ブトキシ、メトキシメチル、メトキシエチ
ル、エトキシメチル、エトキシエチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル
、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロエチル、テ
トラフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、フルオロプロピル、トリフルオロ
メトキシ、ジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ジクロロジフルオ
ロメトキシ、トリフルオロエトキシ、テトラフルオロエトキシ、ペンタフルオロ
エトキシ、シアノメチル、アリル、アリルオキシ、プロパルギル、ヒドロキシル
、メルカプト、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エ
チル−、メトキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−に
より置換されてもよいシクロプロピル、シクロプロピルメチル、シクロペンチル
、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルもしくはシクロヘキシルメチルを
表し、各々が場合によってはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメ
チル、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、ニトロま
たは場合によってはフッ素−、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよい
フェニルにより置換されてもよいフェニル、フェノキシメチルもしくはベンジル
を表すか、または基-S(O)n1R16を表す。
R15は特に好ましくは、水素、シアノ、アミノ、メチル、エチル、n-もしく
はi-プロピル、n-、i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n-もしく
はi-プロポキシ、n-、i-、s-もしくはt-ブトキシ、メトキシメチル、メトキシエ
チル、エトキシメチル、エトキシエチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロ
メチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロエチル、フルオロプロピル、ジ
フルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ジクロロジフルオロメトキシ、
シアノメチル、アリル、アリルオキシ、プロパルギル、プロパルギルオキシ、ブ
チニルオキシ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エ
チル−、メトキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−に
より置換されてもよいシクロプロピル、シクロプロピルメチル、シクロペンチル
、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルもしくはシクロヘキシルメチルを表し
、場合によってはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリ
フルオロメトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、シアノ、ニトロまた
は場合によってはフッ素−、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよいフ
ェニルにより置換されてもよいフェニルを表し、場合によってはメチル−、エチ
ル−、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、
s-もしくはt-ブチル−により置換されてもよいベンジルを表すか、または基-S(O
)n1R16、-NR17R18もしくは-N=CR19R20の1つを表す。
R16は特に好ましくは、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s
-もしくはt-ブチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオ
ロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロエチル、テトラフルオロエチ
ル、ペンタフルオロエチル、フルオロプロピル、アリル、アレニル、プロパルギ
ル、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、メ
トキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−により置換さ
れてもよいシクロプロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシル、または場
合によってはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフル
オロメトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、シアノ、ニトロまたは場
合によってはフッ素−、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよいフェニ
ルにより置換されてもよいフェニルを表す。
n1は特に好ましくは0、1または2の数の1つを表す。
R17およびR18は特に好ましくは、結合している窒素原子と一緒に、各々が場
合によってはメチル−、エチル−、メトキシ−もしくはエトキシ−により置換さ
れてもよいピペリジニル、ピペラジニルもしくはモルホリニルを表す。
R19は特に好ましくは、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-
、i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシまたはエトキシを表す。
R20は特に好ましくは、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロ
ピル、n-、i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシまたはエトキシを表す。
一般的に、もしくは好適な範囲で述べた上記の基の定義、または説明は、最終
生成物ならびに対応して出発材料および中間体に適用される。これらの基の定義
は、所望するように互いに組み合わせる、すなわち好適な範囲の間で組み合わせ
ることができる。
本発明に従い好ましいとは、上記で好ましい(好適)と述べた意味の組み合わ
せで存在する式(I)の化合物に与えられる。
本発明に従い特に好ましいとは、上記で特に好ましい(特に好適)と述べた意
味の組み合わせで存在する式(I)の化合物に与えられる。
これまで、そして今後述べる基の定義において、アルキルまたはアルケニルの
ような炭化水素基は、各々の場合で可能な限りの直鎖もしくは分枝状態であり、
ヘテロ原子を共に含むことができる(例えばアルコキシまたはアリールチオのよ
うな)。
本発明の新規化合物の例を、表1aから80dに掲げる。表1a
表1aの化合物は一般式(IA)に対応する、式中、
R14=CH3
R15=CH3、そして
Ar=以下に掲げる:
表1b
表1bは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CH3
R15=CH3、そして
Ar=以下に掲げる:
表1c
表1cは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CH3
R15=CH3、そして
Ar=以下に掲げる:
表1d
表1dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CH3
R15=CH3、そして
Ar=以下に掲げる:
表2a−2d
表2a−2dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=C2H5
R15=CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表3a−3d
表2a−2dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=C3H7-i
R15=CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表4a−4d
表4a−4dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=C3H7-n
R15=CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表5a−5d
表5a−5dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=C4H9-n
R15=CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表6a−6d
表6a−6dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表7a−7d
表7a−7dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=C2H5、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表8a−8d
表8a−8dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=C3H7-i、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表9a−9d
表9a−9dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
Ar=表1a−1dに掲げる。表10a−10d
表10a−10dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=C3H7-i
Ar=表1a−1dに掲げる。表11a−11d
表11a−11dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=C4H9-t
Ar=表1a−1dに掲げる。表12a−12d
表12a−12dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=-CH2CH2OCH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表13a−13d
表13a−13dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=H、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表14a−14d
表14a−14dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=-SCFCl2、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表15a−15d
表15a−15dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=-OCH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表16a−16d
表16a−16dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=-OC2H5、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表17a−17d
表17a−17dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=-OCH2CH=CH2、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表18a−18d
表18a−18dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=-NH2、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表19a−19d
表19a−19dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=-CFH2、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表20a−20d
表20a−20dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=C3H7−i、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表21a−21d
表21a−21dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CHF3
R15=CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表22a−22d
表22a−22dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=CH2H5、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表23a−23d
表23a−23dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=C4H9-t、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表24a−24d
表24a−24dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表25a−25d
表25a−25dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表26a−26d
表26a−26dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CHF2
Ar=表1a−1dに掲げる。表27a−27d
表27a−27dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CHF2
R15=CN、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表28a−28d
表28a−28dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=CN、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表29a−29d
表29a−29dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=SCHF2
R15=-C3H7-i、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表30a−30d
表30a−30dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=-OCH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表31a−31d
表31a−31dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=-CH2CH2OCH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表32a−32d
表32a−32dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表33a−33d
表33a−33dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表34a−34d
表34a−34dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表35a−35d
表35a−35dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-OCH2CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表36a−36d
表36a−36dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
Ar=表1a−1dに掲げる。表37a−37d
表37a−37dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表38a−38d
表38a−38dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CF3
R15=C4H9-t、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表39a−39d
表39a−39dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CF3
R15=C3H7-i、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表40a−40d
表40a−40dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CF3
R15=C2H5、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表41a−41d
表41a−41dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CF3
R15=CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表42a−42d
表42a−42dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CHF2
R15=CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表43a−43d
表43a−43dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CHF2
R15=C2H5、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表44a−44d
表44a−44dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CHF2
R15=C3H7-i、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表45a−45d
表45a−45dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CHF2
R15=C3H9-t、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表46a−46d
表46a−46dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CHF2
R15=C3H7-n、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表47a−47d
表47a−47dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-CF2CHF2
Ar=表1a−1dに掲げる。表48a−48d
表48a−48dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=-CH2CH2CH2F、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表49a−49d
表49a−49dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=C3F7-i
R15=-CH2CH2CH2F、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表50a−50d
表50a−50dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R15=-CH2CH2CH2F、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表51a−51d
表51a−51dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CN
R15=-CH2CH2CH2F、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表52a−52d
表52a−52dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CN
R15=-CHF2、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表53a−13d
表53a−13dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CN
Ar=表1a−1dに掲げる。表54a−54d
表54a−54dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=Br
Ar=表1a−1dに掲げる。表55a−55d
表55a−55dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=Cl
Ar=表1a−1dに掲げる。表56a−56d
表56a−56dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=Cl
R15=-CHF2、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表57a−57d
表57a−57dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=Cl
R15=-CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表58a−58d
表58a−58dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=Cl
R15=-C2H5、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表59a−59d
表59a−59dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=Cl
R15=-C3H7-i、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表60a−60d
表60a−60dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=Br
R15=-C3H7-i、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表61a−61d
表61a−61dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=Br
R15=-C4H9-t、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表62a−62d
表62a−62dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=SCHF2
Ar=表1a−1dに掲げる。表63a−63d
表63a−63dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=OCF2H
Ar=表1a−1dに掲げる。表64a−64d
表64a−64dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=OCHF2
R15=C4H9-t、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表65a−65d
表65a−65dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-OCH3
Ar=表1a−1dに掲げる。表66a−66d
表66a−66dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-OC2H5
Ar=表1a−1dに掲げる。表67a−67d
表67a−67dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-OC3H7-i
Ar=表1a−1dに掲げる。表68a−68d
表68a−68dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH3
Ar=表1a−1dに掲げる。表69a−69d
表69a−69dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-SO2CH3
Ar=表1a−1dに掲げる。表70a−70d
表70a−70dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-SC3H7-i
Ar=表1a−1dに掲げる。表71a−71d
表71a−71dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=C4H9-t
R15=CN、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表72a−72d
表72a−72dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=-SC2H5
R15=-CN、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表73a−73d
表73a−73dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=-CHF2、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表74a−74d
表74a−74dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=-CH2CN、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表75a−75d
表75a−75dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表76a−76d
表76a−76dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表77a−77d
表77a−77dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=-N=CHOC2C5、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。表78a−78d
表78a−78dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表79a−79d
表79a−79dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
Ar=表1a−1dに掲げる。表80a−80d
表80a−80dは一般式(IA)の化合物を含み、式中、
R14=CF3
R15=-SO2CF2CH3、そして
Ar=表1a−1dに掲げる。
例えば2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチル−フルオロベンゼンおよび3-シア
ノ-4-シクロプロピル-1H-1,2,4-トリアゾリン-5-オンが出発材料として使用され
るならば、本発明の方法(a)の過程は以下のスキームにより表すことができる
:
例えば2,6-ジニトロ-4-トリフルオロメチル-フェニル-ヒドラジンおよびN-メ
トキシカルボニル-アセトイミデートが出発材料として使用されるならば、本発
明の方法(b)の過程は以下のスキームにより表すことができる:
例えば1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-3-メチル-
(4H)-1,2,4-トリアゾリン-5-オンおよびクロロジフルオロメタンが出発材料とし
て使用されるならば、本発明の方法(c)の過程は以下のスキームにより表すこ
とができる:
式(II)は、本発明の方法(a)を行うための出発材料として必要な1H-トリ
アゾリノンの一般的定義を与える。この式(II)中、R14およびR15は各々、好
ましくは、そして特に、本発明の式(Ia)の化合物の説明に関連して、これら
の置換基について好適または特に好適であるとすでに述べた基を表す。
式(II)の1H-トリアゾリノンは周知であるか、または周知の方法により製造
できる(例えば、欧州特許出願公開第283 876号;同第305 844号;同第341 489号
;同第415 196号;同第422 469号;同第425 948号;同第431 291号;同第507 17
1号;同第513 621号;同第534 266号明細書;Chem.Ber.102,755-766[1969];Lie
bigs Ann.Chem.343,24[1905]を参照にされたい)。それらの中には同時に受理さ
れた、これまでに公開されていない特許出願の主題の一部を構成するものもある
(独国特許出願4 435 547 05.10.1994号を参照にされたい)。
式(II)の1H-トリアゾリノンの例を、表(II−1)−(II−49)に掲げる
:表(II−1)
表(II−1)の化合物は、一般式(II)に対応し、式中、
R14=CH3、そして
R15=以下に掲げる:
表(II−2)
表(II−2)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=C2H5、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−3)
表(II−3)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=C3H7-i、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−4)
表(II−4)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=C3H7-n、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−5)
表(II−5)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=C4H9-n、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−6)
表(II−6)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=C4H9-i、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−7)
表(II−7)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=C4H9-t、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−8)
表(II−8)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=C4H9-s、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−9)
表(II−9)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−10)
表(II−10)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=CF3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−11)
表(II−11)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=CHF2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−12)
表(II−12)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=CClF2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−13)
表(II−13)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=CF2CF3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−14)
表(II−13)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=CF2CHF2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−15)
表(II−15)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−16)
表(II−16)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=CN、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−17)
表(II−12)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-OCH2CF3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−18)
表(II−18)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-OCHF2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−19)
表(II−19)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=Br、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−20)
表(II−20)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−21)
表(II−21)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=Cl、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−22)
表(II−22)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=OCH3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−23)
表(II−23)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-OC2H5、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−24)
表(II−24)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-OC2H7-i、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−25)
表(II−25)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−26)
表(II−26)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SO2CH3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−27)
表(II−27)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SO2C2H5、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−28)
表(II−28)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SC2H5、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−29)
表(II−29)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SC3H7-i、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−30)
表(II−30)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCHF2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−31)
表(II−31)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2CH2CH2F、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−32)
表(II−32)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-OCH2CH2CH2F、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−33)
表(II−33)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−34)
表(II−34)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=CH2CF3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−35)
表(II−35)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−36)
表(II−36)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−37)
表(II−37)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-OCH2CCl3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−38)
表(II−38)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2Cl、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−39)
表(II−39)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2F、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−40)
表(II−40)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2CH2F、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−41)
表(II−41)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2CHF2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−42)
表(II−42)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2CF3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−43)
表(II−43)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2CH2CF3、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−44)
表(II−44)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2CH=CH2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−45)
表(II−45)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH2C≡CH、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−46)
表(II−46)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-SCH=C=CH2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−47)
表(II−47)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R14=-OCH2CF2CHF2、そして
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−48)
表(II−48)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R15=表(II−1)に掲げる。表(II−49)
表(II−49)は一般式(II)の化合物を含み、式中、
R15=表(II−1)に掲げる。
式(III)は、本発明の方法(a)を行うために出発物質としてさらに必要な
ハロゲン誘導体の一般的定義を与える。この式(III)において、R11、R12、
R13およびA1は各々好ましくは、そして特に好ましくは、本発明の式(Ia)
の化合物に説明に関連して、これらの置換基について既に好適または特に好適で
あると述べた基を表すものである。Halは好ましくはフッ素、塩素または臭素、
特にフッ素または塩素を表す。
式(III)のハロゲン誘導体は、一般的に周知な有機化学の化合物または一般
的に周知の方法により得られる化合物である。
式(IV)は、本発明の方法(b)を行うために出発物質として必要なヒドラジ
ン誘導体の一般的定義を与える。この式(IV)において、R11、R12、R13およ
びA1は各々好ましくは、そして特に好ましくは、本発明の式(Ia)の化合物
に説明に関連して、これらの置換基について好適または特に好適であるとすでに
述べた基を表すものである。
式(IV)のヒドラジン誘導体は周知である(例えば、米国特許第41 27 575号;
同第36 09 158号明細書:独国特許出願公開第25 58 399号明細書;J.Chem.Soc.C
;1971,167-174)、または既知の方法により簡単な様式で得ることができる(例え
ば、Houben-Weyl、“有機化学の方法(Methoden der organischen Chemie)"第X/
2巻、第203頁、チーメ(Thieme)出版、シュツットガルト、1967)。
式(V)は、本発明の方法(b)を行うために出発物質としてさらに必要なイ
ミノカルボン酸エステルの一般的定義を与える。この式(V)において、R21お
よびR22は互いに独立して、各々好ましくはC1−C4-アルキル、特にメチルも
しくはエチルを表す。R14-1は好ましくは、
または特に好ましくは、本発明の式(Ia)の化合物に説明に関連して、対応す
る置換基について上記R14の下に好適または特に好適であるとすでに述べた意味
を持つものである。
式(V)のアミノカルボン酸エステルは既知であるか、または周知の方法によ
り得られる(例えばBer.119,2444-2457[1986];Bull.chem.Soc.Jpn.55,3943-3944
[1982];Chem.Lett.1982,1015-1016;Chem.Lett.1987,1403-1404;J.Amer.chem.
