JPH11505854A - 寄生性原生動物に対する使用のための薬剤 - Google Patents

寄生性原生動物に対する使用のための薬剤

Info

Publication number
JPH11505854A
JPH11505854A JP8536141A JP53614196A JPH11505854A JP H11505854 A JPH11505854 A JP H11505854A JP 8536141 A JP8536141 A JP 8536141A JP 53614196 A JP53614196 A JP 53614196A JP H11505854 A JPH11505854 A JP H11505854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optionally substituted
alkyl
carbon atoms
hydrogen
sulfaquinoxaline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8536141A
Other languages
English (en)
Inventor
アスマン,ルツツ
バースナー,ベルント
ハベルコルン,アクセル
リープ,フオルカー
ルンケンハイマー,ビンフリート
ルイ,ノルベルト
Original Assignee
バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JPH11505854A publication Critical patent/JPH11505854A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/41Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
    • A61K31/4151,2-Diazoles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K45/00Medicinal preparations containing active ingredients not provided for in groups A61K31/00 - A61K41/00
    • A61K45/06Mixtures of active ingredients without chemical characterisation, e.g. antiphlogistics and cardiaca
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/495Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
    • A61K31/505Pyrimidines; Hydrogenated pyrimidines, e.g. trimethoprim
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/53Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with three nitrogens as the only ring hetero atoms, e.g. chlorazanil, melamine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/02Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は家畜における寄生性原生動物感染症に対する使用のための置換されたベンズイミダゾール類およびポリエーテル抗生物質または合成的に製造されたコクシジウム抑制剤(例えばアンプロリウム、トルトラズリル、ロベニジン、ハロフギノン、モネンシン、サリノマイシン)の混合物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 寄生性原生動物に対する使用のための薬剤 本発明は寄生性原生動物および特にコクシジウム並びに魚の寄生生物および昆 虫の寄生生物を防除するための組成物としての置換されたベンズイミダゾール類 とポリエーテル抗生物質または合成的に製造されたコクシジウム抑制剤(coccid iostat)との混合物に関する。 置換されたベンズイミダゾール類並びに殺昆虫剤、殺菌・殺カビ剤および除草 剤としてのそれらの使用はすでに開示されている(EP−OS(ヨーロッパ公開 明細書)87 375、152 360、181 826、239 508、260 744、266 984、US−A 3 418 318、3 472 865、3 576 818、3 728 994)。 ハロゲン化されたベンズイミダゾール類および駆虫薬、コクシジウム抑制剤お よび有害生物防除剤としてのそれらの効果は開示されている(DE−OS(ドイ ツ公開明細書)2 047 369、DE−OS(ドイツ公開明細書)4 237 617)。ニトロ−置換されたベンズイミダゾール類およびポリエーテル抗生物 質の混合物はコクシジウム抑制剤として開示されている(US−A 5 331 003)。それらの効果は全ての場合に満足のいくものではない。 コクシジウム症は単一細胞寄生生物(原生動物)により引き起こされる疾病で ある。それは特に家禽類において大きな損害をもたらすことがある。これを避け るために、家畜を予防的にコクシジウム抑制剤で処理する。使用される組成物に 対する耐性の増加が相対的に短い年数後に重 大な問題を生ずる。他方では、化学的に完全に新規なコクシジウム抑制剤、特に 組み合わせ物を使用することにより多耐性寄生生物種(polyresistant parasite strains)さえも抑制することもできる。 本発明は家畜における寄生性原生動物、特にコクシジウムを抑制するための組 成物としての式(I) [式中、 R1、R2、R3およびR4は各々、互いに独立して、水素、ハロゲンを表し、各場 合とも場合により置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、 アルキルスルフィニル、アルキルスルホニルを表し、場合により置換されていて もよい縮合ジオキシアルキレンを表すが、置換基R1、R2、R3およびR4の少な くとも1つは水素およびハロゲンとは異なり、 R5は水素を表し、OH、CN、NH2、アルキル、シクロアルキル、アルケニル 、アルキニル、アルコキシ、ハロゲノアルコキシ、アルキルチオ、ハロゲノアル キルチオ、アルケノキシ、アルキノキシ、アミノカルボニル、場合により置換さ れていてもよいアルキルカルボニル、場合により置換されていてもよい(ヘト−) アリールカルボニル、場合により置換されていてもよいアルコキシカルボニル( AlkO−CO−)、場合により置換されていてもよいアルコキシカルボニルオ キシ(AlkOC OO−)、アミノスルホニル(SO2NH2)、場合により置換されていてもよい モノ−もしくはジアルキルアミノスルホニル、アシル化されたアミノ(AlkC ON(R7)−もしくはAlkOCON(R7)−、ここでR7は水素、アルキルもし くはシクロアルキルである、または場合により置換されていてもよいアルキルス ルホニルアミノ(AlkylSO2NH−)、またはアルキルスルホニル−N− アルキルアミノ(ArylSO2NAlkyl−)、場合により置換されていて もよいアリールスルホニルアミノ(ArylSO2NH−)もしくはアリールス ルホニル−N−アルキルアミノ(ArylSO2NAlk−)、場合により置換 されていてもよいジアルキルアミノにより同一もしくは相異なって1回もしくは それ以上置換されたアルキルを表し、さらにR5は場合により置換されていても よいアルコキシカルボニル、場合により置換されていてもよい(ヘト−)アリー ルオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アルケニルスルホニル、(ヘト−) アリールスルホニル、または−SO2NR89、−CONR89または−P(O)( NR89)2(ここでR8およびR9はHまたは場合により1個もしくはそれ以上の 基により置換されていてもよいアルキルを表す)を表し、 R6はフルオロアルキルを表す] の置換されたベンズイミダゾール類と、1種もしくはそれ以上の下記の化合物: ポリエーテル抗生物質、例えばマジュラマイシン(maduramycin)、ラサロシド(la salocid)、モネンシン(monensin)、ナラシン(narasin)、サリノマイシン(salino mycin)または合成コクシジウム抑制剤、例えば 塩化1(−(4−アミノ−2−n−プロピル−5−ピリミジニルメチル) −2−ピコリニウム アンプロリウム(Amprolium) 塩化1(−(4−アミノ−2−n−プロピル−5−ピリミジニルメチル)−2−ピ コリニウム+スルファキノキサリン アンプロリウム+ スルファキノキサリン (sulfaquinoxaline) 塩化1(−(4−アミノ−2−n−プロピル−5−ピリミジニルメチル)−2−ピ コリニウム+スルファキノキサリン+エトパベート アンプロリウム+ スルファキノキサリン+ エトパベート(ethopabate) 4,4−ジニトロカルバニリド+2−ヒドロキシ−4,6−ジメチルピリミジン ニカルバジン(Nicarbazin) 3,5−ジクロロ−2,6−ジメチル−4−ピリジノール クロピドール(Clopidol) 3,5−ジクロロ−2,6−ジメチル−4−ピリジノール+7−ベンジルオキシ− 6−ブチル−1,4−ジヒドロ−4−オキシルキノリン−3−カルボン酸メチル クロピドール+ メチルベンゾクアート (methylbenzoquate) 6−n−デシルオキシ−7−エトキシ−4−ヒドロキシキノリン−3− カルボン酸エチル デコキネート(Decoquinate) 9−(2−クロロ−6−フルオロフェニルメチル)−9H−プリン−6−アミン アルプリノシド(Arprinocid) (±)−2,6−ジクロロ−アルファ−(4−クロロフェニル)−4−(4,5−ジヒ ドロ−3,5−ジオキソ−1,2,4−トリアジン−2(3H)−イル)−ベンゼンア セトニトリル ベンゼンアセトニトリル (Benzene acetonitrile) ジクラズリル(diclazuril) 1−[3−メチル−4−(4′−トリフルオロメチルチオフェノキシ)−フェニル] −3−メチル−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン トルトラズリル(Toltrazuril) 4,4−ジニトロカルバニリド+2−ヒドロキシ−4,6−ジメチルピリミジン[ =ニカルバジン] ロベニジン(Robenidine) 7−ブロモ−6−クロロ−フェブリフギン ハロフギノン(Halofuginone) 3,5−ジニトロ−o−トルアミド ゾアレン(Zoalene) との混合物に関する。 本発明に従い使用できるベンズイミダゾール類は既知である。それら は一般的には式(I)により定義されている。式(I)の好適な化合物は、 R1、R2、R3およびR4が各々、互いに独立して、水素、弗素、塩素、臭素、ヨ ウ素を表し、各場合とも炭素数1〜8の各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状のア ルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニ ルを表し、炭素数3〜8のシクロアルキルを表し、各場合とも炭素数1〜6およ び同一もしくは相異なる1〜13個のハロゲンを有す場合とも直鎖状もしくは分 枝鎖状のハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロ ゲノアルキルスルフィニル、ハロゲノアルキルスルホニルを表し、または場合に より1〜10個のハロゲンおよび/または炭素数1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖 状のアルキルおよび/または炭素数1〜4およびハロゲン数1〜9の直鎖状もし くは分枝鎖状のハロゲノアルキルにより1回もしくは複数回同一もしくは相異な り置換されていてもよい炭素数1〜5の二重に結合されたジオキシアルキレンを 表すが、置換基R1、R2、R3およびR4の少なくとも1個は水素およびハロゲン とは異なり、 R5が水素を表し、OH、CN、NH2、炭素数1〜4のアルキル、炭素数3〜1 0のシクロアルキル、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、 炭素数1〜6のアルキルオキシ、炭素数1〜6およびハロゲン数1〜5のハロゲ ノアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオ、炭素数1〜6およびハロゲン数1 〜5のハロゲノアルキルチオ、炭素数2〜6のアルケニルオキシ、炭素数3〜6 のアルキニルオキシ、炭素数1〜6の場合により置換されていてもよいアルキル カルボニル、場合により置換されていてもよいフェニル−もしくはヘタリールカ ルボニル、 炭素数1〜6の場合により置換されていてもよいアルコキシカルボニル、炭素数 1〜6の場合により置換されていてもよいアルコキシカルボニルオキシ、アミノ スルホニル(NH2SO2−)、炭素数1〜6の場合により置換されていてもよい モノ−もしくはジアルキルアミノスルホニル、炭素数1〜6のアシル化されたア ミノ(AlkCON(R7)−もしくはAlkOCON(R7)−、ここでR7は水素 、炭素数1〜6のアルキルもしくは炭素数3〜8のシクロアルキルである、炭素 数1〜6の場合により置換されていてもよいアルキルスルホニルアミノ、炭素数 1〜6の場合により置換されていてもよいアルキルスルホニル−N−アルキルア ミノ、場合により置換されていてもよいフェニルスルホニルアミノ、炭素数1〜 6の場合により置換されていてもよいフェニルスルホニル−N−アルキルアミノ 、炭素数1〜8の場合により置換されていてもよいジアルキルアミノにより同一 もしくは相異なって1回もしくはそれ以上置換された炭素数1〜4のアルキルを 表し、さらにR5が炭素数1〜6の場合により置換されていてもよいアルキルオ キシカルボニル、場合により1〜13個のハロゲン原子により置換されていても よい炭素数1〜6のアルキルスルホニルもしくはアルケニルスルホニル、場合に より置換されていてもよいフェニルスルホニル、場合により置換されていてもよ いヘテロアリールスルホニル、フェノキシカルボニル、または−SO2NR89 、−CONR89もしくは−P(O)(NR89)2(ここでR8およびR9は水素ま たは場合によりR5に関して上記した基の1つにより置換されていてもよい炭素 数1〜4のアルキルを表す)を表す、 ものである。 場合により置換されていてもよい基の置換基として挙げられるものは 下記の置換基である: ハロゲン、OH、NH2、炭素数1〜6のアルキルアミノ、シアノ、ニトロ、C O2H、各場合とも炭素数1〜6の各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキ ル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルもしくはアルキルスルホ ニル、各場合とも炭素数1〜6および同一もしくは相異なる1〜13個のハロゲ ンを有する各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキル、ハロゲノア ルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニルもしくはハロ ゲノアルキルスルホニル、各場合とも個々のアルキル部分中の炭素数が1〜6の 各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状のアルコキシアルキル、アルコキシアルコキ シ、アルカノイル、アルコキシカルボニルもしくはアルコキシイミノアルキル、 場合により1〜6回同一もしくは相異なりハロゲンおよび/または炭素数1〜6 の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルおよび/または炭素数1〜6および同一も しくは相異なるハロゲン数1〜13の直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキ ルにより置換されていてもよい炭素数1〜6の二重結合されたジオキシアルキレ ン、または場合により1〜5回同一もしくは相異なりハロゲンおよび/または炭 素数1〜4および同一もしくは相異なる1〜9個のハロゲンを有する直鎖状もし くは分枝鎖状のアルキルにより置換されていてもよいフェニルもしくはフェノキ シであり、それらの各々はまた上記の基を有していてもよい。 列挙した基のアシル基として挙げられるものは炭素数1〜6のアルコキシカル ボニル、炭素数1〜6のアルキルカルボニル、炭素数1〜6のアルコキシカルボ ニルオキシ、炭素数1〜6のアルキルスルホニル、場合により上記の基の1つの より置換されていてもよいベンゾイル、炭素 数2〜6のアルケニルカルボニルの基である。 R6は1〜15個のフルオロ−C1−C7-アルキルを表す。 