JPH11500457A - 防汚剤としての有機ホウ素化合物の利用 - Google Patents

防汚剤としての有機ホウ素化合物の利用

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JPH11500457A JP9540933A JP54093397A JPH11500457A JP H11500457 A JPH11500457 A JP H11500457A JP 9540933 A JP9540933 A JP 9540933A JP 54093397 A JP54093397 A JP 54093397A JP H11500457 A JPH11500457 A JP H11500457A
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Abstract

(57)【要約】 汚損生物を防汚有効量の式(I)のジアリールホウ素化合物と接触させることを含む、水中表面への汚損生物の付着を抑制又は防除するための方法が提供されている。海水又は淡水汚損生物による汚染に対して水中構造物を保護するための方法、ならびにそのための防汚剤組成物も提供されている。

Description

【発明の詳細な説明】 防汚剤としての有機ホウ素化合物の利用 発明の背景 船、ドック、桟橋、橋脚、魚網、熱交換器、ダム、配管構造、吸水スクリーン 、冷却塔などの水中構造物への汚損生物の常に繰り返す生長は、海水及び淡水の 両方において努力の強られる経費のかかる危険な問題である。ふじつぼ、ゼブラ むらさき貝、藻、珪藻、ヒドロ虫、こけ虫、ほや、チューブワーム(tube worms)、アジアクラムなどの汚損生物の存在は、水中構造物を沈下させ、 その流体力学を損なわせ、運転効率を低下させ、腐食をますます受け易くし、崩 壊及び構造破壊を引き起こし、水流又は水交換を妨げるか又は邪魔したりし得る 。汚損生物の存在又は付着を抑制する通常の方法は、トリ−−ブチル錫オキシ ド又は酸化第1銅などの毒性金属−含有化合物を含む組成物を水中構造物にコー ティングするか、又は浸透させることである。該組成物はいくらか有効な防汚剤 であるが、それらは水中環境においてゆっくり分解し、従って生態学的に有害で ある。 ジアリールホウ素化合物は、作物保護において有用な、有効な殺虫、殺ダニ及 び殺菌剤であることが既知であり;該ジアリールホウ素化合物は米国特許第5, 354,740、5,354,741、4,983,589及び5,091,3 77号に記載されている。 本発明の目的は、環境的及び生態学的に健全な、海水及び淡水汚損生物の防除 又は抑制の方法を提供することである。 本発明の他の目的は、海水又は淡水汚損生物による汚染に対して水中 構造物を保護するための有効な方法を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、活性薬剤としてジアリールホウ素化合物を含む防 汚剤組成物を提供することである。 防汚法及び組成物が重金属錯体を含まないのが本発明の特徴である。 本発明のこれらの、ならびに他の特徴及び目的は、下記に示す詳細な記載から もっと明らかになるであろう。 発明の概略 本発明は、海水又は淡水汚損生物又はその棲息場所を防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり ; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが結合している原 子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1−C4アルキルも しくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和もしくは不飽和 6−員炭素環式環を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] のジアリールホウ素化合物と接触させることを含む、海水又は淡水汚損生物を抑 制又は防除するための方法を提供する。 本発明は、海水又は淡水汚損生物による汚染に対して水中構造物を保護するた めの方法、及びそのために用いるのに適した防汚剤組成物も提供する。 発明の詳細な記載 有益な種に害を与えずに、又は環境の生態学的バランスを脅かさずに水中環境 における汚損生物を抑制又は防除することは、継続的な科学的挑戦である。今回 、式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが結合している原 子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1−C4アルキルも しくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和もしくは不飽和 6−員炭素環式環を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] のジアリールホウ素化合物が特に有効な防汚剤であることが見いだされた。 本発明の方法及び組成物において用いるのに適した好ましい防汚剤は、RがC1 −C4アルキル又はC2−C4アルケニルであり;XがNR4であり;m及びnが 0であり;R4がC1−C4アルキル又はC2−C4アルケニルであり;R2が水素、 ハロゲン、C1−C4アルキル又はフェニルであり;R3が水素又はメチルである 式Iのジアリールホウ素化合物である。 明細書及び請求の範囲において、ハロゲンという用語はCl、Br、I又はF を称し、ハロアルキルという用語は1個のハロゲン原子〜2n+1個のハロゲン 原子を有するいずれのアルキル基Cn2n+1をも称し、ここでハロゲン原子は同 一又は異なる。同様にハロアルコキシは1個のハロゲン原子〜2n+1個のハロ ゲン原子を有するOCn2n+1基を称し、ここでハロゲン原子は同一又は異なる 。 本発明の方法及び組成物で用いるのに適したジアリールホウ素化合物の中に: (3−ビニルイミダゾリニオ)ビニルジフェニルホウ素; (3−メチルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素; (4−フェニルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素; (4−イソプロピルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素; (4−−ブチルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素; (3−イソプロピルイミダゾリニオ)ビニルジフェニルホウ素; (チアゾリニオ)メチルジフェニルホウ素; (5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素; (イソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素; (3−ブロモピリジニオ)メチルジフェニルホウ素; (4−アセチルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素; (4−シアノピリジニオ)メチルジフェニルホウ素;及び (3−ブロモイソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素 がある。 該式Iのジアリールホウ素化合物及びその製造法は米国特許第5,354,7 40、5,091,377及び4,983,589号に記載されている。 本発明の方法により防除又は抑制することができる汚損生物は、水中に沈めら れた、又は継続的に接触している構造物の内面又は外面に付着し得るいずれの海 水又は淡水生物であることもできる。代表的生物には、緑色植物(クロロフィタ (Chlorophyta))及びファエオフィタ(Phaeophyta)の 門のメンバーを含む藻、微生物、ホヤ類のメンバーを含む尾索類、例えばシオナ ・インテスチナリス(Ciona intestinalis)、ジプロソマ・ リステリアニウム(Diplosoma listerianium)及びボツ リルス・スクロセリ(Botryllus sclosseri)、クラバ・ス クアマタ(Clava squamata)、ヒドラクチニア・エキナタ(Hy dractinia echinata)、オベリア・ゲニクラタ(Obeli a geniculata)及びツブラリア・ラルニクス(Tubularia larnyx)を含むヒドロ虫類のメンバー、ミチルス・エズリス(Myti lus edulis)、クラソスツレア・ビルギニカ(Crassostre a virginica)、オストレア・エズリス(Ostrea eduli s)、オストレア・キレン シア(Ostrea chilensia)及びラサエア・ルブラ(Lasae a rubra)を含む双殻類、エクトラ・ピロサ(Ectra pilosa )、ブグラ・ネリチニア(Bugula neritinia)及びボウェルバ ンキア・グラシリス(Bowerbankia gracilis)を含む苔虫 類、ヒドロイデス・ノルベギカ(Hydroides norvegica)を 含む多毛類の虫、海綿動物、ならびにバラヌス・アムフィトリテ(Balanu s amphitrite)、レパス・アナチフェラ(Lepas anati fera)、バラヌス・バラヌス(Balanus balanus)、バラヌ ス・バラノイデス(Balanus balanoides)、バラヌス・ハメ リ(Balanus hameri)、バラヌス・クレナツス(Balanus crenatus)、バラヌス・イムプロビスス(Balanus impr ovisus)、バラヌス・ガレアツス(Balanus galeatus) 及びバラヌス・エブルネウス(Balanus eburneus)などのツル アシ類(ふじつぼ)のメンバーが含まれる。バラヌス属の生物は水中構造物の頻 発する汚染物である。本発明が特に目的としている特定の汚損生物にはふじつぼ 、ゼブラむらさき貝、藻、珪藻、ヒドロ虫、こけ虫、ほや、チューブワーム及び アジアクラムが含まれる。 本発明の方法により保護することができる水中構造物の中には、可動の、又は 固定的な沈められた、又は部分的に沈められた構造物、例えば魚網、ボート、船 、橋脚、桟橋、冷却塔、パイプライン、立て管、熱交換器、ダム、吸水スクリー ンなどがある。 実行においては:a)保護されるべき水中構造物に防汚−有効量の該 ジアリールホウ素化合物をコーティングし、防汚性化合物が該構造物の外面に直 接隣接する水中環境中に放出されるようにするか、b)防汚−有効量のジアリー ルホウ素化合物を水中構造物を形成している材料内に含ませ、水中構造物が次い で該化合物を放出するか、c)防汚−有効量の該化合物を直接、保護されるべき 構造物の回りの水中環境中に放出するか、あるいはd)ジアリールホウ素化合物 が汚損生物と接触するようになるいずれかの他の方法により防汚性ジアリールホ ウ素化合物を汚損生物と接触させることができる。 本発明の方法で用いられるべきジアリールホウ素化合物の量は、用いられる特 定の化合物、抑制されるべき汚損生物の正体、回りの水中環境の蔓延の程度、水 温、接触の様式などに依存して変化するであろう。本発明の組成物は、水により 許容され得る不活性担体及び防汚−有効量の式Iのジアリールホウ素化合物を含 む。構造物表面上に適用するために、本発明の好ましい組成物はフィルム−形成 性成分、例えばポリマー樹脂溶液を含む。代表的ポリマー樹脂には:a)不飽和 酸又は無水物、例えば無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸など;b)飽和酸 又は無水物、例えば無水フタル酸、無水イソフタル酸、無水テレフタル酸、無水 テトラヒドロフタル酸、無水テトラハロフタル酸、クロレンド酸、アジピン酸、 セバシン酸など;c)グルコール類、例えばエチレングリコール、1,2プロピ レングリコール、ジブロモネオ−ペンチルグリコールなど;あるいはd)ビニル モノマー、例えばスチレン、ビニルトルエン、クロロスチレン、ブロモスチレン 、メチルメタクリレート、エチレングリコールジメチルアクリレートなどから形 成される不飽和ポリエステル樹脂が含まれる。