JPH11502614A - 単結晶材料における角速度を測定するための装置 - Google Patents

単結晶材料における角速度を測定するための装置

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JPH11502614A JP8526196A JP52619696A JPH11502614A JP H11502614 A JPH11502614 A JP H11502614A JP 8526196 A JP8526196 A JP 8526196A JP 52619696 A JP52619696 A JP 52619696A JP H11502614 A JPH11502614 A JP H11502614A
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Abstract

(57)【要約】 シャーシのような基板の角速度を測定するための装置を開示する。この装置は、単結晶本体と、発振起動器と、発振検出器とを備える。主として、前記本体は、単結晶材料をエッチングすることにより、おそらく慣性質量を保持する少なくとも1つの中央ビームを画定するよう形成され、1つのフレームが同軸ねじれバーにより保持されることを特徴とする。前記ビームの表面は本体の結晶面により定められる。前記駆動器はビームおよびフレームの一方に対して起動し、前記検出器は前記ビームおよびフレームの他方の振動を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】 単結晶材料における角速度を測定するための装置 本発明は、請求項1の前提部に記載の装置に関する。本発明は、また、請求項 7の前提部に記載の装置を製造する方法に関する。 今日まで、音叉(tuning fork)型または他の振動体を利用した振動角速度(vibr ating angular rate)測定装置/ジャイロは、両型とも開ループおよび閉ループ で、金属、石英(quartz)およびシリコン(珪素:silicium)を用いて設計、試験さ れてきた。石英およびシリコンに基づいたジャイロは、古くからよく知られてい る金属音叉ジャイロに比べて、次のような利点を有する(Marnaby et al,Aeron autical Enginerring Review,p.31,Nov 1953)。すなわち、それらのジャイロ は、微細化でき、かつ、バッチ法(batch methods)により、長く連続して比較的 安価に製造することができる。回転の際にコリオリ力(Corioli force)が一定の モーメントを生成する回転ジャイロ(rotating gyros)に対して、振動ジャイロ(v ibrating gyro)は、回転の際に振動モーメント(oscillating moment)を与える。 その振幅は回転速度に比例し、その位相は回転方向を与える。このことは、従来 の回転ジャイロに比べて、振動ジャイロでジャイロ信号を励起し、検出し、解釈 するために多くの電気回路(electronics)を必要とすることを意味する。シリコ ンは極めて良好な電気材料であるので、励起および検出用の電気回路を内蔵した シリコンベースのジャイロが注目される。シリコンで従来の音叉を製造および励 起することは容易に実現されなかった。音叉型設計の利点は、音叉が動的平衡モ ード(dynamically balanced mode)で揺動(swing)するよう構成しうることである 。これにより、周囲に対して振動エネルギーを殆ど放出しないので、高いQ値が 得られる。最新のプラズマエッチング技術によりシリコンにおいて音叉をエッチ ングすることが原理的に可能であるとしても、なお、次のような問題がある。す なわち、シリコンでは、石英において可能であるような、励起のための圧電効果 を直接利用することができない。シリコンは圧電材料で はないからである。勿論、シリコンに対して圧電層を被着することは可能である が、その構造に対して基板層にまで垂直にエッチングを行うと、垂直壁面に均等 な厚さのピエゾ抵抗層を生成してしまい、むしろこれが問題となるおそれがある 。この代わりに、シリコンベースのジャイロの既存の問題に対する通常の解決策 は、重り付きのビームまたは傾斜プレートの両面に導体プレートを作製すること により、基板表面に垂直な静電励起(electrostatic excitation)を利用すること 、あるいは、その部品全体を圧電プレートに”糊付け”することにより行われる 。 