JPH10500838A - 無ブラシ無センサ電気回転機械用の仮想ホール効果信号発生法 - Google Patents

無ブラシ無センサ電気回転機械用の仮想ホール効果信号発生法

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JPH10500838A
JPH10500838A JP7530266A JP53026695A JPH10500838A JP H10500838 A JPH10500838 A JP H10500838A JP 7530266 A JP7530266 A JP 7530266A JP 53026695 A JP53026695 A JP 53026695A JP H10500838 A JPH10500838 A JP H10500838A
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ハング,ハオ
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position
    • H02P6/18Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements
    • H02P6/185Circuit arrangements for detecting position without separate position detecting elements using inductance sensing, e.g. pulse excitation

Abstract

(57)【要約】 無ブラシDCモーター(10)におけるホール効果センサの代わりを果たすソリッドステートエレクトロニクス回路が提供される。この回路はホール効果センサの信号と実質的に同じ出力信号を発する。既設モーターにあるホール効果センサを不活性化、あるいは取り除いて、このソリッドステート回路で機能的に代替することが可能である。この回路には、スイッチで電圧制御発振器(12)に接続された多くのDフリップフロップ(20、21、22)およびNANDゲート(23)が備えられる。該スイッチは始動回路(25)の一部である。方向反転回路、サンプリング論理回路(どの位相に特定の時点で電荷をかけないかを決定する)、および整流誤差検知器回路(15)をも備えることが好ましい。この回路を用いた新しいモーターでは、信頼性が向上し、正確な速度調節が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 無ブラシ無センサ電気回転機械用の仮想ホール効果信号発生法 発明の背景と概要 従来商用の無ブラシ無センサDCモーターでは、ホール効果(磁気作動の)セ ンサが用いられる。ホール効果センサは、回転子の位置を検出し、回転子の磁軸 が所定の位置に至ると、次位相へシーケンス的に転換する信号をインバータへ発 生する。この方法でモーター巻線へ電流が流され、所与の速度のモーターに対す るトルク出力量の最大化が図られる。しかし、ホール効果センサは、モーターに いろいろな意味で制限を与える構造である。 ホール効果センサは、普通ソリッドステート回路部品に比べて大型であり、小 さなモーターに対してはこのセンサを適当に着装する余地を見つけるのに問題が ある。しかし、このセンサがすでに既存のモーターに着装されていると仮定して も、このセンサの最大作動温度は約150℃であるから、これらのセンサを用い る無ブラシDCモーターは、F級絶縁より高い作動温度に対しては適当ではない 。また、ホール効果センサは、構造が複雑であり、温度制限があり、また他の理 由もあって、無ブラシDCモーターの信頼性を低下させる原因ともなっている。 更に、製造時にあってはこのセンサの整列に困難性があり、従ってこれに関連す る労力や材料に関するコストがが多大になり、結果としてAC誘導モーターのユ ーザーは、高効率高動力密度を有する無ブラシDCモーターへの転換に躊躇して しまっている。また、ホール効果センサを用いる場合には、モーターとドライブ との間の結合が複雑であるし、配線の配列に敏感であるという問題がある。 無センサ(すなわち、ホール効果センサを使用しない)無ブラシDCモーター を、逆起電力信号を用い、これを特定のやり方で作動することによって製造しよ うとする提唱はこれまで極めて多くなされてきている。例えば、マイクロリニア 社開発の従来的チップML4410やML411を用いることによって線形モー ドの無ブラシ無センサDCモータードライブ用の制御器が提供されている。