他の適した樹脂にはビニルエステ ル、酢酸ビニル 及び塩化ビニルに基づく樹脂、エラストマー成分、加硫ゴム、ならびにウレタン に基づく樹脂が含まれる。 本発明のもっと明確な理解を与えるために、本発明の特定の実施例を下記に示 す。これらの実施例は単に例示であり、本発明の範囲及びそれが基づいている原 理をいかようにも制限すると理解されるべきではない。事実、本明細書に示され 、記載されている本発明の他に、本発明の種々の修正が、下記の実施例及び前記 の記載から、当該技術分野における熟練者に明らかになるであろう。そのような 修正も添付の請求の範囲の範囲内に含まれるものとする。 実施例1 試験化合物の海水防汚活性の評価 この実験室アッセイの場合、甲殻類の海洋動物、アルテミア・サリナ(Art emia salina)を他の汚染海洋動物(例えばふじつぼ)のためのモデ ル生物として用いる。試験化合物を4,000ppmの濃度でジメチルスルホキ シドに溶解し、水で200ppmの濃度に希釈し、Probst人工海水でさら に10ppmの濃度に希釈する。約30個のアルテミア・サリナの第II令幼虫 をマイクロウェルプレートにおいて、10ppmの試験化合物を含有する2ml のProbst人工海水中でインキュベートする。生物の生存を24時間後に評 価し、試験化合物を下記に示す尺度に従って等級付ける。試験結果を表Iに示す 。 等級付け尺度 等級付け 定義 1 活性なし、0%〜<20%の死亡率 2 毒性効果、20%〜80%の死亡率 3 完全に活性、>80%の死亡率 実施例2 試験化合物の海水防汚活性の野外評価(いかだ暴露) この評価では、試験化合物をシクロヘキサノンに溶解する。溶液をビニライト (Union Carbideにより製造)で処理し、乾燥されたコーティング において26%の最終的濃度を得る。PVCボード(100x20x5mm)を エタノールで洗浄することにより脱脂し、はけ塗りにより試験調剤をコーティン グする(2コート)。試験フィルムの合計の厚さは約50μMである。各ボード 上の試験化合物の正確な量は、初期重量と最終的重量の比較により決定する。試 験試料ボードを枠内に置き、北海で1Mの深さに沈める。枠をいかだの底から吊 り、時々上げて表面の汚染を評価する。用いる等級付けシステムを下記に示す。 デー タを表IIに示す。 等級付け尺度 等級付け 0 パネル上で生長なし 1 表面の1〜20%が汚損動物により覆われている。 2 表面の21〜40%が汚損動物により覆われている。 3 表面の41〜60%が汚損動物により覆われている。 4 表面の61〜80%が汚損動物により覆われている。 5 表面の81〜100%が汚損動物により覆われている。 実施例3 試験化合物の浸出性の評価 本質的に実施例2に記載されている方法と同じ方法を用い、試験パネル(10 0x10x5mm)を準備する。この評価では試験パネルを80mlの人工の海 水中に置き、海水は毎週新しくされる。2週間の間隔で、海水が新しくされた直 後に、アルテミアを各処理に加える。アルテミアを加えてから3日後、下記に示 す等級付け尺度を用いて実験を評価する。試験化合物の活性を、浸出が毒性効果 を引き起こすのに十分である、すなわち少なくとも2の等級である間の週の数と して表す。結果を表IIIに示す。 等級付けシステム 等級付け 1 活性なし、標準と同等 2 毒性効果、しかし100%の死亡率ではない(20〜<80%) 3 完全に活性(80〜100%の死亡率)
【手続補正書】 【提出日】1998年6月2日 【補正内容】 [I] 請求の範囲を別紙のとおり訂正する。 [2] 明細書第13頁17行の後に、行を改めて以下の文を加入する。 『本発明の主な特徴または態様は次のとおりである。 1.汚損生物又はその棲息場所を防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、C N、NO2、COR5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で 置換されていることができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが 結合している原子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1− C4アルキルもしくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和 もしくは不飽和6−員炭素環式環を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] の化合物と接触させることを含む、水中表面への汚損生物の付着を抑制又は防除 するための方法。 2.m及びnが0であり; RがC1−C4アルキル又はC2−C4アルケニルであり;Qが である前記1項に記載の方法。 3.汚損生物がふじつぼ、ゼブラむらさき貝、藻、珪藻、ヒドロ虫、こけ虫、 ほや、チューブワーム(tube worms)及びアジアクラムから成る群よ り選ばれる前記1項に記載の方法。 4.式Iの化合物が(3−メチルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4 −フェニルーピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−−ブチルピリジニ オ)メチルジフェニルホウ素、(4−イソプロピルピリジニオ)メチル−ジフェ ニルホウ素、(3−ブロモピリジニオ)メチ ルジフェニルホウ素、(4−アセチルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、( 4−シアノピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(イソキノリニオ)メチルジ フェニルホウ素、(3−ブロモイソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素及び( 5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素から成 る群より選ばれる前記1項に記載の方法。 5.