JPH11504837A - 相互作用遊戯建造物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 相互作用遊戯装置１００および相互作用遊戯方法が提供される。これにおいて複数の相互作用遊戯要素１３４，２５０，２８０が柔軟な発泡ボール１０４または他の適当な遊戯媒体を使用して各種の望まれる効果を生み出すために備えられる。相互作用遊戯装置１００は複数段階の支持構造体１０２を含み、その支持構造体の上に相互作用遊戯要素が配置される。これらの要素は遊戯者１０５が楽しく馴染み深い遊戯媒体を使用して所望の遊戯効果を生み出せるようにする。遊戯要素の幾つかは複数段階の遊戯要素であり、それらは遊戯媒体を第一の効果装置から受取ってさらに他の効果を生み出すようにする。各種の遊戯者によって作動されるコンベヤ１４０，１７０，１７２が遊戯建造物１００の至る所に備えられて、遊戯媒体をその供給源から各種の相互作用遊戯要素へ搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】 相互作用遊戯建造物 発明の背景 １．発明の分野 本発明は一般に子供の遊戯建造物に関わり、特に児童や年齢がさらに上の子供 および大人を安全に楽しませ、また育成するための相互作用（interactive）な 遊戯建造物に関する。 ２．関連技術の説明 若い家族の娯楽上の要望に適うように設計された営利の遊戯建造物が近年広ま ってきている。このような遊戯建造物は、それに比べればより伝統的な公園や遊 園地に代わって安全性や興奮を与えることができる。従来の営利の遊戯建造物は 水を使う（「ウエット」）遊戯、または水を使わない（「ドライ」）遊戯のいず れに対しても望まれる時に使用することができる。本発明は特に水を使わない屋 内および屋外のいずれにおいても使用できる相互作用遊戯建造物に関する。 典型的な水を使わない遊戯建造物は、怪我防止用の詰め物をした骨組と、様々 な遊戯の要素や場所を形成しているクッション付きの床面とを含んでいる。滑り 台、トンネル、網でできた橋、そして梯子が様々な遊戯の要素と遊戯の場所とを 結ぶのに使用されており、遊戯者は一つの遊戯の要素または場所から次の遊戯の 要素または場所へ移動できるようになっている。 一つのポピュラーな遊戯の要素はボール遊戯の場（ボール・ピット）である。 小さく、軽量で中空のプラスチック製ボールが予め定められた深さの閉じられた 囲い空間を満たしている。子供はその囲い空間に飛び込んで、一部分または完全 にボールの中に埋まる。子供はボールを空中へ、または互いに投げ合うこともで きる。他の典型的な遊戯の要素には、展望塔、ロープ・スウィング、柔軟な吊り 下げバッグ、そして回転する怪我防止の詰め物をしたドラムなどが含まれる。 従来の水を使用しない遊戯建造物の欠点は、それらが「受動的」なものである ということである。すなわち、それらは常時は静止しており、遊戯者が直接に加 えた力に対して反応するだけである。このような受動的な遊戯建造物は控えめな 娯楽であり、児童や年齢がさらに上の子供の想像力や創造力を刺激するような相 互作用遊戯で得られる創造的な刺激および興奮に欠けている。 発明の要約 本出願人の米国特許第５１９４０４８号および関連する意匠第Ｄ３３０５７９ 号が最初に「相互作用水遊戯」の概念を開示したのであり、この相互作用水遊戯 において遊戯者は多数のバルブのいずれか一つを操作して、一つ以上の関連した 水効果装置からの水噴射量を調整できるようになっている。遊戯者は各種のバル ブを調整して、各種の関連した水効果装置から流出する水量の変化を直ちに観察 することができる。 相互作用水遊戯は、馴染みのある遊戯媒体すなわち水を使用して原因−結果の 作用関係を子供が体験して学ぶことができるようにする。特に小さな子供はこの ような相互作用遊戯で得た楽しい学びの体験から恩恵を受けることができる。多 数の大規模な成功を収めた営利の水公園（ウォーター・パーク）は、今や本出願 人の米国特許第５１９４０４８号に開示した形式の相互作用水遊戯建造物を取り 入れている。このような営利の水公園にしばしば行く家族は、自身がその相互作 用遊戯によって与えられる貴重な娯楽および教育的な恩恵を発見している。多数 のこのような営利の水公園の入場券の販売は、新しい相互作用水遊戯建造物の導 入に応じて大きく変動している。 本発明は相互作用遊戯の概念を、非常に様々な刺激および娯楽を与える遊戯活 動（play activities）を可能にするような他の各種の楽しい興奮できる遊戯媒 体にまで拡げることによって、本出願人のこれまでの発明を拡張するものである 。このような相互作用遊戯建造物は広い範囲の応用面を有する。何故なら、それ らの建造物は水を収容し、ろ過し再循環させる能力を備えている水をテーマにし た公園や他の類似の遊戯場に限られないからである。さらに、各種の「ドライ」 （すなわち水を使わない）遊戯媒体の使用は、ばね、カム、プーリー、歯車など の各種の楽しい興奮させる機構を組み入れた遊戯活動の可能性を与えるのであり 、それらの機構の全ては楽しいと同時に育成もする相互作用遊戯体験を与えるの に使用できる。 一つの実施例において、本発明は発泡材で作られたボールその他の物品などの 各種の遊戯媒体が遊戯者の制御する各種作動装置に応答して遊戯建造物内の或る 場所から他の場所へ発射、加速、または移動されるような相互作用遊戯建造物を 提供する。 他の実施例において、本発明は複数段階（multiple-order）の相互作用遊戯を 容易に行えるようにする遊戯建造物を提供する。第一の相互作用遊戯要素が備え られ、この要素は対応する遊戯者の操作する作動装置に応答して所望された第一 の効果を発生する。第二の相互作用遊戯要素は第一の効果に基づいて遊戯媒体を 受取り、さらに所望される第二の効果を発生する。各種の相互作用遊戯要素を制 御することで遊戯者個人またはそのグループは複数段階の遊戯効果を生じる様々 な原因−結果の作用関係を観察し、体験することができる。 他の実施例において、本発明は互いに離れた場所にいる遊戯者の間の相互作用 遊戯を容易に行えるようにする相互作用遊戯建造物を提供する。推進装置が遊戯 建造物の第一の場所に取付けられ、その装置の遊戯媒体はこの建造物の第二の場 所に位置する入口へ送られ、またその装置の作動装置はさらに第三の場所に配置 される。第二の場所から得た遊戯媒体は第一の場所の装置へ送られ、第三の場所 にいる遊戯者はその装置を作動させて遊戯媒体を標的すなわち思ってもいない遊 戯者たちに発射する。 他の実施例において、本発明は遊戯媒体を捕集するための巨大なバケットすな わち容器を含む興奮させる遊戯効果装置を提供する。この容器は釣合わされて安 定状態とされ、その容量レベルが予め定められたレベル値に達したときに周期的 に溢れ出す。これは遊戯者を驚かせ、楽しませ、笑わせるための劇的な視覚効果 および触覚効果を創り出す。 他の実施例において、本発明は一人以上の遊戯者によって操作されて遊戯媒体 を支持フレーム上の或る一つの場所から他の場所へ向けて移動させることのでき る相互作用コンベヤ装置を提供する。第一の場所は一つ以上の相互作用遊戯要素 、すなわち装置の発射物捕集場所（discharge collection area）とされ、第二 の場所はその同じまたは他の遊戯要素のための供給場所とされる。遊戯媒体は遊 戯者の労力によって各種装置で再使用するように再循環されることができる。 本発明のこれらの、および他の特徴は、当業者には添付図面を参照した好まし い実施例の以下の詳細な説明から容易に明白となろう。本発明は開示する特定の 好ましい実施例のいずれにも限定されるものではない。 図面の簡単な説明 図１は、本発明の特徴を有する相互作用遊戯建造物の一つの好ましい実施例の 斜視図である。 図２は、本発明の特徴を有する相互作用遊戯建造物の他の好ましい実施例の斜 視図である。 図３は、図１の相互作用遊戯建造物の概略平面図である。 図４は、図１の相互作用遊戯建造物のバケットの落下する遊戯場所の詳細平面 図である。 図５〜図７は、本発明の特徴を有するばね付勢式カタパルト加速装置のそれぞ れ斜視図、側立面図および前立面図である。 図８は、本発明の特徴を有するばね付勢式カタパルト加速装置の代替実施例の 側立面図である。 図９および図１０は、本発明の特徴を有する釣合い錘式のカタパルト加速装置 のそれぞれ側立面図および斜視図である。 図１１は、本発明の特徴を有する釣合い錘式カタパルト加速装置の代替実施例 の側立面図である。 図１２および図１３は、本発明の特徴を有する石弓（crossbow）式加速装置の それぞれ頂平面図および側立面図である。 図１４Ａおよび図１４Ｂは、本発明の特徴を有するフライホイール式加速装置 のそれぞれ頂平面図および側立面図である。 図１５は、複数の遊戯者による一つの可能な作動モードを示す図１４Ａおよび 図１４Ｂのフライホイール式加速装置の斜視図である。 図１６および図１７は、本発明の特徴を有するフライホイール式加速装置のそ れぞれ頂平面図および側立面図である。 図１８〜図２０は、本発明の特徴を有するばね付勢プランジャー式加速装置の それぞれ斜視図、側立面図および後立面図である。 図２１は、本発明の特徴を有する大砲式加速装置の斜視図である。 図２２は、本発明の特徴を有するポンプ鉄砲式加速装置の斜視図である。 図２３は、本発明の特徴を有するポンプ鉄砲式加速装置の代替実施例の斜視図 である。 図２４は、本発明の特徴を有するポンプ鉄砲式加速装置の他の代替実施例の斜 視図である。 図２５および図２６は、本発明の特徴を有する２シリンダ型ポンプ鉄砲式加速 装置のそれぞれ頂平面図および側立面図である。 図２７Ａは、本発明の特徴を有するソレノイド作動式加速装置の斜視図である 。 図２７Ｂは、本発明の特徴を有するソレノイド作動式加速装置の代替実施例の 斜視図である。 図２８は、本発明の特徴を有する相互作用標的の斜視図である。 図２９および図３０は、本発明の特徴を有する水平チューブコンベヤのそれぞ れ前立面図および右側立面図である。 図３１は、複数の遊戯者による一つの可能な作動モードを示す図２９および図 ３０のチューブコンベヤの斜視図である。 