JPH11506984A - 輸送されるシートにおいて表示を終端線と整合する装置 - Google Patents
輸送されるシートにおいて表示を終端線と整合する装置Info
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Abstract
(57)【要約】
輸送されるシート11において表示30と終端線21とを整合(レジスター)する装置10において、該装置がシートを第1方向に輸送する手段、所定の繰返し間隔でかつ第1の割合でシートに離間した表示を付与する手段32、第2の割合でシート11に終端線21を付与する手段であって、終端線21が表示30に対して離間関係にあるようにする手段34、および前記第1割合および前記第2割合の一方を調節することにより表示と終端線との間の離間関係を調節する手段50とを備える輸送されるシートにおいて表示を終端線と整合する装置。
Description
【発明の詳細な説明】
輸送されるシートにおいて表示を終端線と整合する装置
発明の技術分野
本発明は、輸送されるシートにおいて表示を終端線と整合(見当合わせ、レジ
スター)する装置に関する。この終端線は、第1シートが終り第2シートが始ま
るミシン目または切取線とすることができ、そのシートは典型的にロール形式で
提供される。この表示は印刷されたインクまたはエンボスのような可視的のもの
とすることができるか、もしくは接着剤のような機能的なものとすることができ
る。
発明の背景技術
家庭用シートは当該技術において周知である。印刷によって、このようなシー
トを飾ることがしばしば望まれる。印刷はシートに美的に満足させるパターンを
与える。あるいは、シートは同様に触覚により識別でき、かつ美的に満足させう
るパターンを付与するためエンボス加工される。
このようなシートは、典型的に連続した形式で作られ、その後、所望のように
個々の長さに切断される。このような個々の長さへの切断は、消費者が一枚のシ
ートを終端線においてその残部から切離すことによって生ずるような、その使用
時点において行われる。この目的に対し、終端線は典型的にはミシン目のような
、弱化線を有する。あるいは、連続したシートは使用時点に先立って個々の長さ
に切断されることができる。このような配列は、しばしば、製造中切断されかつ
個々のユニットとして消費者によって購入される個人用ナプキンにおいて生ずる
。
このようなシートが製造中連続した形式で輸送される間、シートの巾方向に表
示を整合することは従来技術において比較的容易であった。しかしながら、この
表示を流れ(縦)方向に整合することは一層困難であり、表示を終端線と整合す
ることはとくに困難である。
上記した困難性を解決する一つの方法は、表示が付与される点と線の弱さがシ
ートに与えられる点(弱化線)との間の連続したシート通路のシートの長さを比
較的短かく維持することによる。しかしながら、この解決法はその製造方法にお
いて実行の可能性をもたらさず、一層小さいサイズの装置を必要とする。そして
この解決法は、弱化線を付与するのにまたは表示自体を付与するのに必要な構成
要素が表示と弱化線との間に不適当な間隔を生ずるのに大きすぎるウェブ通路を
有する場合、実行不可能である。
この困難性を解決する別の試みは、表示および終端線のうちの後者が、それぞ
れ、連続したシートに付与される点と、連続したシートがそれを製造の時点で個々
のユニットに分けるため切断される点との間に比較的短い通路の長さを維持する
ことであった。この解決法は、比較的短い個々のシートの長さが(たとえば個々
のテーブル・ナプキンに対するように)所望される場合にはよく機能した。
しかしながら、この解決法は比較的長いシートの長さが、たとえばトイレット・
ティシュまたはペーパー・タオルのようなロール製品に対して望まれる場合、
実行不可能である。このような困難性は表示が付与される点とシートに与えられ
たミシン目の線との間の連続したシートの長さに亘って発生する累積誤差による
ものである。例示として、もし0.025mm(0.001インチ)の不整合が
連続したシートの第1の繰返しユニットにおいて発生すると、25.4mm(1
インチ)の不整合が1000枚のシートが製造された後に発生する。
たとえば、図1を参照すると、それぞれ縦方向に約305mm(12インチ)
の長さを有する個々のナプキンの累積誤差は、約3.175mm(0.125イ
ンチ)である。反対に、たとえば通常のペーパー・タオル・ロールのおおよその長
さのような、連続したシートの17.78m(700インチ)以上に亘る従来技
術の累積誤差は、約12.25mm(0.5インチ)である。この大きい累積誤
差は、このようなペーパー・タオルのロールを製造するため従来技術の方法を使
用することを実行不可能にする。
さらに大きい問題点が、親ロールが空になり新しい親ロールが開始されるとき
、従来技術において生ずる。親ロールは、後に、ここに開示される装置および方
法によって複数の個々のシートに変換される大きいロール製品である。異なった
親ロールは装置を通るシートの輸送に影響する異なった特性を有する。たとえば
、装置を通って移動するときのシートの伸長量は、親ロールの間でしばしば著し
く変化する。これらの特性が変化するため、表示と終端線との整合にも同様に生
じる。整合におけるこのような変化は、その製造方法において考慮されなければ
ならない。
図1の二つのグラフの各頂点は、シートが後続のシートから個々のユニットに
切断される切断線を示す。ペーパー・タオル・シートの長さが長くなればなるほど
、これに比例して大きくなるシートの累積誤差をもたらす。
ここに使用されるような、“ユニット”は、たとえば一のテーブル・ナプキン
または一巻きのペーパー・タオルもしくはトイレット・ティシュのような、消費者
に供給されるとき別々であるシートのその部分として定義される。ペーパー・タ