今日までに、金属、シリコンおよび石英でのジャイロ設計では1軸回りの回転 を測定できるのみであり、それ以上の軸を測定したい場合には、複数の単軸ジャ イロを組み合わせて1つの多軸ジャイロを構成した。 本発明は、独立請求項1および6の特徴部に記載された特徴により、同一の製 造技術に基づいて、半導体基板から設計された振動ジャイロのための技術を拡張 することによって、互いに垂直な3次元軸のまわりの回転を同時に測定するため に、同一基板内に振動ジャイロを製造することを可能とする。必要に応じて、本 発明は同一基板上で幾つかの構造とし、かつ、加速度計とともに集積化すること ができる。これによって、おそらく、加速度の測定と組み合わせて、幾つかの軸 の回りの回転を同時に測定することが可能となる。さらに、要求される精度に応 じて、本装置は開ループまたは閉ループのいずれかで作製することができる。製 造に周知のシリコン技術を利用することにより、低コスト、高精度かつ高信頼性 で、大量生産を行うことが可能となる。 角速度を測定するための本発明による装置の一実施例(タイプI)は、標準平 面(normal plane)に対して傾斜した、慣性質量の付いたまたは付かない2つのビ ームを備え、これらはフレームに依存し、このフレームは、ビーム(ねじり軸: torsion axes)を介して基板に接続され、これらのすべてが単結晶材料からエッ チング生成される。このような材料の一例は、(100)方位(ミラー・インデ ックス:Miller index)の単結晶シリコンであり、これは、必要な場合に ドーピングして導電手段を生成することができる。両ビームは、フレームの同一 側に固定しても、あるいは、フレームの反対側に固定してもよい。すべてのビー ムは同じ長手方向を有し、標準平面に対して同じ角度を有する。この角度は、座 標系内のxz平面において正または負である。ここに、y軸はビームに沿った方 向に向き、z軸は基板表面に垂直な方向である。ビームおよび慣性質量(もしあ るならば)は、すべて、単結晶材料の異方性エッチングにより形成される。 角速度を測定するための本発明による装置の第2の実施例(タイプII)は、慣 性質量を保持する、標準平面(ねじれ軸)に対して傾斜した2つの反対側ビーム を備え、この慣性質量は、前記ビームを介してフレームに依存し、フレームは、 標準平面に対して傾斜した2つの反対側ビーム(ねじれ軸)を介して基板に接続 される。これらのビームは、第1対のビームに対して90°回転している。これ らすべては、単結晶材料からエッチング生成される。このような材料の一例は、 (100)方位(ミラー・インデックス)の単結晶シリコンであり、これは、必 要な場合にドーピングして導電手段を生成することができる。対のビームは、同 じ長手方向を有し、標準平面に対して同じ角度を有するが、2対のビームは互い に90°回転している。ビームおよび慣性質量(もしあるならば)は、すべて、 単結晶材料の異方性エッチングにより形成される。 基板に対するフレーム接続は、例えばねじり軸のようなフレキシブルなビーム により実現される。これらのビームは標準平面に対して結晶構造により決まるあ る角度を有する。半導体基板の対向する両面から異方性エッチングを行うことに より、標準平面に対して傾斜したビームが形成される。これらのビームは振動体 またはフレームを基板に接続する。それぞれの傾斜ビームに垂直な軸に沿って高 い曲げ柔軟性(bend flexibility)が得られ、かつ、他のすべての方向に高い曲げ 剛性(bend rigidity)が得られるように、または、あらゆる方向に曲げ剛性が類 似となる(これはビームをねじり軸として利用する場合に好適である)ように、 ビームの幅および厚さは、決定することができる。 タイプIおよびIIによる構成は、閉ループおよび開ループのいずれの実施例に も充分適合する。両構成は、スウェーデン特許文書SE9203648−2に開 示の単軸または多軸加速度計とともに集積化によく適合する。本発明のタイプI またはIIによる2組の装置、タイプIIの1組の装置、およびスウェーデン特許文 書SE9203648−2に開示の1個の3軸加速度計を集積化することにより 、空間内の自由体の動きを完全に記述するために必要な6つの自由度のすべてを 同時に測定することが可能となる。 