JPH11506163A - アミンオキシドポリマーの官能基を含有するすぐれた薄膜形成/ストリーキング特性を有するガラス清浄組成物 - Google Patents
アミンオキシドポリマーの官能基を含有するすぐれた薄膜形成/ストリーキング特性を有するガラス清浄組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
改良されたクリーニング特性およびすぐれた薄膜形成/ストリーキング特性を有する水性液状硬質表面の洗剤組成物は、アミンオキシドポリマーを臨界的レベルで含有する。好ましい配合物は、ガラスの再湿潤後においてスポッティング/薄膜形成を改良するために有効な量のPVNO、疎水性溶媒、アニオン性界面活性剤、双性イオン性界面活性剤を包含する両性界面活性剤、およびそれらの混合物から成る群より選択される洗浄性界面活性剤、および残部の、水と、必要に応じて非水性極性溶媒とを含んでなる水性溶媒系、を含有する。
Description
【発明の詳細な説明】
アミンオキシドポリマーの官能基を含有するすぐれた薄膜形成
ストリーキング特性を有するガラス清浄組成物
発明の分野
本発明は、ガラス、特に窓ガラス、および、好ましくは他の硬質表面、のクリ
ーニングにおいて使用するためのガラスクリーニング組成物、好ましくは液状洗
剤組成物に関する。このような組成物は、典型的には、洗浄性界面活性剤、溶媒
、ビルダー、およびその他を含有する。
発明の背景
例えば、溶媒および有機水溶性合成洗浄性界面活性剤を低いレベルにおいて使
用することは既知である。拒否されうるレベルのスポットおよび/または薄膜を
残さないでガラスが清浄されるように、すぐれた薄膜形成/ストリーキング特性
を提供するいくつかの組成物が知られている。
既知の洗剤組成物は、ある種の有機溶媒、洗浄性界面活性剤、および任意のビ
ルダーおよび/または研磨剤を含んでなる。しかしながら、先行技術は、ガラス
クリーナー配合物において残留親水性を提供するためにアミンオキシドポリマー
物質を使用する利点を教示していないか、あるいは認識していない。
好ましい液状クリーニング組成物は、比較的高いレベルの、例えば、界面活性
剤物質および/または有機溶媒が直接的に汚れに送出されるように、濃縮された
形態またはそれに近い形態で硬質表面に適用ことができるという、大きい利点を
有する。したがって、液状クリーニング組成物は、粉末状クリーニング組成物か
ら調製された希薄な洗浄溶液を越えた、よりすぐれたセッケン浮き泡、油脂、お
よび油の汚れの除去を提供する可能性を有する。最も好ましい組成物は、拒否さ
れうるレベルのスポットおよび/または薄膜を残さないで、強靭な汚れに対して
すぐれたクリーニングを提供し、しかもガラスを清浄するものである。
液状クリーニング組成物、特にガラスのクリーニングのために製造された組成
物は、例外的にすぐれた薄膜形成/ストリーキング特性を必要とする。さらに、
それらは製品の形態の問題、特に、不均質性、透明度の欠如、または消費者が使
用するときの過度の「溶媒」の臭いに悩まされることがある。
発明の要約
本発明は、拒否されうるレベルの薄膜形成および/またはストリーキングを残
さないでガラスを清浄することができ、そしてガラス、特に窓ガラス、に長く持
続するより高い親水性を提供するために有効な量のアミンオキシドポリマーを含
有する洗剤組成物に関する。好ましくは、前記組成物は、再湿潤後に改良された
クリーニング特性およびすぐれた薄膜形成/ストリーキング特性を有する水性液
状硬質表面の洗剤組成物の形態であり、下記の成分を含んでなる。(A)ガラス
の少なくとも3回の再湿潤後にスポッティング/薄膜形成を改良するために有効
な量の水溶性アミンオキシドポリマー、(B)疎水性溶媒、(C)アニオン界面
活性剤、双性イオン界面活性剤を包含する両性洗浄性界面活性剤、およびそれら
の混合物からなる群から選択される洗浄性界面活性剤、ならびに(D)残部の、
水性溶媒系および任意の少量成分(前記溶媒系は水と、必要に応じて、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、7.7より大きい水素結合パラメーターを有するグリコールエーテル、
およびそれらの混合物から成る群より選択される、わずかに最小のクリーニング
作用を有する非水性極性溶媒とを含んでなる)。
組成物は、使用濃度で、あるいは、固体または液体の濃縮物として配合ことが
でき、そして硬質表面により好都合に適用できるようにスプレーをつくる手段を
有する容器の中に包装することができる。
特記しない限り、本明細書におけるすべての百分率、部、および比は「重量基
準」であり、そしてすべての量は近似値である
発明の詳細な説明
本発明によれば、ガラスのようなつやのある表面に望ましい外観を残す、すな
わち、拒否されうるレベルの薄膜形成および/またはストリーキングを残さない
、前記表面をクリーニングするための、よりすぐれた組成物は、前記表面に対し
て永続的であり、かつより親水性の高い表面を提供するアミンオキシドポリマー
を配合することによって、延長された時間の間、前記望ましい外観の維持の補助
を改良することができることが見出された。このような表面を再湿潤するとき、
例えば、窓が雨により湿潤されるとき、水は表面を「薄膜でおおい」そして表面
が乾燥した後、表面はなお拒否されうるレベルのスポッティング(および/また
は薄膜形成)をなおもたない。窓をクリーニングした誰もが証言するように、窓
をクリーニングした後に起こることがある最も失望させることの1つは、にわか
雨が降り、ちょうどクリーニングしたばかりの窓の上にスポットが残ることであ
る。本発明は長い間感じられて来た要求を満足するものである。つやのある表面
、例えば、ガラスをクリーニングするための水性液状洗剤組成物は、下記の成分
を含んでなる。(A)ガラスの少なくとも3回の再湿潤後にスポッティング/薄
膜形成を改良するために有効な量の水溶性アミンオキシドポリマー、(B)疎水
性溶媒、(C)アニオン界面活性剤;双性イオン界面活性剤を包含する両性洗浄
