JPH11504070A - 漂白組成物 - Google Patents
漂白組成物Info
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- JPH11504070A JPH11504070A JP9529478A JP52947897A JPH11504070A JP H11504070 A JPH11504070 A JP H11504070A JP 9529478 A JP9529478 A JP 9529478A JP 52947897 A JP52947897 A JP 52947897A JP H11504070 A JPH11504070 A JP H11504070A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、過酸素漂白剤、液体疎水性漂白活性化剤および長鎖(C12〜C16)アシルサルコシネートを含む液体組成物(乳濁液またはミクロ乳濁液として処方)に関する。更に、本発明は、汚れた布帛を長鎖(C12〜C16)アシルサルコシネートを含む液体組成物(pH=0〜7)で前処理するための方法(それによって改善されたしみ抜き性能が与えられる)を包含する。
Description
【発明の詳細な説明】
漂白組成物
技術分野
本発明は、前処理剤として使用するのに特に好適な安定な過酸素漂白剤含有組
成物に関する。
背景技術
過酸素漂白剤含有組成物は、洗濯洗剤、洗濯添加剤または洗濯前処理剤として
さえ洗濯応用で詳細に記載されている。
事実、過酸素漂白剤および漂白活性化剤を含む液体組成物を、洗濯前処理適用
に使用することは既知である。前記液体漂白組成物は、汚れた布帛(布地)を前
処理するために使用する時に良好な漂白性能を与えるが、例えば、前記の汚れた
布帛を前処理する時に与えられるしみ/汚れ除去性能に関して組成物を更に改善
する若干の余地が依然としてある。
このように、本発明の目的は、前処理条件下、即ち、前記布帛を洗浄する前に
汚れた布帛上に直接適用し前記布帛上に作用させておいた場合に各種のしみ/汚
れ上で改善されたしみ抜き性能を与えることにある。より詳細には、本発明の目
的は、漂白性能を弱体化しないようにしながら、前処理条件下で各種のしみ/汚
れ上で改善されたしみ抜き性能を与える過酸素漂白剤と液体疎水性漂白活性化剤
とを含有する液体組成物を提供することにある。
前記目的は、汚れた布帛を前処理するために長鎖(C12〜C16)アシルサルコ
シネートを含む液体組成物(pH=0〜7)を使用することによって満たすこと
ができることが今や見出された。事実、長鎖(C12〜C16)アシルサルコシネー
トを液体組成物(pH=0〜7)、例えば、過酸素漂白剤と場合によって液体疎
水性漂白活性化剤とを含む液体組成物に加えることは、前記長鎖アシルサルコシ
ネートなしの同じ組成物または前記長鎖アシルサルコシネートの代わりに別の陰
イオン界面活性剤、例えば、C12アルキルサルフェートを有する以外は同じ組成
物によって与えられるしみ抜き性能と比較して前処理条件下で布帛上で改善され
たしみ抜き性能を与えることを可能にすることが見出された。このように、最も
広いアスペクトにおいては、本発明は、前処理条件下での前記組成物のしみ抜き
性能を改善するための液体組成物(pH=0〜7)における前記長鎖アシルサル
コシネートの用途を包含する。また、本発明は、前記長鎖アシルサルコシネート
、過酸素漂白剤および液体疎水性漂白活性化剤を含む液体組成物を包含する。事
実、前記長鎖アシルサルコシネートを前記液体疎水性漂白活性化剤を含む本発明
の液体過酸素漂白剤含有組成物に加えることは、前記組成物がミクロ乳濁液とし
て、または乳濁液として処方されるように前記疎水性漂白活性化剤を乳化するの
に寄与することが更に見出された。このように、本発明に係る組成物は、長期貯
蔵期間でさえ優秀な化学安定性も示しながら、汚れた布帛を前処理する時に改善
されたしみ抜き性能を与えることを可能にする。
本発明の利点は、布帛を本発明の組成物で前処理する時に得られる改善された
しみ抜き性能がメーキャップ、リップスティック、汚れたモーター油、鉱油など
のグリース/油しみ、マヨネーズ、スパゲッティソースなどのグリース食品、紅
茶、ワイン、グラスなどの漂白性しみおよび血液などの酵素しみを含めて各種の
しみ/汚れ上で著しいことである。
EP−A第677575号明細書は、2相(各相は非イオン界面活性剤を含む
)を含む乳濁液として処方する液体組成物(該組成物は相の一方に過酸素漂白剤
を含み且つ他方の相に漂白活性化剤を含み、前記組成物は陰イオン界面活性剤を
更に含む)を開示している。EP−A第677575号明細書は、陰イオン界面
活性剤を液体過酸素漂白剤組成物で使用して組成物と接触する時に使用者の皮膚
か
ゆみを減少することを更に開示している。アシルサルコシネートは、陰イオン界
面活性剤のうちに述べられているが、特定のアシルサルコシネートは、そこに開
示されておらず、例証されていない。
同時係属欧州特許出願第95203330.6号明細書は、過酸化水素、液体
疎水性漂白活性化剤を含む液体漂白組成物(該組成物は水、前記過酸化水素、非
イオン界面活性剤と陰イオン界面活性剤とを含む親水性界面活性剤系を含むマト
リックス中の前記疎水性液体漂白活性化剤のミクロ乳濁液として処方する)を開
示している。アシルサルコシネートは、陰イオン界面活性剤のうちに述べられて
いるが、特定のアシルサルコシネートは、そこに開示されておらず、例証されて
いない。
WO第95/27035号明細書は、有機界面活性剤系(2%〜40%)、非
水性系(0.5%〜55%)、水溶性高分子洗浄性ビルダー(0.1%〜5%)
および水を含む布帛洗浄洗剤組成物(界面活性剤系および非水性溶媒は一緒に安
定な水中油型ミクロ乳濁液を調製する)を開示している。これらの組成物は、前
処理製品並びに主洗浄製品として有用である。アシルサルコシネートは、開示さ
れておらず、まして長鎖アシルサルコシネートは、開示されていない。過酸素漂
白剤も、開示されていない。
WO第95/27033号明細書およびWO第95/27034号明細書は、
前処理製品として使用するのに好適な特定のミクロ乳濁液を開示している。しか
しながら、アシルサルコシネートは、開示されておらず、まして長鎖アシルサル
コシネートは、開示されていない。過酸素漂白剤も、開示されていない。
EP第318 470号明細書は、洗濯前に汚れた布帛上にプレスポッティン
グするのに好適であるスティック形(固体形)の洗濯前処理組成物を開示してい
る。ペルカーボネート、ペルボレートなどの漂白剤は、開示されている。アシル
サルコシネートは、開示されておらず、まして長鎖アシルサルコシネートは、開
示されていない。
米国特許第4613452号明細書は、エノールエステル活性化剤、過酸化水