単結晶材料のデバイスは、例えば、フォトリソグラフによるパターン化、異方 性エッチングを含む半導体の周知の製造法による製造に利用できる。この製造法 は、許容誤差の正確な制御、信号処理のための電気回路の全部または一部を比較 的小サイズの単一の共通基板上に集積化できること、を含む多くの利点をもたら し、バッチ製造による効率的な大量生産を可能とする技術の利用を可能とする。 閉ループの型のゼロバランス装置(zero-balanced device)が望まれる場合、ある パターンを有する導電面を、例えば、いわゆる「陽極ボンディング(Anodic bon ding)」または「シリコン直接ボンディング(Silicon Direct Bonding)」によ ってビームおよび慣性質量の対向面に設けることができる。「陽極ボンディング 」は、接合部に電界を印加することにより、低温(通常300〜400°)で石 英ガラスをシリコン、酸化物、窒化物、および金属に接合させることができる。 「シリコン直接ボンディング」は、1986年から知られており(Lasky,Appli ed Physics Letters Vol.48,p78,1986)、例えばシリコン対シリコン、シリコ ン対酸化シリコン、酸化シリコン対酸化シリコンの接合を可能とする。「シリコ ン直接ボンディング」および「陽極ボンディング」は、ビームのための機械的ス トップが意図された以上の大きな力にさらされた場合にも破損しないように、そ れらを設けるためにも利用できる。この接合が真空中で行われる場合、これらの 技法は、デバイスの真空封入のための方法として、同時に利用することができる 。 本発明は、主に本発明の2つの実施例による装置(デバイス)を示す添付の 図面を参照して詳細に説明される。 図1〜5は、本発明による装置の動作原理を模式的に示す図であり、 図6は、本発明によるタイプIの一構成の平面および断面を模式的に示す図で あり、 図7は、本発明によるタイプIの一構成の他の実施例を同様に示す図であり、 図8は、本発明によるタイプIIの一構成の平面および断面を模式的に示す図で あり、 図9は、励起および検出のための回路を有する本発明によるタイプIIの一構成 を模式的に示す斜視図である。 まず、本発明による装置の機能を、図1〜図5を参照しながら説明する。この 装置は、ジンバルジャイロ型のもの、すなわち、上述したタイプIIのものである 。 コリオリの力を利用した機能の説明 通常、ジンバルジャイロの機能は、複雑なモーメントの式を利用して計算され る。より直感的な説明は、コリオリの力を用いてなしうる。ある物体が回転座標 系内で直線に沿って移動するとき、その物体はいわゆるコリオリの力を受ける。 その移動は回転軸に対して直角であるとすると、そのとき生じるコリオリの力は 、当該移動と回転軸とに直角になる。 フレームは、x軸回りに振動するように励起される。もしジャイロが回転する ならば、当該x軸回りの振動もまたy軸回りに質量の振動を励起する。この振動 が検出されて、ジャイロからの出力信号となる。質量の設計により、異なる軸回 りの回転に対するジャイロの感度が決定される。シリコンの異方性エッチングに 関する製造法により定められた制限に照らして、最大の感度が得られる実施例を 選択する必要がある。 図1による理想的なジンバルジャイロ。 理想的には、大きな目盛り係数(scale factor)を得るために、z方向に可能な 限り拡張される。このようなジャイロを図5に示す。ここでは、質量を2つの質 量点で表している。これらの質量点はx軸回りの振動によりy方向に移動する。 z軸回りの回転により、x方向にコリオリの力が生成される。上側の質量点に対 して働くこのコリオリの力は、下側の質量点に対して働く力と逆の方向を有し、 これによってy軸回りのモーメントが得られる。 x軸回りの回転は、z方向のコリオリの力を生じさせる。これらの力は同じ平 面内にあるので、y軸回りのモーメントは0である。y軸回りの回転は何らコリ オリの力を生じさせない。なぜなら、質量点はy軸に平行に移動する(回転軸に 垂直な速度成分が存在しない)からである。 結論:ジャイロはz軸回りの回転に感応する。素材がこのシリコンプレートで ある場合には、シリコンでこの型のジャイロを製造することは極めて困難である 。 図2のフラットジンバルジャイロ。 図6にフラットジンバルジャイロの簡単なモデルを示す。質量は、4つの質量 点で表してある。これらは、励起された振動により、z方向にのみ移動する。ジ ャイロがz軸回りに回転すると、コリオリの力は生成されない。