この 制御器は、パソコンのハードディスク駆動に通常要求される程度のパワーのモー タードライブに対しては、あるいはモーターの効率が問題でない場合には成功裏 に作動可能である。この他の提唱としては、例えば、米国特許第5、166、5 83号および第5、223、772号に記載されているものがある。米国特許第 4,928,043号においては、フェーズロック(phased lock)ループが逆 起電力をフェーズトラックするのに用いられており、新しいモーターでは、構造 的に使用に耐える無センサ無ブラシDCモーターとなり得ている。 しかしながら、従来の技術提唱では、既存のモーターの問題に対処しているも のは一つも存在していない。すなわち、ホール効果センサ付の既存の無ブラシD C可変速度モータードライブ(例えば、6段のもの)で、限定された能力で作動 され、しかも/あるいは保守性や信頼性が欠如しているもの、対費用効果が十分 でなく、それでも新しく取り替えるに値しないものは、文字どおり何万と存在す る。また、単なる既設のものの取り替え用に加えて、新しい構造のモーターや他 の電気回転機械を提供することも、それが単純でかつ汎用性があるものならば、 望ましいことである。すなわち、新しいモーターで、従来のモーターに比べて信 頼性が増したもの、速度制御が正確なもの、取り付けが簡単なもの、およびモー ターのコスト、寸法並びに重量が小さくなったもの、更に回転子の慣性を下げて 応答性を速くしたものを提供することは極めて望ましいことである。 本発明によれば、無ブラシDCモーターの質や能力を向上させる方法、並びに 改良されたDCモーターなどの電気回転機械、および電気モーターに好適に用い られる回路が提供される。この回路は、ホール効果センサ使用の既存モーターへ 、このセンサを置き換えて、取り付けることができ、従って高い信頼性、広い作 動温度範囲などの利点を、優れた対費用効果で、すなわち、モータードライブを 全部取り替えないで、達成するものである。本発明に従って構成された新しいモ ーターは、また従来の無ブラシDCモーターに比較して高い信頼性および広い温 度範囲という所望の結果を達成し、正確な速度調節能力を有し、取り付けが簡易 であり、従来のモーターに比較してモーターのコスト、寸法、並びに重量が小さ く、更に回転子の慣性を下げたことによる速い応答時間を有するものである。 本発明の態様の一つによれば、複数のホール効果センサと周波数/電圧変換回 路とを有する無ブラシDCモーターの質や能力を向上させる方法が提供される。 この方法は、以下の各ステップを包含する。すなわち、(a)既存のホール効果 センサと周波数/電圧変換回路とを不活性化もしくは取り除くステップ、および (b)整流誤差検知器回路とDCモーターとを電圧制御された発振器(VCO) へ接続し、この電圧制御発振器へソリッドステート回路を作動接続して、ホール 効果センサと実質的に同じ出力信号を発信し、従ってホール効果センサを機能的 に置き換えてしまうステップを包含する。ステップ(b)は、複数のデータ(D )フリップフロップとNANDゲートとを、VCOと各Dフリップフロップのク ロックパルス(CP)入力との間にスイッチを接続することによってなどして、 VCOへ作動接続することによって行うことができる。例えば、三個のDフリッ プフロップを用い、これらをスイッチを介してVCOへ接続することができる。 既存のモーターに対して多くの他の利点を達成することも本発明において望ま しいことである。例えば、ステップ(b)のソリッドステート回路に方向反転回 路を接続するステップ、ソリッドステート回路に始動回路(例えば、回転子整列 回路)を接続するステップ、および/またはソリッドステート回路にサンプリン グ論理回路を接続し、ソリッドステート回路の出力からサンプリング論理を構成 し、どの位相が電流を流さない位相であるかを決定できるようにするステップを 更に設けることができる。 本発明はまた、新規のものにしろ、既設のものに取り付けるものにしろ、無ブ ラシ無センサの、DCモーターのような電気回転機械にも関する。この機械は、 以下の要素を備える。すなわち、回転子と固定子で、複数の巻線を含み、シーケ ンス的に巻線に電気を選択的にかけるための多相インバータによって駆動される もの。多相インバータの周波数を制御するための電圧制御の発振器で、出力と入 力を有するもの。および、電圧制御の発振器出力に作動接続され、ホール効果セ ンサの出力と実質的に同じ出力を発信するソリッドステート間接回転子位置検出 回路。