図３２および図３３は、本発明の特徴を有するパドルホイールコンベヤのそれ ぞれ前立面図および右側立面図である。 図３４は、本発明の特徴を有するプランジャーコンベヤの側立面図である。 図３５は、本発明の特徴を有する垂直チューブコンベヤの前立面図である。 図３６および図３７は、本発明の特徴を有する垂直ベルトコンベヤのそれぞれ 前立面図および左側立面図である。 図３８および図３９は、本発明の特徴を有するフライホイールコンベヤのそれ ぞれ前立面図および右側立面図である。 図４０は、本発明の特徴を有するアルキメデススクリューコンベヤの側立面図 である。 図４１は、中世風の城をテーマとした本発明の特徴を有する相互作用遊戯建造 物の他の実施例の斜視図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図１および図２は本発明の特徴および利点を有する相互作用遊戯建造物１００ の好ましい一つの実施例を示している。図示されたこの特定の相互作用遊戯建造 物は、未来都市をテーマにして馴染み深い楽しい遊戯媒体をなす数千個もの柔軟 な発泡ボールを備えている。勿論、当業者には本発明が広い範囲で可能な他の実 施例により、また馴染み深い楽しい遊戯媒体のあらゆる組合わせを使用した興奮 させる遊戯テーマのもとに、実現できることが容易に認識されよう。例えば、中 世風の城、失われた神殿（lost temple）、兵隊の砦または消防署は、本明細書 で教示するような特徴および利点を有する相互作用遊戯建造物としてそれぞれ興 奮させるテーマを与えることができる。相互作用遊戯媒体には、限定するわけで はないがテニスボール、ゴムボール、ビーチボール、バルーンボール、フリスビ ー、発泡製ダーツ／矢、雪、土、ウォーターバルーン、どろどろしたもの、なら びに当業者には周知の様々な楽しく興奮させる他の遊戯媒体が含まれる。 以下の表は図１〜図４に示される本発明の要素を説明する便宜として与えられ る。 支持骨組 図１〜図４に示すように、遊戯建造物１００は数ある材料のなかのいずれかの 材料を使用し、当業者に周知の建造技術によって構成された多段構造体を基本的 に含んでなる。この遊戯建造物１００は望まれる時に屋外および屋内での使用に 適している。この遊戯建造物１００は、柱、パイロン、梁、連結具などを含む複 数の相互に連結される支持部材１２６で形成された支持骨組１０２を含んでいる のが好ましい。支持部材１２６は、多数の遊戯者１０５を安全に支えるために十 分な強度および耐久性を有する適当な材料のあらゆる組合わせによって形成する ことができる。例えば、プラスチックまたはポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）パイプ、 鋼製パイプ、Ｉ形梁または溝形梁、強化コンクリート梁／柱などの全てが支持骨 組１０２を形成するのに使用できる。 多数のモジュール化されたプラットホーム１１８は、各種の遊戯場所を定める 地面位置１１６に対して各種の望まれる高さ位置にて隣接するパイロンまたは柱 の間に支持されるのが好ましい。図３に最もよく示されるように、このプラット ホームは同じ形状寸法とされ、モジュールとして図示したように組立てることの できることが好ましい。モジュール化した建造物を提供するために、１．２ｍ× １．２ｍ（４フィート×４フィート）の正方形のプラットホーム１１８ａと、 １．２ｍ×２．４ｍ（４フィート×８フィート）の長方形のプラットホーム１１ ８ｂとの組合わせが図１〜図４の好ましい実施例に使用されている。これに代え て、限定するわけではないが三角形、五角形、六角形及び／又は台形を含む多数 の他の適当なモジュールまたは非モジュールとされた形状寸法のいずれかが使用 されることは予想できる。本明細書で教示するようにモジュール化した構造は、 各種の遊戯建造物を標準化した支持部材１２６およびプラットホーム１１８の集 合体で形成できるようにするので有利であり、支持部材１２６およびプラットホ ーム１１８は実質的にあらゆる望みの形状、寸法または高さの遊戯建造物を創り 出すように現場で相互に連結することができる。 隣接のプラットホーム１１８は図示したように高さ位置を食い違いにされて、 遊戯者１０５が一つのプラットホームから次のプラットホームへ登ることができ るようになされるのが好ましい。階段１２０、よじ登り網１０８、腹這いトンネ ル１１２、または揺動橋１２２及び／又は滑り台１１０もまた各種高さ位置のプ ラットホーム１１０および遊戯場所へ容易に行けるようにするために備えられて いる。遊戯建造物１００の高いレベル位置のプラットホーム１１８から始まる滑 り台１１０は遊戯者１０５を素早く低いレベル位置へ下ろすことができる。オプ ションとして、興奮度を高め、滑り台１１０を出るときに遊戯者１０５が負傷す るのを防止するために、図示したように一つ以上の遊戯建造物１００がボール・ ピット１１１で終端されることができる。 視覚によるアピールを得るために、また安全性を高めるために、オプションと して装飾パネル、レール１３２及び／又は屋根部材１３０を望まれる時に備えて 遊戯者１０５を陽光（屋外の遊戯建造物の場合）から遮蔽するようにして、それ らの遊戯者１０５が遊戯建造物１００から落下するのを防止したり、遊戯建造物 １００に望まれた特定のテーマを補完するようにすることができる。例えば、図 １および図２に示された実施例においては、各種の屋根部材１３０およびレール １３２が安全性を高め、未来都市のテーマを補完するために備えられている。装 飾パネルは木材、繊維ガラスまたは他の強化繊維、ポリ塩化ビニル、アルミニウ ム、鋼または各種の他の適当材料で望まれる時に形成することができる。遊戯建 造物１００が屋外で使用される場合には、耐食性材料が好ましい。勿論、当業者 には、安全性を高め、及び／又は特定の望まれる遊戯テーマを伝えるために、各 種の他の装飾用またはテーマを表す部材が遊戯建造物１００の全体設計に組み入 れられることは容易に認識されよう。 多数の導管１２４が支持骨組１０２を通して備えられ、遊戯媒体を遊戯建造物 １００の各種の遊戯場所へ、またその遊戯場所から搬送するようになされている 。導管１２４はプラスチックまたはポリ塩化ビニル製のパイプをこの分野で周知 の購入可能な取付具を使用して互いに連結して形成できる。導管１２４はまた他 の各種の適当材料、例えば鋼製パイプ、セラミック／陶器製パイプで形成するこ ともでき、あるいは導管１２４を開いた溝及び／又は通路のように望まれる時に 形成することができる。内径が約５．４〜１６．５ｃｍ（２ 1/8〜６ 1/2インチ ）、好ましくは約７．６〜１０．２ｃｍ（３〜４インチ）の無色透明または着色 透明プラスチックパイプが美観をアピールするとともに興奮度を高めるので好ま しい。この代わりに、各種寸法形状のボールまたは他の遊戯媒体１０４を受入れ るように大径または小径の導管１２４、または異なる色または形状の導管１２４ を望まれる時に使用できる。図示した特定の実施例においては、捩った可撓ホー ス導管１２８を遊戯建造物１００の至る所の様々な選定された位置に使用して、 遊戯建造物１００の未来に係わるテーマの補完、および各種の相互作用遊戯場所 の間でのボールまたは他の遊戯媒体１０４の移送を行うようにすることができる 。遊戯媒体１０４は圧縮空気または他の適当手段を望まれる時に使用して移送す ることができる。遊戯者が操作する各種のコンベヤは、以下に詳細に説明するよ うに、ボールまたは他の遊戯媒体１０４を遊戯建造物１００の或る場所から他の 場所へ循環させるのにも使用できる。 特定の好ましい建造物を説明してきたが、当業者には本明細書に教示したよう な本発明の恩恵および利点を楽しむなかで、各種の他の可能な骨組設計および建 造技術が相互作用遊戯建造物１００のための支持骨組１０２を造るのに使用でき ることは容易に明白となろう。例えば、支持骨組１０２は実質的に全体を型形成 すなわち成形されたコンクリート、繊維ガラスまたはプラスチックで望まれる時 に構成されることができる。これに代えて、支持骨組は全体的または部分的に導 管１２４で構成され、これらの導管が遊戯建造物１００の至る所にある各種場所 への、またそれらの場所からの遊戯媒体の搬送も行うようにすることができる。相互作用遊戯媒体 図１および図２に示した特定の好ましい実施例は数千個もの柔軟な発泡ボール を相互作用遊戯媒体１０４として使用する。これらは所望する効果を創作するよ うに各種の相互作用遊戯部材を使用する遊戯者によって操作される。一般に「ネ ルフ」（商標）ボールとして知られている柔軟な発泡ボールが特に好ましい。こ れらの馴染み深いボールは、その手触りおよび軽量に加えて、手遊びして喜ぶ幼 い子供にとって魅力的であるので好ましい。ボールは望まれる時に直径が約２． ５〜３０．５ｃｍ（１〜１２インチ）またはそれ以上とされ、約６．４ｃｍ（２ 1/2インチ）とされるのが好ましい。ボールは幼い子供が飲み込んで喉を詰まら せる危険性を与えるほど小さくない。大部分のボールは同じ寸法とされるか、ま たは望まれる時にボール寸法を混在させることができる。以下に説明するように 、僅かな数の遊戯の要素が約３０．５ｃｍ（１２インチ）もの比較的大きい直径 のボールを使用する。或る遊戯の要素は或る寸法のボールだけを使用し、導管１ ２４に備えた選別中継器（図示せず）が或る種の寸法のボールだけを或る種の遊 戯場所へ循環させるようにする。ボールの各種の色が視覚でアピールするように 使用される。オプションとして、ボール寸法及び／又は種類は望まれる時に色コ ード分けされて、特定の遊戯要素または或る遊戯場所に使用されることを示すよ うにされ、及び／又はそれが取出されたときに適正な遊戯場所へ容易に戻せるよ うになされる。 他の適当な遊戯媒体１０４には、限定するわけではないが発泡ボール、プラス チックボールまたはゴムボール、および立方体、プレート、ディスク、チューブ 、円錐体、ゴムまたは発泡弾丸／矢のような同様の成形物品が含まれ、本発明は いずれの好ましい特定媒体に限定されるものではない。例えば、フリスビー（商 標）のようなフライングディスクを遊戯建造物１００の或る場所から投げ飛ばす 一方、他の遊戯者が発泡ボールまたは吸着カップの付いた矢でそのディスクを射 るようにすることができる。