性界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選択される洗浄性界面活性
剤、ならびに(D)残部の、水性溶媒系および任意の少量成分(前記溶媒系は水
と、必要に応じて、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、7.7より大きい水素結合パラメーターを
有するグリコールエーテル、およびそれらの混合物から成る群より選択される、
わずかに最小のクリーニング作用を有する非水性極性溶媒とを含んでなる)。
A.水溶性アミンオキシドポリマー
本発明の基本的部分は、処理される表面、特にガラスの親水性を改良する永続
的物質である。この親水性の増加は、表面が再湿潤し、次いで乾燥したとき、改
良された外観を提供する。水は表面を「薄膜でおおい」、これにより乾燥したと
き形成する、例えば、「雨のスポット」の形成を最小にする。この親水性を提供
するために、ポリカルボキシレート、ポリスチレンスルホネート、およびポリエ
ーテルをベースとするポリマーを使用することは既知である。これらのポリマー
の使用はP&Gの同時継続米国出願第08/378,205号明細書、1995
年1月25日提出Masters、et al.(これは引用することによって
本明細書の一部とされる)に記載されている。しかしながら、ガラスクリーナー
において、比較的低分子量の水溶性アミンオキシドポリマーを使用して、改良さ
れた親水性を達成することは、従来この分野において開示されてきていない。
理論に制限されるつもりはないが、アミンオキシド基の部分的正電荷はガラス
の表面にポリマーを付着させる作用すると考えられる。さらに、これらのポリマ
ーの付着はガラス表面の性質を変更し、こうして水がより容易に表面を薄膜でお
おいやすくすると考えられる。本発明のポリマーは、少なくとも1つのN−オキ
シド基を含有する1つまたはそれ以上のモノマー単位を有する。前記ポリマーを
形成する前記モノマーの少なくとも約10%、好ましくは50%より多く、より
好ましくは約90%より多く、アミンオキシド基を含有する。これらのポリマー
は、下記一般式で記載ことができる。
式中、各Pはホモ重合性部分および共重合性部分から選択され、これらの部分は
結合してポリマーの主鎖を形成し、好ましくはビニル部分、例えば、C(R)2
−C(R)2であり、各RはH、C1−C12(好ましくはC1−C4)アルキル(エ
ン)、C6−C12アリール(エン)および/またはBであり、Bは置換および非
置換の、直鎖状および環状のC1−C12アルキル、C1−C12アルキレン、C1−
C12ヘテロサイクル、芳香族C6−C12基から選択される部分であり、そして前
記Bの少なくとも1つは少なくとも1つの存在するアミンオキシド(=N→O)
を有し、uは0〜約2であり、そしてtはポリマーの平均分子量が約2,000
〜約100,000、好ましくは約5,000〜約20,000、より好ましく
は約8,000〜約12,000、であるような数である。
本発明の好ましいポリマーは、ガラス表面を消費者に対して魅力のないものと
する可視の残留物を残さないで、永続的であるという予期せざる性質を有する。
好ましいポリマーはポリ(4−ビニルピリジンN−オキシド)ポリマー(PVN
O)、例えば、下記の部分を含むモノマーのポリマーにより形成されたものを包
含する。
式中、本発明の目的に対して、tはポリマーの平均分子量が約2,000〜約1
00,000、好ましくは約5,000〜約20,000、より好ましくは約8
,000〜約12,000、であるような数である。本発明において有用なポリ
マ
ーの望ましい分子量範囲は、ポリカルボキシレート、ポリスチレンスルホネート
、およびポリエーテルをベースとした添加剤に関してこの分野において見出され
た、好ましい分子量範囲が400,000〜1,500,000であるものと対
照的なものである。
アミンオキシドポリマーのレベルは、組成物の約0.01〜約1重量%、好ま
しくは約0.05〜約0.5重量%、より好ましくは0.1〜約0.3重量%、
である。
B.疎水性溶媒
液状組成物におけるクリーニングを改良するために、クリーニング活性を有す
る疎水性溶媒を使用することができる。本発明における硬質表面のクリーニング
組成物において使用する溶媒は、例えば、クリーニング工業、硬質表面のクリー
ナー工業および金属加工工業において普通に使用されている、よく知られている
「脱脂」用溶媒の任意のものであることができる。
このような溶媒の有用な定義は、ユニオン・カーバイドの刊行物である"The H
oy"(引用することによって本明細書の一部とされる)に記載されているような
溶解度パラメーターから誘導ことができる。最も有用なパラメーターは、下記式
により計算される水素結合パラメーターであるように思われる。
γH=γT[(a−1)/a]1/2
式中、γHは水素結合パラメーターであり、aは凝集数、
(Logα=3.39066Tb/Tc0.15848−LogM/d)
であり、そしてγTは下記式から得られる溶解度パラメーターである。
γT=[(△H25−RT)d/M]1/2
式中、△H25は25℃における蒸発熱であり、Rは気体定数(1.987cal
/mole/deg)であり、Tは絶対温度(°K)であり、Tbは沸点(°K
)であり、Tcは臨界的温度(°K)であり、dは密度(g/ml)であり、そ
してMは分子量である。
本発明における組成物について、水素結合パラメーターは好ましくは約7.7
より小さく、より好ましくは約2〜7、または7.7、さらにより好ましくは約
3〜約6、である。より小さい値を有する溶媒は組成物の中に可溶化する困難性
が増加し、ガラス上のヘイズの原因となる傾向が増加する。この数が大きいと、
脂質/油性汚れを清浄化するのにより多くの溶媒を必要とする。
疎水性溶媒は典型的には約0.5%〜約30%、好ましくは約2%〜約15%
、より好ましくは約3%〜約8%、のレベルで使用される。希薄組成物は典型的
には約1%〜約10%、好ましくは約3%〜約6%、のレベルで溶媒を含有する
。濃縮された組成物は約10%〜約30%、好ましくは約10%〜約20%、の
溶媒を含有する。