このソリッドステート間接回転子位置検出回路には、各々CP入力を有す る複数(例えば、3個)のDフリップフロップと、NANDゲートとが備えられ る。別法としては、この検出回路には、各々ANDゲートと、無ブラシDCゲー トドライブ回路(ML4410またはML4411チップにおけるような)とに 接続された複数のインバータが備えられる。更に別法として、このセンサ回路に は、無ブラシDCゲートドライブ回路(例えば、ML4410またはML441 1チップにおけるもの)に接続され、上記に記載のものと同じ出力を実際に発信 するプログラム可能の論理チップが備えられる。 始動回路をこの機械に接続してもよく、これはVCO出力信号をDフリップフ ロップのCP入力へ加えるスイッチを包含する。方向反転回路をこのソリッドス テート間接回転子位置検出回路に接続してもよく、サンプリング論理回路をこの ソリッドステート間接回転子位置検出回路に接続し、ソリッドステート間接回転 子位置検出回路の出力からサンプリング論理を構成し、どの位相が電流を流さな い位相であるかを決定できるようにしてもよく、そして整流誤差検知器回路を上 記VCO入力に接続してもよい。 また、本発明は、簡易なソリッドステート回路自体にも関し、この回路は無ブ ラシ無センサのDC電気モーターの構造に使用するのに特に好適である。しかし 、他の用途にも同様に適用することができる。本発明に従うソリッドステート回 路は、以下の素子を、組み合わせて、備えるものである。すなわち、入力並びに 出力を有する電圧制御の発振器。各々CP入力を有する複数のDフリップフロッ プ。およびNANDゲート。上記の電圧制御の発振器の出力は、スイッチを介し てDフリップフロップのCP入力に接続される。整流誤差検知器回路を、電圧制 御の発振器の入力に接続してもよい。 本発明の主な目的は、新規のおよび/または既設に追加する無センサ無ブラシ DCモーターなどの電気機械と、所望の有利な結果を達成するための回路とを提 供することである。本発明のこの目的と、他の目的とは本発明の詳細な説明と後 記の特許請求の範囲をよく吟味すれば明白になろう。 図面の簡単な説明 図1は、無ブラシDCモーターへ取り付けられた状態で示される本発明の所望 の回路である。 図2は、図1の回路を用いてモーター巻線のシーケンス的電流負荷のタイミン グを示す波形図である。 図3は、本発明に従う図1のソリッドステート間接回転子位置検出回路の詳細 な系統図であり、この回路は、ホール効果センサと実質的に同じ出力信号を発信 する。 図4は、図3の仮想ホール効果センサの出力を、VCO出力と比較する波形図 である。 図5は、図1のものと機能的に同じ回路を示す回路概要図であり、この回路は 主要素子として市販のチップを一個用いるものである。 図6は、図1のものと機能的に同じ回路を示す回路概要図であり、この回路は 主要素子として市販のチップに加え、プログラム可能の論理チップを用いるもの である。 図7は、例示のインバータを、図1の回路用のDCモーターに接続する詳細を 示す回路概要図である。 図面の詳細な説明 図1、図3および図5〜図7に示される表示はすべて従来の回路および論理の 表示である。無ブラシ無センサの電気回転機械は、DCモーターの形のものは、 図1に参照番号10で総称されている。機械10は普通、回転子、固定子並びに 複数の巻線11を備えている。図1のモーター10巻線11に接続されて示され ている全回路には、巻線11に選択的にシーケンスで電流を流す多相インバータ が接続されている。この多相インバータは、図1では簡略に18と示される。例 示的なインバータ18は、巻線11への接続と一緒に図7に詳細が示されている 。 従来のように、図1の全回路には、多相インバータ18の転換周波数を制御す るための電圧制御発振器(VCO)12が含まれる。このVCOは入力13と出 力14とを備えている。整流誤差検知回路15とスイッチ16とが、巻線11と VCO入力13との間に接続され、VCOからの出力14はスイッチ17へ連な るのが好ましい。 本発明に従えば、ホール効果センサを用いて回転子位置を検出しインバータ1 8への信号を発信し回転子のマグネット軸が所定の位置にきた時に次の位相とシ ーケンスとにスイッチする代わりに、ソリッドステート回路が提供される。ソリ ッドステート回路19は、VCO12出力14に作動接続され、ホール効果セン サと実質的に同じ出力信号を発する。このことから、回路19が、「仮想ホール 信号発生装置」として知られていることは成る程というものであり、(例えば3 個の)「仮想ホール出力」というのも、普通モーター10に関連するホール効果 センサ各々に対応する。