JPH11500439A - 寄生生物を防除するための組成物 - Google Patents

寄生生物を防除するための組成物

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JPH11500439A JP8525374A JP52537496A JPH11500439A JP H11500439 A JPH11500439 A JP H11500439A JP 8525374 A JP8525374 A JP 8525374A JP 52537496 A JP52537496 A JP 52537496A JP H11500439 A JPH11500439 A JP H11500439A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、動物の体内および体表面の寄生生物を防除するための組成物であって、活性成分として、可変的な比率において、N−フェニル−N′−ベンゾイル尿素の物質群から選ばれた遊離形または塩の形の少なくとも1つの殺寄生生物活性化合物と、ミルベマイシン、アベルメクチン、ミルベマイシンオキシム、モキシデクチン、イベルメクチン、アバメクチンおよびドラメクチンの物質群から選ばれた遊離形または塩の形の少なくとも1つの殺寄生生物活性化合物との組合せを含んで成る組成物;それらの寄生生物の防除方法;この組成物の調製方法;およびこの組成物の使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 寄生生物を防除するための組成物 本発明は、少なくとも2つの殺寄生生物活性物質の組合せを含んで成りそして 動物の体内と体表面の害虫を防除するのに適当である組成物、それらの寄生生物 を防除する方法、この組成物の調製方法、およびこの組成物の利用に関する。 周知の通り、動物の体内や体表面にいる多数の寄生生物の生活環は非常に複雑 であり、それらの寄生生物の防除を非常に困難にし、効果的な防除がなければし ばしば相当の損失、例えば経済的損失、を引き起こす。本発明の範囲内において 、寄生生物とは外部寄生生物と内部寄生生物を含むものであると解釈すべきであ る。 例えば、外部寄生生物の典型であるマダニは、もっぱら1種の宿主動物のみを または数種の宿主を餌とすることができる。それらは宿主動物の上に定住し、そ の血液を餌とする。雌は血液を十分に吸った後で宿主動物から離れ、次いで近く の適当な場所で多数の卵を産む。卵から発育した幼虫は、次いで若虫期を経て成 虫になるために新たな宿主動物を探し、再び十分に血液を吸うようになる。ある 種は、第一の宿主動物から第二の宿主動物に、そして第三の宿主動物にさえも移 動することができる。病因学の観点から見て経済的に重要であるマダニは、主と してキララマダニ属(Amblyomma)、ウシマダニ属(Boophilus)、イボマダニ属 (Hyalomma)、マダニ属(Ixodes)、コイタマダニ属(Rhipicephalus)または カクマダニ属(Dermacentor)に属し、特にオウシマダニ(Boophilusmicroplus )およびB.アニュレータス(B.annulatus)、最も特別にはオウシマダニであ る。それらはヒトや動物を冒すことがある 様々な病気の伝染の原因でもある。特に、細菌、原生動物、リケッチアおよびウ イルス病が伝染する。そのような病気の原因となる生物は、特に複数の宿主を餌 とするマダニにより伝播される。そのような病気は宿主動物の虚弱化または死さ えも引き起こし得る。それらは一般に、例えば生産家畜の肉の価値低下、有用な 獣皮の損害、または牛乳生産の減少の結果として、大きな経済的損失を引き起こ す。マダニは通常、実際の外寄生(infestation)に応じて殺ダニ活性を有する 組成物で処置することにより、即ち治療的に防除される。例えば牧草地における マダニの発生は季節の気象条件に大きく依存し、その上、宿主動物の最終的な加 害はマダニに対するそれらの抵抗力に依存する。このことは、特に害虫による外 寄生の危険性およびそれらに対する動物の抵抗力は評価が困難であるために、マ ダニの予防防除が困難であることを意味する。その上、寄生生物の予防防除を試 みる時、比較的長い期間に渡って潜在的な外寄生を監視しなければならず、これ は追加の問題を引き起こす。それにもかかわらず、害虫の予防防除が所望される 理由は、治療防除が機能し始める時までにしばしば比較的大きな損害が起こって しまうためである。 外部寄生生物の別の代表物であるノミもまた、非常に複雑な生活環を有する。 例えば、成虫のネコノミ(Ctenocephalides felis)およびイヌノミ(C.canis )は通常宿主のネコと宿主のイヌの毛のの中に住む。しかしながら、それらの卵 は自己密着性でないため、それらは一般にすぐに滑り落ち、床の上、カーペット の上、イヌのカゴの中またはネコのカゴの中、動物が使うイスの上、庭の中、お よび感染した動物が接触する他の場所のどこでも見つけることができる。これは 、動物が生活する全ての領域がノミの卵で汚染されることを意味し、その卵は2 日以内に幼虫になる。幼虫の場合、各々 が3日間続く3つの発育段階に区別されている。最終段階は幼虫が繭を作って蛹 に変化し、そこから幼若な成虫(若虫)のノミになる。若虫のノミは、それらが 適当な宿主動物の存在を感知するまでその場所に残り、次いでそれらは蛹から出 て宿主動物の上に飛び上がろうとする。従って、卵から宿主動物に再び外寄生す ることができる若虫のノミに発育するまで約3週間かかる。しかしながら、若虫 のノミは数カ月の間、多分1年まではそれの繭の中にいることができる。他方、 最適条件より下では、卵から成虫のノミへの発育は4〜5か月かかることがある 。ノミは、繁殖するためにそれらの性的成熟度に達するのに餌として血液を必要 とする。ノミの幼虫は宿主動物上に住んでいる成虫のノミの排出物を主に餌とす る。それらの排出物は高比率の未消化の血液を含んでいる。動物、特にイヌやネ コへのノミの外寄生は、その動物だけでなく、動物の飼い主にとっても不快な付 属物である。そのような不快な作用は、動物に関する限りでは、例えば局部刺激 、迷惑な痒み、またはアレルギーさえも引き起こし、そしてしばしば強い引っ掻 き行動を引き起こす。更に、ノミに感染した動物は、ノミによって伝播される条 虫類、すなわちサナダムシに感染する危険に常にさらされている。その上、ノミ およびそれらの排出物は、多くの人のアレルギー様皮膚疾患も引き起こすことが あり、多くの場合彼らに動物を飼うことを断念させる。従って、動物、特に生産 家畜やペット、特にイヌやネコにおけるノミの有効防除は、大昔からずっと望ま れている。大部分が宿主動物とは別の場所で行われる上述した長い生活環は、宿 主動物上のノミの好結果の防除に対して重要な意味がある。記載した生活環を破 ることができる時だけ、即ち、宿主動物の環境中に存在する無数のノミの卵や幼 虫を破壊できる時だけ、動物は成虫の寄生生物による断続的な再寄生から保護さ れる。しかしながら、既知のノミ防除方法 には、完全な満足を与えるものが1つもない。これは特に、既知の防除方法のほ とんどが、様々なノミ段階の生育地に適用される活性物質を含有する組成物に頼 っているからである。しかしながら、複雑なノミの生活環を鑑みれば、この適用 は非常に無駄であり、時間を消耗しそして/または非合理的であり、すなわちと りわけ長期間有望なわけではない。短期間にだけ、それらの既知方法によって幾 らかの軽減を達成することが可能かもしれない。例えば、防除が毛(外被)の中 の成熟したノミの処理(通常は宿主動物の毛にノミよけ組成物を適用することに より行われる)に向けられるなら、動物の毛の中だけでなく主に感染した動物が 接触するあらゆる場所に住んでいる異なる若虫期段階のノミは完全に無視される 。多数の常用の防除方法が知られているけれども、それらは様々な欠点を有する 。例えば、殺虫剤で表面処理されたノミ取りコームを使う場合、動物の飼い主は 動物の毛を徹底的に且つ頻繁にとかさなれればならない。対応するノミよけシャ ンプーの使用は多くの場合可能でない。何故なら、感染した動物の大部分は、で きるにしても苦労してでしか、入浴させることができないからである。更に、そ のような入浴処理の効果は長くて約一週間しか持続しない。オイル摩擦またはリ ンスを使う時にも同じ問題に直面するだろう。幾らかの抵抗なしには、動物は一 般にパウダーの使用に服従しない。程度がより大きいにせよ小さいにせよ動物の 飼い主も組成物に接触するであろうことは事実上避けられない。スプレーを使う 時も、大部分の動物、特にネコはスプレーの音がしただけでも逃亡するかまたは 攻撃反応する。更に、スプレーも同様にパウダーに関連して言及した欠点を有す る。しばしば、ノミはいわゆるノミよけ首輪を使って防除され、これは一時的に 良い効果を示す。しかしながら、この処理によって認められる軽減は、局部的に 非常に限定された適用である。一般に、成虫 のノミを殺すことを目的とした従来方法は、大部分がそのような不十分な結果を 提供する。これはそれらの方法が感染した宿主動物を扱う飼い主の根気と技量に 頼っているためである。従来方法の場合には十分な注意を払えなかった別の面は 、ノミの特定の生活環のために、一方で動物の環境中で宿主動物とノミの卵、ノ ミの幼虫および若虫との接触が避けられないことと、他方で多数の動物が自分自 身の種の中の寄生生物所有メンバーと幾度も接触することから、宿主動物に何度 も何度も再寄生する点である。既知の方法を使うと、断続的な再寄生が適切に予 防されず、また高施用量の殺寄生生物組成物でしか予防を達成することができな い。 地球上の多数の地域において、動物、特に家畜およびペットを飼育する条件が 、外部寄生生物だけでなく特に内部寄生生物の蔓延も増長している。それらの内 部寄生生物としては特に、家畜、例えばブタ、ヒツジ、雄牛、子ウシ、ヤギ、ウ マ、イヌ、ネコまたは家禽に感染し得る蠕虫と総称される害虫が挙げられる。蠕 虫病は、家畜における深刻な経済および衛生問題である。