JPH11501767A - ライン照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ライン照明装置は、キャリヤ（１）と複数個の管状ランプ（２）と、スクリーン（５）を有する。スクリーン（５）の長さの任意の領域でこのスクリーン（５）に取り付けることができる取付ブラケット（７）を、スクリーン（５）及びキャリヤ（１）の自由な領域に連結する懸垂ブラケット（６）に連結する。懸垂ブラケット（６）にはこの懸垂ブラケットの周縁まで延びる第１孔（６０）を設け、この第１孔には、懸垂ブラケットの周縁に隣接して狭い部分を設ける。取付ブラケット（７）の第１ピン（７３）を第１孔（６０）に支持し、またこの第１ピン（７３）は、ピン（７３）を第１孔（６０）に支持する回転位置とは異なる回転位置でのみ第１孔（６０）の狭い部分を通過できるように丸くない形状にする。この装置の構造によれば、組み立てが簡単かつ迅速に行うことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】 ライン照明装置 本発明は、 キャリヤと、 一列に配列し、それぞれ両側の端部にランプキャップを設けた端部部分を有す る複数個の管状ランプと、 前記キャリヤに連結し、対応の前記管状ランプの前記ランプキャップを収容す るランプホルダの対と、 前記管状ランプに平行な長手方向に延びて前記キャリヤに対向する側面を有し 、前記キャリヤに固定した懸垂ブラケットから懸垂するとともに、前記管状ラン プを前記キャリヤに対向する前記側面に配置したスクリーンと を具えるライン照明装置に関するものである。 このようなライン照明装置は米国特許第５，３５７，４１２号及び同第５，４ ２２，８００号に記載されている。 この既知のライン照明装置は管状蛍光ラインとランプキャップがキャリヤに対 向しかつ管状ランプ間に突出する片側成端コンパクト蛍光ランプとを交互に配置 する。この結果、この照明装置は均一な照明を生ずる一条の均等輝度ラインを得 るのに好適である。管状蛍光ランプのランプキャップの存在によって、またラン プの比較的暗い端部部分によって生ずる不均一輝度が、比較的明るいコンパクト 蛍光ランプの存在によってこのライン照明装置において回避される。このコンパ クト蛍光ランプは、これらコンパクト蛍光ランプの両側におけるランプホルダ及 びランプキャップの暗い領域の光量不足及び管状ランプのランプ容器の端部にお ける低輝度領域の光量不足を補償する光を放射する。コンパクト蛍光ランプは一 方の端部にのみキャップが存在することが重要である。ライン照明装置は異なる タイプの蛍光ランプ例えば、管状ネオンランプを設けることもできる。 コンパクト蛍光ランプにおける放電経路は曲折及び／又はねじれている、即ち 、ランプ電極間の短い仮想接続ラインがランプ容器内で曲折及び／又は捩じれて いる。このコンパクト蛍光ランプは例えば、エジソン電球キャップのように片側 のみランプキャップが存在し、又は接点ピンを設けた１個のランプキャップしか 存在せず、このランプはランプキャップの延長方向に最大寸法を有し、横方向に は小さい寸法となる。この結果、ランプは装置の互いに隣接する２個の管状ラン プ間のランプキャップから離れる側の端部部分を収容することができる。このよ うなコンパクト蛍光ランプは２個又はそれ以上例えば、４個の管状部分を有し、 これら管状部分を直列で接続し、順次隣接させる。このようなコンパクト蛍光ラ ンプは種々の定格電圧で市販されており、例えば、２個の管状部分を有するＰＬ ランプ及び集積電源回路を有することもある４個の管状部分を有するＰＬＣラン プがある。 