オルまたはトイレット・ティシュの長さが個々のテーブル・ナプキンより著しく長
いことは明らかであろう。勿論、累積誤差はペーパー・タオルまたはトイレット・
ティシュにおいて、シートの長さの差に比例した量だけ大きくなる。
したがって、比較的短いユニット長さの個々の品物を処理するとき実行可能な
解決法は、長いシート長さにおいて発生する整合の困難性を解決するのには十分
でない。シート長さは、消費者に提供されるとき、縦方向に沿った製品の長さと
して定義される。たとえば、個々のナプキンまたは食卓用マットのシート長さは
、一枚のナプキンまたは食卓用マットの縦(流れ)方向長さである。ミシン目付
き
ペーパー・タオル・ロールのシート長さは、コア取付け点からテール・シールま
での、全ロールの縦方向長さである。
したがって、本発明の目的は長いユニット長さを有する製品、とくにロール形
式で消費者に提供されるコアに巻かれた紙製品における表示と終端線との間の不
整合に関連する問題点を解決する機構を得ることである。シートが製造中輸送さ
れる間に、このような間隔を調節することも本発明の目的である。
発明の要約
本発明は表示をシートの終端線と整合する装置からなる。この整合はシートが
装置を通って輸送される間に行われる。この装置はシートを第1方向に輸送する
装置、およびシートに対して移動可能な装置からシートに表示を付与する装置を
有する。装置はさらにシートに終端線を付与する装置を有する。装置はさらに表
示と終端線との間の離間関係を調節する装置を有する。この調節はシート上の表
示または終端線の位相を変化することにより実施される。好適には、終端線は輸
送方向に対して大体直角の方向に延長するミシン目を有する。
一実施例において、装置はシートを装置を通って輸送する輸送機構およびシー
トが輸送されるときそれに終端線を与えるブレードを有することができる。装置
はさらにシートに表示を付与する装置を有することができ、表示は隣接する終端
線の間に適合する大きさでそこへ離間した関係で配置される。表示を付与する装
置およびブレードの一方はシートが輸送されるときそれに対して調節可能であり
、そこで終端線に対する表示の間隔はシートが輸送される間に調節可能である。
別の実施例において、本発明は移動するシートにおいて表示と終端線を整合す
る方法を有している。この方法は大体平らなシートを供給する工程を有している
。シートは第1速度で輸送される。表示はシートに対して第2速度で移動可能な
表示を付与する装置からシートに付与される。終端線はシートに、好適にはシー
ト
に対して第3速度で移動可能なブレードから、付与される。この方法は最後に所
定の間隔に調節するためまたはそれを維持するため第1、第2および第3速度の
一つを変化する工程を有している。
別の実施例において、本発明は表示および表示と整合した終端線を有するシー
トを有している。シートは大体第1方向に輸送可能な平らなシートおよびシート
が輸送されるときそれに付与された表示を有している。シートはさらに第1方向
に沿って表示と離間関係にある終端線を有している。離間関係は、シートが輸送
される間に第1方向において変更可能である。このような変更は、シートの輸送
を妨害することなしに、接近または離間することを可能にする。
別の実施例において、シートは製造の際の、縦方向と一致する主要な方向をも
つことができる。シートはこの主要な方向に沿い、少なくとも12.7m(50
0インチ)の長さを有する。シートはさらに表示および終端線を有し、表示およ
び終端線は相対的に離間関係にある。離間関係はシートの全長を通じて±3.1
75mm(±0.125インチ)の公差を維持される。好適には、公差は±1.
6mm(±0.063インチ)以内に維持される。
図面の簡単な説明
図1は個々の長さのテーブル・ナプキン(下部横座標)およびペーパー・タオ
ルのロール(上部横座標)における表示と終端線との間の間隔における累積誤差
の線図的表示である。
図2は本発明によるシートの頂部破断平面図で、シートは少なくとも二つのロ
ール位置を有するウェブの一部である。
図3は破線によって示された制御信号および実線によって示された機械的接続
を有する本発明による装置の略斜視図である。
発明の詳細な説明
図2を参照すると、本発明によるシート14は大体平で、軟かくかつ吸収性が
ある。シート14は、トイレット・ティシュ、ペーパー・タオル、食卓用マット
、シート・ナプキン等のような用途に使用するのに適している。シート14は好
適にはロール形式に巻かれる。シート14はセルロース、および好適には紙であ
る。本発明によるシートは、本願と共通の譲受人に譲渡され、1980年3月4
日にトロックハン(Trokhan)に付与された米国特許第4191609号、
1987年1月20日にトロックハンに付与された同第4637859号および
1993年9月14日にトロックハン他に付与された同第5245025号各明
細書に従って製造されることができ、それらの特許明細書の開示をここに参照の
ため引用する。
前記特許明細書によって示されたように、シート14は好適には連続工程で製
造され、その後、最終製品がどのように消費者に分配されるかに従って、個々の
ユニットに切断される。個々のユニットは、ロール製品(ペーパー・タオルおよ
びバス・ティシュのような)および個々のシート(テーブル・ナプキンのような)
を有している。シート14はシートの長さを有する個々のシートとして消費者に
提供される。
製品は、好適にはコアに巻かれたペーパー製品を生産するため、コアの周りに
らせんに巻かれたロール形式で消費者に提供される。コアに巻かれたペーパー製
品は主要なまたは第1方向に沿う長さを有する。表示30および終端線20はシ
ート14を通して離間関係で配置される。表示30は終端線20の中間にあるこ
とができ、また終端線20を跨ぐこともできる。