仮想ホール信号発生装置回路19は、図1と図3とに共 に見られ、本明細書に示される好ましい態様にもあるものであるが、複数のDフ リップフロップ各々20、21、および22と、NANDゲート23とを備える 。フリップフロップ各々20〜22は、2個のD入力、2個のQ出力、およびク ロックパルス(CP)入力を有する。このCP入力は、VCO12の出力14へ 接続されるが、それは図3に示されているようにライン24を経由して直接か、 あるいは図1に示されるように、始動回路25に接続されているスイッチ17を 介して接続される。 フリップフロップ20〜22からの出力は、それぞれバッファ27〜29を通 過するのが好ましく、ライン31、35、および38に3個の仮想ホール出力を 発する。スイッチ32、33、36、および37、更にインバータ34を備える 回路30は、三相永久無ブラシDCモーターに3個のホール効果センサの出力に 同等な出力信号をに発する。回路30は方向反転回路であり、その回路を使用す る代わりに、図3に見られるように仮想ホール信号31、35、および38をそ れぞれバッファ27〜29へ接続することもできる。 図2は、仮想ホール出力信号の波形を示す。VCOに対してプロットした波形 は、図4にも描かれている。「Q2」の反転(信号35)も図4にプロットされ ている。 仮想ホール信号発生装置19を、VCO12や他の素子と接続して用いること は、図1と図3とに示され、この際VCO12のフィルターされた入力は、ホー ルセンサ付の無ブラシDCモータードライブ中の周波数/電圧変換器の出力に同 等である。VCO12の出力(その周波数はモーター整流子周波数の6倍である )は、図1と図3とに示されるように回路19へ接続されている。図1と図3と に おいて、フリップフロップ20〜22の非反転出力は、それぞれQ3,Q2,お よびQ1と定義され、図4に描かれている通りである。Q2は、VCOの一発振 周期だけQ2に遅れ、Q1はQ2にそれだけ遅れる。従って、Q1は、VCOの 二発振周期だけQ3に遅れる。この時間差は、モーター整流子周期の三分の二で あり、換言すればQ1は、1200だけQ3に遅れる。同様にQ2の反転、すな 従来的無ブラシDCモーターの位相A、位相B、および位相Cホールセンサから の出力と同じである。 図1の整流誤差検知回路15の提供目的は、図1の回路の積分器とフェーズロ ックループとに対する入力が、フェーズロックループがモータードライブの「フ ル オン モード」と「PWMモード」の両方にたいして働くように設計される ことである。すなわち、図1の回路15に示される部品とVCO12とはモータ ー10の逆起電力をフェーズトラックするフェーズロック回路を形成するのに用 いられる。 回路15においては、部品C1,R11,R12,U13、およびU1はVC Oと共同してフェーズロック回路を形成する。 また、回路15内にて、R1,R2,R3,R10,U1およびU2が形成す る回路要素は総和器である。U2の出力は、(R4/(R4+R5))*(VA O+VBO+VCO)/3に等しいように設計される。ここにVAO、VBOお よびVCOは、それぞれ母線接地に対する位相A、B,およびCの電圧である。 モータードライブが「フルオン」モードである時、または底スイッチの一つが「 PWM」モードでオンの時には、(VAO+VBO+VCO)/3はV/2+1 .5*(電流が流れていない相の相/中性誘導電圧)に等しい。Vは母線の電圧 である。底スイッチの一つが「PWM」モードでオフの時には、(VAO+VB O+VCO)/3はVに等しい。R11,R12,C1およびU3から成る積分 器の反転入力は、ドライブが「フルオンモード」または底スイッチの一つが「P WM」モードの時には(R4/(R4+R5))*(V/2+(電流が流れてい ない相の相/中性誘導電圧)に等しい。反転入力はVに等しい。従って、積分器 の入力電圧は、ドライブが「フルオン」または底スイッチの一つが「PWM」で オ ンの時には、電流が流れていない相の相/中性誘導電圧に等しい。入力電圧は、 底スイッチの一つが「PWM」オフの時にはゼロに等しい。この設計は、PWM モードが、整流誤差検知用のフェーズロックループを決して誤らせることなきに するものである。 また図1の回路は、センサ論理回路40によって提供されるセンサ論理を備え る。回路40は、仮想ホール信号発生装置回路19の出力31、35、38から のサンプリング論理を構成し、これからどの位相が現在電流が流れていない相で あるかをフェーズロックループへ伝達する。