Soc.95,3957-3963[1973];J.org.Chem.36,3251-3252[1971]を参照にされたい)。
N-アリール1,2,4-トリアゾリン-5-オンは、本発明による化合物である。
式(VI)は、本発明の方法(c)を行うために出発物質としてさらに必要なア
ルキル化剤の一般的定義を与える。この式(VI)において、R15-1は好ましくは
、または特に本発明の式(Ia)の化合物に説明に関連して、対応する置換基に
ついて上記R15の下に好適または特に好適であるとすでに述べた意味を持つもの
である。Eは通例の電子−求引脱離基、例えばハロゲン、特に塩素、臭素または
ヨー素を表すか;または各々が場合によっては置換されてもよいアルキルスルホ
ニルオキシ、アルコキシスルホニルオキシまたはアリールスルホニルオキシ、特
にメタンスルホニルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシ、メトキシス
ルホニルオキシ、エトキシスルホニルオキシまたはp-トルエンスルホニルオキシ
を表す。
式(VI)のアルキル化剤は、有機化学の一般的に周知な化合物である。
本発明の方法(a)を行うために適当な希釈剤は、不活性な有機溶媒である。
これらには特に、例えばベンジン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘ
キサン、ジクロロメタン、クロロホルムもしくは四塩化炭素のような脂肪族、環
式脂肪族または芳香族の、場合によってはハロゲン化されてもよい炭化水素類;
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン
もしくはエチレン グリコール ジメチル エーテルもしくはエチレン グリコール
ジエチル エーテルのようなエーテル類;アセトン、ブタノンもしくはメチル
イソブチル ケトンのようなケトン類;アセトニトリル、プロピオニトリルもし
くはベンゾニトリルのようなニトリル類、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメ
チルアセトアミド、N-メチルホルムアニリド、N-メチルピロリドンもしくはヘキ
サメチルリン酸トリアミドのようなアミド類、または酢酸メチルもしくは酢酸エ
チルのようなエステル類を含む。
本発明の方法(a)は、好ましくは適当な反応助剤の存在下で行われる。適当
な反応助剤は、すべての通例の無機または有機塩基である。これらには例えば、
水酸化ナトリウム、水酸化カルシウムもしくは水酸化カリウム、水酸化アンモニ
ウムのようなアルカリ土類金属もしくはアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム
、炭酸カリウム、重炭酸カリウムもしくは重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム
のようなアルカリ金属炭酸塩、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム
もしくは酢酸アンモニウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属酢酸
塩、ならびにトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N-ジ
メチルアニリン、ピリジン、N-メチルピペリジン、N,N-ジメチルアミノピリジン
、ジアザビシクロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DB
N)もくはジアザビシクロウンデセン(DBU)およびまたピペリジンのような第三級
アミンを含む。
本発明の方法(a)を行う時、反応温度は比較的広い範囲で変動できる。一般
的に、反応は0℃から+180℃の間の温度、好ましくは+20℃から+120℃の間の
温度で行われる。
本発明の方法(a)は、一般的に大気圧で行われる。しかし加圧または減圧で
行うことも可能である。
本発明の方法(a)を行う時、1モルの式(II)の1H-トリアゾリノンあたり
、一般的に1.0−3.0モル、好ましくは1.0−1.5モルの式(III)のハロゲン誘導
体、および適当であるならば1.0−3.0モル、好ましくは1.0−1.5モルの塩基(反
応助剤として)を使用する。
反応、処理および反応生成物の単離は、通常の周知方法により行われる(製造
例も参照にされたい)。
本発明の方法(b)を行うために適当な希釈剤は、不活性な有機溶媒である。
使用する適当な溶媒は、本発明の方法(a)の具体的な記載に掲げた溶媒である
。
本発明の方法(b)を行う時、反応温度は比較的広い範囲で変動できる。一般
的に、反応は−20℃から+150℃の間の温度、好ましくは0℃から+120℃の間の
温度で行われる。
本発明の方法(b)は、一般的に大気圧で行われる。しかし加圧または減圧で
行うことも可能である。
本発明の方法(b)を行う時、1モルの式(IV)のヒドラジン誘導体あたり、
一般的に1.0−3.0モル、好ましくは1.0−1.5モルの式(V)の
アミノカルボン酸エステルを使用する。
反応、処理および反応生成物の単離は、通常の周知方法により行われる。
本発明の方法(c)を行うために適当な希釈剤は、不活性な有機溶媒である。
これらには特に、例えばベンジン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベン
ゼン、ジクロロベンゼン、石油エーテル、ヘキサン、シクロヘキサン、ジクロロ
メタン、クロロホルム、四塩化炭素のような脂肪族、環式脂肪族または芳香族の
、場合によってはハロゲン化されてもよい炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランもしくはエチレン グリ
コール ジメチルエーテルもしくはエチレン グリコール ジエチル エーテルのよ
うなエーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリルもしくはベンゾニトリルの
ようなニトリル類;N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-
メチルホルムアニリド、N-メチルピロリドンもしくはヘキサメチルリン酸トリア
ミドのようなアミド類;または酢酸メチルもしくは酢酸エチルのようなエステル
類、またはジメチルスルフォキシドのようなスルフォキシド類を含む。
適当であるならば、本発明の方法(c)は、例えば水/トルエンまたは水/ジ
クロロメタンのような2相系で、適当であるならば適当な相間移動触媒の存在下
で行うこともできる。そのような触媒の例には;テトラブチルアンモニウム ヨ
ージド、テトラブチルアンモニウム ブロミド、テトラブチルアンモニウム クロ
ライド、トリブチル-メチルホスホニウムブロミド、トリメチル-C13/C15-ア
ルキルアンモニウムクロライド、トリメチル-C13/C15-アルキルアンモニウム
ブロミド、ジベンジル-
ジメチル-アンモニウム メチルスルフェート、ジメチル-C12/C14-アルキル-
ベンジルアンモニウムクロライド、ジメチル-C12/C14-アルキル-ベンジルア
ンモニウムブロミド、テトラブチルアンモニウム ヒドロキシド、トリエチルベ
ンジルアンモニウム クロライド、メチルトリオクチルアンモニウム クロライド
、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド、15-クローネ-5、18-クローネ-6
またはトリス-[2-(2-メトキシエトキシ)-エチル]-アミンを含む。
本発明の方法(c)は、好ましくは適当な反応助剤の存在下で行われる。適当
な反応助剤は、すべての通例の無機または有機塩基である。これらには例えば、
水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、ナトリウム エ
トキシド、カリウム tert-ブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、酢
酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、重炭酸カリウムもしくは重炭酸ナトリウム、水酸化アンモニウム、酢酸アンモ
ニウムもしくは炭酸アンモニウムのようなアルカリ土類金属もしくはアルカリ金
属水素化物、水酸化物、アミド、アルコキシド、酢酸塩、炭酸塩または重炭酸塩
、およびトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N-ジメチ
ルアニリン、ピリジン、N-メチルピペリジン、N,N-ジメチルアミノピリジン、ジ
アザビシクロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DBN)もくはジアザビシク
ロウンデセン(DBU)のような第三級アミン類を含む。
本発明の方法(c)の行う時、反応温度は比較的広い範囲で変動できる。一般
的に、反応は−20℃から+150℃の間の温度、好ましくは0℃から120℃の間の温
度で行われる。
本発明の方法(c)は、一般的に大気圧で行われる。しかし加圧または減圧で
行うことも可能である。
本発明の方法(c)を行う時、1モルの式(Id)のN-アリール-1,2,4-トリ
アゾリン-5-オンあたり、一般的に1.0−3.0モル、好ましくは1.0−2.0モルの式
(VI)のアルキル化剤、および適当であるならば1.0−3.0モル、好ましくは1.0
−2.0モルの塩基(反応助剤として)を使用する。
反応、処理および反応生成物の単離は、通常の周知方法により行われる。
良好な作物残留許容限界量および好ましい恒温動物安定性を有する、本発明に
従い使用できる式(I)の活性化合物は、農業において、林業において、貯蔵産物
および材料の保護において、ならびに衛生現場において遭遇する動物有害生物、
特に昆虫、蛛形類および線虫類を防除するために適する。それらは好ましくは作
物保護剤として使用できる。それらは通常は感受性の、および耐性の種に対して
活性であり、そして発育のすべての、または或る段階で有効である。上述の有害
生物には次のものを含む:
等脚類から、例えばオニスカス アセルス(Oniscus asellus)、アルマジリジウ
ム ブルガレ(Armadillidium vulgare)およびポルセリオ スカバー(Porcellio sc
aber)。
倍脚綱(Diplopoda)から、例えばブラニウラス ギュタラタス(Blaniulus guttu
latus)。
唇脚綱(Chilopoda)から、例えばゲオフィラス カルポファーガス(Geophilus c
arpophagus)およびスクチゲラ スペック(Scutigera spec.)。
シムフィラ(Symphyla)から、例えばスカッチゲレーラ イマカラータ
(Scutigerella immaculata)。
総尾目から、例えばレピスマ サッカリーナ(Lepisma saccharina)。
粘管目から、例えばオニキウラス アルマタス(Onychiurus armatus)。
直翅目から、例えばブラッタ オリエンタリス(Blatta orientalis)、ペリプラ
ネータ アメリカーナ(Periplaneta americana)、ロウコファーエア マデラエ(Le
ucophaea maderae)、ブラテーラ ゲルマニカ(Blatella germanica)、アケータ
ドメスティカス(Acheta domesticus)、グリロタルパ種(Gryllotalpa spp.)、ロ
ーカスタ ミグラトリア ミグラトリオイデス(Locusta migratoria migratorioid
es)、メラノプラス ディフェレンティアリス(Melanoplus differentialis)、シ
ストセルカ グレガリア(Schistocerca gregaria)およびスペーラ種(Supella spp
.)。
革翅目から、例えばフォルフィクーラ オーリクラリア(Forficula auriculari
a)。
等翅目から、例えばレティキュリターメス種(Reticulitermes spp.)。
シラミ目から例えばフィロキセラ バスタリックス(Phylloxera vastarix)、ペ
ムフィガス種(Pemphigus spp.)、フィチラス種(Phthirus spp.)、ペディキュラ
ス種(Pediculus spp.)、ヘマトピナス種(Haematopinus spp.)、リノグナタス種
(Linognathus spp.)およびソレノポテス種(Solenopotes spp.)。
食毛目から、例えばトリコデクテス種(Trichodectes spp.)、ダマリネア種(Da
malinea spp.)、トリメノポン種(Trimenopon spp.),モノポン種(Monopon spp.)