式(I)の化合物中の置換基は特に好適には下記の意味を有する: R1、R2、R3およびR4は各場合とも、互いに独立して、水素、弗素、塩素もし くは臭素を表し、各場合とも炭素数1〜4の各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状 のアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスル ホニルを表し、炭素数3〜6のシクロアルキルを表し、各場合とも炭素数1〜4 および同一もしくは相異なるハロゲン、特にフッ素および塩素原子1〜9を有す る各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ 、ハロゲノアルキルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル、ハロゲノアルキルス ルホニルを表し、または場合により1〜6個のハロゲン、特に弗素および塩素原 子および/または炭素数1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキルおよび/ま たは炭素数1〜3およびハロゲン数1〜6の直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲノ アルキルにより1回もしくは複数回同一もしくは相異なり置換されていてもよい 炭素数1〜3の二重に結合されたジオキシアルキレンを表すが、置換基R1、R2 、R3およびR4の少なくとも1個は水素およびハロゲンとは異なり、 R5は水素を表し、OH、CN、NH2、炭素数1〜4のアルキル、特にメチルも しくはエチル、炭素数2〜4のアルケニル、炭素数2〜4のアルキニル、炭素数 1〜4のアルキルオキシ、特にメトキシ、エトキシ、プロポキシ、i−プロポキ シのようなアルコキシ、炭素数1〜4およびハロゲン数1〜5のハロゲノアルコ キシ、特にトリフルオロメトキシ、ペンタフルオロエトキシ、フルオロプロポキ シ、炭素数1〜4のアルキ ルチオ、炭素数1〜4およびハロゲン数1〜5のハロゲノアルキルチオ、炭素数 2〜4のアルケニルオキシ、炭素数3〜4のアルキニルオキシ、炭素数1〜4の 場合により置換されていてもよいアルキルカルボニル、場合により置換されてい てもよいフェニルカルボニル、炭素数1〜4の場合により置換されていてもよい アルコキシカルボニル、特にメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ キシカルボニル、i−プロポキシカルボニル、t−ブトキシカルボニルのような アルコキシカルボニル、炭素数1〜4の場合により置換されていてもよいアルコ キシカルボニルオキシ、アミノスルホニル(NH2SO2−)、炭素数1〜4の場 合により置換されていてもよいモノ−もしくはジアルキルアミノスルホニル、炭 素数1〜6のアシル化されたアミノ(ここでR7は水素、炭素数1〜4のアルキ ルもしくは炭素数3〜6のシクロアルキルである)、炭素数1〜4の場合により 置換されていてもよいアルキルスルホニルアミノ、炭素数1〜4の場合により置 換されていてもよいアルキルスルホニル−N−アルキルアミノ、置換されていて もよいフェニルスルホニルアミノ、炭素数1〜4の場合により置換されていても よいフェニルスルホニル−N−アルキルアミノ、炭素数1〜4の場合により置換 されていてもよいジアルキルアミノにより置換された炭素数1〜3のアルキル、 特にメチルおよびエチルを表し、さらにR5は炭素数1〜4の場合により置換さ れていてもよいアルキルオキシカルボニル、場合により1〜9個のハロゲン原子 により置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキルスルホニルもしくはアルケ ニルスルホニル、場合により置換されていてもよいフェニルスルホニル、ヘテロ アリールスルホニル(ここでヘテロアリールは場合により炭素数1〜4のアルキ ルもしくはハロゲンによりま たはR5で挙げられている置換基により置換されていてもよい5もしくは6−員 の複素環を表す)、もしくはフェノキシスルホニル、またはSO2NR89、C ONR89もしくは−P(O)(NR89)2(ここでR8およびR9は水素または場 合によりR5に関して上記した基の1つにより置換されていてもよい炭素数1〜 4のアルキルを表す)を表す。 場合により置換されていてもよい基の置換基として挙げられるものは下記の置 換基である: ハロゲン、特に弗素もしくは塩素、OH、NH2、炭素数1〜4のアルキルアミ ノ、特にメチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ビス −(トリフルオロメチルアミノ)、シアノ、ニトロ、CO2H、各場合とも炭素数 1〜4の各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、アルコキシ、アルキル チオ、アルキルスルフィニルもしくはアルキルスルホニル、特にメチル、エチル 、メトキシ、エトキシもしくはメチルメルカプト、各場合とも炭素数1〜4およ び同一もしくは相異なる1〜9個のハロゲンを有する各場合とも直鎖状もしくは 分枝鎖状のハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハ ロゲノアルキルスルフィニルもしくはハロゲノアルキルスルホニル、特にトリフ ルオロメチル、ペンタフルオロエチル、フルオロクロロエチル、トリクロロエチ ル、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、トリフルオロメチルメルカプ ト、各場合とも個々のアルキル部分中の炭素数1〜4の各場合とも直鎖状もしく は分枝鎖状のアルコキシアルキル、アルコキシアルコキシ、特にメトキシエトキ シ、エトキシエトキシ、エトキシエチル、各場合とも個々のアルキル部分中の炭 素数1〜4のアルカノイル、アルコキシカルボニルもしくはアルコキシイミノア ルキル、 特にアセチル、場合により1〜5回同一もしくは相異なりハロゲンおよび/また は炭素数1〜4および同一もしくは相異なる1〜9個のハロゲンを有する直鎖状 もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキルにより置換されていてもよいフェニルもし くはフェノキシ、特にフェニルもしくはフェノキシを表し、それらの各々はまた 上記の基を有していてもよい。 R6は1〜7個のフルオロ−C1−C3-アルキルを表す。 式(I)の特に非常に好適な化合物は基が下記の意味を有するものである: R1、R2、R3およびR4が水素、ハロゲン、特に塩素もしくは臭素を表し、各場 合とも炭素数1〜4の各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル、アルコキ シ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、特にメチル、 メトキシ、メチルチオ、メチルスルフィニルもしくはメチルスルホニルを表し、 各場合とも炭素数1〜4でありそして1〜9個の同一もしくは相異なる弗素もし くは塩素原子を有する各場合とも直鎖状もしくは分枝鎖状のハロゲノアルキル、 ハロゲノアルコキシ、ハロゲノアルキルチオ、ハロゲノアルキルスルフィニル、 ハロゲノアルキルスルホニル、特にトリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ 、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメ チルスルホニルを表し、または場合により弗素および/または塩素原子により置 換されていてもよい炭素数1〜2の二重に結合されたジオキシアルキレン、特に OCH2O、OCH2CH2O、OCF2CF2O、OCF2O、OCClFCClF Oを表し、 R5が水素を表し、CNにより、炭素数1〜4のアルキル、特にメチル、炭素数 2〜4のアルケニル、特に−CH=CH2もしくは−CH=CH Me、炭素数2〜4のアルキニル、特に−CCHもしくは−CCMeにより、炭 素数1〜4のアルコキシ、特にメトキシ、エトキシ、プロポキシ、i−プロポキ シのようなアルコキシにより、炭素数3〜4のアルキルカルボニル、特に−OC H2CCHもしくは−OCH2CCMeにより、炭素数1〜4のアルキルカルボニ ル、特にアセチル、プロピオニル、i−プロピオニルもしくはt−ブチオニルに より、場合により置換されていてもよいフェニルカルボニル、特にベンゾイルに より、炭素数1〜4の場合により置換されていてもよいアルコキシカルボニル、 特に−CO2Me、−CO2Et、−CO2Pr、−CO2i−Prもしくは−CO2 tBuにより、R7が水素または炭素数1〜4のアルキルまたは炭素数3〜6の シクロアルキルである炭素数1〜6のアシル化されたアミノ、特に−N(Me)C O2Me、−N(Me)CO2Et、−N(Et)CO2Et、−N(Et)CO2Me、 −N(Pr)CO2Et、−N(Bu)CO2Me、−N(t−Bu)CO2Me、−N( Bu)CO2Et、−N(C611)CO2Et、−NHCOMe、−NHCOEtも しくは−NHCOPrにより、炭素数1〜4の場合により置換されていてもよい アルキルスルホニルアミノ、場合により置換されていてもよいアルキルスルホニ ル−N−アルキルアミノ、特に−NMeSO2Me、−NEtSO2Et、NMe SO2Et、−NEtSO2Me、場合により置換されていてもよいフェニルスル ホニルアミノ、炭素数1〜4の場合により置換されていてもよいフェニルスルホ ニル−N−アルキルアミノ、特に−NMeSO2Ph、−NEtSO2Phにより 置換されているメチルまたはエチルを表す。