またサンプリング信号の波形は図2 にも示され、それぞれ「メジャーA」、「メジャーB」、および「メジャーC」 と称呼されている。仮想ホールA〜C出力(31、35、38)およびメジャー A〜Cを用いる真理値表は以下の通りである。 この真理値表から導くことができる論理関係は、以下の通りである。 メジャーA,B、およびCの間で高レベル論理にある信号出力は、対応する位 相をオンにさせ、電圧を積分器の反転入力へ転送する。 方向反転回路30の作動においては、スイッチ41が開の位置にある時モータ ー10の回転方向は前進方向である。スイッチ32、36、42、および43が 閉で、スイッチ37、33、44および45が開である。スイッチ41が閉であ る場合は、スイッチ33、37、44および45が閉で、一方スイッチ32、3 6、42、および43が開である。すなわち、位相BおよびCが切り替えられ、 位相BとCとのサンプリングシーケンスが逆転され、従ってモーター回転方向が 逆転される。 始動回路25は、モーター10を始動するために設けられる。モーターの誘導 電圧が低速では低いからである。回路25には図1に示されるように回転子整列 回路が備えられるが、この回路は高レベル論理で仮想ホールAの出力31を設定 し、低レベル論理で出力35、38を設定し、その結果位相Aの頂部スイッチと 位相Cの底部スイッチとが閉となり、モーター10の回転子の磁軸が位相B巻線 11の軸に整列一致する。整列時間は抵抗R19と容量C5の値によって制御さ れる。C5にかかる電圧がスイッチS3およびS2の閾値より高い時スイッチS 46が開き、スイッチ17が閉じることになる。VCO12出力14は「仮想ホ ール信号発生装置」19に接続される。モーター10は、スイッチ16がVCO 12の出力に切り替えられるまでランプアップ(Ramp−up)される。ラン プアップ時間は、開/閉ループ47のR15およびC2の値によって制御される 。スイッチ16が整流誤差検知器15出力に切り替えられる時整流位置フィード バックループは閉じられる。ライン/回路48は速度調節のためである。 図1の回路はすべて、本発明の新しく製作される無センサ無ブラシDCモータ ー(または他の電気回転機械)用に提供されるのが普通である。このようなモー ターは、無センサフィードバック回路、クローズドループ規制、フレキシブル速 度設定、方向制御、PWMスイッチ周波数、調節可能最大並びに最少速度を有す るもので、他に調節可能電流限界、調節可能利得(安定性)、および/または調 節可能加速または減速などの機能を有するものでもよい。15:1の速度範囲を 持つものが普通である。このようなモーターは従来的無ブラシDCモーターに対 比して大きな信頼性を有することになる。モーター構造が簡単で、故障すること が少なく、モーター温度がエレクトロニクス系に影響することがないのでモータ ーのショート故障の機会が減少する。また厳密な速度制御も行われ、設定速度の 0.1%しかはずれない程である。三線ランダム配線によって取り付けも簡単に 行われる。従って、このモーターは従来のモーターに対比して、コスト、寸法、 並びに重量が小さく、更に回転子の慣性を下げたことによる速い応答時間を有す る。 信頼性の高い「新しい」モーターを提供するばかりではなく、本発明において は、複数のホール効果センサおよび周波数/電圧変換回路を有する無ブラシDC モーターの質・能力を向上させる方法も提供される。これは単純に(電気的に外 すことなどのように)不活性化するか、もしくはホール効果センサおよび周波数 /電圧変換回路を既存のモーターから物理的に取り外してしまうことによって達 成される。その後、仮想ホール効果信号発生装置ソリッドステート回路19を、 ホール効果センサの代わりにVCO12へ接続する。回路19によって提供され る出力信号31、35、38はホール効果センサ出力と実質的に同じであり、従 ってソリッドステート回路19はホール効果センサを機能的に置き換えることに なる。このように既設のものに取り付けられるということは、既設のモーター・・・ その数は米国だけでも何万という数にのぼる・・・に対して信頼性の向上をも たらし、更に既に述べたような本発明の新しいモーターの有する他の利点や便益 をも与えることが可能となる。 また既設のものに取り付けるということは、整流誤差検知器回路15を接続す ること(これは、この回路を入れて、既存の回路を取り外すことでも、取り付け られるべきモーターに対して新しいものであっても差支えない)、図1に示され るように回路19へ方向反転回路30を接続すること、また図1に示されるよう に始動回路25を(スイッチ17と一緒に)接続すること、および/またはサン プリング論理回路40を接続することをも包含するものである。