このような溶媒の多くは、アルキルまたはシクロアルキル型の炭化水素または
ハロゲン化炭化水素からなり、そして室温よりかなり高い、すなわち、約20℃
より高い沸点を有する。
この型の組成物の配合者は、一つにはすぐれた油脂除去性質を提供する必要性
のために、かつ一つには美的考慮により、補助溶剤の選択において指針を受ける
であろう。例えば、ケロシン炭化水素は本発明の組成物において油脂除去につい
て非常によく機能するが、悪臭を有する。ケロシンは、使用可能前に、商業的状
況においてさえ、非常に清浄化されていなくてはならない。家庭における使用の
ために、悪臭は許容されず、配合者は、比較的快い臭い、あるいは香料添加によ
り合理的に改質できる臭いを有する溶媒を多分選択するであろう。
C6−C9アルキル芳香族溶媒、特にC6−C9アルキルベンゼン、好ましくはオ
クチルベンゼン、は、きわめてすぐれた油脂除去性質を示し、そして低い、快い
臭いを有する。同様に、少なくとも約100℃の沸点を有するオレフィン系溶媒
、特にアルファ−オレフィン、好ましくは1−デセンまたは1−ドデセン、はき
わめてすぐれた油脂除去溶媒である。
一般に、本発明において有用なグリコールエーテルは式R11O−(R12O−)m 1
Hを有し、式中、各R11は約3〜約8個の炭素原子を含有するアルキル基であ
り、各R12はエチレンまたはプロピレンであり、そしてm1は1〜3の数である
。最も好ましいグリコールエーテルは、モノプロピレングリコールモノプロピル
エーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、モノプロピレングリコ
ールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、
モノエチレングリコールモノヘキシルエーテル、モノエチレングリコールモノブ
チルエーテル、およびそれらの混合物から成る群より選択される。
これらの硬質表面のクリーニング組成物のための特に好ましい型の溶媒は、そ
れらの分子構造の中に約6〜約16個の炭素原子を有するジオールからなる。好
ましいジオール溶媒は、20℃において約0.1〜約20g/100gの水の水
中の溶解度を有する。
溶媒、例えば、マツ油、オレンジテルペン、ベンジルアルコール、n−ヘキサ
ノール、C1-4アルコールのフタル酸エステル、ブトキシプロパノール、Butyl C
arbitolRおよび1−(2−n−ブトキシ−1−メチルエトキシ)プロパン−2
−オール(また、ブトキシプロポキシプロパノールまたはジプロピレングリコー
ルモノブチルエーテルと呼ばれる)、ヘキシルジグリコール(Hexyl CarbitolR)
、ブチルトリグリコール、ジオール、例えば、2,2,4−トリメチル−1,3
−ペンタンジオール、およびそれらの混合物を使用することができる。ブトキシ
−プロパノール溶媒は約20%を超えない、好ましくは約10%を超えない、よ
り好ましくは約7%を超えない、第二級異性体を含有すべきであり、ここでブト
キシ基は臭いを改良するためにプロパノールの第二級炭素に結合している。
C) 洗浄性界面活性剤
(1) 両性カルボキシレート洗浄性界面活性剤
本発明における水性液状硬質表面の洗剤組成物(クリーナー)は、約0.00
1〜約2%、好ましくは約0.01〜約0.5%、より好ましくは約0.02〜
約0.2%、なおより好ましくは約0.03〜約0.08%、のC6−C10短鎖
両性カルボキシレート洗浄性界面活性剤を含有する。これらの両性カルボキシレ
ート、特にグリシネート、洗浄性界面活性剤は、ガラスおよび/または比較的除
去困難な汚れの双方を清浄するために使用される洗剤組成物に、すぐれたクリー
ニングおよびよりすぐれた薄膜形成/ストリーキングを提供することが見出され
た。短鎖にかかわらず、洗浄力はすぐれ、そして短鎖は、後述する双性イオン洗
浄性界面活性剤の大部分と比較してさえ、改良された薄膜形成/ストリーキング
を提供する。可溶化することが必要である組成物中の疎水性物質の所望のクリー
ニングのレベルおよび/または量に依存して、両性カルボキシレート洗浄性界面
活性剤のみを使用するか、あるいはそれを補助界面活性剤、好ましくは前記双性
イオン界面活性剤と組合わせることができる。
本発明における「両性カルボキシレート」洗浄性界面活性剤は、下記の一般式
を有する:
RN(R1)(CH2)nN(R2)(CH2)pC(O)OM
式中RはC6−C10疎水性部分、典型的には約6〜約10個の炭素原子を含有す
る脂肪族アシル部分、であり、これは窒素原子と組合わせてアミド基を形成し、
R1は水素(好ましい)またはC1-2アルキル基であり、R2はC1-3アルキルまた
は置換C1-3アルキル、例えば、ヒドロキシ置換またはカルボキシメトキシ置換
、好ましくは、ヒドロキシエチルであり、各nは1〜3の整数であり、各pは1
〜2の整数、好ましくは1、であり、そしてMは水溶性カチオン、典型的にはア
ルカリ金属、アンモニウム、および/またはアルカノールアンモニウムのカチオ
ンである。このような洗浄性界面活性剤は、入手可能であり、その例は次の通り
である:下記式を有するWitcoからの商標名Rewoteric AM-VR:
C7H15C(O)NH(CH2)2N(CH2CH2OH)CH2C(O)O(1)Na(+);
下記式を有するMona Industriesからの商標名Monateric 1000R:
C7H15C(O)NH(CH2)2N(CH2CH2OH)CH2CH2C(O)O(1)Na(+);
および下記式を有するLonzaからの商標名称Amphoterge KJ-2R:
C7,9H15,19C(O)NH(CH2)2N(CH2CH2OCH2C(O)O(-)Na(+))CH2C(O)O(-)Na(+)。
(2) 双性イオン洗浄性界面活性剤
本発明における水性液状硬質表面の洗剤組成物(クリーナー)は、約0.00
1〜約2%の適当な双性イオン洗浄性界面活性剤する。双性イオン洗浄性界面活
性剤は、カチオン性基、好ましくは第四級アンモニウム基、およびアニオン性基
、好ましくはカルボキシレート、サルフェートおよび/またはスルホネート基、