既知のライン照明装置は、例えば、インテリア又はエクステリアの壁、屋根の 端縁等に沿って照明ラインを形成するのに使用される。ｎ個の管状ランプとｎ− １個のコンパクトランプを組み合わせることによって生ずる長さに等しくない長 さの照明装置の場合、所要の数のコンパクトランプを順次付加していくことがで きる。 しかし、スクリーンを迅速に取り付け、またキャリヤの利用可能な位置及びこ れに正確に対応するスクリーン位置の双方で懸垂ブラケットのための固定手段を 取り付けることは困難である。特に、ライン照明装置を比較的高い位置で取り付 ける場合は困難である。 従って、本発明の目的は、スクリーンを迅速に取り付けることができる構造簡 単な上述の種類のライン照明装置を得るにある。 この目的を達成するため、本発明ライン照明装置は、前記スクリーンの長手方 向の任意のスクリーン位置に固定することができる取付ブラケットを前記スクリ ーンに固定し、各取付ブラケットを対応の懸垂ブラケットに連結し、前記懸垂ブ ラケットの各々にはこの懸垂ブラケットの周縁まで延びる第１孔を設け、前記取 付ブラケットの各々には前記第１孔に支持する第１ピンを設けたことを特徴とす る。 各取付ブラケットには例えば、第１フックを設け、スクリーンにはこのスクリ ーンの長手方向に延びる第１ストリップを設ける。フックはストリップの背後を グリップする。この結果、取付ブラケットはスクリーンの長手方向の任意の位置 に取り付けることができ、また取付ブラケットの実際の位置は懸垂ブラケットの ための余裕があるキャリヤ位置によって決定される。スクリーンの長手方向に延 びるストリップによれば、スクリーンは例えば、アルミニウム又は合成樹脂によ り製造することができるようになる。 取付ブラケットの各々には第２フックを設け、この第２フックを第１フックと 同じ方向に指向させ、またスクリーンには第２ストリップを設け、この第２スト リップの背後で第２フックがグリップするようにする。これにより、スクリーン 懸垂の安定性が向上する。 好適な実施例においては、少なくとも１個のフックに関連のストリップに連結 するスナップ連結部を設ける。このとき、スクリーンと取付ブラケットとの間の 連結は自己ロックタイプとなる。 スクリーンの取付は取付ブラケットを先ず懸垂ブラケットに連結してからスク リーンを取り付けるようにすると一層簡単になる。懸垂ブラケットの利用可能な 固定位置はキャリヤ上で探し、この位置に懸垂ブラケットを配置し、次にこの懸 垂ブラケットに取付ブラケットを連結し、この取付ブラケットにスクリーンを当 接する。懸垂ブラケットの間隔はこれに取り付ける取付ブラケットの間隔を規定 し、この取付ブラケットは選択した位置でスクリーンに連結する。 懸垂ブラケットの各々には懸垂ブラケットの周縁まで延びる第１孔を設け、取 付ブラケットには第１孔に支持する第１ピンを設ける。この構成により取付ブラ ケットは懸垂ブラケットにより極めて迅速に連結することができるようになる。 好適な実施例においては、前記第１孔における前記懸垂ブラケットの周縁に隣 接する位置にスロート部を設け、前記第１ピンを丸くない形状にし、前記第１ピ ンを前記第１孔に支持するときの回転位置とは異なる向きの回転位置でのみ前記 第１ピンが前記スロート部を通過できるようにする。この構成によれば、取付ブ ラケットを懸垂ブラケットに容易に連結することができるとともに、不慮の解離 を回避できる。ピンは取付ブラケットを保持した状態でスロート部から孔内に進 入させる。例えば、孔内に支持するピンがほぼ垂直状態である場合には水平に保 持して進入させる。このとき、取付ブラケットを自由に懸垂した状態で連結され るが、上向きの衝撃によっても不慮に解離することがない。 