JPH11501255A - 連続鋳造モールド - Google Patents

連続鋳造モールド

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JPH11501255A
JPH11501255A JP8526706A JP52670696A JPH11501255A JP H11501255 A JPH11501255 A JP H11501255A JP 8526706 A JP8526706 A JP 8526706A JP 52670696 A JP52670696 A JP 52670696A JP H11501255 A JPH11501255 A JP H11501255A
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キャッセルズ・イアン
クーパー、ジェイムス・ニコラス
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デービー・ディスティントン・リミテッド
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/04Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
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  • Mold Materials And Core Materials (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 連続鋳造モールドは、固定部(2)と可動部(1)とを有し、後者はモールド通路を規定する手段を有する。可動部は、固定部に対して、ほぼ鋳造の方向に変位され得る。また、この可動部(1)は、複数の案内部材(4)により固定部(2)に対して案内される。各案内部材は、凸に湾曲した形状の1対の互いに対向した面を有する。各案内部材のこれら面は、固定部と可動部の夫々対応した表面と当接するように夫々付勢されて、これら表面に対して部材が回動可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】 連続鋳造モールド 本発明は、連続鋳造モールド、特に、モールド通路を規定する手段を含むモー ルドの一部が少なくとも、鋳造の方向に実質的に一致した方向に往復動され得る 連続鋳造モールドに関する。 例えば、スラブ、ブルーム、ビレットのような金属ストランド、もしくは円形 またはより複雑な断面のストランドを鋳造するための連続鋳造モールドは、考慮 すべきサイズ、重さ、複雑性の構造となり得る。往復動されなければならないモ ールドの重量を減じるために、モールド通路を規定する手段を含む可動部を形成 し、この可動部をモールド構造体の固定部に対して往復動するように配設するこ とが知られている。この往復動される可動部は、モールド構造体の固定部に対し て移動するために精度良く案内されなければならない。 本発明に係われば、金属ストランドを連続鋳造するのに使用されるモールドは 、 固定部と、 モールド通路を規定する手段を備えた可動部と、 鋳造の方向とほぼ等しい方向に固定部に対して可動部を変位させるための手段 と、 夫々が凸に湾曲した形状の1対の対向した面を有する複数の案内部材と、を具 備し、 各部材の前記1対の面が固定部と可動部の夫々対応した表面と当接するように 夫々付勢されて、これら表面に対して部材が回動可能になっている。 モールドの固定部内にモールド通路を規定する手段を有することがモールドの 可動部にとって好ましい。しかし、モールド通路を規定する手段は、前記固定部 の外にあり、固定部材内にある構造体に取着されていても良い。前記案内手段は 、モールドの固定部並びに構造体の表面に、夫々当接関係にされている。 前記案内部材は、固定部並びに可動部の平行な表面と当接関係で付勢された面 を有し、また、付勢手段は、固定部と可動部との間で働いて、可動部を固定部の 方に付勢し、各案内部材を対応する表面に接触させる少なくとも1つの装置を有 することが好ましい。この装置は、凸に湾曲した形状の1対の対向した面を有し 、これら面の一方が可動部の表面に当接するプレートを有し、また、幅が調節可 能なスペーサが、これら面の他方並びに固定分の表面とに当接した関係で位置さ れている。