より好ましいスルホネートを含有する。双性イオン洗浄性界面活性剤の含量のよ
り好ましい範囲は約0.02〜約1%であり、最も好ましい範囲は約0.05%
〜約0.2%である。
双性イオン洗浄性界面活性剤は、前述したように、カチオン性基およびアニオ
ン性基の双方を含有し、そして洗浄性界面活性剤分子上のアニオン電荷およびカ
チオン電荷の数が実質的に同一である場合、実質的に電気的に中性である。典型
的には、第四級アンモニウム基、およびスルホネート基およびカルボキシレート
基から選択されるアニオン性基の双方を含有する双性イオン洗剤は、硬質表面の
クリーニングについて重要なpH範囲の大部分にわたって、それらの両性特性を
維持するので、好ましい。スルホネート基は好ましいアニオン性基である。
好ましい双性イオン洗浄性界面活性剤は、下記の一般式を有する。
R3−[C(O)−N(R4)−(CR5 2)n 1]mN(R6)2 (+)−(CR5 2)p 1−Y(-)
式中、各Yは好ましくはカルボキシレート(COO-)またはスルホネート(S
O3 -)基、より好ましくはスルホネート、であり、各R3は約8〜約20、好ま
しくは約10〜約18個、より好ましくは約12〜約16、の炭素原子を含有す
る炭化水素、例えば、アルキル基またはアルキレン基であり、各(R4)は水素
であるか、あるいは1〜約4個の炭素原子を含有する短鎖アルキル、または置換
アルキルであり、好ましくはメチル、エチル、プロピル、ヒドロキシ置換エチル
またはプロピルおよびそれらの混合物から成る群より選択される基であり、好ま
しくはメチルであり、各(R5)は水素およびヒドロキシ基から成る群より選択
され、(CR5 2)p 1部分の中に1以下のヒドロキシ基が存在し、(R6)は好ま
しくは水素でない以外、R4に類似し、mは0または1であり、各n1およびp1
は1〜4、好ましくは2〜約3、より好ましくは約3、の数である。R3基は分
枝状、不飽和、または双方であることができ、そしてこのような構造は、直鎖状
アルキルR3基との混合物の一部分として使用するときでさえ、薄膜形成/スト
リーキングの利益を提供することができる。また、R4基を結合して、環構造、
例えば、イミダゾリン、ピリジン、およびその他を形成することができる。m=
1かつYがスルホネート基である、好ましいヒドロカルビルアミドアルキレンス
ルホベタイン(HASB)洗浄性界面活性剤は、よりすぐれた油脂除去および/
または薄膜形成/ストリーキングおよび「防曇」および/または香料可溶化性質
を提供する。このようなヒドロカルビルアミドアルキレンスルホベタイン、およ
び、より少ない程度に、ヒドロカルビルアミドアルキレンベタインは、硬質表面
のクリーニング洗剤組成物、特にガラスおよび除去が困難な汚れの双方に使用す
るために配合された組成物において使用するために、きわめてすぐれる。それら
は、モノエタノールアミンおよび/または本明細書に記載する特定のベータ−ア
ミノアルカノールとともに使用するとき、さらによりすぐれる。
より好ましい特定の洗浄性界面活性剤は、C10−C14脂肪族アシルアミドプロ
ピレン(ヒドロキシプロピレン)スルホベタイン、例えば、Witco Companyから
40%の活性製品として商標名"REWOTERIC AM CAS SulfobetaineR"で入手可能な
洗浄性界面活性剤である。
組成物中の双性イオン洗浄性界面活性剤、例えばHASB、のレベルは、典型
的には、約0.001〜約2.0%、好ましくは約0.02〜約1.0%である
。組成物のレベルは、洗浄溶液を調製するために希釈する究極的レベルに依存す
る。双性イオン洗剤、例えばHASB、を含有する組成物は、従来のアニオン洗
浄界面活性剤ほど容易に硬度カチオンと相互作用しないので、消費者によりいっ
そう容易に希釈ことができるという利点を、双性イオン洗剤、例えば、HASB
は有する。双性イオン洗剤は、また、非常に低いレベル、例えば1%以下、にお
いて、極めて有効である。
他の双性イオン洗浄性界面活性剤は、米国特許第4,287,080号明細書
(Siklosi)(引用することによって本明細書の一部とされる)の第4列に記載さ
れている。本発明における洗剤組成物に適当な双性イオン洗浄性界面活性剤の他
の詳細なリストは、米国特許第4,557,853号明細書(Collins、198
5年12月10日日発行)(引用することによって本明細書の一部とされる)の
中に見出すことができる。このような界面活性剤の商業的源は、McCutchenon' E
MULSIFERS AND DETERGENTS、North Amercan Edition、McCutchenon Division、198
4、MC Publishing Company(また、引用することによって本明細書の一部とされ
る)の中に見出すことができる。
(3) アニオン性および任意の非イオン性洗浄性界面活性剤
本発明における洗剤組成物、好ましくは水性液状硬質表面の洗剤組成物は、好
ましさに劣るが、補助界面活性剤として、あるいは主要な洗浄性界面活性剤とし
て、約0.001〜約2.0%、好ましくは約0.01〜約1.0%、の適当な
アニオン性洗浄界面活性剤を含有することができる。アニオン界面活性剤は、適
当には水溶性アルキルまたはアルキルアリール化合物であり、アルキルは約6〜
約20個の炭素原子を有し、そしてサルフェートまたはスルホネートの置換基を
包含する。所望のクリーニングのレベルに依存して、アニオン性洗浄界面活性剤
のみを使用することができるか、あるいは補助界面活性剤、好ましくは両性補助
界面活性剤と組合わせることができる。
好ましくは、本発明におけるアニオン洗浄界面活性剤は下記の一般式を有する
。
R9−(R10)0-1−SO3 (-)M(+)
式中R9はC6−C20アルキル鎖、好ましくはC8−C16アルキル鎖、であり、R1 0
はC6−C20アルキレン鎖、好ましくはC8−C16アルキレン鎖、C6H4フェニ
レン基、またはO、であり、そしてMは前述と同一である。
本発明において最も好ましい組成物は、組成物の好ましくは約0.001〜約
2%、より好ましくは約0.01〜約1%、最も好ましくは約0.02〜約0.
