JPH11505622A - 座標位置決定装置用検査システム - Google Patents

座標位置決定装置用検査システム

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JPH11505622A
JPH11505622A JP9533229A JP53322997A JPH11505622A JP H11505622 A JPH11505622 A JP H11505622A JP 9533229 A JP9533229 A JP 9533229A JP 53322997 A JP53322997 A JP 53322997A JP H11505622 A JPH11505622 A JP H11505622A
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Abstract

(57)【要約】 座標測定装置はその可動アーム(10)にアダプター(200)を介してモジュール型接触トリガー・プローブ(100)を取付けている。このプローブ(100)はアダプター(200)に取付けられた保持モジュール(102)と、交換できるように保持モジュール(102)に磁気的に接続されたスタイラス・モジュール(104)とから成る。アダプターは一対のカップリング部材(202,204)から成り、これらカップリング部材は磁石(212)によって互いに係合するように付勢されている。スタイラス・モジュールを自動的に交換するにはアーム(10)を移動させてスタイラス・モジュール(104)を保持モジュール(102)から分離させることによって行なう。同様に、プローブの交換は、アーム(10)を移動させて下部カップリング部材(204)を上部カップリング部材(202)から分離することによって行なう。カップリング部材(202,204)間の磁気吸引力は保持モジュールとスタイラス・モジュール(102,104)間の吸引力よりも大きいので、下部カップリング部材(204)は切り離し操作中の分離リング(220)の下方相対移動によって動作する3つのレバー(222)を有する。これらレバー(222)は、アームがカップリング部材(202,204)間の比較的大きな磁気吸引力を克服して移動できるようにするために必要な機械的補助を与える。

Description

【発明の詳細な説明】 座標位置決定装置用検査システム 本発明は、例えば座標測定装置や検査ロボットなどの座標位置決定装置に使用 する検査システムに関する。 座標測定装置に使用する従来の検査システムを図1に示す。座標測定装置には 検査される部品Wを支持するテーブル12に対してx、y、zの3つの方向に相 対的に移動可能なアーム10が設けられる。x、y、zのそれぞれの方向のアー ムの変位は、各々スケール14と読み込みヘッド(図示せず)を含む3つの対応 するエンコーダーによって測定される。それぞれのエンコーダーは漸増する出力 を発生し、その瞬時値がカウンター16に表示される。したがってx、y、zエ ンコーダーの各カウンター16は原点に対する可動アーム10の瞬時位置座標ま たはデータを表示すると考えることができる。x、y、z軸に沿う装置のアーム 移動はx、y、zサーボ(これらはx、y、zエンコーダーを含む)によって行 い、サーボは制御ユニット18によって制御される。制御ユニット18は、ユー ザーが装置に実行させようとする動作手順を前もってプログラムしたソフトウェ アにしたがって、あるいはオペレータが動かすジョイスティック(図示せず)の 瞬時制御動作に応じて、動作する。 可動アーム10には接触プローブ20が設けられ、その接触プローブ20には 自由端に球状検知端24を有する細長いスタイラス22が設けられる。接触プロ ーブ20は、ほぼ直角の回転軸D,E回りにプローブ20を回転することができ る関節式プローブ・ヘッド26を介してアーム10に取り付けられている。使用 に際して、制御ユニット18はx、y、z軸のサーボおよび必要に応じてプロー ブ・ヘッド26のDおよびE軸のサーボを制御して装置の可動アーム10を駆動 し、プローブ20の検知端24を測定すべき部品Wの表面Sに接触させる。 検知端24と表面Sが接触すると、信号がプローブ・インターフェイス・ユニ ット30に送られる。プローブ・インターフェイス・ユニット30はステップ 状の変化信号あるいはトリガー信号を制御ユニット18に送る。トリガー信号を 受け取ると、制御ユニットはx、y、zカウンターの値を記録し表面Sの位置を 得て、可動アーム10の動きを止める。 融通性を高めるために、各種検査作業に合った複数の異なるタイプの検査プロ ーブを含むプローブ交換マガジン40を設ける。一つのプローブを別のプローブ に取り替えるには、まず制御ユニットで、プローブ・ヘッド26に取り付けられ ているプローブ20がマガジン40のポート50の一つに一致する位置に来るよ うに可動アーム10を駆動し、そしてマガジン40内に設けられた駆動機構によ ってプローブ20をプローブ・ヘッド26から取外す。その後、アームは別のポ ート50に移動され、プローブ・ヘッド26に別のプローブを選び出し再びプロ ーブ交換マガジン40内の駆動機構によって新しいプローブをヘッドに装着する 。そのようなプローブ交換マガジンは例えばEP142373においても知られ ている。 さらに融通性を高めたものとして(図1においてプローブ・ヘッド26に載置 された)一つのタイプのプローブがある。