素および非イオン乳化剤および陰イオン乳化剤を含有する乳濁液を開示している
。しかしながら、アシルサルコシネートは、開示されておらず、まして長鎖アシ
ルサルコシネートは、開示されていない。
EP第92932号明細書は、非イオン界面活性剤、漂白剤、漂白活性化剤お
よび場合によって陰イオン界面活性剤を含む乳濁液を開示している、しかしなが
ら、アシルサルコシネートは、開示されておらず、まして長鎖アシルサルコシネ
ートは、開示されていない。
発明の開示
本発明は、過酸素漂白剤、液体疎水性漂白活性化剤、および式
(式中、Mは水素または陽イオン部分であり、Rは炭素数11〜15のアルキル
基である)
に係る長鎖アシルサルコシネートを含む液体組成物であって、ミクロ乳濁液とし
て、または乳濁液としてとして処方することを特徴とする液体組成物を包含する
。
また、本発明は、汚れた布帛をpH 7までを有し且つ式
(式中、Mは水素または陽イオン部分であり、Rは炭素数11〜15のアルキル
基である)
に係る長鎖アシルサルコシネートを含む液体組成物で前処理するにあたり、前記
布帛を洗浄する前に前記組成物をニート形で布帛上に適用し、前記組成物を前記
布帛と接触したままにさせることを特徴とする汚れた布帛の前処理法を包含する
。
更に、本発明は、前処理条件下、即ち、布帛を洗浄する前に汚れた布帛を組成
物で前処理する時に前記組成物のしみ抜き性能を改善するためのpH 7までを
有する液体組成物、好ましくは液体過酸素漂白剤含有組成物中での式
(式中、Mは水素または陽イオン部分であり、Rは炭素数11〜15のアルキル
基である)
に係る長鎖アシルサルコシネートの使用を包含する。
発明を実施するための最良の形態
必須要素として、本発明の組成物は、過酸素漂白剤を含む。好ましい過酸素漂
白剤は、過酸化水素またはその水溶性源、またはそれらの混合物である。過酸化
水素は、本発明の組成物で使用するのに最も好ましい。事実、過酸素漂白剤、好
ましくは過酸化水素の存在は、洗濯への適用で特に著しい強いクリーニング上の
利益を与える。ここで使用する過酸化水素源は、化合物が水と接触している時に
過酸化水素を生ずる化合物を意味する。
ここで使用するのに好適な水溶性過酸化水素源としては、ペルカーボネート、
ペルシリケート、ペルサルフェート、例えば、モノペルサルフェート、ペルボレ
ート、ペルオキシ酸、例えば、ジペルオキシドデカンジオン酸(DPDA)、過
フタル酸マグネシウム、過安息香酸およびアルキル過安息香酸、およびそれらの
混合物が挙げられる。
典型的には、本発明の組成物は、全組成物の0.01〜20重量%、好ましく
は1〜15重量%、最も好ましくは2〜10重量%の前記過酸素漂白剤またはそ
れらの混合物を含む。
別の成分として、本発明の組成物は、液体疎水性漂白活性化剤またはそれらの
混合物を含む。「漂白活性化剤」とは、過酸化水素と反応して過酸を生成する化
合物をここで意味する。このように生成した過酸は、活性化漂白化剤を構成する
。「疎水性漂白活性化剤」とは、水と実質上安定には混和性ではない漂白活性化
剤をここで意味する。典型的には、このような疎水性漂白活性化剤は、二次HL
B11未満、好ましくは10未満を有する。二次HLBは、当業者に既知であり
且つ例えば、P.ベッチャーによる「乳濁液理論およびプラクティス」・ライン
ホールド、ニューヨーク、1957またはP.シャーマンによる「乳濁液科学」
、アカデミック・プレス、ロンドン、1969で定義されている。
ここで使用するのに好適な疎水性漂白活性化剤としては、エステル、アミド、
イミド、または無水物の種類に属するものが挙げられる。この種の好適な化合物
の例は、英国特許GB第1586769号明細書およびGB第2143231号
明細書に開示されており且つプリル形への形成法は欧州公開特許出願EP−A第
62523号明細書に記載されている。ここで使用するのに好適なこのような化
合物の例は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、3,5,5−トリ
メチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、例えば米国特許第4
818425号明細書に記載のようなジペルオキシドデカン酸、および例えば米
国特許第4259201号明細書に記載のようなペルオキシアジピン酸のノニル
アミドおよびn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)である。
また、置換または非置換ベンゾイルカプロラクタム、オクタノイルカプロラクタ
ム、ノナノイルカプロラクタム、ヘキサノイルカプロラクタム、デカノイルカプ
ロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、ホルミルカプロラクタム、アセチ
ルカプロラクタム、プロパノイルカプロラクタム、ブタノイルカプロラクタム、
ペンタノイルカプロラクタムまたはそれらの混合物からなる群から選ばれるN−
アシルカプロラクタムが好適である。興味がある特定の群の漂白活性化剤は、E
P第624154号明細書に開示され且つアセチルトリエチルサイトレート(A
TC)が、その群で特に好ましい。アセチルトリエチルサイトレートは、結局ク
エン酸およびアルコールに分解するので、環境に優しいという利点を有する。更
に、アセチルトリエチルサイトレートは、貯蔵時に製品中で良好な加水分解安定
性を有し且つ効率的な漂白活性化剤である。最後に、それは、良好なビルディン
グ容量を組成物に与える。
本発明に係る組成物は、全組成物の0.1〜20重量%、好ましくは1〜10
重量%、より好ましくは1.5〜7重量%の前記液体疎水性漂白活性化剤または
それらの混合物を含む。
別の必須成分として、本発明の組成物は、下記の式
(式中、Mは水素または陽イオン部分であり、Rは炭素数11〜15、好ましく
は炭素数11〜13のアルキル基である)
を有する長鎖アシルサルコシネートまたはそれらの混合物(本発明の組成物およ
び用途に望まれるように酸形および/または塩形)を含む。好ましいMは、水素
およびアルカリ金属、特にナトリウムおよびカリウムである。前記アシルサルコ
シネート界面活性剤は、天然脂肪酸およびアミノ酸サルコシン(N−メチルグリ
シン)から誘導する。それらは、塩形の水溶液として、または粉末として酸形で
使用するのに好適である。天然脂肪酸の誘導体であるので、前記アシルサルコシ
ネートは、迅速に且つ完全に生分解性であり且つ良好な皮膚適合性を有する。
従って、ここで使用するのに特に好ましい長鎖アシルサルコシネートとしては
、C12アシルサルコシネート(即ち、Mが水素、Rが炭素数11のアルキル基で
ある前記式に係るアシルサルコシネート)およびC14アシルサルコシネート(即