3%、の下記の一般式を有する1またはそれ以上の鎖長の直鎖状アルコールの硫
酸塩洗浄性界面活性剤を含有する。
R−O−SO3M
式中Mは任意の適当な対イオン、好ましくはナトリウム、カリウム、およびその
他、であり、そしてRは約C8〜約C18の鎖長を有するアルキル基またはそれら
の混合物、好ましくは約C12〜約C18の鎖長を有するアルキル基またはそれらの
混合物、より好ましくは約C14〜約C18の鎖長を有するアルキル基またはそれら
の混合物であり、そしてRはアルキルサルフェートの約30%より多く、好まし
くは35%より多く、最も好ましくは40%より多く、においてC14である。全
体のアルキルサルフェート界面活性剤はC14およびそれより長い鎖長を含有する
が、アルキル界面活性剤の30重量%より多くは好ましくはC14鎖長である。よ
り長い鎖長、すなわち、C16−C18を有するアルキルサルフェート界面活性剤の
みを含有する組成物は、すぐれた表面の潤滑性の利益を提供する。しかしながら
、これらの鎖長は、要求される量のC14鎖長を使用しないと、劣った薄膜形成/
ストリーキング性質を示す。他方において、より短い鎖のアルキルサルフェート
界面活性剤、例えば、C8-12アルキルサルフェート界面活性剤のみから構成され
た組成物は、許容できる薄膜形成/ストリーキング性質を提供するが、劣った表
面の潤滑性の利益を示す。C14鎖長の存在は、アルキルサルフェート界面活性剤
の約30重量%より多いレベルにおいて、他の鎖長と組合わせて、あるいは単独
で、きわめてすぐれた表面の潤滑性およびきわめてすぐれた薄膜形成/ストリー
キング性質の双方を有する製品を提供する。特に好ましい組成物は、組成物の約
0.05〜約0.30重量%のC12/14ブレンドを含有し、ここでC12/C14の
重量比は約1:10〜約2:1、好ましくは約1:5〜約1.5:1、より好ま
しくは約1:3〜約1:1、である。この組合わせは、十分な表面の潤滑性を提
供すると同時に好ましくない薄膜形成/ストリーキングを回避することが見出さ
れた。選択されるアルコールサルフェート界面活性剤の原料は本質的に未反応の
脂肪族アルコールを含有せず、ここで用語「本質的にを含有しない」は組成物の
約2重量%より少ない、好ましくは約1.8重量%より少ない、より好ましくは
約1.5重量%より少ない、通常30%活性の原料中の未反応の脂肪族アルコー
ルを含有するとして定義される。
最も好ましい水性溶媒系は、Stepan Companyから入手可能なStepanol WA-
ExtraRと、C12/14比がほぼ1:1である余分のC14アルキルサルフェートとの
混合物である。
また、安価な製品を提供するために、濃縮された組成物を使用することができ
る。より高い濃度を使用するとき、すなわち、使用されるアルキルサルフェート
界面活性剤のレベルが組成物の約0.10〜約2.0重量%であるとき、硬質表
面、特にガラスを清浄するために使用する前に、組成物を希薄することが好まし
い。アルキルサルフェート界面活性剤/水の希釈比は、好ましくは約1:1〜1
:10、より好ましくは約1:1.5〜1:5、最も好ましくは約1:2〜1:
5、である。
少量で本発明において使用するためのあるもの適当な界面活性剤は、下記の1
種またはそれより多くのものである。直鎖状C8−C18アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム(LAS)(特にC11−C12LAS)、3モルのエチレンオキシ
ドを含有するココナツアルキルエーテル硫酸ナトリウム、11〜15個の炭素原
子のアルキル鎖長および平均2〜10のエチレンオキシド部分を有するランダム
第二級アルコールの付加物(それらの商業的に入手可能な例のいくつかは、Terg
itolR15-S-3、TergitolR15-S-5、TergitolR15-S-7、およびTergitolR15-S-9、す
べてはUnion Carbide Corporationから入手可能である)、ココナツ脂肪酸のナ
トリウム塩およびカリウム塩(ココナツセッケン)、約8〜約16個の炭素原子
を含有しかつ約10〜約12個の炭素原子の鎖長を有する直鎖状第一級アルコー
ルと、約4〜約8モルのエチレンオキシド/モルのアルコールとの縮合生成物、
下記の好ましい式の1つを有するアミド:
式中、R7は約7〜約15個の炭素原子を含有しかつ約9〜約13個の炭素原子
の平均鎖長を有する直鎖状アルキル基であり、そして各R8は1〜約3個の炭素
原子を含有するヒドロキシアルキル基である、後述する好ましい式の1つを有す
る双性イオン界面活性剤、またはホスフィンオキシド界面活性剤。界面活性剤の
他の適当なクラスはフルオロカーボンの界面活性剤であり、それらの例は次の通
りである。FC-129R、フッ素化アルキルカルボン酸カリウム、およびFC-170-CR、
フッ素化アルキルポリオキシアルキレンエタノールの混合物(双方は3Mコーポ
レーションから入手可能である)、ならびにZonylRフルオロ界面活性剤(デュポ
ン・コーポレーションから入手可能である)。理解されるように、種々の界面活
性剤の混合物を使用できる。
また、非イオン界面活性剤、例えば、エトキシル化アルコールおよび/または
アルキルフェノールを補助界面活性剤として使用できる。
(4) 混合物
前述した両性カルボキシレート、双性イオン洗浄性界面活性剤、および/また
はアニオン性洗浄界面活性剤の混合物は、本発明において存在することができる
。双性イオン性洗浄性界面活性剤は約0.02〜約15%のレベルにおいて存在
することができる。両性カルボキシレート洗浄性界面活性剤は0.001〜約1
5%のレベルにおいて存在することができる。双性イオン洗浄性界面活性剤/両
性カルボキシレート洗浄性界面活性剤の比は、典型的には約3:1〜約1:3、