スクリーンの堅固でより正確に規定された懸垂を得るには、前記懸垂ブラケッ トの各々には、この懸垂ブラケットの周縁まで延びる第２孔を設け、また前記取 付ブラケットの各々には、前記第２孔に支持する第２ピンを設けるとよい。第２ 孔は、取付ブラケットを懸垂ブラケットに向けて押圧するときに第２ピンが自動 的に進入しかつ支持される形状にすることができる。 取付ブラケットと懸垂ブラケットとの間の連結をロックするロック手段を設け ると好適である。風によりスクリーンが外れる恐れがある野外で使用する場合に この構成は重要である。 更に、好適な実施例においては、前記取付ブラケットの各々には、ロック部材 を配置する窪みを設け、前記ロック部材によって前記懸垂ブラケットの前記第１ 孔における前記取付ブラケットの前記第１ピンの移動を阻止するようにする。ロ ック部材は例えば、ヘアピンタイプの形状とすることができ、このときピンは窪 み内に導入するとき閉じ、次に例えば、弾性的に外方にスナップ動作する。 更に、好適な実施例においては、前記懸垂ブラケットの各々には、前記スクリ ーンに掛合する突起を設け、この突起によって前記スクリーンと前記取付ブラケ ットとの解離を阻止するようにする。スクリーンのロックは、取付ブラケットと スクリーンとの間のクランプ又はスナップ連結によって得られるよりも、また取 付ブラケットと懸垂ブラケットとの間の連結によって得られるよりも一層強力な ロックが得られる。 更に、本発明ライン照明装置の好適な実施例においては、前記キャリヤに互い に対向するＵ字状部分を設け、前記懸垂ブラケットの各々には、バヨネット連結 移動によって前記Ｕ字状部分に固着することができる横方向に突出するフランジ 付きリムを設ける。この構成によれば、懸垂ブラケットとキャリヤとの間の連結 は迅速になる。 更に、特別な実施例においては、前記懸垂ブラケットの各々には、この懸垂ブ ラケットの長手方向に延びかつ周囲を区切られた細長の孔を設け、この孔の側方 で前記懸垂ブラケットが変形し易くなるようにする。この変形により、懸垂ブラ ケットは、ブラケットの遊端を上方又は下方に移動するとき孔の側方で変形し易 くなり、所要に応じて順次配列したスクリーン部分を互いに整列させることがで きる。この変形は、例えば、一方のジョーを二股形状にし、この二股の歯間に他 方のジョーを配置したプライヤによって達成することができる。プライヤを孔の 側方でブラケットの周りに多少閉じることによりブラケットの孔の一方の側が折 り曲がり、これによってブラケットの片側が短くなる。 更に、本発明の特別な実施例においては、前記懸垂ブラケットの各々には、前 記キャリヤと前記スクリーンとの間で前記懸垂ブラケットの周縁に窪みを設け、 これら窪みは互いに背反する向きにし、またこれら窪みを滑らかなラインに沿っ て形成する。これら窪みによれば、ブラケット平面を変形し易くする部分的な狭 小部及び脆弱部をブラケットに与えることができる。 本発明によるライン照明装置の実施例を以下の図面に示す。即ち、 図１は本発明の実施例の分解斜視図、 図２〜図６は図１の装置のランプを省いた状態の順次の製造ステップ段階の側 面を示す説明図、 図７は図２のVII-VII の方向から見た詳細図、 図８は図２の懸垂ブラケットの変更例である。 図１に示すように、ライン照明装置は、キャリヤ１と、図示の実施例では蛍光 ランプとして一列に配列し、端部部分２０にそれぞれランプキャップ２１を有す る複数個の管状ランプ２と、及びキャリヤ１に連結した１対のランプホルダ３ａ ，３ｂとを具え、管状ランプ２のランプキャップ２１を各ランプホルダ対に収容 する。