R5はさらに炭素数1〜4のアルキ ルオキシカルボニル、炭素数1〜4のアルキルスルホニルもしくはアルケニルス ルホニル、特にMe SO2−、EtSO2−、PrSO2−もしくはCH2=CMeCH2SO2−、場合 により置換されていてもよいフェニルスルホニル、特にフェニルスルホニルもし くは2,4,6−トリメチルフェニルスルホニル、場合により置換されていてもよ いヘテロアリールスルホニル(ここでヘテロアリールは弗素、塩素もしくは臭素 により置換されておりおよび/または炭素数1〜4のアルキル、特にメチルによ り置換されておりおよび/またはR5で挙げられている置換基、特にMeO2C、 により置換されておりそして1〜3個の同一もしくは相異なるヘテロ原子、特に 窒素、硫黄および/または酸素を含有する4もしくは6−員の複素環である)、 フェノキシカルボニル、または−SO2NR89、CONR89もしくは−P(O )(NR89)2(ここでR8およびR9が水素または場合によりR5に関して上記し た基の1つにより置換されていてもよい炭素数1〜4のアルキルを表す)の場合 により置換されていてもよい基を表し、特に−SO2NMe2もしくは−SO2N Et2、PO(NMe2)2、CONMe2もしくはCONiPr2を表し、 R6がCF3、CHF2またはC25を表す。 一般式(I)の下記の置換されたベンズイミダゾール類が特に挙げられる: 特に挙げられる一連の置換されたベンズイミダゾール類からの特に好適な化合 物を以下に示す。 本発明に従う混合物における使用に好適に挙げられる合成コクシジウム抑制剤 およびポリエーテル抗生物質は次のとおりである: ある場合には葉酸拮抗薬と組み合わされたアンプロリウム、 ロベニジン、 トルトラズリル、 モネンシン、 サリノマイシン、 マジュラマイシン。 本発明に従う混合物は、温血動物種に対する好ましい毒性を有しながら、有益 動物、飼育動物、動物園動物、研究室動物、実験動物および愛玩動物の家畜管理 および家畜飼育中に発生する寄生性原生動物の抑制のために適する。それらはさ らに全てのまたは個別の発育段階の愛玩動物に対して並びに耐性種および正常敏 感性種に対しても活性ある。寄生性原生動物の抑制の意図は疾病、死亡および性 能減少(例えば肉、乳、毛、皮、卵、蜂蜜などの生産における)を減じて活性化 合物の使用によりさらに経済的で且つ簡単な家畜管理を可能にすることである。 寄生性原生動物には下記のものが包含される: マスチゴフォラ(Mastigophora)(フラゲルラタ(Flagellata))、例えばトリパノ ソマチダエ(Trypanosomatidae)、例えばトリパノソマb.ブルセイ(Trypanosoma b.brucei)、T.b.ガンビエンス(gambiense)、T.b.ロデシエンス(rhodesiens e)、T.コンゴレンス(congolense)、T.クルジ(cruzi)、T.エバンシ(evansi)、 T.エクイヌム(equinum)、T.レウィシ(lewisi)、T.ペルカエ(percae)、T.シ ミアエ(simiae)、T.ビバックス(vivax)、レイシュマニア・ブラシリエンシス(L eishmania bra siliensis)、L.ドノバニ(donovani)、L.トロピカ(tropica)、例えばトリコモ ナジダエ(Trichomonadidae)、例えばギアルディア・ランブリア(Giardia lambli a)、G.カニス(canis)。 サルコマスチゴフォラ(Sarcomastigophora)(リゾポダ(Rhizopoda))、例えばエ ンタモエビダエ(Entamoebidae)、例えばエンタモエバ・ヒストリチカ(Entamoeba histolytica)、ハルトマネリダエ(Hartmanellidae)、例えばアカンタモエバ・ エスピー(Acanthamoeba sp.)、ハルトマネラ・エスピー(Hartmanella sp.)。 アピコンプレキサ(Apicomplexa)(スポロゾア(Sporozoa))、例えばエイメリダ エ(Eimeridae)、例えばエイメリア・アセルブリナ(Eimeria acervulina)、E.ア デノイデス(adenoides)、E.アラバメンシス(alabahmensis)、E.アナチス(anat is)、E.アンセリス(anseris)、E.アルロインジ(arloingi)、E.アシャタ(asha ta)、E.アウブルネンシス(auburnensis)、E.ボビス(bovis)、E.ブルネッチ(b runetti)、E.カニス(canis)、E.チンチラエ(chinchillae)、E.クルペアルム( clupearum)、E.コロンバエ(columbae)、E.コントルタ(contorta)、E.クラン ダリス(crandalis)、E.デブリエキイ(debliecki)、E.ディスペルサ(dispersa) 、E.エリプソイダレス(ellipsoidales)、E.ファルシフォルミス(falciformis) 、E.ファウレイ(faurei)、E.フラベセンス(flavescens)、E.ガロパボニス(ga llopavonis)、E.ハガニ(hagani)、E.インテスチナリス(intestinalis)、E.イ ロクオイナ(iroquoina)、E.イレシダエ(irresidua)、E.ラッベアナ(labbeana) 、E.ロイカルチ(leucarti)、E.マグナ(magna)、E.マキシマ(maxima)、E.メ ディア(media)、E.メレアグリジス(meleagridis)、E.メレアグリミチス(melea grimitis)、E.ミ チス(mitis)、E.ネカトリックス(necatrix)、E.ニナコーリアキモバエ(ninako hlyakimovae)、E.オビス(ovis)、E.パルバ(parva)、E.パボニス(pavonis)、 E.ペルフォランス(perforans)、E.ファサニ(phasani)、E.ピリフォルミス(pi riformis)、E.プラエコックス(praecox)、E.レシジュア(residua)、E.スカブ ラ(scabra)、E.spec.、E.スチエダイ(stiedai)、E.スイス(suis)、E.テネ ラ(tenella)、E.トルンカタ(truncata)、E.トルッタエ(truttae)、E.ズエニ イ(zuenii)、グロビジウム種(Globidium spec.)、イソスポラ・ベリ(Isospora b elli)、I.カニス(canis)、I.フェリス(felis)、I.オハイオエンシス(ohioens is)、I.リボルタ(rivolta)、I.spec.、I.スイス(suis)、シスチソスポラ種( Cystisospora spec.)、クリプトスポリジウム種(Cryptosporidium spec.)、例え ばトキソプラスマジダエ(Toxoplasmadidae)、例えばトキソプラズマ・ゴンジイ( Toxoplasma gondii)、例えばサルコシスチダエ(Sarcocystidae)、例えばサルコ シスチス・ボビカニス(Sacocystis bovicanis)、S.ボビホミニス(bovihominis) 、S.オビカニス(ovicanis)、S.オビフェリス(ovifelis)、S.spec.、S.スイ ホミニス(suihominis)、例えばレウコゾイダエ(Leucozoidae)、例えばレウコジ トズーン・シモンジ(Leucozytozoon simondi)、例えばプラスモジイダエ(plasmo diidae)、例えばプラスモジウム・ベルゲイ(plasmodium berghei)、P.ファルシ パルム(falciparum)、P.マラリアエ(malariae)、P.オバレ(ovale)、P.ビバッ クス(vivax)、P.spec.、例えばピロプラスメア(Piroplasmea)、例えばバベシア ・アルゲンチナ(Babesia argentina)、P.ボビス(bovis)、P.カニス(canis)、 B.spec.、テイレリア・パルバ(Theileria parva)、テイレリア種(Theileria sp ec.)、例えばアデレイナ(Adeleina) 、例えばヘパトズーン・カニス(Hepatozoon canis)、Hspec.。 有益家畜および飼育家畜には、哺乳動物、例えば牛、馬、羊、豚、山羊、駱駝 、水牛、驢馬、兎、ダマジカ、トナカイ、有毛家畜、例えばミンク、チンチラ、 ラクーン、鳥類、例えば鶏、鵞鳥、七面鳥、アヒル、鳩、家庭および動物園で飼 育するための鳥種が包含される。 研究室動物および実験動物には、マウス、ラット、モルモット、ゴールデンハ ムスター、犬および猫が包含される。 愛玩動物には犬および猫が包含される 予防および治療の両者の使用が可能である。 活性化合物は直接または適当な調合物の形態で、腸内に、非経口的に、皮膚に 、鼻内に使用される。 活性化合物の腸内使用は、例えば、粉末、坐薬、錠剤、カプセル、ペースト、 ドリンク、粒剤、ドレンチ、巨丸剤、薬品処理された飼料または飲料水の形態で 行われる。皮膚使用は、例えば、浸漬、噴霧、入浴、洗浄、注ぎおよび滴下、並 びに散布の形態で行われる。非経口的使用は、例えば、注射(筋肉内、皮下、静 脈内、腹腔内)の形態でまたは移植片により行われる。 適する調合物を以下に示す。 