サンプリング論 理回路40を接続することは、出力31、35、38からサンプリング論理を作 り上げ、図2および図4に示されるようにどの位相が電流を流されない位相であ るかを決定することができるようになる。 図5は、本発明の他の態様を概略示すものである。図5では逆起電力サンプラ ー、VCO、および整流論理回路は、図5で参照数字50で総称され、マイクロ リニア社から入手可能の市販チップML4410に既に着装済みの部品である。 その代わりに、ML4111チップを用いることも可能である。図1の回路に類 似の方向反転回路がチップ50の回りに形成される。図5の態様では仮想ホール 信号発生装置回路は、図1のものとは異なる。この回路は、50のML4410 に着装される無ブラシDCゲートドライブ回路、3個のインバータ51〜53、 およびそれぞれ3個のANDゲート54、55、56によって構成され、図1並 びに図3の出力と実質的に同じ仮想ホール効果出力を発する。3個の上ゲートP NP1、PNP2、およびPNP3を有する仮想ホール信号A、B、およびCと 、3個の下ゲートN1、N2、およびN3との間の論理関係は、以下の通りであ る。 図5の態様の導線48は、従来技術のアナログ無ブラシDCモータードライブ制 御の誤差アンプ反転入力に接続される。このドライブ制御はその参照電圧を全部 の回路に供給する。回路58は速度をフイードバックするバッファ回路である。 回路59は始動回路である。 図6は、本発明の別の態様を概略示すものである。図6は、図5の進化したも のである。PNP1、PNP2、およびPNP3の中の出力の一つを、他の二つ から作り出すことができるので、2個の上ゲートだけが必要である。例えば、P NP2がPNP3に等しくいない時は何時でもPNP1は高レベルである。N1 、N2、およびN3の中の出力の一つを、他の二つから作り出すことができるの で、2個の下ゲートだけが必要である。例えば、N2がN3に等しくいない時は N1は高レベルである。仮想ホールA、B、およびCは以下のように表される。 仮想ホールA、B、およびCにおける論理関係および方向反転回路は、プログラ ム可能チップ60、例えば、市販の格子チップGAL16V8で実現することが できる。チップ60は、図6に示されるやり方でチップ50へ接続され、図6に 示されるように仮想ホール出力31、35および38を発する。 従って、分かることは、本発明に従えば、既存の無ブラシDCモーターの機能 性および作動性を向上させる極めて有利な方法、並びに既設のものに取り付ける にしろ、あるいは全く新しいものにしろ、無センサ無ブラシ電気回転機械(例え ばDCモーター)、および仮想ホール信号発生装置を提供するのに有用な回路が 提供される。本発明については、最も実際的でかつ好ましい態様であると現在考 えられたものを本明細書に示し、かつ説明したものであるので、多くの部分的改 変点が本発明の範囲内で当業者には明らかになろう。従って、本発明の特許請求 の範囲については、すべての等価の構造および方法を含むように最も広く解釈す べきである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年4月23日 【補正内容】 特許請求の範囲 1.複数のホール効果センサと周波数/電圧変換回路とを有する無ブラシDCモ ーター(10)の質や能力を向上させる方法において、 (a)ホール効果センサと周波数/電圧変換回路とを不活性化もしくは取り除く ステップ、および (b)整流誤差検知器回路とDCモーターとを電圧制御発振器(12)へ接続し 、この電圧制御発振器へソリッドステート回路(19)を作動接続して、ホール 効果センサと実質的に同じ出力信号を発信し、従って機能的にホール効果センサ を代替してしまうステップを包含することを特徴とする方法。 2.ステップ(b)が、複数のDフリップフロップ(20〜22)とNANDゲ ート(23)とを、電圧制御発振器へ作動接続させることによって行われること を特徴とする請求項1記載の方法。 3.ステップ(b)が、電圧制御発振器と各DフリップフロップのCP入力との 間にスイッチ(17)を接続することによって部分的に行われることを特徴とす る請求項2記載の方法。 4.ステップ(b)が、更に、三個のDフリップフロップのCP入力を電圧制御 発振器へ作動接続することによって行われることを特徴とする請求項3記載の方 法。 