ち、Mが水素、Rが炭素数13のアルキル基である前記式に係るアシルサルコシ
ネート)が挙げられる。C12アシルサルコシネートは、例えば、ハンプシャーに
よっ
C14アシルサルコシネートは、例えば、ハンプシャーによって供給されているハ
典型的には、本発明の組成物は、全組成物の0.01〜30重量%、好ましく
は0.1〜20重量%、より好ましくは0.5〜15重量%の前記長鎖アシルサ
ルコシネートまたはそれらの混合物を含む。
前記長鎖アシルサルコシネートを過酸素漂白剤および液体疎水性漂白活性化剤
を含む液体組成物に加えることによって、前記長鎖アシルサルコシネートなしの
同じ組成物または前記長鎖アシルサルコシネートの代わりに別の陰イオン親水性
界面活性剤、例えば、C12アルキルサルフェートまたはC12〜C15アルキルエト
キシサルフェート(例えば、C25AE2.5S)を有する以外同じ組成物の場
合に与えられるしみ抜き性能と比較して、前記組成物の場合に前記布帛洗浄前の
汚れた布帛を前処理に使用する場合に改善されたしみ抜き性能が得られることが
今や見出された。
「しみ抜き性能」とは、各種のしみ/汚れ、例えば、グリース/油しみおよび
/または漂白性しみおよび/または酵素しみ上でのしみ抜き性能をここで意味す
る。
「グリース/油しみ」とは、布帛上で見出すことができるグリース性状の汚れ
およびしみ、例えば、汚れたモーター油、鉱油、メーキャップ、リップスティッ
ク、植物油、スパゲッティソース、マヨネーズ、チョコレートなどをここで意味
する。
漂白性しみの例としては、紅茶、コーヒー、ワインなどが挙げられる。酵素し
みの例としては、血液が挙げられる。
前処理条件下での汚れた布帛上での組成物のしみ抜き性能は、下記の試験法に
よって評価してもよい。本発明に係る組成物は、先ず、布帛、好ましくは前記布
帛の汚れた部分に適用し、約1〜約10分、好ましくは5分作用させておき、次
いで、前記の前処理された布帛は通常の洗浄条件に従って30℃〜70℃の温度
で前記布帛を漂白するのに十分な時間洗浄する。次いで、しみ抜き性能は、本発
明に係る組成物で前処理された汚れた布帛を対照、例えば、長鎖(C12〜C16)
アシルサルコシネートなし以外は同じ組成物で前処理されたものと並行して比較
することによって評価する。目視等級スケールは、パネルスコア単位(psu)
の差を0〜4の範囲内に帰属させるために使用してもよい。
実際に、改善されたしみ抜き性能は、酸性〜中性pH条件下で布帛に接触する
時に前記長鎖(C12〜C16)アシルサルコシネートによって達成されることが今
や見出された。これは、前記アシルサルコシネート界面活性剤による表面張力の
最適の低下が、弱酸性〜中性pH範囲内、即ち、本発明に係る組成物のpH条件
下で達成されるからである。このように、前記長鎖アシルサルコシネートに関連
づけられるしみ抜き性能は、過酸素漂白に依存しない。また、本発明に係る前記
長鎖アシルサルコシネートの鎖長を短くするか長くすることによって、本発明に
係る前処理条件下でのしみ抜き性能が低下することが観察された。
このように、最も広いアスペクトにおいては、本発明は、前処理条件下、即ち
、前記布帛を洗浄する前に汚れた布帛を組成物で前処理する時に前記組成物のし
み抜き性能を改善するためのpH 7までを有する液体組成物、好ましくは過酸
素
漂白剤含有液体組成物における長鎖(C12〜C16)アシルサルコシネートの用途
を包含する。
本発明に係る過酸素漂白剤含有組成物は、液体疎水性漂白活性化剤を含みそし
てしたがって水、過酸素漂白剤および前記長鎖アシルサルコシネート(10より
高いHLBを有する親水性界面活性剤として)を含む乳化性界面活性剤系を含む
マトリックス中の前記液体疎水性漂白活性化剤の水性乳濁液として、または水、
過酸素漂白剤および少なくとも前記長鎖アシルサルコシネートを含む親水性界面
活性剤系を含むマトリックス中の前記液体疎水性漂白活性化剤のミクロ乳濁液と
して処方する。
本発明の過酸素漂白剤含有組成物を水性乳濁液として処方する本発明の態様に
おいては、前記長鎖アシルサルコシネートは、前記疎水性漂白活性化剤を乳化す
るための唯一の乳化性界面活性剤として使用してもよい。従って、前記長鎖アシ
ルサルコシネートが前記乳濁液に唯一の乳化性界面活性剤として存在するならば
、それは、好ましくは全組成物の1〜6重量%の量で存在する。
本発明の好ましい過酸素漂白剤含有乳濁液は、液体疎水性漂白活性化剤を乳化
するために少なくとも2種の異なる界面活性剤、即ち、HLB 9.5までを有
する少なくとも1種の疎水性界面活性剤またはそれらの混合物および10より高
いHLBを有する少なくとも1種の親水性界面活性剤またはそれらの混合物の乳
化性界面活性剤系を含む。事実、安定である乳濁液を調製するための前記の2種
の異なる界面活性剤は、異なるHLB値(親水性親油性バランス)を有していな
ければならず且つ好ましくは前記の2種の界面活性剤のHLBの値の差は、少な
くとも1、好ましくは少なくとも2である。換言すれば、水中で異なるHLBを
有する前記界面活性剤の少なくとも2種を適当に組み合わせることによって、安
定な乳濁液、即ち、40℃で少なくとも2週間放置時に別個の層に実質上分離し
ない乳濁液が、調製されるであろう。
本発明の係る好ましい乳濁液は、全組成物の1〜50重量%、より好ましくは
5〜40重量%、最も好ましくは8〜30重量%の前記親水性界面活性剤/疎水
性界面活性剤を含む。本発明に係る好ましい乳濁液は、全乳濁液の少なくとも0
.01重量%、好ましくは少なくとも2重量%、より好ましくは少なくとも4重
量%の前記疎水性界面活性剤またはそれらの混合物および全乳濁液の少なくとも
0.01重量%、好ましくは少なくとも2重量%、より好ましくは少なくとも4
重量%の前記親水性界面活性剤またはそれらの混合物を含む。
本発明の前記乳濁液で使用するための10より高いHLBを有する親水性界面
活性剤は、前記長鎖アシルサルコシネート単独、または前記長鎖アシルサルコシ
ネートと10より高いHLBを有する他の親水性界面活性剤、好ましくは10よ
り高いHLB、より好ましくは10.5より高いHLBを有する親水性非イオン
界面活性剤との混合物である。疎水性界面活性剤としてここで使用するのに好ま
しいものは疎水性非イオン界面活性剤である。ここで使用するための前記疎水性
非イオン界面活性剤は、HLB 9.5まで、好ましくは9.5未満、より好ま
しくは9未満を有する。事実、ここで使用するための疎水性非イオン界面活性剤
は、優秀なグリースカット性を有し、即ち、疎水性汚れ除去に寄与する溶媒効果
を有する。疎水性界面活性剤は、布帛上への疎水性増白剤の担体として作用して
、それによって前記増白剤を洗浄の開始以来布帛表面と極めて接近して作動させ
る。
ここで使用するのに好適な非イオン界面活性剤としては、アルコキシ化脂肪ア
