JPH11506690A - 香料を担持するマイクロカプセル接着剤を備えた衛生ナプキン - Google Patents

香料を担持するマイクロカプセル接着剤を備えた衛生ナプキン

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JPH11506690A JP9526147A JP52614797A JPH11506690A JP H11506690 A JPH11506690 A JP H11506690A JP 9526147 A JP9526147 A JP 9526147A JP 52614797 A JP52614797 A JP 52614797A JP H11506690 A JPH11506690 A JP H11506690A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、香料を担持する放出剤を備えた接着剤を有する衛生ナプキンに関する。好ましくは、放出剤は、接着剤からリリース裏当ての除去時、および/または、衛生ナプキンの着用者の着用中、および/または、着用者の下着から衛生ナプキンの除去時に香気を放出するマイクロカプセルである。香気放出は、芳香激発、発散のいずれか、又はその双方である。

Description

【発明の詳細な説明】 香料を担持するマイクロカプセル接着剤を備えた衛生ナプキン 発明の分野 本発明は、衛生ナプキン、さらに詳しくは、香料充填放出剤、好ましくはマ イクロカプセルを含有する着用者の下着に衛生ナプキンを固定するための接着剤 層を含む衛生ナプキンに関する。放出剤は、接着剤層からリリース裏当ての除去 と同時に、および/または、衛生ナプキンの使用の間、および/または、着用者 の下着から衛生ナプキンの除去と同時に香気を放出する。 発明の背景 当該分野において知られている広く多様な吸収構造は、血液、尿、月経等の ような身体流体を吸収し、使用中は衛生的かつ快適である。このタイプの使い捨 て製品は、一般的に液体透過性トップシート、吸収性コア、および液体不透過性 バックシートで構成される。そのような製品の様々な形、大きさ及び厚さが、そ れらの使用をより快適かつ便利にするという試みで探究された。 多くの身体流体は不快な臭気を有し、または長い期間空気及び/又は細菌に 接触したときにそのような臭気を発揮するようになる。衛生製品における臭気抑 制は長い間研究されてきた。 種々の臭気抑制剤が文献で開示された。例えば、米国特許第4,525,41 10号(ハギワラ等、1985年6月25日発行)には、ウェブに溶解性繊維の ある部分を含め、熱を加えることにより、繊維質ウェブに保持されたゼオライト 粒子(殺菌性カチオンでドープされている)が開示されている。これらの組成物 は、一般的な衛生用品の外側カバー層として使用され得る。 米国特許第2,690,415号(F.A.シュラー、1954年9月28日 発行)には、臭気吸収媒体、例えば月経製品、を提供するために接着剤により透 過性ウェブの隙間に均一に付着された臭気吸収物質の粒子が開示されている。粒 子状カーボン、シリカゲル及び活性アルミナについて特に言及されている。粒子 の移動/置換が回避されると主張されており、シートは柔軟である。 おむつ及び月経用のABSCENTS(ユニオン・カーバイドから臭気抑制 モレキュラーシーブ)は、ユニオン・カーバイド・パンフレット(A.J.ギオ フル、1998年)で特に言及されている。パンフレットは、ユニオン・カーバ イドの市場調査がそのような製品の潜在的利益を示していることを指摘している 。米国特許第4,795,482号は、一般的に臭気抑制剤として、特に衛生製品 に使用されるABSCENTSに関する。 活性炭は、約1000m2/gの平均内部表面積を有する極めて効果的な臭気 吸収剤である。しかしながら、活性炭は容易には消費者製品に含められない。 ゼオライトは表面積がより小さく、約400ないし800m2/gの範囲であ る。しかしながら、ゼオライトは他の流体よりも身体流体中の水分(すなわち、 水)を吸収し得、それによりその効果を弱め得る。さらに、活性炭およびゼオラ イトは開構造を有し、密閉されない限り空気伝達有機物蒸気を絶え間なく吸収す る。したがって、保管中に、これらの臭気吸着剤は飽和し、製品が使用される前 に効果を生じなくなり得る。 消費者は、衛生ナプキンを着用している間中、身体悪臭がさらされず、「爽 快」に感じることを望んでいる。したがって、本発明は、衛生ナプキンの配置の 前、衛生ナプキンの使用、および/または、着用者の下着から衛生ナプキンを除 去する時のいずれにおいても香気の芳香激発(burst)を提供する。加えて、気 持ちの良い芳香が衛生ナプキンの着用中に香気を分散するマイクロカプセルの使 用により持続され得る。 発明の概要 したがって、本発明は、縦軸、横軸、縦端、終端、及び中心部を有する、着 用者の下着に配置するための衛生ナプキンを提供する。衛生ナプキンは、液体透 過性トップシート及びトップシートに接合された液体不透過性バックシートを含 む。バックシートは、外側表面と内側表面とを有する。吸収性コアは、トップシ ートとバックシートの間に配置される。取付システムは、着用者の下着に衛生ナ プキンを取り付けるためにバックシートの外側表面に固定される。複数の香料充 填放出剤は、少なくとも取り付けシステム内に部分的に埋め込まれている。好ま しい態様では、放出剤はマイクロカプセルで構成される。取付システムは、好ま しくは着用者の下着への衛生ナプキンの使用の前に接着剤層を保護し、香料充填 マイクロカプセルから香気の放出を容易にするために、その上にリリース裏当て を有する接着剤層で構成される。 本発明の一つの態様では、接着剤層は、接着剤層からリリース裏当ての除去 と同時に芳香激発(burst)を提供する香料充填マイクロカプセルを含む。他の 態様では、接着剤層は衛生ナプキンが着用者の下着と係合している間ずっと定常 状態で香りを広く放出する香料充填マイクロカプセルを含む。さらに、他の態様 は、着用者の下着から衛生ナプキンの除去と同時に芳香激発を提供する香料充填 マイクロカプセルを含む接着剤層を提供する。他の態様では、衛生ナプキンの着 用者の下着との係合のためにリリース裏当ての除去と同時に、衛生ナプキンの使 用の間、および着用者の下着から衛生ナプキンの除去と同時に、香料充填マイク ロカプセルから芳香激発と香りの定常状態の発散が生ずる。 あるいは、衛生ナプキンは、下着に衛生ナプキンを取り付けるための取付シ ステムを有する一組のフラップを含み得る。フラップは、その上に取付システム が存する衣類側面を有し、各フラップは、接続部において衛生ナプキンの中心部 に連結し、中心部の縦端を超えて外側横方向に延びている。各接続部は、一組の 末端を有する。各フラップは、フラップの横中心線によって前半分と後半分に分 けられる。好ましくは、フラップ上の取付システムは、着用者の下着への衛生ナ プキンの係合の前に接着剤層を保護するためのリリース裏当てをその上に有する 接着剤層で構成される。