このスペーサの幅を調節することにより、可動部は、間隙を無くす並 びに/もしくは他の案内部材の対向する面に押圧力を付与するような方向に付勢 され得る。 代って、この装置は、可動部を付勢して間隙を無くすように固定部並びに可動 部に取着されたばねもしくは同等のものであり得る。 案内部材の夫々は、面が当接する表面に対して回動可能でなければならない。 しかし、案内部材が表面に対してスライドもしくは滑ることがないようにするこ とは重要である。案内部材のスライドもしくは滑りを防止するために、これら部 材の夫々には、夫々面の各端部に位置する円筒状のピンのような2つの位置付部 材が設けられ得る。案内部材の各面で、2つのピンは、モールドの可動部が中間 の変位位置にあるときに、部材と表面との間の接触線と一致する共通の長軸を有 する。これら2つのピンは、プレートの面の互いに対向したエッジから延びてい る。各ピンは、モールドの固定部と可動部との一方にボルト留めされており、ま た、プレートの湾曲エッジと、対応する表面とは、ピンの軸が前記表面と一致す るようにして、ピンが挿入されるように部分的に切除されている。 本発明がより容易に理解されるために、以下の添付の図面を参照して、例だけ により記載される。 図1は、本発明に係るモールドの平面図である。 図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。 図3Aは、図2に示された部分Aの拡大図である。 図3Bは、図2に示された部分Bの拡大図である。 図3Cは、案内部材の斜視図である。 図4,5,6,並びに16は、夫々本発明に係るモールドの他の形態の概略的 な側面図である。 図7,8,並びに9は、、夫々本発明に係るモールドの他の形態の横断面図で ある。 図10ないし14は、構造の異なる形態を示すモールドの概略的な側面図であ る。 図15は、ブルームのような金属ストランドの連続鋳造に使用されるためのモ ールドの概略的な側面図である。 スチールスラブのような金属ストランドの連続鋳造に使用されるモールドには 、鋳造操作の間にほぼ鋳造の方向に鋳造通路の変位部分を往復動させるための配 慮がなされている。 特に、図1ないし3を参照して、スチールスラブを鋳造するための連続鋳造モ ールドは、固定部分2に対して移動可能な部分1を有する。この部分1は、1対 の“長い”銅プレートと、1対の“狭い”銅プレート(いずれも図示せず)とを 有する。狭いプレートは、長いプレート内にある。ラム(図示せず)が、長いプ レート内で狭いプレートを変位させ、また、これらを所望の位置に保持させるた めに設けられている。これら長いプレートと狭いプレートとは、ほぼ矩形の断面 で鋳造軸がほぼ垂直なモールド通路3を規定している。このモールド通路の長軸 は、鋳造軸が垂直から逸れるようにカーブしているが鋳造軸の概略的な方向は垂 直となるように、カーブされ得る。 前記銅プレートには、水ジャケットが設けられており、冷却のために水が銅プ レートの後部に供給される。これら水ジャケットと、銅プレートと、狭い銅プレ ートの位置を調節するための手段とは、モールドの可動部の主構成要件であり、 これらは、異なるサイズの長い銅プレート並びに狭い銅プレートを有する別のカ セットに容易に取り替えられ得るカセットとしてデザインされ得る。 モールドの可動部1は、この可動部をより多くもしくは少なく囲む固定部2内 に配置されて支持されている。モールドの各端部には、鋳造方向にほぼ90°を なすように配置された少なくとも2対の案内部材4が設けられている。各案内部 材は、1対の互いに対向した面6を備えた細長く平坦な金属プレート5を有する 。 これら面は、凸湾曲形をしており、好ましくは、これらの面は、円筒表面の一部 を有する。夫々のエッジは、可動部の平坦な表面7と、この表面に平行でモール ドの固定部に位置された平坦な表面とに回動接触している。これらプレート5は 、システム内に如何なる間隙も生じさせないように押圧されている。これら案内 部材は、システムが図2に示すように中間ストロークにあるときには、案内部材 の接触点を通る線に直交した直線上を内方可動部が移動可能であるように、互い に平行に配設されている。可動部1は、制御される流体圧シリンダー、機械的な 偏心カム、電磁装置等の1もしくは複数の往復動付与装置(図示せず)により往 復動される。制御される流体圧シリンダーがモールドの可動部の各端部に配置さ れ得る。これらシリンダーは、可動部と固定部との間で駆動する。