5.更に、ステップ(b)の実施によって接続されたソリッドステート回路に方 向反転回路(30)を接続するステップ(c)を包含することを特徴とする請求 項1記載の方法。 6.更に、ソリッドステート回路に始動回路(25)を接続するステップ(d) を包含することを特徴とする請求項1記載の方法。 7.ステップ(d)が、ステップ(b)のソリッドステート回路に回転子位置決 め回路を接続することによって部分的に行われることを特徴とする方法。 8.ステップ(b)のソリッドステート回路にサンプリング論理.(40)を接 続し、ステップ(b)のソリッドステート回路の出力からサンプリング論理を構 成し、その結果どの位相が電流を流さない位相であるかを決定できるようにする ステップ(e)を包含することを特徴とする請求項1記載の方法。 9.ステップ(b)が、ANDゲート(54〜56)またはプログラム可能論理 チップ(60)に接続された複数のインバータをML4410またはML441 1チップ(50)へ接続することによって行われることを特徴とする請求項1記 載の方法。 10.無ブラシ無センサの電気回転機械(10)において、 回転子と固定子で、複数の巻線(11)を含み、シーケンス的に巻線に電気を 選択的にかけるための多相インバータ(18)によって駆動されるもの、 多相インバータの周波数を制御するための電圧制御の発振器(12)で、出力 (14)と入力(13)を有するもの、および、 電圧制御の発振器出力に作動接続され、ホール効果センサの出力を模擬する出 力を発信するソリッドステート仮想ホール信号発生装置回路(19、または50 〜56)、 を備えることを特徴とする機械(10)。 11.前記仮想ホール信号発生装置回路(19)が、各々CP入力を有する複数 のDフリップフロップ(20〜22)と、NANDゲート(23)とを備えるこ とを特徴とする請求項10記載の機械。 12.更に、前記ソリッドステート間接回転子位置検出回路に接続された方向反 転回路(30)を備えることを特徴とする請求項10記載の機械。 13.更に、前記機械に接続された始動回路であって、前記電圧制御出力信号を 前記Dフリップフロップの前記CP入力へ接続するためのスイッチ(17)を包 含する始動回路(25)を備えることを特徴とする請求項10記載の機械。 14.前記始動回路が、前記ソリッドステート間接回転子位置検出回路に接続さ れた回転子位置決め回路を備えることことを特徴とする請求項13記載の機械。 15.更に、仮想ホール信号発生装置の出力へ接続され、ソリッドステート間接 回転子位置センサ回路の出力からサンプリング論理を構成し、どの位相が電流を 流さない位相であるかを決定できるようにするサンプリング論理(40)回路を 備えることを特徴とする請求項10記載の機械。 16.更に、前記電圧制御発振器の入力に接続された整流誤差検知器回路(15 )を備えることを特徴とする請求項10記載の機械。 17.前記仮想ホール信号発生装置回路(50〜56)が、複数のインバータ( 51〜53)であって、各々ANDゲート(54〜56)と無ブラシDCゲート ドライブ回路に接続された複数のインバータ(51〜53)を備えることを特徴 とする請求項10記載の機械。 18.前記仮想ホール信号発生装置が、ML4410またはML4411チップ (50)に接続されたプログラム可能論理チップ(60)を備えることを特徴と する請求項10記載の機械。 19.電気回転機械(10)に関連して組み合わされている、 入力(13)並びに出力(14)を有する電圧制御の発振器(12)、および 各々CP入力を有する複数のDフリップフロップ(20〜22)、および NANDゲート(23)、 を備え、前記の電圧制御の発振器の出力が、スイッチ(17)を介して前記フリ ップフロップの前記CP入力に接続され、そして前記NANDゲートが、各々前 記第一および第二Dフリップフロップから延びる電流伝送ラインに接続されてい ることを特徴とする組み合わせ。 20.更に、前記電圧制御の発振器の入力に接続された整流誤差検知器回路(1 5)を備えていることを特徴とする請求項19記載の組み合わせ。 21.前記電気回転機械が、無ブラシ無センサDCモーターを備えていることを 特徴とする請求項19記載の組み合わせ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のホール効果センサと周波数/電圧変換回路とを有する無ブラシDCモ ーターの質や能力を向上させる方法において、 (a)ホール効果センサと周波数/電圧変換回路とを不活性化もしくは取り除く ステップ、および (b)整流誤差検知器回路とDCモーターとを電圧制御発振器へ接続し、この電 圧制御発振器へソリッドステート回路を作動接続して、ホール効果センサと実質 的に同じ出力信号を発信し、従ってホール効果センサを機能的に代替してしまう ステップを包含することを特徴とする方法。 