、トリオトン種(Trioton spp.)、ボビコーラ種(Bovicola spp.)、ウェルネッキ
ーラ種(Werneckiella spp.)、レピケントロン種(Lepikentron spp.)およびフェ
リコーラ種(Felicola spp.)。
アザミウマ目から、例えばヘルシノトリプス フェモラリス(Hercinothrips fe
moralis)およびトリプス タバシ(Thrips tabaci)。
異翅目から、例えばユーリガスター種(Eurygaster spp.)、ディスダルカス
インターメディウス(Dysdercus intermedius)、ピースマ クワドラータ(Piesma
quadrata)、シメックス種(Cimex spp.)、ロードニウス種(Rhodnius spp.)、ト
リアトーマ種(Triatoma spp.)およびパンストロンギラス種(Panstrongylus spp.
)。
同翅目から、例えばアレウオドロス スブラッシカエ(Aleurodes brassicae)、
ベミシア タバシ(Bemisia tabaci)、トリアロウロデス バポーラリオラム(Trial
eurodes vaporariorum)、アフィス ゴシッピイ(Aphis gossypii)、ブレビコリネ
ブラシカエ(Brevicoryne brassicae)、クリプトミズス リビス(Cryptomyzus r
ibis)、アフィス ファーバエ(Aphis fabae)、ドラリス ポミ(Doralis pomi)、エ
リオソーマ ラニゲラム(Eriosoma lanigerum)、ヒアロプテラス アルンディニス
(Hyalopterus arundinis)、マクロシファム アベナエ(Macrosiphum avenae)、ミ
ズス種(Myzus spp.)、フォロドン ヒュムリー(Phorodon humuli)、ロパロシフィ
ウム パディ(Rhopalosiphum padi)、エムポアスカ種(Empoasca spp.)、エウセリ
ス バイロバタス(Euscelis bilobatus)、ネフォテティクス シンクティセプス(N
ephotettix cincticeps)、レカニウム コルニ(Lecanium corni)、サイセッティ
ア オレアエ(Saissetia oleae)、ラオデルファックス ストリアテルス(Laodelp
hax striatellus)、ニラパルバータ ルゲンス(Nilaparvata lugens)、アオニデ
ィエラ アウランティ(Aonidiella aurantii)、アスピジオタス ヘデラエ(Aspidi
otus hederae)、
シュードコッカス種(Pseudococcus spp.)およびシーラ種(Psylla spp.)。
鱗翅目から、例えばペクチノホーラ ゴシッピエラ(Pectinophora gossypiella
)、ブパラス ピニアリウス(Bupalus piniarius)、ケイマトビア ブルマータ(Che
imatobia brumata)、リソコルレティス ブランカルデーラ(Lithocolletis blanc
ardella)、ヒポノメウタ パデーラ(Hyponomeuta padella)、プルテーラ マキュ
リペンニス(Plutella maculipennis)、マラコソーマ ノウストリア(Malacosoma
neustria)、ユープロクティス クリソッロエア(Euproctis chrysorrhoea)、リマ
ントリア種(Lymantria spp.)、ブックラトリックス サーベリエーラ(Bucculat
rix thurberiella)、フィロッコニスティス シトレーラ(Phyllocnistis citrel
la)、アグロティス種(Agrotis spp.)、ユークソア種(Euxoa spp.)、フェルティ
ア種(Feltia spp.)、エアリアス インスラーナ(Earias insulana)、ヘリオディ
ス種(Heliothis spp.)、スポドプテラ エキシギュア(Spodoptera exigua)、マ
メストラ ブラッシカエ(Mamestra brassicae)、パノリス フランメア(Panolis
flammea)、プロデニア リチューラ(Prodenia litura)、スポドプテラ種(Spodopt
era spp.)、トリコプルシア ニー(Trichoplusia ni)、カルポカプサ ポモネーラ
(Carpocapsa pomonella)、ピエリス種(Pieris spp.)、キロ種(Chilo ssp.)、ピ
ラウスタ ヌビラリス(Pyrausta nubilalis)、エフェスティア クエニエーラ(Eph
estia kuehniella)、ガルリア メローネーラ(Galleria mellonella)、チネオラ
ビッセリーエーラ(Tineola bisselliella)、チネア ペリオネーラ(Tinea pell
ionella)、ホフマンノフィラ シュードスプレテーラ(Hof
mannophila pseudospretella)、カコエシア ポダナ(Cacoecia podana)、カプア
レチクラーナ(Capua reticulana)、コリストネウラ フミフェラーナ(Choristone
ura fumiferana)、クリシア アンビギュエーラ(Clysia ambiguella)、ホモナ マ
グナニマ(Homona magnanima)およびトリトリックス ビリダーナ(Tortrix virida
na)。
甲虫目の例として、例えばアノビウム パンクタタム(Anobium punctatum)、リ
ゾペルサ ドミニカ(Rhizopertha dominica)、アカントセリデス オブテクタス(
Acanthoscelides obtectus)、ヒロトルペス バジュラス(Hylotrupes bajulus)、
アゲラスティカ アルニ(Agelastica alni)、レプチノタルサ デセムリネアータ
ー(Leptinotarsa decemlineata)、フェドン コーチレアリアエ(Phaedon cochlea
riae)、ディアブロティカ種(Diabrotica spp.)、シリオデス クリソセファーラ
ー(Psylliodes chrysocephala)、エピラキナ バリベ スティス(Epilachna variv
e stis)、アトマリア種(Atomaria spp.)、オリーゼフィラス スリナメンシス(Or
yzaephilus surinamensis)、アント ノーマス 種(Antho nomus spp.)、シトフィ
ラス種(Sitophilus spp.)、オチオロリンカス スルカタス(Otiorrhynchus sulca
tus)、コスモポリテス ソルディダス(Cosmopolites sordidus)、シュートリンカ
ス アシミリス(Ceuthorrhynchus assimilis)、ヒペラ ポスティカ(Hypera posti
ca)、ダーメステス 種(Dermestes spp.)、トロゴダーマ種(Trogoderma spp.)、
アントレナス種(Anthrenus spp.)、アタッゲナス 種(Attagenus spp.)、リクタ
ス 種(Lyctus spp.)、メリゲセス アエネウス(Meligethes aeneus)、プチナス種
(Ptinus spp.)、ニプタス ホロロ−カス(Niptus hololeucus)、ギッビウム シロ
イデス(Gibbium psylloides)、トリボリウム 種(Tribolium spp.)、テネブ
リオ モリトール(Tenebrio molitor)、アグリオテス種(Agriotes spp.)、コノ
デラス種(Cono derus spp.)、メロロンサ メロロンサ(Melolontha melolontha)
、アンフィマーロン ソルスティ ティアリス(Amphimallon solsti tialis)およ
びコステリトラ ゼアランディカ(Costelytra zealandica)。
膜翅目から、例えばディプリオン種(Diprion spp.)、ホプロカンパ種(Hoploca
mpa spp.)、ラシウス種(Lasius spp.)、モノモリウム ファラオニス(Monomorium
pharaonis)およびベスパ 種(Vespa spp.)。
双翅目から、例えばアエデス種(Aedes ssp.)、アノフェラス種(Anopheles spp
.)、クレックス種(Culex spp.)、ドロソフィリア メラノガスター(Drosophila m
elanogaster)、ムスカ種(Musca spp.)、ルシリア種(Lucilia spp.)、クリソマイ
ヤ種(Chrysomyia spp.)、クテレブラ種(Cuterebra spp.)、タンニア種(Tannia s
pp.)、ビビオ ホルチュラナス(Bibio hortulanus)、オシネーラ フリット(Oscin
ella frit)、フォルビア種(Phorbia spp.)、ペゴミア ヒオシアミ(Pegomyia hyo
scyami)、セラティティス カピタタ(Ceratitis capitata)、ダカス オレアエ(Da
cus oleae)、チプーラ パルドーサ(Tipula paludosa)、シムリウム種(Simulium
spp.)、ユシムリウム種(Eusimulium spp.)、フェレボトマス種(Phlebotomus spp
.)、ルツゾマイヤ種(Lutzomyia spp.)、スリコイデス種(Culicoides spp.)、ク
リソプス種(Chrysops spp.)、ハイボミトラ種(Hybomitra spp.)、アティロタス
種(Atylotus spp.)、タバナス種(Tabanus spp.)、ヘマトポータ種(Haematopota
spp.)、フィリポマイヤ種(Philipomyia spp.)、ブラウラ種(Braula spp.)、ハイ
ドロタエア種(Hydrotaea spp.)、ストモキシス種(Stomoxys spp.)、ヘマトビア
種(Haematobi
a spp.)、モレリア種(Morellia spp.)、ファンニア種(Fannia spp.)、グロッシ
ナ種(Glossina spp.)、カリポーラ種(Calliphora spp.)、ウォールファールティ
ア種(Wohlfahrtia spp.)、サルコファーガ種(Sarcophaga spp,)、オエストラス
種(Oestrus spp.)、ハイポダーマ種(Hypoderma spp.)、ガストロフィラス種(Gas
torophilus spp.)、ヒッポボスカ種(Hippobosca spp.)、リポプテナ種(Lipopten
a spp.)、メロファーガス種(Melophagus spp.)、ムシーナ種(Muscina spp.)。
微翅目から、例えばキセノシーラ種(Xenopsylla spp.)、セラトフィラス種(Ce
ratophyllus spp.)、プレックス種(Pulex spp.)およびシテノセファリデス種(Ct
enocephalides spp.)。
蜘蛛亜綱から、例えばスコルピオ マウラス(Scorpio maurus)およびラトロデ
クタス マクタンス(Latrodectus mactans)。
ダニ目から、例えばマイオコプテス種(Myocoptes spp.)、アカラスシロ(Acaru
s siro)、アルガス種(Argas spp.);、オルニソドロス種(Ornithodoros spp.)、
オルニソニサス種(Ornithonyssus spp.)、ダーマニスサス種(Dermanyssus spp.)
、エリオフィエス リビス(Eriophyes ribis)、フィルロコプトルタ オレイボー
ラ(Phyllocoptruta oleivora)、ボーフィリス種(Boophilus spp.)、リピセファ
ラス種(Rhipicephalus spp.)、アンブリオンマ種(Amblyomma spp.)、ハイアロン
マ種(Hyalommaspp.)、イクソデス種(Ixodes spp.)、タルソネムス種(Tarsonemus
spp.)、ブリオビア プラエチオーサ(Bryobia praetiosa)、パノニカス 種(Pano
nychus spp.)、テトラニカス 種(Tetranychus spp.)、ダーマセンター種(Dermac
entor spp.)、ヘマフィサリス種(Haemaphysalis spp.)、ライルリエチア種(Rail
lietia spp.)、ペノモニサス種(Pneumonyssus
spp.)、スターノストルマ種(Sternostorma spp.)、バローア種(Varroa spp.)お
よびオトビウス種(Otobius spp.)。
アクチネディダ(Actinedida)(Prostimmata)およびコナダニ綱(Acaridida)(Ast
igmata)から例えば、アカラピス種(Acarapis spp.)、シェイレチエーラ種(Cheyl
etiella spp.)、オルニトシェイレチア種(Ornithocheyletia spp.)、マイオビア
種(Myobia spp.)、ソレルゲーテス種(Psorergates spp.)、デモデックス種(Demo
dex spp.)、トロンビクーラ種(Trombicula spp.)、リストロフォーラス種(Listr
ophorus spp.)、アカラス種(Acarus spp.)、チロファーガス種(Tyrophagus spp.
)、カロギリファス種(Caloglyphus spp.)、ハイポデクテス種(Hypodectes spp.)
、プテロリカス種(Pterolichus spp.)、ソロプテス種(Psoroptes spp.)、コリオ
プテス種(Chorioptes spp.)、オトデクテス種(Otodectes spp.)、サルコプテス
種(Sarcoptes spp.)、ノトエドルス種(Notoedres spp.)、キネミドコプテス種(K
nemidocoptes spp.)、シトディテス種(Cytodites spp.)およびラミノシオプテス
種(Laminosioptes spp.)。
植物寄生性の線虫には、例えばプラチレンカス種(Pratylenchus spp.)、ラド
ホーラス シミリス(Radopholus similis)、ディチレンカス ディプサシ(Ditylen
chus dipsaci)、チレニクラス セミペネトランス(Tylenchulus semipenetrans)
、ヘテロデーラ種(Heterodera spp.)、グロボデラ種(Globodera spp.)、メロイ
ドギーネ種(Meloidogyne spp.)、アフェレンコイデス種(Aphelenchoides spp.)
