JPH1150720A - ロック棒用ガイドブッシュ - Google Patents
ロック棒用ガイドブッシュInfo
- Publication number
- JPH1150720A JPH1150720A JP9221085A JP22108597A JPH1150720A JP H1150720 A JPH1150720 A JP H1150720A JP 9221085 A JP9221085 A JP 9221085A JP 22108597 A JP22108597 A JP 22108597A JP H1150720 A JPH1150720 A JP H1150720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- door
- plate
- skirt
- lock rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Gates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロッド棒の中心位置が狂わず、騒音が発生せ
ず、扉側の受孔への装着が簡単で使用中の脱落がないロ
ック棒用ガイドブッシュを提供する。 【解決手段】 扉側の受孔4に嵌挿されるプラスチック
製の円筒状本体5の一端部に円盤状鍔部6を設け、円筒
状本体5の他端部に複数個のスカート部8を設け、スカ
ート部8の外面8aをテーパー状に形成し、ガイド孔1
0を円盤状鍔部6と円筒状本体5とスカート部8の中央
部に設け、円盤状鍔部6を端面板2またはガイド板3の
一方の面に当接させ、スカート部8の基端肩部8bを端
面板2またはガイド板3の他方の面に当接させる。
ず、扉側の受孔への装着が簡単で使用中の脱落がないロ
ック棒用ガイドブッシュを提供する。 【解決手段】 扉側の受孔4に嵌挿されるプラスチック
製の円筒状本体5の一端部に円盤状鍔部6を設け、円筒
状本体5の他端部に複数個のスカート部8を設け、スカ
ート部8の外面8aをテーパー状に形成し、ガイド孔1
0を円盤状鍔部6と円筒状本体5とスカート部8の中央
部に設け、円盤状鍔部6を端面板2またはガイド板3の
一方の面に当接させ、スカート部8の基端肩部8bを端
面板2またはガイド板3の他方の面に当接させる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は扉用施錠装置のロ
ック棒用ガイドブッシュに関するものである。
ック棒用ガイドブッシュに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の扉用施錠装置では、金属製のロ
ック棒は扉の内側面に固着したL字型案内金具のガイド
孔に挿通されており、施錠装置の施錠軸の回転運動は適
当な連動機構を介してロック棒の直線運動に変換され、
ロック棒の先端部が固定枠体側の受部に係合することに
よって、扉が固定枠体に錠止される。
ック棒は扉の内側面に固着したL字型案内金具のガイド
孔に挿通されており、施錠装置の施錠軸の回転運動は適
当な連動機構を介してロック棒の直線運動に変換され、
ロック棒の先端部が固定枠体側の受部に係合することに
よって、扉が固定枠体に錠止される。
【0003】このように案内金具のガイド孔に直接ロッ
ク棒を挿通する方式では、施錠操作や解錠操作の際にロ
ック棒の外面とガイド孔の内面が擦れ合って不快な騒音
が発生したり、長期間使用した場合、ロック棒や案内金
具の表面部が次第に削られることによってロック棒の中
心位置が正規位置から偏位してしまい、固定枠体側の受
部へのロック棒の挿入が円滑に行われないことがある。
ク棒を挿通する方式では、施錠操作や解錠操作の際にロ
ック棒の外面とガイド孔の内面が擦れ合って不快な騒音
が発生したり、長期間使用した場合、ロック棒や案内金
具の表面部が次第に削られることによってロック棒の中
心位置が正規位置から偏位してしまい、固定枠体側の受
部へのロック棒の挿入が円滑に行われないことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、ロッド棒の中心位置に狂いが生ぜず、不快な騒
音を発生させることなくロッド棒を円滑に案内すること
ができるとともに、扉側の受孔への装着が簡単に行わ
れ、使用中の脱落が的確に防止されるロック棒用ガイド