好ましくは、フラップ上の接着剤層は、接着剤層からリ リース裏当ての除去と同時に芳香激発を提供し、接着剤層からリリース裏当てを 除去した時から衛生ナプキンの使用の間を通して香りの定常状態の発散を提供し 、および/または着用者の下着から衛生ナプキンの除去と同時に芳香発散を提供 する香料充填マイクロカプセルを含む。 本発明において取り得る態様は、先に示したフラップ上にのみ存する香料充 填マイクロカプセルを含む取付システムである。本発明において取り得る他の取 付システムは、ホック及びループ、またはその中に存する複数の放出剤を備えた 他の機械的手段を含むものである。 図面の簡単な説明 明細書は本発明を構成するものとみなされる主題を特に指摘し、明確に主張 するクレームで終わるが、本発明は、実質的に同一の要素を示すために同様の表 示が用いられているところの添付の図面に関して採用される次の説明からよりよ く理解されると信じられる。 図1は、下にある構造を表すために表層部を切り取って内部を見せた部分を 有する本発明の衛生ナプキンの態様である、視者に面する衛生ナプキンの着用者 接触表面の平面図、 図2は、図1の2−2線に沿ってとられた、接着剤内に埋め込まれたマイク ロカプセルを示す衛生ナプキンの断面図、および 図3は、接着剤層から裏当てを除去したときのマイクロカプセルの断面図で ある。 発明の詳細な説明 本発明で用いる「使い捨て」という用語は、洗濯することが意図されていな い、あるいは、さもなくば吸収製品として元通りにしたり、再利用することが意 図されていない(すなわち、それらは1回使用した後は捨てられ、好ましくは、 リサイクルされ、堆肥化され、または、さもなくば環境に適合する方法で処理さ れることが意図される)吸収製品をいう。「単一の」吸収製品とは、吸収製品が 別々のホルダーやパッドのような別々に操作する部品を要求しないように統合体 を形成するための一緒に合体された別々の部品から形成される吸収製品をいう。 本発明の単一使い捨て吸収製品の好ましい態様は、図1に示された月経パッド、 衛生ナプキン20である。本発明で用いる「衛生ナプキン」または「ナプキン」 という用語は、身体滲出物を吸収し含むデバイスをいい、さらに具体的には、女 性により、隣接する外陰部領域に、一般的には外部の尿生殖器領域に着用され、 および、着用者の身体からの月経流体及び他の女性器排出物(例えば、血液、月 経、および尿)を吸収し含むことを意図される吸収製品をいう。着用者の前庭 (vestibule)の部分的に内部および部分的に外部に存するインターラビアル(Int erlabial)デバイスもまた、本発明の範囲内である。本明細書で用いる「外陰部 」という用語は、外部から見える女性生殖器をいう。本明細書で用いる「香料」 という用語は、揮発性香料、エッセンス、芳香剤、ゼオライト、活性炭、シクロ デキストリン、その混合物等のような臭気吸収剤、及び/又は、臭気マスク剤を いう。本明細書で用いる「放出剤」という用語は、本明細書で述べたような香気 の抑制及び放出について当該分野で知られているすべての好適な手段をいう。本 明細書で用いる「マイクロカプセル」又は「マイクロスフィア」という用語は、 香料を保持し後に発散させるための放出剤及び/又は封じ込め集合体をいう。本 明細書で用いる「埋め込まれた」という用語は、ある物質を他の物質の中及び/ 又は上に統合すること、例えば、基材上に埋め込まれたマイクロカプセルをいう 。本発明で用いる「香料充填」という用語は、本明細書で定義されたような香料 で少なくとも部分的に充填されたマイクロカプセルをいう。本明細書で用いる「 芳香激発」という用語は、香気を含む香料充填マイクロカプセルの破裂に起因す る香気の即時の放出をいう。本明細書で用いる「定常状態」という用語は、香料 充填放出剤から香気の実質的に絶え間ない放出をいう。しかしながら、本発明は 、失禁用ブリーフ、トレイニングパンツ、他の女性用衛生衣類、使い捨ておむつ 等のような他の吸収製品にもまた適用できることは理解されるに違いない。 図1は、衛生ナプキン20の構造をより明確に見せるために表層部の一部を 切り取った構造部分を備え、および視者の方に向けられた、着用者に面しまたは 接触する衛生ナプキン20の部分を備えた平坦にされた状態での本発明の衛生ナ プキン20の平面図である。図1に示すように、衛生ナプキン20は、好ましく は液体透過性トップシート24、トップシート24に取り付けられた液体不透過 性バックシート26、トップシート24とバックシート26の間に配置された吸 収性コア28、および接着剤埋蔵マイクロカプセル(図1に示さず)で構成され る。 衛生ナプキン20は、二つの表面、すなわち、身体接触表面60(または「 身体側表面」)および衣類側表面65を有する。身体側表面から見た衛生ナプキ ン20が図1に示されている。衛生ナプキン20が着用されたとき、身体側表面 6 0は着用者の身体に隣接して着用されるように意図され、一方衣類側表面65は 反対側にあり、着用者の下着に隣接して位置するように意図されている。衛生ナ プキン20は、二つの中心線、すなわち、縦中心線100と横中心線101を有 する。本明細書で用いる「縦の」という用語は、大体において衛生ナプキン20 が着用されたときに立っている着用者を左と右身体半分に分ける垂直面と一直線 (例えば、およそ平行になっている)にされている衛生ナプキン20の平面中の 線、軸または方向をいう。本明細書で用いる「横断する(transverse)」または 「横の(lateral)」という用語は、どちらを用いても良く、大体において縦方 向と直角をなしている衛生ナプキン20の平面内にある線、軸又は方向をいう。 図1はまた、衛生ナプキン20は、衛生ナプキン20の外側端によって定義され る周囲12を有していることを示し、その中で縦端は15で示され、終端は17 で示されている。 トップシート、バックシート、および吸収性コアはさまざまのよく知られた 形状(いわゆる「チューブ」製品またはサイドフラップ製品を含む)に組み立て られ得るが、好ましい衛生ナプキンの形状は、一般に、1990年8月21日に オスボーンに発行された米国特許第4,950,264号、「薄く、柔軟性のある 衛生ナプキン」、1984年1月10日にデスマライスに発行された米国特許第 4,425,130号、「合成衛生ナプキン」、1982年3月30日にアールに 発行された米国特許第4,321,924号、「隣接使い捨て吸収製品」、198 7年8月18日にヴァン・ティルバーグに発行された米国特許第4,589,87 6号、「フラップを備えた成形衛生ナプキン」に述べられている。これらの文献 の各々は、参照によって本明細書に含められている。図1は、トップシート24 とバックシート26の長さ及び幅の寸法が、概して吸収性コア28のそれらより も大きい衛生ナプキン20の好ましい態様を示す。