それらは貧血、栄養失 調、虚弱質、体重減少および/または腸管壁もしくは他の器官への損傷を引き起 こし、そして処置しなければ、病気に冒された動物を死に到らしめることがある 。蠕虫の中で、特に回虫(線虫)の部類はしばしば動物の重大感染を引き起こす 。ネマトディルス属(Nematodirus)、クーペリア属(Cooperia)またはエソフ ァゴストマム属(Oesophagostomum)の代表物は腸内に住み、一方捻転胃虫属(H aemonchus)またはオステルタジア属(Ostertagia)のものは胃の中に住み、そ してディクチオカウルス属(Dictyocaulus)のものは肺の中に見出される。フィ ラリア科(Filariidae)またはセタリア科(Setariidae)の寄生生物は心臓、血 管およびリンパ管を冒す。大きな損害を引き起こし得る内部寄生生物の別の例は 、特に イヌの場合、イヌ糸状虫属(Dirofilaria)のもの、特にイヌ糸状虫(Dirofilar ia immitis)である。 上記に概説したように、動物の体内および体表面の寄生生物を防除するための 多数の組成物が既に提唱されている。しかしながら、同じく上記に概説したよう に、それらの既知組成物の性質は常に完全に満足できるものではなく、従って、 特にダニ目または寄生蠕虫の代表物である害虫の防除のための、更なる殺寄生生 物活性組成物を入手可能にすることが必要とされている。この課題は、本発明の 組成物の提供により本発明に従って解決される。 従って、本発明は、動物の体内および体表面の寄生生物を防除するための組成 物であって、活性成分として、可変的な比率において、N−フェニル−N′−ベ ンゾイル尿素の物質群から選ばれた遊離形または塩の形の少なくとも1つの殺寄 生生物活性化合物と、ミルベマイシン、アベルメクチン、ミルベマイシンオキシ ム、モキシデクチン、イベルメクチン、アバメクチンおよびドラメクチンの物質 群から選ばれた遊離形または塩の形の少なくとも1つの殺寄生生物活性化合物と の組合せを含んで成る組成物に関する。 本発明は好ましくは、活性成分として、遊離形または塩の形の少なくとも1つ の式Iの化合物 〔上式中、 R1はハロゲン、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ハロ−C3〜C8 シクロアルキル、ハロ−C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C1ア ルコキシ−C1〜C4アルキ ルまたはハロ−C1〜C8アルコキシであり; R2はハロゲン、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ハロ−C1〜C8 アルキル、ハロ−C3〜C8シクロアルキル、C1〜C8アルコキシ、C3〜C8シ クロアルコキシ、ハロ−C3〜C8シクロアルコキシ、ハロ−C1〜C8アルコキシ 、アリールオキシもしくはヘテロアリールオキシ、置換されたアリールオキシも しくはヘテロアリールオキシ、または基-CH2-O-N=C(R3)R4であり; R3およびR4は各々互いに独立に、C1〜C4アルキル、C3〜C8シクロアルキ ルまたはアリールであり、その各々が非置換であるかまたは置換されており; mは0〜5であり、mが1より大きい場合、基R1は同一または異なり;そし て nは0〜5であり、nが1より大きい場合、基R1は同一または異なる〕 と、遊離形または塩の形の少なくとも1つの式IIの化合物 〔上式中、 R5はC1〜C4アルキルまたはC2〜C4アルケニルであり; 原子22と23の間の結合は単結合または二重結合であり; 6は水素、非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキル、非置換のもしく は置換されたアリール、−C(=O)R17または−Si(R18)(R19)(R20)であり ; R7は水素またはヒドロキシであるが、原子22と23の間の結合が二重結合であ る時、R7は水素であり; R8は水素、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、 アリール、置換されたアリール、または基−OR9もしくは−SR9であり; R9はC1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、アリー ル、C(=O)R16、置換されたC1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2 〜C8アルキニルもしくはアリール、または非置換のもしくは置換されたヘテロ シクリルであり; R10は水素、非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキル、アリール−C1 〜C4アルキル、-(CH2)oCOR11または -SO2-R15であり; R11は水素、C1〜C8アルキル、アリール−C1〜C8アルキル、C2〜C8アル ケニル、C2〜C8アルキニル、C1〜C8アルコキシ、C2〜C8アルケニルオキシ 、C2〜C8アルキニルオキシ、アリール、アリールオキシ、−N(R12)R13、 −(CH2)pCOOR14、またはC1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくは ニトロにより置換されたC1〜C8アルキルもしくはC1〜C8アルコキシ、または C1〜C4アルキルにより、ハロ−C1〜C4アルキルにより、C1〜C4アルコキシ により、ハロ−C1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくはニトロによ り置換されたアリール、アリールオキシもしくはアリール−C1〜C8アルキルで あり; R12およびR13は各々互いに独立に、水素、C1〜C8アルキル、 フェニル、またはC1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくはニトロに より置換されたC1〜C8アルキルもしくはフェニルであり; R14は水素または非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキルであり; R15は各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜C8アルキルまたはア リールであり; R16は水素、各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜C8アルキル、 C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; R17は水素、各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜C8アルキル、 C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; R18,R19およびR20は各々互いに独立に、各々が非置換であるかまたは置換 されているC1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; oは0,1,2,3または4であり;そして pは0,1,2,3または4である〕 との組合せを含んで成る対応する組成物に関する。 少なくとも1つの塩基性中心を有する化合物IまたはIIは、例えば酸付加塩を 形成することができる。それらの酸付加塩は、例えば、無機強酸、例えば鉱酸、 例えば過塩素酸、硫酸、硝酸、亜硝酸、リン酸またはハロゲン化水素酸;強力な 有機カルボン酸、例えば非置換のもしくは置換された、例えばハロゲン置換され た、C1〜C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、または非置換のもしくは置換さ れたジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル 酸もしくはフタル酸、またはヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳 酸、リンゴ酸、酒石酸もしくはクエン酸、または安息香酸;または有機スルホン 酸、例えば非置換のもしくは 置換された、例えばハロゲン置換された、C1〜C4アルカン−もしくはアリール −スルホン酸、例えばメタン−もしくはp−トルエン−スルホン酸とで形成され る。少なくとも1つの酸性基を有する化合物IまたはIIは塩基と共に塩を形成す ることができる。適当な塩基との塩は、例えば、金属塩、例えばアルカリ金属塩 またはアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩もしくはマグネシ ウム塩、あるいはアンモニアとのまたは有機アミンとの塩、例えばモルホリン、 ピペリジン、ピロリジン、モノ−、ジ−もしくはトリ−低級アルキルアミン、例 えばエチル−、ジエチル−、トリエチル−もしくはジメチルプロピル−アミン、 またはモノ−、ジ−もしくはトリ−ヒドロキシ−低級アルキルアミン、例えばモ ノ−、ジ−もしくはトリ−エタノールアミンとの塩である。更に、可能ならば、 対応する内部塩(分子内塩)を形成してもよい。本発明の範囲内で好ましい塩は 、獣医学的に有益な塩である。化合物IまたはIIの遊離形とそれの塩の形の間の 密接な関係のため、遊離化合物IもしくはII、またはそれらの塩はそれぞれ、適 当であるなら、上記および下記において対応する塩と遊離化合物IまたはIIもそ れぞれ同様に意味するものとして解釈すべきである。 シン異性体またはアンチ異性体として存在することができる。本発明によれば、 両方の形態が含まれ、純粋な異性体と異性体の混合物の両方の意味が含まれる。 異なって定義されない限り、上記および下記で使用する一般用語は次に与える ような意味を有する。 それ自体の基として並びにハロアルキル、ハロシクロアルキル、ハロシクロア ルコキシおよびハロアルコキシのような別の基や化合物の構造単位としてのハロ ゲンは、フッ素、塩素、臭素またはヨウ 素であり、特にフッ素、塩素または臭素であり、より特別にはフッ素または塩素 である。 