好ましくは約2:1〜約1.2、より好ましくは約1:1、である。主要な洗浄
性界面活性剤/補助界面活性剤の比は、典型的には、約3:1〜約1:1である
。
(D) 水性溶媒系
配合物の残部は、典型的には、水、およびわずかに最小のクリーニング作用を
有する非水性極性溶媒、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
エチレングリコール、7.7より大きい水素結合パラメーターを有するグリコー
ルエーテル、プロピレングリコール、およびそれらの混合物、好ましくはエタノ
ール、である。いっそう濃縮された配合物を調製するとき、非水性極性溶媒のレ
ベルは通常より大きい。典型的には、非水性極性溶媒は約0.5%〜約40%、
好ましくは約1%〜約10%、より好ましくは約2%〜約8%(特に「希薄」組
成物について)であり、そして水のレベルは約50%〜約99%、好ましくは約
75%〜約95%、である。
(E) 任意の成分
(1) 任意の可溶性炭酸塩および/または重炭酸塩
水溶性アルカリ金属の炭酸塩および/または重炭酸塩、例えば、重炭酸ナトリ
ウム、重炭酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム、炭酸ナトリウム、および
それらの混合物、を、本発明の組成物に添加して、ガラスの清浄において典型的
に実施されるように、製品を表面上にふいてから乾燥するとき、薄膜形成/スト
リーキングが改良される。好ましい塩は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウム、それらのそれぞれの水和物、およびそれらの混
合物である。可溶化された水溶性アルカリ金属炭酸塩および重炭酸塩は、典型的
には、組成物の約0〜約0.5重量%、好ましくは約0.005〜約0.1重量
%、より好ましくは約0.01〜約0.1重量%、最も好ましくは約0.02〜
約0.05重量%、である。少なくとも最初において、使用するときの組成物の
pHは、約7〜約11、好ましくは約7.5〜約10.5、より好ましくは約8
〜約10、である。pHは典型的には製品について測定される。
(2) 任意の酒石酸/モノエタノールアミン塩
硬質表面のクリーナーについて効率よくかつ臨界的レベルにおいて薄膜形成/
ストリーキング特性が低減された洗剤ビルダーも、本発明において使用すること
ができる。本発明の組成物に臨界的レベルにおいて特定の洗剤ビルダーである酒
石酸を添加すると、洗剤ビルダーを硬質表面のクリーナーに添加するとき、通常
起こる薄膜形成/ストリーキングの問題なしに、クリーニングを改良する。本発
明によれば、クリーニングの改良と、また、ガラスのクリーニングに向けられる
硬質表面のクリーナーに特に重要である、許容できる薄膜形成/ストリーキング
の結果との間の妥協をもはや必要としない。これらの化合物は、本発明における
洗剤ビルダーを本発明におけるレベルにおいて含有し、例外的にすぐれたクリー
ニング性質を有する。また、それらは例外的にすぐれた光沢特性を有する、すな
わち、ガラスの表面を清浄するためにを使用するとき、すすがないで、それらは
、例えば、表面上に劣った仕上げおよび薄膜形成/ストリーキングを残す傾向が
、例えば炭酸塩のビルダー製品よりも、非常に少ない。
酒石酸の洗剤ビルダーは、約0.001%〜約0.1%、より好ましくは約0
.01%〜約0.1%、最も好ましくは約0.01%〜約0.05%、のレベル
で存在する。塩は好ましくは相溶性であり、そしてアンモニウム、ナトリウム、
カリウムおよび/またはアルカノールアンモニウムの塩を包含する。アルカノー
ルアンモニウム塩が好ましい。好ましいアルカノールアンモニウム塩は、モノエ
タノールアミン(MEA)を組成物の約0.005〜約0.2重量%、好ましく
は約0.01〜約0.1重量%、より好ましくは約0.02〜約0.1重量%、
のレベルにおいて添加することによって形成されるものである。
(F) 任意の少量成分
本発明における組成物は、また、洗剤組成物についてこの分野において知られ
ている他の補助物質を含有することができる。好ましくは、それらは許容されえ
ない薄膜形成/ストリーキングを引き起こすレベルにおいて使用されない。この
ような補助物質の非限定的例は、次の通りである。
ヒドロトロープ 例えば、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸
ナトリウムおよびキシレンスルホン酸ナトリウム、および
感覚強調成分、例えば、着色剤および香料、ただしそれらはガラスのクリーニ
ングにおいて薄膜形成/ストリーキングに対して悪い衝撃を与えないことを条件
とする。大部分の硬質表面のクリーナー製品は、臭覚の感覚的利益を提供しかつ
製品が有する「化学的」臭いをカバーするために、多少の香料を含有する。これ
らの香料中の小さい画分の高度に揮発性の、低沸点の(低い沸点を有する)香料
成分の機能は、クリーニングされる表面の、引き続く臭いに対する衝撃よりむし
ろ、製品それ自体の芳香物質の臭いを改良することである。しかしながら、低い
揮発性の、高い沸点の香料成分のいくつかは新鮮な、清浄な印象を表面に与える
ことができ、そして、時には、これらの成分は乾燥表面上に付着しかつ存在する
ことが望ましい。好ましくは、香料は水溶性および/または揮発性がより高く、
ストリーキングおよび薄膜形成を最小とするものである。本発明において有用な
香料は、米国特許第5,108,660号明細書(Michael、1992年4月2
8日日発行)第8列、第48〜68行、および第9列、第1〜68行、および第
10列、第1〜24行(前記特許明細書、および特に特定の部分は引用すること
によって本明細書の一部とされる)中により詳細に記載されている。
抗菌剤を存在させることができるが、好ましくはそれはわずかに低いレベルに