図示の実施例の装置は、更に、片側成端コンパクト蛍光ランプ４を各２個 の管状ランプ２間に設け、ランプキャップ４０をキャリヤ１に対向させるととも に、スクリーン５を管状ランプ２に平行にし、側面５０をキャリヤ１に対向させ る。スクリーン５は懸垂ブラケット６から懸垂し、これら懸垂ブラケット６はキ ャリヤ１に固定するとともに、管状ランプ２並びにコンパクト蛍光ランプ４をキ ャリヤ１に対向するスクリーンの側面５０に配置する。管状ランプ２及び４個の 直線平行放電管部分を図示のように直列に配列したコンパクト蛍光ランプ４のた めの電気配線及び器具をキャリヤ１に収容する。アルミニウム製のキャリヤをア ルミニウム製のプレート８により閉鎖する。キャリヤは壁の窪みに対して例えば 、ルーフ端縁の内側又は外側に固定する。管状ランプ２は例えば、ポリアクリレ ートのチューブによって包囲し、このチューブは野外での使用のため水密状に閉 鎖するとともに、コンパクト蛍光ランプ４の各々はベル状ジャー内に収納し、寒 い気候でのランプの所要の動作温度を実現できるようにする。 各懸垂ブラケット６に連結した取付ブラケット７の各々をスクリーン５に固定 し、これら取付ブラケットにより長手方向のスクリーン方向の所要のポイントに 固定することができる。懸垂ブラケット６の各々には周縁まで延びる第１孔６０ を設け、また取付ブラケット７の各々には第１孔６０に支持する第１ピン７３を 設ける。 図示の実施例の取付ブラケット７はピン７３を中間に有する２個のストリップ よりなるサンドイッチ構造とする。 図２〜図６に示すように、第１フック７０を各取付ブラケット７に設け、スク リーン５の長手方向に延びる第１ストリップ５１このスクリーンに設ける。フッ ク７０はストリップ５１の背後でグリップする。スクリーンは合成樹脂例えば、 ポリメチルメタクリレート（図示の実施例）により形成し、、できれば例えば、 キャリヤに対向する側面５０を色付きとし、残りを異なる色にする。取付ブラケ ットは透明の合成樹脂例えば、ポリカーボネートにより形成する。 図２及び図３に示すように、取付ブラケット７の各々には、第１フック７０と 同様に指向する第２フック７１を設け、スクリーンには第２ストリップ５２を設 ける。図２に示すように、第２フック７１は第２ストリップ５２の背後でグリッ プする。 双方のフック７０，７１は、ストリップ５１，５２とのスナップ連結部７２， ５３を有し、これによりスクリーンをロックする。 図２に示すように、第１孔６０には、懸垂ブラケット６の周縁に隣接してスロ ート部６１を設け、第１ピン７３を丸くない形状としてピンを第１孔６０に支持 する向きの角度位置とは異なる回転位置でのみスロート部６１を通過できるよう にする。 懸垂ブラケット６の各々には、ブラケットの周縁まで延びる第２孔６２を設け 、取付ブラケット７の各々には図６に示すように第２孔６２に支持する第２ピン ７４を設ける。図示の実施例の第２ピンは自己位置決めタイプとする。 図６に示すように、取付ブラケット７と懸垂ブラケット６との間の連結状態を ロックするロック手段を設ける。取付ブラケット７の各々にはキャビティ７５を 設け、このキャビティ７５内にロック部材７６を配置し、このロック部材７６に よって懸垂ブラケット６の第１孔６０内における取付ブラケット７の第１ピン７ ３が移動するのをロックし、従って、第２孔６２における第２ピン７４の移動も 阻止する。 懸垂ブラケット６の各々には、スクリーン５に掛合する突起６３を設け、スク リーン５と取付ブラケット７との解離を阻止する。 キャリヤ１には互いに対向するＵ字状部分１０を設け、また懸垂ブラケット６ の各々には図１に示すように、横方向にフランジの付いたリム６４を設け、この リム６４が反時計方向のバヨネット連結移動によってＵ字状部分１０内に固定さ れるようにする。