異なって定義されない限り、炭素原子を含有する基および化合物は各々、1〜 20(1と20を含む;以下同様)個、より好ましくは1〜18個、最も好ましくは1 〜10個、特に1〜6個、最も特別には1〜4個、特に1〜3個の炭素原子を含有 する。 それ自体の基として並びにハロアルキル、アルコキシ、アルコキシアルキル、 アリールアルキルおよびハロアルコキシのような別の基や化合物の構造単位とし てのアルキルは、直鎖状、例えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、 n−ヘキシル、n−オクチル、n−デシル、n−ドデシル、n−ヘキサデシルま たはn−オクタデシルであるか、または分技鎖状、例えばイソプロピル、イソブ チル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソペンチル、ネオペンチルまたはイソヘ キシルである。 それ自体の基として並びにアルケニルオキシのような別の基や化合物の構造単 位としてのアルケニルは、直鎖状または分技鎖状であり、例えばビニル、2−メ チルビニル、アリル、ブタ−1−エン−1−イルまたはイソプロペニルであり、 特にアリルである。 それ自体の基としておよびアルキニルオキシのような別の基や化合物の構造単 位としてのアルキニルは、直鎖状または分枝鎖状であり、例えばエチニル、プロ パ−1−イン−1−イル、プロパルギルまたはブタ−1−イン−3−イルであり 、特にプロパルギルである。 ハロ置換された炭素含有基および化合物、例えばハロアルキル、ハロシクロア ルキル、ハロシクロアルコキシおよびハロアルコキシは、部分的にハロゲン化さ れるかまたは過ハロゲン化されてもよく、そして多ハロゲン化の場合、ハロゲン 置換基は同一であっても異なっていてもよい。それ自体の基としておよびハロア ルコキシのよう な別の基や化合物の構造単位としてのハロアルキルの例は、1〜3個のフッ素、 塩素および/または臭素原子により置換されたメチル、例えばCHF2,CF3またはC H2Cl ;1〜5個のフッ素、塩素および/または臭素原子により置換されたエチ ル、例えばCH2CF3,CF2CF3,CF2CCl3,CF2CHCl2,CF2CHF2,CF2CFCl2,CH2CH2Cl ,CF2CHBr2,CF2CHClF,CF2CHBrFまたはCClFCHClF ;1〜7個のフッ素、塩素お よび/または臭素原子により置換されたプロピルまたはイソプロピル、例えばCH2 CHBrCH2Br,CF2CHFCF3,CH2CF2CF3,CF2CF2CF3,CH(CF3)2またはCH2CH2CH2Cl; および1〜9個のフッ素、塩素および/または臭素原子により置換されたブチル またはそれの異性体の1つ、例えはCF(CF3)CHFCF3,CF2(CF2)2CF3またはCH2(CF2 )2CF3である。それ自体の基としておよびハロシクロアルコキシのような別の基 や化合物の構造単位としてのハロアルキルの例は、2,2−ジフルオロシクロプ ロピルまたは2,2−ジクロロシクロプロピルである。 それ自体の基として並びにハロシクロアルキル、ハロシクロアルコキシおよび シクロアルコキシのような別の基や化合物の構造単位としてのシクロアルキルは 、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘ プチルまたはシクロオクチルである。シクロプロピルが好ましい。 それ自体の基としておよびアリールオキシのような別の基や化合物の構造単位 としてのアリールは、好ましくはフェニルまたはナフチルであり、特にフェニル である。 アルコキシアルキルは、好ましくは、2個または好ましくは1個のアルコキシ 基により置換されたアルキルであり、例えばメトキシメチルまたは2−メトキシ エチルである。 アリールアルキルは、好ましくは、2個または好ましくは1個の アリール基により置換されたアルキルであり、例えばベンジルまたは2−フェニ ルエチルである。 ヘテロアリールオキシ基中のヘテロアリールは、好ましくは単環式または二環 式の芳香環系であり、前記環系は5員および6員環から成る群より選ばれた1個 または2個の環を含んで成り、前記環系は非置換であるかまたはハロゲン、ニト ロ、C1〜C8アルコキシ、ハロ−C1〜C8アルコキシ、シアノ、ヒドロキシ、C1 〜C8アルキルおよびハロ−C1〜C8アルキルから成る群より選ばれた1個また は2個の置換基により置換されており、そして前記環系は窒素、酸素および硫黄 原子から成る群より選ばれた1個または2個のヘテロ原子を含む。好ましいのは 、1個または2個の環窒素原子を有する環系であり、特にピリジル、ピリミジル およびキノリルであり、最も特別には非置換のピリジルまたはピリミジル、クロ ロピリジル、トリフルオロメチルピリジル、ニトロピリジル、クロロトリフルオ ロメチルピリジル、およびクロロキノリルである。 ヘテロシクリルは、例えば、例えば上記に定義したようなヘテロアリールであ るか、または好ましくは非芳香族の、好ましくは5員または6員の単環式環系で あって、前記環系は非置換であるかまたは好ましくはハロゲン、C1〜C8アルキ ル、ハロ−C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、ハロ−C1〜C8アルコキシ 、ヒドロキシ、ニトロ、シアノおよび非置換のまたは単置換〜四置換されたヘテ ロシクリルオキシから成る群より選ばれた1〜4個の置換基により置換されてお り、前記置換されたヘテロシクリルオキシの置換基は、C1〜C8アルキル、C1 〜C8アルコキシおよびヒドロキシから成る群より選ばれ、そして前記環系は窒 素、酸素および硫黄原子から成る群より選ばれた1個または2個のヘテロ原子を 含有する。好ましいのは、1個の環酸素原子を有する環系、例えはオ キサシクロペンチルまたは好ましくはオキサシクロヘキシルであり、特に4−( α−L−オレアンドロシル)−α−L−オレアンドロース基である。 置換されたアリール、アリールオキシ、アルキル、アルコキシ、アルケニルま たはアルキニル基は、例えば、ハロゲン、C1〜C8アルキル、ハロ−C1〜C8ア ルキル、C1〜C8アルコキシ、ハロ−C1〜C8アルコキシ、ヒドロキシ、ニトロ およびシアノから成る群より選ばれた2個または好ましくは1個の置換基を有す る。 本発明の範囲内で特に好ましいのは、活性成分として、一方で次の群(1)〜(11 )のうちのいずれか1つより選ばれた少なくとも1つの式Iの化合物: (1) R1がハロゲン、特にフッ素であり、最も特別には(R1)mが2,6−ジ− フッ素である、式Iの化合物; (2) R2がハロゲン、ハロ−C1〜C4アルキル、ハロ−C1〜C4アルコキシま たは置換されたピリジルオキシであり、nが1,2,3または4であり、特にR2 がフッ素、塩素、ハロ−C1〜C3アルコキシまたはクロロ−トリフルオロメチ ル−ピリジルオキシである、式Iの化合物; (2) R2がハロゲン、ハロ−C1〜C4アルキル、ハロ−C1〜C4アルコキシま たは置換されたピリジルオキシであり、nが1,2,3または4であり、特にR2 がフッ素、塩素、ハロ−C1〜C3アルコキシまたはクロロ−トリフルオロメチ ル−ピリジルオキシである、式Iの化合物; (3) 化合物:1−〔2,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘ キサフルオロプロパ−1−オキシ)フェニル〕−3−(2,6−ジフルオロベン ゾイル)尿素 (ルフェヌロン); (4) 化合物:1−〔3−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジ−2 −イルオキシ)−4−クロロフェニル〕−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル )尿素 (フルアズロン); (5) 化合物:1−(4−クロロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベン ゾイル)尿素 (ジフルベンズロン); (6) 化合物:1−〔3,5−ジクロロ−4−(1,1,2,2−テトラフル オロエトキシ)フェニル〕−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)尿素 (ヘ キサフルムロン); (7) 化合物:1−(3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−3 −(2,6−ジフルオロベンゾイル)尿素 (テフルベンズロン); (8) 化合物:1−〔3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ−5−トリフルオ ロメチルピリジ−2−イルオキシ)フェニル〕−3−(2,6−ジフルオロベン ゾイル)尿素 (クロルフルアズロン); (9) 化合物:1−(2−クロロベンゾイル)−3−(4−トリフルオロメト キシフェニル)尿素 (トリフルムロン); (10) 化合物:1−〔4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキシ )−2−フルオロフェニル〕−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)尿素 ( フルフェノクスロン); (11) 化合物:1−〔α−(4−クロロ−α−シクロプロピルベンジリデンア ミノオキシ)−p−トリル〕−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)尿素 ( フルシクロクスロン); および他方で次の群(12)〜(21)のいずれか1つより選ばれた少なくとも1つの式 IIの化合物: (12) R5がメチル、エチル、イソプロピルまたはsec−ブチル、特にメチルま たはエチルである、式IIの化合物; 特に水素である、式IIの化合物; 特に水素である、式IIの化合物; (15) R8が水素または4−(α−L−オレアンドロシル)−α−L−オレアン ドロース基、特に水素である、式IIの化合物; (16) 原子22と23の間の結合が単結合であり、そしてR7が水素である、式IIの 化合物; (17) R5がメチル、エチルまたはイソプロピル、特にメチルまた あり、そして原子22と23の間の結合が単結合である、式IIの化合物。 