溶液、例えば注射溶液、経口的溶液、希釈後の経口的投与用の濃縮物、皮膚上ま たは体腔内への使用のための溶液、ポア−オン(pour-on)調合物、ゲル; 経口的または皮膚使用のためおよび注射のための乳化液および懸濁液; 半固体調合物; 活性化合物を軟膏ベースの中にまたは水中油滴型もしくは油中水滴型乳 化ベースの中に加える調合物; 固体調合物、例えば粉末、予備混合物または濃縮物、粒剤、ペレット、錠剤、巨 丸剤、カプセル、エーロゾルおよび吸入剤、活性化合物を含有する成形品。 注射溶液は静脈内に、筋肉内にそして皮下に投与される。 注射溶液は、活性化合物を適当な溶媒中に溶解させそして可能なら添加剤、例 えば溶解剤、酸、塩基、緩衝塩、酸化防止剤、防腐剤、を加えることにより、製 造される。溶液を濾過により殺菌しそして瓶に詰める。 挙げられる溶媒は生理学的に耐性のある溶媒、例えば水、アルコール類、例え ばエタノール、ブタノール、ベンジルアルコール、グリセロール、炭化水素類、 プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、N−メチルピロリドン、およ びそれらの混合物である。 活性化合物は、適宜、注射用に適する生理学的に耐性のある植物油または合成 油の中に溶解させることもできる。 挙げられる溶解剤は、活性化合物の主溶媒中への溶解を促進させるかまたはそ の沈澱を防止する溶媒である。例は、ポリビニルピロリドン、ポリエトキシル化 されたヒマシ油、ポリエトキシル化されたソルビタンエステル類である。 防腐剤はベンジルアルコール、トリクロロブタノール、p−ヒドロキシ安息香 酸エステル類、n−ブタノールである。 経口的溶液は直接使用される。濃縮物はそれらの使用濃度への予めの希釈後に 経口的に使用される。経口的溶液および濃縮物は注射溶液に関して以上で記載さ れている通りにして製造され、殺菌操作を省略することもできる。 皮膚上での使用のための溶液は注がれ、塗られ、こすりこまれ、噴霧もしくは ジェット噴霧により適用され、または浸漬、入浴もしくは洗浄により適用される 。これらの溶液は注射溶液に関して以上で記載されている通りにして製造される 。 製造中に増粘剤を加えることも有利である。増粘剤は、無機増粘剤、例えばベ ントナイト類、コロイド状シリカ、モノステアリン酸アルミニウム、有機増粘剤 、例えばセルロース誘導体、ポリビニルアルコール類およびそれらの共重合体、 アクリレート類およびメタクリレート類である。 ゲルは適用されるかまたは塗られる体腔の上もしくは中に加えられる。ゲルは 、注射溶液に関して以上で記載された通りにして製造される溶液に十分な増粘剤 を加えて、軟膏様粘稠度を有する透明組成物を生ずることにより製造される。使 用される増粘剤は以上で示されている増粘剤である。 ポア−オン調合物は皮膚の限定された領域上に注がれるかまたは噴霧され、そ の場合には活性化合物は皮膚の中に浸透しそして全身的に作用し、または体の表 面上に分散される。 ポア−オン調合物は、活性化合物を適当な皮膚−相容性溶媒または溶媒混合物 の中に溶解、懸濁または乳化させることにより製造される。適宜、他の助剤、例 えば着色剤、吸収−促進物質、酸化防止剤、日焼け防止剤、接着剤、が加えられ る。 挙げられる溶媒は、水、アルカノール類、グリコール類、ポリエチレングリコ ール類、ポリプロピレングリコール類、グリセロール、芳香族アルコール類、例 えばベンジルアルコール、フェニルエタノール、フェ ノキシエタノール、エステル類、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、安息香酸ベン ジル、エーテル類、例えばアルキレングリコールエーテル類、例えばジプロピレ ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、 ケトン類、例えばアセトン、メチルエチルケトン、芳香族および/または脂肪族 炭化水素類、植物油もしくは合成油、DMF、ジメチルアセトアミド、N−メチ ルピロリドン、2−ジメチル−4−オキシ−メチレン−1,3−ジオキソランで ある。 着色剤は家畜に対する使用が許可された全ての着色剤であり、そして溶解また は懸濁させることができる。 吸収−促進物質は、例えば、DMSO、延展油、例えばミリスチン酸イソプロ ピル、ペラルゴン酸ジプロピレングリコール、シリコーン油、脂肪酸エステル類 、トリグリセリド類、脂肪アルコール類である。 酸化防止剤は亜硫酸塩類またはメタ亜硫酸水素塩類、例えばメタ亜硫酸水素カ リウム、アスコルビン酸、ブチル化されたヒドロキシトルエン、ブチル化された ヒドロキシアニソール、トコフェロールである。 日焼け防止剤は、例えば、ベンゾフェノン類またはノバンチソール酸の種類か らの物質である。 接着剤は、例えば、セルロース誘導体、澱粉誘導体、ポリアクリレート類、天 然重合体、例えばアルギネート類、ゼラチンである。 乳化液は経口的に、皮膚にまたは注射として使用することができる。 乳化液は油中水滴型または水中油滴型のいずれかである。 それらは、活性化合物を疎水性または親水性相の中に溶解させそして後者を適 当な乳化剤および適宜他の助剤、例えば着色剤、吸収−促進物質、防腐剤、酸化 防止剤、日焼け防止剤、粘度−増加物質、他の相の溶 媒の助けで均質化することにより、製造される。 下記のものが疎水性相(油)として挙げられる:パラフィン油、シリコーン油 、天然植物油、例えばゴマ油、アーモンド油、ヒマシ油、合成トリグリセリド類 、例えばカプリル酸/カプリン酸ビグリセリド、トリ鎖長C8-12の植物脂肪酸類 もしくは他の特別に選択された天然脂肪酸類とのグリセリド混合物、飽和もしく は不飽和の多分ヒドロキシ基を含有する脂肪酸類の部分的グリセリド混合物、C8 /C10C類のモノ−およびジグリセリド類。 脂肪酸エステル類、例えばステアリン酸エチル、アジピン酸ジ−n−ブチリル 、ラウリン酸ヘキシル、ペラルゴン酸ジプロピレングリコール、中程度の鎖長の 分枝鎖状脂肪酸と鎖長C16−C18の飽和脂肪アルコール類とのエステル類、ミリ スチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、鎖長C12−C18の飽和脂肪 アルコール類のカプリル酸/カプリン酸エステル類、ステアリン酸イソプロピル 、オレイン酸オレイル、オレイン酸デシル、オレイン酸エチル、乳酸エチル、ワ ックス状脂肪酸エステル類、例えばフタル酸ジブチル、アジピン酸ジイソプロピ ル、脂肪アルコール類、例えばイソトリデシルアルコール、2−オクチルドデカ ノール、セチルステアリルアルコール、オレイルアルコールを含む後者に関連す るエステル混合物。 脂肪酸類、例えばオレイン酸およびその混合物。 親水性相として以下のものが挙げられる: 水、アルコール類、例えば、プロピレングリコール、グリセロール、ソルビトー ルおよびそれらの混合物。 乳化剤として以下のものが挙げられる: 非イオン性界面活性剤、例えばポリエトキシル化されたヒマシ油、ポリエトキシ ル化されたモノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノステ アリン酸グリセロール、ステアリン酸フェノキシエチル、アルキルフェノールポ リグリコールエーテル; 両性界面活性剤、例えばN−ラウリル−β−イミノジプロピオン酸ジ−Naまた はレシチン; アニオン性界面活性剤、例えばラウリル硫酸Na、硫酸脂肪アルコールエーテル 類、モノ/ジアルキルポリグリコールエーテルオルト燐酸エステルモノエタノー ルアミン塩;カチオン性界面活性剤、例えば塩化セチルトリメチルアンモニウム 。 別の助剤として以下のものが挙げられる: 粘度−増加および乳化液−安定用物質、例えばカルボキシメチルセルロース、メ チルセルロース並びに他のセルロースおよび澱粉誘導体、ポリアクリレート類、 アルギネート類、ゼラチン、アラビアゴム、ポリビニルピロリドン、ポリビニル アルコール、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸の共重合体、ポリエチレン グリコール類、ワックス類、コロイド状シリカまたは上記の物質の混合物。 懸濁液は経口的に、皮膚にまたは注射として使用することができる。それらは 、活性化合物を、適宜別の助剤、例えば湿潤剤、着色剤、吸収−促進物質、防腐 剤、酸化防止剤、日焼け防止剤を添加して、液体賦形剤の中に懸濁させることに より、製造される。 液体賦形剤として挙げられるものは全ての均質溶媒および溶媒混合物である。 湿潤剤(分散剤)として挙げられるものは上記の界面活性剤である。 別の助剤として挙げられるものは上記のものである。半固体調合物は経口的に または皮膚に投与することができる。それらはそれらの比較的高い粘度の点での み上記の懸濁液および乳化液とは異なる。 固体調合物を製造するためには、活性化合物を、適宜助剤を添加して、適当な 賦形剤と混合し、そして所望する形状に転化させることができる。 賦形剤として挙げられるものは全ての生理学的に耐性のある固体不活性物質で ある。そのようにして使用されるものは無機および有機物質である。無機物質は 、例えば、塩化ナトリウム、炭酸塩類、例えば炭酸カルシウム、炭酸水素塩類、 酸化アルミニウム類、シリカ類、アルミナ類、沈澱またはコロイド状二酸化珪素 、燐酸塩類である。 