トップシート24とバックシ ート26は、それによって周囲の部分のみでなくサイドフラップ54もまた形成 するために吸収性コア28の端を越えて延びている。 吸収性コア28は、液体(例えば、月経及び/又は尿)を吸収または保持す ることができる限りいかなる吸収手段でもよい。図1に示すように、吸収性コア 28は、身体側表面、衣類側表面、側端、パッド端を有する。吸収性コア28は 、 広くさまざまな大きさ及び形状(例えば、長方形、楕円形、砂時計、犬の骨(do gbone)、非対称等)に、エアーフェルト(airfelt)と一般にいわれる細かく砕 かれた木材パルプのような、衛生ナプキン及び他の吸収製品に一般に使用される 広くさまざまな液体吸収性材料から製造され得る。他の好適な吸収性材料の例に は、クレープ付きセルロースワッディング、コンフォームを含む溶融ブロー重合 体、化学的に硬化され修飾された、又は橋かけセルロース繊維、縮れたポリエス テル繊維のような合成繊維、泥炭こけ(peat moss)、ティシューラップ及びテ ィシューラミネートを含むティシュー、吸収性発泡体、吸収性スポンジ、超吸収 性重合体、吸収性ゲル化剤、またはすべての同等の物質又は物質の組合せ、ある いはこれらの混合物が含まれる。吸収性コア28の形状及び構造は、また、変化 し得る(例えば、吸収性コア28は、変化する厚さ領域(例えば、中心部でより 厚くなるように輪郭を描かれる)、親水性勾配、超吸収性勾配、またはより低密 度及びより低い平均秤量の獲得領域を有し、または1又はそれ以上の層あるいは 構造で構成され得る)。しかしながら、吸収性コア28の総吸収容量は、衛生ナ プキン20の目的負荷および意図された使用に合致すべきである。さらに、吸収 性コア28の大きさ及び吸収容量は、失禁用パッド、パンティライナー、レギュ ラー衛生ナプキン、又は夜用衛生ナプキンのような異なった使用に適応させるた めに変化し得る。 本発明の吸収性コア28として使用するための典型的な吸収構造は、199 0年8月21日にオスボーンに発行された「薄く、柔軟性のある衛生ナプキン」 と題する米国特許第4,950,264号、1986年9月9日にワイズマン等に 発行された「高密度吸収構造」と題する米国特許第4,610,678号、198 9年5月30日にアルマニー等に発行された「より低密度及びより低い秤量の獲 得領域を有する高密度吸収性材料」と題する米国特許第4,834,735号、お よびデュンク等の名で1986年10月22日に発行されたプロテクト&ギャン ブル社のヨーロッパ特許出願番号0198683に述べられている。これらの特 許の各々は、参照によって本明細書に含まれている。 バックシート26とトップシート24は、各々吸収性コア28の衣類側表面 と身体側表面に隣接して配置され、好ましくは、当該分野でよく知られているよ うな取り付け手段(図示せず)によってそれに、および、互いに取り付けられる 。例えば、バックシート26及び/又はトップシート24は、接着剤の均質な連 続層、接着剤のパターン化された層、または接着剤の分離線、螺旋、又は斑点の 整列によって吸収性コア28に、または互いに固着され得る。満足いくものであ ることが見出された接着剤は、商品名HL-1258又はH-2031の下でミネ ソタ、セントポールのH.B.フラー社によって製造されている。取り付け手段 は、好ましくは、1986年3月4日にミネトラ等に発行され、参照によって本 明細書に含められている「使い捨て排出物閉じ込め衣類」と題する米国特許第4 ,573,986号に開示されているような接着剤の単繊維の開パターン網目構造 から構成される。単繊維の典型的な開パターン網目構造の取り付け手段は、19 75年10月7日にスプラーグに発行された米国特許第3,911,173号、1 978年11月22日にツィーカー等に発行された米国特許第4,785,996 号、および1989年6月27日にヴェレニッヒに発行された米国特許第4,8 42,666号に示される装置および方法により説明されているような螺旋パタ ーンに渦巻かれた接着剤単繊維の複数の線で構成される。これらの特許の各々は 、参照によって本明細書に含められている。あるいは、取り付け手段は、熱接着 、圧縮接着、超音波接着、動的機械接着、または当該分野で知られているような いずれもの他の好適な取り付け手段又はこれらの取り付け手段の組合せで構成さ れる。 バックシート26は液体(例えば、月経及び/又は尿)に対して不透過性で あり、他の柔軟な液体不透過性物質もまた使用され得るが、好ましくは薄いプラ スティックフィルムから製造される。本明細書で用いる「柔軟な」という用語は 、しなやかであり、典型的な人間の体形及び線に容易に従うことのできる材料を 言う。バックシート26は、内側表面42と、内側表面42の反対側に外側表面 44とを有する。バックシート26は、吸収性コア28に吸収され含まれている 滲出物が、パンツ、パジャマ及び下着のような衛生ナプキン20に接触する製品 を濡らすことを防止する。したがって、バックシート26は、織又は不織材、ポ リエチレン又はポリプロピレンの熱可塑性フィルムのような重合体フィルム、ま たはフィルムコーティングされた不織材のような複合材料で構成され得る。好ま し くは、バックシート26は、約0.012mm(0.5ミル)ないし約0.051mm (2.0ミル)の厚さを有するポリエチレンフィルムである。典型的なポリエチ レンフィルムが、オハイオ、シンシナティのクロペイ社により商品名P18−0 401の下で、およびインディアナ、テール・ホートの有限会社、トレデガーに より商品名XP-39385の下で製造されている。バックシート26は、好ま しくは、より織物のような外観を提供するためにエンボス加工され、および/ま たは、マット仕上げされる。さらに、バックシート26は、なお滲出物がバック シート26を通過するのを防止しつつ、蒸気が吸収性コア28から漏れ出ること (すなわち、通気すること)を可能にし得る。 トップシート24は、しなやかで、ソフト感があり、および着用者の皮膚に 刺激を与えない。さらに、トップシート24は、液体透過性であり、液体(例え ば、月経及び/又は尿)がその厚さを容易に通り抜けることを可能にする。好適 なトップシート24は、織又は不織材、開孔成形熱可塑性フィルム、開孔プラス ティックフィルム、及び油圧成形(hydroformed)熱可塑性フィルムのような重 合材料、多孔性発泡体、網状発泡体、網状熱可塑性フィルム、及び熱可塑性スク リム(scrim)のような幅広い範囲の材料から製造され得る。好適な織又は不織 材は、天然繊維(例えば、木材又はわた繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステ ル、ポリプロピレン、又はポリエチレン繊維のような重合繊維)または天然及び 合成繊維の化合物から構成され得る。好ましいトップシートは、開孔成形フィル ムから構成される。