、ロンギドラス種(Longidorus spp.)、キシフィネーマ種(Xiphinema spp.)およ
びトリコドラス種(Trichodorus spp.)。
本発明の活性化合物は、高い殺虫活性を有する。
本発明の活性化合物は、例えばマスタードビートル(mustard beetle)(Phaedon
cochleariae)の幼虫に対する、またはツマグロヨコバイ(Nephotettix cinctice
ps)の幼虫に対する、またはコナガ(Plutella maculipennis)の幼虫に対する、さ
らにヤガ(owlet moth)(Spodoptera frugiperda)の幼虫に対する、およびオオタ
バコガ(Heliothis virescens)の幼虫に対するような、葉および土壌に住む、植
物に対して有害な昆虫を防除するために、特に良い効果を及ぼすために使用でき
る。
さらに本発明に従い使用できる式(I)の活性化合物は、殺ダニおよび殺菌・
殺カビ作用も有し、例えばイネの中のピリクラリアオリーゼ(Pyricularia oryza
e)に対する作用を有する。
活性化合物を、溶剤、乳剤、湿潤粉末、懸濁液、粉剤、散布剤、ペースト、可
溶性粉剤、粒剤、懸濁液−乳液濃縮物、活性化合物を含浸させた天然および合成
の物質、およびポリマー性物質の大変微細なカプセルのような通例の組成物に転
換できる。
これらの組成物は、例えば活性化合物を増量剤、すなわち液体溶媒および/ま
たは固体キャリアーと混合し、場合によっては表面活性剤、すなわち乳化剤およ
び/または分散剤および/または発泡剤を使用することにより、周知の様式によ
り調製される。
増量剤として水を使用する場合、有機溶媒は例えば補助剤としても使用できる
。液体溶媒として、主に適するのは:芳香族(キシレン、トルエンまたはアルキ
ルナフタレンのような)、塩化芳香族および塩化脂肪族炭化水素(クロロベンゼ
ン、クロロエチレンまたは塩化メチレンのような)、脂肪族炭化水素(シクロヘ
キサンまたはパラフィンのような、
例えば石油留分、鉱物および植物油)、アルコール(ブタノールまたはグリコー
ルのような)、ならびにそれらのエーテルおよびエステル、ケトン(アセトン、
メチル エチル ケトン、メチル イソブチル ケトンまたはシクロヘキサノンのよ
うな)、強い極性溶媒(ジメチルホルムアミドおよびジメチルスルフォキシドの
ような)ならびに水である。
固体キャリアーとして適するのは:
例えばアンモニウム塩および挽いた天然鉱物(カオリン、クレー、タルク、白亜
、珪砂、アタパルジャイト、モンモリロナイトまたは珪藻土のような)、および
挽いた人工鉱物(微細に分割されたシリカ、アルミナおよび珪酸塩のような)、
粒剤用の固体キャリアーとして適するのは:例えば方解石、大理石、軽石、海泡
石および苦灰石のような粉砕し、そして分画した天然岩石、ならびに無機および
有機粗挽き粉の合成顆粒、および有機材料の顆粒(おが屑、ヤシ殻、トウモロコ
シ穂軸およびタバコ茎のような);適当な乳化剤および/または発泡剤として適
当であるのは:例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸アルコールエーテル(例えばアルキルアリールポリグリコールエーテル
)、アルキルスルホネート、アルキルスルフェート、アリールスルホネートのよ
うな非イオン性およびアニオン性の乳化剤、ならびにタンパク質加水分解物;分
散助剤として適当であるのは、例えばリグニン−スルフィット廃液およびメチル
セルロース。
カルボキシメチルセルロースならびに粉末、顆粒またはラテックス状態(アラ
ビアガムのような)の天然および合成のポリマー、ポリビニルアルコールおよび
ポリビニルアセテートのような接着剤、ならびに天然のホスホリピッド(セファ
リンおよびレシチンのような)および合成ホ
スホリピッドを組成物中に使用できる。さらに添加剤は、鉱物および植物油であ
ることができる。
例えば酸化鉄、酸化チタンおよびプロシアンブルーのような無機顔料、ならび
にアリザリン染料、アゾ染料および金属フタロシアニン染料のような有機染料の
ような着色剤、ならびに鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブテンおよ
び亜鉛の塩のような微量栄養素を使用することが可能である。
組成物は一般的に、0.1−95重量パーセント、好ましくは0.5−90%の活性化合
物を含んで成る。
本発明の活性化合物は市販されている組成物状で、およびそれら組成物から調
製した使用状態で、殺虫剤、誘引剤、滅菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌・殺カ
ビ剤、生長−調整物質または除草剤のような他の活性化合物との混合物として存
在できる。殺虫剤には、例えばホスフェート、カルバメート、カルボキシレート
、塩化炭化水素、フェニルウレアおよび微生物により生産された物質を含む。
特に有利な混合成分の例は次の通りである:殺菌・殺カビ剤:
2-アミノブタン、2-アニリノ-4-メチル-6-シクロプロピル-ピリミジン;2',6'-ジ
ブロモ-2-メチル-4'-トリフルオロメトキシ-4'-トリフルオロ-メチル-1,3-チア
ゾール-5-カルボキサニリド;2,6-ジクロロ-N-(4-トリフルオロメチルベンジル)-
ベンズアミド;(E)-2-メトキシイミノ-N-メチル-2-(2-フェノキシフェニル)-アセ
トアミド;8-ヒドロキシキノリンスルフェート;メチル(E)-2-{2-[6-(2-シアノフ
ェノキシ)-ピリミジン-4-イルオキシ]-フェニル}-3-メトキシアクリレート;メチ
ル(E)-メトキシ
イミノ-[アルファ-(o-トリルオキシ)-o-トリル]アセテート;2-フェニルフェノー
ル(OPP)、アルジモルホ、アムプロピルホス、アニラジン、アザコナゾール、
ベナラキシル、ベノダニル、ベノミル、ビナパクリル、ビフェニル、ビタータノ
ール、ブラスチシジン-S、ブロムコナゾール、ブピリメート、ブチオベート、
カルシウム ポリスルフィド、カプタホル、カプタン、カルベンダジン、カルボ
キシン、キノメチオネート、クロロネブ、クロロピクリン、クロロサロニル、ク
ロゾリネート、クフラネブ、シモキサニル、シプロコナゾール、シプロフラム、
ジクロロフェン、ジクロブトラゾール、ジクロフルアニド、ジクロメジン、ジク
ロラン、ジエトフェンカルブ、ジフェノコナゾール、ジメチリモール、ジメトモ
ルホ、ジニコナゾール、ジノカプ、ジフェニルアミン、ジピリチオン、ジタリム
ホス、ジチアノン、ドジン、ドラゾキソロン、
エジフェンホス、エポキシコナゾール、エチリモール、エトリジアゾール、
フェナリモル、フェンブコナゾール、フェンフラム、フェニトロパン、フェンピ
クロニル、フェンプロピジン、フェンプロピモルホ、フェンチンアセテート、フ
ェンチン ヒドロキシド、フェルバム、フェリムゾン、フルアジナム、フルジオ
キソニル、フルオロミド、フルキノコナゾール、フルシラゾール、フルスルファ
ミド、フルトラニル、フルトリアホル、ホルペット、ホセチル−アルミニウム、
フタリド、フベリダゾール、フララキシル、フルメシクロックス、グアザチン、
ヘキサクロロベンゼン、ヘキサコナゾール、ヒメキサゾル、
イマザリル、イミベンコナゾール、イミノクタジン、イプロベンホス(IBP)、イ
プロジオン、イソプロチオラン、カスガマイシン、銅調製物:例えば水酸化銅、
ナフテン酸銅、銅オキシクロライド、硫酸銅、酸化銅、オキシン−銅およびボル
ドー混合物、マンコッパー、マンコゼブ、マネブ、メパニピリム、メプロニル、
メタラキシル、メトコナゾール、メタスルホカルブ、メトフロキサム、メチラム
、メトスルホバックス、ミクロブタニル、
ニッケル ジメチルジチオカルバメート、ニトロサル−イソプロピル、ニュアリ
モル、オフラース、オキサジキシル、オキサモカルブ、オキシカルボキシン、
ペフラゾエート、ペンコナゾール、ペンシキュロン、ホスジフェン、フタリド、
ピマリシン、ピペラリン、ポリカルバメート、ポリオキシン、プロベナゾール、
プロクロラズ、プロシミドン、プロパモカルブ、プロピコナゾール、プロピネブ
、ピラゾホス、ピリフェノックス、ピリメタニル、ピロキロン、キントゼン(PCN
B)、
硫黄および硫黄調製物、
テブカノゾール、テクロフタラム、テクナゼン、テトラコナゾール、チアベンダ
ゾール、チシオフェン、チオファネート−メチル、チラム、トルクロホス−メチ
ル、トリルフルアニド、トリアジメホン、トリアジメノール、トリアゾキシド、
トリクラミド、トリシクラゾール、トリデモルホ、トリフルミゾール、トリホリ
ン、トリチコナゾール、
バリダマイシンA、ビンクロゾリン、
ジネブ、ジラム、殺バクテリア剤:
ブロノポール、ジクロロフェン、ニトラピリン、ニッケル ジメチルジチオカル
バメート、カスガマイシン、オクチリノン、フランカルボン酸、オキシテトラサ
イクリン、プロベナゾール、ストレプトマイシン、テクロフタラム、硫酸銅およ
び他の銅調製物。殺虫剤/殺ダニ剤/殺線虫剤:
アバメクチン、AC303 630、アセフェート、アクリナトリン、アルニカルブ、ア
ルジカルブ、アルファメトリン、アミトラズ、アベルメクチン、AZ 60541、アザ
ジラクチン、アジンホスA、アジンホスM、アゾサイクロチン、バチルス チュ
ーリンギエンシス、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ベンスルタプ、ベータ−
シルトリン、ビフェントリン、BPMC、ブロフェンプロックス、ブロモホスA、ブ
フェンカルブ、ブプロフェジン、ブトカルボキシン、ブチルピリダベン、
カズサホス、カルバリル、カルボフラン、カルボフェノチオン、カルボスルファ
ン、カルタプ、CGA 157419、CGA 184699、クロエトカルブ、クロルエトキシホス
、クロルフェンビンホス、クロルフルアズロン、クロルメホス、クロルピリホス
、クロルピリホスM、シス−レスメトリン、クロシトリン、クロフェンテジン、
シアノホス、シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シヘキサチン、
シパーメトリン、シロマジン、デルタメトリン、デメトン M、デメトン S、デ
メトン-S-メチル、ジアフェンチュロン、ジアジノン、ジクロフェンチオン、ジ
クロルボス、ジクリホス、ジクロトホス、ジエチオン、ジフルベンズロン、ジメ
トエート、ジメチルビンホス、ジオキサチオン、ジスルホトン、
エジフェンホス、エマメクチン、エスフェンバレレート、エチオフェン
カルブ、エチオン、エトフェンプロックス、エトプロホス、エトリムホス、
フェナミホス、フェナザキン、フェンブタチンオキシド、フェニトロチオン、フ
ェノブカルブ、フェノチオカルブ、フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フ
ェンピラド、フェンピロキシメート、フェンチオン、フェンバレレート、フィプ
ロニル、フルアジナム、フルシクロキチュロン、フルシトリネート、フルフェノ
キチュロン、フルフェンプロックス、フルバリネート、ホノホス、ホルモチオン
、ホスチアゼート、フブフェンプロックス、フラチオカルブ、
HCH、ヘプテノホス、ヘキサフルムロン、ヘキシチアゾックス、
イミダクロプリド、イプロベンホス、イサゾホス、イソフェンホス、イソプロカ
ルブ、イソキサチオン、イベルメクチン、
ラムダ−シハロトリン、ルフェニュロン、
マラチオン、メカルバム、メルビンホス、メスルフェンホス、メトアルデヒド、
メタクリホス、メタミドホス、メチダチオン、メチオカルブ、メトミル、メトル
カルブ、ミルベメクチン、モノクロトホス、モキシデクチン、
ナレド、NC 184、NI 25、ニテンピラン、
オメトエート、オキサミル、オキシデメトンM、オキシデプロホス、
パラチオンA、パラチオンM、パーメトリン、フェントエート、ホレート、ホサ
ロン、ホスメト、ホスファミドン、フォキシム、ピリミカルブ、ピリミホスM、
ピリミホスA、プロフェンホス、プロメカルブ、プロパホス、プロポクスル、プ
ロチオホス、プロソエート、ピメトロジン、ピラクロホス、ピラダフェンチオン
、ピレスメトリン、ピレスラン、ピ
リダベン、ピリミジフェン、ピリプロキシフェン、キナルホス、
RH 5992、
サリチオン、セブホス、シラフルオフェン、スルホテプ、スルプロホス、
テブフェノジド、テブフェンピラド、テブピリミホス、テフルベンズロン、テフ
ルトリン、テメホス、ターバム、ターブホス、テトラクロルビンホス、チアフェ
ノックス、チオジカルブ、チオファノックス、チオメトン、チオナジン、チュー
リンギエンシン、トラロメトリン、トリアラテン、トリアゾホス、トリアズロン
、トリクロルホン、トリフルムロン、トリメタカルブ、
バミドチオン、XMC、キシリルカルブ、YI 5301/5302、ゼタメトリン。除草剤:
例えば、ジフルフェニカンおよびプロパニルのようなアニリド;例えばジクロ
ロピコリン酸、ジカンバおよびピクロラムのようなアリールカルボン酸;2,4-D
、2,4-DB、2,4-DP、フルロキシピル、MCPA、MCPPおよびトリクロピルのようなア
リールオキシアルカン酸;例えばジクロホップ-メチル、フェノキサプロップ-エ
チル、フルアジホップ-ブチル、ハロキシホツプ-メチルおよびキザロホップ-エ
チルのようなアリールオキシ-フェノキシ-アルカン酸エステル;例えばクロリダ
ゾンおよびノルフルラゾンのようなアジノン;例えばクロルプロファム、デスメ
ジファム、フェンメジファムおよびプロファムのようなカルバメート;例えばア
ラクロル、アセトクロル、ブタクロル、メタザクロル、メトラクロル、プレチラ
クロルおよびプロパクロルのようなクロロアセトアニリド;例えばオリザリン、
ペンジメタリンおよびトリフルラリンのようなジニトロ