これには電子保持モジュール60と、 それに取外し可能に磁力で取り付けられ、かつ、スタイラス交換マガジン80内 に支持された複数の代替のスタイラス・モジュールの一つと交換できるスタイラ ス・モジュール70とから成る。スタイラス・モジュールの交換はプローブの交 換と同様にして行なわれるが、大きな違いはx、y、zサーボによって駆動され る可動アーム10を使って電子保持モジュール60からスタイラス・モジュール 70を取付けあるいは取外す。スタイラス・モジュール70の取付け取外しにス タイラス交換マガジン80が役割を果たしていないという意味でスタイラス・モ ジュールの交換は“受動的”であると見なすことができる。このタイプのプロー ブおよびスタイラス・モジュールの自動的な“受動的”交換法は米国特許第5,50 5,005 号および第5,327,657 号にそれぞれ記載されている。 プローブの交換時およびスタイラスの交換時に、交換動作によってプローブ回 路に外乱が生じるが、これを防止しなければプローブ・インターフェイス・ユニ ット30によってトリガー信号が放出され装置のアームの動きが停止し、交換動 作が中断される。交換動作中におけるトリガー信号の抑制はマガジン40, 80に設けられた電子回路(図示せず)から送られる信号によって行なわれる。 交換動作中にインターフェイス30からのトリガー信号を抑制するために両方の マガジンに必要な回路を設けたこと、およびマガジン40内にプローブ交換用駆 動機構を設けたことにより、必然的にこれらのシステムの装置への設置が複雑に なりマガジン40,80のコストが大幅に増大する。 本発明は、単一のマガジンのみを使ってプローブとスタイラス・モジュールの 両方を柔軟に且つ受動的に交換でき、しかも通信または処理回路を必要としない 検査システムを提供する。開示された検査システムは多数の独立した独創的な特 徴を含む。その一例として互いに対して移動可能なアームとテーブルを有する座 標位置決定装置があり、以下のように構成されている。すなわち複数の収納ポー トを有する少なくとも一つのマガジンであって、前記複数の収納ポートの少なく とも一つが接触プローブを含み、この接触プローブが保持モジュールと前記保持 モジュールに分離可能に磁気的に係合可能なスタイラス・モジュールとから成り スタイラス・モジュールを交換させることができるように構成されたマガジンと 、 前記収納ポートの一つに収容された少なくとも一つのスタイラス・モジュール と、 前記装置の前記アームに接続された第一カップリング部材と、 前記少なくとも一つのプローブが取付けられた少なくとも一つの第二カップリ ング部材であって、前記第一カップリング部材と係合可能であり、前記第一と第 二カップリング部材がそれぞれ一つの強磁性要素を有し、この強磁性要素が互い に協働して前記第一と第二カップリング部材を係合させ、前記保持モジュールと スタイラス・モジュール間の吸引力よりも大きい磁気力で前記第一と第二カップ リング部材を係合状態に保持するように構成された第二カップリング部材とから 成り、 前記第一と第二カップリング部材の一つが、カップリング部材に対して移動可 能な分離部材と、一端において前記分離部材に回動可能に接続され、支点におい て前記カップリング部材に回動可能に接続された少なくとも一つのレバーとを有 し、前記分離部材と前記カップリング部材の相対運動が前記レバーの自由端の対 応する回動運動を生じさせ、それによって磁気吸引力に抗して前記第一と第二カ ップリング部材を分離させる、ことを特徴とする座標位置決定装置である。 スタイラス・モジュールまたはプローブの交換は装置の可動アームを動かすだ けでモジュールまたはカップリング部材を分離して受動的におこなうことができ る。モジュール間の磁気的吸引力は装置が克服できるほど十分に小さい。またカ ップリング部材間の比較的大きな吸引力はレバーの助けによって克服される。 一つの実施例において、分離部材は第二カップリング部材に接続され、このカ ップリング部材がマガジンに収納されると、マガジン内の収納ポートは分離部材 に係合する。交換作業中、可動アームと共に第二カップリング部材が収納ポート に対して移動すると第二カップリング部材と分離部材が相対的に移動しレバーを 回動させる。 プローブの一つの実施例において、表面が存在することは検出回路内の抵抗の 変化によって検出される。この回路はまたスタイラス・モジュールが保持モジュ ールから分離されたときにも開路する(例えばスタイラス・モジュールを交換す るとき)。 したがってスタイラス・モジュールが分離するとトリガー信号が発生し、すで に説明したように、装置のアームの動きが停止する。このため交換作業ができな くなる。本発明のさらに独立した特徴は座標位置決定装置に使用する接触プロー ブである。この接触プローブは、装置の可動アームに取付けることができる保持 モジュールと、位置測定すべき表面に接触する検知端部を自由端に有するスタイ ラスを取付けたスタイラス・ホルダーを含むスタイラス・モジュールとから成り 、スタイラス・モジュールは保持モジュールに分離可能に係合し、それによって スタイラス・モジュールを交換することができ、プローブはそれが表面を検知す ると抵抗が変化する電気回路を含み、この電気回路は保持モジュールからスタイ ラス・モジュールが分離したとき開路し、また保持モジュール内のスイッチ手段 が特定の外的影響に応じて前記電気回路を短絡させるように動作する。前記特定 の外的影響は代表的には(例えばマガジン内の磁石またはエレクトレットが形成 する)磁界または電界であってもよい。