シート14の長さは、第1方向に沿う巻かれていない長さである。第1方向は
、その製造中かつ連続した形式にある間、シート14の縦方向(MD)と一致す
る。第1方向は、また、主要な方向のシートの長さでもある。シート14を作り
上げ
る重なりまたは層は、その長さを決定するとき分離されない。
シート14の先端および後端16,18は、終端線20によって画定される。
終端線20は、消費者に提供されるとき、シート14を(もしその分離が製造の
際に実施されないならば)個々の長さに分離する線である。典型的な終端線20
は、ミシン目21および切断部22を有している。ミシン目21は、必要に応じ
て消費者によるシート14の個々のユニットへの分離を可能にする弱化線である
。切断線22は個々のシート14を製造工程において隣接するシート14から分
離するか、または製造工程において一つのロールを終了して次のロールを開始す
る。各終端線と一致するものはシート14の先端および後端16,18であり、
先端16は製造工程において後端の前方にある。
好適には終端線20、とくにミシン目21は巾方向(CD)に配置され、かつ
シート14輸送の第1方向に対して横方向にある。そうでなければ、三角形配置
を有するか、または縦方向において他の離間関係を有する終端線20が利用可能
であると認識される。
二つの縦方向端部28は先端および後端16,18を連結している。縦方向端
部28は実質的に縦方向または第1方向に配置されている。図2の実施例が真直
ぐでかつ平行な縦方向端部28を示し、先端および後端16,18が真直ぐでか
つ平行である。しかし、シート14のトリムから縦方向端部28を切断するため
使用される配置に従って、縦方向端部28は好適な実施例に示されたような真直
ぐまたは平行のいずれかである必要がないことが、当業者によって認識されるで
あろう。同様に、先端および後端16,18も図示のように真直ぐかつ平行であ
る必要はない。
シート14は適当な手段により装置10を通って輸送される。典型的に、シー
ト14は張力により装置10を通って引張られる。この張力は回転可能なリール
の周りにシートを巻取ることによりシート14に付与することができる。回転可
能なリールは円筒形で、電気モータにより所定の角速度で駆動される。適当な電
気モータは3,000rpmで約30馬力を発生する直流同期モータである。と
くに好適なモータは、オハイオ州、クリーブランド市のレライアンス・エレクト
リック社(Reliance Electric Co.)から市販されている
。
シート14の先端および後端18に隣接して、また大体シート14の平面内の
第2方向にかつ一般に第1方向に直角に配置されて、表示30が設けられている
。表示30は、終端線20から離間関係がそれらの間に形成されるように隔置さ
れている。この離間関係は所定のものでかつ製造中調節可能である。表示30は
美的に楽しませるもので、かつ単色または多色のいずれかで印刷されることがで
きる。そうでなければ、表示30はエンボス加工されることができる。
好適には、表示30はシート14が下記に記載される装置10を通って輸送さ
れる間にシート14に付与される。表示30は、所定の繰返し間隔で、離間され
た表示30を付与するのに適したこの技術において公知の手段によってシート1
4に付与可能である。好適な実施例において、表示30は回転シリンダからシー
ト14上に印刷される。回転シリンダは中心軸線の周りに所定の角速度で駆動さ
れる。この技術において公知の適当な印刷方法は、グラビア印刷およびフレキソ
印刷を有している。表示30を基板に付与する適当な装置10は、本願と共通の
譲受人に譲渡され、1993年5月25日にレオパルディ,ジュニア(Leop
ardi,II)に付与された米国特許第5213037号明細書に開示され、該
特許明細書を参照のためここに引用する。
印刷シリンダ34または表示30をシート14に付与する他の装置は、電気モ
ータのような適当な装置によって駆動することができる。適当な電気モータは、
1,700から1,800rpmの所定の角速度で約25から125馬力を発生す
る直流同期モータである。
もし表示30をシート14上にエンボス加工するのを望むならば、この技術に
おいて周知のエンボス加工技術が適当である。適当なエンボス加工技術は、本願
と共通の譲受人に譲渡され、1968年12月3日にウェルズ(Wells)に
付与された米国特許第3414459号、1971年1月19日にニストランド
(Nystrand)に付与された米国特許第3556907号および1994
年3月15日にマックネイル(McNeil)に付与された米国特許第5294
475号各明細書に記載されたものを有しており、各特許明細書を参照のためこ
こに引用する。
別の実施例において、表示30は可視的にまたは美的に楽しませる特性よりも
シート14に機能的特性を与える。このような実施例において、表示30は、た
とえば二倍の厚さを有するシート14を形成するため二枚重ねを接着するため使
用されるような、接着剤を有することができる。そうでなければ、機能的表示3
0はシート14の一方における特性をシート14の他方の部分に対して変化する
ため使用可能である。たとえば、コアの後端に接合するため使用される接着剤は
、その周りにシート14が巻かれるコアにシートの先端を接合するため使用され
る接着剤と同様に、シート14に付与される。
そうでなければ、柔やかさ、湿潤強度、一時的湿潤強度、親水性/疎水性を増
進する、またはシート14の他の特性に機能的に影響する公知の接着剤がそこに
付与可能である。間欠的作用に使用し得る、かつシート14に接着剤のような機
能的表示30を付与するのに適した装置は、本願と共通の譲受人に譲渡され、1
992年9月1日にギブンス(Givens)に付与された米国特許第5143