22と23の間の結合が単結合であり、そして混合物の約20重量%でR5がメチルで あり、約80重量%でR5がエチルである、2つの式IIの化合物の混合物; 22と23の間の結合が単結合であり、そして R5がメチルである(ミルベマイシンA3)か、 R5がエチルである(ミルベマイシンA4)か、 R5がイソプロピルである(ミルベマイシンD) 式IIの化合物; ンドロシル)−α−L−オレアンドロース基であり、そして a) 原子22と23の間の結合が単結合であり、R7がOHであり、そして R5がイソプロピルである(アベルメクチンA2b)か、 R5がsec-ブチルである(アベルメクチンA2a);または b) 原子22と23の間の結合が二重結合であり、R7がHであり、そ して R5がイソプロピルである(アベルメクチンA1b)か、 R5がsec-ブチルである(アベルメクチンA1a) 式IIの化合物; ンドロシル)−α−L−オレアンドロース基であり、そして a) 原子22と23の間の結合が単結合であり、R7がOHであり、そして R5がイソプロピルである(アベルメクチンB2b)か、 R5がsec-ブチルである(アベルメクチンB2a);または b) 原子22と23の間の結合が二重結合であり、R7がHであり、そして R5がイソプロピルである(アベルメクチンB1b)か、 R5がsec-ブチルである(アベルメクチンB1a) 式IIの化合物。 本発明の範囲内で特に非常に好ましいのは、活性成分として、 が水素であり、原子22と23の間の結合が単結合であり、そしてR5が一方でメチ ルであり他方でエチルである式IIの2つの化合物の混合物;または が水素であり、原子22と23の間の結合が単結合であり、そしてR5が一方でメチ ルであり他方でエチルである式IIの2つの化合物の混合物;または (24) ルフェヌロンとミルベマイシンオキシム のいずれかを含んで成る対応する組成物である。 式Iおよび式IIの化合物は既知であるか、またはそれ自体既知で ある方法に従って調製することができる。詳しくは、 ― ルフェヌロンはEP-B1-0 179 022から既知である; ― フルアズロンはEP-A-0 079 311から既知である; ― ジフルベンズロンはThe Pesticide Manual,第9版(1991),The British Cr op Protection Council,London,p.281から既知である; ― テフルベンズロンはThe Pesticide Manual,第9版(1991),The British Cr op Protection Council,London,p.790から既知である; ― クロルフルアズロンはThe Pesticide Manual,第9版(1991),The British Crop Protection Council,London,p.143から既知である; ― ヘキサフルムロンはThe Pesticide Manual,第9版(1991),The British Cr op Protection Council,London,p.471から既知である; ― トリフルムロンはThe Pesticide Manual,第10版(1994),TheBritish Crop Protection Council,London,p.1023から既知である; ― フルフェノクスロンはThe Pesticide Manual,第10版(1994),The British Crop Protection Council,London,p.483から既知である; ― フルシクロクスロンはThe Pesticide Manual,第10版(1994),The British Crop Protection Council,London,p.478から既知である; と23の間の結合が単結合であり、そしてR5がメチルまたはエチルである式IIの 化合物は、それぞれ、ミルベマイシンオキシムA3 (メチル誘導体)およびミルベマイシンオキシムA4(エチル誘導体)という名 称のもとに既知であり、それらはEP-B1-0 110 667 に記載されている; ― ミルベマイシンA3とミルベマイシンA4は米国特許第3,950,360号から既知 である; ― ミルベマイシンDは米国特許第4,346,171号から既知である; そして ― アベルメクチンA1a、アベルメクチンA1b、アベルメクチンA2a、アベルメ クチンA2b、アベルメクチンB1a、アベルメクチンB1b、アベルメクチンB2aお よびアベルメクチンB2hは、DE-OS27 17 040中に記載されている。 驚くべきことに、本発明の化合物は、低施用量でさえも、例えば温血動物、魚 および植物により良好に許容された状態で、動物の体内および体表面の寄生生物 の非常に有益なスペクトルを治療的にそして驚くべきことに予防的にも防除する のに非常に適している。本発明の組成物は、通常感受性の動物寄生生物および耐 性の動物寄生生物、例えば昆虫、ダニ目のものまたは寄生蠕虫、例えば蠕虫の全 てのまたは個々の発育段階に対して有効である。本発明の組成物の優れた殺虫活 性は、直接的に、即ち、即座にまたは後日にだけ生じる寄生生物の死として現れ るか、あるいは間接的に、例えば対応する寄生生物の産卵の減少および/または 孵化率の減少として現れ、この優れた活性は、例えば、死亡率および/または少 なくとも50〜60%の産卵および/または孵化率の減少と相応する。 本発明の組成物を使って防除することができる寄生生物としては、例えば、次 のものが挙げられる: ダニ目(Acarina)、例えばヒメダニ科(Argasidae)、ワクモ科(Dermanyssi dae)、マダニ科(Ixodidae)、キュウセンヒゼン ダニ科(Psoroptidae)またはヒゼンダニ科(Sarcoptidae)の代表物およびキラ ラマダニ種(Amblyomma spp.)、Anocentor種、ヒメダニ種(Argas spp.)、ウ シマダニ種(Boophilus spp.)、Cheyletiella種、ショクヒヒゼンダニ種(Chor ioptes spp.)、ニキビダニ種(Demodex spp.)、カクマダニ種(Dermacentor spp.)、ワクモ種(Dermanyssus spp.)、チマダニ種(Haemophysalis spp.)、 イボマダニ種(Hyalomma spp.)、マダニ種(Ixodes spp.)、Lynxacarus種、 ショウヒゼンダニ種(Notoedres spp.)、カズキダニ種(Ornithodoros spp.) 、イエダニ種(Ornithonyssus spp.)、オトビウス種(Otobius spp.)、ミミヒ ゼンダニ種(Octodectes spp.)、サルハイダニ種(Pneumonyssus)、キュウセ ンヒゼンダニ種(Psoroptes spp.)、コイマダニ種(Rhipicephalus spp.)また はヒゼンダニ種(Sarcoptes spp.)の代表物; シラミ目(Anoplura)、例えばブタジラミ種(Haematopinus spp.)、ケモノ ホソジラミ種(Linognathus spp.)、ヒトジラミ種(Pediculus spp.)、Pemphi gus spp.またはPhylloxera spp.の代表物; 双翅目(Diptera)、例えばヤブカ種(Aedes spp.)、ハマダラカ種(Anophel es spp.)、クロバエ種(Calliphora spp.)、オビキシバエ種(Chrysomyia s pp.)、メクラアブ種(Chrysops spp.)、コクリオミイヤ(Cochliomyia spp. )、イエカ種(Culex spp.)、ヌカカ種(Culicoides spp.)、ウサギヒフバエ 種(Cuterebra spp.)、ヒフバエ種(Dermatobla spp.)、ウマバエ種(Gastr ophilus spp.)、ツェツェバエ種(Glossina spp.)、Haematobia spp.、Hae matopota spp.、シラミバエ種(Hippobosca spp.)、ウシバエ種(Hypoderma s pp.)、キンバエ種(Lucilia spp.)、Lyperosia spp.、ヒツジシラミバエ種( Melophagus spp.)、 ヒツジバエ種(Oestrus spp.)、サシチョウバエ種(Phlebotomus spp.)、クロ キンバエ種(Phormia spp.)、ニクバエ種(Sarcophaga spp.)、ブユ種(Simu lium spp.)、サシバエ種(Stomoxys spp.)、アブ種(Tabanus spp.)、タン ニア種(Tannia spp.)またはガガンボ種(Tipula spp.)の代表物; ハジラミ目(Mallophaga)、例えばダマリニア種(Damaliniaspp.)、フェリ コラ種(Felicola spp.)、イヌハジラミ種(Heterodoxus spp.)またはケモノ ハジラミ種(Trichodectes spp.); 線形動物門(Nematoda)、例えばフィラリア科(Filariidae)またはセタリア 科(Setariidae)の代表物、回虫属(Ascaris)、ブノストムム属(Bunostomum )、チャベルティア属(Chabertia)、クーペリア属(Cooperia)、捻転胃虫属 (Haemonchus)、線虫属(Nematodirus)、腸結節虫属(Oesophagostomum)、オ ステルタジア属(Ostertagia)、毛様線虫属(Trichostrongylus)または鞭虫属 (Trichuris)の代表物、および鉤虫種(Ancylostoma spp.)