どろどろした材料、雪、土、水鉄砲及び／又は水バ ルーンのような濡れ状態または半濡れ状態の媒体も望まれる時に遊戯者を冷やし たり楽しませるために使用できる。環境によって発泡ボールのような或る種の遊 戯媒体 が早期に破壊したり、その品質が劣化するような屋外の遊戯建造物の場合には、 耐久性のあるプラスチックまたはゴム媒体が好まれる。相互作用遊戯要素 図１〜図４に示されるように各種の相互作用遊戯要素が遊戯建造物１００の中 、上及び／又は周囲に配置されて、遊戯者１０５が所望の効果を創作できるよう にする。これには遊戯者を喜ばせ、楽しませるために、及び／又は各種の望まれ る視覚、聴覚または触覚による効果を生むように、発射加速装置、大砲、相互作 用標的、噴水、間欠泉、選別中継器などが含まれる。 幾つかの相互作用遊戯要素は瞬間的な効果を有する一方、他は遅延された効果 を有する。幾つかの遊戯要素は局所的な効果を生む一方、他は遠隔の効果を生む 。各々の遊戯者１０５か、ときには一緒に活動する遊戯者のグループは、各種の 遊戯要素およびそれと組合う作動装置を実験して、所望の効果を生み出す手順で の作動を見出すようにしなければならない。一度或るグループが見出したならば 、彼らは引き起こされる遊戯の効果を利用して他の遊戯者を驚かせ、また楽しま せることができる。さらに他の遊戯者はその動きを観察して、次のグループに対 して形勢を一変させるために同様に見出すように努める。特定の遊戯要素で遊戯 を繰り返すことで遊戯者は、所望の効果を正確に生むことの習熟度を高め、また そのような効果の大きさおよび範囲を増大させることができる。オプションとし て、遊戯者は各種の遊戯要素を使用して互いに競争して、どの遊戯者またはその グループが大きい、長い、より正確な、またはより壮大な効果を生み出したかを 知ることができる。 図１の最左前景から始まって、間欠泉１３８とされた相互作用遊戯要素が示さ れている。この間欠泉１３８はボールまたは他の遊戯媒体１０４の流れを空中に 噴射して、遊戯建造物１００の周囲及び／又は周囲の遊戯者１０５の頭上に飛散 させる。地下導管（図示せず）が地面位置１１６の下側から間欠泉１３８に対す る遊戯媒体１０４の給送のために使用される。遊戯媒体１０４は望まれる時に連 続的または時間間隔をおいて間欠的に、または遊戯者による直接または間接的な 動きによって噴射させることができる。 ボールまたは他の遊戯媒体１０４を捕集するために凹形の容器１６６が間欠泉 １３８を取囲んでいることが好ましい。例えば遊戯媒体１０４は地面位置１１６ の下側のため容器（図示せず）に集合されて保持される。これは周期的に圧力を 加えられ、解放バルブが開かれることで遊戯媒体が圧力によって上方へ向かって 発射されるようになされ得る。代替実施例では、対応するシリンダ内に位置する 一連のピストンが遊戯媒体１０４を発射させるのに使用される。再び説明するが 、ピストンは望まれる時に時間制御または順々に制御されることができる。 可撓性の消火ホース１７０およびノズル１３６が他の可能な相互作用遊戯要素 を形成しており、これは遊戯者１０５が各種の遊戯媒体１０４を空中または他の 遊戯者１０５へ向けて選択的に噴出するように操作できる。球形の透明であるの が好ましいプラスチック製の中継器１７２が圧縮タンク１６８へ遊戯媒体１０４ を選択的に給送する捕集器及び／又は選別器として作用する。このタンクはさら に、圧力の作用によって遊戯媒体１０４を可撓ホース１７０およびノズル１３６ へ与える。様々な色のボール及び／又は他の遊戯媒体１０４が中継器１７２の内 部で跳ねまわり、ノズル１３６から噴出されるときに劇的な視覚による効果が生 み出される。中継器１７２は、遊戯媒体１０４を各種導管１２４，１２８に沿っ て、または他の遊戯要素またはコンベヤへ向けて望まれる時に移送するために、 その捕集及び／又は選別のために使用される。 アルキメデスブラスター１７８（図１の最右前景）はさらに他の可能な相互作 用遊戯要素を与えるのであり、遊戯者１０５は選択的にこれを作動させてボール または他の遊戯媒体１０４を垂直シリンダ１８０に沿って上方へ運び、そのチュ ーブのノズル１８２から噴出させるようにすることができる。ボールまたは他の 遊戯媒体１０４は螺旋路に沿ってノズル１８２へ向かって上方へ流れる圧縮空気 のような適当な手段によりアルキメデスブラスター１７８を通して上方へ押し上 げられる。望まれるならばアルキメデスブラスター１７８は遊戯建造物１００の より高いレベル位置にいる遊戯者が各種のバルブ、ゲートなどを操作してアルキ メデスブラスター１７８の中の遊戯媒体１０４の幾つかまたは全てをサイフォン で吸い取ることができるように構成されることができる。ノズル１８２は回転可 能にされて、遊戯者１０５が望まれる時に各種の標的、他の遊戯者１０５または 巨大バスケット１５０，１５２にノズル１８２を向けることができるようになさ れている。この代わりに、ノズル１８２は予め定めた速度で回転するように事前 にプログラムしておくか、遊戯者１０５が電気機械的に遠隔制御できるようにす ることができる。 複数段階の効果すなわち遅延する効果は、遊戯者１０５にさらなる挑戦意欲お よび興奮度を与える。例えば、各種の発射加速装置が備えられて、遊戯者１０５ がバスケットすなわち捕集容器からボールまたはその他の遊戯媒体１０４を加速 して標的または他の思ってもいない遊戯者に当てることができる。しかしながら 、加速装置を作動させる前に、対応するバスケットすなわち捕集容器に特定され る寸法形状のボールまたはその他の遊戯媒体１０４を充填することで、必要な「 弾丸」を準備することがまず必要となる。これは、例えばバケット内の遊戯媒体 を集めるか、またはコンベヤのような隣接した遊戯要素を作動させて捕集容器を 満たすようにして行われる。この代わりに、他の遊戯者はバケット群を編成する か、ロープおよびプーリー装置を使用してボールまたはその他の遊戯媒体１０４ を下方の捕集容器から運んで弾丸バスケットに充填し、対応する加速装置または 他の遊戯要素に供給するようにすることができる。 幾つかの遊戯要素は他の少なくとも一つの遊戯要素によるそれらの遊戯要素に 対するボールまたはその他の遊戯媒体１０４の供給に基づいて「第二段階」の効 果を与える。さらに他の遊戯要素は「第三段階」の効果を与えることができ、こ れにおいてそれらの遊戯要素の作動は同時または順次に作動された二つ以上の他 の遊戯要素に基づいて作動される。高次の効果、及び／又は高次の効果の組合わ せ、及び／又は遅延される効果は望まれる時に遊戯者を喜ばせ、楽しませるのに 使用される。当業者には本発明によって生み出され得る多数の各種の、およびそ の組合わされた複数段階の効果すなわち遅延された効果が実際に限りないもので あることが認識されよう。 他の相互作用遊戯要素には、例えば限定するわけではないが、遊戯者の上にボ ールまたはその他の遊戯媒体１０４を落下させるための引張りチェーンで作動さ れる頭上保持容器、標的または他の遊戯者の上にボールまたはその他の遊戯媒体 １０４を転がり落とすトレーまたは通路、下方の捕集容器からボールまたはその 他の遊戯媒体１０４を上方の容器へ持ち上げて他の遊戯要素へ供給するようにす るバケットコンベヤ、および各種の相互作用、すなわち発射物によって作動され る標的が含まれる。巨大な撒き散らしバケット 図１〜図４に示される特に好ましい実施例において、一対の巨大な傾倒するバ ケットすなわちバスケット１５０，１５２が図示したように遊戯建造物１００の 頂部で釣り合わされている。この巨大な傾倒バスケット１５０，１５２は数千個 ものボールまたはその他の遊戯媒体１０４を下方にいる遊戯者１０５の上に定期 的に撒き散らして、劇的な視覚および触覚による効果を生み出す。各バスケット １５０，１５２は高さが約７．６〜３０．５ｍ（２５〜１００フィート）である のが好ましく、約９．１ｍ（３０フィート）であるのがさらに好ましい。各バス ケットは図示したように遊戯建造物１００の頂部に回動可能に取付けられ、傾倒 することで積載している数千個ものボールまたはその他の遊戯媒体１０４を下方 にいる遊戯者１０５の上に定期的に撒き散らす。一方または両方の巨大なバスケ ット１５０，１５２は遅延された効果として作用し、これにより遊戯者１０５は 協働または競争して巨大バスケットを充填したり空にして、それらの撒き散らし を誘導したり防止する。再び述べるが、複数段階の効果すなわち遅延された効果 は実際に限りがない。 各巨大なバスケット１５０，１５２は空のとき、または全容量未満の充填量の ときに安定状態となるように回動可能に取付けられる。この安定状態においては 、各バスケット１５０，１５２の回動軸は各バスケット１５０，１５２およびそ れらのバスケット内部に収容されているボールまたはその他の遊戯媒体１０４の 組合った重力中心の上方に位置されている。しかしながら各バスケット内部のレ ベルが或る予め定められた位置に達すると、バスケットおよびその内容物の組合 わされた重力中心は回動軸より上方位置となる。これにより各バスケット１５０ ，１５２は不安定となり、最終的に傾倒することになる。安定状態および傾倒方 向は、各バスケットを選択的に重量調整して望まれる時に僅かながら前後に偏倚 させることで制御できる。このかわりに、各バスケットは特に望まれる方向へ偏 倚するように僅かに軸を外して取付けることができる。 異なる寸法の遊戯建造物に受入れられるように、また特定の遊戯テーマを与え るために、各バスケット１５０，１５２の特定形状を望まれる時に変化させるこ とができる。バスケットの寸法および容量も、本明細書で教示するような恩恵お よび利点を得ることのできる様々に望まれる効果を達成するために、望まれる時 に変化させることができる。直径で約６．４〜１０．２ｃｍ（２1/2 〜４インチ ）の約５００〜５０００個もの発泡ボールの容量を有するバスケット１５０，１ ５２がほとんど全ての適用例に対して適当であるに違いない。 図１および図３に示されるように、バスケット１５０，１５２はパイプまたは 噴出口１５４（左側）またはアルキメデススクリュー１６０（右側）で供給され たボールまたはその他の遊戯媒体１０４を充填されることができ、所望の効果に 応じて、この遊戯媒体１０４の流れが受動的な連続、受動的な間欠、または一部 または全体的に能動（すなわち遊戯者によって制御される）とされることができ る。