その場合、前記スイッチ手段はそのよ うな電界または磁界で動作するリード・スイッチでもよい。あるいは、前記影響 は保持モジュール内の一対の端子に係合する一対の短絡接点等の機械的装置であ ってもよい。後者の場合、短絡接点は交換作業中に保持モジュールとともに動く ことができるようにマガジンに取付けることもできる。 本発明の実施例を例示的におよび添付図面を参照しながら説明する。 図2は本発明の様々な特徴を有する検査システムの概略図である。 図3は本発明の一つの特徴による接触プローブの断面図である。 図4は図3のプローブの斜視図である。 図5Aと図5Bは図3と図4のプローブの回路の詳細である。 図6Aから図6Cは図3から図5のプローブ内のスタイラス・モジュールと電 子保持モジュールの交換動作を示すものである。 図7は本発明の特徴によるプローブ・カップリングの二つの部分の斜視図であ る。 図8は図7の詳細断面図である。 図9は図7のカップリングの動作を示すグラフである。 図10Aから図10Cは図7のプローブ・カップリングの交換動作を示す。 図11は本発明の特徴によるマガジンである。 図12は図11のマガジンの詳細である。 図13は図3と図4のプローブの変形例の斜視図である。 図14は図7のカップリングの変形例の斜視図である。 図2において、図1の要素と同一の要素には同じ参照番号を用いるが、座標位 置決定装置は可動アーム10とテーブル12を有し、それらのx、y、z方向の 相対変位はエンコーダー14によって測定されカウンター16上に表示される。 可動アーム10の動きは制御ユニット18によって特にカウンター16の値に基 づいて制御される。 モジュール型プローブ100は中間の関節式プローブ・ヘッド26によって可 動アーム10に取付けられている。このプローブ・ヘッド26はほぽ直交する軸 D,E回りにプローブ100の回転運動を与える。 図3と図4をさらに参照すると、プローブ100は、プローブ・ヘッド26に カップリング・アダプター200を介して取付けられた保持モジュール102と 、保持モジュール102に取外し可能に取付けられたスタイラス・モジュール1 04とを含む。保持モジュール102は固定構造を有している。この固定構造は 、円筒ハウジング106と、この円筒ハウジング106に固定接続され且つ保持 モジュール102の内部電気構造を支持する一対の保持インサート108,11 0とによって与えられる。保持モジュール102はコネクターとしてのネジを切 ったボス112を介してアダプター200に取付けられている。このボス112 はナイロン・ワッシャー114とOリング116を介してハウジング106とイ ンサート108の間に固定保持されている。スタイラス・モジュール104は上 下の本体118A,118Bからなる固定ケーシング118を有する。固定ケー シング118は、ケーシング118上に隣接して配置された三対のボール122 と可動スタイラス支持部材120から突出した3つのローラー124によって与 えられる運動学的(kinematic)位置において、可動スタイラス支持部材120を 支持している。可動スタイラス支持部材120はケーシングから突出し、その突 出端において、検査部品に接触する細長いスタイラス126を支持する。スタイ ラス126はその自由端に球状の検知端128を有する。スタイラス支持部材1 20はコイル圧縮ばね130によってケーシング118に対してその位置に軸方 向に付勢されている。スタイラス・モジュール104は一対の互いに協働する強 磁性要素140,142によって保持モジュール102に取外し可能に取付けら れている。この例において、強磁性要素(いずれかを例えば軟鉄に取り替えるこ とができる)は、保持モジュール102の固定構造のインサート110およびス タイラス・モジュール104のケーシング118上にそれぞれ配置される。スタ イラス・モジュール104が保持モジュール102に取付けられたとき、ケーシ ング118内の半径方向に延びる3つのV字型溝150と保持インサート110 に等間隔に設けられた3つの球体152との相互接触によって運動学的に位置づ けられる。 さらに図5を参照すると、それぞれのボール122は導電ばね162を介して 印刷配線基板160に電気的に接続され、ローラー124とボール122の接触 による電気的接触を有する直列電気検出回路を構成する。検出回路の出力端子 170はケーシング118の上面に設けられ、スリーブ172によって電気的に ケーシング118から絶縁されている。出力端子170は、保持インサート11 0内に支持されスリーブ192によってインサート110から絶縁され一対のば ねで付勢された電気接続ピン190を介して、同軸端子180,182に電気的 に接続される。同軸端子はネジを切られたコネクター112に組み込まれている 。ボール122とローラー124の接点を有する電気検出回路は、同軸接続端子 180,182、カップリング・アダプター200、プローブ・ヘッド26内の 回路、および座標測定装置自体(図示せず)内部の更なる回路を介してインター フェイス30に直接接続されている。使用に際して、装置の可動アームを駆動し てスタイラス126の検知端128を表面Sに接触させると、検知端128の接 触によりスタイラス支持部材120の位置が移動する。その結果、ボール122 とローラー124との接触点の少なくとも一つの電気抵抗が変化する。