有機物質は、例えば、糖類、セルロース、食品および飼料、例えばミルク粉末 、動物飼料、穀類飼料および粗い飼料、澱粉である。 助剤は防腐剤、酸化防止剤、着色剤であり、それらはすでに以上で挙げられて いる。 他の適当な助剤は潤滑剤および滑沢剤(glidants)、例えば、ステアリン酸マグ ネシウム、ステアリン酸、滑石、ベントナイト類、崩壊−促進物質、例えば澱粉 または架橋結合されたポリビニルピロリドン、結合剤、例えば、澱粉、ゼラチン または線状ポリビニルピロリドン、並びに乾燥結合剤、例えば微結晶性セルロー スである。 活性化合物は相乗剤または他の活性化合物と混合された調合物の中に存在して いてもよい。 調合済み調合物は活性化合物を10ppm〜20重量%、好適には0.1〜1 0重量%、の濃度で含有する。 式(I)のベンズイミダゾール類はこの場合合成コクシジウム抑制剤 またはポリエーテル抗生物質に対する下記の重量割合である:1〜0.1−10 、好適には1〜1−10。 使用前に希釈される調合物は活性化合物を0.5〜90重量%、好適には1〜 50重量%の濃度で含有する。 有効な結果を得るためには1kgの体重当たり1日当たり約0.5〜約50m g、好適には1〜20mgの活性化合物を投与することが一般的に有利であるこ とが証明されている。 活性化合物を飼料または飲料水と一緒に家畜に投与することができる。 飼料および食品は0.01〜250ppm、好適には0.5〜100ppmの活 性化合物を適当な食用物質と組み合わせて含有する。 そのような飼料および食品を治療目的のためおよび予防目的のために使用する ことができる。 そのような飼料または食品は0.5〜30重量%、好適には1〜20重量%の 食用の有機または無機賦形剤と混合されている活性物質を含有する濃縮物または 予備混合物を一般的な飼料と混合することにより製造される。食用の賦形剤は、 例えば、トウモロコシひきわりまたはトウモロコシおよび大豆ひきわりまたは鉱 物塩であり、それらは好適には少量の食用の粉塵−予防油、例えばトウモロコシ 油または大豆、を含有する。この方法で得られる予備混合物を次にそれを家畜に 与える前に完成食品に加えることもできる。 コクシジウム症のための使用が例として挙げられる。 例えば家禽類、特に鶏、アヒル、鵞鳥および七面鳥、におけるコクシジウム症の 治療および予防のためには、0.1〜100ppm、好適には0.5〜100pp mの活性化合物を適当な食用物質、例えば栄養飼料、 と混合する。必要なら、特に活性化合物が処方に対して良く耐性がある場合には 、これらの量を増加することができる。飲料水を介する投与は対応して行うこと ができる。 例えば哺乳動物におけるコクシジウム症またはトキソプラズマ症の処置の場合 に、単独動物の処置に関して、所望する結果を得るためには1日当たり好適には 0.5〜100mg/kgの体重の量の活性化合物が投与される。それにもかか わらず、実験動物の体重または投与方法の性質だけでなく動物種族および活性化 合物に対する個々の反応または調合物のタイプおよび投与を行う時間または間隔 の関数として、上記の量から逸脱することが必要となるかもしれない。それ故、 ある場合には上記の最少量より少なくても十分であるかもしれないが、他の場合 には上記の上限を越えなくてはならない。比較的大量の投与では、これらを1日 に数回の個別投与に分割することが便利である。 本発明に従う混合物の効果は例えばケージ試験で下記の試験設定で示すことが でき、そこでは家畜を特定の個別成分および個別成分の混合物で処置する。 コクシジウム症に対するケージ試験/鶏 コクシジウムを含まずに飼育されそして生後8〜12日の雄鶏(例えばLSL ブリンクシュルテ/センデン)に本発明に従う化合物(試験物質)をppmで示 されている濃度で感染前(=a.i.)3日から感染後(=p.i.)8(9)日ま で飼料と共に与える。3羽の鶏を各々のケージに入れる。1薬用量当たり1つも しくはそれ以上のそのようなグループを使用する。感染は穀物中に向いている管 を使用して約50,000個のエイメリア・アセルブリナ(Eemeria acervulina) の胞子形成接合子 嚢を用いてそして各場合とも約20,000個のE.マキシマおよびE.テネラの 胞子形成接合子嚢を用いて行われる。これらの高有毒株を使用する。正確な感染 投与量を調節して、できれば3羽の未処置の実験的に感染させた鶏中の1羽が感 染から死亡するようにさせる。下記の基準を効果の評価のために用いる:試験の 開始から試験の終わりまでの体重増加、感染による死亡率、感染後5および7日 における下痢および血液の排出に関する便の顕微鏡による評価(得点0〜6)、 腸粘膜の顕微鏡による評価(得点0〜6)および接合子嚢の排出、並びに24時 間以内に胞子形成する接合子嚢の割合(%)。便中の接合子嚢の数はマックマス ター計数室を使用して測定された(Engelbrecht and coworkers "Paras demie-Verlag,Berlin(1965)参照)。個々の結果は未処置の未感染対照群に対す るものであり、そして合計得点を計算する(A.Haberkorn(1986)Pages 263 to 270 in Research in Avian Coccidiosis ed.L.R.McDougald,L.P.Joyner ,P.L.Long Proceedings of the Georgia Coccidiosis Conference Nov.18.- 20.1985 Athens/Georgia USA 参照)。 活性化合物を含有する飼料は、必要量の活性化合物を養分に関して均衡がとれ ている動物用の飼料、例えば以下に示されている鶏の飼料と十分混合するような 方法で製造される。 濃縮物または予備混合物を製造しそして最後に飼料の中で希釈しようとする場 合には、上記の数値を試験中に、一般的には約1〜30重量%、好適には約10 〜20重量%の活性化合物を食用の有機または無機賦形剤、例えば少量の食用の 抗−粉塵油、例えばトウモロコシ油または大豆 油、を含有するトウモロコシおよび大豆ひきわりまたは鉱物塩類と混合する。こ の方法で得られる予備混合物を次に投与前に完成家禽用の飼料に加えることがで きる。 家禽用の飼料の中での本発明に従う物質の使用に適する組成物の一例を以下に 示す。 52.00%の粗い穀類飼料ひきわり、特に、40%のトウモロコシ、 12%の小麦、 17.00%の特に粗い大豆ひきわり 5.00%のトウモロコシグルテン飼料 5.00%の小麦飼料ひきわり 3.00%の魚ひきわり 3.00%のミネラル混合物 3.00%のアルファルファひきわり 2.50%のビタミン予備混合物 2.00%の破砕された小麦の麦芽 2.00%の大豆油 2.00%の肉および骨ひきわり 1.50%の藁粉末 1.00%の糖蜜 1.00% のビールかすと結合されたビール酵母 100.00% そのような飼料は18%の粗製蛋白質、5%の粗製繊維、1%のCa、0.7 %のPおよび1kg当たり1,200I.U.のビタミンA、1,2 00I.U.のビタミンD3、10mgのビタミンE、20mgの亜鉛バシトラシ ンを含有する。 本発明に従う組み合わせを用いる試験結果を以下の表に例として挙げる。個別 成分との比較による組み合わせの相乗活性は接合子嚢の排出における減少からだ けでなく剖検結果、体重増加およびより良好な耐性に関しても特に証明されてい る。 以下の表において、「処置」欄における意味は n.inf.contr.=未感染対照群 inf.contr.=感染対照群 amprol comb.=スルファキノキサリンおよびエトパベートと組み合 わされたアンプロリウム 1=ベンズイミダゾール実施例番号 である。 「ppm」欄では、飼料の中で使用された活性化合物の濃度はppmで示され ている。 「死亡率」欄では、死亡した鳥の百分率が%で示されており、そして死亡した 鳥/試験で使用した鳥の数はnで示されている。 「未感染対照群の重量%」欄では、処置した鳥の体重対未処置の対照群の体重 の比が示されている。 「糞(dropping)得点」、「病変得点」および「接合子嚢卵抑制」欄には、効果 に関する個別のデータが示されている。 「%効果」欄には、全体的な評価が得点付けされており、0%は効果なしを意 味し、100%は完全な効果を意味する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 491/056 C07D 491/056 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY, CA,CN,CZ,HU,JP,KR,KZ,LK,M X,NO,NZ,PL,RO,RU,SK,UA,US (72)発明者 ハベルコルン,アクセル ドイツ連邦共和国デー−42117ブツペルタ ール・ヒンデンブルクシユトラーセ168 (72)発明者 リープ,フオルカー ドイツ連邦共和国デー−51375レーフエル クーゼン・アルフレート−クビン−シユト ラーセ1 (72)発明者 ルンケンハイマー,ビンフリート ドイツ連邦共和国デー−42115ブツペルタ ール・フンクシユトラーセ49 (72)発明者 ルイ,ノルベルト ドイツ連邦共和国デー−51061ケルン・ロ ゲンドルフシユトラーセ55