、回虫種(Ascarid ia spp.)、毛頭虫種(Capillaria spp.)、ディクチオカウルス種(Dictyocau lus spp.)、イヌ糸状虫種(Dirofilaria spp.)、ヘテラキス種(Heterakis s pp.)、蟯虫種(Oxyuris spp.)、ウマ回虫種(Parascaris spp.)、糞線虫種 (Strongyloides spp.)、円虫種(Strongylus spp.)、イヌ小回虫種(Toxasc aris spp.)、トキソカラ種(Toxocara spp.)、トリコネマ種(Trichonema spp.)、鞭虫種(Trichuris spp.)またはウンシナリア種(Uncinaria spp.)の 代表物; ノミ目(Siphonaptera)、例えばナガノミ種(Ceratophyllus spp.)、イヌノ ミ種(Ctenocephalides spp.)またはネズミノミ種(Xenopsylla spp.)の代表 物;並びに 吸虫綱(Trematoda)、例えば肝てつ科(Faciolidae)の代表物およびファス キオラ科(Fasciola)の代表物。 これらの寄生生物は、無数の、特に温血の、例えば家畜用の動物、例えば子ウ シ、ネコ、ウシ、雄牛、イヌ、ヤギ、ウマ、ブタ、家禽またはヒツジに外寄生し 、それらは本発明の組成物で治療することができる。 特に、本発明の組成物によって、イヌノミ(Ctenocephalidescanis)および/ またはネコノミ(C.felis)が、イヌ鉤虫(Ancylostoma caninum)、イヌ条虫 (Dirofilaria immitis)、イヌ回虫(Toxocara canis)および/またはイヌ鞭 虫(Trichurisvulpis)と同時に防除され; ごく特別には、本発明の組成物によって、イヌの体内と体表面のイヌノミとイ ヌ条虫が同時に防除される。 特に、驚いたことには、本発明の組成物の活性成分を一緒に構成している個々 の化合物IとIIの組合せ殺寄生生物活性と比較すると、本発明の組成物の殺寄生 生物活性が、理論的に予想できるように相加的であるだけでなく、意外な相乗効 果も示すということが発見された。この点についての「相乗効果」という語は、 或る寄生生物種に対する純粋な殺寄生生物活性に限定されないし、またこの語が その純粋な殺寄生生物活性を指すことは少しも必要でなく、この語は、本発明の 組成物の活性成分を一緒に構成している個々の化合物IとIIの組合せ該当性質と 比較すると有利である、本発明の組成物の任意の性質を指すことができる。本発 明の組成物のそのような有利な性質の例としては次のものを挙げることができる :追加のまたは異なる寄生生物に対する、例えば耐性寄生生物種に対する、殺寄 生生物活性スペクトルの広大化;化合物Iおよび/またはIIの施用量の減少;本 発明の組成物の活性成分を一緒に構成している個々の化合 物IとIIがそれらの低施用量のために全く無効である場合でさえも本発明の組成 物による十分な程度の寄生生物防除;配合しそして/または施用する場合の、例 えば粉砕し、篩い分けし、圧縮し、乳化させ、溶解させ、分散させまたは噴霧す る場合の、有益な作用;より優れた光安定性;より優れた耐熱性;分解する場合 の有益な性質;より優れた毒性学プロフィール;改善された環境毒性学的作用; 当業者が熟知している他の利点。 驚くべきことには、動物への特定の投与方法の助けをかりて、例えば本発明の 組成物での外部処置により、しかし特別には本発明の組成物の全身投与により、 上述の外部寄生生物を非常に迅速に且つ完全に排除することができ、それによっ てそれらの寄生生物の複雑な生活環に妨害介入し、そして同時に上述の外部寄生 生物の効果的防除を達成することができる。本発明の組成物は更に、宿主動物に 全身的に、即ち経口的に、非経口的にまたはインプラントにより投与した時に優 れた殺寄生生物活性を十分に示すので、宿主動物が生活する領域の中の幼若期寄 生生物が全て防除されるまで、本発明の組成物の周期的制御投与により、単純な やり方で、記載したような連続して再発する様々な寄生生物による宿主動物の再 寄生を中止させることが可能である。宿主動物が生活する領域を永久的に寄生生 物のないように維持することができる結果として、寄生生物は殺されそして繁殖 しないようにされるし、幼若期のものは成虫になるのを妨げられ、もはや宿主動 物に外寄生することができない。 従って、本発明は更に、動物、例えば家畜および生産家畜の体内および体表面 の寄生生物を防除する方法であって、殺寄生生物的有効量において、好ましくは 全身的に、即ち経口的に、非経口的にまたはインプラントにより、本発明の組成 物を宿主動物に投与することを含んで成る方法に関する。この方法の特定形態は 、使う予定で ある異なる活性成分化合物IとIIを、殺寄生生物的有効量において、同時ではな くて短い間隔をあけて、即ち長くても一週間以内に、特に同日に、宿主動物に投 与することを含んで成る。この方法では、投与形態が同じ(即ち活性成分化合物 が全て例えば経口的に投与される)か、または投与形態が異なる(即ち活性成分 化合物の1もしくは複数が例えば経口的に投与されそして短い間隔の後で他のも のが例えば非経口的に投与される)かで、何ら差がない。 本発明に関して非常に顕著であるのは、本発明の組成物を比較的低濃度で宿主 動物に投与した時でさえまだ十分な効果が達成されることである。本発明の組成 物の全身投与後に外部および内部寄生生物が完全に且つ同時に殺されるので、そ れらの寄生生物の同時除去を達成することが可能である。この組成物の全身使用 を第二の手法、例えば宿主動物の住居の消毒と組み合わせることにより、もっと 迅速に寄生生物問題を解決することができる;しかしながら、そのような第二の 手法を使わなくても、寄生生物集団は数週間、または多くても数カ月以内に完全 にまたは少なくとも許容できる最少数に減らされるだろう。例えばノミやダニの 複雑な生活環が中断され、従って、どこにでも散乱している卵やそれから生まれ た幼虫による、好ましい生活場所における宿主動物の再寄生が防止される。寄生 生物を防除する方法は、血液を十分に吸った成虫が卵を産み、その卵はダニの場 合は宿主動物から落ち、ノミの場合は宿主動物に留まるけれども、それらの卵か ら全くまたはごくわずかしか幼虫になることはできない。それらの少数の幼虫が その後宿主動物に外寄生する可能性はあるが、生活環が破壊されることによって それらはそれ以上発育することができない。従って、本発明の組成物は、様々な 種類の寄生生物に対して特に予防効果を有するだけでなく、例えば宿主動物上に 存在するが記載の生活環によってまだいずれの活性物質 も摂取していないダニ幼虫が、局所ポアーオン(pour-on)またはスポットオン (spot-on)製剤での処置によりその成虫に発育するのを妨げられるので、治療 効果も有する。本発明の方法の重要な利点は、キャリヤー(病原生物伝播者)の 生活環も中断されるという事実にある。それらのキャリヤーは、内部寄生生物、 例えばフィラリア属の伝播を招く様々な種の蚊である。 重要なのは、化合物IとIIが、成虫が産んだ卵およびその幼虫がもはや発育し ないような十分な量で宿主動物の血液から、内部寄生生物、外部寄生生物および 内因性寄生生物の伝播のためのベクターとして考慮に入る他の害虫によって摂取 され得るように、本発明の組成物が投与されることである。これは、様々な投与 形態により、例えば製剤化した組成物を経口投与することにより、本発明の組成 物を使って達成される。「製剤化した」とは、この場合、例えば粉剤、錠剤、顆 粒剤、カプセル剤、糖剤、乳剤、フォーム、マイクロカプセル剤などの形態を意 味するが、該製剤は必ずしも動物にそのまま与えなければならないことはなく、 有利には動物フードと混合される。経口投与する予定である組成物は全て、もち ろん、常用の製剤補助剤、および宿主動物による該組成物の自発的摂取を促進す る他の添加剤、例えば適当な着香剤を含んでもよい。それの容易な実施可能性の ために、経口投与が本発明の好ましい目的の1つである。他の投与方法は非経口 投与、例えは皮下または静脈内注射、並びに持続性製剤(デポ製剤)、インプラ ントの形またはマイクロカプセル(いわゆる「微小球」)の注射剤の形での適用 である。 経口投与は、例えば、例えばビスケット、ロゼンジ、水溶性カプセルもしくは 錠剤の形、動物フード中に滴下添加することのできる水溶性形態、または動物フ ードと混合することのできる他の形態の活性成分を、既に混合された状態で含有 する動物フード、例えばド ックフードまたはキャットフードの供給も包含する。動物フードへの獣医学添加 物の投与は動物衛生部門では周知のことである。普通、活性成分が液体中に分散 されているかまたは固形担体中に細かく散布されているいわゆるプレミックスが 最初に調製される。そのプレミックスは、通常、フード中の所望の最終濃度に依 存して、プレミックス1kgあたり約0.1〜800gの活性物質を含んで成ることがで きる。加えて、活性物質がフード成分により加水分解されるかまたは弱められ得 ることも知られている。そのような活性物質は通常、プレミックスに添加する前 に、保護マトリックス、例えばゼラチン中に製剤化される。 非経口投与としては、例えば、注射可能製剤の皮下、皮内、筋肉内および更に は静脈内投与が挙げられる。針の付いた通常の注射器の他に、無針の圧発射装置 (needleless gun device)並びにポアーオンおよびスポットオン製剤もこの目 的に有用であろう。 適当な製剤を選択することにより、動物の生存組織を通過する活性成分の浸透 力を増大させそしてそれの利用性を維持することが可能である。これは、例えば 、1または複数の微溶性活性物質を使う場合に重要である。というのは、動物の 体液がすぐには少量しか活性物質を溶解することができないために、該活性物質 の微溶性が溶解性を促進する手段を必要とするからである。 活性物質は、物理的手段によってそれらの分解を防止し且つそれらの一定の利 用性を維持するマトリックス製剤の中に存在してもよい。