抵抗の変 化はインターフェイス30で検知されるが、抵抗が特定のしきい値に達すると、 インターフェイス30は制御ユニット18にトリガー信号を発し、制御ユニット 18はその時にカウンター16の出力を記録する。トリガー信号を受けると、制 御ユニット18はまた部品Wに対するアーム10の相対運動を停止させる。検知 端128が表面Sに接触した後でしかもアーム10の動きが停止される前の、ケ ーシング118に対するスタイラス支持部材120の動き(越動として知られて いる)は、スタイラス支持部材120がそれ自身の位置をケーシング118に対 して変位させる能力によって許容することができる。一旦アーム10が逆方向に 移動しはじめたなら、付勢ばね130はその運動学的位置にスタイラス支持部材 120を再度位置づける。 検査の過程においてスタイラス・モジュール104を交換することができるの で、様々な方向に向いた部品Wの各表面を、異なったスタイラス・モジュール1 04の異なった形状のスタイラス126を使って検査することができる。さらに 異なった形状のスタイラス126の質量は異なるので、それぞれのスタイラス・ モジュール104のばね力は当該スタイラス126の特定の形状に適応させるこ とができる。この目的のために、複数のスタイラス・モジュール104が複数の 収納ポート310を有するマガジン300に保持されている。 図6Aから図6Cを参照して、一つのスタイラス・モジュール104を別のス タイラス・モジュールに交換する方法を以下に説明する。可動アーム10を移動 させて空の収納ポート310に一致させた後に、可動アーム10を操作してプロ ーブ100を移動させスタイラス・モジュール104を空の収納ポート310に 収納させる。図6Bから分かるように、保持モジュール102が収納ポート31 0内に移動する際、保持モジュール102の円筒ハウジング106は上方に回動 する蓋316に圧接してポート310の内方突出部312(図11参照)を外部 に曝す。スタイラス・モジュール104が収納ポート310に収納されると、プ ローブ100が上方に移動し、スタイラス・モジュール104のケーシング11 8に設けたフランジ132が内方延長突出部312に当接する。(注意:内方延 長突出部312に設けた永久磁石はマガジン300の向きに関係なくスタイラス ・モジュール104を収納ポート310内に保持する。)スタイラス・モジュー ル104が収納された後も、可動アーム10は保持モジュール102を内方延長 突出部312から垂直上方に移動させ続け、保持モジュール102をスタイラス ・モジュール104から分離する(図6B参照)。この分離の後、アームは収納 ポート310から離れるので、蓋316はばね317によって回動して閉じ、V 字型溝150によって与えられる当接要素がほこり等の空気中の微粒子によって 汚染されるのを防ぐ。保持モジュール102を別のスタイラス・モジュール10 4と結合させるには上記の工程と逆の工程をとればよい。すなわち蓋316が回 動されてスタイラス・モジュール104が外部に曝された後、保持モジュール1 02が下方に移動しながらスタイラス・モジュール104に当接し、同時に装置 が下方移動するため、保持モジュール102は磁石の保持力に逆らって収納ポー ト310からスタイラス・モジュール104を取り出す。 保持モジュール102とスタイラス・モジュール104とが分離すると、ボー ル122とローラー124間の接点を組み込んだインターフェイス30からの電 気検出回路が開路する。通常の動作条件のもとでは検出回路の抵抗が特定のしき い値を超えたときインターフェイス30がトリガー信号を発するので、またこの トリガー信号によって制御ユニット18が可動アーム10の動きを止めるので、 もし可動アーム10をさらに別の収納ポート310に移動させて別のスタイラ ス・ジュール104に結合させるのであればアーム移動停止を防ぐための機構が 必要となる。さらに図3から図5を参照して説明する。電子保持モジュール10 2は4つのリード・スイッチ164を有し、これらのスイッチは互いに並列にば ねで付勢された接点190間に接続されている。図5Aを参照すると、各スイッ チ164には強磁性電気接点168が内部に延びている非強磁性ケーシング16 6が設けられる。接点168の外部両端はケーシング166の外部に突出して電 気的接続ができるようになっている。接点168の内側端168Aは比較的断面 が小さく比較的柔軟である。磁界がリード・スイッチ164の近くにもたらされ ると、磁束が接点を通過するので接点の柔軟端は接触して閉じた磁気回路を形成 する。したがって磁界が存在するときのみ電流が一つの接点168から他の接点 へ流れることができる。 収納ポート310の蓋316はそれぞれ前方の縁に一つまたは複数の永久磁石 318を組み込んでいる。保持モジュールがマガジン300から一定距離内にあ るときにマガジンの蓋316内に設けた永久磁石318からの磁界によって4つ のリード・スイッチ164の一つが閉路状態を保ち検出回路を短絡する。そこで 保持モジュールは、スタイラス・モジュール104がそれから分離したとき、イ ンターフェイス30からトリガー信号を発することなく一つの収納ポート310 と別のポートとの間を移動することができる。保持モジュール102がその軸回 りの方向に関係なくこのシステムの動作を容易にするために、このようなリード ・イッチ164が4つ設けられていることに留意されたい。 交換動作中に電気検出回路を短絡することを磁気リード・スイッチを含む回路 を例にとって説明したが、マガジン300の特徴によって作動可能な他のスイッ チを使用してもよい。