ブッシュを提供することである。
目的は、ロッド棒の中心位置に狂いが生ぜず、不快な騒
音を発生させることなくロッド棒を円滑に案内すること
ができるとともに、扉側の受孔への装着が簡単に行わ
れ、使用中の脱落が的確に防止されるロック棒用ガイド
ブッシュを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のロック棒用ガイド
ブッシュでは、扉1の端面板2または扉1に固着したガ
イド板3の受孔4に嵌挿されるプラスチック製の円筒状
本体5の一端部外周面に円盤状鍔部6を設け、円筒状本
体5の他端部外周面に軸方向割溝7で分割された複数個
のスカート部8を設け、スカート部8の外面8aを円盤
状鍔部6側の基端肩部8bから先端部8cに向かって縮
径したテーパー状に形成し、ロック棒9が嵌挿されるガ
イド孔10を円盤状鍔部6と円筒状本体5とスカート部
8の中央部に軸方向に設け、前記円盤状鍔部6を端面板
2またはガイド板3の一方の面に当接させ、スカート部
8の基端肩部8bを端面板2またはガイド板3の他方の
面に当接させる。
照符号を用いて説明すると、本発明のロック棒用ガイド
ブッシュでは、扉1の端面板2または扉1に固着したガ
イド板3の受孔4に嵌挿されるプラスチック製の円筒状
本体5の一端部外周面に円盤状鍔部6を設け、円筒状本
体5の他端部外周面に軸方向割溝7で分割された複数個
のスカート部8を設け、スカート部8の外面8aを円盤
状鍔部6側の基端肩部8bから先端部8cに向かって縮
径したテーパー状に形成し、ロック棒9が嵌挿されるガ
イド孔10を円盤状鍔部6と円筒状本体5とスカート部
8の中央部に軸方向に設け、前記円盤状鍔部6を端面板
2またはガイド板3の一方の面に当接させ、スカート部
8の基端肩部8bを端面板2またはガイド板3の他方の
面に当接させる。
【0006】このガイドブッシュを受孔4に装着するに
は、スカート部8を先端部8cから受孔4に押し込む。
この押し込み操作の過程でスカート部8のテーパー状外
面8aが受孔4の縁部に押されるため、複数個のスカー
ト部8,8は内向きに弾性変形し、基端肩部8aが受孔
4を通過するように縮径する。スカート部8が受孔4を
通過して円筒状本体5が受孔4内に納まると、各スカー
ト部8は外向きに弾性復帰し、端面板2またはガイド板
3の一方の面に円盤状鍔部6が当接し、スカート部8の
基端肩部8bが端面板2またはガイド板3の他方の面に
当接する。
は、スカート部8を先端部8cから受孔4に押し込む。
この押し込み操作の過程でスカート部8のテーパー状外
面8aが受孔4の縁部に押されるため、複数個のスカー
ト部8,8は内向きに弾性変形し、基端肩部8aが受孔
4を通過するように縮径する。スカート部8が受孔4を
通過して円筒状本体5が受孔4内に納まると、各スカー
ト部8は外向きに弾性復帰し、端面板2またはガイド板
3の一方の面に円盤状鍔部6が当接し、スカート部8の
基端肩部8bが端面板2またはガイド板3の他方の面に
当接する。
【0007】このようにしてガイドブッシュを扉側の受
孔4に嵌め込み装着した後、ガイド10にロック棒9を
挿通すると、スカート部8の内向き変形はロック棒9の
外周面に当たることによって阻止され、受孔4からのガ
イドブッシュの抜脱が不能となる。 ロック棒9の基端
部側に連動装備された扉施錠装置を操作すると、ロック
棒9はガイドブッシュの軸方向に沿ってに滑らかに案内
され、施錠位置と解錠位置の間で直線移動する。
孔4に嵌め込み装着した後、ガイド10にロック棒9を
挿通すると、スカート部8の内向き変形はロック棒9の
外周面に当たることによって阻止され、受孔4からのガ
イドブッシュの抜脱が不能となる。 ロック棒9の基端
部側に連動装備された扉施錠装置を操作すると、ロック
棒9はガイドブッシュの軸方向に沿ってに滑らかに案内
され、施錠位置と解錠位置の間で直線移動する。
【0008】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、ガイドブッ
シュのスカート部8は4個に分割形成されており、軸方
向割溝7は先端側半分が末広がりに拡大されており、ス
カート部8の内向き変形が行い易いようになっている。
ガイドブッシュのガイド孔10の直径は、例えばロック
棒9の直径を10mmとすると10.8mmといったように