開孔成形フィルムは、身体侵出物に対して透過性であり、そ の上非吸収性であるため、および、液体を逆に通過させ着用者の皮膚を再度濡ら すことに対して減少した傾向を有するため、トップシートに好ましい。したがっ て、身体に接触する成形フィルムの表面は乾燥したままであり、それによって身 体を汚すことを減少し、着用者がより快適に感ずるようにする。好適な成形フィ ルムは、1975年12月30日にトンプソンに発行された「先細の孔を有する 吸収性構造」と題する米国特許第4,323,246号、1982年4月13日に マレーン等に発行された「汚れ防止トップシートを有する使い捨て吸収製品」と 題する米国特許第4,324,246号、1982年8月3日にレイデル等に発行 された「繊維のような特性を示す弾力的プラスティックウェブ」と題する米国 特許第4,342,314号、1984年7月31日にアール等に発行された「非 光沢性を示す表面と布のような触感を示す巨視的に延びた3次元プラスティック ウェブ」と題する米国特許第4,463,045号、1991年4月9日にバード に発行された「多重層重合フィルム」と題する米国特許第5,006,394号に 述べられている。これらの特許の各々は、参照によって本明細書に含まれている 。本発明に好適なトップシートは、上記特許の1又はそれ以上に述べられた成形 フィルムであり、「ドリウィーブ」としてオハイオ、シンシナティのプロテクタ ー&ギャンブル社により衛生ナプキンで市場で商われている。 本発明の好適な態様では、成形フィルムトップシートの身体側表面は、液体 が身体側表面が親水性でない場合よりも速くトップシートを通って移動しやすい ようにするために、月経流体がトップシートの中に流れ吸収性コアに吸収される よりもむしろトップシートを流れ出る可能性を減らすために、親水性である。好 適な態様では、1991年11月19日にAziz等によって出願され、参照に よって本明細書に含まれている、米国特許出願シリアル番号07/794,745 、「不織及び開孔フィルムカバーシートを有する吸収製品」に述べられているよ うに、界面活性剤が成形フィルムトップシートの重合材料の中に含まれている。 あるいは、トップシートの身体側表面は、オスボーンに発行され、参照により本 明細書に含まれている上記参照米国特許第4950254号に述べられているよ うに、界面活性剤で処理することにより親水性にされ得る。 使用に際し、衛生ナプキン20は、バックシート26の外側表面44に固着 された取り付けシステム89により着用者の下着部分に保持される。取り付けシ ステム89は、そのような目的のためによく知られている限り、いずれの支持手 段又は取り付け手段をも含み得る。好適な取り付けシステム89は、接着剤層9 0であり、時々パンティ留め接着剤と言われる。接着剤層90は、衛生ナプキン 20をパンティの股部分に固定するための手段を提供する。このように、バック シート26の外側表面44の一部又は全体が接着剤層90で覆われている。その ような目的のために当該分野で使用されるいずれもの接着剤又は糊が本発明で接 着剤90に使用され得、感圧接着剤が好ましい。好適な接着剤は、オハイオ、コ ロンブスのセンチュリー・アドヘシブ社により製造されたセンチュリーA-30 5-IV、およびNJ、ブリッジウォーターのナショナル・スターチ・アンド・ケ ミカル社により製造されたインスタント・ロック34-2823である。好適な 接着留め剤は、米国特許第4,917,697号にもまた述べられている。衛生ナ プキン20が使用に置かれる前は、圧感接着剤層90は典型的に接着剤層が使用 の前に乾燥したり、パンティの股の部分よりも他の表面に付着することを防止す るために取り外すことのできるリリース裏当て56で覆われている。リリース裏 当ては、また、前記参照米国特許第4,917,697号に述べられている。その ような目的のために一般的に使用される限り商業的に入手可能なすべてのリリー ス裏当てを本発明において利用することが出来る。好適なリリース裏当ての非限 定的な例は、BL30MG-Aシロックス(Silox)E1/0及びBL30MG-A シロックス4P/O(双方ともWI、メナシャのアクロシル社により製造されて いる)である。好ましい態様では、本発明の衛生ナプキン20は、リリース裏当 て56を取り外し、その後接着剤層90がパンティに接触するようにパンティに 衛生ナプキン20を置くことにより使用される。一つの作用として、接着剤層9 0は、使用中衛生ナプキン20をパンティ内のその位置に維持する。 本発明の好ましい態様で、図1は、各々が吸収性コアの側端に隣接し外側に 延びている二つのフラップ56を有する衛生ナプキンを示す。フラップ54は、 着用者のパンティの端と腿の間に配置されるために、股部分で着用者のパンティ の端にかけるように成形される。フラップ54は少なくとも3つの目的にかなう 。第1に、フラップ54は月経流体によって着用者の身体及びパンティが汚れる ことを、好ましくはパンティの端に沿った二重の壁の仕切を形成することにより 、防止するのに役立つ。第2に、フラップ54は、好ましくは、パンティーの下 に折り返されパンティの衣類対向面に接着するよう、または一つのフラップ54 を他方に接着するように、衣類側表面に取り付け手段を備えて提供される。この ように、フラップ54は、パンティに置かれた衛生ナプキン20を完全に保持す るのに役立つ。第3に、そして好ましくは、フラップ54は、着用者の下着に衛 生ナプキン20を置くときまたは除去するときに芳香激発として香気を放つ、お よび/または、着用者の運動によって生じ得る力の結果として香りを放ち、それ によって衛生ナプキン20の着用を通じて絶え間なく香気を放つ香料マイクロカ プ セルを含み得る。フラップ54は、トップシート24、バックシート26、ティ シュー、又はこれらの材料の組合せと同様の材料を含む種々の材料から構成され 得る。さらに、フラップ54は、ナプキン20の主要本体に取り付けられた別の 構成要素であり得、または、トップシート24とバックシート26の拡張(すな わち、単一構造)で構成され得る。本発明の衛生ナプキンの使用に適当な又は適 合するフラップを有する複数の衛生ナプキンが、1987年8月18日にヴァン ・ティルバーグに発行された「フラップを備えた成形衛生ナプキン」と題する米 国特許第4,687,478号、1986年5月20日にヴァン・ティルバーグに 発行された「衛生ナプキン」と題する米国特許第4,589,876号、および1 986年8月26日にマティングリーに発行された「衛生ナプキン取り付け手段 」と題する米国特許第4,608,047号に開示されている。これらの特許の各 々は、参照により本明細書に含まれている。 図2は、接着剤層90内に埋め込まれた芳香激発マイクロカプセル96及び 分散マイクロカプセル95を示す。接着剤層90は、リリース裏当て56により 覆われている。図2は、二つのマイクロカプセル型の並んだ配置を示しているが 、当業者であれば、望ましい芳香激発及び/又は発散した芳香放出を生ずるマイ クロカプセルのいかなる物理的配置も利用し得ることは明らかであり、二以上の マイクロカプセル型が望ましい結果を生ずるために使用され得ることもまた明ら かである。 