なぜなら、質量 点は、回転に垂直な速度成分を持たないからである。コリオリの力によるy軸回 りのモーメントは生成されないので、y軸回りの振動は生成されない。”フラッ ト”ジャイロは、z軸回りの回転に対する感度を有さない。x軸回りの回転はy 軸方向にコリオリの力を生じさせるが、これらの力はy軸に平行なので、y軸回 りのモーメントは生成されない。y軸回りの回転はx軸方向のコリオリの力を生 じさせるが、これらの力は同じ平面内にあるので、y軸回りのモーメントは生成 されない。 結論:”フラット”ジャイロは感度を有さず、よって無益である。ジャイロ は、作動するためには、z方向にある程度の拡張が必要である。 図3の厚みのあるジンバルジャイロ。 ジャイロが比較的厚いシリコンプレートに作製される場合、質量はz方向にあ る程度の拡がりを有する。このようなジャイロは、図3に8個の質量点として表 すことができる。 これらの質量点はz方向に大きな速度成分を有するが、y方向にもある程度の 移動を伴う。z方向の速度成分は、上述した説明から分かるように、ジャイロの 目盛り係数に何ら寄与しない。z軸回りの回転は、質量点のy方向の移動により 、x方向のコリオリの力を生じさせる。ジャイロの上側の質量点には、下側の質 量点に働く力と逆方向の力が働く。その結果、y軸回りのモーメントが発生する 。このようにして、本ジャイロは、z軸回りの回転に感応する。 x軸回りの回転は、質量点のy方向移動により、z方向のコリオリの力を生じ させる。ジャイロの上側の質量点は、下側の質量点に働く力と逆方向の力が働く 。これらの力は相互に相殺し合ってモーメントは0となる。 y軸回りの回転は、y方向の質量点の移動によるコリオリの力を発生させない 。z方向の移動はコリオリの力を発生させるが、それらの総モーメントは0であ る。 結論:z方向に大きく拡張したジャイロはz軸回りの回転に感応する。この感 度は、当該厚さが大きくない場合には、微小である。 図4、図5の厚い非対称ジンバルジャイロ。 非対称に質量を設計することにより感度を増加させることができる。これは、 異方性エッチングにより極めて容易に実現できる。このジャイロは8個の質量点 で表されるが、左上側の2つの質量点は、左下側の2つの質量点より重くされる 。また、右方向では、下側が上側より重くされる。総質量は変わらない。z軸回 りの回転により得られる総モーメントは変化しない。 x軸回りの回転は、質量点のy方向移動により、z方向のコリオリの力を発生 させる。ジャイロの上側の質量には、下側の質量に働く力と逆の力が作用する。 この非対称性により、y軸回りのモーメントが発生する。 y軸回りの回転は、質量点のy方向の移動によるコリオリの力を発生させない 。z方向の動きはコリオリの力を発生させるが、それらの総モーメントは0とな る。 結論:このジャイロは、z軸回りとx軸回りの回転に感応する。最大感度は、 z軸とx軸の間の軸において得られる。 図6は、ビームの端に慣性質量3,4が設けられた2つのビーム1,2を有す るタイプIの装置を示す。これらのビームはそれぞれの自由端においてフレーム 5に固定され、フレーム5はねじり軸6,7により支持されている。ねじり軸6 ,7はビームと同じ方法で形成される。これらのねじり軸は基板8,9に固定さ れる。 図7は、本発明によるタイプIの他の実施例を示す。この実施例では、フレー ム内の長手方向に両端を同じように固定された2つのビーム10,11が設けら れ、それらの中央部で慣性質量11,12を保持している。 図8は、本発明のタイプIIの振動ジャイロの構造の平面図を示す。これにおい て、フレーム13は励起されて、ビーム/ねじり軸14,15の長手方向の軸の 回りに当該平面が傾く。一方、質量16は、ねじり軸14,15に対して90° 回転した2つのビーム17,18に依存している。この装置が基板にほぼ垂直な 軸の回りに回転するとき、コリオリの力が質量16に作用し、その結果、図に示 すように、質量16は、ビーム/ねじり軸17,18の長手方向の軸の回りに揺 動を開始する。 図9は、それ自体既知である方法で電子ユニットに接続される振動起動器(osc illation activator)および振動検出器を設ける方法を模式的に示したものであ る。 (100)方位のシリコン基板に本装置を製造する場合、傾斜ビームは/11 0/方向に沿った方位となる。さらに、(100)方位のシリコン基板に本装置 を製造する場合、例えば、熱酸化によりシリコン表面のマスキングが行われる。 