これらシリン ダーが付勢されると、可動部は、約12mmまでの距離で、正弦波もしくは非正 弦波振動で垂直に往復動され得る。 上述したように、可動部は、固定部に対して正確に位置されなければならない 、また、案内部材は、これらの湾曲面が対応する表面に当接するように圧接され る必要がある。図3Bに示すように、前記面6を表面7,8に当接させるように 付勢する装置は、幅が調節可能のスペーサ9を有する。このスペーサは、モール ドの固定部の表面と、案内部材が当接している表面8との間に配置された1対の テーパ付ウエッジ10,11を有する。一方のウエッジに対応したボルト12に より、このウエッジは他のウエッジに対して移動されて、表面間の分離を変化さ せ、間隙を無くしている。各案内部材は、これに対応した別の幅が調節可能なス ベーサを有し得るが、モールドの可動部の一側にある案内部材は、幅が調節可能 なスペーサが設けられ得る。 モールドの長手面のクランプは、ディスクばねのような手段により維持され、 このクランプ力は、流体圧シリンダーを使用して、幅調節のために補助され得る 。スラブの幅は、モールドの狭いプレートに装着された駆動設備を使用して、鋳 造の間に変更され得る。この結果、正方形もしくは矩形のスラブが鋳造され得る 。 前記案内部材の各々は、プレート5の面が当接する垂直表面に対して回動可能 になっていなければならない。案内部材が、モールドの内部が外部に対して変位 するのに従って傾斜されることは図3から解る。しかし、案内部材が垂直表面に 対して滑ったりスリップすることがないようになっていることは重要である。部 材の滑りもしくはスリップを避けるために、各部材の前記夫々の面には、夫々が 面の各端部に配置された2つの円筒状のピン13が設けられている。この部材の 各面で2つのピン13は、中間ストローク位置にある垂直表面と部材との間の接 触線に一致した共通の長軸を有する。これら2つのピンは、プレートの面の両端 から延びている。各ピンは、モールドの内部もしくは外部にボルト留めされたブ ロック14内に装着されている。そして、プレートの湾曲エッジは、これらピン の軸が垂直表面と一致した状態で、ピンを受けるように部分的に切除されている 。この方法で、ピンはモールドの内部もしくは外部に配置され、案内部材を構成 するプレートはピンを中心として回動可能である。 モールドの固定部内になるようにモールド通路を規定するモールドの一部は、 本質的ではない。図4に示される配置において、モールド通路3を規定するモー ルドの部分は、モールドの固定部2の上方に配置されている。この部分は、構造 体15の上方で垂直に装着されており、この構造体15はモールドの固定部2内 で案内される。図5並びに6に示される配置において、モールド通路3は、モー ルドの固定部から逸れた部分により規定されている。これら両配置において、こ の部分は、モールドの固定部内で案内される構造体16に取着されている。一方 、図16に示す配置では、構造体は、固定部の周りで案内される。垂直方向への 構造体の往復動は、モールド通路を規定する部分に垂直方向の往復動を生じさせ る。 図7は、ほぼ矩形の断面のモールドキャビティがモールドの可動部17により 規定されている。この可動部は、固定部内に配置されている。固定部は、データ 表面として機能する垂直表面18を有する。上述した形態の1対の案内部材4が 、データ表面と、可動部の平行な垂直表面との間で互いに働く。モールドの可動 部17の反対側では、1対の部材19が、可動部と固定部との間で互いに働き、 可動部をデータ表面方向に付勢する機能を果たす。この結果、面と表面との間の 間隙が無くされる。 同様に、図8に示す配置において、モールドの可動部20は、ほぼ矩形の断面 を有し、ほぼ正方形の断面の固定モールド部2内に配置されている。この固定モ ールド部の1対の互いに近接したコーナの各々には、モールド部の側壁に対して 45°傾斜したデータ表面21が設けられている。そして、内モールド部の対応 するコーナには、また垂直表面が設けられている。1対の案内部材4はデータ表 面と、モールドの可動部の対応する面との間で互いに働いて、モールドの可動部 をデータ表面方向に付勢する。この結果、面と表面との間の間隙が無くされる。 同様の配置が図9に示されている。ここでは、1対の近接したコーナの所に配置 された案内部材4と、モールドの可動部を固定モールド分のデータ表面方向に付 勢するための1つの装置19とが設けられている。 