本明細書で用いる「シクロデキストリン」という用語には、6ないし12の グルコース単位を含む置換されていないシクロデキストリン、特に、アルファ- 、ベータ-、及びガンマ-シクロデキストリン、及び/又はそれらの誘導体、及び /又はその混合物のような知られているいずれものシクロデキストリンが含まれ る。アルファ-シクロデキストリンは6個の、ベータ-シクロデキストリンは7個 の、及びガンマ-シクロデキストリンは8個のドーナツ型の環に配列されたグル コース単位がら成る。グルコース単位の特定のカップリング及び配座は、シクロ デキストリンに特定容積の中空内部を備えた厳密に円錐形の分子構造を与える。 内部空洞の「ライニング」は、水素原子と配糖体の架橋酸素原子により形成され 、このため、この表面は完全に疎水性である。これらの空洞は、「閉じ込め複合 体」 を形成するための好適な大きさを有する有機体分子の全部又は一部により満たさ れ得る。アルファ-、ベータ-、及びガンマ-シクロデキストリンは、数ある中で 、インディアナ、ハモンドのアメリカン・メイズ-プロダクト社から入手し得る 。 シクロデキストリン誘導体は、1969年2月4日にパーマーター等に発行 された米国特許第3,426,011号、すべてパーマーター等の名で、またすべ て1969年7月1日に発行された第3,453,257号、第3,453,258 号、第3,453,259号、1969年8月5日にグラメラ等に発行された第3 ,459,731号、1971年1月5日にパーマーター等に発行された第3,5 53,191号、1971年2月23日にパーマーター等に発行された第3,56 5,887号、1985年8月13日にSzejtli等に発行された第4,535,15 2号、1986年10月7日にヒライ等に発行された第4,616,008号、1 987年1月20日にブラント等に発行された第4,636,058号、1988 年5月24日にツチヤマ等に発行された第4,746,734号、および1987 年1月20日にオギノ等に発行された第4,678,598号に述べられており、 前記特許のすべては参照により本明細書に含められている。本発明の使用に好適 なシクロデキストリン誘導体の例は、アメイゾ、ウォーカー・ケミカル(USA )株式会社、及びアルドリッヒ・ケミカル社から入手し得る、異なった置換度( D.S.)のメチル-β-シクロデキストリン、ヒドロキシエチル-β-シクロデキス トリン、及びヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンである。水溶性誘導体 もまた大変望ましい。 本発明の組成物及び製品は、複合体を形成していない、小さい粒子サイズの シクロデキストリンに加えて、必要に応じて効果的な、すなわち臭気を抑制する 、さまざまな追加の添加臭気抑制剤を含む。添加臭気抑制剤を含めることにより 、抑制される臭気の型の種類は勿論、シクロデキストリンの臭気抑制能力も増す 。例えば、そのような物質には、塩化セチルピリジニウム、塩化亜鉛、銅塩、銅 イオン、クロルヘキシジン(chlorhexidine)、第4級アンモニウム化合物、キ レート化剤、パラベン、キチン、pH緩衝試薬等のような、ゼオライト、活性炭 、珪藻土、及び水溶性の抗菌性化合物のような物質が含まれる。特に、「中間体 (intermediate)」ケイ酸塩/アルミン酸塩比を有するゼオライト物質が好ま しい。 本発明の使用に好適な広くさまざまな中間体ゼオライトは、PQ社からヴァ ルフォア CP301-68、ヴァルフォア 300-63、ヴァルフォア CP300-35及び ヴァルフォア CP300-56として、コンテカからゼオライトのCBV100シリー ズ(下記に示すようにモルデナイトよりも)として商業的に入手し得る。 本発明でゼオライトが、必要に応じて活性炭と共に使用される場合、バイン ダーを用いてゼオライトでカーボンをコーティングすることが(美的理由から) 好ましい。 他の臭気抑制剤は、珪藻土、並びに塩化セチルピリジニウム、塩化亜鉛、銅 塩、銅イオン、クロルヘキシジン、第4級アンモニウム化合物、キレート化剤、 パラベン、キチン、pH緩衝試薬等のような水溶性の抗菌性化合物を含む。 本発明の香料成分及び化合物は、当該分野で知られている従来のものである 。香料成分又は香料量のいかなる選択も機能的及び審美的考慮に基礎を置いてい る。本発明に有用な好ましい香料成分は、高揮発性、および適度な揮発性の香料 成分、さらに好ましくは、高揮発性、低沸点成分である。 高揮発性、低沸点の香料成分は、典型的に約250℃又はそれ以下の沸点を 有する。高揮発性の香料成分は、急に飛び過ぎ、放出されるとすぐになくなる。 多くのより適度な揮発性香料成分もまたすぐになくなってしまう。適度な揮発性 香料成分は、約250℃ないし約300℃の沸点を有する。下文に論じられるよ うな多くの香料成分、および、それらの臭気特性に加えて沸点及び分子量のよう なそれらの物理的及び化学的特性が、参照によって本明細書に含められている、 1969年創始者によって発行されたステフン・アークタンダー、「芳香及び風 味化学(アロマ・ケミカルズ)」に挙げられている。 高揮発性、低沸点の香料成分の例は、アネトール、ベンズアルデヒド、酢酸 ベンジル、ベンジルアルコール、ギ酸ベンジル、イソ酢酸ボルニル、カンフェン 、シス-シトラール(ネラール)シトロネラール、シトロネロール、酢酸シトロ ネリル、p-シメン、デカナール、ジヒドロリナロオール、ジヒドロミルセノール 、ジメチルフェニルカルビノール、ユーカリプトール、ゲラニアール、ゲラニオ ール、酢酸ゲラニル、ゲラニルニトリル、シス-3-アセテート、ヒドロキシシト ロ ネラール、d-リモニン、リナロオール、リナロオールオキシド、酢酸リナリル、 プロピオン酸リナリル、アントラニル酸メチル、α-メチルイオナン(ionone) メチルノニルアセトアルデヒド、メチルフェニルカルビニル(carbinyl)アセテ ート、レボ(laevo)-酢酸メチル、メントン、イソメントン、ミルセン、酢酸ミ ルセニル、ミルセノール、ネロール、酢酸ネリル、酢酸ノニル、フェニルエチル アルコール、α-ピネン、β-ピネン、γ-テルピネン、α-テルピネオール、β- テルピネオール、酢酸テルピニル、及びヴェルテネクス(vertenex)(p-第3級 ブチルシクロヘキシルアセテート)である。高揮発性香料成分を大きな割合で含 む天然オイルもまたある。例えば、ラヴァンディン(lavandin)は、リナロオー ル、酢酸リナリル、及びシトロネルオールを主成分として含む。レモンオイル及 びオレンジテルペンの双方は約95%のd-リモネンを含む。 