775号明細書に開示され、該特許明細書を参照のためここに引用する。
典型的に、表示を付与する装置32は、表示30を第1方向に離間関係で付与
する可能性を有すること、および所定の繰返し間隔で表示30を生産する頻度で
表示30を付与することだけが必要である。表示30は適当な装置によって付与
可能である。適当な装置は中心軸線の周りに回転するため駆動される回転シリン
ダを有する。
第1方向に離された繰返し間隔で、かつ終端線20に対して離間関係で付与さ
れる表示30に加えて、表示30は縦方向端部28の一方または両方に隣接する
。もし各先端、後端および縦方向端部28がそれに隣接する表示30を有するな
らば、境界がシート14に形成される。この境界はシートの外観または機能性を
画定しかつ増進する。
図3を参照すると、終端線20はシート14に終端線20を与える適当な装置
によって付与することができる。適当な装置は所定の繰返し間隔で発生する頻度
で終端線20をも付与しなければならない。上記のように、終端線20は連続し
たシートを個々のユニットにまったく分離するか、またはミシン目21のような
、弱化線を形成する。終端線20を付与する適当な装置は、シート14輸送の第
1方向に一般に垂直であり、かつその方向に一般に垂直な終端線20を付与し、
しかも連続するシート14の隣接する先端および後端18を画定するブレードを
有している。
終端線を付与する適当な装置は、穿孔ロール上において所定の角速度で中心軸
線の周りに駆動される回転ブレード36を有している。勿論、一つまたはそれ以
上の回転ブレード36が共通軸上で、この技術において周知のように、駆動され
ることができる。シート14にミシン目21を付与するのに適した回転ブレード
36は、本願と共通の譲受人に譲渡され、1992年5月19日にオッグ(Ogg)
他に付与された米国特許第5114771号明細書に開示され、該特許明細書の
開示を参照のためここに引用する。
もし終端線が切断線であるならば、この技術において周知のように、互いに隣
接する二つの回転ロール、すなわち切断ロールおよびベッドロール48により達
成することができる。勿論、本発明の主題である終端線20がミシン目21であ
ってさえも、装置10は、それぞれ複数のミシン目21を有する、別の隣接する
シートに切離すため切断ロール46およびベッドロール48を有するのもなお適
当である。切断ロールおよびベッドロール48のとくに好適な実施例は、本願と
共通の譲受人に譲渡され、1990年4月24日にマックネイルに付与された米
国特許第4919351号明細書に開示され、該特許明細書の開示を参照のため
ここに引用する。
回転ブレード36またはシートに終端線20を与える他の装置も、上記のよう
に、電気モータのような適当な装置によって駆動することができる。もしミシン
目ブレードならびに切断ブレードが装置10に使用されるならば、それらは別の
モータによりもしくは共通のモータによって駆動することができる。
一般的に二つの型のモータが本発明装置10に対して使用される。第1の型の
モータは上記されている。この型は装置10の一つまたはそれ以上の回転要素に
角速度を与える、一つまたはそれ以上の引張りモーターまたは駆動モータを有し
ている。この第1の型のモータは一般的に強力で、第2の型のモータより調節が
大雑把である。第1の型のモータは、差動装置50を介して回転要素に連結され
る。一般に、引張りモータまたは駆動モータ(単数および複数)は、装置10の
回転要素によってシート14に与えられた角速度により、装置10を通してシー
ト14も輸送する。
差動装置50は、少なくとも出力軸52の基準線角速度の0.001%の分解
能内で出力軸52の角速度を変更可能な機械的駆動装置を有する。好適には、こ
の分解度は出力軸52の基準線角速度の±4%の範囲に亘って維持される。典型
的には、出力軸52は200から1,500rpmの角速度を有する。差動装置
50は1rpm以下の角度調節を与える。
差動装置50は回転要素に組合わされた出力軸52を有している。出力軸52
は、出力軸52を収容しかつ回転可能に装架する差動装置50のケージ54に対
して回転する。適当な位相差動装置50は、ニュージャーシー州、ワナマッサ市
のアンダンテックス社(Andantex Inc.)から、No.SA30エ
ピサイクリックユニットとして市販されている。
第2の型のモータは補正モータ、典型的にはサーボモータである。この第2の
型のモータは、差動装置50のケージ54を駆動し、そこでケージ54の角速度
は入力軸51の角速度に加算される。このような加算は出力軸52に極めて正確
、かつよく制御された角速度を発生する。補正モータは典型的に約2から4馬力
である。
補正モータは、引張りモータあるいは駆動モータの角速度と無関係に、特定な
角速度に正確かつ精密に調節される。さらに、引張りモータあるいは駆動モータ
の角速度が変化するとき、補正はシート14が装置を10を通って輸送されると
き、シートの輸送を妨害することなしに、補正モータによって実施可能である。
補正は、また、シート14が装置10を通って輸送されるとき、シートの輸送を
妨害することなしに、ウェブ張力が変化し、または他の要素が終端線20と表示
30との間の離間関係を変化しようとも、実施可能である。
終端線20および表示30は、所望の順序で、それぞれシートに与えられかつ
付与される。しかしなから、シート14に付与される終端線20および表示30
のうちの後者は、それらの間の所望の離間関係を維持するため装置10によって
制御される作業を構成する。
例示として、表示30がシートに付与される。ついで終端線20がシートに与
えられる。もしシート14がミシン目21ならびに切断線を有するならば、典型
的に切断線の前に与えられる。最初に付与された表示30を有する上記システム
において、表示30に対する終端線20の所望の間隔は、表示30の位置決めを