図10ないし図14は、夫々異なる装置が固定部のデータ表面18方向に可動 部を付勢するために使用されている。これら各図面において、モールドの固定部 は、垂直で平坦なデータ表面18を与えている。少なくとも2つの案内部材4が データ表面と対応されている。各部材は、データ表面と当接する1つの湾曲面と 、モールドの可動部の垂直表面と当接する対向した湾曲面とを有する。図10に おいて、2つのさらなる案内部材4´が示されている。これら案内部材4´は、 データ表面方向に可動部を付勢するための装備(図示せず)がなされている。図 11において、配置は、データ表面方向に可動部を付勢するための装備を有する 単一の案内部材を有する。同様の配置が、図12に示されている。ここには、リ ーフばねのような、1もしくは複数の引張り部材22が、可動部をデータ表面方 向に付勢するように、固定部と可動部との間に接続されている。 図13に示す配置において、可動部をデータ表面方向に付勢するための手段は 、データ表面と対向した側で可動部と接触したばね付勢ローラを備えた1対の部 材を有する。これらばね付勢装置は、図14に示すようにねテーパ月ウェッジ9 の形態をとり得る調節装置をこれらと直列にさらに有し得る。 図15は、スチールブルームの連続鋳造のための代表的な構造を示す。モール ド通路34は、ほぼ垂直であるが、垂直表面から僅かに湾曲されている。これは 、連続鋳造の分野では良く知られている。モールド通路を規定するモールドの部 分26は、垂直構造体28に取着されたほぼ水平なブラケット27の上に位置さ れている。また、この垂直構造体28は、図10に示したのと同様の手段により 案 内されるが、上述した如何なる手段も使用され得る。往復動装置29がモールド の固定部に装着されており、これは、構造体28に取着され、垂直方向の延びた ロッド30を有する。往復動装置が駆動されると、ロッドは垂直方向に往復移動 され、この移動が構造体に往復動するように伝達される。これは、モールドの固 定部内で案内されながら為される。構造体の垂直方向の往復動により、モールド 部分26とモールド通路とは、鋳造方向とほぼ同じ路に沿って往復動される。 ブラケツトの下方には、モールド通路から出てブラケットを通過する鋳造物3 2を案内するための複数セットのローラ31が設けられている。モールド通路の 往復動の必要な路を果たすために、各案内部材4は、可動部が固定部に対して中 間の変位位置にあるときに、これの各々の面6の対応する表面7,8との接触線 を接続する直線がモールド通路34の曲率中心34と交差するように配設されて いる。理想的には、固定部並びに可動部の表面は、曲率中心がモールド通路34 の曲率中心と一致するように湾曲されていることである。しかし、実際には、中 心の変位位置で理想の湾曲表面と正接をなす平坦な表面が、小さい無視できる程 度の幾何学的不正確さでのみ、使用され得る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年1月20日 【補正内容】 明細書 連続鋳造モールド 本発明は、連続鋳造モールド、特に、モールド通路を規定する手段を含むモー ルドの一部が少なくとも、鋳造の方向に実質的に一致した方向に往復動され得る 連続鋳造モールドに関する。 例えば、スラブ、ブルーム、ビレットのような金属ストランド、もしくは円形 またはより複雑な断面のストランドを鋳造するための連続鋳造モールドは、考慮 すべきサイズ、重さ、複雑性の構造となり得る。往復動されなければならないモ ールドの重量を減じるために、モールド通路を規定する手段を含むモールド可動 部を形成し、このモールド可動部をモールド構造体の固定部に対して往復動する ように配設することがEP−A−0325931により知られている。この往復 動される可動部は、モールド構造体の固定部に対して移動するために精度良く案 内されなければならない。 本発明に係われば、金属ストランドを連続鋳造するのに使用されるモールドは 、モールド固定部と、 モールド通路を規定する手段を備えたモールド可動部と、 ほぼ鋳造の方向と等しい方向にモールド固定部に対してモールド可動部を変位 させるための手段とを具備する金属ストランドを連続鋳造するのに使用されるモ ールドにおいて、 夫々が凸に湾曲した形状の1対の対向した面を有し、モールド固定部に対して モールド可動部を案内する複数の案内部材と、 各案内部材の前記面をモールド固定部とモールド可動部の夫々対応した表面と 当接するように付勢して、これら表面に対して部材を回動可能とする手段とを具 備することを特徴とする。 