例えば、交換操作時に、保持モジュール102または上部 コネクター202内の機械スイッチをラック上の突起または爪で作動してもよい 。 一つのスタイラス・モジュール104を自動的に交換するだけでなく、本発明 はまた一つのプローブ100全体を自動的に交換することができる。図7と図8 を参照するに、プローブ100をプローブ・ヘッド26に接続するカップリング ・アダプター200には、プローブ・ヘッド26に直接固定的に取付けられた 上部コネクター202によって与えられる第一カップリング部材と、プローブ1 00が直接または延長棒210を介して接続される下部コネクター204によっ て与えられる第二カップリング部材とが設けられる。下部コネクター204は、 下部コネクターの3つのV字型溝206を、適切に配置された上部コネクターの 3つのボール208に接触させることによって、上部コネクター202上に運動 学的に設置することができる。下部コネクター204は、上部コネクターの3つ の永久磁石212が下部コネクター204の強磁性体と協働して保持力を発生す ることによって、上部コネクター202に結合保持される。上部コネクター20 2と下部コネクター204との間に要求される保持力の大きさは、下部コネクタ ー204が延長棒210端においてプローブ100を支持することができ、しか もスタイラス・モジュール104の自動交換作業中に上部と下部コネクター20 2、204を分離するように作用する引張り力に容易に耐えることができるもの である。したがって上部と下部コネクター202,204間の保持力はスタイラ ス・モジュール104と保持モジュール102間の保持力よりも相当大きくなけ ればならない。保持力の大きさがこのように大きいので、交換作業中に装置が可 動アーム10を単に移動するだけでは上部および下部コネクター202,204 を分離させるほど大きな力を生じる可能性は低い。装置の可動アームを動かすこ とによって上部および下部コネクター202,204を分離できるようにするた めに、下部コネクター204には3つのレバー222を作動させる軸方向に移動 可能な分離リング220が設けられる。分離リング220を下方に動かすとレバ ー222の自由端222Aは上方に移動し上部コネクター202に圧接する。レ バー222の力学的補助により分離リング220に比較的小さい力を与えること によって、上部と下部コネクター202,204の初期分離が果たせる。上部と 下部コネクター202,204間の磁気吸引力は分離が大きくなるにつれて急に 減少するので、その後の分離は比較的容易に行なえる。 図8において、レバー222はネジ224によって下部コネクター204に保 持されているが、ネジの直径はレバー222がネジ224に保持された状態で下 部コネクター204に対して垂直に移動できるような大きさである。レバー22 2が回動接触する下部コネクター204の表面230は、上部と下部コネク ター202,204間の分離が増大する時に生じるコネクター間の磁気吸引力の 変動を補償するようにレバー222の力学的補助が変化するように形成されてい る。これによってコネクター202,204間の分離を増大させるために分離リ ング220に与えるべき力がレバー222の全回動運動にわたってほぼ一定とな る。さらに図9を参照すると、コネクター202,204を分離するのに必要な 線形力は一点鎖線240で示され、スタイラス・モジュール104を保持モジュ ール102から分離するのに必要な力は破線240で示される。この図から、コ ネクター202,204を分離するのに必要な最初の力は、スタイラス・モジュ ール104を保持モジュール102から引き離すのに必要な力の約6倍から7倍 であることが分かる。連続線244はコネクター202,204を分離するため に分離リング220に与えなければならない力を表しており、これがほぼ一定で あること、またスタイラス・モジュール104を保持モジュール102から分離 するのに必要な最初の力よりも約10%大きいことが分かる。レバー222の動 作範囲は、レバーが全動作範囲を回動したときコネクター202,204間の保 持力が一点鎖線240で与えられる線形磁気吸引力に等しくなるように設定され ていることが好ましい。 図10Aから図10Cを参照するに、プローブを交換する操作において、可動 アーム10を動作させて関節式プローブ・ヘッド26を、したがってアダプター 200も、収納ポート310に一致させる。前記と同様に、収納ポート310の 蓋316に設けられた永久磁石318は上部コネクター202に設けられたリー ド・スイッチ264を動作させるので、下部コネクター204の電気接続端子2 80,82が上部コネクター202のばね負荷ピン290,292から離れてプ ローブ100内のボール122とローラー124間の接点を組み込んだ電気検出 回路を開路するときに、インターフェイス30からトリガー信号が発生しない。 前に述べたように、収納ポート310内にアダプター200が入ると蓋316が 上方且つ後ろ側に傾いて収納ポート310の内方延長突出部312を外部に曝し 、この内方延長突出部312は分離リング220のフランジ228(図7参照) に係合する。これに続く可動アーム10の上方移動、したがってアダプター20 0の上方移動に伴って、収納ポート310の内方延長突出部312が分 離リング220のフランジ228に係合し、下部コネクター204は分離リング 220に対して上方に移動する。これは分離リング220がアダプター200に 対して下方に移動するのと同じである。