受動的な連続の流れでは、バスケットは実際に規則的間隔のもとに充満され 、撒き散らされる。この代わりに、遊戯媒体１０４によるバスケットの充満が間 欠的または不規則に行われ、巨大なバスケット１５０，１５２のまき散らしが予 測できない間隔にて行われるようにできる。 オプションとして、バスケット１５０，１５２はクレーン１５８に取付けられ た巨大なスコップ１５６を使用して充満され、または空にされることができる。 クレーン１５８は一人以上の遊戯者１０５によって選択的に制御され、スコップ １５６をため４３０（図４）の上方または遊戯媒体１０４の他の供給源の上へ位 置決めする。スコップ１５６はボールまたはその他の遊戯媒体１０４の載荷量を 取り上げるように操作され、それらの媒体をいずれかのバスケット１５０，１５ ２に給送する。このような作動を可能にするために、スコップ１５６およびクレ ーン１５８は当業者に周知のようなモーターおよび制御装置を使用して横方向お よび垂直方向に移動可であることが好ましい。この代わりに、一つまたはそれ以 上のロープおよびプーリー式バケットリフト１４２（図４）が使用されてバスケ ット１５０，１５２の一方または両方に対する補充または空にする助けをする。 バスケットが傾倒すると、バスケット１５０，１５２に収容されているボール またはその他の遊戯媒体１０４は図１に示すように偏向シールド１６２の上に落 下されるのが好ましい。これにより遊戯媒体１０４は跳ね返って広く飛散して、 視覚および聴覚による劇的効果を生み出す。偏向シールド１６２の存在は遊戯者 １０５に当たる遊戯媒体１０４の直接的な衝撃も緩和する。偏向シールド１６２ の寸法形状、配向角度およびその偏向シールドを構成するのに使用されるその材 料は、所望される特定効果を生み出すために変更することができる。金属板材に よる雨よけ屋根がほとんど全ての適用例に適当な結果をもたらすことが見出され ている。 一つ以上の任意な開口１６４が図示したように偏向シールド１６２に備えられ て、撒き散らされた遊戯媒体１０４の少なくとも一部分がこの開口直下のプラッ トホームにたたずむ遊戯者１０５に直接に当たるようにすることができる。この ような開口１６４は固定寸法とされるか、この分野で周知のスライド扉または同 様装置により調整可能にされることができる。開口１６４は十分に大きな寸法形 状にされて、かなりの量の遊戯媒体１０４が侵入して遊戯建造物１００の周囲を 跳ねまわるようにすることが好ましいが、遊戯者１０５に危害を加えるほど大き くてはいけない。約０．１８６〜０．７４３平方メートル（２〜８平方フィート ）の開口面積を有する一つの丸い開口１６４がほとんど全ての適用例に対して適 当な妥協を与える。勿論、他の各種の寸法形状を有するこれより大きいか、また は小さい開口も望まれる時に使用できる。それらの物品が開口直下にたたずむ遊 戯者に当たる直接的な衝撃を緩和するために、オプションとしてバッフル（図示 せず）を開口１６４を通る飛散遊戯媒体の移動経路に備えることもできる。加速装置 以下の表は図５〜図２８に関連して示され且つ説明される本発明の各種要素の 確認に便宜を与える。 各種の発射加速装置、例えば鉄砲、石弓、カタパルトおよび大砲が本発明によ る特に興奮させる相互作用遊戯要素を与える。このような相互作用加速装置の幾 つかの好ましい実施例が以下に例として説明される。当業者には様々な他の加速 装置が可能であり、且つまた本発明の恩恵および利点を生み出すために望ましい ことが容易に認識されよう。 図５〜図１１を参照すれば、三つの形式のカタパルト加速装置が示されており 、これらは一般にそれぞればね付勢式カタパルト２００，２１０および釣合い錘 式カタパルト２２０，２２０’に相当している。図５〜図７のばね付勢式カタパ ルト２００は図示されるように遊戯建造物１００（図１，図２）のレール１３２ に取付けられるか、または台座２０２に取付けられる。アクリルまたは他の適当 材料で形成されるのが好ましいハウジング２０１は基部２０３のまわりに傾斜す なわち回動できるようになされている。ハウジング２０１の頂部に位置する装填 チューブ２０４は遊戯者がカタパルト２００にボールまたはその他の遊戯媒体１ ０４を装填できるようにしている。 レバーアーム２０５が図示したように備えられ、ラチェット式に後方へ移動し てカタパルトアーム２０６を捩りばね２０８に抗してコックする、すなわち打金 を起こすようになされている。レバーアーム２０５はカタパルトアーム２０６に 対して共通シャフト２０９で連結されており、この共通シャフト２０９のまわり に捩りばね２０８が配置されている。調整可能な力調整器が図示したように備え られており、これは調整溝に沿って滑動可能に取付けられた停止バー２０７を含 んでいる。停止バー２０７はカタパルトアーム２０６の最大コック（打金を起こ す）角度を定める。これは安全性を目的として、及び／又は望まれる時に高い精 度でカタパルトの遊戯者による較正を可能にするために備えられている。カタパ ルト２００は一つ以上のボールまたはその他の遊戯媒体１０４を装填チューブ２ ０４に装填し、レバーアーム２０５を後方へ引いた後、レバーアーム２０５を解 放して所望の方向へそのボールまたはその他の遊戯媒体１０４を推進するように して作動される。 望まれるならば、任意であるが弾倉（図示せず）が備えられ得る。これは幾つ かのボールまたはその他の遊戯媒体１０４を保持する伸長されたチューブで構成 される。これは望まれる時に装填チューブ２０４に選択的に取付けられて、装填 および発射が遊戯者１０５によって迅速に連続して行えるようにする。滑動タブ などをカタパルトへの入口箇所でこの弾倉に取付けて、必要に応じてカタパルト ２００のハウジング２０１内への各ボールまたは他の遊戯媒体の導入を制御する ようになすことができる。例えば第一の位置では、このタブはカタパルトハウジ ング２０１へのボールまたはその他の遊戯媒体の流れを妨げる。第二の位置で、 タブはボールまたはその他の遊戯媒体１０４がカタパルトハウジング２０１内の 所定位置へ落下するようにさせる。この代わりに、当業者には明白となるように 、他の各種の方法および装置がボールまたはその他の遊戯媒体１０４をカタパル ト２００へ供給するのに使用できる。 図８は特にレールに取付けるようにされたばね付勢式カタパルト２１０の代替 実施例を示している。Ｕ字形バー２１１はカタパルトアーム２１２が回動する支 点として作用する。カタパルトアーム２１２の上端のカップ２１３は投げ飛ばさ れる、すなわち発射されるボールまたはその他の遊戯媒体１０４を保持する。引 張りばね２１４がカタパルトアーム２１２の他端に固定されて、カタパルト２１ ０の作動のためのエネルギー蓄積および解放を容易にしている。 図９および図１０は図１０のカタパルトの可能な変形例を示しており、これに おいて釣合い錘２１６がカタパルトアーム２１２の下端のねじ部分２１７に取付 けられて、カタパルトを作動させるためのエネルギー蓄積および解放を行う。遊 戯者１０５がアームのカップ端部をコックし、解放すると、アームの他端の釣合 い錘２１６にかかる重力作用が軽量なカップ端部２１３を軸受２１８によってシ ャフト２１１のまわりに回転させる。遊戯媒体１０４は、カタパルトアーム２１ ２が図示したようにほぼ垂直状態でその移動限界に達したときに解放される。釣 合い錘式カタパルト２２０’の他の代替実施例が図１１に示されており、これは 一定寸法の、または各種寸法の混ざった複数のボールまたはその他の遊戯媒体１ ０４を保持することのできるバスケット２２１を含んでいる。図９および図１０ に示された小型の釣合い錘式カタパルト２２０と同様に、このカタパルト２２０ ’はカタパルトアーム２２４のねじ部分２２３に取付けられた可動釣合い錘２２ ２を有している。釣合い錘２２２は鉛または鋼のような高密度材料で形成され、 エネルギーを蓄積し解放するための十分大きな重量を与えるようになされる。カ タパルトの台座基部２２５は通常の回動設計によって水平面内を回転するように されて、カタパルトがあらゆる望まれる方向へ向けることができるようにされる のが好ましい。カタパルトアーム２２４は軸受２２８で回動可能に支持されたシ ャフト２２６に取付けられている。この代わりに、遊戯者はカタパルトアームの 一端の上に飛び乗ることで自身の体重を遊戯媒体１０４の推進に利用することが できる。 図１２および図１３は石弓すなわちパチンコ加速装置２３０を示している。こ の石弓２３０はハウジング２３１を含み、このハウジングの内部には弾性バンド ２３２が配置されている。ハウジング２３１は半透明のプラスチック材料例えば アクリルで形成されて、装置の内部の動きを遊戯者が見られるようにされるのが 好ましい。弾性バンド２３２はあらゆる種類の適当な弾性すなわちゴムバンドと されることができ、これは「バンジー」（商標）という名称のもとに購入できる 。この組立体の全体は望まれる時にレールまたは遊戯建造物の他の部分に固定さ れている回転可能な支持台２３３に取付けられるのが好ましい。 石弓２３０に装填するために、ボールまたはその他の遊戯媒体１０４はハウジ ング２３１の頂部に備えられた装填室２３６に供給される。例えば、滑動ハンド ル２３４が後方に引かれてクロスボウ２３０をコックするようにされる。一旦コ ックされたならば、バンド２３２を解放するために引き金２３５が押圧され、弾 性バンド２３２がその本来の形状となるように収縮することでボールまたはその 他の遊戯媒体１０４を加速する。 図１４Ａおよび図１４Ｂはフライホイール式加速装置２４０形式で提供された 相互作用加速装置の代替実施例を示している。この実施例においては、一人の遊 戯者によってホイールクランク２４１を回転させて発電装置２３９が作動される 。発電装置２３９は電気ケーブルまたは空気導管２４２によってハウジング２４ ３の内部に配置された対応する電気モーターまたは空気モーター（図示せず）に 連結されている。これらのモーターはハウジング２４３の一端に配置された一対 の対向するフライホイール２４４を回転させる。