アニリン:例えばアシフルオルフェン、ビフェノックス、フルオログリコフェン
、ホメサフェン、ハロサフェン、ラクトフェンおよびオキシフルオルフェンのよ
うなジフェニルエーテル;例えばクロロトルロン、ジウロン、フルオメチュロン
、イソプロチュロン、リニュロンおよびメタベンズチアズロンのようなウレア;
例えばアルロキシジン、クレトジム、シクロキシジム、セトキシジムおよびトラ
ルコキシジムのようなヒドロキシルアミン;例えばイマゼタピル、イマザメタベ
ンズ、イマザピルおよびイマザキンのようなイミダゾリノン;例えばブロモキシ
ニル、ジクロベニルおよびイオキシニルのようなニトリル;例えばメフェナセッ
トのようなオキシアセトアミド;例えばアミドスルフロン、ベンスルフロン−メ
チル、クロリムロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、メトスルフ
ロン−メチル、ニコスルフロン、プリミスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル
、チフェンスルフロン−メチル、トリアスルフロンおよびトリベヌロン−メチル
のようなスルホニルウレア;例えばブチレート、シクロエート、ジアレート、EP
TC、エスプロカルブ、モリネート、プロスルホカルブ、チオベンカルブおよびト
リアレートのようなチオカルバメート;例えばアトラジン、シアナジン、シマジ
ン、シメトリン、ターブトリンおよびターブチラジンのようなトリアジン;例え
ばヘキサジノン、メタミトロンおよびメトリブジンのようなトリアジノン;例え
ばアミノトリアゾール、ベンフレセート、ベンタゾン、シンメチリン、クロマゾ
ン、クロピラリド、ジフェンゾクワット、ジチオピル、エトフメセート、フルオ
ロクロリドン、グルホシネート、グリホセート、イソキサベン、ピリデート、キ
ンクロラック、キンメラック、スルホセートおよびトリジファーンのような他の
除草剤。
本発明の活性化合物は、さらにその市販されている組成物の状態で、および相
乗作用剤との混合物として、これらの組成物から調製された使用状態で存在でき
る。相乗作用剤とは、加える相乗作用剤自体が活性となる必要はないが、活性化
合物の作用を増大させる化合物である。
市販の組成物から調製された使用状態の活性化合物含量は、広い範囲内で変動
し得る。使用状態での活性化合物の濃度は、0.0000001−95重量%、好ましくは0
.0001から1重量%の間の活性化合物である。
化合物は、使用状態に適する通常の様式で使用される。
衛生および貯蔵産物の有害生物に対して使用する時、活性化合物は、木材およ
びクレーに対する優れた残効作用、ならびに石灰化物質に対する良好なアルカリ
安定性により明らかに区別される。
本発明の活性化合物は、植物、衛生および貯蔵産物の有害生物に対して活性で
あるだけでなく、獣医学分野において、イキソディド チックス(ixodid ticks)
、アルガシド チックス(argasid ticks)、スカブ マイト(scab mites)、トロン
ビクリド マイト(trombiculid mites)、ハエ(刺し、そして吸血性の)、寄生性
のハエの幼虫、シラミ、ケシラミ、トリ(bird)シラミおよびノミのような動物
寄生体(外部寄生体)に対しても活性である。例えば、それらは例えばボーフィ
ラス ミクロプラス(Boophilus microplus)のようなダニに対しても顕著な活性
を示す。
本発明の式(I)の活性化合物は、例えば畜牛、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ブタ、
ロバ、ラクダ、バッファロー、ウサギ、ニワトリ、七面鳥、カモ、アヒル、ガン
、ミツバチのような農業用の家畜、例えばイヌ、ネコ、かごの中の鳥、水槽中の
魚のような他の飼育動物、および例えばハムスター、モルモット、ラットおよび
マウスのような、いわゆる実験動物を攻
撃する節足動物を防除するためにも適する。これらの節足動物を防除することに
より、死および品質の低下を減らす(肉、ミルク、ウール、皮、卵、ハチミツ等
)ことを意図し、本発明の活性化合物を使用することにより、より経済的かつ簡
単な動物維持が可能になる。
獣医学的には、本発明の活性化合物は、例えば錠剤、カプセル、飲料、水薬、
粒剤、ペースト、丸薬、かいば桶−法(feed-through method)、坐薬状の腸溶性
投与により、例えば注射(筋肉内、皮下、静脈、腹腔等)、インプラントのよう
な非経口投与により、点鼻投与により、例えば浸漬またはバーシング(bathing)
、噴霧、注入およびスポット付加、洗浄、清掃の状態での経皮的投与により、な
らびに活性化合物を含んで成るカラー、耳タグ、尾の印、脚のバンド、頭絡、デ
バイスの作成等のような成型品の補助により、周知の様式で使用される。
家畜、家禽、飼育動物等に投与する時、活性化合物を1−80重量%の量で含ん
で成る組成物(例えば、粉剤、乳剤、流動物)として、式(I)の活性化合物を
直接的に、または100−10,000の因子で希釈した後のいずれかで使用することが
でき、あるいはそれらは薬浴の状態で使用してもよい。さらに、本発明の式(I
)の化合物は、工業用材料を破壊する昆虫に対して有効な殺虫作用を有する。
例として、以下の昆虫を好適であると挙げることができるが、これらに限定す
るわけではない:
甲虫類、例えば
ヒロトルペス バジュラス(Hylotrupes bajulus)、クロロホラス ピロシス(Chlor
ophorus pilosis)、アノビウム パンクタタム(Anobium punctatum)、キセストビ
ウム ルホビロサム(Xestobium rufovillosum)、プチ
リナス ペクチコリニス(Ptilinus pecticornis)、デンドロビウム パーチネック
ス(Dendrobium pertinex)、エルノビウス モリス(Ernobius mollis)、プリオビ
ウム カルピニ(Priobium carpini)、リクタス ブルンネウス(Lyctus brunneus)
、リクタス アフリカナス(Lyctus africanus)、リクタス プラニコリス(Lyctus
planicollis)、リクタス リネアリス(Lyctus linearis)、リクタス プベセンス(
Lyctus pubescens)、トロゴキシロン アエクアーレ(Trogoxylon aequale)、ミン
テス ルギコリス(Minthes rugicollis)、ジレボラス スペック.(Zyleborus spec
.)、トリプトデンドロン スペック.(Tryptodendron spec.)、アパテ モナカス(A
pate monachus)、ボストリカス カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボス
トリカス ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン スペック.
(Sinoxylon spec.)、ジノデラス ミヌタス(Dinoderus minutus)。
ハサミムシ類、例えば
シレックス ジュベンカス(Sirex juvencus)、ウロセラス ギガス(Urocerus giga
s)、ウロセラス ギガス タイグナス(Urocerus gigas taignus)、ウロセラス オ
ーグル(Urocerus augur)。
シロアリ類、例えば
カロターメス フラビコリス(Kalotermes flavicollis)、クリプトターメス ブレ
ビス(Cryptotermes brevis)、ヘテロターメス インジコーラ(Heterotermes indi
cola)、レティキュリターメス フラビペス(Reticulitermes flavipes)、レティ
キュリターメス サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリ
ターメス ルシフガス(Reticulitermes lucifugus)、マストターメス ダルウィニ
エンシス(Mastotermes darwi
niensis)、ズーターモプシス ネバデンシス(Zootermopsis nevadensis)、コプト
ターメス ホルモサヌス(Coptotermes formosanus)。
レピスマ サッカリーナ(Lepisma saccharina)のようなシミ類。
本明細書の内容において、工業用材料は、好ましくは合成材料、接着剤、サイ
ズ剤、紙およびボール紙、レザー、木材および木製製品、および塗料のような非
−生存材料を意味すると考える。
昆虫の攻撃に対して、特に大変保護される材料は、木材および木製製品である
。
本発明の組成物により、またはそのような組成物を含んで成る混合物により保
護することができる木材および木製製品とは、例えば建築用の製材、木製の梁、
枕木、橋梁構造、防波堤、木製乗り物、箱、パレット、コンテナ、電話柱、保温
材、木製の窓およびドア、合板、パーティクルボード、建具製品、またはきわめ
て一般的には家または結合部に使用される木材製品を意味すると考える。
活性化合物を、そのままの濃縮物の状態で、または粉末、粒末、溶剤、懸濁液
、乳液またはペーストのような一般的な通常の組成物の状態で使用できる。
言及した組成物は、それ自体は周知な方法により、例えば活性化合物を少なく
とも1つの溶媒または希釈剤、乳化剤、分散剤および/または結合剤または固定
剤、防水剤、適当ならば乾燥剤およびUV安定化剤、および適当ならば着色剤お
よび顔料および他の加工補助剤と混合することにより調製できる。
木材および木製製品の保護に使用するための殺虫剤組成物または濃縮物は、0.
0001−95重量%、特に0.001−60重量%濃度の本発明の活性化
合物を含んで成る。
使用する組成物または濃縮物の量は、種および昆虫の発生および媒体に依存す
る。最適な施用率は、各々の場合で一連の試験により定めることができる。しか
し一般的には、保護する物質に基づき0.0001−20重量%、好ましくは0.001−10
重量%の活性化合物を使用することで十分である。
使用する溶媒および/または希釈剤は、有機化学溶媒または溶媒混合物、およ
び/または油性または油-型の有機化学溶媒もしくは低揮発性の溶媒混合物、お
よび/または極性の有機化学溶媒または溶媒混合物、および/または水、ならび
に適当ならば乳化剤および/または湿潤剤である。
好ましく使用される有機化学溶媒は、35より高い蒸発数および30℃より高い、
好ましくは45℃より高いフラッシュポイントを有する油または油-型の溶媒であ
る。低揮発性を有し、しかも非水溶性の油および油-型溶媒として使用される物
質は、適当な鉱物油またはそれらの芳香族画分、あるいは鉱物-油-含有溶媒混合
物、好ましくはホワイトスピリット、石油および/またはアルキルベンゼンであ
る。
有利に使用される物質は、170−220℃の沸騰範囲を持つ鉱物油、170−220℃の
沸騰範囲を持つホワイトスピリット、250−350℃の沸騰範囲を持つスピンドル油
、160−280℃の沸騰範囲を持つ石油または芳香族、テンビンの精油等である。
好適な態様では、180−210℃の沸騰範囲を持つ液体脂肪族炭化水素、または18
0−220℃の沸騰範囲を持つ芳香族および脂肪族炭化水素の高沸騰混合物、および
/またはスピンドル油、および/またはモノクロロナ
フタレン、好ましくは-モノクロロナフタレンを使用する。
35より高い蒸発数および30℃より高い、好ましくは45℃より高いフラッシュポ
イントを有する低揮発性の有機油性または油-型溶媒は、溶媒混合物も35より高
い蒸発数および30℃より高い、好ましくは45℃より高いフラッシュポイントを有
し、しかも殺虫剤/殺菌・殺カビ剤混合物がこの溶媒混合物中で可溶性または乳
化性であるならば、高いまたは中程度の揮発性の有機化学溶媒に一部置き換える
ことができる。
好適な態様では、有機化学溶媒または溶媒混合物の一部は、脂肪族の極性有機
化学溶媒または溶媒混合物に置き換えられる。好ましく使用される物質は、例え
ばグリコールエーテル、エステル等のヒドロキシルおよび/またはエステルおよ
び/またはエーテル基を有する脂肪族有機化学溶媒である。
本発明の範囲で使用される有機化学結合剤は、それ自体は既知の合成樹脂およ
び/または結合乾燥油であり、そして水で希釈することができ、かつ/または使
用する有機化学溶媒中で可溶性または分散性または乳化性であり、特に結合剤は
アクリレート樹脂、ビニル樹脂(例えばポリビニルアセテート)、ポリエステル
樹脂、重縮合または重付加樹脂、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂または修飾ア
ルキド樹脂、フェノール樹脂、炭化水素樹脂(インデン/クマロン樹脂のような
)、シリコン樹脂、乾燥植物油および/または乾燥油、および/または天然およ
び/または合成樹脂に基づく物理的な乾燥結合剤から成るか、または含んで成る
。
結合剤として使用する合成樹脂は、乳液、分散液または溶液の状態で使用でき
る。最高10重量%のビチュメンまたは歴青質も、結合剤として使用できる。さら
に既知の着色剤、顔料、防水剤、防臭剤およびインヒ
ビターまたは防錆剤等も使用できる。
本発明に従い、組成物または濃縮物は好ましくは、有機化学結合剤として少な
くとも1つのアルキド樹脂または修飾アルキド樹脂および/または乾燥植物油を
含んで成る。本発明に従い、好ましく使用されるのは、45重量%より高い、好ま
しくは50−68重量%の油含量を持つアルキド樹脂である。
上述の結合剤の全て、または幾らかを、固定剤(混合物)または可塑剤(混合
物)に置き換えることができる。これらの添加物は、活性化合物の揮発、および
結晶化または沈殿を防止することを意図する。それらは好ましくは、結合剤の0.