モールドの固定部内にモールド通路を規定する手段を有することがモールドの 可動部にとって好ましい。しかし、モールド通路を規定する手段は、前記固定部 の外にあり、固定部材内にある構造体に取着されていても良い。前記案内手段は 、 モールドの固定部並びに構造体の表面に、夫々当接関係にされている。 前記案内部材は、固定部並びに可動部の平行な表面と当接関係で付勢された面 請求の範囲 1.モールド固定部(2)と、 モールド通路(3)を規定する手段を備えたモールド可動部(1,15,16 ,17,20,26)と、 ほぼ鋳造の方向と等しい方向にモールド固定部に対してモールド可動部を変位 させるための手段とを具備する金属ストランドを連続鋳造するのに使用されるモ ールドにおいて、 夫々が凸に湾曲した形状の1対の対向した面(6)を有し、モールド固定部に 対してモールド可動部を案内する複数の案内部材(4)と、 各案内部材(4)の前記面をモールド固定部とモールド可動部の夫々対応した 表面(8)と当接するように付勢して、これら表面に対して部材(4)を回動可 能とする手段(9,23,24)とを具備することを特徴とするモールド。 2.前記モールド通路(3)を規定する手段は、前記モールド固定部(2)内 にあることを特徴とする請求項1のモールド。 3.前記モールド通路(34)を規定する手段(26)は、前記モールド固定 部(2)の外にあり、モールド固定部(2)と共同する構造体(28)に取着さ れており、また、前記部材(4)の夫々の面(6)はモールド固定部とモールド 可動部の夫々対応した表面(8)と当接関係にあることを特徴とする請求項1の モールド。 4.各部材(4)の面(6)をモールド固定部並びにモールド可動部の表面( 7,8)と当接するように付勢する手段は、モールド固定部とモールド可動部と の間で働いて、モールド可動部(1)をモールド固定部(2)の方に付勢する少 なくとも1つの装置(9,19,22,23,24)を有することを特徴とする 請求項1ないし3のいずれか1のモールド。 5.前記装置は、凸に湾曲した形状の1対の対向した面(6)を有し、これら 面の1つがモールド可動部(1)の表面(7)に当接する別の案内部材(4)と 、これら面(6)の他方並びにモールド固定部の表面とに当接した関係で位置さ れ、幅が調節可能なスペーサ(9)とを有することを特徴とする請求項4のモー ルド。 6.前記装置は、モールド固定部とモールド可動部とに取着された張力付与部 材(22)を有することを特徴とする請求項4のモールド。 7.前記装置は、モールド固定部とモールド可動部との間で働くばねで付勢さ れたローラ(24)を有することを特徴とする請求項4のモールド。 8.前記装置は、幅が調節可能なスペーサ(9)と側面対側面が対応した関係 にあり、モールド固定部とモールド可動部との間で働くローラ(24)を有する ことを特徴とする請求項4のモールド。 9.前記モールド通路を規定する手段は、1対の第1のプレート構造体と、ほ ぼ正方形もしくは矩形の断面を有するモールド通路を一緒に規定する1対の第2 のプレート構造体とを有することを特徴とする請求項1のモールド。 10.4対の案内部材(4)が設けられており、このうちの2対の案内部材は 1対の第1のプレート構造体の対向端分の夫々に配置されており、第1のプレー ト構造体の各端部で2対の案内部材は、対をなすもの相互が上下に配置されてい ることを特徴とする請求項9のモールド。 11.1対の第1のプレート構造体の一方と関連した別の案内部材(4)の各 々は、この案内部材の面(6)と近接した表面との間に配設され、幅が調節可能 なスペーサ(9)を有することを特徴とする請求項10のモールド。 12.前記幅が調節可能なスペーサ(9)は、前記別の案内部材(4)の面( 6)とモールド固定部の近接した表面との間にあることを特徴とする請求項11 のモールド。 13.前記案内部材(4)の各面(6)は、案内部材を前記表面に対して回動 可能にする手段(13)により案内部材が当接する表面との接触が維持されるこ とを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1のモールド。 14.維持手段は、前記表面に形成された凹所と、案内部材の対応した面に形 成された対応する凹所と、これら凹所間に位置された位置付け部材(13)とを 有することを特徴とする請求項13のモールド。 