フライホイール２４４は遊戯媒 体１０４の直径にほぼ等しいか、それより僅かに小さい距離だけ引離されており 、その間隙内に遊戯媒体１０４が侵入するとフライホイール２４４がその遊戯要 素をフライホイール式加速装置２４０の胴部２４５に沿って推進し、図示するよ うにその端部から外部へ発射する。 本発明の特に好ましい実施例によれば、上述したいずれの加速装置または他の 相互作用遊戯要素も、所望される遊戯の効果を生むためには複数の場所および（ または）遊戯建造物のレベル位置にいる複数の遊戯者の協働した労力を必要とす る。例えば、図１５に示されるように、離れた位置または高さ位置にいる遊戯者 １０５が遊戯媒体１０４をバスケット２４６または他の容器に装填することがで きる。フライホイール式加速装置２４０に弾丸を与えるために、導管１２４で装 填チューブ２４７に連結されることができる。他の遊戯者１０５はホイール２４ １をクランク回しして、加速装置２４０を走らせる動力を発生するようにするこ とができる。さらに第三の遊戯者１０５が適当な引き金装置を作動して、加速装 置２４０の照準をあわせて発射する。このようにして、複数レベル位置の相互作 用遊戯が達成される。この代わりに、頭上ホッパー（図示せず）がフライホイー ル式加速装置２４０に使用される遊戯媒体１０４を捕集するのに使用される。こ のホッパーは遊戯建造物１００の各種導管またはコンベヤ装置によって給送する ようにされることができ、このホッパーはバスケット２４６及び／又は他の相互 作用遊戯要素に対して望まれる時に遊戯媒体を供給する出口を有する。 他の形式のフライホイール加速装置２５０が図１６および図１７に示されてい る。フライホイール式加速装置２５０は一般に基部２５３に取付けられたハウジ ング２５９を含み、基部は遊戯建造物のレールに対して回動可能に取付けられる ようにされている。フライホイール２５２は遊戯媒体１０４を推進するためにハ ウジングに配置される。遊戯者はハンドクランク２５７を回転することでフライ ホイール２５２にエネルギーを与えるのであり、ハンドクランクは駆動歯車クラ スタ２６４を回転し、これはさらに駆動チェーンまたはベルトを使用してフライ ホイール２５２を駆動する。遊戯者がハンドクランク２５７とフライホイール２ ５２との間の歯車比を変化できるように自転車式の変速装置２６１が備えられて 、所望のフライホイール速度範囲を得られるようにしている。対応する歯車シャ フト２５７はハウジング２５９の基端にてハンドル２５５に取付けられ、またケ ーブル作動装置２５８を経て変速装置２６１に作動連結されて、遊戯者が望まれ る時に歯車間の切換えを行えるようにしている。 作動において、ボールまたはその他の遊戯媒体１０４は装填室２６３へ給送さ れる。ハウジング２５９はボールまたは遊戯媒体１０４がフライホイール２５２ に隣接して胴部２５６へガイドされるように形成される。ボールまたはその他の 遊戯媒体１０４が胴部２５６に入ったならば、フライホイール２５２は遊戯媒体 １０４と係合してその遊戯媒体１０４を胴部２５６に沿って推進する。遊戯者は フライホイール２５２の速度を選択的に制御することで遊戯媒体の速度および加 速を制御することができる。オプションとして、鉄砲の照準２６２がフライホイ ール式加速装置２５０の精度を高めるための照準機構を形成している。 図１８〜図２０はプランジャー式加速装置２７０を示している。この加速装置 ２７０は一般にアクリルのような適当な半透明の材料で形成されるのが好ましい 胴部２７２およびばね付勢プランジャー２７６を含んでいる。このプランジャー ２７６は胴部２７２の入口付近に位置した先端を有する。ばね２７７は図示した ようにプランジャー２７６のシャフト２７８の周囲に配置されている。プランジ ャーシャフト２７８は胴部２７２の外側に位置した一端にハンドル２７９を有し ている。遊戯者はハンドル２７９を引張ってばね２７７を圧縮する。ハンドル２ ７７が解放されると、ばね２７７は膨張してプランジャー２７６を胴部２７２の 内部のボールまたはその他の遊戯媒体１０４に当て、そのボールまたはその他の 遊戯媒体１０４を胴部２７２から外部へ推進する。 加速装置２７０は望まれる時に台座に取付けられ、またはレールに取付けられ る。バスケット２７１は加速装置２７０へ給送されるボールまたはその他の遊戯 媒体１０４を保持するために備えられるのが好ましい。バスケット２７１は胴部 ２７２の上方へ取付けられるのが好ましく、また片側に取付けられてボールまた は遊戯媒体が胴部２７２内に落下するように、またバスケット２７１が加速装置 ２７０を操作する遊戯者の視線の邪魔にならないようにするのが好ましい。回転 可能なディスク２７３を図示したように備えることができ、このディスクはボー ルまたはその他の遊戯媒体１０４を加速装置２７０の装填チューブ２７４に選択 的に入れるための少なくとも一つの開口を有している。 図２１は空気式大砲加速装置２８０形式で提供された相互作用遊戯要素の他の 実施例を示している。大砲加速装置２８０は回動基部２８４に取付けられた胴部 ２８３を基本的に含んでいる。大砲胴部２８３は適当な透明または半透明の材料 、例えばアクリルなどで形成されるのが好ましい。図示したように、一つ以上の エアバッグすなわち袋２８１が大砲加速装置２８０のまわりに配置され、またそ れらは可撓空気ホース２８２で大砲２８０の胴部２８３に連結される。適当なチ ェックバルブが各ホース２８２に備えられて、バッグ２８１へ向かう空気の逆流 を防止する。作動において、この場合は大きな発泡ボールである遊戯媒体１０４ が胴部２８３の開口端部に装填される。その後、遊戯者は一つ以上のエアバッグ の上に登ったり飛び上がって空気を胴部２８３の基部へ噴出させ、これにより遊 戯媒体１０４を図示したように推進させる。 各種の形式の本発明による特徴及び利点を有するポンプ鉄砲加速装置が図２２ 〜図２６に示されている。図２２は２連ピストンポンプ鉄砲加速装置２９０を示 しており、この加速装置は一般に胴部２９２、蓄積（チャージ）容器２９８、お よび対応するシリンダ２９６の内部で作動可能なピストン２９５を含んでいる一 対の空気ポンプを含んで構成される。ポンプ鉄砲加速装置２９０は望まれる時に 遊戯建造物のレール１３２に回動可能に取付けられるか、別個の台座などに取付 けられる。オプションとして、鉄砲の照準２６２がポンプ鉄砲加速装置２９０を 所望される方向に向ける助けをするために備えられる。 ピストン２９５は個々に遊戯者が手動でポンピングするようにされて、シリン ダ２９６内の空気を可撓チューブ２９７を経て蓄積容器２９８へ圧送する。適当 なチェックバルブ（図示せず）が蓄積容器２９８に備えられるか、対応するチュ ーブ２９７に備えられて、空気の逆流を防止する。蓄積容器が所望圧力値に充満 されると、遊戯者はハンドル２９４の近くの引き金２９１を押圧する。これによ りバルブが開き、圧縮されている空気を鉄砲胴部２９２へ放出して、遊戯媒体１ ０４を推進する。蓄積容器２９８内の空気圧力、ならびに遊戯媒体１０４および 胴部２９２の相対的な直径が物体の射出速度を決定する。胴部２９２は遊戯媒体 １０４の直径と実質的に等しいかそれより僅かに小さい直径を有する寸法形状と されて、胴部２９２に対して適当なシールを形成し、推進される遊戯媒体１０４ の周囲におけるかなりの量の漏れを防止する。オプションとして、蓄積容器２９ ８の最大圧力はリリーフバルブなどによって調整され、常に圧力を安全なレベル に保持する。 図２３は図２２のポンプ鉄砲加速装置の変形例を示しており、これにおいて圧 縮空気をポンプ鉄砲２９０’の蓄積容器２９８に供給するのに足踏み式ポンプ２ ９９が使用されている。ポンプ鉄砲加速装置２９０’の他の全ての部材に関して は図２２に関連して示し説明したことと同じであり、それ故に本明細書では繰り 返して説明しない。 図２４は他の実施例である本発明の特徴および利点を有するポンプ鉄砲加速装 置３００を示している。この例においては、ポンプ鉄砲加速装置３００は「蛇腹 鉄砲」で形成されており、蛇腹３０３が遊戯者によって圧縮されて空気を胴部３ ０２内に噴出し、遊戯媒体１０４を推進する。再び述べるが、鉄砲加速装置３０ ０は望まれる時に遊戯建造物のレール１３２に回動可能に取付けられるか、別個 の台座またはベースに取付けられる。作動において、遊戯媒体１０４は装填漏斗 ３０１に積載され、この漏斗が遊戯媒体１０４を胴部３０２の入口へ導く。その 後、遊戯者がハンドル３０４を使用して蛇腹３０３を圧縮して圧縮空気を胴部３ ０２へ圧送し、これにより図示したようにポンプ鉄砲加速装置３００の胴部３０ ２から遊戯媒体１０４を発射する。 図２５および図２６は２連室のポンプ鉄砲加速装置３１０形式で提供された相 互作用遊戯要素の他の可能な実施例を示している。ポンプ鉄砲加速装置３１０は 一対の管状胴部３１２を含んでおり、この胴部内に対応するポンプピストンが３ １５が配置されている。作動において、遊戯媒体１０４は一方または他方の胴部 ３１２の先端に装填される。遊戯媒体１０４は一つ以上のＯ−リング３１３など で図示したように所定位置に保持される。例えば、Ｏ−リング３１３は胴部３１ ２の先端３１１に配置され、遊戯媒体１０４の直径よりも僅かに小さい内径を有 し、これによりＯ−リング３１３と遊戯媒体１０４との間にシールを形成して、 各胴部３１２からの空気の逃げを実質的に防止する。各胴部３１２の基端部分は 各ピストン３１５と遊戯媒体１０４との間に圧縮室３１４を形成する。ピストン ３１５は胴部３１２の外側に位置した対応するハンドル３１６によって各々作動 される。 遊戯媒体１０４が胴部３１２の端部に挿入されると、胴部３１２は効率的に栓 をされる。すなわち、遊戯媒体１０４の寸法および胴部３１２の内径は実質的に 等しいか、または僅かに干渉する程度である。オプションとして、Ｏ−リング３ １３は、ピストンハンドル３１６が図示したように位置「ａ」へ引かれたときに 遊戯媒体１０４が胴部３１２内に吸入されないように保持する。ハンドル３１６ が位置「ｂ」へ押圧されるとき、ピストン３１５はピストン３１５と遊戯媒体１ ０４との間で空気を圧縮し、コルク鉄砲がコルクを射出するのと全く同様にして 最終的に遊戯媒体１０４を胴部３１２から射出する。 図２７Ａおよび図２７Ｂはソレノイド作動式空気加速装置３２０，３２０’形 式で提供された相互作用遊戯要素の他の可能な実施例を示している。