おいて薄膜形成/ストリーキングの問題を回避することができる。疎水性より高
い抗菌剤/殺菌剤、例えばオルトベンジル−パラ−クロロフェノール、は避けら
れる。存在する場合、このような物質は約0.1%以下のレベルに保持すべきで
ある。
安定化成分は、典型的には、より多くの疎水性成分、例えば香料、を安定化さ
せるために存在することができる。安定化成分は、酢酸およびプロピオン酸、お
よびそれらの塩、例えば、NH4、MEA、Na、K、およびその他、好ましく
は酢酸およびC2−C6アルカンジオール、より好ましくはブタンジオール、を包
含する。安定化成分は、いずれの既知の原理に従っても機能しない。それにもか
かわらず、アミド双性イオン性洗浄性界面活性剤と直鎖状アシル両性カルボキシ
レート洗浄性界面活性剤、アニオン性洗浄界面活性剤、非イオン性洗浄性界面活
性剤、またはそれらの混合物、および安定化成分との組合わせは、マイクロエマ
ルジョンをつくることができる。安定化成分の量は、典型的には、約0.01%
〜約0.5%、好ましくは約0.02%〜約0.2%、である。製品中の安定化
することができる疎水性物質、例えば、香料の比は、合計の界面活性剤に関係し
、典型的には約1:2〜約2:1の界面活性剤/疎水性物質の比を与える量であ
る。
他の洗剤ビルダーは硬質表面のクリーナーについて効率よくかつ臨界的レベル
において薄膜形成/ストリーキング特性が低減されており、また、本発明の組成
物の中に存在することができる。
適当な追加の任意の洗剤ビルダーは、エチレンジアミン四酢酸(以後において
EDTA)、クエン酸、ニトリロトリ酢酸(以後においてNTA)、ナトリウム
カルボキシメチルコハク酸、ナトリウムN−(2−ヒドロキシプロピル)−イミ
ド酢酸、およびN−ジエチレングリコール−N,N−ジ酢酸(以後においてDI
DA)、の塩を包含する。塩は好ましくは相溶性であり、そしてアンモニウム、
ナトリウム、カリウムおよび/またはアルカノールアンモニウムの塩である。後
述するように、アルカノールアンモニウム塩は好ましい。好ましい洗剤ビルダー
はNTA(例えば、ナトリウム)であり、より好ましいビルダーはクエン酸(例
えば、ナトリウムまたはモノエタノールアミン)、および最も好ましいビルダー
はEDTA(例えば、ナトリウム)である。
これらの追加の任意の洗剤ビルダーは、存在するとき、典型的には約0.05
%〜約0.5%、より好ましくは約0.05%〜約0.3%、最も好ましくは約
0.05%〜約0.15%、のレベルでである。ガラスに使用される洗浄溶液の
中に存在するこれらの追加のビルダーのレベルは、約0.2%より低くあるべき
である。したがって、典型的には、希釈はガラスのクリーニングのために非常に
好ましいが、濃い濃度は、製品の濃度に依存して、一般的目的のクリーニングの
ために好ましい。
典型的には、ビルダーが両性および/または双性イオン性の洗浄性界面活性剤
と組み合わせるとき、最良の薄膜形成/ストリーキングの結果が最も起こるが、
好ましさに劣るアニオンまたはアニオン/非イオン洗浄性界面活性剤組成物を使
用するときも改良が認められる。
下記の非限定的実施例により、本発明を例示する。
ぬぐい試験最終結果
手順:
試験すべき生成物の5回のスプレーを2フィート×3フィートのガラス窓(こ
れは掌紋からの身体の油で汚れることがある)に適用し、2枚の紙タオルで乾燥
近くまでぬぐうことにより、製品の実際の消費者の使用をシミュレートする。
等級づけ:
専門家の判定を使用して製品の適用の特定の区域を、太陽光線をシミュレート
する投光器の助けにより、薄膜形成/ストリーキングの量について評価する。最
終結果の品質を記載する数値を各生成物に割り当てる。ここに報告する試験結果
について、0〜6の目盛りを使用し、ここで0=薄膜/ストリークが存在しない
すぐれた最終結果、そして6=非常に劣った最終結果。
実施例I
最終結果のぬぐいの上記方法に従い上記配合物を試験し、下記の結果が得られ
た(7回の異なるぬぐい習慣の平均):
ぬぐい薄膜/ストリーク
(7回の異なったぬぐい繰り返しの平均)
配合物 等級
(0=すぐれる、6=劣る)
1 1.15
2 1.39
これらの結果が示すように、ポリマーを含めることは薄膜/ストリークに害を
与えない。事実、それは比較配合物よりも方向的にすぐれる。
薄層形成の試験
再湿潤のときの水のスポットを防止する持続作用を決定するために、下記の試
験を使用する。
雨をシミュレートするために約0.02%の家庭のほこりを含有する水でスプ
レーすることによって、薄膜形成/ストリーキングからの窓、または鏡を再湿潤
させ、乾燥させ、そしてこのサイクルをさらに2回反復して、合計3サイクルと
する。0=薄層形成なし、そして6=高度の薄層形成、の目盛りを使用して、窓
、または鏡を濡れている間に等級づける。薄層形成は親水性、および乾燥したと
きのスポッティング/薄膜形成の欠如の結果を示す。
上記の結果が証明するように、ポリマーは、このレベルにおいて使用するとき
、再湿潤の際の薄層形成(抗スポッティング/薄膜形成)効果を提供する。
配合物を上記試験におけるように薄層形成について試験するが、試料を乾燥し
、そして薄膜形成/ストリーキング試験の等級づけ目盛りを使用して「レインス
ポット」について等級づける。
これらの結果が示すように、3回のシミュレートした雨風後においてさえ、ポ
リマーはスポットを防止することを促進するという作用を有する。
実施例II
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 マイケル、スティーブン、メイル
アメリカ合衆国オハイオ州、メインビル、
モーシーブリンク、コート、2870