15.前記モールド通路は湾曲して延びており、モールド固定部に対するモー ルド可動部の中間の変位位置において、各案内部材(4)に対して、対応する表 面への前記面の各々の接触線と交差する直線は、また、モールド通路の曲率中心 (35)とも交差することを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1のモー ルド。 16.前記各案内部材(4)は、前記対向する面を構成する対向するエッジ( 6)を備えた平坦なプレート(5)を有することを特徴とする請求項1ないし1 5のいずれか1のモールド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,CN,G B,JP,KR,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固定部と、 モールド通路を規定する手段を備えた可動部と、 鋳造の方向とほぼ等しい方向に固定部に対して可動部を変位させるための手段 と、 夫々が凸に湾曲した形状の1対の対向した面を有する複数の案内部材と、を具 備し、 各案内部材の前記1対の面が固定部と可動部の夫々対応した表面と当接するよ うに夫々付勢されて、これら表面に対して部材が回動可能となっている、金属ス トランドを連続鋳造するのに使用されるモールド。 2.前記モールド通路を規定する手段は、前記固定部内にある請求項1のモー ルド。 3.前記モールド通路を規定する手段は、前記固定部の外にあり、固定部材と 共同する構造体に取着されており、また、前記部材の夫々の面は固定部と可動部 の夫々対応した表面と当接関係にある請求項1のモールド。 4.各部材の面を固定部並びに可動部の表面面と当接するように付勢する手段 は、固定部と可動部との間で働いて、可動部を固定部の方に付勢する少なくとも 1つの装置を有する請求項1ないし3のいずれか1のモールド。 5.前記装置は、凸に湾曲した形状の1対の対向した面を有し、これら面が可 動部並びに固定部の表面に夫々当接する別の案内部材と、これら面の他方並びに 固定分の表面とに当接した関係で位置され、幅が調節可能なスペーサとを有する 請求項4のモールド。 6.前記装置は、固定部と可動部とに取着された張力付与部材を有する請求項 4のモールド。 7.前記装置は、固定部と可動部との間で働くばねで付勢されたローラを有す る請求項4のモールド。 8.前記装置は、幅が調節可能なスペーサと側面対側面が対応した関係にあり 、固定部と可動部との間で働くローラを有する請求項4のモールド。 9.前記モールド通路を規定する手段は、1対の第1のプレート構造体と、ほ ぼ正方形もしくは矩形の断面を有するモールド通路を一緒に規定する1対の第2 のプレート構造体とを有する請求項1のモールド。 10.4対の案内部材が設けられており、このうちの2対の案内部材は1対の 第1のプレート構造体の対向端分の夫々に配置されており、第1のプレート構造 体の各端部で2対の案内部材は、対をなすもの相互が上下に配置されている請求 項9のモールド。 11.1対の第1のプレート構造体の一方と関連した別の案内部材は、この案 内部材の面と近接した表面との間に配設され、幅が調節可能なスペーサを有する 請求項10のモールド。 12.前記幅が調節可能なスペーサは、前記別の案内部材の面とモールドの外 部の近接した表面との間にある請求項11のモールド。 13.前記案内部材の各面は、案内部材を前記表面に対して回動可能にする手 段により案内部材が当接する表面との接触が維持される請求項1ないし12のい ずれか1のモールド。 14.維持手段は、前記表面に形成された凹所と、案内部材の対応した面に形 成された対応する凹所と、これら凹所間に位置された位置付け部材とを有する請 求項13のモールド。 15.固定部に対する可動部の中間の変位位置において、各案内部材に対して 対応する表面への前記面の各々の接触線と交差する直線は、また、モールド通路 の曲率中心とも交差する請求項1ないし14のいずれか1のモールド。 16.前記各案内部材は、前記対向する面を構成する対向する端部を備えた平 坦なプレートを有する請求項1ないし15のいずれか1のモールド。
JP8526706A 1995-03-07 1996-03-06 連続鋳造モールド Ceased JPH11501255A (ja)

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