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.家畜における寄生性原生動物、特にコクシジウムを抑制するための組成物と しての式(I) [式中、 R1、R2、R3およびR4は各々、互いに独立して、水素、ハロゲンを表し、各場 合とも場合により置換されていてもよいアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、 アルキルスルフィニル、アルキルスルホニルを表し、場合により置換されていて もよい縮合ジオキシアルキレンを表すが、置換基R1、R2、R3およびR4の少な くとも1つは水素およびハロゲンとは異なり、 R5は水素を表し、OH、CN、NH2、アルキル、シクロアルキル、アルケニル 、アルキニル、アルコキシ、ハロゲノアルコキシ、アルキルチオ、ハロゲノアル キルチオ、アルケノキシ、アルキノキシ、アミノカルボニル、場合により置換さ れていてもよいアルキルカルボニル、場合により置換されていてもよい(ヘト− )アリールカルボニル、場合により置換されていてもよいアルコキシカルボニル (AlkO−CO−)、場合により置換されていてもよいアルコキシカルボニル オキシ(AlkOCOO−)、アミノスルホニル(SO2NH2)、場合により 置換されていてもよいモノ−もしくはジアルキルアミノスルホニル、アシル化さ れたアミノ(AlkCON(R7)−もしくはAlkOCON(R7)−、ここでR7 は水素、アルキルもしくはシクロアルキルである、または場合により置換されて いてもよいアルキルスルホニルアミノ(AlkylSO2NH−)、またはアル キルスルホニル−N−アルキルアミノ(ArylSO2NAlkyl−)、場合 により置換されていてもよいアリールスルホニルアミノ(ArylSO2NH− )もしくはアリールスルホニル−N−アルキルアミノ(ArylSO2NAlk −)、場合により置換されていてもよいジアルキルアミノにより同一もしくは相 異なって1回もしくはそれ以上置換されたアルキルを表し、さらにR5は場合に より置換されていてもよいアルコキシカルボニル、場合により置換されていても よい(ヘト−)アリールオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アルケニルス ルホニル、(ヘト−)アリールスルホニル、または−SO2NR89、−CON R89または−P(O)(NR89)2(ここでR8およびR9はHまたは場合により 1個もしくはそれ以上の基により置換されていてもよいアルキルを表す)を表し 、 R6はフルオロアルキルを表す] の置換されたベンズイミダゾール類と、1種もしくはそれ以上の下記の化合物: ポリエーテル抗生物質、例えばマジュラマイシン、ラサロシド、モネンシン、ナ ラシン、サリノマイシンまたは合成コクシジウム抑制剤、例えば 塩化1(−(4−アミノ−2−n−プロピル−5−ピリミジニルメチル)−2−ピ コリニウム アンプロリウム 塩化1(−(4−アミノ−2−n−プロピル−5−ピリミジニルメチル)−2−ピ コリニウム+スルファキノキサリン アンプロリウム+ スルファキノキサリン 塩化1(−(4−アミノ−2−n−プロピル−5−ピリミジニルメチル)−2−ピ コリニウム+スルファキノキサリン+エトパベート アンプロリウム スルファキノキサリン+ エトパベート 4,4−ジニトロカルバニリド+2−ヒドロキシ−4,6−ジメチルピリミジン ニカバジン 3,5−ジクロロ−2,6−ジメチル−4−ピリジノール クロピドール 3,5−ジクロロ−2,6−ジメチル−4−ピリジノール+7−ベンジルオキシ− 6−ブチル−1,4−ジヒドロ−4−オキシルキノリン−3−カルボン酸メチル クロピドール+ メチルベンゾクアート 6−n−デシルオキシ−7−エトキシ−4−ヒドロキシキノリン−3−カルボン 酸エチル デコキネート 9−(2−クロロ−6−フルオロフェニルメチル)−9H−プリン−6− アミン アルプリノシド (±)−2,6−ジクロロ−アルファ−(4−クロロフェニル)−4−(4,5−ジヒ ドロ−3,5−ジオキソ−1,2,4−トリアジン−2(3H)−イル)−ベンゼンア セトニトリル ベンゼンアセトニトリル、 ジクラズリル 1−[3−メチル−4−(4′−トリフルオロメチルチオフェノキシ)−フェニル] −3−メチル−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン トルトラズリル 4,4−ジニトロカルバニリド+2−ヒドロキシ−4,6−ジメチルピリミジン[ =ニカルバジン] ロベニジン 7−ブロモ−6−クロロ−フェブリフギン ハロフギノン 3,5−ジニトロ−o−トルアミド ゾアレン との混合物。 2.家畜における寄生性原生動物を防除するための組成物の製造のための請求の 範囲第1項に記載の式(I)のベンズイミダゾール類およびポリエーテル抗生物 質および合成コクシジウム抑制剤の混合物の使用。 3.家畜における寄生性原生動物を抑制するための請求の範囲第1項記載の混合 物の使用。
JP8536141A 1995-05-31 1996-05-20 寄生性原生動物に対する使用のための薬剤 Ceased JPH11505854A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19519821.2 1995-05-31
DE19519821A DE19519821A1 (de) 1995-05-31 1995-05-31 Mittel gegen parasitäre Protozoen
PCT/EP1996/002164 WO1996038140A1 (de) 1995-05-31 1996-05-20 Mittel gegen parasitäre protozoen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11505854A true JPH11505854A (ja) 1999-05-25