2.ステップ(b)が、複数のDフリップフロップとNANDゲートとを、電圧 制御発振器へ作動接続させることによって行われることを特徴とする請求項1記 載の方法。 3.ステップ(b)が、電圧制御発振器と各DフリップフロップのCP入力との 間にスイッチを接続することによって部分的に行われることを特徴とする請求項 2記載の方法。 4.ステップ(b)が、更に、3個のDフリップフロップのCP入力を電圧制御 発振器へ作動接続することによって行われることを特徴とする請求項3記載の方 法。 5.更に、ステップ(b)の実施によって接続されたソリッドステート回路に方 向反転回路を接続するステップ(c)を包含することを特徴とする請求項1記載 の方法。 6.更に、ソリッドステート回路に始動回路を接続するステップ(d)を包含す ることを特徴とする請求項1記載の方法。 7.ステップ(d)が、ステップ(b)のソリッドステート回路に回転子位置検 出回路を接続することによって部分的に行われることを特徴とする方法。 8.ステップ(b)のソリッドステート回路にサンプリング論理回路を接続し、 ステップ(b)のソリッドステート回路の出力からサンプリング論理を構成し、 その結果どの位相が電流を流さない位相であるかを決定できるようにするステッ プ(e)を包含することを特徴とする請求項1記載の方法。 9.ステップ(b)が、ANDゲートまたはプログラム可能論理チップに接続さ れた複数のインバータをML4410またはML4411チップへ接続すること によって行われることを特徴とする請求項1記載の方法。 10.無ブラシ無センサの電気回転機械において、 回転子と固定子で、複数の巻線を含み、シーケンス的に巻線に電気を選択的に かけるための多相インバータによって駆動されるもの、 多相インバータの周波数を制御するための電圧制御の発振器で、出力と入力を 有するもの、および、 電圧制御の発振器出力に作動接続され、ホール効果センサの出力と実質的に同 じ出力を発信するソリッドステート仮想ホール信号発生装置回路、 を備えることを特徴とする機械。 11.前記仮想ホール信号発生装置回路が、各々CP入力を有する複数のDフリ ップフロップと、NANDゲートとを備えることを特徴とする請求項10記載の 機械。 12.更に、前記ソリッドステート間接回転子位置検出回路に接続された方向反 転回路を備えることを特徴とする請求項10記載の機械。 13.更に、前記機械に接続された始動回路であって、前記電圧制御出力信号を 前記Dフリップフロップの前記CP入力へ接続するためのスイッチを包含する始 動回路を備えることを特徴とする請求項10記載の機械。 14.前記始動回路が、前記ソリッドステート間接回転子位置検出回路に接続さ れた回転子位置決め回路を備えることことを特徴とする請求項13記載の機械。 15.更に、仮想ホール信号発生装置の出力へ接続され、ソリッドステート間接 回転子位置検出回路の出力からサンプリング論理を構成し、どの位相が電流を流 さない位相であるかを決定できるようにするサンプリング論理回路を備えること を特徴とする請求項10記載の機械。 16.更に、前記電圧制御発振器の入力に接続された整流誤差検知器回路を備え ることを特徴とする請求項10記載の機械。 17.前記仮想ホール信号発生装置回路が、複数のインバータであって、各々A NDゲートと無ブラシDCゲートドライブ回路に接続された複数のインバータを 備えることを特徴とする請求項10記載の機械。 18.前記仮想ホール信号発生装置回路が、ML4410またはML4411チ ップに接続されたプログラム可能論理チップを備えることを特徴とする請求項1 0記載の機械。 19.入力並びに出力を有する電圧制御の発振器、および 各々CP入力を有する複数のDフリップフロップ、および NANDゲート を組み合わせて備え、前記の電圧制御の発振器の出力が、スイッチを介して前記 フリップフロップの前記CP入力に接続されていることを特徴とする組み合わせ 。 20.更に、前記電圧制御の発振器の入力に接続された整流誤差検知器回路を備 えていることを特徴とする請求項19記載の組み合わせ。
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