近接した数値に設定されており、ロック棒9とガイド孔
10の間には若干の空隙が残されるだけである。
シュのスカート部8は4個に分割形成されており、軸方
向割溝7は先端側半分が末広がりに拡大されており、ス
カート部8の内向き変形が行い易いようになっている。
ガイドブッシュのガイド孔10の直径は、例えばロック
棒9の直径を10mmとすると10.8mmといったように
近接した数値に設定されており、ロック棒9とガイド孔
10の間には若干の空隙が残されるだけである。
【0009】図5の実施例では、ロック棒9は扉1の外
面板と内面板間の空洞部に収容されており、ガイドブッ
シュの装着用受孔4は扉1の端面板2に設けられてい
る。ロック棒9の先端部が係合する受部は、固定枠体1
1の縁枠板12に丸孔状に設けられている。扉1を閉鎖
した時、ガイドブッシュの円盤状鍔部2は、扉1の端面
板と固定枠体11の縁枠板12の間の隙間に収納され
る。図6の実施例では、ガイドブッシュの装着用受孔4
は、扉1に溶接されたL字形のガイド板3の水平板部3
aに設けられている。ガイド板3の垂直板部3bは扉1
の内面に溶接によって固着されている。
面板と内面板間の空洞部に収容されており、ガイドブッ
シュの装着用受孔4は扉1の端面板2に設けられてい
る。ロック棒9の先端部が係合する受部は、固定枠体1
1の縁枠板12に丸孔状に設けられている。扉1を閉鎖
した時、ガイドブッシュの円盤状鍔部2は、扉1の端面
板と固定枠体11の縁枠板12の間の隙間に収納され
る。図6の実施例では、ガイドブッシュの装着用受孔4
は、扉1に溶接されたL字形のガイド板3の水平板部3
aに設けられている。ガイド板3の垂直板部3bは扉1
の内面に溶接によって固着されている。
【0010】
【発明の効果】 以上のように本発明では、扉1の端面
板2またはガイド板3の受孔4にプラスチック製の円筒
状本体5を嵌挿し、中央部の軸方向のガイド孔10にロ
ック棒9を挿通するので、ロック棒9が施錠位置と解錠
位置の間で直線移動するとき、ロッドク9は滑らかに案
内されることになり、従来の金属同士の擦れ合いによる
不快な騒音が発生することがない。また、長期間使用し
てもロック棒9の外面や円筒状本体5の内面が擦り減る
ことがないため、ロック棒9の中心位置が正規位置から
狂うことがなく、固定枠体11側の受部13とロック棒
9の先端部との係合が円滑かつ的確になされる。
板2またはガイド板3の受孔4にプラスチック製の円筒
状本体5を嵌挿し、中央部の軸方向のガイド孔10にロ
ック棒9を挿通するので、ロック棒9が施錠位置と解錠
位置の間で直線移動するとき、ロッドク9は滑らかに案
内されることになり、従来の金属同士の擦れ合いによる
不快な騒音が発生することがない。また、長期間使用し
てもロック棒9の外面や円筒状本体5の内面が擦り減る
ことがないため、ロック棒9の中心位置が正規位置から
狂うことがなく、固定枠体11側の受部13とロック棒
9の先端部との係合が円滑かつ的確になされる。
【0011】端面板2またはガイド板3の受孔4に複数
個のスカート部8,8を先端部8cの側から押し込むこ
とによってスカート部8が内向きに弾性変形し、受孔4
を通過したときスカート部8が外向きに弾性復帰し、円
盤状鍔部6が端面板2またはガイド板3の一方の面に当
接し、スカート部8の基端肩部8bが端面板2またはガ
イド板3の他方の面に当接するため、扉側の受孔4への
装着作業が押し込みという単一操作によって極めて簡単
になされる。また、中央部にガイド孔10にロック棒9
を挿通したときには、スカート部8の内向きへの弾性変
形がロック棒9の外周面によって阻止されるため、使用
中にスカート部8が受孔4から抜け出て、ガイドブッシ
ュが脱落することがない。
個のスカート部8,8を先端部8cの側から押し込むこ
とによってスカート部8が内向きに弾性変形し、受孔4
を通過したときスカート部8が外向きに弾性復帰し、円
盤状鍔部6が端面板2またはガイド板3の一方の面に当
接し、スカート部8の基端肩部8bが端面板2またはガ
イド板3の他方の面に当接するため、扉側の受孔4への
装着作業が押し込みという単一操作によって極めて簡単
になされる。また、中央部にガイド孔10にロック棒9
を挿通したときには、スカート部8の内向きへの弾性変
形がロック棒9の外周面によって阻止されるため、使用