調節することによるより、むしろ、終端線20の位置決めを調節することによっ
て達成されかつ維持される。
装置10はとくにシート長さ補正モータ45を有している。シート長さ補正モ
ータ45は穿孔ロール、切断ール46およびベッドロール48の角速度を制御す
る。もし製品が、たとえばトイレット・ティシュおよびペーパー・タオルに対し
て共通であるような、コア巻取り製品であるならば、シート長さ補正モータ45
はさらに割出しタレットの角速度およびそのタレットのコア装架機能を制御する
。タレットは製品をコア上に巻取り、かつマンドレル上へのコアの装架、コアへ
の接着剤の付与、シートの切断、シート端部への後端シール接着剤の付与等のよ
うな、コア巻取りに付随する他の機能を実施する。
シート長さ補正モータ45を有する好適な装置は、本願と共通の譲受人に譲渡
され、1987年8月18日にマックネイルに付与された米国特許第46871
53号明細書に図示され、該明細書の開示を参照のため引用する。差動装置50
は、シート長さ補正モータ45とシートに終端線20を与える装置との機能的に
中間に配置されている。
装置10はさらに終端線20を与える装置の位置を決定する装置、または表示
30をシート14に付与する装置を有し、いずれも製造工程の後工程で行われる
。位置を決定する典型的装置は、回転ブレード36にリンク結合された位置リゾ
ルバ 38、誤差信号に応答して制御される印刷シリンダ34のような他の要素
である。
適当な位置リゾルバ38は角度位置を少なくとも0.1°以内で決定可能であ
る。好適な位置リゾルバ38は1回転当たり4096個のパルスを発生する。適
当な位置リゾルバ38は、オハイオ州クリーブランド市のレライアンス・エレク
トリツク社(Reliace Electric Inc.)からモデルNo.
M/N57C360として市販され、かつ、そこからの信号が受信される回転要
素を駆動するモータによって典型的に指定される。リゾルバは、レライアンス・
エレクトリック社から部品番号No.M/N57C411として市販されている
。もし望むならば、この技術において周知のように、適当なロジックを使用する
な
らば、エンコーダは位置識別器38と置換することができる。
装置10はさらにシートに対する表示30の位置を感知する装置を有している
。好適には、この検知は表示30とシートとの間の反射率の差を感知することに
よって実施される。
位置40を感知する二つのこのような装置が設けられるべきである。好適には
、その装置はシートの反対側に、巾方向に沿って一致する位置に設置される。こ
のような各装置はシートのその両側における表示30の位置を決定する。表示3
0の位置は斜めに対して比較され、巾方向の傾きは、コッキングロールのような
この技術において周知のまたは通路の長さに影響する他の部材を使用して、必要
に応じて補正される。上記所望の離間関係を維持するため、シート14の反対側
において感知された表示30の二つの位置は平均化され、誤差信号を発生するた
め使用される。
勿論、表示30はシートとの十分なコントラストを生じないかも知れない。こ
の場合、整合マーク31が表示30と整合してシート14に付与される。もし整
合マーク31がシートに付与されるならば、好適にはシートのトリムに付与され
る。トリムとは外端におけるシートの部分を指し、それは後に消費者に提供され
るシートの部分から除去される。トリムが消費者に提供されないために、整合マ
ーク31は感知装置にその位置を示すのに適した大きさおよび形状のものとする
ことができる。好適には、整合マーク31は表示30を印刷するため使用される
同じ印刷板によってシート14上に印刷される。このようにして、表示30また
はその部分に対する整合マーク31の間隔が分かる。それゆえ、終端線20に対
する表示30の所望の間隔も同様にして分かる。所望の間隔はゼロとし、それに
より整合マーク31(または感知装置によって探知される表示 30の部分)を
終端線20と一致させることができる。そうでなければ、整合マーク31(また
は感知装置によって探知された表示30の部分)は終端線20からいずれかの方
向にオフセツトされる。
装置10はさらに信号比較器44を有することができる。信号比較器44は、
誤差信号を発生するため二つの入力信号を差引くことが可能である。信号比較器
44への第1入力信号は、表示30(または整合マーク31)と終端線20との
間の実際の間隔である。この入力信号は、表示30と終端線20との間隔および
シート14が装置10を通って輸送される速度に基づき秒単位で入力される。適
当な信号比較器は、リゾルバフォートアイおよびリゾルバ入力カードを有する、
レライアンス・エレクトリック・オートマックス・プロセッサ・モジュール(R
elli− ans Electric AutoMax Processor
Mo−dule)である。
信号比較器44への第2入力信号は、シート14に終端線20を与える装置の
位置である。信号比較器44は、誤差信号を発生するため二つの入力信号を差引
きする。誤差信号が予設定値を超えると、装置10は補正を実施する。予設定値
は表示30(または整合マーク31)と終端線20との間の所望の間隔である。
本発明に使用する適当な予設定値は、±3.175mm(全範囲6.35mm)
[±0.125インチ,全範囲6.35mm(0.25インチ)]、好適にはシ
ート14の全長に亘って±1,600mm(0.063インチ)[全範囲6.3
5mm(0.25インチ)]である。
補正を実施するため、装置10はシート長さ補正モータ45のような適当なモ
ータを付勢する。適当なモータはシート上の終端線20の位置決めを調節し、そ
こで終端線20は表示30に近付けられまたは離され、それによりそれらの間の
離間関係を変化する。このような補正はシート14が装置を通って輸送されてい