防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが結合している原 子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1−C4アルキルも しくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和もしくは不飽和 6−員炭素環式環を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] の化合物を水中構造物上に適用するか、又はその中に浸透させることを含む、海 水又は淡水汚損生物による汚染に対して水中構造物を保護するための方法。 6.m及びnが0であり;RがC1−C4アルキル又はC2−C4アルケニルであ る前記5項に記載の方法。 7.水中構造物が魚網、ボート、船、橋脚、桟橋、吸水スクリーン(inta ke screen)、冷却塔、パイプライン又は立て管である前記5項に記載 の方法。 8.海水又は淡水汚損生物がふじつぼ、ゼブラむらさき貝、藻、珪藻、ヒドロ 虫、こけ虫、ほや、チューブワーム及びアジアクラムから成る群より選ばれる前 記5項に記載の方法。 9.水により許容され得る不活性担体又は希釈剤、及び防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが結合している原 子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1−C4アルキルも しくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和もしくは不飽和 6−員炭素環式環 を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] の化合物を含む海水又は淡水防汚剤組成物。 10.式Iの化合物が(3−ビニルイミダゾリニオ)ビニルジフェニルホウ素 、(3−メチル−ピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−フェニルピリジ ニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−イソプロピルピリジニオ)メチル−ジフ ェニルホウ素、(4−−ブチルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(3− イソプロピルイミダゾリニオ)ビニルジフェニルホウ素、(チアゾリニオ)メチ ルジフェニルホウ素、(5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリニオ)メチル ジフェニルホウ素、(イソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素、(3−ブロモ ピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−アセチルピリジニオ)メチルジフ ェニルホウ素、(4−シアノピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、及び(3− ブロモイソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素から成る群より選ばれる前記9 項に記載の組成物。』 [請求の範囲] 『1.汚損生物又はその棲息場所を防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1 及びR2はそれらが結合している原子と一緒になって場合により1〜3個のハロ ゲン、NO2、C1−C4アルキルもしくはC1−C4アルコキシ基で置換されてい ることができる飽和もしくは不飽和6−員炭素環式環を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] の化合物と接触させることを含む、水中表面への汚損生物の付着を抑制又は防除 するための方法。 .防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが結合している原 子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1−C4アルキルも しくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和もしくは不飽和 6−員炭素環式環を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] の化合物を水中構造物上に適用するか、又はその中に浸透させることを含む、海 水又は淡水汚損生物による汚染に対して水中構造物を保護するための方法。 .水により許容され得る不活性担体又は希釈剤、及び防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8 ハロアルキルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが結合している原 子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1−C4アルキルも しくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和もしくは不飽和 6−員炭素環式環を形成することができ; 4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; 5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] の化合物を含む海水又は淡水防汚剤組成物。』