これにより、基板表面上に保護用酸化シリコン膜が設けられる。この二酸化シリ コンは、酸化シリコンに設けられる開口が/110/方向に沿って形成されよう に、その両基板表面上にフォトリソグラフィック処理によりパターン化される。 この層が異方性エッチング時のマスクとして利用される。この代わりに、マスク 材料としては、窒化シリコン、金、クロム、および種々の他の材料を用いること ができる。反対側に設けられるマスク材料の開口は、エッチング後に所望のビー ム厚が得られるようにビームを望む位置に、相互に距離を置いて形成される。つ いで、このシリコン基板は、異方性エッチングにより基板の両面からエッチング により貫通される。このエッチングでは、ビームを構成する(111)平面を( 100)および(110)平面より充分遅く選択的にエッチングする。例えば、 エチレンジアミン/ピロカテコール(ethylenediamine/pyrocathecol:EDP)ま たは水酸化カリウム(KOH)に基づくエッチングを利用できる。これらのエッチ ングは、所望のエッチング効果を得るため、KOHでは摂氏(c:a)80°、E DPでは摂氏(c:a)110°に加熱される。 半導体基板による本装置の製造によって、励起、検出および信号処理のための 電子回路が、例えば、フィルタ機能、他のコンピュータ電子回路、あるいは閉ル ープの型の装置用のサーボ電子回路とともに、本装置と同じ基板に集積化するこ とができる。 本装置を揺動状態にするには、能動的励起が必要とされる。容量的、熱的、圧 電フィルム等の多くの技術が利用できる。どの方法を選択するかは、実施例、封 入(encapsulation)、精度の要請に依存する。容量的励起では、構造体は、通常 、適切に配置されたプレートコンデンサ間の発振電界により励起される。この励 起は、2個の可動の機械的部品の間で、あるいは、1個または複数個の固 定部品と1個の可動部品との間で、直接的に行うことができる。熱的励起は、抵 抗または放射源(例えばパルスレーザ)により局所的に1個または複数個のビー ムを加熱し、ビーム内に応力勾配(tension gradient)を形成するように行われる 。熱的励起が、当該構造の自然周波数に近い周波数で生成される場合、ビームを 当該自然周波数で揺動させることができる。傾斜ビームに対して例えばZnOの ような圧電フィルムの1または複数の層を設け(これらには適当な方法で接点が 設けられる)、ついで、この圧電フィルムに電界を印加することにより、ビーム を揺動させることができる。 励起の場合と同様に、揺動の検出には、様々な原理、例えば、容量的、共振ひ ずみトランスミッタ(resonant strain transmitters)、圧電的、ピエゾ抵抗的、 等を利用できる。実施例や所望の精度に応じて、原理が選択される。閉ループ型 の一実施例では、コリオリの力により生じた発振の検出は容量的に適切に行われ る。ビーム/フレーム/質量と、周囲の導電プレートとの間の電界により、フィ ードバックおよびおそらく存在するバイアスが生成されるからである。これは、 ビーム/フレーム/質量の両面のコンデンサにアクセスし、その容量は装置の位 置により変化し、変位は容量ブリッジを用いて検出することができる。これによ りサーボ系に信号を与え、サーボ系は、ビーム/フレーム/質量がゼロ位置に復 帰するように電界を変化させる。共振ひずみトランスミッタでの検出は、本装置 が真空で封入される任意の場合に、興味深い検出方法である。これらは極めて高 いQ値を有し、非常に高い分解能をもたらす。圧電的検出は、この層を余分な追 加工程なしに利用できるように圧電的に励起を行う任意の場合に興味深い方法で ある。傾斜ビームの動きの検出を行う簡単な方法は、シリコン基板のドーピング により形成される抵抗がもたらす圧電抵抗効果を利用するものである。最大の感 度を得るために、適切な方法で配置された4個の抵抗からなる平衡ブリッジ回路 を用いるのが好適である。さらに、最大の圧電抵抗効果を得るには、検出したい 曲げ/回転により生じたビーム内の応力が最大となる位置に抵抗を配置すべきで ある。特別な応用例では、例えば、干渉現象の 利用またはアレンジマング(arrangemang)の利用(反射光ビームの位置がビーム /フレーム/質量の位置に依存する)により、ビーム/フレーム/質量の動きの 光学的検出を利用することもできる。 