る間に、輸送を妨害することなくなされる。この移動補正は、適当なモータが所
定の角速度で回転している間に調節されるので、実行可能である。
別の実施例において、表示30と終端線20との間の離間関係を変化する装置
は、表示32を付与する装置と終端線20を与える装置との間のシート14の通
路長さを変化するいかなる装置とすることもできる。シート14の通路長さは、
矢印61で示されたように、縦方向に直角な成分を有する方向に移動するアイド
ルローラ60を使用することによって、好適にはその特殊な位置においてシート
14の通路に直角な成分を有する方向に移動するアイドルローラ60を使用する
ことによって変更される。適当なアイドルローラ60は、周知のトラッキング装
置において利用可能であり、かつファイフ社(Fife Co.)およびマウン
トホープ社(Mount Hope Co.)から市販されている。そうでなけ
れば、シート通路長さはウェブ11を空気ジェットまたは他の非接触手段によっ
て変形することにより変化することができる。
シート通路長さを変化する別の方法は、通路内でシート14の長さを変化する
ことである。この装置を使用して、シート14に加えられる張力(引張りモータ
によるような)は、シート14が終端線20を与える装置と表示32を付与する
装置との間を輸送されるとき変化される。シート張力は、当該技術において周知
のように、このような装置の中間位置において被動ロールを使用することにより
、または(たとえば引張りモータを使用することにより)装置10を通してシー
トの引張りを定常的に増加することにより、装置10のこの部分を通じて変化さ
れる。表示30と終端線20との間の離間関係を変化するさらに別の装置は、終
端線20を与える装置および表示30を付与する装置のいずれか一方または双方
の角速度を段階的に増加することを有している。このことは、上記した誤差信号
の瞬間値を与える必要性に基づいて、このような装置の位相に対する任意な調節
によって達成される。
当業者は、表示30と終端線20との間の離間関係を変化する三つの前記装置
のいずれも、総合的に表示30に対する終端線20の、またはその反対の位相を
変化する装置と認識するであろう。このような位相の変化は終端線20を与える
装置および表示32を付与する装置の一方または双方の位相を変化することによ
って達成される。
運転時において、シート14は、好適には装置10を静止して保持し、シート
14を装置10を通して縦方向(MD)に引張ることによって動かされる。シー
ト14は装置10を通して引かれるときシート14に摩擦係合する適当なロール
(単数または複数)を駆動するモータによって装置10を通して引かれる。引張
りモータは典型的にはこの目的のための引張り・補正モータと一緒に使用される
。
好適には、装置10によって実施される第1工程は表示30をシートに付与す
ることである。この表示30は、フレキソ印刷またはグラビア印刷において使用
されるような、所定の角速度を有する回転印刷シリンダ34によって付与される
。回転印刷シリンダ34は好適には装置を通してシート14を輸送するため使用
される引張りモータおよび引張り・補正モータから別々に駆動される。表示30
は後でシートの側面から除去される整合マーク31を有することができる。整合
マーク31または消費者に提供される表示30上の点は光学的に検出可能である
。
装置10によって実施される第2工程は、表示30(または整合マーク31)
の検出である。この検出は表示30とその背景との間の反射率の差に基づき、光
電池41によって実施される。正確化のため、光電池41は回転ブレード36の
直前に配置されるのが好適である。
装置10によって実施される第3工程は、シートに終端線20を付与すること
である。終端線20は表示30に対して離間間隔でシート14上に配置される。
間隔は第1または縦方向である。終端線20は好適にはミシン目21であるが、
切断線とすることもできる。終端線20は好適には巾方向に配置される。
装置10によって実施される第4工程は、ミシン目21または他の終端線20
の位置の決定である。この決定はシート14にミシン目21を与える回転ブレー
ド36の位置を知ることによって実施される。回転ブレード36の位置は、回転
ブレード36の位置を決定するリゾルバ38、したがって回転ブレード36によ
って付与されるミシン目21によって付与される。
表示30とミシン目21との間の位置の差は、信号比較器44によって決定さ
れる。この差は誤差信号を構成する。もしこの差がいずれかの方向に予め設定さ
れた限界を超えると、補正が実施される。
補正は、引張り補正モータ、シート長さ補正モータ45、回転ブレード36ま
たは回転印刷シリンダ34の角速度を調節することによって実施される。好適に
は、補正はシート長さ補正モータ45の角速度を調節することによって実施され
る。シート長さ補正モータ45はミシン目21を与える回転ブレード36、なら
びに切断線ロール46および下部ロール48、ならびに装置10下流の各装置の
角速度を制御する。
とくに、補正は好適には、シートの速度に対する、回転ブレード36の角速度
を調節することによって実施される。この角速度は、誤差信号が所定限界内に入
るまで、必要に応じて増減される。
好適な実施例において、本発明によるシート14は、コア巻きまたはロール巻
きペーパー製品として提供される。このような製品はペーパー・タオルまたは食
卓用マット等として使用するのに適している。
シート14は、縦方向において、少なくとも12.7m(500インチ)、好
適には17.78m(700インチ)、最も好適には27,94m(1100イ
ンチ)の長さを有する。
シートの長さを画定する終端線20の中間には、弱化線を形成する多数の終端
線20が設けられる。好適には、このような弱化線はミシン目21を有している