分離リング220のこの移動によってレ バー222が回動し、したがって上部と下部コネクター202,204が互いに 分離される。そして装置が操作されて上部コネクター202が収納ポート310 から取り出され(そのとき蓋316は閉じる)別の収納ポート310に一致する までマガジン300に沿って移動される。先に述べたように、蓋316内に設け た永久磁石318はリード・スイッチ264を閉じたままの状態に保つので検出 回路は短絡したままとなり、装置は上部コネクターを一つの収納ポート310か ら別の収納ポートに移動させることができる。上部コネクターの向きは交換操作 の前に関節式プローブ・ヘッド26によって調整できるので、上部コネクターに は一つのリード・スイッチ264のみを設けてある。 図11と図12を参照して説明するに、マガジン300は、それぞれの収納ポ ート310が一対のスタイラス・モジュール104または(例えば延長棒210 によって)プローブ100を保持した単一の下部コネクター204のいずれかを 支持するように構成されている。これを可能とするために、マガジンは内方延長 突出部312が複数対設けられるように形成された強磁性体板320を含む。こ の内方延長突出部312はその上に下部コネクター204を磁気力で支持できる ように互いに離れている。一対のスタイラス・モジュール104を保持できる収 納ポート310を設けるために、適合インサート330が設置されている。これ は強磁性体板320の突出部に固定することができる。さらに、適合インサート 330は強磁性体板320に対して2つの方向のうちいずれかの方向に向けて配 置することにより、比較的小さい寸法の一対のスタイラス・モジュール104か あるいは一つの大きいスタイラス・モジュール(図示せず)を収容することがで きるようになっている。 本発明のさらに独立した特徴は、座標位置決定装置の動作領域内で複数の動作 モジュールを保持するための複数の収納ポートを有するマガジンである。そのう ちの少なくとも一つの収納ポートはインサート板を有し、このインサート板には 第一の方向に延びる一対の第一の顎と第一の方向とは反対の第二の方向に延びて より狭い間隔の二対の第二の顎が設けられる。各々のインサート板は取外し可能 にそれぞれの収納ポートに固定されており、それによって各収納ポートが一つの 比較的大きいモジュールまたは2つの比較的小さいモジュールを保持するために 使用できる。 モジュール型プローブの変形例を図13を参照して説明する。このプローブは 保持モジュール402と、スタイラス・モジュール404と、3つのボール45 2を有する。スタイラス・モジュール404は前記と同様に、保持モジュール4 02とスタイラス・モジュール404にそれぞれ設けられた一対の永久磁石44 0,442によって保持モジュール402に取外し可能に取付けてもよい。ボー ル452は保持モジュール402に設けられ、それぞれスタイラス・モジュール 404における半径方向に伸びた三対のV字型溝450によって与えられる収束 する表面に嵌合する。スタイラス・モジュール404は電気検出回路を含み、こ の検出回路の端子470は保持モジュール402内において軸方向に突出しばね で付勢された2つの接続ピン490に接触可能である。上記のモジュール型プロ ーブは図3から図5を参照して説明したプローブと機能的に同一である。 しかし、スタイラス・モジュールが(例えば装置の破壊によって)保持モジュ ール402に対して正しく位置付けられないでいずれの接続ピン490も端子4 70に接触していないにもかかわらず、インターフェイス30はプローブがまだ 正常動作していると考えられるような検出回路の抵抗を検出することがあり得る ことが分かった。このような事態は、スタイラス・モジュール404のケーシン グ418の上面500がばねで付勢された接続ピン490の一つに当接し同時に 保持モジュール・ハウジング406のリム406Aに接触する場合に発生する。 このハウジングは電気的接地として機能するので、検出回路の電流は接続ピン4 90の一つと(ハウジング406によって与えられる)接地との間を効果的に短 絡するので、インターフェイス30が検出する検出回路の抵抗はプローブの正常 動作中の抵抗と同じになる。この状態を避けるために、ハウジング406のリム 406Aを延長させ、さらに軸方向に突出した一対の位置決めピン510を設け る。位置決めピン510は保持モジュール・ハウジング406の開放端の保 持インサート410から延び、接続ピン490の端部を越えて突出する。位置決 めピンによって、スタイラス・モジュール・ケーシング418の上面500が接 続ピン490をハウジング406に短絡させることが防止される。これは位置決 めピンの存在によって上面500がもはや接続ピン490とハウジング・リム4 06Aとに同時に接触することがないからである。延長ハウジング・リム406 Aと位置決めピン510を収容するために、スタイラス・モジュール・ケーシン グ418の上面500には一対の軸方向に延びる凹部512が設けられ、またス タイラス・モジュールのケーシング418には首部514が設けられる。保持モ ジュール402とスタイラス・モジュール404が互いに接続されると、位置決 めピン510と首部514とが凹部512とハウジング406とにそれぞれ突入 するが、その際保持モジュール402におけるスタイラス・モジュール404の 位置が運動学的係合要素450,452のみによって決まるような間隙をもって 嵌合する。 