本発明が2つの主実施例について説明されたとしても、本発明は、これらに限 定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲により規定される内容によっ てのみ限定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年4月10日 【補正内容】 (補正書の翻訳文) 請求の範囲 1.シャーシのような基板の角速度を測定するための装置であって、単結晶本体 と、発振起動器と、発振検出器とを備え、前記本体は、単結晶材料をエッチング することにより、おそらく慣性質量を保持する少なくとも1つの中央ビームを画 定するよう形成され、1つのフレームが同軸ねじれバーにより保持され、このフ レームが前記ビームを保持し、このビームの表面は、標準平面である基板の表面 に対して傾斜しており、かつ当該ビームの表面は本体の結晶面により定められ、 前記駆動器は前記ビームおよびフレームの一方に対して起動し、前記検出器は前 記ビームおよびフレームの他方の振動を検出することを特徴とする装置。 2.請求項1に記載の装置において、少なくとも2つのビームを有し、これらの ビームは、測定すべき角速度の回転軸に平行であり、それらの一端において前記 フレームに固定され、前記ビームはそれらの自由端に質量を保持することを特徴 とする装置。 3.請求項1に記載の装置において、少なくとも2つのビームを有し、これらの ビームは、測定すべき角速度の回転軸に平行であり、それらの両端において前記 フレームに固定され、前記ビームは、好ましくはそれらの長さの中央部に質量を 保持することを特徴とする装置。 4.請求項1に記載の装置において、1つのビームを有し、このビームはその両 端をフレームに固定され、前記ビームは好ましくはその両端の間の中央部に慣性 質量を保持し、前記フレームは、前記ビームと同じ型の2つの対称的に位置する ねじり軸を介して前記基板に固定され、回転軸の長手方向は前記ビーム の長手方向に対して90°の角度を示し、測定すべき角速度の回転軸は、好まし くは前記ビームを通って対称に、この装置の平面に対してある角度をなすことを 特徴とする装置。 5.請求項1〜4のいずれかに記載の装置において、前記フレームにより保持さ れた少なくとも2つのビームを有し、これらのビームの慣性質量が前記フレーム を通る平面に対して非対称に配置されていることを特徴とする装置。 6.先行する請求項のいずれかに記載の装置において、前記単結晶材料はシリコ ンであることを特徴とする装置。 7.請求項1に記載の単結晶本体を有する、角速度を測定するための装置の製造 方法であって、前記本体は、単結晶材料をエッチングすることにより、おそらく 慣性質量を保持する少なくとも1つの中央ビームを画定するように形成され、1 つのフレームはねじりバーにより保持され、前記ビームの表面は標準平面である 基板の表面に対して傾斜しており、かつ当該ビームの表面は本体の結晶面により 定められ、前記ビームは前記フレーム内に位置され、前記ビームの少なくとも1 端が前記フレームに接続され、前記フレームは前記外部ねじれバーを介して周囲 の基板に接続されることを特徴とする方法。 8.請求項7に記載の方法において、前記装置は少なくとも2つのビームを有し 、すべてのビームは等価な結晶平面により形成され、ビームの長手方向軸は、前 記単結晶材料により得られるある角度だけ相互に回転するようにエッチングが実 行されることを特徴とする方法。 9.請求項7または8に記載の方法において、標準平面に対して傾斜したビーム は異方性エッチングによりエッチング生成され、このエッチングは、単結晶 材料の2つの等価な対向した結晶平面から構成されることを特徴とする方法。 10.請求項7〜9のいずれかの方法において、前記単結晶材料は保護フィルム により被覆され、その後、この保護層の一部が単結晶の対向面で除去され、その 結果、前記保護層に形成される開口は結晶構造に一致して並び、対向面の開口は エッチング後に所望のビーム厚が得られるようにビームを望む位置に、相互に距 離を置いて形成され、その後、結晶が異方性エッチングによりエッチングされ、 これにより、1つまたは複数のビームを構成する傾斜した結晶面を、他の結晶面 より充分に遅くエッチングすることを特徴とする方法。 11.請求項7〜10のいずれかに記載の方法において、前記1つまたは複数の ビームおよびこれに付与された慣性質量が同じ単結晶からエッチング生成される ことを特徴とする方法。 