。ミシン目21は約10から50cm(約4.0から20インチ)のピッチ、好
適には約11.4から35.6cm(約4.5から14インチ)のピッチ、さら
に好適には約30.5から31.8cm(約12.0から12.5インチ)のピ
ッ
チで離間することができる。ミシン目21は大体巾方向に配置され、かつ大体装
置10を通るシート14の輸送方向に直角に配置される。好適には、しかし必要
という訳ではないが、ミシン目21はシートの縦方向端部28の間で測ったとき
製品の幅全体に延長する。
このような実施例において、表示30はミシン目21に対して離間関係で保持
される。好適には、表示30はミシン目21の間に整合し、シートの先端および
後端18の双方に隣接する。このようにして、シート14の巾方向の中心線の周
りの対称性が得られる。任意に、表示30はシート14の縦方向中心線の周りの
対称性も得られるようにシート14の縦方向端部と整合せしめられる。
勿論、当業者は、本発明によりいくつかのシートが当該技術において公知のよ
うに多数のロール位置を使用することによって、並行して実施されることを認識
するであろう。このような方法において、消費者に提供されるシート14より数
倍大きい幅を有する単一のウェブ11が、装置10を通って輸送される。ここに
使用されたように、「ウェブ」は互いに一体でまた巾方向において平行に装置を
通って同時に輸送される複数のシートを有している。
ウェブ11は後で縦方向に個々のシートに縦にスリットが切られまたは切断さ
れる。またトリムが、単一のシート幅に対して上記に記載されたように、ウェブ
11の縦方向端部28から除去される。
多数の表示30および多数の終端線20が、ウェブ11の幅を横切って平行に
シート14に付与される。ウェブ11は、その後、所望のように、個々のシート
に縦にスリットが切られまたは切断される。勿論、当業者が、このような実施例
内において、シート14上の表示30の位置を感知する装置が巾方向において離
間関係にあることを認識するであろう。もし望むならば、ウェブ11の幅を横切
って中間位置に表示30の位置40を感知する複数の付与装置を付与することが
できる。
勿論、当業者は、ウェブ11の巾方向の整合を調節することが望まれることを
認識するであろう。巾方向におけるウェブ11の不整合は前記離間関係の歪みを
生ずる。当該技術において周知の装置を使用して、ウェブ11の通路長さを調節
することによりこのような歪みを補正することができる。たとえば、湾曲したロ
ール、一定および可変半径の湾曲を有する軸線が湾曲したロール、コッキングロ
ール、しわ伸ばしロール(Mount Hope Roll)等がウェブ11の一
部または個々のシートの一部の通路長さ、または個々のシート通路長ささえもウ
ェブ11またはシート14のバランスに対して変化するため使用可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1998年4月17日
【補正内容】
請求の範囲
1.輸送されるシートにおいて表示を終端線と整合する装置において、該装置
が、
シートを一定速度で1方向に輸送する手段、
シートに所定の繰返し間隔でかつ第1の割合で離間した表示を付与する手段、
シートに第2の割合で前記表示に対して離間関係にある終端線を付与する手段
、および
前記第1割合および第2割合の一方を調節することにより前記表示と前記終端
線との間の離間関係を調節する手段
とを備えた表示を終端線と整合する装置。
2.シートにおいて表示を終端線と整合する装置であって、前記シートが第1
方向に輸送される前記装置において、前記装置が
前記シートを一定速度で前記装置を通して輸送する輸送機構、
前記終端線が前記シート輸送の前記第1方向に大体直角で、それにより前記シ
ートが前記終端線によって画定される先端および後端を有する前記シートに終端
線を与えるブレード、および
前記シートに表示を付与する構成要素、からなる
前記表示が前記先端および後端内に適合する大きさで、かつそれにに対して離
間関係に配置され、前記構成要素および前記ブレードの一方が前記シートに対し
て前記第1方向に輸送されるとき調節可能であり、それにより前記先端および後
端に対する前記第1方向における前記表示の間隔が前記シートが輸送される間に
調節可能である、
備えた表示を終端線と整合する装置。
3.前記シートを輸送する手段が回転リールを有する請求項1に記載された装
置。
4.前記離間した表示を付与する手段が回転シリンダを有する請求項1に記載
された装置。
19.前記ブレードが回転可能でかつモータによって駆動されまた前記表示を
付与する手段が回転可能でかつモータによって駆動され、前記第1頻度および前
記第2頻度が前記モータの一方の回転速度を変化することによって調節される請
求項18に記載された装置。
20.前記表示と前記終端線との間の前記間隔を感知する手段さらに有する請
求項19に記載された装置。
21.移動するシートにおいて表示を終端線と整合する方法において、該方法
が
平らなシートを供給し、
前記シートを所定の第1速度で第1方向に輸送し、
前記シートに対して第2速度で移動可能な印刷機から前記シートに表示を付与
し、
前記シートに対して第3速度で移動可能なブレードから前記シートに終端線を
付与し、前記終端線が所定の間隔で前記表示から離間し、および
前記所定の間隔を維持するため前記第2または前記第3速度のいずれか一方を
変化し、好適には前記稼動ブレードの前記速度を変化し、前記第1速度が一定の
ままである、
各工程を有する移動するシートにおいて表示を終端線と整合する方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(31)優先権主張番号 08/621,571
(32)優先日 1996年3月25日