再び述べる が、加速装置３２０，３２０’は望まれる時に遊戯建造物のレールに回動可能に 取付けられるか、別個の台座または基部に取付けられる。各加速装置３２０，３ ２０’は遠隔の圧縮空気供給源を使用しており、この供給源はスイッチで作動さ れるソレノイドバルブ３２１で制御されるか、または胴部３２２に圧縮空気を蓄 積して遊戯媒体１０４を推進するようにするために遊戯者が選択的に作動させる ことのできる他の適当な手段によって制御される。第一空気ライン３２５は供給 源（図示せず）から圧縮空気を与える。ソレノイドバルブ３２１からの第二空気 ライン３２６は圧縮空気を加速装置の胴部３２２へ中継する。 図２７Ａに示された加速装置３２０は本質的に１回発射装置であり、遊戯媒体 １０４は１回に一つずつ装填されて発射される。図２７Ｂに示された加速装置３ ２０’は図２７Ａに示したものの変形例であり、自動すなわち繰返し作動が達成 される。この実施例では、遊戯媒体１０４は供給バスケット３２３によって受動 的に給送され、このバスケットには導管３２４または他の遊戯者によって給送さ れる。ソレノイドバルブ３２１は望まれる時にスイッチ３２７の配置場所に応じ て足踏み式か指作動式のものとされる。 オプションとして、ソレノイドバルブ３２１の作動は、機関銃または他の所望 の効果装置を模倣するように、望まれる時に加速装置３２０’の自動、半自動ま たは順序発射を行うように一部がプログラム可能な論理制御装置（ＰＬＣ）３２ ８に依存している。プログラム可能な論理制御装置３２８はこの分野で周知の数 多くのマイクロチップ装置のいずれか一つを含んでおり、これらのマイクロチッ プ装置は組合う装置の望まれる制御を行うためにプログラムすることが可能であ る。 図示していないが、上述した加速装置のいずれもが装飾され、すなわち特定の 望まれる遊戯のテーマまたはアイデアを与えるように「凝った作り」とされる。 例えば、加速装置は模擬大砲、レーザー鉄砲、機関銃などに形成されることがで きる。加速装置は遊戯建造物の高いレベル位置の床下に取付けられた半球形のプ レキシガラス（商標）の内部に取付けられて、第二次大戦の砲手の銃座を模倣す ることができる。さらに他の加速装置は一人以上の遊戯者を搬送できる列車や操 縦可能な車輌のような移動車輌に取付けることができる。自動車、バス、タンク または宇宙船のような動きまわる車輌も興奮要素を特定の所望テーマに与えるこ とができる。 勿論当業者には、遊戯者が各種の遊戯媒体および相対的な遊戯要素を使用して 互いに作用し合うことができるように、他の各種の発射加速装置などを遊戯建造 物の各種のレベル位置を通じて備えることができ、備えることが望ましいことを 容易に認識するであろう。相互作用標的 以下の表は図２８に関連して示され且つ説明される本発明の各種要素の確認に 便宜を与える。 図２８は本発明の特徴および利点を有する相互作用標的５００の一つの好まし い実施例を示している。標的５００は三つの標的要素、すなわち図示したように 上部標的部分５０３と、中間標的部分（「大型（mega）標的」）５０５と、下部 標的部分（「大型（mega）ブロワー」）５０７とを基本的に含んでいる。上部標 的部分５０３から始まって、この標的は遊戯建造物１００の中、上または周囲に 配置された標的または支持構造体５０９を一般に含んでいる。各種の漏斗標的５ １１、開口標的５１３、回転体５１５などが図示したように支持構造体５０９に 取付けられる。遊戯者は弾丸を漏斗標的または開口標的の開口部分に射込むか、 回転標的５１５のパドル面に射当てることで標的を作動させる。図示した特定の 実施例では、漏斗標的５１１は漏斗５１１に侵入した遊戯媒体１０４が回転体５ １５の上に排出されるように配置されている。したがって、遊戯者が遊戯媒体１ ０４を漏斗標的５１１に射込むように制御するならば、遊戯媒体１０４は回転標 的５１５の上に落下し、回転体５１５の一つ以上のパドルに当たったときにそれ を回転させる。他の標的５１６，５１７は図示したように導管５１９に沿って配 置されており、バルブ５２１または他の装置を開閉させるように作動して、これ が遊戯媒体１０４を導管５１９から各種のボール落下手段５２３，５２５，５２ ７へと解放する。ボール落下手段５２３は遊戯媒体１０４を図示したように実質 的に真っ直ぐ下方へ向けて解放する。ボール落下手段５２５は胴部に遊戯媒体１ ０４を解放し、懸架されている円錐衝突面５２９に衝突させる。この衝突面はボ ール落下手段５２５から３６０°範囲内で遊戯媒体１０４を飛散させる。ボール 落下手段５２７は遊戯媒体１０４を可撓導管５３１に流入させる。これは電気機 械的作動装置によって遠隔制御される。標的５１７は遊戯媒体が漏斗形状の入口 頂部に当たって導管５１９に排出されたときに作動される。センサーまたは他の 機構が遊戯媒体１０４の侵入を検出して、望まれるように一つ以上の引き金を引 く。 発生する効果の特徴、継続時間および要素数は各種の標的の作動難度によって 変化する。例えば、当てるのが非常に困難な標的は一層劇的な効果を生み出して 遊戯者を勇気づけ、適当な順序で適正な標的に当てることでその効果装置を働か せるようにさせる。各種の音響効果、フラッシング光、その他の関連した効果が 加えられて、遊戯者を興奮させ、また所望の効果を生み出すための順序で当てる 必要のある標的を知らせることで遊戯者を補助する。このようにして、遊戯者は 協働して望まれる順序で標的を作動し、所望の遊戯効果を生み出すようにさせる 。主なる遊戯効果装置を働かせた褒美として、遊戯媒体が中央室からさらに他の 遊戯装置へ解放され、遊戯建造物の興奮度レベルを高めるようにすることができ る。あるいは、或る種の標的を作動させたことの褒美として、相互作用遊戯要素 が手動装填から自動または半自動作動に切換えられることができる。これは、遊 戯者がさらなる標的を作動させて次の報償レベルを得られるように補助する。 中間標的部分５０５すなわち「大型標的」は、上部標的５０３および下部標的 ５０７のほぼ中間に備えられる。中間標的５０５は上部標的または必要ならば他 の支持構造体から吊り下げられたワイヤー５５１で懸架されるのが好ましい。こ の代わりに、標的構造体５０３は片持ち式に取付けられ、または当業者に周知の 他の多数ある方法のいずれかで支持されることができる。大型標的５０５は複数 の空気作動式加速装置５５３を含み、これらの加速装置は一つ以上の標的５５５ ，５５７，５５９，５６１または５６３が作動されるのに応答して遊戯媒体１０ ４を空中に、または遊戯者に戻すように推進させる。標的５５５は作動されるス イッチまたはセンサーの形式とされて、発射物が標的表面に接触したときにスイ ッチが閉結または開離されて隣接の空気式加速装置５５３の一つのような遊戯効 果装置を働かせるようにすることができる。これに代えて、標的５６１は給送円 錐体として備えられ、遊戯媒体が標的５６１に射込まれたときに、遊戯媒体がラ イン５６２を通って落下し、自動的に対応する加速装置５５３の一つから射出さ れるようにすることができる。回転標的５５７は発射物をその回転標的５５７の パドル面に接触させることで作動される。これは、相互作用大型標的５００の多 数の他の効果装置のいずれか一つ、または他の各種の相互作用遊戯要素のいずれ かを作動させるか、または遊戯建造物の至る所に配置されている遊戯効果装置を 作動させることができる。加速装置５５３は不規則に上下及び／又は左右に揺動 して、各加速装置５５３を発射された遊戯媒体１０４の飛行経路が予測できない ようにするのが好ましい。これは相互作用標的５００における、またその周囲に おいての興奮度レベルを高めることになる。円筒形またはドーナッツ形のトラス ５６５が各種標的および加速装置の取付け用の固定プラットホームを形成する。 本発明の特に好ましい実施例によれば、主なる相互作用標的の効果装置は、例 えば遊戯媒体が標的５１３に射込まれて上部標的の中央本体を通って落下し、ノ ズル５３３を出た後、大型標的の円錐形の漏斗５６７に侵入し、出口ノズル５６ ９を通って落下するときに作動される。これは各種様々な効果装置の引き金を引 くことになり、これらの効果装置には相互作用効果装置、ベル、音響、光、笛、 スロットマシーンやピンボール機械の景品に似たものなどが含まれる。標的５１ ３はそれを作動させるために或る程度の難度を与えて、その標的の効果が希にし か得られず、それ故に願望が強くなるように調整され、または選択されるのが好 ましい。 下部標的５０７は「大型ブロワー」とされ、これはファン５９３を支持してい るディスク形またはドーナッツ形のトラス組立体５９１を含んでなる。このファ ンは一つ以上の回転ファンブレード（図示せず）を有しており、これらのファン ブレードは円錐形の保護シュラウド５９５によって囲まれている。ファンは望ま れる時に遊戯者または外部エネルギー源によって駆動される。このシュラウド５ ９５は、空気は侵入させるが指や腕がファンの作動領域に侵入するのを防止する ワイヤーメッシュまたは類似の材料で形成されることができる。大型ブロワー５ ０７は空気ジェットを上方へ噴出し、各種の軽量遊戯媒体１０４を図示したよう に捕捉し、または巻き込むようにする。これらの遊戯媒体に小さな発泡ボールや 大きい寸法の発泡ボール、バルーンボールまたはビーチボールなどを望まれる時 に含めることができる。 上述した相互作用標的は説明を目的として記載し図示してきた。当業者には本 発明の特徴および利点を有する各種の異なる形式、寸法および形状の相互作用標 的が備えられ得ることが容易に認識されよう。相互作用コンベヤ 各種の相互作用遊戯要素および他の効果装置に遊戯媒体１０４を供給するため に、遊戯建造物の内部および周囲で遊戯媒体を捕集し且つまた搬送するための各 種の装置を備えることが好ましい。これらの装置には、例えば受動的な捕集及び ／又は搬送装置、例えば捕集容器、溝及び／又は樋が含まれる。あるいは、これ らの装置は能動的または相互作用捕集および搬送装置を含む。各種の搬送装置は 説明のためだけで本明細書に開示される。当業者には他の各種の捕集及び／又は 搬送装置を使用して本明細書で教示したように本発明の利点および恩恵を楽しめ ることが容易に認識されよう。 以下の表は図２９〜図４０に関連して示され且つ説明される本発明の各種要素 の確認に便宜を与える。 図２９〜図３１は水平チューブコンベヤ３３０の形式で提供された相互作用コ ンベヤ装置の一つの可能な実施例を示している。このチューブコンベヤ３３０は 中空チューブ３３１を基本的に含んで構成され、このチューブは透明または半透 明材料、例えばアクリルで形成されるのが好ましい。ハンドクランク３３６およ び歯車３３７，３３８はチューブ３３１を回転させるために備えられている。チ ューブ３３１は螺旋隆起３４５などをその内面に有して、該チューブ３３１に沿 って軸線方向に遊戯媒体を移動させるようにするのが好ましい。チューブが所望 方向に回転されると、遊戯媒体は所定水平方向の距離にわたって横方向に送られ る。 チューブ３３１は各端部を一対の基部部材３３３，３３５によって回転可能に 支持されている。遊戯媒体１０４はチューブのいずれかの端部に供給されること ができ、またチューブは遊戯媒体を所望方向へ搬送するために遊戯者によって回 転できる。図示した特定の好ましい実施例において、クランク３３６はチューブ コンベヤ３３０の一端部３３２で回動して歯車３３７を駆動するようになされて いる。この歯車はチューブ３３１の有歯部分３３８と噛み合っている。遊戯者が ハンドル３３６をクランク操作して、これによりチューブ３３１を回転させ、チ ューブ内の遊戯媒体１０４がチューブ３３１を水平に横断して所望方向に移動す る。 オプションとして、チューブコンベヤ３３０’（図３１）はベルトで回転され 、このベルトは遠隔場所に固定的に備えられた自転車３３９で駆動されるように されており、この自転車は同じレベル位置にも異なるレベル位置にも備えること ができる。シャフト３４１が固定的自転車３３９のホイールによって図示したよ うに駆動される。このシャフトは次ぎにベルトホイール３４２を駆動し、このベ ルトホイールは第二ベルトホイール３４４を駆動し、このベルトホイールがチュ ーブ３３１を回転させる。したがって、自転車３３９に乗った遊戯者１０５がチ ューブ３３１を回転させるのである。自転車３３９は望まれる時にチューブコン ベヤ３３０’に接近し、または離して配置できる。この代わりに、トレッドミル （歩行器具）（図示せず）または人力によってエネルギーを発生する他のいずれ かの形式の装置を望まれる時に自転車３３９またはハンドクランク３３６に代用 することができる。 図３２および図３３はパドルホイールコンベヤ形式で提供された他の形式の相 互作用コンベヤ装置を示している。このパドルホイールコンベヤは、内部にパド ルホイール３５４が回転可能に配置されたハウジングを基本的に含んでいる。ク ランク３５５は、遊戯者がパドルホイール３５４に所望の回転速度を与えられる ようにする。段階的に増大する歯車比が与えられて、クランク３５５の比較的低 い回転速度でパドルホイール３５４の比較的高い回転速度を生みだし、これによ り遊戯媒体１０４を出口チューブの中へ推進するのに十分な大きさのエネルギー を伝えられる程速くパドルホイール３５４が回転するようにするのが好ましい。 パドルホイール３５４は遊戯媒体１０４を加速し、これにより遊戯媒体１０４が パドルホイール３５４と出口チューブ３５７との間の位置３５８に達したときに 遊戯媒体１０４に与えられる遠心力がその遊戯媒体１０４を出口チューブ３５７ の中に投げ上げるのに十分な強さとなるようにされる。出口チューブ３５７は望 まれる時に入口チューブ３５１に対して相対的に負圧とされ、遊戯媒体１０４が ハウジング３５３の中に逆戻りするのを防止する。オプションとして、遊戯建造 物の各種部分の間での遊戯媒体１０４の並列的な推進を行うために、二つ以上の 遠心コンベヤ３５０が互いに連結され、同じクランクによって駆動されるように されることができる。 図３４はプランジャーコンベヤ３６０形式で提供された他の可能な相互作用コ ンベヤ装置を示している。この装置においては、図示したように頂部に遊戯媒体 １０４の侵入用の開口を有するチューブハウジング３６４と、コンベヤチューブ ３６８に遊戯媒体を押し詰めるためのプランジャー３６７とが備えられている。 遊戯媒体１０４はコンベヤチューブ３６８を出た後、望まれる時に捕集バスケッ ト３６１または他の容器に入れられる。これは望まれる時に遊戯建造物の同じま たは異なるレベル位置に配置され得る。プランジャーコンベヤ３６０は図示した ようにレールに取付けられるか、床スタンド３６２に取付けられる。 作動において、遊戯者はハウジング３６４の頂部の給送バスケット３６３に遊 戯媒体１０４を充填する。次ぎに一人の遊戯者がハンドル３６５を引張る。この ハンドルはシャフト３６６に連結されており、これがプランジャー３６７を作動 させる。遊戯者がハンドル３６５を押圧すると、プランジャー３６７は遊戯媒体 １０４をチューブ３６８に押し込める。このチューブは望まれる時に固定チュー ブでも可撓チューブでもよい。遊戯媒体がチューブ３６８から後方へ向かって転 がってハウジング３６４に逆戻りするのを防止するために、オプションとしてク リップまたはリングをハウジング３６４に隣接してチューブ３６８の内径面に取 付けて、ハウジング３６４への遊戯媒体１０４の逆方向の侵入を防止することが できる。 図３５は垂直チューブコンベヤ３７０の形式で提供された相互作用コンベヤの 他の可能な実施例を示している。垂直チューブコンベヤ３７０は中空の垂直チュ ーブ３７８を基本的に含んでおり、この垂直チューブは適当な透明または半透明 の材料で創られるのが好ましく、内部を軸線方向に貫通しているロープまたはケ ーブル３７１を有している。ロープ３７１はチューブ３７８を通って垂直上方へ 延在し、上部および下部のプーリー３７２，３７３を周回して閉ループを形成し ている。ロープ３７１は一人以上の遊戯者によって下方へ引張られて、ロープが チューブ３７８を通って上方へ移動する。ロープ３７１がチューブ３７８内を上 方へ向かって移動すると、供給バスケットまたはホッパー３７６の内部の遊戯媒 体１０４がロープ３７１とチューブ３７８の内壁面との間に摩擦係合して、それ らの遊戯媒体はチューブ３７８を通って上方へ転動する。チューブ３７８の頂部 において遊戯媒体１０４は捕集バスケット３７７の中に落ちる。遊戯者は遊戯媒 体がチューブ３７８を上方へ運ばれるのを眺めることができる。 図３６および図３７は図３５に示された垂直チューブコンベヤの一つの可能な 変形例を示している。この実施例ではコンベヤ装置は垂直ベルトコンベヤ３８０ の形式で提供されている。垂直ベルトコンベヤ３８０は一般にハウジング３８４ を含み、このハウジングの内部に垂直コンベヤベルト装置が一対のベルトホイー ル３８７の間を延在されて配置されている。クランクハンドル３８６が遊戯者に よって回転され、これによりベルト３８８が所望方向へ移動するようにされてい る。ベルト３８８およびハウジング３８４は少なくとも遊戯媒体１０４（この場 合は発泡ボールまたはゴムボールが好ましい）の直径よりも僅かに小さい距離に 隔てられている。遊戯者がクランク３８６を回すと、遊戯媒体は傾斜床３８３を 転がり落ちてハウジング３８４に形成されている開口３８２に侵入する。ベルト ３８８はハウジング３８４の内壁面に対して相対的に移動し、遊戯媒体１０４を そのベルト３８８とハウジング内壁面との間に捕捉する。このことで遊戯媒体１ ０４は移動ベルト３８８に抗してハウジングを通って上方へ転動するようにされ る。ハウジング３８４の頂部の近くには出口開口３９０が備えられており、遊戯 媒体はハウジング３８４を出て望まれる時に隣接する導管に入るか、他の遊戯者 の上に導かれるか、または垂直ベルトコンベヤ３８０に供給する捕集バスケット ３８１へ戻されるようにすることができる。 図３８および図３９はフライホイールコンベヤ４００の形式で提供された他の 可能な相互作用コンベヤを示している。このコンベヤは固定的な自転車４０１を 使用してフライホイール４０２を比較的高速度まで回転し、遊戯媒体１０４を下 部の捕集バスケット４０８から高い位置の捕集バスケット４０３へ弾き飛ばす、 すなわち投げ飛ばすようにする。フライホイール４０２は、固定的自転車４０１ の駆動ホイールと共通のシャフト３９９に取付けられている。シャフト３９９は チェーン駆動装置によって駆動され、この駆動装置はクランク歯車４０６、ペダ ル４０７およびチェーン４０５を含んでいる。フライホイール４０２は細長い円 弧形のハウジング４０９内に配置されており、このハウジングはフライホイール ４０２から飛び出す遊戯媒体の偏向した経路を形成している。ハウジングは少な くとも部分的に透明または半透明のプラスチック材料で形成されて、遊戯者がコ ンベヤおよび衝突して投げ飛ばされる遊戯媒体１０４の内部の動きを観察できる ようにすることが好ましい。望まれるならば、固定的な自転車４０１は変速歯車 装置を備えて、遊戯者がフライホイール４０２の様々な回転速度を得られるよう に、それ故にコンベヤ運転速度を得られるようにすることができる。 図４０はアルキメデススクリューコンベヤ４２０の形式で提供された他の可能 な相互作用コンベヤを示している。アルキメデススクリューコンベヤ４２０は、 複数のローラー軸受４２６で回転可能に支持された外側チューブ４２１を含んで いる。チューブ４２１は約３０°〜６０°の角度で傾斜され、図示したようにそ の内面に少なくとも一つの螺旋リップすなわち溝４２２が形成されている。螺旋 リップ４２２は、チューブ４２１が予め選択された方向に回転されたとき、下部 バスケット４２３から遊戯媒体１０４が上方へ向けてチューブ４２１の長さにわ たって運ばれて、上部バスケット４２５の中に排出されるように形成されている 。このチューブは、本明細書に記載したようにハンドクランク、ベルト駆動装置 、固定的な自転車、トレッドミルなどの適当な手段を使用して遊戯者が回転させ る。例えば当業者には、クランク４２９でチェーン４２８を回転させるようにで き、または一連の歯車または他の駆動機構でチューブ４２１を回転させるように できることが容易に認識されよう。オプションとして、アルキメデスコンベヤは 例えば電気モーターのような別個の動力源によって駆動することができる。