12.請求項7〜11のいずれかに記載の方法において、前記装置はシリコンか らエッチング生成されることを特徴とする方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シャーシのような基板の角速度を測定するための装置であって、単結晶本体 と、発振起動器と、発振検出器とを備え、前記本体は、単結晶材料をエッチング することにより、おそらく慣性質量を保持する少なくとも1つの中央ビームを画 定するよう形成され、1つのフレームが同軸ねじれバーにより保持され、このフ レームが前記ビームを保持し、このビームの表面が本体の結晶面により定められ 、前記駆動器は前記ビームおよびフレームの一方に対して起動し、前記検出器は 前記ビームおよびフレームの他方の振動を検出することを特徴とする装置。 2.請求項1に記載の装置において、少なくとも2つのビームを有し、これらの ビームは、測定すべき角速度の回転軸に平行であり、それらの一端において前記 フレームに固定され、前記ビームはそれらの自由端に質量を保持することを特徴 とする装置。 3.請求項1に記載の装置において、少なくとも2つのビームを有し、これらの ビームは、測定すべき角速度の回転軸に平行であり、それらの両端において前記 フレームに固定され、前記ビームは、好ましくはそれらの長さの中央部に質量を 保持することを特徴とする装置。 4.請求項1に記載の装置において、1つのビームを有し、このビームはその両 端をフレームに固定され、前記ビームは好ましくはその両端の間の中央部に慣性 質量を保持し、前記フレームは、前記ビームと同じ型の2つの対称的に位置する ねじり軸を介して前記基板に固定され、回転軸の長手方向は前記ビームの長手方 向に対して90°の角度を示し、測定すべき角速度の回転軸は、好ましくは前記 ビームを通って対称に、この装置の平面に対してある角度をなすこ とを特徴とする装置。 5.請求項1〜4のいずれかに記載の装置において、前記フレームにより保持さ れた少なくとも2つのビームを有し、これらのビームの慣性質量が前記フレーム を通る平面に対して非対称に配置されていることを特徴とする装置。 6.先行する請求項のいずれかに記載の装置において、前記単結晶材料はシリコ ンであることを特徴とする装置。 7.請求項1に記載の単結晶本体を有する、角速度を測定するための装置の製造 方法であって、前記本体は、単結晶材料をエッチングすることにより、おそらく 慣性質量を保持する少なくとも1つの中央ビームを画定するように形成され、1 つのフレームはねじりバーにより保持され、前記ビームの両面は前記本体の結晶 平面により定められ、前記ビームは前記フレーム内に位置され、前記ビームの少 なくとも1端が前記フレームに接続され、前記フレームは前記外部ねじれバーを 介して周囲の基板に接続されることを特徴とする方法。 8.請求項7に記載の方法において、前記装置は少なくとも2つのビームを有し 、すべてのビームは等価な結晶平面により形成され、ビームの長手方向軸は、前 記単結晶材料により得られるある角度だけ相互に回転するようにエッチングが実 行されることを特徴とする方法。 9.請求項7または8に記載の方法において、標準平面に対して傾斜したビーム は異方性エッチングによりエッチング生成され、このエッチングは、単結晶材料 の2つの等価な対向した結晶平面から構成されることを特徴とする方法。 10.請求項7〜9のいずれかの方法において、前記単結晶材料は保護フィル ムにより被覆され、その後、この保護層の一部が単結晶の対向面で除去され、そ の結果、前記保護層に形成される開口は結晶構造に一致して並び、対向面の開口 はエッチング後に所望のビーム厚が得られるようにビームを望む位置に、相互に 距離を置いて形成され、その後、結晶が異方性エッチングによりエッチングされ 、これにより、1つまたは複数のビームを構成する傾斜した結晶面を、他の結晶 面より充分に遅くエッチングすることを特徴とする方法。 11.請求項7〜10のいずれかに記載の方法において、前記1つまたは複数の ビームおよびこれに付与された慣性質量が同じ単結晶からエッチング生成される ことを特徴とする方法。 12.請求項7〜11のいずれかに記載の方法において、前記装置はシリコンか らエッチング生成されることを特徴とする方法。
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