このマトリックス製剤 は、体内に注入されると1種のデポ製剤としてとどまり、そこから活性物質が連 続的に放出される。そのようなマトリックス製剤は当業者に周知である。それら は一般に蝋状の半固体賦形剤、例えば植物蝋、高分子量のポリエチレングリコー ル、または分解性ポリエステルのコポリマーである。 活性成分の高利用性は、活性物質のインプラント(埋没物)を動物に挿入する ことによっても得られる。インプラントは、動物の体内に挿入すると活性物質を 放出することができるあらゆる装置を包含する。そのようなインプラントは獣医 学において広く利用されており、しばしばシリコン含有ゴムから成る。活性物質 は固体ゴムの中に分散されるかまたは中空ゴム本体の内側に置かれる。活性物質 はまず初めにゴムに溶解された後で、次いでゴム材料から治療すべき動物の体液 の中に連続的に滲み出るため、ラバーインプラント中に可溶性である活性物質を 選択することに注意を払うべきである。インプラントからの活性物質の放出速度 、およびその結果のインプラントが有効である期間は、一般にインプラントの寸 法規制(インプラント中の活性成分の量)の正確度、インプラントの環境、およ びインプラントが製造されるポリマー配合物によって決定される。インプラント を使った活性成分の投与は、本発明の別の好ましい構成要素である。この形態に よる投与は非常に経済的であり且つ効果的である。何故なら、正確に寸法規制さ れたインプラントは、宿主動物の組織において活性物質の一定濃度を保証するか らである。インプラントは現在では、それらが何箇月にも渡って活性物質を供給 することができるように作り上げそして容易に埋め込むことができる。 化合物IおよびIIは、各々有利には、約0.01〜800、好ましくは約0.1〜200、 特に約0.5〜30mg/kg体重の用量で動物に投与される。この用量は同一活性成分 であっても或る動物の属と別の属では異なり、そして1つの動物属の中でも異な ることがある。これは、用量が特に動物の体重と構造に依存するからである。宿 主動物に正式に投与すべき適当な用量は、例えば、ネコの場合は、30mg/kg体重 の用量の化合物Iおよび2mg/kg体重の化合物IIであり、そして イヌの場合は、10mg/kg体重の用量の化合物Iおよび0.5mg/kg体重の化合物II である。投与は有利には毎週または特に毎月行われる。 本発明の活性物質の組合せは、好ましくは1:60〜60:1、特に1:20〜20: 1、より特別には10:1〜1:10、最も特別には5:1〜1:5、最も好ましく は2:1〜1:2の比〔化合物I:化合物II〕において、少なくとも1つの化合 物Iと少なくとも1つの化合物IIを含んで成る。特に好ましい比〔化合物I:化 合物II〕は、20:1、15:1、5:1、4:1、3:1、2:1、1:1、1: 2、1:3、1:4、1:5、5:2、3:2、4:3、3:4、2:3、5: 3、3:5、5:4、または4:5である。 本発明の組成物は、通常、0.1〜99重量%、好ましくは0.1〜95重量%の化合物 IおよびIIと、99.9〜1重量%、好ましくは99.9〜5重量%の固体または液体補 助剤とを含んで成る。 製剤補助剤として、好ましくは、獣医学から既知である経口もしくは非経口投 与またはインプラント用の材料を使うことができる。多数の例を下記に列挙する 。適当な担体は、特に充填剤、例えば糖、例えば乳糖、ショ糖、マンニトールも しくはソルビトール、セルロース製剤またはリン酸カルシウム、例えばリン酸三 カルシウムもしくはリン酸水素カルシウム;更には結合剤、例えばトウモロコシ 、小麦、米もしくはジャガイモのデンプンを使ったデンプン糊、ゼラチン、トラ ガカント、メチルセルロース;または、所望により、崩壊剤、例えば上述のデン プン、カルボキシメチルデンプン、架橋ポリビニルピロリドン、寒天またはアル ギン酸もしくはその塩、例えばアルギン酸ナトリウムである。賦形剤は、特に流 れ調整剤および潤滑剤、例えばケイ酸、タルク、ステアリン酸もしくはその塩、 例えばステアリン酸マグネシウムもしくはカルシウム、またはポリエチレングリ コールである。糖剤のコアに適当なコーティング、所望 により腸溶性コーティングを提供してもよい。その場合には、特に、アラビアゴ ム、タルク、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコールまたは二酸化チタ ンを含有してもよい濃縮糖液、適当な有機溶剤または溶剤混合物中のコーティン グ溶液、あるいは腸溶性コーティングの調製には、適当なセルロース製剤、例え ばアセチルセルロースフタレートまたはヒドロキシプロピルメチルセルロースフ タレートの溶液が使われる。 例えば活性成分の異なる用量を表示するためまたは識別目的で、錠剤または糖 剤のコーティングに色素、着香料または顔料を添加してもよい。別の経口投与可 能な組成物は、ゼラチンから作った乾式充填カプセル、更にはゼラチンと可塑剤 、例えばグリセロールまたはソルビトールとから作られた軟質封入カプセルであ る。乾式充填カプセルは、例えば充填剤、例えばラクトース、結合剤、例えばデ ンプン、または滑沢剤、例えばタルクもしくはステアリン酸マグネシウム、およ び所望により安定剤と混合した状態で、顆粒の形で活性成分を含んで成ることが できる。軟カプセルでは、活性成分は好ましくは適当な液体、例えば脂肪油、パ ラフィン油または液体ポリエチレングリコール中に溶解または懸濁され、そこに 安定剤を添加してもよい。中でも好ましいのは、容易に噛み砕くことができるし また噛まずに飲み込むこともできるカプセルである。非経口投与に適当なのは、 特に水溶性形態、例えば水溶性塩の形の活性成分の水溶液;または活性成分の懸 濁液、例えば対応する油状注射懸濁液(適当な親油性溶剤または賦形剤、例えば 脂肪油、例えばゴマ油、または合成脂肪酸エステル、例えばオレイン酸エチル、 またはトリグリセリドが使われる);または増粘性物質、例えばカルボキシメチ ルセルロースナトリウム、ソルビトールもしくはデキストリン、および所望であ れば更に安定剤を含んで成る水性注射懸濁液である。 該製剤は追加の補助剤、例えば結合剤、消泡剤、粘度調節剤、安定剤および更に 粘着付与剤を含有してもよい。 本発明の組成物は、それ自体既知の方法で、例えば常用の混合、造粒、圧縮、 溶解または凍結乾燥法により、調製することができる。例えば、経口投与用の獣 医学組成物は、活性成分を固形担体と混合し、得られた混合物を所望により造粒 し、次いで所望または必要であれば適当な賦形剤を添加した後、混合物または顆 粒を錠剤または糖剤コアに加工することにより、調製することができる。 次の例は、上記に記載した本発明を例証するが、本発明の範囲を限定するもの ではない。温度は摂氏度で与えられる。製剤例 この製剤例では、「活性成分I」は1または複数の化合物Iを表し、そして「 活性成分II」は1または複数の化合物IIを表し、各場合とも化合物は遊離形また は獣医学上許容される塩の形である。例1:錠剤 組成(1000錠) : 活性成分I 25g 活性成分II 1.25g ラクトース 100.7g 小麦デンプン 6.25g ポリエチレングリコール 6000 5.0g タルク 5.0g ステアリン酸マグネシウム 1.8g 脱イオン水 適量調製 :固形成分全てをまず0.6mmの網目の大きさを有する篩を通して押し出す。 次いで活性成分、ラクトース、タルクおよび半分の量 のデンプンを混合する。残りの半分のデンプンを40mlの水に懸濁し、この懸濁液 を、100mlの水に入れたポリエチレングリコールの煮沸溶液に添加する。得られ たデンプンペーストを主成分に添加し、必要であれば水を添加して混合物を造粒 する。得られた顆粒を35℃で一晩乾燥し、1.2mmの網目の大きさを有する篩を通 して押し出し、ステアリン酸マグネシウムと混合し、約6mmの大きさの両凹錠剤 に圧縮成形する。例2:錠剤 組成(10000 錠) : 活性成分I 180.0g 活性成分II 3.0g ラクトース 280.8g ポテトスターチ 274.7g ステアリン酸 10.0g タルク 217.0g ステアリン酸マグネシウム 2.50g コロイド状シリカ 32.0g エタノール 適量調製 :活性成分、ラクトースおよび200gのポテトスターチの混合物をステアリン 酸のエタノール溶液により湿らせ、篩を通して造粒する。顆粒を乾燥した後、残 りのポテトスターチ、タルク、ステアリン酸マグネシウムおよびコロイド状シリ カをそれに添加し、そして各々が0.1gの重量を有する錠剤に圧縮成形する。所望 により前記錠剤に用量の微調節用の割れ目を提供してもよい。例3:カプセル 組成(1000カプセル): 活性成分I 20.0g 活性成分II 2.0g ラクトース 249.8g ゼラチン 2.0g コーンスターチ 10.0g タルク 15.0g 水 適量調製 :活性成分をラクトースと混合し、該混合物をゼラチンの水溶液により均一 に湿らせ、そして1.2〜1.5mmの網目の大きさを有する篩を通して造粒する。この 顆粒を乾燥コーンスターチおよびタルクと混合し、そして300mgずつを硬質ゼラ チンカプセル(サイズ1)に充填する。例4:プレミックス(フード添加物) 0.15重量部の活性成分I、0.01重量部の活性成分II、および4.84重量部の第二 リン酸カルシウム、珪藻土、Aerosil、カーボネートまたはチョークを、均一に なるまで95重量部の動物フードと混合する。例5:プレミックス(フード添加物) 0.40重量部の活性成分I、0.01重量部の活性成分IIおよび5.00重量部のAerosi l/チョーク(1:1)を、均一になるまで94.59重量部の市販の乾燥フードと混合す る。例6:乳化性濃縮物 溶液が完全に均質化されるまで、20重量部の活性成分Iと1重量部の活性成分 IIを、20重量部の乳化剤(アルキルアリールポリグリコールエーテルとアルキル アリールポリスルホネートの混合物)および59重量部の適当な溶剤と混合する。 水で希釈することにより、所望の濃度の乳濁液を得ることができる。