01−30%(使用した結合剤100%に基づき)と置き換えられる。
可塑剤は、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレートまたはベンジルブチル
フタレートのようなフタル酸エステル、トリブチルホスフェートのようなリン酸
エステル、ジ-(2-エチルヘキシル)アジペートのようなアジピン酸エステル、ブ
チルステアレートまたはアミルステアレートのようなステアレート、ブチルオレ
ートのようなオレート、グリセロールエーテルまたは比較的高分子量のグリコー
ルエーテル、グリセロールエステルおよびp-トルエンスルホン酸エステルのよう
な種類の化学品からの可塑剤である。
固定剤は、例えばポリビニルメチルエーテルのようなポリビニルアルキルエー
テル、またはベンゾフェノンもしくはエチレンベンゾフェノンのようなケトンに
化学的に基づいている。
溶媒または希釈剤として特に適当であるのも、水であり、適当であるならば、
上述の1つ以上の有機化学溶媒または希釈剤、乳化剤および分
散剤との混合物としてである。
特に効果的な木材の保護は、例えば真空、二重−真空または加圧法のような大
規模な工業的浸漬法により達成される。
適当であるならば、即使用可能な組成物は、さらに他の殺虫剤および、適当な
らば、さらに1つ以上の殺菌・殺カビ剤を含んで成ることができる。
混合できる適当な添加成分は、好ましくは国際特許出願公開第94/29268号明細
書に述べられている殺虫剤および殺菌・殺カビ剤である。この明細書に述べられ
ている化合物は、本明細書の自明な部分である。
混合できる特に大変好適な成分は、クロルピリホス、ホキシム、シラフルオフ
ィン、アルファメトリン、シフルトリン、シパーメトリン、デルタメトリン、パ
ーメトリン、イミダクロピリド、NI-25、フルフェノキュロン、ヘキサフルムロ
ンおよびトリフルムロンのような殺虫剤、ならびにエポキシコナゾール、ヘキサ
コナゾール、アザコナゾール、プロピコナゾール、テブコナゾール、シプロコナ
ゾール、メトコナゾール、イマザリル、ジクロロフルアニド、トリルフルアニド
、3-ヨード-2-プロピニルブチルカルバメート、N-オクチル-イソチアゾリン-3-
オンおよび4,5-ジクロロ-N-オクチルイソチアゾリン-3-オンのような殺菌・殺カ
ビ剤である。
本発明の活性化合物の製造および使用は、以下の実施例から理解できる。
製造例実施例1
(方法a)
室温で、3.86g(0.02モル)の3-トリフルオロメチル-4-プロペニル-1H-1,2,4-ト
リアゾリン-5-オンおよび2.76g(0.02モル)の炭酸カリウム(100mlのジメチルスル
フォキシド中)を、5.41g(0.02モル)の2,6-ジニトロ-4-トリフルオロメチル-クロ
ロベンゼンと混合し、そして80℃で4時間撹拌し、そして120℃で1時間撹拌す
る。処理のために、反応混合物を氷水中で撹拌し、そして沈殿した生成物を吸引
濾過し、そしてイソプロパノールから再結晶化する。
融点が136℃の4.4g(理論値の52%)の1-(2,6-ジニトロ-4-トリフルオロメチル-1-
フェニル)-3-トリフルオロメチル-4-プロペニル-1,2,4-トリアゾリン-5-オンが
得られる。
実施例1の方法、および本発明の製造法の一般的記載により、以下の表に掲げ
る式1の式(Ia)の化合物を製造できる。
使用例
続く使用例では、以下に掲げる化合物を比較物質として使用する:
1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-3-メチル-4-メチルアミノ
-1,2,4-トリアゾリン-5-オン
1-(2,6-ジクロロ-3-フルオ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-3-メチル-4-メ
チルアミノ-1,2,4-トリアゾリン-5-オン
1-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチル-フェニル)-3-シクロプロピ-4-メチル
アミノ-1,2,4-トリアゾリン-5-オン
(全て欧州特許出願公開第0 617 026号明細書に開示されている、(A)=実施
例44、(B)=実施例45、(C)=実施例72)。実施例A
フェドン(Phaedon)の幼虫の試験
溶媒: 7重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適当な調製物を作成するために、1重量部の活性化合物を上述の
量の溶媒および上述の量の乳化剤と混合し、そして濃縮物を水で希釈して所望の
濃度とする。
キャベツの葉(Brassica oleracea)を、所望濃度の活性化合物の調製物に浸し
て処理し、そしてマスタード ビートル(Phaedon cochleariae)の幼虫を葉が湿潤
状態である間に侵襲させた。
望ましい時間の後、撲滅を%で測定した。100%とは、すべての甲虫の幼虫が
殺され;0%とは甲虫の幼虫が全く殺されなかったことを意味する。
この試験では、例えば7日後に、0.1%濃度の実際の活性化合物濃度で、製造
実施例5、8、11、12、13、15、21、27、36、42、45、50
、57および83の化合物が100%の撲滅を示し、一方、既知の化合物(B)お
よび(C)はそれぞれ、全く撲滅を示さない、および10%の撲滅を示す。実施例B
プルテーラ(Plutella)試験
溶媒: 7重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適当な調製物を作成するために、1重量部の活性化合物を上述の
量の溶媒および上述の量の乳化剤と混合し、そして濃縮物を水
で希釈して所望の濃度とする。
キャベツの葉(Brassica oleracea)を、所望濃度の活性化合物の調製物に浸し
て処理し、そしてコナガ(Plutella maculipennis)の幼虫を葉が湿潤状態である
間に侵襲させた。
望ましい時間の後、撲滅を%で測定した。100%とは、すべての幼虫が殺され
;0%とは幼虫が全く殺されなかったことを意味する。
この試験では、例えば7日後に、0.1%濃度の実際の活性化合物濃度で、製造
実施例4、5、12、21、22、32、49および81の化合物が、100%の
撲滅を示し、一方、既知の化合物(C)は、10%の撲滅を示す。実施例C
スポドプテラ フルギペルダ(Spodoptera Frugiperda)試験
溶媒: 7重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適当な調製物を作成するために、1重量部の活性化合物を上述の
量の溶媒および上述の量の乳化剤と混合し、そして濃縮物を水で希釈して所望の
濃度とする。
キャベツの葉(Brassica oleracea)を、所望濃度の活性化合物の調製物に浸し
て処理し、そしてヤガ(owlet moth)(Spodoptera frugiperda)の幼虫を葉が湿潤
状態である間に侵襲させた。
望ましい時間の後、活性を%で測定した。100%とは、すべての幼虫が殺され
;0%とは幼虫が全く殺されなかったことを意味する。
この試験では、例えば7日後に、0.1%濃度の実際の活性化合物濃度で、製造
実施例10、12、21、49および50の化合物が、100%
の撲滅を示し、一方、既知の化合物(C)は活性を示さない。実施例D
ヘリオディス ウィレスセンス(Heliothis virescens)試験
溶媒: 7重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適当な調製物を作成するために、1重量部の活性化合物を上述の
量の溶媒および上述の量の乳化剤と混合し、そして濃縮物を水で希釈して所望の
濃度とする。
ダイズの苗条(Glycine max)を、所望濃度の活性化合物の調製物に浸して処理
し、そしてオオタバコガ(Heliothis virescens)の幼虫を葉が湿潤状態である間
に侵襲させた。
望ましい時間の後、撲滅を%で測定した。100%とは、すべての幼虫が殺され
;0%とは幼虫が全く殺されなかったことを意味する。
この試験では、例えば7日後に、0.1%濃度の実際の活性化合物濃度で、製造
実施例4および5の化合物が、100%の撲滅を示し、一方、既知の化合物(A)
および(B)は活性を示さない。実施例E
ネホテチックス(Nephotettix)試験
溶媒: 7重量部のジメチルホルムアミド
乳化剤: 1重量部のアルキルアリールポリグリコールエーテル
活性化合物の適当な調製物を作成するために、1重量部の活性化合物を上述の
量の溶媒および上述の量の乳化剤と混合し、そして濃縮物を水で希釈して所望の
濃度とする。
イネの実生苗(Oryza sativa)を、所望濃度の活性化合物の調製物に
浸して処理し、そしてツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)の幼虫を苗が
湿潤状態である間に侵襲させた。
望ましい時間の後、撲滅を%で測定した。100%とは、すべてのヨコバイが殺
され;0%とはヨコバイが全く殺されなかったことを意味する。
この試験では、例えば6日後に、0.1%濃度の実際の活性化合物濃度で、製造
実施例12、31、41、45および58の化合物が、100%の撲滅を示し、一
方、既知の化合物(A)、(B)および(C)は活性を示さない。実施例F
ボーフィラス マイクロプラス耐性/SP-耐性パークハースト株での試験試験動物
:完全に吸血した成体のメス
溶媒:ジメチルスルフォキシド
20mgの活性化合物を1mlのジメチルスルフォキシドに溶解し、そして同溶媒を
用いて希釈することにより低濃度に調製する。
試験は、5回繰り返して行い、1μlの溶液を腹部に注射し、そして動物を皿
に移し、そして空調室に維持する。活性は産卵の阻害を通して測定する。100%
は産卵したダニがいないことを意味する。
この試験では、例えば20μgの実際の活性化合物の濃度で、本発明の製造例5
、21、32、33、34および36の化合物による100%の活性が示され、一
方、既知の化合物(A)、(B)および(C)は活性を示さない。実施例G
ゴキブリ試験
試験動物:ペリプラネタ アメリカーナ(Periplaneta americana)
溶媒:35重量部のエチレン グリコール モノメチル エーテル
乳化剤:35重量部のノニルフェノール ポリグリコール エーテル
適当な組成物を調製するために、3重量部の活性化合物を7重量部の上記溶媒
−乳化剤混合物と混合し、そして生成した乳液の濃縮物を水を用いて各々所望の
濃度に希釈する。
2mlの活性化合物の調製物を、対応する大きさのペトリ皿に置いたフィルター
ペーパーのディスク(φ9.5cm)に滴下する。フィルターディスクが乾燥した後、
5匹の試験動物であるピー.アメリカーナ(P.americana)を移して、そしてフタ
をする。
活性化合物の調製物の活性は、3日後に測定する。100%は、すべてのゴキブ
リが死んだことを意味し;そして0%はゴキブリが全く死ななかったことを意味
する。
この試験では、例えば1000ppmの実際の活性化合物の濃度で、本発明の製造例
4、5、12、21、27、28、32、36、41および50の化合物による
100%の活性が示され、一方、既知の化合物(A)、(B)および(C)は活性
を示さない。実施例H
ハエ(ムスカ ドメスティカ:Musca domestica)での試験
試験動物:ムスカ ドメスティカ(Musca domestica)の成体、ライヒスワールド
株(OP、SP、カルバメート耐性)
溶媒:35重量部のエチレン グリコール モノメチル エーテル
乳化剤:35重量部のノニルフェノール ポリグリコール エーテル
適当な組成物を調製するために、3重量部の活性化合物を7重量部の上記溶媒
−乳化剤混合物と混合し、そして生成した乳液の濃縮物を水を
用いて各々所望の濃度に希釈する。
2mlの活性化合物調製物を、対応する大きさのペトリ皿に置いたフィルターペ
ーパーのディスク(φ9.5cm)に滴下する。フィルターディスクが乾燥した後、25
匹の動物をペトリ皿に移して、そしてフタをする。
活性化合物の調製物の活性は、1、3、5および24時間後に測定する。100%
は、すべてのハエが死んだことを意味し;そして0%はハエが全く死ななかった
ことを意味する。
この試験では例えば100ppmの実際の活性化合物の濃度で、本発明の製造例4、
5、8、12、21、22、23、24、28、32、33および36の化合物
による100%の活性が示され、一方、既知の化合物(A)、(B)および(C)
は活性を示さない。実施例I
ハエの幼虫を用いた試験/発育−阻害作用
試験動物:ルシリア カプリナ(Lucilia cuprina)(OP耐性)のすべての幼虫段階[
サナギおよび成体(活性化合物との接触無し)]
溶媒:35重量部のエチレン グリコール モノメチル エーテル
乳化剤:35重量部のノニルフェノール ポリグリコール エーテル
適当な組成物を調製するために、3重量部の活性化合物を7重量部の上記溶媒
−乳化剤混合物と混合し、そして生成した乳液の濃縮物を水を用いて各々所望の
濃度に希釈する。
各々別個の濃度について、30−50匹の幼虫を、1cm3の馬肉を含む試験管に入
れる。試験する500μlの希釈物をこの馬肉にピペットでかける。試験管は、底を
海砂で覆ったプラスチックビーカー中に置き、そして空調室(26℃±1.5℃、70
%±10%相対湿度)に維持する。活性は24時間
後、および48時間後に再度検査する(殺幼虫作用)。幼虫の発生後(約72時間後)、
試験管を取り出し、穴をあけたプラスチックのフタをビーカーにはめる。発生時
間の1.5倍の時間後(対照のハエが羽化する)、羽化したハエおよびサナギ/マユ
を計数する。
活性の基準は、処理した幼虫の48時間後の死(殺幼虫作用)、またはサナギから
成虫への羽化の阻害またはサナギの成長阻害である。物質のインビトロ活性の基
準は、ハエの発育阻害、または成虫前の発育停止である。100%の殺幼虫作用は
、すべての幼虫が48時間後に死んでいることを意味する。100%の発育−阻害作
用は、ハエが成虫へ羽化しなかったことを意味する。
この試験では例えば1000ppmの活性化合物の濃度で、本発明の製造例4、5、
8、12、21、33、42および50の化合物による100%の活性が示され、
一方、既知の化合物(A)、(B)および(C)は活性を示さない。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CN,CZ,HU,JP,KR,KZ,LK,M
X,NO,NZ,PL,RO,RU,SK,TR,UA
,US
(72)発明者 ハース,ビルヘルム
ドイツ連邦共和国デー−50259プルハイ
ム・シユルゲスプフアト19
(72)発明者 レンダー,アンドレアス
ドイツ連邦共和国デー−21376ザルツハウ
ゼン・リユネブルガーシユトラーセ15
(72)発明者 ミユラー,クラウス−ヘルムート
ドイツ連邦共和国デー−40593デユツセル
ドルフ・ゾルフシユトラーセ19
(72)発明者 シヤルナー,オツトー
ドイツ連邦共和国デー−40789モンハイ
ム・ノルデベーク22
(72)発明者 エルデレン,クリストフ
ドイツ連邦共和国デー−42799ライヒリン
ゲン・ウンテルビユシヤーホフ15
(72)発明者 トウルベルク,アンドレアス
ドイツ連邦共和国デー−40699エルクラー
ト・ナーエベーク19
(72)発明者 メンケ,ノルベルト
ドイツ連邦共和国デー−51381レーフエル
クーゼン・グルンデルミユーレ2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの式(I) 式中、 Aは、窒素または基CRを表し、 Rは、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、場合によってはハロ ゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されて もよいアルキル、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは基-CX- NY1Y2を表し、 R1は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シア ノ−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキ ルもしくはアルコキシ、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは 基-CX-NY1Y2を表し、 R2は、水素、ハロゲン、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、 アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキル、または場合に よっては置換されてもよいシクロアルキルを表し、 R3は、ニトロ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシまたは基-S(O)nR6を 表し、 R4は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シア ノ−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換 されてもよいアルキルもしくはアルコキシを表し、アルケニル、アルケニルオキ シ、アルキニル、ヒドロキシル、メルカプト、各々が場合によっては置換されて もよいシクロアルキルもしくはシクロアルキルアルキル、各々が場合によっては 置換されてもよいアリール、アリールオキシアルキルもしくはアラルキルまたは 基-S(O)nR6を表し、 R5は、水素、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ −、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルもしくはア ルコキシを表し、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、アルキニルオキ シ、各々が場合によっては置換されてもよいシクロアルキルもしくはシクロアル キルアルキル、各々が場合によっては置換されてもよいアリールもしくはアラル キルまたは基-S(O)nR6、-NR7R8もしくは-N=CR9R10の1つを表し、 R6は、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ−もし くはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルケニル、アルカンジ エニル、アルキニル、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは場 合によっては置換されてもよいアリールを表し、 R7は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ −もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルケニル、アル キニル、アルコキシ、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは場 合によっては置換されてもよいアリールを表し、 R8は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ −もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し 、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、場合によっては置換されてもよいシク ロアルキルまたは場合によっては置換されてもよいアリールを表すか、あるいは R7およびR8は、結合している窒素原子と一緒に、場合によっては1個以上の さらなるヘテロ原子を含むことができる、場合によっては置換されてもよい複素 環を表し、 R9は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ −もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルコキシ、場合 によっては置換されてもよいシクロアルキル、または各々が場合によっては置換 されてもよいアリールもしくはヘテロサイクリルを表し、 R10は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ −もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルコキシ、場合 によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは各々が場合によっては置換さ れてもよいアリールもしくはヘテロサイクリルを表し、 Xは、酸素または硫黄を表し、 Y1は、水素またはアルキルを表し、 Y2は、水素またはアルキルを表し、そして nは、0、1または2の数の1つを表す、 の化合物を含有することを特徴とする、動物有害生物を防除するための組成物。 2.