適度な揮発性香料成分の例は、アミルケイ皮アルデヒド、イソサリチル酸ア ミル、β-カリオフィレン、セドレン、ケイ皮アルコール、クマリン、ジメチル ベンジルカルビニルアセテート、エチルバニリン、オイゲノール、イソオイゲノ ール、酢酸フロール(flor)、ヘリオトロピン、3-シス-サリチル酸ヘキセニル 、サリチル酸ヘキシル、リリアル(p-第3級ブチル-α-メチルヒドロケイ皮アル デヒド)、γ-メチルイオナン、ネロリドール、パチュウリアルアルコール、フ ェニルヘキサノール、β-セリネン、トリクロロメチルフェニルカルビニルアセ テート、クエン酸トリエチル、バニリン、及びベラトルアルデヒドである。シー ダーウッドテルペンは、主にα-セドレン、β-セドレン、及び他のC1524セス キテルペンがら成る。 本発明の香料/シクロデキストリン包接複合体は、当該分野で知られている いかなる方法でも形成される。典型的に、複合体は、香料及びシクロデキストリ ンを一緒に好適な溶剤、例えば水と合わせること、または、好ましくは、好適な 溶剤、好ましくは最小量の、好ましくは水の中で一緒に成分を練る/スリラーに することのいずれかにより形成される。練る/スリラーにする方法は、粒子をよ り小さくし、粒子サイズを減少する必要性を減じあるいは無くすため、特に望ま しい。加えて、より少量の溶媒が必要とされ、このためより少ない溶剤の分離が 要求される。複合体の生成は、アトウッド、J.L.、J.E.D.デヴィス及 びD.D.マクニコル編集:含有複合体、第3号(アカデミック出版社(198 4))、特に第11章、アトウッド、J.L.、J.E.D.デヴィス編集: クロデキストリンの第2回国際シンポジウム会報 (日本、東京(1984年7月)) 、及びJ.Szejtli、シクロデキストリン技術(クラワー・アカデミック出版社(1 988年))に開示されている。これらの出版物は参照によって本明細書に含め られている。 図3は、使用の直前に確実にマイクロカプセル96から調製された量の香気 が放出されること、すなわち、芳香激発マイクロカプセルに関して最適であると 信じられるあるメカニズムを概略的に説明する。リリース裏当て56の剥がされ ていない部分103を言うときは、リリース裏当て56の除去前に接着剤層90 の層によって少なくともいくらかのマイクロカプセル96が埋め込まれ、しっか りとつかまれた部分であることがわかる。また、リリース裏当て56の引き離さ れた部分102を言うときは、マイクロカプセルを横に切断する力を生じ、その 破裂を容易にする分離の行為、このようにしてマイクロカプセル内に包含された 芳香を放出する行為であることがわかる。リリース裏当て56が接着剤層90か ら剥がされる場合に加えられる力と方法はほとんど常に人それぞれ時々一定であ るため、破裂するマイクロカプセル96の数及びそれにより放出される芳香の量 を調整する要素は、実質的に全く製造業者の調整範囲内である。そのような要素 は、マイクロカプセル96の破壊強度、マイクロカプセル96の数及び分配、各 マイクロカプセル96中の香料量、およびマイクロカプセル96の破壊強度と比 較したときの接着剤層90に対するマイクロカプセル96の相対的粘着性である 。後者の要素に関しては、接着剤層90からマイクロカプセル96を引き離すた めに要求される力がマイクロカプセル96を破壊するために要求される力よりも 大きくなければならないことは明らかである。もしこの条件が満たされれば、接 着剤層90内に埋め込まれたマイクロカプセル96は破裂し得る。 着用者の下着内に衛生ナプキン20を配置するとき、バックシート26及び フラップ54上の接着剤層90を保護するためのリリース裏当て56は、接着剤 含有バックシート26及びフラップ54から除去される。本発明の接着剤層90 は、種々の機能を果たす一つの型のマイクロカプセルを含み、および/または、 図3に示すように、異なった機能を果たす少なくとも2つの型のマイクロカプセ ルを含み得る。例えば、マイクロカプセル96は、リリース裏当て56の除去時 に芳香激発を、および/または、着用者の下着から衛生ナプキン20の除去時に 芳香激発を提供する。マイクロカプセル95は、フラップ54及びバックシート 26上の接着剤層90からリリース裏当て56の除去時に芳香を広く拡散する。 これらのさまざまな機能は、一つの型のマイクロカプセル又は芳香放出剤に兼ね そろえさせることができる。 したがって、着用者の下着への衛生ナプキン20の最初の導入時に、芳香激 発、すなわち、マイクロカプセル96の破裂により生ずる芳香の放出が生じ得る 。また、リリース裏当て56及び57の除去により空気にさらされた時にも、他 の芳香発散マイクロカプセル95が芳香を発散し始め得る。次に、着用者の下着 から衛生ナプキン20の除去時に、他の芳香激発が、最初の芳香激発で用いられ たマイクロカプセル96と同じ型、または、これに合致する代わりとなるものの いずれかから生じ得る。あるいは、マイクロカプセルは、身体が動いている間に パッド上にかけられる応力及び動きによって生ずる摩擦力の結果として製品の着 用中に破裂するように設計され得る。歩行及び着座からの応力は、標準的には0 .25ないし0.8psiの範囲である。身体を変化(例えば、足を組む)させるこ とにより、パッド上に何回か、カプセルを破壊し得る標準的な圧力が加えられ得 る。いずれの特別の理論に拘束されることを望むものではないのだが、パッドに もたれる身体の動きは、パッドがずれてカプセルの切断につながる原因になると 信じられている。最後に、衛生ナプキン20の除去及び処理時に、身体滲出物か ら悪臭を隠すために使い捨て容器内に含まれている間は、芳香は、好ましくは絶 え間なく分散し得ることに注意して下さい。 種々の取り巻き条件の影響に対抗する構造を有することもまた望まれる。し たがって、120℃、1%R.H.より少ない状態で72時間貯蔵後、破壊強度 が4.0g/cm(マサチューセッツ州のインストロン社により商業的に製造され入 手可能なインストロンカ標準測定装置により測定されたとき)を超えることが望 まれる。この試験は、オーブン内で貯蔵し、製品が室温になるまでニュートラル 状況(例えば、密封したバッグ又はつぼ)に移され、その後、破壊強度を測定し て行われる。そのような状況下で、破壊強度は、少なくとも8.0g/cmであるこ とが好まれ、少なくとも16g/cmであることが最も好まれる。さらに、製品は、 20℃、50%R.H.で、2ないし90g/cmの破壊強度を示さなければならな い。サイズが30ミクロンよりも大きく50ミクロン以下であるマイクロカプセ ルを使用し、水分との接触によりその品質を落とさない。このようにして、これ らのマイクロカプセルは、有用なマイクロカプセル含有接着剤層90を提供する 。 本発明において用いるマイクロカプセルは、複数あるよく知られたカプセル に包む方法のいずれによっても製造され得る。適切な方法の例には、化学的なカ プセルに包む方法と機械的なカプセルに包む方法とが含まれる。マイクロカプセ ルが製造され得る広くさまざまな方法が存在する。これらの多様化した方法は、 多様な大きさ、カプセルシェルの組成及びシェル内のさまざまに異なった機能性 物質のマイクロカプセルを製造することについて異なった技術を提供する。