例7:可溶性粉末 25重量部の活性成分I、0.5重量部の活性成分II、2.5重量部のラウリル硫酸ナ トリウム、3重量部のコロイド状シリカゲルおよび69重量部の尿素を混合し、そ して均一になるまで一緒に粉砕する。 他の生物学的活性物質、または活性成分に対して中性の性質を有するかまたは 処置しようとする宿主動物に対して全く悪影響を与えない添加剤、更には無機塩 類またはビタミン類を、記載の組成物に加えてもよい。生物学的例 (異なって定義されない限り、%は重量%である)例8:イヌ鉤虫とネコノミに対する同時作用 試験動物として、体重7〜10.5kgで年齢2〜3才の3匹のイヌ(雌1匹と雄2 匹)を使う。比較動物として、体重7.5〜10kgで年齢2〜4才の3匹のイヌ(雌 1匹と雄2匹)を使う。それらの全動物はイヌ鉤虫に自然感染している。10mg/ kg体重のルフェヌロンと0.5mg/kg体重のミルベマイシンオキシムを含んで成る ゼラチンカプセルを投与した直後に、各試験動物に20匹のネコノミ(Ctenocepha lides felis)(16匹が雌で4匹が雄のノミ)を頸の部分にたからせる。比較動 物は活性物質を何も与えずに、同じやり方で且つ同時期にネコノミをたからせる 。試験期間中、ノミの卵を毎日収集し、インキュベーションしてそれの生存度を 調べる。試験動物と対照動物により排泄される鉤虫の数を比較することにより、 最初の内部寄生生物の評価を実施する。処置の数日後には既に、ノミの卵の孵化 と成虫ノミの発育は完全に抑制される。検死は、試験動物が完全に鉤虫を持たな いことを示す。未処置の動物では、ノミの卵の発育能力の有意な減少も胃腸管の 中の鉤虫の数の減少も観察されない。例9:ネコノミとイヌ糸状虫に対する同時作用 試験動物として、体重7.5〜10.2kgで年齢2〜4才の3匹のイヌ(雌1匹と雄 2匹)を使う。比較動物として、体重7.0〜10.1kgで年齢2〜4才の3匹のイヌ (雌1匹と雄2匹)を使う。試験動物に、感染した蚊(Aedes aegypti)より得 られた40匹の伝染性幼虫(第三幼虫期)のイヌ糸状虫(Dirofilaria immitis) を皮下感染させる。30日後、試験動物に10mg/kg体重のルフェヌロンと0.5mg/k g体重のミルベマイシンオキシムを含んで成るゼラチンカプセルを投与し、その 直後に各試験動物に20匹のネコノミ(Ctenocephalides felis)(16匹が雌で4 匹が雄のノミ)を頸の部分にたからせる。比較動物は活性物質を何も与えずに、 同じやり方で且つ同時期にイヌ糸状虫とネコノミに感染させる。処置の数日後に は既に、試験動物ではノミの卵の孵化と成虫ノミの発育が完全に抑制される。感 染から200日後の検死の時、処置動物の肺や心臓に成虫のイヌ糸状虫はもはや見 られない。未処置の動物では、試験動物あたり平均して20匹の成虫のイヌ状糸虫 が認められる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年12月20日 【補正内容】 1.動物の体内および体表面の寄生生物を防除するための組成物であって、活 性成分として、可変的な比率において、N−フェニル−N′−ベンゾイル尿素の 物質群から選ばれた遊離形または塩の形の少なくとも1つの抗寄生生物活性化合 物と、ミルベマイシンオキシムの物質群から選ばれた遊離形または塩の形の少な くとも1つの抗寄生生物活性化合物との組合せを含んで成る組成物。 2.遊離形または塩の形の少なくとも1つの式Iの化合物 〔上式中、 R1はハロゲン、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ハロ−C3〜C8 シクロアルキル、ハロ−C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C4ア ルコキシ−C1〜C4アルキルまたはハロ−C1〜C8アルコキシであり; R2はハロゲン、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ハロ−C1〜C8 アルキル、ハロ−C3〜C8シクロアルキル、C1〜C8アルコキシ、C3〜C8シ クロアルコキシ、ハロ−C1〜C8アルコキシ、ハロ−C3〜C8シクロアルコキシ 、アリールオキシもしくはヘテロアリールオキシ、置換されたアリールオキシも しくはヘテロアリールオキシ、または基-CH2-O-N=C(R3)R4であり; R3およぴR4は各々互いに独立に、C1〜C4アルキル、C3〜C8シクロアルキ ルまたはアリールであり、その各々が非置換で あるかまたは置換されており; mは0〜5であり、mが1より大きい場合、基R1は同一または異なり;そし て nは0〜5であり、nが1より大きい場合、基R1は同一または異なる〕 と、遊離形または塩の形の少なくとも1つの式IIの化合物 〔上式中、 R5はC1〜C4アルキルまたはC2〜C4アルケニルであり; 原子22と23の間の結合は単結合または二重結合であり; 6は水素、非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキル、非置換のもしく は置換されたアリール、−C(=O)R17または−Si(R18)(R19)(R20)であり ; R7は水素またはヒドロキシであるか、原子22と23の間の結合が二重結合であ る時、R7は水素であり; R8は水素、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、アリール、置換された アリール、または基−OR9もしくは−SR9であり; R9はC1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、アリー ル、C(=O)R16、置換されたC1〜C8ア ルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニルもしくはアリール、または非 置換のもしくは置換された複素環式基であり; R10は水素、非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキル、アリール−C1 〜C4アルキル、−(CH2)oCOR11または−SO215であり; R11は水素、C1〜C8アルキル、アリール−C1〜C8アルキル、C2〜C8アル ケニル、C2〜C8アルキニル、C1〜C8アルコキシ、C2〜C8アルケニルオキシ 、C2〜C8アルキニルオキシ、アリール、アリールオキシ、−N(R12)R13、 −(CH2)pCOOR14、またはC1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくは ニトロにより置換されたC1〜C8アルキルもしくはC1〜C8アルコキシ、または C1〜C4アルキルにより、ハロ−C1〜C4アルキルにより、C1〜C4アルコキシ により、ハロ−C1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくはニトロによ り置換されたアリール、アリールオキシもしくはアリール−C1〜C8アルキルで あり; R12およびR13は各々互いに独立に、水素、C1〜C8アルキル、フェニル、ま たはC1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくはニトロにより置換され たC1〜C8アルキルもしくはフェニルであり; R14は水素または非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキルであり; R15は各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜C8アルキルまたはア リールであり; R16は水素、各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜C8アルキル、 C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; R17は水素、各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜 C8アルキル、C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; R18,R19およびR20は各々互いに独立に、各々が非置換であるかまたは置換 されているC1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; oは0,1,2,3または4であり;そして pは0,1,2,3または4である〕 との組合せを含んで成る、請求項1に記載の組成物。 3.遊離形の式Iの化合物と式IIの化合物とを含んで成る、請求項2に記載の 組成物。 4.ルフェヌロンを含んで成る、請求項3に記載の組成物。 5.フルアズロンを含んで成る、請求項3に記載の組成物。 6.ルフェヌロンとミルベマイシンオキシムを含んで成る、請求項3に記載の 組成物。 7.フルアズロンとミルベマイシンオキシムを含んで成る、請求項3に記載の 組成物。 8.少なくとも1つの補助剤を更に含んで成る、請求項1に記載の組成物。 9.宿主動物の体内および体表面の寄生生物を防除する手段の調製のための請 求項1に記載の組成物の使用。 10.請求項1に記載の組成物の寄生生物有効量を含有する手段を宿主動物に投 与することを特徴とする、請求項9に記載の使用。 11.前記手段が経口的に、非経口的にまたはインプラントにより投与されるこ とを特徴とする、請求項10に記載の使用。 12.前記手段が経口投与されることを特徴とする、請求項11に記載の使用。 13.動物において寄生生物を防除する方法であって、請求項1に記載の組成物 の寄生生物有効量を動物フードに添加することを特徴 とする方法。 14.前記宿主動物がネコまたはイヌであることを特徴とする、請求項9に記載 の使用。 15.前記寄生生物が、昆虫、ノミ目の代表物または寄生蠕虫であることを特徴 とする、請求項9に記載の使用。 16.