請求の範囲第1項に記載された少なくとも1つの式(I)、 式中、 Aが、窒素または基CRを表し、 Rが、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、場合によ ってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−もしくはC1−C2-アルコキシ− により置換されてもよいC1−C4-アルキル、場合によってはフッ素−、塩素− 、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノ アルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3 −C6-シクロアルキルを表すか、または基-CONH2、-CSNH2、-CO-NH-C1-C4-アル キル、-CS-NH-C1-C4-アルキル、-CO-N(C1-C4-アルキル)2もしくは-CS-N(C1-C4- アルキル)2の1つを表し、 R1が好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、各々が場合によっ てはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−もしくはC1−C2-アルコキシ−に より置換されてもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシ、場合に よってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキ シ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−に より置換されてもよいC3−C6-シクロアルキルを表すか、または基-CONH2、-CS NH2、-CO-NH-C1-C4-アルキル、-CS-NH-C1-C4-アルキル、-CO-N(C1-C4-アルキル)2 もしくは-CS-N(C1-C4-アルキル)2の1つを表し、 R2が、水素、フッ素、塩素、C1−C4-アルキルまたはC1−C4-ハロゲノア ルキルを表し、 R3が、ニトロ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ または基-S-C1-C4-ハロゲノアルキル、-SO-C1-C4-ハロゲノ アルキルもしくは-SO2-C1-C4-ハロゲノアルキルの1つを表し、 R4が、ハロゲン、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはフッ索−、塩素− 、シアノ−、ニトロ−、C1−C4-アルコキシ−もしくはアミノ−により置換さ れてもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシを表し、C3−C6- アルケニル、C3−C6-アルケニルオキシ、C3−C6-アルキニル、ヒドロキシル 、メルカプト、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-ア ルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1 −C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキル もしくはC3−C6-シクロアルキル-C1−C4-アルキルを表し、各々が場合によ ってはハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、 C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアル コキシ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロゲン−もし くはC1−C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置換されても よいフェニル、フェニルオキシ-C1−C4-アルキルもしくはフェニル-C1−C4- アルキルを表すか、または基-S(O)nR6を表し、 R5が、水素、シアノ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、 ニトロ−、C1−C4-アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいC1 −C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシを表し、C3−C6-アルケニル、C3 −C6-アルケニルオキシ、C3−C6-アルキニル、C3−C6-アルキニルオキシ 、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1 −C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノ アルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキルもしくはC3−C6 -シクロアルキル-C1−C4-アルキル、場合によってはハロゲン、シアノ、ニト ロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1− C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアル キルチオまたは場合によってはハロゲン−もしくはC1−C4-アルキル−により 置換されてもよいフェニルにより置換されてもよいフェニルを表し、C1−C4- アルキル−により置換されたベンジルまたは基-S(O)nR6、-NR7R8もしくは-N=CR9 R10の1つを表し、 R6が、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−もしくはニトロ−により 置換されてもよいC1−C4-アルキルを表し、C3−C6-アルケニル、C3−C6- アルカンジエニル、C3−C6-アルキニル、場合によってはフッ素−、塩素−、 臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノア ルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3− C6-シクロアルキル、または場合によってはハロゲン、シアノ、ニトロ、C1− C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロ ゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオ または場合によってはハロゲン−もしくはC1−C4-アルキル−により置換され てもよいフェニルにより置換されてもよいフェニルを表し、 nが、0、1または2の1つの数をし、 R7が、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−、アミ ノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよ いC1−C4-アルキルを表し、C3−C6-アルケニル、C3−C6-アルキニルもし くはC1−C4-アルコキシ、場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4 -アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくは C1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキ ル、または場合によってはハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1 −C4-アルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1 −C4-ハロゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によっ てはハロゲン−もしくはC1−C4-アルキル−により置換されてもよいフェニル により置換されてもよいフェニルを表し、 R8が、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−、アミ ノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4-アルキル を表し、C3−C6-アルケニル、C3−C6-アルキニルもしくはC1−C4-アルコ キシ、場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1− C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノア ルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキル、または場合によ ってはハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、 C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアル コキシ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロゲン−もし くはC1−C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置換されても よいフェニルを表すか、あるいは R7およびR8が、結合している窒素原子と一緒に、場合によってはハ ロゲン−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−もしくはC1−C4-ア ルキルチオ−により置換されてもよく、窒素原子に加えて、窒素、酸素および硫 黄から成る群から選択される同一もしくは異なる2もしくは3個のヘテロ原子を 有する飽和の5−から7−員の複素環を表し、 R9が、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−、アミ ノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4-アルキル を表すか、またはC1−C4-アルコキシを表し、 R10が、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−、アミ ノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4−アルキ ルを表すか、またはC1−C4−アルコキシを表す、 の化合物を含有することを特徴とする、動物有害生物を防除するための組成物。 3.請求の範囲第1項に記載の式(I) 式中、 Aが、窒素もしくは基CRを表し、 Rが、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、メチル、 エチル、n-もしくはi-プロピル、メトキシメチル、トリフルオロメチル、ジフ ルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチルを表すか、ま たは基-CONH2、-CSNH2、-CONHCH3、-CSNHCH3、-CON(CH3)2もしくは-CSN(CH3)2の 1つを表し、 R1が、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、メチル、エチル、n-もしくは i-プロピル、メトキシメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロ ジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、 トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロエトキシ、または基 -CONH2、-CSNH2、-CONHCH3、-CSNHCH3、-CON(CH3)2および-CSN(CH3)2の1つを表 し、 R2が、水素、フッ素、塩素、メチルまたはトリフルオロメチルを表し、 R3が、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、 ジクロロフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、クロロ ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルスルフェニル、トリフルオロメチルス ルフィニルまたはトリフルオロメチルスルホニルを表し、 R4が、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピ ル、n-、i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n-もしくはi-プロポ キシ、n-、i-、s-もしくはt-ブトキシ、メトキシメチル、メトキシエチル、エト キシメチル、エトキシエチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロ ジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロエチル、テトラフル オロエチル、ペンタフルオロエチル、フルオロプロピル、トリフルオロメトキシ 、ジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ 、トリフルオロエトキシ、テトラフルオロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ、 シアノメチル、アリル、アリルオキシ、プロパルギル、ヒドロキシル、メルカプ ト、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、メ トキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−により置換さ れてもよいシクロプロピル、シクロプロピルメチル、シクロペンチル、シクロペ ンチル メチル、シクロヘキシルもしくはシクロヘキシルメチルを表し、各々が場合によ ってはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメ トキシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、ニトロまたは場合によってはフ ッ素−、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよいフェニルにより置換さ れてもよいフェニル、フェノキシメチルもしくはベンジルを表すか、または基-S (O)nR6を表し、 R5が、水素、シアノ、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s- もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n-もしくはi-プロポキシ、n-、i-、s- もしくはt-ブトキシ、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エト キシエチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメ チル、トリフルオロエチル、フルオロプロピル、ジフルオロメトキシ、クロロジ フルオロメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ、シアノメチル、アリル、アリル オキシ、プロパルギル、プロパルギルオキシ、ブチニルオキシ、各々が場合によ ってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、メトキシ−、トリフル オロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−により置換されてもよいシクロプ ロピル、シクロプロピルメチル、シクロペンチル、シクロペンチルメチル、シク ロヘキシルもしくはシクロヘキシルメチルを表し、場合によってはフッ素、塩素 、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メチルチオ 、トリフルオロメチルチオ、シアノ、ニトロまたは場合によってはフッ素−、塩 素−もしくはメチル−により置換されてもよいフェニルにより置換されてもよい フェニルを表し、場合によってはメチル−、エチル −、n-もしくはi-プロピル−、n-、i-、s-もしくはt-ブチル−により置換されて もよいベンジルを表すか、または基-S(O)nR6、-NR7R8もしくは-N=CR9R10の1つを 表し、 R6が、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくはt-ブチ ル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロ ロフルオロメチル、トリフルオロエチル、テトラフルオロエチル、ペンタフルオ ロエチル、フルオロプロピル、アリル、アレニル、プロパルギル、各々が場合に よってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、メトキシ−、トリフ ルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−により置換されてもよいシクロ プロピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシル、または場合によってはフッ 素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メ チルチオ、トリフルオロメチルチオ、シアノ、ニトロまたは場合によってはフッ 素−、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよいフェニルにより置換され てもよいフェニルを表し、 nが、0、1または2の1つの数を表し、 R7が、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくは t-ブチル、メトキシ、エトキシもしくはシクロプロピルを表し、 R8が、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくはt -ブチル、メトキシ、エトキシまたはシクロプロピルを表すか、あるいは R7およびR8が、結合している窒素原子と一緒に、各々が場合によってはメチ ル−、エチル−、メトキシ−もしくはエトキシ−により置 換されてもよいピペリジニル、ピペラジニルもしくはモルホリニルを表し、 R9が、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくはt -ブチル、メトキシまたはエトキシを表し、 R10が、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくは t-ブチル、メトキシまたはエトキシを表す、 の化合物を含有することを特徴とする、動物有害生物を防除するための組成物。 4.請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を、有害生物および/またはそ れらの環境に対して作用させることを特徴とする、動物有害生物の防除法。 5.動物有害生物を防除するための、請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合 物の使用。 6.請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合物を増量剤および/または界面活 性剤と混合することを特徴とする、有害生物防除剤の調製法。 7.有害生物防除剤を調製するための請求の範囲第1項に記載の式(I)の化合 物の使用。 8.