中にスカート部8が受孔4から抜け出て、ガイドブッシ
ュが脱落することがない。
【図1】 本発明の一実施例に係るロック棒用ガイドブ
ッシュの正面図である。
ッシュの正面図である。
【図2】 該ガイドブッシュの底面図である。
【図3】 該ガイドブッシュの平面図である。
【図4】 図2のA−A線断面図である。
【図5】 該ガイドブッシュを扉の上部の端面板に装着
したときの正面図である。
したときの正面図である。
【図6】 該ガイドブッシュを扉内面のガイド板に装着
したときの斜視図である。
したときの斜視図である。
1 扉 2 扉の端面板 3 ガイド板 4 受孔 5 ガイドブッシュの円筒状本体 6 軸方向割溝 7 ガイドブッシュの円盤状鍔部 8 ガイドブッシュのスカート部 9 ロック棒 10 ガイド孔 11 固定枠体
Claims (1)
- 【請求項1】 扉1の端面板2または扉1に固着したガ
イド板3の受孔4に嵌挿されるプラスチック製の円筒状
本体5の一端部外周面に円盤状鍔部6を設け、円筒状本
体5の他端部外周面に軸方向割溝7で分割された複数個
のスカート部8を設け、スカート部8の外面8aを円盤
状鍔部6側の基端肩部8bから先端部8cに向かって縮
径したテーパー状に形成し、ロック棒9が嵌挿されるガ
イド孔10を円盤状鍔部6と円筒状本体5とスカート部
8の中央部に軸方向に設け、円盤状鍔部6を端面板2ま
たはガイド板3の一方の面に当接させ、スカート部8の
基端肩部8bを端面板2またはガイド板3の他方の面に
当接させるようにしたロック棒用ガイドブッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9221085A JPH1150720A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | ロック棒用ガイドブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9221085A JPH1150720A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | ロック棒用ガイドブッシュ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1150720A true JPH1150720A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16761261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9221085A Pending JPH1150720A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | ロック棒用ガイドブッシュ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1150720A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3670800A1 (de) * | 2018-12-21 | 2020-06-24 | dormakaba Deutschland GmbH | Schloss mit treibriegelanordnung, montagekappe und verfahren zum justieren einer treibriegelstange |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP9221085A patent/JPH1150720A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3670800A1 (de) * | 2018-12-21 | 2020-06-24 | dormakaba Deutschland GmbH | Schloss mit treibriegelanordnung, montagekappe und verfahren zum justieren einer treibriegelstange |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |