JPH11504200A - 多相ブラシレス永久磁石モータのためのスイッチモード正弦波ドライバ - Google Patents

多相ブラシレス永久磁石モータのためのスイッチモード正弦波ドライバ

Info

Publication number
JPH11504200A
JPH11504200A JP9528549A JP52854997A JPH11504200A JP H11504200 A JPH11504200 A JP H11504200A JP 9528549 A JP9528549 A JP 9528549A JP 52854997 A JP52854997 A JP 52854997A JP H11504200 A JPH11504200 A JP H11504200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
phase
signal
polyphase
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9528549A
Other languages
English (en)
Inventor
エル−サディ,アシュラフ・アイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Quantum Corp
Original Assignee
Quantum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Quantum Corp filed Critical Quantum Corp
Publication of JPH11504200A publication Critical patent/JPH11504200A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/06Arrangements for speed regulation of a single motor wherein the motor speed is measured and compared with a given physical value so as to adjust the motor speed
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/10Arrangements for controlling torque ripple, e.g. providing reduced torque ripple
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/34Modelling or simulation for control purposes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2209/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the waveform of the supplied voltage or current
    • H02P2209/07Trapezoidal waveform

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 スイッチモード正弦波ドライバ回路は、駆動電流をdcブラシレスモータに対して選択的に流出したり流入したりする。信号波形モニタ回路(58)は、モータ相基準信号を発生する。位相クロックジェネレータ(102)は、モータ同期クロック信号を提供する。位相カウンタ(62)は、モータクロック信号によってクロックされ、位相基準信号によってリセットされる。モータ状態デコーダ(116)は、位相基準信号に基づいて状態制御信号を発生する。パルス幅変調器回路(84)は、出力に応答して、モータを回転するために位相パルスを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】 多相ブラシレス永久磁石モータのためのスイッチモード正弦波ドライバ 発明の分野 この発明は、多相ブラシレス永久磁石モータを駆動するための電子回路に関す る。より特定的には、この発明は、結果としてモータが放出する電気的および音 響ノイズが大幅に減少し、モータ速度を同時に精密に調整することを可能にする 態様で、切換えられた正および負の(全波)正弦波励起によってディスクドライ ブのためのスピンドルモータなどのブラシレス永久磁石モータを駆動するための スイッチモード正弦波ドライバ回路に関する。 発明の背景 ディスクドライブ内にダイレクトドライブスピンドルモータとして電子的に整 流される直流(DC)ブラシレス永久磁石モータを用いることが公知である。こ れらのモータは典型的には、積層された鉄の固定子磁極片を備えた固定された円 筒形の固定子構造を含み、この磁極片は回転する円筒形の永久磁石リングに面し たスロットによって分離され、この永久磁石リングはディスクスピンドルハブの 内部構造部分を形成する。各磁極片はその周囲にワイヤのコイルが巻付けられて おり、これはモータドライバ回路から切換えられた駆動電流を受ける。永久磁石 リングは、固定子磁極片に面した交互の北および南の永久磁石の磁極を規定する 。回り止または「コギング」トルクの欠点は、永久磁石回転子と固定子アセンブ リとの間の安定した回転角または位置によって明らかになる。コギングトルクを 減じるために、ディスクドライブ永久磁石スピンドルモータの設計においては不 揃いの数の磁極およびスロットがしばしば用いられる。 ディスクドライブスピンドルモータの非常に普及した形態の1つは、いわゆる 8磁極/9スロットスピンドルモータである。この不揃いの磁極/スロット構成 は、コギングトルクを最小にするのに役立つため他の構成より好まれてきた。た とえば、その開示がここに引用により援用される、「低いコギングトルクを伴う ディスクドライブスピンドルモータ」(“Disk Drive Spindle Motor with Low Cogging Torque”)と題された、クラポ(Crapo)への米国特許第4,847, 712号を参照されたい。ディスクドライブ内のヘッドアクチュエータの位置決 めなど、適用例によっては、増分的位置決めステップモータによって与えられる 回り止が、精密なヘッドの位置決めを提供するのに用いられてきた。しかしなが らディスクドライブスピンドルにおいては、安定した位置は結果として静的な力 を生じ、これは通常の始動摩擦力とともに克服されなければならない。モータの 回り止もまた、モータ回転中の望ましくない振動として現れる。 低いコギングトルクがディスクスピンドルモータの望ましい特性である一方、 同様に望ましい特性は動作中の正味の径方向の力を最小化することである。この ことは、ディスクスピンドルが毎分1万回転(10,000RPM)に近づき、 さらにこれを超えるほどの、常に増加してゆく回転速度において回転されるため 、特にそうである。非常に高い回転速度において、特に流体学的ベアリングなど の、より新型のスピンドルベアリングシステムが提案されている。これらのベア リングは、非平衡なまたは正味の径方向の力に非常に感応的であり、上述の従来 の8磁極/9スロットスピンドルモータの設計においてはうまく働いていない。 なぜなら、正味の径方向の力は結果として、スティクション(Stiction)または 始動の困難さを生じ、またベアリングシステムの回転動作の間、一様でないポン ピングと、ジャーナルベアリングのシャフトおよびスリーブの摩耗をもたらす偏 心回転とを生じるからである。DCブラシレス永久磁石モータの設計の改良につ いては、その開示がここに引用により援用される、「最小の正味径方向力および 低いコギングトルクを伴うD.C.ブラシレスモータ」(“High Speed Ten Pole ,Twelve Slot DC Brushless Motor with Minimized Net Radial Force and Low Cogging Torque”)と題された、1995年11月20日出願のファン(Huang )他による共通の譲受人に譲渡された同時係属中の米国特許出願連続番号第08 /560,726号において説明される。 スピンドルモータからのノイズを減少する別の改良点については、その開示が ここに引用により援用される、「被覆成形コイルサポートを備えるモータ」(“M otor with Overmold Coil Support”)と題された1995年6月15日出願のビ スコチル(Viskochil)による、共通の譲受人に譲渡された同時係属中の米国特 許出願連続番号第08/490,962号に説明される。引用の特許出願に説明 さ れるモータの設計は、振動および音響ノイズが減少するという点でかなりの改善 が見られるが、これらの出願は電気機械的問題のみに取り組むものであり、他の アプローチは振動および音響の放出を減少するために、これらのモータのコイル に印加する切換えられたDC駆動信号を形成することに焦点を置いてきた。 多相DCブラシレス永久磁石モータは、電気的には、同期交流(AC)モータ の一形態と見なすことができ、これは典型的には正弦AC波形励起によって駆動 されるものではない。費用、スペースおよび電力の消散の要件のため、DCブラ シレスモータは従来、不連続のほぼ方形波によって駆動され、この方形波は正弦 駆動波形にせいぜい非常に粗雑にしか近似しない。駆動信号の急峻なエッジ切換 ステップ関数は、デジタルスイッチングトランジスタドライバによって容易に発 生し、これは(波形の遷移エッジ間にのみ起こる)最小にされた熱放散を有する 。 切換えられたDC駆動信号を使用することは、非常に大きな割合でモータ巻線 電流および電圧の変化をもたらし、結果として、巻線および相互接続導線からの ACフィールドの放射を生じ、望ましい正弦モータ励起波形の基本波よりはるか に高い周波数成分を有するドライバ電子回路をもたらす。これらの浮遊ACフィ ールドは電気的ノイズおよび電磁干渉(EMI)を生じる。ディスクドライブで は、たとえば、低レベル読取チャネル磁束遷移感知前置増幅器がDCブラシレス スピンドルモータに物理的に極めて接近していることがあり、結果として生じる 電気的ノイズは前置増幅器の性能を深刻に劣化させることがある。さらに、駆動 電流を正弦的に変化させるのではなく、モータ巻線間で急に切換えると、発生し たモータトルクが固定子の鉄の経路および巻線に与えられる時点が急に変化し、 これらの急に変化した力は固定子の変形と振動を引起こし、これは特に使い手が 典型的にはそのごく近くにいる、パーソナルコンピュータまたは卓上事務機のあ る場所において非常に不快な音響ノイズを生じさせる。その開示がここに引用に より援用される、「ブラシレスDCスピンドルモータのためのデジタル−アナロ グドライバ」(“Digital-Analog Driver for Brushless DC Spindle Motor”)と 題されたオズワルド(Oswald)への、共通の譲受人に譲渡された米国特許第5, 210,474号は、前述の電気的な波形成の問題に取り組み、ある程度これを 解決して、EMIおよびモータの音響放出レベルを減少している。オズワルド特 許 は、たとえばディスクドライブの三相ブラシレスDCスピンドルモータのための 、多相のほぼ台形の励起波形を発生するドライバ回路を開示する。オズワルド特 許は、正弦駆動波形がルックアップテーブルの使用および回路変更によって発生 され得ることを示唆してはいるが、費用効果のある、または実用的な回路実現化 例を少しも説明しておらず、切換えられた正弦波励起を用いてのEMIの減少に 関して何の解決策も提案していない。この発明はEMIの問題を解決し、ブラシ レス永久磁石モータのための同時の速度調整を伴う切換えられた正弦波モータ励 起を提供することにより、オズワルド特許を大幅に改善する。 三相台形駆動波形を発生するモータドライバ回路の別の例は、その開示がここ に引用により援用される「モータ制御回路およびこれを用いたモータドライブシ ステム」(“Motor Control Circuit and Motor Drive System Using The Same ”)と題された、ヨシノ(Yoshino)他への米国特許第5,319,290号に よって提供される。 純粋の正弦励起によってディスクドライブスピンドルモータを励起するための テストジェネレータは公知である。しかしながら、このタイプの多相正弦波ドラ イバは、大型で、リニアモードかつ高電力レベルで動作する増幅器を含み、この ことは結果として高平均電流を生じ、大量の熱の放散を起こす。これらのリニア 正弦波ドライバはこのため大型であり、比較的高いコストにおいてのみ実現され る。したgaって、これらは、たとえば直流(DC)電力によるディスクドライブ 内に組込むためには実用的ではない。 スイッチモードで動作する正弦波ドライバは魅力的な選択肢ではあるが、デジ タル信号プロセッサ(DSP)を用いる正弦波ドライバは、ディスクドライブモ ータドライバのコストを増大させ、ディスクドライブコントローラからの付加的 な処理時間を要することになる。このため、最小にされた音響放出を達成するた め、多相DCブラシレス永久磁石モータのために正弦波多相駆動電流を発生する ためのスイッチドライバであって、ディスクドライブ等の中に既に組込まれてい る公知の方形/台形スピンドルモータドライバに必要であるのと比べて、さほど コストは高くはなく、さほど複雑でもないドライバの必要性がこれまで、未解決 のまま残されていた。 発明の概要および目的 この発明の包括的な目的は、従来のモータドライバの限界および欠点を克服す る多相DCブラシレス永久磁石モータのための切換えられた正弦波電力ドライバ を提供することである。 この発明の目的は、他の方法では従来の駆動信号に応答してモータ内で発生す る音響ノイズエネルギを大幅に減じる態様で、かつ問題になるEMIを発生させ ることなく、多相ブラシレス永久磁石モータを切換えられた正弦波駆動電流によ って、動作するためのドライバ回路を提供することである。 この発明の別の目的は、同時のモータ速度調整を提供するために、モータ速度 制御ループからの補償された速度誤差値によってエネルギレベルが変調される、 切換えられた正弦波駆動電流によって、多相ブラシレス永久磁石モータを付勢す るためのドライバ回路を提供することである。 この発明のさらに別の目的は、電力を多く消費するリニア増幅器による駆動電 流の発生を必要とせずに、切換えられた正弦波多相駆動電流をモータに提供する ことによって従来の台形波形ドライバを改善する、多相DCブラシレス永久磁石 モータのためのドライバ回路を提供することである。 この発明のもう1つの目的は、大規模なデジタル集積回路内に組込むことに適 した実用的な切換えられた正弦波ドライバ回路を提供することである。 この発明のさらなる目的は、さまざまな多相DCブラシレス永久磁石モータを 、ほぼ静止状態から最大モータ速度までの実質的に無制限な範囲のモータ動作速 度において駆動するための切換えられた正弦波ドライバ回路を提供することであ る。 この発明のさらなるもう1つの目的は、多相DCブラシレス永久磁石モータの ための、減少した論理で切換えられる正弦波電力ドライバを提供することである 。 この発明のさらなる別の目的は、1つのパルス幅変調制御区間内でドライバと モータとの同期を達成する、多相DCブラシレス永久磁石モータのための切換え られた正弦波ドライバを提供することである。 この発明のさらなるもう1つの目的は、異なる設計による、異なった許容誤差 および動作条件を有する、多様な多相モータを駆動するためのデジタル変調を生 じさせるためのドライバを提供することである。 この発明のさらなるもう1つの目的は、動作中に実質的にsin(U)+si n(V)+sin(W)=0の関係に従う、たとえば三相(U、V、W)ブラシ レス永久磁石モータのための切換えられた正弦波ドライバを提供することである 。 この発明の1局面にしたがって、スイッチモード正弦波ドライバ回路が多相ブ ラシレス永久磁石モータに提供される。モータはたとえば、3つの位相またはセ ットの固定子コイルU、V、およびWを有し、これらは実質的にsin(U)+ sin(V)+sin(W)=0の関係に従った、切換えられた実質的に正弦の 駆動信号によって駆動される。この例においては、ドライバ回路は多相モータド ライバブリッジ回路を含み、これは、3つのセットの固定子コイルの選択された 組合せを通して電流源から電流復帰へ、実質的に正弦の切換えられた駆動信号に 従って多相駆動電流を選択的に流出したり流入したりして、モータを制御された 角速度において作動させる。信号波形モニタ回路は固定子コイルのセットに接続 され、そこにわたって現れる電気信号を監視し、かつモータ相基準信号を発生さ せる。位相クロックジェネレータは、モータ同期クロック信号を提供する。位相 カウンタはモータクロック信号によってクロックされ、モータ相基準信号によっ てリセットされ、動作中モータの回転の各サイクル内での予め定められた位相間 隔をカウントし、位相カウントおよび位相極性信号を発生させる。モータ状態デ コーダは、位相極性信号に応答し、状態制御信号を発生する。正弦波論理回路は 位相カウントによってアドレスされ、多相の各々に対しデジタル多相正弦値を発 出する。多相パルス幅変調器回路は、多相正弦値に応答し、正弦値によって制御 されるデューティサイクル持続時間を有する位相パルスを発生する。論理デコー ダは、状態制御信号に応答して、位相パルスを位相駆動パルスに復号化し、かつ 切換えられた実質的に正弦の駆動信号でモータを回転するために、位相駆動パル スを供給し多相モータドライバブリッジ回路を制御する。 この発明の前述の局面の一面として、モータ速度調整は、補償されたモータ速 度誤差に比例するクロック速度によって位相パルスを変調することによって提供 される。付加的な速度調整機能を行なうにあたって、ドライバ回路内のある機能 が用いられる。たとえば、信号波形モニタ回路は電気信号の零交叉を検出し信号 を送る。ドライバ回路はさらに、多相モータドライバブリッジ回路によって供給 される駆動電流を感知し保持するための駆動電流感知回路と、各モータのサイク ル間に達せられた位相カウンタのアンダーカウントおよび/またはオーバーカウ ントに応答して、モータ速度誤差値を生じさせるための速度誤差デジタルアナロ グコンバータと、モータ速度値から感知され保持された駆動電流の差を求めて電 流コマンド値を生じさせるための差分増幅器と、電流コマンド値を補うための速 度ループ補償器と、補償された電流コマンド値を補償されたデジタル誤差コマン ド値に変換するためのアナログデジタルコンバータとを含む。ドライバ回路はさ らに、デジタル誤差コマンド値によって変調されるクロック速度によって多相パ ルス幅変調器回路をクロックして、モータ速度を予め定められた角速度に維持か つ調整し、それによって正弦波位相駆動パルスおよびモータ速度調整をモータに 同時に提供するためのプログラマブルデューティサイクルクロックを含む。 この発明の関連のある局面において、切換えられた正弦波駆動電流によってブ ラシレス永久磁石モータを付勢しかつ回転するための方法が提供される。モータ 制御方法は、 信号波形モニタ回路を用いて複数のモータ巻線に現れる電気信号を監視し、各 モータ相に対して位相基準信号を発生するステップと、 複数の位相基準信号に応答して、位相クロックジェネレータからモータ同期ク ロック信号を提供するステップと、 予め定められたモータ相間隔を定め、モータクロック信号で位相カウンタ手段 をクロックし、かつ位相基準信号で位相カウンタ手段をリセットすることによっ て各モータ相間隔に対して位相カウントおよび位相極性信号を発生するステップ と、 位相極性信号に応答して、モータ状態デコーダ手段によって状態制御信号を発 生するステップと、 位相カウントによってアドレスされる正弦波ルックアップ論理から各モータ相 間隔に対してデジタル多相正弦値を発出するステップと、 デジタル多相正弦値に応答して、多相パルス幅変調器によって、正弦値によっ て制御されるデューティサイクル持続時間を有する位相パルスを発生するステッ プと、 状態制御信号に応答して、論理デコーダ手段によって、位相パルスを切換えら れた位相正弦波駆動パルスに復号化するステップと、 切換えられた正弦波駆動電流によってモータを付勢しかつ回転させるために、 多相モータドライバブリッジ回路によって、切換えられた位相正弦波駆動信号に 従って駆動電流を複数のモータ巻線に対して選択的に流出し流入するステップと を含む。 この発明のこれらおよび他の目的、利点、局面、および特徴は、添付の図面と 関連付けて提示される好ましい実施例の以下の詳細な説明を考慮することによっ て当業者にはより完全に理解され、認められるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、スピンドルモータおよび音声コイルアクチュエータドライバ回路内に この発明を組込むことによってその性能が改善されたタイプのハードディスクド ライブの簡単なシステムブロック図である。 図2は、この発明のドライバ回路によって作動されるタイプの多相ブラシレス 永久磁石スピンドルモータの回転軸に沿った、断面および立面の簡単な概略の構 造図である。 図3は、この発明の原理に従った三相ブラシレスDCモータのためのスイッチ モード正弦波ドライバ回路の全体のシステムブロック図である。 図4は、図3のドライバ回路の位相カウンタおよび後段の回路のより詳細なブ ロック図である。 図5は、この発明の原理に従った、図3の三相ブラシレスDCモータの3つの 位相U、V、およびWの各々のサイクルの1つを図示する、共通の時間軸ライン に沿って配置された、アナログ正弦波およびデジタル制御パルスの一連のグラフ である。 図6は、図3のドライバ回路の動作状態を図示する三相しきい値および極性テ ーブルである。 図7は、図3に示される3相H−ブリッジパワーDMOSドライバ回路および モータ巻線のより詳細なブロック図である。 図8は、この発明の原理を図示する、1サイクル全体にわたって15度の間隔 で図7の三相モータの3つの位相の各々に印加される切換えられたPWM駆動信 号を図示するグラフである。 図9Aおよび図9Bは、この発明によって可能にされたモータ速度制御調整機 能を図示する波形グラフである。図9Aは、実際のモータ速度が基準を超えてい る場合の速度誤差値の発生を示す。図9Bは、実際のモータ速度が基準より下で ある場合の速度誤差値の発生を示す。 好ましい実施例の詳細な説明 この発明の原理は、しばしばDCブラシレスモータと称される多相ブラシレス 永久磁石モータを駆動するのに適用され得るが、現在好まれている1適用例は、 図1に示されるディスクドライブアーキテクチャ10のスピンドルモータおよび 音声コイルアクチュエータドライバの特定用途向け集積回路(ASIC)12内 に見られる。 好ましい動作環境をより完全に理解するために、ディスクドライブアーキテク チャについて簡単に以下に説明する。ディスクドライブアーキテクチャ10は、 DCブラシレススピンドルモータ14を含み、これはASIC12によって駆動 され予め定められた角速度において少なくとも1つのデータ記憶ディスク16を ベース21に対して回転する。ディスク16のデータ記憶表面にごく近いデータ トランスデューサを支持するヘッドスライダ18は、負荷ビームおよびジンバル (個別に図示せず)を含むヘッドアーム20によって回転するように支持される 。ヘッドアーム20は、たとえば回転音声コイルアクチュエータモータ22によ ってベース21およびディスクに関連して回転する。スピンドルモータ14およ び音声コイルアクチュエータモータ22はともに、それぞれ電力/制御経路24 および26にわたってスピンドルモータおよび音声コイルアクチュエータドライ バ回路12によって制御される。ディスクドライブアーキテクチャ10はまた、 典型的には、読取前置増幅器/書込ドライバ28と、読取/書込チャネルASI C30と、ディスクドライブコントローラASIC32と、ユーザデータブロッ ク を一時記憶し、かつ埋込まれたディスクドライブ監視マイクロコントローラ38 のための命令を記憶するためのDRAMバッファチップ34とを含む。ディスク ドライブコントローラASIC32は、インターフェイスバス36を介してドラ イブ10をホスト計算環境に接続するための適当なインターフェイスを提示する ホストインターフェイス回路と、読取/書込チャネル30および読取前置増幅器 /書込ドライバ28を介してディスク16とのデータ転送のやり取りを扱うため のデータシーケンサ/管理回路と、バッファメモリ34におけるアドレス指定お よびリフレッシュ動作を制御するためのメモリコントローラと、ドライブマイク ロプロセッサ38へのインターフェイスとを含む。ユーザデータ経路は末端に矢 印のある太線で包括的に示され、これらの経路は、ユーザデータブロックをホス トとディスク記憶表面との間を制御された態様で転送することを可能にする。マ イクロプロセッサ制御バス40およびDRAMメモリアドレス指定、リフレッシ ュ、および制御バス42などの制御ラインは普通の線で示され、これらはディス クドライブアーキテクチャ全体に制御値および状態値を送る。 図2は、モータ14等の例示的なディスクドライブ多相スピンドルモータの断 面構造図を示す。この特定の例では、モータ14は中心シャフト43と、シャフ ト43に装着されるベアリングアセンブリ44と、回転のために少なくとも1つ の記憶ディスク16が装着されるディスクハブ45とを含む。ほぼ円筒形の固定 子コイルアセンブリ46は、シャフト43と同心にベース21に装着される。永 久磁石回転子47は、強磁性磁束戻りリング48に固定され、これは45の内部 円筒形壁に固定される。示されるように、モータ14は回転子位置ホール効果位 置センサまたは他のセンサを含まず、この例においてはこの省略は意図的なもの である。図2には2つの固定子コイルが示されるが、複数の固定子磁極片および コイルが存在し、コイルは戻りノード接続を有するY結線三相モータの中に適切 に接続されることが理解されるべきである。組み立てられ接続されると、スピン ドルモータ14は、Y結線三相モータを支持する4つの電気接続を有する。モー タ14には多様な磁極−スロット構成を用いることができる。音響放出の減少を 可能にすると同時に非常に高速の回転速度を提供する、現在好まれているスピン ドルモータの実施例は、上で引用された同時係属中の米国特許出願連続番号第0 8/560,726号に説明されるモータである。スピンドルモータ固定子は、 さらに音響放出を減少するために、たとえば、これもまた上で引用された同時係 属中の米国特許出願連続番号第08/490,962号に教示されるように、内 部に封じ込めてもよい。 次に図3を参照すると、スピンドルモータドライバ回路50は、巻線位相PH _U、PH_V、およびPH_Wならびに中間タップ戻りラインCTを有する三 相スピンドルモータ14に関連して機能ブロックによって示される。スピンドル モータドライバ回路50は、汎用のモータドライバとしての使用のためのスタン ドアローン回路チップであってもよいが、現在モータドライバ回路50は好まし くは、図1のディスクドライバ10内のスピンドルモータおよび音声コイルアク チュエータドライバASIC12の一部として含まれる。このため、ASIC1 2はドライブマイクロプロセッサ38の総合的な監視の下にある。最初のスピン ドルモータ14のスピンアップ動作の間、マイクロプロセッサ38は静止状態で のスピンドルモータの最初の位置を定め、かつ最初のスピンアップ駆動パラメー タを計算してASIC12に与え、モータ14の所望の方向の回転を開始させ、 所望の動作速度に向けて加速させることに深く係わる。望ましい動作速度に達す ると、以後説明される速度制御ループ60が、モータ14に自動の速度調整を提 供し、その一方で、切換えられた正弦波ドライブ回路が切換えられた正弦波ドラ イブを発生し、かつ付与して、モータを付勢する。 回路50は三相全波(各モータ巻線に対するソースおよびシンク切換)パワー DMOドライバブリッジ52を含み、これは切換えられた正弦波エネルギをモー タ巻線に供給する。図7に示されるように、ブリッジ52は3つの電流ソースパ ワーFET UH、VH、およびWH、ならびに3つの電流シンクパワーFET UL、VL、およびWLを含む。3対のFETがあり、各対は三相モータ14 の3つのモータ相U、V、またはWの各々を駆動するために接続されたソースF ETおよびシンクFETを含む。この発明の原理によれば、ドライバブリッジ5 2のFETトランジスタは、論理デコーダ54によって供給される切換えられた 駆動パルスに従って三相正弦波駆動電流をモータ14に選択的に流出したり流入 したりする。ドライバブリッジ52は固定子コイルの切換えられた組合せを通し て電流源から電力を流出し、同様にして電流復帰に電流を流入し、モータ14を 予め定められた角速度で動作させる(図3の電気回路の概略の図式に示される) 。論理デコーダ回路54およびドライバブリッジ回路52は以下に、より詳細に 説明される。 零交叉検出器回路56は、モータの共通のノードCTに関連してモータ14の 3つの位相U、V、およびWを監視するように接続される。図5に示される三相 駆動電流を見ると、各波形がモータ動作の各々の360度のサイクルの間、同じ 向きでゼロ軸を横切ることが直ちに明らかになる。再び図3を参照すると、回路 56内には(他のパルスゲートおよび整形回路とともに)3つの電圧コンパレー タが好ましくは含まれる。正しい動作においては、ドライバ回路50は、三相の 切換えられた正弦駆動電流をモータ相U、V、およびWに供給し、どの時点にお いても、駆動信号の符号付きベクトル和が共通のノードCTに存在するゼロ電圧 基準レベルに等しいようにする(sin(U)+sin(V)+sin(W)= 0(共通のノードCT))。このように、共通のノードCTは、コンパレータを 用いることによって各零交叉を定めるために、各位相U、V、およびWの比較対 象としての適当な基準レベルを提供する。図5のグラフEに示されるように、各 零交叉は制御パルスを提供するように処理される。すなわち、U相は、0度およ び360度において正の方向にゼロと交差し、180度において負の方向にゼロ と交差する。V相は120度において正の方向にゼロと交差し、300度におい て負の方向にゼロと交差する。さらに、W相は240度において正の方向にゼロ と交差し、60度において負の方向にゼロと交差する。これらの6つの交差は図 5のグラフAにおいて重なり合うU、V、およびWの正弦波に示され、結果とし てモータ14の各回転に対して図5のグラフEの6つの零交叉パルスを生じる。 零交叉検出器回路56は2つの重要で、かなり明確な目的を果たす。第1の目 的は、モータドライバ回路50内のモータ速度調整制御ループ60内のアナログ 電流センス/サンプルおよびホールド回路58に正/負の零交叉制御シーケンス (図5のグラフE)を提供することである。速度制御ループはまた、3つのアッ プカウンタ62U、62V、および62W(図4に示される)を含む位相カウン タブロック62を含む。位相カウンタブロック62は図4に関連して以下により 詳細に説明される。第2の目的は、位相カウンタブロック62内の3つの位相カ ウンタをリセットするために各位相に対して正のエッジの零交叉を提供すること である。これらの正のエッジの零交叉パルスは、それぞれモータ相U、V、およ びWの正遷移エッジ零交叉について、図5にグラフB、C、およびDとして示さ れる。 次に、速度調整ループ60の構造および機能が説明される。位相カウンタブロ ック62からの3つの下位6ビットカウント値は、経路70にわたって提供され 、ブロック72の3つの速度誤差レジスタの中にラッチされる。位相カウンタ6 2は零交叉の立下がりエッジにおいてリセットされず、このことで本番運転での 個別のモータ、および異なったモータの設計間に存在し得る設計および製造の許 容誤差に対処する。ラッチされたカウント値は次に、デジタル値としてブロック 72内の単一の時間多重化パルス幅変調器へ順次与えられ、アナログ速度誤差信 号を提供する。1回転ごとのこれらの3つの位相信号はブロック72において合 わされかつ平均され、次にアナログ動的補償ブロック74へ送られる。動的補償 ブロック74は、ループ補償をアナログ速度誤差信号に適用し、補償された信号 は差分増幅器76にプラス入力として印加される。マイナス入力は電流センス/ サンプルおよびホールド回路58によって提供され、その結果生じる差分は電流 誤差コマンド値を表わし、これはブロック76において補償され、次にアナログ −デジタルコンバータ78において5ビットデジタル制御信号に変換され、補償 された電流誤差としてプログラマブルクロック分周器回路82への経路80上に 発出される。 クロック分周器回路82は、経路80上の補償された電流誤差に比例するパル ス幅変調器クロック信号を発出し、それによってブロック84内でパルス幅変調 カウンタによって発生した、U、V、およびWの正弦波に追従する変動するパル スのデューティサイクルをトリム(trim)する。モータ14が基準速度以下に速度 を緩めた場合、この状態はループ60によって検出され、経路80上の補償され た電流誤差は変調器クロック82を遅らせ、モータを駆動するために与えられる 各変調パルスの平均デューティサイクルをほんの僅か長くする。他方では、モー タ14が基準速度を超えて速くなった場合、電流誤差は各変調パルスの平均デ ューティサイクルを減じ、このためモータ14に供給されるエネルギは減少し、 その角速度が遅くなる。モータ速度制御ループ60のさらなる詳細および局面は 、以下に説明される。 図4を参照すると、位相カウンタブロック62は3つのアップカウンタ62U 、62V、および62Wを含むことがわかる。各位相について1つずつ、3つの カウンタを提供することにより、位相が正確に120電気度間隔ではないかもし れない、特定のモータ内のいかなる移相許容誤差にも対処することができる。U カウンタ62UはU相零交叉信号によってリセットされ、経路108上の位相ク ロック信号によって制御される速度においてデジタル方式でカウントアップを開 始する。各カウンタは好ましくは、少なくとも11ビット(0−9データビット および1つの極性ビット)の幅を有し、すなわち最大2進法カウントに達する前 に29(10進法で512)までカウントする能力を有する。カウンタ62は最 大カウントに達しても反転せず、そのカウントをリセットパルス(図5のグラフ B、CまたはD)を受取る直前まで保持し、受取った時点でカウントはクリアさ れる。リセットパルスが受取られると、リセットパルスを受取るカウンタは経路 104上の位相クロック信号によって定められるクロック速度でカウントアップ を開始する。 アップカウンタ62U、62B、62Wの各々は、マイクロプロセッサ38に よって予めロードされるように適合され、カウンタを特定の初期の極性状態に強 制する。これらの状態はマイクロプロセッサの直接の制御の下で、モータ14を 望ましい回転の方向に始動させ、最初に整流することを可能にし、このことは速 度制御ループ60を事実上オーバーライドする。スピンドルモータにおいては、 コギングトルクを減少するために、永久磁石磁極と固定子スロットとの間には不 均一な関係があるため、固定子スロットのパターンに対する回転子の初期の静止 位置を定めることが必要である。この初期の判定は、モータを回転させるのに十 分なレベルより低い電流コマンドを選択されたモータ巻線の対に与えることによ って実行される。タイマが始動され、経過時間は、電流コマンドの付与から零交 叉検出器回路56内のコンパレータによって測定される電圧の変化が起こるまで 測定される。この時間は各対によって異なり、値のテーブルがマイクロプロセッ サのメモリ内に構築される。一旦テーブルが完成されると、固定子に対する回転 子の角位置が定められ、適当な駆動シーケンスが作られ、アップカウンタ62U 、62B、および62Wの中にロードされ得る。次に、整流シーケンスが開始さ れ、モータ14は回転を始める。モータ速度のマイクロプロセッサによる直接の 制御は、モータ14がその望ましい動作速度に達するまで継続され得る。 経路104上の位相クロック信号は、各カウンタ62U、62B、および62 Wを各カウンタが各位相サイクルの位相インクリメント(たとえば1カウント当 り1.422(512/360)度のモータ回転)をカウントすることを可能に するカウント速度においてクロックするために印加される。すなわち、カウンタ 62Uは図5のグラフBのリセットパルスのリーディングエッジ間のインクリメ ントをカウントし、カウンタ62Bは図5のグラフCのリセットパルスのリーデ ィングエッジ間のインクリメントをカウントし、カウンタ62Wは図5のグラフ Dのリセットパルスのリーディングエッジ間のインクリメントをカウントする。 経路104上の位相クロック信号はシーケンサクロックデコーダ回路102から 送られ、シーケンサクロックデコーダ回路102は、システムクロックから得た 、少なくとも初期のスピンアップモータ動作の間、たとえばマイクロプロセッサ 38によって制御された、位相クロック信号を受取る。このように、経路104 上の位相クロック信号はコマンドされたモータ速度に同期する。実際の位相クロ ックは特定のスピンドルモータ14の磁極およびスロットの数と公称モータ速度 とに依存し、シーケンサクロックデコーダ102内の位相クロック分周器回路は ドライブマイクロプロセッサ38によってプログラムされ、多様なスピンドルモ ータ構成に対処することができる。 モータと幾何学的に整列するカウンタ62U、62B、および62Wからの3 つの位相カウントの6上位ビット(ビット位置4−9)は、テーブルルックアッ プシーケンサ88へ送られる。テーブルルックアップシーケンサ88の一機能は 、受取られた各カウントを保持し、各カウントをマップして正弦波テーブル回路 92にアドレスすることである。3つの別個の正弦波テーブルの必要を避けるた めに、シーケンサ88は位相情報を特定のクロック間隔内で同じ位相クロック周 波数において移相された逐次情報に変換する。テーブルルックアップシーケンサ 8 8は、シーケンサクロックデコーダ102によって提供され、たとえば位相クロ ック割る4に等しい速度において動作する、経路106上のクロック信号によっ てクロックされる。テーブルルックアップシーケンサ88は次に、各々の位相カ ウントを選択し、逐次、正弦波ルックアップテーブル論理92に与える。言い換 えると、テーブルルックアップシーケンサ88は位相カウンタをタイムスライス し、各タイムスライスごとに正弦波テーブル論理92が3つのアップカウンタ6 2U、62B、および62Wからのカウントをデジタル正弦値に変換するように する。 正弦波テーブル論理92は波形極性情報を必要としない。なせなら、極性は以 下に説明される後段のデータ選択プロセスにおいて考慮されるからである。さら に、正弦波テーブル値はほぼ、たとえば90度で対称であるため、テーブルルッ クアップシーケンサはまた、データ圧縮器として機能し、カウンタ62からの入 来6上位ビットカウントを、正弦波テーブル論理92のアドレスのため5ビット に圧縮する。すなわち、各位相の90度から180度の傾斜において、正弦テー ブルは0度から90度の傾斜の正弦テーブルの補数であり、カウント補足動作は テーブルルックアップシーケンサ88内で実行される。そのため、このアプロー チでは、正弦テーブル論理を各位相U、V、およびWの全サイクルの1象限(た とえば0度から90度)に制限することは全く実際的である。 特定の位相カウントのために一旦正弦値がルックアップされると、これは正弦 波テーブル論理92のすぐ後段のデータレジスタブロック96内の3つの正弦デ ータレジスタのうちの適切な1つの中にラッチされる。これらのデータレジスタ は、このように、3つの位相のための5ビット正弦値、すなわちU_DATA、 V_DATA、およびW_DATAを保持する。U_DATAはPWMカウンタ ブロック84へ直接導かれる経路108に発出され、経路108上のU_DAT Aはまた、データ選択および加算器112とデータ選択マルチプレクサ加算器ブ ロック120とに入る。V DATAは経路110に発出され、データ選択およ び加算器112とデータ選択マルチプレクサ加算器ブロック120とに入る。W DATAは経路118上をデータ選択マルチプレクサ加算器ブロック120へ 発出される。 各駆動相の各全サイクルにわたって正弦テーブル論理値を利用することが実用 的であるため、各正弦波に極性値を提供することが必要である。位相カウンタ6 2U、62V、および62Wの上位ビット位置は便宜上3つの極性ビットPOL U、POL V、およびPOL Wを提供する。図5を検討すると、各上位ビ ット位置は各位相カウントの負の半サイクルに対して真であることが明らかであ る。これらの極性ビットは状態デコーダ116に付与され、状態デコーダ116 は、カウンタ62U、62V、および62Wからのカウントの位相状態を、たと えば1モータ回転内での60度のインクリメントを表わす6つの位相に復号する 。これらの位相状態は図8のグラフAによって示され、図6を参照することでさ らに理解される。 図6は、状態デコーダ116の動作を説明するしきい値および極性テーブルで ある。状態デコーダ116はバス114を介して制御値をデータ選択および加算 器回路112とデータ選択マルチプレクサ加算器回路120とに発出する。これ らの値の最初の1つは、U DATAがV DATAに加算されるべきか、また はV DATAがデータ選択および加算器回路112を直接通って送られるべき かどうかを判定する。データ選択および加算器回路112の出力は、「B DA TA」であり、これは経路122を介してPWMカウンタ84に入る。他の2つ の値はU DATAがW DATAに加算されるべきか、またはV DATAが W DATAに加算されるべきか、またはW DATAがデータ選択マルチプレ クサ加算器回路120を直接通って送られるべきかどうかを判定する。データ選 択マルチプレクサ加算器回路120の出力は、「C DATA」であり、これは 経路124を介してPWMカウンタ84に入る。経路114にわたって加算が信 号で知らされると、結果として生じる和は6ビット幅であり、この場合、6ビッ ト値が経路122上にB DATAとして供給されるか、または経路124上に C DATAとして供給される。さもなければ、B DATAおよびC DAT Aは5ビットである。 バス114の3つの制御ラインの状態は、図6の60度の電気角の制御インク リメントの各々に対して示される。制御ライン上のゼロの値は、表示されたプロ セスが回路112または120内で実行されていないことを意味し、一方、1の 値は表示されたモータ相インクリメントの間、そのプロセスが実行されているこ とを示す。選択マルチプレクサ加算器回路120はC DATAを得るにあたっ て、UをWに加算するプロセス、またはBをWに加算するプロセスのいずれかを 実行するため、テーブルは、これらの加算プロセスがどの特定の60度の電気角 の制御インクリメント内においても互いに排他的であることを示す。 プログラマブルクロック分周器回路82は、ブロック84の3つのPWMカウ ンタ84A、84B、および84Cのための乗算器クロックを確立する。乗算器 クロックは、モータ速度制御ループ60からの経路80上の補償された電流誤差 に比例する。クロック分周器回路82は2つのクロック制御を受け、それはモー タ速度制御ループ60からの経路80を介する前述の電流制御と、経路128を 介する、(モータ回転速度と非同期である)固定された高周波数システムクロッ クとである。システムクロックはディスクドライブ10内の基準発振器から得る ことができる。 PWMカウンタ84A、84B、および84Cのクロック速度は、補償された 電流誤差によって測定されるモータ速度の関数であり、そのため各PWM84の デューティサイクルは、3つのモータ相へ、切換えられた正弦波駆動電流を提供 しつつも、速度制御ループによって制御される所望の値にモータ速度を調整する ように調節される。通常、モータ速度制御ループの設計は、PWMのデューティ サイクルを特定の位相角に対して公称または50%デューティサイクルで規定し 、補償された電流誤差は位相角において効果的に公称デューティサイクルに対し て加算または減算される。公称デューティサイクルにおいて、モータ14はその 所望の角速度において回転するよう規定され、PWM84のデューティサイクル のいかなる電流誤差調整も行なわれない。 プログラマブルPWMタイマブロック130は、経路128を介してシステム クロックを受け、これは予め定められた単一の基準周波数において動作する。P WMタイマ130は本質的には自走カウンタであり、プログラムされたカウント 値までカウントし、そして反転する。PWMタイマ130は反転するたびに、イ ネーブルカウント制御信号を発生し、これはPWMカウンタ84A、84B、お よび84Cを再始動させる。PWMタイマ130の反転間隔は実質的にドライバ 回路50の公称全サイクル駆動間隔を規定する。 PWMカウンタ84A、84B、および84Cはダウンカウンタである。各カ ウンタ84A、84B、および84Cはイネーブル信号を受ける際にカウント値 をロードしており、直ちにカウントダウンを開始する。カウント値は特定のPW M関数のデューティサイクルを規定する。カウンタ84AはA DATAをその カウント値としてロードする。カウンタ84BはB DATAをそのカウント値 としてロードする。カウンタ84CはC DATAをそのカウント値としてロー ドする。イネーブルパルスを受けると、カウンタ84A、84B、および84C は一斉にカウントダウンを開始する。カウント84は始動されるたびに、プログ ラマブルクロック分周器84によって経路126上に発出される乗算器クロック によって規定される速度でカウントダウンする。各電気位相角の間、PWMカウ ンタブロック84はA PWM、B PWM、およびC PWMデータパルスの シーケンスを論理デコーダブロック54へ発出する。各カウンタはゼロのカウン トに達すると、カウントするのをやめ、再ロードを待って、PWMタイマ30か らの次のイネーブルパルスとともにカウントダウンを開始する。 状態デコーダ回路116はA PWM、B PWM、およびC PWMの切換 えられたパルスに応答して6つの論理駆動制御状態を生じ、これは3ビットバス 134を介して送られ、論理デコーダ54を制御する。図6の6つの駆動状態テ ーブル部分を検討すると、いずれかの位相インクリメントの間、6つの論理駆動 状態のうち、3つの状態のみが活性状態であり、そのインクリメントの間、3つ の状態がオフである。論理デコーダ回路116はまた、PWMカウンタブロック 84から受けとられるA PWM、B PWM、およびC PWMパルスに排他 的OR機能を適用する能力を有する。たとえば、0度から60度の初期の電気位 相角の範囲内で、状態デコーダ回路116からの論理制御は、状態デコーダがA PWMデータをU相電流ソース(ハイの側)ドライバUH(図7)へ発出する ことを引起こす。U相電流シンク(ローの側)ドライバUL、V相電流ソースド ライバVH、およびW相電流シンクドライバWLはすべてこの位相間隔の間オフ である。V相電流シンクドライバVLは、C PWMデータを受取り、W相電流 ソースドライバWHは、(B PWM(+)C PWM)に従って制御パルスを 受取り、ここで(+)は論理デコーダ回路54によってB PWMおよびC P WMデータに実行される排他的OR機能を表わす。残りの60度間隔の間にドラ イバに供給されるデータは図6の表に示されるとおりである。 正弦波ドライバ回路50の動作は図8のグラフを参照することによって、より 完全に理解され、かつ認められるであろう。切換えられた駆動波形はモータの全 360度の回転サイクルにわたって15度間隔の電気角の各々の側に対してグラ フに表わされる。正のパルスは電流ソースUH、VH、またはWHが活性状態で あることを示し、負のパルスは電流シンクUL、VL、またはWLが活性状態で あることを示す。たとえば、15度、30度、45度、60度、75度、および 90度におけるU相駆動信号を考慮されたい。図5を参照すると、U相は0度に おける零交叉から90度におけるピークに向けて振幅が増加しているのが明らか である。したがって、15度において、U相駆動信号は比較的短いパルス持続時 間において正である(電流ソースドライバUHはオン)。30度において、U相 の正の駆動信号は、15度においてのそれより長くなっている。45度において は、U相駆動パルスはさらに長くなり、同様にして、90度においてピーク持続 時間が達成されるまでになる。その後、正のU相駆動パルスは幅が狭くなってい き、180度で波形零交叉に達する。その後、波形は負になり(U相電流シンク ドライバULは活性状態であり、一方、U相電流ソースドライブUHはオフであ り)、U相の負の駆動パルスは長くなっていき、270度において負のピークに 達し、ここで次の零交叉に達するにつれ短くなり始める。同様の状態がVおよび W相にも認められる。この発明の原理によれば、実際のパルス幅は正弦関数に近 似し、切換えられたモータ巻線の対を通して供給される、結果として生じる駆動 電流はそのため、sin(U)+sin(V)+sin(W)=0の関係に従っ て正弦波に近似する。さらに、結果として生じる駆動信号は全波同期整流の態様 で動作し、そのため少なくとも2つのモータコイルが常に駆動され、駆動条件が 結果として、各々の切換えられた駆動間隔において実質的に等しいプラスおよび マイナス(ハイおよびローの)位相デューティサイクルを生じることになるのが 理解されるであろう。 速度制御ループ60の動作は図9Aおよび図9Bを考慮することによってより 完全に理解される。これらの2つの図は、コマンドされた正弦駆動電流および実 際のモータ応答を実質的にグラフに表わす。図9Aでは、実際のモータ回転位相 サイクルU(この図ではBの符号が付けられる)は、B′の符号が付けられた、 コマンドされた、または基準位相に先立ち、モータの速度超過状態を表わす。図 9Bでは、コマンドされた位相B″が実際のモータ回転位相Bに先立ち、速度不 足状態を示す。図9Aおよび図9Bにおいて、コマンドされた位相B′およびB ″(モータ位相U)は、PWMカウンタブロック84、論理デコーダ54、およ びドライブブリッジ52によってモータ14を駆動するために1つの駆動位相と して発出される。 図9Aおよび図9BのグラフAは、図5のグラフBのU相零交叉信号を複製し ており、このモータ速度制御の例において重要な立上がりエッジ零交叉値を表わ す。各グラフAのカウントパルスの立上がりエッジは、モータ14の1つの位相 の完全なサイクルの公称終止点を記し、後続の立上がりエッジ間の間隔はモータ 回転の1つの全サイクルの測定値を表わす。 図9Aおよび図9BのグラフCは、位相カウンタ62のうちの1つの上位ビッ ト位置を除く、すべての実際の位相カウントを表わす。カウンタ62の上位極性 ビットは、図9Aおよび図9BのグラフDとしてグラフに表わされる。図9Aの 例に示されるように、位相カウンタがグラフAの零交叉パルスの立上がりエッジ においてそのカウントを完了していない場合、カウンタ62によってグラフAの 立上がりエッジの瞬間に達成されたカウント値は、ブロック72の速度誤差レジ スタの1つの中に速度誤差の補数としてラッチされ、位相カウンタ62は立上が りエッジによってリセットされ、次のカウントサイクルの間、カウントアップし 始める。Bの公称零交叉において位相カウンタによって達せられたカウントは1 つのレジスタに保持されるため、零交叉リセットにおいてラッチされる、より大 きなカウントから差分され得る。この差分(補数)は、未加工のモータ速度誤差 の測定値であり、図9Aでは「誤差リード」と記されている。この差分は、次に 他の誤差カウントと合せて平均され、ブロック72内の回路によって符号付きア ナログ速度誤差値に変換され、前述のとおり、後に経路80上の補償された電流 誤差を発生させるために用いられ、これは正弦波PWM84のクロック速度を変 化させる。 同様に、図9Bでは、位相カウンタ62によってカウントされるコマンドされ たモータ相B″は、測定されたモータ回転位置Bに先立ち、モータ14はPWM カウンタ84によって設定されるコマンドされた速度よりも遅い速度で回転する 。この場合、グラフCは選択された位相カウンタ62が最大カウントを達成し、 反転し、単一の公称回転期間内でカウントアップを再開し、これがグラフA零交 叉に達するまで続くことを示す。「誤差遅れ」と記された、実際のモータ回転間 隔内のこの第3のカウントは、次にブロック72のレジスタの中にラッチされ、 未加工のモータ速度誤差の直接の測定値を提供する。この加工処理は図9Aに関 連して上記に説明された誤差遅れの状態と同じである。同時に、テーブルルック アップシーケンサ88および正弦テーブル92への位相データは反転せず、グラ フAによって測定されるように正のエッジ零交叉が達成されるまでゼロに保持さ れる。その時点で、位相カウンタはゼロからカウントアップを開始する。 ドライバ50からのEMIを制限するために、好ましくはPWMカウンタ84 のスルーレートは、たとえばマイクロ秒あたり10ボルトに制限される。スルー レートの制限されたパルスジェネレータを用い、かつディスクドライブ10内で 適当な設置および遮蔽を実施することにより、ドライバ回路50またはモータ1 4からの読取チャネル回路18、28、または30へのEMIはほとんどあり得 ない。 当業者には、好ましい実施例の前述の説明を考慮することから、その範囲が以 下の請求の範囲によってより特定的に示される、この発明の精神から逸脱するこ となく、数多くの変更例および変更が容易に明らかになるであろう。ここにおけ る説明および開示は例示の目的のみであり、以下の請求の範囲によってより特定 的に示されるこの発明の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.多相ブラシレス水久磁石モータのためのスイッチモード正弦波ドライバ回路 であって、 モータの複数のモータ巻線の1つに現われる電気信号を監視し、位相基準信号 を発生するための信号波形モニタ回路と、 位相基準信号に応答してモータ同期クロック信号を提供するための位相クロッ クジェネレータと、 モータクロック信号によってクロックされ、かつ位相基準信号によってリセッ トされ、モータ相間隔内でモータ相カウントをカウントするための位相カウンタ 手段と、 モータ相カウントによってアドレスされ、デジタル多相正弦値を発出するため の正弦波ルックアップ論理と、 デジタル多相正弦値に応答して、正弦値によって制御されるデューティサイク ル持続時間を有する位相パルスを発生するための多相パルス幅変調器と、 切換えられた正弦波ドライブでモータを付勢しかつ回転させるために、位相パ ルスに従って駆動電流を複数のモータ巻線に対して選択的に流出し流入するため の多相モータドライバブリッジ回路とを含む、スイッチモード正弦波ドライバ回 路。 2.前記多相ブラシレス永久磁石モータは、3つの固定子巻線U、V、およびW を含み、前記多相モータドライバブリッジ回路は、sin(U)+sin(V) +sin(W)=0の関係に実質的に従った切換えられた位相正弦波駆動信号に 従って、駆動電流を3つの固定子巻線U、V、およびWに対して選択的に流出し 流入する、請求項1に記載のスイッチモード正弦波ドライバ回路。 3.前記信号波形モニタ回路は、各モータ相に対して位相基準信号を発生するた めに、モータの複数の巻線に現われる電気信号を監視し、 前記位相クロックジェネレータは、複数の位相基準信号に応答してモータ同期 クロック信号を提供し、 前記位相カウンタ手段は、モータクロック信号によってクロックされ、位相基 準信号によってリセットされて、予め定められたモータ相間隔を定め、かつ各モ ータ相間隔に対して位相カウントおよび位相極性信号を発生し、 前記スイッチモード正弦波ドライバ回路は、さらに 位相極性信号に応答して状態制御信号を発生するためのモータ状態デコーダ手 段を含み、 前記正弦波ルックアップ論理は、位相カウントによってアドレスされ各モータ 相間隔に対してデジタル多相正弦値を発出し、 前記スイッチモード正弦波ドライバ回路は、さらに 前記状態制御信号に応答して位相パルスを切換えられた位相正弦波駆動パルス に復号化するための論理デコーダ手段を含み、 前記多相モータドライバブリッジ回路は、モータを付勢しかつ回転させるため 、切換えられた位相正弦波駆動パルスに従って駆動電流を複数のモータ巻線に対 して選択的に流出し流入する、請求項1に記載のスイッチモード正弦波ドライバ 回路。 4.モータの複数のモータ巻線の1つに現われる電気信号を監視するための前記 信号波形モニタ回路は、モータの実際の回転速度を監視するための回路を含み、 前記スイッチモード正弦波ドライバ回路はさらに、モータ速度調整制御ループを 含み、前記モータ速度調整制御ループは、 モータの実際の回転速度と基準モータ速度値とを比較し、モータ速度誤差値を 生じるための比較回路と、 モータ速度誤差値に応答して、モータ速度誤差値を用いた多相パルス幅変調器 のクロックを調節し、多相モータドライバブリッジ回路において、速度補償され た切換られた正弦波駆動電流を発生するためのパルス幅変調クロック制御回路と を含む、請求項1に記載のスイッチモード正弦波ドライバ回路。 5.前記信号波形モニタ回路は、複数のモータ巻線にわたって電圧の零交叉サン プリング点を検出するための零交叉検出器回路と、 零交叉サンプリング点において多相モータドライバブリッジ回路からの駆動電 流値をサンプリングし、かつ保持するための電流センスおよびサンプルおよびホ ールド回路と、 差分回路においてモータ速度誤差値から実際の電流値を減算し、電流誤差値を 作り出すための前記差分回路と、 電流誤差値を補償し、補償された電流誤差を作り出すための補償回路と、 多相パルス幅変調器を制御するために、補償された電流誤差の関数によってク ロック信号を調節するためのクロック分周器回路とをさらに含む、請求項1に記 載のスイッチモード正弦波ドライバ回路。 6.多相ブラシレス永久磁石モータのためのスイッチモード正弦波ドライバ回路 であって、 モータの複数のモータ巻線に現われる電気信号を監視し、各モータ相に対して 位相基準信号を発生するための信号波形モニタ回路と、 多相基準信号に応答してモータ同期クロック信号を提供するための位相クロッ クジェネレータと、 モータクロック信号によってクロックされ、かつ位相基準信号によってリセッ トされて、予め定められたモータ相間隔を定め、かつ各モータ相間隔に対して位 相カウントおよび位相極性信号を発生するための位相カウンタ手段と、 位相極性信号に応答して状態制御信号を発生するためのモータ状態デコーダ手 段と、 位相カウントによってアドレスされ、各モータ相間隔に対してデジタル多相正 弦値を発出するための正弦波ルックアップ論理と、 デジタル多相正弦値に応答して、正弦値によって制御されるデューティサイク ル持続時間を有する位相パルスを発生するための多相パルス幅変調器と、 状態制御信号に応答して位相パルスを切換えられた位相正弦波駆動パルスに復 号化するための論理デコーダ手段と、 切換えられた正弦波ドライブによってモータを付勢しかつ回転させるために、 切換えられた位相正弦波駆動信号に従って駆動電流を複数のモータ巻線に対して 選択的に流出し流入するための多相モータドライバブリッジ回路とを含む、スイ ッチモード正弦波ドライバ回路。 7.前記多相ブラシレス永久磁石モータは、3つの電気位相(U、V、およびW )を含む、請求項6に記載のスイッチモード正弦波ドライバ回路。 8.前記多相モータドライバブリッジ回路は、sin(U)+sin(V)+s in(W)=0に実質的に従った、切換えられた正弦波ドライブによってモータ を付勢しかつ回転するために、切換えられた位相正弦波駆動信号に従って駆動電 流を複数のモータ巻線に対して選択的に流出し流入する、請求項7に記載のスイ ッチモード正弦波ドライバ回路。 9.前記信号波形モニタ回路は、電気信号の零交叉を検出し、かつ信号を送り、 前記スイッチモード正弦波ドライバ回路はさらに、零交叉に応答して、多相モー タドライバブリッジ回路によって供給される駆動電流を感知し保持するための駆 動電流感知回路と、位相カウンタ手段に応答してモータ速度値を発生するための 速度誤差デジタルアナログ変換手段と、モータ速度値から感知され保持された駆 動電流の差を求めて電流コマンド値を生じるための差分増幅器と、電流コマンド 値をデジタルデューティサイクル値に変換するためのアナログデジタルコンバー タとを含み、さらにデジタルデューティサイクル値によって変調され多相パルス 幅変調手段をクロックして、予め定められた角速度においてモータ速度を維持し かつ調整するためのプログラマブルデューティサイクルクロック手段を含む、請 求項6に記載のスイッチモード正弦波ドライバ回路。 10.前記正弦波ルックアップ論理は、90度のモータ回転の範囲にわたってデ ジタル多相正弦値を発出し、前記スイッチモード正弦波ドライバ回路は、モータ 状態デコーダに応答して前記デジタル多相正弦値を選択し、多重化し、前記デジ タル多相正弦値の選択されたものを加算し、360度のモータ回転の範囲にわた って正弦値を提供するための選択多重化加算器回路を含む、請求項6に記載のス イッチモード正弦波ドライバ回路。 11.多相の実質的に正弦の切換えられた駆動信号によって駆動される、複数の 固定子コイルを有する多相ブラシレスDCモータのためのスイッチモード正弦波 ドライバ回路であって、前記ドライバは、 電流源から複数の固定子コイルの選択された組合せを通して電流復帰へ送られ る実質的に正弦の切換えられた駆動信号に従って、多相駆動電流を選択的に流出 し流入して、モータを予め定められた角速度で動作させるための多相モータドラ イバブリッジ回路と、 固定子コイルに接続され、そこに現われる電気信号を監視し、モータ相基準信 号を発生するための信号波形モニタ手段と、 モータの回転に関連したモータ同期クロック信号を発生するための位相クロッ ク発生手段と、 モータ同期クロックによってクロックされ、かつモータ相基準信号によってリ セットされて、動作中モータの各位相の位相間隔をカウントし、かつ位相カウン タおよび位相極性信号を発生するための位相カウンタ手段と、 位相極性信号に応答して状態制御信号を発生するための状態デコーダ手段と、 位相カウントによってアドレスされ、多相の各々に対してデジタル多相正弦値 を発出するための正弦波論理回路と、 多相正弦値に応答して、正弦値によって制御されるデューティサイクルによっ て位相パルスを発生するための多相パルス幅変調手段と、 状態制御信号に応答して、位相パルスを位相駆動パルスに復号化し、かつ位相 駆動パルスを供給して多相モータドライバブリッジ回路を制御するための論理デ コーダ手段とを含む、スイッチモード正弦波ドライバ回路。 12.前記多相モータは、3つの電気位相U、V、およびWを含む、請求項11 に記載のスイッチモード正弦波ドライバ回路。 13.前記多相モータドライバブリッジ回路は、sin(U)+sin(V)+ sin(W)=0に実質的に従った、切換えられた正弦波ドライブによってモー タを付勢しかつ回転するために、位相駆動信号に従って駆動電流を複数のモータ 巻線に対して選択的に流出し流入する、請求項11に記載のスイッチモード正弦 波ドライバ回路。 14.前記信号波形モニタ手段は、電気信号の零交叉を検出し、かつ信号を送り 、前記スイッチモード正弦波ドライバ回路はさらに、零交叉に応答して、多相モ ータドライバブリッジ回路によって供給される駆動電流を感知し保持するための 駆動電流感知回路と、位相カウンタ手段に応答してモータ速度値を発生するため の速度誤差デジタルアナログ変換手段と、モータ速度値から感知され保持された 駆動電流の差を求めて電流コマンド値を生じるための差分増幅器と、電流コマン ド値をデジタルデューティサイクル値に変換するためのアナログデジタルコンバ ータとを含み、デジタルデューティサイクル値によって変調され多相パルス幅変 調 手段をクロックして、予め定められた角速度にモータ速度を維持しかつ調整する ためのプログラマブルデューティサイクルクロック手段をさらに含む、請求項1 1に記載のスイッチモード正弦波ドライバ回路。 15.前記正弦波ルックアップ論理回路は、90度のモータ回転の範囲にわたっ てデジタル多相正弦値を発出し、前記スイッチモード正弦波ドライバ回路は、状 態デコーダ手段に応答して前記デジタル多相正弦値を選択し、多重化し、前記デ ジタル多相正弦値の選択されたものを加算し、360度のモータ回転の範囲にわ たって正弦値を提供するための選択多重化加算器回路を含む、請求項11に記載 のスイッチモード正弦波ドライバ回路。 16.三相の実質的に正弦の切換られた駆動信号によって駆動され、nが1以上 の整数全体である、3n個の固定子コイルと、固定子コイルによって作り出され た磁界と相互に作用し回転子を回転させる磁界を有する複数磁極の永久磁石アレ イを含む前記回転子とを有する、三相ブラシレスモータのためのスイッチモード 正弦波ドライバ回路であって、 電流源から複数の固定子コイルの選択された組合せを通してかつ電流復帰を通 して電流源へと送られる実質的に正弦の切換えられた駆動信号に従って、駆動電 流を3つの位相の各々に選択的に流出し流入して、予め定められた角速度でモー タを動作させるためのモータドライバブリッジ回路と、 固定子コイルに接続され、そこに現われる電気信号を監視し、3つの位相の各 々の零交叉を印すモータ相基準信号を発生するための信号波形モニタ手段と、 モータ回転速度に応答してモータの回転に関係するモータクロック信号を発生 するための位相クロック発生手段と、 3つの位相カウンタとを含み、各カウンタはモニタクロック信号によってクロ ックされモータ相基準信号の1つによってリセットされて、動作中モータの各位 相の位相間隔をカウントし、かつモータ回転位相カウントおよびモータ回転位相 極性信号を発生し、前記ドライバ回路はさらに、 位相極性信号に応答して状態制御信号を発生するための状態デコーダと、 3つの位相カウンタによって発生する位相間隔に応答して、逐次位相カウント を正弦波論理テーブルに提示するためのテーブルルックアップシーケンサと、 3つの位相の各々に対してデジタル正弦値を発出するための正弦波論理テーブ ルと、 3つの位相のためのデジタル正弦値を受取り、かつ保持するための3つの位相 正弦データレジスタと、 デジタル正弦値の組合せを受取り、かつ選択するために接続されるセレクタ手 段と、 モータ回転と非同期のパルス幅変調クロック信号を発生するための非同期クロ ック手段と、 パルス幅変調クロック信号によってクロックされ、デジタル正弦値とデジタル 正弦値の選択された組合せとに応答して、その期間がパルス幅変調クロック信号 によって定められ、そのデューティサイクルが正弦値によって制御される、3つ の位相パルスのセットを発生するための三相パルス幅変調手段と、 状態制御信号に応答して、位相パルスを位相駆動制御値に復号化し、かつ位相 駆動制御値を供給して三相モータドライバブリッジ回路を制御し複数の固定子コ イルの選択された組合せを駆動するための論理デコーダ手段とを含む、スイッチ モード正弦波ドライバ回路。 17.ディスクドライブであって、多相ブラシレス永久ディスクスピンモータに よって予め定められた角速度で回転されるデータ記憶ディスクと、前記データ記 憶ディスクと協働のデータ変換関係にあるデータトランスデューサと、ディスク ドライブの動作中、ホスト計算環境とデータ記憶ディスクとの間でデータのブロ ックを転送するためのドライブ電気機械要素とを含み、前記ディスクドライブは 、ディスクスピンモータのためのスイッチモード正弦波ドライバ回路をさらに含 み、前記ディスクスピンモータは、 モータの複数のモータ巻線に現われる電気信号を監視し、各モータ相に対して 位相基準信号を発生するための信号波形モニタ回路と、 多相基準信号に応答してモータ同期クロック信号を提供するための位相クロッ クジェネレータと、 モータクロック信号によってクロックされ、かつ位相基準信号によってリセッ トされて、予め定められたモータ相間隔を定め、かつ各モータ相間隔に対して位 相カウントおよび位相極性信号を発生するための位相カウンタ手段と、 位相極性信号に応答して状態制御信号を発生するためのモータ状態デコーダ手 段と、 位相カウントによってアドレスされ、各モータ相間隔に対してデジタル多相正 弦値を発出するための正弦波ルックアップ論理と、 デジタル多相正弦値に応答して、正弦値によって制御されるデューティサイク ル持続時間を有する位相パルスを発生するための多相パルス幅変調器と、 状態制御信号に応答して位相パルスを切換えられた位相正弦波駆動パルスに復 号化するための論理デコーダ手段と、 切換えられた正弦波ドライブによってディスクスピンモータを付勢しかつ回転 させるために、切換えられた位相正弦波駆動信号に従って駆動電流を複数のモー タ巻線に対して選択的に流出し流入するための多相モータドライバブリッジ回路 とを含む、ディスクドライブ。 18.前記多相ディスクスピンモータは、モータの各回転中に規定される3つの 電気位相(U、V、およびW)を含む、請求項17に記載のディスクドライブ。 19.前記多相モータドライバブリッジ回路は、sin(U)+sin(V)+ sin(W)=0に実質的に従った、切換えられた正弦波ドライブによってモー タを付勢しかつ回転するために、切換えられた位相正弦波駆動信号に従って駆動 電流を複数のモータ巻線に対して選択的に流出し流入する、請求項18に記載の ディスクドライブ。 20.前記信号波形モニタ回路は、電気信号の零交叉を検出し、かつ信号を送り 、前記ディスクドライブはさらに、零交叉に応答して、多相モータドライバブリ ッジ回路によって供給される駆動電流を感知し保持するための駆動電流感知回路 と、位相カウンタ手段に応答してモータ速度値を発生するための速度誤差デジタ ルアナログ変換手段と、モータ速度値から感知され保持された駆動電流の差を求 めて電流コマンド値を生じるための差分増幅器と、電流コマンド値をデジタルデ ューティサイクル値に変換するためのアナログデジタルコンバータとを含み、さ らにデジタルデューティサイクル値によって変調され多相パルス幅変調手段をク ロックして、予め定められた角速度にモータ速度を維持しかつ調整するためのプ ログ ラマブルデューティサイクルクロック手段を含む、請求項17に記載のディスク ドライブ。 21.前記正弦波ルックアップ論理は、90度のモータ回転の範囲にわたってデ ジタル多相正弦値を発出し、前記ディスクドライブは、モータ状態デコーダに応 答して前記デジタル多相正弦値を選択し、多重化し、前記デジタル多相正弦値の 選択されたものを加算し、360度のモータ回転の範囲にわたって正弦値を提供 するための選択多重化加算器回路を含む、請求項17に記載のディスクドライブ 。 22.スイッチモード正弦波ドライバ回路に接続され、モータの静止位置を定め 、かつ位相カウンタ手段の中に始動位相値をロードし、制御された回転方向でデ ィスクスピンモータの回転を始動するためのオンボードディスクドライブマイク ロプロセッサをさらに含む、請求項17に記載のディスクドライブ。 23.ブラシレス永久磁石モータを切換えられた正弦波駆動電流によって付勢し かつ回転させる方法であって、 信号波形モニタ回路を用いて複数のモータ巻線に現れる電気信号を監視し、各 モータ相に対して位相基準信号を発生するステップと、 複数の位相基準信号に応答して位相クロックジェネレータからモータ同期クロ ック信号を提供するステップと、 予め定められたモータ相間隔を定め、モータクロック信号で位相カウンタ手段 をクロックし、かつ位相基準信号で位相カウンタ手段をリセットすることによっ て各モータ相間隔に対して位相カウントおよび位相極性信号を発生するステップ と、 位相極性信号に応答してモータ状態デコーダ手段によって状態制御信号を発生 するステップと、 位相カウントによってアドレスされる正弦波ルックアップ論理から各モータ相 間隔に対してデジタル多相正弦値を発出するステップと、 デジタル多相正弦値に応答して多相パルス幅変調器によって、正弦値によって 制御されるデューティサイクル持続時間を有する位相パルスを発生するステップ と、 状態制御信号に応答して論理デコーダ手段によって、位相パルスを切換えられ た位相正弦波駆動パルスに復号化するステップと、 切換えられた正弦波駆動電流によってモータを付勢しかつ回転させるために、 多相モータドライバブリッジ回路によって、切換えられた位相正弦波駆動信号に 従って駆動電流を複数のモータ巻線に対して選択的に流出し流入するステップと を含む、方法。 24.モータの実際のモータ速度を監視するステップと、 モータ速度誤差値を生じるために、モータの実際のモータ速度を基準モータ速 度値と比較するステップと、 多相モータドライバブリッジ回路において速度補償された切換えられた正弦波 駆動電流を発生するために、モータ速度誤差値によって多相パルス幅変調器を制 御するステップとをさらに含む、請求項23に記載の方法。 25.前記信号波形モニタ回路によって複数のモータ巻線にわたって電圧の零交 叉サンプリング点を検出するステップと、 実際の電流値を作り出すために、零交叉サンプリング点において多相モータド ライバブリッジ回路からの駆動電流値をサンプリングし、保持するステップと、 差分回路においてモータ速度誤差値から実際の電流値を減算して電流誤差値を 作り出すステップと、 電流誤差値を補償して、補償された電流誤差を作り出すステップと、 補償された電流誤差によってパルス幅変調器クロック信号を変調して多相パル ス幅変調器を制御するステップとをさらに含む、請求項24に記載の方法。
JP9528549A 1996-02-12 1997-02-07 多相ブラシレス永久磁石モータのためのスイッチモード正弦波ドライバ Ceased JPH11504200A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/598,584 US5798623A (en) 1996-02-12 1996-02-12 Switch mode sine wave driver for polyphase brushless permanent magnet motor
US08/598,584 1996-02-12
PCT/US1997/001404 WO1997029540A1 (en) 1996-02-12 1997-02-07 Switch mode sine wave driver for polyphase brushless permanent magnet motor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11504200A true JPH11504200A (ja) 1999-04-06

Family

ID=24396150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9528549A Ceased JPH11504200A (ja) 1996-02-12 1997-02-07 多相ブラシレス永久磁石モータのためのスイッチモード正弦波ドライバ

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5798623A (ja)
EP (1) EP0820657B1 (ja)
JP (1) JPH11504200A (ja)
KR (1) KR19980703722A (ja)
CN (1) CN1181849A (ja)
AU (1) AU2113597A (ja)
CA (1) CA2215787A1 (ja)
DE (1) DE69736414D1 (ja)
WO (1) WO1997029540A1 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0800262B1 (en) * 1996-04-04 2001-07-11 STMicroelectronics S.r.l. Synchronous driving of the phase windings of a DC motor according to predefined digitized driving profiles permanently stored, the reading of which is synchronized with the rotor position for optimizing torque characteristics
US6057753A (en) * 1997-07-03 2000-05-02 Projects Unlimited, Inc. Vibrational transducer
DE69728388D1 (de) * 1997-08-11 2004-05-06 St Microelectronics Srl Stromüberwachung in einer durch eine Brückenstufe pulsbreitengesteuerten induktiven Last
US6252362B1 (en) 1999-11-23 2001-06-26 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for synchronizing PWM sinusoidal drive to a DC motor
DE69927901T2 (de) * 1998-09-02 2006-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Plattenlaufwerk und Motor
US6163118A (en) * 1998-11-20 2000-12-19 Texas Instruments Incorporated Method and apparatus for controlling a motor in a mass storage device
US6111329A (en) * 1999-03-29 2000-08-29 Graham; Gregory S. Armature for an electromotive device
JP4575547B2 (ja) * 2000-04-18 2010-11-04 トヨタ自動車株式会社 モータの制御装置
US6941252B2 (en) * 2001-03-14 2005-09-06 Mcdata Corporation Striping data frames across parallel fibre channel links
US7230397B2 (en) * 2001-04-26 2007-06-12 Rohm Co., Ltd. Sensorless motor driving device
US6873085B2 (en) * 2001-05-16 2005-03-29 G & G Technology, Inc. Brushless motor
US6958877B2 (en) * 2001-12-28 2005-10-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor and disk drive apparatus
US6901212B2 (en) * 2002-06-13 2005-05-31 Halliburton Energy Services, Inc. Digital adaptive sensorless commutational drive controller for a brushless DC motor
TW584836B (en) * 2002-06-26 2004-04-21 Mediatek Inc Control apparatus and method of optical-disc rotation speed
US6825622B1 (en) 2002-08-30 2004-11-30 Western Digital Technologies, Inc. Production line spindle control circuit employing a sinusoidal driver with back EMF control
US20040071003A1 (en) * 2002-09-04 2004-04-15 G & G Technology, Inc. Split phase polyphase inverter
JP3939642B2 (ja) * 2002-12-27 2007-07-04 カルソニックカンセイ株式会社 アクチュエータ用駆動制御装置
DE10302531B4 (de) * 2003-01-20 2007-02-08 Minebea Co., Ltd. Messeinrichtung und Messverfahren für Elektromotoren
JP3749237B2 (ja) * 2003-07-11 2006-02-22 ファナック株式会社 主軸モータ駆動制御装置
JP3981669B2 (ja) * 2004-03-02 2007-09-26 セイコーエプソン株式会社 モータ及びモータの駆動システム
US7332883B1 (en) 2005-06-17 2008-02-19 Marvell International Ltd. Method and apparatus for initializing operation of a disk drive
KR20080058074A (ko) * 2006-12-21 2008-06-25 삼성전자주식회사 모터의 제어장치 및 그 방법
US8903577B2 (en) 2009-10-30 2014-12-02 Lsi Industries, Inc. Traction system for electrically powered vehicles
US7598683B1 (en) 2007-07-31 2009-10-06 Lsi Industries, Inc. Control of light intensity using pulses of a fixed duration and frequency
US8604709B2 (en) 2007-07-31 2013-12-10 Lsi Industries, Inc. Methods and systems for controlling electrical power to DC loads
US7646254B2 (en) * 2007-08-30 2010-01-12 Honeywell International Inc. Radiation hard oscillator and differential circuit design
US8035536B2 (en) * 2007-11-08 2011-10-11 Delta Electronics, Inc. Digitally controlled three-phase PFC rectifier
US8054022B1 (en) * 2008-06-26 2011-11-08 Western Digital Technologies, Inc. Reduced acoustic noise during spin-up by driving a spindle motor open loop using sinusoidal signals
US8405332B1 (en) * 2009-02-24 2013-03-26 Marvell International Ltd. Method to eliminate current surge during spindle spin up
EP2237405B1 (en) * 2009-03-31 2013-02-20 STMicroelectronics Srl Control device for the change of the driving modality of an electromagnetic load
GB201005178D0 (en) * 2010-03-29 2010-05-12 Rolls Royce Plc Electrical machine safety system
US8610391B1 (en) 2011-06-29 2013-12-17 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive optimizing spindle motor torque by adjusting leading phase angle during spin-up
JP6189662B2 (ja) * 2013-07-22 2017-08-30 ローム株式会社 モータの駆動装置、駆動方法、および冷却装置、電子機器
CN103647485A (zh) * 2013-12-20 2014-03-19 西南铝业(集团)有限责任公司 整流装置
US9459608B2 (en) * 2014-09-26 2016-10-04 Hamilton Sundstrand Space Systems International, Inc. Synchronization module for motor speed control
CN111293927B (zh) * 2020-03-23 2023-10-10 深圳市兆威机电股份有限公司 多电机同步驱动控制方法、装置以及系统
US11329579B2 (en) * 2020-08-26 2022-05-10 Global Mixed-Mode Technology Inc. Motor controller
EP4300803A1 (en) * 2021-02-25 2024-01-03 Nidec Corporation Inverter circuit and motor module
CN113364369B (zh) * 2021-06-28 2023-04-25 成都动芯微电子有限公司 一种步进电机细分控制电路及其控制方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4415844A (en) * 1981-02-09 1983-11-15 Priam Digital motor speed controller
US5034668A (en) * 1989-12-04 1991-07-23 Synektron Corporation Control circuit for an electric motor
US5255136A (en) * 1990-08-17 1993-10-19 Quantum Corporation High capacity submicro-winchester fixed disk drive
US5140245A (en) * 1990-09-24 1992-08-18 Westinghouse Electric Corp. Pmg-based position sensor and synchronous drive incorporating same
IT1253596B (it) * 1991-10-31 1995-08-22 Sgs Thomson Microelectronics Sistema di avviamento per un motore brushless multifase, privo di sensori di posizione del rotore.
US5319290A (en) * 1992-01-10 1994-06-07 Rohm Co., Ltd. Motor control circuit and motor drive system using the same
US5210474A (en) * 1992-02-27 1993-05-11 Quantum Corporation Digital-analog driver for brushless D.C. spindle motor
DE69301336T2 (de) * 1992-04-10 1996-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Bürstenloser Gleichstrommotor
US5400237A (en) * 1992-05-11 1995-03-21 Simmonds Precision Products, Inc. PWM inverter controller with waveform memory
JPH0696518A (ja) * 1992-06-08 1994-04-08 Hewlett Packard Co <Hp> 固着したトランスデューサを自由化するためのディスクドライブ用双極ディスクトルクシステム
JPH06303796A (ja) * 1993-04-12 1994-10-28 Mitsubishi Denki Eng Kk モータ駆動回路
US5530326A (en) * 1993-07-19 1996-06-25 Quantum Corporation Brushless DC spindle motor startup control

Also Published As

Publication number Publication date
US5798623A (en) 1998-08-25
EP0820657A1 (en) 1998-01-28
DE69736414D1 (de) 2006-09-14
EP0820657A4 (en) 1999-05-12
CN1181849A (zh) 1998-05-13
AU2113597A (en) 1997-08-28
EP0820657B1 (en) 2006-08-02
KR19980703722A (ko) 1998-12-05
CA2215787A1 (en) 1997-08-14
WO1997029540A1 (en) 1997-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11504200A (ja) 多相ブラシレス永久磁石モータのためのスイッチモード正弦波ドライバ
KR970003207B1 (ko) 무센서 무브러시 모터
US5872435A (en) Electrical drive arrangement
JPH0667258B2 (ja) ブラシレスモ−タ
CN102170256B (zh) 电机控制器
JPH0556117B2 (ja)
JPH05176587A (ja) モ−タ駆動方法およびシステム
JPH10500838A (ja) 無ブラシ無センサ電気回転機械用の仮想ホール効果信号発生法
JPH0847285A (ja) ブラシレスモータの制御回路
KR20030009128A (ko) 자기디스크기억장치
JP3958819B2 (ja) 情報記憶装置の記録円盤駆動装置に用いられる2相クローポール型ステッピングモータの駆動方法
EP1003275B1 (en) Method and system for driving a three-phase motor in a mass storage device
JPH0561877B2 (ja)
KR101539850B1 (ko) 역기전력 검출 회로 및 이를 이용한 모터 구동 장치
JPH05103492A (ja) モ−タ駆動方法およびシステム
JP2001339983A (ja) ブラシレス直流モータ駆動装置
WO1987002527A2 (en) Device for automatic control of direct current motors
JP2002511228A (ja) 半径方向の力を発生するdcモータアクチュエータ
Harlapur Design of Controller for Brushless Direct Current Motors Using FPGA
JPH0965679A (ja) ブラシレスモータの制御装置
JP2535944B2 (ja) 静止形エンコ―ダ
JPH11146680A (ja) 多相モータの駆動装置
JPS634439B2 (ja)
JP3240868B2 (ja) 速度制御装置を備えたモータ
JP2002010673A (ja) 無音スピンサイン波発生器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060912

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061030

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306