Family

ID=7763229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8536141A Ceased JPH11505854A (ja) 1995-05-31 1996-05-20 寄生性原生動物に対する使用のための薬剤

Country Status (21)

Country Link
US (1) US6034116A (ja)
EP (1) EP0828487B1 (ja)
JP (1) JPH11505854A (ja)
KR (1) KR100424610B1 (ja)
CN (1) CN1196485C (ja)
AR (1) AR003421A1 (ja)
AT (1) ATE254917T1 (ja)
AU (1) AU694663B2 (ja)
BR (1) BR9608594B1 (ja)
CZ (1) CZ290157B6 (ja)
DE (2) DE19519821A1 (ja)
DK (1) DK0828487T3 (ja)
ES (1) ES2211962T3 (ja)
HU (1) HUP9802292A3 (ja)
NO (1) NO320712B1 (ja)
NZ (1) NZ308526A (ja)
PL (1) PL185216B1 (ja)
SK (1) SK284508B6 (ja)
TW (1) TW403651B (ja)
WO (1) WO1996038140A1 (ja)
ZA (1) ZA964415B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6562829B1 (en) * 1997-05-23 2003-05-13 Hadasit Medical Research Services & Development Co., Ltd. Treatment of hepatic cirrhosis
DE19824483A1 (de) * 1998-06-02 1999-12-09 Bayer Ag Halbfeste wäßrige Zubereitungen für orale Applikation von Toltrazuril-Sulfon
DE19831985A1 (de) * 1998-07-16 2000-01-20 Bayer Ag Substituierte Benzimidazole, ihre Herstellung und ihre Verwendung als Mittel gegen parasitäre Protozoen
WO2000019964A2 (en) * 1998-10-08 2000-04-13 New Ace Research Company Novel compositions and methods for prevention and treatment of protozoal disease
DE19958388A1 (de) * 1999-12-03 2001-06-07 Bayer Ag Triazinonverbindungen zur Behandlung von durch den Befall mit parasitischen Protozoen bedingten Krankheiten
DE10049468A1 (de) * 2000-10-06 2002-04-11 Bayer Ag N-Alkoxyalkyl-substituierte Benzimidazole, ihre Herstellung und ihre Verwendung als Mittel gegen parasitäre Protozoen
US20030179058A1 (en) * 2002-01-18 2003-09-25 Microlab, Inc. System and method for routing input signals using single pole single throw and single pole double throw latching micro-magnetic switches
DE102004042958A1 (de) * 2004-09-02 2006-03-09 Bayer Healthcare Ag Neue antiparasitäre Kombination von Wirkstoffen
DE102005000746A1 (de) * 2005-01-05 2006-07-13 Bayer Healthcare Ag Bekämpfung der Histomoniasis
DE102007025908A1 (de) 2007-06-01 2008-12-04 Bayer Healthcare Ag Formulierungen enthaltend Triazinone und Eisen
DE102009038950A1 (de) 2009-08-26 2011-03-03 Bayer Animal Health Gmbh Neue antiparasitäre Kombination von Wirkstoffen
WO2018031935A1 (en) 2016-08-11 2018-02-15 Adamis Pharmaceuticals Corporation Drug compositions
EP3720844A4 (en) 2017-12-08 2021-08-11 Adamis Pharmaceuticals Corporation MEDICINAL COMPOSITIONS
WO2020093014A1 (en) * 2018-11-02 2020-05-07 Adamis Pharmaceuticals Corporation Drug compositions
US20230338350A1 (en) * 2020-07-03 2023-10-26 Nihon Nohyaku Co., Ltd. Anticoccidial agent and method for using the same

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4237617A1 (de) * 1992-11-06 1994-05-11 Bayer Ag Verwendung von substituierten Benzimidazolen
US5331003A (en) * 1993-03-26 1994-07-19 Eli Lilly And Company Anticoccidial methods

Also Published As

Publication number Publication date
NO975433L (no) 1998-01-20
DE19519821A1 (de) 1996-12-05
DK0828487T3 (da) 2004-04-05
SK284508B6 (sk) 2005-05-05
US6034116A (en) 2000-03-07
AR003421A1 (es) 1998-08-05
SK159897A3 (en) 1998-09-09
CZ378997A3 (cs) 1998-03-18
ES2211962T3 (es) 2004-07-16
BR9608594A (pt) 1999-01-05
EP0828487B1 (de) 2003-11-26
DE59610836D1 (de) 2004-01-08
NO975433D0 (no) 1997-11-26
KR100424610B1 (ko) 2004-07-27
NO320712B1 (no) 2006-01-23
ATE254917T1 (de) 2003-12-15
PL185216B1 (pl) 2003-04-30
CN1192682A (zh) 1998-09-09
ZA964415B (en) 1997-01-09
AU5819396A (en) 1996-12-18
PL323594A1 (en) 1998-04-14
BR9608594B1 (pt) 2010-07-27
MX9709187A (es) 1998-03-31
WO1996038140A1 (de) 1996-12-05
HUP9802292A2 (hu) 1999-05-28
CN1196485C (zh) 2005-04-13
CZ290157B6 (cs) 2002-06-12
KR19990022045A (ko) 1999-03-25
AU694663B2 (en) 1998-07-23
HUP9802292A3 (en) 2001-04-28
TW403651B (en) 2000-09-01
EP0828487A1 (de) 1998-03-18
NZ308526A (en) 1999-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2660762C (en) Transdermal application of triazines for controlling infections with coccidia
JPH11505854A (ja) 寄生性原生動物に対する使用のための薬剤
US20040013699A1 (en) Use of triazinetrione sulfones for combating coccidiosis
JP2008511567A (ja) 抗寄生虫作用を有する置換ベンゾイミダゾール類およびトリアジン誘導体の組合せ
US20030181451A1 (en) Use of triazinetrione sulfoxides for controlling coccidioses
CA2222517C (en) Agents for use against parasitic protozoa
AU709882B2 (en) Use of substituted aryl imidazoles
MXPA97009187A (en) Agents against parasi protocols
DE102009038950A1 (de) Neue antiparasitäre Kombination von Wirkstoffen

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070313

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070612

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070913

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090810

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090917

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20100622