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 拒否されうるレベルのスポットおよび/または薄膜を残さないでガラス を清浄することができ、そして長く持続するより高い親水性を有するガラスを提 供するために有効な量の2,000〜100,000の平均分子量を有する水溶 性アミンオキシドポリマーを含有する洗剤組成物。 2. 再湿潤後に改良されたクリーニング特性およびすぐれた薄膜形成/スト リーキング特性を有し、下記の成分を含んでなる、請求項1に記載の水性液状硬 質表面洗剤組成物。 (A)ガラスの少なくとも3回の再湿潤後にスポッティング/薄膜形成を改良 するために有効な量の水溶性アミンオキシドポリマー、 (B)疎水性溶媒、 (C)アニオン性界面活性剤、双性イオン性界面活性剤を包含する両性洗浄性 界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選択される洗浄性界面活性剤 、および (D)残部の、水性溶媒系および任意の少量成分(前記溶媒系は水と、必要に 応じて、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、ポ リプロピレングリコール、7.7より大きい水素結合パラメーターを有するグリ コールエーテル、およびそれらの混合物から成る群より選択される、わずかに最 小のクリーニング作用を有する非水性極性溶媒とを含んでなる)。 3. きわめてすぐれた薄膜形成/ストリーキング特性を有し、下記の成分を 含んでなる、請求項1または2に記載の水性液状硬質表面の洗剤組成物。 (A)組成物の0.01〜1重量%のアミンオキシドポリマー、好ましくはポ リ(4−ビニルピリジンN−オキシド)、 (B)組成物の0.5〜30重量%の2〜7.7の水素結合パラメーターを有 する疎水性溶媒、 (C)下記の成分から成る群より選択される洗浄性界面活性剤、 (1)0.001%〜2%の下記一般式を有する洗浄性界面活性剤、 RN(R1)(CH2)nN(R2)(CH2)pC(O)OM (式中RはC6−C10疎水性部分であり、窒素原子と組合わされてアミド基を形 成する6〜10個の炭素原子を含有する脂肪族アシル部分を包含し、R1は水素 またはC1-2アルキル基であり、R2はC1-2アルキル、カルボキシメチルエチル 、またはヒドロキシエチルであり、各nは1〜3の整数であり、各pは1〜2の 整数であり、そしてMはアルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアンモニウ ム、およびそれらのカチオンの混合物から選択される水溶性カチオンである。) 、 (2)0.001%〜2%の下記一般式を有する洗浄性界面活性剤、 R3−[C(O)−N(R4)−(CR5 2)n 1−]mN(R6)2 (+)−(CR5 2)p 1−Y(-) (式中各R3は10〜18個の炭素原子を含有するアルキル基またはアルキレン 基であり、各(R4)および(R6)は水素、メチル、エチル、プロピル、ヒドロ キシ置換エチルまたはプロピルおよびそれらの混合物からなる群より選択され、 各(R5)は水素およびヒドロキシ基から成る群より選択され、(CR5 2)p 1部 分の中に1以下のヒドロキシ基が存在し、mは0または1であり、各n1および p1は1〜4の数であり、そしてYはカルボキシレートまたはスルホネート基で ある)および (3)0.001%〜2.0%の下記一般式を有する洗浄性界面活性剤、 R9−(R10)0-1−SO3 (-)M(+) (式中R9はC6−C20アルキル鎖であり、R10はC6−C20アルキレン鎖、C6H4 フェニレン基、またはOであり、そしてMは前述と同一である)、 (4)組成物の0.01〜0.3%の下記一般式を有する直鎖状アルキル硫酸塩 洗浄性界面活性剤、 R11−O−SO3M (式中Mは適当な対イオンであり、R11はC8−C18の鎖長を有するアルキル基 またはそれらの混合物であり、前記界面活性剤の40重量%より多い前記界面活 性剤はC14鎖長を有する) (5)それらの混合物、 ならびに、 (D)残部の水性溶媒系および任意の少量成分(前記溶媒系は水と、必要に応 じて、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、ポリ プロピレングリコール、7.7より大きい水素結合パラメーターを有するグリコ ールエーテル、およびそれらの混合物から成る群より選択される、わずかに最小 のクリーニング作用を有する非水性極性溶媒とを含んでなる)。 4. ポリマー(A)が5,000〜20,000、好ましくは8,000〜 12,000、の平均分子量を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組 成物。 5. ポリマー(A)が組成物の0.05〜0.5重量%の濃度で存在する、 請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。 6. 0.005%〜0.1%のNaHCO3、および0.005%〜0.1 %のNa2CO3をさらに含んでなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成 物。 7. 0.005%〜0.2%のモノエタノールアミン、および0.005% 〜0.1%の酒石酸をさらに含んでなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の 組成物。 8. 有効量の請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物で再湿潤して、少 なくとも3回の再湿潤サイクルの間において抗スポッティング/薄膜形成作用を 与える、ガラスをクリーニングする方法。
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