本発明の更なる特徴は、座標位置決定装置の可動アームに使用する接触プロー ブであり、可動アームに取付けることができる保持モジュールと、保持モジュー ルに分離可能に係合できるスタイラス・モジュールとを有し、スタイラス・モジ ュールの交換を可能としたもので、前記保持モジュールは、 ほぼ円筒状のハウジングと、 前記ハウジングの一端から突出し、一対の同軸電気端子を有する電気コネクタ ーと、 前記ハウジングの軸回りにほぼ等間隔に、前記電気コネクターから離れた側の 前記ハウジングの開放端に配置された3つの運動学的係合要素と、 前記ハウジングの開放端に向けて軸方向に付勢され、それぞれが前記同軸端子 の一つに電気的に接続された一対の軸方向に突出した電気接触ピンと、 前記ハウジングの開放端に配置された一対の軸方向に突出した位置決めピンと から成り、 前記スタイラス・モジュールは、 スタイラスが突出する開口を一端に有するほぼ円筒状のケーシングと、 前記ケーシング内のスタイラス・ホルダーであって、少なくとも一つの着座要 素を有しその着座要素が対応する着座要素と嵌合して前記スタイラス・ホルダー をケーシング内に位置決めするように構成されたスタイラス・ホルダーと、前記 スタイラス・ホルダーに軸方向の付勢力を与えて着座要素を付勢して互いに嵌合 させる付勢手段と、 前記着座要素を組み込んだ電気回路であって、前記開口部から離れた側の前記 ケーシング端に配置され前記保持モジュールのばねで付勢された接点ピンに係合 可能な一対の軸方向に向いた出力端子を有する電気回路と、 前記開口部から離れた側の前記ケーシング端において軸回りにほぽ等間隔に配 置され、互いに係合して前記スタイラス・モジュールを保持モジュール上に位置 付けるさらに3つの運動学的係合要素と、 前記開口部から離れた側の前記ケーシング端に配置された一対の軸方向に延び る凹部であって、スタイラス・モジュールが保持モジュールに係合したときに保 持モジュールの位置決めピンを受け入れるように構成された凹部とから成り、ス タイラス・モジュールと保持モジュールが係合したとき、前記開口部から離れた 側の前記スタイラス・モジュール・ケーシング端は前記保持モジュール・ハウジ ングの開放端に突入する。 本発明の更なる特徴は接触プローブ用のスタイラス・モジュールであり、この スタイラス・モジュールは ケーシングと、 前記ケーシング内のスタイラス・ホルダーであって、スタイラス・ホルダーと ケーシングとがスライラス・ホルダーがケーシング内で着座する少なくとも一対 の互いに係合可能な要素を有するスタイラス・ホルダーと、 互いに係合可能な着座要素を付勢して係合させるべく前記スタイラス・ホルダ ーに軸方向の付勢力を与える付勢力印加手段と、 着座要素を分離させることになる前記スタイラス・ホルダーのたわみを検出し 、さらに前記ケーシングの上端に一対の出力端子を有する電気検出回路とから成 り、 前記ケーシングの上端はさらに 前記スタイラス・モジュールを磁気的に保持モジュールに保持させる強 磁性要素と、 前記保持モジュールの対応する要素とともに運動学的支持を与え、軸回 りにほぼ等間隔に配置される3つの運動学的係合要素と、 一対の軸方向に延びる凹部とを含む。 さらなる変形例においては、図13のプローブは単一のリード・スイッチのみ を有し、保持モジュール402のハウジング406がネジ山を有するコネクター に対して回転し、ラック内の磁石に隣接するようにリード・スイッチを整列させ ることができる。 図14は図7のプローブ・カップリングの変形例をしめす。このプローブ・カ ップリングは上部および下部カップリング部材602,604から成り、磁石6 12によって互いに係合するように付勢され、またボール608とV字型溝60 6によって運動学的位置を占めるように構成される。前記の場合と同様に、下部 カップリング部材604は3つのレバー622のそれぞれの一端に回動可能に接 続され軸方向移動可能な分離リング620を有する。これらのレバー622はボ ルト624によって下部カップリング部材604に回動可能に取付けられている 。このカップリングの実施例において、カップリング部材間の電気的接続は上部 カップリング部材602の軸方向に付勢された接続ピン690A,690Bと下 部カップリング部材604の端子680A,680Bとの係合によって行なわれ る。装置が破壊したとき下部カップリング部材604はずれて上部カップリング 部材602から離れるが、端子680Bは接続ピン690Aが端子680B内に 捕まるように形成されているので、カップリング部材602、604は互いに近 接状態に保たれ、下部カップリング部材604がプローブおよび/またはそれに 取付けられた延長棒とともに完全に離れて落下することが防止できる。 上記システムの様々な特徴によれば、プローブとスタイラス・モジュールを別 々におよび組み合せて受動的に取り替えることができるため、マガジン300と 装置のインターフェイス30との間の連絡の必要性がない。これによって従来の システムよりも著しく構造が単純化される。 本発明の様々な特徴は上記の特定の機能または特徴によって必ずしも実現する 必要はなく、上記の特徴または機能は同一または類似の機能を行なう他の特徴お よび同一または類似の効果をもたらす他の機能で代用することもできる。例えば 、前記検査システムの要素を位置決めすることは運動学的支持体によって行なっ たが、要求される作業に対して位置的に繰り返しするのに適した他の位置選定方 法を採用することもできる。