リム６４の左方に設けた懸垂ブラケット６は、このブラケット の自重によってリム６４を作用位置に維持する。 図２には、懸垂ブラケット６に直交する向きに回転した状態で取付ブラケット ７をこの懸垂ブラケットに結合しようとしている状態を示す。図３には、スクリ ーン５を取付ブラケット７に当接し、これによりこの取付ブラケットは自動的に スクリーンと同一の回転位置をとる。この部分間の結合は、図４に示すようにス クリーンを押し下げたときのクリック音とともに得られる。スクリーン５の下側 に加える圧力によって第２ピン７４は第２孔６２内に自己位置決め状態で進入し 、この間スクリーンを僅かに持ち上げる。しかし、第１ピン７３は図５に示す状 態では第１孔６０から逸脱することはできず、図６に示す位置をとらせることが できる。図６に示す状態では、双方のピン７３，７４はそれぞれの孔６０，６２ における最も下側の位置に達している。ロック部材７６により取付ブラケット７ が逆行する即ち、浮き上がるのを阻止する。取付ブラケット７は、このようにし て懸垂ブラケット６の所定位置に固定される。懸垂ブラケット６の突起６３によ りスクリーン５が上方に移動するのを阻止し、従って、スクリーン５の他のロッ ク手段として作用する。 本発明によるライン照明装置は、比較的長いスクリーンであっても、また比較 的高い位置での作業であっても、一人の作業員によって容易に設置することがで きる。アダプタピースは別として、スクリーンは管状ランプの長さ、又は管状ラ ンプとコンパクト蛍光ランプの合計の長さ、又はこれらランプの複合したものの 長さとは異なる標準の長さのものを使用することができる。 互いに対応する孔６５，７７をそれぞれ懸垂ブラケット６及び取付ブラケット ７に設け、これら孔に他のロック手段例えば、弾性ピン、割りピン、ボルト−ナ ット等を挿入する。 図７には懸垂ブラケット６の細長の孔６６の側方の折り曲げ部６７を示し、図 ２に示すように、ブラケット６を孔６６の下方で短くしておき、第１孔６０の開 放端部を開放に移動しておき、スクリーン５の隣接部分がこの位置に整列できる ようにする。 図８に示す実施例では、懸垂ブラケット６は図２の実施例にほぼ対応する形状 を示し、ブラケット６をキャリヤ１に連結するためのフランジ付きリム６４（図 ２参照）及びブラケット６をスクリーン５（図３参照）のための取付ブラケット ７に連結するための第１孔６０及び第２孔６２を設ける。 キャリヤ１とスクリーン５との間で懸垂ブラケット６の互いに対向する周縁に 窪み６８，６９を設け、各窪みは滑らかなラインに沿って形成する。これら窪み は図面に示すようにヘアピン形状にする。 これら窪みによってブラケットは隣接のブラケットに整列するために変形する ことができる。この変形によってブラケット６ａの形状になる場合、窪み６８が 狭まり、窪み６９は広がる。ブラケットは反対方向に曲がり、例えば、ブラケッ ト６ｂの形状をとることもできる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．キャリヤ（１）と、 一列に配列し、それぞれ両側の端部にランプキャップ（２１）を設けた端部 部分（２０）を有する複数個の管状ランプ（２）と、 前記キャリヤ（１）に連結し、対応の前記管状ランプ（２）の前記ランプキ ャップ（２１）を収容するランプホルダ（３ａ，３ｂ）の対と、 前記管状ランプ（２）に平行な長手方向に延びて前記キャリヤ（１）に対向 する側面（５０）を有し、前記キャリヤ（１）に固定した懸垂ブラケット（６） から懸垂するとともに、前記管状ランプ（２）を前記キャリヤ（１）に対向する 前記側面（５０）に配置したスクリーン（５）と を具えるライン照明装置において、 前記スクリーンの長手方向の任意のスクリーン位置に固定することができる 取付ブラケット（７）を前記スクリーン（５）に固定し、各取付ブラケット（７ ）を対応の懸垂ブラケット（６）に連結し、前記懸垂ブラケット（６）の各々に はこの懸垂ブラケットの周縁まで延びる第１孔（６０）を設け、前記取付ブラケ ット（７）の各々には前記第１孔（６０）に支持する第１ピン（７３）を設けた ことを特徴とするライン照明装置。 ２．前記第１孔（６０）における前記懸垂ブラケット（６）の周縁に隣接する位 置にスロート部（６１）を設け、前記第１ピン（７３）を丸くない形状にし、前 記第１ピン（７３）を前記第１孔（６０）に支持するときの回転位置とは異なる 向きの回転位置でのみ前記第１ピン（７３）が前記スロート部（６１）を通過で きるようにした請求項１記載のライン照明装置。 ３．前記懸垂ブラケット（６）の各々には、この懸垂ブラケットの周縁まで延び る第２孔（６２）を設け、また前記取付ブラケット（７）の各々には、前記第２ 孔（６２）に支持する第２ピン（７４）を設けた請求項１又は２記載のライン照 明装置。 ４．前記取付ブラケット（７）と前記懸垂ブラケット（６）との間の連結状態を ロックするロック手段を設けた請求項１乃至３のうちのいずれか一項に記載の ライン照明装置。 ５．前記取付ブラケット（７）の各々には、ロック部材（７６）を配置する窪み （７５）を設け、前記ロック部材（７６）によって前記懸垂ブラケット（６）の 前記第１孔（６０）における前記取付ブラケット（７）の前記第１ピン（７３） の移動を阻止するようにした請求項４記載のライン照明装置。 ６．前記懸垂ブラケット（６）の各々には、前記スクリーン（５）に掛合する突 起（６３）を設け、この突起（６３）によって前記スクリーン（５）と前記取付 ブラケット（７）との解離を阻止するようにした請求項１乃至４のうちのいずれ か一項に記載のライン照明装置。 ７．前記キャリヤ（１）に互いに対向するＵ字状部分（１０）を設け、前記懸垂 ブラケット（６）の各々には、バヨネット連結移動によって前記Ｕ字状部分（１ ０）に固着することができる横方向に突出するフランジ付きリム（６４）を設け た請求項１乃至４のうちのいずれか一項又は６に記載のライン照明装置。 ８．前記懸垂ブラケット（６）の各々には、この懸垂ブラケットの長手方向に延 びかつ周囲を区切られた細長の孔（６６）を設け、この孔（６６）の側方で前記 懸垂ブラケット（６）が変形し易くなるようにした請求項１乃至４のうちのいず れか一項又は６に記載のライン照明装置。 ９．前記取付ブラケット（７）の各々に、第１フック（７０）を設け、前記スク リーン（５）に前記スクリーンの長手方向に延びる第１ストリップ（５１）を設 け、また前記フック（７０）が前記ストリップ（５１）の背後をグリップするよ うにした請求項１，２又は４のうちのいずれか一項に記載のライン照明装置。 10．前記取付ブラケット（７）の各々に、前記第１フックと同じ方向に指向する 第２フック（７１）を設け、この第２フック（７１）の背後をグリップする第２ ストリップ（５２）を前記スクリーン（５）に設けた請求項９記載のライン照明 装置。 11．前記フック（７０，７１）の少なくとも一方には、関連する前記ストリップ （５１，５２）にスナップ連結するスナップ連結部を設けた請求項９又は１０記 載のライン照明装置。 12．前記懸垂ブラケット（６）の各々には、前記キャリヤ（１）と前記スクリー ン（５）との間で前記懸垂ブラケットの周縁に窪み（６８，６９）を設け、これ ら窪みは互いに背反する向きにし、またこれら窪みを滑らかなラインに沿って形 成した請求項１乃至４のうちのいずれか一項又は６に記載のライン照明装置。