これ らのさまざまな方法のいくつかは、米国特許第3,516,846号、第3,51 6,941号、3,996,156号、4,409156号及び5,180,637号 および英国特許明細書番号第1,156,725号、2,041,319号、2,0 48,206号に示されており、各々は参照により本明細書に含められている。 機械的なカプセルに包む工程の例は、意図されたカプセル壁材の液体又は半 固体膜へのカプセルに包まれる物質の小滴(すなわち、本発明の場合には、香料 又は他の防臭剤組成物)の衝突、それによってカプセルに包まれる小滴の衝突膜 からの分離、及びマイクロカプセル壁材の凝固である。 化学的なカプセルに包む(包封)工程には、一般的に、連続相カプセル製造 ベヒクルの中の第1反応物質と第2反応物質をカプセルに包まれる小滴の中へ化 合させることが含まれる。次いで、小滴は製造ベヒクル中に分散され、反応物質 間の反応が逐げられる。ベヒクルから重合体カプセル壁材の液-液相分離が、相 分離重合体材料がカプセルに包まれる小滴を濡らし包み込むことで、実行される 。 カプセルシェルの形成に広くさまざまな異なった物質もまた使用され得る。 シェル形成に一般に普及している物質は、尿素及とホルムアルデヒド、又はメラ ミンとホルムアルデヒド間の重合反応生成物、またはジメチロール尿素又はメチ ロール尿素の単量体又は低分子量重合体とアルデヒドの重縮合生成物である。 種々のカプセル成形材料が、例えば、米国特許第3,516,846号、第4,0 87,376号、および英国特許明細書番号2,006,709号及び第2,062, 570号に開示され、各々は参照により本明細書に含められている。 マイクロカプセル用接着剤層は、着用者の下着に対して、その中に発散され たマイクロカプセルを有する接着剤の凝集強度よりも強い接着を形成しなければ ならない。接着剤を有することは一般的に望ましいにもかかわらず、その絶対的 凝集強度が着用者の下着の表面に対する接着強度よりも少ないこと、これは本質 的ではない。マイクロカプセルが接着剤層内に含まれると、効果的な凝集強度は 減少する傾向にある。 本発明の実施に従って、マイクロカプセルの大きさがマイクロカプセルの有 益性に役割を果たすこともまた見出された。一般的に、カプセルペイロードが総 カプセル重量の80ないし90重量%のときは、マイクロカプセルの平均直径は 5ないし100ミクロン、好ましくは12ないし30ミクロンでなければならな い。マイクロカプセルの平均直径は14ないし60ミクロンであることが大変好 ましく、マイクロカプセルの平均直径は15ないし25ミクロンであることが最 も好ましい。これらの直径は本発明の実施におけるマイクロカプセルの破裂(ru pture)のパーセンテージの調整性能に驚くほど重要な役割を果たす。より低い ペイロード(例えば、70ないし80%)では、マイクロカプセルは必要な破裂 強度を提供するためにより大きくなければならない。大抵の条件下で、平均カプ セルサイズの最も広い範囲は、約5ないし100ミクロンである。8ミクロンの マイクロカプセルが使用されるときは、90ないし95重量%のペイロードが好 ましい。8ないし30マイクロメートルの大きさを有するマイクロカプセルが一 般的に好ましい。 マイクロカプセルは接着剤組成物の総体積に対して20ないし99パーセン トの間で形成し得るが、大抵は、好ましくは、この組成物の総体積の30ないし 75パーセントの間である。絶対的剥離力は、ベースコートの重量に依存し、比 較的マイクロカプセルの量には依存しない(単位面積当たりマイクロカプセルの 50重量%まで)傾向にある。 マイクロカプセルを担持する接着剤層はバックシート及び/又はフラップ取 付システム内に位置する接着剤表面部の上にコーティングされる。好ましくは、 この接着剤は、衛生ナプキンと着用者の下着の間の単接着材である。あるいは、 二つの接着剤が、一方はマイクロカプセルをバックシートに固定し、他方の接着 剤は衛生ナプキンを着用者の下着に固定するために使用され得る。もし接着剤の 有効量がマイクロカプセルが堆積している領域に存在し、着用者の下着から衛生 ナプキンを剥がすことによって破壊されない場合、例えば、これは、破裂されな い発散マイクロカプセルを主に使用する場合に応じた態様で生じ得、そのときは その接着剤の凝着強度はマイクロカプセルの破裂強度よりも低いことがむしろ好 ましい。 接着剤の特性及び成分は、接着剤がバックシートの外側表面にマイクロカプ セルを粘着的に接着できる限り本発明の実施には重要ではなく、接着剤層は、ま た、着用者の下着から容易に除去できなければならない。接着剤層の量は、着用 者の下着の表面上に位置するマイクロカプセルを、着用者の下着から衛生ナプキ ンを除去する時のマイクロカプセルの破裂まで保持するのに充分でなければなら ない。好適な接着剤は、オハイオ、コロンブスのセンチュリー・アドヘシブ社に より製造されたセンチュリー A-305-IV、およびNJ、ブリッジウォターの ナショナル・スターチ・アンド・ケミカル社により製造されたインスタント ロ ック34-2823である、好適な接着剤ファスナーもまた来国特許第4,917, 697号に開示されている。 好ましくは、接着剤は、米国特許第3,691,140号に開示されているよ うな、不融性、溶媒分散性、溶媒不溶性、本質的粘着性、エラストマー共重合体 マイクロスフィアを含むアクリル酸−、又はメタクリル酸系の接着剤系である。 あるいは、この接着剤化合物は、米国特許第5,045,569号に開示されてい るような、中空の、重合体の、アクリレート酸、不融性、本質的に粘着性、溶媒 不溶性、溶媒分散性、エラストマー感圧接着剤マイクロスフィアを含み得る。接 着剤層にマイクロカプセルを混合する前にマイクロカプセルを洗浄することは、 しばしば、低分子量で不活性の物質を取り除くことによりマイクロカプセルの特 性にさらなる調和を提供する傾向にある。 本発明の教えに合致する使用に適したカプセル壁材には、いずれもの適切な 重合体フィルム成形材が含まれる。例えば、マイクロカプセル96は、ゼラチン 、アラビアゴム、スターチ、カラゲーニン、及びゼニンのような天然親水性重合 体材料、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、セラック、樹脂、及 びニトロセルロースのようなある方法で修飾された天然重合体材料、およびポリ ビニルアルコール、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリアクリルアミド、ポリエ ーテル、ポリエステル、ポリブタジエン、シリコーン、エポキシ及びポリウレタ ンのような他の重合体材料から形成され得る。 個々の香料又はカプセルに包まれた防臭剤は本発明の部分を構成しないが、 あまりに大きく変化するために、分類又は筆舌に尽くしがたいのかもしれない。 代わりに、M.S.