これに関して、作業の繰り返し性という用語を使用 するとき、一対の係合要素間に設けた位置決め機構がユーザーの要求通りに機能 できるように係合要素を特定の形状に形成するという条件以外、精度については 何ら言及しておらずまた要求していないことを理解しなくてはならない。 本発明の上記の各種特徴は必ずしも上記の実施例に関連する特徴に限定される ものではない。本発明の多くの特徴はここで述べた本発明の他の実施例にも一般 に適用できるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘレン,グラハム,アンドリュー 英国 ビーエス17 5ティーイー サウス グロスターシャ ブリストル ノース イェイト マウント バトン クロース 56 (72)発明者 サリヴァン,ジョナサン,シェイマス 英国 ジーエル12 8エスエフ グロスタ ーシャ州 ワットン−アンダー−エッジ キングズウッド ブラムリー クロース 24 【要約の続き】 の分離リング(220)の下方相対移動によって動作す る3つのレバー(222)を有する。これらレバー(2 22)は、アームがカップリング部材(202,20 4)間の比較的大きな磁気吸引力を克服して移動できる ようにするために必要な機械的補助を与える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.座標位置決定装置の可動アームにプローブを接続するための分離可能なカッ プリング機構であって、 前記アームと前記プローブにそれぞれ接続可能な第一および第二のカップリン グ部材であって、それぞれ少なくとも1つの着座要素と、前記着座要素を互いに 係合させるように付勢する協働可能な少なくとも1つの強磁性要素とを有する第 一および第二のカップリング部材と、 前記カップリング部材の一つに移動可能に接続された分離部材と、 駆動端と自由端を有する少なくとも一つの長いレバーであって、その駆動端に おいて前記分離部材に回動可能に接続され、その両端間で前記一つのカップリン グ部材に回動可能に接続されているレバーとを含み、 前記第一と第二のカップリング部材が係合しているとき前記一つのカップリン グ部材に対して前記分離部材が移動することにより、前記レバーの自由端が協働 する強磁性要素の付勢力に逆らって前記カップリング部材を互いに離すように作 用することを特徴とするカップリング機構。 2.前記分離部材は、前記強磁性要素の付勢力によって規定される軸方向におい て前記第二カップリング部材に対して移動可能なリングであることを特徴とする 請求項1による機構。 3.前記少なくとも一つのレバーは前記第二カップリング部材の湾曲面上で回動 することにより、前記分離リングによって前記レバーに与えられる駆動モーメン トを変えることを特徴とする請求項1または2による機構。 4.3つのレバーを備え、それぞれのレバーは前記駆動端において前記分離部材 に、また前記両端の間において前記第二カップリング部材に回動可能に接続され ていることを特徴とする先行する請求項のいずれかの機構。 5.前記分離リングは外方に突出するフランジを有し、このフランジによって前 記第二カップリング部材がマガジンの収納ポートに保持されることを特徴とする 請求項2から4のいずれかの機構。 6.前記強磁性要素のそれぞれが永久磁石であることを特徴とする先行する請求 項のいずれかの機構。 7.前記第一カップリング部材が所定の外部影響によって作動可能なスイッチ手 段を含み、このスイッチ手段は前記第二カップリング部材に接続された一つのプ ローブを他のプローブに交換するときに検出回路を短絡させることを特徴とする 請求項5の機構。 8.前記所定の外部影響が磁界であることを特徴とする請求項7の機構。 9.互いに対して移動可能なアームとテーブルとを有する座標位置決定装置にお いて、 複数の収納ポートを有する少なくとも一つのマガジンであって、前記複数の収 納ポートの少なくとも一つが接触プローブを含み、この接触プローブが保持モジ ュールと前記保持モジュールに分離可能に磁気的に係合可能なスタイラス・モジ ュールとを備え、スタイラス・モジュールを交換させることができるように構成 されたマガジンと、 前記収納ポートの一つに収容された少なくとも一つのスタイラス・モジュール と、 前記装置の前記アームに接続された第一カップリング部材と、 前記少なくとも一つのプローブが取付けられた少なくとも一つの第二カップリ ング部材であって、前記第一カップリング部材と係合可能であり、前記第一と第 二カップリング部材がそれぞれ一つの強磁性要素を有し、この強磁性要素が互い に協働して前記第一および第二カップリング部材を係合させ、前記保持モジュー ルとスタイラス・モジュール間の吸引力よりも大きい磁気力で前記第一および第 二カップリング部材を係合状態に保持するように構成された第二カップリング部 材とを備え、 前記第一および第二カップリング部材の一つが、カップリング部材に対して移 動可能な分離部材と、一端において前記分離部材に回動可能に接続され、支点に おいて前記カップリング部材に回動可能に接続された少なくとも一つのレバーと を有し、前記分離部材と前記カップリング部材の相対運動が前記レバーの自由端 の対応する回動運動を生じさせ、それによって磁気吸引力に抗して前記第一およ び第二カップリング部材を分離させる、ことを特徴とする座標位置決定装置。
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