式(Ia) 式中、 A1は、窒素または基CR0を表し、 R0は、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、場合によってはハ ロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換され てもよいアルキル、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは基-C X1-NY11Y12を表し、 R11はハロゲン、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ −、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキル もしくはアルコキシ、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは基 -CX1-NY11Y12を表し、 R12は、水素、ハロゲン、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、 アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルまたは場合によ っては置換されてもよいシクロアルキルを表し、 R13は、ニトロ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシまたは基-S(O)n1R16 を表し、 R14は、ハロゲン、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニ トロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルもしく はアルコキシを表し、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、ヒドロキシ ル、メルカプト、各々が場合によっては置換されてもよいシクロアルキルもしく はシクロアルキルアルキル、各々が場合によっては置換されてもよいアリール、 アリールオキシアルキルもしくはアラルキルまたは基-S(O)n1R16を表し、 R15は、水素、シアノ、アミノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ− 、ニトロ−、アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルも しくはアルコキシを表し、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、アルキ ニルオキシ、各々が場合によっては置 換されてもよいシクロアルキルもしくはシクロアルキルアルキル、各々が場合に よっては置換されてもよいアリールもしくはアラルキルまたは基-S(O)n1R16、NR17 R18もしくは-N=CR19R20の1つを表し、 R16は、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ−もし くはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルケニル、アルカンジ エニル、アルキニル、場合によっては置換されてもよいシクロアルキルもしくは 場合によっては置換されてもよいアリールを表し、 R17およびR18は、結合している窒素原子と一緒に、場合によっては1つ以上 のさらなるヘテロ原子を含むことができ、場合によっては置換されてもよい複素 環を表し、 R19は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ −もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルコキシ、場合 によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは各々が場合によっては置換さ れてもよいアリールもしくはヘテロサイクリルを表し、 R20は、水素、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコキシ −もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルコキシ、場合 によっては置換されてもよいシクロアルキルまたは各々が場合によっては置換さ れてもよいアリールもしくはヘテロサイクリルを表し、 X1は、酸素または硫黄を表し、 Y11は、水素またはアルキルを表し、 Y12は、水素またはアルキルを表し、そして nは0、1または2の数の1つを表す、 の化合物。 9.請求の範囲第6項に記載の式(I)の化合物の製造法であって、 a)式(Ia) 式中、 R11、R12、R13、R14、R15およびA1は、それぞれ上記請求の範囲に記載 の定義通りである、 の化合物は、式(II) 式中、 R14およびR15は上記請求の範囲に記載の定義通りである、 の1H-トリアゾリノンを、式(III) 式中、 R11、R12、R13およびA1は、それぞれ上記請求の範囲に記載の定義通りで あり、そして Halはハロゲンを表す、 のハロゲン誘導体と、適当ならば希釈剤の存在下、および適当ならば反応助剤の 存在下で反応させる時に得られ、 b)式(Ib) 式中、 R11、R12、R13およびA1は、それぞれ上記請求の範囲に記載の定義通りで あり、そして R14-1は、シアノ、各々が場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、 アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルもしくはアコキ シを表し、アルケニル、アルケニルオキシ、アルキニル、各々が場合によっては 置換されてもよいシクロアルキルもしくはシクロアルキルアルキル、または各々 が場合によっては置換されてもよいアリール、アリールオキシアルキルもしくは アラルキルを表す、 の化合物は、式(IV) 式中、 R11、R12、R13およびA1は、それぞれ上記請求の範囲に記載の定義通りで ある、 のヒドラジン誘導体を、式(V) 式中、 R14-1は上記請求の範囲に記載の定義通りであり、そして R21およびR22は互いに独立して、アルキル(好ましくはC1−C8-アルキル) を表す、 のイミノカルボン酸エステルと、希釈剤の存在下で反応させる時に得られ、 c)式(Ic) 式中、 R11、R12、R13、R14およびA1は、それぞれ上記請求の範囲に記載の定義 通りであり、そして R15-1は、シアノ、場合によってはハロゲン−、シアノ−、ニトロ−、アルコ キシ−もしくはアミノ−により置換されてもよいアルキルを表し、アルケニル、 アルケニル、各々が場合によっては置換されてもよいシクロアルキルおよびシク ロアルキルアルキル、または場合によっては置換されてもよいアリールを表す、 の化合物は、式(Id) 式中、 R11、R12、R13、R14およびA1は、それぞれ上記請求の範囲に記載の定義 通りである、 のN-アリール-1,2,4-トリアゾリン-5-オンを、式(VI) 式中、 R15-1は上記請求の範囲に記載の定義通りであり、そして Eは、電子求引性脱離基を表す、 のアルキル化剤と、適当であれば希釈剤の存在下で、そして適当であれば反応助 剤の存在下で反応させる時に得られる、 ことを特徴とする上記製造法。 10.請求の範囲第8項に記載の式(Ia) 式中、 A1が、窒素または基CR0を表し、 R0が、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、場合に よってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−もしくはC1−C2-アルコキシ −により置換されてもよいC1−C4-アルキル、場合によってはフッ素−、塩素 −、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲ ノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよい C3−C6-シクロアルキルを表すか、または基-CONH2、-CSNH2、-CO-NH-C1-C4-ア ル キル、-CS-NH-C1-C4-アルキル、-CO-N(C1-C4-アルキル)2もしくは-CS-N(C1-C4- アルキル)2の1つを表し、 R11が、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、各々が場合によってはフッ素 −、塩素−、シアノ−、ニトロ−もしくはC1−C2-アルコキシ−により置換さ れてもよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシ、場合によってはフ ッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1 −C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換 されてもよいC3−C6-シクロアルキルを表すか、または基-CONH2、-CSNH2、-CO -NH-C1-C4-アルキル、-CS-NH-C1-C4-アルキル、-CO-N(C1-C4-アルキル)2もしく は-CS-N(C1-C4-アルキル)2の1つを表し、 R12が、水素、フッ素、塩素、C1−C4-アルキルまたはC1−C4-ハロゲノア ルキルを表し、 R13が、ニトロ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ −または基-S-C1-C4-ハロゲノアルキル、-SO-C1-C4-ハロゲノアルキルもしくは- SO2-C1-C4-ハロゲノアルキルの1つを表し、 R14が、ハロゲン、シアノ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ −、ニトロ−、C1−C4-アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されてもよ いC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシを表し、C3−C6-アルケニ ル、C3−C6-アルケニルオキシ、C3−C6-アルキニル、ヒドロキシル、メルカ プト、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アルキル− 、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1−C4-ハ ロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキルもし くはC3−C6-シクロアルキル-C1−C4-アルキルを表し、各々が場合によって はハロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1 −C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキ シ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロゲン−もしくは C1−C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置換されてもよい フェニル、フェニルオキシ-C1−C4-アルキルもしくはフェニル-C1−C4-アル キルを表すか、または基-S(O)n1R16を表し、 R15が、水素、シアノ、アミノ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、シ アノ−、ニトロ−、C1−C4-アルコキシ−もしくはアミノ−により置換されて もよいC1−C4-アルキルもしくはC1−C4-アルコキシを表し、C3−C6-アル ケニル、C3−C6-アルケニルオキシ、C3−C6-アルキニル、C3−C6-アルキ ニルオキシ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、C1−C4-アル キル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノアルキル−もしくはC1− C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3−C6-シクロアルキルも しくはC3−C6-シクロアルキル-C1−C4-アルキルを表し、場合によってはハ ロゲン、シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4 -アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、 C1−C4-ハロゲノアルキルチオまたは場合によってはハロゲン−もしくはC1− C4-アルキル−により置換されてもよいフェニルにより置換されてもよいフェニ ルを表し、場合によってはC1−C4-アルキル−により置換されてもよいベンジ ルまたは基-S(O)n1R16、-NR17R18もしくは-N=CR19R20の1つを表し 、 R16が、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−もしくはニトロ−により 置換されてもよいC1−C4-アルキルを表し、C3−C6-アルケニル、C3−C6- アルカンジエニル、C3−C6-アルキニル、場合によってはフッ素−、塩素−、 臭素−、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−、C1−C4-ハロゲノア ルキル−もしくはC1−C4-ハロゲノアルコキシ−により置換されてもよいC3− C6-シクロアルキル、または場合によってはハロゲン、シアノ、ニトロ、C1− C4-アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロ ゲノアルキル、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、C1−C4-ハロゲノアルキルチオ または場合によってはハロゲン−もしくはC1−C4-アルキル−により置換され てもよいフェニルにより置換されてもよいフェニルを表し、 n1が、0、1または2の1つの数を表し、 R17およびR18が、結合している窒素原子と一緒に、場合によってはハロゲン −、C1−C4-アルキル−、C1−C4-アルコキシ−もしくはC1−C4-アルキル チオ−により置換されてもよく、窒素原子に加えて、窒素、酸素および硫黄から 成る群から選択される同一もしくは異なる2もしくは3個のヘテロ原子を有する 飽和の5−から7−員の複素環を表し、 R19が、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−、アミ ノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4-アルキル を表すか、またはC1−C4-アルコキシを表し、そして R20が、水素、場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、ニトロ−、アミ ノ−もしくはC1−C4-アルコキシ−により置換されてもよいC1−C4-アルキル を表すか、またはC1−C4-アルコキシを表す、 の化合物。 11.請求の範囲第8項に記載の式(Ia) 式中、 A1が、窒素または基CR0を表し、 R0が、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、メチル 、エチル、n-もしくはi-プロピル、メトキシメチル、トリフルオロメチル、ジフ ルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチルを表すか、ま たは基-CONH2、-CSNH2、-CONHCH3、-CSNHCH3、-CON(CH3)2もしくは-CSN(CH3)2の 1つを表し、 R11が、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、シアノ、メチル、エチル、n-もしくは i-プロピル、メトキシメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロ ジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオ ロメトキシ、トリフルオロエトキシ、または基-CONH2、-CSNH2、-CONHCH3、-CSN HCH3、-CON(CH3)2および-CSN(CH3)2の1つを表し、 R12が、水素、フッ素、塩素、メチルまたはトリフルオロメチルを表し、 R13が、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、 ジクロロフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、クロロ ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルスルフェニル、トリフルオロメチルス ルフィニルまたはトリフルオロメチル スルホニルを表し、 R14が、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、 i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n-もしくはi-プロポキシ、n-、 i-、s-もしくはt-ブトキシ、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル 、エトキシエチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロ メチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロエチル、テトラフルオロエチル 、ペンタフルオロエチル、フルオロプロピル、トリフルオロメトキシ、ジフルオ ロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ジクロロジフルオロメトキシ、トリフ ルオロエトキシ、テトラフルオロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ、シアノメ チル、アリル、アリルオキシ、プロパルギル、ヒドロキシル、メルカプト、各々 が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、メトキシ− 、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−により置換されてもよ いシクロプロピル、シクロプロピルメチル、シクロペンチル、シクロペンチルメ チル、シクロヘキシルもしくはシクロヘキシルメチルを表し、各々が場合によっ てはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメト キシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、ニトロまたは場合によってはフッ 素−、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよいフェニルにより置換され てもよいフェニル、フェノキシメチルもしくはベンジルを表すか、または基-S(O )n1R16を表し、 R15が、水素、シアノ、アミノ、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n -、i-、s-もしくはt-ブチル、メトキシ、エトキシ、n-もしくはi-プロポキシ、n -、i-、s-もしくはt-ブトキシ、メトキシメチル 、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、ジフルオロメチル、クロ ロジフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、トリフルオロエチル、フルオロ プロピル、ジフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ジクロロジフルオ ロメトキシ、シアノメチル、アリル、アリルオキシ、プロパルギル、プロパルギ ルオキシ、ブチニルオキシ、各々が場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、 メチル−、エチル−、メトキシ−、トリフルオロメチル−もしくはトリフルオロ メトキシ−により置換されてもよいシクロプロピル、シクロプロピルメチル、シ クロペンチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルもしくはシクロヘキシル メチルを表し、場合によってはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロ メチル、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチルチオ、シアノ 、ニトロまたは場合によってはフッ素−、塩素−もしくはメチル−により置換さ れてもよいフェニルにより置換されてもよいフェニルを表し、場合によってはメ チル−、エチル−、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくはt-ブチル−によ り置換されてもよいベンジルを表すか、または基-S(O)n1R16、-NR17R18もしくは -N=CR19R20の1つを表し、 R16が、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくはt-ブチ ル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、ジクロ ロフルオロメチル、トリフルオロエチル、テトラフルオロエチル、ペンタフルオ ロエチル、フルオロプロピル、アリル、アレニル、プロパルギル、各々が場合に よってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、メトキシ−、トリフ ルオロメチル−もしくはトリフルオロメトキシ−により置換されてもよいシクロ プロ ピル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシル、または場合によってはフッ素、 塩素、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メチル チオ、トリフルオロメチルチオ、シアノ、ニトロまたは場合によってはフッ素− 、塩素−もしくはメチル−により置換されてもよいフェニルにより置換されても よいフェニルを表し、 n1が、0、1または2の数の1つを表し、 R17およびR18が、結合している窒素原子と一緒に、各々が場合によってはメ チル−、エチル−、メトキシ−もしくはエトキシ−により置換されてもよいピペ リジニル、ピペラジニルもしくはモルホリニルを表し、 R19が、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくは t-ブチル、メトキシまたはエトキシを表し、そして R20が、水素、メチル、エチル、n-もしくはi-プロピル、n-、i-、s-もしくは t-ブチル、メトキシまたはエトキシを表す、 の化合物。
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