イヌノミ(Ctenocephalides canis)種またはネコノミ(Ctenocephalide s felis)種の外部寄生生物と、イヌ鉤虫(Ancylostoma caninum)、イヌ糸状 虫(Dirofilaria immitis)、イヌ回虫(Toxocara canis)またはイヌ鞭虫(Tr ichuris vulpis)種の内部寄生生物とか同時に防除されることを特徴とする、請 求項15に記載の使用。 17.ネコノミ(Ctenocephalides felis)種の外部寄生生物とイヌ糸状虫(Di rofilaria immitis)種の内部寄生生物とが同時に防除されることを特徴とする 、請求項16に記載の使用。 18.請求項8に記載の組成物の調製方法であって、活性成分が1または複数の 補助剤と均質混合されることを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A01N 55/00 A01N 55/00 C (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AU,BB,BG,BR,CA,CN ,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KP, KR,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK,M N,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK ,TR,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 パークス,スティーブン クレイグ アメリカ合衆国,ノース キャロライナ 27407,グリーンスボロ,セダー クノー ル ドライブ 21 (72)発明者 ヘプラー,ダグラス アイルビン アメリカ合衆国,ノース キャロライナ 27260,ハイ ポイント,ラザール ドラ イブ 3910

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.動物の体内および体表面の寄生生物を防除するための組成物であって、活 性成分として、可変的な比率において、N−フェニル−N′−ベンゾイル尿素の 物質群から選ばれた遊離形または塩の形の少なくとも1つの殺寄生生物活性化合 物と、ミルベマイシン、アベルメクチン、ミルベマイシンオキシム、モキシデク チン、イベルメクチン、アバメクチンおよびドラメクチンの物質群から選ばれた 遊離形または塩の形の少なくとも1つの殺寄生生物活性化合物との組合せを含ん で成る組成物。 2.活性成分として、遊離形または塩の形の少なくとも1つの式Iの化合物 〔上式中、 R1はハロゲン、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ハロ−C3〜C8 シクロアルキル、ハロ−C1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシ、C1〜C4ア ルコキシ−C1〜C4アルキルまたはハロ−C1〜C8アルコキシであり; R2はハロゲン、C1〜C8アルキル、C3〜C8シクロアルキル、ハロ−C1〜C8 アルキル、ハロ−C3〜C8シクロアルキル、C1〜C8アルコキシ、C3〜C8シ クロアルコキシ、ハロ−C3〜C8シクロアルコキシ、ハロ−C1〜C8アルコキシ 、アリールオキシもしくはヘテロアリールオキシ、置換されたアリールオキシ もしくはヘテロアリールオキシ、または基-CH2-O-N=C(R3)R4であり; R3およびR4は各々互いに独立に、C1〜C4アルキル、C3〜C8シクロアルキ ルまたはアリールであり、その各々が非置換であるかまたは置換されており; mは0〜5であり、mが1より大きい場合、基R1は同一または異なり;そし て nは0〜5であり、nが1より大きい場合、基R1は同一または異なる〕 と、遊離形または塩の形の少なくとも1つの式IIの化合物 〔上式中、 R5はC1〜C4アルキルまたはC2〜C4アルケニルであり; 原子22と23の間の結合は単結合または二重結合であり; 6は水素、非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキル、非置換のもしく は置換されたアリール、−C(=O)R17または−Si(R18)(R19)(R20)であり ; R7は水素またはヒドロキシであるが、原子22と23の間の結合が二重結合であ る時、R7は水素であり; R8は水素、C1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、 アリール、置換されたアリール、または基 −OR9もしくは−SR9であり; R9はC1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2〜C8アルキニル、アリー ル、C(=O)R16、置換されたC1〜C8アルキル、C2〜C8アルケニル、C2 〜C8アルキニルもしくはアリール、または非置換のもしくは置換されたヘテロ シクリルであり; R10は水素、非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキル、アリール−C1 4,アルキル、−(CH2)oCOR11または−SO215であり; R11は水素、C1〜C8アルキル、アリール−C1〜C8アルキル、C2〜C8アル ケニル、C2〜C8アルキニル、C1〜C8アルコキシ、C2〜C8アルケニルオキシ 、C2〜C8アルキニルオキシ、アリール、アリールオキシ、−N(R12)R13、 −(CH2)pCOOR14、またはC1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくは ニトロにより置換されたC1〜C8アルキルもしくはC1〜C8アルコキシ、または C1〜C4アルキルにより、ハロ−C1〜C4アルキルにより、C1〜C4アルコキシ により、ハロ−C1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくはニトロによ り置換されたアリール、アリールオキシもしくはアリール−C1〜C8アルキルで あり; R12およびR13は各々互いに独立に、水素、C1〜C8アルキル、フェニル、ま たはC1〜C4アルコキシにより、ハロゲンによりもしくはニトロにより置換され たC1〜C8アルキルもしくはフェニルであり; R14は水素または非置換のもしくは置換されたC1〜C8アルキルであり; R15は各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜C8アルキルまたはア リールであり; R16は水素、各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜C8アルキル、 C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; R17は水素、各々が非置換であるかまたは置換されているC1〜C8アルキル、 C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; R18,R19およびR20は各々互いに独立に、各々が非置換であるかまたは置換 されているC1〜C8アルキル、C1〜C8アルコキシまたはアリールであり; oは0,1,2,3または4であり;そして pは0,1,2,3または4である〕 との組合せを含んで成る、請求項1に記載の組成物。 3.遊離形の式IおよびIIの活性成分化合物を含んで成る、請求項2に記載の 組成物。 4.ルフェヌロンを含んで成る、請求項3に記載の組成物。 5.フルアズロンを含んで成る、請求項3に記載の組成物。 6.ミルベマイシンオキシムを含んで成る、請求項3に記載の組成物。 7.ルフェヌロンとミルベマイシンオキシムを含んで成る、請求項3に記載の 組成物。 8.フルアズロンとミルベマイシンオキシムを含んで成る、請求項3に記載の 組成物。 9.少なくとも1つの補助剤を更に含んで成る、請求項1に記載の組成物。 10.動物の体内および体表面の寄生生物を防除する方法であって、請求項1に 記載の組成物の殺寄生生物活性的有効量を宿主動物に投与することを含んで成る 方法。 11.前記組成物が経口的に、非経口的にまたはインプラントにより投与される ことを特徴とする、請求項10に記載の方法。 12.前記組成物が経口投与されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。 13.前記組成物が動物フードと一緒に投与されることを特徴とする、請求項12 に記載の方法。 14.前記宿主動物がネコまたはイヌであることを特徴とする、請求項10に記載 の方法。 15.前記寄生生物が、昆虫、ノミ目の代表物または寄生蠕虫であることを特徴 とする、請求項10に記載の方法。 16.イヌノミ(Ctenocephalides canis)種またはネコノミ(Ctenocephalide s felis)種の外部寄生生物と、イヌ鉤虫(Ancylostoma caninum)、イヌ糸状 虫(Dirofilaria lmmitis)、イヌ回虫(Toxocara canis)またはイヌ鞭虫(Tr ichuris vulpis)種の内部寄生生物とが同時に防除されることを特徴とする、請 求項15に記載の方法。 17.ネコノミ(Ctenocephalides felis)種の外部寄生生物とイヌ糸状虫(Di rofilaria immitis)種の内部寄生生物とが同時に防除されることを特徴とする 、請求項16に記載の方法。 18.前記宿主動物がイヌであることを特徴とする、請求項17に記載の方法。 19.請求項10に記載の方法における、請求項1に記載の組成物の使用。 20.前記活性成分が1または複数の補助剤と均質混合されることを特徴とする 、請求項9に記載の組成物の調製方法。
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