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP ,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU, LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI ,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ, VN (72)発明者 バン・ゲステル,ジエフ・エフ・イー ベルギー・ビー−2350フオセラール・レニ アースニーデルスパド9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.汚損生物又はその棲息場所を防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが結合している原 子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1−C4アルキルも しくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和もしくは不飽和 6−員炭素環式環 を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] の化合物と接触させることを含む、水中表面への汚損生物の付着を抑制又は防除 するための方法。 2.m及びnが0であり; RがC1−C4アルキル又はC2−C4アルケニルであり;Qが である請求の範囲第1項に記載の方法。 3.汚損生物がふじつぼ、ゼブラむらさき貝、藻、珪藻、ヒドロ虫、こけ虫、 ほや、チューブワーム(tube worms)及びアジアクラムから成る群よ り選ばれる請求の範囲第1項に記載の方法。 4.式Iの化合物が(3−メチルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4 −フェニル−ピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−−ブチルピリジニ オ)メチルジフェニルホウ素、(4−イソプロピルピリジニオ)メチル−ジフェ ニルホウ素、(3−ブロモピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−アセチ ルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−シアノピリジニオ)メチルジフ ェニルホウ素、(イソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素、(3−ブロモイソ キノリニオ)メチルジフェニルホウ素及び(5,6,7,8−テトラヒドロイソ キノリニオ)メチルジフェニルホウ素から成る群より選ばれる請求の範囲第1項 に記載の方法。 5.防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか、あるいはR1及びR2はそれらが結合している原 子と一緒になって場合により1〜3個のハロゲン、NO2、C1−C4アルキルも しくはC1−C4アルコキシ基で置換されていることができる飽和もしくは不飽和 6−員炭素環式環を形成することができ; R4はC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はフェニルであり; R5、R6及びR7はそれぞれ独立してH又はC1−C4アルキルである] の化合物を水中構造物上に適用するか、又はその中に浸透させることを含む、海 水又は淡水汚損生物による汚染に対して水中構造物を保護するための方法。 6.m及びnが0であり;RがC1−C4アルキル又はC2−C4アルケニルであ る請求の範囲第5項に記載の方法。 7.水中構造物が魚網、ボート、船、橋脚、桟橋、吸水スクリーン(inta ke screen)、冷却塔、パイプライン又は立て管である請求の範囲第5 項に記載の方法。 8.海水又は淡水汚損生物がふじつぼ、ゼブラむらさき貝、藻、珪藻、ヒドロ 虫、こけ虫、ほや、チューブワーム及びアジアクラムから成る群より選ばれる請 求の範囲第5項に記載の方法。 9.水により許容され得る不活性担体又は希釈剤、及び防汚−有効量の式I [式中、RはC1−C8アルキル、C2−C8アルケニル又はC2−C8アルキニルで あり; W及びYはそれぞれ独立してハロゲン、C1−C8アルキル又はC1−C8ハロアル キルであり; m及びnはそれぞれ独立して0、あるいは1、2又は3の整数であり; であり; XはNR4又はSであり; R1はH、ハロゲン、C1−C8アルキル又はC2−C8アルケニルであり; R2及びR3はそれぞれ独立してH、C1−C8アルキル、C1−C8ハロアルキル、 C1−C8アルコキシ、C1−C8ハロアルコキシ、ハロゲン、CN、NO2、CO R5、又は場合により1〜3個のハロゲンもしくはNR67基で置換されている ことができるフェニルであるか[欠文] の化合物を含む海水又は淡水防汚剤組成物。 10.式Iの化合物が(3−ビニルイミダゾリニオ)ビニルジフェニルホウ素 、(3−メチル−ピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−フェニルピリジ ニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−イソプロピルピリジニオ)メチル−ジフ ェニルホウ素、(4−−ブチルピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(3− イソプロピルイミダゾリニオ)ビニルジフェニルホウ素、(チアゾリニオ)メチ ルジフェニルホウ素、(5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリニオ)メチル ジフェニルホウ素、(イソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素、(3−ブロモ ピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、(4−アセチルピリジニオ)メチルジフ ェニルホウ素、(4−シアノピリジニオ)メチルジフェニルホウ素、及び(3− ブロモイソキノリニオ)メチルジフェニルホウ素から成る群より選ばれる請求の 範囲第9項に記載の組成物。
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