アル キメデススクリューコンベヤの基部は、遊戯者がその排出方向を設定できるよう に回転可能である。 上述した各種コンベヤ装置は互いに、または他の受動的、能動的、半自動また は相互作用コンベヤ装置と連結されて、遊戯建造物の幾つかの場所およびレベル 位置を結んで延在するようになされる。したがって、例えばアルキメデススクリ ュー４２０は小さな効果装置の配列によって構成される一層複雑な相互作用遊戯 のほんの一部分を形成することができ、それら装置の各々は互いに協働する多数 の様々な遊戯者によって作動されて、全体として望まれる効果を生み出す。受動 的な捕集装置およびコンベヤ、例えば捕集容器、樋、コンベヤベルト、空気導管 、連続ベルトエレベータなども使用され、遊戯媒体を捕集し、必要なときに遊戯 建造物の各種場所へ供給するようにすることができる。例えば、排出部（drains ）および捕集装置１４０（図４）が遊戯建造物１００の内部または周囲の様々な 位置に備えられて、使用された遊戯媒体１０４を捕集する助けをすることができ る。捕集ライン４３２は地上および地下に備えられて、遊戯媒体をサンプ４３０ のような他の場所へ送るようにできる。遊戯媒体はまた緩やかに傾斜した周辺溝 （図示せず）によって捕集することもできる。真空圧（図示せず）も遊戯媒体を 吸引して中央のアキュムレータへ導くように使用できる。制御バルブマニホルド （図示せず）もまた遊戯建造物１００の各種空気導管１２４における圧力、およ び空気流量および遊戯媒体の流れを制御するのに使用され、またそれぞれ関連す る導管及び／又は遊戯要素へ向かう遊戯媒体１０４の個数および寸法を管理する のに使用される。各種のゲートおよびバルブが遊戯建造物の至る所に備えられて 、その遊戯建造物の各種場所および各種効果装置へ向かう遊戯媒体の流れを制御 する ことができる。 清掃及び／又は汚れの除去装置もまた備えられて、遊戯建造物を通して循環さ れる遊戯媒体を連続的または定期的に清掃するようにできる。これらは望まれる 時に受動または相互作用にされ得る。例えば、塩素浴がブラシや超音波清浄装置 と組合わせて備えられ、必要に応じてゴミや汚れを使用済み遊戯媒体から除去す るようにすることができる。遊戯者はクランクまたは他の入力装置を回して相互 作用清浄装置を作動させ、ボールまたはその他の遊戯媒体１０４が透明材料で形 成されるのが好ましい清浄装置ハウジングでかき回されるのを監視することがで きる。遊戯媒体１０４の乾燥装置も、望まれる時に同様に備えられ得る。受動的な遊戯要素 遊戯建造物１００は多数の他の通常（能動的）の遊戯要素、例えば図１〜図３ に示されたような昇降ネット１０８、腹這いトンネル１１２、揺動橋１２２、滑 り台１１０などと組合わされるのが好ましい。これらは楽しい肉体的な挑戦を与 え、遊戯者が遊戯建造物１００の各種レベル位置およびプラットホーム１１８を 安全に通り抜けられるようにする。腹這いトンネル１１２はいずれかの形式の適 当な材料、例えば透明プラスチックまたは繊維ガラスで構成でき、さらには柔軟 な布またはネット材料で構成されることがさらに好ましい。トンネル１１２は、 望まれる時に滑り台１１０の隣で終端するか、または遊戯建造物１００の他の場 所へ導かれることができる。 遊戯建造物１００の全体にわたり、包囲パネル及び／又は安全ネットが滑り台 １１０へ至る様々な入口のまわりに備えられて、遊戯者１０５が遊戯建造物１０ ０から落下するのを防止したり、特定テーマを補完するようになされ得る。揺動 橋１２２は遊戯者が遊戯建造物１００の左右、前後の間で移動できるようにする 。ハンドレール１３２、包囲パネルおよび滑り止め表面の使用は、さらに安全性 を増し、遊戯者１０５を起き得る怪我から保護するようにする。 滑り台１１０は遊戯建造物１００の前部、後部及び／又は側部に備えることが でき、また望まれる時に真直形状、湾曲形状とされ得る。これらはまた望まれる 時に包囲されてチューブ状にされるか、または開かれて飛び交う遊戯媒体に露出 されることができる。この代わりに、本発明の恩恵および利点を楽しみつつ、各 種滑り台１１０の寸法、個数および位置を望まれる時に変化できることを当業者 は認識するであろう。 複数ボールピット１１１も遊戯建造物の至る所の様々な位置に備えられ得る。 遊戯者１０５は図１に示すようにボールピット１１１の中に滑って入り込み、あ るいは高いプラットホームからそのピット１１１に飛び込むことができる。ボー ルピット１１１は、遊戯者の体格を考慮して、また遊戯者１０５がボール・ピッ ト１１１を容易に抜け出られるようにする必要性から、望まれる時に深さを変化 できる。当業者には、本明細書で教示した本発明の特徴および利点を楽しめるな かで、他の各種の受動的な遊戯要素、例えばおかしな鏡、回転トンネル、トラン ポリン、登り棒、スイングなどの全てを使用できることは認識されよう。 例として、図４１はカタパルト、迫撃砲、石弓などを有する中世風の城として 形成された相互作用遊戯建造物１０７の他の実施例を示している。この建造物は 中央の城を含み、この城には塔４４２が「戦場」に配置されている。このような 遊戯建造物には例えば一連の石弓やカタパルトが含まれ、移動するまたは固定さ れた標的と共に使用され、また個人プレーまたはチームプレーに適するようにで きる。 本発明は或る好ましい実施例に関連して開示されたが、当業者には本発明が開 示した特定の実施例を超えて他の代替実施例へと拡張できることが理解されよう 。したがって、本明細書に記載した本発明の範囲は、この開示した特定実施例に 限定されるものでなく、以下の請求の範囲の記載によってのみ制限されるべきで あることが意図される。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，Ｈ Ｕ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 遊戯者を安全に支持する支持フレームおよび一つ以上の望まれる遊戯媒 体と、 遊戯媒体を使用して望まれる効果を生み出すようになされた、支持フレームに 、または支持フレームの上に、または支持フレームのまわりに配置された複数の 相互作用遊戯要素と、 相互作用遊戯要素へ遊戯媒体を循環または搬送する手段とを含む一人以上の遊 戯者を楽しませ、喜ばせるための相互作用遊戯装置。 ２． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、支持フレームが予め 定めた遊戯のテーマすなわち遊戯の目的にしたがって形成され、装飾されている 相互作用遊戯装置。 ３． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、支持フレームが遊戯 ハウスまたは要塞の形状に形成された相互作用遊戯装置。 ４． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、支持フレームが未来 都市の形状またはテーマで形成された相互作用遊戯装置。 ５． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、支持フレームが複数 のレベル位置すなわち高低位置を含む相互作用遊戯装置。 ６． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、一つ以上の支持部材 が遊戯媒体を輸送するのに十分な寸法形状の空気導管を含んでいる相互作用遊戯 装置。 ７． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、遊戯媒体が柔軟な発 泡ボールを含む相互作用遊戯装置。 ８． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、少なくとも一つの相 互作用遊戯要素が望まれる方向へ遊戯媒体を放出する発射加速装置を含んでいる 相互作用遊戯装置。 ９． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、少なくとも一つの相 互作用遊戯要素が第二の効果を生み出すために第一の効果装置から遊戯媒体を受 入れるようになされた二次的な遊戯要素を含んでいる相互作用遊戯装置。 １０． 請求の範囲第１項に記載された遊戯装置であって、支持フレームに、 または支持フレームの上に、または支持フレームのまわりに取付けられた一つ以 上の作動装置を含み、遊戯者が対応する相互作用遊戯要素に対して働きかけるか 、または作動エネルギーを供給するようにされた相互作用遊戯装置。 １１． 支持フレームと、 第一の効果を生み出すために供給源から遊戯媒体を受取るようにされた支持フ レーム上に取付けられている第一段階の相互作用遊戯要素と、 第二の効果を生み出すために第一の効果装置から遊戯媒体を受入れるようにさ れた支持フレーム上に取付けられた第二高の相互作用遊戯要素とを含み、 これにより多数の楽しい興奮させる遊戯媒体のいずれか一つを使用して、遊戯 者が各種の原因−結果の作用関係を観察し、体験できるようにされた一人以上の 遊戯者を興奮させる相互作用遊戯建造物。 １２． 請求の範囲第１１項に記載された相互作用遊戯建造物であって、第一 段階の遊戯要素が容器に遊戯媒体を充満させるようにされた噴出ノズルを含み、 第二段階の相互作用遊戯建造物が容器から遊戯媒体を受入れ、その遊戯媒体を下 方向へ推進するようにされた発射加速装置を含んでいる相互作用遊戯建造物。 １３． 請求の範囲第１１項または第１２項に記載された遊戯建造物であって 、相互作用標的の各種の標的面積に衝突し、侵入した第一段階の遊戯効果装置か らの遊戯媒体に応答して、第二段階の遊戯要素が一つ以上の遊戯効果を生み出す ようにされた相互作用標的を含み、 １４． 支持フレームと、 遊戯媒体の供給源と、 各種位置および高低位置で支持フレームと作動的に組合わされた複数の相互作 用遊戯要素であって、所望の遊戯効果を生み出すために供給源から遊戯媒体を受 入れるようにされた相互作用遊戯要素と、 遊戯者が対応する遊戯要素に対して選択的に作動できるようにし、または作動 エネルギーを伝えるようにされた対応する複数の作動装置と、 相互作用遊戯要素に遊戯媒体を搬送するための複数の遊戯者により作動される コンベヤとを含む相互作用遊戯建造物。