ルコール、好ましくは脂肪アルコールエトキシレートおよび/またはプロポキシ
レートが挙げられる。事実、非常に異なるHLB値(親水性親油性バランス)を
有する各種のこのようなアルコキシ化脂肪アルコールは、市販されている。この
ようなアルコキシ化非イオン界面活性剤のHLB値は、本質上脂肪アルコールの
鎖長、アルコキシ化の性状およびアルコキシ化度に依存する。親水性非イオン界
面活性剤は、高いアルコキシ化度および短鎖脂肪アルコールを有する傾向がある
一方、疎水性界面活性剤は、低いアルコキシ化度および長鎖脂肪アルコールを有
する傾向がある。それぞれのHLB値と一緒に非イオン界面活性剤を含めて多数
の界面活性剤を記載している界面活性剤カタログは、入手できる。
ここで使用するための非イオン界面活性剤を製造するのに好適な化学的方法と
しては、所望の割合での対応アルコールとアルキレンオキシドとの縮合法が挙げ
られる。このような方法は、当業者に公知であり且つ技術上詳細に記載されてい
る。或いは、ここで使用するのに好適な各種のアルコキシ化アルコールは、各種
の供給者から市販されている。
本発明に係る乳濁液で使用するのに好ましい疎水性非イオン界面活性剤は、H
LB 9までを有し且つ式 RO−(C2H4O)n(C3H6O)mH(式中、Rは
C6〜C22アルキル鎖またはC6〜C28アルキルベンゼン鎖であり、n+mは0.
5〜5であり、nは0〜5であり、mは0〜5であり、好ましくはn+mは0.
5〜4.5であり、nおよびmは0〜4.5である)に係るものである界面活性
剤である。ここで使用するのに好ましいR鎖は、C8〜C22アルキル鎖である。
従って、ここで使用するのに好適な疎水性非イオン界面活性剤は、ドバノール(D
obanolR)91−2.5(HLB=8.1;RはC9アルキル鎖とC11アルキル鎖
との混合物であり、nは2.5であり、mは0である)、またはルテンゾル(Lu
tensolR)TO3(HLB=8;RはC13アルキル鎖とC15アルキル鎖との混合
物であり、nは3であり、mは0である)、またはタージトール(TergitolR)
25L3(HLB=7.7;RはC12〜C15アルキル鎖長の範囲内であり、nは
3であり、mは0である)、またはドバノールR23−3(HLB=8.1;R
はC12アルキル鎖とC13アルキル鎖との混合物であり、nは3であり、mは0で
ある)、またはドバノールR23−2(HLB=6.2;RはC12アルキル鎖と
C13アルキル鎖との混合物であり、nは2であり、mは0である)、またはそれ
らの混合物である。ドバノールR23−3、またはドバノ
ールR23−2、ルテンゾルRTO3、またはそれらの混合物が、ここで好ましい
。これらのドバノールR界面活性剤は、シェルから市販されている。これらのル
テンゾルR界面活性剤は、BASFから市販されており且つこれらのタージトー
ルR界面活性剤は、ユニオン・カーバイドから市販されている。ここで使用する
のに好適な他の疎水性非イオン界面活性剤は、非アルコキシ化界面活性剤である
。一例は、ドバノールR23(HLB<3)である。
本発明に係る乳濁液で使用するのに好ましい親水性非イオン界面活性剤は、1
0より高いHLBを有し且つ式 RO−(C2H4O)n(C3H6O)mH(式中、
RはC6〜C22アルキル鎖またはC6〜C28アルキルベンゼン鎖であり、n+mは
5〜11であり、nは0〜11であり、mは0〜11であり、好ましくはn+m
は6〜10であり、nおよびmは0〜10である)に係るものである界面活性剤
である。この記載全体にわたって、nおよびmは、平均エトキシ化度/プロポキ
シ化度を意味する。ここで使用するのに好ましいR鎖は、C8〜C22アルキル鎖
である。従って、ここで使用するのに好適な親水性非イオン界面活性剤は、ドバ
ノールR23−6.5(HLB=11.9;RはC12アルキル鎖とC13アルキル
鎖との混合物であり、nは6.5であり、mは0である)、またはドバノールR
25−7(HLB=12;RはC12〜C15アルキル鎖の混合物であり、nは7で
あり、mは0である)、またはドバノールR45−7(HLB=11.6;Rは
C14アルキル鎖とC15アルキル鎖との混合物であり、nは7であり、mは0であ
る)、またはドバノールR91−5(HLB=11.6;RはC9〜C11アルキル
鎖の混合物であり、nは5であり、mは0である)、またはドバノールR91−
6(HLB=12.5;RはC9〜C11アルキル鎖の混合物であり、nは6であ
り、mは0である)、またはドバノールR91−8(HLB=13.7;RはC9
〜C11アルキル鎖の混合物であり、nは8であり、mは0である)、またはドバ
ノールR91−10(HLB=14.2;RはC9〜C11
アルキル鎖の混合物であり、nは10であり、mは0である)、またはそれらの
混合物である。ドバノールR91−10、ドバノールR45−7、ドバノール23
−6.5、またはそれらの混合物が、ここで好ましい。これらのドバノールR界
面活性剤は、シェルから市販されている。親水性非イオン界面活性剤のほかに、
他の親水性界面活性剤、例えば、後述の陰イオン界面活性剤は、本発明の乳濁液
で更に使用してもよい。
本発明に係る乳濁液は、前記長鎖アシルサルコシネート単独または疎水性界面
活性剤および任意の他の親水性界面活性剤を更に含む乳化系に加えて他の界面活
性剤(しかしながら、全乳濁液の重量平均HLB値を有意には変更すべきではな
い)を更に含んでもよい。
乳濁液が漂白活性化剤としてアセチルトリエチルサイトレートを含む本発明の
乳濁液の特に好ましい態様においては、適当な非イオン乳化性界面活性剤系は、
前記長鎖アシルサルコシネートに加えて、ドバノールR23−2などの例えばH
LB 6を有する疎水性非イオン界面活性剤およびドバノールR91−10など
の例えばHLB 15を有する親水性非イオン界面活性剤を含むであろう。他の
好適な非イオン界面活性剤系は、例えば、ドバノールR23−6.5(HLB約
12)およびドバノールR23(HLB 6未満)またはドバノール45−7(
HLB=11.6)およびドバノール23−3(HLB=8.1)を含む。
液体疎水性漂白活性化剤を含む本発明の好ましい乳濁液の好ましい製法は、(
i)疎水性界面活性剤を漂白活性化剤および他の非水混和性成分(存在するなら
ば)と予備混合し、(ii)親水性界面活性剤(即ち、親水性非イオン界面活性剤
などの任意の他の親水性界面活性剤を有する前記長鎖アシルサルコシネート)を
水と予備混合した後、他の水溶性成分(存在するならば)を加え、(iii)pHを
好ましい値に調整し、(iv)過酸素漂白剤、例えば、過酸化水素、および工程
(i)で調製した疎水相を配合することを包含する。2相の混合時に、乳濁液は
比較的低い攪拌エネルギー下で攪拌下に550rpmに好ましくは30分、最も