バルサム及びエドワード・サガリンにより編集された「コス メティック、サイエンス・アンド・テクノロジー」第2版、1972年、ニュー ヨークのジョンウィリー&ソンズ社発行、を参照する。特に、可能な芳香処方の 種類の例についてM.S.バルサムによって欠かれた第32章「芳香」が参照さ れる。 マイクロカプセルに含有される物質は、種々の液体、含有溶液、分散、及び ゲル化剤のいずれでもあり得る。好ましい成分の型は、マイクロカプセルの破裂 時に容易に揮発させる芳香放出材である有機固体である。最も好ましい成分の型 は、香料物質(エッセンス及び最も好ましくは高揮発性香料媒体のような)また は化学的に活性な蒸気又は液体を提供する物質(例えば、静菌剤又は防臭剤)で ある。香料であれば何でも、典型的な下着及び他のすべての衛生ナプキン成分に 調和する限り選ばれるに違いない。 変化する発散速度を提供する発散マイクロカプセルの使用が考えられる。例 えば、マイクロカプセルは次のいずれもの速度で発散し得る。 i)単時間当たり実質的に絶え間なく放出される定常状態又は段階のない 放出速度、 ii)時間と共に放出速度がゼロに向かって減少する第1段階の放出速度 iii)最初の速度はゆっくりだが、その後時間と共に増加する遅延放出 フラップ54のない衛生ナプキン20の態様もまた場合に応じて考えられる 。したがって、マイクロカプセルを担持する接着剤層90は主にバックシート2 6にのみ存在し、本明細書で開示されたマイクロカプセルの形状のいずれをも含 み得る。接着剤層90を備え、フラップ54にのみマイクロカプセルを備えた衛 生ナプキン20もまた考えられる。他の態様は、リリース裏当て56に付着し、 衛生ナプキン20の接着剤層90からリリース裏当て56の除去時に破裂する壊 れやすいマイクロカプセル96を有する衛生ナプキン20である。 発散マイクロカプセル95が衛生ナプキン20の着用の間中香気を放出し始 め、この発散は着用者の下着からナプキン20の除去時に終わるか、あるいはナ プキン20を着用し処分した後も香気を発散し続け、このようにして身体悪臭か ら着用後の保護を引き続き提供する他の態様が考えられる。 本発明における他の態様には、必要に応じて、機械的固着手段(例えば、ホ ックとループ)、または機械的固着手段と接着剤手段の組合せを使用した取付シ ステムが含まれる。この態様では、マイクロカプセルが取付システムのホック及 び/又はループ部分の中に埋め込まれ得る。マイクロカプセルがその中に埋め込 まれているホックを実質的に使用し、着用者の下着に直接的に付着している機械 的取付システムが好ましい。マイクロカプセルがそれらの中に埋め込まれている ホック及び接着剤取付手段の組合せで構成される取付システムもまた好ましい。 ホック及びループ固着材で構成される典型的な取付システムが、1989年 9月26日にスクリプスに発行された米国特許第4、869,724号に開示され ている。機械的閉要素を利用した取付システムもまた1989年7月11日にス クリプスに発行された米国特許第4,846,815号、及び1990年1月16 日にネステガルドに発行された米国特許第4,894,060号に開示されている 。接着剤/機械的閉要素の組合せを有する取付システムは、1990年8月7日 にバトレルに発行された米国特許第4,946,527号に述べられている。これ らの特許の各々は参照により本明細書に含められている。 本発明の特にこれらの態様が示され述べられたが、さまざまな他の変化及び 修飾が追記することなく本発明の意図及び範囲からなされ得ることが当業者には 明らかにちがいない。したがって、本発明の範囲内であるそのような変化及び修 飾のすべてが追加された請求項において当てはまることを意図する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 縦軸、横軸、縦端、終端、及び中心部分を有し、液体透過性トップシー ト、前記トップシートに接合され外側表面と内側表面とを有する液体不透過性バ ックシート、前記トップシートと前記バックシートの間に配置された吸収性コア 、および着用者の下着に前記衛生ナプキンを固定するために前記バックシートの 前記外側表面に固定された取り付けシステムを備えた衛生ナプキンであって、 複数の香料充填放出剤、好ましくはマイクロカプセルが、前記取付シス テム内に少なくとも部分的に埋め込まれていることを特徴とする着用者の下着に 配置するための衛生ナプキン。 2. 前記取付システムは前記衛生ナプキンが着用者の下着に係合する前に前 記接着剤層を保護するためにその上にリリース裏当てを有する接着剤層を備えた 請求項1に記載の衛生ナプキン。 3. 衣類側面と着用者の下着に前記衛生ナプキンを取り付けるために前記衣 類側面上に配置された取付システムとを有する一組のフラップであって、各前記 フラップは接合部で前記中心部に連結され、前記中心部の縦軸を超えて外側横方 向に延び、各前記接合点は一組の終端を有し、前記フラップはフラップ横中心線 により前半分と後半分に分けられ、各前記フラップの前記取付システムは好まし くはその上にリリース裏当てを有する接着剤層を備え、前記フラップ上の前記接 着剤層は好ましくは香料充填マイクロカプセルを含む一組のフラップを備える請 求項1又は請求項2のいずれかに記載の衛生ナプキン。 4. 縦軸、横軸、縦端、終端、及び中心部を有する衛生ナプキンであり、液 体透過性トップシート、前記トップシートに接合され外側表面と内側表面とを有 する液体不透過性バックシート、前記トップシートと前記バッ クシートの間に配置された吸収性コア、および衣類側面と着用者の下着に前記衛 生ナプキンを取り付けるために前記衣類側面上に取付システムを有する一組のフ ラップを備え、各前記フラップは接合部で前記中心部に連結され、前記中心部の 縦端を越えて外側横方向に延び、各前記接合部は一組の終端を有し、前記フラッ プはフラップ横中心線によって前半分と後半分に分けられており、 複数の香料充填放出剤、好ましくはマイクロカプセルが前記取付システ ム内に少なくとも部分的に埋め込まれていることを特徴とする着用者の下着に配 置するための衛生ナプキン。 5. 前記取付システムは前記衛生ナプキンを着用者の下着に係合する前に記 接着剤層を保護するためにその上にリリース裏当てを有する接着剤層を備えてい る請求項4に記載の衛生ナプキン。 6. 前記マイクロカプセルは前記接着剤層から前記リリース裏当ての除去時 に芳香激発を提供し、および/または、前記マイクロカプセルは前記衛生ナプキ ンを着用者の下着に係合している間定常状態で広く香気を放出し、および/また は、前記マイクロカプセルは着用者の下着から前記衛生ナプキンの除去時に芳香 激発を提供する請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の衛生ナプキン。
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