(33)優先権主張国 米国(US)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ
,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU
,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,
CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G
B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG
,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,
LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N
O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG
,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,
UZ,VN,YU
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.輸送されるシートにおいて表示を終端線と整合する装置において、該装置 が、 シートを第1方向に輸送する手段、 前記シートに所定の繰返し間隔でかつ第1の割合で離間した表示を付与する手 段、 前記シートに第2の割合で前記表示に対して離間関係にある終端線を付与する 手段、および 前記第1割合および前記第2割合の一方を調節することにより前記表示と前記 終端線との間の離間関係を調節する手段、 とを備えた表示を終端線と整合する装置。 2.シートにおいて表示を終端線と整合する装置において、前記シートが第1 方向に輸送されるものであって、前記装置が 前記シートを前記装置を通して輸送する輸送機構、 前記終端線が前記シート輸送の前記第1方向に直角で、それにより前記シート が前記終端線によって画定される先端および後端を有する前記シートに終端線を 与えるブレード、および 前記シートに表示を付与する構成要素からなり、 前記表示が前記先端および後端内に適合する大きさで、かつそれらに対して離 間関係に配置され、前記構成要素および前記ブレードの一方が前記シートに対し て前記第1方向に輸送されるとき調節可能であり、これにより前記先端および前 記後端に対する前記第1方向における前記表示の間隔が前記シートが輸送される 間に調節可能である、表示を終端線と整合する装置。 3.前記シートを輸送する手段が回転リールからなる請求項1に記載された装 置。 4.前記離間した表示を付与する手段が回転シリンダからなる請求項1に記載 された装置。 5.前記離間した表示を付与する手段が印刷シリンダからなる請求項4に記載 された装置。 6.前記シートが前記先端および前記後端を連結する二つの縦方向端部を有し 、また前記離間した表示を付与する手段が少なくとも前記先端および前記後端の 一方および少なくとも前記縦方向端部の一方と隣接した表示を付与する請求項1 に記載された装置。 7.前記シートが前記先端および前記後端を連結する二つの縦方向端部を有し 、また前記離間した表示を付与する手段が前記先端および前記後端のそれぞれな らびに前記両縦方向端部と隣接した表示を付与する請求項1に記載された装置。 8.前記表示と前記終端線との間の前記離間関係を調節する手段が前記終端線 が前記シートに付与される頻度を調節する請求項1に記載された装置。 9.前記終端線を付与する手段が所定の角速度で中心軸線の周りに駆動される 回転ブレードからなる請求項8に記載された装置。 10.前記回転ブレードの前記角速度か調節可能であり、これにより前記終端 線に対する前記表示の位相を調節する請求項9に記載された装置。 11.前記角速度の前記調節が誤差信号に応答して実施され、前記誤差信号は 前記シート上に実際に発生するときの前記終端線に対する前記表示の前記間隔と 前記終端線に対する前記表示の所望の間隔との間の差を示す請求項10に記載さ れた装置。 12.前記誤差信号が前記回転ブレードおよび前記シートに付与された前記表 示の位置とを比較する信号比較器から発生する請求項11に記載された装置。 13.前記信号比較器が第1および第2入力信号を受信し、前記第1入力信号 が前記回転ブレードの位置を示す位置リゾルバによって発生される請求項12に 記載された装置。 14.前記第2入力信号が前記終端線と前記表示との間の前記間隔を示す請求 項10に記載された装置。 15.前記表示と前記終端線との間の前記離間関係を調節する手段が前記表示 が前記シートに付与される頻度を調節する請求項1に記載された装置。 16.前記表示を付与する手段が所定の角速度で中心軸線の周りに駆動される 回転シリンダからなる請求項11に記載された装置。 17.前記回転シリンダの前記角速度が調節され、それにより前記終端線に対 する前記表示の位相を調節する請求項12に記載された装置。 18.前記表示が所定の第1の頻度で前記シートに付与されまた前記終端線が 所定の第2の頻度で前記シートに付与され、前記第1頻度および前記第2頻度が 調節され、それにより前記間隔が前記第1および第2頻度の一方の前記調節に応 動して調節される請求項2に記載された装置。 19.前記ブレードが回転可能でかつモータによって駆動されまた前記表示を 付与する手段が回転可能でかつモータによって駆動され、前記第1頻度および前 記第2頻度が前記モータの一方の回転速度を変化することによって調節される請 求項18に記載された装置。 20.前記表示と前記終端線との間の前記間隔を感知する手段をさらに有する 請求項19に記載された装置。
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