好ましくは450rpmに30分一定に保つことが重要である。
組成物が乳濁液として処方される本発明の態様においては、前記組成物は、不
透明である。遠心分離検査においては、本発明の前記乳濁液は、6000rpm
で15分後に相分離を示さないことが観察された。顕微鏡検査下で、前記乳濁液
は、マトリックス中の小滴の分散液と見えた。
本発明の過酸素漂白剤含有組成物がミクロ乳濁液として処方する本発明の態様
においては、本発明に係る前記過酸素漂白剤含有ミクロ乳濁液は、前記長鎖アシ
ルサルコシネートを含む親水性界面活性剤系を含む。従って、前記長鎖アシルサ
ルコシネートが前記ミクロ乳濁液に唯一の乳化性界面活性剤として存在するなら
ば、好ましくは全組成物の6%より多い量から15%までの量で存在する。疎水
性漂白活性化剤を安定に配合するための鍵の因子は、前記長鎖アシルサルコシネ
ートが疎水性活性化剤のHLB値とは異なるHLB値を有することである。また
、本発明の長鎖アシルサルコシネートは、少量でさえ、高温(40℃まで)でさ
え、本発明のミクロ乳濁液の物理的安定性を改善することを示すことが観察され
た。
前記疎水性漂白活性化剤を本発明のミクロ乳濁液に乳化する親水性界面活性剤
系は、他の親水性界面活性剤、例えば、非イオン親水性界面活性剤および/また
は他の陰イオン界面活性剤を更に含んでもよい。疎水性活性化剤を前記ミクロ乳
濁液に安定に配合するための鍵の因子は、親水性界面活性剤系の前記界面活性剤
の少なくとも1種が疎水性活性化剤のHLB値とは異なるHLB値を有していな
ければならないことである。事実、すべての前記界面活性剤が疎水性活性化剤の
HLB値と同じHLB値を有するならば、連続単相が形成されて、このように漂
白剤/漂白活性化剤系の化学安定性を下げることがある。好ましくは、前記界面
活性剤の少なくとも1種は、前記漂白活性化剤のHLB値と少なくとも1.0H
LB単位、好ましくは2.0だけ異なるHLB値を有する。
本組成物に更に加えるのに好適な他の陰イオン界面活性剤としては、式ROS
O3M〔式中、Rは好ましくはC10〜C24ヒドロカルビル、好ましくはC10〜C2 0
アルキル成分を有するアルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC1 2
〜C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、MはHまたは陽イオン、例
えば、アルカリ金属陽イオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)、ま
たはアンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−、お
よびトリメチルアンモニウム陽イオンおよび第四級アンモニウム陽イオン、例え
ば、テトラメチル−アンモニウムおよびジメチルピペリジニウム陽イオン、およ
びエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンなどのアルキルアミンから
誘導される第四級アンモニウム陽イオン、およびそれらの混合物など)である〕
の水溶性塩または酸でが挙げられる。典型的には、C12〜16のアルキル鎖が低い
洗浄温度(例えば、約50℃未満)に好ましく且つC16〜18アルキル鎖が高い洗
浄温度(例えば、約50℃より高い温度)に好ましい。
ここでの使用に好適な他の陰イオン界面活性剤は、式RO(A)mSO3M〔式
中、RはC10〜C24アルキル成分を有する非置換C10〜C24アルキルまたはヒド
ロキシアルキル基、好ましくはC12〜C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、
より好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエト
キシまたはプロポキシ単位であり、mは0より大きく、典型的には約0.5〜約
6、より好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまたは、例えば、金属陽イオ
ン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど
)、アンモニウムまたは置換アンモニウム陽イオンであることができる陽イオン
である〕の水溶性塩または酸である。アルキルエトキシ化サルフェート並びにア
ルキルプロポキシ化サルフェートは、ここで意図される。置換アンモニウム陽イ
オンの特定例としては、メチル−、ジメチル−、トリメチル−アンモニウム
および第四級アンモニウム陽イオン、例えば、テトラメチル−アンモニウム、ジ
メチルピペリジニウムおよびエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン
などのアルカノールアミンから誘導される陽イオン、それらの混合物などが挙げ
られる。例示の界面活性剤は、C12〜C18アルキルポリエトキシレート(1.0
)サルフェート(C12〜C18E(1.0)M)、C12〜C18アルキルポリエトキ
シレート(2.25)サルフェート(C12〜C18E(2.25)M)、C12〜C18
アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフェート(C12〜C18E(3.0))
、およびC12〜C18アルキルポリエトキシレート((4.0)サルフェートC12
〜C18E(4.0)M)(式中、Mはナトリウムおよびカリウムから好都合に選
ばれる)である。
洗浄目的で有用な他の陰イオン界面活性剤も、ここで使用できる。これらとし
ては、石鹸の塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、および
置換アンモニウム塩、例えば、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩
およびトリエタノールアミン塩を含めて)、C9〜C20直鎖アルキルベンゼンス
ルホネート、C8〜C22第一級または第二級アルカンスルホネート、C8〜C24オ
レフィンスルホネート、例えば、英国特許第1,082,179号明細書に記載
のようにアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスルホン化によって製造
されるスルホン化ポリカルボン酸、C8〜C24アルキルポリグリコールエーテル
サルフェート(エチレンオキシド10モルまでを含有);C14〜16メチルエステ
ルスルホネートなどのアルキルエステルスルホネート;アシルグリセロールスル
ホネート、脂肪オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレ
ンオキシドエーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェ
ート、イセチオネート、例えば、アシルイセチオネート、N−アシルタウレート
、アルキルスクシナメートおよびスルホスクシネート、スルホスクシネートのモ
ノエステル(特に飽和および不飽和C12〜C18モノエステル)、スルホスクシ
ネートのジエステル(特に飽和および不飽和C6〜C14ジエステル)、アルキル
多糖類のサルフェート、例えば、アルキルポリグルコシドのサルフェート(非イ
オン非硫酸化化合物は以下に記載)、分枝第一級アルキルサルフェート、アルキ
ルポリエトキシカルボキシレート、例えば、式 RO(CH2CH2O)kCH2C
OO-M+(式中、RはC8〜C22アルキルであり、kは0〜10の整数であり、
Mは可溶性塩形成陽イオンである)のものが挙げることができる。樹脂酸および
水素添加樹脂酸、例えば、ロジン、水素添加ロジン、およびトール油に存在する
かトール油から誘導される樹脂酸および水素添加樹脂酸も、好適である。更に他
の例は、「界面活性剤および洗剤」シュワルツ、ペリーおよびバーチによる第I
巻および第II巻)に与えられている。各種のこのような界面活性剤は、一般にロ
ーリン等に1975年12月30日発行の米国特許第3,929,678号明細
書第23欄第58行〜第29欄第23行(ここに参考文献として編入)にも開示
されている。
本発明のミクロ乳濁液で使用するのに好適な非イオン界面活性剤としては、乳
濁液の場合に前記のような親水性非イオン界面活性剤が挙げられる。
液体疎水性漂白活性化剤を含む本発明のミクロ乳濁液の好ましい製法は、界面
活性剤を水と予備混合した後、過酸素漂白剤、例えば、過酸化水素および前記疎
水性漂白活性化剤を含めて他の成分を加えることを包含する。この好ましい添加
順序に関係なく、成分の混合時に、ミクロ乳濁液は、比較的高い攪拌エネルギー
下で攪拌下に、好ましくは750rpmで30分、最も好ましくは1000rp
mで30分一定に保つことが重要である。
組成物がミクロ乳濁液として処方される本発明の態様においては、前記組成物
は、乳濁剤および染料の不在下で巨視的に透明である。遠心分離検査においては
、本発明の前記ミクロ乳濁液は、6000rpmで15分後に相分離を示さない
ことが観察された。顕微鏡検査下で、前記ミクロ乳濁液は、マトリックス中の小
滴
の分散液と見えた。マトリックスは、前記親水性マトリックスであり且つ小滴は
、液体疎水性漂白活性化剤によって構成される。本発明者等は、粒子が典型的に
は直径約3μm以下である大きさを有することを観察した。
乳濁液またはミクロ乳濁液の形に処方される本発明の過酸素漂白剤含有組成物
は、化学的に安定である。「化学的に安定」とは、過酸素漂白剤を含む本発明の
前記組成物が50℃で2週間で10%より高い有効酸素損失を受けないことをこ
こで意味する。有効酸素の濃度は、技術上既知の化学滴定法、例えば、ヨウ素酸
化滴定法、過マンガン酸塩滴定法およびセリウム(IV)滴定法によって測定でき
る。前記方法および適当な方法の選択の基準は、例えば、「過酸化水素」、W.
C.シュンブ、C.N.サターフィールドおよびR.L.ウェントワース、ライ
ンホールド・パブリッシング・コーポレーション、ニューヨーク、1955年お
よび「有機過酸化物」、ダニエル・スワーン編、ウィリー・イント・サイエンス
、1970年に記載されている。或いは、前記組成物の安定性は、膨れ試験法に
よっても評価してもよい。
従って、本発明の前記過酸素漂白剤含有組成物は、放置時にそれを含む容器/
ビンの安定性を弱体化せずに所定の変形自在の容器/ビンに長時間パッケージで
きる。
乳濁液として、またはミクロ乳濁液として処方される本発明の過酸素漂白剤含
有組成物は、陽イオン界面活性剤、双性界面活性剤および/または両性界面活性
剤を含めて当業者に既知の他の界面活性剤を更に含んでもよい。例えば、本発明
の過酸素漂白剤含有組成物は、式 R1R2R3NO(式中、R1、R2およびR3の
各々は独立にC1〜C30、好ましくはC1〜C20、最も好ましくはC1〜C16炭化
水素鎖である)に係るアミンオキシド界面活性剤を更に含んでもよい。事実、本
発明者等は、漂白剤および漂白活性化剤の改善された化学安定性、即ち、より低
い分解がこのようなアミンオキシドを加えることによって得られることを
観察した。このような安定性は、多分乳化を通して漂白剤と漂白活性化剤との間
の相互作用を限定するアミンオキシドの能力のためであると考えられる。この安
定化効果は、マトリックスに依存しないと考えられる。アミンオキシドは、好ま
しくは全組成物の10重量%まで、より好ましくは1〜3重量%の量で存在して
もよい。
本発明に係る組成物は、水性液体クリーニング組成物である。前記水性組成物
は、酸性pHから中性pH(pH=7)まで、好ましくはpH 0〜6、より好
ましくはpH 1〜5で処方すべきである。本発明の組成物を酸性pH範囲内に
処方することは、前記組成物の安定性に寄与する。本発明の組成物のpHは、有
機または無機酸、またはアルカリ化剤を使用することによって調整できる。
本発明の組成物は、任意の成分、例えば、安定剤、キレート化剤、ラジカル捕
捉剤、ビルダー、汚れ沈殿防止剤、染料移動抑制剤、溶媒、増白剤、香料、抑泡
剤または染料またはそれらの混合物を更に含んでもよい。
本発明の過酸素漂白剤含有組成物は、高度に好ましい任意成分として、キレー
ト化剤またはそれらの混合物を含んでもよい。ここで使用するのに好適なキレー
ト化剤としては、ホスホネートキレート化剤、アミノカルボキシレートキレート
化剤、多官能置換芳香族キレート化剤、またはグリシン、サリチル酸、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸、マロン酸などの更に他のキレート化剤、またはそれらの
混合物の群から選ばれるキレート化剤が挙げられる。キレート化剤は、使用する
時には、典型的には全組成物の0.001〜5重量%、好ましくは0.05〜2
重量%の量でここに存在する。
ここで使用するのに好適なホスホネートキレート化剤としては、エチドロン酸
(ethydronic acid)並びにアミノホスホネート化合物、例えば、アミノアルキレ
ンポリ(アルキレンホスホネート)、アルカリ金属のエタン1−ヒドロキシジホ
スホン酸塩、ニトリロトリメチレンホスホン酸塩、エチレンジアミンテトラメチ
レンホスホン酸塩、およびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸塩が
挙げてもよい。ホスホネート化合物は、酸形で、または酸官能性の若干またはす
べて上で異なる陽イオンの塩として存在してもよい。ここで使用するのに好まし
いホスホネートキレート化剤は、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネ
ートである。このようなホスホネートキレート化剤は、モンサントから商品名デ
また、多官能置換芳香族キレート化剤は、本組成物で有用であることがある。
コナー等に1974年5月21日発行の米国特許第3,812,044号明細書
参照。酸形のこの種の好ましい化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジス
ルホベンゼンなどのジヒドロキシジスルホベンゼンである。
ここで使用するのに好ましい生分解性キレート化剤は、エチレンジアミンN,
N′−ジコハク酸、またはそのアルカリ金属塩、またはアルカリ土類金属塩、ア
ンモニウム塩または置換アンモニウム塩またはそれらの混合物である。エチレン
ジアミンN,N′−ジコハク酸、特に〔S,S〕異性体は、ハートマンおよびパ
ーキンスに1987年11月3日発行の米国特許第4,704,233号明細書
に詳細に記載されている。エチレンジアミンN,N′−ジコハク酸は、例えば、
る。
ここで使用するのに好適なアミノカルボキシレートとしては、エチレンジアミ
ン四アセテート、ジエチレントリアミン五アセテート、ジエチレントリアミン五
アセテート(DTPA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三アセテート
、ニトリロ三アセテート、エチレンジアミン四プロピオネート、トリエチレンテ
トラアミン六アセテート、エタノールジグリシン、プロピレンジアミン四酢酸(
PDTA)およびメチルグリシン二酢酸(MGDA)(酸形またはそれらのアル
カリ金属塩、アンモニウム塩、および置換アンモニウム塩形の両方)が挙げら
れる。ここで使用するのに特に好適なアミノカルボキシレートは、ジエチレント
リアミン五酢酸、プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)〔例えば、BASFか
(MGDA)である。
ここで使用するのに特に好ましいキレート化剤は、ジエチレントリアミンメチ
レンホスホネート、エチレンN,N′−ジコハク酸、ジエチレントリアミンペン
タアセテート、グリシン、サリチル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、マロン
酸またはそれらの混合物であり且つサリチル酸が高度に好ましい。サリチル酸は
、
本発明の過酸素漂白剤含有組成物は、高度に好ましい任意成分として、ラジカ
ル捕捉剤またはそれらの混合物を更に含んでもよい。ここで使用するのに好適な
ラジカル捕捉剤としては、周知の置換モノおよびジヒドロキシベンゼンおよびそ
れらの類似体、アルキルおよびアリールカルボキシレートおよびそれらの混合物
が挙げられる。ここで使用するのに好ましいこのようなラジカル捕捉剤としては
、ジ−t−ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ヒドロキノン、ジ−t−ブチ
ルヒドロキノン、モノ−t−ブチルヒドロキノン、t−ブチル−ヒドロキシアニ
ソール、安息香酸、トルイル酸、カテコール、t−ブチルカテコール、ベンジル
アミン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフ
ェニル)ブタン、没食子酸n−プロピルまたはそれらの混合物が挙げられ且つジ
−t−ブチルヒドロキシトルエンが高度に好ましい。ラジカル捕捉剤は、使用す
る時には、典型的には全組成物の0.001〜2重量%、好ましくは0.001
〜0.5重量%の量でここで存在する。
キレート化剤および/またはラジカル捕捉剤の存在は、布帛洗浄前に汚れた布
帛を長期の接触時間前処理するのに使用する場合であっても、それにより処理さ
れた布帛および色に特に安全である組成物を与えることを可能にする。
本発明の過酸素漂白剤含有組成物は、全組成物の10重量%まで、好ましくは
2〜4重量%の式 HO−CR′R″−OH(式中、R′およびR″は独立にH
またはC2〜C10炭化水素鎖および/または環である)に係るアルコールを更に
含んでもよい。その式に係る好ましいアルコールは、プロパンジオールである。
事実、本発明者等は、一般にこれらのアルコール、特にプロパンジオールも前記
アミンオキシドと同様に組成物の化学安定性も改善し、即ち、漂白剤および漂白
活性化剤の分解を下げることを観察した。加えて、前記アルコールは、製品の表
面張力を下げ、このように表面フィルムまたはゲル形成を防止する。このように
、前記アルコールは、本組成物の美観を改善する。前記アルコールの化学安定化
効果は、二重であると考えられる。第一に、それらは、ラジカル捕捉剤として働
くことがあり且つ第二に過酸化水素と相互作用して加水分解を防止するか限定す
ることがあり、それゆえ過酸化物分解速度を減速する。前記アルコールによって
得られる化学安定性のこの改善は、マトリックスに依存しないと考えられる。
本発明に係る過酸素漂白剤含有組成物は、任意成分として、抑泡剤、例えば、
2−アルキルアルカノール、またはそれらの混合物を更に含んでもよい。6〜1
6個の炭素原子、好ましくは8〜12個の炭素原子および1個の末端ヒドロキシ
基を有するアルキル鎖(該アルキル鎖は1〜10個の炭素原子、好ましくは2〜
8個の炭素原子、より好ましくは3〜6個の炭素原子を有するアルキル鎖によっ
てα位で置換されている)を有する2−アルキルアルカノールが、本発明で使用
するのに特に好適である。このような好適な化合物は、例えば、イソフォール
的には、本発明の組成物は、全組成物の2重量%まで、好ましくは0.05〜1
.5重量%、より好ましくは0.1〜0.8重量%の2−アルキルアルカノール
またはそれらの混合物を含む。
ここに記載の組成物は好ましくは洗濯前処理に応用されるが、本発明に係る組
成物は、洗濯洗剤として、または洗濯洗剤増進剤として、そして浴室または台所
での家庭クリーナーとして使用してもよい。
更に、本発明は、汚れた布帛をpH 7までを有し且つ下記の式
(式中、Mは水素または陽イオン部分であり、Rは炭素数11〜15のアルキル
基である)を有する長鎖アシルサルコシネートを含む液体組成物で前処理する方
法を包含し、前記方法は、前記布帛を洗浄する前に前記組成物をニート形で布帛
に適用し、好ましくは前記組成物を前記布帛上に乾燥させずに前記組成物を前記
布帛と接触したままにさせることからなる。前記組成物は、前記布帛と典型的に
は1分〜数時間、好ましくは1分〜1時間、より好ましくは1分〜30分間、最
も好ましくは2〜10分間接触したままにしてもよい。場合によって、布帛がさ
もなければ除去することが比較的困難であろう外皮形成しみ/汚れで汚れる時に
は、前記組成物は、例えば、スポンジまたはブラシにより、または単に布帛の2
片を各々他のものに対してこすることにより、多少激しくこすり且つ/またはブ
ラシ掛けしてもよい。本発明の汚れた布帛の好ましい前処理法においては、本発
明に係る組成物が、使用される。
「洗浄」とは、布帛を水で単にすすぐことであることをここで理解すべきであ
り、または布帛は、洗濯機により、または単に手により、少なくとも1種の界面
活性剤を含む通常の組成物で洗浄してもよい。
「ニート形で」とは、液体組成物が希釈を受けずに被前処理布帛上に直接適用
すること、例えば、本発明に係る組成物がここに記載のように適用されることで
あることを理解すべきである。
本発明の汚れた布帛の前処理法によれば、前記方法で使用する本発明に係る液
体組成物は、好ましくは布帛上に乾燥させておくべきではない。事実、水の蒸発
は、布帛の表面上への遊離基の濃度、従って、連鎖反応速度を増大する一因であ
ることが見出された。また、液体組成物を布帛上に乾燥させておく場合には、自
動酸化反応が、水の蒸発時に生ずると推測される。前記自動酸化反応は、セルロ
ースの分解の一因であることがあるペルオキシ基を発生する。このように、本発
明に係る汚れた布帛の前処理法において前記過酸素漂白剤含有組成物を布帛上に
乾燥させないでおくことは、さもなければ前記布帛と液体過酸素漂白剤含有組成
物との間の長期接触時間から生ずることがある布帛損傷を減少できる。
本発明を下記の例によって更に例示する。
例
下記の組成物は、表示の割合(特に断らない限り重量%)の表示の成分を混合
することによって調製した。
組成物I〜VIIは本発明に係る乳濁液であり且つ組成物VIII〜XIは本発明に
係るミクロ乳濁液である。汚れた布帛を前記組成物で前処理する時に、例えば、
前記布帛洗浄前に前記組成物を約5分の接触時間布帛上に作用させておく時に、
汚れたモーター油、メーキャップ、リップスティック、スパゲッティソース、マ
ヨネーズなどのグリース/油しみ、コーヒー、グラスなどの漂白性しみ、および
血液などの酵素しみを含めて各種のしみ上で優秀なしみ抜き性能が得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 過酸素漂白剤、またはその源、液体疎水性漂白活性化剤、下記の式 (式中、Mは水素または陽イオン部分であり、Rは炭素数11〜15のアルキル 基である) を有する長鎖アシルサルコシネートまたはそれらの混合物を含む液体組成物であ って、乳濁液として、またはミクロ乳濁液として処方することを特徴とする、液 体組成物。 2. 前記長鎖アシルサルコシネートが、C12アシルサルコシネートおよび/ またはC14アシルサルコシネートである、請求項1に記載の組成物。 3. 前記組成物が、全組成物の0.01〜30重量%、好ましくは0.1〜 20重量%、より好ましくは0.5〜15重量%の前記長鎖アシルサルコシネー ト、またはそれらの混合物を含む、請求項1または2に記載の組成物。 4. 前記液体疎水性漂白活性化剤が、アセチルトリエチルサイトレートであ る、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。 5. 前記組成物が、全組成物の0.1〜20重量%、好ましくは1〜10重 量%、より好ましくは1.5〜7重量%の前記液体疎水性漂白活性化剤、または それらの混合物を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。 6. 前記過酸素漂白剤が過酸化水素もしくはその水溶性源、またはそれらの 混合物である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。 7. 前記組成物が全組成物の0.01〜20重量%、好ましくは1〜15重 量%、より好ましくは2〜10重量%の前記過酸素漂白剤またはその源、または それらの混合物を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。 8. 前記組成物が、前記過酸素漂白剤、前記長鎖アシルサルコシネートを含 む親水性界面活性剤系および水を含むマトリックス中の前記疎水性液体漂白活性 化剤のミクロ乳濁液として処方する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成 物。 9. 前記親水性界面活性剤系が、非イオン界面活性剤および/または別の陰 イオン界面活性剤を更に含む、請求項8に記載の組成物。 10. 前記親水性界面活性剤系の前記界面活性剤の少なくとも1種が前記漂 白活性化剤のHLB値と異なるHLB値、好ましくは1HLB単位だけ異なるH LB値を有する、請求項8または9に記載の組成物。 11. 前記組成物が、前記過酸素漂白剤、10より高いHLBを有する親水 性界面活性剤として前記長鎖アシルサルコシネートを含む乳化性界面活性剤系お よび水を含むマトリックス中の前記疎水性液体漂白活性化剤の水性乳濁液として 処方されてなる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。 12. 乳化性系が10より高いHLBを有する少なくとも1種の親水性界面 活性剤またはそれらの混合物、およびHLB 9.5までを有する少なくとも1 種の疎水性界面活性剤またはそれらの混合物、好ましくはHLB 9.5未満、 最も好ましくは9未満を有する疎水性非イオン界面活性剤を含み、且つ前記疎水 性漂白活性化剤が前記乳化性界面活性剤によって乳化されてなる、請求項11に 記載の組成物。 13. pH 0〜7、好ましくは0〜6、より好ましくは1〜5を有する、 請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物。 14. 前記組成物が、キレート化剤および/またはラジカル捕捉剤を更に含 む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物。 15. 汚れた布帛をpH 7までを有し、且つ下記の式 (式中、Mは水素または陽イオン部分であり、Rは炭素数11〜15のアルキル 基である) を有する長鎖アシルサルコシネートを含む液体組成物で前処理するにあたり、前 記布帛を洗浄する前に前記組成物をニート形で前記布帛上に適用し、前記組成物 を前記布帛と接触したままにさせる工程を特徴とする、汚れた布帛の前処理法。 16. 布帛を洗浄する前に汚れた布帛を組成物で前処理する時に、前記組成 物のしみ抜き性能を改善するための、pH 7までを有する液体組成物、好まし くは液体過酸素漂白剤含有組成物中での下記の式 (式中、Mは水素または陽イオン部分であり、Rは炭素数11〜15のアルキル 基である) を有する長鎖アシルサルコシネートの使用。
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